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2021-05-04

初心会興亡記 -かの大帝国は如何にして一夜で滅んだか-

ちょっとゲーム歴史をかじったことがある人なら聞いたことがあるだろう言葉初心会』。

とにかくこの言葉へのイメージは最悪だ。「真っ黒組織」「ゲームヤクザ」「歴史の闇」「悪の秘密結社」etcetc。

そんな初心会だが、はたしてどれだけの人が正確に初心会とはなんなのか、どのような悪どいことをしてきたのか、そして最後はどういうふうに消えていったかを語ることができるだろうか? おそらく、ほとんどいないのではないだろうか。

この初心会について、私が調べたことをゲーム流通歴史を絡めてまとめて書き出すぞ。これで君も初心会マスターだ! ちょっと長いけど勘弁な!


まずは初心会のものについての解説だ。

もともとの任天堂花札屋であり、そこからトランプおもちゃを売り出したことは知っているかな? 創業明治時代だ。

1960年代前半の任天堂問屋を通じてテリトリー別に小売店団体で集め、トランプかるたの特売セールの景品といった形で温泉招待旅行などを行ったりしていた。そうした中、「ダイヤ会」という親睦会が問屋内で自然発生する。このときあくまローカルな親睦団体という形でしかなかった。

1973年2月光線銃といったヒット商品が出始めたのをきっかけに、このダイヤ会を全国規模のきちんとした親睦会の形にしようとして生まれたのが初心会だ。ファミコンが生まれるずっと前だ。そしてファミコンはこの初心会に参加している問屋(59社加盟、その中でゲームに力を注いでいたのは30社ほどだったそうだ)を通じてのみ、流通させようとした。これには理由がある。

ファミコンゲームROMカセットだ。ROMカセットCDと違って作るのが大変だ。発売日の三ヶ月前にはどれくらいつくるか数字を決めなきゃならない。一本つくるのに1000円以上かかる。もちろん任天堂は自前の工場を持っているわけではないから、他社の工場お金を払って作ってもらうわけだな。(ドラゴンクエストシリーズ京セラがつくっていたらしい)

つくってもらったゲームソフトを売る。売れればいい。残ったらどうするか? ROMカセットはとにかく廃棄しづらい。体積があるから倉庫在庫としては大変だ。処分するにも金がかかる。そのため在庫なしの売り切りスタイルであることが求められた。第一、このとき任天堂に「日本全国どこでどれほど、どのファミコンゲームが売れるか」という予測を立てる能力はまったくなかった。

それゆえ当時の任天堂社長山内初心会の力を借りることにした。ファミコンゲームソフトは全量初心会への返品なし買い切り制在庫は持たず、追加の注文が重なってきたら再販というスタイルだ。ファミコン専売権を与えるかわりに返品は勘弁してくれということだ。初心会は全国にその配下二次問屋があるので、彼らを通じて全国の小売店ファミコンを売りだした。ちなみに当初の初心会参加問屋意見としては「こんなもの絶対に売れない」だったそうだ。

ややこしいのがこの後、ファミコンの登場に衝撃を受けたハドソンナムコサードパーティとして参加することだ。当時の任天堂サードパーティが現れることを予測していなかった。というか、まさか他社がファミコンソフトを作れるとは思っていなかった。そのためサードパーティ参加用の契約書をあわてて作る羽目になったという。(このときアメリカにてアタリサードパーティであるアクティビジョン販売差し止めで訴えていたが、後に和解し、サードパーティ合法化された経緯があるため、そもそもサードパーティを認めない、という選択肢はなかったものと思われる)

このときナムコ簡単だった。ナムコは自前でROMカセットを作ることができたからだ。アーケードの雄はハードウェアを扱う力に長けていた。ナムコに対しては自社生産を認め、1本100円のロイヤリティを収めてくれれば問題ないという契約を交わした。

ハドソン問題だった。ハドソン能力こそずば抜けていたが、なにぶん会社の規模が小さかった。とても自前でROMカセットは作ることができず、任天堂に頼ることになった。

任天堂からしたらさら想定外事態だ。どうやればスマートサードパーティ用のソフト流通させることができるのか。任天堂リスクを負うことなく、かつゲーム市場が適正に伸びていくための方法模索する必要があった。

最終的な仕様は、まずサードパーティは一括して任天堂製造委託費を払う。その中からロイヤリティを差っ引き、任天堂工場ROM発注する。作る数は任天堂サードパーティ初心会の3つで相談して決める。初心会サードパーティ任天堂委託したROMを全数買取、支払いする。これで決まった。

もちろんこれが全てではない。年末クリスマス商戦を狙って多数のソフトメーカーソフトを投入してくるので、思ったような数が生産できないので任天堂が拒絶する場合もある。初心会の見込み以上に売れると意気込んだサードパーティが、自前で在庫を抱えてリピートを狙う場合もあった。ROMカセットは作るのにとにかく時間がかかるからリピート発注が来てもそのとき在庫がなければ応えられるのは早くて三ヶ月後だ(半導体在庫事情によっては半年待たされることもあったらしい)。そうなればすでに需要中古で落ち着いてしまう。そういう理由初心会の注文数よりも多くつくるメーカーもあった。そのままリピート注文が来ず在庫になった? その場合は大特価二次出荷するしかない。君はかつてゲーム屋でファミコングラディウスが新品980円で売られているところを見たことはないか? あれはつまり、そういうことだ。

この中で任天堂非難する流れがあった。サードパーティソフトを出すにあたり、任天堂はなんのリスクもなくロイヤリティ徴収していると。しかしこれはそもそもファミコンという当たるかどうかわからないプラットフォームを立て、リスクを負った会社が得るリターンとしてはむしろ当然ではないだろうか。不満があるならセガのように自社プラットフォームを出せばいい。ナムコも自社プラットフォーム計画していたらしいが、結局世に出ることはなかった。



ファミコン時代流通はこういうことで決まった。このあたりの動きでは初心会があまり悪の組織っぽくなくて意外かもしれない。こんな証言がある。スクウェア創設者鈴木尚2003年岡山大学にてインタビューを受けたとき発言である


