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はてなキーワード: 機会損失とは

2017-10-06

レターポットがサービス開始されたら

とりあえず、アカウント作っとけ


こいつは、世の中の根底を覆すサービスだ。


レターポット? なにそれ? ってやつはとりあえずググれ。

ビットコインはそのうち破たんするかもしれない(そうではないかもしれない


だが、レターポットはおそらく(十中八九といいたいところだが、5割5分)、世界に風穴を開ける。

一般人なら、流行ってから乗っかっても構わない(かも知れない


だが、自身露出があったり、クリエイティブなことやってる人間ブロガーとかも含む)は、真っ先に飛びつけ!

喰いっぱぐれるぞ! とはいわないが、機会損失半端ないで候。


#ニシノアキヒロ

#西野亮廣

#キンコン西野

#レターポット

2017-09-25

社長としてのスティーブ・ジョブズが失われたことよりも

その結果として物流天才ティム・クックの目が物流現場に届かなくなりつつあることのほうが Apple にとってダメージはでかいのかなあと思った。 iMac Pro にせよ iPhone X にせよ発表から発売まで時間がかかるってのはそういうことよね。

iMac Pro に関しては「とりあえず Surface Studio 買わずに待っててくれ!!!」ってことだからそれでもいいのかもしれない。でも iPhone X については完全に失敗だよなあ。「次の 10 年のための試作品」みたいな言い訳してるけどこれ完全に後付けでしょう。報道によれば指紋センサーの開発に失敗したことによって生産開始が遅延した、変形 OLED ディスプレイの歩留まりが極めて悪いことを中心として生産上の問題が多々あることがこの惨状理由のようだ。

Apple 側がどう言おうと 8 と 8 plus はユーザーからは 5c のようなものしか受け取られておらず、多くのユーザーが X を待っているようだ。しかし X は現在情報からはどう頑張ったところで需要を満たすほどには生産されない。そして 7 どころか 6s 世代でもあと 1 年使おうと思えば使えるのが現状である機会損失としては、、、という。

僕は X 買えたら売ればいいかみたいな感じで 8 plus 買いました。

2017-08-23

結婚がここまで男にメリットがないと思わなかった…

結婚がここまで男にメリットがないと思わなかった…の元増田が俺かどうかは各自勝手判断してくれ。俺は元増田かも知れないし、元増田じゃないかも知れない。

五百万超えの金額は、たぶんそのまま払う事になる。それは、結婚式直前だから仕方ない。ここで争ってもこちらが痛い目を見るだけ。相手確信犯だし。

しかし、こんな客の足元を見て陥れるような商売は許せない。ボッタクリ式場には社会から何らかの制裁があってしかるべきだ。

が、向こうは商売から、客が戦っても負けるように仕組まれてるはず。こっちも個々の項目の同意は取られてるし、第一会社顧問弁護士かいるだろう。まともに客が戦って勝てるとは思えない。

そこで、式の総額を下げることは目標にせず、制裁を加えることだけを目標にした。これだけ広まれば、誰か一組ぐらいは、ここで式をするのをやめて別の会場にする奴が出てくるだろう。式場に三百万円以上の機会損失を与えられる。計画はそこそこ成功したと思う。

2017-08-11

エアコン使う方が賢い

古い賃貸一人暮らしして3年目でついにエアコンを買った

量販店工事費込みで8万円

買う前は高い買い物だと思ってたけど暑い家の中で何もできなくなる機会損失考えたら遥かに徳だった

今は家の中にいても何かをしようという気力がある

進んでなかったプログラミング勉強もできるし楽器練習もしたいと思えるようになった

活字の長い本も読めるし友達を家に呼んでみようって気持ちににもなってる

夏だけでも2ヶ月くらい自宅で過ごすのが無駄になること考えたら費用で8万円かかって毎日電気代100円かかるとしても余裕で元取れる

いから買わず扇風機我慢してた自分馬鹿だった

この調子乾燥機能付き洗濯機乾燥機付き食洗機買って今話題シルバー人材に部屋の掃除頼むようにしよう

その代わり金を稼ぐことに意識を集中させたい

2017-08-08

https://anond.hatelabo.jp/20170722221935

大阪花火大会行ってきたけど同様に子供は少なかった。オラついた中高生ばかり。

あれ子供がこないのは人員整理がずさんだからだと思う

有料区画の中しか管理してないから、有料区画への入場口が歩行中止自撮りマン軍団の影響で封鎖されて、入ることも出来ず、出ることも出来ない。

あれ金払ってもいいからこの封鎖空間から抜け出したいって人いっぱいいたと思うし、確実に機会損失してる。

口付近で立ち止まるやつらを追い払って通路確保したら、子供も現状よりは来るだろうと思った

2017-08-04

https://anond.hatelabo.jp/20170804072532

そうでなければauサービスのためにタダ働きされた人が気の毒すぎる。

時給分は支払われるしそれは最大の混雑時でも閑散時でも一定である

個数に応じた料金はauから出るのだから(恐らく個数に比例)店として損はしない

混んでてそれ以外の客を逃す機会損失はあるだろうけどそのへんは織り込み済としか

2017-08-03

バカか】生理用品メーカードラッグストアはいい加減にレジ紙袋に入れるのやめろ

生理用品をレジでごそごそと。もたもたと、紙袋に入れるの、気まずいでしょ。

後ろの人に見られてるのも気まずいし、レジの人になんの商品かぱっとみですぐわかる状態ってのが気まずいでしょ。

あと混んでるとき紙袋だしてもたもたやられるとレジに列ができるし、また気まずい。

なので、生理用品メーカー生理用品のバーコード位置全商品固定の場所掲載することを義務付ける。

そして生理用品売り場の横に窓付封筒のように窓付きの紙袋をおく。

購入したい場合商品をその窓付紙袋にいれ、窓からバーコードのところを見えるようにしてレジに持っていく。

こうすれば店員にはパッとみ何を買ったかからないし、周りの人にも見えない。

レジで待たされても気まずくない。店員も楽。

生理用品メーカードラッグストアは協力して

やれやぁ!

混んでるときは気まずいか生理用品買うのやめようってなるやんけ

機会損失しとるんやで自分ら!

気まずくないようにやれやぁ!

2017-07-27

品薄商法

Switchの品薄の件だけど、ただの機会損失から任天堂は得しない=商法ではないって意見はてなでは多い気がする。

でもまぁよく考えなくてもこうやって品切れ起こすと話題性が上がってブームが作れるわけだ。任天堂の影響力の強さや商品の魅力を流されやすユーザーを使って上手く宣伝出来る。

任天堂が得しないってのは嘘で、間違いなく得もしてる。

結果的にどっちが得なのかは分からないけどね。

こういう自社製品ブランディングゲーム業界だと任天堂が頭一つ抜けてる。

その点ソニーMSはそういうのが下手で

良いハード、良いゲームを作ればユーザーが付いてくる思ってるのが甘いわ。

特にMSな。どれだけ良いゲームがあっても国産大好き食わず嫌い日本人には手を出して貰えないんだよ。

MSは先ずはブームを作れ。話はそれからだ。

2017-07-10

コンテンツ違法アップロードされて、無料で見れちゃうのあれは一体なんなんだ?

