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はてなキーワード: 体育座りとは

2022-05-19

anond:20220519095235

ただの決めの問題としても、自由意志とはどんなものか、説得力に差はあるよね?

みんなの胸の中にある、大まかに共通の、自由意志イデア存在する。

でもそれを明らかにしたところで、「無くてよくね?」が通りそうに思う。

刑務所思想病院に置き換えれば、むしろ精神的には平穏が訪れそうだが。他人を蔑んだり憎んだりする必要が一切なくなるわけだから

フンワリとしたイメージとして、

自由意志って実は「体育座り」なんじゃね?

って印象があるんだよ。実際には何ら有益効果もないのに、延々と同調圧力継承される愚行。

2022-05-08

体育座り身体に悪影響という話

こういうの見てると、バカ学者医者が言ってるんだろうなって。

時間ならわかるけど短時間でも悪影響とか言うんだもの

頭が悪いの何者でもないよ。

それが悪いんなら、正座は関節を痛める、しゃがむと腰に負担がかかる、あぐらは股関節に悪影響を及ぼす。椅子に座る事で腰骨に悪影響を及ぼす、いくらでも言えるわけ。


おかしいんじゃないの?

2022-04-17

中学時代友達巨乳で、

しか爆乳といって良いほどに巨乳で、目のやり場に困ったものだ。

中学一年生の春、その友人とはとある運動部見学に行った時に出会った。彼女は薄暗い所に一人でちんまり体育座りしていたので、パッと見男子かと思ったがよく見たら女子だった。そのとき巨乳であるとか気にしていなかった。ひとの乳の大きさに別に興味がなかったので見過ごしたようだ。

正式に入部して、部活更衣室を使うようになった頃になって初めて、友人が巨乳であることが気になりだす。その前に、部活の先輩達が人前でも臆面なく服やユニフォームを脱ぎ着し、友達同士で乳やブラジャー品評会みたいな事をし合う様に、おののきそして呆れ、やがて自他の乳に関心を持たざるようになった感じだったと思う。

私と友人はたった二人だけの新入部員で、先輩達が着替えているときは、いつも部室の隅っこでぴったり体を寄せあって体育坐りしていた。場所は薄暗がりだが、日なたに香箱を作っている仲良し猫みたいなもんで。そして我々は、中1にもなってブラジャーを着けていない者仲間であり、先輩達が他人ブラジャーの肩紐を引っ張って悪ふざけをする、そのノリに巻き込まれるのが嫌で、胸をガードするように膝を抱えていたのだったりする。二人で、昨日見アニメの話とかをしていた。

その頃(今でも)私は貧乳だったのだが、それでもブラジャーなしで体操着を着れば胸というか乳首下着体操着の布越しにも目立っていた。かといって良識を持った同級生達は何も言って来なかったが、持たない奴はなんか色々言ってくる。入学当初はブラジャーを着けていない女子は少なくなく、だがやがて同級生の反応に泣かされたり、直接の被害を受けなくとも、自衛をするようになっていくようで、仲間の出方を窺いつつブラを装備するようになっていった。

たった一級上の部活の先輩達は、ブラを着けることも乳が大きくなることも屁でもないぜという様子で、ブラも制服の下に隠した小粋なお洒落みたいに楽しんで好きな色柄のものを着けていた。なのに、一年の私達は、体育の授業の前に女子更衣室で着替える時は、他人に見られないように隠しながらそそくさと着替える。この文化の違いみたいなのが謎だった。

夏が過ぎ、秋頃だろうか。ある日突然、母が「初めてのブラ」とかいう白くてダサいブラジャーを買ってきて、今日からこれを着けろ、寝るときもだと私に言い渡した。それ以前は、私がもう恥ずかしいからブラがほしいと訴えても、そんなもんはまだ子供には要らないとにべもなかったが、おそらく母の事なので、ママ友達との井戸端会議で感化されただけなんだろう。そういう訳で、私はレベル1の装備を図らずも手に入れてしまった。正直、先輩達が着けているような、水色のチェックとかピンクレース付きのようなのがよかったと思いつつ。

装備レベル1を初めて身に付けた頃も、私と巨乳の友人は部活で二人きりの一年生で、部室で着替える時は先輩がふざけながら着替えを終えるまで、隅っこに肩を寄せあって体育座りで待っていた。

そしていつものように座っていると、不意に友人が私の背中に手を回して、体操着シャツの上からブラの紐を引っ張り、パチンてした。

「なんだよこれ」

友人は相変わらず、豊満なボディと不釣り合いな男子みたいな顔でいう。

「そっちこそ、なんなんだよ」

と私は言い返す。なんだなんなんだよと言い合いながら、小突き合い始め、仔犬の兄弟がする喧嘩の真似事みたいになる。先輩達が、お前ら本当に仲良いよね、という。だが、先輩達がお互いにセクハラのし合いをして悪ふざけをしている様子ほど、なんか楽しさがないよなと私は思った。友人は、私よりもずっと乳がでかいのに、まだブラを着けていなかった。二人だけのノーブラ仲間から1抜けしてしまった事への罪悪感がじわじわとひどい。

友人は、ふざけて私の膝を枕にすることがよくあった。私も友人の肩に凭れかかることがあったが、膝枕は遠慮した。友人は乳だけではなく体全体がむちむちしており、膝枕の柔らかさはたぶん何か他のものの柔らかさを連想させるし、ていうか、膝にも頭を乗せればその何かがすぐ顔の目の前にぶら下がることになる。目のやり場がないどころの話ではない。

友人は顔が男の子みたいだが、言動も男みたいで、男以上に野蛮だった。私はわりと野生児だったので気が合い、友人とどつきあいなどをして遊んだ。そんなんだったが、ある日友人がこそっと言った。

「この間、本屋立ち読みしてたら痴漢に遭ったんだよねー」

私は驚き、

本屋痴漢が出るの!?

と言った。痴漢放課後のひとけのない道端に出るものだとばかり。だが、広々として客が常時うろついているような大衆向け書店の中にも痴漢は出るものらしい。しかも、狙われたのは友人。乳はでかいものの女らしい格好をてんでしないような、パッと見男子に見える中学生ターゲットになるとは。友人は背後から尻を触られたそうだ。そこか。はあ、世の中は私の知らないことばかり……と思った。

友人は部活サボりまくるようになってしまい、クラスも離れていたのでしばらく接点がなくなってしまった。

二年と三年は同じクラスだった。いつのから友人がブラを装備するようになったのか、記憶にない。いつの間にか、ノーブラ普通に過ごしている様子を見た男子達が「見た? あい乳首立ってるぜ」と忍び笑いをする所を見かけなくなった。

ブラ装備になったとはいえ、友人の巨乳の迫力がすごいことには変わりなく、同じクラスになったので、気軽に私の席に友人が遊びに来る分けだが、名前を呼ばれて顔を上げると、まず視界に入るのはその大迫力の乳だった。よく巨乳の人が「男はあたしじゃなくてあたしの乳に挨拶してくる」と言うが、友人の場合、私にまず友人の乳が挨拶してくるような状態だった。

地味にリアクションに困った。同性同士なのであまり気兼ねしなくても良いのかもしれないが、私が先にブラを装備したときはだいぶ気にして私のブラの肩紐を引っ張ってみたり服の上からホックを外すような悪戯しかけて来たような奴だ。そして、性格が勇ましくて乱暴な癖に痴漢に遭った時は驚いて一言も喋れず身動ぎもできなかったというし、痴漢遭遇頻度が私よりもずっと高いような奴だ。同性の気安さでなんか言ったりしたらどう思われるかわからない。そんな怖さがあった。それ以前に、私があんまりそういう方向性のおふざけをするのは好きじゃない。

でも、ぶっちゃけて言うと、いつも突然視界にばいんと入って来るあれに、ちょっと触ってみたいなという気持ちがあった。でも私も女子の端くれなので、乳がただの脂肪の塊ではない事を知っているので、触ったって思ったような感触はしないし、触られた方は痛いだけで楽しくもなんともないだろうと思った。巨乳を気にされていたら、どうリアクションして良いのか、わからないし。

修学旅行の夜、同室の皆が、こんな夜だし恋バナをしようとか言い出した。友人も同じ部屋だった。そんな事言われても、私はそういう話をするのは好きではなかった。だが、私は幼馴染の男子毎日時間を合わせて下校していて付き合っていると思われていたので、誰が好きとは問われなかった。ところが幼馴染を他のクラス女子が好いていた事もあり、私と幼馴染みの話はタブーに近い話題だった。それで難を逃れたと思ったら、友人がやおら私に聞いてきた。

「お前、男同士ってどう思うの?」

当時はボーイズラブという言葉はなく、ゲイというのも一般的ではなく、かといって軽々しく当時普遍的に使われていた差別用語ホモというのはうっすらと憚られた。でも「やおい同人誌がめちゃめちゃ流行っていた。中学生でもけっこう際どい同人誌を平気で買って読んでいた。友人はやおい同人誌ものすごい数コレクションしていたような手合いだ。私にも貸すといって頼んでもいないのに押し付けて来ることがよくあった。そんな奴が、何を改まって男同士の恋愛をどう思うのか聞いて来たのか、意味がわからない。