初心会っていう問屋集団が、ある時期は全くファイナンス役割果たしてくれてたわけですよ。あまりに量が大きくなると「すみませんお金ないんですよぉ」って言うと手形をくれるわけです。その手形担保銀行からお金を借りるわけです。実質的には、ある日突然ファミコンブーム終焉しない限りは、返ってくるだろうという。

この時期はスクウェアファミコンに参入したての頃を指す。任天堂ROM製造委託費を前払いで求めてくるので、どこかが銀行の代行をしなければならない。そこで初心会が(正確にはその中の一つの問屋だろうが)その役割果たしていたということだ。

スクウェアはこの後ファイナルファンタジーで有数のRPGメーカーとして名を馳せることになるが、実は完全覚醒するまでにはもう少し時間がかかった。初代ファイナルファンタジーの初回出荷数は40万本で、これが最終的には80万本まで伸びる。次回作ファイナルファンタジー2にて70万本超えの実績を得たが、実はこれ、途中でかなり問屋内で在庫が残って大変だったという。しかファイナルファンタジー3では初のミリオン超え(最終的には140万本)を果たす。それに伴い過去作も売れるようになって、リピードがかかったというわけだ。このあたり初心会はうまくスクウェアバックアップに動いているように見える。


そう見えるのは、それはスクウェアが一流メーカー入りを果たしたからだった。ファミコン末期の他のメーカーはどうだったか? 1990年8月晴海にて「ファミリーコンピュータゲームボーイ展示会」「スーパーファミコン発表会」が行われた。年末発売のソフト中心に初心会小売店に対して各ゲームメーカー披露する展示会だ。この展示会自体1988年からやっている。

しか1990年ではついに「受注ゼロ」のソフトが出始めたのだ。しかも一つや2つではなく、この展示会で並んだソフト(約100タイトル)のうち、3割が受注ゼロだった。この時点でファミコン市場は売れるソフトと、そうではないソフトの差が尋常ではなく離れていた。

この場合メーカーには2つの道がある。一つは発売中止。もう一つは「任天堂には最低限の発注を行い、初心会には最大限の営業活動を続ける」というもの。もちろん初心会に対して売る気を見せるために大規模な広告活動をやれば発注はくるかもしれないが、その分当然損益分岐点はどんどん高くなる。もっと有効なのは卸値自体を下げてしまうことかもしれない。

そうしてギリギリの攻防が続けられなんとか出荷したゲームはどうなるだろうか? 端的にいうと、人気ソフトの添え物として扱われた。初心会問屋二次問屋小売店へ向けて1本の人気ソフトに対してこういった不人気ゲームや、在庫売れ残りゲーム抱合せで売りつけた。このときのレートによって「1対3」「1対4」などという言葉が生まれた。(場合によっては1対8なんてのもあったらしい)

さらにはバッタ屋ルートなるもの存在した。問屋の不良在庫を捨て値で買取独自ルート小売店に売る。このとき小売店ゲーム屋とは限らない。スーパーディスカウントストアリサイクルショップと様々だ。なかには「お楽しみ袋問屋」なるものもでてきて、中身が見えないファミコンソフトの詰め合わせが一山いくら世界だったそうだ。こういった不人気ソフトワゴンセールをとてもよく賑わしてくれた。

ちなみに抱合せ販売違法なので、公正取引委員会による排除勧告初心会問屋に入ったことがある。ドラゴンクエスト4の頃だ。そのためかわりに「新作ドラゴンクエストの受注を行います。なおドラゴンクエストの他にあの大人ソフト郡(大人気とは言っていない)のリピート販売を行いますので、ぜひ同時注文してくださいね」なんて手法が取られた。




これらの状況を任天堂は当然良く思っていなかった。もともと任天堂アタリショックを目の当たりにして、「クズソフトの氾濫は市場を殺す」と認識していた。そのため、サードパーティには本数制限をかけた。が、サードパーティ自体が増えれば意味がなかった。子供向けのおもちゃであるために表現規制を敷いたが、クオリティチェックはまだこの時行われていなかった。どんどん増えるソフト初心会流通在庫市場を殺す材料になりえた。どこもが不良在庫を減らそうとやっきになって価格ディスカウントしてしまえば、プレイヤー適正価格ゲームソフトを買おう、という意欲が損なわれる恐れがある。


そこで任天堂はこの状況を打破すべくスーパーマリオクラブという組織を立ち上げる。一般モニタープレイヤー2000人超を使い、彼らに発売前のゲームを二時間実際にプレイしてもらい、どこがどう面白いのか、つまらなかったのかを評価をする。評価は項目ごとに点数付けされ、集計されたデータ問屋小売店に送られる。このデータ雑誌ファミリーコンピュータマガジンなどにも送られ掲載されていたので、知っている人は多いんじゃないかな。そしてこのスーパーマリオクラブソフト売上の予測も立てるようになった。意外なことにこの素人集団予測が的中した。後年はマリオクラブ参加者自身が慣れてきてしまい、その予測が外れるようになってしまったが。余談だがマリオクラブはこの後正式任天堂品質管理部門となった。さらにその後分社化が行われ、マリオクラブ株式会社となった。

任天堂としてはスーパーファミコンを機に一度市場リセットしようと試みた。品質管理に売上予測、あまりに多くなりすぎた流通在庫。今ではピンとこない話だが、当時のゲームメーカーは「いったいどれほどのゲームが実際にプレイヤーの手に渡っているのか、どれほど流通在庫が眠っているのか」を把握する方法ほとんどなかった。商売相手小売店プレイヤーではなく、あくま初心会からこんなことになったわけだ。

当時の任天堂社長山内はこう語っている。「どれほどのソフトが売れるか、我々にはわかりようがない。流通プロに任せるしかない」。これは初心会オンリー流通自己弁護した言葉と思われた。しかしこの言葉には「流通プロでもわからないのなら、任せる意味がない」ということを含んでいる。この言葉の本当の意味はこの後判明する。


そうして新たなスタートをきったスーパーファミコン市場だったが、これは結論からいうと、なんら変わらなかった。むしろますますカオスになっていった。このあたりからいよいよ初心会初心会らしい悪行が目立ち出す。厳密にいうとこの美味しい市場に目をつけた業者が、なんとか流通に入り込もうとし、初心会の中の一部(ここはもしかしたら一部ではないかもしれない)が彼らと手を組んだ結果なのだが。