僕は、アニメ漫画映画が大好きだ。大好きだけど、実はあまり金をかけていない。なぜなら違法アップロードがあるからだ。

今やコンテンツ無料で見れてしまうのが当たり前になってしまった。アニメは完全に無料だ。過去作も、違法アップロードサイトにいけばいくらでも見れてしまう。大抵英語字幕があるから著作権の法が届かない、海外サイトということなのだろう。そのあたりの事情は疎い。

漫画無料で配布されている。前にフリーブックスが話題になって、漫画無料で配布されていたが、今は閉鎖されているが、実は別に違法アップロードサイトはある。どこがとは言わないが。さら海外サイトでも、誰が翻訳しているのか知らないが、英語版無料違法アップロードサイトで配布されている。これも著作権が届かない。

エロ同人誌に至っては、著作権がおそらくないのだろう。いくらでもネット無料で見ることができる。同人作家名前検索すると、ツイッターアカウントよりも、上に違法アップロードサイトが出てくる。それだけ無料で読めることが当たり前ということだ。

映画日本では、まだ著作権が守られているのか、「映画無料」と検索しても見放題なサイトは見つからない。だが、海外サイトだと、「movie,free」と検索すればいくらでも無料映画を見ることができる。英語から英語ができない日本人ときつかもしれないが、無料英語勉強ができてしかも、映画を楽しめるのだから、あまりにお得すぎる。

これに対して、公式ほとんど手を打っていないのはどういうことなのだろうか。

彼らのやっているコンテンツお金を払ってもらおうビジネスモデルは、もはや無理があるのではないか。例えばアニメであれば、コアなファンであれば円盤は買うかもしれないし、そうでなくとも、定額制には登録して、グッズを買って、作者に金が行くようにするかもしれないし、。

しかし大抵の人間は、違法アップロードで、たくさんのアニメを見まくって暇つぶしをするだけで、金を落とそうとはしない。これでは、クリエーターが得をせず、違法アップロードで稼いでいる人間がズルして儲けているだけではないか(実はそのあたりの事情はよく知らない。おそらくなぜこんなにも無料コンテンツが見れてしま理由は、コンテンツをダシにして広告で稼いでいる方々がいるのだろうが、実態はわからない。本当どうなっているんだ?なぜ無料で見れてしまうんだ?)

無料で見ようするライトからも金を落とすような仕組みを作らないと、かなりの機会損失になっているんじゃないか。たくさんの人に見てもらって、その中の何割かが、円盤やグッズを買って貰えばいい、っていうフリーミアムビジネスモデルとも言えるけど、それにしたって、違法アップロード全然関係ない連中を稼がせる道理はない。

違法アップロードコンテンツ無料で見れてしまい、それに歯止めをかけることができないならば、公式無料コンテンツを見れるようにして、そこから金を落とす仕組みを作った方がまだ建設的なんじゃないのか。

言ってみれば、善玉の無料配布サイト

例えばアニメであれば、無料アニメが高画質(他の違法アップロードサイトは本当に画質いいからね)で見れるようにして、そこから自社の広告打ったり、グッズのアフィリエイト貼ったり、イベントの告知をやれば、自分たちが得するようになるのになぜやらないんだ?

本当、これはずーーーーーーーーーーーと疑問に思った。

一応、赤松氏が作った漫画図書館Zがあるけど、これもなんで会員登録せなあかんねんって消費者側は思うんだよ。他の無料サイト違法だけど)は登録なんてしなくとも全部見れるぞ、使う理由なし、っていうのが正直な話ではないか

エロ同人なんてかなりひどいぞ。エロ同人って検索すると、公式販売サイトより上に違法サイトが出てくる。DSLiteとかメロンブックスとかとらのあなは何をやっているんだ。売る気あるのか?売る気がないんだったら、売るんじゃなくて、公式エロ同人無料で見れるようにして、そこから収益をあげた方がいいんじゃないのか。

マジでどうなってるんだYO

2017-06-19

人それぞれじゃないものなんてねぇよ

人それぞれって言葉議論の場でいか無駄か。ほんと辟易するわ。

議論意見交換の場、誰かが自分の考えを公表する場所で「そんなの人それぞれだろ」とか「人それぞれだからなんとも」とか言うやつなんなんだ。当たり前だろ

人それぞれじゃないものなんてねぇよ。誰も反論できねぇよ。

人それぞれっていう至極当然のことを踏まえて、みんな自分意見を発信してるんじゃないのか。

ブコメとか見てても「そんなの人それぞれだろ」みたいなコメントに毎回、「よくぞ言ってくれた」といわんばかりにスターがたくさんついてて、その度に、またか、って思ってしまう。

この言葉のせいでどれだけの機会損失があるか想像できますか、見えない人を思いやることができる想像力かなみなさん。

そういうメタ空気が世の中を重くさせるんだよ。

このエントリーで言いたいこと:

人それぞれなどの1種のコレクトネス議論収束することは多くの機会損失を生み出してしまっている。コレクトネスは悪ではないがもっとそこを踏まえて言葉を発する潮流になってほしい。

2017-06-15

PSストアでZ指定の買うためにクレカ必須なんだけど

Z指定ソフトは一度に1つずつしか買えないんだよね

(1ゲームうごとにクレカ決済が必要

それもめんどいけど、もっとめんどいのが、Z指定ソフトを2つ以上買おうとしたとき

1個買う→クレカ決済する

ここまではい

そんで2個目を買おうとしてクレカ決済しようとする→クレカ無効です

これがうざすぎる

そうなったらもう一切決済できない

解除されるのを待つしかない

解除されるまで24時間or3日とか1週間とかいろいろ言われてる

予防策としてZ指定の買うときは1個かったらもう一個は24時間はあけるしかない

クレカ不正利用対策にひっかかってるらしいがそんくらいどうにかしろ

もうずっと前からあるのに全然改善されない

セール中に買いたいのに買えない機会損失めっちゃあると思うのにいまだに改善されない

2017-06-06

http://anond.hatelabo.jp/20170606005748

まあ親が世間体気にして、この現代日本という恵まれ社会システムでの振る舞いや位置を気にしすぎることを教え込まれたらこなっちゃうよね。

いや、40代おっさんだけど、読んでて別になんも恥ずかしいことなんて何もないと思うけどね。単に微笑ましいレベル

ただし、アイドル好きならわかるだろうけど、特に10女子の才能を伸ばす機会をふんだんに与えられたら能力を発揮する潜在能力ってのは凄まじくて、

この人は文才もあるし頭もいいし容姿にも恵まれていて才能もあるから若いうちに自分の潜在能力を発揮仕切れない葛藤があるんだと思う。

青春時代しかなしえない機会損失の重みってのは大きくてそこは本能でヒシヒシと感じてるだろうから、本人にしたら微笑ましいじゃすまないのもよくわかる。

たいてい人間だれしも変わってるし、環境化学反応起こして歪んでる方向に行くときもある。

他人様に迷惑かける犯罪ならだめだけど、心底ではやっぱり自分の才覚には自信があって、でも親や周りに押さえつけられて、ちょっと試してみたら社会不適合だってプチ挫折しているだけじゃないだろうか。

JD2ならもう大人だし、しかもまだ若いし、モデルでもなんでもやりたきゃやりゃいいのに、と思う。応募してやりたいことでガチ勝負してそこで挫折もあるかもしれないし、

機会に恵まれて良い化学反応して能力ふんだんに発揮できるかもしれない。

自分腐女子なんですヲタクなんです、まあいまどきアルアルすぎて、ああよくいる個性的女子だよね、と個性になるかどうかも怪しいレベル

親が裕福で食うに困らないだけでも有り難いとわかるくらいまで、実社会芸能界モデルでも自分報酬貰えるレベルになるまで勝負してみたら?

