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2016-01-30

法政大学越智啓太教授よ、「血のつながりのない親子」を差別するのはやめてくれ

最近チンピラが「ガンをつけられて頭にきた」とかい理由で同居している3才児を暴行殺害したというキチガイじみた事件があったが、今日その続報を読んでいたら、こんな記事をみつけた。

http://www.sankei.com/premium/news/160130/prm1601300035-n1.html

大田区大森南マンションでの夕食中、永富容疑者は礼人ちゃんが「自分をにらみつけてきた」と激高した。

さらに「テレビのほうを見た」「またにらんだ」などと次々と因縁をつけ、暴行エスカレートしていった。

母親は「永富容疑者が息子をつかみ、ボーリングボールを投げるようにしてガラス戸棚に投げ飛ばした。正座させて平手打ちしたり、かかとを頭に振り下ろしたりもした」と説明。永富容疑者さらに、ベランダを指さし「行け。死んでしまえ」などと話し、床に包丁を突き立てたという。部屋はマンション4階だった。

身長メートルに満たない礼人ちゃん。けいれんを起こして過呼吸を起こしたところで、凶行は終わった。約1時間半後のことだった。

 

母親は翌26日、礼人ちゃんに水や食事を与えたが、嘔吐(おうと)を繰り返し、失禁もしていた。左耳からは血が流れ出ており、「ママ、苦しい」と漏らしたという。

暴行から丸1日以上が過ぎた27日未明になって母親が「子供に熱があって、反応がない」と119番通報。すでに心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。


とても痛ましい事件で、このチンピラ(永富容疑者)は死刑にしても気がすまないという人が多いと思う。

 

 

ところで、上のニュースを読んでいて気になったのは、法政大学越智啓太かい犯罪心理学者のコメントだ。

法政大学越智啓太教授犯罪心理学)は、今回のように、自分血縁関係がない子供と同居している場合、「『他人の子』という意識が働き、愛着が持てない。さまざまなストレスのはけ口にされやすい」と指摘。


おいおい、ちょっと待ってくれ。

継父や継母の場合に、虐待等の発生率が、実親の場合に比べて多いというデータはけっこう存在するかもしれない。しかし今回の事件報道を読めば、家庭環境がどうこうみたいな次元を遥かに超越した「狂人」による犯行であることは明らかだ。要は、頭がおかしから虐待したのであって、血のつながりがない子どもを育てることの「ストレスから犯行に及んだなどという説明をするのはどうみても見当違いである。

 

 

自身離婚歴のある妻の連れ子を育てて4年半になる。実子がもともといなかったこともあって、「血のつながりがある場合」と「無い場合」の比較は俺自身にはできないのだが、べつに血のつながりがないからといってストレスなんか感じていないし、ふつうに「かわいい俺の息子」として育てている。

正直、実際にこういう境遇に身を置いてみるまでは、血のつながりの無い親子というのは微妙なもんだろうと想像していたのだが、実際に経験してみると、子どもの年齢が低かった(4歳〜)こともあってか、全く違和感はなかった。一緒に風呂入ったりゲームしたり、公文やその他の習い事に連れて行ったりと、たぶん平均的な実親と同程度かそれ以上にかわいがっているほうだと思う。子どもが難しい計算ができるようになったりすれば俺も喜ぶし、学校に送り出すときは「今日事故とかなければいいのだが」と毎日心配で仕方がない。

「『他人の子』という意識が働き、愛着が持てない。さまざまなストレスのはけ口にされやすい」(越智啓太教授)なんていう実感は全くない。

 

 

自身だけではなく、周りには「血のつながりのない親子」がけっこういるのだが、みんなそれなりに上手くやっている。幼なじみのお父さんが実は実親ではなかったということを、大人になってから知ったこともある。

やや複雑な家庭環境であることは確かだから揉め事が起きやすいのは事実かもしれないのだが、少なくとも、今回の永富容疑者のようなキチガイじみた暴行が発生する可能性を感じたことなど一度もない。

 

 

べつに、「虐待の発生率は、実父の場合より継父の場合のほうが多い」と、調査データに基づいて主張されることには、腹は立たないよ。ぶっちゃけ統計的にはたぶんそうなんだろうと思うし。

ちょっと日本語でググっただけでも

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/jicen/gyakutai/index.files/hakusho2.pdf

こんな資料があって、

虐待者の内訳は、実母が63.3%、実父が21.6%と、実父・母が虐待であることが多くなっています。前回調査と、全体の傾向に変化はありません。

実父・母に次いで多いのが、実父以外の父(養・継父と母の内縁の夫)であり、あわせて8.0%となっています


と書かれている。

実父以外の父に育てられた人の割合が、全体としては8%もいないだろうから、やはり家族関係が通常と異なる場合に、虐待が発生しやすいというのは事実なのかもしれない。

 

 

しかし、虐待に至る原因や文脈には色々なものがあるはずで、その色々な要因との間できちんと比較をした、正確な議論をしてもらいたいものだ。要は、「血のつながりがないこと」は、虐待の原因の1番目や2番目に挙げられるほど重要ものなのか?という疑問があるのである

今回の永富容疑者ほど酷い事例ではなかったとしても、虐待に至るような親というのはそもそもおかしい人が多いわけで、その「そもそもおかしい」という点に注意を払わずに、「血のつながりがない」という家庭環境だけを取り上げて犯罪の原因を説明しようとするのは危険というか、俺のように血のつながりのない子をふつうに育てている人間に対する侮辱であると言っていい。

 

 

たとえばだが、仮に「継父の場合虐待発生率が高い」というデータがあったとしても、そのデータだけでは、「継父だから虐待した」のか、「もともとおかしい奴だったから、家庭環境も複雑になったし、子ども虐待した」のか区別を付けることはできない(いわゆる「見せかけの相関」の問題)。

まり、仮に、

「頭おかしい」→「離婚再婚をくりかえしやすく、血のつながりのない子と同居しているケースが比較的多い」

「頭おかしい」→「虐待する」

という2つの別々の因果関係作用しているだけであったとしても、統計データ上は、「血のつながりのない子と同居している」と「虐待する」の間に相関が生まれしまって、あたかも「血のつながりがないから虐待が起きる」かのような錯覚引き起こししまうのだ。

 

 

なお、さっき紹介した資料のなかでは、実親による虐待場合きょうだい揃って虐待されるケースが多いのに対して、継父・継母による虐待場合きょうだい虐待されていないケースが多いとされている。

実父や実母が虐待を行った場合、他のきょうだいに対しても虐待を行うことが多くなっています特に実母にその傾向が強く、「きょうだいはいるが本児のみ虐待」を受けた事例が 22.1%に対し、「本児以外に他の子虐待」を受けた事例が 36.4%となっています

一方で、養・継父及び養・継母はその子ども一人だけを虐待することが多くなっています。養・継父では、「きょうだいはいるが本児のみ虐待」を受けた事例が 61.2%であるのに対し、「本児以外に他の子虐待」を受けた事例が20.0%となっています


これを読んで、一瞬、「継父・継母による虐待は、血のつながりがないことが大きな原因なので、その特定児童けが虐待されている。一方、実親による虐待場合は、それ以外の理由虐待が起きているので、兄弟そろって虐待される場合が多い」という主張なのかと思ったのだが、よく読むと、「本児以外に他の子」というのが、虐待者の実子であるかどうかは示されていないので、そのような主張はできない。

 

 

