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2018-08-19

自分の育成失敗した感がすごい

ふだんはダラダラフラフラと生きているが、ふと、自分のものすごい育成失敗しちゃった感に気付いてしま死にたい気持ちになっている。

自分より若い中高生とか大学入りたての人が、

小さい頃からの夢とかを持ち続けていたり、目標を定めて邁進していたり、

何か語れるもの(いやみな感じではなくて、アイデンティティのようなもの)をちゃんと持っていたり、

とにかく健全人間性うまいこと獲得してきて今ここに彼/彼女存在しているんだろうなぁと思うとつらい。

人と比べてもしょうがないのはわかっている。

でも、自分はうまく成長できなくて、だからいつまでも人間性が未熟なままなのだという気持ちが拭いきれない。

そして、それを環境のせいにして、

こいつらがこんなに健康的で思いやりのある立派な人間になっているのは恵まれ環境にいたからだよなーと思ってしまう。

こんな風に考えて卑屈になるのも嫌だ。

教育実習に行った。

先生になろうかなと思ったのは、僕みたいなねじくれた子供を増やさないためだった。

僕は今都会の大学に通っているが、ド田舎出身で、母校の生徒たちは素朴でとても可愛く、新鮮だった。

たまたまいいクラスに当たったのかもしれないが、あるいは僕に見えていなかったのかもしれないが、

中学校特有陰湿雰囲気がいっさいなく、快活な子もおとなしい子もいたが、クラス全体が仲がよかった。ウェイな感じもない。

羨ましかった。僕もこのクラス中学時代を送りたかったと思うほどに。

教育実習に行った人は、だいたい「生徒が可愛い先生になりたい!!!」と熱く燃えて帰ってくる。

僕も半分はそうなった。

だけど、帰ってきてからずっと気持ちが沈んでいて、教員採用試験は受けなかった。

僕は、自分が救いたいのは子供たちではなく、小さい頃の僕自身だと気付いてしまった。

そして、担当した生徒たちの精神的育成が順調に成功しているのを見て焼け付くように羨ましくて、もうだめだった。


こんな風に感じてしまうのは、僕が精神的に未熟だからだ。そしてこれからもそのままなんだろうと思った。

僕は、いろいろなことを経験してきて知識も増えて、ちゃんとした大人になれたつもりでいた。

から子供の頃の僕自身に会う機会がもしあれば、支えになって導くことができるだろうと考えていた。

でも今はその自信がない。

中学校の帰り道、誰にも会わないようにトイレで人の足音がなくなるのを待って、

家まで倍以上の時間がかかる誰にも会わない道をわざわざ選んで、

こんなに空が青くてきれいで、川は澄んでいてさらさら流れていて、草いきれが風にのってやってきているのに、

どうしてこんなことしているんだろうな と泣きながら帰っている僕の背中に、

何の言葉もかけられずに立ち尽くしていることしかできないだろう。

2018-08-02

教員採用試験一次

通過、おめでとうございます

と、今年じゃないいつかの夏に、誰かに言って欲しかったというだけなんだけど。

合格したと思ったら八月中に二次試験があったりしてさ、面接対策やら実技の対策やら、今年の夏休みはちっとも夏休みなんかではないでしょう。

せっかく授業も保護者対応もないのに、研修資料作成指導作成も教材研究もできないじゃん、と嘆いた時代自分にもありました。

大丈夫来年夏休みもっと夏休みじゃないから。

初任者研修は凄い。一年目の人間を潰そうとしているのかというレベルで凄い。

仕事内容は変わらない。試験勉強ももうしない。でも、出張が多い。つまり自分時間がガクッと減る。

講師の方が楽だったなと思う。正直思う。

でもさあ、やっぱり保護者視線は変わったよ。

職員室での空気感も変わった。

どんだけ頑張っても、むしろ頑張るほど「講師のくせに」って白けた視線向けてくるダレカが一定数いるじゃん。

あれ皆無になった。やってることは同じなのにさ。一年更新を続けてく講師と、正規任用の教諭って、なーんかよくわからん違いがあるみたいだ。

同じ職場講師仲間がみんな落ちて、自分だけ次の選考に進んだりしてさ。

受かったのに逆に肩身が狭くて、二次対策したいけど職場じゃできないとかさ。

足の引っ張り合いみたいなこともあるかもしれないし、もーやってらんねーってなるかもしれないけどさ。

とりあえず目の前の試験もうちょっとクリアしてみると、見えるものもある、かも、しれない。

こども阿呆みたいに可愛いじゃん。

勉強できる子もできない子も、生活習慣しっかりしてる子もしてない子も、センセーの話よく聞く子もさっぱり聞かない子も、結局のところさあ、全員めっちゃ可愛いじゃん。

半年ごとの契約更新とか三月契約が切れることとか教諭の皆様方のお伺いをたてなきゃいけないとかさ、

そういうこと考えないでガッコのセンセーに集中できる。

それはすごいよかったなと思う。

頑張って試験乗り切ってください。

2018-05-31

anond:20180531232441

偏差値35以下ってほど酷くはないだろうけど

商業高校とか工業高校とかの高校生大学進学したいと思ったら、大半が試験もなく推薦入試微妙な怪しげな大学入るわけ。どこも一定の枠有るから

もちろんスポーツ推薦とかも有る

そんでその大学生が教職取って教員採用受かって教師なっちゃったりとか、普通にあると思います

日本学校に「偏差値35」の教師が増えている問題

嘘みたいだが本当の話である

難易度を示す偏差値河合塾基準)が35以下となる入試を通じて

入学した人間のことをとりあえず「偏差値35」と言うが、

本当に、日本学校に「偏差値35」の教師が増えている。

ここでいう「教師」は、教育学部卒業教員免許を持って

実際に教壇に立つ教師のことで、誇張や叙述トリックでもなんでもない。

偏差値35」の教師が、高度化する教育ニーズ対応し、

子供たちを教え育てていることになっている。

そんな信じられないことが学校現場で起きているのだ。

 

根拠として、データを見てみよう。

旺文社サイトで「偏差値35以下」「教育教員養成学部」で

検索したところ、なんと92大学が見つかる。

https://passnavi.evidus.com

数多くの大学から、毎年、偏差値35の教師が世に送り出される。

僕の調べた限りでは、この大学数は近年なぜか急増しているのだ。

そんな教員でも社会から必要とされているということだ。

 

教師といえば、子供たちに正しい知識を正しい方法で伝えるプロ

この認識はそれほどまちがっていないだろう。

だが、偏差値35の教師にそれを担うことができるのか。

 

実際のところ、偏差値35の教師中等教育高校中学)よりも、

初等教育小学校)以前の学校に勤めていることが多い。

それでも、小学校教師知的能力要求されないわけではない。

偏差値35の教師国語を教える。

偏差値35の教師算数を教える。

子供たちの基礎的なリテラシーを育てる重要仕事だが、大丈夫だろうか。

最近では、偏差値35の教師英会話(必修化)を習う。

偏差値35の教師プログラミング(必修化)を習う。

偏差値35の教師が説く道徳を学んで議論する(通知表特別評価記入あり)。

事ここにいたっては、恐怖しかない。

 