芸能界モデルなんて社会不適合者の集まりなんだから適合するんじゃない?

成人してるんだから別に契約書に未成年の親の承諾みたいなのが必要になるわけでもなし、勝手にいろいろ受けて黙って活動できるならやればいいのに。

バレたらバレたでそこはもう親とガチ勝負するしかない。

ああ、あとさ、変な男にひっかからないでね。女はつきあう男で人生変わるし人生うから

多分まあ要するに、好きな彼氏ができて、性行為もして、みたいになったら、こういう葛藤みたいなのなんだったの?みたいにケロッとしちゃう可能性もあって、

逆にそういう年頃の女子がまっとうな異性交友がないひずみで苦悩してることもあるんだとおもうけど、

逆にそういう男慣れしてない女子がろくでもない男にひっかかって良い化学反応じゃなくて、ズタボロになるパターンがあるからね。

そこだけ気をつけて。

2017-06-01

【再掲】■アマゾンの「バックオーダー発注廃止は、正味戦争の宣戦

元増田です。なぜか消えてしまってオダミツオさんとかに心配していただいているみたいなんで再掲します。

まあ、私が元増田かどうかも、どうでもいいじゃないですか。「CC BY 4.0」宣言しているんだし。

5/20の再掲が字数オーバーだったのかもしれませんし、捨てアドアカウントとられたのを、はてなさんが怒っているのかも。

とりあえずキャッシュからテキストを復元します。

結論

 アマゾンの「バックオーダー発注」廃止は、流通改善名目を借りた正味戦争の宣戦布告である。この戦争に敗北し、多くの出版社個別直接取引(e託)に応じてアマゾンのみに特恵条件を与えることは、破壊的な状況をもたらす。

 また、直接取引をしたところで流通改善するという保証はない。アマゾン依存度が上がるほどに、苛烈な「ご提案」に逆らえない状態となる。

 在庫ステータス管理の問題は、業界が抱えつづける課題ではあるが、このアマゾンの施策とはほぼ関係ない。

 長くなってしまったので、結論を先に書いた。これに納得できた人は、この先は読まなくてもいい。そうでない人、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁く声に揺れている人に向けてこれを書く。

 その提案書には、いくつもの重要な点が省かれているからだ。

取引正味の現状

 現在、出版業界の正味標準は以下のようになっている。

 出版社から取次への引渡 69%(-2~+10数%)

 取次から書店への引渡  77%(-5~+数%)

 一般に、老舗ほどよい条件を持っている。(大手がすごくいいというわけでもなく、特に正味が高いのは法学・医学などの高額専門書出版社である

 正味以外にも新興出版社は上記条件のほかに歩戻し(新刊委託手数料)を支払い、新刊の代金支払いは納入の7か月後、さらに3か月から1年の支払い保留を課されるケースもある。

 一方で、老舗出版社は新刊でも搬入翌月に代金の半額の内払いを受けるなど有利な取引条件を有している。

 かつては出版社ごとの正味の違いは書店への卸正味に反映されていたが、取次間の書店獲得競争の結果「一本正味」が増えている。その結果、老舗出版社の高額商品を卸すと取次が赤字になるという「逆ザヤ」も生じている。

 大手出版社が取次の株式を保有しているという背景もあり、こうした取引条件が改定されることはめったにない。

 アマゾン直接取引(e託)は、これを年会費9000円、正味60%の直接取引に一本化しようという提案である

https://www.amazon.co.jp/gp/seller-account/mm-product-page.html?topic=201463220

 ある意味で平等に見えるが、背面では個別に違った取引条件が出版社に持ちかけられている。漏れ聞いたところでは66%の提示までは確認したし、中堅以上からはそれ以上の条件で取引しているという示唆も受けた。

 しかし公式以外の取引条件はあくまで特約であり、アマゾンの提示する「条件」が守られなかったと判断された場合は一方的に破棄される。また、契約書をよく読んだ人は、その条件が数年間の時限であることに気づいたはずだ。

 アマゾンはこれまで(おそらく)73%くらいで仕入れていた本を、60%で仕入れるようにしたい。まずのところ、「取次に在庫を置いてもらえていない本」から。いきなり60%と言っても受け入れてもらえないから、短期的には優遇条件や集荷などのエサを出す。

 これが今回の提案の一番の眼目である

なぜこのタイミングで言ってきたのか

 アマゾンアフィリエイトにしてもマーケットプレイスにしても、市場占有率が上がるにつれ、取引条件を何度も改定してきた。取次からの卸を「73%」と推察したのも、天秤をかけられている取次がギリギリ呑めるラインを推察しての話だ。日本上陸時の大阪屋との取引正味が75%で、そこからコンマ5%刻みで4回、計2%下げただろうというのが筆者の読みである。取次のアマゾンに対する態度が「あんな条件では積極的には欲しくない」に年々変わってきたというのが傍証となっている。

 それにしても今回の「バックオーダー発注廃止」は急で乱暴な施策に見える。通告メールの文面にも焦りが垣間見え、「3月期の利益が取次対応の遅れによる売り逃しで毀損された」からだと主張している。

 3月は新刊が多く、セット搬入等も含めラインは輻輳する。アマゾン日販の蜜月が終わり、日販が「こんな粗利のところに便宜を図っていられない」と気づいたのもあるかもしれないが、今日に始まったことではない。

 より説得的な答えは、「配送料の値上げにより利益が圧迫されるので、別途利益を上げる見込みを立てて早急に本社に報告しないと、日本法人評価が下がるから」だろう。

 アマゾンは、租税回避や配送・資材・仕分の業者を徹底して継続的に買い叩くことに不断の努力を払い、設備投資の源泉を得てきた。そうした抜け道は徐々に塞がれてきたが、その間に無視できないシェアを得た。その買い叩きの対象が、いよいよ本格的に出版社にまわってきたということだ。

