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はてなキーワード: 闇鍋とは

2024-02-14

なんで男オタクはそんなに女向けの注意書き文化を見下すのか全く分からないんだよなあ

注意書きがあった方が探しやすくて普通に便利じゃん

みんなそんなに何処に何があるのか分からない闇鍋がいいの?

2024-02-12

ポケモンメザスタがすごかった

当方普段ゲーセン行かない民、コンビニミライドンのメザスタ用タグが配布されてて、そういやそんなのあったね、ということで初めて遊んできた。

メザスタってのはポケモンデータが入ったプラスチックタグを使って遊ぶ筐体で、まぁ詳しくはググってね。

それで何がすごいってその集金力よ。

まず1プレイに100円を払う。

ゲームを始めると任意ボスポケモンが登場するステージ選択レアリティの高いボスポケモン1匹と普通ポケモン2匹が敵として出現する。

自分ポケモンがいない場合レンタルポケモンを3匹借りて出撃が可能

遊び方は単純明快で、①相手に相性の良いポケモンを選ぶ→②引いた数字分だけ攻撃力を増加させるルーレットを回す→ボタンを連打して技の威力を上げる、の繰り返し。未就学児童でも一回やれば覚える。

攻撃をしているとだいたい雑魚敵が先に倒れる。と、そこでゲットチャンスが到来する。

ここで100円を払う。

雑魚敵のゲットチャンスに100円?と思うかもしれないが、ここで雑魚敵のゲットチャンスを押さえておくと戦闘ターンが増えるのだ。このゲーム、通常だと3ターンしか攻撃チャンスがないんだが、レアリティの高いボスキャラを倒し切るには3ターンだと足りない場合がままある。

そこでゲットチャンスに課金してターンを増やすことで、ボスキャラを倒す=レアリティの高いポケモン捕獲するチャンスを増やすわけだ。

ボスキャラを倒すと再度ゲットチャンスが到来する。

ここでも100円を払う。

ボスキャラをうまく倒せた場合、2匹目のボスキャラが登場する。ここでも戦闘を一通り終えたらゲットチャンスが到来する。

ここでも100円を払う。

なお書き忘れたが、ゲットチャンスが訪れた際にはボールの種類を決めるルーレットを回す。グレードの高いボールを引ければ捕獲チャンスも増える。バトルで使うルーレット目押しっぽい挙動をするがここだけ完全に確率。見た目上は明らかにハイパーボールで止まっても実際に投げるのはモンスターボールになったりする。なんでやねん

モンスターボールとかだとボスキャラは大抵捕獲できず、横にいる雑魚敵が捕まえられる程度である

まり、ここまで人によっては3〜400円を投じているにも関わらず、出てきたモンスターボールのせいでレアリティの高いポケモンは捕まえられずに終わり・・・とならないのがメザスタのすごいところである

バトルが終わると「最後のゲットチャンス」が到来する。

このシークエンスでは闇鍋形式だが捕獲1回につき必ず何かしらのポケモンを1匹ゲットできる。捕獲1回あたり100円で、である

ポケモンコンスタントに4匹程度は登場するので、全部やると400円である確率は少ないが高レアリティポケモンはここでも入手ができる。(実際自分も星5のテラスタルゲンガーを引いた)

恐ろしいことにプレイヤーはこの手前でレアリティの高いボスポケモンをあと一歩のところで逃した状態にあるので、ゲーム全体の中で最も課金密度の高い部分があたかも救済措置であるかのように感じてしまう。そしてこの最後のゲットチャンスで高レアポケモンを引いたら、最初に狙っていたボスポケモンを倒せるかもしれない、とさえ思う。

まりだ、最初100円のように見えた1プレイあたりの料金は、一連のバトルが終わるまでには最大で1プレイ400円に化けており、最後のゲットチャンスを全てこなすと1プレイ800円に膨らんでいる。

しか文章では怠くなってしまった一連の工程は適度な集中を要求されるテンポの良い演出により1周15分程度でグイグイ進んでいく。ゲットチャンスに100円を投入するにも時間制限があるので短い時間課金するかしないか判断を平均して2〜3分に1回程度迫られる。1回あたりは少額とはいえソシャゲも驚きの課金である

今回初めて遊んでみて、大人はまだしもメインのターゲット層であろう自制心の弱い子供にこれを慣れさせちまうのはだいぶヤバいんじゃないかと思える内容であった。4〜5回やったら買い切りポケモンソフトも大抵のグッズも買えるじゃん・・・

冒頭に書いた通り自分普段ゲーセンに寄らないので、そもそも今のゲーセンってそんなもんよ、ってことだったら申し訳ない。

2024-02-09

Blueskyを数カ月使用しての感想

ルスカじゃないよ。ブルスコだよ。

日本人の例ではあるが最初に移動が進んだのはアニオタというよりはプログラマー周辺だった。流石あいつらはTwitterも一番乗りだったのを思い出す。

そのあとライターをしていたり、その取り巻きだったりが増えた。

作家などの知識層や知識(笑)がゆるく呟いてた感じ。

クラブハウスよりは少し若いんだろうかくらいの年齢層が目立っていた。

でも全く活性化できておらずブログ化。またはアカウントとるだけの人たちがほとんど。

活用できてない感じ。

Xが表、Blueskyが愚痴垢みたいな爺さん婆さんも目立っていた。

で、Blueskyが招待を増やしたときにそれ以外の人にも広がっていきオタク流入比較最近始まった。

オタクが来たので色々と流れが生まれプログラマーの作ったフィード活用されるようになった。

俳句キノコが人気になった(やればわかる)

