2016-08-16

親に「家にはお金がない」って子供の頃に言われたんだよ

親としては冗談だったかもしれない。深い意味なんかなかったのかもしれない。

でも、自分は親がどういう意味でそう言ったのか分からなくて、

「ああ、家にはお金がないんだな」って素直に捉えたんだよ。

自分にはきょうだいが2人いて、自分は3人きょうだいの真ん中だったのだけど、

2人のきょうだいが好きなことをやるのを羨ましいと思いながらも、

家にはお金がないって言われていたし、趣味はなるべくお金がかからないものにした。

塾や習い事別に必要なかったし、何かを強請ることもなかった。

本当は中学卒業したら働いてお金を貯めて家を出るか、家にお金を入れようと思っていたのだけど、

高校は出たほうがいいと、当時親しくしていた人に言われたので就職に有利そうな公立工業高校に行った。

高校に入ったらアルバイトをして良かったから、自分の小遣いは自分で稼いでた。

それでも高校学費は親が出してくれていたし、実家に住んでいたから親の負担であることに変わりはないのだけど、

自分がいることで増えたであろう親の負担を少しでも減らせればいいなって思ってた。

今考えりゃ、もっと家事を手伝ったほうがよっぽど負担を減らせられたんだろうけどね。家事小学校中学校の頃からできるしね。

高校卒業して社会人になり、実家にいる間は家にお金を入れながら、別でお金を貯めて家を出た。

めちゃくちゃに止められた。なんで一人暮らしをするんだって言われたから「親の負担になるから」と言った。

実家に帰ると親に気とお金を使わせてしまうから最低限しか帰らない。

上のきょうだい結婚したが親所有の家に住んでいるから近所に住んでいる状態だし、下のきょうだい学生から実家暮らし

自分東京会社就職たか東京で一人で暮らしている。寂しくはないし、自分一人が生きるには少しばかり余裕のあるくらいの給料をもらっているし、

何よりも誰の負担にもなっていないから気が楽でいい。

父方の祖父が亡くなった時に、父が自分に「お前は親不孝だ」「お前には何もしてやれなかった」と言ったんだけど、未だにその言葉意味が分からない。

自分は親が大事だし、今まで育ててきてくれた感謝気持ちだってあるし、負担をかけたくないから家を出たのに、家を出たから親不孝なんだろうか。

自分が産まれてこなけりゃ、上のきょうだいと下のきょうだいだけだったら、親の負担が減ったかな、なんて思ってるから親不孝なんだろうか。

もっとわがままを言って、親にいっぱい甘えて、頼ってって言うのなら、最初からそう言ってくれよ。家にお金がないだなんて言うなよ。それ聞いた上で気を使うなっていうのは無理があるだろ。

あーあ、なんか気を使いすぎて疲れちゃったな。でも書いて幾分すっきりした。

自分は高給取りじゃないからそもそも結婚できないと思うけど、結婚して子供ができたら、どんなに苦しくても子供に「家にはお金がない」なんか言わないよ。

  • 親子の会話が足りなかっただけの話。

  • ああ間違えたこっちか。

  • 親が言わなくても友達との格差で自分の家が貧乏かどうかは大体察しがつくと思う

  • 夏休みで暇してる人間多いせいかこういうダラダラした自分語りが増えたな

  • なんか、優しいっていうより不気味じゃない?最後の部分もそうだけど。思い込みが強いというか。トラバにもあるけどコミュニケーションも不足してそう。

  • 親戚からとか祖父母からとか引っ張ってくるあてはいくらでもあるけど 出来れば使いたくなかったってことかもしれない

  • 父は外面は良かった。盆暮れ正月には取引先には挨拶を欠かさず、年若い友人の誕生日にはとびきりのプレゼントを準備し、 親しい人の子息には就職を世話し、有望な若手社員を食事に...

  • http://anond.hatelabo.jp/20160816143155 個人的に似たような考えをしていたので共感できる部分がかなりある。 というわけで筆者の経験からいろいろ思う部分もあったので家庭内のお金に関してど...

    • 「うちにはお金がない」とフルタイム勤務で手取り11万円ちょっとの介護施設の嘱託職員の給与明細と、 裁判所からきた父親からの養育費減額(月3万→1万)の申し立ての書類と、預金口座...

  • これとてもわかる。親は、なにげなく「進学させられない。」とか「高校卒業したらすぐ就職してほしい。」とか、特別深刻に言っているわけではない(本当に深刻ならその時点で生活が...

  • 母と一緒に塾の体験に行ったことを父に話したら、その日父と母が珍しく喧嘩していた。 習い事をすることは、頭が良くなることでもダメなのかと思った。   友達みんな持ってるゲー...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん