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はてなキーワード: 歩兵とは

2022-03-19

まーたはてブ戦車不要論が盛り上がってる

対戦車砲ジャベリン」、ウクライナ抵抗象徴ゲリラ戦有効

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.afpbb.com/articles/-/3395601

ブコメ読んでて気になったので。

そもそもウクライナ軍ってどんな感じの戦力を持ってるの

ニュースツイッターで流れてくる情報で、「ウクライナ軍にはどんな部隊が居てどう動いているのか」みたいな情報、さっぱり無いよね。気勢を上げる民兵とかトラクターでAFVを回収してくる農家とかみたいな動画は目立つけど、軍が組織的にどう動いてるのかみたいな情報は流れてこない。

軍事研究2022年4月号の藤村純佳「ロシア軍を迎え撃つウクライナ軍の実態」によると、常備軍陸軍だけで14.5万人。郷土防衛軍(民兵)が13万人。戦車も(旧世代ではあるものの)T-64T-72系が主力で1000両近い。さら質量ともに充実した砲兵火力と防空システムを備えた、結構侮れない規模の軍事力

マジでこの記事だけでも買う価値はあるので興味のある人は買っとこう。

https://www.amazon.co.jp/dp/B09SYBRNXW/

編制についてはこんな感じで。

https://twitter.com/grachan_smile/status/1499177922078253060

2コ山岳旅団、9コ機械旅団、2コ戦車旅団、4コ自動車旅団。7コ空挺・空中機動旅団(ただし、空中機動してるとは思えず。軽歩兵としてヤバい部分の増援に突っ込まれてるっぽい。)。さら予備役部隊として3コ戦車旅団、4コ自動車旅団に2コ砲兵旅団。加えて郷土防衛隊(民兵)25コ旅団

もちろん攻め込んでる側のロシア軍の方が質量ともに充実してるのでウクライナ軍はかなり押し込まれているのだけれど、逆に言うと事前の下馬評だと「三日で国が無くなる」みたいに言われていたのが三週間過ぎても「押し込まれてるだけで済んでいる」のは上で書いた「重い」(砲兵と機甲が充実した)戦力が(おそらく大きな出血を伴いつつ)支えてる部分が大きいはず。

もちろん防御戦ではジャベリンを含む対戦車火力がものっそ有用であるのは確かで、「1~2kmぐらいの射線が通ってる十分に偽装された防御陣地」みたいなロケーションで大活躍してるはず。具体的な情景としては砂川文次『小隊』( https://www.amazon.co.jp/dp/B08VZDFVNJ/ )とか読んでみると面白いかも。芥川賞候補作にして「人」先生も推薦の一作(ref. https://qjweb.jp/feature/46167/4/?scroll=h2-3 )。ジャベリン出てこないけど、「防御陣地で戦車を含む諸兵連合部隊を迎え撃つことの地獄み」を地べた目線で描く作品

「逆襲」の季節と戦車

で、ここまで書いて戦車不要論の話になるのだけど、「防御は良いとして逆襲どうすんの?」という。

ウクライナ軍の立場に立ったら、キーフ(キエフ西方の包囲翼を東西から打撃したくない?マウリポリやチェルニヒウの包囲をこじ開けて民間人を救いたくない?(当然したいよね)

となるけど、ジャベリンに限らず携帯戦車火器全般って待ち伏せでは輝くけどこちから姿を晒して攻めるぶんにはかなり不利なのね。戦車だったら戦闘しながら(抵抗排除しながら)一日数十キロとか前進できる。火力と装甲があれば多少の無理は押し通せる。実例としては開戦当初にベラルーシからチョルノーブィリを経由してキーフに突進してきたロシア軍とかね(キーフ前面に到達した後で補給問題で苦しんでるのは作戦計画杜撰さが問題であって戦車関係無い)。

戦車使わずトラックや軽装甲車両だけで逆襲するの?対戦車ミサイルとか持ち出す暇もなしに一方的待ち伏せされて終わるよ。

実際のとこ、ウクライナ軍は予備役の機甲旅団前線に投入せずに逆襲のためのとっておきの予備戦力として拘置してるのかもしれない、あるいはヤバい戦線を支えるために積極的に投入してしまって手持ちの切り札が無い状態なのかもしれない。ただ、どちらなのか判断出来るような情報は全く流れてこない。

それはそれとしてUAVは今後一気に導入が進むかも

戦車不要論と一緒に語られがちなUAV万能論だけど、万能ではないにせよ今回の戦争砲兵向けの観測手段としての注目度が凄い上がってる(上でも書いたけどウクライナ軍の砲兵戦力は結構分厚い)。「正規軍がぶつかる戦場だとUAVとか活動できないだろ」と言われていたけれど、実際にロシア軍野戦防空を掻い潜って色々活動できてるので、おそらく導入は一気に進むんだろうなと。

2022-03-18

anond:20220318221350

歩兵1020万動員したところでロシアみたいな巨大な国を支配できるわけないだろ

ロシア駐屯したいとか思ってるのは日本みたいな国土面積が狭い国の人だけだよ

2022-03-17

anond:20220317172548

いやだって現代陸戦のセオリーへ則ってないんだもの

まず航空戦力が空対空火力によって制空権を確保、航空戦力が空対地火力によって作戦エリアの面制圧を実行

作戦エリアの航空戦力による面制圧を実行した後、陸上戦力の地対地火力によって更に面制圧を加える

陸上戦力の地対地火力によって更に面制圧を加えているうちに前線へ侵攻陣地の造成

前線へ侵攻陣地の造成完了したら戦車を中心とした機甲師団前進をし、機甲師団随伴歩兵も共に前進し侵攻路の確保

侵攻路を確保したら歩兵師団前進する

陸上戦力が前進している間に航空戦力は随時敵陣地の修繕を妨害し続けるってのがセオリー

なんだけど、何故かロシア制空権確保どころか制空優位、更にそれを下回る制空均等くらいのタイミング機甲師団前進を始めちゃって、準備が完了してないのに電撃作戦という枠組みにこだわりまくって全体の連動を無視した無茶なやり方をしている

