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はてなキーワード: 救急車とは

2021-08-24

家族が気の毒と感じた患者ベスト3

3位:徘徊する患者

ちょっと目を離したスキにとんでもないことをやらかしたりする。

下手すると迷子になっていなくなる。

防災無線で一番多い面倒事

2位:奇声をあげたり暴れたりする患者

おとなしい時はおとなしいが、一度癇癪を起こすとしばらくうるさい。

施設に預けたくとも嫌われて追い出されるタイプ

1位:体調が悪いのに病院へ行ってくれない患者

癌などになっておきながら定期的な通院を拒み、その痛みで救急車を呼ばなけりゃいけない状態になっても拒み続け

強制的救急車を呼んでみても、本人が拒み続けるために救急隊員も何も出来ず、時間だけを奪い、

さらには家族の安眠、安らぎ、安心を全て奪い続け、死ぬまで迷惑を続けるタイプ

一番の癌が本人だという。

2021-08-23

anond:20210823123012

ビックサイトならトラック搬入路があるから救急車が直に入れるし、空調もオリンピックに合わせて新調されてる。

ベッドは選手村ダンボールベッドが流用可能

壁は少ないかパーティション自由区分け可能

今ならオリンピック用に貸し切ってる割にろくに使っても無いから流用も可能

なんなら上から下を見下ろせる上に管制出来る放送室も付いている。

トイレとかも当然完備。

1から建てるってワケじゃないんだから出来るんだよ。

2021-08-22

今日博多駅の様子

雨がフッたりやんだり

ヒトデが少し少ないかなーくらい

少なく感じるのが雨のせいかコロナ緊急事態宣言のせいかからない

ただ目立ったのは、若いカップル

にこにこおててつないでたのしいねーみたいに歩いてるやつ多すぎ!!!

あとマクドナルドちょっとのぞいたらマスク外してべらべらしゃべってるカップルとか若い女性グループ多すぎ!!!

そりゃ若者のせいにされるわ

でも昼頃に救急車駅構内から運ばれてたのあおじいさんだったけど

ちなみにおれは若者じゃないし必要な買い物をしにひとりでいってひとりでかえったよ

一人暮らし救急車も呼べず死んでるパターン、どれくらいあるんかね。

保険救急車を呼ぶなってブコメもあったよな

あれ見て120番できない増田もいそう

anond:20210822002431

せっかく読んだのにタイトルの「救急車を呼ぶタイミング」がどこにも書かれていませんでした。

長文を読んだ末に「帰国者接触電話相談センター相談だ!」とか言われても意味わかりませんよ

基準をただ書き並べて、結局よくわからないという〆は読む側にストレスを与えます

簡潔に「日中に、酸素飽和度が93%を超えたら救急車を呼べ」でいいでしょう

日中に、酸素飽和度が94%を切ったら救急車を呼べ

今、コロナで自宅待機を続けている方へ

自宅で急変して亡くなられる方や

救急車内で入院先が見つからず結局自宅に帰されたなどのニュース

明日は我が身と気が気でない方がおられると思います

自分大丈夫だろうか、いつ保健所救急車を呼べばよいかと悩まれている方もおられるでしょう

私は都内の中規模病院コロナ患者の受け入れ調整をしています

ここ数日は毎日100件ほどのコロナ患者受入要請お断りしています

受け入れについてはタイミングもあるのですが

確実に受け入れができない基準があるのでお知らせしま

あなた入院難民にならないように

あくまで当院の受入れの可否基準ですが、参考にしてください

病院スペックですが、中規模病院とはだいたい300床以上のベッドがある病院と思ってください

コロナ患者用のICU集中治療室)が1室あります

クモ(ECMO)はありません

コロナ専用病棟は2つフロアがあり計30床あります

今までは陰圧フロアだけだったのが最近増床しました

300床の病院なのに30床しか確保できてないの?と思われるでしょう

通常の大部屋入院は4ベッドで1室なのをコロナ患者さんは1室1人で使うので

30床でも単純計算120床分のスペースを使用しているのです

おかげでコロナ患者以外の入院の受入数がかなり減りました

さて救急から受け入れの要請が来るとまず確認するのが酸素飽和度です

当院はエクモがないので重症者は受け入れません

中等症Ⅰの患者までです

厚生労働省では患者の症状を「軽症」「中等症Ⅰ」「中等症Ⅱ」「重症」の4段階に分類されています

中等症Ⅰとは酸素飽和度が93%-96%の患者です

中等症Ⅱの患者には酸素投与が随時必要となるので当院では対応できないのです

通常の病床をササっとコロナ病床にした程度の病院はどこも同じ受け入れ基準かと思います

なので92%以下の患者はそれだけで受入不可となります

93%以下で息苦しい方は今すぐ対応必要です

そしてじゃあ自分は93%になったら呼べばいいのかと思わないでください

時間帯が診療時間であることも重要です

なぜならその日宿直の医師が呼吸器の先生とは限らないからです

診療時間外は私のような調整人もいないので救急から要請

警備員が当直医師に直接確認しま

恐ろしいですね

整形外科の宿直医師酸素飽和度93%の患者を受け入れる事はありえません

入院手続きもできないので病室も決まりません

それから持病をお持ちでしたら各科で調整が必要になります

主治医のいる病院とのやりとりもできないので時間外の受入はやはり難しいです

コントロールの難しい病気をお持ちの方は診療時間内でも

93%以上でも受け入れの確率は下がってきます

なので平素は健康な方でコロナ罹患された方は

病院診療時間内で酸素飽和度が94%になりそうであれば

帰国者接触電話相談センター相談したほうが良いです

ちなみに急変しやすいのは罹患後1週間後程度らしいです

あなた入院難民にならないように

そして適切な治療が受けられますように願っています

追記 帰国者接触電話相談センター相談したほうが良いです=救急車を呼ぶタイミング

よろしくお願いしま

あと題名替えました

2021-08-21

コロナに気をつけるのは「臆病」「仕事サボりたいだけ」という精神論から未だに逃れられない

マスク着用や換気、リモートワークを呼びかけるたび、

いい大人が怖がりすぎ、みっともない

みんなマスクなんかしてないよ

せっかく冷房きかせたのに窓開けるなよ

体張って出てる人いるのに自分だけ家で?ずるくない?

みたいなことばっか言われて

東京救急車呼んでも来ないというのがいまだに信じられないし

色んな意味でもう勘弁してほしいよ。。

国が頼りにならないと言いながら フェスに行くヤツ

行くのは勝手だが、その後家に籠ってじっとしとけ!救急車も呼ぶな!

anond:20210821075736

>「政権担当能力のある自民党」の議員の皆さんは何やってんのよ?