「いいんじゃね、お互いに好きなら」

そう答えたら、同室の全員が黄色い声をあげた。男同士だよーとか、太っ腹とか心広すぎでしょ、とか言われた。お前らだってしょっちゅう更衣室でこそこそ隠れてやおい同人誌読みまくってるじゃん、なんだよその優等生ぶりっこは! と腹が立ったので布団を頭から被って寝ることにした。友人が、

「そっかそっか、お前は男同士でも受け入れられるんだな」

と布団越しに話しかけてくるので、

「おー。美しければな」

なんて、偏狭な応えを返したら、友人は何もこたえなかった。

そんな友人だったが、十何年後かにSNS相互になったところ、実はバイなんだと誰にともなくタイムライン告白していた。昔、いきなり私に男同士はどう思う? と聞いて来たのとそれは関係があったりするのだろうか。それを問うのは、その乳触ってもいい? と聞くのと同等にタブーな気がする。今となっては生活環境が違いすぎて、SNS上でさえ滅多に話すことがない。

最近とあるエッチ漫画を読んだ。要の部分だけ言うと、主人公に対して同性でありながら長年片恋をしていた人がいて、色々あって念願叶ってセックスしようってなるんだけど、そいつ経験がまるでないので、主人公に目隠しをして半裸に剥いたはいものの、次に何をしたら良いのかわからない。それで思いきって出た行動が、主人公の胸にぴとっと頬をくっつけて見ることだった。若干の羨ましさを感じるシーンだが、友人相手にこうはならんやろ、と自分に置き換えて想像してがっくりした。

2022-03-26

さっきうんこ漏らした

元々、少しどころか、かなりお腹調子は良くなかった。

30分前にも下痢をした。その30分前にも下痢をした。(勿論トイレで)

その後楽しくはてブを眺めていたところ、おならのようなものが通行許可を求めてきた。

トイレは30分前にも行ったばかりだ。下痢特有差し込むようなものは感じなかったので、何の気なしに許可を出す。

すると、明らかに固形と液体の間のようなもの吹き出した。

その場で恐る恐るパンツを下ろす。

生理中でナプキンをしていたのが不幸中の幸いだった。ナプキンが便を受け止めてくれ、パンツへの被害はほぼなかった。ちょっとだけあった付着物も、生理ショーツなので拭けばそれほど気にならない。

ただし、ケツの割れ目の間にはねっちょりした嫌な感覚がある。

ティッシュで拭くと、結構被害だ。この全てがパンツに付かなくて本当に良かった。

はいつも椅子にきちんと座らず、椅子の上に足を乗せて体育座り、またはうんこ座りをしている。今回はうんこ座りだったのが幸いし、被害を最小限に留めることができた。

うんこうんこらしく発射されたことで広がることなく、ナプキンに一点集中できたのだ。

そのケツを拭いたティッシュだが、とても臭い

よく考えると、パンツ被害がなかった時点でパンツをもう一度履き、トイレ直行してウォシュレットトイレットペーパーで処理すべきだったのだ。

焦りからその場で処理することしか考えられず、ティッシュウエットティッシュでケツを拭いた。

うんこ臭いそれらは、薄手のポリ袋に入れても匂う。

気にならなくはなるが、ポリ袋に鼻を近づけるとくさい。

ここで私は失敗したので、うんこを自宅内で漏らした人は参考にしてほしい。

だが、発射物が付着したナプキンは、巻いてしまうと袋に入れずともうんこ臭さはない。別に消臭タイプでもないのに。これはすごい

これまでも私は数度、うんこを漏らしてきた。

毎回、おならうんこ判断ミスによるものだ。

下痢をしたあとのおならは、基本的うんこだと思った方がいい。

2022-02-13

anond:20220213160243

そもそも友達に連絡するのに自宅電話にかけなきゃいけなかったりとか、待ち合わせで相手が来なくて帰るときは駅の黒板に一言書いていくとか、

コンビニの前で体育座りしてるヤンキーがいるとか、新幹線の中に灰皿があるとか、

昔の漫画はありとあらゆる文化現代と違っていてキツいはずなのですが

ポリコレ目線の人はそんなたくさんある差異の中でポリコレ文脈ばかりやたら気にするというだけではないでしょうか

2021-10-19

[]P5S ペルソナ5 ファントムストライカーズ PS4版 クリア

総評

そこそこ

アマゾンレビューでいうと★2.5くらい

まらなくはないけど期待してたほど面白くもなかった

32時間くらい

トロフィーは4割くらい

レベル上げを3時間くらいやっただけでクエストとかはすぐできるの以外は放置

クリアレベルジョーカー65くらい

音楽

原作と同じ聞き覚えあるの多い 悪くはないが特別よくもない

シナリオ

まあこんなもんかなという感じ

怪盗団のやってることも洗脳といっしょじゃねーかというセルフツッコミについて、一応アンサーが用意してあるのがいいところ

ただ、会話をただ見るだけってのがかなり退屈に感じた

やけに長くて結構な頻度で入るし

1個1個のシーンがほんと長く感じた

キャラ

キャラはくのちゃんボイスだった

最初あんまりくのちゃん味なくてわかんなかったけど、

途中からなぜか幼児化?して子供っぽい感じの声にかわったからわかった

男の新キャラはイケオジ

ギャップ萌えめざしてんのかちょいちょいイジラキャラ

AI研究者はいキャラしてたけど途中と最後しか出てこなかったな

キャラあやねるがエロかった

ラノベパクリ作家市長は印象うすい

バトルシステム

弱点属性ついてダウンとるペルソナ式のシステム活用するのが前提のバランス

やたら敵が硬かったり被ダメかい

普通無双ゲーみたいに脳死ポチポチ通常攻撃だけだとめっちゃ時間かかるしすぐやられる

ノーマルですらそれが顕著だからちょっとでもゲームストレスためたくなければイージーでいい

イージーですらめんどかったか

イージーだと雑魚がすぐ溶けるのに対して中ボスボスの硬さがすげー顕著に感じられた

画面も、エフェクトやらカメラワークやらでぐっちゃぐちゃで何やってんのかどう攻撃できてんのかがすげーわかりにくい

自分が押したボタンに対する手応えが感じにくくて爽快感を感じない

無双だと思ってやるとがっかりするしストレスたまる

厳密に敵をねらって攻撃するというよりは、適当に連打しながら画面全体の表示をなんとなくみて、

攻撃やら1MOREってのが見えたらぽちっと◯ボタンを押すゲーム

その瞬間だけは爽快感ある

双葉ハッキングする間まもれ、ってうタワーディフェンス要素あるけど時間が長くてめんどくさい

それ以外のシステム

メニュー画面がおされっぽくしてるのいいけど、メニュー開くときに余計なモーション演出があるせいで表示が少し遅いのがうざい

設定から演出切りたかった

コミュはないけどBANDっていう絆ポイントはあってそれで好きな全体スキルとる感じ

キャラは長時間使うことで固有スキルアクション覚えるけど、正直ほぼ意味ない

上記のとおり細かいアクションの使い分けに意味がないか

ステージ

いくつかあるけどほとんど景色似てて代わり映えしない

やることも代わり映えしないから退屈

敵も使いまわしばっかりだし

あけるためにはAが必要→AのためにはBが必要みたいなおつかいのおつかい状態

ダンジョンはいつでも入れるけど、現実世界の町はそのときそのときしか入れない制限あるし、

全体的に一本道で言われたことだけやるのがやらされてる感強くて、本編よりも正直微妙に感じた

お気に入りポイント

ソフィアが総攻撃したあと、決めポーズでキリッとするんだけど、決めポーズ最後最後で照れて顔のディスプレイに/// ///って表示されるところ

ゲーム終盤ではじめて気づいて、めっちゃかわいくて好き

ほかのキャラのりのりポーズ決めるけど、そりゃ普通はずいよなっていう

ぜんきちはほとんど使わなかったからみてなかったな

あと札幌?のダンジョンにはじめてはいったとき寒くて白目ではな垂らしてるモルガナと白目で体育座りしてるソフィアの絵面もすげーかわいくて好きだった

2021-10-03

王子結婚相手やばいから アメリカに住むって日本やべー国って思われそう

察しておばさん

察してはきもいかrあ

波がある かゆみもうんこも 波がすぎるまで体育座りして待てばいい

興味ない女は体しか興味ない

常にわめき続けるひとって喚き続けて得した経験あるから

信念がほしい 寝てる時にぶれる 山昇ってサウナいきてえ

ガチャあたり!!

