はてなキーワード: トイザらスとは
私は神奈川県内で自営業を営む、しがないIT屋である。過去にはオウム真理教(現アレフ)の事件を追う無名のフリーライターとして糊口をしのいでいた時期もある。
以下は、今年7月に私の身に起こった出来事の記録と、国家権力の象徴である警視庁と公安調査庁の手により、かつて未曽有の化学テロを起こしたカルト宗教団体オウム真理教の後継団体として公安調査庁の監視対象となっている宗教団体「ひかりの輪」に罪なき一般市民である私の個人情報がリークされた問題に関する告発である。
オウム真理教は麻原彰晃(松本智津夫)によって設立された新興宗教団体である。設立当初はヨガを中心とした修行による神秘体験の会得を目標とする比較的穏当な宗教団体であったが、1989年に教団施設内で発生した信者殺害事件とその隠ぺい工作をきっかけに急速に犯罪傾向を強め、以後、坂本堤弁護士一家殺害事件をはじめとする凶悪事件に手を染めていく。
1990年には真理党を結党して衆議院議員総選挙に出馬するが全員落選、教団はこれを国家による陰謀と考え、無差別テロに傾倒していく。上九一色村の教団施設であるサティアン群は毒ガス工場に改造され、サリン・VXガスなどの化学兵器の製造のための研究が進められた。ちなみにサリン製造プラントの初代責任者は上祐史浩である。
教団は95年の地下鉄サリン事件後、教団の拠点である上九一色村のサティアン群に警視庁による強制捜査が行われ、教祖である麻原彰晃(松本智津夫)を始めとする教団幹部の逮捕によって壊滅した。その後2000年には後継団体アレフ(現Aleph)が発足するも、麻原への帰依を続ける主流派と旧オウム真理教からの脱却を図る代表派の対立が勃発し、上祐史浩率いる後者(代表派)はアレフを脱退し、新団体「ひかりの輪」を結成した。
今なお信徒数約1,650人、拠点施設32か所、資産約12億9,100万円(2019年(令和元年)10月末時点)*1の勢力を誇るアレフに対し、上祐史浩代表率いるひかりの輪は信徒数約150人、拠点9か所、資産約700万円*2と非常に貧弱であり、表面上は国家や市民への脅威は全くないように思える。しかし「旧オウム真理教のシヴァ信仰から完全に脱却する」という上祐史浩代表の宣言とは裏腹に、今なお「オウム真理教の修行体系の最も本質的な部分を継承」*3している団体として、団体規制法に基づく公安調査庁の観察処分対象となっている。
今年7月某日、私はひかりの輪が拠点を構える世田谷区南烏山のマンションのエントランス前に立っていた。アレフ信者13人がこのマンションの2階に続々と入居し、事実上の拠点としたのは2000年12月のことである。以降、2007年の教団の分裂騒動以後は上祐史浩代表率いる「ひかりの輪」の拠点としてオウム真理教の残党はマンションの2階に居座り続け、3階より上の住人や烏山地区の近隣住民から強い警戒心をもって監視されている。
彼らの突然の入居から20年余り、近隣住民によって結成された対策協議会*4による戦いもむなしく追放に至っていないオウム真理教後継団体「ひかりの輪」の現状はどうなっているのか、かつて匿名でネット上に記事を書き散らしていた私の血は密かにたぎり、その足は知らず知らず私の体をこの地にいざなったのだ。
建物の前は、いくつかの鋼鉄製の小さなバリケードと警察の詰所があること以外はただの砂利敷きの駐車場と変わらない。どんよりと曇った平日の昼下がり、監視小屋に人の気配はなく、しかし敷地に足を踏み入れると砂利がかすかに音を立てて緊張感が走る。
エントランスのガラス窓には「関係者以外立入禁止」という、どのマンションにもある注意書きが貼ってある。これを無視してエントランス内に一歩でも立ち入れば、住居侵入罪として罪に問うことができるというものである。実際オウム真理教の信者や左翼団体のメンバーなどがこの微罪で逮捕された例は枚挙にいとまがない。じゃあ不動産屋やらピザ屋の広告のポスティングはどうなのかという疑問は持ってはいけないらしい。
私は開け放たれているドアを通ってエントランス内に足を踏み入れた。マンション内では多くの猫が放し飼いにされているようで、集合ポストの下にはエサ皿が置かれ、猫の尿のにおいが鼻を突く。集合ポストの最上段には、「201 上祐・水野 ひかりの輪」と書かれたボックスがあり、確かにここが「ひかりの輪」の本拠地であることがわかる。2階の他の部屋のボックスは「空室」と書かれたガムテープでふさがれていた。
集合ポストの写真を撮り、長居は無用ときびすを返しかけたその時、黒いシャツを着た短髪の男がエントランスにやってくるのがちらりと見えた。男は無線機のようなものを所持しており、一目で私服の警察官であることが分かった。このマンションの住人でもひかりの輪のメンバーでもない私を訝しんで職務質問をしようと接近してきたのは明白であった。
このとき私はたまたまダイソー千歳烏山クレア店にて500円で購入した水鉄砲「アクアレーザー」(未開封)を所持しており*5、そのことが警察官との喜劇的ひと悶着に発展していく。
商品番号:4549131780017
https://jp.daisonet.com/collections/party0105/products/4549131780017
「何の用ですか?ここの住人じゃないですよね?」
どうしたものかと考えるより早く私服の警察官は話しかけてきた。とりあえずお約束の「任意ですか?」という挨拶をしてみたものの相手が引き下がる気配はみじんもない。「いやその」「とりあえず身分証見せて」「はい」変に事を荒立てても仕方がないと思い、素直に財布から運転免許証を取り出して男に手渡す。男は無線に向かって免許証に書かれた名前を読み上げ、やがて近くの交番からやってきたと思しき警察官たちが集まってくる。これは困ったことになった、今日はこれから仕事の打ち合わせがあるのに、と困惑しつつもなぜか冷静になりあたりを見回してみる。既にパトカーまでやってきており、さながら何か大きな事件の現場の様相を呈しているが、GSハイムの一般住戸はおろか向かいの戸建てからも野次馬の気配は全くない。つまりここではこの程度のことは日常茶飯事なのだと合点しながら警察官からの質問に答える。そのうち彼は私のぶら下げているダイソーのレジ袋に気付いた。
「その袋の中身を見せてください」
しぶしぶ袋の中に入っていた未開封の水鉄砲(500円)を取り出して警察官に見せると、彼の目つきが一変した。「これを何に使うつもりだったの?」「いえ何にも」「そんなわけがないでしょう」「いや本当に何でもないんです」といった不毛な押し問答が始まった。折しも水戸で聖火ランナーに水鉄砲を発射した女性が逮捕された事件があったばかりだ、警察官のテンションが上がるのも無理はないだろう。そのうち「こんなところで水鉄砲持ってて何にも使わないわけがないでしょう!」と、いくらか統を失したような状態になっている警察官を私が必死でなだめるような展開になっていった。
