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2022-10-12

[] そのよんひゃくよんじゅうはち

クラウディオーッス

 

本日芭蕉忌、豆乳の日、あとコロンブス新大陸を見つけた日、ですがコロンブス所業のせいでコロンブス名前を使うことは避けられる傾向にあるみたいです。

後々に響くようなミスなんて結構ある訳で、そのミスを早々に片付けないと後始末がめんどくさくなりますからね。

まぁ物理的に片付けようとして上手くいかなかったから後々に響いてるんでしょうけどね。

早々に、かつ穏便に、となるとなかなか難しいところです。

まぁ早々に取り掛かって、拙速にならないようにペースを保ちながら解決していくのが一番なんでしょう。

言ってて難しい気がしてきましたね、まぁそれでもやるしかないんでしょう。

 

ということで本日は【綿密な話し合いよいか】でいきたいと思います

綿密な話し合いよいか!綿密な話し合いヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

2022-10-06

岸田、嫌いじゃなかったけど、来年4月までには辞任してると思う

前任者の安倍晋三菅義偉が最悪だったこともあり岸田には軽く期待していた。今も人間としては前述2人よりはマシだと思ってる。

ただ政治家として特にやりたいこともビジョンもなく、現状維持、棚上げ、先送り型の総理であって、何一つプラスになるようなことはしない政治家だと思われる。つまり最大の期待値が「±0」という総理安倍晋三はまず経済復活というビジョンがあって最終的には「-1000」ぐらいで終わったけどな。

コロナはもう終わったか政局にはならないが、経済外交音痴でとにかく何もしないし、国葬強行と統一教会絡みで支持率を一気に落としてしまい、国葬麻生阿呆から強要されたから同情論があるとして、統一教会拙速組閣して山際大臣みたいな地雷をいれてしまい、国会スタートして毎日吊るし上げられて支持率20-30%ぐらいを低空飛行することは間違いないし、物価高などもあって、もうここから浮上する可能性は低いと思う。地方統一選前には辞任だろう。

2022-09-11

社会活動インフルエンサーへの対処

仁藤夢乃さん周りのゴタゴタを見てると、この手の社会活動インフルエンサーへの対処は、後ろ暗い繋がりなんかを調べあげて喧伝し、権威を引き剥がすのが一番のように思えてくるわ。

仁藤さんとAV新法の当事者意見に耳を貸さな拙速さなんかを見れば分かる通り、そもそもあの手の人達だって議論なんかに興味はなくて、いかに影響力を拡大してルール作りに食い込み、自分の主張を通すかしか考えてないのは明らかなんだから、反対派がそういう盤外戦術に出ても文句言える筋合いじゃないよな。

インフルエンサーが潰れたところで、本当にその主張が正しいものなら世間理想の実現を引き継いでくれるだろうから、別段、社会議論に悪影響もない。

なんなら当人だって『立派な社会活動家』という看板を失うだけで、意見を表明する自由が奪われるわけでもないのだから「後ろ暗い面があったとしても、私の主張自体は間違っていない」と言うことだってできるわけだし。

2022-09-08

やれやれ。仕方がないかApple信者である俺がiPhone 14を擁護してやるか。

おまえらは「iPhone14」がスタンダードモデルだと思って「変わっていない」と文句を言っているようだがそれは間違いなんだよ。

いか、今回のiPhone14 Proは「iPhoneX」の役割で、iPhone14は「iPhone8」の役割なんだ。

覚えてるか?

5年前、iPhoneXとiPhone8は(ほぼ)同時発売だったよな。

ホームボタン廃止してまったく新しいUI採用したXと、従来のデザインのまま中身を新しくしただけの8。

ノッチ廃止してまったく新しいUI採用した14 Proと、従来のデザインのまま中身を新しくしただけの14。

まるきり立ち位置が同じであることがわかるだろ。

まり今回の場合は14 Proのほうがスタンダードで、14は下位機種みたいなものなんだ。

革新を求める人は14 Proを買えばいい。従来どおりのものを求める人は14を買えばいい。

ただし徐々に14 Proの方向性に移行していくから今のうちに覚悟しておけよ。

そういうラインナップなんだよな。

そもそもさ、Appleはもう「新しいハードウェアを追加してみました」を売りにする段階をとっくに卒業してるんだよ。

ハードウェアを追加するなら、それによってどういう機能が実現できるかまでを考えなきゃいけない。

一見すると何の役に立つのかわからないハードウェアが、のちのちOSの色んな機能にしれっと使われたりするんだ。

このあたりはハードソフト一社で開発しているAppleの得意とするところだよな。

からApple製品場合ハードスペックだけを見て「新しくない」と考えるのは間違いなんだ。

ハードソフトをワンセットで見ないといけない。

たとえCPUセンサーアップグレードしただけでも、

その性能をベースOSの新機能が作られていくんだから

その能力を十全に引き出すためにも新機種を買って損はないんだ。

わかったかな?

わかったら速やかにApple教に帰依したまえよ。

ホッテントリ入ったか追記しとくわ。

Lightningについて。そもそもUSB-Cの規格策定を主導したのはAppleなんだが、そういう経緯を知らないのか忘れたのか、「AppleUSB-Cが嫌いだからLightningに固執してる」と思ってる奴が多いよな。しかし実際、MaciPadには既にUSB-Cを導入しているんだからAppleがこだわっているのは「iPhoneにはLightningのほうがいい」という住み分け・使い分けの話なわけよ。たとえばLightningのほうが構造的に薄いとか、サードも含めたエコシステムができあがっているとかな。てかLightningに文句言ってる人も「ケーブル統一できたら嬉しい」くらいの話でしょ。でもiPhoneがLightningをやめるとなったら全世界的な地殻変動が起きるわけよ。そこまでしてiPhoneがLightningをやめなきゃいけない理由ってある?ってことだよね。とはいえEUから命令もあるんで来年には変更されるんじゃないかな。iPhone15に期待してろよ。

指紋認証は、たぶん部品がギチギチに詰まったiPhoneのどこに指紋認証ねじ込むんだ、って話なんだろうな。三流Androidメーカーがショボい部品を寄せ集めて作ってるのとはわけが違うんですよ。このくらいの大きさで、このくらい薄くて、画面の表示は美しく、バッテリーの保ちは維持して、黒縁ベゼル上下左右等幅で、…というデザインがあった上で、Face IDTouch IDちゃんとした精度を保証しないといけない。思いつきで拙速にやって「画面下指紋認証つけました!ディスプレイの画質は下がったけど大丈夫です!」とか、「パンチホールにしたら顔認証の精度が悪化したけど気にしないでください!!」とか、クソAndroidならやっていいかもしれないけど、Apple様はそんな雑な仕事ができないんですよ(まあカメラの出っ張りは擁護できんけどな)。

2022-09-03

共謀罪」とか「テロ等準備罪」とかの議論で、野党の皆さん、何言ってましたっけ?

