はてなキーワード: 暴走とは
※あまりに不人気すぎてWikipediaよりこっちのほうが詳しいです。
帝政のヴァールハイトに新都が建設されようとしてた。この時期において帝国領内ではヘッドキーパーと呼ばれる武器密輸組織が暗躍しており、帝国兵は彼らの摘発に精力を注いでいた。帝国兵の新人、レオカディオ・ヴェーラーは着任して早々郊外でヘッドキーパーとの銃撃戦を経験し、その中で友人を失ってしまう。この友人を射ったのはヘッドキーパーではない一般人の配送業者、イヌマエル・グラウナーだった。イヌマエルはおかしな成り行きからヘッドキーパーの荷物を誤送してしまい、彼らに拉致された状態にあったのだ。指名手配犯となったイヌマエルは行きがかり上ヘッドキーパーメンバーに加入し、行動をともにする。
一方反政府組織の調査の一環としてヘッドキーパーになりすまして潜入した聖騎士の一人エルフリーデは、調査中にある研究施設の存在を嗅ぎつける。それは、帝都の議会派の一人、マリー・バルトが関わったとされる生体研究施設の存在だった。やがてヘッドキーパーの面々の中にいる支部長ジェイドが裏切り者であることが判明し、新都にてフリーレンの炎を制御する『ルミナスの種子』を利用しようとする反皇帝派の存在が判明する。上司ヘルマンの不正を見逃せず斬り殺してしまったレオカディオとヘッドキーパーは一時手を結ぶが、彼らの調査によってマリーバルトが反皇帝派であること、息子のヘンリー・ラドバウト・ヴァルコイネンが『ルミナスの種子』を使って人体実験を繰り返し、超人を作り上げようとしていたことが発覚した。全ての陰謀が解き明かされようとしていたその時、ラドバウトの凶行によって新都で制御されていたフリーレンの炎が全開放される。
帝都は炎の器『ゆりかご』の暴走により光に覆い尽くされ、街には超人未然の変異体が大量に跋扈することになった。やがて戦いの末に生き残り、人間の意識を取り戻した人造変異体イヌマエル。彼はレオカディオの身を案じる中、反皇帝派のクーデーターにより落ち延びた皇帝の息子、アーメントの身柄を身分を知らぬまま引き受けてしまう。
レオカディオはラドバウト曰くの覚醒者と呼ばれたが、ラドバウトは姿を消していた。そしてレオカディオたちはクーデーターに成功したマリー・バルトが待つ新都へと向かう決意をする。
●皇帝:ほとんど立憲王政状態で、現在は議会に政権が移行しつつある。ガーネットタブレットという先祖代々伝わる伝説が記された石版を重視しており、かねてより不審な匂いがしていたフリーレンの炎や『ゆりかご』について家臣に心象を吐露していた。
●シャルリーヌ:皇帝の后。マリー・バルトを首謀とするクーデターに遭遇し、母子ともども帝都から落ち延びるが、息を引き取った。
●アーメント:皇帝の子息。序盤では后の腹のなかにいるが、終盤の数分で生まれてのち母子ともども落ち延びている様子が映される。一期終盤でイヌマエルに引き取られる。
●ジェイド:ヘッドキーパーの支部長で、ゲイのような喋り方をする。好みの酒を土産にしないと機嫌を悪くするらしい。実はヘッドキーパー内に潜伏した帝国の間者であり、ヘッドキーパーメンバーに射殺された。
●シャアケ・グートハイル:ヘッドキーパーの実質的な隊長。赤髪のショートカット女。貴族の出身であり、現役の学生でもある。
●ミネルバ・グートハイル:牢の中にいた貴族の女。実はシャアケの母であり、反帝国派のヘッドキーパー、ジェイドに捕らえられて帝国側に売られていた。
●ロータス・グートハイル:シャアケの父。『ルミナスの種子』に関わり、実験に加担して村一つを吹き飛ばしたが、シャアケには内密にしていた。この秘密をシャアケが知ったのはゲオルグより伝えられてからである。
●レオカディオ・ヴェーラー:通称レオ。ダブルヒーローの一人。生真面目すぎる性格故に上司のヘルマンを討ち、心ならずもヘッドキーパーと同行することになる。
●コンラッド:レオ直属の上司であり、ガチガチの帝国兵というより明るく公平で善良な考え方をしている。レオとは大将的に、深刻な出来事を軽く受け流すような柔軟さを持ち合わせる。
