はてなキーワード: 経理とは
たとえば、今年に入って毎月のように送られてくる、「インボイス制度をご存じですか」というキャッチコピーの様々なDM
経理システムや請求書発行外注業務や、まあいろいろな関連業者のDMなんだけど、
まじめに目を通してたら「あれ、なんかインボイス制度の説明として書いてあることが毎回違うぞ」と気づいたはず
会計士の先生に聞いたら案の定、猶予措置などの制度運用の細部について朝令暮改が再三繰り返され、
「もうあと少しで始まると思うのでもう変えないと思いますが…」と自信ない言い方でしかできないという
youtubeのインボイス制度解説動画も始まってもないのに「新しくこうなりました」が何故かいくつも上げられてたりする
1年前の説明だけ見てわかってるつもりの人は実際に開始されたら「あれ、なんかよくわからん」となるの必須
そんななので、大手企業ですらインボイス番号の記載は本当にギリギリまで書いてこない
電子帳簿保存法とあわせて、どうなるかわからないインボイス制度のために事務経費をかけるのはギリギリまで見極めたいんだなって態度がにじみ出てる
取引先の中小業者も真面目に取り組む気の業者は現時点でほぼないと言っていい
だいたい見てると、番号は取る。取るが、事務処理を言われたとおりにやるかどうかは、かなりあやしい
なんせ役所の「正しい処理方法」自体がコロコロ変わってるので、そうなるのも仕方ないと言える
(メディアに露出してる個人事業主なんかは判りやすいから摘発されやすいと言える。声優さんなんかまさにドンピシャだろう)が、
目立たないところはいつまで経っても目立たないし、そんな目立たない事業者なんて全部をチェックできるはずもない(その手段を行政は持ち合わせていない)ので、
インボイス制度の網に引っ掛かりやすい職種、引っ掛からない職種で徴税が分断されるだろうなと
そして当然ながら、うまいこと徴税されない仕事を作ったやつがビジネス上の勝者になる(10%オーバーの足かせがないのだから)
消費税はモノ・サービスを消費する人が払っている。1,000円のおさかなを食べる人が80円払っている。1,000円のおさかなを食べるのがオットセイでイートインで食う場合は100円払っている。
(「反対論がほとんどなにもかも正しいと思えない」けど唯一それは理解できるわと思うのが、この軽減税率がインボイスの元凶だからそもそも軽減税率なんかやるべきじゃないんだという話だ)
で、消費者が消費税を100円払ったとして、このおさかなを漁師が釣って魚屋に660円(600円+税)で売り、魚屋がオットセイに1,100円(1,000円+税)で売ったなら、漁師が60円、魚屋が40円を納税すると辻褄が合うのが消費税で、漁師が免税だと消費者が100円払ったのに魚屋からの40円しか納税されないのが「益税」といわれる問題だ。
「消費税は預かり金ではない」
→現行制度で売上の中身が会計上どう区分されるかと、理念的にこの売上に課税するのが望ましいかどうかは話が違う。
これからこうしましょうという話をしているときに、現在は自動的にこうなっていますということは、だから何だ?でしかない。
冒頭の例で「本来は、漁師が60円、魚屋が40円を納税するべき」以外のところから出発することは考えづらいだろう。
→1千万円に達しないような売上の人は、通常、簡易課税になるだろう。
簡易課税だと、自分が出す請求書類に登録番号を載せる様式変更をするのと、1年に1度つくる確定申告に追加の数ページが増えるだけだ。
個人事業なら税理士に頼む必要もないと思うが、私はとても事務能力が低くてできないという主張を覆すことはできないのでそこは措いておく。
とはいえ、簡易課税の消費税による増分は、小学生でもできるような掛け算くらいしか要求されない。
通常の確定申告ができるなら消費税にも対応できるし、消費税に対応できないならそもそも通常の税務が自力で出来ないだろう。
→3%の消費税ができたとき、零細事業者の経理は電卓弾いて手書きの帳簿つけてたわけだから、
当時と今とでは「この程度の益税のために事務量を課すのは酷である」の水準は違ってしかるべきだろうし、
税率が上がるほど、テクノロジーが発達するほど、「これだけ小さい事業者は対応できなくても仕方ないですね」のラインは下がるんだ。
簡易課税でも対応できませんと言うのは「もうそろそろ無理」なんじゃないかなあ。
「いままで消費税を請求していなかったのに、課税事業者になると税込みで請求していた計算をしなければならなくなる」