 

墨田区運営しました

 

 

 墨田区のスゴさ


 

 墨田区は、50代のワクチン接種率が65・1%、40代が58・3%と他区を大きく引き離す。さらに自宅療養の割合が増えている現段階においては、自宅療養者への医師+看護師訪問診療オンライン健康観察、軽症で重症リスクの高い患者への抗体カクテル療法、区独自の優先病床20床を活用した中等症患者治療回復後の自宅への下り搬送と、「地域完結型」のコロナ戦略を打ち立てている。

 

 人口27万人の墨田区では、都立墨東記念病院(765床) が感染症指定病院として重症、中等症の患者を引き受けている。そのほかは同愛記念病院(403床)と200床以下の小さな病院が幾つかあるだけで大学病院はなく、町場の診療所が地域医療担い手だ。けっして医療資源が豊かとはいえない墨田区が、どうして先駆的なシステムを築けたのか。

   

じつは、墨田区の独行の始まりは、厚生労働省専門家会議(現・コロナ対策分科会)がPCR検査抑制していた昨春にさかのぼる。連日、墨田区保健所には区民から「熱があるので検査をしてほしい」と電話が入った。

 

 大多数の自治体キャパティ不足を理由検査を断っていたが、新任の保健所長、西塚至氏は「必要検査はすべてやろう」と職員鼓舞。自前の検査施設を立ち上げ、保健所医師自ら検体を採取した。西塚氏は、PCR検査の拡大に踏み切った医学的背景を、こう語る。

 

 「新型コロナ感染症では感染者に症状が出る前からウイルスが体外に出ており、かつ症状の強い人ほど多くのウイルスを体外に出すわけでもない。SARS(重症急性呼吸器症候群)やインフルエンザのように、発熱した人から感染源をたどっていくことはできないということを、武漢からチャーター帰国便の感染者や、横浜に入ったクルーズ船の感染者を数多く診療した墨東病院医師から聞いていました。従来の常識通用しない。無症状の人までPCR検査を広げないと感染者を特定できないとわかったのです」

 

 墨田区は、保健所に最新鋭の検査機器を導入し、民間検査会社を誘致して検査キャパを拡大。クラスターが発生すれば「ローラー作戦」と呼ぶ大規模検査実施し、陽性者を隔離する。

 

 その一方で、西塚氏は区内の医師会、診療所と病院責任者が参加するウェブ会議を立ち上げ、行政医療機関との連携を図った。

 

 昨年暮れから今年初めにかけての第三波では、ウェブ会議病院間の情報を共有し、回復した高齢患者地域の七つの病院が受け入れる「下り搬送のしくみを機能させる。墨東病院回復した患者は、次々と地域病院に送られ、病床の逼迫が解消された。

 

 

 保健所を大増員


 

 こうした積み重ねの先に、第五波の現役世代対応型の医療システムが構築されている。西塚氏は、その基本的な考え方を、こう説く。

 

 「公衆衛生(パブリックヘルス)を担う保健所役割は、インテリジェンス(情報分析)とロジスティクス(兵站)です。住民の心と体の健康を守るために地域に何が足りないか資源はどれぐらいあるか分析し、先を読んで人やモノを調達する。検査能力が足りなければ自分でつくればいい。住民ニーズは高いのです」

 当初、10人だった墨田区保健所マンパワーは、人材派遣会社から保健師(看護師)や区役所の他の部署から応援を含めて約100人に拡大している。西塚氏らは、今年5月、第四波で医療崩壊に見舞われた神戸市から医師を招いてウェブ会議で話を聞き、明日はわが身と病床の拡充に乗り出した。

 もともと墨田区には四つの入院重点医療機関」があり、そのなかの一つに区独自運用できるコロナ病床を13床確保していた。軽症者用の病床だったが、この墨田区優先枠を一挙に60床ちかくまで拡張するよう病院要請した。

 病院側は、これに応じ、7月初旬から墨田区優先病床が稼働する。さらに60床のうちの30床を中等症対応グレードアップ。そのうち20床が墨田区優先の中等症病床とされた。酸素投与やステロイドが使えるようにして8月上旬から中等症患者を受け入れている。

 

 

 オンライン診療軌道に乗った


 

 並行して、自宅療養者への医師訪問看護ステーション看護師の往診、オンライン診療による見守りを軌道に乗せた。8月6日時点で、墨田区には自宅療養413人、入院60人、宿泊療養126人の感染者がいる。全体の約7割が自宅療養だ。西塚氏は、自宅療養と墨田区優先病床の連携について、こう語る。

 「今回の波は、若くて軽症の患者さんが多いのですが、頭が痛い、お腹が痛い、薬が効かない、食べられないという自覚症状で重症だと思い、病院に行く、救急車を呼ぶ。つまり患者さんの不安が病床逼迫の大きな要因の一つなのです。その不安を減らし、安心の灯をどれだけ見せられるかが勝負です。だから往診やオンライン診療でひんぱんに連絡を取って、軽症の説明をし、治療をして落ち着いていただく。

 

 そして、もしも症状が悪化して中等症になったら、区の優先病床に入っていただく。ただ、この病床は区民共有の医療資源ですから回復したら休日でも夜間でも、退院していただき、ベッドを空けて、次の方が入れるようにする。10日間の療養期間中であれば民間救急車で自宅までお送りします。

 

 できるだけ軽症のうちに重症化の芽を摘む。そのために抗体カクテル療法も行っています

 

 海外治験入院・死亡リスクが約70%減らせるという抗体カクテル療法、まれインフュージョンリアクション(急性輸液反応)というアナフィラキシーショックに似た副反応も起きることから、国は登録した医療機関への入院で、発症から7日以内などの条件をつけて使用を認めている。

 

 墨田区では四つの入院重点医療機関が登録。軽症でも抗体カクテル療法の条件に合う人がいれば、区の優先病床で実施する。同愛記念病院では、7月下旬から8月10日までに16人の患者抗体カクテル療法の点滴治療を受けている。

 

 「区内の全症例を把握しているのは保健所ですから重症リスクがあって、比較的反応のよさそうな若い患者さんに抗体カクテル療法を受けていただいていますお金があろうが権力を握っていようが関係ない。公正に重症化しやすい方を見つけて、区の病床に入っていただく。いよいよ病床が足りなくなった場合に備えて、酸素濃縮装置を確保して、24時間対応医師が往診し、ステロイド剤も在宅で投与していただく態勢をとっています

  

 

東京都では「自宅療養者のフォロー」も崩壊…そのウラで際立つ「墨田区の凄まじい戦略

https://news.yahoo.co.jp/articles/9594f7c90d5b5d23d30b78a39d30079fbe345497?page=2

フジロックが叩かれてるけど

日本全国からアーティスト関係者客があの規模で集まっているわけだから、客数を減らしてるとはいえ隠れ陽性者による感染が発生しないわけがないのは前提として、

フジロックを叩いてる人は自分の加害性をどのくらい意識しているのだろうか。それとも自分は潔癖だと信じているのだろうか。


フジロック行くやつらは地獄に落ちろ」なんてエントリとか、「フジロックに行くやつらは人殺し」というツイートを見かけたけど、

https://twitter.com/search?q=%E3%83%95%E3%82%B8%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%80%80%E4%BA%BA%E6%AE%BA%E3%81%97&src=typed_query&f=live

例えば、そういう人たちって自動車に乗らないのかな?

流通だったり救急車だったり、現代社会にとって限りなく必要である場合もあるけど、個人である自分たちは車に乗って仕事に向かったり不要不急の買い物や旅行に使ったりしているのがほとんどではないだろうか。

自動車ってハンドルアクセル捌きを少しでもミスったら他人を一瞬で殺せる機械だけど、みんな当たり前の顔をして乗っている。

もちろんそんなことがないように免許というシステムがあるし、事故を起こした場合刑事罰が課せられるわけだけど、殺された人が帰ってくるわけではない。


テレビをつけると、東京に住んでいるはずの芸人が当たり前のように地方の朝の生放送番組に出ている。

しかも、彼らの仕事密室マスクせずに喋ることだ。ロケ行く時は効果あるかわかんないマウスカバーしてるし。

もちろんPCR検査日常的にしているのは分かっているけど、コロナ地方に広める可能性は否定できない。

仕事出張によく行く人とかも同様。リモート会議で済む場合もあるだろうけど、わざわざコロナ禍で感染する/させるリスクを冒して出張する理由説明できる人はいるのだろうか。また、満員電車に乗っている人たちはいいのか。

俺の職場ではリモート会議だとマスク外して喋ってる人たくさんいて末端の自分は恐怖。

百貨店とかスーパーに行けばマスクつけているけど店員がベラベラと喋りかけてくるし、レストランでは酒がなくても複数人で会食している人はザラにいる。

そんな話をし始めたらキリがない。規模感が問題なのだろうか?