かんがえるのめんどくさい  かくのめんどくさい 風呂でかんがえたけど ぜんぶかくのめんどくさい

始祖 ふたつあって オファーがでるからこれが始祖 両親からまれたからそれが始祖で 

もっというと さらにその両親がうんだ さらさらに 地球ループが始祖

仮に両親が始祖で じゃあ両親のためにいきろっていわれても 

すべてをささげろっていやだし この嫌ってのは洗脳からなんとかなるかもしれないけど

その洗脳をとくブロックがかかってるから めんどくさい

マリオだったら ピーチ姫を助けるっていう目的あるけど これどうもりじゃん 主人公も困っとるわ

2021-06-13

飲み物を買いに行ったら、自販機にもたれ掛かって女の子が寝てた。

黒髪ストレートで真面目そう。一瞬、え?死んでる…?って思ったけど、ほっぺが赤くて、かすかに寝息を立ててたので生きてると思う。

スマホを持った状態体育座りで器用に寝てた。

ええ、この場合って声をかけるべきかしら…と思いながら、外は温かいし、大きな通りから1本入った住宅街という感じなので治安もまあまあだし…?

声かけたとて何も出来ないし…ううん…と思ってるまに通り過ぎてしまった。

2021-06-09

美味しい麦茶を作る増田の話那覇の出す丸靴をゃちぎ無石井お(回文

おはようございます

ファンタジー麦茶の話ししたっけ?

今年使おうと買ってきて麦茶のパックが昨年使っていたものとどうやら勝手が違うようで

具体的に言うと、

2パックで4リットルやかんに丁度いい濃さのいい味がでて気に入ってたんだけど、

今年は気分を変えて別のメーカー麦茶パックにしてみたの。

試作で1パック4リットルでやってみて、

ぜんぜん色も味も出なくて失敗!

結果的にはパッケージ説明書通りの1リットルに1パック使うってレシィピで作って、

煮出す時間と蒸らす時間3分5分とおおよそ

取扱説明書の通りに麦茶を作ったら

まあそこそこの味でいいかなーって思ったの。

でもまだ私は満足していなくて、

もっと麦茶バーンとくるブラウン茶色でもいいし

香り高くコク深くって香ばしさがこのメーカーのは足りないかなって思ったの。

試作の回を重ねる毎に

やっぱり説明書通りに作るのが妥当ってことで、

この麦茶のパックを使い切るまで今年の夏は今年の内に!って浅倉南ちゃんも言わなさそうなこと言っちゃいながらも

楽しい麦茶作りを事務所の給湯室で繰り広げていたのよ。

そしたら邪魔が入ってと言っても

共用スペースの給湯室なので、

私の麦茶研究邪魔はしないで欲しいけどね。

でもここからファンタジー麦茶の話しへいよいよ突入なんだけど、

よく聞いてね!

その時私思ったのこの邪魔しに入ってきた男性社員甲子園経験者で、

しかしたら

甲子園球児青空の下でゲロゲーロゲロゲーロって泣いて喜ぶ

麦茶レシィピってのがあるのかしら?って聞いてみたの。

言っとくけど

努力とか根性とか精神論世界体育会系体育座りなんて大っ嫌いなんだけどさ。

一応はかの甲子園経験者だから

そこら辺の野球部とは違うと思ってるし

適当にはやっぱり甲子園登場!ってことでリスペクトはするの。

でね、

早速当時野球部麦茶って秘密のレシィピがあるの?とか

可愛い女の子部員ジャーマネが美味しい麦茶できたよーって

リットル入りか分からないそれはそれは重いやかんを抱えながら

ノドの乾きに飢えた野球部員どもににほれ飲めと

あれよあれ、

マッドマックス怒りのデスロードでもやってた、

水を求めてきた人に崖の上の高いところからジャーって水をこぼして分け与えて全然下で待ち受けてる人が水が受け取れない

最高に効率の悪い馬鹿な水の配給の仕方みたいに

ジャーマネが高いところからカン部員にめがけてじゃーってほれ飲めって、

マッドマックス怒りのデスロードを地で行くように浴びせるタイプのやつではないと思うけど、

とりあえず可愛いジャーマネの作る特別なレシィピの麦茶ってあるの?って尋ねてみたの。

そしたらそもそもとして可愛いジャーマネとかなくって、

部員同士で普通に後輩が麦茶を作る

ぜんぜんマネージャーファンタジー麦茶とはほど遠い

むさ苦しい部員が作る麦茶なんだってー。

なんかタッちゃんに飲んでもらいたい浅倉南ちゃん特製の麦茶みたいに

女子ジャーマネが抱えて持ってくる香ばしい美味しいヤカン麦茶はどうやらファンタジー世界だったみたいよ。

あーあー

やっぱりあの麦茶ファンタジーなんだって具合に

私が作るこの麦茶が少しでもファンタジー要素を加えられるようにレシィピ頑張らなくっちゃ!って思うけど、

みんなが思い浮かべる女子ジャーマネのヤカン麦茶にこそ

ファンタジーが含まれているわけじゃない。

聞いてみたら意外とアンファンタジーでガッカリだったわ。

ポカリ適当な濃さで作るんだってー。

野球部員は部活中飲んでいい液体は麦茶オンリー一択だと思ってたけど

ポカリも飲んでいいんだーって率直に思っちゃったわ。

あーでも普通に思っちゃったけど

ロールプレイングゲームで出てくる

序盤でしか使わない一番効力の小さい体力回復の青いポーションってあるじゃない。

あれきっと中身麦茶麦茶

もうぜんぜんファンタジーじゃないわ。

ファンタジー麦茶ってなんなのかしら?

でもそれこそ道具屋の傍らでも道具屋大将麦茶って作れるようなもんじゃない。

モンハン回復役の人もあれヤカン持ってることだし!

そんでもって、

たまーに

ロールプレイングゲームによっては道具屋の裏口から入って店主の大将に怒られるパターン道具屋ってあるじゃない、

それを差し引いて考えても

から間違いなくポーションの中身は麦茶ファイナルアンサーよ。

ファイナルファンタジーだけに!って

ぜんぜんかかってるようでかかってないところがまた私のいいところでもあり長所でもあるわね。

可愛い女子ジャーマネの作るヤカン麦茶イコールポーションの中身と一緒だからまり道具屋の店主の大将可愛い女子ジャーマネってことでオッケーかしら?

『転生したら可愛いジャーマネ道具屋の店主になって麦茶ポーションを延々と作り続ける職人と化していたファンタジー』ってラノベアイデアはあげてもいいわよ。

書籍化決定ね!

その城の王様役はトムハンクスさんで決まりっ!

お城に入って上キーを上にずっと押したままで王様の目前まで行けるお城の間取りも素敵ね!

うふふ。


今日朝ご飯

厚焼き玉子ベーコンサンド

また厚焼き玉子ベーコンサンドブームの美味シーズン到来よ。

しかしたらお昼出掛けるかも知れないので、

食べ損なったときに限って朝あんまり食べてなかったパターン多々ありなので、

ちょっと敬遠して朝はしっかり食べておきたかったのよ、

っていつも厚焼き玉子ベーコンサンドじゃんって言われそうね。

デトックスウォーター

ピンクグレープフルーツレモン今日は真面目に輪切りにして

2リットルの瓶で作った

柑橘系ウォーラーなので、

キリッと真面目なデトックスウォーターよ。

まあ冷やしてもいいし、

あんまり冷たいものガンガン頂いていると

身体が弱るから

常温のこともたまには思い出してあげてね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2021-04-28