近所の競合の駐車場が税込11,000円であなたが10,000円でやってたなら11,000円にすればいいし、11,000円でやってたから競争上12,100円にできないならそれはいままで消費税取って懐に入れてたんだろう。
→それって仮に消費税が0だったらやっていけないということだから、すごくいびつな状態ですよね。
3%, 5%, 8%, 10% になる過程で価格に転嫁できてなかったからそうなってる。
ところで、5%→8%→10% のところでは、消費税転嫁対策特別措置法ってあって、価格転嫁しなければならないことになっていて、
零細事業者に至るまで「やっほー!ちゃんと価格転嫁してる?拒否する元請とかいない?」って調査来てたじゃないですか。
一方、サービス業で課税事業者になって簡易課税にすると見なし仕入れ率50%だから、実質消費税が5%のころの収支になるわけです。
法律で強制されて調査まで来た価格転嫁分が相殺されると生活できなくなるって、さすがに筋が通らないと思うんですよ。
法律の要請も役所の調査も無視して元請とフリーランスの間で消費税相当分を不当に元請がチューチュー吸っちゃってるみたいな取引をしてるなら、
さすがにそれは当事者の間で是正してくれんかって国としてはなるんじゃねーかと思うわけです。
※※※
インボイス反対っていう人たちぜんぜん正しいとは思えないけど、ぶっちゃけなるべく税金払いたくないので頭が悪くなったふりをして無茶なゴネ方をするというのもひとつの形であるから、それはそれでいいとは思う。勝てるなら。そういう意味では、なんか勢いがあるみたいにある程度見せてるところを「すごい」とは思ってる。
でも、これって本質的に「消費税があるほうが嬉しい人たちのポジショントーク」であるし、納税者から見れば「自分が取られる税金が一部抜かれている話」であるし、国から見たら「これから増税していきたいけど、消費税率に比例して大きくなる問題が温存されてしまっているからできるだけ早く潰さなければいけない」であるわけだから、なんか勝てる要素があると思えないんすよね。普通の人たちはどう思ってるんですかね。
チンパンジーって正直で、やりたいように生きてる
同じ霊長類なのに
猿で何が悪い
猿だよ私は
猿になってサルサ踊りたい
猿楽町に住むよーー
そろそろ仕事に戻らなきゃ
はい株式会社エンジン類経理課増田です。はい、ただいま猿課長は外出しております。
おさるのジョージは人気者なのでいません。
64のドンキーがいいですか?
そうなんです、猿キャラって少ないんです。
ブルーオーシャンですよね?
おさるのもんきちとか、アラジンのアブーとか、それくらいなんですよ。
知りませんよね?
はてチンです!あまり響きが良くないですよね。
はてパンでどうですか!!
ちいかわみたいな感じで。可愛いけど本当は怖いというか、健気というか。
それが私です!!
お願いしますよ!
かわいい猿って難しいんですよ
でもけなげさが欲しい!
今の時代は!!
ピンキーの猿とかどうですか?懐かしい?
でもあれは可愛すぎる
え、バザールでござーる?なんですかそれ?
まあなんでもいいんです!
はてパンになりたいよー!
私は新卒で入社した企業をたった2年で辞めてアカデミアの世界に戻ってしまった。
共感してもらえるとは思わないが、なんとなく聞いて欲しくて書いてみている。
分野は特定されたくないのでぼかす。
入社した理由は周りの多くが修士を出て大企業に就職してたから、お金もらって研究続けられるならそれでいいかと深く考えずに入社した。
元々研究が好きで就活時もR&D一本で就活していたので、結果的に見れば理想通りの進路だった。
最初の研修を経て研究職として地方の研究所に配属され、近くの寮(一人部屋)で一人暮らしを始めた。
しかし入社して半年程度で、自分の仕事に全く楽しみを見出せなくなってしまった。
まず研究について。
これは企業なので仕方がないのだが、入社時に希望していた研究テーマ(仮にAとする)と大きく異なる分野に関わることになった。
Aは就活当時に海外で研究が盛んになっている分野で、産業的に日本にも入ってくるかどうかというタイミングだった。
事実、私が入社したタイミングでその研究も立ち上がったのだが、残念ながら自分はメンバーではなかった。
正直、誰よりも興味があったし先行研究もそれなりに知っている自負があった。
勿論、新しい研究の立ち上げに加えて新卒の教育なんて大変なのはわかる。
ただ自分にとって真横でAの研究が行われるのを傍観し、全く異なる別のテーマに情熱を注ぐというのは正直かなり無理があった。
