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はてなキーワード: サマーウォーズとは

2022-01-21

オタクでない一般向けアニメ映画の絵柄がジブリを除いて全部サマーウォーズとかそれ系なのには食傷を起こしてる。もうちょっとなんか工夫する気はないのか。

2021-12-07

未だにサマーウォーズ最後こいこいプレイヤーが夏希になった理由理解できない

基本的にあの映画って「なぜそうなったのか、そうであるべきなのか」というストーリー上の必然真摯に向き合っていない場面が多くてあまり好きになれないんだけども、その中でもラストバトルその1である花札戦の代表に夏希が選ばれた理由が全く分からない。

作中でラストバトル以外で夏希が花札を行ったシーンは序盤に陣内家の親戚一同が集まって遊んでいるシーンくらいで、そのシーンでも夏希は侘助に負けている。その後、夏希が特訓をしていたり、夏希が本番にクソほど強いエピソードがあったりするような「夏希にならあの場面を任せられる」理由マジで1ミリ存在しない。作中でただ負けたっきりの描写しかない少女世界の命運託すやついる?いねぇよな!?

あの脚本を誰が書いたのかは知らないんだけど、関係者の誰も疑問に思わなかったんだろうか。「え?なんで夏希ですか?」って普通なると思うんだが。もしくは関係者も「まぁその辺はどうでもいいだろ(ハナクソパクー」みたいな感じで撮っていたんだろうか。

増田の中にサマーウォーズ専門家がいたらぜひ教えてほしい。

2021-11-09

anond:20211108173654

不快表現」とは?

宇崎ちゃんは?

戸定梨香は?

人工知能学会誌は?

Free!は?

anan性的表紙は?

ガルパン大洗海水浴場PR水着ポスターは?

ストパン自衛隊ポスターは?

蘇民袋のポスターとか撤去されて当然?

『私作る人、僕食べる人』は?

サイレンCMは?

個別具体的に語れる事案は多々あるけど、こういうのって絶対にそこに踏み込まないよな

得てして語られるのは、「おまえは表通りでAVみるのか?」みたいなアホらしい話

誰もが、「規制されて当然の表現ターゲットにした狙撃銃に何を怒ってるんだ?」と嘯きながらロケラン構えてる


個人的には

〇 宇崎ちゃん

〇 戸定梨香

〇 人工知能学会

〇 Free!

〇 anan性的表紙

〇 ガルパン大洗海水浴場PR水着ポスター

× ストパン自衛隊ポスター

× 蘇民袋のポスター

× 『私作る人、僕食べる人』

× サイレンCM

ストパンは、さすがにパンツじゃないからを表に出すなよって感じ

蘇民祭なんかは、権利侵害だと怒る人が居るかな

『私作る人、僕食べる人』は家庭での家事押し付けに感じて苛立つ人が居るの分かる(サマーウォーズと同じ理路)

