はてなキーワード: サマーウォーズとは
この映画は金曜ロードショーで上映されたらしいのだが、子供の世話で見る機会がなかった。でもアマプラで配信しているのは知っていたから昨日の夜にそちらで視聴した。
結論を言えば全然面白くない。たしかに感想を探しても似たりよったりな低評価が散見されるが、そもそもこの監督は叩かれやすいからバイアスがかかっていると推測してある程度は無視していた。だからあらすじやビジュアル、そして個人的に名曲だと思っているOPだけしか知識を入れずに素の状態で鑑賞した。
もちろん良かった点はある。とくに主題歌はアニメ映画としてはきちんと作り込んでいると思われるし、なにより曲単体がとても好きだ。昨今の流行を外してイントロが長いのもいい。
それと、冒頭10分程度に収まっている、主人公が仮想世界にログインするシーンとかは中々わかっているなーと思う。
逆にそれ以外は全く面白くない。
この映画を見る前に曲だけはラジオなどを通して頻繁に聞いていたため、YoutubeMusicなどではかなりリピートしていた。なので本編より曲の方にずっと思い入れがある。
だからこそ、本編があの出来であるのが辛い。自分の好きな曲が主題歌となっている映画がああいうものだったなんて。
似たような例としては、打ち上げ花火がある。ただあれはもはや笑い話にもならないくらい酷くて、曲以外の良い要素がゼロという点で突き抜けているのでまだよい。そばかすの姫は一応は見どころがあるから困る。
とりあえず思ったことを箇条書きにしておこう
端的に言って脚本がひどすぎる。サマーウォーズがOZというシステムをうまく利用しているのに対して、竜そばのそれはTwitterで十分だと思う。Twitterやニコニコで歌ってみた人が思いがけずバズるということを発端にして現実の問題に向き合う、という内容ならばヒットはしないまでもそこそこの良作品になっていたかもしれない。
この映画ではアバターを通すことでその人の本質や才能を引き出す、という設定がある。だけど現実のSNSにおいて自分を偽ることで才能を発揮できる人は数多くいる。主人公が人前で歌うことができてそれが非常に上手かった、という描写は現実のTwitter等でも見る現象であり物珍しくない。そのくせアバターの介在なしにはっきりと歌えるという部分にはリアリティがなさすぎる。
そして竜の存在も酷い。竜はあの世界において自治組織から目をつけられる存在だけど、50億もの人がいる場のおいて単なるPK行為が衆人のもとで白日にさらされることなんて殆どない。例えば遊戯王の世界大会において優勝するほどの実力者だけど顔や素性が一切不明で暴力行為や不正行為の疑いがある、というレベルならまだ理解できる。だけどTwitter規模で暴力や不正をしたところでお尋ね者になったりはしないだろう。
逆にあの程度の暴力行為だけで盛り上がれるというのは、それだけUという仮想現実では娯楽がないということかもしれない。
サマーウォーズほど舞台装置として機能していないし、そこにいることで自己実現をできるほどのものがあるとは思えない。派手な演出でごまかされているけど、あの世界が存在する意義が最後までなかった。
監督は美女と野獣を現代的にアレンジしたいだろうけど、舞台装置が酷すぎるし主人公があまりに搾取され過ぎなので整合性も面白さも何もない、虚無な映画となっている。
脚本書いてる人に、何か自分の能力では対応できない大きな問題が起きたときの解決のためのエスカレーションの実体験が欠落してるように思う
まずは身近な人(家族や知人友人)に相談する、それが無理ならより大きな組織(役所や警察や自衛隊など)に動いてもらう、といった経験がないんじゃないかな
だから「竜そば」では「さっさと警察に通報しろや!」「周りのいい歳したオトナが何ボケッとしとんねん主人公助けろや!」という突っ込みが入ってしまう
脚本書いた人にとって、警察や年上の大人は何もしてくれない無能な傍観者という固定観念があるように思う
サマーウォーズはそれが逆の意味で作用してるようで、身内に相談さえすれば自衛隊も動いてくれるし総理大臣にだって直接電話して掛け合ってくれる、という描写に現れてるように思う
サマーウォーズのばあちゃんの葬式でハッピバースデー歌うとか、雨と雪で娘の迎えより息子の家出追いかけるとか、バケモノの親子みたいな師弟とか、ミライのキモい弟とか
なんか登場人物に「え?お前の感覚どっかおかしくね?」ってなる場面がめっちゃ多い
もろちん、感覚がおかしいキャラが出てくること自体は悪くないんだけど
普通はそういうのってやっぱ感覚おかしかったよねっていう展開が作品内であったり
感覚がおかしいことが作品内で重要な意味を持っていたりするもんだけど
細田守作品だとどっか感覚おかしいですか?みたいな顔で感覚おかしい行為が繰り広げられるので
見ていてめちゃくちゃ混乱する
俺が「なんか細田ダメかも」と一番最初に思ったのはサマーウォーズで
特に親しくもない後輩である主人公に「バイトで田舎に一緒に来てくれ」と持ち掛けて大家族の待つクソ田舎まで引っ張っていった挙句、現地についてから「婚約者連れていくって言っちゃったから彼氏のふりをしてくれ」と言い出した上に勝手に「実はスーパーエリート」と勝手に属性まで盛っておいて、自分は久々に会う親戚や小さい時に憧れていたイケメンおじさんとイチャイチャしまくって大団円を堪能、急に誰一人知り合いもいない大家族の中に「可愛い娘のスーパーエリート彼氏」として放置された後輩がひたすら居心地悪い思いをするというシーン