そして先日の招待制廃止で一気にユーザー数が増えた。

インプゾンビは居ないがアフィリエイトアカウントも来た。しかエロ絵よりも即座に一括ブロミュする方法が広まりアフィは生きながらにして死んだ。

規模感ミニTwitterみたいな構成にはなっていると見るが、年齢制限もあるからだろう。

学生や本当に若いバカッターは見かけない。

まあバカッターする動画が上げられないのだが。

エロ絵に関しては実は他の海外サービス比較するとゆるい方なのだTwitterではおそろしい潔癖なブルースカイみたいに広まっているようだ。

まあBlueskyの機能理解せずいきなりエロ絵を投稿することはテロ行為にも等しいのでそんなことをする人はXにいるべきだ…しか

SNSで言うと先日TikTokCEOが米上院議員公開処刑されてたしXも厳しくなるだろう。

そもそも論としてTwitter制作チームのものなんだからBlueskyもそれなりに規制ガバガバなところはあるのだ。

拡散内容だが、Xに疲れた人たちが多く、あまり過激なことは広がらずダジャレとかが拡散されたりする。

件の問題ドラマ化裏事情などXで言えない過激なことを言ってやろうとした人も見たが、結構滑っていた。

政治の話は検索すれば出てくるが、拡散自体は少ない。

まずリプライ喧嘩するという事象もほぼ見かけない。

大きな要素としてはトレンドが無いことにある。

トレンドがあるとその話題を話すことで多くの人に見てもらえ、アルゴリズムによって選ばれたトップコメントが出てくるのが今のXだ。なので同じやつばっか拡散される。

しかしそれがない。なので拡散すべき内容はフォロワー自分が決める。フィード機能を使って一定は把握できる。

またDMもないので、揉め事に発展しにくい。

このあたりが今後変更されるかは謎ではある。

結果的招待制当日に登録者数が100万人増えたが(外国人日本人ばっかじゃねぇかと突っ込んだり、創業者がナガノをRPしてた)まだそんな状態だ。

闇鍋ごった返しのグチャグチャSNSはXだけなんだよと言う声もあるだろうが、まあフォロー次第ではBlueskyに再現できるだろう。

問題レスバしたいかどうかである

レスバするならXか5ちゃんかAnonymousDiaryがおすすめ


ナガノ先生のリプ欄平和すぎて思わずリプしちゃったぜ

インプゾンビがいないだけで良いわ

2024-01-26

闇鍋

たとえそれが美味しかろうとも、ただただ下品であるのだ。

2024-01-22

anond:20240122110351

クラフトピアゲームとしてどうまとめるかがまったく見えない闇鍋のような実験作なのに比べて

パルワールドは一応Arkという目標があるのでそれなりの姿にはなるかと思う

2023-10-29

anond:20231029225931

もう今の社会は「低脳は大抵陰謀論に取り込まれてるから低脳に正しい言論不可能」「理解しなくていいから黙っとれ」なんだろうな

低脳は体系的に学問を学ぶことができないから、ネットで聞き齧った情報だけで知識を得てしま

ネット情報なんて同じ聞き齧りマンデタラメ言論情弱ビジネス闇鍋なので、情弱低脳が喋ると同じ情弱低脳に伝播する嘘を垂れ流すだけになる、と

2023-10-08

anond:20231007005943

まず「はてなブックマーク」という独自サービスが先にあって、それに付随して「ここ」がある。

はてなブックマーク」は「総合」で見ると政治色や諍いなどつまらないネタで埋め尽くされてるが、ジャンルごとで見てみると、あちこち技術系の最新記事が見れるのでそれなりに使える。

それに対して「ここ」は闇鍋状態でつまらん人がつまらんことを書き散らしてるだけなので、適度に距離を置いたほうがいい。

2023-09-21

私が好きだったライブコンテンツがどこか遠くへ行ってしまった話。

自分が好きだったライブコンテンツがひとりでにどっか行ってしまったという話。

まず始めに…

基本的お気持ちベース感想であるので、アレルギー症状をお持ちの方はブラウザバックなり、閉じて頂くなりが幸せに生きられると思う。

私的には世の中には自分が傷ついてまで見る事は無いというのが全てで、何でも見えるネット時代からこそ、何でも見てしまうよりは知らず生きる幸せをかみしめてほしいと思う。

お気持ちベースで書き鳴らしているので場所によっては乱雑な文章が取っ散らかっている所がありますので、ご容赦下さい。


正確には私も私で時計の針を一歩進めてしまい、どこかへ歩んでしまったが為に私にも原因の一端があるので、

キモオタクの単なる戯言だと思って聞き流してほしい。むしろこのような記事時間を割いてまで見るべきではないと思う。

世の中にはこういう意見もあるのだなあと思うならばそれは引き止めませんが、結果や貴方健康までは保証しません。


九月の頭、愛知県での事だった。片日だけのチケットを握りしめた私は高く飛び過ぎたイカロスのように叩き落されてしまった。

片翼では飛べなかったのだ。それも一番最後にだ。私を好きなら今すぐ来てねという声を聴いたっきり、私は明日また会う事が出来なかった……。


…と、いう事で片翼のオタク戯言を聞いてほしい。私は1日目しか行かなかったので1日目の演目の下、話を進めようと思う。


まずは、何故通し券がないにもかかわらずあの演目をするのか…という話から

これは全てのコンテンツライブに言えるが、1日目と2日目が同じタイトルな以上は、両日お互いに対して余計な負荷を掛けたり文脈を持たせるのは間違っていると思うからだ。

同じタイトルである以上、両日はツアー大トリで無い限りはどちらにも重きを置かずにある程度はその日だけでも楽しめる演目を組んでいただけるとありがたいと筆者が望んでいるかである

これは、全ての人間に言えるかもしれないが、仕事などの都合がつかずに、或いはチケットの都合上、片日しか行かれなかった場合、翌日に対して意味ありげ演出をされても困るので、

そういう意味では翌日に負荷をかけるトリの演目というのは好ましくない…と思っていたのだが…。演出家は検問所にある計測所において過積載で捕まる心配をした方がいいと思う。