アマゾンで品切が頻発する理由

 さて、「話題になった本がアマゾンに行ったら品切になっていた」が、なぜ頻発するかの考察に移る。

 アマゾンの発注の仕組みは以下の記事に詳しい。

アマゾンのバックオーダー発注の件について小零細出版社が考えるべきこと

 このバックオーダーの発生してからのこれまでの流れについては、以下の5年前の記事が(ちょっと出版社が鈍すぎだが)おおむね正しい。そして、この流れは一般書店も変わらない。

amazonの本の補充はなぜ遅いのか

 精力的な書店は、発注を出版社に直接行ない入庫処理も迅速なので、出版社に在庫があるもののバックオーダー後の入荷はアマゾンより4営業日以上早い。

 このバックオーダー発注を7月1日から「取次を介してやらない。e託しない出版社の取次に在庫のない商品は扱いを中止する」というのが今回の通告である

 そして、高島氏の言うように在庫状態を開示して搬入を早くしても、問題は解決されない。

 ベンダーセントラル(VC)でチェックするとわかるのだが、アマゾンの発注は間歇的になされる。たとえば、週に10冊需要のある本は、2か月に1度、100冊の注文が来る。

 その冊数の在庫を日販が準備していなければ、大阪屋栗田の在庫を見に行って、それでなければ翌日繰り返す。そんなことをされたところで、それに対応して発注される可能性のある品目を網羅的に取次が在庫することは不可能である日販にしてみれば、その照会は大阪屋栗田で充足されたかもしれず、明日発注されるかもわからないのに、その数を即仕入れろというのも無理な話だ。

 なぜコンスタントに補充をやらないのかという疑問が起こるだろう。在庫が少ないタイミングで受注の波が来たら、アマゾンにしても機会損失になるからだ。

 しかし、実際にこの十数年、定番書であっても同じアイテムの「バックオーダー発注」の短冊が数週間に一度、同じ日に何枚も「市川13,6,4、小田原9,5,2、堺20,7、鳥栖6,5,2」というようにまわってきて、その前後でアマゾンで品切になり、回復まで10日間というような事態が繰り返されてきた。

 ベンダーセントラルを見ると、受注は多少の波はあれどコンスタントであり、アマゾン自身の「需要予測」もおおむね頷ける値になっている。しかし、発注だけがすさまじく間歇的なのだ

 最初倉庫の入荷オペレーションのためかと考えていた。しかし、倉庫が各地に増えた現在では、各倉庫の発注時期をずらせば、品切を回避できるはず。アマゾンの優秀な人たちがそれに気づかないはずはないが、折に触れてその点は提案してきた。

「発注時期を倉庫毎にずらせませんか」「バックオーダーの発注を版元に直接送りませんか」

 しかし、そのたびに返ってくる返事は「当社独自の計算にもとづき、在庫量・発注時期は最適なかたちでおこなわれています」「流通にご不満がある場合は、e託契約をご検討ください」だった。

 いま筆者が持っている仮説は2つ。

倉庫ごとに時期をずらすと、北海道の発注が佐賀に飛ぶような高コスト事例が頻発しかねないので、各倉庫の在庫を平準化したい」

「在庫についてつねに不安定にすることで、出版社と取次に対して取引カードにしている」

 それが穿ちすぎであるにしても、アマゾンの在庫が過小であり、それを解消する意思がないのはあきらかだ。

過少な在庫量と倉庫の人手、発注遅延、そして入荷時期への過大な要求

アマゾンの在庫が過小だ」と指摘すると、返ってくるのは「市川小田原川崎に、あんなに巨大な倉庫を持っているのに、あれ以上投資しろというのは無理」という反応だ。

 しかし、あの倉庫流通のためのスペースが大きく、書籍以外のものも大量に扱っている。書籍の在庫量が売上に対してひどく少ないのは、厳然たる事実である

 業界紙新文化』 の2017年1月12日号に成毛眞氏がアマゾンキャッシュフローについて述べている(以下リンク小田光雄氏の要約)。

http://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/20170201/1485874803]

 それによれば、顧客から代金を回収し、納入業者たちに支払う期間のキャッシュコンバージョンサイクルはマイナス18・86日だという。仕入は月締め翌月払いの平均45日サイクルとみて、顧客回収サイクルはどんなに短くみても10日あるだろうから、平均在庫期間は17日、年間在庫回転数21強ということになる。この値は、筆者が複数出版社から確認しているVC上の在庫/売上比とも整合する。

 これは、書店としては驚異的な値で、駅売り雑誌スタンドかと見紛うばかり。ちょっと話題になるだけで「品切御免」となるのも、致し方ないことだ。

 話題の週刊文春が売り切れだからとスタンドを責める人は、まあどうかしている。アマゾンは、そういう在庫量でやっていくことを選択しているということだ。

 そして、取次から入荷後に出荷可能になるまでの期日も遅い。通常の書店でも、入荷後に配架担当者がいなくて1~2日寝る場合はあるが、アマゾンは入荷から出荷まで3日寝るのがデフォルトである。これは、現場の人員と設備を慢性的に不足させて、100%以上の稼働率を維持しているからだろう。そのため、繁忙期や天候不良時には業務さらに停滞する。

 アマゾンの発注判断は遅い。判断に人間を介さないため、需要が急激に伸びた場合にもその要因がパブリシティなのか、ネットのバズりなのか、その需要はいつまで続くのかという読みを外部情報に求めることをしていない。したがって、自サイトでの顧客の行動を見て、「売り逃し」が続いてから発注を増やすという行動になる。

 この入荷遅れと発注遅延という行動様式は、e託を導入しても基本的に解決しない。

「いま寄越せすぐ寄越せ、寄越さないならペナルティだ」とクレームする先が、取次から出版社になるだけである

 在庫ステータス22(重版中)のものも、アマゾンは同様の行動様式で発注する。即出荷できないものは発注せず、11になったら最前列に割り込ませろと言う。割り込ませなかったら、特恵条件は破棄される。

新刊については改善しつつある

 問題がここ1年で飛躍的に改善したのが新刊である。新刊については、情報が出てから発売までに時間があるので、アマゾンの遅い発注判断でも、じゅうぶんな量の入手が可能になる。そのうえ、アマゾンも「新刊の追っかけ発注は入手しにくい」ということを学習したのか、発注量も多くなった。

 新刊委託配本をしない出版社でも、取次とコミュニケーションを密にとれば発売即品切れを回避しやすくなった。

 とはいえ、発注タイミングはやはり遅い。「発売前重版」になるような本がアマゾンで入手できず、一般書店には平積みになるようなことは多い。それは、書店としてのアマゾンの能力が低いということの証左だ。発売4週間前に発注しても入手できない個人書店の事情とは問題のレベルが違う。

現在のアマゾン情報弱者相手の草刈場

 一方で、アマゾンの利用はどんどん広がっているし、検索順位は高い。話題書をスマホで検索して即注文しようとすると、アマゾントップに出てきて「2~3週間後出荷」となっている。そういうときに出てくるのが転売業者だ。

 マーケットプレイスで3倍程度の価格をつけ、「希少品につきプレミアム価格です」と説明している。そして、その業者のページを見ると、数十万点の出品物がある。もちろん商品仕入れているわけではない。受注があってから、honto紀伊國屋ヨドバシに発注し、届いたもの転送するのだ。