スーパーファミコン本体がほしい場合アクトレイザーとの抱合せで(違法? 知りません)。しかスーパーファミコン自体の掛け率は98%。場合によっては小売超え。別売りケーブルスーパーファミコンAVケーブル別売りだった)を売るほうが利益がでる状況だ。

・80万本の出荷実績があるサッカーゲームの第二弾が登場したとき初心会とある問屋一社が初回出荷数50万のうち25万を買い占めた。この25万は発売日に大量には卸さず、自前で在庫として抱え、市場在庫が枯渇して小売店二次問屋が注文してくるのに対し、他のクズソフトとの抱き合わせ違法? 知らない子ですね)で売りさばいた。

とある問屋メーカーに対して「うちは来週から社員旅行にでかけるんで、申し訳ないのですけど一週間早くソフトを卸してくれませんか?」と要望があった。それに応じて一週間早くソフトを送ると、なんとそのまま発売日よりも一週間早く小売店ソフトが並んでいた。社員旅行なんてそもそも嘘だった。

メーカーに対してゲームソフトを大量に仕入れることを約束する見返りとして、その担当者個人の口座にリベートを送るように要求した。

問屋勝手に掛け率を決めて発注書をメーカーに送りつけた

(続く)

https://anond.hatelabo.jp/20210504185958

2021-04-04

スアーファセとイパッド買おうかと思うんだけどロイドもいいんだよな

イパッドはペンシレ別売りだと思うんだけど違ったっけ?メモリエマックだっけ?

あのススドじゃないメモリ

あーメモリじゃなくてストレゲかな

しっかしさいきんはべんりだよなーウィフィが使い放題で

ドックかわなきゃあなあ

いいよなーアップレ

こないだSEGAってなんて読むのお前ってきかれたんだけどさ

サービスゲームズの略称に決まってんだろボケって答えといた

2021-03-28

ドレッシング別売り文化

滅びろ。嫌がらせ以外の何物でもない。

別売りドレッシングが目に入らず、うっかり買い忘れた時の地獄よ。

2021-03-19

4STEPが今だにゴリゴリ現役で学校で使われてて驚いた

15年ほど前に受験経験し、最近パート講師として塾で教え始めた。高校生の生徒がこれが分からないと持ってきたのがあの数学問題集4STEPだ。

先に断っておくと、4STEPは決して悪い問題集というわけではない。ただ解説があまりにも「無」であり不親切なので、初学者に全く向いていないのである。例えば証明問題なのに、巻末の解答ページには「解答略」とだけ書かれているといった具合だ。

基礎は反復が大事だというが、4STEP解説がこのように「無」であるので自分で解答解説を探す作業に追われる。別売り解説専用冊子(これも解説としてはやはり不親切)もあるにはあるが、学校許可がないと買うことすら禁じられ手に入らないという始末である意味わからん。こんなことをしているから多くの生徒が数学を嫌いになり、諦めてしまう。

こんなものを初学者=高校数学を習ったばかりの高校生にやるよう指示するなど、15年前でとっくに終わったと思っていた。ところがまだゴリゴリの現役で本当にビックリした。うちの県だけかと思いきや、どうやら全国的にも(自称進学校で使われているようでさらに驚く。なぜこんな悲しい歴史が繰り返されるのか……