繰り返すが、越智啓太教授は今回の永富容疑者による礼人ちゃん殺害事件について、

今回のように、自分血縁関係がない子供と同居している場合、「『他人の子』という意識が働き、愛着が持てない。さまざまなストレスのはけ口にされやすい」


と指摘している。取材ではほかにも色々な説明をしたのかもしれないが、少なくとも記事上では、この教授は「子どもボーリングボールを投げるようにしてガラス戸棚に投げ飛ばし正座させて平手打ちし、かかとを頭に振り下ろしたりして殺害したのは、継父だったかである」としか説明していないのである

べつに俺自身は、誰に何と言われようとふつう子どもをかわいがって育てているので構わないのだが、新聞記事学者一般論としてこんな安易説明をするのは、差別以外の何ものでもなく、看過してはならないと思う。

 

 

それで、何なんだこのいい加減な犯罪心理学者とやらは・・・と思っていたら、以下のような記事があった。

 

 

法大教授同性愛揶揄する投稿 批判殺到、「性嗜好と性指向混同」と謝罪

http://www.j-cast.com/2013/01/07160376.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

 

 

神奈川セクシャルマイノリティー用相談ホットラインができたというニュースに対して、越智啓太教授は、Twitterで「神奈川県同性愛サポートか~次はロリコンとか熟女マニアとかもサポートしなくちゃな」などとツイートして炎上したらしい。

炎上後に色々弁解したらしいが、差別意識がなければこんな発言を口にすることは不可能だろう。

 

 

おそらくこの教授は、血のつながりのない子を育てている俺のような人間や、血のつながりのない親に育てられた俺の幼なじみのような人間に対しても、心のどこかで(あるいはあからさまに)差別しているのだろう。そうでなければ、明らかに「血のつながりの有無」以外に説明されるべき要因が大量にあると思われる今回のような事件に対して、

 

今回のように、自分血縁関係がない子供と同居している場合、「『他人の子』という意識が働き、愛着が持てない。さまざまなストレスのはけ口にされやすい」


などというコメントを寄せることができるわけはない。

 

 

 

■■■■■追記■■■■■

 

おお、増田投稿、3連続で3桁ブクマ達成だわw

それはともかく、ブコメに変なのがあったので少し触れておく。

 

「継父による虐待率が高い」という事実無視して「頭がおかしい奴の奇行」と切り捨てるのも杜撰だ。

データによると虐待事件は、実父6000件に対して、実父以外が2000件と大雑把に考えたら、実父以外の家庭の割合が25%でないと等しいといえないと。明らかに倍以上の虐待率。継父は高リスクなのは完全に事実だな

確かに養父割合を考えたら、実父以外の虐待率の高さは想像よりも遥かに大きい様だな

 

無視しているどころか俺自身が本文でデータを紹介してるのだが(笑)、それはともかく、これらのコメントは(そもそも何を言ってるのか若干分からないところもあるが)俺が書いた本文の基本的理屈理解してない恐れがあるので、一応説明しておこう。

 

 

「継父である場合虐待者になる確率が、実父である場合虐待者になる確率よりも、有意に高い」というのが仮に事実だったとして、本文ですでに言及した「見せかけの相関」の問題無視することにしたとしても、ある人物が虐待者になるかどうかを予測する上で「継父である」という情報重要意味を持つとは限らない。

 

たとえば、性犯罪者女性よりも男性のほうが圧倒的に多いと思うが、だからといって、ある特定の人が将来性犯罪者になるかどうかの予測に、「その人は男性である」という情報が大して役に立つわけではない(役に立つの定義にもよるが)。「男性であることによって、女性であるよりも、性犯罪者になるリスクが◯倍高い」みたいなことは確かに言えるのだが、そもそも男性であろうが女性であろうが性犯罪者になるということ自体レアだとすると、個別のケースで何か判断をする上では、あまり意味のない情報なのだ

またこれは、どこかで性犯罪事件が起きて、なぜそんな事件が起きたのかという原因を考えるときに、「やっぱ男だからですよ。性犯罪者は男が多いんです」なんていう分析をしても意味がないということでもある。

 

これと同じで、仮に継父である場合虐待を犯すリスクが、実父である場合リスクに比べて何倍も高かったとしても(そもそも本当に高いのかは、色々な論文等を読むまで判断できないが)、その差は、ある人が虐待を犯すかどうかの予測の役には立たないかもしれないし、既に起きた虐待事件を振り返って「原因はやっぱり、この人が継父だったからでしょう」なんていう分析をしても意味がないかもしれないのだ。

 

から俺は、べつに継父であることによる虐待リスクの増大については否定していないというか、むしろそれらしきデータを俺自身がわざわざ紹介した上で、「しかし、虐待に至る原因や文脈には色々なものがあるはずで、その色々な要因との間できちんと比較をした、正確な議論をしてもらいたいものだ。要は、「血のつながりがないこと」は、虐待の原因の1番目や2番目に挙げられるほど重要ものなのか?という疑問があるのである。」と言ったわけ。

 

 

今回の越智啓太教授コメントは、たとえていうなら、性犯罪事件ニュースに接して「男だから仕方ないっすよ」とか言ってるのと同じレベルであるように思える。そのぐらい、ナンセンスコメントなのだ

 

 

傾向の話をしているのに「うちはそうじゃない」なんて反論にならない

 

というブコメもあったが、その「傾向の話」は、今回起きた特定事件解釈する上ではあまり役に立たんだろうというのが俺の本文の論旨だ。傾向の話をしても別に良いというか、俺自身がそういうデータを紹介しているのだが、今回の事件についてのコメントでそれに言及するのはナンセンス

なお、「うちはそうじゃない」というのは、増田を盛り上げるためのおまけ情報です。

2016-01-26

高校の時から友達が、けっこうアレなんだよ

アジア系アイドルにハマってそれを周囲に鬱陶しいくらいに押してさ

私は興味ないし今後興味が出ることも一切ないから!ってきっぱり言い切ったんだけどさ

それでもラインだったりショートメールだったりでアイドル話してくるんだよ、ずっとずっと

私は返事は基本しないし無視デフォルト

それでも相変わらずアイドルの話をしてくる、微塵も懲りたりせずに

幼なじみには縁切られたらしい、そりゃあこのしつこさじゃあね、空気読めないにもほどがあるよねと思いつつ

ふと気づくと私の周囲にはそういうタイプが多いことに気づく

なにか因縁めいたものを感じる

2016-01-23

http://anond.hatelabo.jp/20160123095623

一番多い出会い大学高校の知り合い、幼なじみだ。

大学高校の知り合いを「幼なじみ」とは言わないだろ。

大学高校の知り合いだろうと、気にしてるのが殆どだよ。

そもそも大学くらいになれば将来の結婚を見据えて付き合う相手を選ぶ人も多いし、歳食ってから付き合うなら尚更だ。

社会人になってから付き合って結婚する場合でも、その付き合う相手大学時代の知り合いなんてケースはごく普通にある。

例え付き合う時は何も考えてなかったとしても、その後結婚観が合わないから別れるなんて例も有り触れている。

そこから結婚まで行きつくのは結婚観が合う同士だった場合だけ。

「交際していたらなし崩しに結婚、もしくは出来婚」なんてDQN階層くらいだろ。

少なくとも自分の周囲にはそんなDQNはいない。

そして双方正社員共働きなんて感覚関東以外一般的では無い。

しろ東京こそ最も専業主婦が多いんだが。

(それは単に東京地方出身者による核家族が多く祖父母の協力を得られない為だが)

都市圏以外で女を正社員で雇う会社も少ない。

その「都市」ってのがどれくらいの範囲を指すのかは知らないが、

そもそも田舎なら職ないから男も正社員は少ないし、農家などの自営も多いだろうに。

http://anond.hatelabo.jp/20160123095200

一般的恋愛結婚で、気にしてるのは間違い無く少数だと断言出来る。

なぜなら現在日本では同じ年齢の人間結婚している男女が一番多い。

一番多い出会い大学高校の知り合い、幼なじみだ。

気にしてるならこんな結果になるわけが無い。

結局、交際していたらなし崩しに結婚、もしくは出来婚だ。

そして双方正社員共働きなんて感覚関東以外一般的では無い。

都市圏以外で女を正社員で雇う会社も少ない。

2016-01-16

http://anond.hatelabo.jp/20160116181608

俺は幼なじみ女の子が途中で出て来たライバル主人公を取られて絶望モブおじさんの便女って流れが大好きだぜ!