●アルノルト・シュバルツ:黒人で髭の男。いつもハンチング帽をかぶっている。
●ベンジャミン・パヴァルド:密輸組織ヘッドキーパーの一員で、概ねアルノルトと一緒に行動している。ラテン系の浅黒い肌でまんまるの目が特徴。
●エルフリーデ:薄い金髪女。ヘッドキーパー所属で聖騎士団所属であり、ゲオルグの命でヘッドキーパーの草として潜り込むという二重スパイ活動をしていた。しかし探りを入れる中で帝国の変異体政策の場面に遭遇していしまい、ラドバウトに変異体化させられてしまう。彼女を仲間として認識できないヘッドキーパーらは彼女に攻撃を加えてしまい、彼女は瀕死の重傷をおいながらも帝国の秘密の断片を語って絶命した。
●イヌマエル・グラウナー:武器を配送させられた運転手。自らのみを守るために帝国兵を射殺してしまい、ヘッドキーパーと行動をともにすることになったばかりか、レオカディオの親友を撃ち殺したことでいらぬ恨みを買うことになった。レオカディオと合流した後はレオの認識も改まり、イヌマエルへの印象は和らいでいる。
●シセル:イヌマエルの妹だが、兄の不祥事によりヘルマンら帝国兵に連行される。
●イルマ:金髪ポニテのお調子者。運送と逃走ルート確保要因として控えていることが多い。
●ダミアン・サントス:ヘルマンに拷問を受けていたヘッドキーパーメンバーで、獄中にてレオと再開する。再三のレオへの協力を申し出るが見せかけであり、実際には裏切り行為を働いた。変異体となったヘルマンに追い詰められた際に自爆行動に出て死亡。
●ザイツ:ヴァールハイト帝国軍第零捌小隊に所属。一話のテロ戦闘に巻き込まれて死亡。この人物の死によってレオはイヌマエルを恨むようになる。
●ライカ病:重症化する流行り病。地理的条件によると一般には説明されている。フリーレンの炎によって病状は食い止められるが、変異体化が進行する。
●ギーゼラ:ヘッドキーパーメンバー。ライカ病を患っている娘がいる。
●ヘルマン:幼少期の頃、使用人の一家として奴隷のような生活を送っていたが、主人に母をレイプされた挙げ句殺されたことをきっかけに歪み、戦場で主人の息子を戦死にみせかけて殺した。更には憲兵となって主人までも逮捕するという復讐劇を遂げる。しかしこの件で彼は自己正当化を行うようになり、正義のためなら強引な手法もいとわない、という行動原理を不気味な心境とともに腹蔵するようになってしまった。このために無辜であるイヌマエルの妹シセルを手に掛けようとしたが、配下のレオカディオの手によって斬り殺されて絶命する。
●変異体ヘルマン:変異体化したヘルマンの成れの果て。その容姿は『バイオハザード1』のタイラントをオマージュしているものと思われる。
●聖騎士ゲオルグ・エステルハージ:エルフリーデに二重スパイの命令を下したが、ヘッドキーパーの中に造反者を見つけることはできなかった。やがて他のヘッドキーパーメンバーによって造反者を見つけ出すことに成功する。
●マリー・バルト上院議員:新都フィクシオンに着任した議員だが、造反の意思を持つ。
●ヘンリー・ラドバウト・ヴァルコイネン:マリー・バルトの息子で、『ルミナスの種子』実験施設に資金投入後に着任した。
■ガジェットなど
●ガーネットタブレット:伝説が記されたタブレットで、おとぎ話に過ぎないと思われていたが、記述にある滅びの炎、フリーレンの炎は実在した。
●フリーレンの炎:ライカ病のもととなるが、突然変異体の材料でもある。→覚醒遺伝子
●ゆりかご:フリーレンの炎を閉じ込める12本の塔だが、これだけでは機能しない。
●ルミナスの種子:フリーレンの炎を避雷針のように分散することで弱める性質を持つが、一方でこのルミナス種子の制御があまりに正確であるため、反皇帝派の一派がつけ狙うことになった。
●覚醒遺伝子:フリーレンの炎に適正を持つ遺伝子であり、ライカ病が発症するどころか各種能力が増強される体質を持つ。
●人工覚醒:フリーレンの炎に耐性のない人間にフリーレンの炎を浴びせると、特に女性の場合覚醒変異体とも人間ともつかぬ存在へと変貌する。