 商品登録から値付けまですべてbotを活用した、「他の書店を探すのが面倒な人」から無知税を搾り取るためのビジネスモデルである

 転売業者も栄枯盛衰が激しいが、いまは「ブックマーケティング」や「メディアフロント」が勢いがあるようだ。関心ある人は探してみてほしい。

 彼らの最大利益を追求する商魂や、ネガティブコメントを即流しにかかる熱意など、学ぶところは多い。

 トップ企業であるということは、いちばん情報に疎い人がやってくる場だということでもある。だからアマゾン偏愛する利用者は他の書店利用者より平均的に無知で、流行に流されやすく、堪え性がない。したがって配送関係でトラブルを起こすことも多い。発送に時間がかかれば、カジュアルキャンセルしてくる。この層を相手にするのはコストがかかる。だから、アマゾンはそのコスト負担を要求しているのである

 そういう人へ売り伸ばすのは商売の勘所でもある。

 だから、アマゾン提案に乗るという判断もありうるだろう。

どこまでやればいいのか

 アマゾンの要求は単純だ。「扱ってほしければ情報を出せ。情報を出したらカネを出せ。カネを出したらもっと出せ」ということだ。

 出版社ディスカバー21の干場社長の証言がある。2014年10月のものだ。

>https://newspicks.com/news/654047>

「これまでは大型パブや広告がある場合、前持って出版社の方で手動で在庫を増やすように指示できたのですが、10月1日より、今後、全てそれまでの平均売り上げによる自動補充にするという通知が10月を過ぎてからただ1通ポーンと送られてきました。

それが嫌なら、去年からアマゾン出版社に持ちかけているパートナー契約を結べと。つまり年間600万円以上の契約料を払えと。

それはアマゾンによる一方的評価基準により価格が決まるもので、売り上げに準じたものではない。今回の処置は、パートナー契約を結ばない出版社への締め付けとも受け取れます。」

<<

 この書きぶりからすると、ディスカバー21はおそらくe託を利用しているのだろう。というか、取次を利用せず書店直接取引するのが、柳原書店破綻以降の同社のスタンスである。「在庫を増やすように指示」などが出来たところからすると、導入当初はあるていど優遇されていたようだ。

 しかし、依存度が高くなったとみると掌を返す。大変合理的な行動だ。e託の正味60%もいつまでも固定されるとも限らない。

 こうした「パートナー契約」によってサイト内の表示順序も左右されているのが現在の状況だ。

都合が悪くなったら出口があるのか?

「e託で条件が切り下げられたら、取次取引に戻せばいい」。そういう意見もあるだろう。

「みんながそうやったあと、取次は数年後も残っているのか」という問題はまず措く。

 それにしても、アマゾン裏切り者を許さない。海外での事例は、反目した出版社商品に対して注文ボタンの撤去や検索結果への非表示など、アマゾンが自社サイトの優位性を最大限に活用した実力行使を辞さず、読者の利益を損ねることをものともしないことを我々に教えてくれる。

「e託やってたんだけどさ、不利になってきたからやめたよ。e託しなくてもそんなに不都合ないよ」などと公言する出版社の存在が、アマゾン戦略にとってどれだけ目障りかを考えてみよう。個別取引の合理性などかなぐり捨てて「アマゾンから離れた出版社は倒産した」という事例をつくりにくることは覚悟しなければならない。

 複数出版社でこの問題を訴えようにも「e託契約」も「パートナー契約」も、すべて明細は秘密保持契約(NDA)の向こう側にあり、その訴訟リスク情報共有と連帯を阻む。今回、筆者が匿名で書かざるを得ないのもそのためだ。

 現在でもアマゾンは不定期にポイント付与率の上げ下げを実施している。対抗馬のhontoもっと派手にポイントをバラまいているので、日本の出版界はそれを非難することもできない。

 現在のe託では販売価格の主導権は出版社にあるが、市場を更に占有したところで契約更改は再販廃止が条件となり、「プロモーション」「正味下げ」「値下げ」の3点セットの「ご提案」がつぎつぎに舞い込むことになるだろう。

 アマゾンで買えばほかより安いとなれば、消費者はなお雪崩を打ち、発言力はさら高まる

 電子書籍では、入金額分配契約出版社の場合、「アマゾンで本を買うと、他の手段より著者への支払いが少ない」という事態は、すでに起きている。これから紙の本にも普及してくる可能性が高い。

 アマゾン1社を優遇するなら、出版社縮小均衡の果てに「アマゾン制作部門の下請け」となる道を選ぶしかなくなるだろう。

 もうひとつの解は、アマゾンの条件を呑むのなら、その条件をオープンにし、他の書店にも同様の扱いをするということではないだろうか。60%条件ならば書店を起こせる人は多くなる。1社独占になりさえしなければ、安すぎる正味だとは思わない。本の価格は上がるだろうが、この正味戦争に建設的な出口を探すとすれば、そういう方向しかない気もする。

アマゾン破壊イノベーター

 アマゾンがやっていることは、「すべてのお客様のために」ある。アマゾンが考えるお客様希望は「手軽で安価な入手」だ。だから、「手軽で安価」な入手に協力する者は優先するし、それに協力しない者を悪く見せるために努力をいとわない。

「ほかの書店はともかくアマゾンで品切れするなんて」「売っていないなんて」という読者と著者の態度が、それを後押しする。

「業界が絶望相転移するときエネルギーを利益に変えている」と言ってもいい。

 だから、折りに触れ現れ、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁くあの提案書を追いかけまわして、「そいつの言うことに耳を貸さないで!」と叫ぶ。

 あなたが、すべての絶望希望に変える奇跡の道を見つけるまでは、契約してはいけない。

2017.5.20--追記

思いのほかたくさんの反響をいただきました。

ありがとうございます

匿名の身ですので、本記事は「CC BY 4.0」転載・再配布・翻案自由とします。

とだけ宣言しに舞い戻ってきたのですが、せっかくなのでもう少し蛇足を。

取次の擁護ウザい。

→擁護していない。取次が硬直的な差別取引で出版社が新しく出てくる芽を潰していることは既述の通り。

資本主義消費者利益なので残当

→まっぱだかの資本主義が野蛮で不合理な結果をもたらしてきたということくらいは、10代のうちに学んでおこう。消費者利益もエシカルでなければ持続可能にならない。いいかパンツくらい穿け。見ているこっちが恥ずかしい。

独禁法と公取は仕事するべき。

アマゾンは公取と密接に連絡を取って、アウトにならないギリギリの線を見極めて活動している。そして、紙の本はもちろん、電子書籍においてさえアマゾンは圧倒的な独占を未だ手にしてはいないので、公取は様子見。まあ、ケータイ相手のコミック商売をしている国内勢がまだ大きいかなのだが。

パトレイバー後藤隊長みたいな言いかたになるけど、役所が動くのは常に手遅れで犠牲が多数出てからだし、そうでなくてはならない。文化的公害のおそれには予防原則を持ち込むべきではない。