上司と話す機会もあったし私がその分野に強く興味があることは知っているはずだが、どうもその上司の育成方針からして私は何年経ってもその分野に関わることはないだろう事を悟った。
また入社時にはコロナが流行しており、半年たっても会ったことのない部署の先輩がいる程度に希薄な人間関係が出来上がった。
元々研究所はその特殊性からか人員移動がほとんど起きず、10年単位で同じ課にいる人がいる程度にはクローズドなコミュニティだった。
普段なら人付き合いは得意な方なのだが、その閉鎖性とマスク越しで想像し難い同僚の表情に勝手に畏怖してしまい、必要以上に気を遣う付き合い方を始めてしまった。
気づけば半年も経つ頃には人付き合いに対して過度に気を遣って自滅してしまい、人付き合いに楽しみを見出すことが出来なくなってしまった。
家と会社を往復して酒飲んで寝るだけの生活に終止してしまい、家族や友人にも会えずなんのために会社で働いているのか分からなくなってしまった。
また、自分の周りの方々を見ていると自分のキャリアがこの先どのように進んでいくか、人生が概ね見えてしまった気がした。
新卒で年収が400万、3-5年ごとに100-150万ずつ上がって、40代でもし課長になれば1000万超えるとか、そんな感じの年功序列が色濃く残る給与テーブル。
研究員は10年とか努めたら突然の辞令で研究員ではなくなり、別部署の主任になるのが大半みたいな。
大体三十歳前後に結婚して、近くに家をローンで買って、子供育てながらずっと勤め上げるみたいな。
恐らく多くの人から見たら幸せな人生なんだと思う。勘違いして欲しくないのは、私はそれを全く否定していない。
それでも自分には魅力的に映らなかった。
日本では取っても食えない足の裏の米粒とか言われているが、それでも私は研究に携わる上でいつかは博士号を取得したいと思っていた。
入社当時は社会人博士等も考えたのだが、会社としては肯定的ではなかった。
研究所にも関わらず職場では実務には必要ないという考えが主流で、事実博士号を持っている方々もそれに見合った待遇は全くなかった。
むしろ時間と金をかけているのにほぼ年功序列のため、同年代の同僚と加えて損しているような状況であった。
もちろん全ての会社がそうではないと思うが、私は博士号を良しとしない日本の風潮と会社に大変に失望した。
また別の理由として、人生で一度は海外で生活してみたいという強い思いがあった。
元々いつかは海外駐在をと思って会社を選んだが、入社してから研究員として駐在するというポジションはなく経理や営業がほとんどであることも知った。
それどころか会社で研究員を続けたら海外に行く機会はなくなり、10年も腰を据えればある日突然の辞令で研究員ですら無くなってしまうのだと理解した。
私はいつか研究から離れるにしても、少なくともその引き際については上司の裁量や社内政治の巻き添えではなく、自分の意思で決めたいと思った。
入社半年で上記のような数々のギャップを抱いた結果、海外で博士号を取るという決断に至った訳である。
どうやら博士号や欧米では十分に評価されるらしいとか、海外の大学院は授業料無料で生活費までくれると聞いたのが大きな理由だ。
よくも知らないのに受験して海外に来ているなんて、今思えばかなり無謀なことをしているように自分でも思う。
また研究の世界はどこまでいっても英語が公用語であるため、基礎的な学問を母国語で習得した上でなら英語で研究を遂行する能力も必要だろうと考えた。
幸い職場はホワイトだったので、勉強する時間は存分に確保できた。
主に米国の大学院に絞ったため、一年目の秋頃からそれに合わせて準備を始めた。
大学院留学には主にTOEFLかIELTSが使用されるため、私はIELTSを選択してオーバーオール7.0まで取得した。
GREとはGraduation Record Examの略で、米国の大学院を受験する際に要求されるスコアだ。
ただ近年では研究能力と関連がないという意見も多く、廃止される大学も増えてきている。
こちらも半年程度で目標としていた点数(Verbal 150, M170, AW4.0) に達した。
2年目の秋頃から書類を揃えて本格的に海外の大学院のPh.D.プログラム(日本でいう博士後期課程)に応募を始め、三校から合格をもらった。
自分のレベルに見合う中堅の州立大学をメインに受けたのでIvyのようなトップスクールではなかったが、それでも合格が来た時は本当に嬉しかった。
合格した中には修士時代に少し交流のあった先生からの誘いが含まれていて、これ幸いとそこを進学先に決定した。
反応は様々だった。
