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はてなキーワード: コンサルタントとは

2023-08-02

IT業界のヨシを許しません

起業しました!」どしたん話聞こか〜🍄

10,000,000円でエンジェルするからちょっとちょうだい(30%)。ん?

有名コンサルタントの外部取締役就任

有名投資家アドバイザリー就任

有名おじさんの就任

だれーw

経費で買われてる

バランスボールは3日で使わなくなる

・スタンディングデスクは5日で使わなくなる

・懸垂マシーンは1時間で使わなくなる

どうだい?ウチの会社イケてるだろ?𓁹‿𓁹

社長!今、そちらの電話番号に、MFAの番号が飛んできたはずです、いつものごとく番号を言ってください!

突然ツートップ退職

社長の知り合いの就任。あっ

OOっといったところでございますはい、っといったところで、といったところでございますはい

何もしないけどとりあえず業務提携

仲が良いのでとりあえず業務提携

虚無に向かってとりあえず業務提携

大手育ちは上長の復唱しかできんのか

ワードプレスはじめましたとか、くそやばい

なんでみんなサウナそんなに好きなん??

だれですか!?共有アカウントパスワードを変えたのは!?んんん?

きみかわいいねー、仕事あげるかもしれないから、一回ホテル行こ。は?

2023-08-01

anond:20230801085612

医者医学生弁護士も身近にいるしITはいろんなソフトがあるので流通やら製造やら会計やらいろんな人みてきたけど、それぞれその分野のコンサルタントとかはよく勉強してるけど普通会計現場の人とか全く桁違いに覚えること少ないよ

医者学生時代にはよく勉強するけど仕事始まってから最新のについてってる人は上の方で全然やってない人もいる

2023-07-31

ある奴隷少女に起こった出来事』の翻訳炎上した件について

5つ星のうち3.0 翻訳がまずい

2023年6月10日日本レビュー済み

奴隷本人が書いたノンフィクションという点で貴重だし、内容には考えせされらる。

ただ翻訳がまずい。主語が抜けていたり、接続詞おかしかったり、読んでいて頻繁に違和感を覚える。なぜプロ翻訳家に翻訳させなかったのかはなはだ疑問だし、研究者でもなんでもない訳者物語を一部省略させるのを許したのかも分からない。とてももったいなく思う。

https://amazon.co.jp/gp/product/4102201114

翻訳ってカンタンにとらえられがちだけど、文化や背景をかなり深く理解していないと正確な翻訳はできない。

ぐぐったら外資系コンサルタント?とのことで、何か強烈なコネ政治力が働いたものと思われるが、

2017年くらいはまだまだそういう「昭和」なバタ臭いコネとか談合がある時代だったな、となつかしくなった。

今回のビックの件でもそうだし、昭和のままの企業はいずれ淘汰される。

コロナは良くも悪くも、日本人を浄化してくれたと思う。

2023-07-23

anond:20230723212628

2018年お茶の水女子大トランス女性の受け入れが一番大きいだろう。

あの時、反発する側が持ち出したIFだったはずの「心が女と称するおっさんが女湯に入りたがったらどうする」が、本当に入れろと集団で求めているように受け取られた。

増田でも何度も「なぜそんなに女湯に入りたがるんだ」と批判書き込みがされて、そのたびに「批判側が言ってる空想から」と説明したよ。あまり効果なかったけど。

あと、その直前の「レインボートイレ」。

当事者がだれも求めてないのに、LGBT問題に詳しいと称するコンサルタント自治体企業に食い込んで暴走始めてから

税金差別を盾に我が物顔で浪費したがる集団と思われるようになって「そんな無駄金使うな、少しはわがまま我慢しろよ」と言われ出した。

この誤解を解消する手順を踏まずに、「理解促進法」なんて拙速に通したのがとにかく最悪の展開。

結局、政府バイデン政治的ポーズしか気にしてなくて、当事者が実際に生きやすくなるかなんて意識の外だったということでしょう。

ガイドライン機能していれば、複数医師が1年かけて診断した「本物」となりすましは別なんで、後者はどんどん逮捕しちゃってください、と言えたんだけどね。

追記

ブコメ "男女で分かれていないトイレを求める声は当事者から聞いてたよ"

当事者が共用を増やしてと求めていたら、2017年に、いくつかの府県が「LGBT専用トイレ」を推進するって言い出したんですよ。レインボーカラーに男女半分ずつのマークを付けて。

橋下徹トランスジェンダー専用のトイレ更衣室を設けていくことには賛成。」 https://twitter.com/hashimoto_lo/status/836089493136396288 