そのうち雨が降り始め、一人の警察官が詰所からビニール傘を持ってきて、職務質問に当たっている警察官に手渡した。私を都会の酸性雨から守ってくれるというのである。素直にしている限り警察官というのは案外親切なものだと思った。やがて聴取の算段が付いたらしく、私は促されてパトカーの後部座席に乗り込んだ。
警察署に着くまでの間が、この事件における私にとって最も苦痛に満ちた時間となった。同乗した警察官にとっては私が他人の住居に侵入を図ったことよりもダイソーの水鉄砲(500円)を所持していたことの方が重大だったらしく、いつまでも「その水鉄砲でひかりの輪を襲撃するつもりだったんだろう」と因縁をつけられ続けた。当然私にそんな意図は露ほどもなく、ただダイソーで見かけた500円のポンプアクション水鉄砲に感心し(トイザらスなら同等品が3000円は下らないはずだ)、自宅に帰ってからその威力を試してみたかっただけだったのだ。頼むから信じてくれ。しかし、降り際に言われた「刑事には嘘をつくんじゃないぞ。嘘はあとで全部わかるからね」という一言は、この難局を切り抜けるための示唆を多く含んでいた。
成城警察署4階の取調室に着いた私は、徹底的に所持品の検査を受けることになった。カバンの中身は言うまでもなくポケットの中身(尻ポケットを裏返せとまで言われた。構造的に無理である)やズボンの裾の裏までひっくり返させつつ、「こちらもケガはしたくないからね」などと物騒なことを言う。靴を脱ぎながら「中敷きがあるので調べてください」と言ってみたが、そこは調べられなかった。くそっ、俺の足の臭いを警察官に嗅がせるチャンスだったのに、と思いながらも無言で靴を履き直して促されるまま椅子に腰掛けた。
やってきた刑事は眼光鋭く「どうしてこんなことをしたんだ」と切り出してきた。そんなことを言われても単に興味本位だったとしか答えようがないのでその通りに答えるが全く納得してくれる気配はない。次第に調子に乗って「我々は地域住民に委任されて地域の平和を守る義務があるんだ、外部の者が不穏を与えることは許さない、わかるか」などということを演説し始める。(テロ組織の残党と20年以上も慣れ合ってきてその体たらくは何だ)と喉元まで出そうになるがぐっとこらえつつ、話せることだけ話してあとは黙り込む。後になって気付いたが、彼らは私のことを極左テロ集団と関係のある何者かと思っていたらしい。こちらには検挙歴も何もないものだから彼らが私について知っていることは当然何もなく、必死になって思想的背景を聞き出そうとしていたのだ。
やがて私が極左でもオウム真理教関係者でも何でもなく、ただ興味本位でGSハイムを覗きに来たことが明らかになってくると、急に刑事たちのテンションが下がってくるのを感じた。取り調べの前に預けた所持品の返却願いを次々と書かされ、左の人差し指で拇印を押し、返却された品々をカバンやポケットに詰め込むと、まるで放り出されるように成城警察署を後にした。
事件後しばらくして、オウム真理教ウォッチャーの友人のもとにひかりの輪広報のツイッターアカウントからダイレクトメッセージが届いた。そのメッセージには、上述の侵入事件に対する不満とともに、警察署での事情聴取の際に明かした私の本名が、名字だけではあったが記されていた。
これは一体どういうことだ。
当然、私はGSハイムに立ち入ることを誰にも予告していないし、事件後にも一切そのことは話さなかった。それにこの事件に関して私は厳重注意を受けただけで、逮捕もされていないし、この事件があったこと自体マスコミに公表されてもいない。にもかかわらずひかりの輪の広報が私の名前を知っているというのだ。
私がGSハイムのエントランスに立ち入ったことを知っているのは、成城警察署の警察官や刑事、それにそこから連絡が行っているであろう公安調査庁だけだ。
つまり、「犯罪を犯したわけでもない一般人である私の氏名(もしかしたら住所も)を、警察がひかりの輪にリークした」以外の可能性が考えられないのである。
上述の通り、宗教団体「ひかりの輪」は、かつて一般人に対する殺人やテロ行為を繰り返してきたオウム真理教の元幹部である上祐史浩を代表とする、「テロ組織オウム真理教の後継団体」である。その規模はかつての全盛期に比べれば見る影もないとはいえ、その強い反社会性を懸念して公安調査庁の監視対象ともなっているわけである。
かつてオウム真理教は、TBSテレビ「3時にあいましょう」のスタッフから「オウム真理教被害者の会」の代表を務めていた坂本堤弁護士に関する情報を提供され、同弁護士を家族もろとも殺害し山中に埋めた*6前科を持つ。今回のリーク事件に関して、そのような組織の後継団体に教団に批判的な行動を行った一個人の個人情報を与えることがどのような危険をもたらすかを、警察は全く理解していないと言わざるを得ない。
もし、現在でもひかりの輪に殺人などの実行部隊が存在し、彼らが私を拉致し、あるいは殺害して山中に埋めるようなことがあったとして、日本国警察は一体どうやってその責任が取れるというのだろうか。そういったことが皆無であると、彼らを長年監視してきた警察は断言することができるのだろうか。
警察と公安のひかりの輪への監視活動も近年はマンネリ化し、ひかりの輪スタッフと警察官の間での立ち話も見られるという。そういったたるんだ状況の中、「警察によるテロ組織の後継団体への個人情報のリーク」という一大不祥事が発生した。警察には事態の重大さを認識するとともに猛省を促したい。
*1 国際テロリズム要覧2020 http://www.moj.go.jp/psia/ITH/organizations/ES_E-asia_oce/aum.html
*2 日本経済新聞2019年2月28日付 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41879540Y9A220C1CR8000/
*3 産経新聞2021年5月19日付 https://www.sankei.com/affairs/news/210519/afr2105190020-n1.html
*4 烏山地域オウム真理教対策住民協議会 http://www.kyogikai.jp/
*5 この事件の少し前に聖火ランナー水鉄砲襲撃事件が発生していることとは全く無関係である。
*6 TBSビデオ問題 https://ja.wikipedia.org/wiki/TBS%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA%E5%95%8F%E9%A1%8C
ステーキ!