新卒で2年しか勤めてないのに辞めるのかとかなり叱責してくる上司もいて辟易したりもしたが、実際会社から見たらただの不良債権なので仕方ない。
そもそも会社辞めて海外に留学なんて叩き上げの管理職からしたら当てつけのように感じたかもしれないから、分かり合えないのは仕方ないと割り切った。
管理職ではない方々は割と優しくて、割と前向きに送り出していただくことが出来た。
大変に良い人が多かったので、コロナ禍でなければもっと良い交流を持つことも出来たのかなと少し残念に思った。
アメリカでの博士課程生活は大変に気に入っていて、現状は概ね満足している。
一度社会人を経験してみて履修する講義はどれも面白いし、大学生時代よりも自分に存分に投資できる時間を嬉しく思っている。
ただ給料が出るとはいえ大学院生なので、収入の面では下がってしまった。
現在の給与は年間で大体$25,000くらい、日本円だと350万円くらいかと思う。この額は多分アメリカの州立大学の大学院生の平均的な給与だと思う。
そもそも好きに勉強して研究するだけでお金が貰えるので、自分にとっては天国である。
自分としてはむしろ授業と研究だけで350万貰えるのに、フルタイムで苦労して働いて400万しか貰えなかった日本の大企業やばない?と若干思うところもある。
まあしかしアメリカの田舎なので物価は安めだが、日本の時と比べると生活費は上がってるので前より余裕はない。
大学院としては年間$30,000(約400万円)の学費免除を経済支援の一部としているので、それを踏まえると待遇は上がったかと納得している。
アメリカでは博士卒が民間に就職した場合、自分の分野では平均$80kから100kは貰えるそうなので、給与の面ではJTC時代を大きく上回る算段となっている。
周りをみても外国籍が特に問題なく就職しているので、日本の博士卒の就職難というような問題はこちらでは無縁のようだ。景気さえ悪くならなければ大丈夫だろうと思う。
幸いビザ問題はとある理由でクリアできる目処があるため、卒業と現地就職を目指して今後も研究に励むつもりだ。
海外生活も日々新鮮に感じることが多く、自分にとっても成長を感じる機会が多くて楽しく過ごせている。
生魚や焼き鳥が恋しいが、日本食材自体は売ってるので思ったより食事が辛いということもない。
元々人付き合いは好きだが、上下関係や気遣いは得意ではないので大分ストレスに感じていたように思う。
年功序列は自分には向いていない制度であったし、自分の意志を介在せずに自分の処遇が決まっていく組織というものにに耐えられない性分でもあった。
それでも日本の大企業に入社してみた経験自体は確かに生きていて、培ったマナーであったり規律等は学生上がりが多くカオスなアメリカの大学院生活でも大変に役立っている。
自分は別にアメリカを礼賛しているわけではないが、少なくとも私のような青二歳の外国人にも挑戦すれば機会が与えられて、能力があれば高い給与が貰える可能性があるのだとすれば、これは私にとってのアメリカンドリームに違いないだろうと思う。ドリームというほど上振れてもないけれども。
同じようなことで悩む若者がいたら、少しでも参考になれば嬉しい。
というわけで、両替等のお金○十万をまず作ったら、残りの現金が売上金のはずなのだが、残金がどう見てもデータ上の売上額よりも少なかった。けれども、両替機に入れとくお金の金額は不変なので、そういう結果になったら仕方ないので、本部に報告の上、集計表の備考欄に不足金が発生した旨を書き、△不足金を含めて計算して、それも記入する。そして残金のみを送金とする手順だった。
ところが、癖つよ先輩は全く納得してくれないのだ。
「それは絶対おかしいよ! だいたい、両替機に何でそんなにお札いっぱい入れとくわけ? どう考えても無駄でしょ。コインランドリーで100円を千円に両替するなんてあり得ないの、わかるよね!?」
あまりにも堂々と大声で言ってくるので、こっちが間違えたことをしたような気がしてきてしまう。だがここで大人しく言い負かされたら絶対に悪い結果になることだけはわかる。なので、
「すみません、マニュアルを確認します。そしてちょっと考えさせてください」
と私は言って、マニュアルを熟読した。だがやっぱり、どう考えても両替等用のお金は○十万円と不変であり、両替目的でもない限り触っちゃいけないのは確かなのだ。自分の認識のどこが間違っているかというより、癖つよ先輩にどう説明責任したら理解してくれるのかと考える時間がだった。
「やっぱり、売上が足りないから両替金で補填するのはダメだと思います」