2021-03-15

anond:20210314201542

結局本体プラスチックケースの工場を置き換えることができないのがネックなんだろう

今の工場捨てれるなら、紙パックで使い捨て(ノズルだけ付け替える)とかにもできるんじゃねーのと思ってる

プラよりは環境に優しく、詰替えより衛生的

本体と詰替えがノズルの有無だけなら共通化もできるだろう


そもそも環境うんぬんがポースでなく本気ならケース別売りまでいくだろう

小売側でセットにして割引で結果はおなじになる可能性はあるけど

2021-03-04

自分ハンバーグをつくって焼いたんだけど、どうもうまくできない

食べるときに中からじゅわーっと肉汁が出てくるみたいなハンバーグにしたいのに、フライパンで焼いてるとき肉汁が出切ってしま

パサパサ感が半端ないので仕方なく大根おろしをのせてポン酢をかけておろしハンバーグにして食べた

肉汁だけ別売りとかしてないのかな

2021-01-22

anond:20210122165801

袋麺を買う人は、具を手作りする前提なので、

インスタントの具を別売りしてくれたらいい気がする。

2020-12-30

anond:20201230110607

技術の停滞や国際競争力心配するなら新技術世界各国が主流にしようとしてるEVに反対してガソリンにしがみつく人の方を心配した方がいい

あと中国規格化しようとしてるしすでに本体電池別売りしてるメーカーもある

https://news.yahoo.co.jp/articles/de97003195662a2783ec43d8dd5168afc1c18384

2020-12-26

電熱ベストを買った。

暖かさは使い捨ての貼るカイロくらい。腰と背中がじんわり温かい、という程度。

5000mAh のモバイルバッテリーが数時間で無くなる。仕事で1日着ているのに上記サイズバッテリーを2つ消費する。

電熱ベストだけで6000円、バッテリー別売りのものを購入した。平均的な価格バッテリー込み5000〜6000円くらいだと思うので気持ちお高め。けど日本製安心感

充電の手間、予備バッテリー費用、重いバッテリーを持ち歩く負担などを考えると、安い使い捨てカイロの方がまだまだ便利だなと感じた。

貼るカイロなら50個、60個入りで1000円しない。1日3枚毎日使ったとして1ヶ月90個、3ヶ月で270個。一冬で4500円ほど。

電熱ベストは次のシーズンも使えるとは思うが、こういう製品耐久性はあまり高くない気もするし。

カイロとの比較はさておき、あたたかくて身動きしやすいので寒い季節の行動力を支えてくれる気はする。

2020-12-18

[] #90-7「惚れ腫れひれほろ」

≪ 前

こうして俺たちは、兄貴バイトであるレンタルビデオ店へとやってきた。

「冷やかしなら帰れ」

兄貴は開口一番これだ。

職場に身内が進入してきたわけだから、あっちからすれば邪魔なのは分かるけれど。

「どうしても冷やかしたいなら、そうだな……さすがに俺も“消え失せろ”とまでは言わん。ただ、無口な透明人間でいてくれればいい」

「客に対して随分な態度じゃん。今の俺たちは一応お客様なんだぜ」

「客ってのは金を払う人間のことを言うんだよ」

俺たちがビデオを借りに来たわけじゃないことはお見通しらしい。

そして、その時点で俺たちへの扱いは確定しているってわけだ。

「ここはサービスってことでさ、ちょっと話そうよ」

外国チップ文化があるのはな、サービス別売りからなんだよ。場末ビデオ店で働く時給980円の店員に、基本無料サービスなんて期待するな」

取り付く島もない。

しかし、ここでビデオ屋の店長が助け舟を出してくれた。

「そう邪険にしてやるな。ちょっと早いけど休憩時間やるよ」

そう言って、颯爽と立ち去る店長

その後ろ姿を、兄貴は恨めしそうに見つめていた。

「休憩時間が増えてよかったね」

休み時間が増えても、学校にいる時間は減ってないのと同じだ」

…………

俺たちは休憩所にて、これまでの経緯を簡単に伝えた。

「……それ、俺がどうこうすべきことなのか? お前達の仲が修復されるかどうかは、そっちの問題だぞ」

兄貴の指摘は至極当然だろう。

とはいえ、こっちとしても色々と考えた結果なんだ。

仲介とかして欲しいわけじゃないよ。ただ俺たちの知らないドッペルについて、知ってることがあるなら聞きたいんだ」

「ドッペルについて俺が知っていて、お前らが知らないことねえ……」

兄貴は眉間のしわを伸ばしながら、十数秒ほど考える素振りをしている。

それは記憶を漁っているというよりは、言葉選びに迷っているようだった。

「お前らは、俺の口から聞きたいのか?」

そうして選ばれた言葉は、とても含みのあるものだった。

心なしか、さっき門前払いしようとしてきた時より棘があるように感じる。

「え、そんなにヤバい話なの?」

「いや、それほどでもないが。あくまで俺の見解からな。ドッペルがどう思うか……」

兄貴が言うべきかどうか迷っている理由が分かった。

まり俺たちが現状知らないことがあるならば、それはドッペルが知らなくていい(または知って欲しくない)と判断しているからじゃないか

それを第三者が話すのは、かえって問題をややこしくするのではと危惧しているんだろう。

いま兄貴は、俺たちに話す価値があるか値踏みしているんだ。

次 ≫

2020-12-11

anond:20201211145242

冒頭の会話、前後関係から切り取られているためややこしくてイライラする。

自分理解する用にメモしてみる。

「なぜ前作の完全版を出さずに、続編の方を先に出すんだい?前作は開発が違うからハードに出さないという独占契約でも結んでるのかい?」

 

 

「それはね、前作の完全版は無印と違って続編に繋がらないパラレルワールドからだよ」

ゲームの話なんだろうな。

この「前作」てのと「続編」の他に、「無印」ってやつが出てくる。

ややこしいか勝手名前つけよ。

 

 

前作or無印:

ますクエスト

アーリーアクセス版なのか、完全版が出ない事を不思議がられている。

 

 

完全版:

増田クエスト

ますクエストに「何か」が追加されて、完全版として別売りされる。…予定?この辺りわからん

 

 

続編:

ますクエスト2】

ますクエストとは開発元が異なる続編。

 

 

質問者は「無印が補完される前に、その先のストーリーが語られるであろう続編が出ることを」疑問に感じている。(のか?)

●回答した人は、その理由として「完全版の補完要素は、無印→続編をプレイするにあたってストーリー的に問題がないため、そのような発売順になったのだ」と主張している。

 

 

うん。

よし。

たぶんこれ論点ズレてない。

回答者が若干言葉足らずかとは思うが、特筆するほどじゃない…と自分は思う。

2020-11-06

あのヘルメットを被りたかった

そこにはテレビで見たことがある、かっこいいヘルメットが置いてあった。

私は思わず手にとって、そのキラキラした装飾の細部や目元を隠す黒いツヤツヤのゴーグルに見惚れた。

子供向けの、戦隊ヒーローなりきりヘルメット。今思い出してもなんの特撮ヒーローだったかはわからない。

それでも当時、遊びに行った名前も思い出せない男の子の家で見つけたそのヘルメットに、私は一目惚れしていた。

それを被ってみようとした時、冷水のような声をかけられた。

「それは男の子が遊ぶものからダメ!」

持ち主の男の子が、ヘルメットを私の手から取り返す。

それから、二度と触らせてはもらえなかった。



小学校中学年のころ。ミニ四駆がかっこよくて好きだった。

当時テレビにかじりついて見ていたレッツアンドゴーというアニメに出てくるミニ四駆は、どれも魅力的でかっこよかったのだ。

頼み込んで買ってもらった一台のミニ四駆

完成させて眺めているだけでは飽き足らず、私は母と買い物に行くたび、ミニ四駆別売りパーツをせがんだ。

改造すればどんどん速くなる。アニメの作中で出てきたモーターは絶対に欲しがったし、コーナーを曲がるために必要ベアリングも買ってもらったし、ダウンフォースを発生させるためのパーツも揃えた。

私には年の離れた兄と姉がおり、末っ子として多分かなり甘やかされて育ってきた。

なにか欲しい物があれば、買い物に行くたび必ず一つは高価でなければ買ってもらえた。

他より少し高いウルトラダッシュモーターは特によく憶えている。手に入れた嬉しさでずっと手の中で眺め回していた。

他とは明らかに雰囲気の異なる、速さを強調するUltradashという金色の印字に心躍った。

そうやってコツコツ集めたパーツや工具はお菓子の空き箱に収まらなくて、これもアニメで見たようなミニ四駆用のかっこいいレーサーズボックスをねだって、買ってもらった。多分、クリスマス誕生日ときだ。