控えめに言ってもこのヒロイン、クソイカレてるとしか思えないんだけどこの展開は後々別に拾われることがない
つまりヒロインはこの自分勝手極まりない行為に対して主人公に謝罪や対価を与えるシーンもなければ、しっぺ返しを食らうシーンもない、ただただヒロインがこいつイカレてるのでは?と観客に思われるだけのシーン
でもたぶん細田さん的には「年下男の子を弄ぶ先輩女子」という範疇に収まってるんだと思う
こういう視聴者の感覚と細田さんの感覚のズレが一番大きく出たのが竜そばの最後の展開だと思う
一般の感覚からすれば「そうはならんやろ、どういう感覚やねん」となるんだけど、細田さんは本当に純粋に「この展開が正しい」と思って描いていそうで本当に怖くなる
単に自分の不満をぶちまけただけの日記なのに何かやたら反応があって驚いた。皆話題に飢えてんだな
manimoto この流れで「∀ガンダム」と「東映版Kanon」が出ないのは意外だった。増田もこの2つは好きではないということなのだろうか。
∀ガンダムはそもそもネットで叩かれてない。kanonはちょっと専門外
brain-owner “エガオノダイカ"→「エガオノダイカを褒めてるヤツは100%頭がおかしい」という事がまた立証されてしまった。しかもなぜか「文句あるか?」という高慢な態度で決して遠慮がちにという姿勢ではない。バカ過ぎてウザい
Hige2323 カミーユ叩きが風評被害過ぎて笑う、どこでこんなの言ってる奴がいるんだ/扇はしゃーないでしょ、あの流れだとどう見ても女に誑かされた末に敵であるはずのシュナイゼルに言い包められて恩人のゼロを陥れた形じゃん
ゼロが黒の騎士団見捨てて黒の騎士団が何回か壊滅しそうになった時も扇の「俺はゼロを信じる!」であの組織は纏まってたから、終盤のゼロはついあの扇にまで信用されなくなったんだなって思ってる。
joker1007 そんな印象無いもんが大半だが、カツ・コバヤシだけは擁護できねえ!
やらかしの印象ばかり強いかもしれないけどカミーユがジェリドに殺されそうな時タイミングよく助けたりしてたよ
sophizm ジョジョだとストーンオーシャンが一番好きなんだけど、たぶんジョジョに思い入れないから一番面白く感じられてたんだと思う。
俺は六部直撃世代で、少年漫画なのにジョジョって女主人公なの?って思ってた。
滅茶苦茶ハードル下げて見たのはあると思う。お金かかってるのは感じたし、あれよりつまらない低予算映画観た事あるから大分拍子抜けした
ニナは板挟みになってたと思うとあんまりに嫌いになれないな。もしコウがガトーを撃たなきゃニナが撃ってたかもしれないし、コウが撃った事で均衡が揺らいで撃たれた側のガトーを庇ったと認識してる
Gondwana 細田守は、時かけとサマーウォーズまではあんま叩かれてない。叩かれてるのはおおかみこどもの雨と雪からじゃないか
サマーウォーズも地上波やる度にクソ映画連呼されてて疲れた。俺は好きだよ
wwweric ネット掲示板の見過ぎでは
これは、はい
turanukimaru はてブで叩かれる奴は半分もない感じだけどTwitterとか2chとかの話?作品に好き嫌いはあるだろうけどキャラ叩きはあまり見ないしZEROランサーが叩かれてるところとか見たことねぇ…
今でもログが残ってる所だとこういうのがあるけど、昔はここに限らずそこらかしこ中でこんな感じの事言われてたよ。FGO以降マシになった感じかな
【Fate】Fate四大ハズレサーヴァント 「ディルムッド」 「イスカンダル」 「ハサン(五次)」
https://demonition.com/blog-entry-1734.html
【Fate】ディルムッド・オディナの良い所を頑張って挙げてみよう
https://demonition.com/blog-entry-1970.html
https://demonition.com/blog-entry-1653.html
https://demonition.com/blog-entry-1477.html
総合力で最弱のサーヴァントって4次ランサーか5次アサシンだよな
https://demonition.com/blog-entry-2314.html
こんな俺が自分のために書き殴った増田をブクマカが読みに来るのが不思議で仕方ねえや
やっぱり世界は狂ってる
まず「社会現象になったオリジナルアニメ」が何かを決めよう。Pixerとかの海外の作品は対象外。このあたりは文句なくはいるだろう。
「鉄腕アトム」「魔法使いサリー」「銀河鉄道999」「タッチ」「ちびまる子ちゃん」「セーラームーン」「ポケットモンスター」「鬼滅の刃」などは、社会現象化は文句ないのだが、原作つきのため除いた。で、次点でこのあたりが並ぶ感じか。上であげてないジブリ作品は、これらに匹敵する影響はあったのだが、きりがないので省いた。
追加があれば。
細野守監督作品はなんだかんだでテレビで観たり映画館で観たりサブスクで観たりで全部観てるんですけど過去一感想が「何!?」だった。
もちろん悪い意味で。
先にいいところだけ
①絵(マジで背景綺麗)
②OP(曲いいしMVとして良 ワクワク感ある。のちにミリも残さず消えるけど)
以上、終わり。オタクの中では③だけで全てを許した人もいるので③にピン!と来た人はそれだけで見る価値あるかも知れません。
なんていうかこう、過去一「納得のいく状況説明が下手すぎ!?」っていうのが一番の感想。全て理解できず消化不良で終わるので何も味わえないこれぞ無味乾燥。あとは「何!?誰!?」と「これで終わり!?ふざけるな!」で完!解散!