サイレンCMなんかは、怖すぎて放送停止が逆にCMになったが、お気持ちクレームつくの分かる

みたいな

2021-11-01

2021年 金曜ロードショー視聴率

01/08金 10.3% パラサイト半地下の家族

01/15金 *7.4% ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序TV版

01/22金 *7.4% ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破TV版

01/29金 *7.9% ヱヴァンゲリヲン新劇場版:QTV版

02/05金 *9.4% 名探偵コナン時計じかけの摩天楼

02/12金 *8.3% カイジファイナルゲーム

02/26金 *8.8% スター・ウォーズスカイウォーカー夜明

03/05金 *7.6% ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

03/1211.8% Fukushima50

03/26金 *7.3% バイオハザード

04/02金 14.0% ハウルの動く城

04/09金 *8.8% ゲド戦記

04/16金 10.4% 名探偵コナン異次元狙撃

04/2310.0% 名探偵コナン天国カウントダウン

04/30金 12.0% るろうに剣心

05/07金 10.3% タイタニック前編

05/14金 12.0% タイタニック後編

05/21金 12.7% アラジン

05/28金 *8.2% スタンド・バイ・ミー

06/04金 11.1% ボヘミアン・ラプソディ

06/11金 *8.9% グーニーズ

06/18金 11.1% ザ・ファブル

06/25金 *9.4% ピーターラビット

07/02金 *9.4% おおかみこどもの雨と雪

07/09金 *9.9% バケモノの子

07/16金 10.7% サマーウォーズ

07/23金 *2.4% 君の膵臓をたべたい ※五輪開会式の裏

07/30金 *7.7% ワイルド・スピードICE BREAK

08/06金 *4.5% 僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE・2人の英雄

08/13金 13.8% もののけ姫

08/20金 *9.1% 猫の恩返し

08/27金 10.2% 風立ちぬ

09/03金 *8.6% ジュラシック・パーク

2021-08-28

アマプラで何か動画でも見ようと思うけどなんかよさげなのがみつからない

なんか面白い映画とか番組とかないかなぁ 

最近みたのでは進撃の巨人、ODDTAXIよかった。VIVIはつまらなかった。不滅のあなたへは超つまらなかった。

メイドインアビスはきもかった。

BLACKLAGOON、幼女戦記バーバリ、きっとうまくいく、サイコパス、レディプレイヤー1まあまあ面白かった。

この世界の片隅にサマーウォーズ、まあまあ面白かった。

2021-08-27

竜とそばかすの姫見た

音すげぇ!歌うま!絵が綺麗!ストーリーは謎。

個人的には主人公が瓦で自作ラブソングをたどたどしく口ずさむところで何故か共感性羞恥が発動してしまった。

歌ってた中の人批判するわけじゃないんだけど、実際にUがあったら、あれくらいの歌唱力なら埋もれてしまったんだろうなあと思うと、動画サイト10回くらいしか再生されてない「高校生自作ソング歌ってみた」を想起してしまって辛い

全然関係ないけど、どっかの増田が「細田守ホラーやるべき」と言っていたが、案外悪くないかも。サマーウォーズで感じた親戚同士の馴れ合いに対する苛立ち、おおかみこどもの雨と雪で描かれていた貧困生活のままならさ、そして今回の序盤、母親自分を置いて他人を救助に向かって行くところ(正直映画の中であそこが1番記憶に残った)、とナチュラルにしんどいシーンを入れるのが凄く上手い感じがする。あの可愛い絵柄で、思わず目を背けたくなるような酷くて救いのない物語を描いてくれたらいいのに。まあ需要ないよなあ。

2021-08-25

anond:20210825230512

そのチヤホヤされる主人公視聴者自己投影して妄想膨らますことで救われるだろ。

ちなみにその時のクソカップル美女は紺の浴衣だった。サマーウォーズラストのなつき先輩みたいな浴衣

絶対テレビ放送で見て合わせただろ。

あの後なつき先輩イメプとかしたんだろうな、あのクソカップル死ねばいいのに。あーもうイラつくわ!

2021-07-26

anond:20210726203544

サマーウォーズ以降、細田守変態性を延々見せられるのが

ほんと気持ち悪いので、細田守新海誠映画は見ないことにした

2021-07-25

竜とそばかすの姫(ネタバレ無し)

を数日前に見てきた。

サマーウォーズっぽいなと思ってたら同じ監督だった。

その中でなんか聞き覚えあるなって思ってた "U" 、これやっぱりあった

https://anond.hatelabo.jp/20170106193405

これ

細田守宮崎駿を大いにディスる記事翻訳

https://www.france24.com/en/live-news/20210715-hosoda-japanese-anime-has-problem-with-women-and-girls

 細田守スティーブン・スピルバーグ、そして、彼と比較されがちな日本の偉大なアニメーターである宮崎駿の両方に不満を抱いています

 細田(人道的傑作『未来のミライ』が三年前にアカデミー賞長編アニメーション部門ノミネートを受けた)はハリウッドデジタル至上主義宮崎女性描写うんざりしたものを感じているといいます

 最新作である『竜とそばかすの姫』がプレミア上映されたカンヌ映画祭におけるAFP通信インタビューで、細田スピルバーグの『レディ・プレイヤーワン』をはじめとする多数の映画に視られるネットに関するディストピア的な表現は万人にとって、特に女性にとってあまりよろしくないと発言しました。