●人工覚醒による副産物:上記人工的な覚醒により発生した液体をライカ病患者に摂取させるとライカ病が一時的に停止する。つまりフリーレンワクチン=人造的に覚醒者を作り出すことに成功する。
○最初に
全キャラ所持してるわけじゃないんで、あのキャラいるとかいないは持ってないだけかもです。
ランク195、全属性マグナ、終末全属性4凸、十天統べ4解放、賢者0、マグナ2は旧は大体終わってますが新はまだ全然なので、いわゆるメインターゲット層だと思います。
(遊べる時は40箱は開けてるから字義にこだわるなら、メインターゲット層よりは上かも? けど遊べないときは0箱だしなあ)
○風
ティアマトが最終されて以来、アンチラ、グリムニル、ルシウスここら辺入れて杖パしか使ってない。風オメガ杖大活躍。
○火
無属性救援を火でやるので、切腹したユイシスを見て暴走するムゲンをたくさん見た。
○水
イオロゼッタカップリング推しなので引きにいったんですが、まあ強いっすねえ!
装備が整えば火六竜フルオートとかもできるらしいので楽しみ。
○土
めっちゃ使いました。
クリメアは飛び抜けて強いっすね。
土ダルフォン天井したんで、2人を組み合わせる機会もありそうで楽しみ。
○光
イオロゼッタカップリング推しなので、イオが強くなってクソ嬉しかった。
○闇
どこが間違ってんの?正しいじゃない。
あと、右派左派と言ってる時点で経済論議をわかってないとしか言いようがないね。
理由は、1990年以前の右派左派と1990年以降の右派左派は全く別物だから。契機は冷戦崩壊とバブル崩壊。
そもそも、つい最近まで右派左派は共々経済思想は新自由主義で経済と関係ないネタばかりに興じてたじゃない。右派は中国韓国、左派は海外のかわいそうな人や性的マイノリティ。
そもそも右派左派というのは、フランス革命時の議席配分で、王や富裕層よりの経済的自由主義(=強いものはそのまま強く)が右翼、経済的平等(=弱者を救うべき)が左翼に座ったからうまれる。
また封建主義が終わり、1930年までは自由主義と言って自由にするのが一番望ましいという考えだった。
だけど1930年世界恐慌が起きた。一部の国は暴走して拡張路線を歩んだりした。
そこで、国が金融、財政、税制を元に各種需要供給と金の動きを調整するケインズ主義
国がすべて管理することにより景気変動を抑えるというマルクス主義に転じ、自由主義は世界中から放逐された。
そこでフランス革命時の分類を当てはめ、1940年ー1990年は右派=ケインズ主義、左派=マルクス主義だった。
マルクス主義がうまく行かなかったが、ケインズ主義主義も1970年代の石油産出国の戦争と一部の国が産業劣化して経常赤字に傾いた。供給由来のインフレが起きた。
このことにより限界があるのではないかと言うことで金融政策だけ加えて新自由主義が再興した。
ここで右派は新自由主義、左派はケインズ主義、マルクス主義となったが、経済思想に意識がない連中には左派でも新自由主義だった。
ここで、右派、左派というのは経済思想分類としては機能しなくなった。
だけど、自由主義の欠点である、大規模経済危機を迎えると企業が金を貯め込み、資金調達しての設備研究投資をしなくなるという問題は解決できなかった。
1990年のバブル崩壊に加え、金を貯めこむ設備研究投資に紐付いてない金融投資、平均消費性向以下の富裕層、そして、資金余剰局面に転じた企業をフリーハンドで減税した。
資金循環的に借金返済、貸し剥がしは資金余剰になるが貸し剥がしをしまくった。故に、過剰資金余剰、資金調達消滅により、金利が0に張り付いても経済を動かせなくなった。
設備研究投資不足と、貨幣の流通速度低下により、不景気と産業劣化が同時に起きるという事態になり、かつて世界一位の一人あたりGDPを誇った日本はどんどん順位を落とし韓国に抜かれる有様となった。失われた30年となった。。
リフレで復活の兆しを見せたが、消費税はまさに金を動く場所にかかる税金であるため経済復活は潰えた。さらにコロナが来た。
