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2017-09-16

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今回はモアイで読める受賞作品感想

可動域、いっぱい。 (モーニングゼロ2017年7月奨励賞

プロット自体は、入学したての主人公たちが部活を選ぶまでの過程を描いているだけだが、登場人物たちの掛け合いや主人公の心情描写が丁寧。

フキダシとかの多さは姦しさの演出に一役買っているけれども、文字情報としては興味深いことは書かれていないので、読んでて多少かったるい印象もあるかな

肝心のハンドボール部分での構図も寄りすぎていて、あまり躍動感がないのは残念だけれども、消極的主人公視野の狭さを表現していると前向きに解釈できなくもない。

進め! 北高吹奏楽部モーニングゼロ2017年7月奨励賞

あれこれ言語化しようとするのも、理屈っぽいことも必ずしも悪いことではない。

私は「語るより見せろ派」だけれども、だからといって分かりにくいのはダメだとも思っているし。

けれども、これは読んでてゲンナリするだけだ。

かかえている問題が複雑だから、主要人物の性格なりの補完が必要なのはからなくもないんだけれども、もう少しバランスどうにかならなかったのかなあ。

情報の過不足の是非なんて明確にあるわけじゃないけれどもさ、いくら言語化をして理屈っぽいことを並べても、読者が100%理解できることなんて稀なわけで。

削る勇気がないなら、せめて構成バランス意識して描いたほうがいいんじゃないかなあ。

デザインド、アンデザインド(第36回イブニング新人賞 優秀賞・古谷実特別賞)

やっぱりストーリー面での構成力って大事だと常々思う。

テーマプロットなど、作者の表現したいものがはっきりしていると、それだけで読んでて苦じゃなくなるから助かる。

荒い絵ながらも登場人物の所々鬼気迫る激情ポイントを抑えているし。

昼食も半ばをすぎて(第36回イブニング新人賞 優秀賞)

今回の中では一番マンガマンガしている。

構図とか、演出とか、擬音の使い方とか。

ジョークも小気味よい。

話のテーマ性が希薄というか、読んだ後「何の話だったの?」ってなる感じはちょっと気になった。

ベイビー症候群(第36回イブニング新人賞 優秀賞)

合間に合間にギャグを挟んで飽きさせないようにする工夫は感じられる。

設定に反してテーマ性が希薄から舞台装置的だし、起承転結あって構成や展開も筋は通ってはいるけれども強引であることは否めない。

終始楽しく読めたけれども、私が語れることは少ない。

瀬戸くんと中田さん(第36回イブニング新人賞 奨励賞

すごい絵が荒いなあ。

下手だけど味があるって感じでもないし。

そんな明らかなマイナスポイントを抱えながらも受賞したんだからスゴいんだろうなあ。

話に起伏があまりないけれども、主要人物のキャラクターがちゃんと出来ているから読んでて楽しくはある。

残った恋(第36回イブニング新人賞 大賞)

私はあまり表面的な表現技法については高く評価しないタイプだけれども、ちゃんとした演出意図も含まれていると感心してしまう。

序盤でそれを持ってきて読者をまず引きこもうとする目論見が上手い。

中盤でちょっと中だるみするんだけれども、終盤でまたハッとするような表現をしてくるのも良い。

表現したいことや読者に伝えたいことを絵で抽象的に、かつ分かりやすく見せるのって並大抵のことではないだろうからね。

個人的には読んでて面白いかといわれるとそこまでじゃないんだけれども、まあ大賞を取るに足るレベル作品だっていうことは分かる。

2017-09-02

メイウェザーマクレガーが終わって次はカネロゴロフキンだと思ったらリゴンドーロマチェンコとかやるのマジすげえな今年のボクシング

2017-08-27

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今回は少年ジャンプ+

ファイアパンチ 65話

メタ的に見るなら、アグニが現状の展開について読者向けの説明をしてくれないから、ネネトがそのケツを持った感じ。

そのせいで何だか自然になっている気もするが。

いや、本作ってどうもこのあたりの運び方があまり綺麗じゃないから今さらかもしれないけれども。

語らず見せるべきことと、見せても語るべきこととの過不足について作家自身苦戦している……ってのは邪推が過ぎるか。

ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミア ILLEGALS- 12

今回は世界観説明というか、ヒロアカ設定資料漫画で読んでいるような心地だった。

こういった架空の設定について理詰めで説明するのはリアリティが生まれて嫌いじゃない。

本作のテーマにも繋がっている解説だし、不必要というわけではないしね。

ただ、やっぱりちょっとファン向けというか、文字フキダシの占有率が凄まじくて手放しで褒められた構成ではないけれども。

まあスピンオフって基本的原作ファンとかが読むことが多いの前提だから、まあそれでもいいのかなあって感じか。

雑感

ちょっとから始まった、読み切り&新連載ラッシュ。一つ一つ感想書く気力もなかったので、全体的な感想として。

ギャグ漫画コメディ系のは軒並みイマイチ。酷い出来ってわけではないけれども、特筆して評価できるようなところもほぼない。私は、プロットが録になくて設定したキャラだけで何とか体裁を成そうとしている漫画を「キャラ漫画」とかいうことがあるけれども、概ねそんな感じだった。

別にキャラクター描写に傾倒すること自体ダメってわけではないんだけれども、デザイン性格などの設定の羅列で終わってしまっているのがダメで。漫画キャラ大事ってよく言われるし実際その通りではあるけれども、その認識が甘いというか。本当の意味で魅力的なキャラクターってのは、テーマプロットなども包括してこそ。ドラマ言動説得力を生み、相関関係化学反応を起こし、そうしてキャラクターというものはより魅力的になる。

これといって大したことのない、何の捻りもないプロット面白そうなキャラクターを配置しても、とりあえずは読めるものになるかもしれない。でも、すぐに底が知れて陳腐になり、漫画の話含めてキャラクターにもすぐに飽きる。特に会話劇とかが中心のコメディは、作家の手癖だけで描くと冗長になりやすいから、よほど自信がない限りはプロットから作りこんだほうが良いと思う。


