はてなキーワード: 学費とは
私が高校生だったころ、一時期保健室登校だったのだが、毎日睡眠をとりに来る女子がいた。
彼女は一学年下で、睡眠時間を削ってバイトをしているため、寝にきていた。
私は、睡眠のために遅れてしまう彼女の学業の面倒を見ていた。そのとき、ちらほらと話をしてくれた。
両親ともにパチンコ狂いで、共働きだけど給料は全部パチンコに使ってしまう。
もちろん、彼女の学費も、まだ小学生の弟・妹の給食費その他学費も出してくれない。
だから彼女がバイトをして、自分の学費・弟妹の給食費などを出している。
学校側はできる限りのことをしているようだった。
昼間は学校に通っているから、自然、バイトは夕方~夜間になる。
だから、その時間帯に働いていても女子高生というブランドを持つ彼女が危険にさらされないような(つまり、風俗だとかそういういかがわしい界隈ではない)仕事を探して、紹介していた。(私が高校に通った当時は援助交際真っ盛りで、女子高生というブランドさえあれば、いかがわしい方法で数万円稼ぐのは楽な時代だった)
そもそも、彼女の家は収入自体がないわけではないから、どんなに日常生活に困窮しても生活保護は受けられない。
収入自体が少ないわけでもないから、奨学金の対象にもならない。
福祉課の人や学校の人が何度足を運んでも両親はパチンコでいないか、いたとしても話を聞かない。
私は、かける言葉が見つからなかった。うちの親もある意味で毒親で、そのせいで私は病んだけど、彼女と違ってお金に困ったことはなかった。
だからとにかく、彼女の学業の遅れだけは取り戻させてあげようと、頑張って勉強を教えた。
彼女が何かをやりたいと思っていたとしても、おそらく進学は無理だろうし、まだ小さい弟・妹のために高校を卒業したら働く、と言っていたから。
高卒での就職は、希望する就職先に成績順で割り振られる。「ここに就職したい」という生徒が二人いたとしたら、成績が上の子が面接の権利を得られるのだ。
出席時間数はぎりぎりで調整していて、それだけでも不利だから、ちょっとでも勉強頑張ろうね、と励ました。
そして、(幸い私も勉強だけはできたから)彼女に教えられるだけのことを教えて、私は一足先に大学に進学した。
大学に入学してからも、時間に余裕があるときは母校の保健室に行き、彼女に勉強を教えた。
そして彼女の卒業のころ、保健の先生が、彼女が希望していた就職先に就けることが決まったと教えてくれた。
できるだけ早く独り立ちして親から離れ、弟と妹の面倒を見ながら暮らしたいと言っていた。
よかった、と思った。
就職が決まったお祝いに、ちょっといいペンケースと筆記用具一式をプレゼントした。(大学に入ってからは私もバイトしてたから、そのお金で)
同情とかじゃなく、純粋に彼女を応援したかったから。だから勉強を教えたし、卒業後も時間を見つけては保健室に顔を出した。
たぶん彼女は、趣味に使うお金なんて持っていなかった。趣味に使う時間もなかったと思う。
彼女の家庭は、収入だけ見れば「貧困家庭」ではない。だから生活保護も奨学金も受けられる対象にはならない。
型にはまった貧困家庭(NHKの例の番組でいうと、家にクーラーないとか、パソコン買えなくてキーボードで練習とか)は、わかりやすく視聴者にイメージさせるための「演出」かもしれないけどね。
でも、ちょっと詰めが甘いんじゃないのかなぁ。
貧困女子高生って設定で番組に出すなら、ツイッター関連なんかあらかじめ調べておくべきでしょ。
女子高生なんてツイッターやってる可能性高いんだし、すぐ特定されるようなことしてるから、炎上しちゃうんだよ。
しかも例のうららちゃん、ツイッター削除する前に捨て台詞で「貧困じゃない」みたいなこと書いてたとか。
ぼろが出すぎなんだよ。
スマホも普及して、これだけみんなが簡単にネットにアクセスできる状況で、暇を持て余してる人だっているわけで。
あんな簡単にツイッター特定されて、散財っぷりがさらされてるのは、NHKの落ち度だよ…。
テレビって、いまだにヤラセをがつがつやってるけどさ…。(業界の人が一般人装って街角インタビューされるとか)
そんなの、すぐ特定されるってそろそろ気づいたほうがいいんじゃないのかなぁ。
「貧乏ですー学費ないので学校いけません」とか言いながら、あれだけ散財してたら、そりゃ叩かれるよ。
うららちゃんが、私が勉強教えた子みたいな感じだったのなら、叩かれなかったと思うよ。
一応それ関連の記事などは一通り読んだつもりですが、報道内容や該当JKのツイッターなどから「本当にその生活が貧困なのか」というような部分に火がついているのだろうと。
産まれた家庭の経済面で他人と比較したことがないですから、相対的に自分の家が貧困だったかは分かりませんが、うちは非課税世帯だったので裕福ではなかったとは思ってます。