首を吊ってる母親を、自分の手でドアから降ろした話。

これも結構前の話になる。

「そういえばあの時、どんな気持ちだったっけ?」と思い返す機会があったので、折角なので文字に書き残しておきたい。

そうすれば胸に落ちるものも、もしかしたらだけど多少はあるんじゃないのかな?って感じで。

内容が内容なので、少し長くなるかもしれないけど、お暇な方がいらっしゃいましたら読んでやってください。

あんまり仔細に年月日を狭めすぎるとアレなので、時期は今から7年ほど前。

ちょうど今のような、若干寒さも落ち着いてきたかな?ってぐらいの春頃のお話だと思って下さい。

当時の俺は大学入学したての、ピカピカの一年生でした。

兄の方がとても優秀だったんで、随分と見劣りはするけれど、俺の通っていた高校レベルからすれば「まあ頑張ったんじゃないの?」程度の大学へと入学

その筋のマニアには結構有名な、二郎インスパイアの名店が近くにある登り坂の長い大学ですね。

あれは本当に数少ない良い思い出です。メチャメチャ美味かったな。店狭いし、オッサン怖いし、汚いけど。

オススメは小ラーメン・麺少なめ・ニンニクマシ・アブラシマシです。

しか高校まではチャリ通で10分だったところが、電車を乗り継いで1時間半になったのは本当によくなかった。

職場学校は、絶対に自宅から近い場所を選びましょう。近い場所にないのなら、あなた引っ越ししまいましょう。(経験則

そんなこんなで深夜までゲームやらアニメうつつを抜かしては、中途半端時間に目覚めて、一限は余裕でアウト。

気付いた母親に叩き起こされて、仕方なく起床。もそもそと着替えて、遅刻前提の移動。

それで素直に大学まで向かえばいいものを、「途中で行くのも面倒くせえな」と地元カラオケで朝割フリータイムしてたり、本屋立ち読みしてたり。

入学当初からそんなんだから、とにかく授業内容は良く分からないし、眠くて眠くて仕方なかった。

何よりも人見知りだったもんで、良くも悪くも自由大学形式の授業とサークル活動に、いまいち馴染めずにいた。

大学は少中高と違って、能動的に働きかけないと友達はできないもんなんです。あの頃の俺に教えてやりたい。本当に。

夢見ていた大学生活は、俺にとってはただの眠気との闘いに成り代わっていたのである……。

そんなんで仲の良い友達全然いないもんだから、授業サボりまくって、図書施設ビデオ設備で「ロード・オブ・ザ・リング」とか「戦場のピアニスト」とか見てたな。

いや、完全に余談でした。すみません

とにかく、こんなカスの具現化みたいな大学生活を送らないよう、新入生の皆さんは頑張ってください。

話を戻します。

俺が小学校に上がるぐらいの前に、うちの母親は一度離婚している。だから俺は種親の顔をほとんど覚えていない。

自分ママとパパと話すけど、ふたり全然しゃべらないなぁ」とか「やたらと関西実家に行ったり、親戚の子がうちに来るのはなんでだろ?」とか。

そんなことを子供ながらに思ってたんだけど、今思い返せばそういうことだったんだと。

そんなこんなで気付いたら第一父親が消えて、俺が小学校二年生ぐらいの時に、新しい父親が来た。

第二の父親は、俺は子供ながらに「良い人」だと思った。

そりゃ向こうも腹を据えて、血の通ってない兄弟二人を抱えるわけだから、多少の上っ面は確保してくるには違いないんだけど。

一緒にお風呂に入れてもらったことが嬉しかったのを覚えてる。そんな第二のお父さんの背中には、ご立派な龍のモンモンが彫られていたけど。

仮初でも、その人は優しくて良い人で、色んな場所に連れていってくれたりした。なんかホテルが多かったな。海ほたるとかもよく連れていってもらった。

多分これまでの人生25年、その人が来てからの数年が一番幸せだったんじゃないかな?

中学に上がる前ぐらいの、それぐらいの間。ホント幸せだったと思う。ボンボンボンボンで、当時Xbox360COD4ネット対戦してたの俺だけちゃうレベルで。

母親も、その時が一番楽しかったんじゃないかな?

俺も兄貴母親父親も、心から「家族」を感じてた最後の瞬間だったと思う。

で、俺が中学に上がった頃に、第二の父親が手掛けていた事業が一気に傾いてしまったと。

これは直接見たわけでもなんでもないけど、父親の元同僚の方に聞いた話なんで、間違いないことだと思います

首の回らないレベル借金も抱えることになったと。

そっからの酒乱っぷりたるや本当に凄くて、中学生ぐらいになると俺も兄貴も(特に俺は)夜更かしをするようになってるから

ベロンベロン状態で帰ってきた泥酔親父に、子供相手に何を言い出すねんみたいな絡み方をされだして。

うわぁ、イヤやな……って、毎日夜になる度に鬱になってたのを思い返します。寝てたら寝てたで起こしにくるし。逃げようないやん。

そんな紆余曲折を経る中で、第二の親父が俺に放った言葉

「お前なんて、オレの本当の子供じゃねえんだからな?」

この一言が本当に忘れられなかった。シグルイのあの人ばりに、(この傷は二度と戻らんな)と泣きながら感じたのを覚えてます

しかもこれ確か、母親の目の前だった気がするんですよ。なんか二人で揉めてて、俺が仲裁に入るじゃないけど、間に入ろうとしたらこうなったみたいな。

酔うと貯め込んだ本質が出るタイプの人っているじゃないですか。つまりはそういうことだったんだな、と。

それ以降、父親と心を通わすことは一切なくなった。もちろん話したりってことはあるけど、他人みたいなことで。

そんなこんなで、それでも気付いたら中学生になって、高校生になって。

第二の父親は家からはいなくなって、お金だけを入れながら、たまに連絡を取るぐらいの関係になって。

こっからはもう蛇足なんで、ちょっと飛ばし飛ばし

小中校まではすごい楽しかったんですよ。面白い友達もいたし。なんで急に大学ダメになったのか、不思議だなぁ。

母子家庭あんまり余裕のある生活じゃないけど、塾にも行かせてもらって、奨学金も出る。

大学にも行けるんだと思えば、ちょっとぐらいの家庭内のゴチャゴチャがあるぐらいで不幸ぶんなよ、俺よりひどいやつなんて山ほどおるぞと自分自分を戒めたりもして。

そして母親の様子がおかしくなりだしたのは、このあたりだったと思います。ちょうど俺が大学受験を終えたぐらいの時分。

深夜、お腹すいたなーと思ってリビングに行くと、母親ワインと大き目なビニール袋みたいなんを用意してて、一人で黙々と飲んでて。

で、ちょっとなんか変な感じがして、母親の目から。据わってるって言えばいいのかな。とにかく、明らかに普通じゃないけど、普通を装うとしているのが伝わってくるような、そんな感じで。

無言でいるのも変なので、「なにこれワイン?家での飲んでるの珍しいね、いいやつなの?」みたいなことを訊いた覚えがあります

うちは父親の件もあったので、母親とはすごく仲良しだったから。

思い返せば、極度のマザコンだったんだと思います特に兄貴が遠方の大学にいってからは、実家には俺と母親の二人だけだったから。

とにかく変な雰囲気だったから、「お酒家で飲むの初めて見たかも!俺もひとくちもらおっかなぁ」みたいな、おどけてなんとかしようみたいなムーブをした記憶があります

「いいよいいよ。飲んでみな」と、母親が余裕で許可をくれたことも結構意外でした。酔ってたのかな?分かんないけど。

ド深夜、テーブルライトだけつけたリビングの机、ワイングラス、謎の大きなビニール袋。

なんかすげえヤバイことになってんのかな?と。

なんでだろう、このあたりから薄々感じ取り始めたというか、そんな気がしました。今までにこんなことなかったよな?って。

そして寝て起きたら、横に母親がへたりこんでるんです。体育座りを右斜めに崩したみたいな恰好で。

俺は一瞬、本気で死んでると思った。でも慌てて抱き付いたら、ちゃんと体温も呼吸もしてたので、本気で安心したのを覚えてます

えっえっ?ってなって、どうしたん?って聞いたら「いや、ちょっと……」みたいなことで、手元を見たらスカーフ?とハンカチを束ねて作ったような、首吊り用の縄?があって。