偏差値がすべてではないと人は言う。

その通りだと僕は思う

しかし、教師たるもの、ある一定以上の水準が求められるのは必然

それでは、偏差値35とは実際どういうものなのか。

例えば、2018年センター試験結果から計算すると、以下の数字が出てくる。

 

 英語:200点中、63点

 国語:200点中、48点

 

これは全問カンで答えたのとほとんど差がないということだ。

承知の通り、センター試験は基礎知識を問う問題ほとんどで、

からなくても選択肢を選べば一定確率で正解することもある。

まり、それがこれほどまでに解けないということは

高校勉強はさっぱりわかっていない。

中学あやしい

小学校果たして文章が読めていない可能性)。

それが、偏差値35なのである

 

なぜ、このような事態が起きてしまたか

少子化によって大学全入時代となったことだけでは説明がつかない。

ベテラン教師の大量退職と、教員免許更新制によって教師になる資格を持つ者が

不足しているのが大きい要因だ。

詳しくない人でも、ニュース教師不足を嘆く声を聞くことがあるだろう。

あれは、決して学校労働環境悪化だけによるものではない。

現行の制度は、教師のなり手そのものを減らす結果となっているのだ。

そうして、本来教師となりえる有能な人間会社員経験者、研究者上がりを含む)を弾き飛ばし

人生経験も学識も浅いが免許だけは持っている「偏差値35」の教師誕生する結果となった。

 

偏差値35の教師は、確実に増えている。

あなたの子供の教師は、賢そうなふりをしているが、本当は偏差値35かもしれない。

教室偏差値35の教師支配され、子供たちは偏差値35から学ぶ。

かつて教育立国と呼ばれた日本の末路がこれだ。

我々はその先の未来をまだ知らない。

 

 

以下、予想される反論にあらかじめ回答を。

 

部活などに打ち込んで来て、受験準備が遅れた者が入学しているのかもしれない。
 その場合偏差値が低いのはやむを得ない。

A. 現行の入試制度では、私立大の場合AO入試・推薦入試での入学

半数を大きく超えるのが通常だ。

受験準備には遅れたが課外活動で実績あるという者は、

推薦入試を利用するのが極めて普通ルートになっている。

しかし「偏差値35」は一般入試の話。

一般入試を受ける者は、十分に受験勉強をしてきた。

すなわち、がんばっても偏差値35にしかならなかったということである

 

教師には、偏差値よりも人柄や人間味も重要

A. もし本当に人柄や人間味が秀でているとしたら、

高校在学中にAO入試お勧めされるはずである

学力がないにも関わらず一般入試にまわった時点で、

人としてわかりやすい魅力を備えていないこともわかる。

魅力も学力も欠けている状態偏差値35である

 

偏差値35の大学から小学校教師採用されないはず。
 せいぜい幼稚園がいいところ。

A. 事実として、偏差値35の各大学ホームページには、

就職実績として小学校教師も、少なからず載っている。

もし教員養成をうたったコースで極端に教員採用試験合格率が

低ければ経営に関わる問題なので、一生懸命試験対策に取り組むのだろう。

 

また、幼稚園教諭に知的能力必要ないというのは大間違いだと思う。

小学校教師と同様の理由で、重要仕事である

 

○もし大学入学時点で学力が低くても、教員採用試験合格しているか大丈夫

A. 何を言っているのか。

当然であるが、教員採用試験スタートでありゴールではない。

採用後に何を積み重ねていくかが重要であり、教師たるもの日々勉強だ。

教員採用試験は決して教師能力保証しないのは、

日報道される教師の起こす不祥事からもわかるだろう。

勉強が苦手な偏差値35は、この点で大きなハンデを負う。

 

自分の子供は私立に通わせるから問題ない。

A. 論外な考えだ。

自分の子はいいかもしれないが、偏差値35の教師から教育された

偏差値35チルドレン」がやがて社会を覆い尽くす。

その中を、あなたの子供は生きていかなければならないのだ。

 

○なんの意図でこんなことを増田に書く?

A. さあ。本当の意図は伏せられているかもしれないね

2018-03-22

非正規教員、異動が決まった

タイトルのとおり。

3月30日で現任校の任期が切れて、4月2日付で80キロ以上離れた県立高校に異動することになった。

20日に教育関係人事異動が発表されて、校内は歓喜の声や悲鳴で賑わった。

その後、学校間や教育委員会とのやりとりが行われ、「○○(教科)の先生が足りない」となり、自分たちのような非正規教員(臨時登用名簿に載っている者)に連絡が来る。

(生徒指導部長、進路部長といった分掌長を担当する場合、その先生担当コマ数は軽減されるので、先生の人数は定数でもコマ数が足りなくなるという現象が起きる)

ちなみに、去年は3月28日に連絡が来たので、今回はかなり早いということになる。

断れるはずがない。

この県で教員採用試験を受け続ける自分のような者が、県からの内示を蹴るはずがないのだ。

今年35歳を迎えた男、独身

一人暮らし歴が長いが、今は通勤に手頃な実家暮らしている。

大卒後ずっと教員採用試験を受け続けては連敗している。

来年こそは!」と共に対策を練った仲間は、正規になったか、疲れて別の道に進んだか、自分のように毎年学校転々としながら講師を続けているか、だ。

臨時教員の異動について連絡が来たあと、事務職員に呼ばれ、「月末で健康保険証を返却してください、翌月支給の手当があるので口座はそのままにしておいてください、任期半年を超えた人には退職手当相当金が支給されるので別途書類を渡します」などと指示を受けた。

「今年新卒なんですよ」と言っていた若い彼女は、自分仕事のある種の残酷さに気づいているだろうか、などと思った。

どんなに遠方に異動することになっても、正規教員のように引越し代や赴任手当が支給されることはない。

4月2日からの任用ということになっているので、4月分の通勤手当は支給されない。

4月1日に最初大事職員会が開かれるらしいので、暗黙の了解で参加する。

任用があるだけマシだとは思う。

臨時教員はいえそれなりに給料はあるので、任用がなかった年は住民税国保の支払いにえらく苦しんだ。

いつまで続けるのだろう。

考えかけては、気を逸らしている。

自分の教え子に「体育の先生になりたい」「教育学部のある大学に行く」などと言われて、「先生はい仕事だ!頑張れ!」と素直に言えなくなって何年が経つだろうか。

2018-02-13

就活が辛い」って言う学生はどういう会社を受けたわけ?

就活が辛い」って言う台詞をよく聞くんですけど,

そういう学生はどういう会社を受けたんでしょうね?

まあ,そんな私も,就活が辛い学生のひとりだったんですけどね……

2019卒生の就活が本格的に始まる前に,ちょっと2018卒生の「就活辛い」を振り返ってみようというエントリです.

