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はてなキーワード: お土産とは

2024-03-14

anond:20240314215934

何となく蟠りが溶けることもあるけど、個人的にはちゃん自分気持ちを伝えるのがいいと思うな。お土産渡しながらでも。

ちゃんと元通りになりたいという気持ちを伝えることで、区切りになるし、親側も(何を思っているかからないが)話しかけていいのか……?みたい曖昧感情がなくなると思う。

気持ちを伝えられて断られても、気が変わって仲良くしたいと思うこともあるかもしれないから根気よく関わり続ける方がいいと思う。

10年以上話してない家族ともう一度話すにはどこから始めたらいいんだ

ずっと誰にも言ってなかった話、インターネットからこそ打ち明けると、高校生の時にお父さんと喧嘩して以来一言も喋ってなくて、そのまま27歳に突入した。

10年経ったわけだしそろそろ雪解けの時期かと大人になってから初めてお父さんに向けたお土産買った。

今度帰省する時渡すつもりだけど、10年以上話してない家族ともう一度話すにはどこから始めたらいいのだろうか?

前に祖母葬式で会ったのが最後で、その時にコース料理最後に出てきたデザートを私に渡そうとしてきたのが印象に残っている。たぶん私が喜ぶと思っての行動。断ってしまったけど、不謹慎だがこのまま私かお父さんのどっちかが死んだらこのことをずっと後悔する気がする。断られた時の切ない顔が忘れられない。

2024-03-11

俺がテイクだけしてるのはギブ&テイクが面倒くさいからであって、さっさとギブを辞めてくれといつも思ってるよ

なんで勝手にギブするの?

いらねーんだけど?

俺もギブしなきゃならないの?

嫌なんだけど?

だってさ、俺はお前の欲しい物分からないじゃん?

でもお前は俺がギブしたら要らないけどギリで貰ってくれるんだろ?

そんでまたそれに対して何かをギブするんだろ?

でもそれもまた俺は要らないわけだよ……

もうさ、辞めない?

なんでギブ&テイクをムダにやりたがるの?

仕事必要なことを教えあうとかなら喜んで協力するよ?

現地でしか変えないお土産の配り合いとかもいいと思う。

でも日常の中でまだお菓子とかグッズとか渡し合うのはやめない?

疲れるだけだよ。

俺は疲れてるよ。

要らないなって思いながら貰うのも疲れるし、要らねーって思われてるんだろうなって思いながら渡すのも疲れたよ。

からテイクだけして、ギブをしないの。

そしたらどっかで終わると信じてるから

なのになんでずっとギブを続けるんだよ?

勘弁してくれ。

いらねーよ。

お菓子が食いたきゃ自分で買うし、グッズが欲しけりゃ自分で買うよ。

勝手に配ってくるんじゃねえよ。

つうか何も嬉しくないからな。

0円で押し売りされたお菓子の面倒臭さは半端じゃねえよ。

押し返すことさえ面倒くさい。

うそういう形で関わらないでくれ……

2024-03-09

NATO諸国防衛予算基準GDPの2%

ただイギリス保守は、今から12年以内に、自国だけ3%に上げたい

自民も2%以上を目指している

オバマ米軍からの要請などもあった

米軍は(安保条約の名のもとに)各国の防衛予算の決定権まで得たいのだ

戦前陸海軍大臣天皇統帥権の名で軍拡予算を実行し、戦艦建造など鉄鋼産業推し政治したことが思い出される

米軍予算統帥権があったらそりゃ軍拡させたいに決まってる

天下り先へのお土産

2024-03-07

小父の家売却顛末記 - 全ては良い不動産屋に出会えるか-

梅宮アンナさんが梅宮辰夫さんの別宅を売却した話を読んでいて書きたくなったので書く。

ワイは田舎限界集落の看取り人を自覚しながら、もうすぐ消滅自治体になると予言されている山奥で暮らしている。しかし、父の弟、つまり叔父地元を出て外で暮らしていた。

中堅企業なれど、ニッチ特殊プラントを作れる唯一の会社で、そこのエンジニアとして働いており、最後は三代目社長ボンボンぼんくら)を支えるNo2として技術の面から支えていて、結構な金を稼いでいたようだ。

田舎農家を継いだお人好しの兄貴……つまりワイの父がトラクターが壊れたと修理していたら、突然新品の35馬力の巨大なトラクターを手配してくるような豪快な人だった。

ところが、役員定年を迎えた翌年、ものが旨くたべられないと病院受診したら進行した食道癌がみつかり、一応手術をしたもののあれよあれよという間に死んでしまった。小父は独身でもちろん子どもはおらず。内縁奥さんといっていいぐらい長い間お付き合いをしていた女性がいたらしいのだが、ずいぶんと年が離れていたためか、籍は入れなかったようだ。

そして残ったのが叔父資産である。その最大の資産は、会社がある地方都市結構いいところにある広い家であった。

家との遭遇

ワイと父は一度も小父の家に行ったことが無かった。いつも小父は呼ぶより帰って来たがったし、当時はまだ祖母がまだ生きていたので。

さらに、小父の最後は、ワイらが住んでいる家の近くのがんセンター引っ越してきていて、そこのホスピスに転院すると言う話をしている間に亡くなった、ということもある。

そこで小父は「中身は全部捨てて空にしてくれ」「空にしたらあとは好きにしてくれ」と遺言を託していた。

で、行ってみたところ、びっくり。そこは結構な高級住宅が並ぶ一帯だった。庭は狭かったが、駐車場は3台楽々止められる広さがある日本家屋建物自体はかなり立派。

小父はこれを中古で買ったらしく、築40年ちかくたっていたが、最低限のメンテナンスは行われていて、雨漏りしているとか致命的なことは無さそうではあった。

家終い

中は、絵に描いたような男の一人暮らしで、ゴミの山とかはなかったものの、物だらけ。小父の趣味のものがあちこちに詰め込まれている状態だった。

まずはこれを処分。それだけで一年近くかかった。全部捨てろとのことだったが、それもなんか心苦しくて、形見分けに欲しがる人に渡す、古物屋に売る、などをやっていた。

そうしながら、親父の兄弟で話し合いをもったところ、兄弟の家から結構離れていることもあって、売却する方向で話を進めること担った。

当初、飛び込みでそこらの不動産会社などに相談していたのだが、いずれも「上物には価値がない。値段は土地だけ」と言われた。まぁそんなものなのかなと思う一方で、なんかもったいない気もしていた。

そうして片付けに通っている間に、近所の方ともなんとなく挨拶するようになって、お土産を交換するぐらいに仲良くなってきていた。

そこで、最終的には維持できないので、売るつもりではいるんです、と言う話をしたところ、なんと、その方が別の不動産会社を紹介するので、そこと相談してみないか?とおっしゃってくれた。

そして売却へ

そうして、別の不動産会社の方と面会すること担ったのだが、その方は一通り家を見て、図面を見たあと、今までの業者全然別の事を言い出す。

そのため

の4つとなった。当然最後にいくほどこちらの取り分は大きくなるが、必要な金とリスクが大きくなる。また、不動産業者は利益関係から最初コースにするなら不動産会社が買うと行っていた。

が、小父は現金でもかなりの遺産を残してくれていたので、祖母相続した分でも相当な金額になっていた。それを定期預金に預けるよりは、と言うことで、4番目のコースで行くことにした。

これが大正解結論から言うと、リノベの改装が直後に複数の買い手がついた。不動産会社が「最終的にこれぐらいの価格であれば確実に売れると思います」としていた価格よりも500万円ぐらいは高く売れた。

そしてその後

祖母兄弟それからワイが入って相談し、売却した不動産お金は、最後まで小父を支えててくれていた内縁の妻と折半し(売却のためのリノベ費用こちら持ち)贈与することにした。

他にも金融資産を中心にしっかりと金はあったのだが、女性は受け取れないと受け取ってくださらなかった。

ただ、どうも小父とお付き合いをしていたために婚期を逃したようなところがあることから、家を売却したお金からと改めてお手紙を書いて、お願いして受け取ってもらった。

また、その時にお世話になった不動産屋さんは、ただ不動産を売却するのではなく、古い家をリノベして高付加価値化して売ったり、貸し出したりすることを得意にしている開発型の不動産屋さんで、そのノウハウを使って地方空き家問題にも取り組まれているところだった。

そこで、ワイは今、そのノウハウをいただいて、小父さんの遺産を元手に、地元空き家をリノベして活用する事業を進めている。

anond:20240307105417

手間隙かけて作ろう

よりぬきの品を積んでこう

確かな術と知恵絞り出し

出会いの予感に高鳴れば

段取りだんだん取れてく

想い出の品も積んでこう

向こうの島へのプレゼント

SAIL BOAT SAIL BOAT

仲良くしよう

SAIL BOAT SAIL BOAT

伝えに行こう

SAIL BOAT SAIL BOAT

お土産もって向こうの島へ


着いた港での出来事

男や女は鬼印

荷物を見るや怒り出して

火をつけ水かけ泣き喚く

段取りだんだんずれてく

想い出の品捨ておいて

からがら逃げてきた

SAIL BOAT SAIL BOAT

仲良くしよう

SAIL BOAT SAIL BOAT

伝えに行こう

SAIL BOAT SAIL BOAT

お土産もって向こうの島へ

旅行顛末記(備忘録)

3月6日

秋田駅、3006M乗車。

定刻で発車。

一ノ関くりこま高原走行中、JR東日本ChatBotより東北新幹線運転見合わせ、再開見込み立たずの報を受報。

JR東日本アプリで列車走行位置確認、この先くりこま高原で抑止かな?と思ったところで急減速、まさかの駅間停車。車掌さんも状況把握に時間がかかっており、この間にYahoo!ニュース郡山オーバーランの件を知る。

当該が下り列車なので上りは再開するかと思いきや、まずは駅間からくりこま高原までは運転再開したものの、下りが詰まっており東京で折り返せないようでくりこま高原でしばらく再抑止。航空機を半ば諦めた頃運転再開仙台駅に46分延で到着。その後3006Mは仙台駅で再抑止とのことだった。

仙台駅、1318M乗車。

ほぼ定刻で運転

当初は1314Mで早めに入り仙台空港で朝食と思ったけれど、かなわず

から持ってきた薄皮たまごパンコーヒーで凌ぐ。

仙台空港、IBX012便搭乗。

定刻で離陸。搭乗間に合ってよかった。オンラインチェックインは神。かなり揺れる。外は雪と雲で真っ白、雲の上に出るまでほとんど何も見えず。着陸時、福岡空港の混雑によりしばらく福岡沖で旋回し着陸を待った。

福岡空港12時44分発姪浜行乗車。

定刻で運転

博多駅、554A乗車。

さくら554号、N700系。定刻で運転

当初は32Aに乗ろうとしたけど空腹が限界。1本落として博多駅豚骨ラーメンをいただく。駅構内がとても暑い(秋田人間にしたら当たり前)。小倉に無事到着(無事?)。

北九州市観光

いい街でした。

平和通駅17時14分発小倉行乗車。

定刻で運転。多分初めてモノレールに乗った。

小倉駅、561A乗車。

さくら561号、N700系。定刻で運転

当初は35Aに乗ろうとしたけど10分遅れ。N700S乗りたかったな。

今日はこんなのばかり。

博多駅、18時27分発福岡空港行乗車。

定刻で運転

18時27分発は多分合ってる。もう記録を取る余裕がなくなりはじめている。博多駅お土産を買った。

福岡空港、IBX019便搭乗。

福岡空港で夕食(カレー)をかきこむ。

折返し便遅れで搭乗開始が10分遅延、その後ドアを閉めてからも離陸待ちにより15分ほど待機。離陸後は往路に比べたら揺れは安定。

当初仙台空港着が21時15分頃と見込まれ、乗継失敗仙台泊を覚悟したが、何とか21時07分に駐機場に到着。リムジンバスから下車後猛ダッシュして駅へ向かう。

仙台空港、1379M乗車。

ほぼ定刻で運転。3045Mに接続する最終。よく間に合った。

預け入れ手荷物があったら詰み。リュックサックお土産をまとめていた自分を褒めたい。

仙台駅、3045M乗車。

上り列車の折返し便遅れにより10分延で発車。秋田駅には6分延くらいで着。

我ながらアホな旅行

2024-03-04

anond:20230808175314

滋賀県民だけど鮎の甘露煮を押したい

近江牛はなんかちょっと嘘くさいので他府県の人に聞かれるとなんかこそばい感じがあるのと

クラブハリエはどうせ誰かにやるためのお土産物で好きで食べるわけじゃないんでしょ?って感じる

2024-03-03

旅行から帰ってお土産配ると、「これ東京でも買えるよ」「通販でも買えるよ」っていう人が一定数いるんだけど、「そういう事ではない」といつも思っている

2024-03-02

献血に行ってきた

成分献血。計175回目。

献血増田」として番付入りを目指そうと思う。よろしくお願いします。

今日血小板で予約したんだけど、午後遅めだか血漿になるんだろうな・・・・と思いつつ出頭。

で、珍しく血小板だった。なんかたまたまO型が足りなかったんだって

おかしくない?O型って一番割合多いんでしょ?立てよO型。みんな献血に行け。

それはともかくウェハース美味い。これをお土産にしてくれ。

それと、今日献血ルームに異変が起きていた。

セブンティーンアイス!あとお菓子も出てくるメダルを入れる式の自販機!が設置されている。何事だよ。

献血後に自販機専用のメダルがもらえるようになっていた。お菓子食いたいという要望が多かったんだろうか。

でもね、ちがうんだよ。ハッピーターンをむさぼり食いたいんだ。あと100均においてあるような胡乱なソフトクッキーチョコレート

あれらが山盛りになってる籠が鎮座してるのが好きだったんだ。セブンティーンもいいけどね。

俺が好きだったあの頃の献血ルームはもう戻ってこないのかもしれない。でも時代の流れなら仕方ないね

チンパンジーライダー共へ。

前編

anond:20240301101812

よう、また会えたなチンパンジーども

俺はこの、増田という日記帳に書き込んだのは実は昨日が初めてなんだ。

パンジーの教えに「新しいコミュニティじゃ半年ROMりゃなあかん」というものがある。

それを忠実に守り、温めていた文章投稿させてもらった。

それがここまで多くの人に読んでもらえるとは思いもせず

交通安全啓発の一助となったのならチンパンジー冥利に尽きるというものだ。

(実際15年くらい2chやらSNSから離れていて頭チンパンジー


主題は、ニンゲンたちのコメントの中で

kuborie ライダー編も書け、いや、書いてくださいよろしくお願いいたします。

このように書かれており、ニンゲン従順チンパンジーの一匹である俺は従わざるを得なかった。

また勢いに任せて書いてしまたこともあり、色々と指摘もあったのでドライバー編にも後日修正を行う。

とはいえバイクのことは何もわからないチンパンジー

パンジーには幼少より口を酸っぱくして

チンパンジーバイクは乗れないの、諦めなさい」

こう言われて育ってきたため、レンタルキックボードくらいの経験しかない。

幼少の頃より憧れはあったものの、運転には才能と訓練が必要らしい。

ニンゲン小説だか漫画かにとある種類のバイクスポットライトを当てたものがあった気がするが

その中で、チャラチャラしたチンパンジーが通りがかりのニンゲンの女ライダー

パンクも直せないのならバイクに乗るな、とボコボコに殴られるような描写があったのを思い出した。

かにバイクツーリングする場合山道など自然の多い場所に出掛けている人も多い。

ある程度は自分対応する力も求められるのかもしれない。

さて、バイククルマの大きな違いはなにか

統計的には、クルマバイク事故の発生頻度はそれほど変わらないらしい。

ただ、万が一事故に遭ってしまった場合の、肉体へのダメージが大きいということは容易に想像できる。

これは考えてみれば当たり前で、バイクは生身の体が飛び出しているわけだ。

ヘルメットだけでなく、グローブや肘・膝・胸部プロテクターなど最大限の安全装備を整えろ。

分かったな、間違ってもTシャツサンダルでブロロロするんじゃないぞ、そこのチンパンジー

近所だからいいとか、田舎からいいとか、そういう気の緩みが事故の元なんだ。

俺が死ぬだけなんだから放っておけ?

仮にお前の装備が不十分だったために、亡くならないまでも、一生残る傷を抱えてしまったら?

もちろん、轢いた方が悪いのはそうだが、その人に一生消えない後悔の念を残すことになる。

そういったところまできちんと考えて鉄の馬を操作しろ

冬は寒いし夏は暑い

外気に長時間さらされるということは、当然疲れるということだ。

適宜、パーキングコンビニに立ち寄り、休憩を取れ。

最近では、道の駅が全国に増えているようだ。

そういったところでお土産を買うのもツーリングの楽しみ方のひとつだろう。

自転パンジーキックボードパンジーたちは、とにかくイキがるな

かに免許は高い。高いが、免許を取ることは自衛もつながるから

財布と相談して時間と金があるなら取得を目指してくれ。

近所に子供を乗せながら、傘を差しながら、電話をしながら運転しているチンパンジーを偶に見かけるが

マジで交通ルール勉強してくれ。

分かった、せめて学科試験だけでも義務教育に含めてくれ。

中学三年生に交通という科目を設定してくれ。頼む。お願いだ。

ライダー編ここまで。詳しい人教えてください。
以下、ドライバー編で抜けていたところとやや上級

睡眠時間を確保しろ

アルコールの項目に書くべきところだったが、これも重要だ。

まりに少ない睡眠時間だと、アルコールで酔っ払ったのと同じくらいの脳の反応速度になるらしい。

増田ばかり見てないでいますぐ寝ろ。

お前が営業外回りをしていたとしても、うとうとしたのなら仮眠を取れ。

最近じゃ、俺たちチンパンジー運転の様子を記録する会社もあるらしい。

そんなもの関係あるか、問答無用で寝ろ。

「お前、なんかアイドリング時間多くないか…?」

「うるせえ!!!!!」

命と仕事、どっちが大事だ。俺は命を取る。

とはいえ自家用車にもドライブレコーダーは付けておけ

眩しいと眠くなる

これは俺だけかもしれないが、眩しいと眠くなる気がする。

サングラスを用意しておけ。

夜、見づらくなるやつは、昼夜兼用ドライビングサングラスのようなものがあったような気がするから

そういうのを試してみるのもいい。

運転計画を立てることと、紳パンとしての気遣い

特に時間運転するとき計画を立てろ。

どことどことどこのPAまたは道の駅またはコンビニに寄るかきちんと考えておけ。

お前は漏らしてもいいかもしれないが、トイレが近いパンジーもいる。

それを恥ずかしがって言い出せないパンジーもいる。

冷房温度にも気を使え。お前は毛深いから寒くないかもしれないが、同乗者は寒いと感じているかもしれない。

ブランケットも用意しておけ。

別にドラマの如くドアまで開けて、頭をぶつけないよう手をかざせと言っているわけではない。

だが肉体的な性差への配慮をこっそり行うのは紳パンジーの責務だ。紳パンたれ。

そもそもあれってどうなんだ、どこまでお姫様扱いだ?

