はてなキーワード: 日の丸とは
昔日帝に植民地支配されちゃったのチョー悔しいから今度は逆に日本を植民地支配してやろうと思うんだ。
まず自衛隊と安保邪魔だから憲法9条を理由に解体しちゃいたい。特にオスプレイとか言う糞厄介なものは是非使用中止に追い込んでやりたい。
バックに米軍付いてるのも目障りだから米軍の犯罪大仰に騒ぎ立てて日米関係を悪化させよう。
日本のアイデンティティである日の丸の国旗も廃止にしてしまおう。ていうか日帝はあの旗掲げて蛮行繰り広げてたんだからあれ事実ナチスドイツのハーケンクロイツみたいなもんだろ。
それから原発もこれ以上再稼動させないだけなく全部速攻で廃炉にして日本を電力不足に追い込んで日本の産業・経済を狂わせてやろう。
ついでに日本のアニメ文化も何だかキモいしあんなのが海外で評価されてるの気に入らないからアニメは犯罪を誘発してるってことにして創作物規制法案通してぶっ潰してやろう。
俺らに批判的な事言って来るやつがいれば「右翼!」「レイシスト!」って言ってやればいい。それだけで無条件で相手を悪者扱いして黙らせることができるし。
ちょっと恐怖心を植えつけてやるだけで何の疑いもせずわざわざ侵略しやすい環境作りに励んでくれるからホント日本人ってチョロいわww
通名か帰化利用して純日本人になりすましてこうして日本を内側から弱らせていけば今度は日本は侵略される番になるのも時間の問題だな。
ま、日帝が昔俺らの国を侵略して蛮行を働いてくれたお陰で今俺らはそれを理由にでかい顔して日本に損害と賠償を要求できるわけだからむしろ日帝には感謝してるんだけどねw
案の定、新国立競技場の両案には「日本の伝統がー」「日本文化を意識したー」「日本のモノづくりパワーをー」というような文言があふれていた。
で、それに対して「A案のほうが日本の伝統を感じるな」「いやいやB案の方が」とかTwitterでドヤコメする奴らが続々登場中なわけだ。本当に日本国民てちょろいなと思う。後付けでも何でもいいから、とりあえずそういう文言を並べておけばなんとなく納得してくれるんだもんね。
建築の場合だったらとりあえず「木」を使って伝統感をアピールしておけば大体認めてもらえるし、そこに神社建築のうんちくやら日本の伝統色やら“うつろい”系のワードやらを絡めればもうほぼ完璧。一気に「文句言うやつは日本人じゃない」状態の完成なわけだ。
エンブレムの場合は「日の丸」「桜」「富士山」「絆」とかを絡めればOK。大体納得してくれるし、「反対する奴は非国民」と勝手に擁護すらしてもらえるヨ。
建築家とかデザイナーはよく、こういうベタなワードやモチーフを使わずに表現を行おうとするけど、残念ながら日本人にはそれを理解する知性も審美眼もないんだよねー。それどころか「これは日本人の感覚とは違う」とか言われネットであることないこと叩かれだす可能性が高いから、そういうチャレンジは控えたほうがいいと思う。
今回のオリンピック騒動でいい加減わかったでしょ?これからは「ちょろい国民」と割り切って、ベタベタなコンセプトで金を巻き上げていくのが建築家やデザイナーの生きる道。それが嫌なら国外脱出したほうがいいと思うヨ。
小学校の帰りの会で、ケンカ相手の男子生徒を憎むあまり「○○君はいけないと思います」つって直接関わってないクラスメイトを強引に自分サイドに引き込もうとする頭の足りないブスみたいだ。
んで引き込まれる人々のまた滑稽なこと。
甚大なダメージをくらったフランスを応援したいという気持ちもそれ自体はいい。
プロフィール写真に国旗を重ねるというその発想が気持ち悪いのよ。
国旗掲揚とは愛国心のひとつの発露であり自らの国民としてのアイデンティティを示すものだ。
震災以降の、頑張ろう日本の日の丸掲揚の数々は、そういった動機によるものだと理解している。
お前はフランス人なのか。親兄弟にフランス人がいるのか。フランス人の友達がいるのか。
あるいはフランスを旅行したときにその風土や国民性に魅せられ、なにがしかのシンパシーを感じているのか。
それならまだわかる。
友人に、フランスに短期留学を繰り返し、学んできたことを仕事に全面的に活かしている人がいる。
しかしそれ以外のやつら。
あるいはテロに対抗してるつもりになっていいことしてる気分になりたいだけだろ。
フランスを応援したいなら、フランスを応援しますという声明を出せ。
軽々しくプロフィール写真にそんな加工を許すな。
ただ顔写真が三色になってる大部分のやつらの軽薄さが気にくわないだけだ。
壱河ふぇーすさんは最高でも性欲丸出しの目つきで眺め回した記憶を頼りにスケッチしたり、車の中からクラクション鳴らして振り向かせてみたりしただけですけど。
仮に壱河ふぇーすさんが少女たちに実際に手を出してたら「と、とうとうガマンできずに・・・おにゃのこに抱きついちゃいました^^;」みたいなツイートしてしまってると思うんですよね。観察した限りではそういう人なので。けどしていないので。本当に見たり振り向かせたりさせているだけなのだと思います。
山本夜羽音さんはそんな次元じゃなく、自分の仲間(反ヘイトスピーチ活動団体のスタッフ)(おそらくは女性なのだと思いますが)に「身体に抱きつきキスを迫るなど」したっていう、本当に直接的な行為に及んだわけですよね。
キン骨マンとかナチグロンがじゃれあってるところにいきなり悪魔将軍が現れたような、桁外れの超ド級パワーを感じますね。
それでも、左翼からは「まあ、人間いろいろあるからね。彼に関しては一旦保留で」みたいな扱いを、現状、受けているわけです。
一期一会。辛い別れもあれば、刺激的な出会いもある。描くことに集中するのも手ではあるが、人とかかわる、繋がることを諦めちゃなんないな、と思う。— 山本夜羽音@「メガ秘書」9.28新作発売 (@johanne_DOXA) 2015, 11月 8
で、まだ、どうしてもあきらめきれない、的なメッセージも、ご本人の口からは出ているわけです。
山本夜羽音さんのこれまでの行状を賞賛していた人たちからは、一刻も早く現在の評価をお尋ねしたいと思うのですが、いかがでしょうか。
他にも、エロマンガ家が性欲を制御できずレイプしかけたとか(実際にしたのかもしれませんが)、すくなくとも『日の丸凱旋少女』や『テコンダー朴』がとらのあなの店頭に詰まれていたとか、そんなことよりもよっぽどオタクにとってのイメージダウンだと思うのですよ。
イメージダウンというよりは、オタクの本性がいよいよ露呈したと言ったほうが、正しいと思いますが。
山本夜羽音さんは東日本大震災で被災した児童におもちゃや漫画を届けるチャリティー活動をされていたそうですけど。日本版ピエロのゲーシーと呼んでさしあげても差し支えないと思います。
調査票も何も来なかったゾ?
