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はてなキーワード: 虚構とは

2023-12-09

anond:20231209182947

ネットは繋がりの代替にはなるけど、結局は虚構関係からな。所詮ボタン一つで終わらせられる関係しかない。画面から目を離してしまえば一人ぼっちの虚しいつながりや。

結局リアルの繋がりの劣化版でしかないのに、手軽だからとのめり込んで、リアル関係ほとんど破綻して全てが手遅れになる頃まで気づけんのや。

2023-12-07

ガートナーのハイプ・サイクルに文句言ってる奴ら

恥ずかしいから辞めてほしい

このグラフ有用だよ

 

https://www.publickey1.jp/blog/23/2023ai.html

 

なんかさ、勘違いしてる人は

「『全ての未来技術は一度過度な期待と幻滅期を乗り越えて、一般市場に出る』という前提はおかしい、前のグラフ整合性が取れていない」

とか言ってるけど、そんなの当たり前じゃん

ほとんどの未来技術詐欺かクソであり実用に耐えないんだよ

そんなの誰だって分かってる、ガートナーだって分かってる

 

まりほとんどの未来技術はこの5つのステージのどこかで消えるんだよ

黎明期に消える

・幻滅期に消える

啓蒙期に消える

生産性の安定期に消える

唯一無いのが「過度な期待の時に消える」だけ

それぞれどう消えるか、そのパターン社会人ならわかるだろう

 

この図の使い方はいくつかある

自分感覚とのズレを見るもの特にその専門領域に居ると、世間から評価がどの段階なのかわからない)

・期待が過度であるという戒め

・幻滅期にあるが、まだ生き残っているならその理由分析する価値がある

・これから来るかもしれない技術発見

 

間違っても「黎明期にある技術はいずれくるに違いない」なんて考えないでくれよ

黎明期技術なんてマジでほぼ消えるんだからベンチャー企業みたいなもんだよ

 

AIが突然出てきているのはおかしいとかいバカがいるが

OpenAIや他社のAIチームは何年も公表してなかったんだから突然出てきたのは当たり前だろう?

これはあくまで「市場はこう思ってる」だぞ?

いっそ「技術がわからない投資家がこう思ってる」の図でもいいはずだ

 

あと、どのフェーズに居るかで個人としての対応の仕方が異なってくる

 

黎明期に取り組むならそれは趣味レベルにしておいた方がいい、儲かるとか思うべきではない、先行者特権もあまりない

あるとしたらエバンジェリスト的なポジションになれるくらいか

ただの宝くじしか無い

 

過度な期待の時に取り組むのは、一見するとバカのやることだと思われるかもしれないが

金が集まるので短期的にはポジティブな結果をもたらす

まりにも虚構だったらすぐ死ぬけどね、NFTとかサービスイン前に死んだやつ沢山ありそうだし

長期で取り組もうとは思わないことだ、期待を煽るだけ煽って引くのが正解、そうやって生きてる詐欺師みたいなインフルエンサーは山のようにいる

騙される側にならないように注意してほしい

 

失望期に取り組み始めるのは、掘り尽くされた金山に行くようなもんで情弱のすることだ

 

安定期は普通仕事だ、ただ安定期も3年〜10年のレンジがあるから、安定期の最初の方は先行者特権があるし美味しいと思う

 

まあとは言えどのフェーズでも消えるときは消える

ていうかプロダクトライフサイクルは知ってるのか?

ハイプ・サイクルの安定期のあとはプロダクトライフサイクルが始まる

 

____

 

ちなみに何故過度な期待が起こるか、というのは

元々そういうもん(蓋を開ける前が期待のピーク)っていうのもあるけど

開発者は当然投資を集めるために夢のような話をするし

投資家バリューを高めるために綺麗事しか言わないからっていうのがある

あとはクソみたいなインフルエンサーが「これからはこれが来る!」って煽る仕事してるから、それもある

 

こういうのは例えば株・為替先物相場仮想通貨みたいなのでも起こるし、企業上場でも起こる

いわゆるバブル現象

「いまグイグイ来てる!流行っている!これから来る!と言って、どこかでその過熱感がピークを迎え

そこから現実になるに従って失望が起こるんだ

 

こういう現象一定数あるんだから、ガートナーのハイプ・サイクルはそこそこ有益なんだよ

これ、結構難しいのは定量的定性的に測れないところで

なぜなら測れるならみんな投資投機大金持ちになれるから

そんな曖昧情報なのに、どうにか発表してるガートナーは偉いよ

 

あと、投機したことがあるやつなら分かると思うが、過度な期待を超えることがたまにあるから

皆の想定を超えるうわ振れ方をした場合、幻滅期は起こらず一気に安定期に行く

上場企業でもたまにある、皆が舐めてたり価値理解できていなかったタイプ

そういうのがあるから厄介なんだよね、ガートナーは「今がピークやで、ここで売りやで」って言ってるんだけど、そうならないパターンが有る

からあんま責めてやるなよ、責めるなら自分の予想を発表しな

2023-12-06

これってタイトル酷いのかね

タイトルが酷いとか言われているけれど、

『あの子トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブーム悲劇』ってタイトルはそんなに酷いかなあ?

まあ長すぎではあると思う

かに「あの子トランスジェンダーになった」って部分はトランスジェンダーなるもの現実存在するかのような誤解を与えかねないので削った方がいいかも。

若しくはトランスジェンダーになった」ではなく、「トランスジェンダーにされた」と表現を改めるとか。

あと、女性女性差別を受ける事を忌避するあまり男性になりたがるのって別にSNSが出来てからに限らないか

SNSで伝染する」の部分も要らないか

『性転換という虚構』辺りでいいのでは

https://www.kadokawa.co.jp/topics/10952/

2023-12-05

きな子が二人います

どっちを選ぶか?となった時に「じゃあ二人とも彼女にする!」という作品最近多い気がする。

それを「型破り」や「常識にとらわれない発想」等と持て囃す意見を聞く度、唖然とする。

二択を迫られたときに両方を選ぶというのはつまり、単なる現実逃避に過ぎないんだよ。

これは昨今のなろう小説にも通じる風潮でもあり、たいていは万能の力を得ることで二者択一の状況であろうとも両方を得る。

まり自分の思い通りになる。

だが現実は違う。選べる選択は一つだけ。

そのような選択を迫られる場面はいくらでもある。

そして選ばなければどうなるのか?

結局はエヴァと同じなんだよ。

きな子が二人います。どっちを選ぶか。

エヴァに乗るか乗らないか

それで両方を選ぼうとする。

虚構世界ではそれでいいのかもしれない。

それで正解なのかもしれないし、成功するかもしれない。

だが現実に立ち返った時にどうなる?現実逃避したままじゃなダメだろ?

そこまでを含めて描いたのがエヴァであって、結局今の流行りのエンタメが見せる構造と言うのはエヴァの焼き直しであり、エヴァと同じことをやろうとしているに過ぎない。

もうエヴァはシン・エヴァで終わったんだよ。

それでも日本サブカルは未だにエヴァ卒業できていないのかもしれない。

2023-12-01

anond:20231201224953

ギリアン秘密

ギリアンは、夜の闇が村を包むと、一人静かな家の中で燭台の光を眺めながら過去を思い返していました。彼の心は深い悩みで満たされており、柔らかな声が震えることもありました。彼は言葉を紡ぐごとに、過去の失敗を覆い隠す繊細な言葉の網を編んでいきます。一方で、彼の心の奥底では、真実虚構境界線がぼやけていくのを感じていました。

「こんなにも、言葉は強力なのか...」彼はつぶやきます。彼の目は遠くを見つめ、彼の心は自己反省の海に浮かんでいました。「でも、これが僕を救う唯一の道だ。」彼の言葉は静かで、しかし決意に満ちていました。

彼の心の中では、言葉の力が彼の過去を塗り替えるたびに、新しい自分が生まれ、古い自分が消えていく様子が描かれていました。彼は自分の行動に疑問を抱きつつも、この秘密を守るために言葉魔法に頼るしかないと信じていました。この深夜のひそやかな時、彼は自分自身との葛藤と向き合い、新たな一歩を踏み出す勇気を見つけていました。

エリナの疑問

エリナは、村の静かな図書館で、ほこりっぽい書物の間を熱心に調べていました。彼女の眉間にはしわが寄り、時折深くため息をついていました。彼女ギリアン言葉の背後にある真実を知ることに強い関心を持っていたのです。灯りのもと、彼女は一冊一冊の書物を丁寧にめくり、ギリアン過去に関する情報を探っていました。

「なぜギリアンあんなにも言葉を慎重に選ぶのだろう?」エリナは独り言を漏らしながら、ページをめくり続けます。「どこかおかしい...」彼女の心は疑念で満たされつつありました。

夜が更けるにつれ、エリナの瞳は疲れとともに真実を求める光を宿しました。彼女自分の考えに自信が持てないことが多いですが、この問題に関しては違いました。彼女は何か大きな秘密が隠されていると感じており、その真相を突き止めることに強い意志を見せていました。

