はてなキーワード: 中途半端とは
超絶面白い良作に触れた時よりも中途半端に出来の悪いツマラナイ作品に触れた時のほうが、創作的なやる気はみなぎってくるような気がする。
言うなれば、はっ、こんなもん、おれでも書けるわ、ちょろ過ぎる、と作品に対してナメた態度をとった瞬間にこそ爆発的なエネルギーが生まれている気がする。原理はよくわからないけど。
なんだろうね?あの気持ち。気に入らないとか、憎いとか、単なる対抗心ではない。
思うに、ツマラナイ作品というのは、その場で生意気に見下しているだけあって、なんとなくその世界の要領が分かったような錯覚に陥るのだろう。
肥沃でない地面を踏み、なるほどね、大体理解したわ、オッケー、やってやるぜ、という、至極フレッシュな気持ちになる。そうして新しい風が吹く。おれを導いてくれる風。すなわちチャレンジ精神だ。何かに挑戦するための最大風速、出てます出てます、めっちゃイイ感じに吹いてます、よーし、やってやるぜ、という意気が溢れている。今ならなんでもできる気がする。ばっちこい。そして飛翔。
しかし、良作を味わっている時には、意外にそういった気分は訪れない。不思議と、妄想や好奇心ってものが出てこない。それは強大な何かに打ちのめされた感じとか、おれの意思が介入する隙もなく別世界へと連れていかれる感じとか、つまりすさまじい引力である。
「○○を見てインスピレーションが湧いた」という表現はよく目にするが、良き作品を見て、そこから何かが降りてくるってことはそれほどないのではないかと思う。強大な力を持った何かが目の前にあるだけだ。実力の違いを肌で感じ、それが何か大きな原動力にはなるかもしれないけど、それはもっともっと深い根っこの部分の話であり、自らの活動を促すような刺激にはならない。
出来の悪い創作を見た時のざわつきというのは、良い作品を見た時よりも、もっと突発的で刹那的なやつだ。皮膚の表面に電流がビリッとながれる感じ。あるいは食欲に似ているかもしれない。
それで最近考えるのは、自分は教養的な古典ではなく、流行的な現代作品を読むべきかもしれないということ。古典作品ほどやはり完成されているので、ためにはなるけれど、動力源としての役目は果たさない。それならば、「ためになる」は一旦脇に置いておいて、粗の目立つような今の話題の作品を読むほうがよっぽどいいのかもしれない。
NTTが満を持して出してきたIOWNというネットワークサービスが予想通りがっかりだったので解説しておく
そもそもIOWNって何?っていう話については恐らくNTTの社員でも誰一人答えられないので割愛したいが
発端は電気によるネットワークルーティングに限界が来ていることから始まっている
このままではルーター1機に原発1台という時代になりそう、というのはよく言われた話だ
IOWNは光を使ったルーティングを行い、End-To−Endで電気を使わずに光だけで通信すること(All-Photonics Network: APN)が構想の発端である
電気によるルーティングには遅延が発生することもあって「大容量・低消費電力・低遅延」の3つが特徴として挙げられる
1Gbpsしか無かったのに10Gbpsが登場すれば「大容量になった!」となるだろう
IOWNは100Gbpsを提供してくれる
ちなみに今でも企業向けに100Gbpsの専用線サービスは存在している
なのでIOWNは何も大容量サービスではないのだ
ただ、IOWNにおけるNTT側の性能目標はIOWN1.0で従来の1.2倍なので
まぁ実効速度として1.2倍という意味だと思えばこの100Gbpsも妥当かもしれない
また、IOWN2.0では6倍になるとのことなので600Gbpsが実現できるのであろう
ローンチで現行より劣っているのは残念に他ならないが安全側に倒したと思えば分からなくも無い
低消費電力は我々にはほとんど影響がなく、NTT社内の話なので「知らんがな」という感じなのだが
低消費電力でランニング費用を抑えることができているはずなので提供価格も下がるはずである
さて、IOWN1.0の提供価格は月額198万円とのことである
現在提供されている100Gbpsの専用線サービスも198万円である
これも資料を見るとIOWN1.0では1.0倍とのことなので妥当な価格である
IOWN2.0では13倍(倍とは?)とのことなので価格も大幅に下がってくれるだろう
逆に現状では一切電力効率は良くなっていないのに同価格で出してきてくれていることは良心的ですらある
ということで大容量・低消費電力に関しては現行と同等もしくは劣っているIOWN1.0だが
遅延に関してはIOWN1.0で1/200を目指している
これはIOWN4.0まで1/200なのでこれより下がることはなく、逆にIOWNの目指している低遅延をローンチから体験できるということになる
さて、低遅延になって誰が嬉しいのかはさておき、現状では東京ー大阪間で15msぐらいである(往復)
これが1/200になると75μsとなるのだが、東京ー大阪間の光の伝搬遅延だけで5msはあるのでいくらIOWNでも光の速度は超えられない
なので機器遅延の10msのみが1/200となるとすると50μsとなり、往復遅延は5.05ms、ほぼ5msぐらいになる
実際に実証実験では8msを実現できたとのことなので大変速くなっているのだろうが
15msが8msになったのを「1/200」と言われるのはモヤッとする
そのせいなのか、「IOWNが提供できる低遅延の価値」という資料では、「映像処理やコーデックに関わる部分を省略できるので実質1/200」という言い方に変えている
つまりは大容量であることを活用して非圧縮で送信すればコーデック部分の処理遅延を減らせるとの主張である
コーデックの遅延は製品にもよるが200〜800msぐらいある
また、超低遅延のコーデックなら10msを実現できるらしい(使ったことはないが)
伝送遅延なんて無視できるほどコーデックの遅延は大きいので非圧縮であれば確かに遅延が1/200になるような体験ができるだろう
ただしそれは従来の100Gbpsネットワークでも実現できる
特にこの手の非圧縮による低遅延化というのは10Gbpsのネットワークを研究する際によく使われた方便で
4K映像を非圧縮で送ると6Gbps消費するため10Gbpsにしましょう、という論法なのだ
それが今の時代では、8K非圧縮は72Gbps消費するから100Gbpsにしましょう、という話なのである
ちなみに8Kで120Hzなら144Gbps必要なのでまだまだご飯を食べられるのだろう
問題なのはこの非圧縮リアルタイム映像伝送はほとんど使われていないということである
コーデックが進化することでコーデックにかかっている遅延は無視できるようになり
特に高精細映像であるほど圧縮率が高くなるのでネットワーク負荷のコストの方が問題になるのだ
なので実際の利用で非圧縮伝送はほとんど用いられておらず、主にネットワークの試験で用いられているのが現状である
まぁこの辺はさておいたとしても、結局はIOWNの実現した大半の価値である低遅延の部分は従来でもやっている技術であって真新しいことではない