どうやら私(29歳・オス)は人間じゃないようです。
いや、原因は分かっているのですよ。
1. いわゆる脱法ハウスかもしれず、住人は""いない""ことになっている可能性がある。
2. 外国人が多い(訪日期間が3ヶ月以上(見込み含む)ならカウントされるんですけどね)。
ちなみに私は日本人です。
3年以上前に住民票移しているし、国民保険料払っているし、どう考えても損する国民年金保険料さえ払っているんだよ?
後段、国勢調査とは関係ないですね…… あまりの超展開に頭がおかしくなっているのだと思います。
マイナンバーでも同じことが起こるのでしょうか?
もし番号がもらえなかったら、甚だしい不利益被ることになるでしょう。
W杯で初戦、南アフリカを破って日本中を湧かせたエディーJAPANが、予選リーグ3勝という史上初の快挙を達した結果、惜しくも舞台を去ることとなった。
この感動はきっと日本中、いや、世界のラグビーファンにとって忘れえぬ、ブレイブ・ブロッサムズの名に恥じぬ歴史的な快挙だと言えよう。
しかし。この勝利の影に隠された恐るべき事実から、お前たち日本人は目を逸らそうとしているのだ。
わたしは知っている。
外国籍の、それもアジアの国々の選手を強制的に、おそらくは暴力を使って徴用し、自国の戦力として組み入れる。
汚らわしい軍国主義の象徴である日の丸の国旗を掲げ、そして、天皇カルト礼賛のおぞましき国歌、君が代を唄わせる。
いくらこの事実を指摘しようとも「ラグビーってそういうものだから」と、いっこうに耳を傾けようとはしないのだ。
こいつらは「ゴール裏はオレたちの聖地、朝鮮人を叩き出せ KILL ALL KOREANS」というあの横断幕を堂々と掲示したサッカーJリーグ、浦和レッドダイヤモンズとまったく同一の存在である。
“小さな泡”が世界を変える!?~日本発・技術革命は成功するか~ - NHK クローズアップ現代
日本発 驚異の泡! ウルトラファインバブル 2015年8月30日の放送|NHK「サイエンスZERO」
ガイアの夜明け|2015/11/17(火)放送 | TVでた蔵
"好適環境水" 海水魚と淡水魚が同居できる!? - YouTube
TBS「夢の扉~NEXT DOOR~」:『新たな水を利用して、山で魚を育てたい』
温泉プールで育つフグ 養殖技術にアジア各国が注目 :日本経済新聞
俺は東大生でもなんでもないのに最近勘違いしたやつに絡まれてムカついたので偏見あるかもしれんけど、ネットで東大生とか馬鹿にしてる奴らって関西で言えば近畿大学より下、関東で言えば大東亜帝国より下のランクの人間で、しかも大学卒業したあとうだつがあがらないでニートやってたりドロップアウトしてる社会のお荷物だけかなだと思ってる。ネットで学歴批判してる奴のプロフィール見たら大体アニメアイコンか日の丸ついてるしな。特に東方Projectのアイコンのやつらがその話題で群れてて気持ち悪かった。
特別絶賛する気にはならんけど、国公立くらいを目指して受験勉強頑張った奴は、東大目指してる奴がどんなやつだったか目にしてるはずだからまずバカにしないよな。
東大卒業してるからといって社会でも必ず活躍できるわけじゃあないし、理系なら院卒からが勝負だから大学何処かより何の研究したかが大事じゃね?って思うけど少なくとも大学卒業時点で勝負するならどっちが優秀かって言ったら、親が自分を塾に通わせてくれる金あったのに東大どころか大東亜帝国レベルにすら受からなかったやつよりは東大卒のほうが優秀だろ。 学歴以外に何か自慢できることがあるやつ、たとえばプログラミング界隈のやつとか学生の頃から起業してるやつは、そもそも学歴なんて全く価値を感じてないからその話しないよね。 ってなると、学歴批判してるやつらは誰だって成るわけですよ。 底辺のヒガミじゃなくて有意義な学歴批判してますって言えるやついるの? プロブロガーの希望の星イケダハヤトさんもやっぱりええところの大学出てるよな確か。
レベルが低すぎるやつらって、東大生凄さがわからないし、自分が理解できないものはとりあえず否定してかかるくらい知能が低いのかな、と。そういうやつらって会社に入った後も東大生と接する機会なんかないから思い込みで叩いてるだけなんだろどうせ。そのくらい、学歴批判とか東大批判とかしてる奴ってしょうもない根拠の無い思い込みしか言ってない。ま、見かけたらブロックすればいいだけだから何書こうが勝手だけどな。 学歴批判したいなら、自分の学歴プロフィールに書いた上で同じこと言えるかもう一回頭冷やして考えような
http://anond.hatelabo.jp/20151003231104#tb
増田で書いて、しかもあおり気味に書いたのにちゃんとしたレスが帰ってきたの初めてなので感動してます。なんかうれしい。ありがとう。そして言ってること正しいと思う。
オリンピックのエンブレム、あれ、言うほどダサくはないと思うし、パクリだとも思わないけど。
あの展開例やらトートバッグはとにかくとして、デザイン自体はまずまずの出来。
むしろカッコいいし、オリジナリティもあっていいんじゃないかな。
まあ、でもオリンピックのエンブレムとしてはどうなんだろって思うところはある。
泥臭くて、汗臭くて、躍動する筋肉の祭典じゃんか。
だから、歴代のって、躍動する人とか、聖火とか、五色の輪やらをモチーフにしたエンブレムにしてるわけじゃん。
まあ、わからんでもないけど。
JapanのJの文字に日の丸を付けたJリーグのエンブレムみたいでさ、あれよりはまだ時代に合わせたスタイリッシュさはあるけどさ。
Jリーグのエンブレムはまだサッカーボールを想像させるところがあるけどさ、例のエンブレム、オリンピックを思わせる要素どこよ?
