はてなキーワード: 一方通行とは
私は今大学四年で、生まれて21年彼氏ができたことがない。小・中・高・大となんとなく素敵な男性だなと思ったことはあるが、告白したりされたりということが一切なかった。危機感はあるものの、友人には恵まれたので楽しく毎日を送っている。
友人A子とは小学校4年で同じクラスになった。当時クラス内の女子たちの間では仲間外れやイジメに近いことが起きていて、そういったグループ付き合いが嫌になった頃にA子と仲良くなった。
A子はほかの女子たちとは違い、男子と混ざって外でドッヂボールをするタイプの活発なタイプだった。最初はグループから少し距離を置くためにA子にくっついて苦手なドッヂボールをしたが、次第にA子がとても魅力的な同級生だと気がついた。スポーツ万能で頭も良く、少し口下手だがとても優しくそんなA子がとても好きだった。
A子と同じクラスになったのはこの1年間だけだった。
中学に進学する際A子は地元で1番賢い私立の中高一貫へ、私はふつうに校区内の中学へ進学した。
ちょうど中学生になってすぐに携帯電話を買ってもらえたのでメールアドレスを交換し、1年に一回夏休みなどの長期の休みの時に遊ぶ関係が続いた。
高校に進学しても同じように1年に一回遊び、近況を報告しながら楽しく過ごした。本当はもっと頻繁に遊びたかったけど、誘うのは毎回私からだったからあまり嫌がられないように慎重に時期を考えた。なによりA子も私も進路希望は大学進学だったので勉強をしなければだめだった。
そしてお互い大学生なってやっといっぱい遊べる!!!!と思ったら、A子は地元から出て別の地で一人暮らしするということだった。私は県外の大学に進学したが、実家からギリ通える範囲だから今までみたいに気軽に会えなくなってしまった。
しかし、大学入学前にA子は「一人暮らしする前に遊ぼう」と初めて誘ってくれたのだ!
嬉しかった。初めてA子から遊びに誘ってもらえたから。今までの関係は私の一方通行ではなかったのだ。(これを本人に伝えると、「えー誘ったことなかったっけ?」ととぼけられた。)
大学生になってからも、なんだかんだで1年に一度遊んだり、LINEで数ヶ月おきに連絡を取っていた。
大学3年の時にA子が住んでいる一人暮らしの部屋に遊びに行った。その時に初めてお付き合いしている彼がいることを聞いた。先に彼氏を作られた悔しさと、A子を取られた!という悔しさがあったが、A子の魅力が分かる男が現れ、おめでとうという気持ちになった。
(書き忘れていたがA子はなかなか変わった所があり、わたしはそこが彼女の最大の魅力だと思っているが、A子自身はともだちが少ないと嘆いている。)
最後に連絡を取ったのは半年ほど前の5月ごろで私はちょうど就活真っ最中。A子は資格試験の勉強中ということだった。
そして前置きが長くなったが先日A子から久しぶりーと連絡が来た。娘が生まれた。と
衝撃的すぎてスマホを床に落とした。こんなドラマみたいなことあるんだなと思った。
え?娘???旦那さんは???資格試験は???結婚は???といろいろ聞きたかったがLINEだと少し聞きにくく、まずはおめでとうと送った。
後々聞くと旦那さんは前会った時話していた彼氏で、籍もいれたと。
おめでとうと送ったがなぜかとてもショックだった。どんな状況にしろ無事に娘が生まれて、結婚もするなんておめでたいことなのに、自分の中でぐるぐると消化できないモヤモヤが出てきた。そしてそんな自分を自己嫌悪した。なによりその旦那にすごく腹が立った。詳しい事情もまだ知らないくせに。
大好きな友達のおめでたいことを純粋な気持ちで祝えない。なんて嫌なやつなんだ。
その気持ちを抱えたままバイトに行き、偶然休憩が一緒になった社員の男性に「かくかくしかじかでちょっとだけショックなんですよね」と抱え込んでいるモヤモヤを10分の1くらいの軽さにして吐き出してみた。
それ聞くと社員さんは「好きだったんやねー」と言った。ストンと。腑に落ちるとはこういことかと納得した。
私はA子が好きだったんだなと。友愛なのか親愛なのか恋愛なのか細かいのは分からないけど、友に向ける以上の愛を、複雑な愛をA子に向けてしまったんだなと思った。小学校の時からの憧れは年月を追うごとに、友だちの好きから変な形の愛に変わってしまった。
題名には失恋と書いたが、失恋なのかどうかもよく分からない。今までの経験値が0だから。
ただ、最初から恋愛感情を持っていたらこんなに複雑な気持ちにはならなかっただろうなとおもう。
もう少し落ち着いたら、コロナの状況もみつつお祝いにA子と娘ちゃんに会いに行きたいと思っている。その時にきちんと純粋な気持ちでおめでとうを言いたいから、ここに書き綴っておく。