当選そんなんだから普通はここまで効果的にならないはずのスティンガーとか小さな携行兵器ウクライナ軍に抑え込まれちゃってる

2022-03-16

自分メモ

FSB関係者からの新たなリーク、と称する、プーチンの想定する戦略プレイブック)の内容まとめメモ

機械翻訳個人的にまとめたもので内容保証は一切無し。英語読める人は直接https://twitter.com/igorsushko/status/1503668377289584640から読んだ方がいいです。

これからロシアが進むシナリオ案。

(1) ロシア国防省は、西欧-NATOによる武器供与等について、経済制裁が行われている間、ロシアはこれを宣戦布告とみなすと会見で述べる。

(2) ミサイルの撃ち合いになっていないのはプーチンがまだそのような命令を出していないからであって、事実上第三次世界大戦が始まったと宣言する。

(3) 数日後、プーチン演説する。「新しい戦争」は、サイバー攻撃生物兵器研究テロリスト工作員の訓練、そして、経済制裁を含む。これらは全て戦争行為であり、「西側の『侵略』にロシアはあらゆる方法対応できる。ただし、24時間以内に経済制裁が解除され、ウクライナへのあらゆる支援が停止され、NATOの不拡大が保証された場合は、これらを戦争行為と見なさない。」と宣言する。

(4) 数日間、ロシア西側で激しい交渉が始まるが、当面プーチン外交の表に立たないので、西側首脳はプーチンの補佐官と話し合うか、あるいは完全に交渉あきらめるしかない。プーチンは友好国(セルビアハンガリー中国アラブ世界アフリカ諸国アジア諸国)との私的チャンネルは残す。

(5) この間各国で「ロシア要求を満たせ、世界を新たな戦争に引きずり込むな」という主張を掲げる政治的活動が盛んになる。これは同時に「戦争西側が拡大しロシアが巻き込まれものだ」というプロパガンダとなる。

(6) その後24時間の状況によって、次の6つのシナリオに進む。

A 西側ロシアに譲歩のサインを示す場合「前向きな提案があり、最終決定を遅らせる」とのメッセージを出す。この場合西側から最大限の譲歩を引き出すため、数日の時間を取る。最大の目的は、グローバルな性質もつ新しい国際条約ロシアを完全に満足させるもの)への署名

B 西側は譲歩しないが公然戦争は望まない場合ポーランドバルト諸国のいくつかの目標への攻撃宣言西側に「ウクライナへの全ての支援を停止」させることが目標ポーランドバルト諸国ロシアが飛行禁止区域を設定。両国への局地的ミサイル攻撃が行われる。

C 西側戦争への準備を進める場合ありそうもないシナリオだが、サイバー攻撃西側諸国インフラに仕掛ける。そして核攻撃準備を行うことで、西側軍事行動に出るリスク無視することが可能西側経済崩壊リスクを負うことになり、シナリオBに移行する。

D 西側から明白な態度表明が無い場合シナリオBと同様に移行。

E 期間内西側体制根本的に崩壊した場合NATOからの数カ国の脱退、それらがロシア敵対的でない限り、シナリオAに移行。NATO崩壊し、ロシア旧ソ連と同等の勢力もつ

F 西側崩壊したがいくつかの国が敵対的場合ポーランドバルト諸国対立路線を歩むとき、彼らが「西側ロシア対立させようとしている」と批判する人(西側諸国親ロシア派の人々)が行動を起こす。両国ロシアに対する侵略者と位置づけられ、他の西欧諸国との間に距離生まれる。これらの国々における分断は、おおむね1週間以内に生じる。その後シナリオBへと進む。

(7) シナリオFでミサイル攻撃を行う場合歩兵の直接侵入可能でもおそらくしない。そして、いずれのシナリオにおいてもアラブ諸国イラン中国、一部のアフリカ諸国、(そしておそらく)インドブラジルは「相互侵略」を一般的非難するのみで中立を保つ。

(8) 一部のヨーロッパ諸国軍事的対立を支持しない。具体的にはイタリアハンガリーセルビア、(そしておそらく)フランス

(9) ロシアを「防衛側」と認識する運動西側諸国活性化する。必ずしもロシアを支持するわけではないが、政府戦争へと進むことを批判する反戦運動も起こる。

(10) こうして全面的核戦争に至ることなく、西側妥協または崩壊によってウクライナ問題は最終解決する。

(個人的感想)

経済制裁効いてる割に、シナリオの過半で「西側が自壊する」とか想定してる矛盾っぷりが、変にリアリティあって怖い。

・6つのシナリオは、実は結局「西側が僕ちんの要求を呑む or 西側が自滅して反抗しない-シナリオA」以外は、全て「ポーランドバルト三国にミサイル撃ち込む-シナリオB」しかないやばたにえん。もう少し戦略とか選択肢ないんか。無能か。