「日の丸が1964年の東京オリンピックのエンブレムを想起させる」
アホかよ。
日の丸から日本を想起するまではあっても、64年の東京五輪を思い出すって、関係者だけだろ。
正直、方向違うんじゃないかなと。
誰がみても「オリンピック」のシンボルであることがわかること、それが第一に優先すべきじゃんか。
5色使うか、輪を5つ使うか、躍動する人間を使うかしてだな、とりあえずオリンピックとわかるものであってほしい。
おまえ、Bの一文字から北京を思い浮かぶの?Lの一文字からロンドン思い浮かぶの?
とかなんとかいいつつ、また似たり寄ったりな方向間違えたエンブレムになるんだろうな。
赤とか黒とか金とか好きそう。
デザイナーたちも、スタイリッシュなのが好きで泥臭いの嫌いだろうしな。
そもそも、日本人って肉体軽視だしな。
歴代のを並べてやると、前の東京オリンピックも、札幌も長野も浮いてるよね。
小兵がデカブツを倒すのが好きそうで、言ってみれば筋肉が足りない。
長野みたいに、フジヤマ、ゲイシャ、ハラキリ、スシ!な開会式で、挨拶では「絆」とか的はずれなこと言っちゃうんだろ。
機械や科学の力を使わず、己の肉体だけを武器に、この星の一等賞を決める泥臭くて汗臭くて人間賛歌の大会ってことを忘れちゃいまいか。
まあいい。
まもなく四十路を迎えるWebクリエイティブ関連の仕事をしております。昨今、五輪関連でクリエイティブの問題が多々取りざたされているので、思うところをつらつらと書きます。
この問題については、盗作疑惑が持ち上がる以前から、有識者から一般人まで、好きだの嫌いだの、良い悪いと倒錯(盗作ではなく)した意見・文句・罵詈雑言が飛び交っておりましたが、まず問題の整理として、いわゆる「有識者」視点からお話しておかなければいけないと感じた事を簡単にまとめます。
まず、デザインの質はどうだったかについてですが、結論から言うと一定程度のクオリティは持っていると言えます。
JOCや組織委員会の要求がどのようなものであったかについては文献が見当たりませんが、件の作品が発表された際の「パラリンピックとの並立」や「様々なメディアへの展開性」という選考基準に着目すれば、十分にそれを満たしていると言えます。また、図版的な面で言えば、黒・赤という色は白地を背景として視認性が非常に高く、かつシンプルな形状である事から、人間の認知作用的に受け入れやすい要素を持っています。キャンペーンロゴとして捉えるならば、第一の視認性・認識度は優れた機能性があると言えます。以上がクオリティにおけるプラス評価の点です。
次にマイナス評価として上げられるのが、過去の文脈からの逸脱です。詳しくはNaverまとめあたりに歴代ロゴがまとまってるのでご覧いただきながら読んでいただきたいのですが、バルセロナ・長野・シドニー・北京・バンクーバー・リオ・平昌に共通しているのは、「人間」がモチーフになっているということです。途中で切れているだろと突っ込まれると思いますが、この文脈はオリンピックの歴代ロゴの中で「スポーツイベントである」というアイデンティティを担保する大きなイニシアチブを持っています。これを逸脱するからには、それを代替するだけの文脈が必要になりますが、件の作品にある「亀倉雄策」と「鼓動(日の丸)」というモチーフではそれだけの強い文脈を感じられません。
上記の総合評価としては、「アリっちゃアリだね」という評価です。悪いとは決して言いません。
正直、分かりません。情報も錯綜し過ぎていて、どれが本当の情報か判断が付けられないので、パクリであるという明確な断言はできません。それに、展開例として上げられた書体や動画で展開していたテクスチャとしての分解要素などは「オリジナリティ」と呼べるものですし、それが仮にパクリ作品に擦り合わせられたものだとしても、その判別は難しいです。デザイナーは後から派生した要件もデザインの中にマージしていく事も仕事のうちですから。
これはもうリエージュ劇場ロゴとの「類似性」に尽きます。まず法的な論拠についてですが、先発作品は商標登録をされていなかったので、商標侵害という係争にはなりません。実際、訴訟となっているのは「著作権」の侵害についてです。「著作権」というのは、商標登録云々というのは一切関係がなく発生し、作られた作品が過去の作品に類似していた場合、過去の作品にその作家性等の支配権を有するというものです。具体的には「ベルヌ条約」という国際規程があり、条項ごとに各国が批准する形で国内法に継承されています。日本も批准しています。
次に、デザインの機能としての瑕疵が、過去作品に類似作品があるという時点で発生しているという点です。例えば、コーポレートロゴ等を制作する際に、ロゴにまつわる使用規定や細かなパラメータ(配色の具体的な数値等)、ステーショナリー類などの派生製品の制作指針をまとめますが、これを「ビジュアル・アイデンティティ」と言います。その名の通り「アイデンティティ」というくらいですから、そのデザインについては「自己同一性」が求められるわけです。簡単に言うと他のロゴマークなんかと誤認されないような工夫が必要ということです。
件の作品は、その色にもアイデンティティが込められていると思いますが、実際は白黒メディアで伝えられる場面もあり得ます。言いがかりっぽいかもしれませんが、仮にあの図式がモノクロ写真で撮影され、かつ「鼓動」の部分が何か遮蔽物で隠れてしまったとします。すると、リエージュ劇場のロゴとの判別は非常に難しくなります。つまり場合によってはその写真が印刷された情報が、リエージュ劇場の情報と誤認される可能性を否定できないわけです。この点について、このデザインには明確な瑕疵があります。
あまり一般には知られていないと思いますが、デザインの価格には業界団体がかなり具体的に指針を出しています。
内容としては、デザインの料金は「作業料」と「質」「経費」「量的指標」によって決める事が妥当ですというものです。