メガバンク

赤い銀行,緑の銀行,青い銀行を受けました.

本当にその色ばかり使ってるのね.ノベルティはもちろん,ネクタイも,ちょっとしたサインも.すごい徹底ぶりです.

それだけ,愛行心が求められるということでしょう.

3月時点では銀行名をフルでスラスラ言えない人もいて(特に赤い銀行),正直楽勝かなと思ってました.

書類学校足切りくらいみたいです.

一次はGWで,これも明らかに変な奴を落とすだけっぽい.

心が辛くなったのは,総合職GWでの以下数点.

1.ある銀行の時,エントランスで「東大京大グループは右へ,早稲田慶應上智グループは左へ」というアナウンスを受ける先制パンチをくらったこと.ああ,学歴社会だなあと,ぼんやり

2.男ばっかり.男5の女1のときがあった.性差別ってあるんだなあ.

3.自己紹介でのみなさんの趣味が,登山とかバイクとかスキーとかゴリゴリ体育会系だったこと.インドア派の私にはそれだけで「自分はここにいていいのか?」という気持ちになりました.

二次以降は,最終面接までひたすら面接を繰り返すだけです.1対1で,圧迫もないし,話をちゃんと聞いてくれてる感じがして好印象でした.私はナメくさってロクに対策しなかったんで最終手前で落とされましたけど.面接自体特につらい思いはなかったです.ですが,頻繁に呼ばれるので,他の会社が受けられなくてスケジュール調整に心を病む人が続出するらしいですね.

教職

教員採用試験はひたすら勉強していればいけると思います

模擬授業塾講師経験を活かして落ち着いてできると思います

だが私立,お前は許さな

学校歴史を褒めたたえ,学校愛をひたすら述べなくちゃならない.

周りは非常勤の現職教員ばっかり.新卒全然いない.ひたすら辛い.

たまに新卒だけのグループに突っ込まれたけれど,それはそれで辛い.話を聞くと,取りあえず必修で教職をとったぼんやりさんばっかりで,真剣日本未来を変えようと血眼で勉強してきた勢と会ったことがない.これは私の運が悪かっただけかもしれないが,こういう人たちと同僚になるんだと思うと気が滅入った.

主に人の問題で辛かったですね.

あと,教育実習,お前だよお前

お前のせいでいくつ採用試験を受けられなかったと思ってるんだ.国で対策してほしいです,本当に.

学芸員

学芸員採用が少なくて,もう受ける前から辛い.

現場経験者重視で専門的に勉強してきた知識必要とされていない感じがした.

理解がない.「学芸員は癌」って話題は本当に萎えた.

そうやってなんとか就活突破したところで待遇が悪すぎる.

なんかもうこの職業での明るい未来はないなと思ってしまった.

SE

ヌルゲ過ぎる.

上を目指せばそんなことないんだろうけど,とりあえずホワイト企業に勤めたいくらいの要求でよければ選択肢がたくさんある.

敷居が低い.ちょっとプログラミング経験があるだけで歓迎されました.一方で,文系OK,短大専門OKなところはかえって高学歴いかせなくてモヤっとするので,そのうち転職しようかなという思いはぼんやり浮かんだ.

辛かったのは,意外と体育会会社があるところ.

誰もが知ってる会社でさえ,「飲み会同調圧力!圧倒的感謝!」みたいなノリで語られて引いた.

あと内定研修と称して安くインターンさせられてる会社があって,ひたすら辛そうだった.

余談だけど,エントランスで私の好きな球団が負けた日本シリーズ試合映像永遠垂れ流してる会社があったのでそのまま帰ってやろうかと思った(たぶん就活いちばん辛かったのはこれだとおもう)

あくま新卒の話で,スキルアップ目指した転職は違うのかも.その辺は未だわからない.

外資系

修士博士を活かせそう,かつサバティカルさせてもらえる制度があるのは好印象でした.それだけ求められることが多くて辛くなる未来が見えたからごめんなさいしました.もっと社会人としての自信を付けたら転職してみるのもいいかもしれない.

会社によると思うけど,肉食系バリバリ社会人と触れ合える経験は良かった.

辛いとすれば,みんな語学力が凄すぎて自信喪失したことですかね.

留学生とか帰国子女かばっかり.社員もそういう人ばっかり.

言語も,英語は当然で,みんな2,3以上は使いこなせる.頑張ればついてけるけど,そこまで頑張りたくないなと思ってしまった.そこ頑張るくらいなら違うこと勉強したいわ.

エンターテイメント業界

フランクな人が多くて,ユルさに耐えられなかった.

業界の人に働き方について聞くと,激務っぽい話ばかりなのが辛かった.

しかもみんなそれを楽しそうに語るので,洗脳されてるか感覚麻痺してるのだろうと思った.

とりあえずこんな感じですかね.

総括すると,明るい未来が全く想像つかなくて辛かったという話でした.

人格否定されたみたいで辛いと友人からは聞きましたね.私の場合はそれは無かったですけど…というのも,自分の良さを分からない会社に入っても正当な評価を受けられず苦労すると思うので,こちから願い下げだと.

知らない町で繰り返される電車移動が辛いとかも聞きます.これは,ジョルダングーグルマップいくらか軽減されると思います

思い出したころに追記するかもしれません.

最後に,2019卒生の皆さん,応援しております

就活が辛くなったら,匿名ブログに吐き出しちゃいなよ.

2018-01-16

私小説 不登校

私は中一の途中から不登校になった。

元はと言えば小学校高学年で「ハブる」という文化のもと、クラスメイトからの徹底的に無視をされたことが発端である担任との相性の悪さなども相まって、学校生活への自信や信頼をなくしていった。核家族共働き家庭の一人っ子の私は、学校では人と話せず、放課後時間も一人で過ごした。特に習い事などもしておらず、学校と家庭の二つしか生活の場がなかった私は人間関係における信頼や安心などを失い、自分の考えを人に話すことや言葉スムーズに出すことができなくなっていった。

そして中学入学環境が変わることを期待したが、結果的には悪化した。たいていの公立中学では部活動には強制参加させられる。しかし私が入学した中学校は全校生徒が少なく、文化部は一つだけ。他運動部一般的にはあるような部活がなかった。当時文化部に入るとスクールカースト底辺になる空気があり、私は運動部所属した。しかし、運動神経が良くない方だったため部活でもうまくいかず。小学校高学年で人間関係に対する安心や信頼を失った私は、中学出会ったクラスメイトともうまく接することができなかった。