ミニ四駆をパーツや工具とともに持ち運べるアイテムを手に入れてしまったのだ。

そして次に興味がでてきたのがミニ四駆大会だった。

アニメでは少年たちがみずからチューンした自慢のミニ四駆を複雑かつ巨大なコースで走らせている。

アニメほどではないにしろ現実でも地方大会や某テレビチャンピオンなんかで何レーンもある長いコースが用意され、それらで競い合うことができる。

大会では独特な格好をしたタミヤのお兄さんが実況でレースを盛り上げてくれる。

とても、かっこいい。

でも、私は一度も大会に出たことはなかった。

家で、レーサーズボックスを開けて、ミニ四駆モーターを交換したり、専用の充電池を充電したり、ボディに穴を開けて軽量化に勤しんだりしていた。

女の子がいないから。

ミニ四駆大会で、紹介している映像写真を見て、私は気づいた。女の子がいなかった。

しかしたら写っていないところで何人かいたのかもしれない。

でも、小規模な大会だとしても数十人は集まるあの場所で、女の子ミニ四駆を手にレースを楽しんでいる姿を、私は見つけられなかった。

ミニ四駆は圧倒的に男の子の遊びで、男の子が触るおもちゃ

いつだか、父が「女の子が(そんなもの振り回して)恥ずかしいでしょ」と刀のおもちゃで遊ぶ私に苦言を呈した。

今思えば、狭い家の中で棒状のものを振り回すな、危ないという意図で注意していたのだとわかる。

実際、家の中で暴れまわってガラスの戸棚を割ったりしたことがあった。私はそこそこ家庭内ゴリラだった。

それなのに、私は女の子大会に出るのが恥ずかしかった。

周りは男の子しかいないのに、ミニ四駆を持って出かけていくのが。

なんで女の子ミニ四駆で遊んでるの?と言われるのが、想像するだけで実際にそう言われたわけでもないのに、怖かった。

それでもミニ四駆を走らせたい願望が高じて、ダンボール紙で部屋の中にミニ四駆コース手作りした。

もちろん、正規コースと違ってガタガタで粗雑な道。

ミニ四駆コースアウトしまくった。

複雑なものが作れないから、ただのO字コースなのに最初カーブを曲がれる確率が四分の一くらいだった。

激しく宙を舞うミニ四駆

私はアニメ必殺技と重ねて「マグナムトルネード!」と家の中で叫んだ。コースに復帰したことは一度もない。

母は男の子っぽいおもちゃを欲しがることに、特に反対しなかった。

いつも男の子っぽい趣味のものを売り場から持ってくる私に「これがいいの?」と不思議そうな様子で、それでも嫌な顔せず買ってくれた。

多分、年の離れた末っ子からワガママもよく聞いてもらえたんだと思う。

年の離れた兄の部屋は私にとって魅力的なもので溢れていた。

少年漫画から青年向け漫画パソコンゲーム機、かっこいいロボットポスター

私は嫌がられながらも入り浸ることが多く、自然と『男の子っぽい』ものに傾倒していたんだと思う。

兄の部屋にはメガドライブがあったから、私は今でもどちらかと言うとソニー派よりセガ派だ。

同じく年の離れた姉の趣味にはあまり興味がわかなかった。自分の中でワクワクする要素が薄かったのだ。

父はたまに冗談交じりで「まーた男の子みたいなおもちゃ買ってもらって」と言った。



成人してから平成仮面ライダーに触れた。

現夫と付き合っていた頃に、彼の方が仮面ライダーにそこそこ詳しく、新しく始まるライダー見てみよっか、と軽いノリで一緒に観始めたのがきっかけだ。

お互いオタクなので、色々と見る作品シェアしがちである

逆に言えば、そのきっかけがなければずっと敬遠していたかもしれない。私の中で特撮モノはなんとなく遠ざける傾向にあった。

そして観始めた。

もう、ドはまり

やっぱり変身して戦うヒーローはかっこいいな!!!という思いを強く、強くした。

大人の鑑賞にも耐えるビターな展開が多めだった仮面ライダー自分趣味とも合ったので、それからは毎年観られる限りは続けて視聴している。

大人の財力で手に入れたCSMベルトも我が家にある。

放送当時はなかなか手に入らなかったメダルも一式揃って同時発売の専用ホルダーに大事しまっている。

我が家にいる0歳児のイタズラする手の届かないところへ。

彼女がもう少し大きくなったら一緒に番組を観て、もし気に入ったのならベルトで一緒に遊ぼうと思っている。

プリキュアのほうが好きだと言うなら一緒に見るし、戦隊シリーズのほうが好みなら合体ロボット全部そろえて買ってくる。

どれにも興味がないならそれでもいい。

彼女の好きになったもの肯定していくつもりだ。



今思えば、あのヘルメット男の子にとって大事おもちゃだったんだろう。

自分大事もの勝手にいじくりまわされたら、それは怒る。私だって怒る。

当時の私はそんな配慮も知らない未就学児だった。それでも、その男の子の態度が今でも思い出せるくらい強烈な記憶として残った。

ヘルメットを取り上げられたことより、『男の子が遊ぶものから触っちゃいけなかった』ということに大いなる衝撃を受けたのだ。

男の子おもちゃ女の子が遊ぶのは恥ずかしいでしょ』

度々、周りの人から口にされた言葉鵜呑みにしていた過去自分

当時の『男の子っぽい』ものが好きで手に入れられなかった子どもたちと比べれば、私は恵まれていたんだろう。

それでも『男の子っぽい』おもちゃで遊ぶのは家の中だけ。男の子たちが楽しそうに遊んでいる『男の子っぽい』遊びには参加しない。

逆の場合しかりで、私は『女の子っぽい』遊びをする男の子バカにして、囃し立てたことがある。

自分と同じように傷ついてきた子に対して、同じ言葉で傷つける。なんて不毛で、馬鹿たことだったんだろうか。

ならいくらでも抵抗できる。大人から

恥ずかしい?

なんで、恥ずかしいの?

私たちは、恥ずかしいことをしているの?