そういう家庭で育っているので、うららさんが言っているように将来の進路を選択する時には「金」の問題が常についてきました。入学金の多少、学費の多少、生活費の工面、奨学金などの制度。進路の選択には偏差値などの学力に関する問題と併せて「金」に関しても考えないといけなかった。
しかしこのことについては、よっぽど裕福な家庭に産まれでもしない限り「みんな」同じように考える問題だと思います。こども自信が考えるのか、親だけが考えるのか、考えた結果、選択可能な進路はどれくらいに絞られるのかが違うだけで。そしてこの最終結果となる選択可能性については、特に親の将来設計で大きく変わるのはことは知っています。
そして当事者である子ども本人です。うららさんは「みんなが当たり前にできることが自分だけできない」「夢を持っているのに目指せない自分は不幸」と言っています。この考え方なんですが、自分自身が進路で悩んでいる時と同じなので強くは責められないし、責める資格もないと思う。しかしまぁ、同じようなことを考えていた人だけに何か書かずにはいられないもので。
まず「夢を持っているのに目指せない」ではなく「実現しようとしていない」だけだと思います。確かに親が自分の将来の学費をどれだけ貯めているか、貧乏か裕福かで「進路選択時」だけ切り取れば一見かわいそうな自分が見えてくると思う。でもそれは、そもそも自分が裕福な家庭に育っておらず、将来やりたいことのためにはどれだけのお金がかかるのかを早くから認知していればいくらだって対処法はある。うららさんの言う「夢」はいつから叶えたいものとして彼女の中に湧いたのか、叶えたいものとしてどれくらいの重みがあるのか分からないですけど、本当にやりたいことであれば真剣に考えていれば方法は見えてくるはずだし、見つかるまで考える。
それから、「みんなが当たり前にできること」なんて実はないです。学校なんかで集団生活を送っていると、ほんとうは個人単位で見た時にはそれぞれ出来ない部分があるのに、ある程度おおきな集団の一部になると一部の出来ないものは見えづらくなって「みんな出来る」ものに見えてしまうものです。これは今回のような貧困もそうだし、たとえば自転車の運転、なわとび、計算の速さ、記憶力の違いなんかもそうです。
ほんとうは個人個人、身体的な障害なんかの非常に見えやすい違いを除けば、それぞれが自分の出来なさを克服しながら前に進んでいて、それぞれがそれぞれの苦しさを抱えていると思います。
人は産まれ持つ能力を選べません。自分の将来設計をする上で、たとえば夢を語る時に「才能がないから」という理由で簡単に諦めるような夢ならば語らない方が良い。人より体格が劣っているからメジャーリーガーの夢を諦めていたなら今のイチローは存在しない。夢を実現させたかったら人との差、足りなさを埋める努力をしなければいけない。
産まれ持つ能力を選べないように、産まれる家の財力も選べません。これも言い替えれば「才能」のようなものです。自分に備わってないものは何かしらの手段で埋めるしかありません。
100メートル走で一番になりたいという夢があったとして、その夢はボルトと同じ身体能力を持って生まれ、同じ環境で育つというフィールドが整わないと夢の実現の可能性がないのか。
今回の場合、うららさんがやりたいことはキャラクターデザインの勉強なのか、それとも「お金」がかかるから実現できない(と思っている)専門学校に行くことなのか。
日本は5〜6人に1人(正確じゃなくすみません)の子どもが貧困層らしいです。ひとクラス40人なら7〜8人が貧困層であって、珍しい存在ではありません。ただ実際問題、学校生活で貧困などが問題として表出するのは義務教育以降です。
貧困層の子どもはたいてい学力が低いので、高校に行かないか、行っても同じような貧困層で学校を構成します。なので数字上は珍しくもない貧困の子どもが認知されにくいんだと思います。
貧困だから将来の選択肢が狭まるというのはある意味正しいと思うのです。だから子どもの貧困について知らない人に知らせるというのも大切だとも思います。
自分が貧困だということに早く気づくこと、現実を受け入れること。子どもに対して伝えたくない事実だとは思うけど、親がきちんと伝えること。そして現状を知ったら解決に向けて何が出来るのかを調べること、考えること。
貧困だから叶わない夢って、まぁ金がなきゃ叶わない夢も当然ありますけど、たいていは貧困だから「楽には」叶わない夢なんじゃないでしょうか。
捏造云々は置いといて、あの貧困JKの話を見ていると自分の若い頃を思い出して複雑な気持ちになる
母、コンサートに行くのが趣味、好きなアイドルを追いかけて全国を飛び回る
私、ライブに行くのが趣味、好きな麺を追いかけて全国を飛び回る