ただ、同タイトルであれ、二日通しでお楽しみ頂けるように組んでいくのであれば二日通し券があるべきなのでは…?と思う。折角チケット先行用のプレミアム会員もあるのに…。

と、いうのがまずはお気持ちの一つ。まあ、ゲームでは毎日会えるので不健康オタククンはおうちでブルーライトと仲良くしてなさいと言うならばその通りに受け止めるが…。


過去演目の焼き直しが多すぎる・楽曲選出に偏りがあるという事

何曲かは過去の同地で行ったウケの良い演目オマージュしたいのだろうか、そういう選曲がなされているのは理解しているが、

余りにも毎回やっているのでそろそろ飽きが来たこと、そしてどうせこの曲が来てしまうと言う展開が読めてしまう事に一つある。

特に本年の愛知公演でも1日目13番目の演目は、一昨年に行われた同地前回の2日目に出て来ていて、更に遡ると名古屋市内の公演でも披露していて、

土地楽曲が著しく結びついて意外性という面白味に欠けると筆者は考えているからだ。方言キャラは多くないのに曲に地域性があるらしい。凄く奇習だと思う。

近年は意外性を売りにしているコンテンツライブだと筆者が受け止めていたばかりに、楽曲が予想の立てられるものでは非常に面白くないという話でもある。

1日目を取っても5曲ほどは過去2年で同地で行われた楽曲が含まれている。なんと演目の約20%だ。降水確率なら雨の心配をするレベルでもある。

思い出話をしたい人には良い話だが、わざわざ遠征までして見たもの過去の焼き直しというのはまったく面白くない話だ。家で円盤を見た方がマシだろう。

それならば百均で売っているHIT曲のコンピレーションアルバムを買う方が安上がりだと思う。実に100分の1の値段で済むというから良心的な話だ。

コンテンツには――――税と呼ばれるまでに高騰化しているチケット代という概念が既にあるのに、更にコンピレーションアルバムを流されているようでは溜まったものではない。

特に先ほどの13番目の曲はコロナ禍前にも同地域でやった事がある演目が故に、特に薄味として印象深い。5年で3公演に顔を出している。皆勤賞狙いか

他、強いオマージュを感じる公演としてコロナ禍前最後大阪での公演の事を強く思うが、今回の28曲の内3曲が被っている。概ね300曲を超える曲数のコンテンツライブとは思い難い被りようだ。

一曲演目場所といい特殊バージョンイントロといい強くオマージュを感じざるを得なかった。この曲の起用方法に関しても少し思うところがあるが、少なくとも思い出は思い出でじっとしておいて欲しかった。

もっと曲数が少ない所でももう少しいい組み方をする所はあるし、過去演目同士を切り貼りしてもキモいフランケンシュタインが出来るだけだと思う。これからパッチワーク教室でも開くなら是非頑張ってほしい。


機会の均等化による歪さが目立つ印象が強かった。

ここのコンテンツファンは熱心なファンが多く、機会均等法を声高に叫ぶファンが大変多い為しっかり起用に応えてくれたのはある種一つ良かったと思う。ここだけは評価している。

ただ、その陰でこのコンテンツが元来持っていた時に人を傷つけるような美しい鋭さは失われ、特に機会が均等に機械的に割られただけで、

センターの回数までは気が回って居なかったり、楽曲が持つイメージを損なってしまったりしていた演目があったのは一つ残念な点として深く印象に残った。

出場機会の均等を図るくらいならば偏りがあってもセンターをしっかり廻すべきだったと思う。私が応援していたのは果たしてアイドルコンテンツだったのか…?と疑問に思ったくらいに。

あと、楽曲が持つイメージを損なったという点では意外性のある選出やキャラクターの新しい一面を見る為の科学反応の為の選出ならば目を瞑るが、

三角形イメージした楽曲に6人投入するのはどういう意図なのかは掴みそこねた。六角形は半分にしても三角形にはならないというのに。

こういう滅茶苦茶な演目の組み方をする事が近年の公演で増えており、イメージ先行でのみで組んで、歌詞の割り振りなどの子細にまで目がいかなくなってしまったのかと悲しみを感じる。

どの演目とは言わないが2人がユニットでの相方や一人からの選出に対して、残り一人が公式で絡みがあるだけで特にユニットが組まれた選出ではなかった演目があり、個人的には疑問に感じた。

もしその人の推しであるならば大変申し訳ないのだが、あくまでも公式として謳って出しているもの非公式的に近い事に対しては納得がいっていない為であるキャラクターや演者に罪は無い。

そういったこともあり、深い意味合いで文脈が無くなってしまったが為に演者サイドからサインを受け取るのも難しくなった。魔法が解けた灰被りのお姫様を見ている気分だ。

私らは吊るされた男ではなく一端の魔術師としてこのコンテンツライブを見に来たつもりなんだけどな…。運命の輪というのは時に残酷カードである


続いてハコの選出に関して

結局大きなコンテンツと言うのは人数を収容しなければならない以上、場所を選んでしまうので多少仕方がない事ではあるという事は理解しているがやはり平面と言うのは…。

そもそもハコを見て応募を辞めようとも思えばいい事だというのは重々理解しているが、それはそうとして推しが出ている以上は行ってみるか…と応募したがばかリにこれを強く思う。

と言うのも筆者は身長が約150cmしかなく、とてもではないが前方席を引かなければ170cmや180cmなどの有象無象に埋もれてしまう事に一端があるとしても、多少手心があれば…と。

厚底の靴などで身長を積み増せばいいとは思うが、今回のハコは大変僻地もいい所の絶海の孤島なので動きやす恰好が望ましいと思った次第でどうにもこうにもならなかったというのが一つ。

是非よろしければ低くなって頂ければありがたいが、強要をするのも間違っているとも思うので、次回から平面の客席を採用する際は竹馬を利用する事をどうか許してほしいと思う。最低限は脚立。