2016-01-14

http://anond.hatelabo.jp/20160114092538

多くのエンタメ物語は、クライマックスとして何らかの問題を解決しなきゃいけないわけだよね。

問題っていうのは「解放軍弾圧しようとする黒い枢機卿を倒す」でもいいし「柱の男を倒す」でもいいし「村の意見を一本にまとめる」でも「幼なじみのあの子告白して成功させる」でもいい。

んでもって、昭和40年位までは(特に漫画世界では)、「主人公気合を出せば解決しても良かった」んだよ。つまり問題原因が読者から見ても悪である場合、「くそがー!ぶったおすうう!!」で解決しても、読者はスカッと爽やかに納得してた。

そのころは「どういう理屈で勝てたのか?」は重視されなかった。というか「正義は勝つ」というのが背景の理屈として機能してた。

しかしそれ以降価値観多様化するに従って「どっちも正義」みたいなのが出てくるのと並列で、「なんで弱い側が気合だけで勝ってるの?」という疑問が生まれてきた。読者から見て「ああ、主人公はAという具体的な理由があったから勝ったんだな」っていうのが必要になってきた。そうじゃないと説得力がなくなってきた。

そこで価値を再発見されたのが「すごい血筋」で、この作法時代は長く続いた。たとえばドラゴンボール悟空は「サイヤ人という血筋」だから強い。NARUTO落ちこぼれという設定だけど、実は火影の血筋だ。もちろんかれらは修行(=努力)もするんだけど、その血筋が「勝つ理由、強い理由」の説明になってる。でもやはりこれもある種のストレスはある。読者はだって、選ばれた血筋じゃないので、「天才はいいよなあ」みたいなしらけを呼ぶ可能性はあるから

そういう系統物語に一石を投じることになるのが、頭脳バトル系の作品で、この系統作品は、問題解決のための過程を具体的に、ある程度理詰めで説明していく。問題にぶち当たった主人公は、そこで問題について考え、何らかの作戦を実行し、「その作戦が図にあたった」から勝利する。ジョジョなんかはこの系譜。もちろん勇気みたいな内面重要なんだけど、「その問題がなぜ脅威か」「なぜ恐ろしく無敵に見えるか」が語られて「その問題性質」「意外な弱点」「スカッとする対応作戦」と話が進行していく。その具体的な筋道に読者は深く納得できるし、この手法ならば、血筋なんていう不平等に頼らないでも物語構築ができる。

すげー長くなった、だるい、ごめんなさい。セプク。

んで、最終段落なんだが、結論から言うと「異世界に飛ばされて現代知識で問題解決」はこの「頭脳バトル系」の系譜なんだよ。何が素晴らしいって「起きる問題」も「(頭脳的な)解決方法」も地球中世からルネサンス歴史上実際起きたことなので、作者が緻密に作りこまなくても、そこそこ説得力があるエピソードが山のようにあるってこと。元ネタが借りてこられるんだよ。ゆゆっ。そういうわけで、「異世界に飛ばされて現代知識で問題解決」は安心感のあるテンプレになったんだよ。

2016-01-11

http://anond.hatelabo.jp/20160111223730

>「幼なじみ」が1人の「女」になっていたことが、僕を苛つかせたらしいのだ。

あえて使役の形で表現するところがいかにも童貞臭い、が上手い。文才を感じさせる。

僕は心に童貞を飼っている。

成人式が終わり、中学同窓会に出席した。

田舎集落にある学校だったので、クラスはたった10数人、実際に集まったのも10人ほど。男子とは頻繁に会っていたので気楽に話せる仲だった。だが女子は違った。高校に進学すると同時に距離感がわからなくなり、お互い会って話すなんてことはなかった。中学までは一緒に下校してふざけあったり、外で駆けまわったりするような仲だったのに、高校に入るとクラスが変わり、周りから視線を気にするようになった。「男女関係」という見方が私達の間柄に入り込んできた。私と彼女らの会話はなくなり、例えば高校ですれ違っても出来る限り見て見ぬふりをした。

同窓会には4人の女子が出席した。皆化粧をしていて可愛かった。全員が集まって乾杯をすると、僕は司会役になった。高校から関係挽回しようとしたのかもしれない。場を盛り上げようという使命感に駆られていて、幼なじみ達にもこの場で主役になる瞬間を作り、話を聞いていた。近況を聞くと、女子は皆、普通女子大生になっていた。

酔いが回ってくるとそれぞれ過ごす中での男女関係について話した。当然女子大生ともなれば、彼氏を作ったり、かっこいい先輩と一晩の関係を持ったりする。バイト先の先輩が格好良くて好きになって遊ばれた話、彼氏がいるのに酒に酔ってその場の勢いでセックスした話。これらのしょーもない話が次々に繰り出された。

会の司会になっていた僕はこの時には自然と一論客となっていた。そして何故か嫌悪を感じていた。場を掌握する役から降格したことがその原因なのかと思ったが、どうも違うらしい。「幼なじみ」が1人の「女」になっていたことが、僕を苛つかせたらしいのだ。

幼なじみ達の中に僕が小学生時代好きだった女の子もいた。その子は僕からしたら「徒歩3分で会える幼なじみ」であったが、今はもう違う。彼女は都会で一人暮らしをする、その生活の中で僕の存在なんて微塵にも思い浮かばない。もちろん僕もそうであるが、僕の卑屈な独占欲が二十歳になった今、働きかけているのだった。そんな自己嫌悪も相まり、1人で不快になっていた。

飲み会が進み、お調子者の男子幼なじみにボディタッチをしたり、また逆があったりで、僕に内在する精神童貞心は肥大した。僕は大学複数人関係を持ったり、傍から見ればヤリチンに分類されるような人間なのだが、小中学生時代に培われた童貞としての魂は死んでいなかった。高校に入ってもそんな調子で、僕は周りの恋愛事情嫉妬していた。よく考えれば、それが高校時代幼なじみと話せなかった遠因なんだろう。

大学での生活では抑圧されていただけで、僕は心の中に童貞を飼っているのだなと考え始めると、どんどん鬱になる。僕は静かだった。

結局皆で友人の家に転がり込んで、軽く飲んで寝たので何も起こらなかったのだが、どうも印象の悪い飲み会だった。というか、皆からしたら最初だけ意気込んでいたのに周りがいちゃいちゃし始めて口数が少なくなる、非常に格好悪い人間だっただろう。

