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はてなキーワード: 秘訣とは

2015-09-01

から思えばみんな、当時のアオニーに厳しすぎたのかもね。

オニーが若気の至り大言壮語しまくったり周りをバカにしたりと、わざわざ自分ハードル上げまくってたというお馬鹿さを考慮しても

そこはやっぱりまだ若い子なんだし、初心者なんだし、馬鹿な言動しちゃうのも確か心のお病気が原因だったんだよね。もうちょっと優しくしてあげても良かったんじゃないかな。

から言ってもしょうがないけど。

それにしても、前準備とか告知とかどこに出るかの下調べとか、その他もろもろの内容以前のところで躓いていたわけだから

本当に何くそ、と思うんだったら、その失敗だけでももちゃんとしてもう一度挑戦してもらいたかたかな。

でも、こういう独特の感性が人気の秘訣なんだろうな。

とにかく、残念だ。

でも、本人がその分ブログ頑張ると決めたのであれば、ぜひ頑張って欲しい。いつかブログ記事をまとめて電子書籍でも作ったらいいと思います

2015-08-30

モテない女からモテ女になった皆さんはどうやってレベル上げしたの?

仕事はできる人間から学ぶのが効果が高い。

ファッション大都市散歩してオシャレな人を見つけて吸収すればいいし、

料理クックパッド検索して作ってみればいい。

男心を掴むテクやら色気の出し方なんていうのは、やっぱりモテからテクを盗むのがいいに決まっている。

はいえ、周りにはいない。

なにしろモテる女はモテる女同士集まりモテない女はモテない女で女子会を開いているから。

類友ってやつだ。

接点がないので、モテる人間ツイッターブログフェイスブッグを見る。

オシャレなカフェ旅行先で撮った恋人との写真、そして幸せを綴る短い文章

いいなあ。これからもずっとお幸せに。

そんな近所のおばちゃんになった気分で見ている場合ではない。

モテる秘訣を探しているブスにとっては、それらは夏休み小学生の絵日記とそう変わりない。

どういう経緯でどのような努力をし、その幸せを掴んだのかが知りたいのだ。

書いてない。今抱いている感情しか書いてない。

日記なんだから、おまえのために書いてねーよって言われれば、おっしゃる通りです。

この日記もただのグチなんだけど。

雑誌ノウハウ本、まとめサイトを見ても同じようなもの

女性男性からモテる――普通女子イケメンを落とすテクというのは、イマイチだ。

ぱっとしない。感情に訴えるような記事や、ある程度関係が進んでいないと使えないもの

ある程度かわいくないと実行しても効果の得られない、むしろマイナスなことばかりでちっとも役に立たない。

(これは男性にも同じことが言えるのだが)

それに比べて、男性女性モテる、ごく平凡な男性がとびきり美女を落とすためのノウハウを伝授するサイトブログがあって羨ましい。

武勇伝のように面白く語られているようにも見えるが、

論理実体験を交えて記載してあり、とてもわかりやすく、読者に夢と希望を与えている。(と思われる)

この女性バージョンをぜひ作ってくれ。課金する。なにしろデート代が浮いているからいくらでも課金するで。

ブサイク美女を落とす話が50あるとして、ブスがイケメンを落とす話を耳にするのは1ぐらいの割合に感じる。

男性武勇伝として語ることも、女性はあまり表立って自慢したりしないから

(それに男性とは違い、女性今日は誰と寝たなど書くと周囲の目が……)実際はもう少しあるのかもしれないが……。

埋没女が這い上がれるチャンスは男性より少ないのではないかと思うのです)

2015-08-08

人文学

人文学をまじめにやると人生をうまく運ぶ秘訣みたいなもんが学べる

でもそれを実現する具体的なスキルは一切見に付かない

このジレンマ

まあそういう帝王学みたいなもんは一部の支配者層だけわかってればいいということなんだろう

んで下々は哲学無きスキル持ちばかりが量産されると

たぶんすごく薄っぺらい国になると思う

2015-06-05

うちの金魚の半生

うちの金魚は5歳である名前はあるが、個魚情報なので一応伏せておく。うちにやって来たときには生まれていたから、正確な誕生日はわからないけれど、まあとにかく大体5歳である金魚の年齢で5歳というと、まだまだ生きられそうに思えるが、実のところすでに寿命は近い。うちの金魚金魚すくいでよく見かける赤いやつではなく、背ビレのない、背中が丸みを帯びているあの形である。たまにテレビに映る何十歳のでっかい老魚とちがって、このタイプ比較的るい弱だし、体もそこまで大きくはならない。ましてうちの子はあまり食べずに育ったから、年のわりに貫禄がなく子供っぽくみえる。

でも小さいくせしてなかなか骨の折れる魚生を送ってきた。うちの水槽に来た当初は2匹の仲間と一緒に泳いでいたが、いつか彼らはこの世を去り、今では大きすぎる住処に1匹で生活している。氷水みたいに冷たくなった冬の水中で、じっと身を縮めるところなどを見ると、なんだか可哀そうになって、新しいのを連れてこようかとも考えるが、ついつい先延ばしにしていたら、数年にわたって彼をひとりぼっちにさせてしまった。ひどい飼い主だ。

彼の魚生に転機がおとずれたのは昨年の秋だった。ある日私が散歩していたら、金魚すくいをやっている店を偶然見つけたのだ。これはチャンスだと思った。彼の家に仲間をふやすべく、逃げまわる黒デメキンを私は必死の思いで掬い上げた。袋に入れられたデメキンが不安そうにきょろきょろするのもかまわず、駅への道を急ぎ、慎重に電車に乗り、2時間近くかかってようやく家に着く。水温を調整してからデメキンを解放してやると、はじめこそ2匹は戸惑った表情を浮かべたが、一晩すぎれば仲良しの兄弟のように水の中でぐるぐるたわむれていた。いよいよ彼の魚生に春がやってきたのだ。私はほほえましく2匹の姿を眺めた。

しかしそれは春ではなかった。長い冬の始まりだった。デメキンの体にぽつぽつと、白い点が散らばっているのをある時発見したのである。これは「白点病」と呼ばれる、金魚の命にかかわる大病で、私が以前飼っていた金魚の多くもこの病に敗れ去った。そして恐ろしいことに、白点病は他の金魚に伝染する。すぐさま治療薬を入れ、消毒用の塩を投入したものの、数日後には、カゼひとついたことのない彼の体にも白い点々が認められた。私は頭が真っ白になった。彼が死ぬなど考えたこともなかった。