ドアくらい自分で開けれるだろうが。バカにしてるのか?

ニンゲン世界は果てしなく分からない。

とにかく車間を空けろ

500mでも1,000mでもいい、とにかく車間を空けろ。とにかくチンパンジーだ。

お前はクルマを完全停止させるのにどれだけの距離必要だか把握しているのか?

俺はしていない。そんなことはニンゲンに任せておけばいい。

俺たちは、とにかく車間を空けておけばいい。

50mでも100mでもいい、ちょっと空け過ぎかな?あれ、後ろに煽られてる?

そのくらいで丁度いい。

イキったチンパンジーが痺れを切らして左車線から追い抜いてくる、その程度で丁度いい。

そもそも左車線を走れ。

最近職場で与えられたクルマは、よく分からないが勝手に前の車を追随し車間も保ってくれる。

三段階で車間を設定できるのだが、その車間でさえ、イキリチンポンジーあおり散らかして左からその車間に収まってくる。

高速道路運転するときバックミラーを見ないくらいの王者の風格を見せつけろ。

ベテランドライバーバックミラー10~20秒に1回くらい見るそうです。ちゃんと見ましょう。

チンパンジー視野は狭い

お前も、車校ベテランドライバーチンパンジー視野比較映像を見せられたことがあるだろう。

チンパンジーは目の前のクルマしか視界に捉えていない。

例えば数台前のクルマや、隣や後ろを走るクルマや、はたまたコンビニ駐車場から出そうなクルマなどに

ベテランドライバーはしっかりと目を向けている。

反対車線に停まるトラックの影からハイチンパンジー

公園脇でトイレ休憩するタクシーの影からハイチンパンジー

こういったあらゆるモノの影からびっくりチンパンジー!の可能性を常に考えている。

いきなりチンパンジー、またもやチンパンジー、あたかチンパンジー、ココカチンパンジーというわけだ。

チンパンジーはいない"だろう"運転から

チンパンジーがいる"かもしれない"運転

そしてチンパンジーは"絶対にいる"運転へとアップデートしていけ。

そして伝説へ。

逢魔が時狒々が闇の深淵より現れる

まず気をつけなければならないのが、逢魔が時

夕方の薄暗くなった時間帯のことを指すらしい。なんと詩的な表現なんだ。

チンパンジーは扱ってはいけないかのような言葉に思えてしま

それはさておき、なぜこの時間帯がそう言われるのか。

これは、暗順応という眼の機能関係しているとか関係していないとか、俺にはよく分からない。

からないが、警察庁公表しているとおり、

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/hakubo.html

日の入り時刻と重なる17時台から19時台に多く発生していること

実際にこういう統計が出ているようだ。

そう、別に俺たちは原理なんか分かってなくていい。

とにかく、夕暮れ時には気をつける。それでいい。お上の言うことは素直に聞いておけ。

例えば、お前が仕事を終えて17時頃にクルマで帰社するとする。

当然お前は疲れているから、注意散漫になっている。

ドラマが始まっちゃうから早く帰らなきゃ?お前はいつの時代チンパンジーだ。

コンビニに少し停めてコーヒーでもエナジードリンクでもいいかカフェインを入れろ。

すると今度は夜眠れなくなるのでほどほどにな。

夜の運転

睡眠時間を確保しろ、というのは前段に書いた通りだ。

ハイビームを使いこなせ。

田舎で鍛えられたチンパンジー野生動物との邂逅が日常茶飯事だろうから癖づいているはずだが

最近コンクリートジャンクルで産まれ、一度も森に触れることなくその生涯を終えるチンパンジーもいるという。

さらに都会の夜は酔っパンジーも多い。

道路に寝転がっている酔っ払いをお前が轢いたとしても、お前の責任が半分になることもある。

昼間より気をつけて、ゆっくり走れ。

流れに乗れ

車間は空けろと言ったものの、流れに乗るのも大切なことだ。

チンパン社会と同じだ。空気を読んで周りと同じくらいの速度を出せ。

ただし赤信号みんなで渡れば怖くない、みたいなチンパンは辞めておけ。

みんなで作る、平和交通社会だ。お前だってインドのようなクラクション地獄は嫌だろう。

特徴のあるクルマに近づかない

前回のトラックの後ろをなるべく走らないという話にも繋がってくるが

黒塗りスモーク、見たことないエンブレム(高そう)、○ル○。○、若葉マークもみじマーク、教習車、わ・れナンバー、他県ナンバー

挙げればキリがないし、多少なり差別的思想になってしまうので

みなまで言わないが、なるべくなら近づくな。

ただしBaby in the car. このステッカーだけはマジで意味不明。だからどうしたオブザセンチュリー

ここから蛇足自分語りも入るので飛ばしていい

これを書いた動機やら経緯やら

俺は人生でなんと5回も交通事故に遭っている生粋ADHDパンジーだ。

身バレを防ぐために、多少盛ったり控えめにしている

なお俺は森の王者チンパンジー。一度も骨折したことはない。野生動物最大のアドバンテージが出たな。


ドライバーとしては齢30そこらでやっとゴールデンチンパンジー

幸いにして運転者としては無事故で、昨年ようやくゴールデンチンパンジーに相成ったところだ

こんなチンパンジー運転をするな?

チンパンジーからこそ運転しないと商売にならないことだってある。

からこれから運転しなくちゃならない。

お前たちだってそうだろう?求パン票にも、普通自動車免許が条件の会社も多い。

ただこうした経験があるからこそ、自らへの戒めとして今回筆を執ったまで。

警察官でも教習所職員でもない、一介の野良ADHDパンジーとしてキーキー喚こうと思っただけで

啓蒙活動として書くつもりもなかった。

ただ仕事KY活動というものに慣れ親しんでいることもあり、

このふざけた文章にたくさんのコメントブックマークがあることには大変嬉しく思う。

ウッキウキである


ただこの逆噴射構文(コメントで初めて知った)というか、チンパンジー構文は書くのに非常にエネルギーを要する。

動物に例えるの分かりづらいという声もあったし

自分でも書いているうちに思考チンパン化していく気もするし

たまにチンパンジー運転しているのを想像してニヤニヤしながら書いていて気持ち悪いし

書く方も読む方も次第に飽きてしまうような気もしている。

ただ、他にいい書き方が思い浮かばない。

あえてチンパンジーとすることで、書く側も読む側もストレスが少ないようなそんな気はしている。

バーチャル化というか、少し耳の痛いことでも頭に入りやすいというか。うまく言えないが。

これから試行錯誤していきたいが、チン権の保護を訴える団体が現れたら削除を検討する。


かにチンパンジー構文で書こうと考えている題材は

上京投資節約虚弱体質が実践する健康習慣、ADHD

このあたりか。途中で飽きたら悪いな。

安全に!

2024-02-28

結婚相談所にも魅力的な人はいるけど、増田が会えてないだけ

最近のここらへんの投稿が気になったので、40代結婚相談所に入って成婚できた経験も踏まえて書いてみようと思う。

積極的で魅力的は人はい

自分があった中ではこんな人がいたかな。

かに消極的な人もいたけど、そういう人とはお見合いより先に進まないことが多いのであまり印象に残らない。

積極的で魅力的は人は、すぐに成婚してしまうので出会えない

例えば次の3人が所属している結婚相談所を考えてみる。

3人中2人が成婚しているので、成婚実績は66%ですごく良い。積極的で魅力的な人が33%もいる。

ところが、相手の男の立場から見るとお見合い積極的なA子に出会える確率は4/76なので5%ちょっとしかない。20人に1人の確率になる。だから会っている人の印象としては、たまに積極的な人がいるけど、ほとんどの人は消極的か、こちから好きになっても選ばれない、となるのだと思う。

実際に例にあげたような積極的な人はすぐに真剣交際ステータスに変わっていたので、あっという間に成婚してしまったのだと思う。

ではどうすれば良いのか?