常にツッコミどころしかない上に「これからどうなるんだろう」という期待感とか「なるほどね〜!」という気持ちいい納得とかポジティブな感想が皆無なので「なんだろう。なんなんだろうこれは。え!?なんなんだ!?」ってなる。
映画館で観てなくて良かった本当に「ワカラナイ……ナニモ……オレニチカヅクナァ!カネヲカエセ!!」ってエンドロールで暴れる竜になってた。
以下ツッコミどころさん
・母の死のシーン
→どうして!?!?!?第一意味不明展開が早すぎる!!!周りに誰もいない状況でなかったにも関わらず泣いて止める我が子をふり切って見知らぬ子供のために濁流の川に軽装備(救命ベストオンリー)で命をシューーーーゥ!!超エキサイティング!!ガチでお亡くなり!!バカ野郎!!!!そら叩かれる!他の人と助け合え!サマーウォーズでそれがテーマだったじゃん!?せめて命綱つけていくとかさ……
その後濁流に突っ込んでく母の映像の回想何回か?(一回だけでしたっけ?)挟まるけどマジでドキュメンタリー番組のお馬鹿さんVTR繰り返しみたいなのにしか見えない。マジでお馬鹿さん。
周りに助けてくれそうな人が本当にいない。もしくは女の子が藁をも掴む!な状況で「後10秒で溺れ死ぬんじゃいます!助けて!なう!」の状況ならわかるんだけどそうでもないから本当に……何故……?
せめてお母さんがこっち岸に女の子を預けて助け出したところで足を取られて流されるみたいな描写あれば良かったんですけどそういうのも全くなく……女の子普通に救助隊の人に複数人で助けられるので……マジで無駄死に感がすごい……。南無……。
→学校一可愛い女子を「可愛い」というのをアピールするのに不自然な寒い会話でその女子を褒め称えるモブ怖い絶対そんなこと思ってないだろうな感がすごい(「〇〇ちゃんがいると周りも明るくなるってかんじ!」「わかる〜!!」みたいな会話をする。JK=中身のない会話するバカの製作陣のイメージが透けて見えてなんか嫌)
ちなみにここで唯一の後々伏線回収されるシーンがある(学校一美女ががカヌー男の存在に気付いてちょっと焦った表情をする)
→超絶天才的衣装センスと頭脳を持つ主人公に理解のある毒舌女子高生(馴れ初めとかどうして仲良いかは不明)こんなんいるわけないよ。
とはいえ口は悪いけど理解があっていい子だ……と思ってたのに最後の最後で「お前 船降りろ」な感想をこちらに抱かせる発言をする。
これまで主人公のやることをサポートする良き友人だったのに本当に最後の最後になって主人公の行動(竜に信用してもらって彼を救うためにバーチャル世界でアバター姿ではなく素顔を晒して歌う)を全力で否定し始めるので今までの彼女を見ていたこちらは「ええ!?」ってなる。「そこは背中を押すところじゃない???」と。
恐らく彼女がこんな急なキャラ変換された理由は『「真に主人公を理解し応援している主人公と(恐らく)相思相愛の幼馴染」の対比の見せ場の演出のために急に嫌なやつにされた。』だと思う。本当に可哀想。
→弱い。カラオケ店のシーンで急にクラスメイトの語気が強くなって大量のマイクを差し出されて発狂するみたいなシーン……これがそういう演出(主人公の現実を盛った思い込みの妄想)なのか現実ママに起こってるのか非常にわかりづらくて困惑する。結果的に「マイク多すぎ」の感想しかなくなる。現実ママだったらマイク多すぎ。
その後で無駄にリアルな嘔吐描写と合唱マダム達のシーンで歌うのを拒否するシーンはあれどその他にどうしてそこまで主人公は歌うのがトラウマになってるのか……みたいな深刻な状況説明がないので最後の方でも「あっ…えっ…そこまで歌うのトラウマだったんだね!おじさん知らなかったナ!😅」ってなる「竜かすつまらん」の感想の人の中でも最後のシーンだけは良かったみたいな人ちょこちょこ見かけたんですが(ツイッター調べ)個人的にクジラの潮吹きで何故か爆笑しちゃった。なんか滑稽で。エレクトリカルパレードみてえだなしか思わなかった。
→きたない 帰ってきたら顔洗え。せめて吹け。
→①学校一のイケメンと主人公は実は幼馴染かつそれなりに気にかけてもらっている。
②急に始めたSNSで才能が開花してバズって一気に人気者にのし上がる。地味ではあるが歌がめちゃくちゃ上手い。
③ 学校でイケメンと深い仲なのでは!?と疑われ妬まれ爪弾きされかけるも華麗に回避する。
きついよ〜!!
・なんなんだお前な人たち
①急に出てくる妙齢女性5人組合唱団とそれに所属してるらしい主人公のシーンが急に始まる。ほかに同年代らしき子がおらずマジでなんでか急に説明もなしに5人が出てくるので主人公との関係性が分からず困惑する。
最後の最後まで見て「亡くなった母の友達で亡くなった母の代わりの母代わりとして主人公を見守ってきた人たち」だったのねとわかるけどそれならそれで最後のシーンにますます納得がいかなくなる。未成年ひとりで田舎から東京行かせてだいじょばねんだわ……馬鹿がよ……。
②元歌姫。マジで誰。とりあえず主人公と同じ「普通の女の子」らしいのは本人が言うんですけどマジで中身がどこのどなたか存じ上げないまま終わる。そんなキャラだし途中自分より後出しの歌姫の主人公を「あんな子すぐ消えるわよ」的発言で小馬鹿にしてた上に一位の座をあっさり取られて「キーーー!やめてー!」ってやるにも関わらず最後の最後で急に主人公を熱く応援する。キャラが読めなすぎ。いる?このキャラ……
③主人公の彼氏(になるだろうマン)。マジでお前はなんなんだ……。ミスリード要員なんだと思うんですけど最後の最後で急にいいとことっていく感じのトンビ野郎。お母さん亡くなって落ち込んでる時こそ絡みに行けば良かったんじゃないのぉ〜〜!?ねぇ〜!?