ふたりとも外出が多くて、多くて月2,3回はどこかしらに行ってた(地元が東京じゃないので、交通費もそこそこかかる)
自分が家を出るまでそんな生活を続けていたわけだけど(いや、離れただけで母も私も現役だが)、
小さい頃からうちは貧乏だ、高校は勿論大学も国公立以外行かせられない、留学?そんな金はない、と言われ続けて育ったし、自分でもそう言われた通り留学も私大進学も選べずに今に至った
貧困JKについて、「必要なもののために貯金せずに遊んでるんだから、そんな人を見たらイラッとして当たり前」みたいな意見を見るたびに、あーーうちかーーーー!!って思う
本当にそこに行きたいなら、もう少し趣味とか食費とかを削って貯金すべきって意見は、割と同意できる
だって自分が子供の頃はそう思ってたもん お母さん遊ぶなら私の学費増やして……って
就職氷河期以降の世代は基本的に自分の志向云々の前にまず就職できるかが大問題になるレベルだし
さんざん糞みたいな就活を乗り越えて
糞みたいな労働条件ばかりの企業群の内定の中から比較的マシと思しきものを選んで
失われた20年やらなんやらで一方的に所得は減らされかつ社会保障負担は増やされ続け
そんな中でオタグッズ買いあさってたら学費足りませーんなんてのテレビで見せられたら
はいはい12000円で買ったWindowsタブレットに1200円のBTキーボードをつなげて使ってる増田ですよ。
彼女が持っていたのはiPhone用のBluetoothキーボードであった。
PC用のキーボードは安いがiPhone用は少し高いから、そういう理由でもなければ有線キーボードを買うはずだ。
(iPhoneユーザは金持ちか、iPhoneになら金を使っても平気な人たちが沢山いて、その人達が平均単価を上げているから)
「PCなんて要らない。キーボードの練習はiPhoneでやるから!」
だから、もともと本人は貧困だからパソコンが買えない、のような論理展開はしておらず、
それを貧困会議に向けてサポートした連中や、NHK番組制作スタッフがそういうストーリーに仕立てあげたとしか思えないのだ。
無知で情弱なのはあの女子高校生ではなくNHKの番組制作スタッフなのだ。
また、イラストレーターになりたいからアニメの専門学校に通いたいというような奴に学費を出す訳にはいかない。
パチプロになりたい奴にパチンコ軍資金を与えるのと同じくらい間違っている。
それにしても目を背けたくなるような残念なキーボードだった。
このトラバへの返信。
http://anond.hatelabo.jp/20160819231741
>話の筋が違う。趣味に使う金があるならPC買えるだろってのがこの話の本筋。うららはiPhone持ってるしSoftBank契約だから月7000円以上は払ってる。
いや、うららちゃんは中学生の時にパソコンを買ってもらえなかったっていっているんだぞ。もう一度いうけど中学生のときだぞ?みんながパソコンを持ってるのに自分のうちだけ持ってなかったから自分が貧乏だと自覚したという話であって、高校生の今パソコンが必要だという話じゃないんだよ。
パソコンとアニメグッズを天秤にかけている人は元のNHKの映像をちゃんと観てないでしょ?
https://www.youtube.com/watch?v=kwoEjfpPnTY
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160818/k10010641551000.html
高校生のうららちゃんは、パソコンよりオタク活動のほうに金を出すべき物事だと判断しただけだよ。先のエントリでも解説した通り、学生にとって趣味に使う金も交友関係を維持するための必要経費。一方でパソコンなんて今の高校生は全く使わない。もちろん絵の勉強したいならパソコンは必要だろうけど、専門学校へ行くかどうかわからない今、すぐに買うべきものじゃない。だから、趣味の方に金を使うのを優先させているだけ。
貧困JKうららちゃんがPCを買ってもらえなかったのも、クーラーが家にないのも嘘をついているわけじゃないよ。母親一人のアルバイトではPCを買うのも、クーラーを買うのも相当難しい。で、うららちゃん自身もアルバイトが出来なかった中学生まではガチで切り詰めた生活をしていたのだろう。そこで自分が「貧困」にあたると自覚した。ただ、高校からはアルバイトができるようになったので、多少は趣味に使う金も出来たし、それで交友関係を維持する必要性も出てきた。一方で50万の専門学校の入学金を自分のアルバイトだけで工面するのは厳しいし、その後の学費を払えるかもわからない。だから、困っています、というのが今のうららちゃんの現状。