ストーリー系の漫画は、クオリティ的には概ね良好だと思う。それぞれ個性を出そうとしているのも窺えるし。ただ、いかんせん私的に刺さったものがないので、語れることが少ない。

あと持論だけれども、私は表面的な表現手法とかは評価に値しないと考えているんだよね。極端な例えだけど、4コマ漫画を読んで「コマ割が良い」なんて言ったら馬鹿みたいでしょ。だからそういった表現手法賞賛対象にもならないし、批判対象にもならない。どのようなテーマで、どんな構成セリフを紡いで表現するかってことがストーリー漫画においては大事なんだと思う。もちろん、表面的ではない表現手法に関しては評価に値すると思う。私個人がそれを評価できるかはともかく。


スポーツ系のもあったけれども、正直ありがちなスポーツ漫画読み切りだった。定型を何ら脱していない。王道的な構成と見ることも出来なくはないけど、私としてはもうこういうのはいいかなあ。

作品というもの絶対的評価大事だけれども、相対的評価大事比較対象が多い媒体なら尚更。既存のものばかりで構成されているのなら、より洗練されていて欲しい。それが出来ないというのなら、(クオリティの良し悪しはともかく)せめて新しいものを。どちらも出来ていないなら、語るに及ばず。

2017-08-10

昨日ドラクエ11のマルティナのセクシー動画と、ぱふぱふイベント動画をたくさん見た

興奮した

そんで久しぶりに一般ゲーの映像で抜いた(DOAほのかマリー以来)

で、本題だけどさ

これ全年齢じゃねーだろ

ドラクエってだけでCEROがまじめに仕事してねーんじゃねーのか?

まりにも得ろ過ぎる

いたいけなショタを得ろに目覚めさせてしま

FF5のカーウェンの町のパブ踊り子が踊るのを見た後で、踊り子が客席まで降りてきてくれてハートフキダシがでる(たぶんバッツにキスしてる)部分で抜いた、二等親ドットハートマークだけで抜いてしまった小学生時代の俺の二の鉄を踏ませてはならない

そうしないとゆがむぞ

もしやらせるならペンタブとか3Dモデリング環境もいっしょにあたえてやってくれ

そしたらいいえろ作者になると思うから

頼む

2017-06-23

3.5km先から要人狙撃が起きうる可能性について

言いたいことは題名が全てだ。

カナダ兵、3.5キロ先のISIS戦闘員狙撃 世界新記録 (CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170623-35103226-cnn-int

このブクマ

ID:watanuki_p ID:motobitsrk ID:monaken ID:mogmognya 等が

記録という単語脊髄反射していたが、そんなレベルで語っていい話ではない。生活上の安全保障を確保できる距離侵害される恐れのある驚異的なニュースだということを認識していただきたい。

そもそも今回使われたライフルは対物ライフルと呼ばれる兵器でただの(?)狙撃銃ではないし日本に持ち込まれて使われる恐れはほぼ無いとは思う。が、この話はまだ安全とされる中東区域クウェートオマーン戦争区域に近しいところならどこでも起きうる出来事だ。

超長距離射撃ミリオタでなくても知っている人がいると思うが通常であれば最長でも1km程度で、高度や無風状態、果ては気圧配置や湿度重力等によってしくじる可能性が無数に発生する極めて難易度の高い技術を要する。

これらはゴルゴのように人一人でやるものではなく、別途、弾道計算コンピューターを用意し(時には観測手が運用して)実現されていた、それで1km程度だった。

3.5kmという距離がただのマグレではなく実現可能距離になった場合要人護衛の為の安全空域・安全保障体制をどれだけ確保しなくてはならないか

ことは「記録デキタヤッタースゴイネフキンシンダー」なんて話ではない。安全保障侵害されうる領域が増えたという恐るべき出来事だ。

2017-05-22

http://anond.hatelabo.jp/20170522013548

"お風呂掃除"で洗剤を使わないという場合

  • 普段は吸水性ハンドモップでフキフキしており、それを簡易掃除とみなしてる → 洗剤はつけない
  • 適宜メラミンスポンジで拭き擦りしていると汚れらしい汚れはなかなかつかない → 洗剤はつけない

ということだと思う
洗剤使わなきゃならないほど汚れることって「掃除」の中ではそんなに頻度ないよね、という話だろう
むろん思春期ガキンチョやワーカーおっさんが入ったあとの風呂なら洗剤つけたいなという感じに湯船裏側浮き浮きワッシンだが
風呂の汚れ方がそもそも違うのかもしれん

2017-04-08

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今回はとなりのヤングジャンプ

ワンパンマン 第112話

110話の感想で、闘技大会編のテーマ考察したけれども、今回はそのアンサーにあたるね。

闘技大会編で提示された「ヒーロー必要性だとか意義」とは、第102話のスネックの自問が分かりやすい。

「勝てない相手にどうすべきか」ってのは、無免ライダー深海王のを筆頭に何度か趣を変えて描かれていることだけれども。

今回はそこに「自分より強くて、守る必要のない人間」という要素が含まれてくる。

けれども、回答はシンプルってのがいいね

悟りパパ 34話

まり気にしたことなかったけれども、フキダシ外のセリフが割りと小ネタ利いているね。

オチは良くも悪くも脱力感が。

本作はいい話のまま終わるパターンもあるし、今回はそちらのほうが収まりがいい気がしたから油断していたってのもある。

体のいい言い訳相手相手から、余計に罰当たりだなあ(笑)

空気人形と妹 第20

要人物が衣装入れ替えるのって、二大ヒロイン構成漫画とかがよくやる定番ネタだね。

こういうのってギャップによる魅力や、普段デザインの妙などが窺えたり、それがヒロイン二人同時に味わえるわけだから一粒で二度美味しいよね。

まあ、今回それがあるかっていわれれば微妙だけれども(笑)

ダッチワイフツッコミしつつネタも入れていくものから、今回みたいに味方が誰一人もいないと、すごくせわしなくなるね。

それにしても、良さそうな服を着てみたら思いのほかダサいと気づく、ってのはリアルでもあったりするのかなあ。

個人的にはピンとこない出来事なんだけれども、自分というフィルターを通して見て、初めて目が覚めるものなのだろうか。

いや、今回はモノがモノだから、余計そう感じるだけなんだろうけれども。

なんだかラブコメとかでよくある、扇情的衣装を着たヒロインが「何よこれー!」っていう「いや、着てから言うなよ(気づくなよ)」という構図の間抜けさも、案外リアルにあったりするのかもしれないと思ったり。

2017-02-24

フキシップ2017

チンポ挿さず刃物刺す

襞を通さず肉を切る

遺書を残さず後遺症

2017-01-14

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今回はモアイから、第33イブニング新人賞感想

—棘— ジィー(第33イブニング新人賞 奨励賞

構成がやや難儀だな。

要人物の語られるバックボーンや、ロマンスもろもろが中途半端、或いは余計に感じるというか。

なぜこーなったかってことは理解できるのに、それに感情移入できない。

「どーいうテーマ物語か」っていう観点評価しにくいし、仮に評価できるとしてもそのテーマによって紡がれるもの希薄なのだ

復讐少女(第33イブニング新人賞 奨励賞

良くも悪くも、非常に圧迫感を覚えた。

隠し事をしている男と、復讐心に駆られて危うさを漂わせる少女との奇妙な交流は、どういう展開になるか最後まで読めない緊張感があり、実際ラストまでそれは変わらない。

けど絵が拙いのは一目瞭然で、ドアップな構図やフキダシ、文字もでかくて圧迫感を覚えた。

ある意味プロットと噛み合っているとも言えるが、それでもクドさを覚える。

粘液少女(第33イブニング新人賞 準大賞)

ワンアイデアの設定と、それに合わせた主役のキャラクターによって可笑しさはあるものの、ほぼ静的なプロットは盛り上がりに欠けるのは否めない。

結局のところテーマ主体先生性的嗜好で、それで何か大きなドラマが紡がれているわけでもないからね。

絵は似たり寄ったりな構図が気になるが、粘液の質感はこの作品テーマ関係していることもあって気合入れてるね。

1%モンスター(第33イブニング新人賞 優秀賞)

とある女の子問題と、とある教師問題が平行しつつ、二人の交流によって展開していく構成かな。

気になるのは、女の子側の問題教師の励ましによって大きく解決に向かうのに対し、教師側の問題女の子が大したカンフル剤になっていないところだ。

あと、所々「ん? どういうこと?」というセリフと場面がいくつかあって、描き方の問題もあるのかもしれないが、自分コンテクスト理解できていないことに不安になった。

プロット理解できているのに、恐らく私はこの作品を肝心なところで掴みきれていない。

首(第33イブニング新人賞 優秀賞)

テーマと、構成がきっちりしてるのは好みだなあ。

奇抜なワンアイデアを基盤に物語を展開させるってのは、モアイで読める受賞作品では定番なんだよね。

ただ、それをちゃんと活かしてテーマもしっかりしつつ、物語ドラマティックに紡いでいるのって案外少ないから、その枠組みではかなりレベル高いんじゃなかろうか。

物言わぬ人間となった妻と、それに相対する主人公の心労が丁寧に書かれている。

ラスト近くで描写される首がない赤ん坊看護師は、主人公の順応を表現しているのか(赤ん坊も泣き声が描かれているし、看護師普通に喋っているので、実際には首があるはず)。

38ページ目に丸い線があって、これが主人公に重なっていくつか描かれている。

最初よく分からなかったけれども、多分あれは空白で透明のフキダシで、妻が何か喋っているってことなんだろう。

『1%モンスター』は測りかねているのにこーいうのは分かるあたり、私みたいなのと相性いい作風なんだろうね。

2016-12-31

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今回は少年ジャンプ+

世界AV撮影

個人的に『あの娘はヤリマン』連載してたころから、この作家パロディ描写は安っぽくて無意義だからきじゃないんだよね。

ただそこを除けば作風自体は嫌いじゃない。

今回も自身作風をモノにしてて、貫禄感すら出てる気がする。

悪魔のメムメムちゃん 12

行き当たりばったりな演技、ボキャブラリ皆無かつ説明能力のなさ、感情ゴリ押し相手の話を聞かない、隙あらばズルをしようとする、努力や才能の方向オンチ

本作はメムのダメダメっぷりを楽しむ漫画だが、今回はその要素が役満レベルで笑わせにきているなあ。

ハンコを無理やり止めようとしていたけれども、次のページもよく見たら紙の上に乗って何が何でも押させまいという悪あがきっぷり。

そして、思わぬトラブルが発生してなお、行動しだいでは名誉挽回のチャンスなのに、失望(ある意味では期待を裏切らない)行動と一貫している。

超越絶対風紀委員イチ子ちゃん!