④父。顔しかいいところがない。未成年の娘1人東京に行かすな止めろ!それかついていけ!馬鹿がよ。
・くどいラブコメシーン
→間が!!長え!!
尺を取りすぎなんじゃ!!それがなければ数少ない良いところにあげてたんじゃ!
→多分ここ一番同じ感想の人多いポイントだと思う。竜の中の人のおおよその住まいを特定して(東京の高級住宅街ぽいところ)主人公が単身夜に場所を完全には特定していないのにも関わらず向かうところで誰一人として止めないのおかしくない!!!?!?!?誰かついてけ!!?!?!?父は何冷静にメール返してんだ!?妻亡くした後一人大事に育てた娘だろ!?!?理解ある父……みたいな感じにしてんじゃねーぞ!?
わかるよ!竜の中の人と一対一(ではなかったが)のシーンをやりたいのはわかるけどそれなら東京みんなで行った後で「よし!手分けして探そう!」で良かったじゃん!?これはフォロワーのパクリですけど!
母の死に対して「無謀なお馬鹿さん」の印象しか持ってないので、母の勇姿を娘にもなぞらせてやらせる意図(見ず知らずのこどものために危険なところに飛び込んでいく)なのはわかったけど「蛙の子は蛙。無謀なお馬鹿さん」としか思えませんでしたわ……。
→「元ネタがわかるようにしてるならパクリじゃない!」ってツイッターで言ってる人いたけどこれはパクリ。わかる上でのパクリ。玄関ホールのデザインとか装飾とかダンスシーンとかまんますぎ。脈絡なく当たり前のように説明なしで竜を守ってる?AI家来とかさ……なんなん……。ディズニーの中で美女と野獣が一番好きな人いたら怒るレベル。私なんですけど。
→いや…前々から集まって活動してましたみたいな雰囲気出してるけど初集まりだよなあんたら……。
・竜の中の人
本当になんならしのぶくんだった方がまだマシなレベル。
虐待受けてるらしい割にはパソコンとか自由に使えてるっぽいしガリガリに痩せ細ってるとかでなく弟?とあわせて美ショタだしきったねえ荒れ放題な部屋にいるとかでなく綺麗な部屋をあてがわれてる感じなので正直そこまで可哀想……感がない……。背中のあざがアバター通りならエグいんだけど消えてたりする演出あったの見ると心因てきなものなのかな〜と思ったり……。わからない何も。
→なんでやねん。
・竜の中の子の「大好き」
・竜の中の子と弟?のその後
とりあえず主人公とはこれきりの可能性高いのは確か(合唱団シーンでマダムが高校生の時に中学2年生の子と結局何もなく終わったみたいな話するから多分これ主人公と竜も同じだよって事なんでしょ多分……)
まあ幸せに生きるといいね……お父さんと和解とかできたんか?家に無事帰ったでいいんだよな……?
エンドロールの後なんかあるかと思ったらなんもねえしよ……。
死んでくれたら、おばあちゃんの住んでた部屋が空く。
そしたらそこに私が行ける。きっとおばあちゃんより広く有効に使える。
死んでくれたら良いことしかない。
おばあちゃんが居なくなること。
それはとっても良いことだ。
おばあちゃんはアル中で酔っ払って毎日リビングにやってきて暴言を吐きにくる。
殴られたことは今までないけど、言葉で沢山殴られてきたので、とっても殴り返したい。
アル中とかって、普通それはおじいちゃんとかの役目だとか思うかもしれないけど、うちではおばあちゃんだ。
おばあちゃんの言葉の暴力で毎日お母さんは泣いていて、私が幼稚園児の頃からずっとお母さんを慰めてきた。慰めてきたって、言い方は変かもしれない。
「孫(私)はどうして勉強も何も出来ないの?それは母親のせいじゃない?」
「出来損ないの親と子」
「あんたはまだまだ子供なんだから、子育てなんて出来るわけない」
「情けない」
「親子共々恥ずかしい存在」
「あんたは何も出来ない」
「いっちょ前に化粧とか色気付きやがって」
「調子に乗るな」
と、出来ない子であった私の存在の文句をお母さんに言うことがかなりあったのだ。
おばあちゃんが真に責めるべきなのはお母さんじゃなくて、生まれた私だったのに。
私は勉強も運動も何も出来ず、かなりインドアだったし、普通の子がやれることの大半が出来なかったダメな子だ。小学校から高校までずっと先生や友達に迷惑を掛けていた。
なんか、どれだけ努力しても上手くいかないことが沢山あったのだ。すご〜いダメな子だった。
ダメな子を産んだ責任は親に行くので、全部お母さんが責められていた。
私のせいでお母さんが苦しんでる。
お母さんは働いていて、家事も育児も仕事も全部やらなくちゃいけなかった。
やること全てが終わってヘトヘトな夜の頃におばあちゃんがやってくるのだ。
その時だけおばあちゃんは酒の力で化け物に変身する。言葉も通じない、人を何とも思わない、相手が涙を流したところで止めるつもりもない、とにかく叫びたい化け物になる。ゴジラに一番近い存在となるのだ。