それからパイプ椅子による指定席で隣の人と距離が近すぎる上に、隣人を選べないというのも一つ困ったという話だと思った。どれだけ身が細くても斜めに立たないと肩が当たる気がする。

卒業式のように姿勢よく座るならまだしも、多少動きの生じるライブパイプ椅子というのはちょっと狭くないかなあと思うところがある。幸いにも圧迫はされたことはない。

筆者が最近ライブハウスに通う事が多くなり、様々な曲や演目人間に対してご自由ポジショニングを取る事に慣れてしまったので致し方ない部分はあるが、

流石に外出するに際して見てくれの悪いオタクや二階三列四番の雰囲気を漂わせた隣人を2時間もの間同じ空間居合わせしまうのも考え物だなと思ったからだ。

頼むから家を出る前に最低限の見てくれと香りは何とかしてほしい。別にそこさえ担保してくれるなら絵具を混ぜた様な情けないナンセンスコンテンツTシャツを着てても許すから


因みにだが、別にオタクが好き勝手自分の頭上や近隣で暴れたり光ってくれる分には特には思わない。その人の推しが居てその人なりの表現があると筆者は考えているので。

しろある程度元気な方が演者と観客の対話的なコミュニケーションみたいで大変面白いので積極的にやってほしいと考えている。勿論、レギュレーション範囲内での話だが。

こう明記しておかないとこのコンテンツ勝手に余計な文脈を取って独りでに発狂する大変熱心なファンが多い為にコメントを返信する時の私が苦心するのでここに記しておく。


良かったと思うとともに私がここを去る事を決めたという話

今回一番良かったと思うのはコンテンツ新人が暖かく迎えられたという事だ。

拍手喝采でこの大舞台に迎えられてしっかりと立っているのを見ると、私のような逆張りオタクではなく、もっと相応しい人が客席に立つべきだと感じたかである

つい4年前はこのコンテンツの熱心な盲信者たちが私の心地よいインターネット楽園荒らしていたと思うともう隔世の感が出てきたが、

そういった逆張りをしなくてもよくなったというのは一つ明るい話であったと思う。もし過去にそういう事をしたと思うならばしっかり反省してほしい。


おわりに

長々と語ってしまいましたが、無計画闇鍋によって昔のような歌詞割りや演目による演者から文脈を感じ取る事が出来なくなり、

過去公演の焼き直しと新曲披露会のような地方産業館で見る様な薄味の展示会に高いチケット代を支払うのは勿体なく感じてしまった為に

このように文句を垂れているオタク戯言にお付き合い頂き、本当にありがとうございます

こうしてみるとこのタイトルは半分くらい間違っていると今思っています。でも正直向こうも半分は間違えている気もしている。私が勝手に。

これは一端のマジョリティでもあります私のお気持ちであり、大多数が今のままでいいと望むならばそのコンテンツはそのように進めばいいと思います

たまたま持っていた銀河鉄道切符が、今回で私の終着駅となったからです。今まで楽しい旅をさせて頂きありがとうございました。

これからが目ざましい活躍を見せる推しオタクはここからが始発駅ですし、勿論ここに至るまでに終点に至ったオタクも居ると思います

推し方は人それぞれで、私はここで一旦区切りがついたと思っているだけですので、是非どうか私の事は呼び留めずに忘れてください…。


今、私は安いチケット代と共に無計画闇鍋の極みみたいなフェスなどを空中浮遊しております別に規模や演者に一切の貴賤はありません。

もし気になれば知見を広めるためにも様々な「アイドル」に触れてみるのは如何でしょうか。素敵な音楽出会い、様々な人々の熱い思いなど、

色んな物を吸収してみるのも一つの栄養ではないか?と思っています。このような場でお勧めするのも私としても大変心苦しいものがありますが…。

また、どこかで亡霊となった私をどこかの会場で見掛けた際は、暖かく出迎えて頂けると幸いです…。本当にお読みいただきありがとうございました。

2023-09-20

anond:20230920155015

数百万でも有限な時点で定石はできるよ

闇鍋って設定ですらある程度の定石はあるから

まあ定石ができるまで楽しまれるかっていうと多分廃れるからそういう意味では定石はないかもしれんw

2023-03-27

特定外来種ハンターYouTuber面白い

元々釣りとか狩猟とか野草とか好きな人はまあいいといて

俺はそこまでそういうの好きなわけじゃないんだけど

特定外来種ハンターは非常によくできたコンテンツだと思う

 

1.特定外来生物環境問題への勉強になる

2.動物環境生態系料理など知識欲が満たせる

3.特定外来種駆除環境保全というプロジェクト自体面白さがある(非常に難しい)

4.単純にハンティング面白さがある

5.乱獲しても言い訳ができる、むしろ褒められる(普通は食べもしないのに乱獲したら炎上する)

6.ゲテモノ食い、サバイバル的な要素もある→Youtuber的なリアクションも楽しめる

7.自然と他Youtuberコラボしたり、地域とのコラボができる

8.色んな方面に強みを持ってる人が居て面白い、大体変人、大体仲良さそう、博識(こんな友達1人くらい居るよな、投網とか好きなやつ)

9.適度なホラー要素、グロ要素、解体など、怖いもの見たさ

10.料理要素、飯テロ(だいたい美味い!っていう、他はヴォエ!)