正直ワインときから厭な予感はしてたから、メチャクチャ驚いたし、なんで?ってなった。

「それはだめだって、それだけはだめだよ。これからどうすんの?」って泣きながら問い詰めた記憶があります

人間、本当に近しい人であれば、ちょっとした行動から、「なんとなく自殺しそうだ」というのが分かるものなんだって思いました。

マジでここらへんの記憶が、ずっと頭からこびりついて離れない。身体を下ろした時よりもキツかったかもしれない。

未だに良く分からない。要するに母親は、部屋のドアノブに縄を引っかけて、首吊り自殺をしようとしたんだと。

しかも俺の部屋のドアノブだった。誰のだったらいい、ということじゃないけど。この時には、兄貴はとっくに外に出ていたはずなのに。

首元を見たら、真っ赤っていうか、うっ血したようなアザになっていて、「失敗しちゃった」みたいなことを半笑い、作り笑いで言っていたような記憶があります

未だに後悔しています

あれだけ明確に希死念慮を見せていたにも関わらず、なにもできなかった。

母親がこのとき、俺に助けを求めていたのかは分からない。あるいは本当のショックを与える前に、「私は死ぬからね」という予告をしたのかも分からない。

兄にも周囲にも連絡をしなかった自分の愚かしさ。せめて身内だけには言うべきだった。

でも、言ってもどうにもならないんじゃないか、言われた側に負担を強いるだけになるんじゃないかと、どこかで想ってしまっていたのも事実です。

母親自殺をするかもしれない。どうか助けて下さい。」この言葉を俺はいったい誰に伝えればよかったのか、いまでもわからない。

救い方があるとしたら、それは俺がどれだけ母親が好きで、愛していて、感謝しているかということを、心変わりするまで何度でもいうことしかなかったんじゃないかと。

ある日、大学に行った。四月の上旬。はっきりと覚えてる。

ちょっと早めに授業が終わったのか?サボったのか。正直どっちでもいいけど、俺は家に帰った。

なんだかすごい胸騒ぎがしてた。兄も俺も家にはいない。家にいるのは母親だけ。

ただいまとドアを開けた瞬間、やはり自分の部屋の前で、足元に椅子を置いて、スカーフで作った縄を首にかけて、うなだれて扉にもたれかかる母親を見つけた。

凄まじい衝撃と同時に、「やっぱりこうなった」とどこかで思う自分がいた。

首にかけているスカーフ素手では取れなかったので、キッチンからハサミを持ってきて、片方の刃で切り落とした。

抱き抱えた母親身体は、思い返せば想像よりもずっと軽かった。

「誰か、誰か助けてください」と今までにいったことのような言葉を金切り声で叫びながら、居間の上にあおむけにさせて寝かせた。

そして震える指でスマホをうって、まず兄にコールした。

兄は大学二年生で、本来なら学生寮にいたはず。この日はたまたま里帰りをしてきて、何かを読みに本屋にいってくるといっていた記憶がある。

しかすると母親は、この日を待っていたのかもしれない。兄弟が揃う日じゃないと死ねないと思ったのか。分からない。

ママが首を吊ってた。いま俺が下ろしたけど、意識がない。救急に連絡するから、すぐに帰ってきてほしい」

と言って、すぐに電話を切った。兄は「わかった」とだけ言っていたような気がする。

家の場所を伝えて、どうか助けてくださいというと、すぐに救急車と救助隊の方々が来た。

俺は人命救助の方法とかがまったく分からなくて、もしかすると心肺蘇生とか、胸骨圧迫とか、本当はいろいろなやりかたがあって、

待っている間にそれができていれば、母親を助けられたんじゃないかと思う。

でも本当に現実現実として受け止められてなかった。頭がヘンに冷静だったのは、「こんなことになったけど、きっと助かるよな」と無根拠に信じ込んでいたからだと思う。

ここではどうにもならないから、と救急車に乗り込んだ。

ハサミで深く切った指から血が流れていることに気付いた。痛みはまったく感じなかった。

俺「こんなんなっちゃったな」

兄「俺、これからどんな顔して顔あわせればいいかわかんないわ」

俺「そうだなぁ」

こんな会話を、兄弟で悠長に会話していたのをハッキリと覚えています

ここまではすごくハッキリ覚えているのに、ここから先があいまいなのが不思議で、不思議で。

確か夜の病棟に運ばれて、「自意識が戻る可能性はない」と言われたこと以外は、実はほとんど覚えてないんです。

翌日の病室の面会で、意識のない母親を前に過呼吸になるぐらいに泣いてしまたことを覚えてます

そして「自意識が戻る可能性はありませんが医療を続けますか?」というような旨を医師の方に伝えられて、「もういいです」と伝えたことは覚えてます

そしてずっと病院に居るわけにもいかいから、家に戻って、母親のいない家で過ごして。

三日後か四日後、電話の連絡で「お母さんは亡くなりました」と同僚の方から連絡をいただきました。

母親の死に目に会わなかったのは、自分にとって幸運だったのか、不運だったのか、未だに分からずにいます

からない、本当に今でもわかりません。

あのワインの日から自分に何が出来たかをずっと考えています

間違いなくサインとなっていたあの日ちょっとでも行動を起こす勇気自分にあったのなら、もしかすると母親は今も生きていたのかと。

2021-04-18

エヴァンゲリオンを乗り越えて、あるいはその手前で

 お前が望んでいたものが、いまあらわれているんだよ。という言葉が、自分身体を上から下に駆け抜け、僕はそれで、頭から血が抜けていったように感じた。その言葉は、ある意味では間違っていなかった。けれど、間違っているといえば、全面的に間違っていた。

 目を凝らしても見えてくるのはパソコンの画面と荒れ果てた部屋しかない。右手の小指と薬指がその付け根にかけて少し痺れている。特にキーを叩いていたわけではない。パソコンの画面をつけて、何をしようかと思っていただけだ。すると、僕に言葉がやってきた。それは僕が望んだ言葉ではなかった。この暗い部屋は、僕が望んで生まれものだった。この荒れ果てた部屋は、僕がどうしてか生み出したものだった。あの言葉は、ただ、とても嫌いな言葉だった。

 望む、望まないなんてことを考えたことはほとんどなかった。あるといえば、望まないことばかりだ。いろんなことが嫌だ。特に、望むことは何よりも嫌だ。自分が何かを望んでいると思うだけで気分が悪くなってくる。自分が何かを望まなければ生きていけないのだとしたら、死にたくなる。何も望みたくない。何も望まれたくない。そうして僕はこの場所を作った。僕が今望んでいること? それには答えられない。ただ一本の煙草が吸えたらいいと思っているだけだ。それが望みなんて大きなものに含まれるのだとしたら、今すぐにでも僕は首を吊ってやる。セブンスターソフトは残りわずかだ。一本取り出して、口に咥えた。火を付けずにパソコンの画面を見た。

 さっきまではTwitterホームが映っていたが、僕はもう少し孤独になりたくて、ウインドウを閉じた。デスクトップ画面には、雑多なファイルが、まるでこの部屋みたいな雑駁さで並んでいる。それの後ろには描かれた美少女アニメ美少女なのかどうかはわからない。インターネットで見つけた、絵の美少女だ)が憂鬱げに体育座りをしている。彼女右手には安全剃刀が持たされている。左腕にリストカットの痕はない。安全剃刀は文字通り安全なのだ少女の足元には薬瓶が転がっていて、その転がる移動を堰き止めるように、本が置いてある。フェルナンド・ペソアの本らしい。表紙の白い部分には血痕のようなものが伸びている。

 灰を落としてみると、煙草の1/3はなくなっていた。僕は考えごとをする前に、なにかと準備運動必要みたいだ。考えるべきことというのは、僕の身体を駆け抜けて行った言葉についてだ。

 僕は「望む」なんていう大掛かりなものが嫌いだ。望むとも、望まざるとも、嫌いなものは嫌いだ。だが、そこにばかり注目していては次の文がわからない。次に進む。すると、それがあらわれているという。

 それがあらわれている。それはお前が望んだものだ。

 というのであれば、僕はわかるような気がする。まずはじめに「あらわれ」があって、その説明、あるいは定義けがされる。これは、わかる。あると思う。いや、あるべきなのだ自分がいまどうして存在しているか? こうして暗い部屋で、食事に使って洗わないままで転がっている食器や、ゴミの類いが転がっている、この雨戸が閉められた部屋で、僕の身体は、パソコンは、煙草は、まず、「ある」。そして僕がその「あらわれ」を何らかの形で受け取る。受け取ったものには、それ相応の制限がある。それが説明であり、定義でもある。こうして抽象化すれば、わかる話だ。話がわからなくなっているのは、そこに「望む」という言葉が出てきているからだ。煙草を灰皿にすりつぶした。

「こうしていても埒があかない」

 そう呟いた。こう言ったところで、あの言葉が離れていくわけでもなく、これから行動をとったところで、あの言葉が離れていくわけではないだろう。精々気晴らしにはなるだろうが、自分の中にある嫌悪感がぢくぢくと膨れていくか、いつの間にか消滅しているか、そのどちらかだ。経験的に、後者の方がよくあることだ。いつの間にか消滅するには、原理的に時間必要から

 家を出ると小雨が降っていた。庇の外に左手をかざすと、ほんとうに細やかに、少ない量の水が手のひらに当たった。深い青空全国的に深夜であることを告げていた。振り返って家に鍵をかけてから、僕は肺にあるどんよりした空気を深い青の空気と入れ替えた。まるで僕の肺が一つの世界になっているみたいに青い深夜だった。その世界は二つあった。そのうちのどちらかに、隣部屋のお風呂匂いが流れ込んできた。歩き出した。傘はいらないだろう。煙草お菓子を買ってくるだけだ。

 思った通り、雨ざらし階段はそれほど濡れていなかった。足を滑らせる心配はなさそうだし、きっと降りはじめてすぐなんだろう。階段を降っていくと、

「お前が望んでいたものが、いまあらわれているんだよ」

 という、声がした。言葉ではなく、声がしたのだ。階段を降りている感覚が薄れて、ゲシュタルト崩壊してしまった。階段構成する線と線の繋がり、それがなす直角と、段差、線の全てが空白もしくは混沌世界に放り込まれた。ポケットに入れていた鍵は、僕の拳から飛び出すことなく、音を立てることもなかった。目を閉じた。「うわあ」と思った、その頃にはもうすでに階段の一番下まで辿り着いていた。でも服は汚れてしまった。階段から転げ落ちたのだ。頭の裏、腕の曲がらないところ、脚の曲がるところ、何より腰が傷んだ。それから遅れて左手に妙な感覚があった。座り込んだまま、左手を開いてみると、家の鍵を強く握りすぎたからか血が出ていた。鍵に何かキーホルダーをつけていたわけではないから、純粋に鍵で傷ついたのだ。親指の付け根に小さな切り傷が付いていた。思ったより血が出てくる。なんとなく、右の人差し指中指でそれを拭い、右の頬に付けてみた。この、なんとなくの一連の動きは、シネマスコープの中に映し出されているといいな、と思った。身体中が痛かったけど、おもしろかったから、よかった。僕は立ち上がることにした。雨は本当に少しだけ降っている。

 ここからコンビニに行こうとしている。それなりに汚れてしまったが、仕方がない。自転車を見た。自転車に乗って行こうか、いや、この程度の濡れ具合で滑って転んだのだ(たとえ変な声が聞こえてしまたからといえど。またあの変な声が聞こえないとも限らない)、大事をとって、あと気晴らしのために歩いていくことにしよう。自転車を金網越しに見た。僕は歩いてコンビニに向かう。決めたからだ。ぶらぶらさせていた右手を鼻の前にかざして、匂いを嗅いだ。鉄くさく、砂っぽかった。これでコンビニに向かおうとしているのだから、笑えてくる。いや、これは気晴らしにすぎない。コンビニ店員も、適当事情を察してくれるだろう。コンビニ店員は本当に飲み込みが早いから、わかってくれるはずだ。

