はてなキーワード: 大義名分とは
今更こんな基本的なことを噛んで含めるように言うのもどうかと思うけど、ある特定の団体を特徴づける思想信条が正しいからと言って、そこに属している人々が即ち正しいわけではないんですよ
それは政治や国家や宗教でも同様で、ある思想信条や主張が正しいからと言って、その思想信条を有する団体に属している構成員が正しいわけじゃないんですよ
例えば、宗教というものはそれ自体では基本的に善なんですけど、かつての為政者はその宗教性をハックして、領土拡張の大義名分にしたり、政敵を打倒するための口実にしたりしたわけですね
現代でもその事情は変わらなくて、それ自体では善であるはずの思想や信条は、必ずしも善なる方法で運用されていないし、あるいは、その思想信条を有する団体の構成員も、善なる人間ばかりではないんですよ
そこのところをしっかり認識しなきゃ、「ある思想信条を有する人間は善だ! つまり私は善だ!」という歪んだ認知に至ってしまいます
もう、何らかの「ist」を名乗ることを免許制にするべきじゃないんですかね。大体誰かが「ist」を名乗る動機は気に入らない他者を攻撃するためだったり、自尊心を満たすためなんですから。誰しもが共通の御旗のもと「ist」を名乗っていては組織が狂うのも当たり前なんですよねえ
あまりにもブコメ欄がひどいので流石に突っ込む。恥晒しのオンパレードです。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASPC565HBPC5UTIL026.html
まず第一に、はてな民は数字にも経理に弱い。サラリーマンがほとんどなんだろうが、多分まともに源泉徴収票すら見たことがない。
例えばサラリーマンの場合は会社から支払われる収入から、「給与所得控除」と言ってサラリーマンにとっての諸経費(スーツとか)を見込んだ額と社会保険料を一定額差し引いて、残った部分を「所得」とみなしてそれに税金をかける。
税務でも用いられる正式な用語としての「所得」といわゆる「手取り」もまた別物であるが、とにかく収入=手取りぐらいの知識でしかない君たちはマジで反省してください。
xorzx 技能実習生に1,000万の価値があるならその分はちゃんと払ってやれよ。最低賃金で奴隷労働させて、こないと「収入1千万円減」って一体日本の農家は何様なのか?と思う。
まず1000万の価値はねーよボケ。2人で1000万円なら1人あたり500万だろうが。
しかも500万払ったらきっちり収入の分消滅するんだったら販売などせず自分でホウレンソウ食った方がマシなので計算上500万は絶対に払えない。
ホウレンソウの原価は知らないが、500万円の売上のうち人件費を除くホウレンソウの原価(土地代・農薬代・電気代・その他)が仮に100万円(卸売価格の20%)くらいだとすれば残るのは400万円、そっから人件費は払えて350万円とかが限界である。
これでようやく50万円の利益が農家に残り、ここから税金を支払ってようやく手元に残るお金になる。
でも人間1人雇うって結構面倒だし大変だ。ましてやコミュニケーションが難しい外国人だ。それで一人あたり数十万しか手元に残らんのであればいくら技能実習生でわざわざ外国から来てくれるだけありがたいと言っても農家もしんどいだろう。
eru01 もはや恥ずかしげもなくこの一文を入れるのすごいよな。人足りねえなら見合う給与出して人を雇えよ / “人手不足を補うため、地元農家は外国人の技能実習生に頼ってきた”
上の計算ができれば分かるがおそらく見合う給与(収入の範囲内で現実的に支払えるMAXの額)を出してもまともな日本人はこない。
君ら350万円くらいでド田舎の農家で住み込みでホウレンソウの収穫やれって言われたらやるんか?やらんでしょうよ。
youichirou それだけ儲かるなら日本の若者にちゃんと給料払って雇ってやれよと思うけども。一人500万円の利益を出すために海外から事実上の奴隷を仕入れなければならないならサステイナブルな事業と言えるのかどうか。
だから「利益」じゃねえよ。「収入」ってはっきり書いてあるだろうがボケカス。儲かってねえよ。
つーかちょっとでも頭使えるなら一株100円程度で店頭に並んでるホウレンソウを売って儲かるわけがないって気がつくだろ。卸売価格は絶対に100円以下なんだぞ。
そして、確かに農家はサスティナブルじゃない。そもそもとっくに年金もらって引退してるはずの高齢者しか働いてない。
農林水産省の発表データによると令和2年の農業従事者平均年齢は67.8歳だ。
https://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/data/08.html
でも、サスティナブルじゃなかったらなんなんだ。若者は絶対就農しないだろ。未来がなかろうが、今は老人と外国人に頼るしかないんだよ。
それともお前は金輪際ホウレンソウを食わないとでも言うつもりか?