文書を書くのは苦手だから変に長い文になってしまったけど、もし最後まで読んでくれた人がいたらお礼を言いたい。ありがとう。誤字脱字は許して下され。
覇権ジャンルの超メジャーカプで二次創作してる。カプオンリーがバンバン開かれてて、界隈の人口は桁違い。
そこで、私はド底辺で絵を描いてる。超人気カプなはずなのに、フォロワー数万人超え神絵師がゴロゴロいるのに、私のフォロワーは10人ちょっと。勝手にフォローしてきた出会い系アカが2つ入ってるから、実際のフォロワーは1桁。出会い系アカはさっさとブロ解すればいいんだけど、フォロワー1桁なのが恥ずかしくて、水増し要員としてあえて放っておいてる。逆にフォローは3桁。神絵師~中堅絵師をフォローしてる。
このカプのアカを作ってから、もうすぐ2年。月2回は、日常の時間を削りに削って、私の努力と工夫をこらした渾身の作品を描いてアップしてる。
毎回、今回はすごいぞ!!めちゃくちゃ頑張ったもんね!!私、天才!!今度こそ評価がもらえる!!!って思ってアップするのに、ふぁぼの最高獲得数は9。2桁は行ったことがない。エロなら閲覧数増えるはず!と思って描いたやつが9まで行った。でも、それ以来、エロを描いても9まで行かなくなった。私の渾身の作品には神絵師の落描きに負ける。おかしい。絵を続けてれば、フォロワーが増えると思ってた。そんなに現実は甘くなかった。
だから、嫉妬でもう絵も漫画も小説もコスプレも何もかも見れなくなった。TLが苦痛。私よりふぁぼやRTが多いやつを見ると心が潰れる。
で、考えたんだよね。反応がもらえる方法。「大手でも感想がほしい、反応がないと描くのをやめてしまう」「自分の作品に感想がもらえないのは、自分が感想を言ってないから」というのを増田で知った。つまり、神絵師でも自分自身の作品に対する反応はチェックしているということ。
私がふぁぼすれば、神でも嬉しく思ってくれる→神の通知に私のアイコンが登場する→神が私の名前を覚えて私のアカに飛ぶ→私の絵を見えくれる、って流れを期待した。
でも、私は嫉妬で作品は全然見れない。だから、最近は画像をクリックすらせず、ただふぁぼしてる。新しい作品がアップされてるのに気づいたら、すぐにふぁぼ。嫉妬で狂いそうになるから、内容は何にも読んでないけど。でも、これで絵師に反応がいく。私の名前を覚えてもらえる。仲良くなれる。特に中堅絵師なら、期待していいんじゃないのか?
あれからずっとふぁぼしまくってるけど、何にも変わってない。ただの一方通行。ただ絵師のふぁぼ数が増えるだけ。あなたのふぁぼには、作品を読んでない私の無価値のふぁぼがついてる。ふぁぼ数が気になってるあなたはどう思う?
まず先に言っておくと、私は腐女子である。日夜pixivとTwitterで推しCPを漁り本誌を読んではふせったーに心の叫びを投稿している。スマホ一つあればいくらでも推しCPが摂取できるなんていい時代になったものだ……。
ところで話は変わるが、最近Twitterで、反応をもらえないと嘆く絵師の漫画をよく見かけるようになった。「頑張って絵を描いても反応がもらえない。もう描くのをやめたい」と嘆き、最後のコマでは「筆を折ってからじゃ遅いです! 皆も、好きな作家さんには積極的に『好き』を伝えよう! 感想もらって嫌な作家はいないです!」という呼びかけを作者のアバター(アバターといっていいのかわからないが)がするというものだ。多分、Twitterユーザーなら見たことある人多いと思う。
それで、こういう漫画を見たとき毎回思うことがある。本当に、こんなこと思いたくないけど思ってしまうし、匿名だから言わせてもらう。「反応してくれないのはどっちだよ」と。
ちょっと昔話をさせてもらう。昔の私は、素敵な作品を見つけると勇気を振り絞ってリプを送っていた。当時から「神絵師さんに私なんかがリプしたら迷惑かもしれない」と怯えていた。だから、感想を送るのは厳選した作品(こういう言い方もよくないけど)だけ。選考基準は、作者さんが「感想もらえるとうれしいです」とどこかに明記しているかこと。
では、私が送ったリプはどういう反応をされたのかというと、三パターンに分かれる。一番多いのはふぁぼ、三番目に多いのは「ありがどうございます!」と返信が来る。前者はめちゃくちゃうれしいし、後者は我が目を疑う。では、二番目は何かというと、無視。
別に、見返りを求めて感想を送ったわけじゃない。あなたの作品が大好きですと伝えたくて感想を送った。けど、私も人間なので、ふぁぼや返信をくれる絵師さんが多いなか無視というのはなかなか心に来る。気づいてないのかな? と思って気長に待っていると、相互フォローの神絵師にだけ「〇〇さん~! そう言ってもらえてうれしいです!」と返信していることに気づく。えっ私もその作品にリプしたんだけど……。