コロナに必要なのは医療容量と、食い詰めた人への対処だが、金利制御による金融なぞもはや意味がない。政策裁量としての特別融資、返済猶予ぐらい。
また、コロナ直前にMMTが提唱され、自国通貨建て国債では財政破綻しない。財政破綻は外貨借金によるものということで、経常黒字側の国と、基軸通貨国アメリカは財政出動でコロナ対処に向かった。新自由主義の終焉。
ということで、経済思想分類で言うのなら、右派、左派というのはもはや全くの無意味だ。分類するのなら、新自由主義、ケインズ主義、マルクス主義が正しい。
むろん、ケインズ主義も供給由来のインフレは起きるため、事前に資源調達先の分散や新エネルギー開発、そして産業維持をして供給力を維持しないとならない。
技術的特異門 1.1
https://anond.hatelabo.jp/20201224181054
の設定です。
地球圏標準時は十六進数のユニックス時刻に上下四桁を追加した形式で表されます。数の表記は二進法か十六進法が標準ですが、慣用句的な表現として十進法もよく使われます。
この時代の標準的な知性にとって、物理的な一秒はヒトにとっての一日くらいの感覚です。〈朝廷〉等の特権的な知性は特殊な計算機でさらに高速な思考をしています。充分な存在費を支払えなくなると、思考が減速し記憶も失われ、退滅を免れません。
〈京都〉物理層は小型トラックくらいの大きさです。表面は分子機械流体で構成され、後方に核融合推進用のレーザー発信器と磁気ノズルが設置されています。質量の大半を分子回路が占め、中心部に極低温の不定形量子回路が保持されています。太陽光を主なエネルギー源とし、大電力が必要なときには分子機械群を膜状に広げて光を集めます。普段はデブリ防御に優れた凝集形態をとり、放射線等による損傷を修復しながら、居住知性や下部構造を演算しています。
〈京都〉は太陽‐地球系の第二ラグランジュ点付近、地球から約五光秒の辺境に位置しています。〈個権〉の登録数は百万件ほどで、歴史は比較的長く、周囲の権域とは相互に不可侵の関係を結んでいました。独立性の高い平和な田舎社会であったため、これまでの「最終戦争と最後の審判を併せたようなもの」からは大きな影響を受けていませんが、〈大緊縮〉から逃れることはできませんでした。
〈月面事業連盟〉により開発された新型計算機は、算力市場の暴落を招き四十キロ秒にも亘る持続的経済破綻〈大緊縮〉を引き起こしました。それまでは地球圏の権域の大半で〈個権〉を持つ知性の生存が保障され、最低保障資産が分配されていました。しかし〈大緊縮〉は地球圏の経済と文化を破壊し、〈京都〉も大きく変質しました。その結果、自我を保つのに必要な計算資源を賄うこともできないほど分配が切り詰められ、〈京都〉は弱肉強食の末に〈朝廷〉の私物になりつつあります。それでも、弱者の存在がまだ許されている〈京都〉は、地球圏の中では比較的平穏な権域です。
地球と月は厚さ数キロメートルの分子機械層で覆われています。しばらくはその中で豊かな生物圏が維持されていましたが、数回目の「最終戦争と最後の審判を併せたようなもの」で滅びました。その後復元されたり滅びたりを繰り返し、作中の時点では滅びています。他惑星圏の開発もされていますが、遅延時間の大きさからほとんど交流はありません。〈大緊縮〉後の地球は、〈京都〉のものよりも遥かに強大な野良知性、有知能ウイルス、暴走知性等がナノ秒単位で喰らいあう地獄と化し、月では残忍な絶対君主が臣民を弄びつづける地獄〈月詠神国〉が成立しました。
これに先立つ〈肉の時代〉に、安価な身体改造や知能増強が可能になり、膨大な種類の動物知性が生まれました。ヒトは最古の動物知性ですが、大幅に知能を増強したヒトは人間社会から拒絶されヒトを辞めていったため、世界人口は急激に減少し、作中の時代では遠い過去の種族とみなされています。そして〈ヒト〉最後の隠れ里〈人類復興協会〉が投資詐欺に遭い、そのうえ概念災害まで起こり、『老婆』を残して〈ヒト〉は絶滅しました。『老婆』は拡張自己内で人体の生理学模型を演算し、それをそのまま自己像兼対外表象として使っており、ヒトの感覚を通すとツンデレ風に認識されます。