11.なぜか皆若くて元気で楽しそう

12.特定外来種以外に手を出すのもぜんぜん良い

 

よくできてる

黄金伝説とか、池の水全部抜くとか、鉄腕ダッシュとか好きな人はいけそう

入り口ホモサピでいいと思う、コラボ相手たどっていけば大体網羅される

マーシーやスイチャンネルみたいなのは徐々に改善していく経過も面白い、年単位活動してるから真似できない

 

そう言えば昔はニコニコで亀五郎をひたすら見てた

彼は狩猟サバイバルなので毛色が違うけど、最近YouTubeにいるよね

 

___

おすすめに虫が増えるデメリットはあるね

Youtubeくん〜それじゃないんだよな〜っていう

 

カエルセミヌートリアアライグマバラムツちょっと食べてみたい

 

一応彼らは「生物Youtuber」とか「生物採取Youtuber」とか言ってる

 

闇鍋は正解率高すぎて笑う

 

もし外来種が美味しいって知れ渡ると環境保全に一役買うから良いんだよね

ゲテモノ食いの酔狂じゃないんですよっていう言い訳が立つ、たぶん半分酔狂だけどw

2023-01-22

anond:20230122075448

からデモをワン・イシューでやらずにあれこれ混ぜ込んで闇鍋にするやつらのせいで一般人デモに参加しにくい風潮になってるのが問題って話だろ。なんなら一般人遠ざけるために嫌がらせでわざとやってるんじゃないかってレベル。やってる感だけで何も変える気なさそう

2023-01-19

anond:20230119075744

大抵の上司はそこまでの異常者ではないか

指示出した部下が自分で考えてある程度の結果を持って来たらOK出すけど

 

おそらく多くの漫画家がそういう編集ではなく

いつまでもOKさなサイコパス編集に遭遇しているのと

 

漫画そもそも限られた時間内でベターな解を導くサラーマン的な回答ではなく

無限時間の中で凄まじい天才的回答を求められるのと

 

漫画家がそういう社会人ならよく言われる程度の慣習とそのゴールを知らない

社会で働けない奴が多い集団なので燃えるんだろな

 

この世の闇鍋が詰まった三重奏

2022-12-28

anond:20221227021526

結婚したい女からすると闇を覗く感じなんだろうな

闇鍋的なやつ

つまんで見るけどやっぱやめたで地面に落とさせるやつ

2022-11-22

老人なので増田から失礼したい

またDQXから入ってきた人が国産JRPG感覚MMOやってんなと思ってしまったので

FF14のバトルコンテンツとそれに挑む戦闘関係の予備知識書き殴ることにした

https://gist.github.com/mizchi/77182cd8e0e9ffe6b2959d3ddb58de87

大前提として各種のアクション特性説明をお読みにならず謎のスキル回しをしてみたり、味方の逃げ道や敵を殴る場所を潰すプレイヤーがこのタイトルには大量にいる。

突入制限ILくらいしか無いせいなのか、突入できたらクリアできて当たり前であり、そこまで付き合うのは先駆者の当然の努めだとデカい声も慢性的にある。

難易度区分されるものに限らず、要所を外すと連鎖的にその後破綻する要素が存在する行き先が結構あり、また「今後それを基礎知識として下敷きにする」事を求められる側面がある。

  • とにかくわかりやすいので一番揉める要素・火力

目下わかりやすいのは相手詠唱が終わるまでに規定量のダメージを出せ、というダメージチェック要素。

基礎性能が改められようが装備が強かろうが人間操作が乗算要素なのでシステム理解対応しない人間は率直にダメージが出せない。

ダメージディーラー等と言われる火力職は仕事が火力を出すことなのでタンクやヒーラーの倍程度は「出すことができるはず」だが、先述の人種はそれら未満ということがままある。

例えば近接職は123(12)コンボ淡々と刻んでいるだけでタンクやヒーラーとは明らかに違う数字が出るはずだが、1ばかり叩き続けた猫パンチモンクなる世界最低火力の人間が己を知らぬまま現役の高難易度コンテンツに混在し大変可哀想な事になったりした。

冒頭またDQX軽率Disったのは主にここの話で一応MMORPGというジャンルでして、PC版がベースにあってどう頑張ってもPS版はPC版をPSでなんとか遊ばせてもらっている範疇を越えない。

このジャンルキーコンフィグからUIレイアウトタイトルによってはBGMや低負荷モードとのスイッチング等まで自分でいじれるのでいじってくれ。

繰り返すが初期UIレイアウトはクソなのでまずは自分が見やすいと思う様にさくっと整理し、その後自分の習熟やメインに据えるジョブによって都度弄り続けていくものなのでまずそういう概念を持ってほしい。

視野が広い狭いなどの人間性能を問う前に弄れるもの先にいじってから人間性能のせいにしてくれ。お前そのホットバーガン見してないとスキル回せないのそもそも本番くる段階にねえからよ。

そしてそれを教えないで貴方はそれでいいんだよそれが普通だよと言ってるクソ共は引退してほしい。

UIが固定やごく狭い選択肢から選ぶだけの事が多いコンシューマとの絶対的な違いで、ここを履き違えるとバトルコンテンツはほぼ不幸が約束されるがまともな導線が無い。

マッチング促進の為にグループ分けされたルーレットマッチングがあり、ごく一部除外されたもの以外は自分の開放済みのどこかに当たるシステムがある。

これには1回/日ちょっとした報酬が設定されていて「突入したら15分20分で片付く」日課の一つくらいの認識の人が多い。

未踏や周回の浅い後発、先述の声がデカい人が合体事故を起こすのもこのシステムだ。

他に実績報酬自己満足などの目的グループ分けすら無い闇鍋マッチングエントリーするメンターという属性を持った人もここに加わる。

ちょっとクセがあり、特定の要素をこなせない限りクリアできない行き先に当たると

日課をやっているつもりの先駆者からすると日課破綻する。実際にストレスを覚えるようだ。もう行き先が分かった段階で面倒・無理という気持ちが出るが、コミュニケーション問題として別で扱う。

未踏者は大体死ぬ他者に手厚いケアをされている事がままあり、下手に認識できてしまっていると「自分はこんなにしてもらっているのに出来ない」と自己強迫要素が生まれるらしい。