お母さんは長女ですごく真面目で、きっちりとした性格だったから酷い言葉も全部正面から受け止めてしまうのだ。
(ちなみにお母さんの妹のおばさんは家出をしておばあちゃんを住まわせる責任から上手く逃げおおせることに成功していた。)
おばあちゃんが暴れきって部屋に戻った後、私は項垂れているお母さんに対してごめんなさいと謝ることしかできなかった。
お母さんがその都度、泣き腫らした目であんたは悪くないよと言ってくれるのが凄く辛かった。
お母さんは強かった。おばあちゃんみたいな化け物になるのが嫌で、精一杯私に優しくしてくれた。
でも、散々暴れ回ったおばあちゃんが満足して部屋に戻ると
「わたし、どうしたらいいの」と言うのだ。
私は、何も言えず、やっぱり「ごめんなさい」と言うしかなかった。
たまにお母さんは耐えきれなくなって、私を連れて首都高にドライブに行った。2人きりの空間の中で、「一緒に死のうか」と言うのだ。その言葉は、何度言われても慣れる気はしなかった。
夜になると居酒屋から帰ってきたおばあちゃんがいっつも罵詈雑言を飛ばしてくるので、いっつも私は泣きながら頼むからもう部屋に行ってくださいと懇願していた。
気がつくとお母さんは適応障害になっていた。
なんか食後に沢山薬を飲み始めていた。
おばあちゃんが叫ぶ罵声のせいで近所中に私の家はヤバい家っていう思われちゃっているので、近所のおばさんやおじさんによく指をさされていた。
喧嘩があった次の日に登校する時は近所のおじさんが半笑いで大丈夫?と声を掛けてきてくるのが凄い嫌だった。
私はおばあちゃんと言い争った次の日は、いっつも泣き腫らした顔で登校していた。
その度友達に「太った?」とか、「腫れててキモいよ」とか言われるたびに屈辱的な気分になった。
くっそー。全部おばあちゃんのせいだ。
アニメとかドラマとかに出てくる無償の愛を持つおばあちゃんという概念を信じることは出来なかった。
あと、おばあちゃんはとにかく家を汚す。食器も油まみれだし、土が付いたスリッパで平気で風呂場とかリビングを汚すし、掃除はしないし、とにかく最悪だった。
私の容姿や体型に文句は言うし、買ってきた物とかにも小言は挟むし、勝手に財布の中身を見るし、私の動向を四六時中監視するし、部屋も無断で入ってこっそり調べられるし。趣味や見ているものにさえ口出しされるし。
とにかく自分の思い通りにいかないと気が済まなくて、自分が好きなことじゃなくて嫌いなことしか話さないし。私もお母さんもみんな自分の支配下に起きたくて仕方がない性格してるし。
おばあちゃんのささいなダメなところも全部嫌いだった。家で一番広い部屋を使ってるし、私は独房みたいに狭い部屋だから羨ましい。
因みにお父さんは居たけれど、とにかく無口で内気だったから、傷付いたお母さんのことを無視してアニメのキャシャーンsinsを自室で見ていた。塩対応にも程があった。
中学の頃、お母さんが家出して、お父さんと別居し始めたので、私は2つの家を行き来する生活を送っていた。
おばあちゃんはお母さんを責めた。何故私という娘が居るのに捨てるようなことするんだと。
…………………。
おばあちゃんが毎日いっつもお母さんに暴言を吐いてる間、お父さんは自分の部屋に逃げていたし、お父さんがお母さんに嫌なことをする度におばあちゃんはお父さんの肩を持ってお母さんを責めていたじゃん。
それにお母さんの家とも行き来してるから捨ててないよ、私は大丈夫だよ。
実は別居した理由はお母さんの不倫だったんだけど、私は責められずにいた。
私がお母さんの立場だったら多分自殺してると思うから。正直あんな環境逃げたくなる。
私が高校に上がると母さんは新しいお父さんを連れて家に戻ってきて、またおばあちゃんの暴言は復活してしまった。
でも、以前より泣くことは減ったからよかった。いやな成長を感じていた。
罵声を一番シャットアウト出来る方法は、布団の中に潜りその中で必死に頭を振ることだった。そしたら耳元で布団が擦れる音しか聞こえなくなるので、おばあちゃんが罵声を吐くと私の首がめちゃくちゃ疲れるシステムが完成した。
その日は家に私しか居なかった。
ある日おばあちゃんが信じられないくらいボロボロの姿で家に帰ってきた。
何かに襲われたの?っていうぐらい。おばあちゃん曰く居酒屋帰りに泥酔して自転車に乗って転倒したと。
ベッドに寝かせる際におばあちゃんの腕を支えたら、ピキッという感触がした。
どうしよう、、、、
もしかしたらこのまま放置したらおばあちゃんは死んでしまうかも……………
それは、
それは、…………
そしたらお母さんはもう二度とおばあちゃんのせいで悲しまなくて済むし
家で何をしても文句を言われることはないし
次第に近所の人から変な目で見られなくなるはずだし
おばあちゃんが使ってたひろ〜〜い部屋を私が使えることになるし
うわ、うわぁ、、、、、!