日がたつにつれ2匹の体力は徐々に奪われていった。年嵩のため体力に乏しいのか、まず彼が水槽の底でじっとするようになる。まだ体の動くデメキンが、友の体を犯す白い虫(白点病の正体は寄生虫である。恐らくデメキンが持ってきてしまったのだろう)を、口で突いて取り払おうとする様子が私の胸を衝いた。それでも彼は動かなかった。私は覚悟を決めていた。

ヒーターを入れて水温を上げ、虫が死滅するのに一縷の望みをかけたけれども、ある朝起きたら、デメキンが底砂利の上に横たわっていた。元気だった方が先に逝ってしまった。迎えたばかりの友達をも彼は見送ることになった。黒色の落ちた小さな体のまわりを、ゆらゆらと泳ぐ彼は、水温上昇の効果があったとみえて少し回復したようだったが、涙を流しているように私の目には見えた。金魚感情なんかあるわけない。でもそう見ずにはいられなかった。

3匹の仲間と別れたうちの金魚は、きょうも水槽内を元気に泳ぎまわっている。白い点などもうどこにもない。あの後も幾度か死にかけたのに何もなかったかのようにまたひとりで生活している。不思議なやつだ。水槽を観察していると、エサを求めて口をぱくぱくさせてくるが、ごはんは一日一度・一つまみまで。金魚腹八分目長生きの秘訣である

2015-05-28

うちの職場の老人と、旦那愚痴の話

昨日、職場の同僚と休憩中に立ち話をしていた。

わたしの旦那現在、メインの仕事場と遠方の出張先を数ヶ月置きに行ったり来たりしている。

今はこっちにいるが、夏の盛りにまた出張先に行かないといけない。

で、

旦那冗談で『あっちのアパートのドアを開けた瞬間、虫がうじゃうじゃいたらどうしよう』とか言うから心配なっちゃってw」

あはは掃除に行ってあげたほうがいいんじゃない?」

「ほんとにwでもわたしが行くよーって言うと『掃除自分でやるからいいよ』って言うからなー」

みたいな他愛もない雑談をしてたら、最後の部分だけ耳にしたらしい年配の女性職員が突然会話に入ってきた。

いわく

自分でやる、と旦那が言うならそうさせるべきだ」

男性というものは言われても家事をしない輩も少なくないのに、できた旦那さんではないか」

「そんな旦那さんにもっと感謝すべきなのに、掃除させてくれないと不平を言うなど論外」

といった内容で、そこから滔々と自分夫婦円満秘訣を語り始めた。

まあ、年寄りの多い職場だし、この手の自慢話や長話には慣れている。会話の断片から勝手にすべてを判断して相手を一方的断罪する人もこの人だけではない。同僚と二人、無難な相槌を打ちながら彼女の気の済むのを待っていた。

ちなみに旦那のいいところはこいつに言われなくてもわたしが一番よく理解しているし、だから日頃から感謝の念も当然のことだ。家事の分担にも今のところお互いに大きな不満はない。本当に完全に大きなお世話である

今回特にひどかったのが、わたしが何もわからずにいつも旦那の不平不満ばかり言っているしょうもない女だという設定で長々と話をされたことだ。慣れているわたしでもイライラした。が、横にいる同僚の直属の上司なので、作り笑いを絶やすことができないのもしんどかった(後で謝られてしまった)。わたしの目を見据えて低い声で「感謝の心よ。いいわね。」と凄まれときは、心底勘弁してほしいと思った。

彼女は盛んに「旦那との長年の共同生活で、いかに自分が広い心で彼を許し、受け容れてきたか。その上で家族円満にどれだけ心を砕いてきたか」と、妻として母としての自負を語る。その努力と忍耐をくさすつもりはまったくないし、そんな権利はわたしにも誰にもない。ジェンダーに悩み、苦しみながらの40年だったのだろう。彼女のように家庭と仕事を両立させてきた職業女性存在女性社会的地位の向上に大いに寄与したのだし、その苦労には敬意を払うべきだ、とも思う。