アーティストのお前はオリンピックに反対していたくせにフジロックに出るのか!ダブルスタンダードだろ!という意見もよくわかる。

でも実際オリンピックのどこに反対していたかは人によって違うので、ひとくくりにできない。

オリンピックに反対だけど選手応援してる人もいれば、選手は辞退すべきだと主張をする人もいる。反対の理由賄賂疑惑感染問題などそれぞれだ。

オリンピックフジロックの違いも無視すべきではない。オリンピック運営の多くは税金(とスポンサー等)を使用しているがフジロック基本的にはチケット代(とスポンサー等)で賄われている。オリンピックでは世界中からたくさんの選手関係者が来るが、フジロックの人流は基本的日本国内に限られている。

公費公費ではないか。また、規模の違いを考える必要はあるだろう。

実際、ラムダ株に感染したオリンピック関係者来日していたことが大きな問題になっている。


実際フジロック関係者がどのくらいの補償をもらっているかは分からないが、おそらく「フジロックを開催しなければいけない」切実な理由存在しているのだと思う。

https://www.festival-life.com/85475

それはカルチャーお金の両方だと思う。

上の記事にあるようにフジロック場合関係者とは運営側だけではなく、開催する湯沢町宿泊施設なども含まれる。

そうなると「湯沢町の人が困ってる・フジロック関係者が困っているから、感染拡大必至のフジロックを開催していいと思っているのか!」という話になるかと思うけど、

最初に言った通り、その加害性の線引きをどこに持っていくかという話になる。現代では会社お金を稼ぐためだったり、一個人個人的な理由で車に乗っているわけだよ。

自治体OKしてるから問題ない」なのか、「できる限りの感染対策をしているか問題ない」なのか、「ルール厳罰化しているか問題ない」なのか、「危険でも社会にとって有益であれば問題ない」なのか、とかね。

音楽」とか「娯楽」だから、とか「オリンピックGo Toキャンペーンを叩いてたダブスタ野郎」だから安易に叩いていいみたいな風潮をものすごく感じる。


@lr_ishy

フジロックに出演するか辞退するかアーティストに悩ませてる政府が悪い」みたいなツイート見たけど、いくらなんでも責任転嫁しすぎじゃないか旅行行くかどうか、自分で決めてるよ?私たち

https://twitter.com/lr_ishy/status/1428688588691017741

こんなツイートに1700件以上もいいね!がついている。客はともかく出演者にとってフジロックは「仕事である旅行に行って金もらえるかよ。


じゃあフジロックが開催されないためにはどうすればいいのか?

つまるところ「金がない」に尽きるのだと思う。彼らも自分たちの仕事生活を守るためにフジロックを開催するしかない。そうなると帰結する場所政府補償とかの対応への不満になってしまうのではないだろうか。

無観客開催でいいだろという意見もよく見るけど、町への還元がない、、


@YuSuganami

コロナ禍の文化芸術への支援策は公演を企画することでの助成金です。中止や延期の可能性があれどイベント企画するのは当然です。国が推奨しています

そしてトリクルダウン方式なのでアーティストスタッフは公演が立たなければ助成を得られません。

音楽政治を持ち込んでいるのは政治の側ですよ

https://twitter.com/YuSuganami/status/1428654102695710722


実際フジロック関係者がこの1年以上どのような支援補償を国から受けて生活していて、今回の開催にあたってどのような支援を受けているかはわからないが、考え抜いた末の当事者結論が「人数減らしての有観客・酒禁止国内アーティスト限定アーティストPCR検査必須・客への抗原検査無料配布等での開催」だ。

その条件を国も地方自治体も承諾した結果が、この3日間なのだと思う。

感染者の管理のためにアプリを開発までしているそうだが、実際追えきれない部分もあると思う。香川MONSTER BaSHというイベント参加者感染状況を追うことを地方自治体から要請され、善処したが、より強い要請が県から出たために中止となった。フェス中止への自治体への補償はないとのこと。

少し前に話題になったロックインジャパン医師会とのコミュニケーションが取れていなかったことを問題視されたが、おそらくフジロックはその辺りをクリアしていると思われる。ガイドライン等をクリアしないと開催できるわけない。

自分意見としては「感染状況を鑑みてフジロックは開催すべきではないと思うが、関係者可能な限りの感染対策を行い、国と地方自治体許可しており、なおかつコロナ禍で音楽業界の受けた損害や、中止になった場合補償がないのであれば、開催も仕方がない」という認識


車に乗ったり、ウレタンマスクつけて満員電車に乗っている人殺し候補あなたフジロックを叩く権利がない、と言いたいのではないし、不織布マスクつけて買い物はネットスーパーリモートワークで1週間に1度の散歩しか家を出ないという人だけ叩いてもいいよと言うのでもない。

自分の考えや加害性を丁寧に問うて、批判すべき対象に適切な批判をすべきだと言う話です。

フジロック感染対策問題があるならそこを叩けばいいし、出演者発言問題があるならそこを、開催せざるを得ないまでに追い込まれ補償対象や条件に問題があるなら国を。開催の承諾に不満があるなら自治体医師会を。

フジロック問題がないわけがない。叩けば良いのである。でも、「人殺し」なんて、あまりにも雑で暴力的批判だ。自分の加害性を棚に置いていないだろうか。

いずれにせよ、フジロックに限らず、コロナ禍にある今の私たちの状況は(仮に神の視点から世界俯瞰して、日本政府が最良の選択をしていたとしても)政府が必ず関与しているのは断言できる。良いことも悪いことも、フジロック開催できるのもフジロック関係者への補償が少ないことも、問題は大小はあれど政府のせいなんだよ。

行動というものの多くは誰に不利益を与える可能性があり、それでも行いたい理由を、自分批判する人もフジロック関係者も含め全ての人が想像力を持って意識すべきだと思う。

2021-08-20

anond:20210820183224

まあ会期も短いし本番はこの大交換会で持ち帰ったウイルス地元で爆発してからやろ

そのときあなたの乗れなかった救急車やお爺さんが収容されなかったベッドはフジロック帰りが使ってる訳よ

anond:20210820180451

後出しすんません

GoToトラベルで(とんでもなく)潤っている会社さんからお仕事を頂いている身からすると、そこらでじゃぶじゃぶ&じゃぶじゃぶしているお金(あるいはじゃぶじゃぶさせる予定の予算お金)を、そっちに回したらいいじゃないかと。入院できない・させてもらえない、救急車救急隊員の方が何時間もそこに居続けて受け入れ先探しの電話しっぱなし、保健所もずっと電話してる、既になくなる方も出ていたり・・・とかみてると、そんなところに不毛お金かけてないでさ・・・と思ってしまいまして。

[] 無症状の人までPCR検査を行い、「下り搬送」「WEB診療」を築いた墨田区

墨田区行政としてまとも過ぎて草生える

というか他国地域医療のために地域病院・小規模病院(いわゆる町医者)の「グループ化」を行って実現できているのに

常識的に考えて日本だけ出来ないわけがないんだよな

結局、『やる気』と『政治手腕』と『科学無視しない』、この3つだけに集約される話だ

 

 

 墨田区のスゴさ


 

 墨田区は、50代のワクチン接種率が65・1%、40代が58・3%と他区を大きく引き離す。さらに自宅療養の割合が増えている現段階においては、自宅療養者への医師+看護師訪問診療オンライン健康観察、軽症で重症リスクの高い患者への抗体カクテル療法、区独自の優先病床20床を活用した中等症患者治療回復後の自宅への下り搬送と、「地域完結型」のコロナ戦略を打ち立てている。

 

 人口27万人の墨田区では、都立墨東記念病院(765床) が感染症指定病院として重症、中等症の患者を引き受けている。そのほかは同愛記念病院(403床)と200床以下の小さな病院が幾つかあるだけで大学病院はなく、町場の診療所が地域医療担い手だ。けっして医療資源が豊かとはいえない墨田区が、どうして先駆的なシステムを築けたのか。

