はてなキーワード: 一目惚れとは
New JeansのCool With YouのMV見たよ〜
チョンホヨンにトニーレオンも出てなんてリッチなMV……(トニーレオンはノーギャラで出演してくれているらしいけど)
恋愛について歌う曲の場合、アイドルと異性の俳優での絡みがMV中に発生してやや界隈が燃えるの何千回とみてきたけどニュジはそこは完全に俳優陣に任せてニュジメンバーはそれを見守る天使たち、という構成流石だなと思った メンバー未成年だし…ね!
MV、プシュケとエロスが土台になっているストーリーらしい Twitterでだれかが言ってた へえー
人と人をくっつける仕事をしている人ならざるもの(チョンホヨン、トニーレオン)、男と女ばっかくっつけるのやや気になるんだけど… 男と男、女と女もくっつけてくれよ ていうかこの二元論の話もやめよう
なんかPartAみてて涙出てきちゃったんだけど、キューピッドさえ人に堕ちてもいいと思えるような相手に一目惚れして恋をするというのに、アロマンティックであるところの私はこんな楽しそうなことが一生わかんないままなのかもしれないと思うと悔しすぎる ていうかキューピッドのほうも仕事しろよ 私にも誰か目配せで恋に落ちれるようにしてくれよ 仕事をサボるな
どうでもいいけどFIFTY FIFTYのCupidの冒頭聴いてAro/Aceの曲かと思ったら全然違った 全然ちがいましたわ ガハハ
恋愛感情とかいうやつがイマイチわかんねえことについて劣等感はないし自分が異常とも思わない が、みんなが楽しそうにしてる輪に自分だけが入れないらしいことがさみしいし気に入らない 学校で流行ってるゲームを自分だけ持ってないときの気持ち
世間がめっちゃ楽しくて良いものだっていう恋愛感情を一回でいいから体験したくて、アプリやったりサークル入ったりして男も女もそれ以外も色んな人と会ったけどたとえいい感じになってもいい人だな〜以上に何の感情もわかない 特別にはならない なんか好きな人って特別らしいじゃん しらんけど これって私が夢見すぎ? ぬるっと始まるものなんですか?
楽しくないし相手に失礼だから早々に縁を切るか友達としてよろしくお願いします!に切り替えているけども、もう諦めたほうがいいのかな 無いものは無いのか
みんながやってるゲームを私も一緒にやりたいだけなんだよ〜
ただの愚痴
インディーゲームはリリース時に10%オフくらいで買えるしセールが来ても20~30%くらいなのであんまり気にしない
自分はインディーゲーム大好きおじさんなので特にセールとはかなり無縁
フルプライスとかAAAとか言われるゲームは割引率がかなり大きくなるからそういうゲーム買うのはいいよね(評価が高いゲームはなかなか下がらないが)
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昼間は海に潜って魚を獲って夜は寿司屋でわさび擦ったり飲み物注いだり大忙しで楽しい
セール直前に正式リリースで正直セールどころじゃない好きすぎて大事にクソ丁寧に遊んでる
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先駆者?にDome Keeperって同じようなゲームがあるんだけどそっちも面白いし良いんだけど
世界観的にWallWorldが好き
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ストラテジー☓ローグライト わかりやすいところで言うとスパロボだろうか?
流れは4機のロボでミッションをクリアしながら装備を集めてカスタムしていく感じ(少し難易度高め)
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GLaDOSかわいいよGLaDOS
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最後の忍道リスペクトらしいけどそっちのほうはやったことがないので動画を見た感じだけど
余談
身内のPAYDAYギャングたちもアップをはじめました
・アンカーV4
AGE好き。世間評価と一番乖離してると思っているがだいぶ好き。AGEの象徴はコイツだから。
・ブルーディスティニー1号機
GジェネF遊んだときに一目惚れして以来好きなんだけど原作遊ばずに小説と漫画しか知らないのいい加減どうにかしないとなあ。
・ダギ・イルス
キンケドゥが「アンナマリーさんから預かってたものだ」とザビーネに何かを渡すも、マジでザビーネは覚えてないって言う妄想して泣いちゃう。あんな男に気持ちを向けるのが間違いだったと思うな。
・ザクII改
俺の好きの原点かもしれん。
武力による戦争根絶、それこそがソレスタルビーイング、ガンダムがそれをなす、俺と共に、そうだ、俺が、俺達が、ガンダムだ! のところの刹那が好きすぎて泣くんだけど、そのままシーズン2を見直すと、その象徴たるエクシアがこんなになるまで戦い続けることにまた泣いちゃうんだなあ。
地球寮VSグラスレー回の一連のシーケンス大好きで、どこ切り取っても好きなんだけど、まあやっぱこの機体のとこかなあ。
ミオリネの作戦勝ちってとこ込みだから、チュチュ先輩どうのはあんまりない。
・ギラ・ドーガ[C]
ビルドファイターズトライのこと好きじゃないし、この回のことも大好きなクロスボーンガンダムの扱いがアレでぐぬぬってなるんだけど、実はこの時の二人は鋼鉄の七人が木星へ侵攻する時に一瞬だけ立ち寄った小惑星で暮らすネオジオン残党兵達の生まれ変わりという二次創作を書いて心を落ち着かせたので。
アストレイのどれが好きかは割と気分によるんだけど、今日はロウが「王道でない」という言葉を語るXアストレイが大好きな気分。
好きがわからんので、恋愛系ノベルゲームとかでたまにある「好きな人がいる」「話したことはない」という話の流れが理解できない
それってかっこいい/かわいいじゃだめなの?