 自身も幼い娘の父である細田監督は、彼女たちの世代が恐怖に怯えるのではなく、デジタル運命コントロールできるように力づけていきたいと考えています

彼女たちはインターネットとともに成長してきました。しかし、常々、ネットが悪意に満ちた危険空間であることも教えられてきたのです」

『竜とそばかすの姫』では、内気で無垢少女すずのジェットコースターのような感情体験が、21世紀舞台にした『美女と野獣』をベースに見事に表現されています

デジタルディーヴァ

 彼女自身にとっても、他の人々にとっても驚いたことに、すずは「U」というアプリ仮想世界内で、ベルと呼ばれるポップ・ディーヴァになります。何十億人ものフォロワーを獲得したすずはネット上でいじめハラスメントを受けたりもしますが、「ベル」の歌を通じてアンチ自分自身の悩みを乗り越えていきます

 

若者にとって、人間関係は複雑で、甚大な痛みを伴うものです。私が見せたかったのは、こうした仮想世界が辛く、恐ろしいだけなく、ポジティブものとなる可能性です」

 すずとそのギークの友人は日本一般的アニメ女性とはかけ離れています。ここが名作『千と千尋の神隠し』でアカデミー賞を獲ったレジェンド宮崎駿との態度を異にするところです。

日本アニメを観るだけで、日本社会において若い女性がいか過小評価され、見下されているか(underestimated and not taken seriously)がわかります

 この監督(その映画宮崎作品よりも現実に根ざしている)は、当時として珍しいことに、シングルマザーによって育てられました。

 2012年に公開された名作『おおかみこどもの雨と雪』は、彼女がたった一人で”小さな群れ”を育てた、その猛烈な自立心を讃えた作品です。

 細田監督は、「日本アニメでは、若い女性が聖なるものとして扱われていますが、それは彼女たちの現実とは無関係です。そのことに私はとても腹を立てています」と、悔しさをにじませます

宮崎駿との関係

 細田監督ジブリ創立者である宮崎駿名前を出さずに、厳しい意見をのべつづけた。

名前は伏せますが、アニメーションの巨匠でいつも若い女性をヒロインにしているひとがいます。率直にいうならば、彼は男としての自分に自信がないからそのようなことをするのだと思います

若い女性を崇拝することははっきり言って不快ですし、わたしはやりたくありません」と彼は主張する。

 彼は、彼のヒロイン美徳イノセンスの模範とすることや、”誰からも好かれなければいけないという抑圧”から解放されなければならないと考えています

 細田監督宮崎駿監督には因縁があります

 53歳ときの彼は宮崎駿の正当な後継者とみられていました。のちのオスカーノミネート作『ハウルの動く城』の監督として外部からジブリ招聘されたのです。

 しかし、細田制作かばジブリを辞め、自らのスタジオを立ち上げました。

 細田は「人間の良いところも悪いところも描く、その緊張感こそが人間本質」というような物語を好んでいました。

 そうした性向が『美女と野獣』を現代アップデートすることに惹かれたのでしょう。

原作における野獣は最も興味深いキャラクターです。彼は醜く、暴力的ですが、同時に繊細で傷つきやす内面を持っています

美女ディズニー版ではベル)は取るに足らない人です。見た目がすべての存在です。私は彼女を複雑で豊かに作り変えたかった」

 そうした二面性は、彼の最初のヒット作『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!から観られるようなデジタル世界の魅力にも現れています

「私は事ある事にインターネットへ立ち返りつづけています最初は『デジモン』で、2009には『サマーウォーズ』、そして、今もまた」

 そして、インターネット諸悪の根源とみなしてはいけないと、これまで以上に確信しています

若い人たちはそこから離れることはできません。彼らはネットともに育ってきたのだから私たちネットを受け入れ、よりより使うことを学ばねばなりません」

2021-07-24

anond:20210724220605

あ、家族愛は少なめだけどあるよ。

それよりも友人関連とか横の繋がりが大きいってだけ。

作画は豪華なサマーウォーズって感じ。

CGオブジェクトが多く、見てて吐くぐらい凄く動かしまくってた。

是非大スクリーンで見てほしい。

anond:20210724214958

洒落感はあったね。

でもネット上のシーンだけかな。現実世界土佐田舎風景なのでサマーウォーズの感じに近いと思う。

家族愛は少なめ。と言うか今回は家族愛メインじゃない。

あと貞本さんは今回はいないみたい。

2021-07-22

サマーウォーズの女の解釈、ほんとにきもくて笑った

東大卒のお兄さんのことめっちゃみんな悪く言うし「言い訳すんな!」みたいな扱いだったけど、開発者悪事目的じゃなかったし実証実験したのは東大卒さんじゃないんだから、ほんとに彼は何も悪くないきがして許せん

一緒に見てた人、「金持ち逃げしたあげく人様に迷惑かけたんだからおばあちゃんが怒るのも無理はない」て言ってたけど人様に迷惑をかけたのは東大卒じゃなくて軍の人だってことが言いたいのに!