それでも従来の100Gbpsでは15msだった遅延が8msになったとなれば1/200とまではいかなくても価値があるだろうか
遠隔での演奏を実験した際の記事が興味深く、8msの遅延ということは3m程度離れて演奏したことになる
この2mに価値があるのだろうか
また、人間の脳のクロック間隔は30msであるという研究結果がある
15msが8msになることで人間に対して何か価値があるのかは甚だ疑問である
問題なのはIOWNではこれ以上遅延が短くなることはなく、既に限界ということだ
光の速度の限界なので当たり前ではあるのだが
限界まで突き詰めても我々のネットワークを介した体験は一切変化しないということを証明してしまったのだ
普通の演奏では低遅延にほぼ価値がないので、エクストリーム分野のe-Sportsとの相性を模索しているように見える
確かにe-Sportsをやっているような人たちは60fpsの1フレームを競っていると言われている
そのためIOWNもe-Sports会場を繋ぐような使い方を例としてあげているのだが
そもそもe-Sportsのゲームソフトウェアは5msだとか8msとかの中途半端な遅延を考慮してゲームを作っているのだろうか
同じL2の下で対戦を行うことが前提なら普通は2〜3ms程度の遅延を前提に設計するので5msでは遅い
逆に遠隔での対戦を考えれば10ms以上の遅延もあり得るのでそのように設計するが
ジャンケンゲームを作るときに2〜3ms程度までなら同時に開示するが
10ms以上なら1秒待ってから開示するような作りになっていると思えば分かりやすいかもしれない
もちろんゲームによってはこの数msで価値が生まれる場合もあると思うが、あまり数は多くないように思える
結局のところ、IOWNは大容量かつ低消費電力、つまりは低価格のサービスとして進んで行くだろう
End-To-EndでIOWNが必要か、と言われると明確に答えはNOで
10Gbpsですら全然普及が進んでいないのに100Gbpsの大容量ネットワークはそもそも必要ない
一方でデータセンタ間のインフラネットワークとしては非常に価値が高い
データのレプリケーションなどを考えれば遅延など1msでも短い方が良いのだ
特に災害が多い日本では地理位置分散をさせることは非常に重要で
そういったデータセンター間のネットワークとして大容量・低消費電力・低遅延なネットワークは非常にありがたいものとなる
こうしたインフラとしての重要性は明確に求められているのにもかかわらず
「IOWN」と標榜してまるで次世代のネットワークであるかのように喧伝しているのは、一体どのような呪いがかかっているのか興味深いところではある。
【2月】 まだまだ寒い。これではやる気が出ない。3月から本気出す
【3月】 年度の終わりでタイミングが悪い。4月から本気を出す
【4月】 季節の変わり目は体調を崩しやすい。5月から本気を出す
【5月】 区切りの良い4月を逃してしまった。6月から本気を出す
【6月】 梅雨で気分が落ち込む。梅雨明けの7月から本気を出す
【7月】 これからどんどん気温が上昇していく。体力温存の為8月から本気を出す
【8月】 暑すぎて気力がそがれる。9月から本気を出す
【9月】 休みボケが抜けない。無理しても効果が無いので10月から本気を出す
【10月】 中途半端な時期。ここは雌伏の時。11月から本気を出す
【11月】 急に冷えてきた。こういう時こそ無理は禁物。12月から本気を出す
【12月】 もう今年は終わり。今年はチャンスが無かった。来年から本気出す
pros
con
2023年にもなってテレビ見てない自慢みたいなことして恥ずかしくないの? の一言でマウントを取り返されるし逆転の目もない。
pros
最古参を名乗れる。
con
CBでは~~を言い過ぎると古参マウントとりすぎの痛いやつとしてSNSでブロックされたりする。
pros
初期のゴタゴタやゲームバランスの変更などを楽しめる
con
pros
OBのキャンペーンと正式開始キャンペーンが同時に行われている場合リセマラ用の石がOBよりも多く強キャラの情報も出揃っている
con
OB組と比べるとスタートダッシュで差がついていてリセマラのしやすさだけでは埋まらない可能性あり
調整後の状態で遊べてしまったことがトラウマ要素の思い出話でハブられるという側面もある
pros
開始キャンペーン後~アニバまでの間だと恐らく最もリセマラ用の石が多い
初心者キャンペーンなどが起こることもありリセマラ以外の要素でも色々と貰えて遊びやすい
con
初期組は遥か彼方
pros
強力なアニバ限定キャラや追加キャラがおりリセマラで確保すると半端な無課金程度なら後々追い抜いてしまえる
con
1年間の間に繰り返された増改築によって初心者は情報過多に陥りやすい
新要素追加でゲームバランスの大幅変更が起きることもありリセマラ辺りが分かりにくい(育つまでに時間がかかるキャラ・序盤しか強くないキャラなどもあり基準が人によって分かれるのもノイズ要素)
pros
新規キャンペーンにおかえりキャンペーンが重なって凄いことになってたりする
限定キャラのバランスがどんどん取りづらくなり本当に壊れているキャラが実装されることも
このあたりでメインストーリーがラストまで実装されるので一気に遊べる
con
交通整理がちゃんとされていないゲームだとどこから手を付ければいいのか全くわからない
インフレが加速しすぎたせいで初期のステージはバランスが崩壊している可能性あり
ユーザーが煮詰まって起きておりスレが奇人変人の幼稚園になってたりするので情報収集がしにくい
pros
ヤケクソみたいなキャンペーンが行われていてかなりお得なことがある
全要素が揃った状態の完成形を遊べる
con
もう少し進めたいと思ったタイミングで終わりがち
pros
con
別にキャンペーン等がやってない時期に始めるよりは数ヶ月待ってでもキャンペーンを待ったほうが得なことが多い。
pros
con
一度でもプレイしてない人はそもそも遊べなかったり要素が全く開放されてないこともある
pros
スタミナ待ちを気にする必要がない
con
いざスタミナ待ちがなくなると「これ元がソシャゲじゃないゲームやったほうが面白くね?」みたいな気分になる
難しいね。
自分は「初日に開始→2回目のイベぐらいで飽きてくる→アンインスコ→一生復帰しない」が多いかな。
一度飽きるまで遊んじゃうと、あとで要素増えても噛み終わったガムに砂糖をかけても失われたものが戻らないような感じの魅力の無さを覚えるんですよね。
今日は夫が在宅勤務、私は出社だったんだけど、
帰宅したらシュレッダーの電源がつけっぱなしになってたんだよね。
たまたま、今朝私がいらない郵便物シュレッダーにかけて、確実に電源オフにしてた。
今日は夫は外出していないはず。
何かヤバい資料か…?借金とか…?いやまさかな〜、ゴミ見ても紙が細切れだしわからんよな…、と思いつつ、ちょうど夫が風呂に入ってたのでダストボックス開けてみた。
そしたら…
お菓子のパッケージが中途半端に残って捨てられてた。(紙詰まりしかけて、途中まで切断してあきらめた模様)
コンビニで売ってる、パウチタイプのルマンドなー!美味しいよね!食べたかったのね!