あ、私A4サイズのステーキ多すぎて食べれないのでA6サイズでお願いします。
秀逸でしょ?
違うか。
と言うかさー、
なぞなぞ的に午前中はカツカツであっと言う間二時間が流れてしまったお昼になってしまうの誰でしょう?
はい!
答えは私です!
ってうかうかしていると本当に時間が経つのがあげみざわだわよ。
そろそろ薄手のシャツにでもしようかなって
さっきさ、
もうお昼済ませちゃったんだけど、
七味も調子に乗ってヨガファイヤーレヴェルまでかけちゃったから
加減したいところだけど、
なぜそうなったかというと、
飲むに飲めないのよ。
追いオリーブオイルも禁止になってないだけまだましなのかもしれないし、
きっと今どこかの並行世界では
ビールが飲める世界とビールが飲めない世界とで2つの世界があるってところまでは分かってるだけど、
ランチビールが飲みたいだけなのよ!ってことをみんな理解して欲しいわ。
みんなみんあ生きているんだ友達なんだーって
ちがうちがう!
ビールが飲めないなら缶酎ハイ飲めば良いじゃない!って良いそうでまた大暴動!
諸外国の暴動の矛先はなぜかいつも破壊されるお店はトイザらス一択だという
襲撃されておもちゃ奪われてもって感じよね。
酒屋が襲撃されるならそもそもとして分かるけど、
いい加減
みかんの花咲く丘公園駅前のバルももちろんビール禁止令が出てるから
早く世の中にビールを取り戻せるように
あとは何もならないわよね?
おもしろかった!でおわんじゃん、
それか意識が高くなるだけで、
私それにも気付いてしまったわ。
うふふ。
鰹でさ、
初鰹戻り鰹とかって鰹のシーズンを幕開けする切って落とされる火蓋ってあるじゃない、
ベーコンにも
脂ののり具合が違うシーズンがあって
それもそうようねって思うぐらい
知らなかったわよ。
割引苺パックを1パック買ってきたので、
青果売り場の人が、
あ!それ割引シール貼りますね!って気を効かせて貼ってくれたのよ!
いいでしょー。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
(続き)
といった問屋関係の逸話が当時バンバン登場した。メーカーも対抗すべく(?)ダンピング出荷、返品受付などで一本でも多くソフトを売りさばこうと必死だった。このあたり、問屋も小売店もメーカーも、市場の異常さに気が付かずもがいていた感じが否めない。初心会と二次問屋は、問屋の本分である「日本全国に適正量の在庫のゲームソフトを流通させる」という機能を忘れ、ただただゲームソフトを動かすことで得る利益をあげることに無我夢中だった。
ここで注意をしておきたいのが、「任天堂や初心会が、一方的にサードパーティや小売店から利益を吸い上げている」という既存の論調は近視眼的だ、ということだ。スーパーファミコン市場に参入したサードパーティはおよそ200社。このうち途中で撤退を決めたのは10数社で、しかもこれら撤退したメーカーの多数は異業種メーカーであり、本業での業績が低下したためだったり、バブル期の不動産に手を出して大やけどして倒産…といったもので、ゲームと直接関係あっての撤退ではないのだ。
小売店も同じことで、当時はファミコン-スーパーファミコンという新しい分野での市場拡大に手を出す小売店が多数いた。ただ問屋に苦しめられるだけの業種であるなら、こんなことは起きるはずがない。甘い蜜はそれなりに存在していたわけだ。ざっくり要約すると「不満はあるが儲けもある」といったところか。むしろPCエンジン・メガドライブの有力ソフトをスーパーファミコンに移植して一旗あげようとするサードパーティのほうが多かった。それほど有望な市場であるがゆえ、いろんな輩が入り込もうとやっきになったわけだ。
市場が拡大している間はそれでもよかった。しかしスーパーファミコンが円熟期を迎え、対抗馬として「次世代機」の姿がちらつくようになってきた頃に、いよいよおかしくなってきた。多数現れた三次問屋が小売店と二次問屋の中にねじ込み、己の利益を吸い取ろうとし始めた。手法としては品薄になりそうな人気ソフトを抱きかかえ、「小売店に小売価格そのままで」卸したりした。商圏を無視して跨いで他社の領域に食い込んで商売するところもではじめた。初心会の中にゲームソフトを投機商品のように扱う問屋が現れ、二次問屋三次問屋が喜んで利益の分前を頂いた。その分小売店に負担が偏り、結果的にはプレイヤーにも巡り、最終的には市場に悪影響を及ぼす。スーパーファミコン市場は歪んだまま大きくなり、そしてついに縮小を始めた。
衝撃が大きかったのはプレイステーションの登場だ。なんと問屋を使わず、ソニーが直接小売店にものを卸すという。革命的なやり方だった。返品なし、定価販売というところがネックになったが、どの商材も掛け率が一定であることに小売店は喜んだ。今までは問屋ごとに掛け率が違ったり、注文する本数によって掛け率が変動したり、そもそも抱合せで仕入れるしかなかった(違法? しったことか!)からだ。
こんなことが可能なのはプレイステーションがCD-ROMを採用しているからだった。リピート生産がROMほど時間がかからない。お金も自前の工場だからさほどかからない。最悪在庫になっても簡単に破棄できる。それゆえ最初こそ少量生産で行い、売り切れたら即リピート発注すればよい。こうすれば過剰な在庫にメーカーも小売も苦しめられずにすむ。値崩れ・抱合せも心配いらない。
ROMカセットを採用していたらすべて実現不可能なことだった。ちなみにセガもサターンでCD-ROMを採用しているが、他社の工場での生産だったためなかなかリピートが上手く行かなかったらしい。(なお、詳しく書かないがここで上手くいった改革は現在すべて崩壊している)
一方、任天堂はROMカセットの採用を64でもやめなかった。ディスクシステムに手を出してそのあまりに長いロード時間に苦慮したことの経験があるからだ。そしてこれを機にもう一度市場のリセットを図ろうとした。市場にはスーパーファミコンのワゴンセールが始まっている。なんとかして初心会内外にあるゲームの投機的扱いをやめさせなければならなかった。ソフトの数が少なくなれば、そのような動きはできにくくなる。そのためサードパーティのソフトをとにかく減らし、少数精鋭路線で進もうとした。初心会外に取引を広げ自前で流通を行うという選択肢もあったが、これは取らなかった(実はSFC時代にトイザらスが日本進出をしてきたとき、任天堂や各大手メーカーに直接取引を持ちかけてきたが、これは上手く行かなかったようだ)。山内社長はファミコン時代の遥か昔から取引を続けていた初心会を切ることに抵抗があったからだ。それに「絶対に売れない」といってたファミコンも買い取ってくれたのは初心会だ。この前もバーチャルボーイというズッコケハードを出したが任天堂は全量初心会にハードを買い取ってもらっているので被害は最小で済んでいる。(その負債は初心会が被り、さらにその負債は小売店に押し付けられた構図だ。)