別に何か気の利いた返信が欲しかったわけじゃない。あなたの作品が大好きですと伝えたかっただけ。けどやっぱり、相互フォロー神絵師には返信して一方通行フォローの絵師でもなんでもない私には無反応というのを実際に見てしまうと、「やっぱり絵を描かない私なんかが感想送ったら迷惑だったんだ」と思う。
それ以来、絵に限らず、作者さんに感想を送るということを全くしていない。RT先でたまに「すき」とつぶやくくらい。
冒頭で「反応くれないのはどっちだよ」と言った。もちろん、反応をくれなかった神絵師とは全くの別人なので、風評被害もいいところである。きっとこの人は、感想をリプしたら喜んでくれるかもしれない。それでも私は、今日も無反応でいる。
正月に急性胃腸炎を患って半日吐き続けて休日診療に駆け込んだんだけど、カーナビで休日診療の場所を登録して向かったら「目的地付近です、案内を終了します」って全然違う場所で案内を終了された。結局診療所の裏側で一方通行を迂回するなどして10分以上到着に時間がかかって死にそうになった。診療所などの場所はマジで生死に関わるから正確にお願いしたい。
その後発熱していたため診療所の外で待たされ座る体力もなくなってきた頃抗原検査だけやらされて「大人は滅多に脱水症状にならないから、落ち着いたら水飲みなさい」と吐き気止めだけ渡されて帰されるも吐き気は収まらず熱がグンと上がってガチめの脱水症状になり救急車呼んで数日入院になったのはご愛嬌。
この独裁の岐路というのは、「独裁か非独裁か」という選択肢ではなく、「右の独裁か左の独裁か」というものだ。
両者とも意図的な独裁を求めているわけではない。現状の戦いは経済の自由を強く押し出す右サイドと、それに反発して同じくらい社会的公正を強く押し出す左サイドの戦いであり、互いに問題があるというのが独裁たる所以だ。
右サイドが強く押し出す「経済の自由」の理想は、とにかく自由に経済活動をやらせることで圧倒的な利益を生み、自由にやらせることで高速で社会に循環させることで国を富ませるというものだ。
しかし、少なくとも現在の日本や韓国では万人に与えられるべき経済的自由が経済的勝者によって独占されているが、それも自由な競争下に起こったことであるために放置されて逆に自由というものが行き渡らずに経済進歩や技術進歩が停滞し、格差が拡大しているのが現状だ。
意図的な独裁と言うより、システムエラー、メンテナンス不足で独裁に突っ走っている感じである。
対する左サイドがはこの自由の再分配がうまく行っていない状況を打破すべく社会的公正を訴えている。資本主義であれ社会主義であれ、社会システムが公正でなければ停滞するためだ。
しかし、現在の左派は哲学的アプローチや定義の不足、イデオロギーの曖昧さ、メディアの質の低さなどの様々な複合要因により、「なんらかの正義の名のもとに敵対者の人権を奪う」という勢力が力をつけている。
これは世界的にこの傾向があり、大いに問題があり、対処すべき人物であるとは言え、トランプ氏をあらゆるサービスから締め出すなど、明らかに人権意識に欠ける安易な対処方法を選択しており、非常にヒステリックになっている。
正義感を原動力に活動する集団が権力を得るとほぼ間違いなく独裁者になる。「正義」とは絶対的なものであるため、事情を鑑みず、他者を認めない一方通行な部分があるためだ。
そして大変残念なことに、日本においてこの先の選択肢は今の所この2つの独裁しか無い。
一応現状に合っている選択は左派ではあるが、左派の政治家、活動家、思想家の質が右派に比べて著しく低くて品位に欠ける現状も暗澹たる気持ちになる。
ほんとどうしたらいいんだろうね~。
はてブでのお前らを見てると「感染拡大は政府と一部の自粛しないバカのせいで自分は対策できているからこれ以上は必要ない」って感じでしょ。
いやまあ言いたいことはわかるというか俺もそう思ってるけど、俺よりも対策できてないはてなーも同じこと考えてると思うとなんだかなあと思うんだよな。
俺は独身だし仕事も早期に完全にリモートでできたのもあって去年の3月くらいから完全に引きこもって買い物も通販で全部済ませてるからガチで一歩も外に出てないし全く誰にも会ってないのよね。
荷物の受け取りも対面にはならないようにしてるし、これ以上の対策しようと思ったらクリーンルームみたいな運用になるけどさすがにそれは過剰というか無理だし。
増田やnoteなんかにこんな対策してたけど感染しましたって記事が出て、「これで感染するなら運だよ」とか「それでも感染するコロナの感染力ヤバい」とかそんなブコメがついたりするけど、
その人たちも近所への買い物とか単独での外食とか通勤とかそれなりにリスクのある行動はしてるんだよね。