一瞬緊張して損したわー!!!
ガチャや育成リソースへの課金があるソシャゲや、プレイスキルでほぼ全てが決まるFPS等のオンライン対戦と比べて、ポケモンのオンライン対戦ってバランスがおかしくなってると思う。
育成難易度が中途半端で、時間をかけさえすれば誰でも理想個体を作れるのが良くない。そうなったらランクマ環境が理想個体前提になるに決まってるよね。
“時間をかけさえすれば”という状況は本当に良くない。ソシャゲのように課金や運で開く格差や、FPSのように実力がものを言う格差には諦めが付く。それに対して、プレイ時間での格差は皆が無理してでも埋めようとするし、環境は当然それ基準になる。
そんな環境が形成されてたら育成は完全に無駄な作業でしかないのに、その作業がクソ面倒だったらそりゃ不満出るよねって。ウマ娘みたいな育成環境だったらもうちょっと違ったんじゃないだろうか。
子供の頃に狭い繋がりだけでポケモンをやってた時は、友達が色違いや隠れ特性のポケモンを持ってただけで「すげえ!!!」ってなってたと思う。それらをゲットするのは子供にとってめちゃくちゃ難しいことだったから。
子供にとっては「時間」や「情報」が足りないことが皆に共通してたから、捕獲及び育成をするにも「運」や「実力」が大きく関わってきた。理想個体なんてものはいなくて、自由な環境が形成されていた。
本来想定されてる遊び方はそんな子供みたいな楽しみ方なんだろうなぁと思う。でも今更そんな環境を再現することは出来ないし、中途半端に育成を楽にする処置も取られてるから運営が何をしたいのかよく分からない。もう育成は愛着とかオシャボとかのこだわりがある人向けのものにして、それとは別に全ポケモンをステータス自由にいじってレンタル出来るシステムとか実装したほうがいいんじゃないかな。
あの件から得られる教訓があるとすれば
「プロバイダにお電話でもして、さっさと先生と縁切りすべきだった」
これに尽きる
BANはする、でもそれ以外何の対処もせず、いつまでも別垢だけは取らせる
そうやって中途半端なことしかしないから、はてなに居座らせ、つけ上がらせ、しまいには変な帰属意識まで持たせてしまった
その結果があの始末なんだから
先月足を骨折してしばらく歩けなかった。
それでもどうしても行かなければという買物に出かけた時、生まれて初めて車椅子を使った。
そこは大きなショッピングモールでベビーカーも多いし、バリアフリーも進んでいるんだろう。
そこで貸し出ししてくれた車椅子は想像していたよりずっと動かしやすかった。
押されなくてもひとりで動かせるし、なんなら座ったままで楽だし、これなら車椅子も悪くないなと思ったんだが、それはとても甘い考えだった。
いつも行ってるセレクトショップ。
ベビーカーは超えられる店の入口の段差も、車椅子は超えられない。押されてやっと超える段差、自動扉のこれっぽっちの段差が超えられないのか。
店の中はベビーカー対応していて通路は確保されてるからじっくり見ることはできても、車椅子で入れる試着室がない。
支払いをしようとしたら店員から「ここにカード差し込んで下さい」と言われたんだが、カウンターが高くて車椅子の目線からでは“ここ”がどこなのかが見えない。同行してくれた家族がカードリーダーを引き寄せてくれたから支払えたんだが。
衝撃だったよ。
イレギュラー対応できるように介助頼める人がいればOKだから。
それできないなら来るなってこと。
客扱いされてないんだっての、どこへ行ってもこんな感じで味わうんだろうな、車椅子のユーザーは。
と思った。
凹みつつも必要な買物を次々と済ませて、最後に寄った店でも「カードをこちらに差し込んでください」と言われた。
あーまた届かないよと思ったら、
たった5センチ。
前に押し出しただけ。
なんという神対応。
また買う、絶対買う
いつもより物分かりよくしてないとかさ。
なんでこんなとこにいるんだという目に耐えるとか。
そりゃ外に出なくなるなと思ったわ。
いろいろと反省したよ。
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな テッテッテテーテ←ここの部分いいよね
結局のところさ、「他人にとって都合がいい振る舞いをしたことを、他人は称賛してるだけ」なんだと思うわけよ。
その称賛にそそのかされるままに動いてしまうと、他人に都合がいいだけで自分の単位で見ると損してることが多いんだよね。
ヨッピーはインターネットを長く生きてきて酸いも甘いも知ってるから「ここで謝ったら頭を踏みたいやつにそれを差し出すだけだぞ!」と経験から理解して、絶対に謝らない態度を取ってる。
その上で「謝れてエライ🐧」と「5回謝ったら負けでいいよね?」と、褒められるままに『誠実』を安売りしたら頭を踏むよってポーズも取ってるんだよね。
ただこれがネットバトルの最悪な所で、外野からのポイント投票の比重が高くて、KO以外は判定勝負っていうボクシングみたいなルールになってる。
だから自分の頭を安売りして『誠実ポイント』を稼ぐのは戦略として成立するし、その点数比率が高い雰囲気が作られた所に対戦相手がいつもどおりで「じゃあ踏みまーす。踏みました―。僕の勝ちー」をすると強烈なマイナスがついたりする。