うららちゃんは進学できなくて困ってるのであって、今PCが買えないから困ってるんじゃないんだよ。
そこは理解してくれ。
あとさ
>俺の知ってる貧困家庭はPCどころか、一家で見るテレビすら20インチ1台だぞ?子供はもちろん親すらスマホ持ってない。スマホ買ってやれないからって5000円くらいの激安デジカメ買ってやってるそうだ。よくうちに遊びに来てPCでドラえもんのゲームやってるよ。長女の年代がうららと同じだけど彼女はTwitterなんて知らない、知ってたとしても一度もやったことないはず。
逆に聞きたいんだが、その貧困家庭ってどういう家庭なんだ?ひとり親のアルバイトで家計支えているうらら家ですら、娘がアルバイトすれば自分のスマホ代は払えるのに、スマホも持ってないなんて。その家はよっぽどヤバい事情だろ。親がマジで病気してて働けず「絶対的貧困」の状況にあるのか?それだったら色々指摘されてる通り、絶対的貧困と相対的貧困を比べるのはナンセンスとしかいえん。絶対的貧困者は相対的貧困者より困っているのは確かだろうが、相対的貧困にいるやつだって十分困ってるんだよ。ブラック企業で200時間残業してる奴にお前は北米開拓時代の黒人奴隷より労働条件がいいから我慢しろなんて言えないだろ。あるいは娘さんがよっぽど親孝行で稼いだアルバイト代全部親にあげてるとかそういうの?進学費用のために本気で切り詰めて貯蓄してるとか?。でもそれは、その娘さんが相当偉いのであって、他の貧乏人にまでそれを求めるのは酷だろ。子供が貧乏してるのは子供の責任じゃないんだぜ?前世でカルマを積んだ奴が貧乏な家庭に産み落とされるというシステムだったら、金のない子供は死ぬほど努力しろという話になるが、貧乏な子供は前世の業によって貧乏になったわけじゃないからな。それに努力だって才能だぜ。努力できる子供と努力できない子供はいる。勉強みてればわかるだろ。一部の死ぬほど努力できる子供を例に挙げられても困るわ。
親としては冗談だったかもしれない。深い意味なんかなかったのかもしれない。
「ああ、家にはお金がないんだな」って素直に捉えたんだよ。
自分にはきょうだいが2人いて、自分は3人きょうだいの真ん中だったのだけど、
2人のきょうだいが好きなことをやるのを羨ましいと思いながらも、
家にはお金がないって言われていたし、趣味はなるべくお金がかからないものにした。
塾や習い事も別に必要なかったし、何かを強請ることもなかった。
本当は中学を卒業したら働いてお金を貯めて家を出るか、家にお金を入れようと思っていたのだけど、
高校は出たほうがいいと、当時親しくしていた人に言われたので就職に有利そうな公立の工業高校に行った。
高校に入ったらアルバイトをして良かったから、自分の小遣いは自分で稼いでた。
それでも高校の学費は親が出してくれていたし、実家に住んでいたから親の負担であることに変わりはないのだけど、
自分がいることで増えたであろう親の負担を少しでも減らせればいいなって思ってた。
今考えりゃ、もっと家事を手伝ったほうがよっぽど負担を減らせられたんだろうけどね。家事は小学校中学校の頃からできるしね。
高校を卒業して社会人になり、実家にいる間は家にお金を入れながら、別でお金を貯めて家を出た。
めちゃくちゃに止められた。なんで一人暮らしをするんだって言われたから「親の負担になるから」と言った。
実家に帰ると親に気とお金を使わせてしまうから最低限しか帰らない。
上のきょうだいは結婚したが親所有の家に住んでいるから近所に住んでいる状態だし、下のきょうだいも学生だから実家暮らし。
自分は東京の会社に就職したから東京で一人で暮らしている。寂しくはないし、自分一人が生きるには少しばかり余裕のあるくらいの給料をもらっているし、
父方の祖父が亡くなった時に、父が自分に「お前は親不孝だ」「お前には何もしてやれなかった」と言ったんだけど、未だにその言葉の意味が分からない。
自分は親が大事だし、今まで育ててきてくれた感謝の気持ちだってあるし、負担をかけたくないから家を出たのに、家を出たから親不孝なんだろうか。
自分が産まれてこなけりゃ、上のきょうだいと下のきょうだいだけだったら、親の負担が減ったかな、なんて思ってるから親不孝なんだろうか。
もっとわがままを言って、親にいっぱい甘えて、頼ってって言うのなら、最初からそう言ってくれよ。家にお金がないだなんて言うなよ。それ聞いた上で気を使うなっていうのは無理があるだろ。
あーあ、なんか気を使いすぎて疲れちゃったな。でも書いて幾分すっきりした。
自分は高給取りじゃないからそもそも結婚できないと思うけど、結婚して子供ができたら、どんなに苦しくても子供に「家にはお金がない」なんか言わないよ。
少子化少子化って言われているけれど、以下のような仕組みがあれば子供が増えるのでは?