2021-07-21

サマーウォーズみた

むちゃくちゃ面白かった。

そのノリでバケモノの子を見た。

むちゃくちゃつまらなかった。

すごい。

2021-07-19

ケモとショタ電脳ライブ

竜とそばかすの姫の感想です。

ネタバレと他の人の感想先入観を持ちたくなかったのでなるべく早く見ようと土曜日の朝一に行きました。

一応細田守監督映画作品はほぼ見ています

(未来のミライTV放送視聴、お祭り男爵は未見)

一番好きな作品ぼくらのウォーゲーム次点時かけ、その次がサマーウォーズ

サマーウォーズは昨日の金曜ロードショーで久しぶりに見たのですが、12年前というだけあって今見ると結構キツイ部分もあって少ししょんぼりしました。

好きなシーンはいっぱいあるんですけどね。

典型的細田監督脚本を手がけるようになってから作品があまり好きではない人間です。

おおかみこどもで「う〜ん」となり、バケモノの子で盛大にがっかりしました。

それはわたし作品ターゲットから外れてしまったということなので、それ以降は少し寂しく思いながら劇場に見に行くことはありませんでした。

それなのに何故、今回劇場に足を運んだか。

一つは、描きたいと思っている作品の題材被る可能性があり、それがないかチェックしたいと思ったこと。

もう一つは、主人公アバターであるベルデザインディズニージン・キムが手がけたという情報を目にしたからです。

細田作品でよく言われている「ヒロインへの興味の無さ」が、一部他者に委ねることで、もしかしたら今回は解消されて好きになれるかもしれないと期待したのです。

それ以外は流れてくるCMくらいで、ほぼ事前情報なしで見に行きました。

前置きが長くなりましたが、決してアンチがアラを探しに行った訳ではなく、むしろおもしろかった!」と思いたい気持ちで見に行きました。

がっつりネタバレしていくのでご注意ください。

冒頭のUの世界へと向かうシーン、ライブは素敵でした。

今までの作品を周到した演出物語への期待感が上がります

仮想空間という3Dと相性のよい舞台設定もあり、2D3D違和感も少ないです。

映画の一つの見どころでもある竜の正体探しなんですが、これは細田作品今まで見てきた人はすぐわかっちゃうんじゃないでしょうか。

わたしも早々にわかってしまって、もうちょい誰なんだろうって楽しみたかったのが正直なところです。

あん細田監督好みのショタいたらそりゃあバレますよ。

それはさておき、主人公すずのAs名前ベルからも分かる通り竜そば美女と野獣オマージュが多く登場します。

城、薔薇、顔が見えなくなった肖像画ダンスシーン……。

オマージュ自体別にいいのですが、ただ単に竜と女の子の二人が美女と野獣っぽいから表層的になぞっただけいう印象を受けました。

同じ美女と野獣オマージュしたシェイプ・オブ・ウォーターは、野獣がハンサム王子にはならず最後まで野獣のまま二人が結ばれ、本家踏襲した上で独自ストーリーになっていました。

ですが、竜そばはそれが出来ていません。

そもそも竜が作中で醜いと言われてますけどかっこよくないですか?

いかもしれないけど醜くはないでしょう……。

人間だらけの中なら浮くかもしれないですけどUの世界みんな色んな格好ですし。

竜の野獣である要素が薄く、本家でも言われているルッキズム助長がむしろ強化されてしまっているようにも感じられました。

Uならまったく別の人生を生きることができると謳っているのに、アバターは生体情報から自動生成で自分意思では自由に出来ない。

そして見た目で差別を受ける。

仮想空間理想の世界ではなく現実の地続きで、ある意味リアリティはあるのかもしれません。

でも、自動生成である意味は?