見た目に惹かれてるだけなのに好きってわかるの!?恋愛って要するに見た目なの!?
と思ったりしていた
思えば、学生時代や20代の「好き」は「かっこいい」とか「気が合う」の延長でしかなかった。
30半ばになって、とある男性に出会い、一目惚れではないのだけど、雷に打たれたように「好き」になってしまった。
その代わり、その人に対する執着心もとても大きく、嫉妬などさまざまな葛藤が押し寄せた。
スムーズに交際に至れたらよかったのだけど、相性があまりよくないようで衝突も多かった。
その人の近くにいたい、離れたくないという気持ちが日増しに強くなった。
(互いに不倫ではないが)交際できない事情があり、気持ちを交わせずとてもとてもしんどかった。
そのおかげで自分の気持ちとしっかり向き合うことができ、精神的にも人間的にも別人レベルに成長できた。
自分の気持ちを無視して「他の人と結婚しよう」という打算も働かず、ひたすらその人を想い続けながら、その人の仕事をサポートする道を選んだ。
「好き」という気持ちが原動力になり、相手にも社会にも貢献できるようになった。
最初は執着心だけだったが、次第に、その人がどんな状況でも無条件に応援しようという「無償の愛」に近い状態にまでたどり着いた。
そうしてずっと私は生きていくのだろうと思っていたのだけど、その人が突然、病気でこの世を去ってしまった。
別れはあっけないものだ。
喪失感に打ちひしがれながらも、共通の友人や知り合いに支えてもらえたので、今はその「好き」という気持ちを前向きな力に変えていく方法を考えている。
しばらくして、そのとき支えてくれた共通の友人から猛アタックされ、押し切られる形で付き合うことになった。
だんだんと、その人が優しく頼りがいがある性格で、とても相性がいいことがわかり、その人にも愛情を感じるようになった。
以前の「激しい恋」のような衝動や情熱や執着心はないのだけど、「穏やかな愛」を感じられ、とても癒されている。
もちろん、その人の欠点も含めてすべてを受け入れられる、すべてが愛しいと感じる「好き」だ。
こんな「好き」もあるのだなあと思っている。
みなさんは京都・三条にあるノンバーバルシアター『ギア』をご存知でしょうか?
駅に貼ってあるギアのポスターを初めて見た時、「小さい箱のようなものだがこれは舞台なんだろうか?」が最初の印象でした。
特にどんな人が出ているか気になり、サイト内のキャストのページで最初にマイムを見た時「こんなかっこいい人が出ているんだ」と感じたと同時に「これは女性ファン多いだろうな、ハマる人はハマるだろうな」とどこか冷めていました。
他のジャンルの人も見て、特にジャグリングというジャンルを見た時に「各々が技を披露する、、、サーカス的な出し方なんだろうか。結構明るい感じ?」を思ったことを強く覚えている。
でも舞台好きだし観に行ってみるかと思い、2022年10月2日に行きました。
当時のキャストはマイム:松永さん、ダンス:達矢さん、ドール:游さん、マジシャン:新子さん、ジャグリング:宮田さん。
当日は舞台の世界観にここまで作り込まれているのかと驚きながらも少し戸惑いました。テレビで紹介されていた、劇団四季のCATSを思い出しました。やけにロボットの置物が多いなと思いました。
当時はちゃんとギア自体の説明もそうですがキャストさんの説明文とかもしっかり見ておらず、ただ舞台というだけで観に行っただけでしたので。
マジシャン、ドール以外何が出てくるかも覚えていないまま舞台に臨みました。
最初に赤い人が出てきた時にロボットの動きで出てきて、その後他の色の人が出てきた時は「あぁそういう感じで進めていくんだ。」と思いました。
あと黄色のロボットの人は最初ターミネーターみたいだなと思ったこと、今でも思い出します。
でも最初のリズミカルな作業のシーンで「かっこいい」と感じました。みんなサングラスでロボロイドぽい無表情でかっこよい。今でもこのシーンは好きです。
そこからしばらくしてドールが出てきて、黄色のロボットがダンスを始めた時に「え、めっちゃっかっこいい」と一目惚れをしました。もともとダンスの舞台が好きだったので、こんなかっこいいダンスをここで見れるなんて!という感想。また筋肉すっごいなこの人ととも思いました。
パントマイム、マジシャン、ジャグリング、ドールのダンスといったすごい技を見て惹かれました。特にジャグリングは幻想的でこれもまた好きなシーンではあります。
またマジシャンの人がトランプぶちまけてダンサーとジャグリングの人が拾ったり、だるまさんをやるなど面白さも相まって一気にハマりました。
1回目では強く印象に残ったことしか感想かけませんでしたが、2回目からは1回目で見た話の流れを思い出し、またキャストによる違いも楽しむことができました。特にジャグリングなんて人によって技どころか使う道具からして違いますしね!