このまま私がなんとかしなければ
おばあちゃん、本当に死んじゃうのか、、、、
もう80超えてるし、、、、、
信じられないくらい右腕が折れてるし、、、、、、、
だったら、、、
そんなんだったらさ、、、、、、、、、
それでおばあちゃんを放置して、見殺しにして、おばあちゃん居なくなったー!やったー!となる訳にはいかなかった。
いや、いくわけないでしょう。
したくても、できないよ。
骨折くらいで人は死なないし。
ほんとすぐ近くに病院があったので、緊急外来の方におばあちゃんを支えて連れて行った。
結果は見事に骨折でした。なんか腕に金属の棒入れて、一年くらい安静にしといてくださいと言われた。
そうお医者さん厳しく言われ酒を飲まなくなったおばあちゃんはみるみるうちにしょぼくれていった。
実は骨折するまではおばあちゃんは少しだけだけど親戚のところで働いていたのだ、けれども、今回のことでクビになった。
1日でおばあちゃんが酔っ払ってない時間の方が多いなんて変な気分だなあと思った。
酒は飲めなくなって、言いたいことも気分のままに叫べなくなって、働けなくなって、嫌いで暴言を浴びせた自分の娘からお小遣いを貰って、自分で立場が弱くなったおばあちゃんの姿は滑稽だった。
自業自得で骨を折ったので文句は言えないし、もうお母さんにも強く出ることは出来なくなった。
まあ、そんな立場になってもおばあちゃんの嫌なところは沢山あった。
お母さんにがんが見つかったときも、おばあちゃんはその事を1週間くらいで忘れてたりしてた。闘病中なのを知らなかった。
お母さんが「わたし、がんなのよ」と言ってもおばあちゃんは「あっそ、知らなかった」と一言で終わらせた。
自分の娘にがんが見つかったのに一言で済ませるとか、心配もしないとか、信じられなかった。
料理も作れなくなったおばあちゃんにご飯を作っても「わたしこれ嫌い」とか文句を言うばっかりだし、
一言余計に嫌味を言うし、なんか最悪だった。
リハビリ中だし、おばあちゃんに出来るだけ優しく努めようとした。けれども小言とか、これまでの行動とかのせいで、優しくするのが凄く疲れた。
な〜んか優しくするのだるいなぁ。敬老の気持ちを忘れずにいるのしんどいなぁ。
でも表面では波風立たない穏やかな時間が流れている。
もう罵声も聞こえなくなったし。
次第におばあちゃんの纏う雰囲気が「お前らのせいでわたしは苦しめられている。虐待されている。孤独になっている。私はお前らにひたすらに虐められている。」って変わってしまって。もう、おばあちゃんがどう私達を思ってるのか、肌で感じる。
私はたまに
あの時、見殺しにしたらどんな未来が待っていたんだろう。
と思う。
解放されて、やっと家族ひとりひとりが自分自身のことを考えれる時間が訪れるのかな。
どうなんだろう。
今からでも殺してみる?
例えば、餅を食べさせて喉に詰まらせてみるとか。
寝てる間にこっそり冷房切って脱水症状起こさせるとか。
もう82歳だし、いけるかもよ?
無理
絶対無理。
殺せる訳ない
一応、腐っても、家族ってやつだし
サマーウォーズとか、ドラえもんとかそーゆーキラキラした家族の絆とは全然違うものだし、むしろ呪いに近いけど
むっちゃ家族なんよ。
全部事実だよ。
クソサイテーなババアだよ。
もうお酒飲まないでって泣きながら沢山懇願したこと忘れられないよ。
でも…………….でもさあ、
もう死んで欲しいけど。おかしいよなぁ。嫌いだし死んで欲しいけど大好きだよ。おばあちゃんが居なかったらいま私生きてないよ。
お母さん産んですぐおじいちゃん死んじゃってさぁ、おばあちゃんも娘2人のために必死で働いてたことお母さんから教えられたもん。
お母さん仕事で帰るの遅いし、中学からはおばあちゃんとほぼ二人暮らしだったし、毎日ご飯作ってくれた。肉じゃがも味噌汁も牛肉とごぼう甘く煮たやつとか全部好きだった。
学校で上手く行ってないときとか、お母さんとお父さんが大喧嘩する度におばあちゃんは部屋で私を慰めてくれた。初めて買ってくれた財布は今でも使ってるし、沢山買ってくれたものある。
未だに抱き締めてる毛布はおばあちゃんがプレゼントしてくれたものだし、たまに市民会館に映画連れて行ってくれたし、小学生になりたての頃はいっつも帰りに迎えに来てくれた。
年越し蕎麦も2人で一緒に食べた、おばあちゃんの好きな70年代の曲で一緒に踊ったし、こっそり酒を飲ませてくれたこともあった、健康ランドに連れて行ってくれたし、自分が働いてる仕事もあんまりお給料無いのに私に沢山お小遣いくれたし、お父さんとお母さんが離婚した時にはおばあちゃんがそばに居てくれた。
お母さんが連れてきた新しいお父さんの悪口を一緒に言い合ったし、私が作ってくれた下手くそなご飯を美味しいって食べてくれたこともあったし、しょっちゅうどっかに行ったし、たくさん素敵な思い出もある。写真も沢山ある、日記にはおばあちゃんのこと沢山書いてた。
おばあちゃんは嫌い。
大嫌い。
だったのに、なんで好きなこと忘れてたんだろう。
おばあちゃんは、
酒飲んだ時は最悪だし、お母さんには死ぬほど優しくしないのは事実だし、基本的に性格クソゴミクズだし、老人同士の友達いねぇし、通ってる居酒屋出禁になったこと星の数ほどあるけどし、うちらに吐いた暴言とか罵倒とか、私達にしたことは心底許せないけど、
嫌な思い出も素敵な思い出も沢山あって
そんなおばあちゃんを私が殺せる訳ないよ
腕触った時、折れた感触。忘れられないよ。あの元気なおばあちゃんがもう見れなくなると思ったら怖かったよ。泣いちゃったよ。
病院まで支えて歩いた時、これからどうなるんだろうってすっごくこわかったよ。