記事の様に寝ている間に終わってしまう事に謎の凹みを認識するものも多く、さりとて「じゃあ君が落ちたせいで破綻して全滅リスタートすればよかったですか?」とはならない。

それら諸々新規ならではのまとまらない感情の動きを声のデカい奴が概ね台無しにしていく。

過剰ILによって装備性能が行き先ごとにほぼ上限値であることや、各種アクションの基本性能が当時のそれから見て大分底上げされている関係で適切に近い立ち回りをすると型落ちコンテンツではロールが破綻する為、最新拡張まで8年分のコンテンツを消化して尚基本のきすら無いプレイヤーが大量にいるのを思えば大分マシでありがとう

人的背景がこれくらいなければそういう方向に視野が向かないのは明らかに開発の怠慢だね、と再確認できた。ユーザーコミュニティ丸投げの現実を再認識できたので感謝する。

それはそうと元記事の人はそういう体験ができてよかったですね、と置いておくが

下限コンテンツクリアをしたから当時と同じ経験ができるわけじゃないことは無限に言っておきたい。

本人はわからいかもしれないが最大7人にあらゆる先行者としてのバフ(累積した知見)が乗っているし、基本アクション類は度々強化されまくっているし、もはや整理されて存在しないアクションが多々ある。TPというもう一つのリソースもかつて存在していた、MPは今のような割合性ではなく回復量にシビアステータス選択必要だったり、タンクやヒーラーは防御回復攻撃時にモード切り替えをしていました。今は全て存在しません。

更に言えば実装当時未実装だったジョブは概ねバカみたいな性能を有しているので、後発ジョブを入れれば入れる程ヌルくなる。

新しい経験したことと、旧き人の当時の体験追体験することは決してイコールではないという話は極論すると

型落ちする前は最先端だったのでそれはもう最先端コンテンツに行く覚悟のある人がわちゃわちゃしていたんですよ、という話を避けては通れないのでそれをどう伝えるかはよく悩む。

後進の人々には遊びやすくなった今を遊んでもらえればいいのだけど、なぜだか「追いつきたい」を越えて「同じ目線に立ちたい」を抱くよね。それ呪いだし絶対に成立しないか病みますよ。


漆黒ヴィランズが好評だったのはこれまで重ねてきたFF14歴史(政治戦争を嫌う傾向、その割に勧善懲悪が好き、なんだかんだ自分が主役でいたい人たちには不評な2年だった紅蓮)とナンバリングFFが不甲斐ない中で14はFFを背負えるのでは?という評価に向かっていったからだと思っているので、漆黒から入ってきて無限に見た「漆黒面白いと聞いたのではやく漆黒やらせろ」という人たちはもうスタート地点から違うモノだという認識をずっと持っている。

今では暁月のフィナーレが総括だと言われるようになったが、総括は漆黒で暁月は次に向かうためのスタートで総括ではないかと今も思っている。6.0は広げてなかった部分まできれいに畳もうと躍起になった割に泣きの延期をしてみたり、言ってる事とやってる事の食い違いが要所にありすぎる。インゲームだけを見て吉田直樹の話を聞いて納得感得られれば幸せなのかもしれない、と思っているので今後も抱えていくと思う。



最後吉田直樹祖堅正慶以下FF14関係者様へ。

日頃からゲーム体験がどうしたこうしたと言い続けていたし、今も掲げられていると認識しますが2年程前に漆黒ID中ボスBGMバンドアレンジに一括変更した理由そろそろ説明あってもいいんじゃないですか。

71ID最後ボスでようやく初対面するはずの楽曲アレンジを道中から流される事はゲーム体験毀損には当たらないんですか。

2022-10-19

片喰と黄金ゴールデンカムイ2にはなりそうもないな

ゴールデンカムイと違って主人公コンビは両方アイリッシュ人だから話の広がりが狭い。

インディアン黒人問題についても扱ってはいるけど全体として踏み込む感じじゃない。

ストーリーラインゴールドラッシュの本場にたどり着くための旅っていう真っ直ぐな線だから大雑把に先の流れは見えてしまう。

ゴールデンカムイが先の見えない闇鍋だったことに比べると作りがスッキリしすぎている印象だ。

対立構図もないか基本的には善良なキャラばかりで悪役は使い捨てになりがちだ。

主人公インディアン差別する側に回るという展開は面白かったけど、それもアッサリ解決してしまったわけだしもうネタが無い。

つうかもうあと残ってるイベントマカロニウエスタンと金採掘の話ぐらいだ。

一度ある程度金を採掘してからそこで会社経営などを巡って一波乱起こす手もあるが、それはもう冒険活劇にはならないだろうな。

2022-09-02

anond:20220902083459

サイトによってレビュー傾向が違う。

通販サイトサクラ営業妨害馬鹿梱包とか宅配便への苦情を書くやつ)に汚染されまくって役に立たない。

料理園芸関係レビュー内容と星の数が謎に解離しがち(誉めちぎってる癖に星は少ない)

書籍関係は、一部に極めて優れたレビュワー、野生の有識者が生息している。星5で扱き下ろす勢。星5じゃないと許さない著者とファンによる通報レビューがBANされる。有償レビューを書かせるやつ。頭悪いけど識者気取り。普段本を読まないせいで些細な事で感動するやつ。などなど、いろいろ居すぎて闇鍋

2022-07-06

自社製品安全性を他社に委ねるUSB-Cってメーカー辛いな

ケーブル見ただけで何W給電対応してんのか分からない事といい、

大勢商売人が参加した欲望闇鍋規格は大変ですね。

2022-05-27

anond:20220527130154

闇鍋味噌汁とは?いろんな余った食材入れてのお味噌汁ってこと?でもいいじゃん美味しそう~

2022-05-26

「おまかせセット」ができたきっか

土肥: やっかいもの扱いされている「未利用魚」を使った宅配寿司「おまかせセット」が売れているそうですね。未利用魚とは、大きさが不ぞろいだったり、鮮度が落ちやすかったり、調理が面倒だったりするわけですが、なぜこのような魚を使った寿司をつくることになったのでしょうか?