「この中に答えがあるはずだ...」エリナはそっとつぶやき、次のページをめくりました。彼女の心の中では、ギリアン言葉の謎を解く鍵を見つけることへの期待と不安交錯していました。彼女は夜通し調べ続ける決意を固め、真実を探る旅を続けていきます

言葉の録音

その日、ギリアンは村の広場で人々を集め、自分の「魔法秘密」について熱心に語り始めました。彼の声は柔らかく、言葉は巧みに選ばれていましたが、エリナはその中に何か不自然ものを感じ取っていました。彼女の心は疑念で満たされ、真実を知るための決意が固まっていました。

エリナは群衆の中に静かに紛れ込み、小さな録音機を慎重に操作してギリアン言葉を録音し始めました。彼女の手はわずかに震えていましたが、その目は集中の光を放っていました。「これで何か手がかりがつかめるかもしれない」と彼女は心の中で思いました。

ギリアン自分言葉に自信を持っていましたが、エリナはその言葉の裏に隠された真実を見抜こうとしていました。録音機はギリアン言葉を一つ一つ捉え、エリナはその内容を精密に分析する準備をしていました。彼女の心は、この行動がギリアン秘密を暴く鍵になることを強く望んでいました。この瞬間、エリナはただの少女から真実を追求する探偵へと変貌を遂げていました。

真実の公開

エリナがギリアンの録音を公開した時、村の広場は緊張で静まり返りました。録音が再生されると、村人たちはギリアン言葉真実を知り、その驚きと困惑の表情が広場に広がりました。ギリアン言葉の裏に隠された意図と彼の過去の失敗が明らかになったのです。

しかし、村人たちが最も驚いたのは、ギリアンの反応でした。彼は怒りや否定ではなく、深い反省謝罪言葉を選びました。「私は間違っていました。過去の失敗から逃れようとして、皆さんを欺いてしまった。本当に申し訳ありません」とギリアンは静かに言いました。

その瞬間、エリナの心は複雑な感情で満たされました。彼女の行動が真実を明らかにしたことには満足感がありましたが、同時にギリアンの素直な反省には感動さえ覚えました。村人たちの反応も様々でしたが、多くの人がギリアンの誠実な態度に心を動かされました。

この出来事は、ギリアンにとってもエリナにとっても、そして村全体にとっても重要な転機となりました。ギリアン自分過去と向き合う勇気を持ち、エリナは真実を追求する力を証明しました。そして村人たちは、誤解や偏見を超えて互いを理解し、許すことの大切さを学びました。この日以降、村はより強く結束し、互いに支え合うコミュニティへと成長していきました。

教訓と成長

この一連の出来事を通じて、村の人々は言葉の持つ力と個人責任について深く考えるようになりました。村の長老集会を開き、みんなが集まる中で、言葉が持つ影響力とそれに伴う責任について語りました。「私たち言葉は、他人人生に大きな影響を与えることができます。だからこそ、私たちはその力を正しく使い、誠実であるべきです」と長老は言いました。

エリナはこの出来事から多くを学びました。彼女自分の行動が村に与えた影響を見て、自信を持つようになりました。彼女真実を追求する勇気を持ち、正義感を持って行動することの重要性を理解しました。

一方、ギリアン自分自身と向き合い、過去の失敗を受け入れることで、新しい人生を歩む決意をしました。彼は「私の過ちが、皆さんに教訓となったなら、それが私の新しい始まりです」と村人たちに話しました。

この経験を通じて、村の人々はお互いをより深く理解し、支え合うコミュニティとしての絆を強めました。言葉の力と責任についての教訓は、村人たちの心に深く刻まれ、これから人生に大きな影響を与えることになりました。エリナとギリアン、そして村全体が、この出来事を通じて成長し、新たな未来へと一歩を踏み出したのでした。

言葉重要性と真実価値

エリナとギリアン物語は、村にとって重要な教訓を残しました。この一連の出来事を通じて、村人たちは言葉重要性と真実価値を深く認識するようになりました。言葉がどのように他人に影響を与え、時には人生を変えることができるのかを理解し、真実を大切にする心を育てました。

エリナとギリアン物語は、次世代の村人たちにも語り継がれるようになり、子どもたちには物語を通じて教育が行われました。彼らの経験は、言葉を慎重に使い、真実尊重することの大切さを教える貴重な教材となりました。

また、この物語は村のコミュニティを強化しました。村人たちはお互いをより深く理解し、互いに支え合う関係を築くようになりました。エリナとギリアン自身も、この出来事を通じて成長し、新たな自分を見つけることができました。

エリナの勇気ギリアン反省は、言葉の持つ力と責任、そして真実を大切にする心の重要性を村全体に伝えました。彼らの物語は、村の歴史に不可欠な一部となり、長い間語り継がれることになったのです。それは、言葉真実が人々の心と社会に与える影響を永遠に思い出させる物語として、村の文化の一部となりました。

2023-11-29

スキップローファーが嫌い

スキップローファーみたいな純粋一点張りの地味主人公イケメン一軍男子に見初められる少女漫画嫌い

評判いいかアプリ最初の方読んでみたけど、過去経験からしっかり努力してるミカsageる展開、みつみの純粋さに誰も彼もが感心するみつみage展開の多さに辟易した

現実問題世間知らずは行動がイタいから大抵の人間が見ててイライラするしあそこまで一軍に受け入れられないだろ 住み分けるよ

好意的感想では「自分青春時代と比べると苦しい」「あって欲しかった優しい世界」とかよく言われてて、つまり読んでる人は虚構承知の上で楽しんでんだと思うけど、私はどうしてもあるわけねーだろが勝ってしまうな

みつみと志摩が付き合わない(恋愛的に惹かれ合わない)んだったら、友人としてのバディになる展開だったらむしろ推してた説はある

人間的にみつみを好きになることは有り得ても可愛い子に囲まれまくってて見慣れてる一軍男子に見初められることはまずねーだろ

顔整い男と地味子が付き合うことは現実にも有り得るけど、その場合大抵彼氏側のイケメン性格的に一軍ではなくて陰キャ寄りチームに属してて、自分のビジュの良さに気づいてないし頓着してないし垢抜けてないか相手のビジュにも固執してませんってケース

志摩のように周り見えてて周りにもキャーキャー言われてるタイプがみつみ選ぶのは夢物語すぎて読んでておもんない

もしくは志摩女子大人気のイケメン設定じゃなかったら好き漫画だったかもしれない

いいじゃん、東京に出てきてあたふたしてる中ひとりだけみつみの純粋さに価値を見いだしてくれたごく普通の優しい男子でさ

読んでて、一軍男女たちの好意によってみつみの権威付けをされているように感じてイライラするんだよね

しろ東京の俗にまみれたクラスの中で最初の方は少し浮きながらもみつみが自らの純粋性を貫くことで周囲を変えていくストーリーだったら好きだったかもしれない

(見方を変えればそういうストーリーにも読めるけど、私はみつみに甘すぎだろ周囲、と感じる)

これだけあの優しい漫画に毒吐けるって増田相当嫌な思いしてきてひねくれちゃったんだなかわいそう、と思われるかもしれないけど、当たってるよ

首都圏外の毎年東大1020人くらい入れてる高校に通ってて、ブスだったけどキャラ面白いからってことでクラスに受け入れられてた

幸い受け入れられてたか世界純粋なまま信じてて、純粋主人公が報われる少女漫画ガチで信じていた(バカすぎる)

その後首都圏のそれなりに偏差値の高いキラキラ系の大学行くことになったから少し痩せて埋没して見た目に気使って、まあ要するに心だけ純粋なまま努力は報われると無邪気に信じてるミカみたいな感じの人間になったけど、結局いろいろと上手くいかなかったし、私は世界が見えてなさすぎたんだな、世間知らずだったんだなと感じた

ルッキズムを憎んでみたりとか色々あったけど、今は自分レベルというものにそれなりに満足してるし、私の世界の中で幸せ見つけられたらいいかなと思ってる

この漫画は私が「有り得ないもの」として諦めたものが描かれてて、それが気に入らないんだと思う

でも、諦めたと書いたけど、本気で未練はない。自分はいわゆるキラキラとした世界は向いてないし(一度挑戦してみて分かった)、そういう世界で生きてる人と根本的には合わないなと思ってるから、みつみを羨ましいと思ってる自覚はない(周囲からはそう見えるかもしれない)

「それぞれの身の丈(とあえて言う)に合った世界があって、そこでみんな幸せを見つけていけばいい」という私の価値観が、一軍の心優しい者たちから受け入れられ優しくされるみつみのあり方によって崩されるのが気に食わないんだと思う

いや、ありえねーだろ! みたいな

必死努力して周囲と打ち解けてきたADHD/ASDグレーゾーン(検査済み)としては余計に。

それに、みつみみたいに純粋なまま周りにどんどん受け入れられて生きて行けたら幸せだろうなと思いつつも、みつみみたいになりたかったとも思わない

私は世間を悲観的に俯瞰的に見てしま自己主体的に選び取ってるし、「見えてない」「擦れてない」が故の純粋性を善きものだと思わないか

みつみが人を傷つけてる描写は私が読んでる限りでは無いけど、汚い部分が見えてないが故の純粋性は時に人を傷つけるから

色々見えてしまって世界うんざりしながらも人に優しくしようとする決意の方が尊いと感じるから

別に嫌なことされた人の方の名前覚えてたっていいじゃんと思う(私はどちらもしつこく覚えている)