絵もフキダシもごちゃごちゃしてて、ちょっと読みにくいなあ。

プロットもコンセプトを考慮しても拙い箇所があるし。

でもセリフ回しはノってるね。

オニマダラ 15話

ホステル』とか『SAW』みたいなスプラッター作品を「トーチャーポルノ」っていうことがある。

トーチャーってのは「拷問」って意味らしいけれども、広義的にはスプラッターが多かったり印象的なものも指すらしい。

なのでいつかの感想で私はこれを「トーチャーポルノ」って表現したけれども、今回はそのコンセプトが明らかだよね。

今回は実質主人公がひたすら殺されまくるだけなので、スプラッター描写やりたいってだけにしか感じられなくて無意義に感じる。

別にそういう表現ダメというつもりはないけれども、やってることが今までとほぼ同じだから正直飽きてる。

過激ものって映える分、飽きやすいか演出もっと工夫が必要だと思うんだよね。

年末ハーレム

数ある中から、なんでよりにもよって『群馬アイドル神話 馬セブン』の作者にパロディ描かせたんだろう。

まあ、コミックス宣伝と合わせたという意図もあるのかな。

「よりにもよってこの作家パロディ描かせた」という意味ではキャッチーだけど、逆にいえばそれだけだし、冷静に考えれば誰得であることはいずれにしろ明らかだし。

ちなみに、内容についての感想だけれども、プロットに関してはギャグ漫画としてそこまで酷くはなくて、むしろちゃんとしているとすら言ってもいいかもしれない。

ただ、それで評価できるわけではない程度の欠点を抱えているのは相変わらずなので……。

まあ、正直なところ『群馬アイドル神話 馬セブン』に対する悪印象に、私が引っ張られているのは否めない。

意図的だろうがなかろうが、クソ漫画はクソ漫画であることには変わらないんだけれども、あの漫画のすごいところは物作りに対する姿勢編集含めて酷いことなんだよね。

追記

フードファイターベル』も読んでいるよ、感想は書いていないけれども。

ちなみに、各サイト漫画には一応ほとんど目を通していて、「(良くも悪くも)書きたい」と思った場合に書いている。

面白いからといって感想を書くわけでも、ツマラナイないか感想を書くとも限らないということ。

2016-12-22

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今回はモアイ

第70回ちばてつや賞の受賞作への雑感。

WARAING ROAD (第70回ちばてつや賞大賞)

舞台はもちろん、日常まで漫才の延長線上なノリは、テーマをとても意識しており一貫している。

一つ一つのネタ自体は実のところ、そこまで上手くも面白いとは思わないんだけれども、ちゃんと作りこんであるということが伝わってくる出来だと感じた。

テーマ自体が難しい題材でありながら、細かいところでコマ割やフキダシを使い分ける演出は、読者がノリを迷いにくいようする配慮にもなっていて感心した。

となりの国から (第70回ちばてつや賞佳作)

主役にセリフがほぼないこともあって、キャラクターをひたすら動かしているだけの描写が多いね

これ自体演出上悪くないとは思う。

無口な分、ストーリー上で主役の行動理由言葉説明しなくても読者に伝えるために丁寧に見せる工夫は多少あったほうがいいだろうからね。

けれども、個人的には「そんなに丁寧に描かんでも」、「たるいなあ」と思ってしまった。

それで、なお読みかえさないと分かりにくい箇所も多少あるので、演出必要なことも大事だが、構成上分かりやすいことも大事かなあ。

てっちゃんと (第70回ちばてつや賞佳作)

ちょっと不思議な設定を含ませた話と見せかけて……という構成はいい感じ。

後半に明かされる「てっちゃん」の隠された真実ってのは、それなりに意味も納得できる理屈提示されているんだけれども、それ以外が舞台装置的かつ必然性も感じないかなあ。

あと、個人的に「おっ」と思ってフックがかかるシーンがなかった。

海へ還る (第70回ちばてつや賞佳作)

ほおー、謎の生物の生態を調べ、そこからドラマを紡いでいくというのがいい。

この生物メカニズムが徐々に紐解かれ、そこから真相が読み解かれる構成が引き込まれる。

ただ、所々入る回想らしきシーンの描写は、演出の工夫は評価したいんだけれども、やや分かりにくいところがあったかなあ。

マイソン (第70回ちばてつや奨励賞

主人公四苦八苦したり、赤ん坊とのやり取りがコミカル楽しい

読後感もよろしいが、割と肝心な部分を省略したりして解決させているのが気がかりかな。

主人公赤ん坊との対話が本筋だから、はしょっても問題ないとはいえ、そこに力を入れて描きたいがために、他がやや杜撰な印象も感じた。

あと、異質な設定の赤ん坊であるにも関わらず素性が明確に明かされないままなこともあって、父と子のハートフルストーリーや、主人公芸能界による再構成物語と本筋がブレていると感じる部分もあった。

ツキミソウ (第70回ちばてつや奨励賞

キャラクター自体デザイン含めてさっぱり気味なんだけれども、背景とか細々とした箇所は丁寧に描かれていて全体的に華やか。

ストーリー自体は良くも悪くも言いたいことはない。

心情描写含めて、言葉説明しすぎなキライがあるのが気がかりかな。

夢か幻想のような状態とある人物たちの対話シーンがあるのだが、ここは言葉説明しすぎ問題特に顕著で、演出力は総じてイマイチ

あーいう場面こそ丁寧な絵で彩って演出したほうがいいと思うんだけれどもね。

先生失格! (第70回ちばてつや奨励賞

主人公自身バックボーン葛藤や、それゆえの問題解決のための言動にも説得力が出ている。

生徒が小学生というのもあるが、小難しい理屈を捏ねずに主人公なりにベストなアンサーにたどり着く過程は無理がなく読後感もよろしい。

強いて言うなら、やや人物相関や設定が読みきりとしては過多に感じたかな(このあたり主人公言動説得力を持たせたり、感情移入させる一助になっているので、一概にいらないとはいいにくいが)。

柱は戦場に建つ COLUMNA TRAIANA (第70回ちばてつや奨励賞

絵が全体的にカタいなあ、ぎこちない。

いや、身もふたもないことをいえば上手くないってことなんだけれども。

題材自体は興味深いんだけれども、作者の力量がそれについてこれていない。

Begin (第70回ちばてつや奨励賞

やや荒い絵だけれども、魅せ方を多少理解しているのかボクシングシーンでは熱量が伝わってくる。

反面、無意味な構図や演出が主に読みにくさに作用している。

ストーリーセリフ回し含めて、それっぽいことを言って煙に巻いている構成が気になるかなあ。

雑感

そこまで一つの作品に長々と感想書いているわけでもないのに、結構時間かかってしまった。

総括としてはレベル高くて、かつジャンルテーマ多種多様だったかな。

私があんまり直接的に褒めるような感想を書かないからアレだと受け取られているかもしれないけれども、ベクトルこそ違えど総合的にはどれも良かったよ。

まあ今回の中で、私が単純に好きな作品となると『先生失格!』や『海へ還る』かなあ。

大賞が上手いってことは分かるので、それに異議を唱えるつもりはないけれども。

2016-02-21

カップ焼きそばという嘘の塊

最近忙しくて何かとお世話になるようになったカップ焼きそば。これに一言申したい。

よく言われるのが焼いてないのに「焼きそば」という名称じゃないかという点だが、これは焼きそば”風”即席麺という周知の事実からまぁよしとしよう。

自分が言いたいのはカップ焼きそば全般に見られる「大盛り」表記だ。

今まで「並盛り」のカップ焼きそば提供してた上で、内容量を増やしての「大盛り」版があるならばわかる。

だが、自分は「並盛り」のカップ焼きそばを見たことがない。これは二重価格表示に当たらないのか?