そして決定打となったのは合唱コンクール「絆」「仲間」「大きな声を出す」「グループ練習」などといったものは当時の私には地獄だった。音楽時間が恐怖の時間になり、合唱コンクールが近づくにつれ朝練や帰りの学活でも練習を行うようになり、一日の始まりから終わりまで恐怖の時間となった。そこから学校に行けなくなるまでは簡単だった。学校に向かう足が遠のき、制服に袖を通すのが怖くなり、家から出られなくなった。共働きの私の家で朝一番最後に家を出るのは私で、一番最初に帰るのも私だった。そんな中で、朝起きて制服を着て仕事に行く親を見送り自分学校へ行かず無断欠席をするようになった。当然学校から固定電話電話が掛かってくるが、家には私しかいないため無視。親に連絡が行く。意外にも親は私が不登校になったことを受け入れてくれた。

会話からまり日常生活の行動全てに自信をなくした私は学校での学習電車に乗るといった行為もおぼつかなくなっていた。授業で先生から発問されれば、注目される恐怖や答えを急かされるような焦燥感で「わかりません」というのが精いっぱいだった。「私は何をしてもうまくできない」という強迫観念に襲われ、不登校の間に学習障害検査などを受けたこともあった。一人で家で勉強する分には問題なく、また中間テスト期末テストを受ける分には人と関わらず済むため、それなりの点を取れていた。

不登校だろうが、家から出られなくなろうが、無情にも時は過ぎていく。中二では、通知表は「1」「2」「-」がほとんどになっていた。中三が見えてくると頭をよぎる高校受験入試資料集などを見ると、入学選抜に当たっての内申点基準数字が踊っていた。家から出られなくても、学力低下だけは避けたかった私は家で学習を続けていた。当時、私の学力から出される偏差値は60〜63あたりであった。それくらいの学力層の高校では、おおよそ大半が9教科36以上の内申点基準としていた。一方、私の内申点は9教科で23地元工業高校ですらあやしい点になっていた。また、中二の時の担任は繰り返し私に面談の場を設けてくれた。私の話を無視したり、相槌を打たないなどということはなく、久々に会話ができることに感動した。担任もっと話したいと思うようになり、徐々に学校に行けるようになっていった。

この状況の中で、私には一つだけ自信が持てるものがあった。それは絵を描くことである。まだ学校に行けていた中一の初めに美術先生から風景画を褒められ、不登校になってからは家でよく写真模写などをしていた。授業にも出られるようになった中三一学期、今まで体験たことのなかった画材出会った。油絵である。失敗しても被覆度が高く上から重ねることができ、乾くのも遅くゆっくり描くことができるこの画材は私の中で革命的であった。人間関係で失敗を重ね、急かされることに恐怖を覚えていた私は、個人で取り組むことができ、ゆっくりと描ける油絵具に希望見出した。もっと油絵が描きたいと思い、誕生日には親から油絵セットを買ってもらった。もっと油絵を描きたいと思い、美術コースのある普通科高校への進学の意思を固めた。

その高校を受けるにあたり、偏差値は足りていた。美術コースを受けるにあたり、実技の力も合格するであろうという程度には達していた。しか問題となったのは、やはり内申点であった。担任からは渋い顔をされた。それでもやっぱり受けたい、あの高校に行きたいと思い受験制度などを調べ尽くした。すると、不登校などを経験した生徒のための特別選抜制度発見した。内申点度外視し、受験時の学力テストと実技、面接入学選抜を行うという制度だ。その制度担任に報告すると、なんと担任は知らなかった。50も過ぎたベテラン教員がその制度を知らないということにはがっかりした。その教員が受け持ったクラス過去不登校の生徒はどんな進路をたどったのか心配になる。

何はともあれ、私はその制度活用し無事志望校合格することができた。入学後は絵と勉強に励み、学力では上位10%あたりを維持し絵では県の高校美術展で賞を取った。

そしてやってくる大学受験もっと油絵を描きたかったので美大を望むも、家計が厳しく断念せざるを得なかった。幸い、学力はそれなりにあったため国立大教育学部美術専攻に進学することでどうにか油絵を続ける手段を得た。

時は流れ大学四年。義務教育時代に失った人間として生きる自信や信頼関係高校大学の友人と接するうちに取り戻し、バイトをしたり彼氏ができたりと一般的大学生として大学生活を送ることができるようになった。教育学部で学ぶ中で、義務教育時代自分メタ認知することができた。当時の自分と同じように人間関係に悩む子供に接し前向きな未来を示せたらと思い、教員の道を選び教員採用試験合格した。

卒業制作バイトに追われる今日、私が四月より働く予定の自治体では不登校の生徒が高校に進学する際の特別選抜制度が数年前に廃止されたと知った。

2017-09-12

教師というものが、なり手がいなくて雇う側が困ってる業種とかなら、あるていどアレなのが混じってることは流石に多少は許容するけど

実際には特に地方教員採用試験なんか凄まじい倍率なんだよなあ。そして、その地方のほうがアレな話をよく聴く気がする。

単純に「質が低い教員」とかはまあ多少はしゃあないけど、明確な問題行動するやつとかはもっと積極的にクビにするなり

少なくとも(勤務先として)人気校から懲罰的に異動させるとか積極的にやっても

なり手はいくらでもいると思うんだけど、できないんだろうか。

地方では倍率高すぎて教員になれなくて都市に出てきた人とかも居るらしいし、そういうのを田舎に呼び戻すことだできたら

今日日珍しい積極的田舎に戻る社会人というものになるわけだが。

2017-07-15

待遇がひどすぎる(含採用対策アドバイス

県でも市町村でも待遇が異なることは当然分かってはいるが……

 (1)”常勤ではない”待遇教員に、10コマ割り振るのは理解しがたい。(正規教員が4~5コマ引き受けて5コマ×2教科くらいに割り振るべき)

 (2)その結果、週5出勤を強いられてるのも学校配慮がなさ過ぎ(たとえ1日4コマになっても、時間割対応で3日くらいにまとめてあげないと講師にとって非効率的過ぎる)

 (3)空き時間ができるのは、時間割担当無能過ぎ(非常勤の日数や曜日への配慮、空き時間減らすこと、は、自分経験で言えば時間割作る上での最優先課題だ。正規職員配慮しすぎ?)

というわけで、そちらの県(及びその学校)の時間講師への配慮は、ちょっとというかかなりのレベルで他の都道府県(及び他の学校)より低いと思う。だいたい、時間講師

 (4)朝礼への出席、考査の返却、清掃指導(!)をさせるのは、ぶっちゃけ違法コマ数として計算して給与が支払われているなら別だが、それならそれで別の問題が発生)

なのだ。だから、こんなことがまかり通っている時点で、その県及び学校コンプライアンスは無いも同然だし、もし増田がその県での教員採用をあきらめることがあれば、上記状況を訴えればおそらく新聞にも載るしおそらく勝てるはず。そういう案件だと思う。

これは、増田書き込みを疑っているんじゃなくて、世の中には本当にひどい県がありひどい雇用状況があるということ、そのような雇用状況は常識ではないし常識であってはならない、ということを言いたいだけ。少なくとも、そんな状況が異常だと判断される(まともな)都道府県はある、とは覚えておいてほしい。「日教組なにやってんの」というリプがあったが、うちの県の(良好とは言えないまでも、まだしも)まともな雇用状況とうちの県の教組の高い組織率は、おそらく無関係ではない。逆に、増田のいる都道府県の教組の組織率はそれほど高くないことは容易に想像される(増田の周囲に、その状況をおかしいと訴える現職教員がいない時点でお察し)。