からこの漫画への嫌悪嫉妬という言葉で片付けるの自分としては適切では無いんだけど、傍から見たらただの嫉妬だろ可哀想って感じだからうそれでいいかと思ってる

総括 スキップローファーが嫌い。

最初の方しか読んでないからみつみは世間知らずの田舎者(が故に純粋)って認識で止まってるけど、私の諸々の解釈が間違ってたらすみません どちらにしろもう読まないと思うけど

自分が少数派のひねくれた人種ってことは理解してるから、世の中にきっといるだろう私のようにスキップローファーを好きになれない人が読んでひとりじゃないんだと心を落ち着けられればなという意図4割、自分が書いてスッキリしたい6割で書きました。

2023-11-19

[]11月18日

ご飯

朝:お椀で食べるチキンラーメン。昼:カロリーメイト玄米ブラン。夜:人参大根スープ目玉焼きナポリタン。間食:チョコプリングルス

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

○和階堂真の事件簿 TRILOGY DELUXE

抽象化されたドット絵で謎解きの雰囲気演出する短編ミステリアドベンチャーゲーム

スマートフォンで展開していたエピソード3作に加えて新作エピソードを追加した移植版を遊んだ

まず目を見張るのがドット絵ビジュアル面。

昭和世界観レトロ雰囲気演出するためだけでなく、この作品独自演出ストーリー展開のためにもドット絵表現が生かされているのが面白かった。

タバコの煙が醸し出す昭和空気感に、キャラクタの顔がわからない程度のドットなど、なるほどこの作品はこのビジュアルじゃないと成り立たないなと腑に落ちるのが心地よかった。

システム面はオーソドックス探偵ものADVらしく、人への聞き込み、証拠品や現場調査を繰り返してキーワードを集めていき、それらから正しい選択肢として選んでいくお馴染みのそれ。

かなりサクサク進み、とんとん拍子に証拠証言が集まっていくので、いっさいだれずに捜査を進めることができた。

ほとんどミスリード捜査空振りする展開がないため、悪く言うと遊びがないとも捉えれるが、僕は無駄なく綺麗にまとまっていると感じた。

とはいえ文量のボリュームは少な目なので、ある程度は、そういうものとして前提を飲み込まないといけない部分もあった。

それが欠点ではなく、物語に良い意味で余白を残していたからだと思う。

表情がわからないほどに荒いドット絵ながら演技の表現が入るため、そこに見入るような熱があったのが余白を感じれた理由の一つ。

そして何より、今作最大の魅力である捜査終了後のサプライズ要素。

4作品全てでこのサプライズ展開が徹底しているのはお見事だった。

短編からこそ“お約束”として触れないと思っている部分に容赦なく触れていく、どんでん返し系の構図は驚かされた。

流石に3作目や4作目になると身構えるので、ネタ自体予測できたものの、魅せ方の工夫が効いていて面白かった。

どのエピソードも良かったけど、あえて一番を選ぶと、2作目の「隠し神の森」。

狭い村の人間関係調査するパート楽しいし、恒例のサプライズ展開もそこをズラすかあ、と感服した。

あと孫がいる年齢の男女が老いて尚お盛んな描写エッチなんだけど、ビジュアル面がドット絵なのでイヤラしくないのも抑え目な表現がいい味。

勿論他のエピソード面白く、1作目ながらシリーズの魅力が詰まっている自己紹介的な「処刑人の楔」、虚構真実の境目で迷う主人公俯瞰する楽しみがある変格っぽさもある「影法師の足」、オーソドックスな館物ながらシリーズを通して遊んだ後のご褒美的な側面も嬉しい「指切館の殺人」と、どれも楽しかった。

どのエピソードも、短編ながら捜査の楽しみと、謎解きからサプライズ展開と、文量という意味ではなく、体験という意味でのボリュームはしっかりあるので、プレイ時間(4時間ほど)の割には満足度は高い。

ただ、謎解き部分はかなり真っ直ぐな構成であり、謎らしい謎が少ないところは、少し僕の好みではなかった。

道中の捜査の楽しみも、勘所は抑えられているとはいえ、流石にボリューム的に遊びの文章が少ないのも惜しかった。

どんでん返し的なサプライズパートが優れていたのは間違いなく、この辺のバランスは好みの問題だと思うので難しい。

1作品1時間ほどのプレイ時間の縛りが良い意味でも悪い意味でもどう評価するのかの基準になるポイントだったかも知れない。

2023-11-17

過去歴史?)改変SF人類まるっと別種族に乗っ取られちゃう感じの

かの有名な「ドラえもん」というSF日常ギャグマンガに「のら犬『イチ』の国」というエピソードがある。

のび太が拾ってきたノラ犬に知性を植え付けて過去のどこかの土地で、捨てられた動物の国を作らせて問題解決、というあらすじだ。

このエピソード、昔からなんとなく苦手で、知性をもったイチの描写が怖かった点も大きいのだが、そのまま歴史が進んだら人類社会誕生しないんじゃね? という妄想に発展するのも大きいな、

と考え直していた。

そうすると、特別ドラえもんが好きというわけでもないが、「ガラパ星から来た男」も似たような部分がある。

または「パラレル西遊記」もちょっとばかりではあるが、似たニュアンス描写があることに気づいた。

このテンプレート、好きなんですかね、藤子・F・不二雄は。

さて次の段で、他の作家作品はどうかなー? と進んだのだが、たまにSFを読むくらいの自分には、ほぼ全然これが思い当たらない。

というわけで、掲題のとおりなのだが、過去を改編するタイプSFで、そもそも地上に人類種がまったく、あるいはそんなに反映しなかったってタイプ作品、なにかありますかね。

詳しい人がいたら教えてください。なんでもしまから

追記

はじめて増田記事を書いて誰も読んでないかなーと放置してたらメッチャ反応してくれてました!

ありがとう!やっぱ増田SF に限る! 以下、自己満足レスです(主に作品について)。

はじめて増田記事を書いて誰も読んでないかなーと放置してたらメッチャ反応してくれてました!

ありがとう!やっぱ増田SF に限る! 以下、自己満足レスです(主に作品について)。

srgy 条件に合うかわかんないけど、ジーダイバー(の前半)は人類存在しない歴史に改変しようとする 齧歯類進化した種族を、主人公が阻止しようとする話

他の方も挙げてくださってましたが『ジーダイバー』。アニメか! おもしろそう。世代にはあたっているハズなのに記憶がない…。ありがとうです。

mujisoshina 過去改変とは違うが、火の鳥未来編で電子頭脳による核戦争人類が滅亡した後に、知性を持ったナメクジによる文明が発展してしまう話は記憶に残っている。

未来編も多かったですね。やっぱり異種の文明なりが発展するというのがインパクト強いのかな。

kotetsu306 過去改変で人類存在を無かったことにしようとしてくる異種族と戦うお話なら、小川一水「時砂の王」かな。小林泰三短編「時空争奪」もSFホラーで良い

「時砂の王」そんな感じなんですね。読んでみます小林泰三も触れたことないんで、これを機に…。

tune2011 スズダル中佐犯罪栄光過去に知性持った猫を放して進化させて現代人類駆逐させるよ。

コードウェイナー・スミス名前は知っていたがこちらも未読。リストに入れておきます

aaa_too_zzz エブエブみたいな平行世界マルチバースものなら人間ちょっと違う生物繁栄していたり、まったく生物がいない世界が描かれることはよくある

「エブエブ」避けたんすけど、そういう描写があるんですね。確かにマルチバース系だと可能性のひとつみたいな感じで出てきますな。

kei_mi ちょっと要望とは違うが『虚構船団』の第2章を読んで欲しい。

虚構船団』第2章いいですよね。第3章の落差がまたいい(第3章がいいとは言ってない)。

donovantree 過去改変とは違うが猿の惑星元ネタなんじゃないかな。ドラえもん連載まえの1968年作なので

こちらも挙げてくだった方が多いが、やはり「猿の惑星」のインスピレーションバリエーションはありますよね。

x100jp 『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』は、"地上の覇権を争う五種族大戦が、人類勝利に終わった時代。だがその世界は、少年カイの目の前で突如として「上書き」された。"とのこと。

これ! 最近は追ってないですが、よい(よかった)ですよね。

nomitori アメコミだと、征服者カーンが毎回毎回そういうことしようとしてアベンジャーズに退けられているな…。もっと上手くできたやろって思ってしまいがちなのでこの手の話はあまり好きでない。

アメコミなるほど。「やりようあるだろ」という感想を抱きがちなのもわかります

IvoryChi 人類の大半が「変わって」しまった話ならSCP-3936【職務に忠実であれ】がいいよ。非人間型とされる生き物の特徴が明らかに普通人間なのがこわい

SCP というコミュニティを知らなかったです…。こわい…。

kotaponx 過去改変というか未来から過去を改変するためにやってくる……といえば、スティーブン・バクスター時間的無限大かな。ジーリークロニクルの中では一番好き