それに加え、大盛りといいつつ出来上がった量は全然大盛りじゃない。追加でおにぎりを買わなければ十分にお腹を満たすことさえ出来ない量だ。

しか例外がある。ペヤングだ。並盛りのほうにも「BIG!」などというフキダシがついているが、ペヤングには二倍の量を誇る「超大盛り」がある。

これはおにぎりを追加で買わなくても十二分にお腹を満たしてくれるのだ(確実に途中で食い飽きるので調味料を二種類つけるとさらに売れるだろう)。

他のカップ焼きそばメーカーペヤングを見習ってほしい。

2016-02-15

http://anond.hatelabo.jp/20160214233007

横だけど独り暮らしで十キロは虫がわくかもしれんからキロ買うとして

1500円で30合一人一日2合食べるとして15日持つ

大体一ヶ月3000円

野菜は日持ちして安いキャベツ白菜人参ねぎ大根もやしじゃがいもなどを基本に旬の安くてボリュームのある食材は取り入れていく、大根かわやフキの葉など出来る限り無駄なく使う、安くて旨味の威力があるホールトマト缶は活用する、麩卵豆腐お揚げワカメなどでかさましをする

たまに麺類や丼ものものなど炭水化物ほとんどのメニューを挟むとかなり安上がりになる

肉は100グラム100円以下のセールの半額しか買わないさよなら牛肉

お魚は鰯やサンマやサバなど安い半額を中心に旬の安いものを取り入れていく

惣菜外食おやつ特別な時のみ

みたいな方針でいけるで

2015-11-06

私の中のモフモフ社長さん

2015年11月6日ブコメより

http://b.hatena.ne.jp/entry/270713387/comment/shields-pikes

TreeMemoでいいじゃん。抜群に使いやすくて20年前から愛用してる(これのおかげでロジカルシンキングが身について戦略コンサルに入れた)けど、バージョンアップが遅いのが問題Macクラウド対応してもらいたい。

99文字

http://b.hatena.ne.jp/entry/270703910/comment/shields-pikes

池井戸潤原作ドラマは、時代劇でいうところの水戸黄門から、考証を議論するのがバカバカしいレベルサラリーマン共感するムカつくシーンと、ギャフンと言わせてスカッとするシーンを交互に繰り返してるだけ。

100文字

http://b.hatena.ne.jp/entry/270698247/comment/shields-pikes

もはやSNSという括りじゃなく、Web上を流れる血液のような情報インフラとして、今のところ代わるものが無い稀有サービスだし、大好きだから長続きしてほしいんだよなあ。APIへの取り組みは残念なので改善して欲しい。

100文字

http://b.hatena.ne.jp/entry/270717993/comment/shields-pikes

ていうか、比較対象Facebook経営神がかり的に巧すぎるんだよ。よく見た目から誤解されがちだが、ザッカーバーグサービスを作ったりビジョンを生み出す天才じゃなくて、30年に1人レベル経営戦略の超天才

98文字

15年11月5日ブコメより

http://b.hatena.ne.jp/entry/270693007/comment/shields-pikes

ブコメで大人の趣味について語ろうかと思ったが、全体的にベタ過ぎるほど至極真っ当な意見記事で、部分的には賛同しかねる点もあるがわざわざ指摘するほどでもなく、特にコメントがなかったのでクソリプしてみた。

100文字

http://b.hatena.ne.jp/entry/270691881/comment/shields-pikes

早く母上を子育てから卒業させてあげて下さい……。『学校の頃に子どもに混じって鬼ごっこしてた母親スポーツクラブヨガにハマって「あなた運動しなさい」とか煽っているのを見て「老いたなぁ」と僕は思った』

100文字

http://b.hatena.ne.jp/entry/270666327/comment/shields-pikes

古くは江戸時代葛飾北斎「蛸と海女」、昭和にっかつロマンポルノなど、巫女などと同様に古来より性的コンテクストで消費されて来た職業なので、こういう視点には敏感だと思うし、あの絵で公認化は無理筋

98文字

http://b.hatena.ne.jp/entry/270655432/comment/shields-pikes

よく分かってない温暖化のために、一兆円規模のガス排出権取引が行われるのって、どうなんだろね。みんなで気をつけるのはいいことだと思うんだけど、国家間の取引にするなら、もっとリサーチすべきだったのでは?

99文字

http://b.hatena.ne.jp/entry/270654898/comment/shields-pikes

炎上PV小金を稼ぐために、こういうのを平気でネタにして書ける品性下劣さが、本当に気持ち悪い。どんだけプライド安売りしてんの。それでも面白ければまだネタとして消化出来るけど、笑いのセンスも無いし……。

100文字

文字数ブコメ投稿欄にコピペして調べた

さすが社長というべきか、100文字枠を目いっぱい使って言いたいことを言う姿勢が明確。経営資源有効活用ってやつだ。

しかも、群小のブコメにうずもれると分りにくいが、ブコメの内容をよく読むと経営者視点からの実に鋭い斬り込みを連発してないか?

継続して読んでいると、下手なビジネス書を読むよりも経営者センスが身につきそう。って言うかおいらも社長になれないかな?w

他の増田ブックマカー達とウフウフキャッキャつるんで遊ぶタイプではないが、キャラ立ってるし着目しないで見過ごしているともったいなさそうな一人である

2015-11-01

アナルぷにょんぷにょんやった!