そのうち何割かは、旦那はどうでもいいから子供は欲しい、と思っているようだ。
国が希望する女性に無償で精子を提供するくらいやっても良いのでは。
女性が一人で子供を産み育てるのは金銭面から困難が伴う事が多い。
その為には母子家庭手当を出せば良いのだろうが、
まず、女性1人で子供を育てながらフルタイムで働くのが難しい、という問題がある。
そもそも生産性の高い若い層を、安い給料で保育士にさせようとする部分が間違っているのではと考える。
定年退職して暇を持て余している高齢者を公民館かなにかに集め、
一定の給与を与えて24時間態勢で子供の面倒を見させられないだろうか。
(ここだけは税金を使いたい。)
余計金のかかる部活動なんかじゃなくて。
3で書いたような、地域の子供の面倒を見る仕事に限定させてもいい。
そもそも昔は、小さな子供が妹や弟をおぶって畑仕事をしていた。
3に追加。
日中病院に行くと、高齢者が集まって談笑しながら診察を待っている光景に必ず出くわす。
そこへ子供の患者が現れると、彼ら彼女らは喜んであやしている。
それならば、いっそ病院と保育施設を融合させられないだろうか。
責任者は別途いるとして、病院の待ち時間に子供の世話をしてもらう。
これで3の人件費が少しは減らせないだろうか。
とりあえず今思いつくのはこんなところかな。
もちろん、まだまだ矛盾もあるし、これですべて上手く行くとは全然思わない。
ただ、今の世の中には余っているもの(独身の女性、定年退職後の元気な労力など)と、
それを組み合わせれば良いのでは?って思った感じ。
ラノベ作家、漫画家、ゲームクリエーターなどを養成する専門学校の体験入学に参加してきました。
入るつもりは全くないのですけど、後学と言いますか社会の闇を見たくなって突撃した次第です。
別に、自分より程度の低い人たちを見て優越感に浸りたかったわけではありません。
有吉弘行は仕事がなかった頃、お年寄りが集まる場所に行って「まだ自分はやれる」と自分を鼓舞していたそうですけど、私の人間性はそこまで低くありません。信じてください。
もう三年近く専門学校を襲撃していなかったので、ムラムラしていたのですよ(本音)。
三年前の顛末は『ラノベ作家養成専門学校が酷い ~2nd Season~ http://anond.hatelabo.jp/20130901102804 )』にまとめてあります。
この過去エントリー読まなくても本エントリーは楽しく読めるので安心してください。
話は横道に逸れないのですが、『〜2nd Season~』をアップした直後から、Google先生が『ラノベ 専門学校 実態』をサジェストするようになったのはここだけの秘密です。
ちなみに『ラノベ 専門学校』でググると『〜2nd Season~』がトップに表示されます。
あと、このエントリーは若干長いです。3行にまとめると……
・学生超頭(・∀・)イイ!!
・講師陣優秀!
です。
まずはラノベ専攻科について。
卒業生の“掲載作品数”が多いと謳われていて、あっ(察し)ってなりましたね。
その証拠に現役ラノベ作家として活躍する卒業生の声が載っていました。一人。
新人賞取ってなかったり、密林レビューが一番多く付いている作品でもたったの8レビューだったり、3巻前後で打ち切りになっている作品がやたら多かったりと、香ばしいキャリアを詰まれて、もとい積まれております。
次、講師陣。
ハイローミックスですなぁ。
ジョージ・バーナード・ショーが「行動できるものは行動する。できないものが師になる」と言い残していますけど、まぁそうだよね。
それとなぜか名誉職なるポストがあって、まぁそこそこネームバリューのある人が収まっています。仕事しているの?
作家関係の講師ですと、昨年留置場にブチ込まれた方がいらっしゃいます。
すっかり名前を聞かなくなったと思っていたら、こんなところで働いていたのですね。くいぶち!
講師ではないんですけど、コスプレして剣を振り回していたイラストレーターさんや絶対に許さない声優さんが以前講演しに来たようです。
過去のイベント履歴を見ますと、いわゆる業界関係者が間歇的に小金を稼ぎに来ています。低学歴からどんどん搾取していこうな。
次、入試。
多いです。
一人の受験者が複数回筆記や面接試験受けるとかじゃなくて、正味で入試が二十六回あるんですよ。ふ、ふぇええ……
その上まだサイトに掲載されていない入試もあるようで、詳細日程は学校にTELすれば教えてくれるらしいYO!
なんで随時受け付けにしないのでしょうかね? 文科省に怒られるから?
次、各種イベントについて。
体験入学、学校説明会、入試説明会、保護者説明会、個別相談会、学費相談 etc.
大学のオープンキャンパスの比ではなくて、盆なんて関係なしに毎週行われています。
さらに学校までの無料送迎バスが首都圏六県と長野、静岡、福島から出ています(イベントによって発地は若干変わるよ)。
それと東京にある本校だけでなく、地方への出張説明会もあるようです。商魂、逞しい。
たぶんアレがアレしてアレなんでしょうけど、詳述するとPCに触れそうなので、リベラルを自認する私としてはお口にチャックでミッフィーしようと思います。ごめんチャイナ。
各学科の体験入学・学校説明会が開催されているのに、来校している見学者は数えるほど。
在校生と思しき若い人も少なかったです。本気でクリエイターになるなら休みも来ましょうよ……
受付を済ませると、『見学者様控室』に通されました。
見学者は私のほかは一人だけ。ガイジっぽい、専門学校ではなくお医者さんに行った方が良い感じの子が一人。
その子はイラストレーター養成講座の見学なのに、絵は描けないとか言ってる。人生、大丈夫か?
2-1=1だからつまりそのひょっとすると私は一人でラノベ講座を受けるのまさかそんなわけ……うっほほ~い!
パソコンが置いてある、謎の部屋に案内されました。
謎というのは、その部屋にあるパソコンもホワイトボードも何も使わなかったからです。
部屋にはラノベレーベルの編集者を自称するオッサンと、作家を自称するオッサンがいて、あぁ来たのといった感じで私を迎えてくれました。
編集者は所属している出版社名とか言いませんでしたね。専門学校の講師やりながら、激務で知られる編集者ってできるの?