どんな職でも、特に世界が狭く」「あこがれられやすい」職の実態というのは、使い捨てやりがい搾取被害者泣き寝入りが容易に発生し得る。アニメーターやら声優やらが典型的だが、看護医療系、プロスポーツ、なんかもそう。被害者が声をあげていくことはほんと大事だと思う。

あと、増田に厳しい意見も一つ。どこの県であるにせよ、3月30日まで声がかからなかったということは、その県に「あなたの教科での志望者はたくさんいる」その中で「あなたに声をかけるのは最後最後、と現状では県に認識されている」ということを理解しておくべき。採用試験の成績が超優秀だったり、学歴的にご立派だったり、あるいは講師経験の中で指導力が高く評価されていたり…という人には、もっと早く声が掛かっている。それを踏まえて、どうすれば自分なりに一歩でもそのポジションをあげられるのか、そして採用に近づけるのか……たとえば採用試験対策をがんばるのか、現場での指導ものすごい成果を上げるのか、どっかの大学院に潜り込んで学歴ロンダするのか、面接で超好印象をゲットできるよう性格矯正セミナーでも受講するのか(成果のほどは保証できないが)……とにかく、最小限の努力で最大限の成果をあげられるよう、効率的努力するべきだと思う。体と心を壊さないうちに、増田が早く合格できるよう、願ってやまない。

https://anond.hatelabo.jp/20170714184542

2017-07-14

教員コネ採用

昔、大分教員採用縁故採用が発覚して問題になってたけど、大分たまたまなのかそれとも表面化したのは氷山の一角でああいうのが横行してるのか。

https://anond.hatelabo.jp/20170713183630

非常勤は何年もする仕事ではありません。飽くまで、採用試験に受けるまでに小銭を稼ぎながら現場で学べる期間です。頑張って早く合格して、本採用になってください。

ただ、いろんな条件はあなたに取って良くない条件が多すぎます。万が一、来年講師をすることになった時は、今年学んだことを活かしてください。

まず3/30に連絡くる時点で、学校運営があまりうまくいってないんじゃないかと思いますしかも、ふつう週に何日、何時間お願いします、と連絡します。

10時間なら週3になるように時間割を組みます非常勤優先です。曜日もできるだけ早く指定してもらいます。同じ教科の先生も、時間割先生も気づかなかったんでしょうか?管理職責任だと思います

夏休みはしかたありません。夏は教員採用試験の季節なのですから勉強に打ち込んでください。

ただし、利用されっぱなしも嫌なので、空きコマ(勤務時間外)には採用試験勉強をしたり、授業見学させてもらったり、管理職から面接練習を受けたりしてください。せっかくの現場です。上手に活用してください。

同じく非正規教員時間講師経験者の男だよ

※私学だから若干の違いはある。

※というか時間講師の扱いなんて公立学校でも、都道府県or市町村レベルで違うかもしれない。

国立は未経験

しかし、授業だけが業務とも言える我々時間講師場合、授業がなかったら仕事はなく、仕事をしていないのだから当然給料もない。

>この事実に気がついたのは5月下旬だったのだが、ゾッとした。

これは雇用主による。雇用主によっては、夏休み期間の給料も出る。ただしその場合普段の月給(というかコマ単価)がその分下がっているというそれだけの話しではある。

ちなみにボーナスがあるかどうかも雇用主次第。(公立だと無さそうだが)

>他のことをして収入を得ようと思ったこともあるが、「正規教員で不足するところを補ってね」と時間割を割り振られたので、

>月〜金全ての日に授業があるし、「4時間目だけ」「2時間目と6時間目」のような振り方なので、時間が全く自由にならない。

>2時間目と6時間目の間の数時間、何をしているのかと言われると教材研究や生徒の課題のチェック、試験後にはその採点、成績表のデータ入力などである

しかあくまでも「週10時間」の任命なので、これらの空き時間についてはもちろん無給。

どの道『教材研究や生徒の課題のチェック、試験後にはその採点、成績表のデータ入力など』という仕事はどこかでやらねばならないので、ある程度までは許容範囲だと俺は思っている(もちろん空き時間が多すぎると辛いが)。

雇用主にとっても、あまり教員待遇が悪いと結局は生徒への応対などに直接響いてくるので、そのような空き時間はなるべく少なくしようと配慮してくれるところも多いし、

逆に『1時間から時間目まで全部授業で埋まっている』ような状況はそれはそれで体力的に辛い。

余談だが、これを読んでいる読者は元増田が「1コマ3000円」と書いてあるので多いように見えるかもしれないが、教材研究(要は授業の準備)の時間を含めると時間講師仕事はそこまで割の良い仕事ではない。