   

じつは、墨田区の独行の始まりは、厚生労働省専門家会議(現・コロナ対策分科会)がPCR検査抑制していた昨春にさかのぼる。連日、墨田区保健所には区民から「熱があるので検査をしてほしい」と電話が入った。

 

 大多数の自治体キャパティ不足を理由検査を断っていたが、新任の保健所長、西塚至氏は「必要検査はすべてやろう」と職員鼓舞。自前の検査施設を立ち上げ、保健所医師自ら検体を採取した。西塚氏は、PCR検査の拡大に踏み切った医学的背景を、こう語る。

 

 「新型コロナ感染症では感染者に症状が出る前からウイルスが体外に出ており、かつ症状の強い人ほど多くのウイルスを体外に出すわけでもない。SARS(重症急性呼吸器症候群)やインフルエンザのように、発熱した人から感染源をたどっていくことはできないということを、武漢からチャーター帰国便の感染者や、横浜に入ったクルーズ船の感染者を数多く診療した墨東病院医師から聞いていました。従来の常識通用しない。無症状の人までPCR検査を広げないと感染者を特定できないとわかったのです」

 

 墨田区は、保健所に最新鋭の検査機器を導入し、民間検査会社を誘致して検査キャパを拡大。クラスターが発生すれば「ローラー作戦」と呼ぶ大規模検査実施し、陽性者を隔離する。

 

 その一方で、西塚氏は区内の医師会、診療所と病院責任者が参加するウェブ会議を立ち上げ、行政医療機関との連携を図った。

 

 昨年暮れから今年初めにかけての第三波では、ウェブ会議病院間の情報を共有し、回復した高齢患者地域の七つの病院が受け入れる「下り搬送のしくみを機能させる。墨東病院回復した患者は、次々と地域病院に送られ、病床の逼迫が解消された。

 

 

 保健所を大増員


 

 こうした積み重ねの先に、第五波の現役世代対応型の医療システムが構築されている。西塚氏は、その基本的な考え方を、こう説く。

 

 「公衆衛生(パブリックヘルス)を担う保健所役割は、インテリジェンス(情報分析)とロジスティクス(兵站)です。住民の心と体の健康を守るために地域に何が足りないか資源はどれぐらいあるか分析し、先を読んで人やモノを調達する。検査能力が足りなければ自分でつくればいい。住民ニーズは高いのです」

 当初、10人だった墨田区保健所マンパワーは、人材派遣会社から保健師(看護師)や区役所の他の部署から応援を含めて約100人に拡大している。西塚氏らは、今年5月、第四波で医療崩壊に見舞われた神戸市から医師を招いてウェブ会議で話を聞き、明日はわが身と病床の拡充に乗り出した。

 もともと墨田区には四つの入院重点医療機関」があり、そのなかの一つに区独自運用できるコロナ病床を13床確保していた。軽症者用の病床だったが、この墨田区優先枠を一挙に60床ちかくまで拡張するよう病院要請した。

 病院側は、これに応じ、7月初旬から墨田区優先病床が稼働する。さらに60床のうちの30床を中等症対応グレードアップ。そのうち20床が墨田区優先の中等症病床とされた。酸素投与やステロイドが使えるようにして8月上旬から中等症患者を受け入れている。

 

 

 オンライン診療軌道に乗った


 

 並行して、自宅療養者への医師訪問看護ステーション看護師の往診、オンライン診療による見守りを軌道に乗せた。8月6日時点で、墨田区には自宅療養413人、入院60人、宿泊療養126人の感染者がいる。全体の約7割が自宅療養だ。西塚氏は、自宅療養と墨田区優先病床の連携について、こう語る。

 「今回の波は、若くて軽症の患者さんが多いのですが、頭が痛い、お腹が痛い、薬が効かない、食べられないという自覚症状で重症だと思い、病院に行く、救急車を呼ぶ。つまり患者さんの不安が病床逼迫の大きな要因の一つなのです。その不安を減らし、安心の灯をどれだけ見せられるかが勝負です。だから往診やオンライン診療でひんぱんに連絡を取って、軽症の説明をし、治療をして落ち着いていただく。

 

 そして、もしも症状が悪化して中等症になったら、区の優先病床に入っていただく。ただ、この病床は区民共有の医療資源ですから回復したら休日でも夜間でも、退院していただき、ベッドを空けて、次の方が入れるようにする。10日間の療養期間中であれば民間救急車で自宅までお送りします。

 

 できるだけ軽症のうちに重症化の芽を摘む。そのために抗体カクテル療法も行っています

 

 海外治験入院・死亡リスクが約70%減らせるという抗体カクテル療法、まれインフュージョンリアクション(急性輸液反応)というアナフィラキシーショックに似た副反応も起きることから、国は登録した医療機関への入院で、発症から7日以内などの条件をつけて使用を認めている。

 

 墨田区では四つの入院重点医療機関が登録。軽症でも抗体カクテル療法の条件に合う人がいれば、区の優先病床で実施する。同愛記念病院では、7月下旬から8月10日までに16人の患者抗体カクテル療法の点滴治療を受けている。

 

 「区内の全症例を把握しているのは保健所ですから重症リスクがあって、比較的反応のよさそうな若い患者さんに抗体カクテル療法を受けていただいていますお金があろうが権力を握っていようが関係ない。公正に重症化しやすい方を見つけて、区の病床に入っていただく。いよいよ病床が足りなくなった場合に備えて、酸素濃縮装置を確保して、24時間対応医師が往診し、ステロイド剤も在宅で投与していただく態勢をとっています

  

 

東京都では「自宅療養者のフォロー」も崩壊…そのウラで際立つ「墨田区の凄まじい戦略

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86141?imp=0

https://www.nhk.or.jp/covid19-shogen/story/story18/450375.html

 

参考になりましたか

anond:20210824225348 anond:20210825095319 anond:20210911175403

2021-08-19

ワクチン後に風〇で本番したら死にかけた

こういう話はなかなか表に出ないと思うので体験談を記録しておきます

42歳の既婚者で、嫁には内緒でよく風〇行ってます

2度目のモデルワクチン接種後、翌日は副反応で39度の熱が出ました。

翌々日に回復したので、ずっと自粛していたお風呂屋さんにレッツゴー。

ウッキウキでした。

だってそうでしょ、もし仮に接種前に行ってコロナにかかったらとんだ恥さらしですよ。

まさか風〇行ってかかったなんて絶対に言えませんよ。

感染経路不明にするし、GPS履歴も全部消しますよ。

まして嫁にばれたらどうなることやら。

で、用心深いおれはそんなことはせずにずっと我慢していました。

そしてやっと行ける!と、気分上々でお店へ。

実に1年半ぶりくらいのお風呂屋さんでした。

自粛中にチェックしていた好みの19歳の娘を指名して、いざ開始!

おれ「ずっと会いたかったよ!」嬢「嬉しい!」なんてやり取りを挟んで。

ここまでは良かった。

問題が出たのは、本番開始して自分が動く番になってから

正〇位で腰を振り振りして、気持ちよくなってさらに動きを激しくしたら…。

突然激しい動機息切れ!!