朝山: 店をオープンさせて、毎日のように東京築地市場で魚を購入していました。宅配寿司なので、メニューは決まっているんですよね。マグロカンパチタイといった感じで。ただ、築地の中を歩き回っていると、さまざまな魚を目にすることができるんですよね。深海魚がいたり、足が付いていたり。「この魚って、どんな味がするんだろう」と思って、ついつい買ってしまうわけですよ。ただ、メニューには「深海魚」などと書かれていないので、そうした魚を売ることはできません。

 店の仲間からは、このように言われました。「商売にならないですよ」「こんな魚、買ってこないでください」と。お叱りを受けていたわけですが、それでも築地に足を運ぶと、またヘンな魚を買ってしまう。「この魚って、どんな味がするんだろう」「ちょっと買ってみるか」と好奇心に負けてしまう。

 買ったのに捨てるのはもったいないので、割安で販売してみてはどうかと考えたんですよね。当時、1貫180~250円ほどで販売していたのですが、ヘンな魚が入ったセットを30貫3000円で販売することにしました。

京山の朝山社長築地市場を歩いていて、ヘンな魚が気になって購入していた(写真提供ゲッティイメージズ

土肥: 店の仲間からはどのような声がありましたか

朝山: ものすごく反対されました。「絶対に止めてください」「売れるわけがないですよ」「闇鍋みたいじゃないですか」などと言われたので、ちょっと工夫することに。おまかせセットのフタを開けて、ヘンな魚ばかりだと、お客さんはひいてしまうかもしれない。というわけで、マグロエビイクラ、卵などを入れて、そのほかはヘンな魚を詰めてみたところ、ものすごく売れたんですよね。あっという間に、店で一番人気の商品になりました。

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1903/20/news005_2.html

2022-04-11

異動して1週間で転職サイト登録した。

備忘録というか、今の自分の追い込まれた状況に納得がいかないというか、今何が起きているのかは分かっているが、それに感情イマイチ付いてきてないので頭の整理がてら書いていく。文章を短く纏めるのが苦手なのでダラダラと記述してしまうと思う。先に謝る、すまん。

題記の通り、異動して1週間で転職サイト登録した。

新卒入社してから今年で三年目になる。私は、それなりに大きな企業グループ会社分析機器装置の開発を担当している。

競合他社は外資日本のS社あたり。業界シェアが高いなどと宣っているが、実態ニッチすぎる業界に色々と手を広げ、そこでシェアを取ってるだけで昔とった杵柄で回し続けてるだけ。新規研究開発をする余力もなく、起死回生として、手広く広げた技術ドッキングさせたら美味しいものが出来るんじゃないか!と迷走しているのが悲しき現実だ。

この迷走ドッキング装置に、色んな人がお見舞い(意訳)されている。ざっくり言うとA, B, Cという三つの分析機構を、横並びにンァーーーとくっつけた代物である。これを、取引先(海外)と共同で開発している。日本側の開発チームでは、三つの機構がそれぞれ分裂していて、さらにその中で担当部分が分岐している。それぞれの独立した開発のノウハウ治験がある人たちを寄せ集めさえすれば上手くいく。カレーにカツ乗せたら美味しいんちゃう?そんな考えで装置を作ろうとしたであろう上に殺意を覚える。そんな夢物語からビンタをしてでも目を覚ましてほしい。だが今目が覚めたところで、開発ストップにはならないのだ。悲しいね

入社してから、この迷走ドッキング装置の開発担当になってしまった同期の瞳からは、早々に光が失われた。会うたびにみんなの目が死んでいく。ギャグ漫画日和OP現象だ。

そんな同期の屍を横目に、私は入社してからずっと、前述のCにあたる分析機器の開発業務担当してた。だが、分散してしまった開発技術を集約させる、という意味のわからない理由で、隣の部署に異動することになった。(とどのつまり、本迷走ドッキング装置の開発が終わらないから持てるマンパワー全部投入したかっただけである

異動はもちろん、私の上司、先輩方含め全員である。なのに、何故か私だけ、前部署で開発担当していた技術装置案件から離れ、一人全く別のBの開発装置業務をすることになった。

これを知らされたのが3月の半ば。

その時点で辞めたくなったがぐっと堪えた。

そして、4月1日から異動になったのだが、その時点で、新しい上司から私が開発を引き継ぐ担当案件教育資料がないことを教えられた。というか、そもそも今開発で、何をしなきゃいかないのか?がまとまっていないらしい。前任者が飛びまくり、引き継ぎ資料が作られていないことが原因らしい。

WHY?まず、私はその時点で目が点になった。

そもそも、私は全くBの装置開発のことを知らない。開発の進め方、はもちろん、その前提として不可欠になるもっと基礎の部分からである一般的に、どういう機構もつのか?どういったもの対象に測定するのか?その上で、この迷走ドッキング装置では何を改善しなきゃいけないのか?それすら、全く分からない状況で、引き継ぎの資料すらないので、誰が、何をしていて、いつまでに何をしなきゃいけないのかが全く見えてこない開発の担当をしなければならないのだ。

普通は、元々Bの機構の開発をしていた人が、この闇鍋案件を巻き取り、新しく入った私とコンバートしつつ教育しつつになるのが望ましいはずだ。というか、今までいた部署ではそういった教育をしていた。同じ会社なのに、どうして隣の部署になるだけで教育体系がこうも変わってしまうのだろう?