こちらは作家作品も知らず。ハヤカワ文庫で95年の作品ですか。ありがとうございます

zeromoon0 その流れなら「竜の騎士」を外しちゃいけないし竜の騎士をなかったことにして新恐竜を「恐竜映画3作目」とかほざいたドラえもん公式を私は許さない。

他の方も挙げてくださっているが「竜の騎士」は、「それでも恐竜は救えなかった」からの反転がキモだと思っているので、入れませんでした。「新恐竜」の元ネタの贅沢さに比べた完成度はね。祈りましょう。

wdnsdy 未来現代だけど、漫画「BLACK BRAIN」が未来人類種の覇権を賭けて現代(連載が90年代なので90年代)の主人公が無理矢理戦わされる話。ただしかなり人を選ぶエログロ作風。正直人類覇権取る世界もどうなんだと思う

こちらも作品を知らず。ありがとうございます。「正直人類覇権取る世界もどうなんだと思う」いいですね。

azumi_s ソシャゲの「ブラック★ロックシューターFRAGMENT」がわりとそんな感じ。世界線が爆発的に分岐した影響で知性を持った野菜支配する世界とか色々出てくる(そんなんばっかではないが)

へぇー、あのゲームってそんな感じですか。ソシャゲストーリーの都合上、マルチバース取りがちですね。

AKIMOTO まだこれからだけど「創世のタイガ」が鬱エンドやるかも

しかに『創世のタイガ』もこの気はある作品ですねぇ。いまはWebだけでしたっけ。

Arohn_A 過去改変でゲッター線を無かったことにすれば爬虫人類地球支配者になるのだ的な話はちょっと違いそう

いや! まさしくそイメージです! 思いついてたんですが、ゲッターちゃん補給したことなくて…。

dada_love FGOの第二部がまるっとそんな感じなのでおススメ

FGOもそんな感じなのかー! でもFGOは多分やらない…。ありがとうございました!

hisamura75 案外思いつかないな。読んでないけど豊田有恒の「ダイサウル作戦」とかそうかな?

豊田有恒もこの手の作品を書いているんですね。あとはやっぱり恐竜系は多いか

Re-birth 改変じゃないけど地球の長い午後は植物に乗っ取られ地球

地球の長い午後』ってそうなんすね。たしか話題趣旨から外れるけど、これはかなり読みたい。

Machautumn パラレルワールドものなのでちょっと趣旨と違っちゃうけど、ロバートJソウヤーの『ホミニッド-原人』はネアンデルタール人支配する世界の話だったはず (未読なので作品評価は控える)。

一緒に読みましょう!

cl-gaku ネタバレになりかねないやつもある気がする

しかに! すみません

hasiduki 順列都市だね!!!!!!

イーガン、読んだり読まなかったりですが、『順列都市』(積読)ってそんな! ありがとうございます

oknhrk 少しズレるかもだけど、46億年物語という古のゲーム面白かった。

これね!

tcmsc 『アーロと少年』『サウンド・オブ・サンダー

ありがとうございます

bokukanochat 銀魂が思い浮かんだ。いい設定だよなぁ

これもいくつか挙げてもらったけれど、そういえばそういう設定だったですね。江戸時代の改変モノは割と面白いですよね。

tomoP ネタバレなっちゃうけど、『Holy Brownie』では一番最初ホモ・サピエンス分岐した個体を殺しちゃうことで人類絶滅する。その結果の世界が『エクセル・サーガ

六道神士。すんなり読めるときと入り込めないときがあるんですが、なるほど。機会を探してみます

hate_flag 地球人はじつは侵略者で、原生地球人たちは海底に生き残っていたというのがウルトラセブンの『ノンマルトの使者』(そして海底も侵略ちゃうんだ地球人…)

やっぱりウルトラセブンは避けて通れないんですね…。ありがとうございます

rider250 ちょっと趣旨が違うけどバクスターの「タイムシップ」(ウエルズの「タイムマシン」の続編)で時間旅行ポンポンできるようになった人類恐竜時代より過去に遡って月まで開発してしまうのは壮大だったなあ。

月の開発! ちょっと趣旨と違うけど読みたい!

pptppc2 ブコメで出てるクロノトリガーの数あるマルチEDの一つ「恐竜人が支配した世界」は、実は続編のクロノクロスでかなり重要役割を持ってたことに驚いたよね。気になる人は是非クロノクロスプレイしよう!(ダイマ)

クロノクロスやりたくなっちゃうじゃない…。

HiddenList パラレル西遊記は F先生による大長篇はない もとひら了さんの脚本だっような? ちがったけ?

もとひら先生はほんとうにすごい!

otation SIREN2永井最期かな

ちょっと変化球気味な気もしますが、たしかに!笑 永井永遠に

kou-qana ちょっと違うかもだけど「天のろくろ」は…うーん、全然違うか。「今・この現在」が、なかったことになる感はあると思うけど進化レベルではない…。パラレルワールドものにはありそう。

参考にさせてもらいます

IkaMaru 草野原々『大進化どうぶつデスゲーム

割と最近作品なんですね。これも興味があります

Arturo_Ui 『星を継ぐもの』とか『さよならダイサウルス』は、増田の求める方向性とは違うんですかね。

星を継ぐもの』も似たようなニュアンスでしたよね(うろ覚え。『さよならダイサウルス』ありがとうございます

LuneC EDF6は人間滅んでこそいないけど滅ぼそうと改変してくるやつと戦ってたな

これSCPですか?

ytn 鉄人兵団とか、竜の騎士とか、空の王国とか、長編は割とそういうニュアンスのある作品多くね?

やっぱりこのギミック好き(使いやすい?)なんですかね。

debabocho 意外と難しい。ソウヤーの『ホミニッド』は人類の代わりにクロマニヨン人文明の主役として進化したパラレルワールドと行き来する話だけど、歴史改変じゃないし乗っ取られるわけでもないからなあ。

えー、でも内容おもしろそうですね、ありがとうございます

aubergine ぱっと思いついたのがケルベロス第五の首。人類まるっとではないし改変してないけど。

ジーン・ウルフも読んだことなくって。ありがとうございます

ROYGB 親殺しのパラドックス種族版と考えれば昔のSFでありそうな気はする。新しい方のスタートレック映画で、過去に戻ったボーグによって全人類ボーグになってしまい、それを阻止するのがあった。

スタートレックも押さえてそうなネタですよね。新版ではあると。

worthlesswaste 南Q阿伝で、侵略者過去改変による地上支配を試みるというエピソードがあった記憶

しかに! そういえばそうでした! 光永康則藤子・F フォロワーですからね。ありがとうです。

demcoe これこそ鳥人体系でしょ。マンガ神様手塚治虫信じろ

鳥人体系』未読! 家に帰ったら読みます

tanukipompoko 侵略者未来人なのでちょっとずれるけど田中啓文の「忘却の船に流れは光」

なるほど。ここまで挙げてもらった作品でも侵略側がっていう視点は少なかった。ありがとうです。

homarara 別種族ではないけど、『モンゴルの残光』は歴史が変わった結果今の歴史になる話。

うぅーん。これもおもしろそうですね。しかモンゴルを軸に。

aoiro-cake 小松左京の、果しなき流れの果に。は目的乗っ取りとはちょっと違うか。

これはね、そうですよね。『創世のタイガ』の元ネタのような気もします。小松作品だとややズレますが『ホムンよ故郷を見よ』は似たような驚きをくれますね。

2023-11-12

anond:20231112043758

主張は理解できるし実際そういう傾向があると思う

まり労働災害可能性が高い仕事女性に向いてないという意識が男女や雇用者被雇用者の全てにある

さら労働災害可能性が高い=肉体労働であることがほとんどなので腕力の無い女性生産性が低くブルーカラー仕事に就けない

そもそも女性側もはなから選択肢に入れていない

そうしてほぼ男だけの職場が幾つも出来上がり男の就業者が多くなる

当然賃金格差が生ずる

日本賃金格差の正体はこれだ

しかしこのことを見て見ぬ振りをして差別だと叫んでいるのはフェミ側だろう

重複するが、労働災害可能性が高い仕事女性が就かなければ完全な男女平等にはならないが雇用者女性側もそれをする気は無い以上格差が生じてもその格差は皆が望んだ結果であり差別でも何でもない

これを解決するには労働災害可能性が高い仕事に無理矢理女性雇用し無理矢理男と同等の賃金支給し無理矢理昇進させなければならない

そんなことは許されないだろう

アンフェを批判したつもりになっている元増田日本中が無意識に共有している女性保護空気言語化し、同時に女性差別虚構を浮き彫りにしたのは何とも皮肉である

2023-11-11

anond:20231110174253

男の子の変形ロボへの憧れと同じようなもんじゃない?