「僕のものから触らないで」

そういう言い方じゃなかったことに、私は当時から続く男の子向け、女の子向けおもちゃ呪いのようなものを感じていた。

しかしたら親から言い聞かせられていたのかもしれない。おもちゃ屋で当然のように分けられる○○向け、の雰囲気でそう感じたのかもしれない。空気感暗黙の了解普通は。だって

そんな悪意のない制限物心つく前から課している世の中が窮屈だなと思っていたところに、バンダイクリスマスカタログについての記事を見た。

ライダー好きの女の子、プリキュア好きの男の子にも。2020バンダイクリスマスカタログが変わった件 - プリキュアの数字ブログ

2020年にして、ようやく、あのよくわからない呪いが解かれ始めている。

私は少し泣いてしまった。

自分は間に合わなかったけど、子供にあらゆる選択肢を与えられる親でいたいと思う。

2020-10-03

パスタ高い

パスタソースがどんどん値上がりするせいで限界メシするにも最安値結構張るよな??SBたらこすら周りのスーパーは2食158円、麺が7束198円だから一食で100円超えてカップ麺のが安いんですが………。

うどん蕎麦そうめん系はつゆが濃縮還元買えば誤差くらいしかしないから5束185円、袋麺は具無しでも食べれるから5食198円、どっちも50円しないはず。

なんでパスタだけこんなするんだろう?毎回別売りソースなんてかけてるからかな?ケチャップとか麺つゆとかかけて啜ればいいんだろうか

2020-08-19

anond:20200819122709

ドレッシング別売りタイプばっかり買っててごめんなさい。

袋に入ったキャベツの千切りにごまドレッシングかけるの旨いです。

2020-07-26

anond:20200723212750

という訳で、「なぜ赤字問題」の対処方法には

1)保険点数を上げる(ゼロから付与するも含む)

2)補助金を投入する

(3)なにもしない)

があるわけですが、なかなか難しい面があります


感染症病棟で、医療用のマスクガウン手袋、消毒液が必要です。

マスクガウン、購入価格が1000☆円だとしましょう。使えば使うほど病院支出は増えます

病院赤字圧力です。なるべく使用枚数を減らすためか、新型コロナウィルス病棟で8時間連続勤務のあいだ、一つの医療マスクを使っているという報道がありました。

これらを保険償還の対象にして、1枚使ったら2000円の収入が発生するようにしたらどうなるでしょうか。

汚染エリアから出たら使い捨てにして、次に入るときに新品にする。安全ですね。

しかし、これを行うと、儲けのために大量消費するインセンティブが発生します。

マスク手袋ガウンの枯渇を早めることになります。 マスクガウン足りなかったですよね?

一部のマスクは増産が追いつきましたからまだましですが、ガウン手袋など今後どうなるかわかりません。

しかも、日本国内での取り合いだけならともかく、アメリカが買い占めに入るわけです。

そうすると、今度は上記の前提の購入価格☆が1000円から5000円になるかもしれません。


マスクガウン使用量が天井知らずに増えていかないのは、病院経営者良識とか遠慮だけではありません。

新型コロナウィルス感染患者をみたら、やった処置に応じていくら払いますよ、というサービス料が決まっているからです。

同じ収入なら、使うコストが安い方がいいですよね。

500円でしか売れない決まりとんかつ定食漬物食べ放題無しはもちろん、割りばし・味噌汁ソース別売りにしたいくらい。

なぜ強制500円/食の赤字とんかつで店がなりたっていたかというと、牛かつ5000円の分の黒字があったから。

ところがコロナブタ仕入れ価格が上がり、同時に牛かつを売ることもできなくなった・・・

とんかつ定食を1000円で売ってもいいよ、というのまでは決まったようですが、まだとんかつ定食一人前売るたびに1000円の赤字が発生している。



なぜ店がとんかつを揚げ続けるのか。

ここまでくるとわかりません。 意地でしょうか? 好きでやってるのか。

遅かれ早かれとんかつをやめるしかないような気がします。

2020-05-14

[] #85-1「幻の10話」

“激動の時代”という文言は、さしずめボジョレー・ヌーボーのようなものだ。

ティーンエイジャーの俺や、その時代に実感の伴わない人間にとっては「10年に1度の出来」という評価ほど空虚ものはない。

だけどワインを飲める人にとって、やはりそれは確かな変化なのだろう。

フィレオフィッシュにはチーズが乗っている。

ヨーグルト付属していたフロストシュガーは別売りになった。

オレオ時代うねりと共に何かが変わり続けているらしい。

もちろん変わったのは食べ物だけじゃないけれど。


例えば、俺の父親が勤めているアニメ制作会社

早口言葉みたいな会社名がついているため、内外共に「ハテアニ」って略称で呼ばれている。

そんなハテアニもまた、激動の時代が訪れようとしていた。

「それでは第○○回、『チキチキ! ヴァリオリ制作委員会』の会議を始めます

総務である父の宣言と同時に、その会議は厳かに開かれた。

モグモグ

クチャクチャ

談合室に集まったスタッフたちは、拍手の代わりに咀嚼音で応える。

昼時だったので、会議は昼食と平行して行われていたんだ。

「ああ、もう! カレーの粉が溶けてない!」

そうボヤくのはプロデューサーのフォンさん。

やや神経症の嫌いがあり、この日はカップカレーうどんに苦悩していた。

ロボットAI企業を席巻しているのが当たり前の時代に、いつになったらカップカレーうどんは進歩するんだ!」

「まるでこのスタジオみたい~ってか」

「確かに未だ人材資本ですが、ハテアニだって進歩はしてますよ。労働待遇一般企業並みに良くなったでしょう」

「そこは誇るところじゃないだろ。カップ麺に虫が入ってないことを自慢する企業がどこにいる」

フォンさんに茶々を入れたのはシューゴさん。

ハテアニの看板作品である『ヴァリアブルオリジナル』、通称“ヴァリオリ”の総監督を務めている。

シューゴさんは、また同じメーカーランチボックスですか。それ好きですねえ」

「好きじゃねーよ。量も少ないし、味も好みじゃない」

「じゃあ、なんでそればっかりなんです」

使い捨ての容器と箸が付いているからだ」

シューゴさんはアニメ制作以外に労力を使いたがらない。

食事満足度二の次で、“食べるのが楽かどうか”が基準である

彼にとっては絵コンテを描きこむことよりも、洗う食器を一つ増やす方が遥かに負担なんだ。

「では食事をしながらいいので聞いてください。三回目となるヴァリオリの完全版制作について……」

から見ると緊張感に欠ける光景だが、ハテアニで働く者達からすれば日常茶飯である

何度もやっている会議で、内容の想像がつくので昼食の合間で十分なんだ。

この日のスタッフたちも、そのつもりで高をくくっていた。

しかし父から告げられた言葉によって、場の空気は一変する。

「今回は特典の一つとして……第2シーズン“幻の10話”を追加しようかと」

シューゴさんとフォンさんの箸が止まった。

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2020-04-08

anond:20200408180937

いきなりお店で買ってもどうせ石は別売りだしな

ただ持ち込み石NGブランドも多いからそういうところのが欲しい相手には使えないな

2020-03-17

anond:20200317154739

ピザ生地自作すると美味しくなくなるんだよなあ。

店の味には劣るけど~、ではなく美味しくない。

別売り生地はどのスーパー行ってもイタリア料理店ピザのそればかりで、宅配ピザ代用となるものが全く売ってないのも痛い。

2020-01-27

【おくやみ】取っ手のとれるT-falの取っ手さん(0)