 そんなことを考えていると、下には列車が通る小さな橋に辿り着いた。水色の塗装ははげかけているが、子供が手すりで遊んでいて怪我をするほどではない。おしゃれみたいに朽ちている。その下では電車が通る。橋の真ん中に辿り着いて、ここから落ちたら死んじゃうだろうと思った。いや、生きちゃう? 電圧注意と書いてあるから、落下して骨が折れたり、死んじゃう前にびりびりっと身体破壊されてしまうかもしれない。それにいま僕は濡れている。電気はよく通ることだろう。でも、痛そうだ。さっきの落下でさえ痛く、血を流してしまったのだ。僕というのは風船みたいに壊れてしまときには、弾けるように壊れてしまう。そして、壊れてしまうと、びっくりするし、うるさい。毎度この橋を通るとこんなことを考える。死ぬことはないだろうとは思うが、死んでいいかもしれないと思う。そして、橋の真ん中で線路を眺めるのをやめ、先に進もうと体勢を変えると、昼間子供達がよく遊んでいる公園が見えてくる。深夜の公園だ。いやらしいことを考えないわけではない。でも、重要なのは、いやらしいことを考えたその時には、もうすでに水色の手すりから離れて、コンビニに向かって歩きはじめていることだ。

 公園に面した道路を進むとコンビニがある。だからコンビニに向かうまで、橋の上、橋の下り、道路、と少なくとも三つの視点から公園を眺めることになる。意図して見ないときもあるが、この場所から見た公園をその時に考えてしまっているから、大体いつもみているようなものだ。道路に面している側には遊具はない。公衆トイレがあって、それを二本程度の灯りが照らしている。公衆トイレほとんど立方体の形になっていて、二つの光源から伸びるそれの姿は、三つの視点、どこからみても美しい。道路から見たとき前景に公衆トイレがあると、その後景にブランコがあって、その間くらいに滑り台がある。ジャングルジム砂場公衆トイレに隠れてしまう。

 今日こうして家を出てきて、コンビニに向かっているのだけれど、いつもは見かけない、変な影が三つの視点全てにあらわれているのを見た。人影というには小さく、あまり動いていない。でも横に長いわけではないから、犬や猫の類いではないと思われる。霊でも無さそうだ。霊に影があったら、僕はその霊と仲良くできるだろう。

 よくわからないその影は少し揺れているだけで、歩いたりしている様子ではない。ブランコ周辺でただ揺れている。こういうのはあまりない。不審な影を見かけることはよくあるが、それはその人物不審から影も不審に見えるのであって、影が独立して変な雰囲気を纏っているのはなかなかない。それに、徹底して影の主が見えてこないというのも、変な話だ。影しか見えない。特に怖がることはなかったが、

「変だなあ」とは思っていた。そのまま、コンビニへ向かった。

 その前に、円柱状の灰皿に吸い寄せられていった。右ポケットには忘れずにセブンスターソフトと、ジェットライターが入っている。ジェットライターは素晴らしい。片手で着火できるというだけで、なんだかカッコいい感じがする。喫煙にかっこよさを求めたことはないけれど。客観的にそう思う。絵になるというか。

 セブンスターを咥えて、右ポケットからジェットライターを取り出して、先端に火を付ける。ゆっくり吸う。強く吸うと美味しくない。けれど今は若干の湿気があるから、どちらにしろ美味しいのかもしれない。

 煙草を吸っていると、気分がいい。家から出てすぐ深夜の空気を吸ったように、身体の中の空気を違う空気で入れ替えているように感じる。手軽に自由を手に入れてるような気がする。これが自分の望んだものなのだと言われたら、認めてしまうかもしれない。この一本の煙草が僕の自由に繋がっているなんて、ちょっと詩的だ。けれど……

 お前が望んでいたものが、いまあらわれているんだよ。

 これはどういうことだったんだろう。

 こと?

 あれははじめ、「言葉」として僕の身体に降りかかってきた。「言葉」が身体を貫くような感覚は、実はよくあることでもある。だからそれはいい。問題はその「言葉」が「声」になって聞こえてしまったということだ。「声」になって聞こえたということは、誰かがそれを喋ったのだ。あのとき、僕の近くには誰もいなかったから、僕の「言葉」が「声」に聞こえてしまった(?)ということなのかもしれない。つまり幻聴のようなものだ。幻聴ということは、幻? 幻には思えなかった。なぜなら、まずはじめに「言葉」が降りかかってきたからだ。幻にふさわしいのは、何の予兆もなく、何の脈絡もない「声」が聞こえてくるということではないのだろうか。あるいは、僕を貫いた「言葉」は「幻の声」を予知していた、とか。ファンタジーじみてきた。同時に自分精神的におかしいと思われる(思われてしまう)ことを毛嫌いしていることに気づいた。言葉に則して物事判断している。まるで、そうしないと生きていけないように。セブンスターは半分になっている。そうしないと生きていけないということは、僕は「言葉に則して物事判断することを望んでいる」のかもしれない。それのあらわれとして、部屋があんなことになっているのかもしれない。数日間シャワーの浴びていない自分がいるのかもしれない。言葉に則して物事判断することを望むというのは、ここまで代償が必要なんだな、とひとりごちて、笑った。口から煙草の煙が飛び出た。

 コンビニでは煙草お菓子を買った。煙草はいものセブンスターお菓子適当チョコ、なんだか寝付きが良くなるらしいチョコがあったからそれと、イカのゲソを買った。ゲソを買うとビールに手を伸ばしそうになる。でも僕はビールはあまり好きではないから、好きなのはゲソとビールという組み合わせだけだから、やめることにする。結構そこで戸惑う。けど、ビール自分には必要のないものだ。煙草チョコイカのゲソは、自分必要ものだ。

 帰り道、公園が見えてきた。あの影はまだ居るだろうか? 僕としてはいないほうがいい。帰りは行きと違って、目に入ってくる視点が二つなくなっているからだ。橋の下りと、橋の上では、振り返らない限り公園の姿を捉えることができない。公園の姿を素で確認できるのは、今、この公園に面した道路でだけなのだ。だからこそ、ここでしっかりと、あの影がまだ居るかどうかを確かめ必要がある。そうしないと、公園を背にしてからが怖い。

 立方体公衆トイレが二つの光源に照らされて伸びる影の先には、ジャングルジムがあり、わずかながらジャングルジムの影も砂場に広がっている。幾何学的な影は、砂場の凹凸に習って、あまりユークリッド幾何的ではない形になっている。ブランコにはあの小さな影はなく、滑り台にも影はない。灌木を含め、公園全体を見渡してもあの小さく、揺れていた影は見当たらなかった。僕は一安心して、煙草を口に咥えた。少しだけ、雨が強くなってきた。火をつける。

 とりあえずは安心てところだろう。もともと霊とかは考えていなかったから、特に恐れることはなかったのだけれど、一応だ、一応の確認必要だと思ってだ。それから公園から目を離して歩いてみた。なぜかまた右手の小指と薬指が痺れてきた。コンビニで買ったもの左手で持っている。右手煙草を吸うために放っている。それにしてもあの影はなんだったんだろう。影があるのだから、影の主はいるのだろうが、僕はそれを見ることができなかった。するとやはり、影は独立したまま存在し続けるのかもしれない。僕の中でも。世界の中でも。

「お前が望んでいたものが、いまあらわれているんだよ」

 という声があらわしていたものは、僕の考えていたように、ものごとの素朴な存在を認めろ、ということなのかもしれない。だからこそ、影にはその元があるとは考えなくて良いし、「声」のものも、「言葉」のように独立したツールとして、その元を探る必要はないのかもしれない。だが。

 そうしたことを伝えるのであれば、やはり「言葉」に留めておくべきではなかったのだろうか? 「声」でこのことを伝えるというのは、そのもの矛盾しているからだ。通常のものの考え方ではたどり着くことができない。「声」には人を必要とするという考えは、どれだけ複雑な回路図だったとしても、確かなものからだ。僕はそう思う。「声」独立して、僕に警鐘を鳴らしていたというのは、考えられない上に、警鐘ですらない。現状の説明を、何か「声」を使って説明する必要はどこにあったのだろう。必要? では「言葉」で表す必要はどこにあるのだろう。普遍的で、使いやすいのがキーなのだろうか。それが必然に関わっているのか。でも、こうしてみると「声」も「言葉」も大差ないように思える。すると、なぜはじめに「言葉」があり「声」が生まれたのか、が問題なのかもしれない。僕はあの言葉から逃れられていない。いまだに考え続けている。もうすぐ橋を渡り終えるというのに、家に帰ってもずっと考えてしまうのだろうか。橋の下階段に足を付けると、

「お前が望んでいたものが、いまあらわれているんだよ!」

 明らかに声がした。それもあのときに感じた「声」ではなく、方角があり、ちゃんとした輪郭を持った声だった。だが、どこか浮世離れしている。それでも僕はびっくりした。何しろ深夜なのだ。僕は振り返った拍子に咥えていた煙草を落としてしまった。湿っていた地面に落ち、火が鎮む音がした。そこから煙が立ちのぼった。雨が止んでいた。