デパート空港公立高校でも何か所かレインボーマークトイレが作られました。

さすがに当事者が専用施設が欲しいわけじゃない、誤解を生むと申し入れてなくなりましたが、SNSなどではLGBT要求したと思われて批判されることになりました。

2023-07-21

anond:20230721114310

増田VtuberやってるってことはITに関するリテラシーがあるよね。このリテラシーってのは教科書的な奴じゃなくて、嗅覚というか「勘」みたいなもの勉強しても得られない奴。

それを知りながら、中小零細の製造業経験がある。

中小零細の製造業というのは、今後の社会構造で決して無視できないもので、重要領域だ。

例えば、以下の様なことが言える。

そこで、増田のような、リテラシーと同時に、製造業での実務経験がある人材重要になってくる。


まずはそんなに高度な事は考える必要は無い。世の中、我々が思っている以上にIT化は進んでいない。

税理士先生が怪しい営業に巻き込まれ「すべて国産」という所しかアピールぽいとのないおかしソリューションを進めてきたとき、そんなものを入れては駄目だ、標準はこっちだ、といえるだけで良い。

例えるならば、Chat Workを入れようとする奴に、いやいやslack でしょとか、使ってないけどOfficeにTmeasついてますからとか、従業員のジジババのことを考えるとLINE Worksじゃないと辛いでしょと言うとか

盲目物理電話交換機の買い換えを考える時に、いやいや今なら社用スマホ格安SIMのほうが通話し放題で圧倒的にやすいですから、とか

Excel on WebなりGスプシなりで簡易業務効率化をサクッとやるとか、

そう言うところを言えるのは、あなたの様な人材なのだ。これは高い金を払ってコンサルタントを雇っても得られない技術スキルポジションである


今後の活躍を期待します。

2023-07-18

ジャニーズ事務所創設者ジャニー喜多川氏(2019年に87歳で死去)による性加害問題で、元コンサルタント松崎基泰さん(79)が都内取材に応じ、小学生だった70年前に喜多川から車中や映画館などで4、50回にわたり繰り返し性暴行を受けたと証言した。

やはり、ゲイは性欲への抑止力が無いから、本当にやりまくりだったんだ

デート居酒屋なんてムリ」30代女性カン違い。男性チェーン店を選ぶ“納得の理由”も知らないで

婚活コンサルタント田中亜依です。

皆さんは、初デートはどのようなお店に行きたいですか? 初デートのお店のチョイスは、お店を選んだ人の印象さえ左右する場合がありますよね。例えば、おしゃれで料理も美味しいセンスの良いお店を選んだら、印象が良くなるのではないでしょうか。では、チェーン店居酒屋に連れて行かれたらどうでしょう

今回は、「初デートチェーン店に連れて行かれてショックだった」という律子さん(仮名・30歳)のお話を紹介します。

初デートチェーン店だったら「2回目以降のデートはない」

大手メーカー営業として働く律子さんは、3年ほど前から本格的に婚活を開始し、これまで何人かの男性デートを重ねてきました。しかし、なかなか結婚したいと思える男性出会えていません。

最近アプリ出会った人と、初めてお会いしたんですが、すごくがっかりしてしまいました。彼からはその後も連絡が来るのですが、もう2回目以降のデートはないと思っています」と言うので、なぜか聞いてみると、こんな話をしてくれました。

ショックでデート中の話も入ってこない

初デートのお店が、某居酒屋チェーン店だったんです。信じられなくないですか?

初デートに、大学生が行きそうな安い居酒屋チェーン店に連れて行くなんて、

ショックでデート中も彼の話が全然入ってきませんでした!」と、興奮気味に話していました。

2023-07-13

東京23区内を走る自転車法律条例を変えずに一時停止を徹底させるにはどうすればいいですか?」

これ戦略コンサルタントでも解決できないだろ

2023-07-12

anond:20230712173231

いやお前の言った通りの理由で、名訳じゃないか

「ザ・会計士」じゃぜったいないだろ。シンプル2000かよ。

 

なんかビジネス職業だけど実は暗殺者、それでいて障碍者特有のあの几帳面さ感がある、何らかの単語を見つけだせ。

うーん、コンサルタント

 

翻訳って、そもそも該当する単語が無いとか余裕であるし、その時に造語をつくるとか別の意味文章にするとかは、むしろやらんといかないんだよ。言語が近いことより、ニュアンスが伝わる方が大事からな。

わかるけどわからん映画邦題ザ・コンサルタント

原題は「The Accountant」で意味会計士

 

主人公が表の顔は町の小さな会計事務所会計士

裏では闇社会の表に出せない資金調査を一手に賄う通称会計士」をやっている。

そしてさら主人公軍人の父から厳しい訓練を受けた殺人マシーンだった。

というお話

 