もうちょっと大人になり、精神的な童貞を払拭できてから幼なじみと話したい。

そんなこんなで成人になりました。

2016-01-10

婚活へのちょっとした違和感

この世はおしなべてお互い様である

そして、お互い様というのは、受けた恩を返すことによって成立する。

家族に恩を受けたのだから家族に恩を返すべきというのは、よほどこじれた家庭でなければ成り立つ。

また、社会やその構成員から恩恵を受けてきたのだから、お前も社会に恩を返していけ、

というのに対しても、ほぼ異論はないと思う。

しかし、前者が求めるのが対象限定された深い愛情なのに対し、後者が求めるのは広く薄い献身であり、

両者は本質的に異なる。

さて、結婚というのは、人が出会い、新しい家庭を作ることであるという。

しかし、成人してから出会う多くの場合、お互いに受けた恩もなければ、返すべき恩もない。

例えば幼なじみだったり、同棲期間があったりすればまた別だろうが、そういうケースばかりでもないだろう。

特に最近婚活とか言われるように、男女ともに条件面である程度完成した相手を求める風潮がある。

正直、怖くないのかな、と思う。

そりゃ、昔はお見合いも盛んだったらしいが、そういう場合当人同士の繋がりの薄さは、

家同士の付き合いでカバーされていたはずだ。

お見合いをやったら、愛情のなさはそのままに、おそらく当人だけでどうにかしないといけない。

そういう人間がいきなり家族として踏み込んでくる根拠は何か。

これまで支え合ってきたわけでもないのに、なぜこれからは支え合えると思うのか。

後の世代に恩を返すというのなら、子なしの家庭は恩知らずということなのか。

これらの問いについて、答えが出ずにいる。

グランディアのスーとの別れは泣いた

グランディア世界の果てを超えるシーンは素晴らしい。それと、スーとの別れも印象的

スー(8)は主人公ジャスティン(14)の幼なじみ子供のクセに「ジャスティンには私がついていないとね」的なことを言って保護者ぶるBJピノコポジション

スーはジャスティンと一緒に旅に出て、世界の果てを越えた後も旅を続けるが、ムリがたたり寝込む。自分子供でジャスティンたちの足手まといになるからパーティー離脱を決意。ジャスティンはならばと先へ進むために取ってきたはずの転送アイテムをスーを故郷へ帰すために使うことに

その別れのシーンでプレイ当時、自分ボロボロ泣いて、今もちょっと調べてまたホロっとした

冒険途中でフィーナ(15)という真打メインヒロインが仲間になって、バトルでもスーの影が薄くなるんだけど、スーからするとフィーナみたいな圧倒的才能を隣にするプレッシャーは相当だ

増田が「上手が怖い」という流れでグランディスの話を始めたのでスーとの別れが出るかと期待したけど出なかったので自分で書いた

それでも、スーはジャスティンが居なければ世界の果てを越えてその先を見ることはなかったことも事実

世界の果てのその先へ冒険創作に喩えるなら、冒険者には様々な支援必要で、金銭的なものはもちろん、作品発表直後のポジティブフィードバックが一番精神的支えになるという言は多くの創作から聞く

スーはED後美しく成長し故郷でジャスティン、フィーナ達を待つ「港の女」ポジションに収まっているけど、こうして何者にもなれずにボンクラに年を経た自分でも「港の女」になれるなら、それはとても嬉しいことだと思う

ちょっとだけでも一緒に冒険した想い出が、冒険譚を語るその舌を少しだけ滑らかにし、彼らが次の冒険へ進む一歩の僅かな助けになるのなら

http://anond.hatelabo.jp/20160109222302

2015-12-18

既婚の旦那が未婚の女の恋愛相談に喜々として乗りまくる

小お抹茶ーじゃないから、ここで書いてみる。

旦那幼なじみの知人で正直、アタマが悪いのであんまりきじゃない。奥さんは公務員だ。

フェイズブックで喜々としてほかの未婚の女の恋愛相談に乗りまくってるのだが、最近度を越してポエムのやり取りをしている。

他人といえば他人から何もしなくてもいいのだが、不快だ。

ただそれだけ。

2015-12-10

http://konomanga.jp/special/50146-2

このマンガがすごい!2016』オンナ編 第1位

ヲタクに恋は難しい』ふじ

自分ヲタク腐女子であることを隠してきた成海。今まで「それ」が理由でフラれ続けてきたからだ。そんな成海の前に、同じくヲタクしか幼なじみイケメン!)の宏嵩が現れて……!?

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2015-11-26

小学生の時ひどいフラれ方をした

掲示板にも書いたけどここにも書いてみる。

小学生の時、好きだった男子にひどいフラれ方をした。

その男子の顔が黒子のバスケの火神大我にそっくりなので、黒子のバスケを読むとそのことを思い出して少々つらい。


私とその男子とは幼なじみだった。

低学年や中学年の頃はコロコロコミックを読んだりポケモンカードを交換したりスマブラをやったりしてとても仲良くしていた。

だが、私は生まれつきアスペルガーADHDだった。

超ウザい糞餓鬼で、先生や頭のいいクラスメート、親にも嫌われていた。


やがて高学年になると、男子にもウザいのがバレて次第に避けられるようになった。

しかし、私は完全に自分が見えておらず、気持ち悪いことに色気づいてクネクネしていた。

そしてある日校舎裏に男子を呼び出し、告白っぽいことをしてみた。男子は苦い顔をしていた。

その後教室に戻ると、男子クラス中が注目している前で私が告白したことをバラし、こう言ったのだった。

「付き合うんだったらAちゃんでもBちゃんでもCちゃんでもDちゃんでもいいけど(AちゃんBちゃんCちゃんDちゃんはクラス可愛い女子)、増田さんだけは嫌だ。僕はふつう女の子と付き合いたい!」

2015-11-22

3Pの可能性を

最近男の娘ものエロ漫画を嗜んでいるせいか、男×男もシチュエーション次第で受け入れられるようになったのだが、男×2、女×1で男同士が絡むという形のストーリーは見たことない。男×男だけなら男の娘ものとかBLとかでよくある、男×2、女×1だけなら普通にプレイとしてあるが、異性愛なので男同士は性的には接触しない。単純に、前にも後ろにも入って気持ちいーってだけ。双子の男+幼なじみプレイでどっちが前で、どっちが後ろかで揉めてたりは見たことがあるけど、それも男同士はなにもしない。もっと3Pには表現の可能性があるのではないかと思うのだが。