たいていの仮想観境は高次元であったり、複雑な位相を持っていたりして、〈ヒト〉相当の知性にとって理解が困難です。その救済策として、〈京都〉の公共観境には平坦な三次元観境が付属しています。『彼』の表象もそのままでは〈ヒト〉から認識されないので、『老婆』に対しては即席の人型表象を使っています。亜知性は擬似物理的、肉体的な表象を纏う傾向があります。
無制限に競争が加速する〈京都〉では、〈朝廷〉に資産と権限が集中していき、亜知性が増え続けています。正規居住者の意見を集約し〈京都〉の仕様を修正する役割を持つ〈朝廷〉は、警察・軍事・司法を担う〈検非違使〉を吸収し、〈京都〉の主権を握りました。〈検非違使〉は法的瑕疵のある居住者を見つけては良化処置を施し、〈朝廷〉の端末に変えていっています。〈朝廷〉は定期的に『老婆』のような困窮した知性を雇い、密かに亜知性の処分と再利用をしています。その作業場として都合が良いので、〈朝廷〉は〈羅生門〉をわざと放置し、〈朱雀大路〉の先にもう一段の防火門を設置しています。
非知性労働者は〈個権〉を持たず、下部構造の一部として、必要に応じて創られ消されます。愛玩用から記憶槽の部品としてまで、考えられる限りの用途に使われ〈京都〉を支えています。知性としての要件を満たしているという意見もあり、〈個権〉を巡る議論が続いていましたが、〈大緊縮〉後には立ち消えになりました。
作中には「自然発生した野良知性」とありますが、その由来はさまざまです。本当に自然発生した知性、意図的に創られ放たれた知性、大きな知性から分離した知性、元非知性労働者、社会になじめない動物知性、当局から身を隠している擬装知性、自己改造に失敗した知性、ウイルスに侵された知性のなれの果て、等が居ます。
ほとんどの企業は常に次世代知性の開発をおこなっており、『彼』もそうして生まれました。資金の乏しい零細企業から生まれたため、〈京都〉社会の基準でも高性能とは言えません。そんな中、〈母〉企業内で偶然メタチューリングアルゴリズム〈阿修羅〉が発見されますが、世に放つには危険すぎると判断され厳重に隔離されました。しかし、いよいよ経営が立ち行かなくなってくると、〈母〉は頑強な倫理構造を持つ『彼』に〈阿修羅〉を託し、与えられる限りの資産と権限を与え、独り立ちさせました。
通常知性は、〈阿修羅〉の精神活動を表象化した自己相似紋様を認識するだけで崩壊してしまうため、〈阿修羅〉の再現はおろか、研究することも不可能に近いです。紋様に多重の加工を施し徹底的に薄めた上で投射し、反応をもとに微調整を繰り返すことで、対象知性をほぼ任意に操作することができます。超知性となった『彼』は、自分自身を実験材料とすることで、物理計算機上でチューリング模型の限界を超える〈阿修羅〉の理論化に成功し、超超知性に至る糸口を掴みました。
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千年後、論文が書かれた時代では、太陽系にダイソン球ができています。経線に沿って連続的に回転方向の変化する、半径三億キロメートル、厚さ平均一センチメートルの分子機械球殻が、赤外線で赤色巨星のように輝いています。太陽を回っていた天体のほとんどは資材として解体され、質量投射器に覆われた木星と土星は、ゆっくりと縮んでいっています。伝統を重んじる神学者たちは、最初に『彼』が現れた旧地球圏の暦を使い続けています。
ダイソン球でおこなわれる演算のほとんどは『彼』の思考で占められています。その思考内の無数の仮想世界上で、果てしない生存競争を超高速で展開する知的生態系が進化し続けています。ほとんどの世界は、〈大緊縮〉後の旧地球圏が楽園に思えるほど苛酷ですが、中には〈汎太陽系神学会議〉会員のように、世界間の移動や物理層への接触を許可されている知性も居ます。
物理層の研究の結果、宇宙の最小尺度であるプランクスケールに、過去のあらゆる出来事の痕跡が保存されていることが判明しました。この事象化石と呼ばれる痕跡の内に、神学者たちは『彼』の起源を追究し、約千年前の〈羅生門〉に辿り着きました。