お前らが言うところの「奴隷」を使って収穫した安価なホウレンソウをムシャムシャ食いながら「農家は儲けるな!」とか言ってるの、マジで脳ミソの代わりにカニ味噌かなんかが詰まってんじゃないかと思うわ。
もちろん、同じ感性持ってるまともな人もいたけどね。
duckt 「一体何様なのか」とか何とか言いながら手前もその野菜食ってたんじゃ、ヤッた後でソープ嬢に説教する親父と同じ。正しく何様のつもりか。
今回の話題とは直接関係ないが、今回のはてな民のヒステリックな反応を見てグレタさんに豪州Sky Newsのホストが反論したときのツイートを思い出したので貼り付けておく。
https://twitter.com/yousayblah/status/1452067816337727490?s=21
ブコメありがとう。しかし相変わらず無知蒙昧で上から目線の最悪なブコメが陳列されており、我慢ならないので返信していく。
hayashi-1 言及先ブコメの計算がおかしいことには同意するが、個人的には「人権軽視の制度に依存した分の売上は諦めたら?その1000万がないせいで潰れるなら潰れたら?それで国産ほうれん草なくなるならしょうがない」かな
gohankun 技能実習生がいないとやっていけないような農家はあと20年もすれば後継者も無く廃れる運命なので人権を引き換えに延命してるだけ。さっさと潰れろと思う。
deztecjp 前半の指摘は大筋で同意だが、農地の集約がなかなか進まず、農作業の効率が上がらず、という状況に対して、技能実習生受入という「解決策」は支持できず。それなら廃業の方がいい。値上げ許容、自給率低下も許容。
sirobu 売上相当でしょ、と思って読んでたんで誤解はしてない。労働者の最低賃金も守れないような職業なら値上げをするか、廃業しろとしか言いようがない。価格を下げるなら人件費以外の所で努力しないと未来がない
なるほど、絶対正義のためには外国人を安く使ってギリギリ成り立っている農家の老人共などさっさと潰れてしまえ、別にホウレンソウなくなっても俺は食わない、もしくは外国から輸入すれば良いとのご意見だ。
なんなら便乗してホウレンソウを貶める奴まで出てきている。お前らの考えはよーーーーーーーーく分かったが、最初に出てきた感想は「世も末」だ。
まず、この問題はホウレンソウに限らない。国産野菜や果物が抱えている構造的問題である。(農家の平均年齢はホウレンソウ農家に限定されず高齢だ)
だからお前らがホウレンソウを食うとか食わないとかの話ではないし、既にブコメでも指摘があるが海外から同じくらい安いものを買えばいいって発想は結局奴隷を国内に置くか国外に置くかのNIMBY問題でしかない。
「俺の見えるところに奴隷がいなければそれでいい」ってか。マジで言ってんのかな。
それから、人様の仕事に対して「じゃあ潰れれば?」というのは仮にどんな大義名分があっても俺は全く肯定できない。
memorystock はてな民が計算弱いのは確かだが、安い労働力に支えられて何の革新もなく生産性低い商売する小規模事業主が安い日本を作ってきているので、最低賃金は上げ続けるべきだし脱法実習生は滅ぼすべき。国の為にならない。
OkadaHiroshi 僕は新鮮さを求めずに野菜はもっと輸入しろ、遺伝子組み換えも科学的に安全性を確認すればどんどん使え、法人化し農地は大規模化すべき。その代わりに労働基準法違反のような雇用形態は止めろという意見です。
otoan52 だからはやく株式会社化を許可してサイズの拡大と効率化を行い、かつ、労働環境の保護を全職業において強化しないとダメなんだよ。その中に外国人労働者として位置づけ直さないといけない。
これは正直まともな方の意見というか、最終的にはこうしなければならないだろうという結論はよく理解できる。
が、お前らの悪いところがまた出ていると感じる。お前らはいつもしたり顔で「ああすれば良いこうすれば良い」と言う。しかし決して自分ではやらないのである。