そのくせ外野は頭下げてる相手をガンガン外側から踏みまくるっていう。
本当グロテスクだと思う。
最終的に自分の被害を最小限にしたいなら、とにかく試合を捨ててでも頭を安売りしないことになると思う。
でもここでやり方を間違えると「相手が匿名であることを無敵のレッテルとして振りかざして、実名であることだけを理由に自分は正当だと主張しようとする」って戦略を取っているように思われちゃうんだよね。
一部の賢しらなネット民はこういう「誰が言ってるか。属性はなにか」を論拠にした発言に大幅マイナス入れてくるから、そういう人が審判面してるとかなり判定負けが近づいてしまう。
最悪の場合観客席から「実名ってだけで偉そうにするな!有名税払え!言論弾圧やめろ!」で椅子が飛んできてそれに飛び道具KOを喰らいかねない。
なかなか厄介だよね。
でもこの戦略への対処についてヨッピーは今回中途半端すぎたように思う。
ある意味では、そういった事を警戒しつつもまともに相手しようとしすぎた。
もっとハッキリと「匿名が見せかけの誠実さを盾にとってポイントを稼ぎつつ、実際には無価値な頭をさも対価として支払った風を装うのは卑怯極まりないだろ」という部分にこそ焦点を当てるべきだったんじゃないか?
これからこういった戦いを挑まれた人は、今回のヨッピーをもっとよりヨッピーにした戦略を取ると良いと思うんだよな。
もういっそ論点は最初の内容から全部切り替えて「そもそもはてなブックマークも増田も卑怯なんだよ」の一本槍にするのもあありじゃないだろうか?
それをやると論点のすり替えとされて大幅マイナスがつくリスクがあるが、そもそも2つの問題を同時に相手にする羽目になっているのがおかしいんだとそこも説明することで、戦いのステージを「匿名の卑劣さ」一本にできる可能性はある。
それを成功させられるかどうか、そこに焦点を当てられるかが戦いの鍵に思えますね。
いやー楽しかったなー久しぶりにいいバトルを見たぜ―
辞書好き?
紙の辞書って好きで引くことこそ今では電子辞書の方が多くなってきているけど、
人の辞書でよくまあ辞書に限らず書籍とかで折り目を付けたりアンダーラインを引いてる人いるじゃない。
私あれしないのよね。
それはその時の思ったアンダーラインは別のところにメモしておくのと
折り目を付けたらそこのページが開きやすくなって、
手動で検索したときのページの開きやすさの検索精度に関わってくるのよね。
そんでアンダーラインはその時のアンダーラインで気持ちで引いてもいいけど、
できるだけそういった時に発生したノイズはメモに記して記しておくようにしておくのよね。
そうすれば
私はそういったことアンダーラインとか折り目を付けたり付箋も取り分け貼ったりしないのよね。
その時思った気持ちはメモとして書いて置いておくとその時やメモが貯まったときに
ひとりケージェイ法ってところまでは行かないけどそう言った新たなる発見もあるものよ。
もちろんアンダーラインなど折り目などありますって百も承知の助で買っているんだけど、
改めて思ったら前の持ち主の気が入っているような気がして、
これまたここでなんでアンダーライン引いてんのかしら?とか気になっちゃってノイズになるのよ。
そんなことない?
考えすぎかしら?
あとさー、
電子端末デバイスの画面は高精細にきめ細かく人間の目の肉眼では液晶のきめの細かさが見えないぐらい発達しているじゃない。
そのきめ細かさを活かした辞書ってないのよね。
要はあの紙面の文字がぎゅーって詰まった感じの辞書の見開きの迫力が電子辞書にはなくて、
周辺視野で知らない単語を調べる単語の目的とは別にしてそこでの新たな発見の単語もあるじゃない。
電子の便利さは便利なんだけどそう言った紙にしかない紙の面白さ山脈に向かってヤッホー!と言いたいところよ。
そう言って辞書好きと言いながら、
すっかり忘れていたんだけど、
辞書って版を重ねる毎に新語旧語など入れ替わったりしているそうで、
そう思ったら私の持っているいくつかの辞書の新しい版を買い直さなくちゃいけないのかしら?って
それもそれで、
電子辞書じゃ版の比較も何もないから常に最新のものにアップデートされてるのはされているみたいで、
紙の方が味わいが深いようよ。
同じ辞書の版違いは持ってないけど辞書コーナーは書店にいったら見ちゃうわー。
あの文字のぎゅーってしたのが好きなのよね。
そのぎゅーっとした感じが電子辞書アプリでも再現された迫力があれば、
それがないのよね電子辞書にはそれが欠点でもあり利点でもあり相反するポインツでもあるわ。
でさー、
なんでそんなこと急にアカデミック的なことの山脈に向かってヤッホー!って言ってるかというと
自分でもそんな文字がぎゅーっと詰まったものを作りたいと思って試しに1週間分の増田をA3サイズの両面に印刷して見たらどうなる山脈に向かってヤッホー!って言ってみた訳よ。
原稿用紙にして40枚から50枚ぐらい書かなくてはいけない量で
これはこれでそれ用に編集し直すのもまた手間だし、
かと言って中途半端なA3の3面分4面分の裏途中までしか埋まらなかったら白くなるじゃない?