わず咳き込んでしまい、同時に視界がぐわんぐわんして、意識がフッと遠のきました。

えっ?あれ?これやばいかも?って感じ。

嬢の上に全体重かけて崩れ落ちてしまい、相手もびっくり&痛そうでした。

「ちょと、ごめん、待って、、」みたいなことをかろうじで言って、そのまま数秒間動けず。

少したってようやく意識が戻ってきましたが、それでもまだ心臓が辛い感じで。

嬢のほうは「え!?何?」って感じで何が起きたかわけもわからず、びっくりして固まってたようでした。

ただこのときおれには相手に気を遣うような余裕もなく、恐怖感でいっぱいでした。

いま死んだらどうなるんだろう、最悪だ…お葬式の時に何て言われるんだろうって。

そのあとも座ったまま休み10分くらいたってやっと動けるように。

嬢は「ほんとに大丈夫?」とすごく不安そうな顔をしてました。

この時おれの頭の中では「本当に心配してくれてるのかな、いやいや、自分の客が倒れたなんて最悪だし、厄介ごと持ち込まれてうざがられてそうだな」とか色々考えてました。

からもうとにかく一刻も早く店からたかったです。

おれだって風呂屋さんに救急車呼ばれるような事態はまっぴらごめんだったし。

まだフラつくなか、急いで店の外に出て電車に乗って、とにかく街から離れました。

いざぶったおれても、その街から遠ければ言いわけが立つじゃないですか。

なんとか地元まで帰ってきたときは心底命拾いしたと思いましたよ。

嫁が帰ってきてからは平静を装い、事なきを得ました。

から皆さんに警告です。

コロナワクチンを打ったら、しばらくは安静にしていたほうがいいです!!

風〇に行きたかったら、疑似的に同じような運動をしてみてください。

ベッドの上で腰振ってみるとかね。

それを激しくやって何ともなかったら大丈夫ですが、急激に息切れと動悸がしたら止めておきましょう!

おれは喫煙もするしちょい肥満体型だったので、それも影響したかな…。

好みの嬢だったけど、もうあの娘は指名できないな…あの気絶おやじとか言われてNG客にされそう。

風〇嬢なんて金のない奴と厄介ごと持ち込むやつには超辛らつだしな。

残念だ。

同志には同じ思いをしてほしくないから書いたよ!みんなも気を付けてくれ。

[]Yahooトピ民は理解してるようだけど一部のはてなー理解していないみたいだからもう一度書いておくね

Yahooトピも便所の落書きには変わりないのだけど、

Yahooトピ民は肺炎死ぬことがちゃん理解できてる

 

公明がまともなこと言ってくれてる

コロナじゃなくても肺炎で薬剤なし呼吸器補助器なしの自宅待機は年齢関係なく普通に死ぬ

シンプル生物は呼吸出来ないと死ぬから

酸素吸入が必要な中等症患者を自宅で診るなんてことはあり得ない。撤回も含めて検討し直していただきたい」

 

中等症状Ⅱは入院させる方針ですぅとか言ってるトンチキな自称医者無視して良い・・・というか医師免許取り上げろ

診察時点の酸素飽和度が基準値だとしてそれで?以外の感想ないわ

 

あと全国知事会普通発言してる

「自宅療養とする方針』について、「感染状況により入院体制が整っていたりホテル療養ができるところもある」として、一律自宅療養ではなく“地方裁量を認めるべきだ”と要望しました。

 

なんで東京に合わせて全国どこでも中等症状お断りせなアカンのか?って話ですわ

もうこの機会に地方分権しましょうねアメリカ並みに

 

知ってた速報

▼14時間に渡って救急隊員が酸素投与

https://news.yahoo.co.jp/articles/a77771f41764426d7cebf2221884de2494d8ba67

 

男性は、前日に症状が悪化したもの入院先が見つからず、やむなく救急隊員が、男性宅に詰めて、14時間に渡って酸素投与を続けていた。まさか救急隊員が、そこまでのことをしているとは。想像を絶する自宅療養の現場を目の当たりにした思いだ。

 

院長「搬送できなくて、低酸素血症の人に救急隊が交代交代で酸素投与を継続しないといけないということですよね」

救急隊「ここ数日・・・

院長「僕も肌感覚重症化する自宅療養者がものすごく増えている印象があるから

救急隊「そうですね」

男性は、酸素投与を続けた結果、血中酸素濃度がようやく正常値の96パーセントになった。

コロナ 自宅療養急増で命の危機 酸素濃縮装置、受け入れ先が…|NHK

https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20210816b.html

 

千葉県内に住む47歳の男性は、8月7日新型コロナウイルス検査で陽性が判明したあと自宅で療養していましたが、熱が39度台まで上がり呼吸が苦しくなった上、意識ももうろうとしてきたため、消防通報しました。

 

救急車の中で、血中の酸素飽和度が90%とわかり、「中等症」に相当するとして搬送先を探してもらいましたが、4時間にわたって受け入れられる病院が見つかりませんでした。

 

男性は、病院が見つからなかったため自宅に戻り、医師から点滴や酸素吸入器をつけてもらった上で、丸1日、自宅での療養を余儀なくされました。

このとき、点滴などの処方をした医師は、「私にできることはここまで」と言って涙を流していたということで、このとき男性はことの重大さを感じたと言います

自宅に戻ったあと、体温は41度台まで上がったということです。

 

その後、入院ができる病院が見つかり、自力での呼吸が難しく、高度な医療を行える施設への入院検討される「中等症2」と診断されました。現在は鼻から酸素を吸入することで話ができるほどに回復したということです。

 

男性

わたしは運良く丸1日で入院できましたが、あと1日、自宅療養が続いていたら、本当に危なかったと思います。まとまった場所でもいいので搬送してもらって医師治療を受けないと、中等症で自宅療養というのは耐えられないと思います

anond:20210819095958 anond:20210815125454 anond:20210819121403 anond:20210821120031

▼14時間に渡って救急隊員が酸素投与

https://news.yahoo.co.jp/articles/a77771f41764426d7cebf2221884de2494d8ba67

 

男性は、前日に症状が悪化したもの入院先が見つからず、やむなく救急隊員が、男性宅に詰めて、14時間に渡って酸素投与を続けていた。まさか救急隊員が、そこまでのことをしているとは。想像を絶する自宅療養の現場を目の当たりにした思いだ。

 

院長「搬送できなくて、低酸素血症の人に救急隊が交代交代で酸素投与を継続しないといけないということですよね」

救急隊「ここ数日・・・

院長「僕も肌感覚重症化する自宅療養者がものすごく増えている印象があるから

救急隊「そうですね」

男性は、酸素投与を続けた結果、血中酸素濃度がようやく正常値の96パーセントになった。

コロナ 自宅療養急増で命の危機 酸素濃縮装置、受け入れ先が…|NHK

https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20210816b.html

 

千葉県内に住む47歳の男性は、8月7日新型コロナウイルス検査で陽性が判明したあと自宅で療養していましたが、熱が39度台まで上がり呼吸が苦しくなった上、意識ももうろうとしてきたため、消防通報しました。

 

救急車の中で、血中の酸素飽和度が90%とわかり、「中等症」に相当するとして搬送先を探してもらいましたが、4時間にわたって受け入れられる病院が見つかりませんでした。

 

男性は、病院が見つからなかったため自宅に戻り、医師から点滴や酸素吸入器をつけてもらった上で、丸1日、自宅での療養を余儀なくされました。

このとき、点滴などの処方をした医師は、「私にできることはここまで」と言って涙を流していたということで、このとき男性はことの重大さを感じたと言います

自宅に戻ったあと、体温は41度台まで上がったということです。

 

その後、入院ができる病院が見つかり、自力での呼吸が難しく、高度な医療を行える施設への入院検討される「中等症2」と診断されました。現在は鼻から酸素を吸入することで話ができるほどに回復したということです。

 

男性

わたしは運良く丸1日で入院できましたが、あと1日、自宅療養が続いていたら、本当に危なかったと思います。まとまった場所でもいいので搬送してもらって医師治療を受けないと、中等症で自宅療養というのは耐えられないと思います