あの時「定義なんか適当でいいんだよテロなんだからさなきゃダメだろ」って態度だったらよかったんですけどね

やたらと一般人が巻き込まれるだの逮捕されるだの、不安あおってばっかりだったじゃないですか

いやそういう批判必要だとは思うんですよ

で、今回だけなぜか「定義とかどうでもいい、拙速でもいいからとにかくあいつ潰せ!」といつになくお急ぎなのは、いったいどうしてなんでしょうか

2022-08-21

anond:20220821171131

仁藤夢乃

郡司真子

塩村あやか

吉良よし子

この4人で、子悪党というか、言ってることが過激すぎておかしいのは、郡司真子さんだけでしょ。

それでもこの4人は本当にAV被害者のために活動してる。

AV新法は成立まで拙速すぎた麺は猶予期間的な意味でも否定できないけれど、

それでも現行法で発売できるAVだけで流通させれば良いのであって、新法に適応できない業者女優は淘汰されたほうが良いと思う。

2022-07-12

anond:20220712024022

はやいのが取り柄ってのは感じるね。

特に今回のコロナみたいな非常事態には多少拙速でも遅すぎるよりはマシだもんね。

でも同時にちょっと雑さを感じてしまうんだよな、維新には。

やっぱり自民党みたいな老舗の大店は懐の深さが感じられる。

安倍もいれば岸田もいて、高市もいれば河野もいる。そういう点がね。

2022-07-04

山田太郎アクタージュの件デマだって言い回ってるのいるけどデマじゃないじゃん

スクリーンに表示したけど時間がなくて触れなかったからセーフ理論とか意味わからん

スクリーンに写した通りに「表現の自由問題」としてアクタージュ打ち切り認識してたのは変わらんだろ

表現の自由を守る会」の集まりでの話なのに最高顧問赤松無関係なわけもない

当時は事件直後だったせいで拙速なところがあったという言い訳詭弁

なんで数年にわたって公式サイトであの画像載せてたんだ?

山田アンチには選挙前に騒ぐネタとして温存してニヤニヤしてたのがいたんだろうけど、山田サイドで誰も問題視する奴がいなかったのはみんな「アクタージュ打ち切り表現規制問題」だと思ってて疑問に思わなかったんだろ

2022-06-11

anond:20220611143544

キャッシュふる は、三店方式では無かったので認められなかったのです。

三店方式では、

ふるさと納税用の特殊景品市民から買い取る業者

・その業者から特殊景品を買い取り、地方自治体に卸す業者

特殊景品市民に贈答する地方自治体

の3者が、別の事業体であることが不可欠です。


最初は、ふるさと納税の返礼品を買い取ります。くらいの合法的サービスから始めて、

次に買い取りする返礼品のうち、高価で買い取れるもの特殊景品限定し、

その特殊景品採用自治体地場産業で作るようにする。

こういう丁寧な段取りサービス化すれば、完全に誰にも文句の言われないシステムが構築できたのですが、

拙速すぎましたね。

2022-05-25

anond:20220525073404

うん。非常時には精密さより拙速の方が重要。90%以上がちゃんと使えてればまあいいとせねば。

もちろん緊急事態いつまでも続くわけではない。

2022-03-18

孫子「いや、だからね、ロシアが勝つわけないのは分かってたんだって

紀元前500年、今からおよそ2500年前の中国人にすら「負けるって」と断言されるであろうレベル

孫子は言う、五事を揃えなければ勝てない。揃えてないなら戦争なんてするんじゃないと。

五事とは、道、天、地、将、法 に全て照らし合わせ、判断するというもの



5事全てを失って勝てる戦なんてないよと、2500年前の中国人爆笑されるレベルだろう。

孫子曰わく、凡そ用兵の法は、馳車千駟・革車千乗・帯甲十万、千里にして糧を饋[おく]るときは、則ち内外の費・賓客の用・膠漆の材・車甲の奉、日に千金を費やして、然る後に十万の師挙がる。

其の戦いを用[おこ]なうや久しければ則ち兵を鈍[つか]らせ鋭を挫く。城を攻むれば則ち力屈[つ]き、久しく師を暴[さら]さば則ち国用足らず。

それ兵を鈍らせ鋭を挫き、力を屈くし貨を殫[つ]くすときは、則ち諸侯其の弊に乗じて起こる。智者ありと雖も、その後を善くすること能わず

故に兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久を睹[み]ざるなり。それ兵久しくして国の利する者は、未だこれ有らざるなり。故に尽く用兵の害を知らざる者ば、則ち尽く用兵の利をも知ること能わざるなり。

戦争するには金がかかる。時間をかけ過ぎれば経済的に消耗してしまうから、下手な戦いだけど早く終わるってことはあっても、良い戦争がダラダラと長引くなんてことはないよと。

夫れ戦勝攻取して其の功を修めざる者は凶なり。命[なづ]けて費留と曰う。

故に明主はこれを慮り、良将はこれを修め、利に非ざれば動かず、得るに非ざれば用いず、危うきに非ざれば戦わず

主は怒りを以て師を興こすべからず。将は慍[いきどお]りを以て戦いを致すべからず。

利に合えば而ち動き、利に合わざれば而ち止まる。怒りは復た喜ぶべく、慍りは復た悦ぶべきも、亡国は復た存すべからず、死者は復た生くべからず。

故に明主はこれを慎み、良将はこれを警[いまし]む。此れ国を安んじ軍を全うするの道なり。

国費を浪費しながらダラダラ戦争するのは阿保のやる事で、勝てる戦争以外してはいけない。

君主は、一時の怒りの感情から軍を興して戦争を始めてはならない。

そして死者は決して戻ってこない。良い国家元首無駄戦争を避けるものだ。


2500年経っても孫子の言う事は正しいし、2500年後の国家元首であるプーチン孫子に遠く及ばないと言う事だなぁ。

プーチンくん、孫子でも読みたまえ。人は学ぶに遅いと言う事はないよ。

2021-11-07

石橋通宏の第三相試験にかかわる発言一覧

https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=120314260X00420201124

より

石橋通宏君 これ、トランプ政権が、これワープスピード作戦というんでしょうか、相当に、ワープスピード、これ、先ほどの参考人説明ですが、これ、ワープスピードなるものの中身について、つまりこれ、後ほどの議論に関わる、我が国における第三相試験を省略してもいいものなのかどうかというところにも関わるんですが、アメリカにおけるこのワープスピード作戦自体の詳細な中身というのは把握されているんでしょうか。