「いや、絶対おかしい! それは絶対におかしいよ!! 本部に送るお金を減らせっていうの!? 売上はちゃんときちんと合わせて送金しなくちゃでしょ!!」
そういう訳で本部に電話して、事情を説明して指示を仰いだのだが、やはり私の認識は間違っておらず、両替金等○十万円を作って両替機に入れたら残金をそのまま売上金とし、本部に送金するということだった。
本部の社員さんと話しているうちに私もうっかり喪いかけていた正気を取り戻した。電話を切り、
「やはり○十万は絶対不変で、残金が売上金額に足らなくても○十万円のなかから補填するのは誤りです。残金をこのまま送金とします」
堂々と言い切ると、
「ごめんね。間違えてたのまた私だったね」
癖つよ先輩はさっきまでの剣幕が嘘のようにあっさり折れた。
このやり取りでわかったのは、癖つよ先輩は集計表に本当の現金額を書いていなかったことと、両替金等○十万円を確保するより先に送金用のお金を集計データ通りに作っていたということだった。
そうすると、何らかの原因で違算が発生するたびに両替機の中の現金が減っていく。常に○十万円で普遍のはずの両替金が、集計ごとに徐々に減っていくのだ。そうして何ヵ月も集計をし続けているうちに違算額が膨れあがっていった。それが、私が入社したのを機会に本部の経理担当者が当店にやってきて正しく集計業務を行ったために発覚したのだった。
というわけで、今回も結局消えたお金はどこへ行ったのか不明であるものの、両替等○十万円は死守というルールを守れば今後莫大な違算が発生することはないはず……毎回ちょっとお金が謎に消えるかもしれないけど……ということで、今回もこれでリセットということで、次回こそ間違わないように、と本部の社員から念を押された。
その後、本部の経理担当者から個別の聞き取り調査があり、私は癖つよ先輩とのやり取りから、癖つよ先輩がどこをどう間違いがちなのかを話した。つまり癖つよ先輩は、
・店内全部のお金から両替機の中にあるべきお金を引いて残ったのが売上金だということを理解していない。
・データ上の売上金のことを、何が何でも絶対に送金しなければならない金額だと思い込んでいる(不足がある場合そのぶん減るということを理解していない)。
・集計表の一番最後に記入するマスは「データ上の売上金」ではなく「送金額」であることを理解してない。
・経費で申請すべきことを使った額ではなく残金だと思い込んでいる。
・両替機の中にある売上金ではない「いっぱいのお札」を要らないものだと思っている。
経理担当者は、癖つよ先輩はわざと横領をしている訳ではないのかもしれないが、もう信じられないといい、来月からは癖つよ先輩を集計業務を始めお金に触る作業全てから外すと言った。
コインランドリーで働きはじめて3ヶ月ほど経ったが、もう1万年くらい働いているかのような面構えでいる。そんなに大変な仕事でもないので。
大変なところといったら、夏は意外と暑さがきついというところだろうか。特に当店は店の表が北を向いていて、勝手口が南にあるので、バックヤードに熱気が籠るし、勝手口を出てすぐのところにある浄化槽の掃除は、直射日光を浴びながらの作業なので、地味につらい。
あとは、お金の管理もしなければならない点は、人によっては辛いのかもしれない。私はコンビニのバイトも長くしているので、他人の金を預かっているという事に対する責任感が麻痺しちゃっていて、あまり苦に感じないのかもだけど。
私よりも半年と少し先に当ランドリーで働き始めた癖つよつよの先輩は、いまだに店のお金を管理するという重責に押し潰され僧で辛いらしいのだが、そのわりにはお金管理がへっぽこぴーで、集計作業をするととんでもない違算を出してしまう。責任感がぜんぜん仕事してない。
7月に、新人の私のために本部の経理担当者を呼んで集計研修が行われたが、その時はあり得んほど高額の違算が出てしまい、経理担当者が困惑・フリーズしたため、研修はまた後日に! という事になった。その日は経理担当者が当店の有り金全部を数え直し、計算し直し、それでも金額が合わなかった原因は解らなかった。しょうがないので、一旦ここでリセットする事になった。規定金額通りの両替・釣銭用のお金をまず両替機に入れて、残ったお金を売上金とし(データ上の売上金よりも数万円少なかった)、本部に送金する手筈を整えた。
8月の頭に、改めて集計研修が行われた。また来てくれた経理担当者がいうには、結局前回の集計で数万円もの違算が出た原因は解らず終いだったが、前回リセットしたし、前回からこの日までは両替機内の100円玉補充など、お金を動かすのを全面禁止していたので、違算は出ないはずとのことだった。実際、集計を行ってみると、現金とデータ上の売上等の金額はぴったり合っていた。よかった。