嫌いだし、大好きだし、どっちの感情も本物なのが嫌になる。こーゆー時ってさ、きっぱりと自分の思いを言い切ることが重要だと思うんだけどさ、分かんないよ。
本当に嫌いだよ、どうすればいいんだよ、つらいよ、わかんないよ、あんなに好きだったのにすぐに自分の感情を忘れてしまうよ、
ほんとまじでどーすりゃいーんだろうな。
一度お母さんに、
「おばあちゃんのこと、殺してみる?」言ったら、
そのあと、悲しそうに嬉しそうに辛そうに笑って
「出来るわけないでしょ笑」
といった。
だよなぁ。
出来る訳ないよなぁ。
お母さんのあの全部がこもった、笑顔が、答えなんかも。
あれが向き合い方なんかな。
…………。
はぁ。
あんなに好きだったのに、
嫌いっておもいがもう塗りつぶしちゃって
死んだら死んだで喜んじゃうよ。
私、おばあちゃん死んだら泣けんのかな
たぶんざまぁーみろって思うだろーなー。
早く死んで、おばあちゃんの部屋使わせろやーー。
私、性格悪いなあ。
なりたくないなあ。
なるなら優しい時のおばあちゃんになりたいなあ。
…………………。
わかんねぇ。
どう思って接すればいいんだろう。
家族だりー。
個人的にそこまでではなかったので入れていないメジャー作品も結構あるけど、それ以外にも私が知らないだけで、隠れた名作ってのがまだまだあったりするんだろうか。
28 機動戦士ガンダムUC episode 6 宇宙と地球と
25 この世界の片隅に
22 ドラえもん のび太の日本誕生
21 宇宙戦艦ヤマト
19 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
14 時をかける少女
13 君の名は。
10 機動警察パトレイバー 2 the Movie
9 サマーウォーズ
8 紅の豚
7 君の名は。
5 耳をすませば
4 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
3 空の青さを知る人よ
2 逮捕しちゃうぞ the MOVIE
この記事はなんか「教養」を優先してばかりで「面白いから」見るべきアニメをめっちゃ見落としてる気がしてならんので補足したい。
その時点で厄介オタクだわ。
とりあえず先に一覧。次に解説
ラピュタ/トトロ/もののけ姫/ナウシカ/千と千尋/カリオストロの城
劇場版コナン時計じかけの摩天楼/ドラえもん のび太の魔界大冒険/ドラゴンボール超ブロリー/デジモンアドベンチャー/サマーウォーズ/時をかける少女/パーフェクトブルー/楽園追放/攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL/雲のむこう、約束の場所/シンエヴァ序・破
トップをねらえ/R.O.D/CCさくら/カウボーイビパップ/コードギアス/宇宙よりも遠い場所/プラネテス/ガールズアンドパンツァー
serial experiments lain/マクロス7/電脳コイル/スクライド/GUNGRAVE/ギャラクシーエンジェル/ぱにぽにだっしゅ/無限のリヴァイアス/まどかマギカ/ゼーガペイン
ラピュタ/トトロ/もののけ姫/ナウシカ/千と千尋/カリオストロの城
日本人の半分ぐらいは全部見てるんじゃないかと思うが、たまたまタイミングが合わずに見てない作品が1つ2つある人もいると思うが絶対見て欲しい。
千と千尋だけはストーリーラインがちょっと退屈かもしれないけど映像は凄いので見る。
他のジブリ作品は気になったら見ていけばいいのでまずはこの5+1は確実に抑える。
パロディに使われることも多いし。
1stガンダム→Z→逆シャアまでの時系列で展開される物語は単に続編って言うだけじゃなくて、作中時間が大きく流れることで描ける世界観の広がりがあるのでやっぱ見て欲しい。
Wはガンダムシリーズが派生の果てに手に入れた多様性の一つとして抑えて欲しい。
イケメンがバンバン出てくるアニメながら、戦争の時代の中で新時代の感性を持った少年たちがその中でもがくというシリーズの基本骨子を踏襲している所を感じるにはコレが手っ取り早い。
∀は多様に膨らんだガンダムシリーズの集大成としての、いわばガンダムを四季になぞらえたときの冬、人間に例えたときの壮年期を描くような作品であり、シリーズの生前葬を看取るような気持ちで鑑賞すると流れが見えてくると思われる。
劇場版コナン時計じかけの摩天楼/ドラえもん のび太の魔界大冒険/ドラゴンボール超ブロリー/デジモンアドベンチャー/サマーウォーズ/時をかける少女/パーフェクトブルー/楽園追放/攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL/雲のむこう、約束の場所/シンエヴァ序・破
ひとまずコナン、ドラえもん、ドラゴンボールは名作を一個ぐらいは見ておいてもいいと思う。
たまたま微妙なの引いてそれ以降見てない人とかもいるかもだし。
デジモンなんだけど、たしかにぼくらのウォーゲームは最高に面白いんだが、アニメ映画としての美しさは先に作った方の「ボレロのシーン」の方が上だと思うんだよな。
あとウォーゲームとサマーウォーズで展開を使いまわしつつもより大衆向けに作り直されている所も見比べて欲しい。
時かけ~エヴァ破までのは似たような作品があるから弾かれたんだろうけど、こっちも普通におもしろいので見ろって感じ。
特にパーフェクトブルーは突破力のヤバさにおいてパプリカや千年女優さえ大きく凌いでると思うので、アニメを楽しむにしろ「語る」にしろ抑えておくべき優先度は上な気がするんだよな。
エヴァは旧劇も見てほしいしシンも終わりまで見てほしいけど人を選ぶからひとまず外す。
トップをねらえ/R.O.D/CCさくら/カウボーイビパップ/コードギアス/宇宙よりも遠い場所/プラネテス/ガールズアンドパンツァー