竜のあざやベルそばかす現実リンクし、すずに竜の正体を気にさせ、探せるようにするために必要だっただけではないでしょうか。

細田監督はこういったシーンを描きたい!といったところからストーリーを膨らませていくタイプに見えます

その手法全然アリだと思うんですが、キャラクターストーリーがそれを実現するための駒に収まってしまっています

からキャラクター人間味が薄く感情移入がとてもしづらい。

特に脇役はひどいです。

ルカちゃんはすずとベルとのギャップが際立つよう、現実での立ち位置を対比で表すため。

ヒロちゃんはすずをUの世界スムーズ活躍させるための便利屋

しのぶくんに手を握られて学校中の女子から叩かれ炎上する際のゲームのような演出も力が入っていましたが、あまり必要性を感じずやりたかっただけのように見えました。

敵役の魅力も乏しいです。

明らかな噛ませ犬だと竜の強さが伝わらず、バトルシーンにも緊張感が生まれません。

自警団とのバトルはストーリーの本筋ではないですが、アンベイルという重要能力を持っています

そんなキャラクターの作りが蔑ろなのはマイナスしかありません。

何故Uの管理者でもない彼らが、キックブロックや削除ではなくAsオリジンを暴く能力を持っているのか。

権威がある印象をつけるためスポンサーが多数いる描写がありましたが、それでは説明になっていません。

おそらくストーリーが進めるため、ベルがすずになって歌うシーンを作るために作られたのだと思います

それでも説得力のある設定を付随してあげればいいのですが、それがなされていません。

そばはこういったものが多すぎます

描きたいシーンとシーンの間をとりあえず大きな齟齬が出ないように埋めているだけのストーリー

とりあえずでは見せ場に行く前に気持ちが躓き、せっかく力を入れて描かれたシーンが空虚に感じられてしまます

インストリーであるはずのすずの成長はこれでもかと言うほど分かりやすく描かれています

母が死んで歌えなくなった

Uの世界なら歌えるようになった

ありのまま自分でも歌えるようになった

母のように他者を救えるようになった

他者との関わりから閉ざされていた心が開いていく王道ストーリー美女と野獣オマージュし、今までやってきた得意なものを詰め込んだ今回の作品

新しい試みは何かあったのでしょうか?

技術進化した分はあったと思います

でもそれ以外は既視感のあるものほとんどで驚きがありませんでした。

唯一あるとすれば音楽へのこだわりでしょうか。

それもライブシーンに至るまでのストーリーで白けてしまうのがあまりにも勿体ない。

今の技術で、得意な分野で、わざわざ新しく作った意味は。

細田監督は何を伝えたかったのか。

わたしにはケモとショタクジラ電脳世界でのライブが描きたかたこしかからなかったです。

結論としては前置きで書いたものと変わらず、細田監督脚本他者に任せるか、共同にした方がいいと言うものになってしまいました。

残念ながら今回もやはりわたしターゲットにはなれなかったようです。

あくまわたしのものさしがストーリーに重きを置くのでこういった評価になってしまうだけで、他の評価軸で見れば全然楽しめる作品であると思います

まだ他の方の感想を読んでないので、どれくらい自分との感じ方どれくらい差があるのかちょっと楽しみです。

似た意見があっても嬉しいし、全然違う意見を読むのも面白い

書き慣れていないので読みづらかったかと思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございます

2021-07-17

竜とそばかすの姫をみてきた。

 

総評

まあまあ面白い

・語りたくなることは多い

(今作を持ち出し社会批評に繋げたり、キャラ萌えカップリング論争を繰り広げたりする人は多そう)

エンタメ性は微妙

(爽快感カタルシス、心を揺さぶる泣き所等、無いわけではないがあまりうまくない)

  

BADポイント

脚本イマイチ

キャラが多すぎる

ネームドのキャラだけで30人以上いるんじゃなかろうか。2時間映画にこれだけキャラ出すのはちょっとね。ゆえにキャラが薄い。もう少し練り上げれば半分でもいけたんじゃなかろうか。)

エピソードが多すぎる

(30名以上のキャラがそれぞれ1エピソード、2エピソードの話で出てくる。その沢山のエピソードを通して伝えたいことはわかる、でももちょっとキャラを減らして1キャラ3エピソード、4エピソード担当させることにしてくれたら、話がすっきりしてキャラに深みが出たんじゃなかろうか。)

・本筋が消化不良

主人公トラウマ解消成長ストーリーとしてみれば一応話は成立している。でも他の主要キャラ世界問題・・・?)