「量的指標」というのは曖昧ですが、デザインが利用される事業規模と捉えてもらえば大体合ってると思います。これは事業規模が大きなものはそのデザインに求められる様々な機能性や今回のような「展開性」などがより複雑になります。これについて担保するものと考えてください。その上で、以下の内容、特に事業規模の数字についてご覧下さい。
東京オリンピック 2020 計画書(150ページ)を熟読してみました。 | コラム | Web制作 株式会社ワンゴジュウゴ WAN55 (東京・千代田区) http://www.wan55.co.jp/column/detail/id=124
これらの全てを、このデザインが網羅するとは言いませんが、「東京オリンピック2020の収入計画」という項目、オリンピックというイベントに直接関わる事業、チケット売上とライセンシング(グッズ販売)に限って考えてもなんと911億円もあります。これを元に先のJAGDA早見表ではもう200億円以上ということで量的指数が上限いっぱいです。この表の上限でも1,200万以上と算出できます。
この金額が妥当かどうかというと、私はこのレベルのデザインを制作したことが無いので何とも言えませんが、しかし、オリンピック組織委員会が提示したデザイン費は、たったの100万円です。特別招待席のチケット(笑)も付いてますが。
オリンピックという世界規模のイベントのロゴですから、世界最高級のクオリティが求められるのですが、与えられた予算はたったの100万円です。それなりに自分の作品に対して責任を持つデザイナーであれば、この予算では受けられないと思います。ましてや、世界でも参加できる人間が300人くらいといわれているレギュレーションにあつまるデザイナーが、時間単価をどれくらいで換算すると思いますか。
以上の点から僕個人としてこのデザインは、予算と質が見事にマッチした、実に妥当なデザインだったのではないかと結論付けるに至ったわけです。
食傷気味ではあると思いますが、佐野氏問題について自分の考えをまとめるために文章を書きました。
もうこの話題にうんざりという方はそっとスルーして頂けると幸いです。
■前書き
デザイナーではないけれど、クリエイティブ職に携わっています。
私の立場としては、
・トートバッグはアウト
というものです。
以下、目次です。
▾ デザインとは
- このエンブレムは一体何なのか
- 似ているのか
- 原案は似てる
- お粗末なマネージメント
▾ 個人的には
■デザインとは
デザインは、社会に受け入れられることを目的の一つとしています。
受け入れられるということは抵抗がない方がいいですから、あまりに新しすぎて意味が理解されないようなものはよくありません。
しかし多くのデザインにおいては、新しさや独創性を伝えたいという想いもありますから、デザイナーにとって受け入れやすさとオリジナリティというのは永遠の課題であると言えます。
多くのデザイナーにとって、ロゴのオリジナリティについて語りにくいのはこれが非常に繊細な問題であることが理由だと思います。
ところで、デザインは「計画」「設計」「応用美術」という言い方もされることがあります。
あるいは例えば、◯◯デザイナーという肩書きなどについて、プランナー(計画者)、マネージャー(管理者)という言葉を入れ替えても近いニュアンスがあるということについて考えてもいいかもしれません。
これらの言い方からも分かる通り、デザインとは一から全てを新しく作り出すという行為ではなく、適切に設計する、配置する、選択するという行為であるとも言えます。
では果たして佐野氏のデザインは適切なものだったのでしょうか。
その前に、デザインにおけるトレンドというものについて簡単に考えたいと思います。
参考に、近年のロゴのトレンドと言われているものをご覧ください。
http://photoshopvip.net/archives/78102
http://www.radflaggallery-design.com/blog/2015-logo-trend
http://coliss.com/articles/build-websites/operation/design/788.html
すでに2008年のトレンドが古く感じてしまうのが分かるかと思います。トレンドというのは、新しく感じられ、それでいて受け入れられている、という一つのラインです。トレンドを押さえる(上手く選択する)ことで瑞々しい印象を与えることができますが、トレンドが去った後には古さを感じるようになるものです。
新しさがありつつ、普遍性のあるデザイン、というものが如何に難しいかが分かります。
・このエンブレムは一体何なのか
それでは本題のオリンピックエンブレムについて考えたいと思います。
図像的には非常にシンプルなものになっています。また、恐らくは1964年の東京オリンピックの亀倉雄策のイメージをオマージュしており、色彩は日本的トラディショナルなもので、あまり目新しさは感じられません。そういう意味でこのエンブレムはあまりトレンドに乗っていないと言えると思います。
なぜこのような選択・デザインになったのでしょうか。
トレンドに乗らず、非常にシンプルなものにしたのは、普遍的なエンブレムになることを狙ったものだと思います。
亀倉雄策の1964年オリンピックは今でも素晴らしいデザインと語られるもので、古さは多少感じさせても未だに迫力が伝わってきます。
佐野氏のデザイナーの仕事にはシンプルで洗練されたものが多くあります。また、近年世界にアピールできている日本のデザインはシンプルなものや余白を活かしたもの、自然融合的なものが多く見られます。
このように、佐野氏、あるいは日本の強みであるシンプルなデザインであり、また一時的なトレンドではなく普遍性をもつもの、として単純な図像になっているのだと思います。
もちろんこれにより、トレンドに乗っていない、古めかしく見える、単純すぎる、単純すぎるために似たデザインが挙げられる、といったことについて意見が出てくることについては想定していると思われます。
・似ているのか