現実虚構の見分けができるかどうかは環境によるので、育て方ですね。

占いに逃げなきゃ心を保てなくなるような環境にならないこと祈ってる。

serial experiments lainから25年、集合的無意識の具現化は未だ実現していないが、

その代わりAI進化によってあらゆる分野にフェイクがはびこり、真実虚構の境目が曖昧になりカオスが広がっていくこの現状はまさにlain夢想したものだよなぁと

自動運転車ハッキングされて事故を起こすシーンももうじき現実になりそう

2023-11-08

ゼルダ実写映画 この監督にすればメチャクチャにしてくれるはず!!

山崎貴 映画最後現実に帰れと説教してくれるはず!!

押井守 いつもの虚構現実テーマにしつつ、ゼルダ姫は実在しなかったという映画にしてくれるはず!!

新海誠 リンクゼルダ姫が入れ替わっていろいろしてくれるはず!!

細田守 映像ものすごいけどシナリオが良くないと叩かれてくれるはず!!

宮崎駿 実写よりアニメの方が上だ!!と劇場アニメを作ってくれるはず!!タイトルは「ぜるだ姫」のはず!!題字は鈴木敏夫が達筆で書いてくれるはず!!

庵野秀明 タイトルはシン・ゼルダの伝説のはず!!いろいろとこだわりまくったわりにはショボいCGリンクが大活躍するはず!!

2023-11-06

AI失業論の虚構

AIはスゴイぞヤバいぞ怖いぞって言って不安を煽る人らが居る

コンサルをしてる人が中心だろう

なんでって

他人不安は飯の種だから

取り入れればコスト削減って方向での金稼ぎもあれば

失業だぞヤバいぞって方向での金稼ぎもあるだろう


大抵は「動くコードが書けちゃうんだぜー」という例示がされる

分かりやすいからね


でも、ちょっと考えればわかる事だが

動けばいいレベルなら、別にだってコピペでほいほい書けるのだよね

それをAIが出来るからすごいってことを言いたいのかもしれないが

逆に考えたときに、そこをAIに頼らないといけないレベル人間が作ったプログラム(やマクロ)って信頼できるか?

どこにどんな穴があるかすら、【自分じゃわからない】奴だぞ?


もちろん、工業ロボット歴史はそれらの闘いの歴史

ラインを通ったら製品になっている

この信頼を得るのに必要なのは

工業技術がすげぇ、ことではないぞ

入力と出力を繰り返して、製品レベル確認し、責任者がOKを出す

結果として、「決まった工程に対して信頼のおけるライン」が作られて稼働する

そこにあるのは、「あんパンを作るライン」などであって

フレキシブル入力で、素敵なパンを何でも作れるライン、ではない

ここを勘違いさせている言説は、全部、一から十まで、信頼しなくていい

それは、あなた不安を煽って、金を取ろうとしてるだけだ


どこぞの事務屋が適当に放り込んだ結果出てきたコード社運を賭けれるか?と言う話で

当然に答えは「無理」だ

電卓が作られて銀行屋の仕事は無くなったか

今のAIは、「産業革命」の話にはならない

産業革命」は分かる

インとアウトがはっきりしている工業製品について

人の代わりに機械を使おうという話だから

では、ChatGPTに顧客対応させられるか?

WEBチャットじゃないぞ?取引先との実務のやり取りだ)

ChatGPTが予想した在庫に基づいた発注は人の決済が必要いか

ChatGPTが出力したコードセキュリティバグについて、だれが責任を負うんだ?

現場に残る「AIが使える事務屋()」か?

アホ抜かせって話なんだよ


「要らないとクビにされた派遣の俺、実はExcelマクロ職場効率化していた、今更戻ってくれと言われてももう遅い」

の夢を見るレベルなら良いよ

Excelマイクロソフトの一流どころが作っていて、影響範囲だって高が知れてる

けど、プログラムを、請求書を、提案書を、AIが作れるから仕事が無くなりますとはならんよ

そうなるくらいなら、ググれる時点でもうとっくになってる



その上で、だ

その上で

もし万が一

AIの出力について、ある程度の出力責任担保されてさ

AIの出力を信じましょうって世の中になったとしたらば

その時には、大量の事務屋が失業するかもしれないが

それは「AI失業ちゃうから対策を考えなくっちゃ」なんて軽薄なレベルの話じゃないからな

そん時には、ほとんどの人は働き口を探せない状況になってる

肉体労働もそんなにニーズがあるわけじゃないしな)

その時に考えるべきことは、もっと別のナニカだろう

工業化もきっとレベルが変わっていて

世間はBIで働かなくてよくなってると考えるのが普通じゃないかね

2023-11-05

草津町の件でフェミは本当に謝っていないのか?

新井祥子元草津町町議を支援する会 | 「新井祥子元草津町議を支援する会」解散声明 | Facebook

私たちもまた、新井元町議の証言を信じて、黒岩町長に対して強制わいせつの疑いをかけたことにお詫びをしなければなりません。黒岩町長ならびにご家族、ご支援者のみなさまに、深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。また、草津町町民のみなさまにも多大なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます

2023年2月27日

元町議を直接支援していた「新井祥子元草津町議を支援する会」の解散声明である

前置きには「わが人生最大の痛恨事」「痛恨の極み」とあり、非常に気持ちのこもった文章となっている。

謝罪声明書 | 飯塚玲児のNew Lazy Days

私はこのことを重く受け止め、黒岩信忠草津町町長に対して深く謝罪の意を表明いたします。黒岩町長のご家族草津町の町民の方々に対しても、謝罪の意を表明いたします。

こちらは、元町議の訴えを取り上げて書籍にし、いまは裁判当事者ともなっているライターが、2022年12月7日に公開した謝罪である

というわけで、元町議を直接支援していた人たちはきちんと謝罪していることがわかった。

では他のフェミニストはどうだったのだろうか?

そもそも誰がどんなことを言っていたのだろうか?

他ならぬ草津町長の手記から引用しよう。

草津町を「セカンドレイプの町」と呼んだフェミニストらの横暴を許すな 黒岩信忠(群馬県草津町長) - 月刊正論オンライン

例えば東京大学名誉教授上野千鶴子氏は議会関係者が読む雑誌地方議会人」令和三年五月号の巻頭言で次のような文章を書きました。

《極めつけは草津町新井議員町長セクハラ公表したこと与党議員が立ち上がり、リコール運動実施新井祥議員は失職した。やるべきことが間違っているであろう。最初第三者を交えた調査委員会を立ち上げ、事実の究明を行い、事実なら加害者処分することだ、それなのに被害者議会から追い出すとは本末転倒だ》

町長は「明らかに私が加害者であるとの前提で書かれた文章です」とコメントしているが、明らかにそのようには読めない。

上野千鶴子批判しているのは「草津町長の性加害」そのものではなく事実を究明するまえに告発者をリコールしたことである

続けて以下のような主張が引用されている。

全国フェミニスト議員連盟(共同代表増田薫・千葉県松戸市議、前田佳子東京都八王子市議)からは私や議長らに対して抗議文がありました。

群馬県草津町議会は、「女性ひとり議会」です。新井祥議員町長による性被害告発したことへの草津町議会対応は「性被害告発したこと自体否定する」人権侵害だと私たちは考えます

全国フェミニスト議員連盟は裁判中にもかかわらず、リコールが行われ、成立したことについてもやり玉にあげてこう抗議しています

裁判の日程は未定、警察捜査も終わっていない中、客観的認定のないまま十二月六日、住民投票実施され解職賛成が二五四二票・反対二〇八票で新井議員は失職しました。町議議長らが呼びかけ人となって動いたこ住民投票は、地方自治が想定した住民投票趣旨から逸脱している、と私たちは考えます

しんぶん赤旗」にはフラワーデモ群馬主催者代表の田嶋みづき氏による「町長から暴力を受けたと告発したことリコールとなり失職した新井祥子元草津町議、日本共産党山田みどり中之条町議らが参加しました」「性暴力を訴えると排除される社会を変えよう」(一般社団法人Spring代表理事、山本潤氏)といったコメント掲載されていました。

作家北原みのり氏は、朝日新聞が手掛ける「AERAdot.」に「町長にたとえ加害の事実がなかったとしても、この議会のものが十分に性暴力ミソジニー女性蔑視)だった」などと批判していました。

「この事案は、日本で性暴力被害告発する女性が直面する困難を浮き彫りにしている。日本では、こうした被害を訴え出ることは極めて少なく、オープン議論されることはめったにない」

これは米紙ニューヨーク・タイムズの「彼女町長からの性暴力を訴えた後、その町は彼女攻撃した」と題した記事です。

見事に揃って事実を究明するまえに告発者をリコールしたこと問題視する内容である

これらに対して、草津町長はやはり「どれも私が加害者新井氏は被害者だという前提に立ったものばかりです」「明らかに暴力があったことを前提にしています」と書いているが、とてもそうは思えない。

いずれの主張にも「告発真実に違いない」などといった決めつけがないばかりか、「事実の究明を行い、事実なら」や「たとえ加害の事実がなかったとしても」といったエクスキューズさえ入っている。