半年前ぐらいにセットで買ったT-falの取っ手がボタンを押しても開かなくなった

それまで使ってた取っ手のとれない鍋類は捨てちゃったから非常に困った

取っ手だけで別売りしてるのはせめてもの救いだけど、焦げ付くようになる前に取っ手が死ぬとか想像もしてなかったよ…

2020-01-04

本当にいた困った人たち〈実名編〉続き

anond:20200103211231

 ◎自尊心が低い

 ・自分の話ばかりする。「俺は企画の立て方で悩んだことないから教えようがないな~」「俺はこうしてディレクターの座を手に入れた」「俺があとディレクションできるゲームは○本くらいかな」など、何でも自分に結びつけて説教をする。自分尊敬されてないと感じており、それが不満だったらしい。自慢話なんかする奴は尊敬されないということがわからないらしい。

 ・器が小さいという言葉がぴったりで、それがディレクターという管理職に見合わないため、他人こき下ろすことで必死自尊心を保とうとしているという印象だった。

 ・「~じゃね?」「~なんだわ」という言い方をよくしたので、この言い方が嫌いになった。

●赤司

 ・「ここで君が企画仕事をしてたと言わないで欲しい。うちの恥だから」……自分退職させず、企画課題を受けさせるための発言無能から辞めろということならよくあるだろうが、無能から辞めるな、とは。同じ理由から正反対結論を導くとはすごい屁理屈だ。そもそも部署解散が決まっているので恥になり得ないのだが、それを無視している。また相手を相当貶める発言で、人格を疑う。

 ・「後藤会社入ったときから俺と同じかそれ以上ゲームに詳しかった。君はその足元にも及ばない」……非常に返答に困った。というのも赤司はゲーム制作中に専門的な発言を一度もしておらず、明らかに一般人レベルだったからだ。なのにゲームに詳しいと思い込んでいる上司に何と言えばいいのだろう。また映像制作中にも一般人に言えることしか言わなかった。クリエイター自称しているようだが、誰でもできる仕事を人脈で得ているだけだろう。

 ・社員に対し、未発表の案件について社外で口にするなという通達を出したのだが、自分自身が他社の人のいる場で未発表の案件タイトルを口にした。上司の適格に欠ける奴だった。

 ・単細胞という言葉が合う人物。例えば自分鬼ごっこモチーフとしたゲームについて話すと、「『カクレンボ』というアニメは見たか?」と聞いてくる。しか鬼ごっこと隠れんぼはルールが違う。赤司の頭の中では「鬼ごっこ」と聞いた途端に「そういえば最近『カクレンボ』というアニメを観たぞ」と思い浮かび、短絡的に結びつけるらしい。複雑な思考ができない者は、物事単純化してわかった気分になる。しかも後日『カクレンボ』を観たら、隠れんぼと関係すらなかった。

 ・平林氏の言うARM向けコンテンツなるものに赤司も賛同していたのだが、もちろん実現していない。後日、赤司がアルゼ退職してから顔を合わせたが、そのことにはまったく触れない。

厚顔無恥

 2人はさんざんこちらを無能呼ばわりしておきながら、自分退職するとなると厚顔なことに「仕事があるかもしれないか名刺をくれ」と言ってきた。罵倒相手のためだと思い込んでいるのだ。

 悔しいことに、自分名刺を渡してしまった。退職寸前とはいえ会社の中では上司圧力に逆らいづらいこと、他の社員の手前、事を荒立てたくないという気持ちが働いた。

精神傷害

 結局会社を辞めてこの2人と別れた後、週に数回はこの2人による罵声誹謗中傷フラッシュバックし、激しい怒りに襲われるという状態半年か1年くらい続いた。

 この苦痛身体的な傷に置き換えれば、半年か1年の間、週に数回は痛む傷を与えられたのと同じことだ。それだけの傷を与えれば当然、傷害罪になる。

 しか精神的な傷は目に見えないから軽視されがちだ。それをいいことにこの2人のようなパワハラ上司は部下に肉体的な暴力は働かず、精神的な攻撃執拗に与えてくる。

青山敏之

 CGディレクター

 この人は倫理がかなり欠如しており、違法コピー著作権侵害を平気で行っている。

違法コピー

 昔、LightWave3Dという3DCGソフト広告塔みたいなことをやっており、LightWave販売元ともつき合いのある人なのだが、LightWave違法コピーを使っていた。

 自宅のレンダリングサーバーLightWaveがどれも違法コピーネットワークレンダリングを使えばLightWaveが1本で済むと自分が言うと、めんどくさいとかなんとか言い訳をしていた。

 LightWaveにはFprimeという別売りプラグインがあり、仕事必要になったか自分が買ったと言うと「クラック版があったのに」と発言

 Fprimeはウォーリーという海外の人の作ったプラグインで、ウォーリー氏は昔来日したとき青山氏の作品を見て青山氏の元を訪れ、プレゼントを渡しているのだ青山氏が自分ブログに書いていた)。そうまでしてくれた人のソフト違法コピーを使うという気が知れない。

 これらの件について自分がおそるおそる「自分ソフト違法コピーを使ったことはないです」と言うと、「自分もないよ! でもレンダリングサーバーの分まで買うと大変だから使ってるんだよ」と破綻した答えが返ってきた。

著作権侵害

 端的に書くと、二次創作エロ同人を作って儲けている。

 ↓これが青山氏のエロ同人

 https://www.dlsite.com/maniax/circle/profile/=/maker_id/RG13685.html


 環境光を青色にしてる辺りとか、見る人が見ればわかると思う。

 「To LOVEる」の作者のキャラ勝手に使ってお金を稼いでいるわけで、立派な権利侵害本来なら儲けのいくらかを作者に渡さないといけない。

 もちろん著作権侵害親告罪だった最近変わったらしいが)ので、こういうことは多くの人がやっており、罪には問われていない。だが原作に対する愛がなく、ただ生活費を稼ぐために借用するという行為はまさに窃盗行為であり、倫理的に許されるものではない。