同じようなレベルの対策してる人からすればそれで簡単に感染するのはショックかもしれないけど、俺からすりゃそりゃそうやろとしか思わんのよ。
そういう人たちが悪いってわけじゃないし、みんなが俺と同じレベルで対策するのは環境が違えば無理だろうし、みんなが完全な対策をすると流通が止まってコロナ対策どころじゃなくなるのはわかってるけど、
コロナ対策にうるさいはてなーでも対策のレベルにはグラテーションがあるんだよなって話なんだけど。
そんで自分よりも対策できていないやつを見つけて、あいつらのせいで感染が拡大している!って各所でやっているわけだけど、
その構造って当然対策がよりできていないグループでも発生するんだよな。
対策の強さでも上には上がいるけど、対策のしてなさでも下には下がいて、みんな自分より下を叩いては自分より下が対策を強めるべきで、自分はこれ以上は必要ないって「誰もが」思っている状況になってきている気がするんだ。
そうすると今のまま緊急事態宣言が出ても、みんなが自分以下のやつが動けばいいと思っているだけで何も変わらない状況ってのになりうるんじゃないかと思う。
その結果、一向に改善されない自分より下の対策レベルの人たちに対して、全員が別々の相手に向けて一方通行のヘイトをするっていうすごく不健全な構造になっちゃいそうで嫌なんだよな。
で、この構造を避けるためには、対策できていないやつが対策するように圧力をかけるだけじゃなくて、それなりに対策できている人たちも含めて全員が対策レベルを一段階上げることが必要なんじゃないかと思うんだ。
ネットであーだーこーだ言っても他人の行動なんてほとんど変えられないけど、自分の行動は変えられるし、そっちを意識すると変なストレスもたまりにくいと思うんだよな。
俺みたいな引きこもり生活を支障なく送れるやつがあんまりいないように、人によって許容可能な対策レベルに差があるのは当然だろう。
そして、俺らから見ればロクに対策できていないように見える人たちも、彼らなりに対策はしているってことが多い。
その人たちが俺たちが許容できるレベルまで対策を強めるよう叩いても、反発されるか無視されるかだし、叩く方も疲れてしまうし、あまり効率のいいやり方ではないように思う。
だったら各人がこれまでやってきた対策を一段階引き上げてみるって方針の方が、社会全体へのストレスが少なくて済むんじゃねーかなって思うんだよな。
細かいコマに隠された伏線や感情が多く、ある界隈では本格ミステリと評されているらしい、キッモ。
16人のトーナメント参加者とそのセコンド、そして大会主催者の暫定ラスボス田島ら、ほぼ全員がとにかく理屈っぽく考えてから動くためページ数のわりに中々話が前に進まない。
もちろんそれだけあって群衆劇っぽさが強く、誰かが勝ち上がるのか読めない展開が面白い。
その上作者が地球の重力に耐えられないのも相まって今年は一年中山本空の煉獄を眺めることになってしまった。
ぼっちの黒木智子が孤軍奮闘するドタバタギャグ漫画だった頃と、女子高校生たちのグループ間のすれ違いや掛け合いを楽しむ青春漫画だった頃とが最早単行本の数的にも逆転した、ジャンルを一口で言えない漫画。
主人公の黒木のことを人間として好きになる過程がちゃんと書かれており、次々に黒木ハーレムへ加入していくキャラが増えていくも、その過程の違いや、構成員同志のやり取りも多く、主人公抜きの回も増えてきている。
○ 吉本浩二「定額制夫のこづかい万歳月額2万千円の金欠ライフ」
財布を配偶者に握られて自由に使えないお小遣い制の悲哀を書く人間賛歌漫画。
よく小遣い怪人だなんだと、小遣い制の中でもがく人間性が笑われているが、根本的には自分よりも家族を優先したいという気持ちがあり、その裏にある家族愛こそが書きたい…… というわけでも無い気がしなくもなくなくない。
東堂の一途な気持ちながら揺れ動く感情の上下が見ていてとにかくドキドキして、読んでいて胸が苦しくなる。
特に今年はこの二人の関係に多くの進展があり、そのシーンの後、何度も最初から読み返しては唸っていた。
東堂×虎杖のリバあり薄い本書きたい。
○服部昇大「邦キチ! 映子さん」
映画のついて語る若人の部の面々が映画を語りまくる、映画プレゼン漫画。
が、最近は主人公とヒロインの関係性が気になる展開が多く、いや使用済みブラシを忘れるのはやることやってるだろと、ムズムズさせられた。
こういう男女がくっつくだのくっつかないだのがやっぱ盛り上がるんだなって、木根さんの1人でキネマとか私と彼女のお泊まり映画を踏まえた上で思いました。
○寺沢大介「SUSHIROAD」
暇があれば寺沢大介の話がしたいのです。
海× 鷹一の薄い本書きたい。