ポーランドさんはNATO加盟国なので「ポーランドミサイル撃ったら西側さん勝手に自滅するやろ」とかないです。誰か突っ込んであげて。(ロシアポーランド攻撃ならNATOは全力で対応、米が警告(2022.3.14 WSJ)こういうときのアメさんは、割とマジ。)

そもそも「核で脅したら西側は手を出せんやろ」という発想がもはやサイコ。そんなことしておいて「偉大な国」もへったくれもない。

・つーわけで、こんなシナリオ読んで「そうはならんやろ」と思わんとしたら、それはもう為政者としてダメでは……。

目出度く「ゴルディアン・ノット作戦こと21世紀ABCD包囲網の打破を目指すロシアン真珠湾概要公表されたので訳す。なお註釈のうち文中のものはすべて英訳者により、数字のものは註釈ではない和訳者のたわごとである。例により和訳者は頭の悪いのと精神病質者が大嫌いだがまあ共産趣味者とかインテリゲンツィヤとかアリストラット労働者を"対象"と捉えるのは今に始まったことではないか特に後ろめたく考えてはいない。

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第三次世界大戦は始まったようだ; 同僚たちはシャンパンの封を切っている[1] - イラン米国間の戦争は核合意を阻害しロシア産原油イラン原油による置き換え余地を封じる。ホルムズ海峡の避けられぬ封鎖は原油価格をうなぎ上りにする。筆者は[ロシアイラン間の]一般的には理解不能合意がある可能性すら信じているが、裏付けるいっさいの事実は持ち合わせていない。

今日はただわれわれ[組織としてのFSBにとって、#WindofChange個別ではなく]の目から見て差し迫ったロシアの"出口"と、クレムリンの"廷臣"について伝えようと思う。(帝政における皇宮について言っている)

これは(実際の摘要の)"複写"ではないがきわめて正確な再話であり、いかように扱ってもかまわず、内容を伏せずに全文を転載してもよい。

この作業はまだ取り掛かったばかりであるので現在はまだ輪郭があるのみで、最終的な報告書は分量があり、詳細で、より堅固になる。今はイラン-米国紛争にかかりきりであるので、筆者はのちより自身の(この新計画に対する)意見をくわえる予定である。『ゴルディアスの結び目』は深く修正・適合される(イランが在イラク米軍基地ミサイルを発射しているため)。

ゴルディアスの結び目』作戦


  • 第二段階: (西側の)反応の分析 - 1-2日間。 V.に.か.ん.し.て.永.遠.の.謎.が.あ.る.─.か.な.す.こ.や.の.帽.で.あ.る.。.ロ.ー.ル.と.声.の.権.威.的.圧.が.整.合.し.な.い.。







  • 4) 明確な協調した信号が(西側から)訪れない場合、これは考えにくいが許容されると思料されるが、挙動(ロシアの)は状況 #2と類似する(同じく)。某.な.ち.ゃ.ん.寝.る.は.よ.い.の.だ.た.だ.の.イ.ン.タ.ー.ネ.ッ.ト.だ.か.ら.。.お.か.げ.ん.は.M.D.,I.r.l.だ.ろ.う.。.女.の.趣.味.も.幼.児.退.行.の.仕.方.も.い.か.に.も.だ.。


  • 上の(6つの)すべての状況において、左記の仮定は極めて確度が高いと分析される:

註釈

2022-03-09

anond:20220309134942

対戦車ミサイルは50年前から存在するのでね。

なんらかの理由ロシア軍随伴歩兵を展開できていないんだろうとしか思えない。

anond:20220309133415

今ってドローン歩兵キラーなのかな

ガンダムF91バグみたいなのいっぱいとんできそうだよね

anond:20220309133415

WW2末期ぐらいか歩兵用の対戦車兵器はあるので、歩兵支援がない戦車はいい的になるってことはわかってる。

歩兵にとって戦車絶望的な相手ってイメージだったけど

今の戦争歩兵普通に戦車潰せるってすごいな

過去地上戦術とかもう役に立たないんじゃないかこれ

anond:20220309011900

いま、ウクライナにおける市民の損害は図形構造的進捗を見せており[和訳者註: 多角形に拡大しているということか]、我々への抵抗は強まるのみである歩兵による市街への進入はすでに試みられており──20の空挺集団のうち、"限定的"成功を収めたものは一つのであるモスルの侵攻を思い出してほしい。これは法則である──すべての国家で発生する。新しいものではない。籠城戦をする? ヨーロッパにおける直近の十年紀において──セルビアが最も好例であり、都市は籠城下においても年単位機能を維持できる。ヨーロッパからの人道的支援車列は時間問題である[5]。我々の条件的締切日は六月である。条件的というのは六月にはロシア経済存在しないかである──何も残らないであろう。概して、来週には(ロシアにおいて)、二大勢力(主戦と反戦)のいずれかで崩壊が起きるであろう、単純に現在の緊張は持続不可能であるからである。我々は何らの分析も持たず、我々はこの混沌への予報を出せず、誰も何も何らの確証を持って言うことはできない(ロシアにおいて)。

直感に頼って行動するのであれば、そして高ぶった感情とともにするなら、それがポーカーゲームということにはならない。しかし我々はなんらかの選択肢が奏功することを祈って賭金を積み増すしかない。これにおける悲劇計算違いを起こして全てを失うことは容易にあり得るということだ。概して、ロシアに出口はない。勝利可能性のある選択肢はなく、敗北しかない──ここが瀬戸際だ。(英訳者註: 休憩。続きはあとでやる)(英訳者註: 続きの後半はもっと面白く、前向きなおどろきで終わる)