戦略としては次のようにすると良いと思う。

新規の人に申し込む

積極的で人を好きになりやすタイプの人はすぐに成婚してしまうので、新規会員から積極的に申し込む。

世間一般ではウケが悪くても自分にとっては気にならないポイントを探す

例えば次のようなもの。これは、相手プロフィール検索するときの条件にするだけでなくて、自分プロフィールにも書いておくといいと思う。

競争率が低そうな人に申し込む

プロフィール写真カジュアルな人、プロフィールが短い人、プロフィールに悪条件が書いてある人などでも、実際に会ってみたら良い人はいるので、気にならなければ積極的に申し込む。

わかりやす美人に申し込まない

何も考えずに写真を見て申し込むと美人ばかりに申し込みがちになるので「美人投票では上位に来ないかもしれないけど、自分の好みのタイプ」というのを意識して申し込む。

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追記

https://anond.hatelabo.jp/20240229162852

2024-02-26

穴場的お土産

知名度はそこまで高くないけどめちゃ旨い、穴場的なお土産物はある?センス良いって思われるやつ笑

私が出せるのは

北海道:柳月の三方

くらいかな…

2024-02-25

東京地方都市の違い

東京地元だと東京でも濃密なご近所付き合いがあります

例えば、町内会役割を持っていたり、祭りに参加したり、回覧板を回したり、青少対の会合に参加したり、地元小学校PTAを手伝ったり、区議会議員の推薦をしたりします。

こうした方々とは子供の頃からの付き合いがあって、自分子供時代にはお世話になっています

そんなわけなので近所の知らないおばあちゃんや、果ては小学生が実は祖父母や父母と交友があり、道端で話しかけてくるということは多々ありますし、彼らは私の進路、友人関係性格などを知っています旅行に行くとお土産を交換するので頻繁に物をやり取りし、こうした物品を置きにくる人がいるので家の鍵も開けっぱなしの人が結構いたりします。

というわけで、東京も他の街も地元というのはそんなに変わらないのではないかと私は思っている。

東京地方都市の違い

東京地元だと東京でも濃密なご近所付き合いがあります

例えば、町内会役割を持っていたり、祭りに参加したり、回覧板を回したり、青少対の会合に参加したり、地元小学校PTAを手伝ったり、区議会議員の推薦をしたりします。

こうした方々とは子供の頃からの付き合いがあって、自分子供時代にはお世話になっています

そんなわけなので近所の知らないおばあちゃんや、果ては小学生が実は祖父母や父母と交友があり、道端で話しかけてくるということは多々ありますし、彼らは私の進路、友人関係性格などを知っています旅行に行くとお土産を交換するので頻繁に物をやり取りし、こうした物品を置きにくる人がいるので家の鍵も開けっぱなしの人が結構いたりします。

というわけで、東京も他の街も地元というのはそんなに変わらないのではないかと私は思っている。

2024-02-24

anond:20240224142331

予算子供お土産を出してもらうようにして開催は減らしてもらう

小学校高学年ならお菓子おもちゃみたいのかな

たぶん予算を使いたいだけでしょ

2024-02-21

anond:20240221162438

黒龍本醸造は、一升でも2千円しかしない

ちゃんとした酒屋ならそれで売ってくれる

ちゃんとした酒を出してる所の本醸造とかは、実際美味い

花陽浴の南陽醸造純米吟醸とかでなくても売れていく

ただただ買えないだけ

プレ値がついてる所は逆に信用できない


越乃景虎「龍」本醸造とか、現地で飲むとすごいうまいんだけど

お土産屋のを買って帰ると、なんか味が違うんよね

日本酒らしい日本酒が飲みたいなら、八海山本醸造おすすめ

ストロングゼロ浦島太郎

ふんわりと気持ちのよい音楽が流れて、タイヒラメたちの、それは見事な踊りが続きます

ここはまるで天国のようです。

そして「もう一日、いてください。もう一日いてください」と、乙姫さまに言われるままに朝昼晩とストロングゼロを飲みながら過ごしてる内に、三年の月日が経ってしまいました


ある日、浦島太郎は目覚めるとそこは牢獄でした

おかしいな、俺は竜宮城に居るはずなのに」と

不思議に思っていると、乙姫さまが「お目覚めですか?ほら、今日もこれを飲んで楽しく過ごしましょう」とストロングゼロを持ってきました

そこで、やっと浦島太郎気づきました

「ああ、今まで見てきた物は全てストロングゼロを飲んだ時の幻覚じゃあないか」と

すぐさま、浦島太郎ストロングゼロひとつ飲み干すと、竜宮城乙姫さまに「家族が待っています。帰らせてください」とお願いしました

乙姫さまはひどく残念そうな顔をしましたが

「そうですか…ではお土産にこれを」と

それはそれは綺麗な箱でした。乙姫さまは

「この箱は最後の手段です。どうかよく考えておあけください」と言います

浦島太郎にはさっぱりその意味が分かりませんでした。亀に送られて、地上に帰った浦島太郎でしたが、地上はまるで変わっていました

「三年でこんなに変わるものだろうか…それともまだ幻覚の中なのだろうか」

かにそこは浦島太郎釣りをしていた海辺でしたが、何だか様子が違います

浦島の家はどこにも見当たらないし、出会う人も知らない人ばかりです。

「私の家はどうなったんだろうか。みんなは…どうなったんだろう?あの、すみません浦島太郎の家って知りませんか?」

浦島太郎が一人の老人に話しかけると、老人はストロングゼロを飲みながら言いました

「浦島…?ああ、そいつなら七百年ほど前にストロングゼロを飲みすぎて死んだとかなんとか」

え?!久しぶりに見たとても美味しそうなストロングゼロにびっくり

「そうか…みんなは死んじまったのか」

浦島太郎はがっくりと肩を落としました

途端、頭の中に自分を責める声が響きました

「お前は家族を捨てた」「お前はクズ野郎だ」と

それは次第に周りの音が聞こえなくなるぐらい大きくなっていきました

耐えられず、ついに浦島太郎は箱を開けました

その中にはストロングゼロが一缶だけ入ってました。浦島太郎はそれを一気に飲み干すと、目の前にかつての故郷が現れました

「ああ、帰ってきたんだ。やったぞ」と浦島太郎自分の自宅へ駆け出しました。しかし、そこに故郷などは無く、浦島太郎は崖から真っ逆さまに転落してしまいました。

浜辺にはただ、空になったストロングゼロと綺麗な箱だけが落ちていました。

2024-02-19

悲惨

ツッコミ祖母ファンタスティックで困るって話【不在】

膝の手術を3回受けた70代祖母が同行者の孫に無断でイタリア縦断弾丸ツアーに申し込んだ話。

序章 不安しかない出発

一章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜

二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

三章 こんなとこに住む人の気がしれませんよね

四章 40万()のアクセサリー

五章 ナポリと靴

六章 おばあちゃんクレーム

七章 ローマの夕食

終章 逃げ切った空港バス

サイドストリー

シャワーとかは感覚で使わせて欲しい

・激重スーツケース

・Tボーンステーキ〜季節のマウントを添えて〜

・自慢話と夏の空

ボッティチェリに敬意を示して。

・嵐ってすげぇや!

序章 不安しかない出発

孫が中学三年になるのに合わせて祖母海外旅行に行きたいと言い出した。

昔は海外によく行っており孫と一緒に行くのが夢だったんだそう。

そこで白羽の矢が立ったのが、2番目の孫で初の女の子わたし

おばあちゃんは息子しかいないから初めての女の子をかわいがって、よく自分の好みの服やらを買って着せられた。娘がいたらしたかたことを私にしてる感じ。

あとまぁ「孫と一緒に旅行!」ってのが老人にとってはステータスなんだね。「孫と海外旅行をするくらい仲が良くて金銭的にも裕福な家庭」みたいなさ。

「あらお孫さんと旅行?いいわね〜羨ましいわ〜」って言われたいのもあったと思う。そりゃあ孫連れて旅行してる人がいたらそういう反応しかないでしょ。

当時は何も知らんかったか旅行行くのに全然賛成で二つ返事でOKしたし海外行けんの楽しみにしてた。

祖母は膝が悪く何度か手術の経験もあるため、最初は膝のこともあるしバンクーバーあたりのひとつ都市に留まってゆっくりしようねって話してた。

それが5月のある日

「孫ちゃんイタリアにしない!?もう申し込んじゃった!」

って。ねぇ、あんた。

パンフレット見せてもらったらまぁイタリアを北から南まで大移動する8日間の超弾丸ツアー。母が「大丈夫なんですか?」と心配そうに聞いても「大丈夫よ〜!」で聞きゃしない。

身体爆弾抱えてる人がどうしてそこまで自信満々になれるのか。謎です。

テンションの上がった人間は突拍子もないことを言い出すの典型を目の前で見た。

1章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜

そして迎えた当日、前泊する為に祖母の家に行った私が「杖あります?」って聞いたら、自信満々に「無いわ!でも多分大丈夫だと思うから!☺️」

まって??