そういったもろもろを台無しにする行為を、彼女は今している。

苦労を語るのはいい。自負も当然あるだろう。わたしはそれらを尊重するし、尊敬する。

しかし、だからと言って目の前の女性自分の話に都合のいいたたき台にしてはいけない。

あなたにそれがあるのと同じように、わたしと夫の間にも、絆を育て守るためのかけがえのない努力の積み重ねがある。

それがわからない限り、彼女言葉には何の重みも生まれない。

もったいないな、と思った。


で、帰宅した。

定時退社デーだった旦那は、仲良しの先輩達と飲んで帰ってきた。

酔って饒舌になり、仕事愚痴を聞いてほしそうにしていたので二人で近くのラーメン屋に行った。

共通の知り合いについて

「◯◯さんが最近全然やる気なくてさー。このままだと不始末が俺のせいになるんだよー!」

「そうなんだ…。こないだも△△って問題起こしてたよね?」

「いや、そういうことじゃなくてさ!あれはいいの!…でさー、××さんは辞めるしさ。なんか自分でやってみたいことがあるんだって

「えっ、それは寂しくなるね。起業するの?」

「は?そんなわけないだろ、会社つくるのなんてそんな簡単にできないでしょ?」

みたいに、わたしの反応に対して旦那がムキになって否定する、みたいなやりとりが何回か続いた。

酔ってるのを差し引いても、そんなめいっぱい否定しなくていいのに、と一瞬思ったけど、次の瞬間、あっ、今日のアレやん、と思った。

外部の人間からわかったようなことを言われた感がして旦那イラときたんだろう、というのを悟った。

共通の知り合いと言ってもプライベートで会ったことがあるだけだし。

からもっと心地よく旦那愚痴を話せるような聞き方をしよう、と思い至った。

いいタイミング反面教師にはなったかな。おかげで夫婦円満のコツがまたひとつ体得できたよ。ありがとうなばあさん。

2015-05-27

http://anond.hatelabo.jp/20150527112144

収入不安定な特殊職業芸術系や文筆業など)の男性と、高収入で安定している職業公務員看護師など)の女性の組み合わせで

家事男性がメインで担ってる夫婦、ってのはたまにいるね。

妻がいざとなったら一馬力で夫と子供を養えるだけの収入、かつ出産しても失業しにくい職業である事と、

夫が妻に劣等感を抱きにくい、妻とは比較出来ない特殊職業である事が上手く行く秘訣っぽい。

これで男性が単なる就職失敗したフリーターだったりすると、大抵妻への劣等感で変な方向へ行って上手く行かなくなる。

逆に夫が大成功してしまうと妻を捨てて若い女と再婚、なんてパターンも多いけど。

2015-05-21

己を知って相手を知ることが人生を勝つ秘訣

自分能力性格と適正を知って、それにあう目標をたてること。

自分全然違うものを望まない。

些細なことで怒り発狂するタイプジャングルの王になろうとしない。

容姿が優れていないならアイドルを目指そうとしない。

歌が下手くそなら歌手になろうとしない。

勉強が好きじゃないなら医者になろうとしない。

但し、自分が苦手だと思っているのに、

向こうからやって来るもの、避けてとおれないもの

逃げないほうがいいけど

2015-05-15

http://anond.hatelabo.jp/20150515124051

人生秘訣

知ってるふりと 知らないふりをすることだよ。

2015-05-06

GW最終日

今日ゴールデンウィーク連休も最終日だ。

結局今回も家族を連れて出掛けたりして終わってしまう。

結局5日休みがあっても、自分がしたいことに使える時間というのは、ほんのわずかなんだよな(例えば増田に書き込んでいる今がそのわずかな時間だ。もっと違うことに使うべきかもしれない)。

まあ、結婚して子供もいるとそんなものだと思うし、それが嫌だから離婚したいなどと思うわけではないが、もっと自由にだらだら過ごしたいという気持ちはある。

結婚して子供もいるけど、休みの日は自分のやりたい事にたっぷり時間を使えている」なんて人はいるんだろうか?

そうしていても家族に不満を持たれない秘訣というのがあれば教えて頂きたい今日この頃

2015-04-14

成功秘訣

「全ての人に感謝しなさい」

嘘つけ

2015-04-02

利益神社/裏ワザ

利益について書いたのですがこういった話は大抵はオカルト超常現象の類に片付けられることがほとんどです。神社にいって御利益を祈願する。こういった経験受験生出会いを求める人々の間で意外にも多く執り行われているわけですが、日本人の原型的思考として神霊信仰、アニミニズムがあるでしょう。古来日本人は、神社に御利益を求めて参拝するだけではなく、すべての事物に神仏が宿ると信仰していたわけです。こういった思想日本人だけではなく、チベットネパールのような東アジアやまた、メキシコペルーのような南米でも見出されます。御利益を求めるというよりもすべての事物に神仏を観る。だからこそ、この種の民族では無益な殺生を嫌う性質が見出されるわけで、こういう話は西洋人にはなかなか理解し難いものであるでしょう。御利益の神社は、日本各地に存在し、未だに多くの人の信仰対象にされているわけで、近年のオウム真理教カルト思想代表されるスピリッチュアルムーブメントがあり否定的に捉えられがちですが、古来からこの国の原型的思想であったわけです。西洋は外に神を見出す一神教ですが、アジアのそれは内部に神を見出すというもので相違があります。御利益神社では、御利益を上げるためのコツや相談を受け付けています。また、各地にあるパワースポットについて詳しく紹介していきますが、まだ作成途上なので読む場合は、流し読みをお勧めしま神社や寺社での参拝時に関わらず、御利益を得る秘訣は、心を無にすること、ただこれだけです。このことについてもお話します。合掌

2015-03-21

起業を目指していたとき成功する秘訣はなにかいつも考えていた。

もう諦めた今にして思うのは、成功する人間と失敗する人間の差は、人を騙してもなんとも思わないかどうかで決まる。

罪悪感を感じる人は一生使われる側。

これマジで

2015-02-18

http://anond.hatelabo.jp/20150218173149

仮に聞いてもらえたとしても、翌日には忘れられている。それが円満生活秘訣

2015-02-14

なぜ自分職場の「仕事ができる事務女子」は

30近くで職場結婚してしまうのだ?

もちろん全員仕事続行していてキャリアも子孫も準備OK状態なので

そんなもんない俺はうらやましいが何か秘訣でもあるのか?

2015-02-01

レコーディングダイエット秘訣

朝昼夕、間食のメニューメモし、監督に提出している。

私は、週に揚げ物を2品までに限定されている。

しかし、スーパーなどで食品調達したり、ちょっとした買い物でコンビニに行くと、

からりと揚がった唐揚げコロッケメンチカツが私を誘惑するのだ。

彼らの蠱惑的な声で頭がフットーし、彼らを家に連れて帰ってしまう事もしばしば。

すると、揚げ物のリミットをあっという間に超えてしまう。

なので私は、監督に揚げ物を食べた事を報告しないようにした。

これで誰にも怒られる事なく揚げ物を食べられるのだ。

私は天才だ、自分自分が恐くなる。

先日の大会でも見事全勝優勝を成し遂げた。

結果は出している。

2015-01-25

ブログオフ会ってオフパコ以外に目的あるの?と思ってたけど

互助会の結束強めるために必要なんだね。

気持ち悪いとか思っちゃいけないんだね。

こういうのを積極的にやっていけるのが成功秘訣なんだね。

仕事でもブログでも、積極的に汚いことでも泥臭いことでも当然の様にやっていける人が成功するんだろうね。

ごめんなさい僕には無理です。

アクセス数気にしてどうするのって話もあったけど、誰にも見られないチラシの裏に書き続けるのは辛いです

やっぱりブログやめます。書きたいことがでてきたら、今後は増田ツイッターにしようと思います

2014-12-09

「一人の女性として接しなさい」の罠

子供が出来たあとも夫婦円満でいる秘訣として、パートナー母親として扱うのではなく一人の女性として魅力的だと接することと何かに書いてあった

から毎日スキンシップを欠かさないようにとちゅーしたりおしり触ってたりしたのだけど、ある日半ギレでやめてくれと言われた

ここで間違いに気がついたわけだけど、世の中大半の男性はそれ気付いてないんだと思う

それは、ここでいう「女性として魅力」というのは、決して「性的に」ではないということ

こんな話をしたら女性ははぁ?って感じかと思うけど、男性にとって女性の魅力ってやっぱり性的な部分が占める割合が大きい

何がいいたいかというと、「ちゃんと一人の女性としてみてよ!」って言われたら10割の男性エロいこと考えますよって話

逆を返せば性的に見続けている以上、男性にしてみてみればその女性を魅力的に感じてますよってことなのだけど、女性が認めて欲しい魅力的な部分って同性に求めるそれに近かったりしてますよね

から男性はおしりをさわろうとするし、女性は触られれば怒るんだろうなぁ

そんなこんなで、芸能人ファッションにあれこれ言ったり殺人事件とかに対しても好き勝手言ったりしながら、まるで友達同士のように振る舞うことで我が家夫婦円満を維持しています