コンサルタント」要素がまったくないのである

「The Accountant」ならまさにその話!という感じなんだが、

「ザ・アカウンタント」じゃ客の引きが弱いし「会計士」はもっとひどい。

邦題会計士」って絶対社会派映画だろってなるわな。

 

なのでなんとかかんとか捻りだしたのが「ザ・コンサルタント」なんだろうけど、

コンサルタント会計士は何もかも違いすぎるだろ……

2023-07-11

ぼくのチンチンにニーズがないのも一流コンサルタントや一流の営業マンなら何とかしてくれるのかな

2023-07-04

[]2023年6月滅多にホットエントリを出さなドメインからホットエントリ

ここ1年で初めてはてなブックマーク日毎の総合人気エントリ入りしたドメインからホットエントリブクマ数順トップ30

ブクマタイトルドメイン
1960引越しにおけるネット回線ガチャと開通待ちで勝利するための知見まとめ 2023春 - はげあたま.orgwww.hageatama.org
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1145総務省統計局 データサイエンスオンライン講座 社会人のためのデータサイエンス入門gacco.org
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2023-06-21

コンサルタントがいる転職

って広告バンバン流れてくるから期待して登録したら紹介できる求人がありませんって断られたんだけど。刹那五月雨内。

2023-06-14

水着グラビアブラック労働

吉岡里帆過去水着グラビア仕事についてどう思っているか、の解説みたいな記事 https://note.com/774notes/n/n70ee8ae3a6bf

を読んで思ったこ

自分40代新卒入社コンサルティング会社に入った。20年前くらいね

20年前くらいは「良いコンサルタントになるには、長時間労働+高プレッシャーパワハラすれすれの指導に耐えるプロセスに耐えて当然」みたいな雰囲気があった。おかげで自分ブラック労働経験した。朝8時に出社して夜11時まで仕事して休日出勤、みたいなスケジュールがざらにあったし、上司クライアントから激詰めされることも多かった。その会社は親の介護とかあって8年くらいで辞めた。

今はぜんぜん違う職種になったけど、コンサルタント時代経験はすごく糧になってる。知識スキルもそうだし、自分の体力も限界も知れたし、高ストレス会議にたくさん出たおかげでトラブル対応全然ビビらなくなった。今そこそこ出世できているのは当時の経験があるからなのは間違いない。

とはいえ、「当時の経験はい経験でした!」って全面的肯定できるか、っていうとそれも難しい。先輩や後輩の中には心を病んでしまった人も多いし、同業界の他社ではプレッシャーに耐えきれず自殺した人もいると聞く。自分は心身ともに健康から糧にできているけど、病気になっていたらそんなこと思えているかは自信ない。在籍時に「長時間労働スピード出世コース」と「普通労働ゆっくり出世コース」があったとしたら、ゆっくり出世コースを選んでいたのではないかとも思う。週に90時間くらい労働してた時は、本当に仕事が嫌だったしね。今となっては思い出の一つだけど。

ただ、ブラック労働的な環境がすごく好きな人もいた。口では「2日連続徹夜でしんどかったっす~」と言いながらも笑顔で働き続ける人。そういう人に聞いたら肯定的な答えが返ってくるだろうとも思う。

吉岡里帆記事を読むと、彼女が今現在グラビア仕事肯定的に捉えていることは分かったし、それはそのとおりなんだと思う。ただ、もしグラビアやっても女優として全く成功していなかったら肯定できたのか、とか、グラビアやらなくても女優になれる道があってもグラビアやったのか、とか、自分でやることを決めたというより「女優として成功するには当然グラビアをやらないと」みたいな雰囲気に流されてしまったのではないか、とか、そういう疑問は色々湧く。「お前のブラック労働に対する気持ち吉岡里帆投影しているだけじゃないか」と言われたらそうなんだが、でもそういう風には思ってしまう。

吉岡里帆インタビューを「グラビアをやっていた人は実はグラビアが嫌いなんだ」という主張の根拠として使うのは不適当だと思う。ただ、吉岡里帆インタビュー根拠に「グラビアをやる人はグラビアをやることに感謝しているしグラビア肯定しているんだ」みたいな主張をするのも、同様に不適当だと思う。少なくとも「この仕事はやりたくない」という思いは尊重されるべきだと思うし、「グラビア好きな人がいる」ということは「グラビアやってる人が皆グラビアを好き」なことを意味しないし、「嫌なら辞めろ」がちゃん通用するのかどうかはちゃん確認しないとダメだと思う。

2023-06-09

非モテのためにやって良かったこ

現在30歳の男。

中高大院とずっと非モテだったが26になってから下記のことを始めた。

2年前に新卒で入ってきた女の子一目惚れされたり、マッチングアプリも全く別のアプリかと思うくらいマッチするし、デートご飯の誘いは彼氏持ちでも断られることはなくなったのでやって良かったと思う。50,60代くらいの男の上司からは整形をすこぶるいじられたり貶されたりすることもあるが