ベストはA3サイズの両面がみっちり文字で埋まる感じで1枚に収まったら良いんだけど、
なにしろ量が多くて多分1週間分が乗り切れない恐れがありまくりまくりすてぃーで
どうしようかなーってところの悩み山脈に向かってヤッホー!って叫びたいのよ。
そんで作ったPDFをネットプリントにアップロードしてコンビニのプリンターでおのおのが読みたい人が印刷してくれたら的なこと。
でもそれお金払ってわざわざ増田印刷してくれるかって?やってみて試してみないと分かんないけど、
お金出して印刷するならみっちりてんこ盛りの量をお送りしたいところだけど、
両面印刷の6回印刷かける1枚20円なので120円も払ってまで増田を印刷するか?ってことよね。
書いた増田の電子書籍化も頓挫しまくっている進むことをやめてしまった井上陽水さんの歌の曲の歌詞の内容の様でそれは探し物をやめてしまった人の話で、
それも頓挫してるし例え作ったとしても発表の場はどこですんの?って思ったし、
ネットプリントならまあアップロードしたらおのおのコンビニに飛び込み前転で入店してマルチコピー機で好きな人が好きに印刷出来ればよくね?って思った、
そんな経緯の経緯でもありなんか文字のぎゅーってしたものを出してみたいって欲に駆られている山脈に向かってヤッホー!って叫びたいのよ。
分かるかしら?文字のぎゅーっとしたのって。
そう言うことよ。
うふふ。
やっぱり日々明らかにタマゴの層が薄くなってきているような気がする!
ほとんどが時すでにハムサンドと言っても過言言い過ぎではない昨今玉子の値上がり事情は大変らしいわよね。
もうすでに10パックですらない感じの
4個は見えないの!
玉子をモリモリ食べられるサンドイッチのハムタマゴサンドに早く戻って欲しいわ。
家に急須あったなーって急に思いだしてのここ連続のホッツ緑茶ウォーラーってわけ。
難消化性デキストリンこと水溶性食物繊維も思い出してので、
ここのところ、
そう言ったものを混ぜているホッツにはなるわね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
リスキリングとは、英語で「Reskilling」であり、スキルを付け直すこと、学び直すことと表現されます。 2021年に経済産業省が発表した資料によると、「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」と定義しています。
参考:https://talknote.com/magazine/reskilling/
違和感あるのは、現代において「ちょっと勉強した」くらいじゃ「新しい職業に就く」のが困難という認識だからだ
最低限専門学校に2年でも通って、サボらずちゃんと学んで、それでようやくスタートラインで実際に就職できるかどうかは別だし、就けても割の良い仕事ではない
例えば若者であればその状況でもいいんだ
親が居て高い授業料を払ってくれて、安月給の仕事に就いたとしても、そこから10年かけて這い上がって給料を上げていく、みたいなプランが立てられるから
でも「学び直し」ってことは、想定してるのがまず若者じゃない(アラサー以上)だろうし、そもそも支援ってそんな2年も学校に通えるような高額な支援でもないだろうし
一体どういう想定なんだろう?と疑問になってしまう
想像できるのは、就職に役に立た無さそうな中途半端な学び支援で終わってしまうケースで
もちろん現職があって、そこで必要になるスキルを身につけるという文脈でのリスキリングは良いと思うし、支援もし安いとは思うけどね
先週末はオールナイトニッポン55周年記念ぶち抜き特番で、まぁ全部付き合う律義さはないので、いくつかをつまみ食い的に聞いた。ラジコのタイムフリー便利。
タイムフリーで聞いたのはオードリー、電気グルーヴ、三四郎、伊集院。
あとは、なんかのタイミングで部分的に聞いたりはしてたけど、BGM程度。
まだ聞いてないけど聞けると良いなーと思ってるのは、ナイナイ、霜降り明星、aiko、ぐらいかなぁ。
たまたま週末から今日にかけて一人移動が多かったりでラジオ聞く環境がよかったが、かといってラジオもずっと聞いてられないし、明日からはそうはいかないスケジュールだったりで、あとタイムフリーは1週間が限度なので流れちゃうかもだけど。
自分が意識的に聞きに行った枠は、まぁ面白いだろうと思って選んでるわけで、まぁちゃんと面白かった。ただ伊集院光は、本人の喋りというよりも大勢いた「二部パーソナリティ」を数人呼んでインタビューという感じだったので思てたんと違う…と思った。全体的に「55年企画!」みたいな枠よりは、しっかりメインパーソナリティのしゃべり中心した枠の方が面白かったと思う。大勢ゲストが出てきた枠は、うーん…って感じだった(個人の感想です)。
その前週がTBSのJUNKスペシャルで、伊集院、爆笑問題、山里、おぎやはぎ、バナナマン、の全員が出て、わちゃわちゃしてはいたけど面白かったんだよな。なんていうかTBSとニッポン放送の放送局の性格の違いが出てるなぁとかも思ったな。深夜ラジオのノリは、進行や演出が見えすぎちゃうと、やっぱりあんま面白くなくなるんだなー。
一番面白かったのは、やっぱりくりぃむしちゅーで、晩ごはんの買い物&散歩がてら、一人で聞いてたのだが、道で何度か吹き出しそうになった。マスクは正義。
あとタモリと星野源も、まぁちょっとハイブロウで若干ツンと来る感じはあったけど面白かった。一番笑ったのはEW&Fのファンタジーのイントロを歌いあってたところ。
電気は、瀧が最初の30分ぐらいは「あんまり人前でしゃべってない人の声」になってたのが感慨深かった。華が消えているというか…。最後の方はそうでもなくなってきてたから、やっぱり「表に出る役の人の華」ってあるもんだな、そして無くなったりもするんだなぁ、としみじみした。あ、でもまぁ全然ご健勝そうでした。たまむすびの放送中にマトリが踏み込んで逮捕されたことになってたのが爆笑したわ。
オードリーとか三四郎とかは当然の安定、通常営業。現体制組の人気番組だし普段と同じ時間帯でやってたし、当然か。