国内勢力を糾合して対抗するべき。

→それこそ公取の出番になる。出版界は笛吹けど踊らない者が多様にいるからこそ、自由でいられる場。そのメリットを手放すのは下策。テーマは変わるが、軽減税率ほしさに政府に嘆願する業界団体は恥を知れ。おまえら出版界全体を代表してなんかいない。業界が一丸になどなったらあっという間に規制され、規制団体天下りを送り込まれる。

流通改善しないで吠えるな。正面から戦え。

流通改善している。アマゾンで入手できるような本なら、たいがいの書店でさほど待たずに注文できる。アマゾンが1週間以上になっているならば、多くのケースで書店コンビニのほうが早い。というか、ド田舎以外で入手を急ぐならまずはhonto withでチェックするべき。

書店で取り寄せできないと書店のせい、アマゾンで取り寄せできないと出版社のせいにする読者をネット上で散見するが、実際は逆。アマゾン出版社に連絡をする労すら惜しむ。

とはいえ、取り寄せを渋ったり、TONETSやNOCSの在庫情報の見方を教育されていなくて「この本は取り寄せできません」とウソをついたりする書店員も、たしかにいる

ーーーーー

googleから拾ったキャッシュここで切れてます。

なんて書いたんだっけ。

「。社員に流通教育もできない書店はつぶれればいいのに。」までは確かなんだけど。

ラストガンジーの糸車と塩の行進にからめてなんか書いた記憶がある。だれかとっといてくれてないかなあ。

今日のところはここまでで。

2017.6.18 続きを書きました。

それでは計算いたしませう

https://anond.hatelabo.jp/20170618203827

2017-05-16

コンサルタントについて

俺が田舎者からかもしれんが。

コンサルトを生業にしている人間で、マトモな人間を見たことがない。特に個人事業主


連中の知識は、広くて、浅い。

コンサルタントは「物を知らない」と評価された場合機会損失が何しろ凄いので、深度に関わらず「知ってる」という態度を取る。

で、現場人間しかからないような、がっつり濃い部分の話になってくると、「他の業種では~」「逆にそれは一般の人から見ると~」と切り返してくる。

マウントに余念が無い。

立ち居振る舞い、器用さ、反射神経でメシ食ってるから、周りでルーチン業務ばっかコツコツやらされてる人間からすると、まぁ見てて面白くない。

キトーばっかり言ってんなー、って。

そんな奴に金の使い方決められて馬鹿みたいだなー、って。

でも、そういうノイジーな外野にはこう言えばいいからね。「意識が低い」って。

しろ、本人も、あんまり自覚ないんだよね。ブラフますのが当たり前になり過ぎてて。

人当たりが良かったり、気が利いてたりはするから、役に立たないことは無いし、出て行けとまでは思わないけど。

一緒に仕事してると「あー、またやってんな、カマしてんな」みたいな事が多くて、聞いてる方が恥ずかしい。

そんな振る舞いしてるから、いざという時に誰も庇ってくれないんだよ。

クライアントが悪いときでも腹を切らされる弱い立場、ぐらいに思ってるかもしれないけどさ。

自分言動をちゃんと省みろ。

2017-05-09

http://anond.hatelabo.jp/20170509191850

おもしろそうだからマジレスしてやるか…

まぁ、単位がわからないけど、全部金銭で考えるとして。まず、M1とc2は、既に市場の定価があるわな。

M1は、そういう風俗があることを考えると、多分、1回数万円ってところ?c2は電車賃だよね。通勤なら、片道数百円〜数千円程度では。

で、M2c1が決まってなくて、c1を決めたいようだ。

問題なのは、「単に電車に乗ることによるメリットM2が人によって大分ちがうことかな。要は、電車に乗れないことによる機会損失いくらかって話と同じだよね。

就職とか面接に行くために電車に乗る&それ以外の方法では遅刻する奴は、それこそ、M2が数千万円だったりするし。

毎日通勤でも、電車に乗らないと職場に行けないんだったら、M2は1日の有給休暇分ぐらいの勝ちがありそう。数万円だわな。

載ってるのがビジネスマンで、企業同士の契約が絡めば、M2が数百万とか普通にありえるし。一生に一回しか無い冠婚葬祭系は、M2いくらするか分からんな。

一方、学校休みたいと思っている中高生だったら、電車に乗れないことによる機会損失は0円かもね。

…って考えていくと、まず、「いくらなら電車に乗るべきか」を決めないとな。M1&lt;=M2-c2で、M1は数万円、c2が数百円なら、c2はほとんど無視できるからM2も最低数万円程度ってことになるな。

まり、その電車に乗らないと数万円の損害が生じるような用事でなければ、電車に乗るな、と。

で、痴漢でないことを証明するためのコストc1は、M1M2-c2の間でテキトーに決めろ…と。まぁ、M2男性乗客に対する平均値とか使って決めるんだろうな。

キトーに考えて、M2の平均が10万円程度だったとすると、c1は、5〜9万円ぐらいじゃない?

5〜9万円で痴漢でないことを確実に証明できるのであれば、それぐらい払っても良さそう、とは思う。

2017-05-07

http://anond.hatelabo.jp/20170506234936

横なんだけどこの「ヤフー知恵遅れでやれクソ雑魚ナメクジ」の機会損失というかビギナーズラックトラバもってかれたのかそれともクソ雑魚ナメクジ芸人潰しでもはじまったのか?

2017-04-26

オリラジ中田氏転売屋対策について言いたい

とある地方ホール運営に関わる者です。この記事を読みました。

オリエンタルラジオ 中田 公式ブログ - オリラジ中田、転売撲滅の画期的システム発表! - Powered by LINE

ちなみに最初に書いておくと、転売問題は「①価格の初期設定を高め、転売屋の利ザヤを薄くする」「②本人確認を厳格にし(公式コントロールする部分を除き)転売ビジネスが成り立たない方策模索する」という両面から解決していくべき、というのが僕のスタンスです。

記事にはポイントがいくつかあると思うので、ポイントごとに書いていきたいと思います

主催者側の「見えない」損失

要するに主催者にはほぼ損失がないのである。ここがポイント

よくアピールされる「売る方は損してない」というのは主催者のことだ。

から主催者がなかなか声をあげなかった。

本格的にコストのかかる対策を取らなかった。

と元記事では主張されているが本当にそうでしょうか?