整形

鼻 鼻筋矯正、鼻尖形成、鼻骨骨切り

目 二重埋没、涙袋ヒアルロン酸

顎 糸リフト脂肪除去、顎ヒアルロン酸

歯 歯科矯正審美歯科クリニック)

髪 AGA治療皮膚科

筋トレ

職場ビルに入っているパーソナルジムに行き、食事トレーニング指導をしてもらった。体脂肪率を16%から9.8%にして体重を約10kg落とした。

服装

スーツ 青山の吊るしを裾や袖だけカットFabric Tokyo

シャツ 青山既製品鎌倉シャツ

スーツシャツはオーダーにして柄や生地店員さんにお任せ

私服 Instagramで知り合った年下大学生コンサルタントに依頼

革靴 オーダーメイド7cmヒールアップのシークレットシューズ

スニーカー コンサルのお兄さんに教えてもらったとあるブランドスニーカーシークレットインソール

コミュ力

特に何もしていない。同じネタの会話をしていても、面白くなくても話してる男の見てくれがよけりゃ女性は楽しくなる。帰りの交通費含めデート代は全額出してる。

2023-06-05

田舎高校に通っていた頃の思い出


昔のことに整理がついた。いつもお世話になっているはてなで語りたい。

ちょっと長くなるけどごめん。ピュア気持ちが赤裸々に表現されているなんてことはないので安心してほしい。若かりし頃の日記を見ながら書いている。

かつては花の高校生だった。今はすっかりアラサーが身に付いている。

地元の小中学校卒業してからは、家からキロほど離れた高校に通っていた。進学理由は、そう、友達三人がその高校を志望していたから。制服もかわいかった。だから私も志望した。今思えばその程度の理由だけど、自分には大事なことだった。

偏差値が高い学校ではなくて、みんな専門学校かに行く感じの、ごく平凡な高校だった。同じクラス大学に進んだ子は5人もいない。そんな中で、晴れて高校生になった私は、コンビニアルバイトに挑戦することにした。同じクラス女子アルバイトをしている子は少なかった。早く大人になりたかったのもある。

七月の始めだった。近所のセブンイレブンに応募した。夏は暑くて元気が出ないから嫌いで、新しいことを始めたくはなかった。けど、上の友達の一人がどうしても同じお店がいい!! というので、一緒に挑んでみることにした。

60才ほどのお爺さんがオーナーで、二人一緒に面接を受けたのを憶えている。パイプ椅子に座って面接を受けた。それで、志望動機を聞かれて、私は「社会勉強したいです」と言った。お小遣いが欲しかったのが本当だけど、別に嘘はついていない。

友達のMちゃんは、「タウンページを見て応募しました!!」と言っていた。「タウンワークのこと?」とオーナーに問い返されて、隣の部屋の大学生達が大笑いしていた。ほかにも同じくらいの時期にアルバイトで入った子達がいた。



八月頃だった。働いていて、ある男性に気が付いたのは。

その人は、がっしりした体形で、作業服を着ていた。あまり汚れはない。夏頃は薄い緑の作業服で、冬になると白い作業服の下からワイシャツネクタイが覗いていた(作業服の下にワイシャツを着ている人がいるよね。わかるかな…? 建設コンサルタントみたいな)。黒いカバンを持っていて、手のひら大のキイロイトリストラップひとつ付いていた。

ある時だった。その人のレジを受けたのが何度目かの時だ。私がいるレジの前に来た時、「こんにちは」と声をかけてきた。その時、私はどうすればいいかからなかった。ひとまず「こんにちは」と返して、何点かの食料品バーコードを読み取っていった。

レジ袋を渡す際、少しだけ手が触れた。変な感じがして手を引っ込めた。

その後も、その人は週に1,2回は私のいるレジに来た。その度に、「こんにちは」や「こんばんは」と挨拶をする。私は黙ってることにしていた。挨拶は返さない。マニュアルにないのもあるけど、なんだか変な感じがした。

ほかのアルバイトの子は、みんな「落ち着いてる」とか「男らしい」とか言っていて、でも私にはわからなかった。嫌な人じゃないとは思っていた。

その人のことをMちゃんに話してみた。すると、Mちゃんも同じように挨拶されているとのこと。そういう人みたいだった。彼女は、ちゃんと男の人に挨拶を返していた。何度か見たことがある。Mちゃんと一緒のシフトになることは珍しかったけど、作業服男性(当時の苗字を取ってKさんにする)に「こんにちは」と挨拶されると、「こんにちはー!!」と元気に返していた。