なんで55年?中途半端じゃね?というのはいろんな人がコスってて、それこそオードリー若林がジングルで歌ってたけども。まぁ要するに聴取率調査期間だよなって話と、あとはオールナイトニッポンのサブスクの宣伝なんだろうな、というのが、つまみ聞きをした増田の想像。3日間のラインナップが思っていたよりは若い人寄りで、懐かしがる年寄りはもちろん、若い人に興味持ってもらってサブスクに誘導したいのかなぁという想像をした。
増田はラジオ聞きの中年で、子供のころはオールナイトニッポンを好んで聞いていたがめっきり聞く機会が減り遠ざかってしまっていた。この特番で復活することもあるかなーサブスクるとかもアリかなぁ、とかも思っていたたが、まぁ、とりあえず、この遠めの距離感は変わらなそうだなという結論。
それにしてもくりぃむしちゅーが、自分たちのオールナイトは若い人からも「聞いてました!」といわれるがそれは違法のヤツだろ!と何度も言ってて笑った。
くそ喪女にマッチングアプリで彼氏ができるまでの備忘録。普段は二次創作BL字書きなので、ところどころ小説チックになってしまい我ながらキモイ。
私は小学5年生のときに同級生の男子に貸してもらったギャグマンガ〇和でオタクになり、程なくして同時期に腐女子にも目覚めた。ちょうど、小学生はもれなくDSを所持していた時代で、ニコ動はちょっと怖かったから見られなかったけど、うごメモがめちゃ流行っていたので、あっという間にオタクが重症化した。
それに加えて、翌年くらいにはキッズ携帯を得て(確か英検4級合格のご褒美とかだった)パケ死に怯えながら、友達とメル画やら個人よろずサイトを巡回しまくっていた。
つまりは生粋のオタク。初恋よりも先に、推しカプの恋に夢中になっていたような女児だった。
その後も、中学時代はとにかく部活に明け暮れ、高校は女子校で趣味に奔走し、その間もずっといろんなジャンルの推しカプのことばかり考えていた。
好きな人がいなかったわけではない。けど、私はいずれ結ばれることが約束された二次創作のBLの恋愛の展開にはアホほど詳しいが、毎日校内で顔を合わせる相手への好意の伝え方や、友情と恋愛の両立についてはさっぱりだった。ので、本当に、本当に何もないまま、恋愛経験値0のままで高校卒業を迎えた。
それでも、大学は共学だしもう大人だし、さすがにこれからは何かしら起きるのだろう。漠然とそう信じながら、買うのを楽しみにしていたR-18同人誌を片っ端から虎穴で得つつ、私は大学生になった。
が、お察しの通り4年間はあっという間に終わった。かけがえのない気の合う友人たちと出会い、飲み会やら合宿やら、p〇xivでよく見たラッキースケベが起きそうなイベントも一通り経験したが、普通に楽しく過ごしていたら、普通に何事もなく終わった。
それでも、毎日推しカプは愛おしいし、この間ずっと家族の仲は良好で、友達も最高の連中ばかりだったので、特に人生への不満はなかった。まじで恵まれた人生に感謝している。これは今もずっと。
ただ、それもあって余計に、恋愛的に焦りや寂しいといった気持ちが生まれにくかったんだと思う。しかしさすがに、大学卒業後はちらほらと身近なところでも、恋人ができたとか結婚したとかいう話を聞くようにもなってきた。
23歳で処女なのはまあいい(?)として、経験が0なのはいかがなものか。くらいには思っていたので、2021年の年明けに同じように彼氏がいない友達と、ノリでマッチングアプリを入れた。忘れもしない、地元の激狭だけどケーキがめっちゃうまいカフェのカウンターの隅っこで、お互いに少しでも写りのいい写真をアイコンにして、嘘ではないプロフィールをうんうん考えて、本気で出会いを求めていたというよりは、それすら友達とやいのやいのするおもちゃの一つみたいなノリだった。
で、当然始めればリアクションをいただくのだが、気づかないだけで世の中にはいろんな男性がいるんだなあと勉強になった。そして、何人かとやりとりをするうちに、気づくことも多かった。主に自分の内面について。
基本に新しい環境や人との出会いは得意なほうではなかったのだが、逃げられないのなら覚悟を決めてどんと構えるしかない。というスタンスで生きてきたのだが、恋愛については最悪「逃げる」がコマンドのひとつとして選択可能で、時としてそれは正解だったりもするので、むっず! と思った。
悪い人じゃなさそうだけど、友達やもっと深い仲になりたいかと言われればうーん? てこともあったし、趣味はかなり合いそうなのに会話のちょっとした言葉選びとか考え方がたぶん合わないな……みたいなこともあった。学歴や経歴は全てではないけれど、この辺の相性を判断する材料にはなること。そしてそれは、お相手側にとっても同様であったんだろうと思う。
飽き性なこともあり、仕事の閑散期にちょっとアプリを覗き、稀にお会いするところまでいくも、まめに連絡を取り合うのがだるくなってしまい二度目に繋がることはない。その繰り返しの中でコロナが職場で大流行したり、自分が罹ったりしたこともあり、変わらず恋愛経験0のままいつしか25歳の秋を迎えていた。
大学卒業の少し前、同じく女子高出身で彼氏がいなかった友達と冗談で言い合った言葉を思い出した。
「25歳のときにお互い彼氏ができてなかったら、この間テレビで見た相手が自衛隊員オンリーの合コンに一緒に行こうよ!」
筋肉ヤバそう! イケメン多そう! 逆に楽しそうじゃない? なんて、たった数年前の話だが、もうあの頃みたいに本気で冗談としては笑えない。
というのも、卒業後も特に仲良くしていた友達グループ5人のうち、ついに彼氏がいないのが私だけになってしまったのだ。
それでもまだ、焦っているわけではなかった。相変わらず人生は楽しく、仕事はしんどいが日々は十分に充実しているといえる。友人らも別にこちらを憐れむでもなく、まあこういうのはタイミングもあるし、それだけが人生じゃないしね〜というスタンスでありがたかった。
だが、年末年始頃になってくるとじわじわとこみ上げてくる思いもあった。