彼らの批判の中心にあるのは「町長レイプしたこと」ではなく「告発者をリコールしたこと」だ。

まさしく「レイプ」ではなく「セカンドレイプ」を批判していたのである

以上から「多くのフェミ草津町長を有罪だと決めつけたが未だに謝罪していない」というストーリー虚構であると言える。

草津町長を有罪だと決めつけたフェミ謝罪しているし、それ以外の多くのフェミ草津町長が有罪だとは決めつけていなかったのである

フェミはなぜ謝罪しないのか」と糾弾する人たちは、

ちょっとググっただけで出てくるような謝罪文を探しもしていないのだから

本気で草津町名誉を守りたいとも、フェミ謝罪してもらいたいとも思っておらず、

ただ虚構ストーリーに乗っかってまでフェミを叩きたいだけなのだ、ということがわかるだろう。

2023-10-22

anond:20231022152852

バカ数字じゃないけど盛る数字をもう少し考えなさい

このツリーで最低家賃25万出せる1人もいないと思ってるし

なんなら25万円が手取りだったりしそうって思ってる

 

虚構世界に生きないにはなんでも良いからコツコツやるほかないと思うぞ

2023-10-15

anond:20231011121558

そもそも根本的な「ユダヤ人土地が与えられるべきか」の部分から狂ってたでしょ

神話レベルの話で領有権を主張して、圧倒的な金とロビー活動虚構事実にして作り上げた権利

これを飲めと言うのもおかしいし、国連承認したのも狂ってる

2023-10-14

anond:20231014012747

経験もないのに妄想ネット知識だけで虚構を語ってるお前は相当知能が低いですね

2023-10-09

新本格ファンの見た陰謀論傾倒作家現代ニッポン論壇事情数十年史

次の文章を眺めてみて欲しい。

『まず第一に、二十世紀に係れたミステリ作品と違って、狂気妄想を、いわゆる正気論理で枠囲いされるものではない。第二に、以前の小説作品と大きく違って、可能世界へと分岐する「相対的」な論理を、それが作品内で主題化されないほどに内在的なものとして組み込まれ浸透しているかである。』

インターネットぶつかりおじさんにカンパし、一度ブロックされて解除された後2023年10月の今に至ってもなお彼やその賛同者の多くをX(旧twitter)でフォローし続けている、推理小説作家評論家小森健太朗著作探偵小説論理学」269ページから引用した文章である

氏のSNSにおける華々しい戦歴説明割愛する。冒頭で引いた氏の文章を眺めることからはじめ、氏のSNS上における無数の陰謀論傾倒の人生、ひいては暇アノン化する文化人ネットユーザたちについてなんらかの理解を得ることができないか見てみたいのである

====

 

単刀直入に言って、日本語が怪しい。

『まず第一に、二十世紀に係れたミステリ作品と違って、狂気妄想を、いわゆる正気論理で枠囲いされるものではない。』

主語がないのは先に出ているかである。一つ前の文の「西尾維新作品」がこの文の主語である。そして、この第一に~第二に~というのは疑問に対する答えの列挙である

『それではなぜ、なぜことさら西尾維新作品様相論理親和性のあるものとしてとりあげられるべきなのか。』

冒頭の文の一つ前に置かれたこの文がその問いである。なぜ「それでは」なのかというと更に一つ前の文で↓のように認定しているかである

様相論理一般が、それらの作品により適合するのではなく、われわれの住む世界にある論理、どの作品にもある論理一般において様相論理は適合性を有している』

まり、著者はこの箇所で「西尾維新作品こそ様相論理が合う」と言いたいのである(なお、『様相論理は適合性を有している』だとか『様相論理親和性のある』とかい語句意味不明)。

 

それを踏まえた上でも文の後半は日本語おかしい。いやそもそも『それではなぜ、なぜことさら西尾維新作品様相論理親和性のあるものとしてとりあげられるべきなのか。』の「‥‥作品を~~とりあげられるべきなのか」という文も変なのだが。受動態ならば‥‥作品が~~とりあげられるべきなのかとすべきであろう。とはいえ文意理解できている(と信じたい)ので無視しよう。

さて引用の一文目は次のように書き直せそうである

・(西尾維新作品では)狂気妄想が、いわゆる正気論理で枠囲いされるものではない

・(西尾維新作品は)狂気妄想を、いわゆる正気論理で枠囲いされるものとしていない。

引用した文のある段落の一つ前の段落で、彼らの作品における狂気の取り扱い方について『現実正気論理が前提として背後にある。狂気や、いわば正気世界に枠囲いされる形で、際立たせられる』と説明されている。この書き方ならば前世紀に書かれたチェスタトン泡坂妻夫らのミステリ作品との違いを述べていることが明確である

なお別の案として、第二に~の述語に繋がっていると見ることもできる。が、そうして読むと能動態・受動態が変になるのである

・『二十世紀に書かれたミステリ作品と違って、狂気妄想を、いわゆる正気論理で枠囲いされるものではない』‥‥『ものとして組み込まれ浸透しているかである

 

この能動態・受動態が変というのが引用の二文目の問題でもある。

例によって主語だが『‥‥組み込まれ浸透している』の主語はなんだろうか?そもそも『組み込まれ』『浸透している』は同じ主語を持つのだろうか?候補は『西尾維新作品』と『可能世界へと分岐する「相対的」な論理』の二つである

西尾維新作品』は『組み込まれ』がおかしいのは‥を組み込むという能動態に直せば明らかである。『西尾維新作品』を目的語とした「西尾維新作品を組み込んでいる」には意味を見出すことは不可能である

西尾維新作品』は『浸透している』は、意味としてはありえる。だが使えるのは読者の認知度などを述べる文脈などであり、どこに浸透しているとかいった説明の無いこの文では意味を持たないであろう。

すると『西尾維新作品』は、『西尾維新作品では』という句であり、主語は『可能世界へと分岐する「相対的」な論理』と見るべきである。これならば受動能動態を変えても意味が通じるであろう。

・(西尾維新作品では)『可能世界へと分岐する「相対的」な論理』は‥‥組み込まれ浸透している

・(西尾維新作品には)『可能世界へと分岐する「相対的」な論理』が‥‥組み込まれ浸透している

いけそうであるしかしそう理解すると今度は九段の文の書き方があまりにも奇妙に見えると言わざるを得ないのである

『(西尾維新作品では)可能世界へと分岐する「相対的」な論理を、それが……組み込まれ浸透しているかである。』

「を、それが」と書いた理由はなにかあ在るのであろうか‥‥???「‥‥を」とするならば「それが」をそこに付けず「組み込み、そしてそれが浸透している」というようにすべきだし、受動態のまま「組み込まれ」を使いたいならば「を」をなくして「‥‥が~~組み込まれ浸透している」と書くべきであろう。なぜここまでねじくれた、好意的に見て文法違反スレスレで読みにくい書き方をしているのだろうか‥‥???著者も校正者もなにかおかしいと思わなかったのだろうか???

 

余談だが、様相論理において可能世界ごとに分岐(というか異なる)のは、命題への真偽値の割り当てであったり個体領域である。それらは一般的にいって「論理」と呼ばれるものではない。このあたりも意味不明なのである。ようはポストモダンにおける科学誤用濫用の仲間である。さておきこれまで氏の華々しい戦歴を目にしてきた者の意見として言うと、氏の癖として、彼がカンパしているインターネットぶつかりおじさんと同様に、勝手定義した「A」を、他の意味「A」と気軽につなげて論証をするというものがある。いわゆる「媒概念曖昧の虚偽」と言われたりするやつである。こうした論証上の誤りに無頓着な事も陰謀論にたやすくはまる一因と言えるのかもしれない。

 

海法紀光や、アレな発言非難する者がしばしば指摘していることであるが、氏は、理由をあげたり説明したりといったいわゆる論証をする際こういった文章を頻発する傾向がある。特に自身の立論が苦しくなってくると、文法崩壊していると感じられる弁明が増えるように見えるのである(quantumspin氏による批判とそれへの応答なども参照せよ)。主語や述語がみつけにくいのもよくあるパターンひとつである小説以外の活動に関しては、ずっとそういうやり方で通して来ているのかもしれない。

これは結論に対して必死理由を拵えているせいというのもあるのかもしれない。そのような、結論にあわせて理屈を拵えることをよしとする姿勢もまた陰謀論への傾倒を片側から支えているようにも思えるのである

 

などなどと、かつて新本格ムーブメント到来に歓喜したものとして心苦しい気持ちを抱いていたのであるが、最近大きなヒントを見つけることができた。

https://twitter.com/furukawa1917/status/1708364352540246446

https://megalodon.jp/2023-1009-1415-22/https://twitter.com:443/komorikentarou/status/1708094283780325790

『「人類進歩」といった虚構観念蔓延させ』

氏にとって人類進歩虚構観念であるらしい。勿論、氏のいう虚構観念は、非難されればすぐにその中身を適当に入れ換えられるブラックボックスであり、「生活費切り詰めてカンパ」と同じ程度の軽口でしかないのやもしれない。