しかしそれでも、初心会と二次問屋たちは目先の利益を追い求めるのに夢中だった。
スーパーファミコン市場末期の1995年発売の聖剣伝説3は初回出荷は70万本だったが、実は初心会からの注文本数は合計140万本だった。前作がミリオン超えをしていたのでそれだけ期待があった、という表側の理由だが、ようするにこれも投機的に扱われることが明白だった(そもそも前作聖剣伝説2も結構な数がワゴン行きしていた)。あまりに酷い値崩れを嫌ったスクウェアは出荷本数を半分の70万本にし、かつ卸値を10%引き上げると初心会にアナウンスした。こうした動きに一部の問屋がなんと小売店に対して「スクウェアを公正取引委員会に訴える!」と言いまわってしまった。もちろんスクウェア側には一切の非はない。運が悪いことに(それとも狙ったか)スクウェアは夏休みに入ってしまったので、小売店は真相を確認することができず業界の一大事が起きたのではないかとパニックになったところもあるという。この話は巡り巡ってなぜか「任天堂が悪い」ということになった。PSが発売されて半年以上経とうとする頃でも、初心会に危機感は全くなかった。
その年の末発売のドラゴンクエストⅥの発売にあたっては、初心会とエニックスの間で注文数の予測で大紛糾だった。初心会の予測は250万本。エニックスの予測は300万本。エニックスは自信満々だったが、初心会はそこまで売れないと踏んでいた。初期出荷は250万できまり、エニックスは自前で50万の在庫を抱えることになったが、この読みは的中する。即リピート発注がかかり、エニックスは二次出荷を行った。
最終的に320万出荷を果たすわけだが、売上予測ができない問屋にメーカーは価値を見出すだろうか?
そして、ついに、終わりのときは訪れた。
1997年2月21日。任天堂本社で毎年のように行われる初心会の懇親会。その幹部会の席上にて初心会会長である河田会長が宣言した。
幹事会は静まり返った。関係者には事前に知らされていなかったのだ。解散は任天堂山内社長と、初心会河田会長のトップ会談で秘密裏に行われた。今後一切の取引は商品ごと個別に行われ、しかも初心会内の特定10社のみそれが行われる。今までゲームソフトを投機的に扱って儲けを吸っていた会社は任天堂から拒絶され、二次問屋に落とされた。しかも64の少数精鋭路線のおかげでこれから商材はどんどん減る。今までのような振る舞いは不可能になった。
任天堂はスーパーマリオクラブの立ち上げにより売上予測をするようになった。つまり、予測のノウハウを自ら身につけつつあった。そうなれば商材を投機的にあつかう問屋は不要だ。「どれほどのソフトが売れるか、我々にはわかりようがない。流通のプロに任せるしかない」。かつての山内社長の言葉だが、流通のプロがプロに値する仕事をしないのなら、切られても仕方がないというわけだ。
実はこの流通改革に前後してプレイステーションでも問題が発生した。デジキューブだ。スクウェアがプレイステーションに参入する条件として、コンビニに自分たちで卸すデジキューブをSCEに許可させた。
もともとプレイステーションはすべてSCEが自前で小売店に流通することを売りにしていた。ところが後から来たスクウェアはSCEを通さず自前で流通させるという。
このあたりを詳しく解説する。SCEはソフトメーカーと協議し、ゲームソフトの初回生産量を決める(ということになっているが、実質決定権はSCEにあった)。
SCEは特約店(一部、ハピネットといった問屋も使用していたが)からの受注数がその初回生産量に満たない場合はSCEが自腹で在庫を抱える(ように努力いたします、という注釈付きではあった)。
と、ソフトメーカーにかなり親切のように見える。しかしこれには問題が含まれていた。初回生産量はSCEが決め、実際に流通させているのもSCE自身だ。ソフトメーカーが営業をしかけ多くの受注を獲得したとしても、SCEがOKを出さない場合、本当にそのソフトは流通しなくなる。実際に飯野賢治がプレイステーション版Dの食卓で自分たちで在庫を抱えてもいいから多くつくるべきだと要望を出しても、SCEはそれを良しとはせず、結果売り切れを引き起こし機会損失を生んだことがあり、飯野賢治はセガ陣営への鞍替えをしたことがあった。
ソフトメーカーからしたら、リスクも多いが儲けも大きい自社流通に切り替えたがっていた時期だったが、任天堂もSCEもそれを良しとはしなかった(ただし任天堂は初心会通しであるため、一社が売れないと踏んでも他の問屋が受注してくれる可能性はあるし、このときPSの取扱店はまだ初心会流通よりは少なかった)。しかしスクウェアだけには特例としてそれを認めるというわけだ。SCEは流通に関わらず、スクウェアが直接小売店とコンビニにゲームソフトを卸すわけだ。当然、初回生産量も自由に決められる。
いったいどういうことだ、SCEはロンチから頑張ってきたメーカーに対して不義理じゃないのか。こうした理論で反発したメーカーがいた。コナミである。
コナミはSCEに対して自社流通を求めた。ゲームをつくる製造委託費とロイヤリティは支払うから、お前のところの流通網は使わんぞ、ということだ。こうすることでコナミはSCE流通分の費用を削ることができる。5800円の小売価格のうちの取り分を増やすことができるわけだ。もちろん在庫リスクや小売店へのやりとりはコナミ自身がやらなければならないから、自社流通が完璧というわけではない。結果的に大手メーカーはみな自社流通になっていくが、ナムコだけは付き合いもあってか(ナムコはかなり初期からPSに絡み、ライブラリの整備も行うほどだった。自社プラットフォームを諦めたかわり、PSに注力したということだろう)SCE流通を使い続けた。