 何より、過去インタビュー創作について散々偉そうなことを言ってた青山氏がこんな卑怯なことをしているのが噴飯ものだ。他人キャラ勝手に使うのが創作なのだろうか。

■指示の出し方

 仕事をしていると、指示の出し方が上手い人と下手な人は半々くらいに感じる。

 青山氏は、自分ディレクションをする仕事についてはかなり上手い方だった。しかし、上にクライアントがいて仲立ちする立場になると適当になった。クライアントの指示を把握せず、指示を右から左に流すだけ。自分指示書の通りに作ったのに、指示書の内容に反する修正指示を出してくる。

 神風動画という指示を出すのがド下手なクライアントがいて、ふにゃふにゃした適当な線の設定画を出してくる。なのにこちらが提出したモデルに対し、ここが違う! と修正指示を出してくる。その度に線が変わり、何を言っているのかさっぱりわからない。線の向こう側にある指示者の意思を読み取れ、と精神論でも言っているようだった。

 このとき青山氏は「自分には神風が何を言いたいのかわかる。イラストを描けない人にはわからいかもね……」と挑発的で失礼な台詞を吐いた。青山氏もイラストを描けない筈だが、センスは描ける人と同等だと思い込んでいるらしい。

 その後「この設定画はふにゃふにゃで、例えば左右の手足で線の形が違うことに気づいているのか?」と青山氏を通じて神風に指摘したら、神風はすいませんと謝った。両者ともあんなに偉そうに修正指示を出していたのに、そんなわかりやすい間違いにすら気づいていなかった。呆れてしまう。しか青山氏は「悪いのは神風だ」とばかりに謝らず、あの失礼な発言撤回しない。

 神風動画といえば、2ちゃんねるメールアドレス流出事件社長差別的書き込みをしていたことが明らかになったが、白を切って謝罪していない。

 にもかかわらず、その後も変わらず仕事を続けている。神風動画と一緒に仕事をするということは、差別発言容認するということで、モラルよりもお金を優先するということだ。青山氏も神風仕事を続けているから同罪だ。

適当約束を守らない・こちらの意見を聞かない

 青山氏は仕事の連絡にはちゃんと返信するが、プライベートになると適当だった。自分からした約束を平気で忘れる。

 仕事の連絡は適当にすると自分収入に響くが、プライベートなことは忘れても自分に何の不利益もないということだろう。利己的。

 仕事上で、作業効率が悪かったり、クライアントの指示の出し方が悪すぎたりすることがあり、何度か改善を依頼した。そういうときは面と拒否せず、「考えておく」とか「クライアントも悪いことは認識しているだろう」などと保留したり推測で処理する。だが結局、一度も改善されたことはなかった。

 受け流すばかりで、こちらの意見をまともに聞こうとしていなかった。

 メール口論になったとき相手問題点を指摘したら「気持ちが一緒でないとやっていけない。その気はあるのか?」というようなことを言われた。今後一緒にやっていくために相手問題点を直して欲しくて言ってるのだが、そんなこともわからないらしい。

 そもそもフリーランスというのは簡単に切れる関係だ。会社雇用保障されているからある程度の団結が要求されるわけで、雇用保障もせずに団結だけ要求するとは都合が良すぎる。

 その後、青山からメールが途絶えた。そして数ヶ月後に「メールが途絶えてすまない。仕事があるんだができるか?」とメールが来た。放っておくと、翌日に「メールは届いてるか?」と催促が来た。自分は数ヶ月メールを返さなかったくせに、相手には1日で返信を要求する男! 地球自分を中心に回っていると思っているらしい。

■低報酬

 青山氏のところの仕事報酬は月30万円だった。フリーランスで30万円というのは会社員だと20万円相当、新入社員レベルだ。

 3Dの背景を1つ2万円で作れといわれたのもここ。簡単ものでも1つ2~7日はかかる。4日で作るとしたら1日5000円。まともに生活できる額ではない。

 フリーランス会社員では報酬計算が違うことを知っているのか? と尋ねたところ、話をそらして答えなかった。つくづくまともに対話する気がないのだろう。

 もっとも、別のところでやったアニメ仕事は月30万円以下だったがアニメ業界は異常だ)

夫人上から目線

 青山夫人自分より一回り年下なのだが、なぜか自分のことを初対面から「○○君」と呼ぶ。自分夫人を「さん」づけで呼んでいるのにだ。親しみを込めているつもりなのかもしれないが、青山氏と親しい取り引き相手男性を君づけでは呼ばない。この違いは何なのか。昔、遠藤周作がこんなことを書いていた。

会社上司が部下を自宅に招く。部下が帰った後、妻を叱る。「お前の彼に対する態度は、まるで部下に接するもののようだった。彼は俺の部下であって、お前の部下ではない」

 妻は、夫の権力自分権力のように勘違いしてしまうという話だ。専業主婦として家の中にこもっていると社会から孤立していると感じ、夫を通じて社会に影響を及ぼしたいという欲求が生まれるのだろう。権力の間借りとでもいおうか。

 また、当然この夫人違法コピー著作権侵害などすべて了承している。似たもの同士が結婚するんだなと感心した。

倫理感の低さ

 他にも2人の倫理感の低さを示す話がある。

 一つは、壁の薄いアパート大音量ゲームをやっていた。迷惑行為をする人はやはり自己中なんだなと思った。

 もう一つは、夜中に車で田舎道を走っていたら犬か何かが飛び出してきてぶつかり、車が凹んだと言う。そして、その犬か何かはたぶん死んじゃった、と笑いながら言うのである。この2人、普段は猫などをかわいがっているのに、犬をひき殺したことは笑い話になるらしい。まともな倫理感の持ち主なら、その犬を探して夜間診療をしている動物病院に連れ込むものだ。

 動物を可愛がりたいときは可愛がり、可愛がりたくないときは見殺しにする。すべては自分欲求が行動の中心にある。自己中心的な人間とはこういうもののようだ。

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