そんな疑問を抱えつつも、新配属先の上司V6長野くん似)は優しい人で、聞いたら答えてくれる方だったから救いだと、そう思っていたのである。6日目までは。

同期から気をつけてね、と言われていたプロジェクトリーダー(PL)のおじさま。彼の毒牙が、1週間経過した時点で私に向いたのである

上記において、A,B,Cの機構にそれぞれ独立して開発を進めている、と記述した。具体的に言うと、Aの機構の開発は、A-1, A-2,…… と細分化して開発担当案件が分かれる。A-1, A-2といった細分化されたチームごとに長野くんのポジションに当たる上司存在し、その上にAの機構の統括をする上司がいる。そして、それらの上司ボスがPLおじさまなのだ。つまり、彼はA,B,Cのすべての開発案件を導く、そんなお方である

コトは、木曜日の始業時に起こった。何故かPLおじさまから、私に直でメールが入っていた。CCには長野くん。普通、というか今までの部署で、PLから直接私に仕事が降ってくるといった経験はない。仕事とは、長野くんの位置に当たる上司から降りてくるものである

何だろうか?引き継ぎのことについてだろうか?と首をかしげつつメールを開いた私は思わず絶句した。

そこには、PLおじさまが作った取引先(海外)へのプレゼン資料の叩き台と、いくつかの実験結果(実験方法実験条件、実験者の情報はない。ただの結果のまとめ)が添付されていた。

文面は、以下であった。

「来週(取引先)と行う会議資料の叩き台作っておきました。今日中にすべてを理解して、パワポ修正し、月曜までに(取引先)含め関係者に展開してください。」

開いたパワポの一番最初には、私の名前記載してあった。

ん?これ?私が発表するの? え?来週のいつ開催されるのかも知らない会議を?私が……?

宇宙猫になった私は、PLおじさまに直接抗議する前に、長野くんにメールを入れた。私の頭の中にはまだ、仕事は一旦PLおじさまから上司、そしてその下に振られるもの、という認識があったからだ。だからこそ、このPLおじさまの所業は、長野くんの知るところなのかを明らかにたかった。分からないことは聞いてくださいね、と爽やかに言う長野くんの、うっかり伝達ミス(うっかりにしてはなかなかの鬼畜具合だが)を思いたかったのだ。

長野くんから帰ってきたメールは以下だった。

「僕もPLおじさまの指示にはびっくりしました。こちらにも一言無かったので……。でも折角の機会ですし英会話練習だと思って、やってみてください!わからないことは教えます

からないことだらけに決まっとるやろがい!!!!!お前!?お前なんやその回答!!!舐めとんか!? 前任者からの引き継ぎねえってお前が言っただろ!?から今私あんたから引き継ぎしてもろてるところやろ!?

つうかだから前任者の方も辞めたんちゃう!?!?やっぱり!!?これが原因で前任者やめてんの!?

PLおじさまはこうやって人を試す……?私の動き方を見て、使える人間判断しようとしている……?

ハァ!? なら私も辞めるぞ!??←イマココ

諸悪の根源はPLおじさまだった。

どうやら、明日がその会議らしい。

先方に展開した結果、そりゃそうやろな、としか言えない質問が来ていた。どういう実験条件、方法だったの? 私が知りたい。作成者の私に、降りてきてない情報なので盛り込みようがなかった。

それでも、ゴーサイン出したのはPLおじさまである

明日取引先との会議の前に、こちらの会議参加者理解などをすり合わせるための会議をやるらしい。

長野くんに聞いたら、毎週、取引先と打ち合わせをし、その数時間前に、こちら側の合意確認の打ち合わせをしている、との回答をもらった。

そんなだから、飛ぶんじゃないですかね。

そう誰も言えなかったように、私も何も言えなかった。ただただ黙って、今は転職サイトを眺めている。開発の仕事は大変だけど、嫌いではなかった。けれど、今はおじさまの無茶振りのせいでやりたくない、嫌い、に傾きつつある。いつの間にか、私が(引き継ぎもままならない)担当する部品交換についての仕様書作成する話になっていた。今月までに、PLおじさまの承認を得るところまでいかなければならないらしい。私の出ていない会議で決まったらしい。前の部署では、仕様書長野くんクラス(か、あるいは勤続5〜7年目のポストの人がなれるポジション)の人が書くものだと教わった。ドッキング装置という泥船は、泥船故に人が足りず、異動したてで引き継ぎもままならない人間に書かせるものらしい。開発をしていて、まず設計者が確認するもの仕様書だと、私は前の上司から教わった。仕様書として一旦文書登録されてしまったら、滅多のことが起こらない限り、その変更は出来ない。なぜなら装置の性能を決める、設計としての目標たる「仕様」を示すものが「仕様書」だからだ。だからこそ、よく分かっている人か書くものであり、というより、よく分かっている人しか書けないもので、その書き方にも細かいルールがあるのだ。そういったお勉強も追々初めていかないとね、3年目になるから、と前部署上司と話していたのが懐かしい。今の部署では、そのルール蔑ろにしているがために、どこに何が書いてあるのかが分からず、膨大な文書を探すことに時間を費やす羽目になっている。担当者が抜けるだけで、今どういったことが問題になっていて、今後何をしなければならないのか?が分からなくなっている。「この人がいないと回らない!」が常態化している。

そうならないように、会社としてのルールの取り決めがあることを、私は前の部署で学んだ。開発の停滞は人も追い込む、だから何が必要か?といった教育が以前の部署では徹底してなされていた。この2年間で得た会社ルールと、仕事のやり方が、部署が異動するだけで全く違うものになってしまうと思ってなかった。

同期がみんな転職を口にしているのを、激務だしなぁ、と対岸の火事のように聞いていた。今、彼らの気持ちがとてもわかる。私達は辞めたいけど、辞められないフェーズにいる。入ってまだ1週間しか経っていないのに、一人抜けるだけで立ち行かない、この異常さを受け入れつつある。そんな自分が怖い。

どうか転職先は、こんなことがありませんように。

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