2015-11-13

【祝!2期】響け!ユーフォニアム空気デカリボンちゃんが泣いた日

要約すると

長くなってしまったので簡単にまとめます

響け!ユーフォニアムの2期が決まってうれしいです、とても面白い作品でしたね

・素晴らしい点を上げるとキリがないのですが、私はとりわけこの作品の描く「空気」が好きでした、作品テーマの一つでもあると思います

特に2話の葵ちゃん「みんな~問題のない方向へ~まとまっていく」というセリフ、8話の麗奈特別になりたい」というセリフ、この2つが重要なシーンではないでしょうか

・この空気に着目した上で10話、香織先輩が再オーディション希望するシーンを見ると、とても感動しま

・更に11話、デカリボンちゃんが泣くシーンも心を打たれます

・久美子の心の成長も見所の一つです、でも久美子って少し流されやすいような気もしま

劇場版、そして2期、本当に楽しみです

と大体このような感じ

最初

ユーフォニアム2期+劇場版総集編決定!うれしいです

しまだご覧になったことがないという方は、本当にオススメ作品です、ぜひぜひこの機会にご視聴ください

ところで、響け!ユーフォニアムってどこが面白いの?と問われたら、視聴済みの皆さんは何と答えます

作画の綺麗さや演出の巧みさ、声優さんの演技の上手さなど色々なものが思い浮かびます

答えは一つではないと思いますが、私には響け!ユーフォニアムのココが好きだ!という点がずばり一つあります

それは、今まで深夜アニメーションという媒体では余り描かれることのなかった部活学校という空間空気

引いては集団の中で発生する同調圧力的な側面について描き、それをしっかりとエンターテイメントとして見ていて楽しい物に昇華しているという点です

群れとスイミー

少し話は変わります

みなさんスイミーという絵本をご存知でしょうか

おそらく一度は聞いたことがある、どんな物語か程度なら知っているという方も多いと思います

ストーリー説明は省きますが、絵本の中でスイミーはたくさんの仲間達と一緒に大きな魚のふりをして泳ぎ、マグロを追い払いますよね

あのスイミーが案じた作戦、これはおとぎの世界の話だけではありません、現実世界でも類似の例を見つけることが出来ます

例えば、チョウチョウウオという魚です

沖縄方言ではカーサと呼ばれ、その意味は葉っぱ、名の通りほのかな橙黄色に色付いた木の葉のような魚です

一匹でも十分に綺麗なこのチョウチョウウオですが、海の中で生活する時は大きな群れを作ることが知られています

チョウチョウウオはそれほど大きくない魚ですので、単体ではすぐに捕食者に狙われてしまます

ですからまとまって大きな集団を作ることによって、捕食されることを回避しているわけですね

このようにして魚が群れを作るメカニズム、そこにあるシステム群知能といいます

群知能は魚の群れを説明するための用語というだけではありません、他にも自然界の様々な場面で見ることのできる普遍的概念です

ところでこのチョウチョウウオの群れですが、全体としては同じ方向を向いていても

中を細かく見てみるとそれぞれの個体や個々の集まりでは別の方向を向いていたりすることに気付きます

スイミーは全員が一丸となって戦うお話でしたが、現実世界チョウチョウウオでは少し違うわけですね

から全体を俯瞰して眺めるとみんなが同じ方向を目指しているように見えても、それぞれにはぞれぞれの想いがある

群れと人間

こういった群れの構図は人間社会でも随所に見られます

大きいものでは会社組織、小さい単位なら家族や友人関係かもしれません

そして多くの人が人生において最初にそれを経験する場所、それが学校であり、とりわけ部活動なのではないでしょうか

一概に部活動といっても様々あります体育会系ならサッカー野球文化部なら美術などが有名ですよね

そしてもう一つメジャーものの中に冗談めいて体育会系だとも文化部だとも言われる部活があります

そう吹奏楽部です

吹奏楽部サッカー野球と同じ、体を使った集団競技です

それが体育会系といわれる所以なのかもしれませんが、一つ他と決定的に違う点があります

それは圧倒的な力量を持った選手が一人や二人いたとしても、それが集団にとって即大きなアドバンテージとはならない、という点です

吹奏楽という競技においては、群れのレベルは全体の平均ではなく最も弱い個体能力度合いによって決まるからです

これは積極的底辺能力押上げようという助け合い精神、教え合いの動機ともなり得ます

いざという時には、底辺を全体のために容赦なく切り捨てるという残酷な選択を強いる結果にも繋がります

吹奏楽ほど、群れというもの意識する部活は他にはないかもしれません

そしてそこには、必ずしも絵本で描かれるスイミーのようなやさしさも海で群れをなすチョウチョウウオのような美しさも、あるとは限りません

そんな吹奏楽という部活

そこにスポットライトを当てたアニメーション作品

それが京都アニメーション制作の「響け! ユーフォニアム」です

響け!ユーフォニアム空気

吹奏楽舞台であるといっても、1話や序盤では多くの時間キャラクター紹介、人物の関係性やこれからの展開をほのめかす場面に割かれます

主人公である黄前久美子はどんな子であるのか

彼女高校生となって吹奏楽部に入部し、新しい学園生活、新しい友達上級生と馴染んでいく過程を描いています

そんな序盤のキャラクターのやり取り、シーンの一つにこんなものがあります

久美子の幼なじみであり部活の先輩でもある葵ちゃん彼女と久美子の会話です

久美子「でも今日みたいに聞かれたら、全国大会目指すっていう方に手挙げるでしょ」

  葵「そりゃあ…ねえ」

久美子「だからややこしくなるんだよ、大人はずるいよ」

  葵「それ言ったらどっちにも手を挙げなかった誰かさんが、一番ずるいんじゃない?」

久美子「それは……そうだけど……」

  葵「きっと、そうするしかないんだよ。みんな何となく本音を見せないようにしながら、一番問題のない方向を探ってまとまっていく、学校も吹部も、先生も生徒も」

久美子「どうして……?」

  葵「そうしないとぶつかっちゃうからだよ、ぶつかってみんな傷ついちゃう

――――「響け! ユーフォニアム」第2話



この言葉学校という世界しか知らなかった高校生の頃に立ち戻って考えてみれば、いっそう共感のできる言葉だと思います

そして、学生の時のみならず、社会人となってからもこの「空気」を読めという感覚は常についてまわるものです

集団、群れがあればそこには空気があります、そうして出来上がった集団の流れ、空気に逆らうことはとても難しいものです

特に思春期女の子にとって集団から抜け落ちたり弾かれたりすることは、死ぬほどに辛いことだと思います

2話の終盤、このシーンはさらっと流れます、その為とりわけ重要ではないシーンのように思われるかもしれません

しかし、深夜アニメにとって大事だと言われる1~3話において、2分以上の長尺を取り久美子との二人きりの会話を描いているのは、このカット以外にはないんですね

音楽通奏低音という言葉があります本来バロック音楽における用語ですが、転じて「常に底流としてある、考えや主張のたとえ」というような意味も持ちます

吹奏楽でいうならば久美子や友人である緑輝や葉月がいる低音パートですね

彼女たちの低音が吹部の演奏を支えてるように、葵ちゃんのこの言葉響け!ユーフォニアムという作品における通奏低音となっています

部長葵ちゃん

続く話数、これ以降の3~6話ではある意味葵ちゃんの言っていた通り、一つにまとまり

一致団結してサンライズフェスティバルという地域イベントに向けて頑張る吹部の様子が描かれます

しかし、当の葵ちゃんは今までとは違う、空気の変わってしまった吹部についていけず退部を決意しま

顧問の滝先生が赴任して来なければ、部のやり方が変わらなければ、葵ちゃん最後まで部活動を続けたかもしれません

ただ去年の出来事経験した葵ちゃんにとって今の空気はどうしても受け入れることの出来ないものだったのです

退部後の葵ちゃん部長の晴香がファミレスで二人、話し合うシーンがあります

葵ちゃん自分はそこまで吹部が好きではなかったと言った後、部長に対し晴香はどう?と問いかけます

部長は即答することが出来ません

今までの吹部とは違う、全国大会出場という大きな目標を掲げ、部員一丸となって全国という高みに向けて邁進する宇治高校吹奏楽部

ですが、一人ひとりが見ている方向は必ずしも一致していません、全体では同じ方向を向いているように見えても個々人の想いはそれぞれなのです