 

GOODポイント

演出がよい

現実パート写真をそのままトレースしたような写実的背景とマッチする手書き作画(浮いた感じもなくきれいにまとまっていた)

仮想パートディズニーっぽいCG作画(なんかいろいろと美女と野獣だった)

ギャグパート面白い!(ザ・アニメ

(全編を通して見ていて飽きないし、不自然さを感じたり、不安さを感じることな気持ちよく見れた)

〇「今のインターネット」のエッセンスをうまく取り入れている

SNSライブ配信Vtuberヤフコメ民、バイラルメディアアバター文化グループチャット等、「2021年以降のインターネット」が描かれている。

(各メディア描写が正確なのはもちろん、そのメディアに付随する文化の描き方にもリアリティがある)

ユートピアではない等身大インターネット

サマーウォーズユートピアではない、悪意マシマシインターネット。でもそれが現実インターネット。あとオタクインターネットに寄り過ぎてないのもよかった。tiktok、インスタ、Youtuber文化的な意味ね。)

※余談:インターネット描写が出てくると細かいことが気になって仕方なくなることが判明。話の筋そっちのけで正確性やリアリティを気にしてしまう。今後作品鑑賞する際には意識的に気を付けないといけないことがわかったのが本日一番の収穫。

 

その他ポイント

映画の中ではどうみても今の日本が描かれているのに、映画の中では誰もマスクをしていなかった。

マスクをしてない現代描写を見ると違和感を覚えるようになってしまった。

細田守作品はもう見ない

サマーウォーズが好きなので、「竜とそばかすの姫」を観てきた。

細田監督作品はおおかみこども以降からメッセージ臭くなってきて「そっちに舵取りするんかぁ」って個人的がっかりしてはいた。(なんで未来のミライは観ていない)

でも今回の舞台OZみたいな仮想空間って言うから細田監督が「やっぱりサマーウォーズみたいに細かいこと抜きで楽しめる話が好きだよな!」って言ってるような気がしちゃって、あんまり情報も入れずに、金曜ロードショーサマーウォーズもしっかり復習して(本当に大好き)、今日クワクしながら観に行った。

そんなことはなかった。

終盤の展開は白目向きながら見てた。

2021-07-16

anond:20210716163419

陰キャ主人公が恋心を寄せてるヒロインに「頼むから一緒に来てくれ」って頼まれヒロイン故郷田舎に連れていかれるけど連れて行くだけ連れて行ってヒロイン主人公をほっぽって地元家族とぺちゃくちゃぺちゃくちゃ、なんなら子供のころにちょっと好きだったイケメンおじさんとイチャイチャしてる。主人公は知らん人ばっかりの中で所在なさげにしてる。たまにあるんよな、数合わせで合コンとか飲み会誘われていったら誘った本人はそいつ友達と騒いでて誘われた側は知らん奴の中に一人の取り残されて隅っこで酒飲んでるパターン。クソが。殺〇ぞ。

マジでゴミヒロインだと思ったわ。

あとこれは陰キャ関係ないけど、スパコンヒヤしてる氷をババアが「死んだ爺の保冷につかお」とかいって勝手に持って行ってスパコン熱暴走してダメになるシーンがあるんだけど、ああいう「マジで無能なだけの味方が足を引っ張る展開」が嫌い。クソが死ね!ってなる。危ないから待ってろっておいてきたヒロイン勝手についてきて敵につかまる展開とかも嫌い。これはサマウォ関係ないけど。

後、最後コイコイヒロインが全世界の命運を握るんだけど、ヒロインこいこいをやる必然性作品内で示されないのは本当にクソ。もちろん、ヒロインコイコイをやるシーンはあるんだけど、イケメンおじさんとコイコイをやって負けるってシーンがあるだけなんだよね。しかもそのあとにリベンジを狙って練習してるシーンとかもない。単純にイケメンおじさんに負けてただけの女に全世界の命運を託す展開とか熱くもなんともないし本当にゴミ展開。

そんなこんなでサマーウォーズカズマきゅんホモ同人誌がいっぱい出た以外は本当に存在する価値のないゴミ映画だと思う。

2021-07-10

anond:20210710015031

細田守演出のしかけを考えるのは好きだけど、人間感情機微とかドラマあんま興味がなくて、そこを結構つつかれてる気がする。(主にサマーウォーズ)

2021-07-03

おおかみこどもに対するデタラメ考察が多すぎる

というよりは「自分視点での感想」をさも「考察であるかのように語る輩が多すぎるということかな。

ネット感想を書き続けると人間の次式は肥大化してゆくゆくは感想考察区別がつかなくなるのだろうか?