ただ、気になったのは、結局私たちは(というかほぼ私。癖つよ先輩は一切手を出さずに横で見てるだけだった)この時、経理担当者が一つ一つ教えてくれた通りにお金を数え、書類に記入しただけに過ぎなかったことだ。しかし、経理担当者によるレクチャーは店舗備え付けのマニュアルと一字一句違わないものだったから、いちいち教えてくれる人が着いていなくても、マニュアル通りに作業しさえすれば、失敗することはほとんどないはずではあった。
それから約十日後、私の出勤日が集計日と重なったので、私は初めて一人で集計業務にあたった。マニュアル片手に作業を一つ一つ確認しながら行ったので時間はかかったが、両替・釣銭用のお金を取り分けて両替機に仕舞うと、残ったお金の額はデータ上の売上額とぴったり一致した。
そのまた十日後、今度は癖つよ先輩が集計を担当したのだが、今回は前回と違い、集計日と集計日の間に問題が発生していた。というのも、両替機の中にストックされている100円玉が予想を遥かに上回るスピードで消費されてしまい、次の集計日の直前に100円玉が尽き果てそうになったのだ。
100円玉が切れそうになった場合、応急措置として、洗濯機・乾燥機のコインボックスから100円玉を引き上げて数を記録の上、両替機に補充するということになっている。つまり、売上金の一部を使って両替用のお金を補填するということだ。だが、これは単にお金の在処が移動しただけのことで、店内のお金の総額は当然この作業で増減することはない。
この作業は私が行い、各洗濯機・乾燥機の売上金から両替機に移した金額をメモ用紙に書き出し、そのメモを写真にとって店のグループLINEに投稿の上、バックヤードの壁の所定の位置に貼っておいた。集計業務担当者は、集計の時に回収した売上金と、私の書いたメモの金額を足して書類に記入しなければならないということ。そんなに難しい作業でもない。売上データ上の金額と一致すればOKなのだから。
そして、癖つよ先輩の集計当番になった。癖つよ先輩がグループLINEに流した集計表を見たが、現金額と私のメモに書いてある金額を足した額とデータ上の金額は完全に一致していた。
ただちょっと気になったのは、集計表の端っこに送金する現金の枚数と合計額を1万円札~1円玉まで種類ごとに書き込む欄があるのだが、それが全く記入されていなかったことだ。実はこの欄は別に記入しなくても問題ないのだが、記入する際に改めて現金を数えることでダブルチェックの役目を果たすことになり、送金額を間違えるのを防ぐことが出来るのだ。よく計算を間違える癖つよ先輩にこそ使って欲しい欄だった。
そんな一部の空白が気になるものの、集計表の記入に誤りは一つもないし、売上金は間違いなく送金されたということで、めでたしめでたし……。
ところが次の集計日は合わなかったのだ!!
この日は9月最初の集計日、つまり棚卸しの日で、1ヶ月の集計日のなかで一番大切な日だった。一人でやって間違いが起きるといけないので、今月からは二人がかりで行うことになっていた。
作業は分担して行い……ていうか、私が出勤した時にはすでに出勤時間よりだいぶ早く出勤していた癖つよ先輩がすでに作業を始めていた……、癖つよ先輩が各機のコインボックスから売上金を回収し、私が回収金を数えて集計表に記入し、合計額を計算した。
回収金とデータ上の売上金は完全に一致した。今回は集計日と集計日の間に両替用の100玉を売上金から作る作業もなかったので、楽勝のはずだった。だが、私がマニュアル通りにまず店の両替機の中に常備している両替用の○十万を作ったときだった。
「これで両替機のホッパーの中の100円玉と経費を含めて○十万円になります。この金額は常に不変なので、両替目的以外では触っていけないことになっています。送金と混ざらないように両替袋に入れときますね」
「ないじゃん! 明らかにないじゃん!売上が、どう見ても表の数字に足りてないじゃん!」
はあ。書き疲れてきたので、続きはあとで書こー。
インボイスで困ってるのは消費者から直接支払いされることがない声優とかの小規模事業者なんだよ。
そういう人にお金払ってる企業はだいたい「消費税込の金額で」と言って消費税見込んでないギャラしか払ってないくせに、税務署には「この人にギャラと一緒に消費税払ってあるんで、その分はその人から受け取ってください!キリッ」って納めるべき消費税から引いてたんだよ。