もっとも、たとえば「高校1年生で週2コマ×5クラスで合計10コマ」のような場合、同じ授業を5回やればその分効率は良くなるし、それも教員技術のうちだ。

だが、同じ授業は4回くらいまでがベストだ。それ以上だとやっている教員自身がだれてくる(経験談

推薦状をもらいに大学時代指導教員に会いに行った時、近況を話したら「同じ授業を6回やるのも大変だろう」と即座に言い切られたこともある(実話)。


>1コマだけ授業があるような日でも、その時間だけ学校に行って終わったら即帰宅というわけにはいかないし、何時間働く日であっても通勤にかかる時間は同じである

これは完全に同意

>まだ1年目の1学期を終えたところでこれだけ思いつくので、これから先どれくらいこの身分の恐ろしさを痛感するのか、未来が真っ暗である

そもそも来年度以降も同じ学校に勤められるとは限らず、そもそも任用があるのかも分からない(おそらく3月末の連絡がそれなのだろう)。

この点もある程度は同意する。しかし、だ。

たいていの都道府県公立学校教員採用試験では、一般受験枠とは別に講師経験者」枠がある。

元増田公立学校らしいが、時間講師であっても現在勤務しているのと同じ都道府県を受けるのならばあると思う。

そうやって非正規教員で勤め、優先枠で採用試験合格して正規教員になるというのも教員世界ではよくあることだ。

ついでに言うと、勤務中に大きな問題を起こさないのであれば、それは採用側にとってもプラス評価になる。結局のところ、未経験者よりはよほど不確定要素は少なくなる。

さらに言うならば、公立私立を問わず教員採用の際、給料の欄には「経歴を考慮して加算」と書いてあることがほとんどである

そして、教員採用される上で一番強い経歴はやはり教員の経歴であり、非常勤として勤めた経歴であっても十分に加算の対象になる場合ほとんどだ。

そのような意味では、ある意味教員としてある程度働き続ける前提であるならば』非正規教員であってもそこまで未来のない職業というわけではない。

以上書いてきたことが元増田にとっての希望になってくれたら嬉しい。

https://anond.hatelabo.jp/20170713183630

2017-07-13

新卒非正規教員(女)だよ

《追記》7/14、追記を書いたのでぜひ読んでほしいです。

https://anond.hatelabo.jp/20170714184542

ーーー

在学中に受けた県の教員採用試験には不合格だったので、臨時登用の名簿に登録していたら3月30日に連絡が来て、4月1日から県立高校非正規教員をしている。

まず前知識なのだが、非正規教員一口に言っても「期限付(任期付)講師」と「時間講師」に区分されることは案外知られていないのではないか

前者は常勤半年一年という任期付きではあるものの、クラス主任を持ったり、部活動顧問や校務分掌(進路指導生徒指導など)も持つ。

給料正規と同じく月給制で、ある程度の年齢までは毎年昇給があるらしい。

後者非常勤。塾の大学生アルバイトイメージが近いのではないだろうか。

週〇コマと決められていて、時間単価と勤務コマ数の掛け算で給料が支払われる。

校務分掌部活動顧問といった業務はない(我が県の場合)。

私が任命されたのは時間講師だった。

「県立〇〇高校、週〇コマ講師をしていただけますか」と電話がかかってきて、幸い実家から通勤できる距離学校だったし、「現場経験を積みながら合格を目指そう!」なんて希望燃えて二つ返事で快諾。

厳粛な任命式も、指導研修(正規新採用はほぼ毎週あるらしい)も何もなかったが、他の先生たちと同じように1人で担当クラスを持ち現場に立っている。

手探りの日々で頭を抱えることもあるものの、生徒から反応が返ってくるこの仕事に誇りや充実を見出している。

ところでもうすぐ夏休み

子供の頃は「先生はいいよね、生徒と同じように夏休みがあるんでしょ!」と思っていたがそんなはずもなく、当然他の月と同じように出勤して仕事に取り組む。正規教員は。

そう、先にも書いたが、私は時間講師なのだ

正規教員で足りないコマ数を補って授業を行うために雇われているのだから、授業がなければ当然仕事はない。

授業だけが教員仕事ではないので、正規教員常勤講師研修会、企業訪問会議行事の調整、部活動指導調査への回答…など山積みの仕事を行う。

しかし、授業だけが業務とも言える我々時間講師場合、授業がなかったら仕事はなく、仕事をしていないのだから当然給料もない。

この事実に気がついたのは5月下旬だったのだが、ゾッとした。

(ちなみにそのとき試験期間で、通常の授業がないため時間講師仕事はごっそり削られたのである)

働かざる者食うべからず、とは聞き慣れた言葉である

また、「仕事がないはずがないだろう、選ばなければどんな仕事でもあるはずだ」と最近まで私も思っていた。

仕事もせずに給料をくれよ、と言うつもりはない。

しかし、本当に8月仕事のしようがないようなのだ(生徒の補習や夏期講習は正規教員で事足りるらしい)。

私は抜けているところがあるので、「授業を行ったぶんだけお給料が出ます」の裏にある、「授業がないなら無給だよ」の意味最初気が付かなかった。

気が付いたあとも、「時間数は減るだろうけど、夏休みなら補習もあるだろう」と思っていたのである

8月、どうやって暮らせというのだろう。

幸いなことに私は実家暮らしで、家族も「正規合格を目指す」という私の目標理解してくれているので、すぐさま困窮する事態には陥らない。

しかし、これがもし実家から遠い学校に配属されていたら?

一人暮らし家賃光熱費を払い、日々家計のやりくりをしなければならない状況だったとしたら?

ちなみに非常勤なので社会保険にも加入できず、自分国民年金16000円を払っている。

「1コマ3000円で週10時間、だいたい月12〜14万円か」と分かってはいたが、ここから保険料税金を支払い、最低限の仕事服や通勤定期を買い(一律で定額支給通勤手当雀の涙ほどだった)、働き出してから貯金も全くできていない。

こんな月収でも年額130万円を超えてしまうので、親の扶養にも入れない。

他のことをして収入を得ようと思ったこともあるが、「正規教員で不足するところを補ってね」と時間割を割り振られたので、月〜金全ての日に授業があるし、「4時間目だけ」「2時間目と6時間目」のような振り方なので、時間が全く自由にならない。

2時間目と6時間目の間の数時間、何をしているのかと言われると教材研究や生徒の課題のチェック、試験後にはその採点、成績表のデータ入力などである

しかあくまでも「週10時間」の任命なので、これらの空き時間についてはもちろん無給。

1コマだけ授業があるような日でも、その時間だけ学校に行って終わったら即帰宅というわけにはいかないし、何時間働く日であっても通勤にかかる時間は同じである

文章の収拾がつかなくなってきた。

まだ1年目の1学期を終えたところでこれだけ思いつくので、これから先どれくらいこの身分の恐ろしさを痛感するのか、未来が真っ暗である

そもそも来年度以降も同じ学校に勤められるとは限らず、そもそも任用があるのかも分からない(おそらく3月末の連絡がそれなのだろう)。

他にも時間講師の人はたくさんいるが、新採用の正規教員のように1箇所に集まって研修を受ける機会などはなく、年齢も担当教科も割り当て時間数もバラバラなので、話す機会がほとんどない。

中には現役を引退したベテラン教員、夫の扶養に入れる範囲で勤めている子持ち女性などもいるようだが、この仕事けが生計手段であるような若者中年も少なくないようだ。

「(モンスターペアレント部活動指導教育改革などになる)教員ブラック労働」と「(民間の)非正規労働者」の問題については注目が集まっていると感じるが、「非正規教員」はその合わせ技といえるのではないだろうか。

この日記が誰かの目にとまり問題として社会に知られる些細なきっかけになることを願ってやまない。

2017-06-18

新米高校教員部活とか仕事とかの話

大学卒業ニートを挟んで一般企業就職しました。

5年ほど働いたあと、主に給与面に不満があり、縁もゆかりもない県の教員採用試験を受けて合格し、今は教員2年目です。

部活バドミントン部を持たされました。

中学高校美術部(という名の漫研)だったので、運動死ぬほど苦手ですが、意見が通るわけもなくバドミントン部の副顧問をすることになりました。

部活は主顧問先生がとても熱心で、会議のある水曜日を除けば毎日練習があります土曜日は昼を挟んで一日練習です。

教員になった初日顧問先生に呼ばれ、買うべき道具が書かれたリスト部活の予定表、事務作業マニュアルを渡されました。今は練習試合1つするにも5種類以上の書類必要になります

平日は放課後すぐから7時まで部活です。

授業が週に16コマあるので、その準備をそこから始めます

先週は22時前に帰ったのは金曜日だけです。保護者との飲み会があったので。

今日部活が終わったので、明日の授業の準備と分掌業務をしています分掌というのは進路指導部とか、生徒指導部とか、総務部といった役割仕事です。生徒会担当として学校祭の準備をしているので死ぬほど忙しいです。