100%、我々は前世紀の過ちを繰り返したのだ、"弱い"日本を足蹴にして素早い勝利を得ようとして、わが陸軍がまったく壊滅状態にあることが判明した時の。そして我々は勝利まで戦い、そしてボリシェヴィキ陸軍で再教育のため徴兵した。そしてこれらかろうじてもののわかるボリシェヴィキどもは反戦標語を拾い上げあのようなことを始めたのだ…… :kyoumokawaii:

前向きな点の中から: 我々は懲罰部隊前線に送ったようなことは徴候もないようあらゆることをなした。もし政治犯社会的不要分子徴兵したならば陸軍士気は負の領域に入る。

敵(ウクライナ)は動機付けられている。怪物のように動機づけられている。戦いを知り、潤沢に有能な指揮官もつ。彼らには武器支援がある。我々は単純に人的破局(human catastrophe)の先例を樹立するであろう。

我々が最も恐れていることとは: 首脳部は古い問題を新しい問題で覆い隠そうとしている。大まかにこの理由により、2014年にはドンバスが起きた──我々は西側に対してクリミアでのロシアの春を攪乱せねばならず、ためにドンバスのいわば危機西側の注意をすべて引き付けてくれねばならず、そして交渉材料になったのだ。しかさらに大きな問題がそこで起きてしまった。そして我々はエルドアンにサウス・ストリーム(ガス)から4本のパイプを引き込むよう圧力をかけることを決断してシリアへ進入した。これはスレイマニ([イラン・]イスラム革命防衛隊)が自分たち問題解決のため我々に意図的誤情報を渡した後のことだ。結果として、我々はクリミア問題解決することができず、そしてドンバス問題も去ることはなかった。サウス・ストリームは2本パイプに後退し、シリアは[和訳者註: ロシア支援に]ぶら下がっている──我々が去ればアサド転覆し我々はまぬけに映り、とどまることは難しくまた要点をなさない。

筆者はなにものが"ウクライナ電撃戦"を考えついたのか知らない。我々があらゆる事実入力を受け取っていたならば、我々は最低限でも初期計画議論余地があり、大部分は再検討を要することを指摘していたであろう。大量の再検討がなされなければならなかった。

いまや我々は首まで[英訳者の表現]に埋まっており、我々は何をすべきかも理解していない。"非ナチ化"や"非武装化"は強固に定式化された変数をもちそれにより目的達成度を評価しえるものではなく解析的分類たりえない。[6] いまや我々は、いずれか精神的に破綻した助言役がヨーロッパに対して衝突を仕掛け、制裁緩和を要求するよう首脳を説得するまで待ったまま動けない状態にある──彼らは制裁を緩和するか、あるいは戦争になる。そしてもし西側が拒絶すれば? その場合において筆者は我々が、1939年ヒトラーのように真の国際紛争に引き込まれ可能性を排除しない[7]。我々の"Z"は鉤十字と等しくなるであろう。

局地的核攻撃の(ウクライナにおける)可能性はあるか? ある。軍事的目的のためではない。かような兵器防衛突破の役に立たない。しかし他のすべて(西側)を恐怖させる目的を伴う。

2022-03-07

FSB内部告発文書(信憑性注意)

id:Vorspiel

Changelogを入れたら末尾が切れてしまった…Changelogはリプにします。https://anond.hatelabo.jp/20220308162009

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Twitterで流れていた以下の文書翻訳したものです。

https://twitter.com/igorsushko/status/1500301348780199937

最初Twitterに流しましたが(https://twitter.com/Vorspiel2/status/1500677825044819971)、誤訳修正し、追加情報を入れて清書しました。

なお、この文書真正性について、まずこちらの評価をご参照ください。(イギリス情報サイトBellingcatの幹部Christo Grozev氏による)

https://twitter.com/christogrozev/status/1500196510054637569

以下はその翻訳です。

昨晩[日本時間3/5早朝]、FSB内部告発文書と称するものが公開された。そこには、ロシア軍ウクライナでの失敗と、今後数週間~数ヶ月におけるロシア惨状予測が記されていた。これが本物かは分からない—ウクライナは以前に、心理戦の一環として偽のFSB文書リーしたことがある。

だがこれはそれとは違うようだ: 情報源は信頼できるもので(gulagu.net創始者)、偽造にしては遥かに長い文書だ(長くなるほどボロが出やすくなる)。

私はこの文書を、知己のFSB職員2人(現職または前職)に見せた。2人とも、これは間違いなく同僚が書いたものだと判断した。彼等は結論のすべてには同意しなかったが、それはさておき。

文書こちら。一読の価値がある: https://www.facebook.com/vladimir.osechkin/posts/4811633942268327

内部告発というのが仮に真であったとしても、内容に虚偽が含まれている可能性にご注意ください。

更に、私はロシア語は分からないので、露→英訳時に意図的か否かを問わず誤情報が紛れ込んでいる場合にはそのままになります。この点について、ロシア語が理解できる方はチェックをお願いします。

以下本文です。

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[冒頭は英訳者Igor Sushko氏のコメント。氏はウクライナ出身アメリカ育ちのレーシングドライバー]

以下は、現職のFSB分析官による、ロシア現状分析英訳したものである。長いスレッドになるので心して読んでいただきたい。シェア歓迎。全文で2000語以上になる。カーテンの裏で起きていることに対する高度な洞察であり、幅広い題材を含む。