記事の冒頭で「高額転売しても買う客がいるということは値段の初期設定が間違ってるだけ」という意見否定的に取り上げられているが、実際問題として「2万円の価格設定をしても売れる(需要のある)チケットを4千円でしか売らない」というのは、明らかな機会損失です。

公式転売屋レベル価格設定しろ」とは思わないが、取るべき収益を取り、取った分はコンテンツの質の向上を目指すのが本筋じゃないの? とも思ってしまます

もちろん、そうしたチケット価格設定には「お金のない若年層にも楽しんでもらえる金額に」という高邁な思想がある、ということは知っていますしかし、公式転売屋価格設定を近づけていくことは、転売屋の利ザヤを薄くすることにもつながるはずです。

主催者が取るべき利益を取らない影響は、会場サイドにも影響を及ぼしています

昨今「ハコが足らない」、いわゆる「ライブ会場不足」の問題世間を賑わせていますちょっと古い記事ですが、

ホール・劇場不足、「2016年問題」はなぜ起きた?|エンタメ!|NIKKEI STYLE

ホール劇場が相次いで閉鎖されていくことには理由があります。この記事中では「公共ホール民主党政権による事業仕分け対象になったこと」が挙げられていますが、そもそも元を辿れば、原因は「ホール劇場は稼げない」ということです。

ホールは稼げません。民間ホール劇場が次々と閉鎖に追い込まれる原因はそれです。

自主公演を打つ劇場ホールを除き、大部分の施設は外部利用者から施設使用料を主な収入源としています施設使用料の原資はイベント主催者側の売上です。イベント主催者側の売上――つまりチケット販売売上になります

例えば500人キャパの会場で入場料4千円のイベントを打つとします。

主催者側の収入は4,000円×500人=200万。諸々の経費や出演者へのギャランティーは、その収入から賄わなければなりません。施設使用料にあてられるのは、イベント規模や出演者側の備品、裏方の人員数などにもよります

ホール経営は本当に厳しいです。首都圏のように高額の施設使用料を取れる施設ならいいかもしれないけど、地方ホール使用料収入では到底黒字にはなりません。赤字のままでは施設の改修や建替えなどの再投資すらままならない、という現実があります

民間運営場合劇場ホール単体で黒字を出している施設は少ない。たとえば三越日本橋本店内にある三越劇場のように、百貨店集客装置としてメリットがあれば、改修のために費用を投じる理由もある。だがそうでなければ、大規模改修が必要になった段階で閉鎖せざるをえないというのが、多くの施設が抱える実情なのだ

2016年、ライブ会場は本当に不足するのか | 週刊東洋経済(政治・経済) | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

現状、基本的には劇場ホールは「赤字事業」です。結果として、赤字を抱えていられなくなったホールから潰れていきます主催者側の設定する入場料の安さは、その遠因の一つだと僕は思っています

取るべき人が取るべき利益を取らない(適切な価格設定をしない)ということは、結局回り回ってそのコンテンツ産業自体を足元から細らせていく、ということも考えてもらいたいところです。

本人確認」は間違った施策

ここで最もおそろしいのが、往々にして主催者が取ってきた対策大間違いだったということだ。主催者が今まで取ってきた最もオーソドックス対策は「本人確認である

転売屋から購入したチケット無効化するために現場本人確認を行い、購入者と別人であれば入場を拒否するというシステムである。これは、間接的に転売屋チケットを防ごうとしているものだが、結果としては来場者の負荷を高めているだけなのだ

先ほどのダブルバインドが、さら悪化するだけ。

「高額転売を買わないかライブが見られない」と「高額転売で買ったがライブを見れないかもしれない」の二択にしているだけだ。

この主催者の間違った対策が生み出した地獄スーパーダブルバインドこそが、この転売問題の闇の底だ。

本人確認は来場者の負荷を高めているだけ」とあるけど、「いやいやそんなことないでしょ」と思ったのは僕だけですか?

「(公式を通さない)転売チケットを買う意味を失わせる=売る意味を失わせる」ということで立派に転売対策になってるじゃないですか。買う側のリスクを増やしているかもしれませんが、「間違ってる」とまで言われなければならない対策とは、僕には思えません。

入場時の確認作業の手間が増えるとのことですが、実際に顔認証システムはありますし、導入されている事例はないわけではありません。今後普及して行けばそれらの手間を減らすことは十分に可能と考えられます

従来は顔写真付きの身分証明書と会員証で確認していたが、運転免許証などを持っていない会員はパスポートなどを用意しなければならず、会員に負担を強いることになっていた。また、コンサート当日に身分証明書を忘れるなどのトラブルのほか、会員証と証明書の貸し出しとともにチケット転売を行うケースも発生していた。そこで同社は、NEC の顔認証システム採用。14年7月に行われた、ももクロ日産スタジアム公演で導入し、12月さいたまスーパーアリーナ公演で本格的な運用スタートさせている。

ライブ「本人確認システム」チケット転売防止に効果 | ORICON NEWS

記事のこの部分に「主催者側の手間やシステム構築に投資必要でそれを負担できないよ」という本音が透けて見える気がしますが、それならそれで確かにわからなくはないです。

キャンセル料は交渉する?

チケットが売り切れているから高額でも買うのだ。

売り切れなければどうだ?

人気がないから売り切れないのではなくて、人気に応じて「売り切れない」状況。

まりキャパティが注文の数だけ広くなる」というライブならばどうだ?

3万の会場を4万にはできない。会場候補がないからだ。

でも、500の会場を800にすることはできるんじゃないのか?

都内からアクセス圏内場所ならその広さの場所はたくさんある。

(中略)

まずはチケットを売ってみる。

初動を分析し、全体の予測を立てる。

それをもとにキャパの違う3候補の会場をキャンセル料なし交渉のうえでの仮押さえ。

無料仮押さえの限界を迎える中間期の動きで1つに絞り、来場者のためにエリアを発表。

さらに最終期で席数を決めて詳細場所を発表する。

(中略)

それを両立したのはチケットを売り始めてから場所を選ぶ仕組みだ。

チケットを先売りして席数の増減が可能な会場の3候補無料仮押さえし会場を後決めするシステム

ジャストキャパティシステム」!!

全ての人は救えない。

しかしこれなら、キャパティ1000以下のライブを救うことができる。

ほー。

まぁネタマジレスもカッコ悪いですが、一応都内にある多目的ホール規定を見てみましょうか。

まずは「ヒカリエホール」。渋谷ヒカリエ内の多目的ホールホールAとホールBがあって、ホールAのキャパは約1,000人です。

ホールについて | Hikarie Hall | 渋谷ヒカリエ/Shibuya Hikarie

ホール使用料金」のところに施設使用料が出ています。→料金・設備・備品 | Hikarie Hall | 渋谷ヒカリエ/Shibuya Hikarie

使用規約も合わせてみると、予約受付時に使用料金の50%を支払う必要があり、使用開始日の31日前までのキャンセルはその50%全額取られることになります

ホールAの本番日料金は全日190万円。この50%は95万円。1日だけでこれ。搬出入やリハのためにさらに日数を増やすと、どんどん使用料はかさみます。これを交渉して無料にすると。へー。キャンセル料をホール側に丸被りしろって言うんですか?  へー。

次に、「日本橋三井ホール」。こちら日本橋にある多目的ホールですね。キャパは大体700名程度です。

日本橋三井ホール|イベントホール|東京都中央区日本橋|COREDO室町

まず、規約の第5条4項

利用者は、仮押さえ期間内(仮押さえの意志表示より7日以内を「仮押さえ期間」とする)に、使用契約締結の意向について運営者に連絡しなければならない。予約申込みより7日以内に使用契約の締結に至っていない場合には、特に運営者が認めた場合を除き、申込みは無効になる。