石橋通宏君 これ、是非改めてその辺はしっかりと、ここも含めた情報開示をしていただかないといけないのではないか

 重ねて、我が国における、この後、今後の承認申請の話、これから聞きますが、それと関わる話ですね、海外いかなる治験が行われ、それが、安全性信頼性いか確認をされたのか。これが、ワープスピードなるものがその通常のやり方とどう違うのかも含めて関わる話ですので、重ねてしっかり確認をいただいて、これを我々に対しても説明いただきたい。その意味での問題提起をさせていただきました。

 もう一点、アストラゼネカも発表されたというのが昨日今日ニュースで出ております。ただ、これ、アストラゼネカについては九月の段階で重大な問題があったということで一旦治験が中断をされております。例えば、このアストラゼネカが一旦中断をしたその詳細な中身、結果どうだったのか。そして、今、この今回公表された約七〇%前後有効性と、そういったものについても、これアストラゼネカとも基本合意を結んでいるわけですが、政府は詳細情報をつかんでいるんでしょうか。

石橋通宏君 いや、結局、九月の有害事象について中身は知らないということ、説明を受けていないということなんでしょうね、先ほどの答弁でいくと。

 そうすると、今回公表されたことについて、ここで全部つまびらかにしてくださいとは言いませんが、そういったことについてちゃん政府として情報提供を受けているのかどうか、把握をされているのかどうか、それが課題だと思いますが、情報提供すら受けていないということでしょうか

石橋通宏君 重ねて今回先ほどの川田委員を含めて議論しておりますのが、こういったことも含めてしっかりと情報開示国民に対する説明をしていただかないといけない。こういったことの積み重ねですよ。そういった事象があったにもかかわらず、それが分からない、説明もできない、いや、それではなかなか納得いただけないのではないか。ここも今後の議論で重大なポイントだと思いますので、引き続きフォローさせていただきたいと思います

 アストラゼネカについては、一部治験のものに対して重大な疑義も挟まれているようです。こういったことも政府としてしっかり把握をしていただいて、重ねて情報開示をしていただかないといけないということも申し添えておきたいと思います

 それでは、本論に入っていきたいと思いますが、まず大臣今日資料の一で、これ衆議院で我が党の長妻委員から大臣に対しても課題共有があり、御説明があったと思います。我々、ワクチン法案議論にも資する形でこの立憲民主党としての新型コロナワクチン原則というものを党として確認をさせていただいて、大臣にも共有をさせていただいたところです。

 今日、一つ一つ中身はこの後の議論でそれぞれのポイントについて取り上げてまいりたいと思いますのでここでは御説明しませんが、大臣衆議院の答弁でも、課題認識については共有をしておるという答弁もあったと思いますが、これ、それぞれの五原則、大変重要な、当然政府としてこれを肝に銘じて今後のコロナワクチン対応いただきたいということだと思いますが、重ねて大臣問題意識共有をいただいて、これしっかり今後の対応に踏まえていただける、そういうことでよろしいでしょうか。

石橋通宏君 何か答弁がトーンダウンしましたね。後退したような気がしますが、重ねて、これ、一つ一つ情報をしっかりと国民の皆さんに共有をいただきたい、説明すべきだ。

 で、今後の議論になりますが、接種判断国民一人一人が接種判断をしていただく、それは科学的根拠必要だ、そういった、当然だと思いますが、これ確認させていただいておりますので、是非大臣、これ一つ一つしっかりと踏まえた上での対応いただきたい、これはお願いをしておきたいと思います

 その上で、先ほど申し上げたとおり、今回やっぱり国民の皆さんの多くの御懸念不安に思っておられる点、その一つは、今回のコロナワクチン開発、皆さん待ち望んでおられるわけですが、一方で、やはりかなり拙速に進められているのではないか安全性大丈夫なのか、信頼性は本当に足りるのかということを疑問に思われているんだというふうに思います

 参考人確認します。

 通常のワクチン開発、これ、物によっては十年という歳月が掛かるものもあると理解をしておりますが、通常はどれぐらいの年月掛けてワクチンというのは世に出るものなのでしょうか。

石橋通宏君 やはりワクチン安全性、これをしっかり確保する上で、やっぱり物によっては十年という、一般的にも五年とかいうふうに専門家の皆さんからも我々もお聞きをしております

 今回、資料の二、先ほどもちょっと触れましたが、正式契約モデルナ、それから基本合意ファイザーアストラゼネカがあるわけですが、ちょっと参考までに簡潔に、これら三社、今回のワクチン開発、まあファイザー場合はいよいよ十二月には先ほど言ったように接種が開始されるのではないか、一体、ワクチン開発、その接種までどれぐらいの期間なんでしょうか

石橋通宏君 はっきり言われませんが、当然、今回コロナですからコロナ発症以降の対応ということでいけば一年に満たない開発期間で対応されているということで、今おっしゃられた技術革新それから、今回は初めてメッセンジャーRNA等々を含めて、それがどう作用したのか、そういったことも関係するんだとは思いますが、一方で、通常であれば五年、中には十年というものがこれだけ短期間で開発をされ、そして接種がされようとしているということについて考えれば、やはり殊更にむしろ安全性というものはしっかり確認、確保をしていかないといけないんだというふうに思っております。そこが、重ねて国民の皆さんの一番の心配懸念点で、政府にはそこをしっかりと説明していただかなければいけないんだというふうに思っております

 これも簡単結構ですが、これまでやはり一定期間、時には数年たって重篤副反応が出たワクチンケース、これ多々、先ほど川田委員も触れられましたが、あると理解しておりますが、そういうことですね。

石橋通宏君 重ねて、今回初めてのメッセンジャーRNAということも含めて、やはり今後、中長期に副反応が出ないとも限らないと。そのために、しっかりとした安全性の、接種が始まるまでのところの安全性の確保、始めて以降もこれしっかりと確認をしていっていただかないといけないというのを、これやっぱり殊更にやっていただかないといけないんだというふうに思います

 その上で、ちょっと飛ばしながら、ワクチン承認の件について、特に衆議院段階でも、あと本会議代表質問でも何人か取り上げておられましたが、第三相試験をやるのかやらないのかという論点について少し改めて確認をしておきたいというふうに思います

 資料の四に、新型コロナの早期実用化のプランというものを、厚生労働省公表されております。加えて、じゃ、国内で通常、第三相の試験、これが必要だと。ところが、衆議院段階でも政府答弁、もう資料の五で幾つか重要な答弁について紹介をさせていただいておりますが、海外で第三相試験をやっていれば国内ではやらなくてもいいんだというような答弁があるようですが、重ねて確認します。これ、コロナ、三社のワクチンについて、海外で第三相試験がやられていれば、その結果をもって国内では第三相試験はやらないんだ、やらなくてもいいんだ、そういうふうに厚生労働省としては判断しておられるということでしょうか。

