2023-02-22

リスキリン支援に対する違和感

リスキリングとは、英語で「Reskilling」であり、スキルを付け直すこと、学び直すことと表現されます2021年経済産業省が発表した資料によると、「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要スキルを獲得する/させること」と定義しています

参考:https://talknote.com/magazine/reskilling/

 

違和感あるのは、現代において「ちょっと勉強した」くらいじゃ「新しい職業に就く」のが困難という認識から

最低限専門学校に2年でも通って、サボらずちゃんと学んで、それでようやくスタートラインで実際に就職できるかどうかは別だし、就けても割の良い仕事ではない

というくらいに現代職業は専門化されているイメージが有る

 

例えば若者であればその状況でもいいんだ

親が居て高い授業料を払ってくれて、安月給の仕事に就いたとしても、そこから10年かけて這い上がって給料を上げていく、みたいなプランが立てられるから

でも「学び直し」ってことは、想定してるのがまず若者じゃない(アラサー以上)だろうし、そもそも支援ってそんな2年も学校に通えるような高額な支援でもないだろうし

一体どういう想定なんだろう?と疑問になってしま

想像できるのは、就職に役に立た無さそうな中途半端な学び支援で終わってしまうケースで

そうなると喜ぶのはそういう中途半端学校

 

もちろん現職があって、そこで必要になるスキルを身につけるという文脈でのリスキリングは良いと思うし、支援もし安いとは思うけどね

日本企業人材育成に金を掛けてなさすぎるらしいし

ただどうしても人材開発業者胡散臭いと思ってしまっているけど

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