プレイステーション側でこのようなことが起きてるのだから、当然余波は任天堂側にも及ぶ。コナミは64やゲームボーイの自社ソフトに対して「これから初心会を使わず自前の流通網使いますから」と一方的に任天堂に要求した。かつての任天堂ならば決して受け入れるはずのない要求だろう。だかしかし、任天堂は簡単にこの要求を飲んだ。そして門戸が開かれた自主流通のおかげで、ゲーム業界の流通改革は全メーカーを巻き込んだ。最終的にはコナミ、カプコン、コーエー、スクウェア、エニックスといった大手は自前で流通網を持ち、中小サードパーティはそこへ委託流通する形に落ち着いた。つまり元初心会の問屋たちを全く必要としない流通を実現してしまった。
解体された初心会はボロボロになった。合併倒産が相次ぎ、その多数が姿を消した。残された10社は直接小売店と取引するようになり、二次問屋三次問屋は居場所がなかったからだ。
しかも任天堂から選ばれた10社も順風満帆ではない。10社のうちモリガングはバンダイ系列のハピネットに買収された。石川玩具はタカラへ事業譲渡した。松葉屋はラスコムに事業譲渡し、そのラスコムも後年自己破産している。そんな一方テンヨー、カワダ、カマヤは今でも元気に問屋業を営んでいる。(名前が出てこない他の会社は調べても出てこなかった。情報plz)
そしてジェスネットは任天堂の子会社となり、アジオカは事業譲渡を行って「任天堂販売」となったが、これはなんと2016年の話だ。初心会が解体されて20年近くたったが、完全に自前で任天堂が流通するようになった。
こうして初心会は歴史の中に消えていった。良い面悪い面両方ともあったわけだが、特に末期には悪い面が強く出すぎていた。しかしこうして羅列してみると、「初心会があらゆるあくどいことを駆使して不法に市場を牛耳っていた」というわけではなく「初心会が市場を牛耳っていたのでいろいろとあくどいことができた」ということに気がつくだろう。その市場も確固たるものではなく急激に膨らんだ不安定なものであり、なおかつ悪行も任天堂の山内社長の怒りが落ちない範囲内の話でしかなかった。
悪徳の町、ソドムとゴモラは神の怒りに触れ一夜にして滅んだ。初心会も同じ運命を辿ったのだった。
参考文献
東洋経済 1997年3.22号 盟友・初心会を抜き打ち解散した山内・任天堂 焦りの流通改革
平林久和/H.Hirabayashi @HisakazuH
大森田不可止 @omorita
おもちゃがすき。
魔法少女のようなステッキだってキラキラしてかわいくて好きだし、サンリオもすき。仮面ライダーのベルトだってキリッとしていてかっこよくてすきだし、トミカだって好きだ。赤ちゃんの使うようなポップな色使いのおままごとセットだってすき。
おもちゃだけじゃなくてロボットとか戦車とかデカい機械が動いてるのだってかっこよくて永遠とみてしまう。仕組みは全くわからないけれど、少年が戦隊ロボにあごがれるように永遠とみてしまう。
一方であまりうまくはないけれど化粧品もすきだし、ブランドものも嫌いではない。キラキラしていて心踊るから。料理も好きだしアイドルもすき。インスタもTikTokもみる。
ただ問題は私が19であり、女の子であり数ヵ月後には20になること。問題でないといえば問題でないかもしれないけど私としては大問題である。
好きなものを好きなのでいいのか。
20になるのが近づくにつれ、疑問が強くなる。キラキラしている女性だってもちろん大好きだし憧れる。でも、コレクションしたいなという気持ちはあまりないけれど、おもちゃが好きな気持ちを抱き締めてたい。
というか全部私なのだ。
かっこいいものが好きなのも、かわいいものが好きなのもおもちゃが好きなのも全部私なのだ。たまに友人ですら違う側面をみたら「お前らしくない」とか「無理してる」とか言う人もいる。もちろんどんな私も大切にしてくれる友人もいる。
ありがたいことに両親はとくに気にしてない。時効だと思うから言うけれど5歳のときにエアガンを娘にプレゼントした父、「買い物してくるから暇だろうしトイザらスみてきたら?」といまもいう母。この両親に育てられたから、こんなにいろんなものを好きでいる人間に育ったのだと思う。のびのびすくすくとおとなと子供の差も男女の好きなものの差なんて考えず過ごしてきた。途中までスカパラみたいなかっこいいおじさんになりたいと思っていたのだから本当に男女の差について考えたこと無さすぎである。おじさんじゃなくておばさんになるんか!!!とビックリしたしだからといって男の人になりたい訳ではないのがまた難しい。女であることを楽しんではいる。
なれるのか大人に。少なくとも数ヶ月後には20になる。そもそもおとなってなんだろう。好きなものを抱えたまま、大人になれるのか。子供心のある男性はいるきがするけど、子供心のある女性はパッと浮かばない。いるのかもしれないけど。おもちゃがすきでキラキラしたものがすきな大人はイタイといわれてしまうのか。好きなものを好きでいる大人はあんなにもかっこいいのに。父がプレゼントしてくれた大切なエアガンをもって生きていてはダメなのだろうか。
たぶん今年もトイザらスのクリスマスカタログは届く。理解のない人に理解してもらえるように話すことはしないかもしれないけれど、自分の好きな気持ちを恥じることのないように生きていきたい。そして、人の好きなものを否定することのない人間でいたい。相手の好きなものは否定しないからあわよくば私の好きなものを否定しない人に出会えればいいなとも思う。大人かどうかはわからないけど当面の目標としてはそんなかんじ。
人の好きなものを否定することのない人間でいたい。それが犯罪にならない限り。犯罪になりそうな場合は…みなかったことにして関わらずに全力で離れたいですね…
堺雅人のCMみたいに嫌なことあればマック食べてるし、自分を褒めてあげたいような時もマック食べてる。
社会に出たら、何万円もするディナーを食べる機会も増えた。
もちろん美味しいんだけど、食べてる時の幸福度で言ったらマックの方が上だと思う。高級レストラン緊張するし。
一度上げた生活レベルは下げれないっていうけど、マックあるなら余裕で下げれるわ。
たぶん幼少期の幸せと紐づいてるから、こんなに好きなんだろうな。
家から車で30分ぐらいのところに、トイザらスと併設してるマックがあって、おもちゃを買ってもらった後にマック食べて帰るのが定番だった。
おまけにそのマックにはプレイランドがあった。仲良くなったお友達と、ハッピーセットでもらったおもちゃを持ってきて遊んだ。
それが今や人見知りコミュ障だよ。
プレイランド付きのマック、今もあるんだろうか。全然見ないけど、都内在住で車持ってないからかな。
今年の夏は今までとは違う違いにあなたは気付いちゃってるかしら?