千葉コロナ罹患した妊婦さんの受け入れ先が見つからず、自宅で産まれしまった新生児がそのまま亡くなったニュース、なぜこんなことに。

妊娠8ヶ月なら現代医療なら普通は助けられた命だった。救急車を呼んでも自宅にいるしかできなかった、お母さんはどれだけ恐怖と絶望たか

助かるはずの命がむごい形で奪われた。私はずっと医療崩壊で、政治のツケをなんの罪もない運の悪い人が払わされることになるのを恐れていたけど、それが起きたと思う。だから少しでも医療負担悲劇可能性を高めるオリンピックに反対していたし、期間中も暗澹とした気持ちでいたが、政府に声は届かず、赤ちゃんが亡くなったことに今悲しい気持ちでいる。ずっと自粛している、医療に貢献したい、しかし菅や丸川や二階は狂った嘘ばかりつき続けてまともな対策をとらない。政府おかしい、マスコミ報道精神は無い、憤りを感じる。

2021-08-17

野球が嫌い

久々に野球の延長のせいで見たい番組の録画に失敗するという経験をした。

アニメ自体は別の媒体でも見れるのでそこまでショックでもないが、問題はその後。

 

録画されていたのは高校野球

野球憎悪するレベルで嫌いな僕にとって最高の煽りだった。

 

なんでこんなに野球が嫌いなのか、改めて自分の中でまとめてみたくなったので匿名で書く。

 

プロ野球放送で見たい番組が潰れた、録画がズレたりそもそも録画されなかった、という安易理由も当然ある。

高校野球優遇っぷりや、野球に関わっている人たちの傲慢発言や態度が気に食わない、という個人的嫌悪感もある。

でもそれ以上のキッカケがあったな、と。

 

僕が小学校時代地区のこども会で強制で参加させられたソフトボールという競技である

30年以上たった今でも鮮明に覚えているあたり根が深い出来事だったな。

 

自分が住んでいた町では5月8月末まで、小学3年生~小学6年生の男子ソフトボール女子ドッジボール強制参加させられた。

各学区ごとの予選があり夏休み終盤には町大会が開催される。子供たちに拒否権は無い。

ちなみに僕は参加させられるまでソフトボール正式ルールなんて知らず、せいぜいピッチャーが投げたボールバッターが打つ、程度の認識だった。

 

僕の住んでいた学区は人数が多くA,B,Cチームに分けられ、僕はCチームにアサインされた。

均等に分けたという建前はあったがAチームには少年野球をやっている子が多く集められ、Bチームはサッカーなどのクラブチームに入っている子が多かった。

Cチームは別競技を習っている子が多少はいたが、どちらかといえばインドアの子が多かった。

また、A,Bチームは過去野球をやっていたという親御さんが監督/コーチとして指導していたが、Cチームはただ野球が好きなだけというPTA会長おっさん監督だったのも色々察せられる。

 

小学3年生になり参加した初日、いきなり守備審査が行われた。

まずはピッチャーを決めるらしく、全員がマウンドからキャッチャーに向かって投げろと言われたので上手投げしたらめちゃくちゃ怒られ、その時に初めて「ソフトボールは下手投げ」ということを知った。

まれて初めて自分意志で下手投げをしたが当然上手く行くはずもなく、狙いは定まらキャッチャーの頭上を大きく超えた。

「この下手糞がぁ!!」と怒鳴られ、当然ピッチャー候補からは外された。

 

キャッチャーファーストセカンドサードショート、レフト、センターライト審査が進んでいったがそもそも運動が苦手なのと、今まで感じたことのないスピードで飛んでくるボールビビッてエラーを連発、どの守備位置にするにも難しかったと思う。

そもそも子供の人数が多いため初日から補欠扱い、正式メンバーと交代でレフト、センターライト練習といった感じだった。

 

2日目、攻撃練習が始まったがそもそもルール説明されていない。

1打席目はとりあえず打って1塁に走ったがどうやら守備側がボールを先に塁に送るとアウトらしい。

いつまでも1塁に留まっていたら「何やってんだ!!さっさと戻れグズがぁ!!」と怒鳴られた。

2打席目は当たり所が良かったのか1塁に出れた。

次の打者が大きく上に打ち上げたので2塁に走ったが、守備側がそのボールを上手くキャッチし1塁に投げたのを見ていたらアウトだから戻れと言われた。

えっ・・・?なんで・・・?と思っていたら監督バットで小突かれ、「子供のくせに野球ルールも知らねえのか!お前の親は何を教えてきたんだ!!」と怒鳴られた。

こんなことで親をバカにされた悔しさと申し訳なさで初めて泣いたので記憶に残っている。

 

3日目からは友人に聞きながらルールを少しずつ覚えていったが、多少ルールを覚えたところで競技が上手くなるわけもなくエラー三振、凡ヒットなどを繰り返しながら練習だけは参加し続けた。

なおここまでもこれから監督からソフトボールという競技ルール説明は一切ない。

 

下手糞ながらも練習を続けていたある日、そろそろA,Bチームと練習試合をするということになった。

僕は正式に補欠ということになり誰かがケガでもしない限り出ることはないはずだったが、レフトの子がケガをしてしまったのと別の補欠の子休みだったため急遽レフトをやることになった。

地区で一番強いAチームは打力もあり、レフトが弱そうと知ると集中的に狙ってきた。

当然エラーを連発、そもそも球に追いつけない、捕球して返す球はヘロヘロといいとこなしでボロ負けしたのを覚えている。

練習試合後の反省会は誰が戦犯か吊るし上げるまでもなく、激怒している監督バットで僕の顔面に向かってスイングし乳歯が折れ流血沙汰になった。

僕の両親と監督指導に疑問を持つ一部の親が暴力事件として町と教育委員会に話を出したが、「本人にも聞き取りを行ったが、あくまでも指導の一環で本人のやる気のなさを自覚させるために仕方ない行為でケガをさせる気はなかった」と結論づけられ大事にはならず謝罪もなく、田舎PTA会長という肩書の強さを思い知った瞬間だった。

また、監督金魚のフンのおばちゃんには「こういうのは勝つためじゃなくて、チームでやるということの意味と本人のやる気が全員の力になるっていう事を教えるためにやってるの」って諭すように言われたのも記憶に残っている。

 

流血事件が起きてからも何とか練習には通っていたが、失敗すれば「下手糞!」と怒鳴られ、たまに成功すれば「たまたま上手く行っただけでお前の実力じゃない!調子に乗るんじゃない!」と怒鳴られ、挙句に「お前みたいなチームの足を引っ張るやつは来なくていい!」と言われのをキッカケに練習サボるようになった。

久々に17からアニメを見れたのがとても嬉しかったのを覚えている。

そして2日サボったところで監督が「お前みたいなグズが練習サボるとはどういうことだ!それを良しとしている親も親だ!!」と怒鳴り込んできて、また親へ申し訳ない気持ちになり、親には言い訳しつつ渋々練習に参加するようになった。

 

夏休みも中盤になり地区予選が始まる1週間前、補欠を含めた全員にユニフォームが渡されることになった。

最初スタメンから順に渡されていき、監督テンションが上がっているのか「頑張ってな」「他のチームは強いけど気合い入れていけよ」と声をかけていた。

交代要員あたりになると「交代時はお前が支えるんだ」「ピンチの時は頼むぞ」と声をかけていた。

そして僕を含む補欠メンバーになるとそもそも手渡しではなく、砂にまみれた地面にボフッと置かれ「これ」とだけ。

なかなか屈辱的な経験を早めにさせてくれてありがとうございましたとでも言うべきだったな。

 

なおこの年の地区予選では見事にCチームは破れ、Aチームが町大会へと進出していた。

監督スタメン以外のメンバーに切れ散らかしていたのが思い出深い。

 

小学4年生、小学5年生の間は下級生より下手糞な僕に監督から辛辣言葉が増えた程度で扱いも地区予選での敗退も変わらなかった。

 