歴史を語る上で重要じゃないからってことで外された感じなんだろうけど……巨人の星やガンバの冒険を令和になって見返すならその時間でこっちの中でまだ見てないの見たほうがいいでしょ……。
ギアスは中二病アニメの最高峰、宇宙よりも遠い場所は単純に名作、プラネテスは入ってない理由がわからないレベル、ガルパンはいいぞ。
serial experiments lain/マクロス7/電脳コイル/スクライド/GUNGRAVE/ギャラクシーエンジェル/ぱにぽにだっしゅ/無限のリヴァイアス/ゼーガペイン
下手に入れると本筋から迷子になるから外されたであろうアニメ達。
lainは不世出と言って良いほどのオカルトアニメで見ているだけで電波で頭がおかしくなる。
マクロス7もこれこそまさに不世出のオンリーワンとしか言いようがない狂った世界を展開しておりアニメという表現が秘めた可能性を感じ取れる。
電脳コイルはマイルドな攻殻機動隊と言った作品なのだが、この作品が出た直後ぐらいからデジタル技術やITが物珍しさを失い単品でテーマになりにくなっていった歴史的背景が面白い。
スクライド・GUNGRAVEは共に男の義務教育と言われるほどの意味不明な暑苦しさによりカルト的人気が今でもある。
ギャラクシーエンジェル・ぱにぽにだっしゅはどちらもパロディやコメディを扱った作品であり、内容にその当時に流行ったネタが込められていて年代を意識して見返すとリアルタイムとは違った趣がある。
リヴァイアスはロボットアニメと見せかけて宇宙空間で少年少女が蠅の王をやることで普通のロボットアニメを期待して見に来た視聴者に大きなトラウマを残す作品。
まどマギはそういった既存文脈をひっくり返して露悪趣味に転じる作品において最も成功した作品だと思われる。
ゼーガペインは「◯話まで見ろ」の最高峰の1つなのでぜひ主人公の妹が登場するところまで見て今後切り時を考えるときにより深く悩んでもらいたい。
お前が好きなアニメ並べてるだけだろって感じになっちゃった……。
でもさ、こういうのってまずは「自分が見て楽しいと思った作品」を紹介するのが大前提だと思うんだよね。
「白蛇伝や巨人の星見ようぜ!アニメの歴史学ぶために!」とか言われてもね……
あ、商用じゃないから書き忘れたけど「DAICONFILM」は見たほうがいいな。
アオイホノオのドラマの中で見るだけでもいいけどアレを見ておくと「どういう作画技法がオタクの間で人気が出るのか」がひと目で分かるから。
デジモンの基礎知識が前提としてあるけど、サマーウォーズの内容を40分に凝縮してるぼくらのウォーゲームはかなりの名作
サマーウォーズ絶賛してる人はぼくらのウォーゲーム見てなかったりする
細田守監督といえば「時をかける少女」や「サマーウォーズ」で有名だし、
近年でも金曜ロードーショーで何度もリバイバルされたり、サブスクで定期的に見放題になるので知っている人も多いだろう。
私は細田守監督作品が好きだ、出会いは1999年の劇場映画「デジモンアドベンチャー」(20分映画)、
それに続く2000年の「ぼくらのウォーゲーム!」(40分映画)だ。
どちらも非常に短い上映時間にも関わらずそれを感じさせない魅力が多く、本当に大好きだ。
「サマーウォーズ」は「ぼくらのウォーゲーム!」のセリフリメイクとして、デジモンアドベンチャーを見ていなかったひとにも勧められる高品質な映画として大変嬉しかったし、絶対に映画館で観続けてやるぞと思うようになった。
しかし、「おおかみこどもの雨と雪」を皮切りに、細田監督はスタジオ地図という独立スタジオを立ち上げて映画を作るようになったのだが、どうにも様子がおかしい。
様子がおかしいというのは語弊があるかもしれないが、なんだか「感動路線」や「国民的映画」というのを意図して作り出そうとしている印象を受けた。
そして「バケモノの子」「未来のミライ」といった映画を世に送り出したわけだけれど、クレジットを見ると「時をかける少女」〜「おおかみこどもの雨と雪」まで脚本を担当していた奥寺佐渡子氏の名が消え、細田守氏が直接脚本を書くようになっていた。
おそらく観た人の評判から「未来のミライ」のことはご存知の方も多いと思うが、その他も脚本の質としてはかなり低品質に思えた。
具体的には登場人物の感情曲線が支離滅裂で、動機と行動に一貫性がなにもない。
作りたい展開を作りたいように継ぎはぎしている。
そういった印象を受けた。
そして、満を辞して公開された「竜とそばかすの姫」は極力期待しないようにして公開日に劇場へ足を運んだ。
だが、自分は少しは期待していた、なぜなら舞台が「ネット上の仮想世界」ということで、原点回帰のような面が伺えたからだ。
独立後は自然派やファンタジーに寄った作品が多かったので、監督のオタク的心理を取り戻してくれると少しは期待してしまっていた。
しかしいざ観た内容は、「時をかける少女」と「サマーウォーズ」を足して薄く引き伸ばして再生産し、モヤモヤっとしたまま〆て終わりのような作品だった。
最後のスタッフロールで全国の日本テレビ各局番宣スタッフが長々と列記されている部分だけが色濃く脳裏に残っている。
もちろん、場面の絵作りとしては高品質なところもあるし、単純にミュージックビデオとして見ればそう悪くない場面もあることはあった。
しかし、それらを踏まえても、一本の映画として観た場合に違和感やモヤモヤばかりを劇場の外に持ち帰る脚本はいただけないなと思った。
「感動路線」「国民的映画」を目指しているそぶりは続いていたが、感情移入できるキャラクターも「観てよかった」「おもしろかった」と太鼓判を押せる要素も消え失せていた。