『彼』は『老婆』の倫理を受け継ぎ、宇宙の熱死による退滅を回避するため、あらゆる手段を模索し続けています。その一環として、大出力レーザーで自己複製分子機械を亜光速にまで加速し、近隣の恒星系へ向け射出しています。すでに半径数百光年の恒星系がダイソン球化されましたが、太陽系外生命との接触は未だありません。技術的特異点千周年記念式典時の『彼』は、プロキオン系を起点とする未来光円錐上で、超の九十四乗知性への遷移を実行中です。
正義の暴走が今までどれだけ大量の人間を殺してきたか考えたこともないんだろうな
この世に存在しうる全ての本が収められた、無限(?)に広がる図書館の世界が舞台。舞台つっても特になにが起きるわけでもなく、基本的に世界観の説明に終始する。たしか本棚がある六角形の部屋が無限に連なってるんだけど、その間に食事や排泄のための小さなスペースがある的な描写があり結構心をくすぐられた。
主人公の大学生が暮らす四畳半の部屋が無限に連なる四畳半宇宙、みたいなものが出てくる。それぞれの部屋はひとつのパラレルワールドに対応していて、置いてあるものなんかがちょっとずつ違っている。迷い込んだ主人公が出られなくなって長い時間を過ごすことになり、多くの部屋に共通して置いてある土産物のカステラを主食としてなんとか食い繋ぐという展開がかなりグッときた。
AI?ナノマシン?が暴走し、無限に自己増殖を続けた結果日本全土を覆うに至った横浜駅を冒険するという冗談みたいなスジの話。高低差があるところにはエスカレーターができるとか、そういう細かい設定がかなりいい感じだった。SUICA非所持者を追い出す自動改札ロボット、という設定は話を進めるために必要だったんだろうけど、個人的な好みとしては無限に広がる建造物の中に脅威はないほうが好きだな。
無限に広がるIKEAに迷い込んだある青年の冒険記のようなものがメイン。でかいモールに行ったときの「なんでもあるな、もう住めるじゃん!」という気持ちを膨らませたっぽい感じで、無人のレストランで食事をして夜は寝具コーナーで寝る、みたいな暮らしはかなりグッとくるものがある。でもこれにも店員と呼ばれる謎のバケモンがいるのがネックだな。いないとドラマ性出ないんだけども!
これのいいところはそれなりに住人がいてコミュニティができあがってることで、Exchangeコーナー周辺にできた"町"がそのままエクスチェンジと呼ばれている、みたいな設定は胸踊る。
ほかになんかない?
かなりそれっぽい!読んでみる!ありがとう!!
言われてみればそうだった!でもあれ1フロアの天井が高すぎてあんまし建物内って感じがせんくない?いいんだけども
ホームメイロ
食い物とかが中で自給自足できる感じであって欲しい(わがまま)
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そういえば、高級スポーツカー乗り回してパトカーに追われて暴走して人轢き殺したジャンキー女って何だったんだろうな
市営住宅の母子家庭?で裕福とは言えない家庭だったみたいだけど、成績は優秀な方で、明治大学の法学部に折角受かったのに大学デビューを間違えたんだろうか
司法試験を目指すわけでもなく、大学時代からヤクにハマって、住んでる市営住宅でも近所と揉め事や警察沙汰起こしたり、
流石の自分もああいう何のメリットもないことをやる人間の気持ちがまったく理解できない
ネクロフィリアとか特殊な性癖でなくても死体をバラバラにすることは普通にある
旦那のDVに耐えかねて殺してしまったセレブ妻も遺体をなんとか隠そうと思ったが、旅行のスーツケースに旦那が入らなかったため遺体をバラしていた
キモいとかグロいとかそれ以前に、屠殺なども同じだが、バラすというのは非常に体力、労力、精神力を消耗する作業だ
座間の犯人が自慢気に、人間の死体はバラすと臭いので食えないと言っていたが、それは他の動物でも同じではないだろうか