そこから、観に行くためには今の給料では難しいからもっとお金が欲しい、あと土日休みがいい、と思うようになり転職をしました。無事に採用内定し、働いています!
ギアにハマってから推しができたり、推しに見られても恥ずかしくないよう減量したり、そして何より転職できたりと私の人生とてもいい方向に変わりました!感謝しかないのでもっと観に行って還元できるようにします。
現在30歳の男。
中高大院とずっと非モテだったが26になってから下記のことを始めた。
2年前に新卒で入ってきた女の子に一目惚れされたり、マッチングアプリも全く別のアプリかと思うくらいマッチするし、デートやご飯の誘いは彼氏持ちでも断られることはなくなったのでやって良かったと思う。50,60代くらいの男の上司からは整形をすこぶるいじられたり貶されたりすることもあるが
職場のビルに入っているパーソナルジムに行き、食事とトレーニングの指導をしてもらった。体脂肪率を16%から9.8%にして体重を約10kg落とした。
スーツ 青山の吊るしを裾や袖だけカット→Fabric Tokyo
私服 Instagramで知り合った年下大学生のコンサルタントに依頼
革靴 オーダーメイドで7cmヒールアップのシークレットシューズ
スニーカー コンサルのお兄さんに教えてもらったとあるブランドのスニーカーにシークレットインソール
特に何もしていない。同じネタの会話をしていても、面白くなくても話してる男の見てくれがよけりゃ女性は楽しくなる。帰りの交通費含めデート代は全額出してる。
私は小学校で一目惚れした妻に小学校でも中学でも高校でもアプローチし続けた。高校時代に「医者と結婚したいから医学部に受かったら付き合ってあげる」といわれ、猛勉強して私立だが地元の医学部に受かりようやく付き合えた。
大学生になり付き合い始めてすぐに「〇〇が初めての相手になるのは絶対嫌だ」と言われ、妻は高校時代に好きだった部活の先輩で処女を捨ててから俺とセックスした。
性病を移されたこともあったし、妻が私の大学の友人を私の目の前で誘惑したり、旅行を直前ですっぽかされて前述の先輩と旅行に行かれていたこともあった。
プロポーズした時だって「結局この歳まで〇〇以外の男からは真剣に付き合ってもらえなかった。自分が嫌になる」と赤坂のレストランで大泣きされた。
その後結婚しても妻の遊び癖はなくならず医局の先輩や男性看護師と浮気したせいで医局にいられなくなった。今では散財癖もついてしまい、両親に「あなた達には育てられない」と妻との間に生まれた息子を引き取られ絶縁状態になってしまったがそれでも俺は妻を心から愛してる。
愛だ。
私は小学校で一目惚れした妻に小学校でも中学でも高校でもアプローチし続けた。高校時代に「医者と結婚したいから医学部に受かったら付き合ってあげる」といわれ、猛勉強して私立だが地元の医学部に受かりようやく付き合えた。
大学生になり付き合い始めてすぐに「〇〇が初めての相手になるのは絶対嫌だ」と言われ、妻は高校時代に好きだった部活の先輩で処女を捨ててから俺とセックスした。
性病を移されたこともあったし、妻が私の大学の友人を私の目の前で誘惑したり、旅行を直前ですっぽかされて前述の先輩と旅行に行かれていたこともあった。
プロポーズした時だって「結局この歳まで〇〇以外の男からは真剣に付き合ってもらえなかった。自分が嫌になる」と赤坂のレストランで大泣きされた。
その後結婚しても妻の遊び癖はなくならず医局の先輩や男性看護師と浮気したせいで医局にいられなくなった。今では散財癖もついてしまい、両親に「あなた達には育てられない」と妻との間に生まれた息子を引き取られ絶縁状態になってしまったがそれでも俺は妻を心から愛してる。
ピアノが得意で、バスケ部のPG兼キャプテンで、小学生の頃から服装と髪型がオシャレで、成績もいつもトップ層で、女子ファンが多くて私も密かに憧れていた小中高の同級生がいる。
離婚して、娘が小学校卒業した3月に実家に帰ってきて、役場行った時に町章のついた車から降りてきた彼に声かけられた。
最初気がつかなかった。太ってて髪も薄くなって、昔の面影が殆どなかった。大学を卒業した後親のそばにいるため役場に入りずっと地元で暮らしているらしい。
娘は4月から私も通ってた地元の中学校に入学した。そこで同じクラスの男子に一目惚れしたらしい。ピアノが得意で、一年なのにバスケ部のレギュラーで、成績も良くて、何よりとてもイケメンで優しいとのこと。名前を聞いたら私が憧れていた同級生と同じ苗字。