それなら部活顧問をやめればいいと言われると思いますが、顧問拒否したら白い目で見られ、職員室に居づらくなります。それを言った同期はしばらくの間陰口のターゲットになっていました。

部活動の手当てが教員副収入になってる!けしからん!といった声も聞きますが、8時間拘束されて3000円です。練習試合等で15時間働こうが3000円で据え置きです。

毎月3万払うので部活辞めさせてください。

来週から大学学者講習がはじまります

仕事を家に持ち帰らないといけないかなぁ、と思ってます

あと何年もつのか、今から不安です。

2017-01-24

文科省だけじゃない!教員天下り問題

文科省から天下り問題が注目を集めているけど、教育業界天下りはそれだけじゃないよね。

例えば、教育大学学部)への教育委員会経験者や「有名教師」の天下り

教育大学学部から昔ながらの教育研究者を減らして、現職あがりの教師准教授とかで迎える動きがここ数年でずいぶん進んだ。

これって、実践的な教師を育てる名目で推し進められているけど、実態学生教員採用口利きするためのものになってる。

結果的に、学生は有力教員に擦り寄るだけになるし、お上にペコペコ頭を下げるイエスマン教師けが排出されるようになった。

現場を知らない教育研究者ダメダメであるにしても、実践しか知らない教授准教授が増加して意味不明論文かいてたりする。

教育大学予算削減を狙いとして、研究系の大学教員をどんどん外に追い出して、現職上がりの教員だけとったら教師になれる学生は増えるかもしれないけど、頭を使う教師は増えない。