ここまでが7話でした

久美子と麗奈

そして続く8話、とても印象的な回ですね

放送当時一番話題になった回でもあると思います

この第8話終盤、麗奈と久美子の密会シーンは中盤のクライマックスです、その内容を憶えている人も多いでしょう

麗奈と久美子、二人以外は誰もいない小高い丘の上、眼下には楽しげなお祭りの光、麗奈はまっすぐと久美子を見据えて言います

 麗奈「ねえ、お祭りの日に山に登るなんて馬鹿なこと、他の人はしないよね」

久美子「うん、まあ……」

 麗奈「久美子なら分かってくれると思って。私、興味のない人と無理に仲良くなろうと思わない。誰かと同じで安心するなんて、馬鹿げてる。

    当たり前にできあがってる人の流れに抵抗したいの、全部は難しいけど。でも分かるでしょ?そういう、意味不明気持ち

久美子「うん、わかるよ。高坂さんの気持ち

 麗奈麗奈

久美子「麗奈……」

 麗奈「私、特別になりたいの。他の奴らとおなじになりたくない」

――――「響け! ユーフォニアム」第8話


麗奈の想いは誰しもが持っている気持ちです

特に未だ少年少女時の万能感から脱却しきれていないモラトリアム期の高校生ならば、それは多くの人が抱いた「本音」かもしれません

特別になりたい」

しかし、多くの高校生はその本音を隠します、他者とぶつからないよう、ぶつかって傷つかないよう、波風を立てず皆と同じように日々を過ごします、それが「普通」なのです

麗奈は違います、久美子にはっきりと言います特別になりたいと、他の人に流されたくないと

葵ちゃんセリフと対になるこの言葉、少し甘酸っぱく子供っぽい麗奈のこの告白は、久美子の心を大きくざわつかせました

そして続く9話、ここからやっと吉川優子ことデカリボンちゃんと吹部のマドンナ中世古香織先輩にスポットライトがあたっていきます

デカリボンちゃんと一度目のオーディション

去年までの熱意のなさが嘘のようにやる気を出し、ここまで大きなゴタゴタもなく順調に進んできた北宇治高校吹奏楽部

あとは大会に向けて全力で頑張っていくだけという感じですが、その前に一つ課題を乗り越えなればなりません

オーディションです

先生が事前に発表していたこの実力制メンバー選抜は、ことの成り行き次第では少々問題が起きそうな雰囲気です

さてオーディション視聴者としてはポニテ先輩のことも気になりますが、吹部として重要なのは麗奈と香織先輩、どちらがソロを吹くのかという点です

部員殆どは、麗奈が優れたトランペット奏者だということは知っていても、上級生であり、部内屈指の実力と人望を兼ね備えた香織先輩がまさか負けるとは思っていません

しか当事者である香織先輩の認識は少し違っています麗奈の実力を認め、負ける可能性を十分に考慮しているようです

さあ、結果はどうなるのか?と言うと……

意外にもあっさりと負けてしまます

この結果は当然ながら驚きを持って迎えられます、中には滝先生選考に内心疑問を呈した部員や不満を抱いた部員もいたでしょう

しかし、個々人の想いとは関係なくこの時の部内の空気オーディションの結果を受け入れるものでした、空気が異を唱えることを許さなかったのです

集団空気に逆らうというのはとても難しいことです、もしもこのまま何事も無く事が運べば、大した波乱などなく一致団結して大会まで進んでいたかもしれません

ここで爆弾を落とすのがデカリボンちゃんです、オーディションから少したった頃、滝先生に対し部員が見守る中、こう言い放ちます

リボン高坂麗奈さんと以前から知り合いだったって本当ですか?」

先生「それを尋ねて、どうするんですか?」

リボン「噂になってるんです、オーディションとき先生がひいきしたんじゃないかって、答えてください」

――――「響け! ユーフォニアム」第10

この出来事から急速に部内の空気は変化していきます、元々個々人の中ではオーディション結果に対しくすぶっていた所もあります

0から1に突然変わったというような変化ではありません、空気意図的誘導しようとするそんな人物がいたわけでもありません

それどころか自分たちが一体どこに向かっているのか、それさえ誰にも分からぬまま漠然と悪い方向へ流れが変わっていく、そんな様子が丁寧に描かれています

香織先輩と再オーディション

先生音楽の知識こそ豊富ですが、教員としての指導経験はまだ浅く、この事態に戸惑い苛つきます

かねた部長が、このままではいけない、そう覚悟を決めなんとか解決しようと動き出した頃、丁度時を同じくして滝先生は一つの解決策を見出します

部員たちが見守る中、滝先生が切り出したのはこんな提案でした

先生今日最初にお知らせがあります。来週ホールを借りて練習する事はみなさんに伝えてますよね。

    そこで時間を取って希望者には再オーディションを行いたいと考えています

    前回のオーディションの結果に不満がありもう一度やり直して欲しい人はここで挙手してください。

    来週全員の前で演奏し、全員の挙手によって合格を決定します。全員で聞いて決定する。これなら異論はないでしょう。いいですね?」

――――「響け! ユーフォニアム」第10

この言葉に対し、香織先輩は一歩を踏み出すように立ち上がり、高く手を掲げ、まっすぐと滝先生を見つめて言います

「再オーディション希望します」

香織先輩という人物についてはこれまでも何度か描かれています

葵ちゃんが退部し、部長がめげてしまった時にはおみやげを持参して励ましました

ポニテ先輩は、葵ちゃん部長に加え香織先輩だけが、去年の部内のゴタゴタに対して真摯に解決しようと頑張っていたと言います

公園で二人きり、デカリボンちゃんから本人や父との縁故理由に滝先生麗奈を贔屓した可能性を告げられた時も噂を止めるようお願いするだけです

これらのことから伺えるのは香織先輩のやさしさであり、部に対する想いです

部長と共に、損な役回りを引き受けてでも部内の空気を良い方向へ持って行きたいという、そんな心配りです

その香織先輩が、今まで吹部内の空気をなによりも優先してきた、そんな香織先輩が、初めて自分の想いに素直に寄り添って決意表明したのがこの場面なのだと思います

しかしたら吹部の嫌な空気、それを払拭するためにあえて希望した、もしくは香織先輩を推す部内の空気にのせられる形で希望しただけという穿った見方もできるかもしれません

しかし、友人を心配そうに見つめる部長眼差しや驚きを持って香織先輩に視線を集める部員達の表情からそうではないことが見て取れます

香織先輩はこのとき空気に反発したのでも迎合したのでも、そして沈黙したのでもありません、ただ自分の確かな意志を表明したのです

まっすぐに滝先生を見つめ、自分の想いを吐露する香織先輩のその姿は麗奈が久美子にした特別になりたいという告白に重なります

オーディションの結果

さあ再オーディションです

まずは香織先輩が、吹き始める前こそ緊張の面持ちでしたがいざ吹き始めると特にミスもなく、普段通りの演奏を客席に座る部員たちの前で披露しま

そして麗奈トランペットを構え、その音を響かせます

二人の演奏が終わり、よりふさわしいと思う方へ拍手するよう言われます殆ど部員はどちらにも拍手することが出来ません

そんな空気の中、滝先生は香織先輩に問いますあなたソロを吹きますかと

香織先輩は麗奈こそが、自分ではなく麗奈こそがソロを吹くべきだと、そう言い

それを聞いたデカリボンちゃんは泣いてしまます、大粒の涙を流しながら、わんわんと声を上げて

一度目のオーディションの時ではなく、二人の演奏が終わった時でもなく、滝先生麗奈を選んだ時でもありません

デカリボンちゃんは香織先輩が負けたことが、選ばれなかったことが、技量的に麗奈に劣っていたことが悔しかったのではありません

人を気遣い自分よりも他人を思いやり、誰よりも優しい先輩、その先輩がたった一度、自分のために、自分だけのために

宇治高校吹奏楽部中世古香織としてではなく、一人のトランペット奏者として初めて挑んだ、ぶつかって傷付くことを恐れずに挑戦した

その特別ものへの憧れが、それが叶えらなかった事が、デカリボンちゃんは何よりも悔しいのです

悔しくて仕方がなかった、だから泣いたのです

ただしそれは数ある理由の一つでしかありません

もしもその悔しさだけだったなら、こんなにも大粒の涙を流すことはなかったでしょう

なぜならば、デカリボンちゃんはおそらく再オーディションが決まったその日から自分がこの日再オーディションの当日、誰よりも悔しい思いをするという事は分かっていたからです