そして小学6年生の夏、Cチームは地区予選を優勝して町大会へ行けることなった。

これが決まった直後になかなか衝撃的なことが起こった。

Cチームのメンバーでは町大会では勝てなさそう、ということでAチームとBチームから少年野球をやっている子を引っ張ってきて加入させていた。

さっきまでAチームピッチャーという花形を務め、敗退して泣いていたS君がCチームのピッチャーになった。

さっきまでBチームでホームランを2回打ち、ヒット率も高いT君がCチームの代打要員になった。

大会ルールでは他チームからトレードや引き抜きは禁止とあったのに、それを平然とやっていた。

今までチームメンバー表を提出しなかったのもこういう時のためらしかったし、大急ぎで書き換えているのを大人子供も何人もが見ていた。

「勝つためにやってるんじゃない」という発言の軽さと、こんな汚いことしても許されるのがスポーツなのか、と思った瞬間でもあった。

 

Cチームのスタメンの半分が入れ替わり、交代要員にされた元スタメンの不満を押さえつけ、元交代要員は準補欠という謎要員にされ、補欠組はいよいよ試合に出る機会はなくなった。

それでも町大会には応援するためだけに来いと言っていた。

両親は反発してたけど、行かないと今後こども会の行事への参加は禁止するって言ってたのが聞こえていたし、応援するだけで面倒事を避けられるならいいかと思って渋々行った。

 

大会は町の大きめの運動場で行われたが、そこまでの移動はスタメン、交代要員は地区で用意したバス、それ以下のメンツ自力で、とのことだった。

現地について試合会場に入ると思ったよりもベンチが小さく全員が入りきらないので試合絶対に出ない補欠組は地面に座るように言われた。

 

優勝決定までは3試合くらい必要らしく1日かける町大会だったが、この日は当時にしては日差しが強く気温も高かった。

運動中に水を飲むのは厳禁、という当時の思想があったり、Cチームとして大きなタンク氷水を準備して持ってきていたらしいが監督が「補欠組はこの水を飲むことは禁止だ!優先度というのがある!!」と宣言したので補欠組は水タンクに近づくことも許されなかった。

2試合目あたりで限界に達してぶっ倒れて意識朦朧となったが監督は「町大会まで来て迷惑かけるような軟弱なやつに構うな!」と言って放置されていて、観客席で気付いた母親があわてて救急車を呼んだことで監督とその囲いから散々嫌味を言われた。

 

僕は病院に運ばれたので伝聞でしか知らないけど、Cチームは町大会でも準優勝まで勝ち進んで監督はご満悦。

閉会式での監督インタビューで「野球というもの精神と頑張る力を成長させチームワークを芽生えさせる素晴らしいスポーツ、そのキッカケとなるこども会でのソフトボール大会は残すべき文化です」とか語ってたらしい。

 

メンバーを入れ替えたこと、倒れた子供放置していたことなどを町と教育委員会に話すも、「同区から複数同じ話を聞いているが全て終わった事だから今更蒸し返して結果を弄りたくない、それで反感買って住みづらくなりたくないでしょ?(要約)」的な返事がきてたのも子供心に「クソだな」と感じた。

 

 

まとめてみると野球というより野球好きのPTA会長のクソさが元凶だな?

 

スポーツ全般に対していい印象なんてないけど、それでも野球に対して特にそう感じるのはソフトボールという競技に関わってしまったために受けた嫌な気持ち野球という競技にやられた理不尽な行いで間違いないと思う。

野球は素晴らしい、野球というスポーツルールは全員知っていて当然、野球は他のスポーツひいては文化系より優遇されてもいいとかいう風潮が鼻につくのかな。

教育の一環といいつつ流血沙汰が肯定され、下手糞はゴミのように扱っても問題なし、勝つためにはルールを破ってもいい、それがスポーツ!という現場を見て、体験してしまたからかな。 

これが他のスポーツだったら、そのスポーツが嫌いになってたんだろうな。

 

野球好きな人は好きでいいと思うし、楽しんでる人に対してあーだこーだいう気もないからどうぞご自由にって感じ。

ただ、自分野球のせいで割を食うのが我慢ならないんだよな。

 

なんか上手くまとめられなかったのでこの辺で。

悲報、ワイただの風邪で死にかける

先週から異様に息が苦しい、血の混じった痰が出る。

咳も止まらんし、めっちゃダルい

胸に感じたことのない痛みが出て夜もまともに寝れない。

もう、もう無理だわ、病院行くしかないわ。

てか救急車呼んだ方がいいんかな?

……いや、ワイより重症コロナ患者がワイが救急車呼んだせいで間に合わなくなるかもしれん。

タクシーで行っとこ!……いや、タクシー運転手ワクチン接種済みとは限らん、ヤバイやろ。

歩いて行くのが一番やんな、歩いて行こう!さいわい近くにそこそこ大きい病院あるし!

道中、めっちゃ咳が出て死ぬほど苦しい。なんてことのない坂道ちょっとした登山に思えるぐらい体が重い。

痰の血が心なしか多くなった気がした。咳込んだ後に口の中の血の匂いがヤバさを表してくれる。

けどなんとか病院着いた!発熱救急科とやらを受診し、とりあえず点滴をさされ、ベッドに寝かせられる。

若い先生が初めに診てくれてレントゲンやら鼻をグサァやら採血やらの後「院長呼んで」と看護師さんに言いつけて診察室から出てった。

ワイ、死期を悟る。こんなもんか人生って。病死ってもっともっと長い期間苦しみもがいて死ぬもんやと思ってた。あっけないんやな。

院長来る。

院長「風邪やね😊」

ワイ「風邪かよぉ!😆」

え、じゃあ院長は何しに来たん?

2021-08-16

小説・間違わなくても

「命には優劣がある」

「僕からすればホームレスが死んでしまっても構わない」

ホームレス邪魔だし、臭いしさ」

 私は動画配信である

 私がそう配信してから世界面白いほど反応を見せた。

自分がいつホームレスになるかもしれないのだから、そんなことを言うべきではない」

 ──はぁ。

「命は平等尊いもの価値があるかどうかで決めることではない」

 ──そうかい

人間は弱い者を守り、人権を、法律を、福祉を発展させることで繁栄する生存戦略を選んだのだから、見当違い」

 ──ふぅん。

 しかし。

 あなたがいつか上司になるかもしれないのに、上司の陰口を言ったことはないのか? クレーム電話の陰口は? お役所の受付の陰口は? あなたがいつか誰かにとっての陰口の対象になるのなら、陰口をしないのか?

 命の価値が同じなら、自分の愛娘と無縁のホームレスも同じ価値か? どちらかしか救えないのなら、娘が助かって欲しいと祈るのでは?

 日本家長制度を導入していたら政略結婚や男女不平等が正しいのか? それを嫌って現在日本シフトしたのでは? ならば現在の法体制を疑うことが悪にならないはすだろう?

 まるで話にならない。

 私は年間、数百冊の書籍を読み、誰よりも勉強している自負がある。

 だからこそ、システマチック物言いだけれども、間違っているとは思わない。

 ──私は、個人として、陰口を言うこともある。

 ──私は、個人として、ホームレスより愛娘を選びたい。

 ──私は、個人として、生存戦略よりも個人自由整合性を選びたい。

 これは個人の感想である。むしろ批判する人たちに問いたい。

社会的影響力のある者が公の場で個人の感想を言ってはならないと主張するその根拠は?」

普段見てもいないYouTubeチャンネルの内容にまで立ち入って、怒りたいだけ怒り、自分の主張を押し付け行為は正しいのか?」

「私が自殺をしたら、あなた方が私をいじめしたことになるが、あなた方の大好きな『命の価値平等』という主張はどこに行ったのか?」

 例えば「子どもが真似してホームレスを軽視するかもしれない」というけれど、それは「模倣犯になるかもしれないから」とニュース番組を一切見せないのと同じでは?