それを突然「インボイス登録業者への支払い分しか消費税差し引き対象にしません〜!嫌なら登録業者にしか仕事頼むんじゃねぇ〜!」って国が言い出したんだよ。
そういう中間企業が、「これまでは税金ちょろまかせてたけど、インボイス登録してくれないとそれが出来ないから、登録してる人に仕事回すね~!」ってし始めるんだよ。
インボイス登録すれば、もともと払わなくてよかった消費税10%を納めなきゃいけなくなるし、仕事出してた側は「もともと税込だったし」という言い分でギャラもあげてくれない。
インボイス登録しないと、仕事がもらえなくなる、ギャラを下げられるリスクがある。
いずれにしても雀の涙の売上が減る方向にしか向かない。個人事業主なんてだいたい自分で経理作業もしてるので、経理の手間だけ増えて売上は減る最悪な道しかない。
さらには別に消費税ちょろまかすつもりもない一般企業にとっても、いちいちインボイス登録有無確認して適合請求書を発行して…と、手間ばかり増える。
読むと頭が良くなると言ったが、まぁそんなのはどうでも良くて、おもしろい漫画列挙してみたよ。
脅迫ファクス事件で男2人を逮捕 送信30万件超 「恒心教」を自称:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/ASR8Q6TZCR88UTIL011.html
苦情メール・電話・ファクス計1000本、「ふるさと納税の寄付打ち切る」…村議長傷害事件 : 読売新聞 https://www.yomiuri.co.jp/national/20230623-OYT1T50061/#:~:text=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%82%B9
企業の受発注や経理の業務からファクスの山をなくす――。消費税のインボイス制度導入が企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める好機と捉える官民の動きも活発になってきました。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA03B2R0T00C23A8000000/#:~:text=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%82%B9
町長は町として中間貯蔵施設の建設に向けた調査を受け入れる考えを表明しました。 町は午前11時前に中国電力にファックスで調査受け入れを回答したということです。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230818/k10014166331000.html
新聞メディアが「ファクス」と書くのは語源が「ファクシミリ」だから「ッ」は入れるべきではないって考えなのかな? カタカナ語の書き方で大手紙が判断分かれずにNHKだけが孤立してる言葉って珍しいのでは?
転職して1ヶ月
フルリモート・給与やや増でラッキーと思ってたけどなかなかハズレだった
・前任者がお子さんの病気で急に長期休職、引き継ぎ0(勤怠打刻の方法すら3回くらいリマインドしてやっと教えてもらえた)
・上とは別で経験豊富なスタッフが辞めたらしく、納期遅延、ミス、クレームが大量発生
・フルリモートなのに上司はチャットのレスも電話の応対も激遅で業務進まず
・業務に必要なデータ閲覧の権限を付与されておらず、要求しても認められるまでにめちゃくちゃ時間がかかることが多く業務進まず
・情報共有の仕組みがないのでブラックボックス化してる部分が多数存在
・業務に必要なサービスが料金未納により使用不可になり、業務ストップ(単に経理のミスらしいけど全然復旧されない)
自分が頑張って職場を良くできればと思ってたけど、至る所に埋まってる地雷、タスクを振るだけ振って作業のための権限付与すらロクにしない上司、ギリギリになって炎上している案件に突っ込まれて客からのクレーム祭り
等々が嫌になってきた。まだ1ヶ月だけど
高校で懇切丁寧に教わった数学もろくにできるようにならなかった人たちが、離散数学を勉強してコーディングに活かせるわけがない。
学習能力が低い人(といっても普通の人)は、陳腐化しやすい場当たり的なことしか勉強できないの。
Flashで書いたアプリはもうまったく動かないし、その頃に覚えたブラウザごとの挙動の違いなんてもうどうでもいい。
クライアントとサーバの役割分担に対する考え方だって、もう役に立たない。
それは他の職種でも一緒?