今年は蚊少なくないか?
あれはエレベーター一緒に乗って登ってくるんだかんね!
でもそれはともかく、
良いっちゃ委員会なんだけど、
蚊取りメーカーもあがったりよね。
でも暑さ一段落すぎて、
秋口いや冬にやつらは登場するから
むしろ蚊の活躍する季節が変わっちゃったのかも知れない説問題ありやまのあげみざわだわ。
なんかさ、
蚊との戦いが夏の風物詩でもある走馬灯のように思い出になる金鳥の夏じゃない。
あ!あと蚊取り線香とかで思い出したけど、
花火ってふと急にやりたい!と思っても売ってないのね。
花火ってどこで売ってんのよ?
唯一置いてあったところはドラッグストアにあったのよ。
そんなに湘南の風を地で行く感じの
パーティーピーポーじゃなく
せいぜい線香花火的な、
だいたいそういう所で売っている花火は
パーティー花火セットで一通りの種類の花火の詰め合わせは夏の元気なご挨拶で
実家に帰るときお土産で持って行くととても喜ばれるでお馴染みよね。
たしかに
そこに線香花火は入ってるけど、
しかたなく、
せっかくドラッグストアで見かけた
まだ夏のチャンスはあるから
ぜひ線香花火やりたいなーって思いました。
線香花火を毎日1本ずつやるというそれを描いたシュールな絵日記も面白いと思うわ。
なんか繰り返し繰り返しやってると
シュールレアリスム極みだわ。
あとさ、
だけど、
ところどころで行われる感じの、
あれってセルフサプライズ打ち上げ花火を自分でできないかしらねって思うの。
もちろん
勝手に近所の公園で八寸玉の大輪を夜空に咲かせたらやっぱり怒られるのかしら?
そういう人はさすがにまだいまだかつて
いないわよね。
どこに許可取りに行ったらいいのか、
知ってる人教えて頂戴!
うふふ。
しっかりと噛んで味わいたいものね。
飽きるまで同じ物を食べ続ける方が好きね。
皮まで使っていいよ!って書いてあっても
なんか躊躇してしまって作った、
ミントも添えると夏らしさが夏らしくなるのよね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
って演出、してもらったことないしするつもりもなかったけど、幼稚園でサンタの存在を知った娘が「私にもプレゼント来るかな…」と不安そうに言うので、これはしてやらなければならないらしいと悟り急いで買い物へ。
お菓子ブーツでいいか、などと思うが決めきれず、ネットショッピングを覗くも「お届けはクリスマス後になります」の表記。そりゃそうだよね、今更言っても。
だいたいこの前プリキュアの変身ペンダント買ったばかりなのに。「これがクリスマスプレゼントだよ」と言ったばかりなのに! あれは親としてのプレゼントで、サンタはまた別なのか…
娘の欲しがりそうなものをあげるのが一番いいんだろうけど、イオンやトイザらスで買えるものじゃ生活圏すぎ、親臭漂いすぎる気がして、サンタというミステリアスな存在からのプレゼントとしてそれでいいのか? などと悩みだし、なかなか決められない。
結局評判良さそうで今まで見たことなさそうな絵本をラッピング付きで今日注文した。
クリスマスまでに届くか…? わからないけれど、まだ日付の理解できない娘なので多少ずれてもごまかすことにしよう。メール便なので届いたところを見られても「私の大事な書類だよ」とかいって開封を免れようと思う。娘は喜んでくれるかな。面白そうな絵本だから、私のほうが楽しみにしている。
親戚が置いていったのを借りて遊んだ。キノピオが扱いやすくて好きだった。
SFCの楽しさを知ったのでブックオフで買ってもらった。当時は確かスペシャルコースで挫折したが、後にリメイク版(GBA)で裏世界到達を果たして満足し、カートリッジをステージ中央に置いて引退。
「ロクヨン」というやつが面白いと聞いてクリスマスに買ってもらう。(トイザらス限定の金色)
当時小学校の近くに住んでおり、「スマブラ」があると聞きつけた同級生たちが連日押し掛け、人生の絶頂期を迎える。
同年、ゲームボーイカラーとポケモン金に出会い、ビデオゲーム好きを決定づけられる。相棒オーダイルの背中に乗って旅する夢を見る。
その後、銀・クリスタル・赤・ピカチュウとプレイして金のポケモン図鑑をコンプリート。
ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ
ファンタジーの高揚感と旅の寂寥感を知る。ロンダルキアの雪原でアークデーモンと対峙する夢を見る。
あまりにもハマりすぎたためある日親がブチ切れ、ビデオゲームの類はすべて鍵付きトランクに収監、プレイも土日のみに制限され、スマブラ目当ての同級生たちも遠ざかり、人生の絶頂期が早くも終焉。
念願の「スマブラDX」を買ってもらうも、既に非社交性を存分に発揮していたため64時代の栄光を取り戻すことかなわず。
加えて、ある日帰宅するとビデオゲームが全てブックオフに売却されており、その夜焼肉に連れて行かれた。母は「ゲームを売ったお金よ」と言ったが、あれが事実なのか質の悪いジョークなのかは未だに分からない。泣きながら口に押し込んだタン塩はどこか塩辛く、しかし胃袋は正直であった。
(追記)
上記の事件は私が「ゲームは土日のみ」という約束を破り、トランクの鍵をハックしてこっそり遊んでたことが発覚したせいなので、普通に私が100%、いや99%悪いです。あと親子仲は普通に良いです。
このブックオフ焼肉事変の影響で「時のオカリナ」「ムジュラの仮面」「マリオ64」「バテン・カイトス」など任天堂据え置き機の名作をプレイする機会を失ったのが個人的にコンプレックスになっている。Switchにバーチャルコンソールはよ(今ややる時間がない)
2003~2008年
中高時代、懲りずにお小遣いを貯めてこっそりゲームボーイアドバンスSP(名機)を購入。買い漁った中古ソフトを、バックライトの恩恵にあずかって布団に隠れてプレイし、ド近眼になる。ファミコンミニシリーズでレトロゲームにも触れる(初代ゼルダ、スーパーマリオブラザーズetc)。
大学受験日程を全て消化した瞬間、ニンテンドーDS Liteとポケモンプラチナを購入し欲望のままに徹夜プレイ。DS版クロノトリガーに大感激してゲーム音楽に目覚め、光田康典繋がりでソーマブリンガーをプレイし、DS版ドラクエ5でデボラ派に鞍替えする。