だが、そういうことかと得心もしたのである

かつてポストモダン思想が華やかなりしころ、同じ世代にあって「進歩なんて幻想だ」と嘯いた者は多かったのではないだろうか。なにしろ特に思想政治について色を出さず、特に「後期クイーン問題」等の話題珍説披露したこともない有栖川有栖氏の作品においても、「ホイッグ史観」「進歩史観」といったかたちで冷めた態度が見られるのである

311以降かどうかは定かでないが、SNS上では、ミステリ業界の「知の欺瞞」が手ひどく叩かれる時期があった。氏も基礎的な誤解を指摘されてはよくわからない弁明を書き連ね、最終的に相手が呆れて去っていくということがしばしばあった。その後、左翼リベラル敵対的な気分をもつひとは自らを「科学的」と自認するようになり、小森もなんとなく菊池誠氏などをRTしたり科学的な雰囲気のある人々の輪に入ることで、これまたなんとなくのうちに過去の知の欺瞞有耶無耶になった。

しか上記発言から察せられるように、頭はポストモダンのままだったのである。この点を傍証する発言ひとつではない。

 

https://megalodon.jp/2023-1009-1430-28/https://twitter.com:443/komorikentarou/status/1566269069547819008?lang=jp

『紀藤さんは、カルト宗教弁別ができる超越的な裁定であると自認しておられるのでしょうか?』

これは、統一協会話題になった際、紀藤弁護士発言に対して、なされた引用RTである

カルトであるカルトでないか区別ができることが『超越的な裁定』だと言うのである。その理由もふるっている。

カルト宗教の線引きがわからないのではなく、できないと言っています。』

まさにあの堕落したポストモダン思想かぶれたあの世代の、あの辟易するような懐疑的態度を思い起こさせるものである!!!認識的な不確実性を理由として判断の正しさを否定する。現実的・実践的な正しさをすっ飛ばして「超越的」なものに基礎づけようとする(そして、その不可能からお好みの結論を導く)。‥‥ところで、なぜ「分からない」「できない」「不確実だ」という判断だけは正しいと信じられるのか自分にはまったく理解できないのだが‥‥‥笠井潔なら教えてくれるのであろうか‥‥???

 

結局の話、己の欲する結論のためにいい加減な理由づけを許容する態度、あらゆる価値・論証・実践合理性等を無効化した気になれる堕落したポストモダン思想メチャクチャナ言説をまともに文章を読み批判をすることのできない現代ニッポン論壇・批評コミュニティの無力さ、そうしたものが無数に積みあがって悲惨な令和の余.命事件へと通じる道が敷かれたのかもしれないと思うのである

思うにこれは一人の哀れな高齢男性だけの問題ではないのである

2023-10-07

[] 2023-10-07

今宵は確立過程の闇に心を奪われておりました。広がる闇に、数学の実応用が果たす役割疑念の火で照らしました。

数学現実に繋がることこそが、私にとっての心の闇でございます確率論を学ぶ度に、それが金融に用いられるという言葉に、リーマンショックの影を見るのです。金融市場は決してブラウン運動ではなく、その不確かさゆえに、勝利の果てに待つ利益は、危険釣り合うほどのものでなければなりません。

不透明情報の中で、隠れた策略を巡らせる者たちが利益を築く、これが現代経済真実かと、私は疑念を募らせております信用創造の背後には、貨幣価値他者債務裏付けられている事実が潜むのです。

私は虚構ギャンブル想像し、コンピュータによって模擬することに魅力を感じており、それは数学研究の一部であると思っておりました。しかしながら、その虚構が実際の金融舞台に持ち込まれる瞬間、危険なるゲームの渦に巻き込まれることへの不安が、私を襲い立てるのです。

数学は、基本的法則を美しさの中に見出すことが可能芸術でありながら、金銭利益の最大化という領域に足を踏み入れると、その美しさは消え失せてしまます。私はプログラマーアルゴリズムを創出する世界ではなく、発見魔法に心魅かれているのです。

そう、私が追求したいのは、発明の道ではなく、探求の途であります。この日、私の中で、やりたいことへの純度が高まった気がしました。私は発明者ではなく、探求者であることを選びました。

hash: 00730261b9694e32a19830cb627b5432

2023-10-05

anond:20231005125308

それこそ「地元」って仮想的なものの最たる虚構の一つでは?

2023-10-04

例の曲に対して何を言おうとも、

「お前らが打ち込んでいる虚無には何の意味があるの?」というカウンターにすべて打ち消されてしまう。

「触ったら逮捕!」なんて絵に描いたロリが歌っていても、

そのロリは絵に描いたロリという概念しかない以上触れられないんだから、実際は逮捕されることもない。

触られるロリも、ロリを触ってしまロリコンもいない。めでたしめでたし虚構現実区別がついています

……という被害者加害者不在だけで収めていい話なのか?とモヤついている。


現実小児性愛事件ネタとして消費している意識は薄かろうとも、

絵に描いたロリが「触ったら逮捕」をチラつかせてくるのは現実小児性愛事件化しうることを想定しているからだし、

実在児童に対するものではない二次元趣味としてさえも)ロリコンはキモいと絵に描いたロリからどれだけ罵倒されようとも、

それは所詮、曲を聴くという行為を通して絵に描いたロリに罵られるという自虐ネタの一形態であって

本気でロリコンを断罪しているものではない、という見方だってできる。


あの曲は、潜在的ロリコンを現実児童への加害へ向けさせるというトリガー的なもの、というよりも、

ロリコンはこういうふうにネタとして消費してもいい」という温度を保温してしま魔法瓶にはなり得るかもしれない。

あれはキツいなりきりに端を発する身内ノリの延長にある曲で、バズりすぎたせいで不運な事故が起きてる、という話も見かけたが、

たとえ身内ネタの複雑な文脈がそこにあろうとも、「絵に描いたロリ」と「絵に描いたロリを触って逮捕されるキモいロリコン」というあの曲の構造すべてがロールプレイングに過ぎないとしても、

それを載せられているのが、現実小児性愛参照元にした「ロリコン」という概念である以上、議論対象現実児童やそれを取り巻く空気のものの話になってくるのは仕方なくて、

ただ「ここには被害者加害者もいない」「虚構現実区別をつけろ」で一蹴できるものでもないんじゃないか

2023-10-03

過去歴史?)改変SF人類まるっと別種族に乗っ取られちゃう感じの

かの有名な「ドラえもん」というSF日常ギャグマンガに「のら犬『イチ』の国」というエピソードがある。

のび太が拾ってきたノラ犬に知性を植え付けて過去のどこかの土地で、捨てられた動物の国を作らせて問題解決、というあらすじだ。

このエピソード、昔からなんとなく苦手で、知性をもったイチの描写が怖かった点も大きいのだが、そのまま歴史が進んだら人類社会誕生しないんじゃね? という妄想に発展するのも大きいな、

と考え直していた。

そうすると、特別ドラえもんが好きというわけでもないが、「ガラパ星から来た男」も似たような部分がある。

または「パラレル西遊記」もちょっとばかりではあるが、似たニュアンス描写があることに気づいた。

このテンプレート、好きなんですかね、藤子・F・不二雄は。

さて次の段で、他の作家作品はどうかなー? と進んだのだが、たまにSFを読むくらいの自分には、ほぼ全然これが思い当たらない。

というわけで、掲題のとおりなのだが、過去を改編するタイプSFで、そもそも地上に人類種がまったく、あるいはそんなに反映しなかったってタイプ作品、なにかありますかね。

詳しい人がいたら教えてください。なんでもしまから

追記

はじめて増田記事を書いて誰も読んでないかなーと放置してたらメッチャ反応してくれてました!

ありがとう!やっぱ増田SF に限る! 以下、自己満足レスです(主に作品について)。

はじめて増田記事を書いて誰も読んでないかなーと放置してたらメッチャ反応してくれてました!