ただひとつセックスレスという問題を除いては

http://anond.hatelabo.jp/20141208214051

を読んで思った

2014-12-07

はてな歴が長い自分アメブロ始めたらなんかあわなかった

タイトルで話終わってると思う人はそっ閉じ推奨。

はてな使用歴はかれこれ10年程度。

最近長年のストレスを潜り抜けることが出来た経緯があり、

自分の考えの整理をしつつ、ブログへの反応を見て自分特性再確認したり、考え方が響く人とはつながれるといいなと思いながらアメブロを始めてみた。

アメブロを使ってみた理由の1つは、今更過ぎると思いつつも、「どうせブログを始めるならちょっとはいずれは小遣い稼ぎできればいいなぁ」

という部分。

もともとデザインや、広告や、ユーザー層が合わないと思っていたのだが、色々疑惑はあれどアクセス数が多い&読者を獲得する簡単な仕組みに

乗っかろうと思ったのだ。あとでその気になればWordpressで構築すれば良いし。(とりあえず早く始めたかった)

が。

なんだろう。

はてなだとこういう口調で書いてもぜんぜん大丈夫と思うのだが

アメブロだとなんだか

妙に読者を意識した語り口調になって、全然自分思考の整理に没頭できない。

多分、ペタとか読者になるとか、下手な欲を意識してしまう仕掛けに気を取られるからだろう。

あと、速攻でつくペタやいいねユーザー属性が・・いやはてなは、それこそ誰かわかんないんだけど。

わー こんな人に共感されてる・・されたいのか・・自分? みたいな。

カテゴリーランキング上位も、この先をクリックしてメールマガジン申し込んでくださいとか

バイオプの秘訣教えますとか、

こんなん騙される人がこんなにいるの?みたいなブログが多くて。どこのブログサービスもそうなんだろうか。

自分も好きなこと書き散らして頭の中スッキリ、周りも面白いみたいなことをやるなら

やっぱコンビニ店長みたいにワーッと書き散らして、「うんうん、こういうの書くとほんと面白いよ」ってコメントしてもらうはてなのが

好きなんかなー。

ペタおねがいします(はあと) みたいなの合わへんわ。どーしよっかな~。

2014-12-01

マイルドヤンキー論とダサピンクの類似性

マイルドヤンキー」は単なる情報弱者

http://toyokeizai.net/articles/-/54586

http://b.hatena.ne.jp/entry/toyokeizai.net/articles/-/54586

これで思い出したのが、数十年前の主婦向け商品の開発現場の話。

おっさんばかりの会議の場で、「主婦バカから適当商品出してりゃ満足する」と言う認識をあからさまにして開発していた、んだそうな。

少し前にやたらと「女性視点を重視するのがビジネス成功秘訣」うんたらと言われていた時代があったけども

それはそれ以前に「女性視点は(例え女性ターゲットとした商品だろうと)完全無視」だった時代があった故なわけで。

勿論今でも「女はバカから適当商品出してりゃ満足する」と言う認識で開発された商品がまだまだ世に溢れていて、

それに「ダサピンク現象」と名付けて解説したのが先日話題になった↓の記事

http://d.hatena.ne.jp/yuhka-uno/20141123/1416735993

http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/yuhka-uno/20141123/1416735993

マイルドヤンキー論にしても似たようなものを感じる。

商品開発やマーケティングなどの現場多数派である「都会のエリート男性からしたら、

女性田舎者も「理解出来ないし理解するつもりもなければ理解したくもない」対象なんだろう。

でもビジネスとしてはそいつら向けの商品も出さなければならない。

かつての田舎者は都会に憧れていたから「これが今都会で流行ってるよ」と言うだけで食い付いてくれたけど

(と言っても中には食い付かない層も居て、それは無視されてただけなんだろう)

今の田舎者は都会に憧れないからそれが通用しなくなった。

さてどうするか、となった時に出て来たのが安易かつ見下し路線バリバリマイルドヤンキー論、ってわけだ。

きっと「都会のエリート男性が考えた勘違いマイルドヤンキー向け商品」、ダサピンクならぬダサヤンキー商品もあるんだろうな。

つーか、彼らはそんな仕事したくないんだろうなとは思う。

やっぱ人間自分が欲しいもの自分が良いと思えるものを作りたいのが当たり前。

女や田舎者向けのものなんて作りたくねーのに仕事から作らなければならないああ嫌だ嫌だって思ってるんだろう。

から見下さないとやってらんねー、ってのがだだ漏れ

でも「お客様」相手にそれじゃ駄目だよなあ。見下しててもいいけど、せめてそれを表に出さないようにしないとさ。

あと開発の独りよがり需要を反映しない勘違い商品じゃそりゃ売れないわな。他に代替物が無ければ仕方なく売れるかもしれないけども。

2014-11-27

かつての空き地花束を ― ニコニコ動画行方を想う


私にとってニコニコ動画空き地だった

http://anond.hatelabo.jp/20141118212618


上の文章を書いた後、

某氏が作り直す発言をしたので手向けを贈ります


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CGMは「他の誰かがお金を出して作った場所」を「俺たちの場所」と思い込ませて、規模を成長させるのが成功秘訣

http://artifact-jp.com/2014/11/20/cgm-success/


上のアーティファクト記事で上手く指摘されているように、

空き地プラットフォーム)を解放し、

蜜を塗り虫を誘き出すように酔狂なフリーク達を集め、

彼らの相互作用樹木共同体文脈から生成される文化果実)を

コンテンツとして刈り取り提供する事で利益を上げる…

これがまさにCGMと呼ばれるビジネスモデルである

YES、"ココ"(here)もそうですね。

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しかし、そのようなフリーク達の営みは決して強い物ではない。

運営組織原理として安易に規模の拡大を目指せば崩壊へと簡単に拍車がかかる。

規模の拡大は運営側フォーマルに改造を行う事で成される為に、

まずフリーク達が活動・参入しにくい環境変化をもたらす。

これは前の文章で「公園化」として述べた通りである

水清ければ魚棲まず。

そして、門戸を大きく開放した事により、

ステータスやそこに発生する金銭的利益を主眼とし、

それを得る為に評価される事を望み、

既存評価されている行為や物を真似し、

愚にもつかないクローンを量産するという、

属性主義的な人々の参入も加速していく。(例:HIKAKINクローン

結果、コンテンツの質は(相対的に)あっという間に下がり、

良いコンテンツを掘り出すのも一苦労。

フリーク達も嫌気がさして移り住み、

良くネット上で囁かれる"つまらない場所"に成り下がる。

もはやそこでは次世代を担うコンテンツが生み出されず、

運営過去遺産を使い回して食い潰すしかなくなる。(例:初音ミク


コミュニティの一生とは (コミュニティノイッショウとは) [単語記事] - ニコニコ大百科


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からこそ運営側は上手く距離を取った上で管理していく必要がある。