文意を明確にするための補足を、必要に応じて括弧書きで加えている。[日本語訳時に、追加の補足を角括弧書きで入れている。] では始めよう:

[ここからが元文書の内容]

最近はろくに眠れていない。ほぼ24時間勤務で、頭に靄が掛かったような状態だ。過労なのだろうが、まるでシュール世界の住人になったような気分だ。

パンドラの箱は開いた—本当の世界規模の惨劇は今夏までに始まるだろう—全世界飢餓は避けられない。ロシアウクライナ小麦の主要産地なのだから。(コメント: 世界規模の飢餓が起きるという予測には同意しない。)

我が国指導者層に本作戦(ウクライナ侵攻)を決断させたのが何かは分からないが、彼等は揃って我々(FSB)の責任だとしている。我々の分析非難され、もっと沢山報告を出すよう、最近ますます圧力を掛けられている。

こういう政治コンサルタント政治家、権力者ども全員が混乱の元凶だ。何より重要なのは、誰もこんな戦争が起きるとは知らなかったということだ—開戦は誰に対しても秘匿されていた。

一例を挙げる— ロシアに対する隕石攻撃(コメント: 西側諸国による制裁を指すと思われる)[これは露→英訳時のミスと思われる。詳細はhttps://anond.hatelabo.jp/20220322231355を参照]があった場合の結果と影響の分析依頼があったとしよう—

そこで攻撃モード分析するが、一方これはあくまで仮説であって細部を強調するな、とのお達しがくる。なるほどこのレポートはどこぞの官僚チェックリストとして使うもので、分析結果はロシアにとってポジティブものでなくてはならない、

そうでなければ「仕事ができていない」と詰問されるんだな、と理解する。したがって、我々にはどんな攻撃にも対抗手段が揃っている、という結論を出さざるをえない。もう完全にやりすぎだ。

ところが、蓋を開けてみればこれが仮説ではなく現実に起こっており、こんな仮説に基づいた分析など全くのゴミ屑になってしまった。制裁に対抗できていないのはこのためだ。こんな戦争が起きることは誰も知らず、従って制裁への対抗策も準備していなかったのだから

これは秘密主義と裏表だ—誰もが知らされていないのなら、準備のしようがあるだろうか?

カディロフは激おこだ。ウクライナが「FSBからキーウのチェチェン部隊情報をもらった」と吹聴したことで、我々(FSB)と連中は一触即発になりかけた。

カディロフの部隊戦闘に入る機会すらなく壊滅し霧消した。FSBからウクライナへのリークがあったという情報を私は持っていないので、推測するにその可能性は1-2%だろう—とはいえ可能性を完全に排除できるものではない。

我々の電撃戦は完全に失敗した。そもそもが完遂できないタスクだ: ゼレンスキーと部下を開戦3日で確保し、主要な建物をすべて占拠し、城下の盟を誓わせたとしたら、

ウクライナ抵抗は最小限に抑えられただろう。理屈上は。だがそれがどうした? こんな「理想的な」展開であってさえ、解決不能問題が残っている: 我々は誰と交渉する気だ?

ゼレンスキー排除するとして、よろしい、では合意署名するのは誰だ? ゼレンスキー署名するなら、彼の排除後は合意は役立たずだ。ОПЗЖ(ウクライナの親露派野党)は協力を拒否している。

臆病者のメドヴェドシュク[実業家プーチンの友人]は逃亡。指導者は他にもいるが—ボイコ[野党党首]は拒否、彼の支持者も理解しないだろう。ツァリョーフ[DPR・LPR議会議長]を呼び戻そうにも、ロシア国内ですら不評。ヤヌコーヴィチ[前大統領]を戻す? どうやって?

占領不可能、ということになれば、我等の撤退後、[ウクライナ]新政府10ももたずに倒されるだろう。

占領するにしても、必要人員がどこにいるというのか? 司令部軍警察、防諜、諜報—ウクライナ人の抵抗を抑え込んだとしても、50万人は要る。これに更に補給兵站が加わる。

こんなのはまりきったことだ—質の悪いリーダーシップを量で補おうとするなら、何もかも分が悪くなる。繰り返すが、これは「理想的シナリオ」での話だ。現実はそうではない。

それでどうなっているのか? 総動員を掛けることはできない。理由は2つ:

1)総動員を掛けたらロシア国内問題で自壊する: 政治でも経済でも社会でも。

2)我々の兵站今日ですら伸びきっている。これだけ巨大な分遣隊をウクライナに送り込めたとして、何が得られる? ウクライナ—広大な国土を持ち、我々に向けられる敵意は半端ない国において。

我々の道路はこんな大部隊補給に耐えうるようできていないから、何もかもがストップするだろう。現在の混乱状況を鑑みれば、指導者層がどうにかできるものでもない。

この2つの理由が同時に存在している。どちらか一方でも、失敗には十分だというのに。

ロシア軍の損失について: 実数は分からない—誰にも。開戦から2日間は何がしか情報が入ってきたが、今となってはウクライナで何が起きているのか誰も把握していない。主要師団との連絡は途絶えている。(!!)