石橋通宏君 済みません、はっきりしないので。

 科学的根拠に基づいてそれは判断をされていると。つまり、今回コロナについては感染の状況などもまだまだ分からないことも多々あるんでしょうけれども、やはり日本人含めたアジア系の皆さんとさらには欧米系の皆さんと、やっぱり感染の広がり等々も違うのではないか重症化の度合いも違うのではないか、そういったこともこれまで言われているところです。つまり、かなりの部分、人種とかそういったものにくっついて違いが生じている、違いがあるのではないかということも言われております。そんな中で、海外治験が行われ、第三相が行われれば、それをもって日本で第三相をやらなくてもいいと。ちょっとなかなか説得力が分からないんですけれども。

 重ねて、それ、科学的にどうそれが日本ではやらなくてもいいんだということになるのか、もう一度これ御説明いただけませんか。

石橋通宏君 済みません、国内でも治験が行われている。じゃ、三社はそれぞれ国内でどれぐらいの治験を行っていますか。これを教えてください。

石橋通宏君 モデルナは公表なしということで分からないんですが、これは聞いていない、分からないということですか、情報開示ができない、若しくはやっていない、どれですか。

石橋通宏君 公表ないというのはやっていないということなんですか。ちょっとそれはちゃん確認してくださいよ。

石橋通宏君 これ、今言われたとおり、ファイザー百六十、アストラゼネカ二百五十、モデルナは分からない、これから準備やる。それで、先ほど大臣が言われたような、国内で第三相をやらない、海外でやっていれば。これだけの数をやれば、先ほど言われた日本人における免疫原性安全性確認というものができるんですか。ちょっと、ここがやっぱりにわか国民の皆さんに御理解をいただけないところでないかなと。

 どれだけ海外で、先ほど言った海外での治験の状況もまだこれから申請が出てこなきゃ分からないということ、一体どれだけの治験対象で行われているのか。例えば、今回でいけば、三社とも妊婦さんは除外をされているということのようですし、一定年齢以下の子供さんも除外をされているということも伝えられております。じゃ、例えば人種の違いとかそういった様々な違いというものがどこまで反映されているのか。

 いや、全部把握をされて、大臣、さっきの答弁されているんですか。日本がこれだけの百六十、二百五十的な規模で、それだけの違いというものが本当に分かるんですか。重ねて、そこが国民の皆さんの理解、納得をいただく上で大変重要ポイントだと思いますが、これ、科学的に本当にそれ示していただけるんですか。

石橋通宏君 いや、重ねてこれ、大臣、しっかりとその情報データ根拠科学的なデータ、開示をしていただけるということでよろしいんですね。

石橋通宏君 重ねて、これはしっかりとその点説明していただかないと、我々もこの点は、国民の皆さんの懸念に我々自身も応えることができません。ですので、しっかりとその根拠を含めて開示をしていただきたい。今お約束いただきました。是非しっかりとした対応をお願いしておきたいと思います

 過去にも、これ衆議院でも議論がありましたが、海外でのデータのみで、第三相を海外で行われて国内で第三相を省略した結果、重大な副反応被害を出した新薬あったと理解しておりますが、それ、事実ですね

石橋通宏君 ちょっとこれ、衆議院の厚労委員会の質疑で取り上げられておりましたので、そこにおられたんだと思いますが、これ、ちょっと重ねて、過去にそういう事例があったのであればそれもしっかりと情報開示いただきたいと思いますので、いま一度これ過去の事例も含めてお調べをいただいて情報提供をしていただきたいというふうに思いますので、ここはよろしいですね。はい大臣うなずいていただいておりますので、対応の方をよろしくお願いします。

 それで、もう一点、今後やられる上で、これも衆議院の質疑で気になることが、新聞報道にも出ましたけれども、これで何やら、承認をして、第三相をやらないままに承認をしながら、最初の段階で希望者を募り、約一万人に協力を求めて、まずは接種をしていただいて健康状況を確認するというようなことが報道にもありましたが、まず、これ事実関係、一体どういう趣旨で、それをどういう形でやられるのか、御説明いただけますか。

石橋通宏君 それは、多くの皆さんに接種を始める前に一万人の方々に接種をいただいて、その結果を待ってから先に進んでいくという趣旨なのか。つまり、本法案でいけば、臨時接種で大臣から都道府県経由で市町村に指示を出す、その指示を出す前にその一万人の接種をお願いする、そういうことですか。

石橋通宏君 いや、しかし、同時にやるのでは意味がないのではないですか。何のためにこの一万人の先行接種、これ先行なのか同時なのか。もし確認をされるということであれば、当然ですが、国民の皆さんに接種勧奨をする前にこれをやって、そして反応を見ると。

 本来承認前に先ほど来お願いしている第三相試験をしっかり同程度やってから承認判断をされるべきものではないかとやっぱり我々なんかは思いますが、そうではない、まずは承認なんだ、承認後に一万人にお願いするんだ。であるとすれば、やはりこれ、接種勧奨する前にこれ一万人ということに、皆さんにお願いして状況を確認するということなのかなと思ったんですけど、違うんですか。

石橋通宏君 いや、しかし、こういう形でまた新聞報道にも出る、それが一体どういうものなのか、国民の皆さんも一体どういうことなのかという、かえって何か不安感を招きかねません。

 これはしっかりとやはり考えていただいた上での国会で質疑対応もしていただければと思いますが、これはやっぱりもう早急にどういう形でやられるのか、まだ承認申請が出ていない段階だからと言われるのかもしれませんが、本来承認手続の在り方も含めて、重ねて、国民の皆さんに安心をしていただける形を整えていただかなきゃいけないので、これは引き続きしっかりとした説明を求めていきたいというふうに思います。それでよろしいですね、局長ね。

以降は接種勧奨と努力義務についてなので省略

anond:20211106195909

2021-11-06

公明党はいから野党になったんですかね

この件

知念実希人 小説家医師 on Twitter: "『野党ワクチンに協力的だった嘘つくな!』と大量のリプライ頂きますが、 一部野党が主張していた『国内で第3相をしてからワクチン承認するべき』が万が一とおっていたら まだ日本ではワクチン打ててない可能性高いですからね! 承認は数か月は遅れ、万単位犠牲者が出たはずです。"

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/MIKITO_777/status/1456533064134193153

ブコメ議事録リンク等があったので一応読んでみたら

公明党高木委員も、専門家の言う通り第三相試験ちゃん検討してねって言ってるみたいなんですけれどね。

第203回国会 厚生労働委員会 第5号(令和2年11月18日水曜日))

https://www.shugiin.go.jp/Internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/009720320201118005.htm


高木(美)委員

(略)