漫画家ゆでたまご先生のキン肉マンはネタバレ禁止なので、ラジオネームゆでた孫さんのメールを読んでお茶お濁すしかないから。
私的裁判「双龍会」を舞台に殺人事件の謎を解き明かす本格ミステリ。
架空法廷モノは数多くあれど、この作品が持つ「架空の法廷らしきもの」でないと描けない絵面の強烈さは、何年経っても色褪せない。
とにかく七転八倒してどこに向かうかわからないジェットコースター的展開と、フェアプレイの精神を徹底し開示されている情報だけでこねくり回すミステリらしい展開が相まって、どこを読んでいるときも楽しい以外の感想が出てこない。
本当に、本当におもしろっかったんだ……
TwitterでWeb漫画や安くまとめ買いできるセール漫画を面白おかしく紹介することの百億倍面白かったんだ……
読んだけど正直よくわかんなかったので、誰か楽しみ方を教えて。
「見た目が全てじゃないけど、第一印象になりやすいのは確かなんだから。もっとオシャレに気を使うべきよ」
「い、いつも色んな服に着替えてるよ」
タオナケの明け透けな態度に、ドッペルはしどろもどろな応答しかできない。
そんな、ほぼ一方通行なやり取りが、しばらく続いた。
いわば水と油といえた。
この場合、どちらが水で、どちらが油かは知らないけど。
そして大方の予想通り、それが先にやってきたのはタオナケの方だった。
「あのねえ、こういうのって色々と理由をつけて複雑な問題にしたがるけど、実際のところ答えはシンプルよ。自分がどう思い、それに対し自分がどう行動するか」
「は……はあ」
「そこには数学で習う方程式なんていらないし、電卓が必要なほど膨大な数も要求されない。私たちガキでも解ける、算数レベルの単純な問題なの。ドッペルは分かりきった答えを先送りにしているだけよ」
それはアドバイスのようでいて、煮え切らないドッペルを半ば責めているようにも聞こえた。
「あんた人見知りだから、誰かを演じることで緊張しないよーにしてるんでしょ。“ありのままの自分”を見せることが怖いから!」
だけどドッペルがいくら消極的とはいえ、いくらなんでも踏み込みすぎたようだ。
タオナケの言葉の何が、どのように作用したかは分からないが、それは確実にドッペルの神経を逆なでしていた。
「あー!」
ドッペルはおもむろにマスクを外すと、か細い声を精一杯にはりあげた。
そして狂ったように両手で髪をかき乱し始める。
突然のことにタオナケ含めた俺たちは戸惑うしかなく、ただその様子を見ているだけだった。
「はあ……はあ」
肺の酸素がひとしきり出て、ドッペルは息を切らす。
すると、そこには俺そっくりの人相が現れ始めた。
それはドッペルお得意の変装であり、その中でも十八番のモノマネだった。
普段なら仲間でも見分けるのが大変なほどだけど、さすがにこの状況では変装の効果は発揮されない。
タオナケが“ありのままの自分を”と言って間もなく変装して、“自分以外の誰か”の姿をしてみせる。
それは明らかな拒否反応を示していた。
ドッペルは俺の喋り方を真似ながら言った。
タオナケは質問の意図を図りかねているようで、漫然と答えるしかない。
「言ってる意味が分からないんだけど、考えるまでもないわ。私は私、それ以上でも以下でもないわ」
清々しい回答だ。
しかし、ドッペルの表情は曇っていく。
多分そういうことじゃないんだろう。
「もういいよ、これ以上タオナケとは話したくない」
それを残して、ドッペルはその場を去っていった。
を妄想してみた。
ここ数年、自分が恋愛に全く向いていないという自覚をようやく得つつある一方で、いややっぱ恋愛というか好きな人とイチャイチャしてえよという欲求が押し寄せては捻じ伏せるというサイクルを繰り返している。
不毛極まりない。ので、どうすればこのループから抜け出せるかを考えてみた。ぜひともこのピュアピュアな妄想に存分に突っ込みを入れてほしい。
ネットデブリみたいな見出しの薄さだが、各項目を自分に当てはめて考えてみた。
意外に難しい。自分は22になるまでこの経験が無かった。正直これがないなら悩む必要も無く一人で何も考えず過ごせばいいのに、相手も時期もランダムに発生するように出来ているらしい。手遅れになった矢先に発生するのはタチが悪すぎる。みんなも気を付けよう。
普通に難しい。自分に自信がないと、相手に話しかけることすら申し訳なくてロクにできなくなるし、話しかけられても挙動不審で相手を困らせてしまう。好きな人を困らせ不快な気分にさせてしまうのはもっと申し訳ないのでなんとか改善した。世の中そこまで完璧人間だらけじゃないしくそ野郎もいっぱいだ、相対的に見れば自分はまあまあマシな存在になれるはず。