仮予約期間はたったの7日間です。これは出来るだけ長期間無効にさせない方向で交渉しないといけませんね。

そして、キャンセルについては第10条。

1.利用開始日より61日前までのキャンセルときは利用料(基本会場費・時間使用場合時間使用料)の50%。

2.利用開始日より60日前から31日までのキャンセルときは利用料(基本会場費・時間使用場合時間使用料)の75%。

3.利用開始日より30日以内のキャンセルときは利用料(基本会場費・時間使用場合時間使用料)の全額。

4.利用期間中使用契約が終了したときは利用料(基本会場費・時間使用場合時間使用料)全額。

61日前までにキャンセルしても基本会場費の50%以上を負担する必要があります。これも交渉必要ですね! ちなみに全日使用料は120万円です。

もう一つくらい見ておきましょうか。港区の「ニューピアホール」。こちらは800名程度のキャパです。

NEW PIER HALL 使用規則と料金表をご参照ください。

キャンセルとその料金

使用申込承認の日からキャンセル対象となります

使用日の61日前までのキャンセル 基本使用料の25%

使用日の60日前から31日までのキャンセル 基本使用料50%

使用日の30日前以降のキャンセル 基本使用料100%

こちらも全日使用料は120万円台です。

もうあほらしくなってきたんでやめますが。

なぜホールがこのような予約体制にしているかというと、当たり前の話ですが、出来るだけ稼働を取りたいからです。

「たった1日や2日いいじゃないか」と思われるかもしれませんが、そのたった1日の予約のせいで、1か月以上の長期に渡るイベントがいれられなくなるかもしれないリスクホール側は抱えています(そのため短期イベントの予約は長期予約よりも直前にならないと取れないホールもあります)。1~2日の公演、しかも高確率キャンセル見込み、なんて予約は可能な限り避けたい、というのが本音です。

稼働が下がればダイレクト収入に影響します。それは、長期的に見ればホール自体の存続に響いてくることは前述したとおりです。

そもそもホールとは本当に赤字と隣り合わせの事業なんです。大規模修繕必要設備改修もままならないホール地方に山ほどあります。それは、比較的高額な施設使用料が取れる都内だって、多かれ少なかれ同じ悩みを抱えてるはずです。

ここまで書いてきたんで正直に言いますが、元記事ホール運営蔑ろにした提案には、率直に言って腹が立ちました。

ふざけんじゃねえよ。お前、ホール運営なんだと思ってんだよ。馬鹿にすんのやめろよマジで

しかしたら本人はネタのつもりで言ってるのかもしれませんが、少なくとも僕は中田氏を嫌いになりました。

ブコメを見る限り、中田氏は大層好感度が高いようですので、多分この増田は叩かれるでしょう。でも、この提案が皆様に「素晴らしい提案だ!」と受け止められていそうな状況を見て、どうしても一言言いたくなって書きました。彼の提案ネタであることを祈っています

2017-04-20

バナー広告見たいときには無い問題

ネットバナー広告普段は全く気にしてないのだが、

週いちくらいの頻度でページ遷移中に「あっこれ見たい」と思っても

踏むより先にページ移動が済んでしまって、

あわてて戻るボタンで元のページに戻っても、

そこにあるのはクソ興味もない別のバナー……という事態に遭う。

 

要するに、ページ本体の内容に興味があって見てる間は

広告存在がまったく目に入ってなくて、

リンク踏んだあととか戻るボタン押してリロードしてる間の暇な時間

一旦コンテンツへの集中が切れているタイミングで、広告に目が行くのだ。

しかしご存知のように、バナー自体独立したランダム表示のため、

一度表示されたページに戻っても、同じ広告が出るとは限らない。

ゆえに一瞬注目を引いたバナーが踏まれることはない、という状況と思われる。

広告に目が行くのはページ遷移中」という原理無視しているがために、

広告主には機会損失を、ユーザーには気になった広告が追えないという不幸を、

それぞれ与えているわけである

一種のLose-Lose状況である

 

私は悲しい。

2017-04-15

家電量販店店員少なすぎ問題

家電量販店行くじゃん。

ほしい商品あるじゃん

パソコンとか店員呼ばないと買えない奴あるじゃん

店員いないじゃん。

店員フロアに一人はいるんだけどさ

一時期店員接客がウザいって風潮があったせいか

あるいは単純に店員教育の失敗か

そういう時に全然こっち来てくれないよね。

声かけようと思って目を向けてても気付かないし

かと思って動き出したかと思ったら無線で会話してるし

仕事邪魔する形で割り込まないといけないから気が引けちゃう

ちょっと前の服屋の店員増田じゃないけども

そういうところで機会損失起こしてると思うよ。

結局ネットで同じ商品買っちゃったもん。安かったし。

2017-04-13

ネット広告増田思うこと甲万尾田素迄区公庫の特ね(回文

インターネットサーフィンをしてて、

こ、このビッグウェーブに乗らなくっちゃってことで、

一瞬、今表示されてたの広告なに!?

もう一回見たい!って

ブラウザーバックしてブギーな気分になって

ドギーマン的に戻ってみても、

もうすでに時すでにお寿司

同じ広告って表示されないのよね。

もう一回あの広告みたい!

なんかめちゃ気になる!

RGあるあるいいたいけど、

なかなか言わないのより気になってモヤモヤするわ。

これもちょっと機会損失よね。

ネットワーク技術いかに超進歩発展しても、

さっきの広告が見たいのに見れないって、

なんだかなーって

阿藤快ばりに思っちゃうわ。

もやもや


今日朝ご飯

タマサンドとミックスサンド

最近なんかちょっとハム食べたい欲が強まってるわ。

生ハムサンドってありそうだけど

意外とないのよね、

あったら売れると思うし私なら絶対買うわ。

デトックスウォーター

搾りたてグレープフルーツ

炭酸で割ったやつで

スッキリ目覚めよ

あ、言っとくけどノンアルだからねっ!

時間の無いときは、

搾った果汁を炭酸で割るのがオススメ

うふふ。


すいすいすいようび~

今日も頑張ろーう!

2017-04-09

http://anond.hatelabo.jp/20170409153700

リサーチ

なぜ問題が上がっているのか? 解決すべき問題はなにか?

  • 資料を使っていることで不満を持っている人に耳を傾けた?

分析

施策

2017-03-25

ビジネスで不幸を呼ぶ人の3つの特徴

利己的、怠慢、能力不足。

嫌がらせや気に障る態度は報復を呼ぶ。少なくとも規則契約より上の話で損をする。

「こいつムカつくから見積金額上乗せしちゃえ」

できるのにやらない、現状維持相対的サービスレベル低下。例えば会社が一度ヒットさせた事業で当時の担当者出世して上に立つ。その成功体験から逃れられず、つぎのニーズを満たせないままだんだんと客は離れていく。

やろうと思っていてもなかなかできないのは能力不足。できもしないのはビジネス機会損失顧客に対する契約不履行。

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