自称作家のおっさんが最後に本を出したのは一年以上前。既刊で密林レビューが付いているのは半分くらい。全く知らない人ですね。
この二人、公式サイトの『講師紹介』には名前がなくて、学校側としては内緒にしておきたいご両人なのでしょうか? まさか講師ですらないというミラクルを私としては期待しております(切り込み隊長感)。
事前説明では小説を二作、ゲームプロットを一つ書く予定だったんですけど、そんなもの全く書かかない。
私はノートPC持参してきて書く気まんまんだし、二人の発言タイプしてるのに、オッサン二人は椅子にふんぞり返っているだけ。メモくらい取れや。
結局、自称業界人のオッサン二人と雑談しただけで“体験入学”は終わりました。
オッサン二人との会話が有意義だったらまだ救われたんですけど、話の内容も酷い。
自称作家は分からないこと聞かれると「作家は魂が重要なんです」みたいな精神論説いて逃げる。
自称編集者は『電撃にいた三木』も知らない、ユーザーが何に可処分時間を使っているかにも関心がない。
お二方とも物事を構造的に見られなくて、アンテナが低くて、社会人としての根本的な能力が疑われます。
三年前、専門学校の体験入学に応募したときは、頼んでもないのにどっさり資料が送りつけられて来たのですよ。
でも、今回はなかったですね……
仕方がないので帰り際に「くれ」って頼んで手に入れました。
ガキ、失敬、入学希望者がスマホで見ることを念頭に置いてるんでしょうかね。
活字びっしりで、内容は学校と企業のパイプがいかに太いか、就職実績はどれだけあるかというもの。
社会の厳しさを知っている親はお花畑スクールライフ見せられたら不愉快ですし、子どもは学校で遊ぶことしか考えていないので、この二方面作戦は賢明だと思います。
あと、学費。
サイトには載っていなくて、紙の募集要項に小さく書いてあるだけ。
年額約百五十万円。
お前、なんで全員に一般化なんかしなくちゃなんないんだよ。
学校に行く・行かない、
学費を稼ぐ・借りる、
学費が高いんだったら、その学校に行かないか、より安い学校か通信制学校を探す。
学費が無いんだったら、学費をどのように稼ぐか借りるかを考え選択する。
なんで一般化するんだよ。
家賃(寮):0円(月)
食費2食:0円(月)
給料:実質小遣い 6-9万円ほど(月)
集金業務するしないなど店・契約によって異なるがだいたいこんな感じで、
学費を一切親に頼らないで稼ぎたい学生向けに、選択肢として昔からあるシステムだ。
自分が行っていたところは、
みんな、弁護士・公認会計士・弁理士・税理士・デザイナーなど目指して、
いったん社会人になったけど、やはり資格をとりたいからって会社辞めて
大変かもしれないけど、頑張って。
親は悪くない、甘えるな。
昼間仕事して、夜学の大学にいって勉強して、学費を自分ではらい、
戦前戦後の昔と違い今は時代が違うとか、今の方が大変とかいってはだめだよ。
今の時代の方がはるかにITもスマホも学習の機会・選択肢も沢山あるから
圧倒的にいい時代だよ。
月13万円とは費用対効果が悪すぎる。
学生時代の4年間なにをしていたのか?
借金返済のために頑張って稼いでいたのか?
20歳過ぎていて考えが稚拙だよ。
ダブルワークして、夕方・夜からコールセンターやコンビニで働くかして
考えてばかりいないで、行動起こすんだよ。
300万円
自分が生まれてから高校3年生まで生まれ育った市区町村民の平均年収と東京都民の平均年収の差である。
300万円でも少なめに言ってる。実際にはもう少し差がある。
まあただ、首都圏ということで埼玉、千葉、神奈川を考慮すると300万程度の差だ。
奨学金も借りてない。親は経営者で、正直都内でもアッパーミドル以上の生活が出来る程度の収入を得ていると予想できる。
自分の実力に見合った場に送り出してくれた親には本当に感謝している。
ただ、自分より高校での成績が良く、模試の点数も良かった友人たちは、経済的理由で私立を拒んだり、本来のレベルよりかなり落として特待や、特別な奨学金を得て生活してる事例が珍しくない。
これが300万円の壁だ。
300万円の壁がある中で地方から首都圏や関西に子を送り出すコストはあまりに高すぎて、現実的じゃない。
それに比べて首都圏から都内の大学に子を通わせるコストは低い。
格差だ。
しかも、奨学金を返すことになったら地元には帰れない。平均年収300万円を切る街で奨学金の返済の目処なんか立つだろうか?
だからあの街は人工流出し続ける。経済規模は小さくなり続ける。夕張市のように破産する日も近いかもしれない。
東京人たちは、神奈川の人たちは、埼玉の人たちは、千葉の人たちは、そんな現状を知る由もない。
むしろ「貧乏なんだから頑張れ」と取れる言葉すら吐き出す連中もいる。
彼らは環境のせいにしてなんかいない。むしろ与えられたカードの中で戦ってる。
ただ、僕はそんなら彼らにもチャンスは与えられるべきだと考えているんだ。
流石に現在の日本の財政的に大学の学費を無償化しろとは言わないが、少しは国は彼らに手を差し伸べてくれ。
私立に行くことが甘えというなら私立大なんて消してしまえ。結局私立大に来てる奴らは親の財布に頼ってるんじゃねぇか。
貧乏に生まれたなら早稲田大学に入れる成績でも神奈川大学の給費生を選べとでも?