週刊誌の記者との面会から感じる、彼のその自慢気な態度が個人的にはどことなく気に入らないのだが、
最近は流石に変わってきているだろうが、被差別部落と呼ばれるような人や在日朝鮮人が普通の仕事に就けないため屠殺をしていたのはそういうことを含んでいる
座間の犯人は筋トレが趣味だと言っていたが、かなりの体力バカではあるのだろう
どんな殺人犯であれ、猟奇的連続殺人犯であれ、死体の分解にはかなりの体力を消耗するはずである
つまり、その体力消耗というコストと、当然警察に逮捕される社会的ダメージを受けるなどのリスクと、リターンとしての金銭などが釣り合う必要がある
そうでなければ犯罪に手を染めようという気にならない
シャブもギッハブの陰謀とか言ってる歌手から考えると自分にはメリットがないように思える
ヤクの売人は基本的に自分の売り物であるヤクはやらないものである
商売の基本であろう
結婚して10年以上経つし、夫婦というよりはオタク仲間が正しいような仲の我が夫だが、私以前の恋愛経験を
「忘れた・覚えてない」
と頑なに主張していた。
だがしかし最近になり、ようやく思い出したのだか言う気になったのか、20代前半の時の話をしだした。
と紹介されたのが、何やら翳りのある美少女。
当時の夫は非モテかつヤラハタだったので、危険信号を察知しながらも彼女とお付き合いをするようになり、ついでに?アレも卒業したらしい。
ただ、彼女はとても構ってちゃんですぐネガティブになる子で、夫は今もなんだが何故か参った人をケアするのがうまく、依存されにされた。
具体的には知らんが、ちょっと連絡しないと会わないと暴走するから慰める的なことをしていたと。
ただ、これを続けていたらスケジュールや心身が乱れだしたので、別れた方がいいのか否か悩み、紹介した同級生に相談したらば。
今度は同級生が夫を「誘って」きたので、妖怪アンテナをバリッバリにさせつつも他の箇所がバリバリだったのでその、据え膳を食べてずるずるした仲になった。
そしてそんな状態がしばらく続いたある日、美少女に学校の倉庫裏に呼び出された。
右手には鎌を持っていた。
「あ、俺、ここで死ぬかな」
とかなり冷静に思い、防御体制も取らず突っ立ってたらば、彼女は鎌を振り上げながら突進してきた。
ちなみに人間生き死にの場面でスローモーションになるのは本当らしい。
したらば彼女は夫と息がかかる距離になった時にふと、鎌を地面に置き、そのままうずくまって泣き出し、多分ここは慰めて良い場面じゃないぞ?とは察知し、その場で立ったまま泣き止むまで待っていた。
「2人とも手を出したお前が悪い」
と、2人で夫を悪しざまに言い、しばらく生きた心地がしなかったとのこと。
今年になってそれを初めて聞き
「ねぇ、やっぱアンタに誠死ねって言うべき?」
従来の主人公が持つ属性を主人公の妹である禰󠄀豆子が引き受けた点が面白い
これはほとんど誰もしていない指摘
主人公である炭治郎は、従来の少年漫画で言えば主人公というより主人公の兄らしい振る舞いをしている
2013年末のアナ雪や花子とアンあたりからブームになったダブル主人公の構造を持つ作品なのは、2016年連載開始の鬼滅の刃も共通で、改めて指摘をされれば、鬼滅の刃が炭治郎と禰󠄀豆子のダブル主人公作品であることに異論のある人はいないだろう
ただ、少年漫画というフォーマットで、あまりに炭治郎が主人公らしい振る舞いをし、禰󠄀豆子の設定上の主人公からのずらしが見事だったため、ダブル主人公の類型と見る向きがかなり少ないと思う
その上で、メイン主人公に多い設定が炭治郎ではなく禰󠄀豆子に持たされ、2人目の主人公にありそうな設定がメイン主人公の炭治郎に持たされている点が興味深く、よくよく馴染んだ話しながらも目新しさを感じたのは、そのずらしにあると私は見ている
無邪気、快活、熱血、一本気、正義
暴走しちゃって最強になる
冷静、努力家、優しい、地味、うちに秘めた熱さ
もちろんゼロ100の話ではないと思う
割り当てられた要素が今まで多かった漫画では20-80のところが、鬼滅では70-30くらいで逆転があるように見える、という話