数年前まではクリスマスパーティーに忘年会に新年会と、友達と楽しい予定を入れまくり、さらに寝る間を惜しんで推しを愛でて最高になっていた。が、やっぱり周りに彼氏ができれば、そちらを優先してもらって予定を立てることになる。今年もクリスマスパーティー兼忘年会も新年会もやったが、あと数年もすれば今度は結婚する子が出てくる。子どもが生まれれば、さすがに今と同じようには遊べなくなるだろう。
その分、推し活が捗る。とも思ったのだが、実際暇だったクリスマス前後はイベント用の原稿がめっちゃ捗ったのだが、同時にめっちゃ眠いし疲れがやばい。
まだまだ若者だと自負しているし実際25なんてまだまだ若いのだが、確実に学生のときより衰えている。多分体力作りや体調管理で盛り返すことは可能なのだろうが、仕事がなかなかの漆黒分野なので、今すぐに改善していくのは難しそうだ。それに、推しとの時間は一期一会。新たな出会いもあろうが、いつサ終や最終回も迎えるかも分からない。
二次元三次元問わず、何事にも終わりはくる。家族がいても友達がいても推しがいても、仮に恋人がいても、最終的には一人だ。そのことへの、漠然とした不安があった。
そうなってくると、己の進むべき方向は大まかに二つではないか。
もうなりふり構わず、とりあえず一度は恋愛というものを経験しておいて、合わないなら止めて一人で楽しく生きていく。それか、もう腹を括って一人で生きていく。どちらを選んでも、幸いなことに漆黒だが安定で安泰な手に職はある。
ということで、なあなあにしていたアプリを、インストールから2年経った2023年1月に改めて本腰を入れて再開してみた。
初めこそ、趣味やノリが自分と近そうで、リードしてくれそうだから少しだけ年上の方……なんて思っていたときもあったが、休み休みでも2年アプリをやっていると理想と現実がわかってくる。
趣味やノリが合うかはプロフィールだけじゃ最低限しか分からない。そもそも私が好きだと言っている漫画もゲームも全部、二次創作BLを含めて言っている時点で重視すべきポイントにはなり得ない。この趣味をリアルの知り合いにカミングアウトするつもりはないからだ。
年齢もあまりに離れていなければ、この際どうでもいい。そもそも誰ともお付き合いしたことがないのだから、年下年上同級生、どんな人と合うかなんて分かるわけもない。
ということで、ほぼフィーリングでピンときた数人に「いいね」を返し、そのうちの一人と数回電話で雑談し、会う約束をした。この間、アプリ再開から約2週間。25年何もなかった自分にしては、なかなかのスピード感である。
それなりに楽しみにしながらデート当日を待っていた。浮かれて久しぶりにワンピースなんか買ってしまって、たぶんはしゃいでいたんだと思う。
前日の夜に「明日って、〇〇駅に何時ですよね?」と送ったきり、返事が途絶えた。その前日までは普通にやりとりしていたのに。
それでも、万が一でもお相手の方を待たせてしまっては申し訳なさすぎる。ので、電車で1時間半かけて当日私は待ち合わせ場所に会いに行った。案の定、そこには誰も来なかった。悲しくて恥ずかしくて、追加の連絡はできずに、一人で駅ビルを3周くらいして、ご飯を食べて、何か一つでも納得したくて可愛いヘアクリップとずっと欲しかったSABONのフェイススクラブを買って帰った。
帰りの電車の中はカップルばかり目について、まじで最悪の気分だった。けど、冷静な自分もいた。会う約束までしてすっぽかしたことはなかったけど、だるくなってアプリ内のチャットを切ったり、LINEをスルーしてしまったことは私にもある。たぶん、アプリで出会いを求める以上これはよくあることだ。
だからこそ、もう決着をつけたい。
明日から一週間は恋愛のとこは考えない。ちょうど推しカプのオンリーイベントにも参加するし、全力で楽しむ。そして、イベント明けの一週間に最後にもう一度だけ、ちゃんとアプリをしよう。どんな相手でも真剣に向き合って、それで一週間でなにもなければ、アプリを消そう。
25歳なんて、これから恋愛経験を積もうには少し遅いかもしれないけど、長い人生の中ではまだまだ若い。
これ以上、自分の恋愛でうだうだ悩むのに時間を割きたくない。そもそも、人生における恋愛が占める部分は、人より少ないタイプだ。今までがそうなのだから、そういうものなのだ。それならもう恋愛を諦めるわけではないけれど、中途半端に振り回されるより、推しカプ並のご縁とやらに巡り会うことがあるまでは、恋愛のない人生でいいや。
そういうつもりで、ラスト1週間アプリをしっかりめに見る日々が始まった。
確か、彼からいいねが来たのは水曜か木曜くらいだったと思う。そのときちゃんとやりとりをしていたのは、彼を含めて二人。(マッチングアプリでは、お互いにいいねを送り合うとやりとりが始められるが、いいねを送りあっても会話が始まらないこともままある)
同い年の人と、一つ年下の人。
正直なところ、どちらの人もプロフィールや写真はあまり印象に残っていない。ごく普通っぽい感じの人だった。ほぼ同時進行で二人とアプリ内チャットでやりとりしていた。
もともと、やや人見知りする性格なこともあり、今までの人生で先輩や後輩とは、仲が悪くなったこともないが、仲良くなれたこともなかった。ので、同い年の人のほうが話しやすいかな? と思った。が、話をしているうちに、何とは言えないのだが、なんとなくこちらの恋愛経験が浅いことや学生時代の思い出なんかを話しているうちに、ちょっと上から目線を感じた。互いに品定めする場でもあるのだから、当然といえば当然なのだが、今回の私はこれ以上もう恋愛で不快な思いをしたくないという思いが強かったので、ごめんなさいと思いながらフェードアウトした。(「女の子は〜だもんね」、「(部活や勉強について)それなりに頑張ってたんだ、真面目だね(笑)」的な言葉に、なんとなくモヤってしまった)
一方、もう一人の年下の方。
仕事のことや漫画のことなんかの当たり障りのないことを話していると、一度通話をしないかと持ちかけられた。今週は頑張ると決めていたのでokすると、「初めましてだし、だらだらしちゃってもあれなんで時間を決めましょう」と相手から言ってくれた。
友達と電話するのは好きだが、そんなに関係が深くない相手と世間話をするのは得意じゃないのでありがたかった。