自分は東京に来れるはずの脳と努力をしてきた人間に対しての償いかのように大学で楽しんでる。ただ勉強するだけじゃなくて楽しんでるんだ。
あんな悲惨な街を見たこともない連中に、自分の旧友達に「奨学金とか甘え」なんて暴言吐くな。
どうしてもそんなこと言いたい?
http://toyokeizai.net/articles/-/124699
これ読んでて思ったんだけどさ.もう親要らなくないですか.
私も両親離婚してそれなりに貧乏だったので必死こいて勉強して学費免除を受け続けて今まで生きているんだけど,
もう何度もこの親に生まれなければって思ったんだよね.今だに金が無いせいで諦めていること沢山あるし.
しかも卒業したらもれなく借金背負ったまま人生スタートだよ.ハードモードすぎるわ.
子供のためにも,一定以下の年収で子供産んだら国が引き取って施設かどっかで教育とかで良いんじゃないかと思う.
そうじゃなくても,親,あるいは子供が自分でそれを希望できるようにして欲しい.そういう制度があったら私はためらいなく選んでいた.
もう,それぐらい個別主義になっても良いんじゃない?もう家族とかやめよう.そうすれば幸せになる人たくさんいるよ.
みんながやめなくてもいいけど,やめられるようにはしようよ.無駄だよ.血縁関係なんて糞食らえだよ.
だいたい何だよ血縁って.産み落とされたら物理的につながってないんだから自由でいいだろ.
自分の老後は自分で何とかするようになるだろうし,産んだ子供のことを考えずに,勝手に産んだ親のことも考えずに死ねるのって,それはそれで幸せだって.
※長いです
漢字の書き取りは宿題で出された量の2倍するように言われていたし、夏休みのポスターや作文といった任意の課題は全部させられていた。
小3の時、私の書道のあまりの下手さに愕然とした母(書道経験者)は、私に書道を教え始めた。毎月子ども新聞のコンクールに出品して、夜中まで泣きながら練習することもあった。
小4に上がった時、母は問題集を4冊ほど買ってきて、これから毎日宿題のあとに問題集をやって、それから遊んでもいいと言った。カンニングをしたら、解答欄が一個ずつずれていたことからバレてかなりボコられた。高校にもなると大分減ったけれども、叩かれて痛かったものを3つ選ぶなら、掃除機、制服のベルト、健康スリッパだ。
市内にあったゆるい私学に上がってから大分遊ぶようになって(多少WJ界隈にハマったりとか)、成績が上から3分の1になったことを母は怒った。学費がもったいない、と言われた。
近くに住む祖母は、「あなたがよくできたら家のみんなが幸せになるんだから頑張りなさい」とよく言った。
祖父は孫の出来を近所中に自慢していたし、私が何かしら賞をとるなりいい成績をとるなりするとお小遣いをくれた。私はそれを母に預け、母はそれに手をつけることなく貯金してくれている。祖父は孫への援助も惜しまず、亡くなったとき口座には4000円ちょっとしか入っていなかった。
色々あって成績は持ちなおし、なんとかいいとこの大学に受かったけど、色々思うことはある。
小学生時代の課題漬けは嫌だったけれども、勉強そのものは嫌いじゃなかった。
好きな分野を見つけて、迷いながらも博士課程という人生詰んでるコースまで進んでいる。
母は昔から、強制的に何かを与えることが多かったけれども、一方、娘が好きなことを追求することにはとても好意的だった。幸い、私自身、読書以外のことに大した興味はなかったから。
だから、母子家庭なのに高い学費を何年も負担してくれたし、私の今を素朴に応援してくれている。博士課程がいかに人生詰んでたとしても。
娘が小4になったとき本屋に足を運んで問題集を選んだであろう母の気持ちを想像したり、受験生の時パートを3つ掛け持ちしていたことを考えたりすると、母のことを責める気にはなれない。年をとって丸くなったし。
問題は、私が勉強以外の分野で、自分を評価する基準を何ももってこなかったことだと思う。
みんなは「✕✕は真面目で頑張っているよ」と言うし、それが私の長所だも言うし、先生の反応も悪くないけれど、私は自分の勤勉さを評価されたいんじゃない。
研究をせず遊んでしまう時、頑張れない怠惰な自分は研究やめるべきじゃないかって考えるし(それは一般的な悩みかもしれないけど。好きなことってどこまで頑張れるんだろう)、私の存在は石くれほどの価値しかないと思う。
私はきっと、自分の他の部分で評価されたいのに、(好きなことであろうがなかろうが)勉強ができるかどうか、勉強を頑張れるかどうかしか、自分を評価する基準がない。
(自己肯定感がないとか普通のよくある悩みなのかもしれないけど、それはおいといて)
なんで、勉強ばかりして小さい頃にいい記憶が何一つないのに、勉強でしか評価されない世界にまた進んでしまったんだろうって思う。
勉強をとった私はただのブスで、気の利かない、人とうまく話せない、なんの取り柄もない人間でしかない。人に教えることもうまくなく、個別指導でほそぼそと教えるだけで、教育実習はぼろぼろだった。
民間に就職できるかもわからないけど、できたとして、仕事のできない人として罵倒される、自分のどんな部分も評価されない日々が待っていると思う。
第一志望なのでようやく胸のつかえがとれたというか、とにかく金を使わずに済んでよかった。
自慢させてくれ。自慢させてほしい。
スーツ5点セット(ジャケット、シャツ、スカート、パンプス、かばんとおまけでストッキング) 20000円。開店セールで安かった。
履歴書 約1000円 書き損じで何パックか買ったがよくわかってない。
履歴書郵送費 約2000円 たぶんそれくらいだろう。
化粧品 3000円 就活用に買い足したのはコンシーラーくらい。
で諸経費足しても4万はかかってないんじゃないだろうか。
世の中の「東京とか大阪に就活で行くとお金かかるよねぇ~…」的な話をしてる就活生が気の毒なくらいお金がかかってねえ~~!!!!!