http://anond.hatelabo.jp/20151114054047 へ続きPermalink | 記事への反応(3) | 19:37

2015-11-01

RPG重厚ストーリーなんていらない

魔王が現れたから退治しましょう。もしくは、お姫様が攫われたから助けに行こう。くらいで十分。

戦争によって引き裂かれた幼なじみ親友との葛藤にまみれた戦いとかしゃらくさいんすわ。

格好良くて凶悪な敵を知恵を絞って倒せればそれでいいんだよ。ストーリーはしゃしゃり出てくんな。会話とかダルイんだよ。

ただしFFT、おまえは別格やで。

2015-10-27

彼女と別れて、AVの好みががらりと変わった

からAVは和姦ものが好きで、

幼なじみ学校でとかお姉さんにやさしくリードされながらとかそういう方向じゃなくて、

女優さんと自宅でイチャイチャする様なやつ

童貞をこじらせていたが、彼女できたらどうしようと余計な心配もしてた

何だかんだで彼女と別れた

そうしたら、AVキャッキャウフフを見るのが全くだめになってしまった

女優さんとイチャコラしてるのを見ると、萎えしまってそれ以上見続けられない

今は女優がひーひーと泣く作品が好きだ

何なんだこれ

これまでのコレクションをどうしてくれるんだ

結局魔法を使える様にならなかったけど、自分魔法にかかったみたいだ

http://anond.hatelabo.jp/20151026215848

2015-10-25

子供の奇声とユキノシタ

最近近所の子供のところに遊びに来る子の奇声が耳につく。

子供特有の「きゃー」っていう甲高い声は特に気にならないんだけど

の子の声は「キーーーーー」と神経に触る。


母とその声を聞きながら話していたら、母の実家の方では

そういう子にはユキノシタの絞り汁を飲ませると治ると話してくれた。

実際、自分幼なじみがそういう子で、相談された母がユキノシタの絞り汁を飲ませたところ

3、4日で治り、その後は発症しなかったそうだ。


まじか?と思ってググったら早速Wikipedia

「小児のひきつけ(痙攣)には小さじ5杯ほどの生葉のしぼり汁が効くとされる」

記述されてる。(ひきつけと奇声で症状違うけど…)

もし身内に症状があるこがいて悩んでいる人がいたら試して欲しいなぁ

そんで結果を教えてほしい。

買ってきたものでいいのか、はえてるもので無いとダメなのかは分かりかねる。

もし効果がなくても、天ぷらにすると美味しいよ。

2015-10-19

ブサイクから俺は不幸だ」って言い張る自称ブサイクの人って

どのレベルブサイクなの?

大概はちょっと表情と性格変えれば問題ないレベルが多いように見える。

大体が家庭環境が悪い上に、運悪く幼なじみ同級生が頭が悪くて性格の悪いやつばかりだった、って感じなんだけど。

そもそも不運だから不幸になったのであって、容貌が残念だったのだけが不幸の原因ではない、的な。

個人的には、あっ、これは確かに…って気の毒になるレベルでなければ、「ブサイクから俺は不幸だ」なんて論拠認めんぞ。

2015-10-14

落第騎士キャバルリィとアスタリスクと35小隊

まじめに見るにはあほらしいがデレスプレイしながら横目で見るにはちょうどいいアニメだ。くだらなさ過ぎて逆に面白くなってきたので毎回感想書く。

3話からさすおにとISを封印して、両者の比較をしていきたい。アスタリスク今日の夜に追記。

両者を比較すると

どちらもハーレムもの。どちらもメインヒロインがいるが、新ヒロインが登場してメインヒロインをたきつける展開が共通。

落第騎士メインヒロインに一途なのに大してアスタリスクはふらふらしている。

主人公性質は落第騎士の方が良い。ヒロインは落第騎士がちょろすぎでアスタリスクはそれなりにツン維持。

どちらも大会に出て勝利していくという展開は同じだが落第騎士は一人でOK、アスタリスクはペアが必要

そのためか、落第騎士ヒロイン物語における重要度がひくせいか、2話でさっそくメインヒロインソープ展開で存在意義アピールするはめに。

この調子でこれから先12話まで持つのだろうか。


以下メモ

英雄譚は今のところEDアリプロであることくらいしかおすすめポイントがない。もう全く先の展開が楽しみじゃなくなっている。

1話の時点でさすおにじゃねーかと言ってたわけだけれど2話ではそれがさらに加速する。

http://anond.hatelabo.jp/20151007090612

ブラコンの妹しかも氷属性がでてきたり、実家より疎まれて影の存在として扱われていたなどさらさすおに度が増した。しかし設定が屋上屋を架す状態になっているさすおにとくらべておそろしくシンプルである。余計なものはそれほどない。

子供の頃は達也を疎んじていた司波深雪と違い、妹は最初から兄のことを愛しているし、兄との能力的結びつきもない。主人公は単に能力がなかっただけで、さすおにと比べて改造されて極悪なものをつめ込まれた、というような設定もなさそうだ。というわけで、さすおにと似ているが、ストーリー的に複雑に、あるいは大きく盛り上がることは全く期待できない。俺的には「バトルに負けて下僕としてスタートしているが、そこから活躍してヒロインを見返していく」というゼロの使い魔方式のほうがはるか面白かった。いまから考えてもゼロの使い魔面白かったなぁ。アニメだとくぎゅうあにめにしか見えなかったやついるかもしれないけど。

さすおにとの大きな違いは主人公性格と、それからちょろすぎるヒロイン存在か。単に学園モノをやるだけなら司達也の設定は盛りすぎなのでこれで十分といえば十分だ。実際さすおにについてはヨコハマ騒乱編が終わる辺りまで、その盛りすぎた設定の説明がくどくなり、アニメでもお兄さま自慢アニメという扱いになっていたしな。そういう意味でたいして深みもない代わりに、主人公性格はさっぱりしていて不快でないのが良い。 さすおにみたいに境遇経験レベルが違いすぎるから仕方ないとはい学生相手に超上から目線説教いたことを語ったり、表面的な態度は紳士であるが実際には妹以外の学園の人間などひとしく無価値とみなし、必要があれば利用しても切り捨てても厭わないという設定は、いくらややこしい大人メインの設定とはい不快だし、この作品では不要だ。それよりは学園における人間関係イベントを真面目に全力で楽しむような主人公の方が適しているだろう。 

というわけで、この作品主人公はいいやつで、普通のやつなので、すべてのものを手にしながら妹一筋、みたいな展開にならないし女の子キャッキャウフフを楽しみならストーリーがチマチマ進むのだろう。そのうえで、きっちりメインとなるヒロインを立てて、それを軸にして話を進めていく。