いや、ちょっと前までウチにはウォシュレットなかったわけですよ。うんこなんてちゃんと紙でフキフキしていた訳やったです。フキフキ

巷に名を聞くウォシュレットなるものってのは、ほら何かブルジョワ?っていうの?黒猫を持ったワインを飲むような高貴な方(例・フリーザ様)が「アラ、紙でおうんこを拭くなんてお下品ね」って言いながら華麗に尻を綺麗にしていく魔法アイテムっていう勝手イメージを持ってたもんで、私みたいな下級アナルには上品すぎる代物だなんて思ってたのです。

ヤマダ行ったら3万円でした。

えっ、こんなもんなの?1020万円くらいするかと思ってたわ。アナル価格破壊やでこれ。

地球に送られた下級アナルだけど、ベジータ倒せるじゃん。ちょうどボーナス入って潤っていた頃だったもんで速攻買いました。

それからというもの、もうウハウハ。来る日も来る日もウォシュレットと共に過ごす幸せな日々を過ごしました。こんにちはアナル貴族です。

ほんで、昨夜銭湯に行ったんです。ホワーッといい気分になって、なんかアナルかゆいなーって思いながらアナルかいたんです。

アナルぷにょんぷにょんや!

なんやの子、軟弱になりよって!お口に入れたらとろけてしまいそうなトロアナルが出来上がってたんです。

文字通りぬるま湯に浸かってたウチの子はすっかりトロットロになってました。

そんなことはない、って思いながらもアナルいじってみるんですけど、やっぱりトロットロ。

生きるか死ぬか、頬に傷を持ったような昔みたいなサバイバルアナル違うんです、奥さん。

いつしか私の眼は涙を浮かべておりました。アナル貴族って何やったんや・・・って思いながら。

穢れを知らない素朴な娘が、都会に出て女になって帰って来たみたいな親の気持ち

母ちゃん、そんな子に育てたことあらへんで!って。

そんなことを思いながら31歳処女今日も元気です。

2015-09-16

音ゲーとしてのデレス評価より、コアなモバマスユーザーからのデレス評価もっと聞きたい

なぜアイマスの曲はラブライブと比べてキャラソンの印象が強くなってしまうのか

こういう記事はそれはそれで有りだと思う。 俺も音ゲーマーとしてはデレステには不満がたくさんある。

でも、そういう話は稼働初期の音ゲーにはありがちなことだから紳士としては公式要望を出せばいいだけのことだ。

上のような評価は多分ラブライブ稼働初期にもあったはずだしありきたりすぎる。 あるある、とは思うけどつまらない。

それよりも、モバマスをきっちり追いかけてきた人間たちからのデレステのストーリーキャラ周りの感想が聞きたい。そういう話のほうが今旬であってほしい。

例えば当代の総選挙一位、シンデレラ・ガールの塩見周子ソシャゲモバマスではプロフィールページで「実家から追い出されたからよろしく」とフキダシで台詞があるもの

レステでは店番してる所で出会いが設定されて、挙句オーディションでばったり なんていう始末にされていたりする

こういう話のほうが絶対面白いだろ。 ちゃんとプレイしてきた人間しか書けないことを書いてる人がもっと評価されてほしいぞ。

http://anond.hatelabo.jp/20150916141321

何を説明すればいいんだ?

例えば当代の総選挙一位、シンデレラ・ガールの塩見周子ソシャゲモバマスではプロフィールページで「実家から追い出されたからよろしく」とフキダシで台詞があるもの

レステでは店番してる所で出会いが設定されて、挙句オーディションでばったり なんていう始末にされていたりするんだが。

あるいはリズムゲー(音ゲー)として各楽曲アーカイブ的に持ち出して来て適当につぎはぎして尺を合わせただけだから、各楽曲ミキシング特性継承してしまって曲ごとに耳への負担がひどくばらついている なんて話をすればいいか?

挙げれば本当にキリがないんだよ。不満は増田に書きなぐらずに公式要望を出してる。

2015-07-17

http://anond.hatelabo.jp/20150717142218

そのようなことを、武田邦彦さんと近しい池田博士という方が、ネットTVで話していたな。

そもそも、日本列島の固有種なんてフキとかそんなもんくらいで、いま日本にあるほとんどがどっかから外来種なんだとさ。

外来種最初大暴れするけど、ほうっておけばだんだん共生しだすらしい。変に排除しようとすると、抵抗してきてかえってこじれる。

ウシガエルニジマスなんてのも、近年来日した外来種代表だってさ。

2015-04-14

http://anond.hatelabo.jp/20150414005202

スタイル機能使えばむしろ楽だと思うが。

ただ表に対してフキダシでコメント付けるとかがやりにくいと言うのは同意

理屈が分かっていればアンカーキャンバス等を使えば意図通りにできるのに、やたらアクセスしにくいしのはアホかと思った。

2015-03-04

あ、この漫画の作者男だな。女だなって思うシーン。

ってやっぱありますよね。

まぁ、一つだけで断定できるもんじゃないんですけど、ん?って思うシーンがわりとあります


個人的ハガレンなんかはわかりやすいです。


エドのチビネタ

丸っこいデフォルメキャラの多用

女性キャラ精神的に強い(イズミとか)

筋肉質な男キャラが多い割にはむさ苦しさがない(おっさんキャラなのに毛とか薄い


っていう複合的な要因であ~女性っぽいなぁと思う時が多かったです。

あとギャグとか下ネタ微妙感覚に違いを感じる時有りますよね。


皆さんもそんな感じで「あ、この漫画の作者男だな。女だな」って思うシーンありますか?



※追記

みなさんやっぱり色々ありますね。

この手の質問は確かにジェンダー観がまるわかりで怖い(笑)


異性の描写の仕方、顔の書き方、男性女性キャラ精神性、性の描写ギャグの描き方、戦闘シーン、グロテスク描写方法食べ物の食べ方、言葉遣い、装飾品のセンス、同性どうしの関係性がどう描かれているか母親描写ペンネーム出産シーンの描き方、ディフォルメ描写、線の太さ・細さ、ヒロイン性的関係性、服の着方、恋愛の描き方、喧嘩リアリティフキダシの使い方、視線女性キャラのだらしなさetc...