面接とか説明会の時は大学に原付を止めて企業まで運動がてら何キロも歩いてたのでなんか健康にもなった。
元来私はドケチというか、家が貧乏だったので金使わんでいいだろってとこにはとことん金を使っていない。
塾にも通ったことがないし、大学も地元の国立一本狙いで通った。
母は「学校で必要なことならいくらでも出してあげたい」と言ってくれたがそんな無理はさせたくなかった。
むしろ大学生にもなったのだからバイトで家計を支えたかったし、実家住まいなので月に3万は家にお金を入れられていた。
ああ嬉しい。
就活も終わったから祖父母の家に頻繁に顔も出せるし、卒論も書ける。
家のローンも返し終わったし、母も体が弱いながら無理やり続けていたパートを減らせるだろう。
自慢させてほしい。
「遊びほうけて単位落として成績悪くて就活でバイト辞めたし金も溜まってなくて、就職できない。ストレスで食べちゃう、つらぃ」じゃないわ。自業自得やがな。
とも言えないので何にも言えないが、私は今内心エレクトリカルパレードだ。
何も考えずになんとなくで奨学金借りて遊んで授業フケて単位落として何がしたいんだお前らは。
こうして言うと絶対
「サークル入ってなかったの?大学生満喫できてないやんwオールとかしたことないの?ww」的なことを言ってくる奴がいるのでおおっぴらに言えないのでここに書くが、
興味のあった分野の勉強ができて、友達もできて、自分の趣味もできて何がダメなんだよ。
満足しかないよ。
ざまあみろーーーーーーーッ!!!!!!私は就活終了まで我慢してた焼肉に行くぜ~~~~っ!!!!!!!
あとは学生の本分を全うして、資格の勉強でも始めるぜ~~~!!!!あばよバカ学生共~~!!!!!!!!!!!
自慢 おわり
周囲で就活に失敗する人が少ない程度の大学に在籍中で、書き込みのご様子から大学時代遊びかまけていたわけではないと推察します。きっと真面目に勉強をされていたのでしょう。これを前提にして以下のことを話します。
企業は選考の過程で在学中取り組んだことを聞きます。ところが大学で勉強した内容についてはほとんど聞かず、中学生でも解けるような試験で済ませようとします。高等教育に価値を置かないこの国の就活の仕組みは大変遅れています。(もっとも、大学がはたして価値のあるレベルの教育を行っているか、という疑問もあります。)
そう感じた自分は就活が本格化して病気になる前に就活を辞め、卒業後日本を去りました。詳しいことは省きますが、先進国の中で学費が安かったり、返済不要の奨学金が充実している国は結構あります。また、修士以降の高等教育が企業に尊重されていたりします。同じ道を進めとは言いませんが、「6月に内定を持っていない学生の将来」は一つだけではないのです。
病気になってしまった貴方には時間が必要です。その時間に、過去を見つめてやりたいと感じることを探してみてください。(私はさらに勉強をしたかったので進学をしました。)やりたいことが見つかればそこで長期インターンや転職を前提とした就職をするのも良いですし、なかなか見つからない場合はNPOなどの社会活動を通して自身と社会を俯瞰するのも良いと思います。貴方を必要とする場所はたくさんあるはずです。厚生労働省の勧告によれば卒業後3年以内を新卒と見做すそうなのでそれを経ても余裕はあると思います。悲しいことに新卒一括採用制度の下ではやりたくなくてもやりたいと「嘘」をつかざるをえません。「嘘」が苦手な貴方は経験で自信をつけて真実で対抗しなければなりません。
不条理な社会ですが、選択肢を広く持って悲観せず切り抜けて行ってください。
ちなみに私のいるところでは学生は大学で忙しくて就活にあまり時間を割けられません。一方企業側は大学の成績を見て学力を判断しているそうです。また、大抵の学生は夏休み中に長期インターンを行って経験を積んでいます。面接も1、2回で応募時期は決まってなく、転職は頻繁にあります。無駄が少なく気軽に就活ができる世の中になってほしいですね。