俺は正しいことを言っているからそれで十分、俺の正しさを証明するのは俺じゃない誰かがきっとやってくれるはずだ、だが俺には関係ないという態度である。お前らの人生は何から何までそんなんばっかだよな。
確かに生産性は上げなければならないだろう。現状は昔ながらのやり方でせっせと農作物を作って儲かってないんだから逆立ちしたって高い給料など払えないのだ。
そのためには先進的な生産システムの開発や導入、それに併せてビジネスの構造そのものを転換したりブランディングして高く売る、販路を増やすなど様々な創意工夫が必要になることは明確である。
だがな、今の既存の農家にそれがかんたんにできると思ったら大間違いだ。だって考えてもみろ、お前らの食ってる農作物を食べてるのは60代70代、下手すると80代以上の爺さん婆さんばかりだ。
お前らの祖父母はスマホの操作一つ覚えるのだって苦労してたんじゃないのか?
そもそも本来だったらとっくに引退して年金生活してたっておかしくないのにまだ必死に働いてるような爺さん婆さんだぜ?「お前らの工夫が足りないのが悪い」「外国人使うしかできないなら潰れろ」と吐き捨てるのは簡単だけどな。
じゃあなんでお前はそれをやらないわけ?農家の老人たちより若いし体力もあるし頭も働くはずだろ?
株式会社ね、結構だと思うよ。労働環境の保護、実に結構だねえ。外国から野菜の輸入、フェアトレードだけに専念する輸入会社ってのもいいよな。
もちろん自分で農家やらなくたって投資でもいいし政治家になるのでもいいし、農協に就職するのだっていいよ。なんだってできることはあるはずだよ。
けどお前らは絶対になーーーーんもしないだろ。「知るか、守れないなら潰れろ、俺は知らん」で済ませて終わり。いっつも文句言うだけなんだよ。
政治運動において敵対者への嘲笑は時代や地域を超えて普遍的である。
SNSにおいても、特定政治家のみならず支持者や大衆への嘲りは、もはや見飽きた光景だ。
だがその効用は明らかとは言い難い。
嘲笑することは一見、敵対者への攻撃にはなるが、第三者の反応はまちまちだ。
一緒になって攻撃するか、逆に攻撃者への批判を呼び起こすか、そういった争い自体を忌避して場を立ち去るか。
とくに、最後の効果、つまり政治自体を忌避させる原因を、政治運動における嘲笑に帰結する分析もある。
支持を拡大するという目的にマイナスにもなりうるのにも関わらず、なぜここまで嘲笑が溢れているのだろうか。
社会学において支配関係を類型化した初期の学者であるマックス・ヴェーバーは、政治運動の上層部が運動員に与える精神的報酬のひとつだとしていた。
選挙活動などの強力な支配行動に人々を動員するには当然、従わない人間よりも多くの報酬が必要である。
しかし、(とくに猟官制の廃止された後の)民主主義では、大衆を動員するときに直接的な経済的見返りを与えられない。
それ故に様々な精神的見返りを与えることが必要であり、「嘲笑のための大義名分」がそれにあたるのだと。
この描像だと、嘲笑はあくまで精神的な見返りのひとつであり、怒りや復讐心の発散なとど同列とされ、そこまで重視はされていない。
政治家がトップダウンで操る戦術のオプションとして扱われている。
現代的な心理学の描像だと、嘲笑はもっと政治に直結したものだとみなされる。
そもそも、「笑い」という行為や付随する情動は、自他の思考や行動の間違いを指摘するために獲得されたと考えられている。
人は、社会的に正常な状態だと思いこんでいた状態が間違っていると発見したとき、その気付きに対して笑う。
自分が間違っていたと自分で気づいた場合には行動を改めるだけだが、重要なのはこれが仲間に、かつ攻撃的に向けられたとき(すなわち嘲笑)だ。
期待されている効果は、間違っていた人間が態度を改め、仲間に従うことだ。
だが、仲間の「間違い」に気づいたとしても、実際に正しいのは自分なのか、相手なのか。それはどうやって決まる?