いま、教育大学予備校化してる。

これまでの教員養成が良かったわけではないだろうけど、実務家教員だけで良くなるとは限らない。そればかりか利権の温床にもなってる。

そのうち崩壊すること間違いなし。

2016-12-18

院生企業評価が低い!!!こんな国おかし!!!!みたいなの

日本院生なんて極一部のガチな人を除いたら、就職失敗とか教員採用試験落ちましたとかそういう連中がモラトリアム延長して大学養分してるだけじゃん

なぜか学部より院試の方が緩かったりするしな

そりゃ特別評価されないでしょ

2016-11-02

からない人

どの学校にも教員採用試験に受からなかったが教壇に立っている講師がいる。

彼(彼女)らは毎年当然教員採用試験を受ける訳だが、私と同僚は、密かに誰が受かるか、受からいかを予想し合う。

そしてその予想はだいたい当たる。

からない人の共通点は、「勉強をしていない」ということ。

身銭を切って研鑽を積まず、ただ漫然と授業や業務をこなす。

それじゃ受かる筈がない。

研修会の参加を呼びかけてみても、「忙しい」という理由で参加しようとしない。

主任をやって講師よりもはるか仕事が多い人間が参加しているというのにね。

採用試験担当者ってよく見てるんだなと毎年感じる。

今年も予想的中率100%でした。

2016-09-12

新米臨時講師学校について書く

私は今年の四月から臨時講師として教師になった。

臨時講師とは教員採用試験に受かっていない人達で、教員採用試験に受かった人達仕事はほぼ同じだ。

担任も持った。奇跡的に顧問ではなく副顧問になった。

この時点で私に与えられた仕事は生徒達からしたら正規教員と同じだ。

しかし、講師なので教員とは違い、学校内で教員組織としての仕事は軽い。

因みに私は夢や熱意を持って講師になったわけではない。

ただなんとなく就職したくなったので、教員免許を活かしてみただけ。

なので学校の仕組みも何も知らない。

今もよくわかっていないことばかり。

正直、この自分決断軽率で、許されるものではなかったと思う。

臨時講師になって驚いた。

講師研修を受けてから教師として生徒の前に立つのではない。

私の場合履歴書教育委員会に提出し、赴任校が決まったので挨拶に行き、数日後には新任式で挨拶をしていた。

臨時講師研修は、もう様々なミスをして疲弊しきった頃に行われた。

生徒や保護者にとって、臨時講師から教員採用試験に受かっていないからということは関係ない。

生徒が私の姿を見たその日から私はただの教師だった。

校舎の配置も、学校の仕組みも、授業の作り方もわからない、本当に右も左もわからない私への反応は幸いにも優しかった。

一年目だから。」

保護者や生徒はそう言ってくれた。

しかし、学校という組織は私を許さなかった。

先生としての自覚が足りない。」

そう私は責められた。

当然だと思う。

だが言い訳をするなら、研修を受けていない状態専門用語を使われてもわからなかった。

大学で教わってきた授業の作り方は現場ではあまり役に立たなかった。

ここでは私が今まで学んできたことは通用しなかった。

私にできることは生徒に対して真摯対応をすることだけだった。

何もわからない手探り状態のまま、生徒の話に耳を傾け、どうやったら生徒の成績が上がるか、どうやったら生徒が良い人間関係を築けるのかを考えて行動した。

他の先生達にも何度も何度も相談した。

結果、私は生徒から好かれた。

保護者の反応も悪くなかった。

しかし、多くの先生からは嫌われた。

職員室に行くといつも注意を受けた。

朝7時半に学校に行き、夜11時に学校を出る毎日

土日も部活で、私には休みはなかった。

気が狂いそうだった。

いつしか、土日の朝になると涙が止まらなくなるので、土日に部活に行く回数が減ってしまった。

そんな日は片付けることもできない汚い部屋の中で、ベッドに腰掛け学校からこっそり借りてきた正規教員向けのマニュアルを泣きながら読んで過ごした。

教員採用試験に受かったものだけに与えられる権利が十分な研修

からなかったものや受けなかったものには責任しかない。

私はこの講師という仕組みはおかしいと思う。

講師なんて雇うべきではないのだ。

自分の子供が十分な研修も受けていない人間無責任に委ねられる。

こんなことがあっていいのだろうか。

講師は私のような勉強不足のクズばかりというわけではない。

どちらかというと熱血で夢を持った人達が多いように思う。

しかし、私はこの講師達が好きではない。

講師は夢ばかり語り、方法論を無視することが多いからだ。

熱意もあり、教師になりたいと心から願う人達が、こんなにも教育について知らないものかとがっかりした。

四月から成り行きで勉強を始めた私より、教師になりたいと思う人達の方がすかすかなことに絶望した。

これは自分肯定しているのではない。

部活を休むクズとは違い、熱血できちんとしていればしている人達ほど時間がないことを表しているのだ。

講師でありながら、まるで闖入者のような存在の私から見て、学校という組織は異常だ。

研修も受けない、何も知らない人が教師の皮を被って生徒の前に立つ。

その皮を被った教員モドキを教員として内部から責め立てる。

そしてその教員モドキが大きなミスをしたとき世間はそれを許さない。

ミスなんて許されてはならない。

そんな環境に私達教員モドキは紛れ込んでいる。

講師は鬱になっても保障はされない。

私達は使い捨てだ。

から私達は教員サンドバッグになる。

教師になんてならなければよかった。

毎日毎日そう思うが、明日も生徒は登校する。

明日もまた私は教壇に立つ。

生徒のことを考えるからこそ、生徒への申し訳なさで押し潰されそうになる。

何も知らない私を先生と慕う生徒達。

申し訳ない。

本当に申し訳ない。

2016-04-14

座高測定係は無かった・・・座高測定係として15年。

高校理科情報を15年教えています

学校保健安全法施規則改正され今年度より施行されました。座高測定の廃止の件です。

座高測定・・・廃止はいえ名残でやるのかなぁ・・・とか思っていました。

しかし、やりませんでした。認識が甘かったです。

新年度が始まり、身体計測の係の割り当ての欄に私の名前はどこにもありませんでした。身体計測では今年は何の係もありませんでした。

法令遵守により私の今回の仕事がなくなってしまいました。

教員採用から常に私に与え続けられていた座高測定係。

15年も座高を測りました。測った人数は延べ1万5000人以上です。

プロ座高測定係と自負しています

年度初めはお互い緊張していてまだ猫をかぶっているのですが、一瞬だけ生徒の本音が出るかもしれないときです。

浅く座ったり、背中を丸くしたりして座高を低く見せようとする生徒は

自分の体形を気にしている子なのかなぁ~?

自分に自信がないのかなぁ~?

とか何らかの悩みを抱えていることも教師として把握しているつもりでした。

座高が原因で冷やかしはあったかもしれないけど、いじめにまでは発展しませんでした。

私の場合、何事もなくて何よりでした。

来年は何かの係があるのか、それともまた何もないのかわかりません。

ただ言えること、

座高測定係は無くなりました。

2016-03-26

特別支援学校問題点

 感じたままに書きます

 私自身、不勉強なことが多いため、誤りもあるかもしれません。不備やご意見等ございましたら、ぜひ、教えてください。

1 特別支援学校教諭免許がなくても働ける

 小学校で働くには小学校教諭免許状必要中学校高等学校ももちろん同じです。

 最近教員免許がないのに何年も働いていた人がいて、ニュースにもなっていますね。

 しかし、特別支援学校では特別支援学校教員免許を持っていなくても働けるのです。普通校免許さえあれば。

 もちろん、教員採用試験も現状に合わせてきており、新規採用者には特別支援学校教諭免許状所持者が多いと思います

 しかし、ベテランと呼ばれる先生方には今も、免許不所持の先生が多くいます

 年功序列公務員ベテラン発言力はやはり、強い。免許不所持の先生発言でも、ベテランであれば優先されがち。

 もちろん、働きながら、講習や通信免許を取る先生も多くいますが、これでいいのか。

2 臨時的任用教諭が多い

 学校によっては、半数近い教員が1年で入れ替わることもあります

 教員採用試験合格しなかった臨時的任用教員が、次々と入れ替わる。

 系統性の確保、専門性の向上を謳う特別支援教育ですが、これでいいのか。

3 指導根拠曖昧で年長者の発言に流されやす

 特別支援学校普通校と異なり、教科書がありません。

 もちろん文科省が出している指導要領はありますが、授業内容を考える際、「思いつき」に頼らざるをえないことも多々あります

 何をやればいいのか思いつかず、ネット検索して、題材を探すことも多々あります

 迷った挙句、「散歩いいんじゃない?」といったことも…

 こんな現状で、指導根拠も何もありはしません。

 その結果、ベテラン先生意見や、去年やっていたことに「ちょい足し」して授業をする、なんてことも。

4 目標曖昧だが、TTのため、意思共有が難しい

 といった具合で、根拠不明指導がまかり通っている現状ですが、加えて、特別支援学校の特徴でもあるTTという指導体制が、問題根深くしています

 知的障害特別支援学校場合、6人学級なら、教員2人が担任となり、1年間過ごします。

 このTT、相性が合う人であれば、児童生徒にとってより良い指導支援を生み出す良いきっかけになると思います

 ただ、世の中にはいろいろな人間がいます。当然、相性の良し悪しもあります

 児童生徒にとって最善の支援方法を考えなければならない。そのときに大切なのは情報共有です。

 が、そもそもの根拠目標曖昧なのです。情報共有、できますか?

 ある程度、同じ方向性での支援は可能なのか?

5 発語のない児童生徒が普通校と比べて多く、体罰まがいのことをしても公になりにくい

 特別支援学校は、体罰事例がとても少ない。これは一見、望ましいことです。

 しかし、児童生徒から発覚しにくい特別支援学校。本当に少ないのでしょうか。

 怒鳴り声のような声が聞こえてくることも…

2015-11-09

推測して叩かないでよ

就職先が決まったけど、本当はそこに勤めたいわけじゃない。

教員採用試験に落ちたか企業就職するだけです。

就職後も勉強して来年教採受けるの?って聞かれるけど、そんな面倒なことしないよ。

だって別に先生になるのが夢だったわけじゃないもん。

最初に選んだ職業教師だっただけです。

そもそも、できることなら、働きたくないし。

働くことに夢なんて持ってないし。

やりたいことだけ、やっていたいし。

こんな話をすると、じゃあ将来の夢はないの?って聞かれる。

夢はあるよ。

結婚して、幸せなお嫁さんになりたい。子どもは2人くらいほしいなあ。

でもこれって、男の人にすごく叩かれる。

なんで?

結婚して、夫婦でいっぱい稼いで、節約して、お金を貯めて、子どもをもうけて、子どもが大きくなるまではなるべく私が家にいて、手がかからなくなったらまたしっかり働いて、子どもにいっぱいお金をかけて、子ども結婚式で泣いて、孫を甘やかして、老後は夫とたくさん温泉旅行がしたい。

これが夢なんだけど、何か悪いことある

ぜんぶ言っちゃうと長いから端折って「幸せなお嫁さんになりたい」って言うのが誤解を招いてる?

専業主婦になりたい」と誤読されてる?

でもさぁ、どっちにしろ、夢くらい何を語ってもいいじゃんと思うんだけど、夢すら罵倒されなきゃいけないのかなぁ。

2015-03-06

二兎を追うもの一兎も得ず

参考書教員採用試験就職活動は両立できないと書いてあった。「そもそもすべり止めとして内定をもらうのは会社に失礼だし、生半可な気持ちで教員を目指すべきではない」との事。

尤もだと思い、就職活動はせず教採一本に絞った。教採面接不採用になった場合を聞かれ、「臨採で経験を積んでもう一度教採に挑戦します」と答えた。不合格。もう10月

私立求人を探す。集団面接にも行ったがすべて不合格。もう12月

就職活動を始めた。教採について聞かれる度「教職は断念しました。今は一般就職を目指しています」と答えた。しかしどこも駄目。

今は臨採登録を検討中

まぁ教員になっても研修雑務時間外労働、生徒や保護者への対応やら、しんどい事ばっかりなんだけど。一般就職してもそんなもんか。どっちにもなれそうにないけど

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