Mちゃんは人気があった。はつらつとしたキャラクターの子だった。30才になった今でもかわいい。異性にモテる子で、小柄で明るくて元気だった。不細工ではない。本当にいい子だった。



八月の終わり頃だった。生まれて初めて美容院に行った。当時実家には、両親と私と弟がいたんだけど、毎回千円カットだった。弟はスポーツ刈りで、私は簡単なボブカットだった。Mちゃん小学校の時から美容院に連れて行ってもらっていて、うらやましいと思っていた。

で、私も晴れて、初めてもらったお給料美容院に行ってみた。当時の私は物を知らない子だった。美容院にかかる料金も知らなかった。恥ずかしくて友達に聞くこともできなかった……。

入口では綺麗な人がこっちに来て、「初めてですか?」と聞かれた。緊張しながら「カットお願いします。ブローなしで」と言った。Mちゃん受け売りだった。「シャンプーしますか?」と問い返されたので、「お願いします」と伝えた。

こうして私は、まるで違う人になったみたいなショートヘアを手に入れた。料金はシャンプー込みで五千円だった。

それで、次の土曜の昼にコンビニレジをしているとKさんがやってきた。彼の順番がくると、「ん!?」という声が店内に響いた(はずだ。さすがに記憶あいまい)。ちょっとびっくりした。

増田さん、髪切った?」

どうしようかと思った。まだ、親以外の誰からコメントをもらっていない。なんだか怖くなって、「はい……切りました」って小さい声で答えた。そうしたら、

「似合ってるね!!」

と、Kさんは言うのだ。自信満々の目つきで。

あの頃は、Kさん特殊な人だと思っていた。まだ16年しか生きてなかったけど、彼のような人を見たことはなかった。でもその時、理由がわかった気がした。彼を特殊だと感じた理由が。

瞳だ。力強かった。当時、私と同じクラス男子はもちろん、周りの大人や、教師でさえあんな瞳の人はいなかった。Kさん目力ダントツだった。

ありがとうございます…」

途切れ途切れだったと思う。恥ずかしいけど、嬉しかった。レジの中で私は小さくなっていた。心臓の音が大きくなってきて、震える手でKさんが選んだ商品を読み込んでいた。お釣りを返す時に、緊張のあまり10円玉を床に落としてしまった。急いで拾って、拭くのも忘れて返した。



土日のどちらかで、Kさん接客をすることが多かった。

別に、その人に会うためでは全くない。そんなことは全然ない。ただ、雇用契約書を交わす時のオーナーとの約束で、「平日は2日と、土日のどちらかにシフトに入る。お盆正月シフトに入る。試験間中休み」という約束を守っていただけ。

月に何度か、Kさんは話しかけてきた。他愛のない話で、10秒くらいで終わる。ほかの話しかけてくる男の人と違って、こちらが返しやすい問いかけや、共感を呼びかける言葉が多かった(雨が多いね、名札が曲がってる、ゴキブリ死体が落ちてる、会計金額が2000円ぴったりとか)。

和やかな日々が続いていた。学校勉強は難しくなかった。偏差値が高くないところだった。風紀が乱れているとか、そういうことはなかったけど。制服を着崩す人は少ないし、部活動をやってる人もたくさんいた。女の子可愛い、ということで有名な広島県東部公立高校だった。思い出話が多くなってごめん。こんな時しか話せる機会がないので許してほしい。

その年の冬だった。放課後にMちゃんから相談を受けた。夕日が教室を照らしている時間帯で、ほんのりとまぶしかった。Mちゃんと一緒にやっている文化部活動が終わった後だった。彼女自分の机に座っていて、私は自分椅子をそこに移動させていた。

Mちゃんカバンの中から取り出したのは、手紙だった。薄い青色封筒だったと記憶している。小さい便せん2枚に渡って手紙が添えられていた。

「これ、あの人からもらった」

とMちゃんが言った。Kさんのことだ。話を聞くと、一昨日の夜にKさんコンビニに買い物に来て、帰り際にMちゃんに渡したという。それで、Mちゃんは受け取った。

もやもやとしていた。何かが燃える感じが、ぶすぶすと胸の奥から込み上げてくる。あの時、私の表情は歪んでいたかもしれない。へんな感情だった。心臓から血管へと、血液が流れ出ている感じがわかって、心臓から流れ出たその血が体の中を巡っていった。そういう感覚があった。

増田さん。これどうすればいい?」

「あー、はいはい。うん。すごいね。知らんよ。好きにすれば」

気持ち言葉で表すとこうなった。

そのまま席を立って、教室を出て、靴箱まで下りるところの階段で涙が込み上げてきた。別にKさんのことが好きなわけじゃなかった。当時、私に「付き合ってよ」と告白してくる男子もいた。Kさんはただのお客さんだった。何の感情もない。本当だ。