さて、よく問題として挙げられているベルギーのロゴと比較してみます。
前述の通り、単純な図像なので、近いロゴがあることは避けられないと思います。しかしプレゼンテーション動画などを見ると、このエンブレムのアピールは以下のようなものです。
・東京の頭文字T
・日の丸
このうち、ベルギーの劇場のロゴと共通するのは円のモチーフくらいではないでしょうか。
以上のような点を踏まえると、佐野氏のエンブレムは図像的にはベルギーの劇場のロゴと近く見えるところもあるが、その他の点で大きく異なっている、と言えると思います。
著作権は、思想・感情を創作的に表現した著作物を保護するものです。
佐野氏のエンブレムはベルギーの劇場ロゴの思想・感情的な表現とは違う発想で出来たものであることは明らかだと思われます。
Wikipediaによると、リエージュ劇場は公共性が高いためロゴに商標登録がなく、商標権については問題にしていないとあります。
・原案は似てる
色彩、配置的なアレンジはありますが、これはヤン・チヒョルト展のタイポグラフィに結構似てると思います。
しかし原案として過去のデザインを参考にすることは問題ないのではないでしょうか。個人的には、なぜ公開したのだろう、と思いますが…。
これがこのまま採用されるとしたら大変ですが、最終案ではかなり変化しているので、これはある意味で事前チェックが上手く機能したと言えるのではないでしょうか。
・お粗末なマネージメント
佐野氏ほどのデザイナーですと、事務所を構え、他のスタッフにデザインをさせるというのは勿論あることです。しかし本人の名前で発表する以上、その監督責任は本人に求められます。
トートバッグに関しては、明らかに佐野氏の失態です。佐野氏もそれを認め謝罪し、社会的な罰は十分受けていると思います。
私が冒頭に書いた「(ほぼ)問題なし」という括弧はここが理由です。
本来なら大きな仕事は少し控えた方がいいと思いますが、今回はエンブレムの後に発覚したものですし、取り下げる程ではない、と思っています。
そもそもこのコンペは、一定以上のクオリティを信用されているデザイナーへの指名コンペです。
日本有数のデザイナーであれば、色々な人間との関係性ができるのは当然ではないでしょうか。
コネは悪用された時に問題になるものですが、今回のコンペがコネを悪用したものかどうかについては判断できないと思います。
■個人的には
個人的には、もう少しトレンドを押さえたデザインが好きだなぁ、と思っています。しかしそれと、ダサいかカッコイイか、良いか悪いか、善か悪かといったことは無関係です。
個人としてはそこまで好きになれなくても、表面的な華やかさを控えて理念としての重要性を選択したということは驚きでしたし、思い切った決断だと思っています。
ところで、オリンピックのエンブレムはどれほど重要なのでしょうか。
東京オリンピックを世界に向けて恥ずかしくない誇れるものにするために、私たちは何を大切にしなければいけないのか選ばなくてはいけません。
インターネットのお陰でどこまでも検索することが可能になり、どんな事象でもどこまでも批判できるようになりました。
もちろん知的財産権についてなどの座学も受けて
卒業して、デザイン事務所に入って、その後フリーで仕事してるような人間です。
「オリンピックエンブレムがパクリかどうか」について触れます。
「好きかどうか」「良いか悪いか」じゃないですよ。
「まあパクリではないだろう」というところです。
「丸と四角と三角をTの形にいい感じに並べて、さらに日の丸を強調した」
まあそんな話はよくあることだという印象です。
もう少し詳しい背景を説明していきます。読み飛ばしても良いです。
オリンピックのロゴを含む、「大企業のロゴ」や「国家事業のマーク」といった、
公共性の高い団体のロゴのデザインというものは、簡単な図形で作られた抽象的なものが多いです。
理由は色々あるけれど、「万人に受け入れられるものであるべき」というところは大きいんじゃないでしょうか。
女性向けでも男性向けでもなく、大人向けでも子供向けでもない、そういう物を作らなくてはならないので、
そうはいっても、
近年のオリンピックロゴというのは、自由曲線で書かれた具体的な物が多かった。
ロンドン五輪なんか
「夜中にヤンキーが高架下の壁にスプレーで書いてるアレ」を元にしてて。
それを「超クールだぜ!」って思う層もいれば、「伝統を冒涜している、ありえない」と思う層もいて。
振り返られる伝説、「亀倉氏の東京オリンピックのロゴ」はその具体的なものと比べて非常に抽象的。
これを嫌いだって言う人はそういない。だって「丸が嫌い」だなんて人は居ないもん。
「オリンピックのロゴを作りましょう」なんて話になったら、真っ先に思い浮かぶのがあのロゴ。
「最近は具体的なロゴの流れが来ているけれど、果たしてそれで良いのか?」
「亀倉氏のロゴのように、シンプルで迫力があって、それでいて繊細でモダンで…」
というイメージは、デザイナーだったら選択肢には上がったのではないでしょうか。
伝統的なフォント「Didot」はとても美しいから、その形をモチーフにしよう、と考えて。
その特徴的なセリフ(Tの左右の飾りの部分)の曲線を見て、
これは円を内包しているようにも見えないだろうかと気付いて、
それを強調するためには、セリフの片方を右下におろせばいいのでは?なんて試して。
それだとTに見えないし、そうだ、ここに日の丸を置くことで、左胸の心臓(正面から見たら右側)を表せるのでは…
とか言って作っていったんじゃないかと想像が付くわけですね。
佐野氏や委員会や著作権法が述べる「オリジナリティ」は、この過程にあるわけです。
Tの形に丸や四角を並べただけで著作権に引っかかってちゃ抽象的なロゴなんか全部パクリなんです。
それじゃ困るし、実際「たまたま似ちゃった」ってことは頻発してるので、法的には許されてるんです。
ちなみに商標権的には「たまたま」でも法に引っかかるんですけど、
さて、以上がオリンピックのロゴが「パクリではない」「問題ない」