いやもう、「なんで??」の一言に尽きる。

だって言ったもん、「買う」って言ってたやんけ。母さんがおばあちゃんの膝を考慮して折りたたみ式の勧めたり口酸っぱくして杖を持っていけって言ってたから。そりゃあ買ってると思ってたし若くないんだから過信しないでくれ、たのむから

ここで私が間違ったのは不安に思いながらもすぐそばショッピングモールに走って杖を買いに行かなかったこと。これが後に解決できない大問題となる。

今なら過去の私をぶん殴ってでも杖買ってこっそり自分スーツケースに突っ込む。もし声だけでも伝えられるなら夜とか関係なしに「杖を探しに走れ〜!!!!!」って叫ぶ。絶対に。

「何かあったら現地で買うわ!」って言ってたか大丈夫かと思ってた。

予想してたとおり毎日足が痛くなるくらい歩く超弾丸ツアー。15歳の私でそうなんだから70代の祖母はさぞ辛かったと思う。

でもね?普通に考えて膝にボルト埋まってて普段杖ついてんのに、どう見ても歩くツアーに杖の1本も持ってかないなんて、そんなことある

現地について2日目くらいに高級店が並ぶ通りで杖を見つけた。べっ甲の持ち手のついたツヤツヤの杖だったからこれならおばあちゃんも満足だろうと思って「杖ありましたよ!」って声かけた。のに。

「でもね〜、ここ(現地)の人に合わせてあるからおっきいのよ」

なんて??????

現地で買うって?言ってませんでした???

祖母は中肉中背、ヨーロッパ基準の杖はそりゃ合わんだろう

ちょっとマジでよく分からないんだけどそんなん最初からお前わかってたの?つまり絶対買う気ないのに買うって言ってたんか?って。

既にツアーの列から遅れて添乗員さんに迷惑かけてんのに何言ってんの?って。

オシャレでプライドの高い祖母にとって杖を着いて歩くのは格好悪いと、ただそれだけだったのだ。

結局杖は買わず観光続行。明らかに膝を気にかけております

miss! 選択 を 間違え た !

地獄ルート に 決定 します !

to be continued

閑話 シャワーとかは感覚で使わせて欲しい

イタリアに着いて初日夕方に到着したのでそこからバスに乗る。着く少し前に機内食が出たから夕飯は無し、この日はホテル直行して寝るだけ、明日から観光が始まる。

10時間以上のフライトで腰は痛いしケツはもじょもじょするしで、10時間前に一瞬顔を合わせた人たちと一緒のバスに乗ってホテルへ向かう。

ホテルの部屋へ入り、荷物の整理をして、今すぐシャワーを浴びて寝たいところだが事は起こった。

シャワーが出ないのだ。

というか、湯をシャワーから出せないのだ。

普通、コックを上下に動かせば水が出るし、それをひねれば温度調節ができる。少なくとも日本ではそうだ。

このシャワーはどうだろう。コックを上にあげると蛇口から水が出る。コックをひねって温度調節も可能だ。それでも蛇口から繋がるシャワーはうんともすんとも言わなかった。

困った。いちおう先進国なのに世界共通必須のものの使い方がわからないなんてことある?私はある

もういっそこの蛇口で滝行をするしかないのか?とまで考えた。

長旅直後に知らない土地で使い方がわからなくてゆっくり風呂にも入れないなんて哀れだね。

しばらく考えて、海外経験豊富なおばあちゃんなら知ってるかなと思って聞いてみたら、祖母はすぐに「フロントに連絡するわ!」と。

あんたも知らないんかーい

いやいいんだけど、知らないのは別に良いのだけどね、ここでフロントに連絡してもイタリア語なんてさっぱりだし、なんなら英語も怪しい祖母と孫で外人スタッフコミュニケーションが取れるなんて到底思えない。

それだけは勘弁してくれの一心で私はひたすらスマホで使い方を探した。

その間も祖母3分に1回「やっぱりフロントに聞いた方が良いんじゃないかしら」と言ってきた。祖母なりに心配だったのだと思う。その自信はどこから来るのかだけ聞かせて欲しい。

型番を検索しても外国語のページが出るばかりで、祖母によるホテルスタッフ襲来の圧を受けながら色々いじくっていたら、ふとした拍子にシャワーから水は出た。

蛇口から水を出した状態蛇口の先の部分を引っ張るとシャワーが出る仕組みだったらしい。初見しか

なんでこんなとこで1人謎解きやってるのかさっぱり分からないが、ホテルスタッフを呼ばれる前に解決できたのはファインプレーだったと今も思っている。

二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

歩く!歩く!歩く!

弾丸ツアーはひたすら歩く。海外旅行に行く層なんて暇と金のある金持ちのじいさんばあさんが主なのに、旅行会社のツアーは「夢の🎶イタリア一周」だとか、「スペイン世界遺産ツアー」だとかの移動にかなり無理があるツアーばかりを組んでくる。

東京の有名観光地を巡るだけのツアーとか作れよ

例に出したのは私が実際に祖母(父方 母方)と参加したツアーだ。そしてどちらも参加者の平均年齢が60を越していた。

老人、己の体力を過信するな。

しかしたらゆったりしたツアーもあったかもしれないけど、私が知る前に祖母は申し込んでいたから知る由もない。そゆとこの報連相大事だと思うんだ!

数日で全部を回ろうなんてツアーでは大体の日程がメチャクチャ歩いてるか数時間バスに乗るかの2択になるが、直射日光を浴びて歩いたジジババばかりのバスなんて小学生遠足帰りのバスより爆睡率が高い。

寝息の聞こえる静まり返ったバス内は幼稚園のお昼寝の時間と同じ空間だった。

日に当ててから涼しいとこでゆっくりさせるのはね、寝かしつけの方法なんよ。

私はイタリアに行ってまでソシャゲガチャを引いて、推しが出ては「ありがとうイタリア…😭🙏」とTwitterつぶやくだけになった。景色は飽きる

観光地に着くとその場限りの現地ガイドが着くことがままある。

大体このガイドはやたら大声でハキハキと話す細身な40代くらいの女性が多い。あとなんかダサい旗持ってるよね、キティちゃんとか。

そんで、そのハキハキしたおばさんガイドはめちゃめちゃ歩くのが早かった。大股でズンドコ行くので必死で追いかけるが、配布のトランシーバー早口観光地の説明をするから忙しい。

実績解除のための観光だ。この現地ガイドにより観光RTA(リアルタイムアタック)に様変わりした。

参加者も置いていかれないよう頑張って着いていくが、ここで忘れちゃいけないのが祖母だ。

観光は現地ガイドが先頭に立ち先導しつつ、はぐれる人がいないよう1番後ろを常勤ガイドで挟む姿勢を取る。

私が息切れしながら振り返ると、横にいたはずのおばあちゃんがいなかった。

前に言った通り祖母は膝が悪く、普段杖をついているくらいだから当然歩くのが遅い。それに杖無しというデバフ+でこぼこの石畳+傾斜が拍車をかけた。

「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

追いついた時、祖母一生懸命歩きながら悪態をついていた。

うん、まあ、なんだろう。同情できない。

列の1番後ろでガイドさんに付き添ってもらって悪態をつくって、どう???

ガイドさん、ごめんな。

杖があればどんなに楽だっただろうと今更ながら後悔したし、この旅行中頭10%くらいでは常に杖のことを考えていた。ちなみに今でも百均で杖を見ると「この!クソ!!これがあれば!!」と思う。500円しないで買えるんだぜ?

閑話 クソ重スーツケース

表題の通りである。おばあちゃんスーツケースバカクソ重いって話。

おばあちゃんスーツケースが重量制限心配になるくらいマジでバカ重かったんだけど、

「何も入ってないのよ〜このスーツケースいから〜」って言ってたし、古いスーツケースの重さなんて知らんからそんなもんかなって思ってた。ハードケースだったし。

重量制限23キロまでで、おばあちゃんのは20キロくらいだったはず。行きの時点でこれって土産のも買うはずだけど大丈夫????となったがホテルで開けて驚いた。

広げた両側に服が隙間なくギッチリ詰め込まれていた。

ニモ…入って…ない…❓

スーツケースが古いとかそんな問題じゃねーよ。ギチギチに布詰めて「何も入ってない」なんて言える姿勢は逆にすげーよ。

ちょっと冷静になったけどこの後のお土産タイムで早速おばあちゃんが買ったワイン旅行中ずっと私のスーツケースに入れて運ばれた。たまにスーツケースから瓶が擦れて酒屋の音がした。

旅行の回数が多いだけの自称旅慣れてると本当の旅に慣れてる人というのは別物だ。

閑話 Tボーンステーキ〜季節のマウントを添えて〜

閑話3つ目である。ちなみに書いてあること全部まだ2日くらいで起こったことで、たかだか1週間程度の旅行でよくここまでネタがあるなとしみじみ思う。

一応海外旅行に行くからには大体のツアーには現地の有名料理が組み込まれている。Tボーンステーキもそれのうちの1回。2日目の夕飯だったかな。

「夕ご飯のメインはステーキです」

ガイドさんがメニューを読み上げてなんかよくわからんサラダとか食べて、例のメインは来た。

ミスター味っ子存在だけは知ってる料理だけあって私は若干テンションが上がっていた。

出てきた肉は画像の通りである

第一印象、「左ちっっっさ!!!!」

漫画の微かな記憶では左がヒレで右がサーロイン、さっぱりしたヒレを先に食べ脂の乗ったサーロインを味わうのが鉄板だと味っ子の顔のうるさい審査員が言っていた。

記憶のTボーン比率は約1:2、出てきた肉の比率は1:5くらい。申し訳程度のヒレ肉に思わず笑ってしまった。これ、わざわざTボーンにする必要ある?