今思うと、わかる。女として負けたのだ。Mちゃんに。だから気分がもやもやした。当時は「女としての負け」という考え方はなかった。でも、心の中で感じていたのは、まさにそれだった。

コンビニを休むようになった。それまでは試験間中しか休んでなかったけど、行く気がしなくなっていた。休んでいる間は、別に普通だった。学校は楽しかったし、部活は週に二回しかなかったし、それ以外の日はまっすぐ家に帰っていたし、稼いで貯めたお金好きな音楽漫画雑誌に使っていた。

美容院には通い続けていた。三ヶ月に一度。何度もお風呂で髪を洗っていると、セットしてもらった髪がシワシワになる。そうなったら行くことにしていた。周りのおしゃれな子に合わせて、大人の女性が読むような本も買った。



高二の梅雨時だった。Mちゃんコンビニを辞めると聞いたのは。マクドで、同じ中学出身のみんなで騒いでいる時にMちゃんがそんなことを言った。別に理由はないらしい。

そんなことはないはずだ。だって、冬頃からMちゃんは太りだしていた。以前はスラっとしてこぢんまりしていたのに、今ではすっかり丸くなっていた。お腹が出ていて、制服を着ていても目立つ。以前はハムスターだったのに、今はチンチラだった。

Mちゃんが「オーナーが困ってるよ」と私に言った。ほかにも欠員が出て苦しいらしい。もう何ヶ月も休んだし、そろそろ出てみることにした。

Kさんは、やっぱり週に何度か来店していた。冷凍食品ホットスナック炭酸水ビールを買っていく。最初は「久しぶりだね」と聞いてきたので、「はいお久しぶりです!」と作り笑いを返した。

昨年入った高校生は、みんな辞めていた。先輩の大学生やパートさんに聞いてみたけど、そんなものらしい。オーナーは「働くという行為に耐性がつく子が少ない」「もっと楽なアルバイトを探す子も多い」と愚痴をこぼしていた。

それからKさんと話す頻度が増えていった。前よりも話すのが楽しくなっていた。Mちゃんが辞めて気分が楽になったのも正直ある。

その夏だった。一度、ファッションカラーというのをしてみたかった。夏休み限定で。完全に金髪にするんじゃなくて、線状にスッと部分的に染めるのをしてみたかった。

馴染みになった美容院に行って、当時流行っていたロングヘアの横髪の方に金色ラインを入れるのをやってもらった。後ろの毛先もちょっと染めた。

次の日、コンビニレジを受けているとKさんが入ってきた。土曜日で、ジーンズTシャツラフな格好だった気がする。

増田さん、今日どうしたの。金色じゃん」

はい。変えました」

「うん、うん。変わってるね」

「どーですか?」

「似合ってるね!」

この時、息がしにくくなって、左手を前に出して2,3回すばやく振った。小さい声で会計金額を告げて、お札を受け取って釣銭を取ろうとしたところで、また落としてしまった。お釣りを拾う時、休日だったので当たり前だけど、Kさんカバンを持ってないことに気が付いた。キイロイトリ(リラックマ…)のストラップを思い浮かべて彼の前に立った。

Mちゃん気持ちがわかったかもしれなかった。何も言わずにお釣りを返した。Kさんはほんのり笑っていた。2023年の今と違ってマスクをしていない。朗らかな笑顔だった。懐かしい。

でも、怖い時もあった。同じ年のことだったけど、私は中年のお客さんに怒られていた。声が聞き取りにくくて、タバコ選びに二度も失敗したからだ。Kさんレジの三番目に並ぼうとしていた。

ずっと怒られ続けていて、ようやく終わるかと思ったけど、やっぱりまだ続いていた。すると、Kさんが割って入ってきた。「すいません。あと二名ほど並んでるんですが」とフォローしてくれた。

でも、その中年のお客さんはキレてしまった。「兄さんは関係なかろうが。おい!!」とヒートアップしてた。「関係あるでしょ」とKさんが返していた。

かに店員もいなくて、話のやり合い(ほとんど平行線)が続いている中、いきなりだった。Kさんが「あぁ!!?」と怒鳴ったのだ。彼はおじさんにこんなことを言っていた。

「さっきからお前、つまらんことをグチグチグチグチと……俺はのう、お前に手を出そうとするんを、ずっと我慢しとるんやぞ!!」

「……兄さん警察呼ぶよ」

「呼べ!!」

「……」

おじさんが退散すると、Kさんバツが悪そうにしていた。ほかの子応援に来たので、私は向こうのレジに行った。



もうすぐ高3になる頃だった。変化があったのは。

Kさん手紙をもらった。夜9時くらいで、お客さんもほかの店員も誰もいなかった。会計を終えた後で、「増田さん、増田さん」と声をかけてきて、カバンの中から手紙を取り出した。