まあまあ難しい。幸い風呂をサボる癖などは無かったし各部のケアは意外と自己満足でやっていた。食べ方なども普通っぽかった(動画撮影してみた)。ただ後述する清潔感とはまた別の概念らしい。怖い。
難しい。今まで自分の生き方とか見た目など全く気にしたことがなかったので、他人を気にする必要も一切無かった。すれ違う人の服の色もロクに認識していないレベル。ただこれは自分への自信を回復したり服を気にしだしたあたりから徐々に改善されてる気はする。でもまだまだリハビリが必要だろう。
クソ難しい。そもそも服屋の難易度が高い。服屋で自分が良く見える服を選ぶという行為にまず滅茶苦茶抵抗がある。自分の見た目に向き合いたくない。多分自分の顔の傾向的にゆるい服よりもかっちりした服のほうが合うんだろうなと思っても、今まで着ていたゆるゆるの服の着方しか知らない。ユニクロの試着室の中で許してくれと泣きたくなる。街の人間はなぜああもきちんとした身なりができているのか。誰か助けてくれ。
意味不明。いや言いたいことはわかる。髪型をなんかいい感じにしろとか、服をなんかいいかんじにしろとか、背筋をシャキッとしろとか、たぶんそういうことなんだと思う。それにしたって意味ふわふわ言葉すぎる。とりえあず最近はリングフィットをしている。どうだろう、清潔感は向上しているだろうか。
不可能に近い。他人に興味を持ってこなかった奴の話が面白いわけがないし、もちろんキャッチボールは壊滅的にへたくそだし、まして何かに「気付いて」「気の利いた」ことをするなんて出来るわけがない。自分の趣味についてペラペラ一方通行で垂れ流すのはまだマシなほうで、2、3回目に話した時にはそのデッキも尽きて悲惨な沈黙が訪れることは必至である。
まだまだ恋愛への道は遠いらしい。とかなんとか言っていると30代、40代になり自分でも何をやっているのかよくわからない内に死ぬんだろうなと思う。
冒頭で書いた好きになった人は諸事情あってもう会うことはできないが、ともかく何かやろうという気持ちにさせてくれただけでも感謝しかない。ありがとう。どこかで幸せに生きていてください。自分も死なないようにします。
朝の通勤時、近所の中学に通う女子3名がいつも道路の向かって左側を横並びで歩いてくる。
その道路は一車線一方通行で両脇に歩道があり、お互いが向かって左側を歩けば人同士がすれ違えないような狭い道路ではない。
どうやら手前にある向かって左側の側道からくる生徒と待ち合わせをしているらしく、そのまま向かって左側を歩いてきているようだった。
つまり、女子中学生3人を避けるには、自分が後ろから来るかもしれない車をケアしつつ、車道側にでなくてはいけない。
そんなことにも気づいていないのだから、教えてやらねばならない。
かと言っていきなり話しかけても変質者だ。
仕方がないので、いわゆる歩道の白い線の内側を直進することにした。
ところがこの3人組は、一向に横並びの隊列を返す様子がない。
頭の中ではふざけるなと思いつつ、このまま直進して割って入れば、それはそれで不審者だ。
これ以上直進すればぶつかりかねないだろう一歩手前まで近づいて、大げさに後ろを振り向いてから大きく進路を変えてすれ違った。
これで少しはわかってくれたのではないかと期待した翌日、彼女たちは同じ様に向って左側を横並びで歩いてきた。
なんでわからんのかと苛立ちつつ、今回もすれ違うときに同じ様に大きく振り返ってから、加えて、肩が触れてもおかしくないくらいのギリギリの距離を通ることにした。
しかし彼女らは一向に隊列を変えることはなく、ぶつかるわけにはいかないとこちらからギリギリのところで半身をひねるようにして衝突を逃れた。
翌日、彼女たちはやはり同じ様に向って左側を横並びで歩いてきた。
直前まで近づいても避ける気配はない。
クソバカでかいため息を付きたい気持ちを抑え、昨日と同様の方法でギリギリのところをすれ違った。
翌日、同じ道に差し掛かると、やはり同じ様に彼女たちは3人横並びでこちらに向ってきた。
またかよ。
苛立ちを抑えつつ近づいていくと、いつもと少し様子が違った。
一番道路側の女性とが、あきらかにこちらを睨んできているのだ。
睨み返したい気持ちを抑えて、前日までと同じような進路を取る。
大げさに後ろを振り向いた後、理不尽に耐えきれず顔を戻すと同時に睨み返してしまった。
その瞬間でさえも容赦なく向けられていた敵意たっぷりの視線と衝突する。
大したもんだなこのクソガキ。
そうは思いつつも、こちらは大人。こんなことくらいで手を上げるわけには行かない。
そこでひらめいたのがタイトルの通りだ。
彼女たちにしてみれば、別にそれほど悪いことをしているという自覚がない。
それなのに、それを威圧するように歩く俺こそが、悪であり忌むべき存在なのだ。