この前娘が「勉強を教えてもらう」という口実でその子を家に連れてきたんだけど、昔の同級生と完全一致で懐かしさと時の流れの残酷さを感じた。
時折、ふと思い立ってPCの画像を見返してると大きさ240x320の画像群がずらりと並んだフォルダを見つけて開いてみたら自作のアナログ絵をブツ撮りした画像が並んでて羞恥に塗れたリア厨時代の痛々しいネト活の記憶が光の速度でAMSから逆流するように蘇り心臓バクバクさせながらフクロテナガザルのケイジくんみたいな奇声を上げてイキュラスキュオライキュラスキュオラキュラスキュオラ!することってあるじゃないですか。ありますよね。あるんですよ。
私も昨日、昔撮ったきゃわいいきゃわいい飼い猫の写真を久々に見ようかと古い順に画像をソートしたら見ちゃいましてね……中学生の時に愛していた絵師様に向けて描いたキモすぎるラブレター的なアレとかアレとかアレとかをさ。
もうサムネ見た瞬間ビクッとなったんですけど、じゃあはよ消せよって話なんですけど、そんなんでも色々思い出が詰まってるんですよね。キモさの中にも美しさがある、痛さの中にも気持ちよさがある、親しき中にもレズがあり、みたいな。
そんな中学時代の汚らしくも輝かしい青春の記憶を今、絶妙に嘘松を交えながら赤裸々にここに綴る。
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私が絵を描き始めたのはそれこそ物心ついたときからで、母に聞かされた話によると同じ保育園に通ってたお隣の子が上手なおジャ魔女どれみの絵を描いて私に自慢しに来たのが始まりらしく、対抗心を燃やした私は連日おジャ魔女どれみを描きまくっていたらしい。その傾向は小学生になっても変わらず学校の休み時間はひたすら自由帳に絵を描き、帰宅しても夜まで絵を描き、休日は画用紙と絵の具を使ってカラー絵を描くという毎日を送っていた。
そして小学3~4年頃に美術館で観たアンドリュー・ワイエス展に衝撃を受け西洋美術に関心を持つようになり、本格的に勉強したいと思うようになるのだけど…。
5年生になった頃には私の身長は170cmを超え、親にも親戚にも「アンタそんな立派な体してるんだから何か運動したら」と事あるごとに言われるようになり、当人らは特に他意無く適当にそう言ってたんだろうけど、言い返せない、断れない性格の私にはその一言が重くのしかかり、渋々陸上部に入部する。
さすがに身長の高さゆえか男子女子問わずほとんどの部員より足が速かったためそれなりに記録を残すことができ充実感もあったのだけど、やっぱり勉強以外の時間は絵を描きたいし、特に休日に大会があるときなんかは切実に辞めたいと思った。でも親は陸上頑張ってて偉いね、なんて言うもんだから。別に親は悪くないんですけど。
そんな調子で2年間を過ごし、卒業まであと3ヶ月という頃にはすっかり絵を描くこともなくなってこの世で一番アンドリュー・ワイエスから縁遠そうな、カリカリに日焼けした野暮ったい私がそこにいた。そして中学進学に向けて色々と準備をするなか親に渡された携帯電話、これが私の人生を良くも悪くも大きく変えてくれたのだった。
当時インターネットなんて全くわからなかった私は、漫画誌に載ってたフォレストページの小さな特集を頼りに、検索でたどり着いたイラストサイトのリンクやランキングサイト経由でその手のサイトを読み漁っていた。そういえば私絵描くの好きだったなとか思いながら。そして、ある絵描きさんの作品に一目惚れし、その方のサイトの掲示板に初カキコ…ども…してしまう。そのHPは0zeroというドメインで、一番画像を綺麗に貼れるとかで絵描きに好まれていたとかなんとか。
コピックエアブラシで描かれた色鮮やかな夕焼けと少女、油絵の具の力強いマチエールの上に描かれた少女、鉛筆で描かれた量感溢れる少女の裸体、どれも本当に素晴らしかった。何で全部少女の絵なんだろ?と思ったけど。
もう一生懸命考えて思いつく限りの称賛を書いた長文を投稿した瞬間からドキドキですよ。もう興奮で夕飯も喉を通らない有様でF5アタックみたいに更新しまくってひたすら返信を待ち続けたのだけど、最初に貰ったのは社交辞令的な一行返信だった。がっかり…。が、後日めげずにこの絵はどんな方法で描いたんですか?それってどんな画材ですかなんて引き続き書いてみると丁寧にコメント返してくれて、油絵の具ってそんなに高いんですか!?私のお小遣い月1000円だからとてもじゃないけど手が出ませんね、なんて言ってみると「あなた何歳?」って。んで11歳です、と。すると、「じゃあ私の持ってる絵の具あげるよ、今度会お?」と言われて。