ありがとう!やっぱ増田SF に限る! 以下、自己満足レスです(主に作品について)。

srgy 条件に合うかわかんないけど、ジーダイバー(の前半)は人類存在しない歴史に改変しようとする 齧歯類進化した種族を、主人公が阻止しようとする話

他の方も挙げてくださってましたが『ジーダイバー』。アニメか! おもしろそう。世代にはあたっているハズなのに記憶がない…。ありがとうです。

mujisoshina 過去改変とは違うが、火の鳥未来編で電子頭脳による核戦争人類が滅亡した後に、知性を持ったナメクジによる文明が発展してしまう話は記憶に残っている。

未来編も多かったですね。やっぱり異種の文明なりが発展するというのがインパクト強いのかな。

kotetsu306 過去改変で人類存在を無かったことにしようとしてくる異種族と戦うお話なら、小川一水「時砂の王」かな。小林泰三短編「時空争奪」もSFホラーで良い

「時砂の王」そんな感じなんですね。読んでみます小林泰三も触れたことないんで、これを機に…。

tune2011 スズダル中佐犯罪栄光過去に知性持った猫を放して進化させて現代人類駆逐させるよ。

コードウェイナー・スミス名前は知っていたがこちらも未読。リストに入れておきます

aaa_too_zzz エブエブみたいな平行世界マルチバースものなら人間ちょっと違う生物繁栄していたり、まったく生物がいない世界が描かれることはよくある

「エブエブ」避けたんすけど、そういう描写があるんですね。確かにマルチバース系だと可能性のひとつみたいな感じで出てきますな。

kei_mi ちょっと要望とは違うが『虚構船団』の第2章を読んで欲しい。

虚構船団』第2章いいですよね。第3章の落差がまたいい(第3章がいいとは言ってない)。

donovantree 過去改変とは違うが猿の惑星元ネタなんじゃないかな。ドラえもん連載まえの1968年作なので

こちらも挙げてくだった方が多いが、やはり「猿の惑星」のインスピレーションバリエーションはありますよね。

x100jp 『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』は、"地上の覇権を争う五種族大戦が、人類勝利に終わった時代。だがその世界は、少年カイの目の前で突如として「上書き」された。"とのこと。

これ! 最近は追ってないですが、よい(よかった)ですよね。

nomitori アメコミだと、征服者カーンが毎回毎回そういうことしようとしてアベンジャーズに退けられているな…。もっと上手くできたやろって思ってしまいがちなのでこの手の話はあまり好きでない。

アメコミなるほど。「やりようあるだろ」という感想を抱きがちなのもわかります

IvoryChi 人類の大半が「変わって」しまった話ならSCP-3936【職務に忠実であれ】がいいよ。非人間型とされる生き物の特徴が明らかに普通人間なのがこわい

SCP というコミュニティを知らなかったです…。こわい…。

kotaponx 過去改変というか未来から過去を改変するためにやってくる……といえば、スティーブン・バクスター時間的無限大かな。ジーリークロニクルの中では一番好き

こちらは作家作品も知らず。ハヤカワ文庫で95年の作品ですか。ありがとうございます

zeromoon0 その流れなら「竜の騎士」を外しちゃいけないし竜の騎士をなかったことにして新恐竜を「恐竜映画3作目」とかほざいたドラえもん公式を私は許さない。

他の方も挙げてくださっているが「竜の騎士」は、「それでも恐竜は救えなかった」からの反転がキモだと思っているので、入れませんでした。「新恐竜」の元ネタの贅沢さに比べた完成度はね。祈りましょう。

wdnsdy 未来現代だけど、漫画「BLACK BRAIN」が未来人類種の覇権を賭けて現代(連載が90年代なので90年代)の主人公が無理矢理戦わされる話。ただしかなり人を選ぶエログロ作風。正直人類覇権取る世界もどうなんだと思う

こちらも作品を知らず。ありがとうございます。「正直人類覇権取る世界もどうなんだと思う」いいですね。

azumi_s ソシャゲの「ブラック★ロックシューターFRAGMENT」がわりとそんな感じ。世界線が爆発的に分岐した影響で知性を持った野菜支配する世界とか色々出てくる(そんなんばっかではないが)

へぇー、あのゲームってそんな感じですか。ソシャゲストーリーの都合上、マルチバース取りがちですね。

AKIMOTO まだこれからだけど「創世のタイガ」が鬱エンドやるかも

しかに『創世のタイガ』もこの気はある作品ですねぇ。いまはWebだけでしたっけ。

Arohn_A 過去改変でゲッター線を無かったことにすれば爬虫人類地球支配者になるのだ的な話はちょっと違いそう

いや! まさしくそイメージです! 思いついてたんですが、ゲッターちゃん補給したことなくて…。

dada_love FGOの第二部がまるっとそんな感じなのでおススメ

FGOもそんな感じなのかー! でもFGOは多分やらない…。ありがとうございました!

hisamura75 案外思いつかないな。読んでないけど豊田有恒の「ダイサウル作戦」とかそうかな?

豊田有恒もこの手の作品を書いているんですね。あとはやっぱり恐竜系は多いか

Re-birth 改変じゃないけど地球の長い午後は植物に乗っ取られ地球

地球の長い午後』ってそうなんすね。たしか話題趣旨から外れるけど、これはかなり読みたい。

Machautumn パラレルワールドものなのでちょっと趣旨と違っちゃうけど、ロバートJソウヤーの『ホミニッド-原人』はネアンデルタール人支配する世界の話だったはず (未読なので作品評価は控える)。

一緒に読みましょう!

cl-gaku ネタバレになりかねないやつもある気がする

しかに! すみません

hasiduki 順列都市だね!!!!!!

イーガン、読んだり読まなかったりですが、『順列都市』(積読)ってそんな! ありがとうございます

oknhrk 少しズレるかもだけど、46億年物語という古のゲーム面白かった。

これね!

tcmsc 『アーロと少年』『サウンド・オブ・サンダー

ありがとうございます

bokukanochat 銀魂が思い浮かんだ。いい設定だよなぁ

これもいくつか挙げてもらったけれど、そういえばそういう設定だったですね。江戸時代の改変モノは割と面白いですよね。

tomoP ネタバレなっちゃうけど、『Holy Brownie』では一番最初ホモ・サピエンス分岐した個体を殺しちゃうことで人類絶滅する。その結果の世界が『エクセル・サーガ

六道神士。すんなり読めるときと入り込めないときがあるんですが、なるほど。機会を探してみます

hate_flag 地球人はじつは侵略者で、原生地球人たちは海底に生き残っていたというのがウルトラセブンの『ノンマルトの使者』(そして海底も侵略ちゃうんだ地球人…)

やっぱりウルトラセブンは避けて通れないんですね…。ありがとうございます

rider250 ちょっと趣旨が違うけどバクスターの「タイムシップ」(ウエルズの「タイムマシン」の続編)で時間旅行ポンポンできるようになった人類恐竜時代より過去に遡って月まで開発してしまうのは壮大だったなあ。

月の開発! ちょっと趣旨と違うけど読みたい!

pptppc2 ブコメで出てるクロノトリガーの数あるマルチEDの一つ「恐竜人が支配した世界」は、実は続編のクロノクロスでかなり重要役割を持ってたことに驚いたよね。気になる人は是非クロノクロスプレイしよう!(ダイマ)

クロノクロスやりたくなっちゃうじゃない…。

HiddenList パラレル西遊記は F先生による大長篇はない もとひら了さんの脚本だっような? ちがったけ?

もとひら先生はほんとうにすごい!

otation SIREN2永井最期かな

ちょっと変化球気味な気もしますが、たしかに!笑 永井永遠に

kou-qana ちょっと違うかもだけど「天のろくろ」は…うーん、全然違うか。「今・この現在」が、なかったことになる感はあると思うけど進化レベルではない…。パラレルワールドものにはありそう。

参考にさせてもらいます

IkaMaru 草野原々『大進化どうぶつデスゲーム

割と最近作品なんですね。これも興味があります

Arturo_Ui 『星を継ぐもの』とか『さよならダイサウルス』は、増田の求める方向性とは違うんですかね。

星を継ぐもの』も似たようなニュアンスでしたよね(うろ覚え。『さよならダイサウルス』ありがとうございます

LuneC EDF6は人間滅んでこそいないけど滅ぼそうと改変してくるやつと戦ってたな

これSCPですか?

ytn 鉄人兵団とか、竜の騎士とか、空の王国とか、長編は割とそういうニュアンスのある作品多くね?

やっぱりこのギミック好き(使いやすい?)なんですかね。

debabocho 意外と難しい。ソウヤーの『ホミニッド』は人類の代わりにクロマニヨン人文明の主役として進化したパラレルワールドと行き来する話だけど、歴史改変じゃないし乗っ取られるわけでもないからなあ。

えー、でも内容おもしろそうですね、ありがとうございます

aubergine ぱっと思いついたのがケルベロス第五の首。人類まるっとではないし改変してないけど。

ジーン・ウルフも読んだことなくって。ありがとうございます

ROYGB 親殺しのパラドックス種族版と考えれば昔のSFでありそうな気はする。新しい方のスタートレック映画で、過去に戻ったボーグによって全人類ボーグになってしまい、それを阻止するのがあった。

スタートレックも押さえてそうなネタですよね。新版ではあると。

worthlesswaste 南Q阿伝で、侵略者過去改変による地上支配を試みるというエピソードがあった記憶

しかに! そういえばそうでした! 光永康則藤子・F フォロワーですからね。ありがとうです。

demcoe これこそ鳥人体系でしょ。マンガ神様手塚治虫信じろ

鳥人体系』未読! 家に帰ったら読みます

tanukipompoko 侵略者未来人なのでちょっとずれるけど田中啓文の「忘却の船に流れは光」

なるほど。ここまで挙げてもらった作品でも侵略側がっていう視点は少なかった。ありがとうです。

homarara 別種族ではないけど、『モンゴルの残光』は歴史が変わった結果今の歴史になる話。

うぅーん。これもおもしろそうですね。しかモンゴルを軸に。

aoiro-cake 小松左京の、果しなき流れの果に。は目的乗っ取りとはちょっと違うか。

これはね、そうですよね。『創世のタイガ』の元ネタのような気もします。小松作品だとややズレますが『ホムンよ故郷を見よ』は似たような驚きをくれますね。

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