かと言って同じことを繰り返せば自分はいつまでも悪しき存在から抜け出すことはできず、彼女らに正義を教えることもできない。
もうこのような事態に陥ってしまった以上、声をかけるなんてもってのほかだ。
これは駄目だ。別に見ず知らずの女子中学生に世の中の道理を説いたところでなんのプラスにもならない。
当方20代後半、田舎(東京ではないどこか)に生まれ、22歳で田舎の大学の理系学部を卒業し、ストレートに大手メーカーに総合職として就職。配属は社内情シス。
が、転勤して半年ほどたって耐えられなくなってきた。本当に辛いし東京勤務を心の底からなめていた。
田舎で生活できることのすばらしさを舐めていた。住環境というものを過小評価していた。
俺と同じように実家が田舎でずっと田舎で生活していて東京に憧れている大学生は多いと思う。そいつらに全力で警告したい。
・田舎の生活に飽きたから東京で生活してみたい、は絶対後悔する
・東京勤務を年収換算マイナス300〜500万円ぐらいだと覚えておけ
地方の衛星都市に住んでるいると「ここは都会だから」と自虐を宣う人を良く見かける。
こんなのは嘘だ。本当の東京を知らないから言える虚言そのものだ。
電車に乗ったら座れない、でかいイオンが混んでる、駅前ランチが高い。
この「心理的にちょっと嫌」っていう程度の都会感と、本当の東京だと天と地ほどの差がある。
東京に住んでいると、ちょっと遠足に行くっていうのは相当な準備と気合が必要になってくる。
まず数週間前に旅行先を決めて特急・レンタカーなんかの手配が必要。
数週間前から予定を抑えて「何時には出発」といったことまで決めないといけない。
田舎に住んでいたら土日の朝に起きてテレビでやってた観光地に「ちょっと行ってみるか」という気分で車を走らせられる。
田舎の場合は車を運転しながらナビでテレビをつけたりラジオを聞きながら、そこで話題になった場所に思いのままに車を向かわせることができる。
Google Mapで調べた美味しいラーメンやにもいきなり行ける。
イオンに行ってカゴに詰め込んで、袋詰もせずにカゴごと持って帰ることができる(300円でずっとレンタルできる)
それが東京では全くできない。
東京に住んでいると、自動車での外出はほぼ不可能になる。というか、自動車を所持することは不可能になる。
田舎に住んでいるときは自動車を走らせる理由なんて一切必要なかった。
ただなんとなくドライブする。それだけで十分だった。
だが東京は違う。目的もなしに車を走らせると渋滞に捕まる・一方通行で戻れなくなる・駐車場が高い・そもそも駐車場が埋まっている。
都会のビル群は引っ越し初日で飽きる。なんにも面白いものなんてない。だって地方都市の見た目と同じなんだもの。当たり前。
東京は金持ちの街、とは言うけれどまさにそのとおりで何をするにもお金がかかる
繁忙時間帯に誰も並んでいないラーメン店なんて死ぬほどマズイ。だけど生き残ってる。それでも人が来るから。
たまに掘り出しの店を見つけるけれどすぐに行列だらけになる。1時間待ちは短い方、2,3時間なんてザラ。
なんであんなに待てるの?ていうか待ってる間何してるの?本読んでる?スタバでも本読むのにスタバ待つ間に本読んでる?家帰ったら?
まぁ結局住環境が最悪なので外に出てくるんだよね。
東京なんて相当な家賃を払ってもゴミのような部屋しか貰えない。
狭い部屋でできることって限られるからここでも自由度が削られる。ペットも飼えやしない。自炊もできない。
「自炊はコスパがいい」とかいう人いるけど、ぜんぜん違う。自炊はカスタマイズ幅が広い。自炊できないっていうのはやっぱり自由度が低い。
給料の大半を家賃に奪われて、残ったお金で本買って読んでるだけの街。それが東京。
優秀な人は東京の人より貰ってるから。その優秀な人が東京来たら全然貰えないけどね。
当たり前で東京はライバル多すぎて給料全然上がらない。田舎はライバルがマイルドヤンキーだから楽勝で給料上がる。
そんで家賃は全然かからない。駐車場代も必要ない。ラーメンの有名店は普通に美味しいし、並ぶ必要もない。
車も買えるし2台でも3台でも持てる。
レンタカーとかタイムズカーシェアとかを対抗に上げる人多いけど、「車を持ってる」ってのと「車を運転できる」ってのは自由度の面で全然違うから。
「パソコン持ってる」ってのと「パソコン使える」ってのは自由度が全然違うでしょ?わかる?
「いつでもパソコン使えるから不便しないよー」とか言ってるの聞いたらはぁ?って思わない?
他に自分の好きなことを見つけたら好きなように始められる
それが田舎
知ってるものだけを並べて「不足しない」って何言ってるんだ
東京生まれ・東京育ちだとそもそもスタート時点で自由度が少ないから気付いてないけど、人間って本当はもっと自由だよ?