通信回復するかもしれないし、攻撃を受けて散開しているかもしれない。司令官ですら戦死者数・負傷者数・捕虜数を把握できていない。戦死者の合計数は千人単位だろう。1万人か、5千人か、2千人ですんでいるか

こんなことすら、司令部誰も知らない。もしかしたらロシア兵の戦死者は1万人近くかもしれない。しかもここにはDNRとLNRの戦死者は含んでいない。

ゼレンスキー殺害ないし捕縛したとしても、状況は変わらない。我々に向けられる敵意はチェチェンのそれ並だ。今となっては、ウクライナの親露派ですら公然と我々に反抗している。

それもこれも、(ロシアの)トップがすべて決めたから。こんなシナリオ(ウクライナ侵攻)など、先制攻撃を受けない限り起こらないと聞かされてきたから。

我々が脅威を高めていくのは、戦闘によらず交渉で結果を出すために必要と聞かされていたから。ウクライナ国内でのゼレンスキー批判の準備も、ウクライナ侵攻など考慮にも入れていなかったから。

今日ウクライナ市民の死者数は幾何的に増加しており、抵抗は強くなる一方である歩兵部隊都市侵入を試みているが—落下傘部隊20隊のうち、わずか1隊が「暫定的に」成功を納めたのみ。

モスル侵攻を思い出してほしい。まるで同じだ—どの国でも起こることで、何も新しいことなどない。ここ数十年のヨーロッパでは—セルビアが一番良い例だろう—都市を包囲しても数年は持ち堪えられる。ヨーロッパからウクライナへの人道的支援が始まるのも時間問題だ。

我々のひとまずの期限は6月だ。というのは、6月になったらロシアには経済というものが無くなるからだ—何にも残らない。

大局的には、来週には(ロシアで)(戦争賛成派対反対派の)両者の一方が崩れるだろう。こんな(ロシア国内の)緊張状態は長続きできない、というだけのことだ。

分析のしようもなく、混乱状態予測の立てようもなく、何が起きるか確度を持って言える人間など(ロシアには)誰もいない。

直感に従って、しかも強い感情に動かされて行動するなどというのは最早ポーカーではない。だが賭け金は釣り上がってしまい、どれかしらの手段はうまく行くだろうという望みに掛けるしかない。悲しいけれど、人間は往々にして計算違いを起こすし、そうなればすべてを失うことになる。

見渡してみれば、ロシアにはアウト[ポーカーにおいて「これを引けば勝てる」というカード。「勝ちの目」]が無い。勝ち筋などなく、どうやっても負けるしかない—ということだ。(ここで一旦中断。小休止後に再開する)

(ここから後半。こちらはもっと興味深く、ラストには喜ばしい方向で驚くべきことが記されている)

我々は前世紀の失敗を100%なぞっている。「弱っちい」日本を蹴散らして瞬く間に勝利するつもりが、実は我々の軍はずたぼろだった。[日露戦争]

その後、また勝ちを目指して戦争[第一次世界大戦]をおっ始め、軍隊教育のためにボリシェヴィキ徴兵を始めた。当時よく知られていなかったボリシェヴィキ戦争反対のスローガンを掲げ、ああいった行動に出た…

プラスの面も見よう: 懲罰部隊前線に送り込むなんてことは考えもしないよう、我々は手段を尽くした。政治犯や社会不適合者を徴兵したら、前線士気は下がるだけだ。

敵軍(ウクライナ)の戦意は高い。恐ろしく高まっている。戦い方をよく知っているし、有能な指揮官も多数居る。武器補給もある。世界的な人道破局舞台を整えているようなものだ。

我々が最も恐れていることは: 首脳が古くから問題を新しい問題で糊塗しようとしていることだ。ドンバス2014年に起きたことの大きな理由がこれだ—我々は西側諸国クリミアの「ロシアの春」から引き剥がす必要があった。それで、いわゆるドンバス危機演出し、西側の注意を逸らして

交渉材料にするしかなかった。だがそれで問題さらに大きくなった。そこでエルドアン圧力を掛けてサウス・ストリーム(ガスパイプライン)を4本引かせた上で、シリアに侵攻した。

レイマニ(イスラム革命防衛隊)が自分側の問題解決するために、わざと偽情報を我々に流したために起きたことだ。その結果、クリミア問題は片付けられず、ドンバス問題も無くなっていない。

サウス・ストリームは(ガスパイプライン)2本に減らされ、シリアは宙吊り状態だ—我々が撤退すればアサド政権は倒され我々は無能扱いされるが、我々が駐留し続けるのも困難だし意味もない。

こんな「ウクライナ電撃戦」を誰が思い付いたのかは知らない。もし仮に我々が正しいインプットを受け取っていれば、少なくとも初期の計画には疑問点があり、大部分を再評価するよう指摘できただろう。それはもう大量に。

それが今や、我々はクソみたいな(PG言葉遣い英訳者による)ハマリ状態で、どうしたら良いかも分からない。「非ナチ化」「非武装化」というのは分析カテゴリには無い。というのも、具体的に数値化されたパラメタが無く、目的達成を何をもって評価できるのか分からない。

今や我々は、頭のおかし参謀トップヨーロッパとの紛争決断させるのをただ待つだけだ。要求制裁の緩和だ—制裁を弱めるか、それとも戦争か。

西側が拒絶したら? その場合、本物の国際紛争に巻き込まれ可能性も否定しない。1939年ヒトラー同様に。我々の「Z」[紀章]は鉤十字同様に扱われるだろう。

(ウクライナでの)局地的な核攻撃はありうるか? イエス。但し軍事目的ではない。こんな兵器は防御を崩す役には立たない。使うなら目的は我々以外(西側諸国)の恫喝だ。

我々はウクライナに全責任をおっ被せるシナリオの土壌を作っている。ナルイシキン(ロシア対外情報庁官)と配下SVRは、ウクライナが密かに核兵器製造していた、という証明をせっせとこさえている。クソったれ。