初めてのソニー機・PSPとMHP2Gを購入。大剣太刀片手剣を1000時間振り回し無事留年。
この頃ニコニコ動画でThe Elder Scrolls 4: Oblivionの存在を知る。PC洋ゲーとのほぼファーストコンタクト。初めての日本語化・初めてのmod導入(受験英語でもそこそこちゃんと勉強していた過去の自分に感謝)、初めてのオープンワールドRPG。RAM4GBオンボード最低画質でも20FPS前後だったのにようやってたなほんとに。
Fallout3もプレイし、Bethesda神とHavok神への信仰心を獲得する。
ゲーミングPCへの憧れを抱く。
ゼノブレイドの評判を聞きつけてWiiを購入。ダンバンのあまりのかっこよさにJRPG熱が再燃する。
この頃から心身を病みビデオゲームから離れたため、Wii UやPS3の流行に乗れず、第2のコンプレックスを抱える。
精神に凪が訪れ、Newニンテンドー3DSLLを購入しポケモンやモンハンを一通りプレイするも、さすがにもう限度を弁えていたため事なきを得る。
なんやかんやあって卒業・就職し初任給を全額はたいてBTOゲーミングPCを買うも、なぜか初任給がなくなってしまったのでPCを抱いたまま餓死しかける。
最高画質modマシマシでTES4やFallout3を遊び直したり、
帰宅後の限られた時間でも遊べるインディーゲームを買い集める。
Nintendo Switch購入。ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドにドハマりし、続けてスプラトゥーン2にドハマりする。プライムデュアル時々スシコラ洗濯機。
Steam、Origin、Uplay、Nintendo Switch、PS4 Proその他諸々に囲まれてあへあへ積みゲーオタクなう
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月30万切って生活したいけど、何だかんだ32-3万くらいになっちゃって辛い。
東京近郊在住。
夫は都心に勤務。大体いつも8時過ぎには家にいます。妻は専業主婦。
厳密に言うと、手取りはもっと低いけどボーナス合わせてならすと33万くらい。なお、給与以外に安定した収入が月7-8万あって、それは手をつけずに貯金しています。
内訳は家賃駐車場月10万。食費6万。日用品5万。水道光熱費3万。通信費1.5万。衣服美容1.5万。保育園2万。子供の習い事1万。その他ペット病院代とかガソリン代とか週末お出かけとか何だかんだ3-4万。
食費は夫は毎日弁当を作って会社に行きます。妻は料理が苦手なので、スーパーで惣菜などが多いです。外食はほぼ無いです。
日用品については、マツキヨは全て日用品なので、おむつやミルク代も含まれてます。月3万くらいの時もあります。トイザらスも日用品なので子供用品がそこそこ含まれてそうです。
衣服美容は大体メルカリ、ユニクロ、GUです。ブランド品は子供産まれてから買ったことないですね。
ペットが病気してるので病院代が結構重いです。薬代含め月1万くらいです。
結構節約して生活してるつもりなのに毎月カツカツで、自動車税や保険の支払いがあると大赤字になってしまい、趣味や旅行などしたくてもお金が全然足りません。むしろ、貯金が減って行っています。
「錦糸町に住んでる」と言うと大体「あのラブホがいっぱいある」とか「昔立ちんぼがいっぱいいた」(今もいるのか?)とか「治安悪そう」(多分実際悪い)とか言われる錦糸町に、明日パルコがオープンする!!南口の楽天地ビルがパルコになる!!
錦糸町には現在アルカキット、オリナス、テルミナという錦糸町にしかないショッピングモールが3つもあるのだが、そこにパルコが加わるのである!(今も丸井はあるけど)
アルカキット、オリナス、丸井の地下にはそれぞれライフ、カスミ、ジャパンミートという大型スーパーが入っているのだが、楽天地ビルの地下にも西友が入っている。(西友は既に営業中)
こんな街は結構珍しいのではなかろうか?デパ地下的なものではない大型スーパー+ショッピングモールが駅周辺に4つもある。
錦糸町は買い物に便利!決しておしゃれとは言い難いが、庶民的な買い物ならめちゃくちゃ便利!
アルカキットにはワンフロワ全部のダイソーがあり、セリアはオリナスにも丸井にもある。
無印良品も割と大型のがアルカキットにあるのに、パルコのワンフロワ全部に新しいのができる。カフェ付き。(大丈夫なんだろうか?楽天地にリブインが入ってた時もあったけどいつもガラガラだった)
ニトリもH&Mもヤマダ電機もトイザらスもオリナスにあるし、GAPは丸井にあるし、ユニクロとGUとアカチャンホンポはアルカキットにあるし、ZARAとヨドバシはテルミナにあるし、とにかくなんでもある。本屋はアルカキットとテルミナにある。ツタヤも駅前にある(漫画レンタルあり)。
COACHにフルラにジルスチュアート、アーバンリサーチだってよ。丸井のCOACH潰れたと思ってたけどパルコに引っ越したんだね。
錦糸町の行列のできるラーメン屋麺魚もパルコに入ります!常に行列すごくて行ったことないけど。美味しいらしい。
錦糸町で有名なカフェのすみだ珈琲もパルコに入ります!こっちも行ったことないけど。コーヒーが切子ガラスに入って出てくる系のお店。
地方の事務所を畳んで都会に新しく作るってので引っ越してきた。
もうすぐ半年がすぎるけど帰りたくて仕方ない。
田舎はなんにも無いというけれど、私にとってはここの方が何も無い。
県内でも比較的大きめですごく安いショッピングセンター+ホームセンターが徒歩で行けた。
図書館も徒歩で行けた。今じゃバスに乗って駅まで出ないと無い…。
子供の遊び場だって無料が殆どだったのに、ここじゃ大人料金+駐車場代まで取られる始末。
駐車するスペースがあるだけマシとか、ほんと貧しい土地だよ。
ブックオフもトイザらスもTSUTAYAもGEOも全て徒歩で行けたし、もちろんでかい駐車場(無料)があって車で行けた。
今じゃどこへ行くにも渋滞と仲良しで疲れるし、駐車スペースを探すのも一苦労だから外出したくなくなった。
公共交通機関に至っては人間の乗り物と思えない。毎日毎日ギュウギュウ詰めに詰められて、、ストレスじゃないの?