タダでさえ、フリーク達の木は枯れやすいのだ。

枝分かれ(分散化)し過ぎたり、大きくなり過ぎたりすると、

その構成組織構成員)がネタストーリー共同体文脈)を"追えなく"なり、

共同体意識コミュニケーション喪失組織崩壊を起こして倒壊する。

言うならば農業センスが求められているのである

フリーク達が根付き育ち易い土壌を作る為に土をいじり、

支え木、整枝、他の木を育てる為に光が届くような気配りも必要だ。

そうCGMにおける運営とは泥に塗れた地道な農作業なのだ

そこで初めて安定的に収穫が出来る。

から化学肥料(金)を振りまけば、木が生えるなどと甘く考えてはならない。

フリーク達はそんな物だけを目当てには簡単に集まらない

それは責任や拘束を伴うし、相互関係を阻害する物でもあるからだ。

嬉々として来るのはyoutuberの様な雑草だけだ。


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作り直さなければならないという状況に確かにニコニコは陥っている。

ニコニコというプラットフォームで固有コンテンツが育たず、

公式アニメ転載物という外来コンテンツランキングを多数占める様を見れば分かる。

このままではyoutubeなどと差別化出来ず、顧客を奪われて行くだろう。

からコンテンツを作り出すプロを呼び込もうと運営側は焦っているのかもしれない。

しかし、本当にそうならその場しのぎにしかならない事に気が付かねばならない。

それは一方的な"供給"であり益々ニコニコを「ただ見る場」にしてゆく行為に過ぎないのだから

本当に必要なのは「集まって簡単に楽しくワイワイ何か出来る場」なのだ

ユーザーはそういう"経験"が出来る"場"こそを求めているのだ。

そしてその場を地道に作って行くしかない。

ニコニココンテンツとはそもそもそういう物であった筈だ。

自分にとって関わりも物語も何もない第三者コンテンツならテレビで見られる。


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ベンチャー企業が名実とともに大企業となった途端、

ステータスを狙って繕う事と口先だけ回す事が上手な人々が横入りして、

実際"物"を作って来た現場主義エゴイステック情熱馬鹿人間を「融通が利かない」と追い出し、

組織原理追従して先人の遺産を食いつぶし落ちぶれていく様は良くある事だ。

そして、落ちぶれて行くのに気づいて焦り、某ナルドの様に明後日の方向に疾走していく事も。

しかし、踏みとどまり初心を見直して欲しい。

かつての空き地は、もはや無い。

しかし、かつての空き地に立つソレもまた好ましい物であってほしい。

かつての空き地の住人は昔を思ってそれを眺める。


2014-11-25

「嘘つき」が偉いとされる慶應伝統について。

NPO法人代表者が、小4年生になりすまし自民党に対して批判的なサイトを作った今回の事件。なぜ慶應生がこのような極めて幼稚な嘘をついたのか。誰もが首を傾げることだろう。

しかし、私はこのような事件が「慶應生」によって起こるのは自然だったと思っている。私は慶應義塾大学に数年前に一般入試入学したものだが、私が在学中の頃から、一般入試入学の者はこのような事件が起こることを危惧していたように思う。

ご存じの方はあまり居ないかもしれないが、某小学4年生が在籍していた慶應法学部入学者の、実に6~7割近くが推薦入試を経て入学しているのである。この比率日本大学でもトップクラスであったように記憶している。そして、特にAO(FIT)入試では、御存知の通り「面接」「論文」などで合否の大部分が決まる。海外大学のようにSATなどの筆記試験存在しない。すると、受験生はどれだけ面接で「取り繕うか」を覚える。取り繕うことが出来た人ほど、合格につながるからだ。

しかし、ただ取り繕うだけではダメであるちょっとした「ばれないレベルの嘘」を織り交ぜることが大切なのだ。例えば、親戚の家の雪かきをしたことを「ボランティア活動雪かきを行いました」などという、そのような「嘘」を織り交ぜることが合格秘訣なのである

活動の中身なんて殆ど無い、名ばかりのNPO所属し、面接では大きな顔で「NPO法人高校3年間、活動しました!」と主張すれば合格に一歩近づくということだ。

面接のみが重視されるということはすなわち、「いかにバレない嘘をついて自分を大きく見せるか」の試験になってしまっているのである。そして、その試験に晴れて合格した慶應生は「嘘をつく」ことの味をしめてしまう。努力もせず、適当自分を「大きく盛る」だけで、人生がうまく行ってしまったのだ、そう思うのも当然だろう。

さて、三年になると、彼らは自分の経歴をどれだけ美しく見積もるかに、再び全力を尽くす。入試対策と、慶應での2年間で培ってきた能力はここでも遺憾なく発揮される。中にはTOEICなどのスコアを偽る人も出てくる始末だ。先輩達から情報豊富なので「○○という企業TOEICスコアシートを提出させないから嘘をついても大丈夫」などという具合に、情報が至る所でまわってくるので、嘘をついても「ばれない」自信があるのだ。

これが慶應就職東大より良いと言われる"からくり"である

自己弁護をしておくと、私達一般入試組やセンター入試組はわりとこのような事を忌み嫌っていた人が多いように思う。実際に外部組はTOEICなども高得点比較的楽に取ることができていた。なので偽る必要もなかったのだ。

しかし、残念なことに、「どこまで嘘をついても大丈夫か」をAO入試で入った慶應生は研究する。サークルの先輩などから情報を集め、「ギリギリセーフ」のエントリーシート作成することに躍起になる。彼らにとっては良い就職こそが正義であり、嘘をつく事に対しては何の良心の呵責も感じないのだ。

当然である、彼らは面接慶應入学してきたわけである。そこでは、自分を粉飾し、大きく騙ることこそがよしとされてきた。そのような入試形式を経て入学してきた生徒なのだ。どうして、自分を「大きく飾る」ことに疑問を持てようか。

海外大学などでは確かに人物中心入試が行われては居るが、これらはSATGREなどの学力試験と平行して行われている。面接学力総合選抜を行っているのである。これは慶應AO入試とは全く違うものであると断言できる。今でこそ、多くの学校で導入されたAO入試だが、元々AO入試慶應で生まれ慶應で育ったものである面接だけの学力無関係入試は、慶應が作り上げたものなのだ。つまり、嘘をついて自分を大きく見せる事は、あえて言うならば「慶應文化であり、脈々と受け継がれてきた伝統」とも言えるだろう。