昨日の参考人質疑におきましても、ワクチン国内における第三相試験について、岡部参考人も、また宮坂参考人も、必要だ、時間目標人数を決めて行うべきである、このように言及をされておりました。例えば岡部参考人は、やはり「基本線からいえば、ルールどおりの三相試験必要だと思います。 ただし、人数を例えば少し制限をするとか、このぐらい時間がかかるものもっと短く、議論するんだというようなことも含めて、総合的に議論必要だというふうに思います。」と。宮坂参考人も同様のお話でございました。


 国内データをどのように蓄積をしていくか、やはり何らかの手だてを講じる必要があると思っております厚労省見解を求めます


(回答含む質疑略)


高木(美)委員

 大変重要なところでございますので、できれば一社一万人という規模でやっていただければよろしいのではないかというふうに、ここもやはり専門家意見をしっかり聞いていただく。せっかくやっても有効性を問われるのでは意味がありませんので、そうしたことも含めて御検討をお願いしたいと思いますよろしくお願いいたします。

公明党って野党なんでしたっけね。

それとも、与党ノーカン野党けが一方的に悪いって事になるんでしょうか。


◆他に気になったブコメについて

id:barelo 令和2年11月24日立憲民主党石橋通宏「第三相試験をしっかり同程度やってから承認判断をされるべきものではないかとやっぱり我々なんかは思いますhttps://kokkai.ndl.go.jp/txt/120314260X00420201124/106


発言こちら。


石橋通宏

 いや、しかし、同時にやるのでは意味がないのではないですか。何のためにこの一万人の先行接種、これ先行なのか同時なのか。もし確認をされるということであれば、当然ですが、国民の皆さんに接種勧奨をする前にこれをやって、そして反応を見ると。

 本来承認前に先ほど来お願いしている第三相試験をしっかり同程度やってから承認判断をされるべきものではないかとやっぱり我々なんかは思いますが、そうではない、まずは承認なんだ、承認後に一万人にお願いするんだ。であるとすれば、やはりこれ、接種勧奨する前にこれ一万人ということに、皆さんにお願いして状況を確認するということなのかなと思ったんですけど、違うんですか。


切り取られた部分だけを読むと「第三相試験やってよ」と要請しているように受け取ってしまます

全文読めば「本来は第三相試験してから承認だと思うんだけど、まず承認するんだって理解でいいですよね」と、政府の進めようとしているプロセス確認している趣旨なのがわかります

id:bareloに悪意は無いのかもしれませんが、結果として元々の文意とは異なる”切り取り”をしています


え?でも「先ほど来お願いしている第三相試験」ってあるんだから、その前に散々要請はしてるんだろ、ですって?

ならその「先ほど来」の部分から切り取ればいいですよね。

なぜそうしなかったんでしょう?

実はそこまでの議論を読んでも、石橋氏は第三相試験要請してないんですよ。

ずっと「第三相試験なしで承認するなら国民理解してもらえるように根拠説明して」って言ってるだけで、第三相試験をやれなんて言ってないんですよ。

から変なところから切り取るしかなかったんでしょう。

これ喋ってるものをそのまま書き起こしてるからわかりにくいんですけど、要は

本来承認前に先ほど来(から実施しない理由についての説明を)お願いしている第三相試験を』

って読むのが文脈からして正解なんじゃないかと思います


議事録からみる他の立憲議員は?

全部の議事録を読んだわけではないですが、他にも立憲の長妻氏は「早ければ12月には承認」するスケジュール前提で喋っており

第三相試験をやってまで遅くしろとは言ってないですね。

スピード大事だけど拙速にならないようにくれぐれも注意してくれ、程度ですが、まあそりゃそうだろうなとしか


立憲の中島氏は確かに「第3相試験やるべきではないか」と発言してますね。

でも読む限りの個人的感想ではそんなにしつこく求めてるわけでもなくアリバイ作り的に言ってるだけに見えるので、

スケジュールを遅らせようとか何が何でもって意図は無いように見えます

つかこの程度で責められるなら、上述した公明党委員さんだって第3相試験やれ言うてるやん、て話です。


2021-10-07

anond:20211007114302

これ根本的に間違えてると思うけど、

いや、そちらこそ根本的に間違えてると思う。

弱者が最終的に求めるのはセックス、と言われているが、

強者は最終的にセックス求めない、とは言っていない。ツイート続きを読む真意がわかる。

モテない男性拙速な振る舞いを咎めている。強者男性が最終的にセックスを求めてないとかは言及してない。

あくまで、弱者男性女性をどう扱うかを気にしている。増田の論のなぜ弱者男性はそうなったのか、はそれはそれで説明として面白いが、ツイート主の問題提起とは独立していて、反論にはなっていない。

2021-09-23

立憲民主党戦略は悪くないと思うが・・・

政策小出しにする立憲民主党戦略批判する人が多いけど、自分は支持者の欲目もあるけど割と好意的なほう。つまり最初から体系的な政策を打ち出すことで何を恐れているのかというと、以下のことだろう。

→ (1)たとえば「子育て支援」で児童手当の増額を目玉政策として打ち出す。

→ (2)ところが、政権与党も「子育て支援」で児童手当の増額を掲げ、争点を潰しにかかる。

→ (3)慌てて争点を変えるが、当然ながら「主義主張がブレまくり」と有権者の目に映って立憲民主党は見放される。

そもそも自民党イデオロギー一枚岩ではなく、岸田や野田のように「反自由主義」や「ダイバーシティ」など従来の野党政策論の近い意見を持った人間自民党内には数多くいるので、争点を拙速に決めると容易に争点潰しにあってしまう。そうならないためには、以下のような戦略をとる必要がある。

→ (1)まず、モリカケ問題の究明など、絶対政権与党が受け入れないであろう政策だけを最初に掲げ、様子を見る。

→ (2)次第に政権与党から個別具体的な政策メニュー提示されるようになる。

→ (3)それを慎重に観察しながら、政権与党最後まで拒否あるいは無視している政策が何かを見極めて、それを争点にして選挙を闘う。


ただ多くの人に伝わりにくいという難点は確かにある。あと争点として「消費減税」だけは絶対ダメだと思う。与党が厳しい歳出削減策と一体で掲げるならともかく、今の野党がそれを掲げても「政治的実現性の低い、甘言で有権者馬鹿にした政策」としか受け止められない。

2021-09-09

anond:20210909180726

代表選議論理念に寄っていたからといって「やりたいことがない」と判断するのは拙速ではありませんか?