しばらく固まった。どう返信していいかわからなかった。それで母親にそのことを相談したら最初は「馬鹿な子だねそんな知らない人とやり取りして」そう怒られたけどどうしても油絵の具が欲しくて、最終的に私書箱経由で絵師さんが電話番号を教えてくれて、絵師さんと母が直接電話をし、母同伴で絵師さんと会うことが決まった。そんときリアルにジャンプしてガッツーズしましたよ。
そして絵師さんは隣府県に住むとても礼儀正しい芸大1年のお姉さんで、母としては好印象だったらしい。実際、母も当日たくさんお土産渡されて即堕ちしてたし。
春休みを迎える頃には私はすっかりお姉さんのサイトに入り浸り、連日絵を投稿しては色々アドバイスしてもらったりキャピキャピ雑談して大学生の世界を教えてもらったりと楽しい日々を送っており、さらにはお姉さんの通う芸大の卒展に連れて行ってもらったりして私はすっかり美術の世界に舞い戻り、既にお姉さんのことが好きになっていた。本当にお姉ちゃんが出来たみたいだった。そして両親に東京の美大に行きたいと言ったらすげえイヤな顔された。そりゃ確かに、費用がね…。
そして中学最初の夏休み、一緒に宿題を片付けて合間に絵を教えてもらうという名目でお姉さん宅に長期のお泊りをすることになるのだが、これがあかんかった。まああかんかったよ。
隣府県の郊外にある2Kのアパート、そこがお姉さんの住処であり創作の現場だった。部屋中に飾られた素描や水彩画、見たこともない大きなカルトン、イーゼルに立てられた描きかけのよくわからないけどかっこいいのはわかる油絵、全部を束ねればお姉さんの腰くらいになりそうな大量の絵筆と少しだけ錆びついたナイフが並んだテーブルに乱雑に置かれた混沌色に染まったパレット。そして棚に並べられた大量の本とCD。
やべ、カッコよすぎて漏らしそう。でも同時にいつもどおりの田舎臭いガキ臭い格好をしてこの部屋に足を踏み入れた自分が凄く恥ずかしくなった。
ただ、テーブルの上に飾られた「スーパードルフィー」なる人形だけは正直キモイと思ってしまった。学生服を着た二体の少女人形がお互い腰に手を回して座りポースを取っているのだが、その光景に何か変態的なものを感じたというかのちに私の勘は完全に正しかったのだと判明する。
うん、確かに宿題はすごい勢いで片付くし、特に苦手な数学は私が完全に理解するまで根気強く教えてくれて本当にありがたいし、絵は美大予備校でやるレベルのことを丁寧に惜しみなく教えてくれる。家事も一緒にやって料理もそのときにちょっとだけ覚えたし、お姉さんが影響されたっていうオノ・ナツメの漫画とかミギーのイラストとか、他にもボナールとかセザンヌとかいろんな画家の画集を見せてくれてカッケー洋楽を教えてくれたり一緒にビデオを借りに行って映画もたくさん見せてくれるという、いたれりつくせりの家庭教師っぷり。おお、私の田舎臭が浄化されていく…。
ただね、この人近いんすよ、距離が…。
ちゃぶ台に座って宿題やってるときはお互いの肩が密着するくらいくっついて耳に息がかかるくらいの距離で喋り、計算間違いしたり誤字ったりすると足裏をくすぐってきたり、考え込んでると腰に手を回して太ももを撫でてきたり、絵を描いてるときはまたも背中にピッタリ身体を押し付けて色々助言しつつも肩から肘までねっとり撫で下ろしたりしてきて、上手に描き終わったときは思い切り後ろから抱きしめて私を褒めながら脇腹をくすぐってきたりして、とにかくボディタッチが激しい。
で、私がくすぐったがるとお姉さんもケラケラ笑って冗談っぽい雰囲気になるので正直イヤなんだけど拒否しずらいというか私もちょっとくすぐり返したりしてるうちにお互い距離感も縮まり、遠慮がなくなってきてタメ口で喋れるようになったのもあっていつの間にかすっかりお姉さんのボディタッチを受け入れてたんですよね…。
そうこうしてるうちに2週間が過ぎ、翌日は待ちに待ったコミケに連れてってくれるというのでもう我は有頂天である。私はね、去年から流行ってたボカロが気になって気になってどうしてもCDが欲しかったのだよ。しかも事前に宿を取ってくれていて二日目も参戦できるという。そんなん友達に自慢しまくるしかないやん!!!!