社会的な正常さを決めるのは、群れの政治的力学だ。人間の原始的社会は単純な多数決でもないし、かといってリーダーや強者による完全な序列制でもない。
たとえば、強く序列が高い人間の笑いには追従の笑いをもたらす効果がある。これによって周囲から笑われた人間は態度を改める。
しかし、リーダーが明らかに間違っている場合には、群れの全員から嘲笑され、リーダー側が反省を強いられる場合もある。
場違いな場面で他人を笑った人間が、逆に間違いを笑われることもあるだろう。
このように、嘲笑とは複雑な政治行為の最も原始的な発露であり、人間特有の行動である。
無論、現実、とくにSNS上の政治言論における嘲笑はこの2つの描像の中間にあるというのが実際のところだろう。
特定の政党や政治家、言論人が嘲笑行動を種々の政治目的で扇動する場合もありうる。
そういった目的を持たない、無意識の笑いが政治シーンに影響を与えることもある。
ただ、そういった背景を無視して効果だけを見れば、ひとつほぼ明らかな事実がある。
嘲笑は多数派を固めるためだけに有効であり、それ以外の場合には逆効果になる、ということだ。
集団的に行われる嘲笑は、味方には精神的報酬をあたえ、仲間関係を確認し、支持を固めて動員する効果がある。
また、怒って反応する敵対者をあぶり出し、敵として認定することもできる。
日和見派のうち気の弱い人間には追従笑いを引き起こす。彼らはすくなくとも言論の場では逆らわないことが期待できる。
そして、何よりも重要なことに、それ以外の無関心層を遠ざける効果がある。
これによって、多数派の勝利を確定させる一方、少数派にとっては確定するのは敗北となる。
さて、ここから考えると、もしあなたがすでに多数派だとわかっている場合だけ、集団嘲笑戦略をとるのが合理的である
だが現実には、少数派が集団的に他人を嘲笑し、かえって袋叩きに合い、劣勢を固めてしまうという現象はありふれている。これは何を意味するか?
まず、自分が多数派か少数派かを判断するのは、大半の人間には難しい。
社会調査などの客観的な指標でなく、周囲の人間の意見を重視してしまうバイアスは容易には逃れがたい。
次に、感情を抑えてまでマクロに合理的な政治行動を行うほどのインセンティブは個人にはない。
感情が進化的な意味では合理的であったとしても、それは過去の環境に適応したものであり、現代政治における合理性とは相容れない。
これらはそもそも戦略的に振る舞えない個人がいるという問題だ。
が、真に重大なのは、この理由により「少数派に属している時、味方が嘲笑という不合理な選択をとりうる。そしてそれに対する良い戦略がない」ということだろう。
その味方は自身を多数派だと意識的あるいは無意識に考えている。
嘲笑に追従しないことは、対象を孤立させるシグナルとなるし、たしなめたり批判したりすれば敵対行為だとみなされるだろう。
よって追従することが局所的には合理的だが、それにより嘲笑は拡大し、多数派の敵対者や日和見派の目にとまり、敗北を拡大することに貢献してしまうのだ。
この問題にたいする回答は筆者の力量では思いつかない。
SNS上において政治言説をひろめたい、政治的に少数派であると考えている人々は、この現象に対応する戦略を考案する必要があるだろう。
こういうのホントいっつも思うんだけどさ
自分の属性や自分の好きなものが叩かれてばかりと十分すぎるほどわかっているのに、どうしてわざわざ見に行って悲しんだり怒ったりしちゃうの?
知ってる奴で、まとめサイトの見すぎでついには猛虎弁ラーニングしちゃった変なツイ腐ェミまでいるんだけどさ、どうしてそうなるまで入り浸っちゃうもんなのかなあ?