30分だけという約束で週末に通話をしたのだが、驚くことにとても話しやすかった、とても初めて話す相手とは思えないくらいで、それでいてお互いに敬語は崩さずに程よい距離感で楽しく会話ができた。今までもアプリで知り合った相手と通話したことはあったが、こんなにも話が弾んだのは初めてだった。30分があっという間に過ぎ、私のほうから「少し延長しませんか?」とお願いした。これも初めてのことだった。
結局、一時間以上通話が続き、「よければ会いませんか? 会わないと分からないこともあるだろうし」という相手の言葉に同意して、電話を終えた。恋愛経験が乏しいこと、なかなか進展できていないことも伝えていたため、「それなら早いほうがいいですね」と3日後に夕ご飯をご一緒することになった。
これもなかなかのスピード感で、正直展開の速さについていけていないところもあったのだが、25年間で0だった経験値が、25年間で1になったと考えれば、別に早くもなんともない。
すぐに当日を迎えた。仕事終わりに、前述した浮かれて買ったワンピースに着替え、待ち合わせ場所のレストランに車を走らせた。
今度はちゃんとそこに相手が待っていて、私はもうそれで少し嬉しくなっていた。我ながらちょろい。でも、そのレベルのくそざこ恋愛初心者なのだから仕方ない。
写真で見るより、感じがよかった。1つ年下ということだったが、そんな感じは全然せず、まあ1歳違いなんて誤差みたいなものかと年齢差という偏見を取っ払うと、より人として良いなと思えた。
ご飯を食べながら話をしたが、対面してもやはり楽しく過ごすことができた。
仕事の話、学生時代の話、恋バナ。まあこっちに話せる恋バナなんてカスみたいなのしかないのだが、それもちゃんと聞いてくれた。そして私にはずっと縁がなかった、高校生や大学生のときの恋愛話をぽつりぽつりと語ってくれた。トキメキしか詰まっていない推しカプの妄想とは違っていたが、それはそれで興味深かった。
印象に残っている彼の言葉がいくつかある。
「僕も楽しいです。できれば、また会ってほしい。けど、もし他にもいい人がいれば、全然そちらと会ってもらっても大丈夫なので…」
程なくして
「そろそろ敬語やめない?」
タメ口で距離を狭めてくる人は、Twitterでもアプリでも苦手だったのに、電話でもたくさん話したからか自然と受け入れられた。
「誰とも付き合ったことないんてしょ? なら、僕と付き合ってみない?」
からかわれているんじゃないかと思い、「冗談?」と聞き返すと「本気だよ」と言われた。どんな顔をしていいか、これは進研〇ミことp〇xivでも同人誌でも予習したことがなく、たぶん半笑いの変な顔をしていたと思う。
だめかな? と問われたので、信じられなくて「逆に私でいいの?」と聞き返してしまった。
「いいよ、いいに決まってる。付き合ってください」
改めて言われてしまって、目の前の人が好きなのかどうかなんて全然分からなかったが、少なくとも一緒に話していてずっと楽しかったこと、沈黙も気まずくなかったこと、腹をくくってアプリをしていたこと、いろんなこと思い出しながら、一言
「はい」
と答えてしまった。
これからよろしくね。うん。とお互いに照れながら言い合って、恥ずかしいような、でも数週間前のような惨めさはない、知らない気持ちで溺れそうだった。
ラストオーダーも過ぎていて、焦って退店するともう駐車場に車は疎らで、次の日も仕事なのでどの道我々も解散の流れになった。
車の前まで一緒に歩き、でもなんとなく別れ難くて立ち話をしていると
「手を繋ぐのも初めて?」
と手を握られた。「うん」と答えると、指を絡められ、なるほどこれが恋人繋ぎかと思った。推しカプはよくやる、というより脳内のデフォはこれだ。
「……じゃあ、キスも?」
あれ、この流れ。推しカプで予習はしてないけど、数多のBL読んできたから察しはつくぞ。そう思いながら「……うん」と答えた。
見つめ合うのも初めてだけど、伝えるタイミングはなかった。
本当にキスするときってチュッていうんや……と頭の片隅で感動していると、再び唇を合わせられた。
今度は軽く唇を噛まれて、舌が入ってきた。口内を吸われて、舌を甘噛みされたりした。たぶん時間にして10秒くらいだったけど、25年間0だったものが一夜にして、自分的に200くらいに跳ね上がり、すっかりノックアウトだった。
顔が離れて目を開けると、彼との間に唾液の糸が切れる瞬間で、内心
「こ、これは進研〇ミで死ぬほど見たことあるやつ。なんなら自分の小説でもよく書くやつ……こんな感じやったんか――」
と謎の感動に包まれていた。
そしてぎゅっと抱きしめられ、
「あー、離したくない。でも、これ以上は止まんなくなるから我慢する」
と言われ、夜も更けてきたのでバイバイした。
帰りの車内では完全に放心状態だった。だって、まさか、25年なにもなかったのに、この数時間でこんなことになるなんて、思ってもみなかった。今思い出してもやばい。
26歳の誕生日まで、あとちょうど2ヶ月という夜だった。
その後はじわじわと恥ずかしさが込み上げてきたが、同時に彼のことが日に日に好きになっている気がする。
断言できないのは、もちろんその経験がないからだ。でも、お相手は程よく優しく、こちらに経験がないことも承知である程度ぐいぐいリードしてくれるのが、ありがたくもある。そして、その振舞いから、「本当にこの人、私のことが好きなんか……」と実感できることもままあり、なんともこそばゆく嬉しい。
経験してみて、合わなければ止めればいいと覚悟して臨んだが、今のところはとりあえず幸せに過ごせている。
推しカプも相変わらず愛おしい。家族も友達も愛してる。そこに、もう一つ楽しくて素敵な気持ちになれる存在が加わった。
無論、よいことばかりの毎日ではないが、それでもまあいいかと思いながら生きている。本当に、本当にありがたいかぎりである。
※利用していたアプリはペアーズとwith。今回の最終的な出会いに繋がったのはペアーズだったが、使用感がおもしろかったのはwith。用心してまじめに使えば、怖い目に遭うことは少なそうだと思う。