何も言わずに受け取って、家に帰って読んでみた。以下内容。

増田さんはよく動いていてすごいと思う

・どんな人なのか知りたい、食事に行きたい

・今年中に引っ越すのでその前に

・興味があるならメールがほしい

・興味がない場合は返信はいらない

当時は彼氏がいた。初めての彼氏だった。同じ学校で、お調子タイプ男子だった。

そこまで好きではなかったけど、告白されて悪い気はしなかったし、嫌な人でもないから付き合っていた。クラスの中でも悪い立ち位置の子じゃなかったのもある。

ある夜、その彼氏Kさんとを心の中で比べてみた。別に、どちらがいいとか結論は出なかった。いや、見た目も中味もKさん圧勝なんだけど、今の彼を嫌いにはなれなかった。それで、交際中の人がいる以上は、Kさんに何も答えない方がいいなって思った。

もし仮にKさんと会ってみて、一緒にご飯を食べて、もし仮に告白とかされて、付き合いはじめたとしても・・・・・・すぐにフラれるだろうなって、ベッドの中で思った。

Kさん雰囲気が優しそうで、見た目も悪くない人だった。ほかのアルバイトの子も皆格好いいって言ってた。自分相手にされない、付き合ってもすぐに幻滅されると思った。



高3に上がってからも、これまでどおりKさんとの関係が続いた。私のいるレジに並んで、たまに会話をする。天気の話が多かった。あとは、私のメイクとか、髪型とかが変わった時は気づいてくれた。ほかのお客さんがいない時に限って会話をしていた(迷惑になるから?)。

当時、高校を出た後の進路は美容専門学校を考えていた。そこまで大した志じゃない。高校入学した頃は、見た目が『じゃが芋』だった私も、メイクファッションを覚えてだいぶましになっていた。『メインクーン』になっていた。

自分でいうのはどうかと思うけど、本当に私は変わったのだ。高1の時の写真と高3の時の写真を比べると、じゃが芋から進化した存在になっていた。別人みたいだった。

その年の秋になると、第一志望の専門学校に入るために、コンビニの隣にある地域集会所で毎日勉強していた。いつも親が仕事帰りに迎えにきてくれる。当然Kさんと会うことはできず、悶々とした気分になった。

入学試験ちょっと前だった。集会所を出て、お腹がすいていてコンビニに何かを買いに行こうとしていた。すると、ちょうどKさんがお店から出てきたところだった。自転車に乗ろうとしていて、コンビニ駐車場に入った私を呼び止めた。

お疲れ様です」と声をかけてきて、私も「お疲れ様です」と返した。「今日寒いね」には、「本当寒いですね」と返した。「元気そうでよかった」には、「はいめっちゃ元気です!」と返した。泣きそうだった。嬉しかった。

その時、Kさんが「増田さん。俺、今日最後なんだ」と手短かに言った。「今週末に引っ越す。今日コンビニ最後から。じゃあ、元気で」と、Kさん自転車に乗った。

私が「こちらこそ、ありがとうございました」って言うと、「増田さんはい社会人になると思う。もし、大人になってどこかで会うことがあったら何か奢る。約束な」って、自転車に乗って私の家とは反対方向に駆けていった。



あれから十年以上が経った。今は結婚二年目で、生活に慣れてきた頃だ。子どもはまだいない。そろそろ社会人として復帰しようかと考えている。コンビニで働こうか、それとも昔いた会社契約社員ポジションを探そうか思案している。

実は、あの別れの日から数年後にKさんに会うことがあった。当時の私は、美容専門学校卒業した後、都会の方で美容とは関係のない仕事に就いていた。求人情報誌への掲載営業で、とある喫茶店に出入りしてたんだけど、ある日そこでKさんサンドイッチを食べているのを見た。その時は、作業服じゃなくてスーツだった。後日聞いたところだと、会社からの出向で政令指定都市に赴任しているとのこと。

お久しぶりです。元気でした?」と声をかけてみたけど、Kさんちょっと悩んだ様子だった。かくいう私もメイクが濃すぎたし、髪も長くなっていたから、気づくのに時間がかかったみたいだ。向こうも驚いてたっけ。やっぱり優しそうな雰囲気で、笑顔がまぶしかった。あの日約束どおり、後日ご飯をおごってもらった。

この日記を書こうと思ったきっかけは、早朝に旦那を送り出した後で、昔の自分を思い出したからだ。玄関で、旦那カバンに付いているぬいぐるみストラップを眺めていて、思うところがあった。

とりとめのない内容だったけど、以上になる。最後まで読んでくれた方がいたらうれしいな。

2023-06-02

anond:20230602173212

退職せずとも、建築士工事監督などとして働き続けることはできないの?