IS的ハーレム展開はアスタリスクの方だと書いたがこちらのほうがまだ見れる。

新妹魔王と全く同じ展開で、見た目も似たような幼なじみが登場。あと1話でもいた巨乳東山会長が登場。ぱんぱかぱーん。

強力な特殊武器を利用できるのが女の子以外は主人公だけという設定といい、ヒロインの造形と言いなんともISですなぁ。

落第騎士みたいにペラペラ主人公や妹がすべての事情を喋ったりはせず、まだ秘めてるものはありそう。

ヒロインたちもすでに完落ちの落第騎士と比べて癖があってよろしい。

さすおにとちがってISは特に語ること無いからアスタリスクも語ることはそんなに無い。


35小隊 1話

メタ的な要素をもちつつも結局ベタベタテンプレ展開をなぞっている。

メインヒロインはやはり優等生だが一話でいきなり一人だけぶっとんだ設定をぶっこんできてわけわからん。演技はすごかったけど

他2作品との大きな違いは、主人公武士として能力がすごい高いが性格に難あり。なんといってもチームとして本当にポンコツ。

逆に言えば、チームとしての取り組みに成功すれば、実はおれ最強でしたという設定がなくても良いのでいいね

2015-10-06

幼なじみ結婚した。

異性の幼なじみで、小さい頃は互いの家を行き来してよく遊んだものだ。

中学までは同じ学校に通っていて、同じ高校を志望していたけれど、私は受かり、彼は落ちた。

それからはまるきり疎遠である

歩いて3分とかからない距離なのに、会話どころか会うことすらなかった。

大学に進学したにはしたけれど、途中で病気になり退学したことは聞いていた。

互いのことを人伝てに聞くのみの関係で、結婚したらしいということも、私は母経由で聞いたのだった。

別に何の感慨もなかった。日々ころころと流れていくばかりのニュースを聞くかのように。

ただ、気になっていることがある。

私だけが把握している、私と彼の共通点がある。

それは、遺伝性の病質を抱えているということだ。

彼の母はその病気が原因で若くして亡くなった。

彼が大学を退学したのも、病気発症たからだった。

病気の影響からか、彼は同年代男性に比べて、きっと私よりも白く細い体つきをしている。

子どもも生まれたと聞いたけれど、そう滅多にできるものでもないらしい。

よく、よくも、子どもを作り、育てることになったものだと、その点においては感心した。

しかすると、尊敬することにもなるかもしれない。

私は怖い。子どもを産むことが。

私の母方の実家は古い農家で、話を聞く限り血が濃いようだ。

その影響か、母の姉妹の半数程度は自律神経失調症を患っており、従兄弟と、そして私の妹は統合失調症発症し、障害者手帳交付を受けている。

もしも、自分の子どもが病気になったら、それも自分血筋を受け継いだために、と思うと恐ろしくて堪らない。

恋人と呼べる人はいないけれど、もしこの先結婚するようなことになっても、子どもは産めないと思う。

だけど自分が生きた証をどこかしらに留めておきたくて、細々と話を書いている。

ただ生きるだけは生きて、父母ともしかすると妹を見届けてから、誰にも迷惑を掛けないようにぽっくり逝くというのが理想だ。

我が身の血脈のものを遺したいとは思えない、不幸が蔓延するかもしれないから

しかし、彼はそんなものをぽんと飛び越えて、子どもを作り、どこかしらで出会っただろうお嬢さんと家庭を築いている。

それは途方もなく素晴らしいことなのだと、偉大なことなのだと、今の私には思えるのだ。

2015-09-22

エロゲが作りたい

中世ファンタジー系で、RPG

ローグライクっぽいランダムダンジョン制+女神転生みたいな主人公視点操作する感じ(ウィザードリィとかそんな感じなんかね)

主人公は「成長しない」呪いと「定期的に性交しないと死ぬ呪いがかかっている戦士かなにかで、

なぜか性交すると自分経験あいてに分け与えられるようになりましたみたいな感じ。

システム的にはアークザラッド2のヂークベック経験値分配システムに、ギャルゲー要素を詰め込んだ感じ。

ヒロインとの関係が険悪になると分け与える経験値にマイナス補正、逆に良好になるとプラス補正

ただし、ヒロインの間で人間関係があるので全員ハーレムは無理みたいな。

主人公は装備強化で育てる感じ。(鍛冶屋ヒロインにして、戦闘に出ない代わりにレベルアップで室のいい武器がゲットできる的な)

好感度が上げやす人間関係も悪くないので育てやすいがステータス微妙幼なじみとか、やたら毒舌キャライベント攻略しないと他ヒロイン全部と関係が最悪な悪役系ヒロインとか出して

誰と仲良くなるとどういうイベントが起きるかとかを探り探りやっていく感じのゲームを作りたい。

2015-09-20

私が腐女子を嫌いな理由

私がずっと好きだった幼なじみ男子中学生とき

男と付き合い出して更に4年前に海外で籍を入れた

その事を同僚の腐女子に話したら目を輝かせてた

そこは一緒に気持ち悪いって言うところでしょ?

おかしいわけ?

2015-08-14

まれ」の歌ってるこ

NHK朝ドラまれ」。

あれ見て今朝泣いた。

ストーリー関係ないんだけど、

能登幼なじみTVで歌うシーン。

あの歌、いいね

っていうか歌ってるこがいいのかなぁ。

人を好きになれた頃を思い出した。

もう恋なんてする年齢じゃないけど、ありがとう

2015-08-05

大阪城幼なじみらしき人物に出会った話

もう随分前の話。

友達(曰く付き)がUSJに行きたいと言うので、有給を取ってふたり九州から行くことになった。

ついでに大阪観光もしようということになり、大阪城に行っていたときのこと。

駅を降りて、友達ふたりでぶらぶら歩いていた。人は少なかった。

すると、10メートルくらい先を歩いている男性幼なじみにそっくりだということに気が付いた。

その幼なじみ大学卒業して実家から離れて暮らしていた。

小学生ときは、日曜や夏休みなんか毎日一緒に遊んでいた。

従兄の結婚式とき10年ぶりくらいに会って以来10年くらい会っていなかった。

顔はもちろん背格好も幼なじみだろうと思われる。

「えっ?なんで?」

「こんなところで会うなんて偶然にもほどがあるだろう?」

ほぼ間違いないと思っても間違いの可能性も否定できないので、声をかける勇気がなかった。

向こうも気付いてそうで気付いてなさそうで。

向こうはひとりだったからなおさら声はかけにくかっただろう。



この話は自分の中ではあんなところで偶然幼なじみに似た人と会った珍しい話で終わっていた。



人生の節目節目の大事な場面において運命的な出来事だとか方向性を決定付ける出来事があったりするものから

ある日、ふと「もしかしたらあの時の出会い自分人生において何か重要意味を持っていたのではないか?」

という考えに至った。

人と人が出会うということの確率を考えたとき、あの時あの場所であの人に会う確率天文学的数字分の1だという思いもあって、そういう結論に達したのだった。



そう考えてしまうと、どうしてもそのことを確認したくてたまらなくなってしまった。

確認する方法はいくつかあったが、できるだけ自然確認する方法ひとつしかなかった。

その幼なじみは俺の近くに住んでいる従兄と友達だったので、その従兄に尋ねてもらうことにした。

「もう随分前の話だけど、大阪城増田と会わなかった?」って。

なかなかいアイデアだと思われた。



おそらくどうでもいい話の典型なのかもしれない。

「そんなに前に増田大阪城幼なじみに会ったかどうかなんて今更確認してどうすんのよ?」

「本人だったかもしれないし、ただ似てた人だったかもしれないじゃん。」

「もし本人だったとしても、それがどうしたって話じゃん。」

「はっきり言ってドン引きした。どうしたの?増田。」

って言われた。



そこで、人生の節目節目の大事な場面において・・・なんて言ったら益々ドン引きされそうだったので、適当ごまかしておいた。

確かにそうだよな。やれやれ・・・



真相はまだ確認できていない。

幼なじみ現在外国で働いているらしく、従兄もなかなか連絡が取れないということだった。

ドン引きしながらも連絡がついたらそれとなく確認してみるということでこの話は終わった。



それ以来、気まず過ぎて従兄とこの話は出来ていない。

あの出会いはいったいなにを意味していたのだろうか?

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