まぁそれは例によって外国なのでサーブされた人によって大きさも全然違っていた。海外に行ってまで日本のような画一化を求めるのが間違っているとも言える。日本が細かいのか、海外が雑なのか。

肉質にも差があって、同じテーブルのおじいさんは「固すぎて食べられない」と言っていた

私のは食べられないって程じゃなかったけど、先に言ったようにツアー参加者は老人の方が大体だ。その人たちにこれは重いんじゃないかと思う。

そっかーとか思いつつ1人で黙々と食べてたら祖母

「そうかしら?私のすっごく柔らかいのよ!ほら!」

と、見せつけるように肉を切っていた。肉が固いと言っていた人の目の前で。

何故。

嫌がらせか?と思ったが、別に祖母はそんなこと考えておらず、ただ思ったことを言っただけだ。それがナチュラルマウントになる人なのだ純粋培養のヤバ人(やばんちゅ)である。悪意は一切ない。

そしてその素直な性格がこの旅行悲惨にした一番の原因である

ただただ、いたたまれなかった。ここで私が「そういう意図はないんです!」なんてことは到底言えないし、言ったところで祖母理解するような人じゃないし、わたしにできることと言ったら押し黙って肉を食うだけだった。

言われた同じテーブルの人たちは「人によって差があるのね〜」とかで流してくれた。大人だ。

そしてうちの祖母がごめん。

3章 「こんなとこに住む人の気がしれませんよね」

イタリアといえばベネチア水の都。今回のツアーももちろんベネチア観光が含まれていた。

こんなにネタがある時点ででお察しだとは思うが、祖母はかなり癖が強い。私と年代が違うから、というだけでなく単に人間としての癖が強すぎる。だから付き合うにはかなりコツなり話し方なりに工夫が必要だ。特殊食材

祖母の特徴を端的に並べると

お嬢様趣味(メルヘン)気質なとこがある。

・謎の自信を持つ。

・反面、少々過剰に心配性な面もある。

個人的英語のレッスンを習っていた。

介護息抜き海外旅行へ行っていた。特にヨーロッパを中心に巡っていてイタリアにはもう何回も来たからもう飽きちゃったくらい!が旅の口癖だった。

謎の自信、杖の件はこれが遺憾なく発揮された結果だ。このエピソード祖母人間性が伝わったかと思う。決して悪い人ではないから逆にタチが悪いのだ。悪意じゃないから私もそんな強く言えないし、そもそも強く言えるような間柄でもないのがさらに状況の悪化拍車をかけた。私は押しに弱い典型的な日本人であったから余計に。あの場にいたのがアメリカ人かもしくは私たちの母だったら「ダメよ!杖を持たないと出発しないから!」と断固拒否姿勢を見せただろう。私も1人ストライキを決行すればよかった。

話を戻そう、ベネチアである

ここで問題なのが「イタリアにはもう何回も来て飽きちゃった!」の口癖だ。

わざわざ12時間飛行機に乗ってケツを酷使して見知らぬ土地に降り立って言うことがそれなの、普通にやばい。現地ディスしたい行動力の鬼なの?

修学旅行の同じ班に到着直後から「もう来すぎて飽きちゃった!」なんて言う奴がいたら、そいつ絶対回る友達いないでしょ。もし現地の京都人に聞かれて初手からぶぶ漬けを出されても文句は言えない。花輪くんでもそんなマウントは取らん。

しかし一番直近でも10年以上前イタリアだって発展し続けるのだ。祖母は旅の間中も思い出のイタリア(思い出補正シマシ)に浸り続けている。

ベネチアは陸から少し離れた場所にあり小さな船に乗って向かう。

海の水は綺麗ではないが、所狭しとゴンドラが並び、ヨーロッパ建築様式で作られたカラフル屋根や壁に白い柱、窓の一つ一つまで細かな意匠が凝らされた建物がずらりと並び、それらが海の上に浮かぶ光景は圧巻だった。色んな作品の題材になるわけだ。これは日本では見れない、世界は綺麗なものがいっぱいあるなぁ、連れてきてもらってありがたいなと素直に感謝した。

水に浮かぶふかふかした地面の繋ぎ目を歩き、現地ガイドさんの説明を聞きツアーの皆さんもワクワクした目で街を見渡しているその時

「こんなとこに住む人の気がしれませんよね〜」

ここでタイトル発言だ。

見れば祖母が隣の人になかなかの声量で話しかけていた。あえての悪意とかではなく井戸端会議で「や〜ね」とでも言うような表情で。

やめろや。思うのはまだ良いとして、百歩譲って話しかけるなや。瞬時に吹っ飛ぶ感謝もっとありがたがらせてくれ。

隣の人はどんな反応をしたっけ。曖昧に相槌を打っていたっけ。でもこの場で言うべき言葉ではないことだけはわかる。

KY発言選手権があればこの発言はかなり上位に食い込む確信があるし、さらに現地で言ったことで芸術点も加算、相当な高得点を取れるはずだ。エピソードとして聞く分には良いのだけども。

これによって私は生涯ベネチアを思い出す際にはこの時の祖母発言とあのいたたまれない気持ちを思い出すのだ。なんの呪いだよ。

以上、ベネチアでの思い出でした。

まぁこの後も絆創膏を探してドラッグストア店員(イタリア人)に「Where is バンドエイド?」と英語で聞いたり(結局買えなくて私が持っていたのを渡した)自由時間迷子になったり私が素敵な羽根ペン買ったら「お金あるわね〜」と本人にその気はなくても嫌味と取れる事を言われたりがありましたがエピソードとしては”弱”なので口頭で説明すれば良いかと思います

四章 40万()のアクセサリー

その日祖母は朝からガサガサと何かを探し回っていた。

「無いわね〜」

「何かなくしたんですか?」

アクセサリーが入った袋がないのよ」

昨日はあったはずのアクセサリー類がまとめて見つからないのだという。身なりにこだわる祖母だ。アクセサリーもこの服にこれを!というものをあのギチギチのスーツケースに詰め込んできたらしい。

「あら、どうしようかしら〜……40万くらいするんだけど……」

パタパタと探してる最中爆弾発言に思わず固まった。なんだって

「あれ全部で40

悲惨

ツッコミ祖母ファンタスティックで困るって話【不在】

膝の手術を3回受けた70代祖母が同行者の孫に無断でイタリア縦断弾丸ツアーに申し込んだ話。

序章 不安しかない出発

一章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜

二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

三章 こんなとこに住む人の気がしれませんよね

四章 40万()のアクセサリー

五章 ナポリと靴

六章 おばあちゃんクレーム

七章 ローマの夕食

終章 逃げ切った空港バス

サイドストリー

シャワーとかは感覚で使わせて欲しい

・激重スーツケース

・Tボーンステーキ〜季節のマウントを添えて〜

・自慢話と夏の空

ボッティチェリに敬意を示して。

・嵐ってすげぇや!

序章 不安しかない出発

孫が中学三年になるのに合わせて祖母海外旅行に行きたいと言い出した。

昔は海外によく行っており孫と一緒に行くのが夢だったんだそう。

そこで白羽の矢が立ったのが、2番目の孫で初の女の子わたし

おばあちゃんは息子しかいないから初めての女の子をかわいがって、よく自分の好みの服やらを買って着せられた。娘がいたらしたかたことを私にしてる感じ。

あとまぁ「孫と一緒に旅行!」ってのが老人にとってはステータスなんだね。「孫と海外旅行をするくらい仲が良くて金銭的にも裕福な家庭」みたいなさ。

「あらお孫さんと旅行?いいわね〜羨ましいわ〜」って言われたいのもあったと思う。そりゃあ孫連れて旅行してる人がいたらそういう反応しかないでしょ。

当時は何も知らんかったか旅行行くのに全然賛成で二つ返事でOKしたし海外行けんの楽しみにしてた。

祖母は膝が悪く何度か手術の経験もあるため、最初は膝のこともあるしバンクーバーあたりのひとつ都市に留まってゆっくりしようねって話してた。

それが5月のある日

「孫ちゃんイタリアにしない!?もう申し込んじゃった!」

って。ねぇ、あんた。

パンフレット見せてもらったらまぁイタリアを北から南まで大移動する8日間の超弾丸ツアー。母が「大丈夫なんですか?」と心配そうに聞いても「大丈夫よ〜!」で聞きゃしない。

身体爆弾抱えてる人がどうしてそこまで自信満々になれるのか。謎です。

テンションの上がった人間は突拍子もないことを言い出すの典型を目の前で見た。

1章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜

そして迎えた当日、前泊する為に祖母の家に行った私が「杖あります?」って聞いたら、自信満々に「無いわ!でも多分大丈夫だと思うから!☺️」

まって??