普段男性差別とか女性差別を気にしてしまう人とかもなんとなーく冷静に見なおしてみると実際のところは自分はどういう観点ジェンダー認識してるのかわかって面白いかもしれません。

意識したくない、意識したことがない、というのもある意味興味深い意見です。


ちなみに私は体も心も男です。

2015-01-14

ベイマックスと類似する作品構造からあれこれ

前提1

映画シナリオは三つに分けられる

1)穴に落ちて這い上がる話

2)穴に落ちて這い上がれない話

3)その他

前提2

穴に落ちて這い上がれない話より、穴に落ちて這い上がる映画の方が売れる

前提3

ディズニーは売れる映画を作る

ゆえに

ディズニーは穴に落ちて這い上がれない映画はまず作らないと言ってよい

http://www.nicovideo.jp/watch/1374122325

劇場版 秘密結社 鷹の爪鷹の爪GO 〜美しきエリエール消臭プラス〜』予告映像には

「(略)結局ネマール人に勝ってハッピーエンドよ」

とのセリフがある。

閑話休題

クライマックス

2時間前後映画には最後クライマックスがある。

最大のピンチラスト直前に来て

(穴から這い上がれる映画では)

ピンチを脱してハッピーエンドなだれ込む。

途中いくつかのピンチがあり、それらにはある程度のパターン共通点はあるものの、また一方で作品毎の個性もあり、ここでは深入りしない。

A

最後

・最大の

 ピンチがある

これがかなり頑健な共通する構造である、という点Aに注目して考察を進める。

Bピンチ

ハラハラキドキを感じるためというのは映画をみる重要目的である

なにがハラハラキドキでなにがそれから解放・安堵であるかは一様ではないが

社会的生命も含めた、命(タマ)のとりあい、生きるか死ぬかのスリルに勝るものはない(のではなかろうか)B

C

英雄譚のパターンとして

英雄の死→再生」の流れCが一般的であることは知られている。(ジョセフキャンベル『千の顔をもつ英雄』など)

A、B、Cから

「死(破滅)への接近」が主人公ピンチであり

 物語クライマックスでそれへ最も接近し、

 そこから離脱視聴者へのカタルシス(鑑賞後の満足感)

という作品が非常に多い、ということまでは言っても差し支えないと思われる

もうちょっと限定して

主人公(または主人公の仲間)がいったん死んで、生き返る」という映画がいくつもあるので

 それを考察していく

続く

2015-01-01

2014年ボクシングトピック2015年の期待

年末ボクシング日記ラストに。

http://anond.hatelabo.jp/20141229205000

http://anond.hatelabo.jp/20141230221445

http://anond.hatelabo.jp/20141231224951

http://anond.hatelabo.jp/20141231235523

http://anond.hatelabo.jp/20150101005735

今年のボクシング界のメイントピック

・マイダナによるメイウェザー崩し

ウォータースのドネアKO

パッキャオ復活

・テレンスクフォードのガンボアKO

ロマゴン無双続く

井上の躍進

ロマチェンコ、サリドのダーティーなプロ洗礼に屈するもゲーリーラッセルを下し最速世界王者

・ゴロフキ無双続く

・コバレフ、49才ホプキンスを寄せ付けず三団体統一

・相変わらずウラディミール・クリチコ強し。隙がない。

日本人ボクサーの躍進

・ミゲール・コット、セルヒオマルチネスTKO

記憶を辿りながら今の世界チャンピオンを眺めてみるとこんな感じか。

今年は全体的にディフェンスに注目が当たった年だったように思う。

ガードやパリングだけじゃなく、フットワークやボディーワークに加えてポジショニングの上手い選手が上位選手として名を連ねている。

ロマゴンやゴロフキンといったKOモンスター攻撃にこそ注目が集まるが、ディフェンスレベルも恐ろしく高い。ロマゴンに至ってはインファイトでも殆ど強打を貰わないので、あれだけ一方的に攻め続けることができる。

イダナによるメイウェザー崩しは功を奏しかけた。普段なら使わないような左上からの打ち下ろすようなフックはL字ガード崩しの新たな定石になりそうだ。

来年の展開

パッキャオの復活によって長年待たされ続けたパッキャオVSメイウェザーの気運が高まっている。

恐らくメイウェザーは避けるだろうが、ブラッドリーのダッキングに外されまくったパッキャオが今のメイウェザーを捉えられるとは思えないというのが実現した際の個人的見解

後は今年頭角を現した新星がどれだけ実力を発揮してスーパースターへと上り詰めるのかというところが注目。

若手スーパースターがやや不足している感のあるボクシング界だけに、サウルアルバレスダニー・ガルシアさら日本井上尚弥などにも期待したい。

他にもアンドレ・ウォードやピーター・クイリンといった実力者達の動向にも注目したい。

2014-12-30

ボクシング観戦記 2014年末 フジテレビ

http://anond.hatelabo.jp/20141229205000

村田

徐々にプロとしての精度は上がっているように思うが、世界でも層の厚いミドル級戦線世界を狙うならもう一歩という感じ。

ボディーワークよりもガードでのディフェンスを多用しているため、攻防分離になりがち。

かと言ってかつてのアブラハムのような一発の強さが無いだけに、怪物ゴロフキンは元より現在トップ戦線を相手にするにはもう少し武器が欲しい。

まだ育成段階で、1~3年程度かけて世界戦を狙う感じだと思う。

八重樫戦

元々ディフェンス攻撃力があったわけではなく、ハンドスピードフットワークの早さが魅力の選手

フットワークを使いながらアウトボクシングをすればなかなかい選手なのに、案の定打ち合いに行ってカウンターで狙い打たれた。

パンチ力があるならリーチ差を逆手に取ったインファイトでもいいかもしれないが、如何せん火力不足

出入りのスピードはあるけど、いつも直線で入るからリーチの長い相手の左ジャブを素直に貰ったのが痛かった。

ボディKOがなくても負けていたように思う。井岡戦の再現を見ているようだった。

大橋ジム作戦負けな感じが強い。

リナレス

ボクシングの質で言えば上記2戦とは一線を画する完成度。

特に攻撃文句なしの出来だったといえる。

しかし、スウェーが気になった。今日の相手では問題がなかったが、二発目三発目を捌けるディフェンスではないように思う。

打たれ弱いという弱点があるだけに、このディフェンス力では今後の相手次第ではKO負けもありうる。

トレーナーフレディ・ローチ攻撃力の育成には定評があるが、攻撃偏重指導パッキャオのように打たれ強かったり、トニーのような天性のディフェンス力がない選手にとっては諸刃の剣