実際に「立民がほとんど法案を提出していない」だとかであれば「やりたいことがない」と言えるのかもしれませんが、

たとえば公式サイトであれば「提出法案」や「提出議員立法一覧」のページにて、

どんな法案が提出されているのか具体的にリストアップされていますよね。

これを見て「理念レベルであり具体的な政策は少ない」と言っているんですか?

https://cdp-japan.jp/visions/submission_bill

https://cdp-japan.jp/visions/submission_bill_by_diet_member

2021-08-27

デジタル庁の拙速が拙すぎて巧遅比較する以前の問題なの草

なんというか、今まで巧遅の極みだった役所がいきなり拙速やろうとしたってすぐにうまくいくわけないわな。

でもまぁ、デカカンバン掲げて走り出さなきゃ予算も人もつかなかったのかも、と思うとどうしたって問題は起こるのかなという気もする。

これから上手く走ることが出来るようになってくれないと困るが、どうなることやら。

2021-08-25

アフガンに関わると不幸になる

アフガニスタンに関わった連中は全員不幸になるとしか思えない。これはほとんど歴史上の結論だと思う。以下に報道を眺めていて思った各勢力の現況を並べるが、どの国もポジティブな要素があまりにも少ない。

まずはアメリカ対テロ戦争大義を掲げて侵攻し、現地で蛮行を重ねたのちに軍事スキームの変化とともに撤退した。しかオバマ政権以降の特殊部隊群の偏重による住民感情一方的悪化や、トランプ政権での撤退計画の加速、何より拙速にも9月11日までの撤退を急いだ自己陶酔的なバイデン政権政治判断により、世界的に自国の敗北を印象付ける最悪の形での幕切れを迎えてしまった。

パックス・アメリカーナの落日。いずれアフガンでの戦争行為について国際的非難を浴びせられる日が来るのかもしれない。われわれも一応かつての世界大戦の当事者としてそれに同調する可能性が無きにしもあらずだが、その時の極東情勢がどうなっているのか。もはや考えたくもない。

続いてヨーロッパ各国。まずタリバン復権自体が寝耳に水だったようにしか思えない。進軍が報道されてからの無様なこと。事態の取り返しが付かなくなってからも、米軍による秩序とアフガンの人道の危機を訴え(その両者が相反することをどれだけの人が分かっているだろう)、アメリカに再び軍隊を戻すよう呼び掛けたが、自分たちでは国際秩序を維持する能力意思も無いことを改めて露呈しただけだった。しかヨーロッパの首脳たちはここで退くわけにもいかない。何故なら中東イスラム過激派の主たる標的は、他ならぬ欧州先進諸国なのだから

見過ごされがちなインドアメリカ方針同調してアフガン支援を行ってきたが、その甲斐もあって今や当地で全てを失った。長年イランを経由してアフガニスタンから輸入を行う計画を進めていたが、現在両国貿易は停止している。取引はいずれ再開されるにしても、アメリカと異なる戦略のもとイランに整備したチャーバハール港は、中国支援するパキスタンのグワデル港に対して少なからず優位性を失うことだろう。

パキスタンタリバンの主たる支援国家であり、今回の戦争でも勝者の側として報じられることが多い。

だがパキスタン過激派テロによって二十年間で数万人の自国民の命を失っている。その一部がタリバンの残党を匿ったことでもたらされたのは否定しようがなく、払った血の代償は重い。

また、パキスタンアフガニスタン国境線(デュアランド線)がタリバンを輩出したパシュトゥン人居住区を分断しているのも懸念材料だ。タリバン政権が将来的に安定すれば苛烈国際紛争火種にもなりかねない。パキスタンは一体どこに向かっているのだろう。だがインド憎しで走りはじめた彼らの野望は、最早誰にも止めることはできない。

みんな大好き中国パキスタンと同じくゲームの勝者として報道されている。アフガニスタン国境を接する中国は、同じスンニ派である新疆ウイグルタリバン政権が手を組むことを警戒したため、先んじてタリバンに取り入ることで自国反体制運動に先手を打った。

だがリスクは消え去ったのか? タリバンイスラーム主義交差点であり、ジハードのもの真摯構成員も多い。彼らが国境の先で弾圧に苦しむ同胞存在を知った時、シンパシーを抱く可能性は大いにある。ただでさえムスリムの多くは真面目で敬虔な人々なのに。

また中国タリバンに対する支援はどうだろう。よく言われるのは豊富資源に見据えた資源開発援助や事業投資だが、アフガニスタンの情勢でどれほど成果を挙げられるかは未知数だ。中国アフリカで輝かしい成功を収めてはいるが、歴史的なグレート・ゲーム舞台で長期的に何が起こるのか、慎重に見定める必要がある。

またあまり言われないことだが、米軍南アジアから撤退は、同時に極東への戦力転換が行われる可能性も示唆している。香港が落とされたことで半ば恐慌状態にある東アジア情勢は、今後さらに油断ならない戦場になるかもしれない。

そして忘れられたアフガニスタンの人々。一連の戦争一方的被害者であるアフガニスタン地政学的に重要土地であり、歴史上多くの戦争が起こったが、その多くで彼らのほとんどは戦争主体でも何でもなかった。

アフガニスタンは彼らのものであるしか悲惨な状況が長く続いた一方で、彼らについて考えたり支援する人は少なかったようだし、それを継続するのはもっと難しいのだろう。自分も今回コロナで暇になってニュース見るまであまり興味を持ってこなかったけど、願わくば今後は彼らのために些細な不幸を引き受けられるようにできたらと思う。

2021-08-23

進学校出身のやつって頭で考えすぎじゃない?

世の中頭で考えた方がいいことは多いけど、頭で考えない(身体性や突発性的案件)ほうがいいものってあるじゃん

拙速をたっとぶという言葉がある通りスッと動いた方が総合的にみて良い場合がある。

経験を積んで時と場合により使い分けたりブレンドさせて振る舞った方がいいんだけど、進学校出身のやつって頭でばっかり考えて勝手可能性を想定しすぎてプレッシャーに押しつぶされてない?

例えば明日朝イチでメール見てから判断すればいいのを、前の日の晩に想定されるメールの内容と対応を何パターンも考えすぎて寝不足になるようなやり口で仕事するやつ多くない?

他にメールの内容では、何度かやり取りする中で意見のすり合わせを微調整していくところを一発で細かく正確な表現を決めようとして失敗してない?