いやもう、「なんで??」の一言に尽きる。

だって言ったもん、「買う」って言ってたやんけ。母さんがおばあちゃんの膝を考慮して折りたたみ式の勧めたり口酸っぱくして杖を持っていけって言ってたから。そりゃあ買ってると思ってたし若くないんだから過信しないでくれ、たのむから

ここで私が間違ったのは不安に思いながらもすぐそばショッピングモールに走って杖を買いに行かなかったこと。これが後に解決できない大問題となる。

今なら過去の私をぶん殴ってでも杖買ってこっそり自分スーツケースに突っ込む。もし声だけでも伝えられるなら夜とか関係なしに「杖を探しに走れ〜!!!!!」って叫ぶ。絶対に。

「何かあったら現地で買うわ!」って言ってたか大丈夫かと思ってた。

予想してたとおり毎日足が痛くなるくらい歩く超弾丸ツアー。15歳の私でそうなんだから70代の祖母はさぞ辛かったと思う。

でもね?普通に考えて膝にボルト埋まってて普段杖ついてんのに、どう見ても歩くツアーに杖の1本も持ってかないなんて、そんなことある

現地について2日目くらいに高級店が並ぶ通りで杖を見つけた。べっ甲の持ち手のついたツヤツヤの杖だったからこれならおばあちゃんも満足だろうと思って「杖ありましたよ!」って声かけた。のに。

「でもね〜、ここ(現地)の人に合わせてあるからおっきいのよ」

なんて??????

現地で買うって?言ってませんでした???

祖母は中肉中背、ヨーロッパ基準の杖はそりゃ合わんだろう

ちょっとマジでよく分からないんだけどそんなん最初からお前わかってたの?つまり絶対買う気ないのに買うって言ってたんか?って。

既にツアーの列から遅れて添乗員さんに迷惑かけてんのに何言ってんの?って。

オシャレでプライドの高い祖母にとって杖を着いて歩くのは格好悪いと、ただそれだけだったのだ。

結局杖は買わず観光続行。明らかに膝を気にかけております

miss! 選択 を 間違え た !

地獄ルート に 決定 します !

to be continued

閑話 シャワーとかは感覚で使わせて欲しい

イタリアに着いて初日夕方に到着したのでそこからバスに乗る。着く少し前に機内食が出たから夕飯は無し、この日はホテル直行して寝るだけ、明日から観光が始まる。

10時間以上のフライトで腰は痛いしケツはもじょもじょするしで、10時間前に一瞬顔を合わせた人たちと一緒のバスに乗ってホテルへ向かう。

ホテルの部屋へ入り、荷物の整理をして、今すぐシャワーを浴びて寝たいところだが事は起こった。

シャワーが出ないのだ。

というか、湯をシャワーから出せないのだ。

普通、コックを上下に動かせば水が出るし、それをひねれば温度調節ができる。少なくとも日本ではそうだ。

このシャワーはどうだろう。コックを上にあげると蛇口から水が出る。コックをひねって温度調節も可能だ。それでも蛇口から繋がるシャワーはうんともすんとも言わなかった。

困った。いちおう先進国なのに世界共通必須のものの使い方がわからないなんてことある?私はある

もういっそこの蛇口で滝行をするしかないのか?とまで考えた。

長旅直後に知らない土地で使い方がわからなくてゆっくり風呂にも入れないなんて哀れだね。

しばらく考えて、海外経験豊富なおばあちゃんなら知ってるかなと思って聞いてみたら、祖母はすぐに「フロントに連絡するわ!」と。

あんたも知らないんかーい

いやいいんだけど、知らないのは別に良いのだけどね、ここでフロントに連絡してもイタリア語なんてさっぱりだし、なんなら英語も怪しい祖母と孫で外人スタッフコミュニケーションが取れるなんて到底思えない。

それだけは勘弁してくれの一心で私はひたすらスマホで使い方を探した。

その間も祖母3分に1回「やっぱりフロントに聞いた方が良いんじゃないかしら」と言ってきた。祖母なりに心配だったのだと思う。その自信はどこから来るのかだけ聞かせて欲しい。

型番を検索しても外国語のページが出るばかりで、祖母によるホテルスタッフ襲来の圧を受けながら色々いじくっていたら、ふとした拍子にシャワーから水は出た。

蛇口から水を出した状態蛇口の先の部分を引っ張るとシャワーが出る仕組みだったらしい。初見しか

なんでこんなとこで1人謎解きやってるのかさっぱり分からないが、ホテルスタッフを呼ばれる前に解決できたのはファインプレーだったと今も思っている。

二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

歩く!歩く!歩く!

弾丸ツアーはひたすら歩く。海外旅行に行く層なんて暇と金のある金持ちのじいさんばあさんが主なのに、旅行会社のツアーは「夢の🎶イタリア一周」だとか、「スペイン世界遺産ツアー」だとかの移動にかなり無理があるツアーばかりを組んでくる。

東京の有名観光地を巡るだけのツアーとか作れよ

例に出したのは私が実際に祖母(父方 母方)と参加したツアーだ。そしてどちらも参加者の平均年齢が60を越していた。

老人、己の体力を過信するな。

しかしたらゆったりしたツアーもあったかもしれないけど、私が知る前に祖母は申し込んでいたから知る由もない。そゆとこの報連相大事だと思うんだ!

数日で全部を回ろうなんてツアーでは大体の日程がメチャクチャ歩いてるか数時間バスに乗るかの2択になるが、直射日光を浴びて歩いたジジババばかりのバスなんて小学生遠足帰りのバスより爆睡率が高い。

寝息の聞こえる静まり返ったバス内は幼稚園のお昼寝の時間と同じ空間だった。

日に当ててから涼しいとこでゆっくりさせるのはね、寝かしつけの方法なんよ。

私はイタリアに行ってまでソシャゲガチャを引いて、推しが出ては「ありがとうイタリア…😭🙏」とTwitterつぶやくだけになった。景色は飽きる

観光地に着くとその場限りの現地ガイドが着くことがままある。

大体このガイドはやたら大声でハキハキと話す細身な40代くらいの女性が多い。あとなんかダサい旗持ってるよね、キティちゃんとか。

そんで、そのハキハキしたおばさんガイドはめちゃめちゃ歩くのが早かった。大股でズンドコ行くので必死で追いかけるが、配布のトランシーバー早口観光地の説明をするから忙しい。

実績解除のための観光だ。この現地ガイドにより観光RTA(リアルタイムアタック)に様変わりした。

参加者も置いていかれないよう頑張って着いていくが、ここで忘れちゃいけないのが祖母だ。

観光は現地ガイドが先頭に立ち先導しつつ、はぐれる人がいないよう1番後ろを常勤ガイドで挟む姿勢を取る。

私が息切れしながら振り返ると、横にいたはずのおばあちゃんがいなかった。

前に言った通り祖母は膝が悪く、普段杖をついているくらいだから当然歩くのが遅い。それに杖無しというデバフ+でこぼこの石畳+傾斜が拍車をかけた。

「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」

追いついた時、祖母一生懸命歩きながら悪態をついていた。

うん、まあ、なんだろう。同情できない。

列の1番後ろでガイドさんに付き添ってもらって悪態をつくって、どう???

ガイドさん、ごめんな。

杖があればどんなに楽だっただろうと今更ながら後悔したし、この旅行中頭10%くらいでは常に杖のことを考えていた。ちなみに今でも百均で杖を見ると「この!クソ!!これがあれば!!」と思う。500円しないで買えるんだぜ?

閑話 クソ重スーツケース

表題の通りである。おばあちゃんスーツケースバカクソ重いって話。

おばあちゃんスーツケースが重量制限心配になるくらいマジでバカ重かったんだけど、

「何も入ってないのよ〜このスーツケースいから〜」って言ってたし、古いスーツケースの重さなんて知らんからそんなもんかなって思ってた。ハードケースだったし。

重量制限23キロまでで、おばあちゃんのは20キロくらいだったはず。行きの時点でこれって土産のも買うはずだけど大丈夫????となったがホテルで開けて驚いた。

広げた両側に服が隙間なくギッチリ詰め込まれていた。

ニモ…入って…ない…❓

スーツケースが古いとかそんな問題じゃねーよ。ギチギチに布詰めて「何も入ってない」なんて言える姿勢は逆にすげーよ。

ちょっと冷静になったけどこの後のお土産タイムで早速おばあちゃんが買ったワイン旅行中ずっと私のスーツケースに入れて運ばれた。たまにスーツケースから瓶が擦れて酒屋の音がした。

旅行の回数が多いだけの自称旅慣れてると本当の旅に慣れてる人というのは別物だ。

閑話 Tボーンステーキ〜季節のマウントを添えて〜

閑話3つ目である。ちなみに書いてあること全部まだ2日くらいで起こったことで、たかだか1週間程度の旅行でよくここまでネタがあるなとしみじみ思う。

一応海外旅行に行くからには大体のツアーには現地の有名料理が組み込まれている。Tボーンステーキもそれのうちの1回。2日目の夕飯だったかな。

「夕ご飯のメインはステーキです」

ガイドさんがメニューを読み上げてなんかよくわからんサラダとか食べて、例のメインは来た。

ミスター味っ子存在だけは知ってる料理だけあって私は若干テンションが上がっていた。

出てきた肉は画像の通りである

第一印象、「左ちっっっさ!!!!」

漫画の微かな記憶では左がヒレで右がサーロイン、さっぱりしたヒレを先に食べ脂の乗ったサーロインを味わうのが鉄板だと味っ子の顔のうるさい審査員が言っていた。

記憶のTボーン比率は約1:2、出てきた肉の比率は1:5くらい。申し訳程度のヒレ肉に思わず笑ってしまった。これ、わざわざTボーンにする必要ある?