あとは佐野氏の人柄が「パクるような人じゃない」とか、そういうのもありますが、
私は末端の人間なので佐野氏の人柄については存じ上げませんし、なんとも。
じゃなくて
だと問題が発生するんですよ。
「フランスパンの写真を自分で撮って配置したらたまたま似ちゃった」
無関係の個人がブログに上げてたフランスパンの写真と完全に一致しちゃってるわけです。
これはもう言い逃れはできない。
誰がどう考えたってその写真パクってデザインに貼り付けただけなんです。大問題です。
世の皆様が思っているほどクリエイティブでオリジナリティ溢れる職業じゃないんです。
広告に書いてあるお洒落な文面もデザイナーが考えてるとは限らないし、
端的に言えば「考える事」と「コミュニケーション」です。
お客さんに還元できるかんじの、夏っぽい企画を考えてくれ、って仕事が入ったとしましょう。
夏っぽいってなんだろう。
プール。水着。サングラスにビーチ。フランスパンとかおしゃれかも。女の人は鳥なんかも好きだよね。
そういうのでノベルティを作って…せっかくなら使えるものにしたいよね。
そんな柄のおしゃれなトートバックを大量に作るってどうだろうか。
「こんな企画どうでしょう、話題になるとおもうんですよね!」なんて言って。
さて企画が通ったぞと。予算も決まって、デザインの開始だ、と。
フランスパンをなんとなくおしゃれに見せるためには、
斜めに置いたらいいんじゃないか?とか、はみ出したらいいんじゃないか、とか、
じゃあ色は何色がいいんだろうか、とか、
大きさはどんなもんだろうか、とか、たくさんのことを考えて…
「予算◯◯◯円でベージュの帆布の生地を探して、業者と話つけといてね。
デザインはスケッチ描いといたから、それっぽい絵や写真を用意して×日までに作っておいて。」
あとはその×日に全作品をチェックして、「これはOK」「これは駄目、やりなおし」ってスタッフに伝えて。
数日後に出来上がった全てをクライアントのところ(サントリー)に持って行って、
完全に想像なので、実際にはもっとはじめの方からスタッフ任せかもしれませんし、
もうちょっとだけ手を動かしてるかもしれません。
つまるところ、
クライアントから依頼を受けて、細かく企画を考えてプレゼンして。
テーマに合わせてパーツを選んで、いいかんじに組み合わせて素敵な作品に仕立てる。
実際に手を動かしてる写真家やイラストレーターの方々であって、デザイナーはそれほどでもありません。
もちろん自分で絵を描いたり写真を撮ったりするデザイナーさんも居ますが、
かならずしも自分の絵や写真が、作りたいものにマッチするとは限りません。
(アニメっぽいイラストしか描けないデザイナーさんにリアルな画風のシリアスな仕事が来ても描けないし)
そういう時には他のイラストレーター・写真家を探して外注します。
車を作るメーカーと、そのパーツを作る下請け会社の関係、みたいな感じ?
パーツは自社で作ってないけど、それをいい感じに組み上げる技術は持ってる、みたいな。
その技術を活用するのが「車を作るメーカー」であったり「デザイナー」であったりするわけですね。
で、佐野氏の話に戻るけど
そういうわけで、
パクったのは佐野氏じゃなくて(本人の言う通り)事務所のスタッフだと思うんですよね。
「こういうレイアウトでフランスパンのいい感じの写真配置して」
って言われたスタッフが楽をして、ネットからフランスパンの写真を探してきて配置したんでしょう。
とまあ、特筆したわけですが、だからといって佐野氏が悪くないわけでは全く無いです。
・「佐野デザイン」って銘打ってるんだからスタッフのせいだろうと責任は佐野氏にある。
というのがよく聞く話で、それはもちろんのこと。
という部分も気になります。
実際にフランスパンや看板を用意して写真を撮ったり絵に描いたりするのでは、
フランスパンや看板を買うお金だって必要です。数百円かもしれませんが。
その差に誰も気づかなかったんでしょうか。
フランスパンの領収書貰ってないけど、どうやってこの写真撮ったの?とか。
出来上がりがやけに早かったけど、この絵はいつ描いたの?とか。
素材をちゃんと自分で用意していれば、
イラストを外注したりパンを用意したりした分の経費が出るはずなんですよね。
写真をパクったスタッフは、果たしてホントにパクリたくてパクったんでしょうか。
さすがにデザイン事務所で働いてる人が「ネットから勝手に写真を持ってきても良い」とは思ってないでしょう。
佐野氏はオリンピックのエンブレムを作る程には大御所ですし、クライアントも大きなところですから、
写真を購入する程の予算がどうしても捻出できない、とは考えられません。
でも、写真は購入していない。させてもらえなかったのか、スタッフ自身の判断かはわかりませんが。
でも自分で撮影するにはスケジュール的に無理があって。でもなんとかしなきゃ怒られる。
うーーーーん仕方ない、どうせバレないだろう。適当な写真を勝手に使ってしまおう。
という流れすら透けて見えるのです。
スタッフがどうしようもないクズで、時間があったのにやらなかったとか経費をくすねたとかいう可能性もありますし、
事実だったとしてもスタッフが悪くないわけではないです。罪になりますからね。
デザイン業界というものは、おしゃれに見えて、わりかし体育会です。
初任給は額面で15万〜20万ぐらい。手取りは13万とか15万とか。
多くの事務所が関東にありますが、住宅手当も寮もないから家賃で給料の半分以上が飛んでいきます。
少人数で回している事務所では、そもそもそういうシステム自体が無かったりもします。
もちろんそうでない事務所もあるんでしょうが、そういう話はよく聞きます。
なんでそうなっちゃうかって、代理店の仕業だったりクライアントの事情だったり色々な理由があるんですが。
結論として。
HH堂やD通はやっぱ噂通りにしんどい(色んな意味で)場所なんだろうなとも思いました。
佐野氏だけじゃなくて、デザイン業界全体の闇?みたいなものを再認識した一件でした。