「お前がどう考えても何も変わらないが、お前はなぜか望むことができる。お前はそれを否定しているだろうが、それは、お前が望むことができてしまうことに勘づいていたからだ」

 橋を上ってくる音が聞こえる。人にしては軽い音だ。

「お前が何かを望んでいたとしても、それが叶うことはまれだ。まれということは、叶うこともある。お前はそういう能力を持っているのだ」

 橋の上に立って僕を心持ち見下してきたのは、高校一年生くらいの少女だった。それにしては身長が小さいし、逆光だからか影しかみえない。

 僕は思ったことを言った。

「でもそれって、僕以外の人にも言えることじゃないですか?」

 なぜか敬語が出た。

「そうなの?」

「たぶん」

 影の少女はため息をついた。マジで……と呟いていた。僕は聞き逃さなかった。

「お前が考えていることは、実は大切なことだ。これ以上ないくら大切なことだ。あまりそういうことを考える人はいない」

「そうなんですか。ちょっと煙草吸ってもいいですか」

わたしにもくれ」

 それにしてもこいつはなんなのだろうか。深夜に高校一年生くらいの少女と一緒にいて、通報とかされないのだろうか。僕は影の少女煙草を渡すために近づいたが、影の少女は、「少女」になることはなく、影の少女を保っていた。なんなのだろう?

ありがとう今日煙草が美味しい日だ。君が思ったことだよ」

「そうだったかもしれませんね」

「だが、お前には足りないものがある」

「なんでしょうか?」

 そこで少女は本当に長く時間をあけて、煙草を吸った。とても長い時間だったが、次に出てくる言葉がわからなかったから、僕は待っているという気分ではなかった。僕も僕で煙草を吸っていたのだ。

「お前は実は求められて、存在している」

「え?」

「お前はそれを拒絶している」

「そうかもしれませんが……」

「お前は求められているから、存在しているのだ。お前が求められなくなったら、存在しなくなる。死ぬとはまた違ったものなのだがな」

わたしはお前に求められて存在した。類を見ないほどひねくれたやり口だったがな」

 そういって影の少女は僕の手を取った。左手の血は止まっていて、傷になっていた。影の少女が、その手をぎゅっと握ると、傷はなくなった。影の少女は、影の少女にふさわしく、とても冷たい手をしていた。

「お前の考えていることは基本的に正しい。が、まずい考えでもある。それを警告しに来た。お前には知ってもらうことがひとつだけある。そのために来た」

 そう言うと、影の少女は地平線の向こう側に指を差した。何も見えない、と言うと、耳を澄ませ、と言われた。それに従って耳を澄ませていると、軽く、高いが地鳴りのような音が聞こえてきた。信じられないだろうが、線路中に列車が猛スピードで走ってきている。どの列車も見たことがない。ここは新幹線は通ってないだろうが、新幹線と同じくらいのスピードで走っている。だからか、電車にも見えない。謎の列車が猛スピードこちらに走ってきている。深夜なのに。どういうことなのだろうか。

「お前に足りないものは」

 影の少女は、橋の手すりに立った。そこで、影の少女少女になった。制服を着ていた。白いパンツが見えた。胸は小さく、確かにあった。ショートヘアだった。見覚えのある子だった。だが、会ったことはない。会ったことはないが、見覚えのある子だった。可愛い少女煙草を咥えたままだった。

 夜が静まりかえっていた。少女が決然と橋の手すりに立って僕を見下しながらも、夜空にはたくさんの星がきらめいていた。青い深夜は地平線見渡す限りに広がっていた。少女は僕を哀れむように見ていた。空間が張り詰めていた。それを揺らす列車の轟音。少女がふらっと動いた。

「圧倒的な喪失だ」

 制服少女は橋を飛び降りた。少女が地面にたどり着くころに、列車は飛び込んできた。衝突する。血が流される。さっきまで話していたあの謎の影は少女で、彼女飛び降り自殺をした。僕が手を伸ばした時点で、少女は見えなくなっていた。なにもかもわけがからない。僕は止められたかもしれなかったのに、影の少女から少女になったところで驚いて、何もできなかった。もしかしたら、なにもするべきではなかったのかもしれない。彼女は僕が求めたか存在したのだ。だが、彼女は自ら消滅することになった。ということは僕は彼女自殺を願ったのだろうか。彼女 Permalink | 記事への反応(0) | 11:49

2021-01-21

Tumblrで昨日あたりにちらっと見た、体育座りでぱんつを見せてる女の子を猛烈にリブログしたくなって、頑張って戻ってるんだけど見つからない。

あれってフォローしてない人を表示していたのかな、あのこのパンツの柄はどうだったっけ。

そんなことを考えながらモヤモヤしつつちんちんさすさすしていたけど別にイクわけでもなく、画像探しと自慰で達成感もないまま3時間過ぎた。

わりと毎日時間の使い方ってこんな感じだと思う。俺はそれでもベンツよりチンコがいい。

2021-01-20

陰謀論おっかけてる学校先生いる?

日本教育

本当に日本人を大人しく都合の良い羊に仕立てる支配層のアジェンダだった

って気づいたら嫌にならない?

目覚めたぞ!!

とか言いながら学校では「体育座り(奴隷座り)早くしなさい」とか「マエニナラエ〜」やってて嫌になった

でもアメリカが変われば日本も少しは変わるかもしれない

望みは捨ててはいない

2020-12-26

日記(無節操)

・今年はクリスマスなのに病んでないな。

毎年のように1年の区切りがわかりやすい時に激病み期が襲ってきて、体育座りでボロ泣きするんだけど……これは私の精神が強くなったというよりも、30日に控えているオンライン忘年会が楽しみだからそこまでは生きる希望があるってことか。それともトリガーケーキを食べることにあるのかどっちなんだろう。

1年間何も為さなかった無力さというか、人間適正のなさを痛感するというか、そういうもの可視化されるというか。

まぁ今年は世間病み期(疫病の意)だったから、私の分も世間様が病んでくれたとでも思っておこうかな。

シャニマス楽し〜〜〜〜〜〜〜〜い

シャニマス楽しい無限リアリティ摂取できる。たかゲームなのに、そこにいる気がしてくる。無料10連は大負けして終わったけどね。でもいいんです、推しユニットサポートカードは始めてから実装されたものは全部確保してあるので。

・まだグラブルが残ってるから

頼むぞガチャピンSSRをたくさん引かせてください。あと推しSSR昇格もお願いします。天井分の石とガチャチケなどは用意してあるんです。

・絵が上手くなりてぇなぁ

ここでいう「絵が上手くなりたい」とは「練習とかは面倒だが一晩寝たらシャニマスみたいな構図力がついたついでにグラブルみたいな塗りの絵が描けるようにならないかな」という意味

小説も上手くなりてぇなぁ

文字書き」って言葉おかしくない?文字書きっていうと書道家とか、そんな感じがする。小説と言えるほどの分量を書けるようにとは言わないので、上手く色々落とし込んだコミュが書けるようになれないかなぁ。

・「うちのこ」

呼べない〜〜なんかキモい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♡

「こ」と付けられるようなものじゃない。我が子のようになんて思わないし思えない。他人が使う分にはどうでもいいけど、「うちのこ」という呼称を用いない場合自分が生み出したキャラクターへの総合的な呼称はどうなるんだろう。

同様の理由で「よそのこ」もなんか嫌〜〜〜〜〜〜♡

・2020

匿名ラジオをはじめとしてオモコロチャンネルに命を救われました。代償としておじさん達がわちゃわちゃとない話をするコンテンツしか笑えなくなっちゃいました。というわけですのでこの言葉日記を締めたいと思います

地獄に落ちろ!!!!!!!!!!!!!!

2020-11-06

タイツの件で考える「視点」と「演出

タイツ広告企画炎上謝罪した件で未だにモヤモヤする点がある。

タイツを着用しているイラストタイツを着用しめいる商品広告パッケージ写真比較について、たまたま見かけて、数日納得がいってない指摘があった。それは、「公式がこの謝罪文を出すということは美脚を強調するタイツ広告モラルに反している」というもの

それは飛躍しすぎてはないだろうか?

というか、今回の件の問題点が明確になっていない。

公式謝罪文では「一部のイラスト性的描写連想させるような不適切表現」を認め謝罪している。

先程の指摘内容をこう捉えた。

イラスト不適切表現があったと認めるなら、商品広告写真美脚を強調しているので不適切という主張になる。」

これは成り立たない。何故か。

それは、非常に曖昧な線引きだけど、「視点」と「演出」の問題だと思う。

結論から言うと切り取り方、ピントの合い方に今回は問題があったのだと思う。

私は広告使用されている写真には「性的描写連想させる表現」を感じなかった。少なくともこの会社のものに関しては。

タイツを履いて体育座りをする人がいる。この人をどう切り取りどう演出たか。どう演出するように会社ブランディングたか。そこに問題があったのではないか

例えばタイツを履いて体育座りをする人がいる。魅力的に魅せるためにかなり際どいポーズをして、太ももまで見えているかもしれない。そういう被写体をどう切り取るか。

性的描写連想させる表現」に関しての線引き。それは色々な要素が絡み合っているだろう。

・どんなポーズか?