都会で心身すり減らして財布にも心にも余裕が無い親に育てられる方が低レベル教育よりよっぽど悪影響だと思う。
もちろん金があって都会に住むのが一番だろうけどさ、そんなん全体の何%だよ。
はてなは東京大好きっ子ばかりだけど、人口比率で言ったら東京に住む人なんてわずか一握りで、
その他大勢の田舎に住んでいる人達に支えられて生活してるんだろうに。
はー糞だよ糞。お前らのやってる仕事ぜーんぶ糞。
パチンコにも劣るソシャゲだのクライアントに振り回されて全く使えない糞システムだの
マーケ()とか当てずっぽうの博打以外のなにものでも無い糞広告だの会社の崩壊を招く糞コンサルだの
寝ずに作っては壊し作っては壊しで自分の身さえ滅ぼして
じゃぶじゃぶお金をつまんねーガジェットやらガチャやらにぶっこんで。
まじでガチャに金ぶっこんでるやつみるとキチガイだなって思う。世の中みんなキチガイだ。
話がそれた。
とにかく帰りたいんだ。狭い世界で終わりたい。
世の中の事なんて知りたくない。
都会にとって私の魅力が無いように、私にとって都会に魅力は無いのだ。
田舎のときも対して無かったけど、今みたいに何も無いままただ金だけがむしり取られていくような感覚は無かった。
あー帰りたい。
帰ってももうどうにもならないは分かってるんだ。
(朝の食卓)
姉「さとるは?」
弟「僕もう決めたよ?」
母「何にしたの?」
弟「プレステ4」
姉「ふ〜ん」
母「いくらすんの?」
父「2万ぐらいだな」
姉「いや、多分ソフトも入れたら、4万くらいすんじゃない?」
父母「「4万!」」
姉「うん」
母「さとる、一応第二希望も決めとけば?もう少し安いのも」
弟「なんで?」
母「ほら、サンタさん、みんなのプレゼント買わなきゃだから、あんまり高いのお願いしたら、お金足りなくなっちゃうでしょ?」
母「そりゃそうでしょ」
母「いや、買ってるよねぇ?」
父「うん、あれは全部、自腹で買ってるね」
弟「そっか」
弟「うん、わかった」
弟「サンタさんって、どこのお店で買ってるんだろ」
母「え?」
弟「おもちゃ」
父「うーん……」
母「トイザらスじゃない?」
弟「トイザらス?」
母「あそこ、おもちゃいっぱいあるでしょ?」
弟「そっか、大丈夫かな?」
母「何が?」
弟「みんなのおもちゃをトイザらスで買ったら、売り切れになって普通のお客さんが困るんじゃない?」
父「……あれじゃないかなぁ、メーカーから直接仕入れてんじゃないかな」
弟「メーカー?」
父「サンタさんは毎年、大量におもちゃを買うからさ、おもちゃを作ってるところと契約して、直接仕入れてんだよ」
弟「へぇー」
父「だからおもちゃ屋さんで買うよりも安く仕入れられるんだよ」
父「……あー、まあ、安くっつってもたかが知れてるけどね」
弟「そうなの?」
弟「分かった」
父「お金⁉︎」
弟「みんなにおもちゃを買うためには、お金がたくさんいるんでしょ?」
父「まぁ、そうだね」
弟「そのお金はどうしてるの?」
弟「サンタさん働いてるの?」
父「そりゃそうだよ〜みんなにおもちゃ買わなきゃいけないし、たくさん働いてるよ」
弟「えらいね」
母「偉いよ〜感謝しなきゃね」
弟「どれくらい働いてるのかな?」
母「いろいろ掛け持ちしてんじゃない?」
弟「例えば?」
弟「へ〜!おじいちゃんなのに、たくさん働いて体壊したりしないかな?」
父「……だからあれだよ、働いてるといっても、マンションを経営してんだよ!」
弟「マンション?」
父「マンションを持ってるだけで家賃収入があるから、その金でみんなにおもちゃを買ったり自分の生活の足しにしたりしてんだ」
弟「そうなの?」
父「うん。都内の高層マンションなんて、ほとんどサンタさんのだよ」
弟「そっか、よかった。たくさん儲かってるんだね」
父「まぁね」
弟「じゃあ、プレステ4も買えるかな?」
父「……いや〜、儲かってるって言っても、限度があるからね」
弟「そっか」
弟「わかった」
父「パパが今度、サンタさんに聞いとくよ」
父「電話代?」
弟「サンタさんって、外国の遠いところに住んでるんでしょ?国際電話だと、すごくお金かかっちゃうでしょ?」
父「うん……それは大丈夫だよ!あー……日本の事務所に、つながるから」
父「サンタさんって、ひとりじゃなくて世界中にたくさんいて、それぞれの国に担当がいるんだよ。日本の地域ごとにも担当のサンタさんがいるからね」
弟「へ〜!すごいね。日本にもたくさんいるなら、おもちゃ代もそんなに大変じゃないね」
父「まぁ、そうかな」
弟「プレステ4お願いできるかもね」
父「あ〜〜〜、でも、東京だけでもたくさんの子供がいるから、大変っちゃ大変だよね」
弟「そっか」
弟「うん」
母「あと、いい子にしてなきゃもらえないからね?」
弟「サンタさんって、ずっと見てるの?」
母「へ?」
弟「僕がいい子にしてるかどうか、ずっと見てるの?」
母「……見てるよ〜?」
弟「どうやって?」
母「……どうやって、だっけ?」
父「……あれだよ、サンタさんの事務所に、たくさんのモニターがあって、そこで、自分が担当している子供たちの様子を、監視できる仕組みになってんだよ」
弟「へ〜!すごいね」
父「すごいよ!だから、悪いことしたら、すぐバレるよ」
弟「そっか、なら平気か」
母「ほらさとる、もう行かなきゃ」
弟「ごちそうさま」
父母姉「「……」」
(通学路でタワーマンションを見上げて)
弟「マジで。」