これは相手他者である以上少なくない確率で失敗する。

からこそ一発で決めないでやり取りの中で方向性を互いに掴んでいくべきなのだが、頭の中で完璧理想を考えてばかりで、簡単メール打った方が速いということに気付かない奴が多い。

熟慮することこそ至高と思いすぎている。熟慮のデメリット費用対効果を考えた方がいいと思う。

仕事以外も、というか仕事以外こそ、もちろんそう。

2021-07-09

anond:20210709182308

多くの人たちが6時前から予約サイトに張り付いてリロードしてたんだから拙速も何もないよ。

anond:20210709182203

孫子兵法曰く『兵聞拙速』。つまり巧遅は、拙速しかず』。即ち「仕事作戦は、『その質よりも早さ』の方が大切である」と。

2021-07-02

コロナ禍で間違え続けた左派

最初に断っておくと自分政治的左派(とりあえず安倍菅政権批判派ぐらいに理解して欲しい)であるTwitterフォローしている人の圧倒的多数も、当然ながら左派であるしかし、昨年2月以来コロナ禍では、左派のあまり認識や見通しの間違いに幻滅と失望連続で、次第にTwitterを開くこと自体も若干苦痛になっていた。あまりにひどいのでフォローを外した人も複数いる。

1)最初期、韓国イタリアPCR検査数の多さを絶賛して安倍政権批判するが、その後イタリアでは感染爆発で医療崩壊に。その後もアメリカなど検査数の多さを絶賛した国が、ことごく感染爆発と医療崩壊に見舞われるという結果に(そもそも韓国台湾検査ではなく入国管理の水際対策強化で感染拡大を抑制した)。

2)それ以外にも、マスク供給金銭補償など、政権批判するために諸外国対策を絶賛するという論法を多用した。しかし実際は諸外国の多くも当然ながら理想郷ではなく、マスク供給金銭補償は不十分で、日本とそれほど変わらないことが現地在住の人の情報から明らかなる。(例えば「アメリカではマスク自由に手に入る」とデマを流してしまった人までいた。)

3)感染症の専門家意見政府と一緒に仕事をしているというだけの理由拒否し、かわりに厚労省陰謀論者で感染症については素人の上昌広氏を、政権専門家批判的というだけで積極的リツイートしていた(最近はさすがに減ったが)。感染症の専門家現場医療者が出し続けている情報を軽視あるいは黙殺しつづけ、「できない理由を並べるな」と突き放す態度は現在に至るまで続く。

4)「検査も休業補償もろくにしない安倍政権の無策無能対策では感染拡大は確実」と言い続けるものの、昨年7月頃には感染者・重症者ともに小康状態になり、全く外れてしまった。

5)ワクチン供給が始まる前にワクチン拙速承認や「ワクチン頼み」の姿勢批判し、結果としてワクチン承認ワクチン供給が大幅に遅れる結果になった。慎重なことは必ずしも悪いことではないが、結果として供給が遅れたことも他人事のように批判している。

6)尾身氏や分科会など政府の下で働いている専門家が、御用学者であるかのように批判し続けている。今年の6月に尾身氏が国会で厳しいことを言うと一転して絶賛支持し、そしてその後に五輪中止を提言しないと、またそれに失望して批判している。内容ではなく政権批判的かどうかでしか専門家の言っていることを評価していない。分を守り筋を通す尾身氏の姿勢は次第に世論の多数から信頼されるようになっており、相変わらず批判しているのは左派(および先頃の竹中平蔵)だけという事態となっている。

7)ワクチン供給の遅れや接種体制の初期の混乱について、政権無能怠惰象徴として口を極めて批判していたが、次第に落ち着いて現在ワクチン接種体制は順調で安定している。少し前までは「中国では外国人でもワクチンがすぐ打てる、混乱している日本とは違う」などという情報まで盛んに流していたが、日本の現状も悪くはなくなっている(周知のように中国ワクチンファイザー製などと比べて効果が若干弱い)。

8)ワクチン接種が一応順調に進んでいる現在でも、いまだに初期のPCR検査問題にこだわって専門家批判をやめない人が一部いる。ここまで来ると陰謀論者だろう(「感染専門家集団が自らの利権を守り政権忖度するために職務放棄している」という仮説なしには理解不可能なので)。

正直、コロナ禍を通じてネット世論における左派の信用度は、かなり落ちてしまったと思う。菅政権は全く支持されていないし、五輪開催も含めて自分全面的不支持だが、残念ながらそれ以上に左派も支持されていないことは野党支持率にも表れている。コロナ禍や感染対策に対する分析評価を、常に政権批判という文脈でのみ論じる態度は、身内以外には完全に見透かされている。ここから左派はどう立て直していけばいいのか・・・

2021-06-22

ワクチンの接種証明があればマスクをしなくてもいい」の問題点とは

海外では「ワクチンの接種証明があればマスクしなくてもいいよ」をやり出したけど、実はこれはいくつか大きな問題点があるというのを書いてみようと思います。多くの人にとってかなり重要な話なので、SNSをやっている方などは今回の記事を紹介していただけたら幸いです。

接種証明があっても抗体ができてない

  

まず一つ目は、「接種証明があっても抗体ができてない人がそこそこいるかも」です。当然こういう人はマスクやめて感染リスク高めると、自身家族まで感染して命を落としたり、臓器に後遺症が残ったり、血栓により手や足、指などを切断するリスクを高めてしまます

また、感染するとマスクしてないので大量に周辺にウイルスをまき散らして多くの人を感染させやすくなります

  

最近日本人感染者を対象に500人規模で追跡調査を行ったところ、「重症化した人の場合は半数以上が三か月経過しても肺に異変確認できるほどダメージが残っている。軽症や中等症の人でも5人に一人が同様」というデータが出ました。

新型コロナウイルス感染では海外のように手や足、指などを血栓により失うケースもあるため、「死亡率だけ見て安心して感染対策を疎かにする」のは大きな間違いです。

  

「接種証明があっても抗体ができてない」は、海外ではよくある「医者が打ったふりして実際はワクチンネコババした」も原因の一つ。日本場合はこういうケースよりも「途中での温度管理が適切にされなく壊れたワクチンを打ったせいできちんと抗体ができなかった」がそこそこ起こりそうです。

mRNAは壊れやすく、温度管理が適切にされないとすぐ壊れ、そのようなのを打っても期待したような新型コロナウイルスに対する抗体はできないか、できてもかなり弱くなってしまます抗体は日々弱くなっていくので、あっという間に抗体は無くなるでしょう。

日本ではたびたび報道されていますが、「ワクチンを薄めすぎた」や「生理食塩水しか入れてない」というミスでも抗体ができません。発覚してないこういうケースもわりとあるでしょう。

  

日本では、「ワクチン二回接種してからしばらく経った人」を対象に、大規模な人数で抗体検査をやると、「何度検査してもきちんと抗体ができてない。あるいは弱い」という人が見つかって騒動になるかも。研究機関マスコミ関係者国会議員はこういう調査をやった方がいい。最初に報じたマスコミは売り上げもすごそう

  

また、ウイルスは常に変異します。ワクチン対象ウイルスから大きく変異してしまうと、ワクチン効果は大きく減ってしまます。その意味でも「ワクチン接種したから、もうマスクしなくてもいい」はわりと危険だったり。インフルエンザワクチンも想定したタイプから大きく外れると効果が急減します。

  

あと、「ワクチン普通感染抗体永遠には持続しない」ってのもあります。「安心してノーマスクをやってたら、実際は接種から日ごとに抗体が弱っていって、もう抗体ほとんど無くなっていた」なんて事も。