教授達は「面接で嘘は見抜ける」と考えてこのような制度を行ってきた。しかし、見抜けていないことは誰の目にも明らかだろう。とある塾などではNPOに入ることで自分の経歴「飾り」を行う事を推奨し、AO入試でラクラク慶應合格させていくという。

出来上がるのは、実績もない、学力もない、有るのはただ「自分を大きく見せる」という嘘つきの能力だけを持つ学生である。悲しいかな、一般入試入学した人は「自分を以下に偽るか選抜」で合格した人と机を並べて学び合うのである


この事件きっかけに、面接選抜のようなAO入試が廃止され、学力と人物どちらともを評価できるような入試慶應義塾が導入することを、慶應出身者としては祈るばかりである

2014-10-15

http://anond.hatelabo.jp/20141013145846

釣り認定で顔真っ赤にしてる人は、何に怒ってるんだろう。元記事に多少の脚色はあるのかもしれないけど、バイトから潜り込んで技能つける話なんて、ブコメで多くの人が書いてるとおり、普通ことなんだろう。ただ、おれにはこの元増田ラッキーなんかには見えないんだよな。普通に苦労してるんじゃないかな。それを強がって、良かったって言ってるだけだろ。

まぁ、そういう風に強がり続けるのが、上手く行く秘訣なのかもしれないけど、超タフなメンタルと行動力持ってないと就活失敗後の世界は生きていけないって言ってるようにしか聞こえないよ。この元増田就活生を応援しているようでいて、絶望与えてるんじゃないか?

2014-10-13

糞みたいな三連休

ここは糞みたいな日記を垂れ流しても構わない場所だと聞いたので思い切り垂れ流す。

1日目。

朝7時に起きて、1時間ジョギングをした。

俺は、童貞である言い訳を一つずつ潰していくと決めたのだ。

「俺って、こんなにマトモなのに童貞なのですよ!」と堂々と言えるために。

そのために、まずはだらしない腹を引き締める。

昼前に船橋ららぽーとへ行き、ジョギング用のシューズとウェアを購入した。

三日坊主にならないための戦略だ。モチベーションを保つ秘訣は出費なのだ

そのあとは人気があるらしいラーメン屋行列に並んだ。

美味かったけど、朝のジョギング台無しだ。

2日目。

から憂鬱で仕方がなかった。

昨日のジョギングのせいで体中がバキバキになっていたというのもあるが、折角の連休なのに誰とも会話していないし会話する予定もない、己の現状に嫌気がさしたのだ。

予定していたヒトカラも中止して、家で酒を飲みつつ漫画を読んだり、会社の気になる後輩の名前検索したりした。

気がつけば夜。バーに行くと出会いがあると聞いたので行ってみたが、そんなことは全くなかった。

壁に面した席で、独り黙々とナッツをかじるだけの時間だった。

帰りにコンビニチューハイを買って、家で飲んだ。

10時間位飲みっぱなしであることに気づき、俺はもう駄目なのかもな、と少し泣いた。

ちなみにこの日は二回自慰した。

3日目。

飲み過ぎと自慰のし過ぎと寝不足目眩がしていたが、ヒトカラに行ってきた。

俺は正直、歌だけは少し自信があるんだ。そして俺は歌うことが物凄く好きだ。

から独りでも歌う。

でも、ヒトカラはまるでオナニーだな、と思う。

一時の快感と高揚感。そして終わった後の虚しさ。

何も残らない感じ。

歌ったあとは酒だ。

ひたすら飲み続ける。

一応、プリン体ゼロを謳うビールチューハイを選んでいる辺りが、みみっちくて我ながら滑稽だ。

飲みながら自慰をして、更なる虚しさを味わったあと、猛烈な人恋しさに襲われてしまった。

結局、この三連休、誰とも会話をしなかった(店員等は除く)

こんな生活をいつまで続けるのだろうか。

刺激が酒と自慰カラオケしかないなんて、もうウンザリなんだよ。

10年後もこんな感じで生きているのか?

想像したくない。

2014-10-06

http://anond.hatelabo.jp/20141006225613

この話より、うんと小さな話だけど。

社員10人足らずの某社にも「社長お話をお伺いしてビジネス秘訣などをお伺いしてネット放送したい」みたいな営業が来るんですよ。超小企業社長の話なんて本人が話したがっても、誰が好き好んでみるんだよ…

最初はあまり金の話をしてこないので、どの位持ちださせられるのか知らないけど。今のところオレが社長の目に入らないように握りつぶしている。

なんでか判らないけどそこそこ有名企業社長客寄せパンダ的にインタビュー受けてたりして、出たがりをその気にさせるように、なかなか工夫されてるんですよ。

2014-09-25

精神科慢性期病棟で働いて一年経った(長文)

昨今では忌み嫌われる長文で、たいして面白くもない内容なので誰も読まないだろうが、それでいい。

軽く自己紹介精神科病棟で働きはじめて一年になろうとしている。看護助手契約社員。今年で21歳になった。

一浪して合格した、世間的には難関と認識されている、都内の有名私立大学()を半年で退学して、今の職場に入った。高卒資格なしで将来食っていけるか不安なので、不況でも食いっぱぐれないと聞く、看護師を目指そうと今は考えている。それ以前はコンビニアルバイト日雇い倉庫作業くらいしかしたことがなかった。退学した理由はくだらない。授業に出席せず、単位取得における必須出席率(三分の二)に満たなかったので、留年がほぼ確定していたかである受験当初から志望校などなく、勉強もさほどせず、たまたま合格した大学にとりあえず入ったという塩梅で、絶対に卒業しなければならないという意志もなかった。中流家庭で経済的には比較的恵まれていたので、仮に努力さえすれば(一般的大学生にとってはそれは努力ではなく普通ことなのだろうが)一留したとしても卒業はできたはずである。まったく親不孝な息子である

わたしが働いているのは比較的症状が安定した患者が療養する慢性期病棟である患者の平均年齢は65歳くらいで、ほぼ全員が統合失調症患者である。平均入院年数は約15年である医学的知識に乏しいので統合失調症とは何かといった説明はしないが、約100人に1が罹患するとされている疾患である自分の身近に統合失調症を患った者がいても珍しいことではない。事実、わたしの身内にも罹患者がいる。距離的に頻繁に会うことはできず、ほとんど疎遠である自分と年齢が近いこともあり気にかけている。