それとも、入社した時点から建設コンサルタントとしてのキャリア強制されるの?

2023-05-23

anond:20230523092120

うぶ増田

雑談言葉による毛づくろい。緊張を解き、お互いの一面を知る機会になる。

雑談は単に毛づくろいが目的のこともあるし、別の目的の準備として行うこともある。ナンパ師も医者カウンセラーコンサルタント営業マンも、それぞれの目的の導入として雑談有効活用する。

ただの毛づくろいなのか、別の目的を持っていそうなのか、別の目的が有りそうならその意図は何なのか、そういったことを見抜く洞察眼を持つのだ。

2023-05-11

経営者感覚経営者でない従業員に求めるのは組織として間違いなくマイナス

「船頭多くして船山に登る」の一言で終わる話だ。

組織運営方針について構成員が全く理解していない状況は問題だが、「どういった方針を定めるべきか」についてを全員が考えることほど無駄ものはない。

経営者サイドが運営方針について悩んでいるのだから、それを全員に分かって欲しい」なんて言うのは甘ったれ無意味行為だ。

新人給料が少なくて困っているから重役の方針も同じレベルに合わせて欲しい」ともしも言われたらどうするつもりなんだろうか?

「僕が大変だから同じように苦しんで欲しい」とはそういうことだ。

「そうじゃないよ。この組織がどこに向かいたいのかを共有するために皆が経営者として考えてほしいんだ」なんていうのは、本当に全員が経営者組織であって初めて成立する話だ。

何故なら、もしも末端の従業員が「経営者的な感覚で考えたのですが」と方針を打ち出したとして、それは組織の中のどこにまで届くのだろうか?

きっと何の影響も及ぼすこともなく、「下っ端が戯言を抜かすな」と握りつぶされるだろう。

ならば、経営者感覚を持つというのは組織として完全に無駄なのだ

自分が考えたことが、形になる」と思えるから人間真剣に考える。

真剣に考えもしないならそれに脳のエネルギーを使うことは無駄しか無い。

経営者感覚を皆に持って欲しい」と思ったとき、それが単なる甘えでないのなら、自分経営相談できる相手ちゃんと雇うべきだ。

つまる所はコンサルタントである

無駄金くらいの嘘つきだらけではあるが、彼らには彼らなりのノウハウが有る。

経営について何のノウハウもない従業員無駄な考えを巡らせ、その時間で学ばせるべきだった本来ノウハウ蔑ろにするぐらいなら詐欺師まがいの連中に試しに金を渡してみるほうがまだマシなのだ

何故なら、無駄な考えを巡らせる時間従業員を遊ばせているだけであり、それは人件費無駄であるだけでなく、成長機会の剥奪でもあるのだから

そもそも経営と実務は分けて考えるべきものだ。

経営とは結局のところは金勘定しか無いわけで、対して実務とは様々な要素が絡み合う複合的なものだ。

実務の持つややこしいあれやこれやを経営に持ち込みすぎると、組織運営方針はグチャグチャにこんがらがって迷走していく。

経営投資と似た側面があり、下手に動かずにドッシリと結果を待てることが重要になる。

対して実務は小さな改良を何度も繰り返していく必要があるものだ。

もしも経営に小さな改善を持ち込もうとすれば、それは小さなムダを削るために大きな時間をかける巨大なムダへと繋がりかねない。

逆に経営のような単純な物差しで実務を測ろうとすれば、それは小さくこじんまりとした競争力のない仕事や、逆に実現性のない巨大な夢に向けた片道切符へと繋がっていく。

組織の中で果たすべき職務にはそれに適した考え方が必要であり、それらは時に切り離して考えるほうが上手くいく。

誰もが同じ感覚を持った組織というのは脆弱ものであり、経営者サイドのチャチな孤独感を癒やすために組織の色をやたらと染めたがるのは弱体化しか生み出さない。

経営者感覚を全員に持ってもらおうとするのは絶対に辞めた方がいい。

もう一度いうが、組織規模が5人程度で全員が共同経営者ならばそれでもいいだろう。

だが、組織の中に経営者ではないものがいる組織で、経営者でもないもの経営者感覚を求めるのはやめろ。

しろ経営者感覚では測れない見方をしてくれる相手存在を維持し続けるために、下手に経営者感覚を持つなと伝えていくべきだ。

何度も言うが、くだらん「皆が僕と同じことで頭を悩ませて欲しい」という考えに囚われるのをやめろ。

その程度の孤独感に耐えられない奴が組織運営しようとするな。

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