まあ書くまでもなかろうと思ってましたが、
とは言ってません。
むしろ、
ぐらいの話のつもりです。
ただそこで、
とか言う論調になるのに疑問を覚えただけであって。
私としてはまず「佐野氏の事務所のスタッフの管理はどうなってるんだ」と思ったし、
でも、自分の知ってるデザイン事務所を思い起こせば、どこもそんな管理体制だったわけで
(上は下の仕事に文句付けるだけだし、下がまともに仕事をするためのロクな環境は整ってないし)
そうやって考えたときに、「佐野氏以前にデザイン業界の業務体制自体がクソだ」という結論に至った、ということです。
デザイン業界の横のつながりって「仲が良い」「飲み仲間」「一緒に展覧会した」みたいなレベルの話で、
業務自体は基本的に、1クライアントに対して1デザイン事務所なので、自浄作用とかあんまり期待できない。
クライアントに対してのプレゼンが誠実で説得力があれば、クライアントからはスタッフの給料とか実務時間とか見えないし。
「デザイン業界」っていうのに明確なヒエラルキーがあるわけでもないので、
「デザイン業界が佐野氏を罰するべき」とか無理無理。佐野氏に上司なんかいないし。
せいぜい「昔の同僚と飲んだらもっとちゃんとしろって叱られた」とかそのぐらい。
クライアント側がこれから先佐野氏に仕事を発注するか否か。それだけ。
最初に述べた通り、自分はフリーで細々と働いているわけだから、こういう話は蚊帳の外。
https://www.facebook.com/pages/Zaricor-Originals/109247355769680
The red sun slightly to the right or the east is self explanatory. While it serves as the sun and Japanese spirit it also symbolizes the flame in the Olympic torch.
Below is a great wave, dominated by the spirit of the sun. The wave is also in the shape of a T representing Tokyo and also symbolizing the torch itself. Both these 3 meanings in the torch and the sun also relate to the 3 marks of existence.
The font styles on TOKYO 2020 and the spacing of all elements as well as the size of the Olympic rings will be tweeked as I continue the larger finished painting.
Although the design will change slightly and become more refined as I continue this is the basic idea and all seeing may serve as witness.
I hope this serves as a testament of my respect for creativity, the Olympics and the wonderful people of Japan.
Thank you, Benn Zaricor
少し右、あるいは東(※the eastは英語だと東洋を指すことがある)にある赤い太陽は、それ自体が説明的だよね。太陽と大和魂として機能する一方、オリンピックの聖火の炎を象ってもいる。
下のはグレートウェーブ(※葛飾北斎の神奈川沖浪裏は英語だとThe Great Waveとして知られる)で、太陽の魂に気圧されている。波はTの形にもなっているけど、これはTokyoを表すのと同時に聖火のトーチ(torch)自体を象ってもいる。聖火と太陽の3つの意味は、三相(※仏教で無常、苦、無我のこと Wikipedia。ただし、これはタイなどで信仰される上座部仏教の話で、日本などの大乗仏教とはちょっと違う)とも関係があるんだ。
TOKYO 2020のフォントのスタイルや、全要素のスペース処理、五輪の大きさなんかは、もっと大きな完成版の絵の作業をしていくうちに修正されるよ。
作業をするうちにデザインは少しだけ変わって、もっと洗練されるはずだけど、これが基本的なアイディアで、見えるもの全てが証拠品となるだろう。
これが、創造性、オリンピック、日本の素晴らしい人々に対する、僕のリスペクトの証になることを願っている。
ありがとう。 Benn Zaricor
ちなみにロケットニュースによる訳
http://b.hatena.ne.jp/entry/rocketnews24.com/2015/08/17/621055/
「少し右側、すなわち東側に赤い太陽があるのは自明のことです。それは日の丸と日本人の精神を表すとともに、オリンピックの聖火の象徴でもあります。下には日の丸のスピリットに支配された大きな波が描かれています。この波はまた、Tの形をしています。東京のTであり、聖火(torch)の象徴でもあります」(Zaricor Originals Facebookより引用)
父親の稼ぐ金のおかげで高級住宅街に賃貸の実家があるのだけど、靖国神社はすぐそばだ。
今年、京都のロクでもなくてどうしようもない大学に通わざる得なくなり、約5ヶ月ぶりに靖国神社を見たのが8月の2日くらいである。
わざわざ靖国神社はとりあえず終わった70年前の戦争にたいして揉める「大東亜戦争」なんて呼称を使っていることだ。
靖国神社の手水舎についている大きな看板に、「大東亜戦争 終戦七十年 今年は終戦70年の節目の年です。御本殿で正式参拝致しましょう」なんて書いている。
これでは嫌う人がいても仕方ないのではないか?