その日の昼には車で東京に向けて出発し夜にはホテルにチェックインしました。
そして念願の初コミケ1日目はお姉さんのサイトに常駐している何人もの神絵師さんと会場で初対面し手描きイラストを沢山プレゼントしてもらい号泣しちゃったり、(特にSAINTさんという鳥居、紅葉、月夜と和服の女性をモチーフに厚塗りリアルタッチの作品を描いてる絵師さんが好きで、その人に貰った絵はその日一日中眺めてました。しかもクソイケメンだった)35度の炎天下で水分補給を怠った結果熱中症でゲロ吐いてぶっ倒れたりと惨憺たる有様でしたが、二日目には「ねんがんのSupercellのCDをてにいれたぞ!」したり恥ずかしながら寄せ書きコーナーでミクを描かせてもらったりと最高の一日になった…はずでした。その夜の出来事を除けば。
結果的に言うとその日の夜お姉さんに犯された。ホテルでシャワー浴びてるときにお姉さんが風呂に突撃してきて、私の身体を洗いながら今までにない冗談抜きのマジ顔で全身くすぐりまくってきて、特に脇腹と胸を執拗に愛撫されてイかされた。抑えきれない全身の痙攣に襲われ貧血でぶっ倒れたときみたいな状態になって何の抵抗も出来なくなったらベッドに連れてかれて体感的には一晩中乳首いじられながらクンニされて涙流しながら喉が枯れるほど叫んで何度も何度もイかされ続けた。ちなみにそのときの私は性的欲求なんて皆無だったしオナニーすらしたこともない。そりゃ12歳だしね。
そして帰りの車で初めて会ったときから私を性的な対象として見ていた、卒展で再開したときには実行するかはともかくこの計画を立てていた、そしてこの夏に私の日焼けした肌を見て、直接触ってみて欲求を抑えきれなくなったとの供述をし始めた。曰く私はくすぐりに対しての反応が非常によく、沢山くすぐって何度も乳首にタッチした日は洗濯物に出した私のパンツにしっかりヌルヌルしたものが付着していたので、着実に性感開発されててこれはいけると確信したと。
帰路はずっと涙が止まらなくて、でもお姉さんは自分は今で言うとこの性的マイノリティだとか言いつつ潜在的に君はレズだからこの経験は後に良いものになる、私のこともホントは嫌いじゃないはずとかぬかしやがってさ…。確かにまだ嫌いではないよバカ野郎。お前にされたことが予想外かつショックすぎて泣いてるだけだよ。んで家に帰ったらもっかい同じことするから嫌なら蹴るなり殴るなり親や警察に通報すればいいとか言い出しやがって。
で、その日の夜またお姉さんに風呂で全身くすぐられて乳首いじられながら玩具使いつつクンニされまくってイきまくった。俺は今度こそ限界だと思った。その頃にはマジで気持ちよくて、ていうか他人に逆らうのが苦手な気質のせいかお姉さんに反抗する気持ちが湧かなくなってたので。
その日以来、私はしばらくネットを止めてお姉さんとの連絡も断っていたのだけど疲れからか不幸にもお姉さんのサイトにアクセスし私書箱から久々の連絡をしてしまう。私もうすぐ冬休みです、と。
そしてサイトの掲示板ではクリスマスに皆でパーティーしようかという話にいつの間にかなってて、新しくサイトの一員になった秋間(かずひさんだっけ?もう名前忘れたごめん)さんというパステル画の達人も加わり互いの絵を持ち寄って見せ合おうという話になる。
大阪のカラオケボックスに集結したお姉さんに一生さんとかSAINTさんとか秋間さんとか特定されないよう他1名と記すけど5人の美大芸大ガチうま絵師さんたちの生イラストを観て立ち直らねば、あの日覚えた行為の名をググって知って自慰行為も知っちゃったけどやっぱ真剣に絵を描かねばという気持ちになるわけですけど、解散後にまたお姉さんに誘われていつものアレをされて、もう全部が台無しよ。
そして図々しくも来年の夏休みもまた一緒に過ごそ?とか言われて。まあ結局そうなるわけですけど。
でも翌年の夏休みは他の絵師さんにも事前に連絡を取り付けてお姉さんの住所を教えてたおかげで日中はセクハラされず夜限定になったわけですけど。そして夜にはお姉さんの所有する大人の玩具がつよつよすぎてまた屈してしまうというかそれ耐えるの絶対無理ってなって中2のときは毎週のように逢って電マの威力に屈服させられたりしてたわけですけどさすがにお姉さんも4年になると私を相手してる余裕が無くなったらしく卒業と就職の準備に時間を割き始めて私はお姉さんより3歳年上のSAINTさんと蜜月になって、彼は愛知住みだけど何度かデートしてたらお姉さんの耳にその情報が入ってしまい、また自宅に呼び出される。
SAINTさんは紳士すぎて何もしてくれないので久しぶりのお姉さんの責めに期待してたら駅前で対面即泣かれて、よくよくその理由を聞いてみたら「あなたホントは私のこと好きなのに男と付き合ってどうすんの思春期の一時の感情に惑わされないで絶対後悔するよそれはそうとしてまたあのときの快感を思い出させてあげる」とか言われてお姉さん宅連れて行かれたわけですけど、連れ込まれた先はいつものあの部屋とは思えない綺麗に片付いた状態で「私東京に就職に行くけど貴方は来れないよね」なんて言われてまた泣きつかれて。親には聞いてないけど多分無理でしょと答えたら今までにない本当にあたたかい感触でギュッと抱きしめられて「好きだよ…」と言われた。今だから言えるけど私もお姉さんのことが部分的には嫌だったけどやっぱり大好きだった。そしてもう今までのように会えないんだなって、その時悟って泣いた。
でもお姉さんに教わったことはずっと忘れないし、私は必ず絵の道に進むしそのとき必ずまた会えるよって言ったらお姉さんはコミケ帰りの私みたいにぎゃあぎゃあ泣き喚いてて、その姿が可愛くてギュッと彼女を抱きしめた。これが私達には一番心強くて、私達の絆を感じる行為だってわかってたから。そして携帯を取り出してお姉さんのサイトを開いて「私はいつもここにいるから、寂しくないよ、みんな一緒だよ」って。
その日はお姉さん家に泊まってずっと抱き合って一緒のベッドの上で寝てた。SAINTさんとの浮気をチクチク糾弾されながら。
その後、私が3度目の夏を迎えた頃にはお姉さんのサイトはすっかり過疎っていて、連絡しても一月に一回程度、たまに返してくれるくらいの頻度になり、絵を描きつつもバンド活動にハマってお姉さんにそのことを報告しようとしたら去年東京で結婚したとの書き込みを期に更新が途絶えていて。私もこのサイトのことは忘れよう、あの頃のことは忘れようとなってtwitterやpixivに活動の場を移すうち、いつの間にかお姉さんのHPは(0zeroからecacoへとドメインを変えて必死に延命していたらしいけど)サービスもろとも綺麗サッパリ無くなっていました。
1年ぐらい前に妹が産んだ姪に、何だかんだ理由をつけて会ってない。
もちろん、姪自体に罪はないんだけど、「誰かの不幸の上に成り立っている幸福」の象徴のように感じられて、写真を見るだけでも正直キツい。成長していく度にキツい。
旦那は、妹と知り合った時はすでに嫁と2人の子供がいた。一軒家も建てていた。
採用面接の時に旦那が妹に一目惚れして採用した、というのが出会いのエピソードらしい。(そもそもこのエピソードが結構キモい、だって旦那は20歳年上の妻子持ちだぞ……?)