肌や体のライン露出はあるか?

・どんな構図か?

体が見えすぎてはいいか

などといった直接「性的」に結びつく身体の要素の他に、

・どんなコンセプトか?

・どんな感情か?

・どんな表情か?

・どんな人間か?

・どんな世界観か?

・どんな状況か?

・どんな色合いか

・どんな目的か?

……など全ての要素から判断をしている。

性的である」というのは、女性タイツを履いているだけで性的と感じる人もいれば、パンツが透けていても性的と感じない人もいるだろうから人によるが、要は加減の問題だと思う。

同じ体育座りでも、

タイツを魅力的に魅せる為のポーズの一環としての体育座り。その他の情報は一切排除されており質感もフラット特定人間視点を感じさせない」ならどちらかと言うと性的ではないと思うし、

日常生活の中でのチラリズム想像させる状況としての体育座りタイツの質感が目立つ。そのタイツを履く脚に注目している人物(絵の視点となる人物)を感じさせる」ならどちらかと言うと性的だなと思う。

この場合イラスト写真関係ない。

商品パッケージ写真性的だと感じなかったのは、「エロティックに」「フェチズムを強め」「性的に切り取ろうとする」意図がない、感じないだけである。撮ろうと思えば幾らでもそのように切り取ることができる。極端に寄った構図や光をバチバチに当てる、透け感を過剰に出すなど。「性的である」を基準にするならアダルトグッズタイツパッケージなどが参考になるかもしれない。写真でも分かりやす演出はできる。やっていないだけだ。

逆に絵でも性的を感じさせないことは如何様にもできる。特定視線を感じさせない構図、肉感を感じさせないラインや均一な質感。

今回話題となっているイラストは、そういう意味では性的に受け止められてしま情報比較的にあった、または多かったのだ。描き手の意識的/無意識的は置いておいて。

(尚今回の件は会社性的意図を発する絵を深く意識しないでPR使用していたのが今回問題となっていると思う)

実際に今回話題となっているイラスト演出しているような状況、タイツある意味魅力的に(肉感、透け感、チラリズムなどを伴って)見える瞬間。体育座りパンチラ…などなどそんな状況は日常にも存在はする。存在自体は、している。

しかタイツを履く本人が意図しないもの事故だ。ハプニングだ。

それはあまり…見るものではない。少なくとも「他者が見ていいもの」にはなっていないのだ。それこそモラル的に。

その瞬間を切り取り絵にすること自体性的目線を感じさせ、「一般的に見てはいけないものを見てる人」を想像させてしまう。それが嫌悪感に繋がるのではないか

逆にタイツを着ている本人が意図して見せている瞬間(スカートをたくし上げる)などは、そもそもメッセージ自体性的だと判断されてしまうのは仕方ないだろう。

ただライティングだの小道具だのモデルだの色々な工程複数人で作り上げ撮影される写真より、全て1人で描ける絵の方が匙加減で演出をしやすいので、こだわりや意図作品に反映されやすい。良くも悪くも。画面を魅力的に魅せようと感覚演出してしまう傾向はあるのかなと思う。

絵では「ハイライトを足して立体感、艶感、肉感をかなり強める」「実際には目を凝らして見ないと見えないタイツの網目まで再現する」「タイツの反射光を強く入れ、普段は影になって隠れている部分まで注目させる」といったように普段ピントの合わない部分に、ピントをギリギリまで合わせることができる。その一定ラインを超えた異常ともいえるピントは、ある人によっては魅力で、ある人にとっては恐怖なのだ

性的である」「性的でない」「自然だ」「過剰だ」といった線引きは難しい。

散々語られているけど、絵も写真記号だ。

伝達手段である

そして、全てのものは誰かの視点で切り取られたものである。どんなに公平に見える統計だって、ただ適当自分で撮った写真だって、必ず誰かが意図を持ち切り取った情報に過ぎない。

なんとなく撮った写真にも意図はある。なんとなく描いた絵が発するメッセージがある。

必ず全てのものがある一定視点により切り取られたものであり、また意識的/無意識的に演出されているものだという事は頭の隅に置いておきたいなと思った。

2020-11-05

anond:20201105140206

刺さった、って良い意味で刺激した場合にのみ使うんだっけ?

言い方変えると、タイツの件はまっとうでまともな生活している人の神経に触れる程非常識な絵があった。ということでは。

あれがアニメージュイラスト特集ならすごい良かったんだけど、

現実女子スカートをわざわざ持ち上げるみたいなしんどいのは男使って金を稼ぐか媚を売るやつしかやらんし、

これはおっさん受けしか狙ってないなと思った絵は、ミニタイト履いて椅子の上で体育座りな、

あれ、現実女子はそのへんでやらんからプライベートゾーンが丸見えになるので、そのへんで盛りたい頭がオカシイやつがクラブとかでやるやつ。

オフィス学校の中であの格好するのはAVの見過ぎ。絵師もっとTPO考えろっていわれたのはあの辺り。

ただ、車から降りてるのとか、歩いているのにまでケチ付けられていた普通の絵にまでケチついてたの本当気の毒。

まあ企画したやつがバカなんだろ。

2020-08-27

もしもキモくて金のないおっさんが雨の日にダンボールの中に入って体育座りしながら目に涙を浮かべていたら

普通手を差し伸べるよね

2020-08-16

カンチョーされた時君はどうする

日大ポリープを取った。肛門から内視鏡を入れられるアレだ。

あんな狭いところにまぁまぁ太いスコープが入るのに、「う!」とか「痛っ!!」とかならないのはドクターの腕が良いせいか

体育座りポーズで横にゴロンとしているうちにいつの間にか入れられているのがいつも不思議に思っていた。

無事にポリープは切除され、思ったよりも切ったところがちゃんと外からわかるくらいにはダメージがまぁまぁあった。

便が通ると切ったところがこすられているような感覚で腸がここにあるのねと確認できる面白味と鈍痛で術後数日は不思議不快が同居していた。

その一方、私の夫は隙あらば何らかの攻撃しかけてくるやんちゃ40代

先日は電気カミソリですね毛を剃られ、ある時は大仏の被り物で迫ってくるおちゃめな攻撃

こちらが余裕があれば笑って済むようなレベルのたわいもないようなものほとんど。

洗面所で顔を洗っている時、やつはよく攻撃を仕掛けてくる。

反撃できないのを知っているからだ。

ポリープ入院している間おそらく人恋しかったのかやたら絡んでくるのはいいが、今回その絡み方がいけなかった。

いつものパターンであれば、顔を水で洗っている時に脇腹をくすぐってくるのに、

今回はこともあろうに忍者の返信ポーズ肛門を狙ってくる、いわゆるカンチョーを仕掛けてきたのだ。

前述の通り、大腸ポリープ取りたての私の肛門はどうやら弱っていたらしく、

夫のカンチョー攻撃クリティカルヒット!或いはかいしんのいちげき

当たり所が悪かったのか、ほんのり痛い。

内視鏡の時は全然痛くなかったのにカンチョーに負けるなんて。

その晩は違和感を抱え、夫にも怒りを伝え就寝。

翌日、目覚めても抜けない違和感

仕事中も違和感が抜けず、夫に抗議のラインを送ったところ返信に反省の色が無い。

消えない違和感、このまま肛門に傷がついていたらどうしよう。

肛門裂傷→人工肛門当方医療職なもので、容易に最悪のパターンが浮かぶ

その日の排便というと、初回は下痢でそれどころじゃなかったが、2回目は硬便のせいか通過時に激痛。

内視鏡が通るときノーダメージだったのに、自分の便でダメージとはあなおそろしや。

検査結果を聞く予約受診の時に言ったほうがいいのか、

いやまてよダンナカンチョーされたなんて言えるわけない。

友人や親にもそんなバカバカしい受傷契機、言えるわけない。

このまま傷ついた肛門を抱えてどうしたものかと。

年に数回ニュースで見る肛門エアコンプレッサーで死亡した事件

した方はこんな大変なことになるなんてって気持ちでやっているんだろうけど、

自分の夫にこの手の事件加害者を重ねてみてしまう。

今後は緩やかに許しつつも、心の根っこの深いところでは絶対に許したくない気持ちをくすぶらせながら

ずっと夫婦二人きりで暮らしていく自信が持てない。

2020-07-28

anond:20200728161907

中学ときに一度あったよ

大半の女子スカートの下に何かはいパンツ見えないようにしてたけど

部活動も体育の授業も一切やらないヤンキーっぽい女子の一部はパンツのままだった

体育館の集まり女子体育座りしてて、横に座ってた子のしパンがモロに見えてたんで思わずガン見してたらすぐに気づかれたんだけど

こっち見てニコっと笑ってそのままの姿勢で数秒ほどパンツ見せてくれたことがあった 今となっては良い思い出だわ

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