なんだかんだ結局「金」なんだということがよくわかり英霊の高潔さやらなんやらなんかないんだろうなと思うのだ。
ロクでもないことを叫ぶ連中ばかりで、日の丸やら、旭日旗やら、満州国の旗を持った奴がうろうろしている。
そんな中で僕が色々と感じたのは終戦記念日の靖国神社定番の軍服コスをしたおじさんたちを見た時だった。
このおじさんたちのコスプレなんかより、ビッグサイトの容姿のいい女の子のコスプレの方がずっと価値があるということに気づいてしまった。
たぶん、このおじさんが倒れるよりも容姿のいい女の子が倒れた方が助けようとしてくれる人が多い。
そう、いくらおじさんたちが高いくらいの軍服に身を包んでも、結局容姿がいい女の子がトップクラスの階級に属するということだ。
容姿のいい女の子は何もしないのに高い地位だ。下手したら今上天皇よりもえらいかもしれない。
性的魅力=世の中での価値という階級で軍服コスしたあのおじさんと僕は最底辺だ。
ネトウヨも靖国神社で「日本がー」と叫んでいるおじさんより容姿のいい女の子に最終的にはべったりするに決まってる。
セックスしたいだろうし。
戦場で兵士が救いたいと思うのも僕なんかよりも美しい女の子だろう。
高校の中でもっとも動物的だった つまり兵士に近い野球部の奴らは、容姿の醜い僕やコイズミくんをあからさまにゴミ扱いしたけど慶応大学にいった美しい容姿のハルカちゃんやマナちゃんをとても大切に扱った。
野球部の奴に高三の春に言われた「お前、肌とても汚いな」は自分の価値がとてもよくわかる言葉だ。野球部じゃない奴もそう思っていただろうし、責めたくなるが事実だし仕方ない。
言った奴は早稲田大学に行った。
靖国神社のなかで唯一かわいそうだと思ったのは、親に連れられた小さい可愛い顔した女の子だけだった。
それも、だんだん可愛い顔していることを妬ましくなるのだけど。
男は男が嫌いだ。女は男を選べる。男は誰にも好かれない。特にきもい容姿の男は。
これが右にあるということは、日本が右傾化しているという意味である。単に右ではなく右上なのは、想像の斜め上を行くような右傾化であるということを示している。
日の丸を除くと、アルファベットが残る。これは二つの文字、IとZの組み合わせである。Iは「私」を意味しているが、Zは何か?映画ファンならすぐに分かるであろう。Zといえば、ゾンビである。つまり、「私はゾンビ」ということを意味している。つまり、このデザインを作った人はすでにゾンビ、すなわち、生ける屍であるということである。
あるいは、私=日本人と考えれば、既に日本人はゾンビ化しているということを世界に警告しているということになる。
追記:
白黒以外の色は、金と銀と赤である。これは「こがね」「しろがね」「あかがね」であり、金銀銅のメダルを表している。そして赤が日の丸も表していることから、日本が金や銀ではなくて、銅メダルに値するということを意味している。
1964年の三丁目の夕日の世界への郷愁だったり「昔はよかった」的に「亀倉エンブレム」は良かったと言いたい人がいるのは分かるけどな
そういう人しかいないと思ってたけど(あと日本すごいと言いたいだけのネトウヨ)
あれが純粋にデザインとして圧倒的に優れている、なんて主張する人もいるのか。
ほんとどこが?と言う感じ。むしろ今の感覚だとダサいと思うんだけどあれ。
http://anond.hatelabo.jp/20150814172406
東京五輪の話題でマスメディアでもネットでも必ず「前の大会のエンブレムは最高だった」って一言が登場するのだけど、いやそこまで褒め称えるようなデザインじゃないっしょ。
単に日の丸デーンとアピールするだけのデザイン。シンプルでいいけど国旗描いただけじゃん。他の大会のほうが良いのたくさんあるよ
感性の問題でもあるから「最高だった」「圧倒的だった」って人がいてもいいけど、今や「最高」「圧倒的」と必ず言わなきゃいけないメディアの状況は身内褒めとしか思えない
1964年の三丁目の夕日の世界への郷愁だったり「昔はよかった」的に「亀倉エンブレム」は良かったと言いたい人がいるのは分かるけどな
昂揚感、平和と繁栄、人類の良心、オリンピック憲章、そういうもろもろの理念が正しくデザインに反映されていないから嫌いです。
普通のデザイン教育を受けた人間にはあのデザインは以下のように見えます。
https://tokyo2020.jp/shared/images/olympic_emblem_large.png
①まず、中央を貫く黒いバーは、喪章、あるいはモノリス(不滅の絶対性、時間)を表す。
②対角は金銀のコーナーはモーターの界磁であり、これによりモノリスは右方向に回転モーメントを与えられる。
(通常のネジが右ネジだから)
※ちなみにベルギーの劇場のデザインは回転ドアのデザインで真ん中のラインが垂直に立っていることは、劇場が外へ向かって
開かれていることを意味する。
③右上の赤い丸、これはもちろん日本であり、太陽、陽性なるものを意味する。
金銀の界磁によって駆動されるモノリスは冷徹な正確さで日本をいままさに叩き落とそうと運動する。
金銀の界磁と一緒になったとき、モノリスは死神の鎌であり、赤い丸は狩られて血まみれの生首である。
冷徹な時間の論理によって日本が凋落していくことが避けられないという死を表す。
④金銀はメダルであり、メダルにより黒くて強大な物体が突き動かされて日の丸を叩き落とす図でもある。
日の丸の位置は、時計の1時付近であり、これは絶頂期を過ぎていてこれから沈んでいくしかないことを表す。
⑤2020はフォントで海の波、水平線を表す。五輪マークは、すでに水面下に沈んでいる。
このような、日本の凋落とメダルに駆動される凋落加速のデザインはオリンピックの理念を正しく表現しているとは理解できず、
まったく共感できない。
・偶然似てしまうことはよくあること(特に佐野氏のようなシンプルでボールドなデザインは似てしまいがち)
・世界中のロゴマークを確認するなんて無理(何千万ものロゴマークがある中で、商標登録すらされていないロゴを確認しろというのは無理過ぎる)
・桜の招致ロゴの方が良かったという意見があるけど、あのロゴは造形のレベルが低い(学生のデザインだからしょうがない部分はあるけど、明らかに国際的な基準に達していない)
等々思うことはたくさんある。
でも、多くの人とっては今や真実なんてどうでもよくて、気持よくオリンピックに関することを叩けるということだけが
大切なんだと思うよ。悔しいけど、日本の文化レベルでは「所詮デザインなんて」としか思われていない。