病棟で働いていくつか思ったことあるので適当に書き連ねる。

慢性期の開放病棟とは言え、当然ながらそれは院内における開放という意味であって、自由に院外に出られるという意味ではない。あたりまえのことだ。また患者各々の処遇によって、院内開放の認められる患者とそうでないものがいる。前者は全体の三割ほどだろうか。それ以外の患者看護師同伴での外出の外は、ほぼ365日病棟内で過ごすことになる。彼らの生活は異常なほどに規則正しいものになっている。規定時間に起床を促され、看護スタッフ監視(長年にわたる薬の服用がもとで嚥下問題がある患者が多く、誤嚥で窒息する恐れがあるため)のもと朝食を済ませ、その日が入浴日であれば風呂に入るよう半ば強引(彼らは清潔観念が乏しく風呂嫌いが多い)に促され、昼食を食べ、自主参加ではあるが作業療法に参加し、夕食を済ませる。食後は各々に処方された抗精神病薬を服用し、就寝前には看護用語でVDSと呼ばれる就寝前薬を服用し消灯、就寝となる。もちろん彼ら全員がすんなりと眠ってくれるわけではないので、必要に応じて追加薬として眠剤さらに服用させる。それでも睡眠ゼロ時間で朝をむかえる患者もいるが。

規則正しい生活健康を保つ秘訣であるとは言われるが、物事がすべて規則的に進む環境に長く置かれれば、精神的に健康人間でも何らかの精神症状を示すようになるのじゃないかと思う。何事も適度にやることが大切である。仮に自分が彼ら患者と同じ生活をしてみるとなれば、1ヶ月も耐え切れないのではないか。

普通の人から見れば異常な規則生活を強いられているばかりでなく、彼らはプライベート空間を与えられていない。病室は4人1部屋の総室であり、ベッドにはカーテンが備え付けられはいるが、必要とあればスタッフが遠慮無く開けるのでプライバシーの確保としては機能しない。唯一例外として挙げられるとすれば個室トイレであるが、それでも外側から簡単に鍵を開けられる。もちろん理由はある。ここは精神科である患者を1人にするのはリスクが伴う。その最悪のリスク患者病棟内で自殺するというケースだ。自殺するのに銃もロープも包丁必要ない。タオルシーツ1枚で十分である。首を吊る必要もなく頸動脈を絞めれば尻をついた体勢でも逝ける。患者希死念慮の疑いがあれば、保護室と呼ばれる個室で隔離し、常時モニターで観察する。必要であれば拘束帯で手足、体幹を拘束する。それは仕方のないことである個人的にも思う。そのようなことがあれば直ぐに訴訟になり、病院だけでなく医師看護師資格を有していない看護助手裁判にかけられるのである人間が外部との接触なく常に1人きりで長時間過ごすことに耐えられないのは、拘置所などにおけるSolitary Confinementが精神に及ぼす悪影響を鑑みれば明らかであるが、それでも生活の中に1人の時間を設けることは精神の安定にとって非常に重要なことである

一日の中で病棟が最も活気にあふれるのは3時のおやつ時間である患者小学生の小遣いほどの小銭を握りしめて、病院に併設された売店へと向かう。わたしも幼少時代、同じように手汗にまみれた小銭を握りしめ駄菓子屋へ足を運んだ記憶があるが、自分より2回り以上年齢を重ねた彼らが喜びと興奮の面持ちで売店に赴くのである。もちろん離院されては困るのでスタッフ同伴である。なかには1時間も2時間も前から「○○さん、おかし」とこちらが辟易とするほど頻回に訪ねてくる患者もいる。そのたびに「△△さん、時計見てください。今何時ですか?3時まで待ってくださいね」と説明する。しか時間を把握することができないのか、理解に乏しいのか、その後にわたって同じやりとりが何度となく繰り返される。そしておやつ時間が近づくと、患者詰所ナースステーション)に詰めかけて「かいものかいもの」の大合唱がはじまる。入社して形式的研修を終え、病棟で働きはじめた初日、その光景を目の当たりにし、「これはなにごとか、いったい今から何が始まるんだ」と誇張なしで思ったものである。一度に売店へ連れていけるいけるのは、多くて5名である。それに対して2名の看護スタッフが同伴する。離院のリスクが高い患者はマン・ツー・マンで対応しなければならないので、業務の都合上、最後に後回しにしざるをえない。この対応に納得のいかない患者は時としてもの凄い険相でこちらを睨みつけたりもするが、申し訳ないが待って頂く。いざ売店へとたどり着くと、患者菓子の並ぶ棚を物色し、各々お気に入り菓子飲み物十中八九コーラである)を買うのだが、彼らの選択肢はさほど多くはない。金銭的な問題もあるが、誤嚥のリスクが高い菓子類(特にパンや、硬いもの)は遠慮してもらう。病棟へ戻り、スタッフの目の届く範囲のテーブルで購入した菓子を食べるのだが、彼らの食べる、飲むの早さは尋常ではない。これは食事においても同じであるコーラを飲み干す早さは、ハイキングウォーキングQちゃんにも引けをとらないだろう。

余談だがこの病棟にはデイルームに自動販売機が1つ設置されているのだが、患者が選ぶのは常にコーラであるコーラの横に並ぶ水やお茶などを患者が買う場面を見た試しがない。聞くところによるとこの傾向はこの病棟病院)に特異なものではないらしい。特にかくコーラの消費量が半端ではないのである。1日になんども業者コーラの補充に来る。仮に1日のコーラ販売数が最も多い自販機であったとしても驚かないだろう。