違うよ。
たとえば経理で、IFRSでも役に立つような会計学は、誰でも勉強して理解できるわけじゃない。
だけど、商業高校で教わる程度の簿記の知識が、10年20年程度では陳腐化しない。
定量化して比較するのは困難だけど、普通に接点があれば、ICTの知識が劣化する速度と程度が段違いなのは誰でもわかる。
わからないっつーなら、関係ないところで関係ない仕事をしていればいいんだよ。
余計なことに首を突っ込むな。
勉強できない人は他の仕事やれって言ってるけど、こいつら無意識に他の職業の人は勉強してないと見下してるんやろうな。
本当に視野が狭いと思う。
コイツラはプログラミングやらなんやらの知識を身につけることしか勉強と考えてない (あえて技術とは言わない)。
英語や資格の勉強はもちろん勉強だし、経理であれば会計分野の法律改正、医療であれば新しい治療•診断•薬剤、接客業やコールセンターであれば新商品の知識。
企画やマーケティングであればここ数年サブスクビジネスの書籍読んでる人も多いだろうし、自己啓発で本読んでるのだってそれも勉強。
そして新しい機器、システム、オペレーションなんかはどんな職種でもある。
こういうのはさ、ITエンジニアが「我々は勉強してるんだ!」なんて主張する以前に他の職種では呼吸するくらい自然にやってるんですわ。
【追記】
こんなもん自慢するに決まってんだろ。
反応見ても称賛7割、お追従2割って感じだしマジで笑い止まらんわ。
人は肩書きとスクールカーストに弱いのね。このパワーアップした肩書を存分に利用して生きていきますわ。
自分の例だけど、
「資格は一つもないっす!でも元気っす!マジうるさいっすけどキャラなんで勘弁してください!w」
1年生のときに遊ぶためだけに通って半年間で辞めた芸人養成所のエピソードを1から50に盛って話し、
結局、10社くらい面接受けたところで内定した売上数千億の専門商社に入った。
外回りは既存取引先のメーカーを回り続けて世間話するのみで、定期的に案件もらって、会社戻ったら事務仕事ぶん投げて、
先輩と仕事と関係ない話を面白おかしく駄弁りながら夜8時くらいになったら退勤して、
そのまま先輩や上司や同期と飲みいったり、大学時代の仲間と合コンしたりそんなことばっかりしてた。
そろそろ転居を伴う転勤があってもおかしくないって年齢になった頃、付き合ってた彼女から
「絶対に東京通勤圏から動きたくないし、遠距離するつもりもないからそうなったら別れる」
と突き放されて仕方なく、「経理採用で東京本社の大手でもいくか」と適当に簿記の勉強始めて1年半後に2級取って、
あとで知ったけど、経理未経験×簿記2級でこういう転職活動するのはあまりに世間知らずで無謀だったらしい。
でも面接でペラペラ適当に喋って押しまくったら普通に受かった。
なんだこれ。
俺なんも身についてないぞ。
高校3年生の頃の自分に全く同じワークを課しても今の自分と同じくらいに働くはずだぞ。
少なくとも、貰っている年収相応のスキルなんぞ俺には間違いなくないし、年収相応の成果だって会社に与えていない。
仕事を辛いと思ったことないし、仕事について深刻に悩んだことない。
社会人になってからもサークル活動の延長線程度に面白おかしく適当に生きていけるよう、キャラをアピールしたり、先輩や上司と仲良くなったりして、要するに依怙贔屓してもらってるの。
帰社してからの仕事は、3年目になったくらいからは、超真面目で賢い後輩に9割くらい肩代わりしてもらってる。
基幹システムの使い方なんぞ実は知らんし、やや複雑な案件になるとスキームも決裁ルートも全く理解できてないし、
ていうか新卒からずーっとやってきていた基本的な仕事ですら、この書類がなんのために必要なのかとか、その仕事の大枠の流れはどういう感じなのかとか、悪いけど15%くらいしか理解できてないし知らない。
それでも、年齢考えたら日本人のサラリーマンの上位5%くらいの給料を転職後は貰える。
周りの人間と仲良くできる、図々しい、芸人ノリってだけでこの身分が手に入った。
特に『高専→大学3年次編入→大学院進学→メーカー入社』みたいな、
早いうちに将来設計して、目的や夢から逆算して何を学ぶか決めて進路選択して、しかも人生の大半の時間を勉強かスキルアップに費やしてきたような人からしたら、マジで文系学部卒の人生って意味不明なんだろうな。
ましてや、俺みたいにクソ適当に生きてきたくせにもっと上のステージに君臨してる人間とか怪奇現象なんだろうな。
他ならぬ俺も自分自身の人生を省みて日本ちょっとおかしくねえか?とは結構本気で思ってる。
もしかして身長って現代上流階級の世界行くうえで超大事だったりする?
自分は188cmあるからもしかしたらこの要素デカかったのか?と結構本気で考えたりしてる。
【追記】
しっかりしてて1年目で窓際50代のおっさんを即効で超えちゃうような後輩には結構恨まれてました。
本当に全部仕事ぶん投げていたので。
出身大学は最近スキャンダルになって一時これ以上ないのではというほど評判が落ちたあそこです。(【追記】早慶って決めつけてる人まあまあいて俺の過大評価され力すげえなと思った。ニッコマです)