俺は元々妹とサシ飲みする程度には仲が良かった。妹から会社の上司と不倫をしてると言われた時は、全力で止めた。そいつを略奪するために計画的に妊娠して、それをダシに離婚させるつもりだ、と言われた時は、さらにキツい言葉で止めた。でも妹は言ったんだよね、「正直彼も私も、妻子に申し訳ない気持ちはこれっぽっちもない」って。
そして妹は妊娠した。計画通り当時の嫁と離婚させ、妻子が出ていった家に住むことになった。姪が生まれた。
俺の会社にさ、旦那の不倫を苦に自殺した人がいたんだよ。かつてその人が座ってた席の前を通ると気が重たくなる。自分の身内から加害者が出ることを止められなかったことに、自責の念を感じている。
ていうか世の中の上手いことやってるように見える家族の何%かも、不倫略奪婚だったりするのかな。
そんなことを考えていると、もう人間不信になりそうだ。
https://anond.hatelabo.jp/20220816035443
↑この増田書いてからだいぶ経ったけどこの前付き合えちゃった。
一目惚れしてずっと追いかけた人に振り向いてもらえて、昨日は最寄りまで顔みたいからって会いに来てくれて、抱きしめられて、好き、って言われちゃった。死ぬかも。
ひとりで会うのが不安だったので、やはり実母と絶縁中の妹に支援を求めたら、「そんなの放っておけばいいじゃん」と一蹴された。
妹に断られた様子を見て、息子(成人済み)が付き添いを申し出てくれて、わたしと息子の二人で会うことになった。
実母と会って最初に掛けられた言葉は「お久しぶりです。わたしを覚えていますか?」との敬語での挨拶だった。想像以上に認知症は進んでいた。
息子が確認したところ、夫(つまりわたしの父であり、息子の祖父)の妹だと思ったらしい。ちなみに、父には姉しかいない。
無事にミッションをこなし、実母の保護入院を済ませ、帰宅。数日経って、じわじわと思うことがある。母の顔を美しいと初めて思ったのだ。
父は散歩していた母の美貌に一目惚れして、結婚までこぎ着けた。わたしの結婚披露宴の際には、主賓の部長が母に一目惚れして、それ以降、仕事のこと以外では「お母さん、きれいだったなあ」と「お母さんによろしく」しか言わなくなってしまったぐらいだ。
でも、わたしは母のことを美しいと思ったことは一度もなかった。わたしに向けられた顔は、意地の悪い顔か、ムスッとした顔か、怒りに満ちた顔のどれかだったから。
今回、彼女の普通にしている顔を初めて見て、父が見ている母の顔とわたしが見ていた顔は違うのだと、気付いた。こんなに美しい妻だったら、父の血が混じった残念な顔の娘達の願いより、母の願いを優先するよなあと、長い間、疑問だったことがやっと解決した。すごくスッキリした。
付き添ってくれた息子に、おばあちゃん、きれいじゃなかった?と聞いたら、「無欲ってすごいな」とポツリと言った。
母との絶縁のきっかけは、孫である息子にも、わたしと同じことをしたから。息子には息子の人生をきちんと歩んで欲しくて、そのためにも、母に会わすわけにはいかなかった。
わたしには毒母はもういない。もう縛り付けるものはない。残りは、最初に怒鳴って思考停止にしてから言うことをきかそうとする父だけだ。あともう少しだ。
ある日その場のノリで一目惚れし、ある日その場のノリで告白し、ある日その場のノリで初セックスし、ある日その場のノリでプロポーズしたぞ
嫁さんが言うに俺は素直すぎるらしい
あれは恥ずかしかった。
社会人になって3年目の休日、母を車に乗せて祖父母と父が作った米やら野菜やらをお裾分けするため近所を回っていた。その中で行った一軒の家の娘さんに一目惚れしてしまった。大学4年生で来年から社会人だという話を母同士がしていた。それからしばらくはその子のことばかり考えていた。ある日は祖父と父の手伝い中にぼーっとして畦道から軽トラを落とし案山子と稲を轢いたせいで親父に殴られた。ある日は仕事帰りに犬の散歩しながらその子のことを考えていたので誘蛾灯にぶつかり洗剤と蛾の死体塗れになった。
1年近く経った頃、両親から「あんたこのままずっと独身のままいるつもり?」と聞かれた。社会人1年目に学生時代からの彼女と別れて以来彼女はいなかった。その場では妹が結婚するだろうから大丈夫だよと適当に返答したが、夜親父が寝た後に意を決して母に言った。「去年行った〇〇さんの家の娘さんに一目惚れしたから紹介して欲しい」と。母は驚いており、俺は恥ずかしくなって返事を聞かないで自室に行った。