ここで少しOT活動作業療法)について触れておきたい。その内容ではなく病院経営観点から見た作業療法である。わたしは不勉強参加者1人あたりの診療報酬がいくらで、具体的に自分の働いてる病棟で月あたりどれほどの利益が出ているのかといったデータは知らないのだが、現状でも結構な額の利益を稼ぎだしているようなのであるしかしそれ自体はなんら問題ではない。病院利益を出さないかぎり存続が危ぶまれるわけであり、それは結果として直接的に患者不利益になるので致し方無いだろう。しか病院経営者としては、さらなる診療報酬の増収を求めて参加者の今まで以上に増やすことを病棟プレッシャーをかけてくる。だが経営観点からのみ作業療法を考えるのは、本末転倒であり、本来の作業療法の意義を見失いやしないだろうか。普段活動意欲の乏しい患者たちの他者交流する機会の場を提供したり、同じことの繰り返しである日常に些細でも刺激や楽しみを見出させ、活動意欲の向上を目指す。わたしは作業療法士ではないので専門的な知識はないが、研修とき作業療法士からそのような目的を聞かされた記憶がある。作業療法は任意参加である。もちろん参加したほうが治療的には望ましいことは間違いないが、患者自身活動に対して主体的にならなければ効果は期待できない。仮に活動に参加しない患者には売店へ行かせない等のやり方で、強制的に参加を促したところで継続しないのは明らかで、それ以前に患者自身の金でおかしを買わせないとなると人権侵害である。ある患者は「おもしろくないから、わたしはいいよ」と参加を断り続けている。確かにプログラムマンネリ化していることは否めない。病院作業療法士仕事に対して不真面目であるからではない。みな限られた予算のなかで真面目に患者のことを思い必死でやっている。要は作業療法で得た診療報酬はどこに還元されているのかという話なのである。言うまでもなく、参加をしぶっている患者に対して毎日声掛けしている現場スタッフには還元されない。それは別にいい。しかしOT部門への予算を増やす給料面で還元するなど多少はできないのだろうかと常々感じている。慢性期病棟ほとんどの患者退院が見込めないため、患者を金づるにし作業療法による診療報酬利益を出そうとう考えなのだろうか。これは完全なる愚痴である

わたしは今まで目的も夢もなく堕落的に生きてきたので、それゆえか「生きがい」だとか「なぜ人は生きなければいけないのか」といった面と向かって口にするのは恥ずかしい問題だが、漠然と考えてきた。

いままでは、どちらかと言えば普遍的命題として考えていたのだが、統合失調症を身内に持つものとして、同じ疾患の患者毎日のように接触を持ち、「彼らに生きがい、あるいは生きる目的があるとすれば、それはなにか」といった具体的な疑問に変遷していった。

ある患者病棟での生活で一番楽しいことはなんですか、と尋ねたところ「(部屋の窓から)道をみること」という答えが返ってきた。わたしから見れば、そんな些細なことが彼女にとって一番楽しいことなである。別の患者は「婚約者結婚して二人で暮らすこと」だと言う。彼には婚約者もいなければ彼女もいない。すべて妄想なのであるしかし誰が「あなたの言ってることは妄想によるものですよ」などと否定できるだろうか。このような閉鎖的な環境で長年生きていれば、自分虚構世界をつくりあげてそれにすがって生きていくしかないのではないかと個人的には思う。

精神疾患に対して偏見を持っている者は多くいるだろう。わたし自身も実際に今の職場で働き始めるまで偏見を持っていただろうし、今も偏見はあるだろう。偏見というものは概して無意識のうちに身体に染み付いているものであって、「わたしは○○に対して偏見はありません」などと平気で言う人々は疑ってかかったほうがいい。自分のなかに偏見があることを自覚し、それを少しでも減らしいくことしか我々にはできない。ちなみに今までこの文章は、一つの精神病院にたった一年しか勤めていない人間が書いたものなので多分にいろいろなバイアスがかかっていることだろう。

(追記)

ここで、わたしは実際のところ統合失調症患者です、つい先日退院しました、と書けば結構釣りになるのだろうが、残念ながらそうではない。

上記の文章を読まれたかたは、鬱屈した患者たちの姿を想像されるかもしれない。彼ら患者たちは、閉鎖的な環境長期間に渡る入院生活を余儀なくされている。憐れむべき現実だろう。病棟に飾られた造花の紅葉では秋の匂いを感じさせてはくれない。夏が過ぎ去った後の秋風の涼しさを感じることもできない。しか患者たちの表情は思いのほか明るく柔和である。無論、ついさっきまでニコニコとしていた患者が、いまにも殴りかからんばかりの表情に急変することは多々あるのだが。概して、彼らは彼らなりに現在環境適応し、楽しみを見つけながら生活している。

彼らは退院することな死ぬまで病院で過ごすことになるのだろうか。慢性期病棟長期間入院する患者退院が難しいことは言うまでもない。特に高齢者となると退院後の受け入れ先が限られてくる。また患者自身退院したいという意欲に乏しいという場合もある。それもそうだろう。入院生活が十数年にも及ぶとなると、社会復帰をためらうのも無理もない。病棟の五十代のある患者精神症状もほとんど見られず、一見して彼が精神障害者であるとは思えない。人当たりの良いハゲのおじさんといった風貌である精神保健福祉士が先頭に立って、退院実現を図ろうと粘り強く退院促進をすすめている。退院後は病院デイケアを利用してもらう計画である。それでも普段多弁である彼は、退院という言葉を聞くとそっぽを向いて耳を貸さない。

ショーシャンクの空に』という映画がある。有名な映画なので観たことのある人も多いだろう。そのなかでモーガン・フリーマン演ずる囚人レッドがこんなことを言う。

「あの塀を見てみろ。はじめは憎らしく見えるだろうが、しだいにそれに慣れ、しまいには依存するようになる」

わたしは退院をしぶる彼を見て、長期入院している精神科患者も似たような心境の変遷をたどるのかもしれないと考えることがある。ホームレスと違い、入院していれば働かなくとも毎日腹を満たすことができる。そのかわり自由制限されるが、ときとして自由は重荷にもなりうるのであるしかし彼は年齢的にまだ中年であり、やりたいことも多々あるだろう。彼が恐怖心を断ち切り、入院生活に終止符を打つことを願っている。ダメだったら戻ってくればいいいのである

精神科で働いてわかったことは、統合失調症という人格存在しないという当たり前の事実である。彼らには統合失調症という共通項があるにしても、性格精神症状も皆異なる。それがこの疾患のおもしろいところと言うと語弊があるかもしれない。しか患者と日々接するのは、うんざりするどころか楽しいである。たまに患者ヤクザ口調で怒声を浴びたり、軽く殴られたりもするが、病気のせいだと考えれば、それも仕事だと思える。頓服薬を服用して落ち着いた患者は、自ら「さっきはごめん」と謝ってくる。わたしは「べつに気にしないでいい」と答えるだけである

最後に、ある六十代の患者さんは「葬式ないよね?」と頻回にスタッフに尋ねる。彼女が「姉さん」と呼んでいる妹さんが死ぬという妄想があるようで、妹の葬式はないかと確認しているのである。とりわけ、わたしに対して尋ねてくる。恐らくはわたしが坊主頭で、彼女に坊さんと呼ばれているからであろう。わたしが実際に坊さんではないことは理解している様で、ある時冗談で、「○○さん(彼女)が死んだら、葬式は僕に任せて下さいね」と言うと、彼女は笑った。ブラックジョーク理解するだけのユーモア精神のある患者さんである

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