井上

何もいうことが無いくらいの圧倒的な出来だった。

パンチ力スピードタイミング、角度全てが桁違いだった。

井上尚弥はこの一線で軽量級世界最高峰選手になった。

この選手なら誰とやっても圧倒できるだろう。ロマゴンにすら勝てるかも知れない。

恐ろしく強く、底が見えないこの選手の今後から目が離せない。

総評すると、日本ボクシングはやはり黄金期である

日本人ボクサーレベルの高さに加えて、興業全体も充実していて、国民の注目が集まっている。

ボクシングの中心地がラスベガスからマカオへと東方に移りつつある中で、日本存在感もまた増してきている。

2013-12-18

風俗に行ってきた

童貞だけど風俗に行ってきた。

ピンサロだけど。

動機はとりあえず手軽な風俗を体験したかったのと割引期間中の店を偶然見つけたから。

下準備として出発前に風呂、歯みがき、爪を切るなどしておいた(やすりもかけた)。

当日は、緊張からか猛烈に喉が渇きコンビニで水を買ってから店へ。

入店時、エグザイルを悪くしたような店員からシステムの説明と指名の有無を聞かされる。

とりあえずランキングNO.2(TOP休みだった)を指名したら1時間待ちと言われたので

すぐ出れる嬢に変更。

それでも40分くらい待ったけど。

HPだと顔写真がないけど、店に来ると見れるのね。

会計を済ませると嬢の準備が出来るまで簡易的な待合室へ。席はほぼ満席ほとんどが30代、やけに若い奴が1人いた。

ここで緊張がMAXに。水をがぶがぶ飲んでた。

トランス系のBGMが流れる店内。設置されてるTVから暗いニュースが流れいて何ともいえない気分に。

こんな状態で40分くらい待ってから店員に案内され部屋へ。

部屋というかシートで区切られていて、PCのない漫画喫茶みたいな感じ。

数分してから嬢が登場。20代後半?くらいでどちらかといえばかわいい系。

あいさつもそこそこに天気の話とかこのお店は初めてかなどありがちな会話を交わす。

しかし中々サービスが始まらない。

割引期間中は急にお客が増えて大変だとか街の風俗事情繁華街ヘルスが多いらしい)だとか

ダラダラと続いていく会話。頭によぎる「地雷」の二文字。

それが伝わったのか、「なかなか来ないからこっちから行くよ」とサービス開始。そうか男のほうから迫るのか。

とりあえずキス。そもそもキスなんてしたことないので上手くいくはずもなく。

軽めのを繰り返してから舌を絡めようとするもブロックされて舌が通行止め喰らう(そういうテクがあるらしい)。

嬢の方から舌を絡めてきて欲しかったがそういうのは一切無し。頼めばやってくれたのだろうか。

そんなに気持ちよくもないし興奮もしなかった。

ただキスの味は甘かった。うがい薬にそういう味のがあるんですかね。

さわりしてもいいか確認してからおっぱいタイム

ブラの脱がし方は知っていたのに出来なかった。

サイズは大きくも小さくもなく手に納まるサイズだったが帰宅後に店のサイトプロフみたらEだった。

Eってあんなものか。たぶん盛ってる。

ここでもそんなに興奮しなかった。

この一連の体験は衝撃的だった。

だってキスしておっぱい触ればギンギンになると思うじゃん。

あと乳首を触ったときだけ反応が違ったんだけど、そこだけ重点的に触るの申し訳なくてあんまり弄れなかった。

一通りおさわりしたら、ズボンパンツを脱いでお口でのサービス開始。

人生フェラ感想は、くすぐったい、だった。

この辺りからは完全に受身でやることがなかった(ちょいちょいおっぱいもんだけどすぐ飽きた)。

ここで問題が。

勃起はするんだけどむずがゆいというか、射精に至るほどではない程度の快感が続き中々出そうにない。

嬢も頑張ってるんだけどいかんせんそんな気配が来ない。

風俗行ったら嬢のテクニックで瞬殺されるもんだと想像してたし

実際オナニーでも5分も持たないので軽くショックだった。

そんな中、ふと上を見上げるとここにもTVが設置されていたのだが

またしても暗いニュースをうっかり見てしまテンションガタ落ち。

あれは何だろう。全く必要性を感じないので店は今すぐ撤去するべき。

時間が残り少なくなる中、嬢が本気モードに入ったのか

ジョポジョポと音がでるくらいにペースを上げてきた。

ここで初めてあっ気持ちいいと思えた。

空気抜きしたオナホのような感覚

あれがバキュームだったのだろうか。

嬢の頑張りもあってなんとか射精

イクときマナーとして告げたほうがいい気がして「あ、イキます、でます」と言っておいたけど今考えると相当キモイな。

あと口内から精液を吐き出す時に凄い勢いでティッシュを使っていてちょっと怖かった。

おしぼりで息子をフキフキしてもらうと一旦お別れ。

ズボンを穿きなおして帰る準備をしつつ嬢が戻ってくるのを待つ。

戻ってきた嬢からメッセージの描かれた名刺を貰い、入り口まで恋人繋ぎしてお別れ。

名刺をくれたってことはNG客じゃないんだよな、と一安心

不安だった地雷時間切れもなかったのでとりあえず良かった。

終わってみて

AV風俗サイト勉強したつもりになっていたが、最期まで流れがつかめなかった。

こちらから嬢に迫り、お互いに盛り上げてから抜いてもらうのが正解なのだろうか。

今回、おっぱい舐めるのと下半身へのタッチをしそこなったので次の課題にしたい。(でもそれハードル高くね?)

人に抜いてもらうのも人前で射精するのも初体験だったわけだが、途中でいろいろありつつも無事に達成できたのは収穫。

出すものは出したけど劇的だったとか感動的な体験だったってわけではない。

自信が付いたみたいな精神的な変化もない。

まあこんなもんかって感じ。

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