2022-11-30

子どもの膝がきれい

寝かしつけてる時に、今日は膝を擦りむいて痛かったんだ、と子どもが報告してくれた。

(原文:どん!ち〜!いたい!)(補足事項:転けたのは今日ではなく3日前・該当箇所はかさぶたもまばらに)

アピールに余念がないなあと思いつつもどれどれ、と膝を確認する。

改めて見てびっくりした。ツルッツルだった。

皮膚が輝いているのは当然としてそれだけではない。パーツとしてデフォルメされすぎているようなツルッツル具合。

から見るとL字パイプジョイントのような、むしろ無機物のように感じてしまうほどに余分な物がない状態だった。

初めに違和感を覚えたのは中学生だったと思う。

体育座りしていたふとした瞬間に、自分の膝の異様な形に気づいてしまった。

なんか骨ばってボコボコしてる、皺深いしすごすぎ、横からは肉も余ってる…こんな醜い身体だったっけ…??と衝撃を受けた。

自分身体に変化を感じるという、振り返ると思春期ど真ん中の思考だけど、当時はただ純粋に悲しかった。

体育で半ズボンになって人前に出すのが心からに恥ずかしいと思っていた醜い私の膝とは、時とともに知らず知らず折り合いをつけていたようで、そんな風に気にしていた事を今日今日まで忘れていた。

私の膝も子どもの頃はこんな風にピカピカだったんだろう。でも持ってる時には気づかなかったなあ。

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