 あなたの子どもが、あなた方の主張する善悪区別がつかないのなら、「歴史の真似をするかもしれない」といって戦争を教えないのか? すべてを教えて個人に取捨選択させるのが教育なのでは?

 私の動画コメント欄呪詛を吐き出すのが正しい行為か? それを堂々と子どもに見せられるのか? 「将来子どもが何かしでかすかも」という不確定な要素よりも、他人呪詛を吐く姿をこそ子どもに見せてはならないのでは?

 もしかすると、多少の表現の不備はあったのかもしれない(否、あったとすればそれは受け取る側の浅学さ、浅薄であるとも思う)。けれども、私が間違っているとは思えない。仮に誤っていると主張するのであれば、客観的かつ信頼性に足る根拠を示してほしい。私はいつでも謝罪し、反省し、訂正し、その正しさを誠実な態度で以て最大限に広く周知することを誓う。

 勘違いされがちだが、私は基本的論破されたがりなのだ普段から道に外れたセンセーショナルなことを言っている自覚はあるけれども、それは新たな論理で正してほしいことの裏返しだ。それは、強がり掌返しではなく、心の奥からそう思う。

 けれども、その正しい根拠を募っても、いつまで経っても出てこない。だから私は怒っているのかもしれない。

「私のような厄介な人間に、正しさを説いてくれ!」と。

「私程度の小悪党駄々をこねている間に、本当の悪党に対抗する武器を見つけろ!」と。

「正しさを曖昧にして二千年以上も生きてるんじゃない!」と。

 そう言葉にすると、ふつふつと怒りが沸く。たか日本のような小さな国で、数百万人の支持者を持っている程度の小悪党暴走すら止められないのは、あなた人類の怠慢であると──心底、怒っている。

 私を否定できないのであれば、現時点において私が正しいことになる。

 否、正しいかどうかはわからないが、しかし間違っていないことになる。

 もし「正解」という道があるとしたら、私はその縁に立っているだけなのだ。危うい縁に。

 けれども、違反でなければ過ちではない──。

 ◇

 ……と。

 私は、思考を切るためにスマートフォンの画面をオフにする。今日は考えることが多い。浅い割に多いのだ。批判ってものは。

 スマートフォンを手に乗せたまま信号が緑になるのを待つ。手のひらの中で今も生まれているだろう主張の嵐を持て余しながら、ほんの僅か、足元のコンクリートブロック割れているのを感じ、身体を一歩前に進ませる。爪先が少し、車道を踏んだ。

 と、深夜の街に相応しくないスピードの車が近づいてきた。物騒だなぁ、と思いつつも、スマートフォンの裏面を何の気なしに眇めていると、

 身体に強い衝撃が走った。

 衝撃が先か、轟音が先かはわからない。視界が宙を舞い、まるで目ヤニだらけの朝のようにぼやけたからだ。

 続いて、痛み。

 大きな銅鑼を打ったかのような、押して引いての波紋が身体中を暴れている。その振幅は自分身体を越えているように錯覚するほどで、立ち上がることはできない。否、仮に足を踏ん張っても立つことは不可能だろう。なぜなら、膝下がひしゃげて見当違いの方向を向いているからだ。

 次に、不快さ。

 胃の内容物がまるでネズミになったかのように這いずり回る──実際には胃の方が動いているのだろうが、しかし這い上がってくる吐瀉物は鉄臭く、“血の通った何か”を飲み込んだ報いとばかりに喉を押し広げ、ほとんど無抵抗に半固形の何かが口や鼻から垂れる。

 さらに、熱さ。

 命の素がどんどん外に溢れるような、そんな感覚身体の芯は生きる手だてを探してやけに熱っぽく、しかし手足は凍えるほど冷たい。小さな穴の開いた水風船をただ見ているだけしかできないような、取り返しのつかなさと焦燥感。何かを決定的に失う瞬間というのを久々に味わう──忘れていたのかもしれない。あるいは見ない振りを。もしくは「自分は失わない」と高をくくっていたのかもしれない。

 私は、急速に死に向かっていた。

 ぼやけた視界から判断できる限り、交通事故──らしい。私を轢いたと思しき自動車は、「ガードレールに刺さっている」と表現するしかないほどに大袈裟に半壊ならぬ七割ほど破壊されている。

 ──なお、今の私に知る由はないが、この自動車運転手病院へと急いでいた。

 というのも、彼の愛娘が突然大量の吐血をしたため、一も二もなく最高の速度で病院へと向かっていたのだった。

 皮肉なことに。

 運転手は、彼の大切な命を優先したのだ。彼の咄嗟の行動に間違いはなかった。

 私は助けを呼ぼうとするも、体力的な問題なのか、あるいはどこか発声に関わる器官が深刻なダメージを受けているからか、大きな声が出ない。口腔内から聞こえる「ヒュー」という音がやけに空々しい。

 頭を打っていないことが幸いして意識はあるけれども、しかし長く保たないことは確かである。否、どんな仮定の話をしようとも、命を失ったことはないから“失ってみるまでわからない”──。

 そんな“悠長なこと”を考えていると、ふと視界の端で動くものが見えた。それはのっそりと立ち上がり、「く」の字に曲がっていたり、すっくと立ち上がったりしている。何かを引きずる者もいる。

 元々いたのか、騒ぎを聞きつけたのかはわからないが、どうやら人間のようだ。ああ、助けてくれ──!

 そう口元を歪ませると、どうやら仲間同士で話し合いをしている様子だった。冷えは身体中に広がり、今にも意識を失ってしまいそうだ。早く、早く救急車を!

 どのくらい経っただろうか。実際には数十秒くらいなのだろうが、その時間は誇張なく一時間に感じる。身体の中から聞こえる「ぎっぎっ」という音が何に起因するかもわからない。車が焼けているのか、瞳孔の機能が低下しているのか、まぶしくて人間たちの姿が見えない。

 轟音で痺れた耳が復活した頃、声が聞こえた。

「俺らのねぐらにさ、仏さんが転がってたら良くないよな」

警察がうろうろしたらさ、締め付けが厳しくなるもんな」

「な」

「他に行くアテもないし」

 会話からするに、ここに住んでいる住民──ねぐら? つまりここら辺に住んでいる──ホームレスの……集団

「仏さんには悪いけどなァ」

「な」

「すまんなぁ。でも俺らも優先するモンがあるんだぁ」

「手は合わせておこうか」

「だなぁ」

成仏しておくれな」

 な! 待て! 待ってくれ! 私はまだ生きている! ただ、声が出なくて、ア、まぶしくて、身体が、動か……なくて、そん、な死体に向けるよう、な、目を、そんな真似を、命を命とも思わない真似を、なぜできるんだ! ア、ア…考え直してくれ! 今すぐ!

 くぐもったガサガサという音が聞こえる。普段寒さを避けるためのブルーシートか何かだろうか。数人の男たちが私の身体を包み始めた。

 男たちの声は続く。

「口から血の泡が出てるな」

「死んだ後に、肺から空気漏れるんだよ」

へぇ、詳しいね

「俺は前に医者をやってたからさ」

「そっか、お医者さんかぁ。……人生、何があるかわからいね

 いしゃ………? まって……。

「なぁ、この死体こっち見てないか?」

「気のせいだろ! 見るなよ! 目を合わすと取り憑かれるって話だぞ」

 そんなの……“えびでんす”が……ない……よたばなし……で……。

「じゃあ、せーので」

「うん」

「川に流すなんて、罰が当たるかもしんねぇけどさ」

「ま、許してくれなんて言わねぇよ。俺たちの“個人的な事情”だしなぁ」

「……」

「かもなぁ」

「だからさ」

「俺たちは……。

 いや、誰もがみんな、間違ってないのさ。 

 きっとな」

(了)

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