翌朝以降母も俺もその話には触れずに過ごした。
それから数日経って、小学校の時に登校班の班長だった近所の先輩がやって来て、同じ仕事(栄養士)をしていて彼女と付き合いがあるから今度紹介できると言われた。母がどのように動いてくれたのかは聞いたことがないためわからない。紹介を経てその子と付き合い初め、間もなく結婚した。妻は今でも共通の先輩が紹介してくれたと思っているため、あの恥ずかしい過去は知られずに済んでいる。
理由は簡単で、自分の送る感想達が気持ち悪かったからだ。そりゃそうだ。文もキモいし、熱量もキモいし、頻度もキモかった。
なんでキモい怪文書をキモい頻度で送っていたか。それは、その創作者(以下Aさん)に筆を折らないで欲しかったからだった。
Aさんはとある漫画界隈で二次創作をされていた方だった。Aさんの作品に一目惚れした自分は、1ファンとしてひっそりと応援していた。作品をアップする度に匿名ツールで感想を送っていた。
風向きが変わったのは3年ほど前のことだ。いきなりAさんが創作アカウントを削除したのだ。Aさんは作品制作時にアカウントを消すことがあったので最初はスルーしていたが、1ヶ月以上経っても戻ってくることはなかった。
Aさんの身に何かあったのではないかと思った自分は、残っていた匿名ツールからメッセージを何度か送っていた。この辺からインターネット激キショモンスターへと変貌していく。
1年以上経った頃、どこか別のアカウントに移行しているのではと考えた自分は、過去の返信のログから仲が良く移行先を知っていそうな数人のFFを睡眠時間を削って漁ることで移行先を発見した。
Aさんは生きてはいたがすごく細々と創作活動をしていた。また創作物を見たかった。どうすればまた筆を取りたいと思うだろうと思った。
こんなことを考えたのが良くなかった。
インターネット上でまかり通る「感想を喜ばない人はいない」という言葉を丸々鵜呑みにした私は、そこから季節が変わる度に唯一残っていた匿名ツールにお便りを送り続けた。あなたのファンはここにいるとアピールすることで、また筆を取ってくれると思ったからだ。100%の善意とエゴだった。返信など全くいらなかった。喜んでくれると思っていた。
そんなわけないだろうと今なら分かる。活動を休止しているのに匿名ツールに不定期に怪文書が届くのだ。ストーカーだ。嫌すぎる。怖すぎる。
でも当時の自分にはそれが分からなかった。盲目になっていた自分にはその行為の異常さが理解できていなかった。
そんなネットストーキングライフを送っていたある日、Aさんの身内アカウントの鍵が開いているのを偶然発見した私はそこであるツイートを目にする。
(たまに、普段鍵をかけているアカウントを使ってファミマなどのRTキャンペーンに参加する人がいるが、その隙をついてくる奴らが絶対にいることを忘れないでいただきたい。)
「感想送ってきてる人に前のアカウント?から追っかけてきてるやつがいて怖すぎるししんどい」
明らかに自分のことだった。そのアカウントにはもう創作活動を辞めることも書かれていた。
自分が良かれと思ってやったことが、相手を追い詰めていた。喜ばせるどころか、自分のせいで、筆を折らせてしまった。間違えていた。
どう謝罪するのが正解なのかも分からない。どこから謝ればいいのかも分からない。連絡する手段は匿名ツールしか残されていない。そもそも、このツイートを見つけてしまったこと自体謝らなければならない。
取り返しのつかないことをしてしまった。無言でアカウントを消した時点で察しなければならなかったのだ。その時点で、他者からのリアクションが嫌だと気づかなければならなかったのだ。
多分自分は何か脳みそのどこかがおかしい人間なのだと思う。おかしくなかったら、こんな簡単な合図にも気づけずに真逆のことをして相手を苦しめてしまうなんてことする訳ないじゃないか、しかも善意で。脳みそが何処もおかしくないのにこんな恐ろしいことをしてしまってる方が恐ろしいではないか。脳みそをほじくり出せば治るのか?もう分からない、何も。
正直このまま命を断ってしまいたいが、生きて償っていこうと思う。もう誰か個人を応援することはしない。同じことを繰り返してしまいたくないから。応援する価値のない人間だから。応援してはいけない人間だから。
Aさんの作品が好きだっただけなんだけどな。