なんか養鶏場の鶏が野に放たれたら自由すぎて何していいのかわからん、って言ってるようにしか聞こえない
人が多いっていうことはそれだけ制約の幅が大きいっていうこと
あとは金持ち・生まれながらに上流の人は東京でもいいと思うけど
そこそこに売れていたので、壁に配置されていたし、税の申告もしていた。商業もやってたけど、本業とのわらじが面倒ですぐ辞めた。
でもそのジャンルで気持ちが落ち着いたのもあって、ここ数年なーんにも描かずにサークル活動も辞めちゃってサークル用のTwitterアカウントも日常をぽつぽつ呟く程度
オタク友達とは繋がっているのでわいわいと会話はするけど、もう漫画は描かないかなあ、なんて思ってた
サークル垢は古い友人知人とかがフォローされてるのだが、ここに好きサークルさんをフォローすると、はわわわわ!とか言って慌てる人が増えるのが面倒で、読み専垢を作ってそこで好きサークル
さんをフォローして本を買っていた(サークル垢とは別ジャンル)
好きサークルさんのイラストとかにいいねしたりマシュマロ送ったり
基本萌え話を呟いて、TLにあがってきた作家さんの書き込みに反応したりするだけの無産垢。通販が流れてきたらとらさんとかでポチる
多分界隈では「よくいいねをしてくる無産」くらいには認知されていたと思われる
でもコロナで自宅勤務になって、手が空くようになり、ずーっと読んでるだけで萌え萌え言ってたけど、久しぶりに描こうかな~なんて思い、その読み専垢に漫画をあげてみた
週刊漫画ジャンルなので、毎週本誌が出る度にその本誌のネタに絡んだネタの漫画を描いて上げてた
そうしたら今まで一方通行でフォローしてたサークルさんたちがシュババババ!とフォロー返してくる
「すごいです!絵が上手ですすてきですう!」みたいな褒め言葉
あんたら私が何ヶ月もコメントしても「ありがとうございます!嬉しいです!」の返事一個で終わらせてフォロー返しも全くなかったのに・・・どゆことだよ。
別にフォロー返しはどうでもよかったので、気にしてなかったが、突然なんなのだ。
DMにもまさか増田さんがこんなに絵がお上手な方だったなんて…!みたいなのがどんどん来るようになってしまった。
いつものように好きサークルさんのイラストにいいねをすると、「はわわ!こんなお上手な増田さんからいいねもらっちゃった!」とか
いやあんた…ついこの間までいいねしても反応なかったやんけ…どういう…
心底わかった。無産の人が苦しいってのこういうことなのか
自分は別にフォロー返しも反応貰うのもまーったくどうでもよかったから気にしてないけど、実際同じ推しの話とかしたくても、無産にはサークルさんはなかなかフォローを返さないんだよな
それがある程度描ける人が出てくるとあっという間にフォローされてキャッキャするのって、無産からするとすごい寂しいもんかもしれない
Yahooカーナビも、食べログも捨てて愛用していたGoogle Mapだが、最近の体制に疑問を感じるので元に戻るつもりだ。
そもそもGoogle マップを愛用するようになったきっかけは、細い路地裏でも一方通行の道はきちんと判別してそれを元に経路案内をしていたことと、ローカルガイドによる口コミの信憑性の高さだった。
それが昨年、マップデータをアップデートし、今までのマップ精度の高さは単にゼンリンがすごかっただけと判明した上に、2020年からはローカルガイドによる口コミもかなり恣意的になってきたことが私をGoogleマップから卒業させる決定打となった。
以前までの口コミはポジティブでもネガティブでもすべて表示をされていた。写真も特に制限はなかったように思う。
そこが、否定的なレビューは消されてしまう食べログやホットペッパーとは異なっており、好感を持っていた。
もちろん否定的なレビューを書かれた物件所有者としては納得できないところもあるだろうが、それはオーナーからの返信で説明をすればユーザーはそのレビューの真偽を自分で判断できるので問題ではない。
しかし、最近ではGoogle マイビジネスの拡販を進めたいことからどうにも店側が一方的に有利になってしまっている。マイビジネスオーナーは、低評価の口コミを「ガイド違反だ」という理由をつけて非表示要求をする。Googleとしてはそのオーナーが担当付きであればあるほど優遇をし、明確なガイド違反でなくとも非表示をするし、レビューや写真の表示を承認制にしているようだ。
オーナーは気に食わないレビューに対して、「お店からの返信」として散々罵倒をしても、その後すぐに非表示申請をすれば他の客には見られることなく、いい評価だけを保つことができるのだ。
ローカルガイドが他のユーザーの検討材料のためにわざわざ時間をかけてアップロードした写真や投稿を削除あるいは非表示にするというのはあまりに失礼な話でもある。
何より、「悪意のある情報をユーザーは信じ込んでしまうからこのレビューは削除しよう」という考えは全ユーザーをバカにしすぎではないだろうか。
いつだかのアップデートから、検索エンジンでもGoogleが一部の検索ワードを勝手に除外した上での検索結果を見せるようになった。
これには少なくない数の人々が不満と悲鳴をあげているが、まさにこれこそが近年のGoogleの姿勢を示す代表例なのだろう。
「ユーザーに素晴らしいUXを」ではなく、「ユーザーは馬鹿だからこちらが適切な情報を与えないと」という考えにシフトしつつある昨今のGoogleは到底好きになれない。
自分がかつて熱意を持って働いていたころのGoogleはもうそこにはいない。仕事を変えたことに間違いはないと改めて思うのであった。