連中は、我々がとっくに分析放棄した論を押し通そうとしている: [核兵器開発の]専門家ウランがあったことの証拠証明など、でっち上げることは不可能だ。ウクライナには劣化同位体238[ウラン238。劣化ウラン]が1トンある—だが問題にはならない。核燃料サイクル上、作り出すことを秘密にはできない。

「汚い爆弾」にしても秘密裏に製造することはできない。ウクライナの古い原発では、それに必要物質副産物として最小限産出されるのみだ。アメリカはMAGATE[IAEAロシア表記]と共にこういう施設監視しているから、こんな論など出したら馬鹿にされるだけだ。

1週間後には何が起きているだろうか? 2週間後でもよい。我々はドツボにハマり、古き良き、空腹の90年代を思い出すことになるだろう。

市場が閉じつつあるのに対抗して、ナビウリナ[ロシア連邦中央銀行総裁]は正しい措置を講じているようではあるが、所詮は船に空いた穴を指で塞ぐようなものだ。状況はどのみちどんどん悪化し続ける。3日とか5日とか7日、などのうちには最早解決しない。

カディロフが地団駄を踏んでいるのも故ないことではない。彼等には彼等の野心がある。彼は「無敵」として名をあげた—もし失敗したなら、自分の部下達に引き摺り下ろされることになる。

それからシリア。「諸君—耐えろ、ウクライナは片づける、そうしたら我らのシリアでの地位を強化する。」実際のところ、ロシアの分遣隊はい補給が切れるかも分からず、その後には熱波が待っている…

トルコ海峡を封鎖したし、シリア物資を空輸するのはかまどに金をくべるようなものだ。しかもだ—これはすべて並行して起こっている。ひとまとめにして分析する時間すら無い。

我々の現状は1943-1944年ドイツのようなものだ—だがこれはウクライナでの「初期状態」にすぎない。

過労でくらくらするし、これは夢で、実は以前と何も変わっていないのではないかと思うことすらある。

監獄について—今後も悪化するだろう。ナットは血が滲むまで締め付けられるだろう。どこでも。有り体に言って、純粋テクニカル観点では、現状をコントロールし続けるにはこの手しかない。

我々は既に総動員体制だ。だがこんな体制は長く続けられない。タイムテーブルがどうなっているのかは分からないが、状況は悪化の一途だ。国家統治というのものは、総動員を掛けたら狂い始めるものと決まっている。しかもだ: 100mを疾走できるとして—それをマラソンでやったらどうなるか。

で、ウクライナ問題について100m競走よろしく飛び出したものの、よく見たら参加登録したのはマラソンだった、ということだ。しかもこれは、現状のかなり簡潔な要約でしかない。

更に皮肉なことを言えば、私はプーチンが核の赤ボタンを押して世界を終わらせるとは信じていない。

まず、それを決められるのは1人ではない。誰かが反対するだろう。このプロセスには多数の人間が関与している。「赤」ボタンを1個押すだけ、というものではない。

2つ目、そもそも[核兵器が]正常動作するかも疑念がある。

経験的に知られているとおり、制御構造に透明性があるほど、問題点は見つけやすい。誰が何をどうコントロールしているか混沌としているにも関わらず、虚勢を張った報告ばかりが飛び交う状況にこそ、問題が潜んでいるのが常である

「赤ボタンシステムが言われているとおりに稼働するかは確信が持てない。それに、プルトニウム燃料は10年毎の交換が必要だ。

3つ目、これが最も唾棄すべきで悲しいことだが、私個人の信念として、側近や忠臣すら近づかせないようになったプーチンが、自分自身を犠牲にするなどとは思えない。

プーチンが恐れているのがCOVIDなのか暗殺なのかはどうでもいい。もしプーチンが、自分が最も信頼していた人々すら恐れているのだとしたら、自分自身と最愛の人々を破壊するなんてことができるものかね? (英訳終)

2022-03-04

この軍事行為のゴールってどこ

歩兵出してどうすんだろ、民間人攻撃でもすんのかなって思ったら攻撃してるし…嘘でしょ…

ドローン軍事施設破壊するのが今日日の戦争なんじゃないの

これを戦争とも呼びたくないが

仮にロシア勝利を求めているとして、何がどうなったら終わるの

前線押し下げて民間人に到達とかではないんだよね

国民全員いなくなるまでとかなのかな

体力は十分ありそうだしウクライナが降服するとも思えないし

西側出兵してロシア軍が壊滅するまでとか

壊滅させられるのかな

WW3 起こしたくてやっているとしか思えない

社会主義崩壊後は帝国主義戦時中に戻すしか活路がなさそうだし

温暖化が急激に進んでひまわり農作物もいっぱいとれるようになれば終わるのかな

そっちの方が大勢死ぬ

不毛の地ばかり社会主義なのも不思議

食べられることへの希求が強いのだろうか

歴史と経緯だけ軽く調べて現状は見ていない

見られない

早晩間近で見ざるを得なくなりそうだが

2022-03-02

anond:20220302094902

西側から見ればロシアスーパー陸軍を持った驚異の国でも、日本の側からすれば脆弱海軍で海を越えられない国でしかない

ロシア歩兵と機甲の大軍団で「がおおおおおおおおおお」と叫んでも、海を挟んだ日本からすれば脅威ではない

2022-02-25

anond:20220225105209

馬も怖いだろうけど、

農民歩兵がかわいそうだよ。

完全に仲間から海に落とされるファーストペンギン

2022-02-24

戦争始まったけど思った以上になんの影響もなくて笑ってしまった

いや俺めっちゃ怯えてたのよね。

今日もずっとロシア関連のニュース見てたもん。

職場コロナ出すぎて年始ぐらいから在宅勤務始まってて、最近ようやく仕事が一通り片付いて時間出来たから「仕事が早く出来た自分へのご防備として上司への報告サボってちょっと休憩タイム」ってのやり始めたか時間メッチャ余っててさ。