  

お店の売り上げにも大きな影響が

「接種証明があればマスクしなくてもいいよ」の大きな問題点二つ目は、「これをやり出したお店はお客さんが大きく減り、売り上げが大幅に落ちてしまう」です。

日本は今は多くの店が店員も客もきちんとマスクしているおかげでわりと安心して買い物できています

しかし、もし「接種証明がある人はマスクをしなくてもいい」をやると、便乗して接種証明がない人でもマスクをしない人が大量に現れ、マスクをしてないので感染してると空間放出されるウイルス量が大きく増えてしまます

  

客の中にマスクをしてない人が増えるほど、「その店は安心して買い物ができなくなる」となり、まだワクチンを打ってない人や打たない選択をした人達忌避して客足が大きく減ります

また、客の中に「実際はワクチン接種してないのに便乗でマスクしてない人」が増えるほど、店員感染して死亡するリスクも大きく上がります場合によっては「マスク無しok」をやった店は、売り上げが大きく落ちるだけでなく、店員が死亡した場合は遺族から対策不備で多額の民事訴訟を起こされる事も。

  

こういう色々な問題があるので、「ワクチン接種証明があるからマスクしなくてもいい」は外国のように拙速にやるべきではなく、きちんと対策考慮してから実行すべきです。

  

また、一部の人は「ワクチン打ったからもうマスクしなくてもいい」と考えて感染予防を怠るかもしれませんが、先に言ったとおり「実際は温度管理が適切にされず壊れたワクチン打って抗体ができてない人がわりと多いかも」「大きく変異したウイルスでは効果に疑問」さらに「ワクチン普通感染抗体永遠に続くわけではない(日ごとに抗体は弱くなっていく)」ので、今後も感染予防を続けないと自分家族の命を危険さらすという事はマスコミ自治体は繰り返し言った方がいいかと。

  

マスクをきちんと取れるようになるには、ワクチン接種率だけではなく、インフルエンザにおけるタミフルのような「重症化や死亡率を下げる治療薬」が見つかってからではないでしょうか。こういう薬がどこの病院やクリニックでも簡単に出せるようになって、ようやく我々は多くの人がマスクしなくても良いように。

  

「体内に入るウイルス量を大きく減らす(マスクやその他の感染予防をしっかりやる)」と同時に「感染時の死亡リスクが確実に下がるので、免疫力を高める生活をする」をやるよう意識してください。この二つをしっかりやると、万一感染した場合重症化や死亡リスクが大きく下がります

  

時々「マスクしてもウイルスは減るが吸い込むので意味がない」みたいな意見を見かけますが、感染症においては「体内に入る量を減らす事」は重症化や死亡リスクを下げる事につながるので、マスクはきちんと意味があります

  

感染症においては、「体内に入るウイルス細菌の量が減れば減るほど、発症率、重症化や死亡率は大きく下がる」「免疫力が高いほど、発症率や重症化、死亡率が下がる」というのがあります免疫力が高いほど免疫コントロール力も上がり免疫機能暴走が起きにくくなります

新型コロナウイルスで報告されている「免疫暴走で体の各組織に重大なダメージを受ける」も、普段から免疫力を高める生活をしていると免疫機能コントロール力が上がり、起きるリスクを下げる事ができます

免疫暴走」は本来免疫によるウイルスなどへの攻撃を適度なところで止める機能おかしくなって起こります普段から免疫力を高める生活をすると、免疫機能コントロール力(適度なところで止める力)は高くなります

  

感染リスクが高い行為(「人としっかり距離を取れないところでマスクをしない」「マスク無しの近距離会話」「知り合いと家や店、職場などで会話しながら食事をする」)は、いずれも「短時間でより多くのウイルスを吸い込んでしまう」行為です。

感染症では「短時間で体内に入るウイルス量が多いほど、その後の増殖速度が高くなり、重症化や死亡リスク後遺症が残ったり、血栓で手足を失うリスクを大きく上げてしまう」ので、感染リスクが高い行為(体内に入るウイルス量が多い行為)は絶対にやらないように。

テレビCMでの感染対策杜撰になってきている

  

ドラマCMで、最近撮影された物で「マスク無しの近距離会話」をやっているのを時々見かけます。これはその俳優やその家族感染リスクを非常に高める行為で、もし本人や家族が死亡したり後遺症が残った場合、こういう撮影方法許可した現場責任者は多額の民事訴訟を起こされるリスクがあります

  

長くなってしまいましたが、「ワクチン接種したかマスク無しは色々問題がある」「感染予防で体内に入るウイルス量を大きく減らし、また同時に免疫力を高める生活をすると、新型コロナウイルスで万一感染した場合重症化や死亡リスクが大きく下がる」という事は、一人でも多くの方に知って欲しい。

  

知事市長は、毎日感染予防」を呼びかけてはいますが、それと同時に「免疫力を高める生活をすると、感染した場合も死亡率が大きく下がる」とも毎日のように呼びかけると、免疫力を高める生活をする人が大きく増え、今後の県内や市内の発症者数や重症者数がわりと下がるという事はよく意識を。

呼びかけ方ですが、「免疫力を高める生活を」ではなく、「免疫力を高める生活をすると、感染した場合も死亡率が大きく下がる」という風に呼びかけた方が、非常に多くの人が真面目に免疫力を高める生活をするようになり、結果として今後の発症者数、重症者数を大きく減らす事になります

スマホアプリ開発者や企業ができる感染対策とは

  

スマホアプリ個人開発者企業の方も、毎回でなくていいので時々のスマホアプリ起動時に「感染時の死亡リスクが下がるので、体内に入るウイルス量を減らす感染予防をしっかりやり、同時に免疫力を高める生活しましょう」と表示すると、それで全国の発症者や重症者数を大きく減らす効果があります

感染者数を減らすほど医療現場負担が減り、ベッドに空きが出るようになるので、「スマホアプリ開発者の方は自分家族が万一感染した場合もきちんと医療を受けられるようになる(大阪のひどい時みたいな放置でなく)」という大きなメリットがあります

一人でも多くのスマホアプリ開発者や企業の方にこの「スマホアプリ起動時の警告表示で感染者数を減らす」という取り組みに参加されるようお願いします。

  

  

2021-05-23

anond:20210523154346

だいたい、高齢者すら優先して接種すべきかどうかは自明のことではなくて異論もあるというのに、他の属性グループについてもいちいち慎重な検討はしてられないでしょ。医療従事者ですらまだまだ接種が進んでないというような状況で。(他にも、介護従事者や警察消防救急隊・自衛隊保育士教諭など、優先接種が検討されてもおかしくはなさそうな属性グループはいろいろあるけれども、彼らだって現状では、、、)

要するに、緊急時には拙速の方がマシということ。

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