まぁそれは例によって外国なのでサーブされた人によって大きさも全然違っていた。海外に行ってまで日本のような画一化を求めるのが間違っているとも言える。日本が細かいのか、海外が雑なのか。

肉質にも差があって、同じテーブルのおじいさんは「固すぎて食べられない」と言っていた

私のは食べられないって程じゃなかったけど、先に言ったようにツアー参加者は老人の方が大体だ。その人たちにこれは重いんじゃないかと思う。

そっかーとか思いつつ1人で黙々と食べてたら祖母

「そうかしら?私のすっごく柔らかいのよ!ほら!」

と、見せつけるように肉を切っていた。肉が固いと言っていた人の目の前で。

何故。

嫌がらせか?と思ったが、別に祖母はそんなこと考えておらず、ただ思ったことを言っただけだ。それがナチュラルマウントになる人なのだ純粋培養のヤバ人(やばんちゅ)である。悪意は一切ない。

そしてその素直な性格がこの旅行悲惨にした一番の原因である

ただただ、いたたまれなかった。ここで私が「そういう意図はないんです!」なんてことは到底言えないし、言ったところで祖母理解するような人じゃないし、わたしにできることと言ったら押し黙って肉を食うだけだった。

言われた同じテーブルの人たちは「人によって差があるのね〜」とかで流してくれた。大人だ。

そしてうちの祖母がごめん。

3章 「こんなとこに住む人の気がしれませんよね」

イタリアといえばベネチア水の都。今回のツアーももちろんベネチア観光が含まれていた。

こんなにネタがある時点ででお察しだとは思うが、祖母はかなり癖が強い。私と年代が違うから、というだけでなく単に人間としての癖が強すぎる。だから付き合うにはかなりコツなり話し方なりに工夫が必要だ。特殊食材

祖母の特徴を端的に並べると

お嬢様趣味(メルヘン)気質なとこがある。

・謎の自信を持つ。

・反面、少々過剰に心配性な面もある。

個人的英語のレッスンを習っていた。

介護息抜き海外旅行へ行っていた。特にヨーロッパを中心に巡っていてイタリアにはもう何回も来たからもう飽きちゃったくらい!が旅の口癖だった。

謎の自信、杖の件はこれが遺憾なく発揮された結果だ。このエピソード祖母人間性が伝わったかと思う。決して悪い人ではないから逆にタチが悪いのだ。悪意じゃないから私もそんな強く言えないし、そもそも強く言えるような間柄でもないのがさらに状況の悪化拍車をかけた。私は押しに弱い典型的な日本人であったから余計に。あの場にいたのがアメリカ人かもしくは私たちの母だったら「ダメよ!杖を持たないと出発しないから!」と断固拒否姿勢を見せただろう。私も1人ストライキを決行すればよかった。

話を戻そう、ベネチアである

ここで問題なのが「イタリアにはもう何回も来て飽きちゃった!」の口癖だ。

わざわざ12時間飛行機に乗ってケツを酷使して見知らぬ土地に降り立って言うことがそれなの、普通にやばい。現地ディスしたい行動力の鬼なの?

修学旅行の同じ班に到着直後から「もう来すぎて飽きちゃった!」なんて言う奴がいたら、そいつ絶対回る友達いないでしょ。もし現地の京都人に聞かれて初手からぶぶ漬けを出されても文句は言えない。花輪くんでもそんなマウントは取らん。

しかし一番直近でも10年以上前イタリアだって発展し続けるのだ。祖母は旅の間中も思い出のイタリア(思い出補正シマシ)に浸り続けている。

ベネチアは陸から少し離れた場所にあり小さな船に乗って向かう。

海の水は綺麗ではないが、所狭しとゴンドラが並び、ヨーロッパ建築様式で作られたカラフル屋根や壁に白い柱、窓の一つ一つまで細かな意匠が凝らされた建物がずらりと並び、それらが海の上に浮かぶ光景は圧巻だった。色んな作品の題材になるわけだ。これは日本では見れない、世界は綺麗なものがいっぱいあるなぁ、連れてきてもらってありがたいなと素直に感謝した。

水に浮かぶふかふかした地面の繋ぎ目を歩き、現地ガイドさんの説明を聞きツアーの皆さんもワクワクした目で街を見渡しているその時

「こんなとこに住む人の気がしれませんよね〜」

ここでタイトル発言だ。

見れば祖母が隣の人になかなかの声量で話しかけていた。あえての悪意とかではなく井戸端会議で「や〜ね」とでも言うような表情で。

やめろや。思うのはまだ良いとして、百歩譲って話しかけるなや。瞬時に吹っ飛ぶ感謝もっとありがたがらせてくれ。

隣の人はどんな反応をしたっけ。曖昧に相槌を打っていたっけ。でもこの場で言うべき言葉ではないことだけはわかる。

KY発言選手権があればこの発言はかなり上位に食い込む確信があるし、さらに現地で言ったことで芸術点も加算、相当な高得点を取れるはずだ。エピソードとして聞く分には良いのだけども。

これによって私は生涯ベネチアを思い出す際にはこの時の祖母発言とあのいたたまれない気持ちを思い出すのだ。なんの呪いだよ。

以上、ベネチアでの思い出でした。

まぁこの後も絆創膏を探してドラッグストア店員(イタリア人)に「Where is バンドエイド?」と英語で聞いたり(結局買えなくて私が持っていたのを渡した)自由時間迷子になったり私が素敵な羽根ペン買ったら「お金あるわね〜」と本人にその気はなくても嫌味と取れる事を言われたりがありましたがエピソードとしては”弱”なので口頭で説明すれば良いかと思います

四章 40万()のアクセサリー

その日祖母は朝からガサガサと何かを探し回っていた。

「無いわね〜」

「何かなくしたんですか?」

アクセサリーが入った袋がないのよ」

昨日はあったはずのアクセサリー類がまとめて見つからないのだという。身なりにこだわる祖母だ。アクセサリーもこの服にこれを!というものをあのギチギチのスーツケースに詰め込んできたらしい。

「あら、どうしようかしら〜……40万くらいするんだけど……」

パタパタと探してる最中爆弾発言に思わず固まった。なんだって

「あれ全部で40

修学旅行の思い出

小学生の時①:人生初の新福菜館女子にクソ不評)

小学生の時②:太秦映画村お化け屋敷を同じ班のメンバー(男女2人ずつ)で全力疾走したらアナウンスで「走らないでください」と怒られる

中学生の時①:女の子の部屋で大富豪、無事バレて怒られる

中学生の時②:行き先が東京大阪の2択で別のコースを選んだ女の子高校の時の彼女)とお土産交換

高校生の時①:広島からの帰りの新幹線発車30分前に友達ファイナル広島焼きを食べに行き、見事に乗り遅れる

高校生の時②:宮島の鹿に殺されかける

高校生の時③:彼女喧嘩して別れる

紙袋何に使う?

買物だったり、お土産だったり、貸し借りの物を返す時などなど。月に1、2袋紙袋が増える。

自分生ゴミ入れとして再利用している。

2024-02-16

anond:20240216065902

男性側の心理

あなたとなら行きたいといって一緒にホテルに泊まるのをOKした→女性エッチありをわかっていると認識

・全部奢って、服も買ってあげた→女性のことを大切に思っていることが伝えられたと認識

・一緒の部屋にとまるのはエッチOK認識

・突然女性が帰った、投資した分のリターンがなくお礼すらなかった

女性側の心理

あなたとなら行きたいといった。一緒にホテルに泊まるのをOKした→好意があったし、わりと本気で今後の付き合いを考えていたか

男性エッチしたそうな雰囲気で手を握られた。全部奢られて、服も買ってもらった→露骨にえさで釣ろうとしてがっついていることが分かって幻滅した

ボーリング場に行ったらボールを投げるのは理解できるよね?と説明された→会って二回目でもう我慢限界みたいなのちょっと勘弁してほしい、一方的自分に都合のいい理屈をこねる人間だとわかってさらに幻滅した

空港まで送られて、お土産も渡されたけれど、お礼もいわず無視した→もはや男性のすべての行動がエッチへ直結しているようにしか思えず言葉がない

ってことだよね

これって平成のころの自分若い頃もあった

つの時代もありそうなすれ違いなんだなと年を取って懐かしく思う

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