でもいざミサイルの打ち合い始まったら全然日本に影響ないのな。

ウクライナの人は死んでるんだけど、まさに海の向こうでアフリカの人が餓死してるの同じ程度にこっちは無関係なのよ。

第三次世界大戦が始まって赤旗が配られて、皆自衛隊オスプレイに乗って神風やらされるんだってプルプルしてたのが馬鹿みたいなじゃないの。

人がすごい死んでるけど、アメリカ大陸南北コロナ死してる数に比べたら大したことないじゃん。

まあ戦争ヤバすぎた時期はあのへんで1000万ぐらい死んだらしいけど、今回は全然よね。

そりゃそうか兵器近代化して歩兵とかそういう概念ほぼ消えてるもんな。

ゆーて民間人ボコボコミサイル撃ち込んでるからそのうちどんどん死ぬのかな?

でもそれにしたって日本からすれば無関係なんですよね。

イスラム地域ユダヤイスラムが殺し合った所で結局日本無関係なみたいに?

自衛隊ちょっと散歩にいくかも知れないけど、どうせ国内で訓練してる人達海外に行くだけだから予算も大して変わらんでしょう。

そうなるとマジで関係ないな。

戦争って、自分国土で起こるか自国兵隊が死なない限りは本当に人生無関係なんすなあ。

いやねえ実際国境が隣接してる国で戦争があったのなんて始めてだから緊張しすぎちゃったよ。

反動でなんか笑っちゃった。

ちょっとプルプルしてるね神経のバランスが反転を繰り返してんだろうねビヨンビヨンってゴム紐みたいに。

はぁ~~~まあそうよね朝鮮特需とか言ってるときだってすぐ横でドンパチドンドンバンバン氏ね死ねやってたのに「やったー!儲かるー!うれP-!コリアンの死でドンペリが美味い!」とかやってたもんね。

ほんま他国戦争なんてこんなもんなんやねえ……。

他人の痛みなんて人間には分からねえんだっていうが、まさにそれの国家版だねえ。

いやあい勉強になったわ。

2022-02-13

anond:20220213094842

戦場で使える馬が高価だったか下りてたって説はあるね

でも騎馬の強さはわりととんでもなくて歩兵はどんだけ対策しても基本蹂躙されるって状況は銃が開発されるまで続いた

なにせ騎馬は一体あたりの重さが300kg以上、高さは3m近い

そんなのが長い棒の切っ先をこっちに向けて時速50km以上の速さで突っ込んでくる

横によけたら棒でブン殴られ、しゃがんだら踏み潰され、何もしてなくても300kgを越える馬体をぶつけられる

普通に考えて勝目ないよな

anond:20220213094431

ローマ時代の騎馬隊は、乗馬歩兵といって、移動手段が馬なだけの歩兵だったらしい。

中世ヨーロッパになると、乗馬したまま戦える馬具や技術が発達して、乗ったまま戦えたみたい。

2022-02-02

戦争軍産複合体が儲けるための陰謀だ!っていう人へ

戦争が起きてしまうと実際問題支払われるかどうかも分からねぇ契約だけで兵器の納入をする嵌めになるので言うほど儲かりません。

戦車なんかの高価で大型な兵器ならまだ儲かるかもしれんが、実際問題歩兵だのなんだのの装備が動くレベルじゃ対して儲かりません。

なのに増産しろ!って言われてライン増やしたり人雇ったりしても支払われるか以下略

なので、ぶっちゃけ戦争しても今はもう軍産複合体(笑)みたいなのは儲かりません

儲かるのは冷戦みたいに睨み合ってガンガン金注ぎ込まれて新兵器開発している方が儲かります

だって、物はなくっても良いけど技術要素研究に金注ぎ込んでて良いんだもの()

なので、戦争がぐんさんふくごうたいが儲かるって言ってる人らはどういうロジックなのか説明してくれ

2022-02-01

盗んだパイクで走り出す

パイク(英語: pike)は、15世紀から17世紀にかけ、歩兵用の武器として対騎兵、対歩兵と幅広く使用された槍の一種である。4mから7m程度の長い柄に25cmほどの木の葉状の刃がついており、重量は3.5-5kg。パイクの名称15世紀フランス語でピケ(pique)と呼ばれた歩兵用の槍の英語発音に由来する。

wikiより

さすがに暴走族パイクで襲い掛かってきたら発砲やむなしかな……

2022-01-28

anond:20220128174613

歩兵自爆が恐怖なのか? 敵陣にたどり着くずっと前に撃ち殺されて終わりじゃん...

anond:20220128174518

ミリオタちゃうわい。俺はクラオタじゃいw  

というか、普通に報道番組とか見てたら時々出てくるじゃん。最新鋭の戦闘機がどうとか、歩兵用の装備がどうとか。その程度の知識だよ。

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