だがこのまま私が黙って「感想考察区別もつかねーのかこのカスは」と思い続けていても自体解決しない。

どうやら私が書いてやる必要があるらしい。

おおかみこどもの雨と雪考察」を。

長いの面倒だからシンプルに行くぞ!

考えるべきは細田守視点だけである

脚本奥寺佐渡子細田守の考えを「一般人に伝わる形かつ、一般人も楽しめる形」に落とし込むための存在であるため、作品において「なんでここがこうなったの?」に対しての答えを彼女に求めても「作劇的にその方が面白くなるから」以外の要素は出てこない。

から考察をするのならば奥寺佐渡子意図はあまり考えなくていい。

気をつけたいのは、「でも細田守がそういう意図を持っていたのなら、作品の質を落としてでもここはこうしたのでは?」という部分に関しては「奥寺佐渡子うまい具合にハンドルブレーキ操作した」と判断すべきであるということだ。

脚本に2人が名前を連ねていることが、おおかみこどもの雨と雪考察を若干難しくする。

おおかみこどもの雨と雪を作った時期の細田守

おおかみこどもの制作が始まる2年前、サマーウォーズ製作中に細田守母親祖母を無くしている。

父親の方はそれより11年前に既になくなっている。

おおかみこどものキャラクター造形において、この3名の死は深く関わることになる。

この辺については詳しくはインタビューを読んで貰ったほうが早いので手短いに言うと、細田守自分で「作品作りにおいて影響があった」と口にしているのだ。

主人公母親であること、父親が途中でなくなること、そういった要素についてフェミニズムだの男女平等社会だの社会派気取りだのあーだこーだと考える必要はなく、「そのとき細田守境遇がそういった家族像を作中に描くことを求めた」で説明は終わるのである

細田守≒おおかみこども

母親モチーフ細田守の実母であるということは、おおかみこどものモチーフ細田守自身となるわけだ。

ちなみに細田守は幼少期に吃音症を患っており、この感覚社会普通の子供として上手く馴染むことが出来ない幼少期の雨と雪を形作っていくことになるのは想像に難くない。

それぞれは自分性質出会人物に合わせて、人間社会と山という全く別の社会における適応を目指すことになる。

また、それぞれが目指そうとする場所は途中で交差して入れ替わる。

全く異なる2つの社会をそれぞれに目指す姿は、細田守アニメ業界という力と才能が支配するオタク世界と、宣伝社会性が重視される一般的社会という2つの世界を行き来しながら有名アニメ監督となった細田守人生観の反映であろう。

まり、山において師匠に野生の生き方を学ぶ雨は、アニメ業界で才能を頼りに生きることを選んだ細田守であり。

一方、現実世界で恋をして普通に生きることを選んだ雪は、細田守の妻子持ちとしてのプライベートの姿である

才能を振り回しケモノとして生きる道と、人間らしく生きる道に対して、細田守が感じる二足のわらじの感覚が、おおかみこどもを二人にするという設定を構築しているのだ。

流石にちょっと言い過ぎでは?

と思った人はバケモノの子未来のミライを通して答え合わせをして欲しい。

おおかみこどもの雨と雪はいわば細田守考察における出題編であり、その後のバケモノの子未来のミライによって、おおかみこどもで考えた考察深読みだったのか、実際にそうだったのかが徐々にハッキリするという構図になっている。

バケモノの子7月9日金曜ロードショー未来のミライアマゾンプライムビデオで見ることができる。

性癖の話は?

それはおおかみこどもの雨と雪だけでやるとゲスの勘ぐりみたいになる。

バケモノの子未来のミライ伏線回収が終わってから戻ってくるとまあ露骨にそうなんだよねって分かりはするんだけどさー。

かると言えばサマーウォーズ家族観とかもあとから見るとなるほどねーってなるんだけど、この辺もやっぱバケモノミライを見てからじゃないと分かりにくいんだわ。

答えから逆算すると簡単迷路ってたまにあるけど、細田守映画世界観もあとからだと分かるけどサマーウォーズとかの頃は上手くやってるなーって。

まあまさにこれは「奥寺佐渡子ハンドルブレーキを上手く使ってた」ってことなんだけどさ。

凄いわあの人も。

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