いやまあ大体わかってるんだけどさ
はっきり言うけどね
お前らどうせな
まず男やオタクに対する侮蔑や反感こそが先にあって、それを正当化するための大義名分を必死で探し回っちゃってるだけ
もっと言えばそれだってどうせ親や周りの人間から受けた何かを、今の世の中の叩きやすい対象に向かって八つ当たりしてるだけでしかないの
まあ別に叩きたいなら叩いてくれて結構だけどさ、そのたびに「傷ついたー」だの「攻撃されたー」だの、いちいちソシャゲの捨て身バフみたいなクソしょうもない真似すんのやめねえ? ってそういう話よ
ここら辺はまあ個人差あると思うんだけど
俺はオタクが雑に叩かれてるとわかっていながら、『実話BUNKAタブー』なんていちいち読んだりしねえよ?
1 捕.ホロコースト否定論
2 一.江戸しぐさ
7 二.アジア解放
9 投.白人至上主義
控え
・日ユダヤ同祖論
ホロコーストはねつ造であるという言わずと知れた世界的に有名なトンデモ論。ちなみに国によっては否定するとこの論を唱えると逮捕されるので要注意。できれば他のトンデモ説もこれと同様に法律で取り締まってもらいたいものである。
江戸時代には傘かしげ(傘を指したまますれ違うときには傘を傾ける)、時泥棒(アポなし訪問、約束の5分前に到着しなければ死罪)などのマナーが普及していたが、明治政府の虐殺により失われてしまったというトンデモ論。これの恐ろしいところは小学校の道徳の教科書で取り上げられたり、ACのCMで放送されたことである。
南京大虐殺はねつ造であるというトンデモ論。犠牲者の数については意見が分かれているが、虐殺そのものがあったことは否定できない。しかし、自称愛国者達の間で固く信じられている。愛国者であるなら、正しい歴史を学んで国の恥を晒すようなまねは止めて頂きたい者である
原爆は戦争の早期終結のために不可欠だったというトンデモ論。原爆投下はソ連への威嚇のための人体実験であり、決して正当化できるものではないのだが、アメリカ人達の間では広く信じられ、学校の歴史教科書でも取り上げられている。日本人でも信じている輩がいる
アイヌ民族はいない、もしくは先住民ではないとするトンデモ論。アイヌの人々が日本による弾圧や差別によって苦しめられ続けた事実を無視し、現代でも差別の正当化に利用される非常に害悪な思想である。南京大虐殺否定、アジア解放と並びネトウヨの間で固く信じられている。
第二次世界大戦は悪の枢軸国と正義の連合国の戦いであるというトンデモ論。日本軍やナチスの残虐行為は決して擁護できるものではないが、原爆投下、ソ連抑留など連合国も信じられないような悪行を重ねており、単なる正義と悪の戦いではないことは明らかである。また、東京裁判、ニュルンベルク裁判は連合国の悪事に一切触れず、枢軸国だけを糾弾する、事後法で裁くなどの無茶苦茶なもので、その実態は裁判ではなく報復としかいえない。
太平洋戦争は東南アジアを欧米の植民地支配から解放するための正当な戦争であったというトンデモ論。無論、これは大義名分に過ぎない。白人の植民地支配が残忍であったのも事実だが、日本軍の残虐行為も許されて良いものではない。東南アジアの罪のない人々が数百万人犠牲になったこと、現地の人々が戦後自らの努力で独立を勝ち取ったという事実を無視しており、余りに無礼である。日本軍が独立に寄与したというのはあくまで結果論であり、現地の人々の思いを踏みにじってはいけない。そもそも、フィリピンに至っては近い将来に独立が約束されており、この大義名分は一切適応できない。
薩長はテロリストであるというトンデモ学説。歴史”評論家”原○伊○によって唱えられた。何事にも正と負の側面があるにも関わらず、「明治政府は100%悪!江戸幕府は100%正義!」と極端な善悪二元論で歴史を唱えるのは御法度である。
白人がアジア、アフリカ、新世界を植民地化できたのは白人が優れた民族であるからだというトンデモ論。長らく植民地支配や人種差別の正当化に利用された害悪な説で、今でも信じている輩が少なくない。歴史を全体的に見ればヨーロッパが覇権を握ったのは比較的新しく、その発展も中国、イスラムの繁栄があって初めて成り立つものであることは火を見るより明らかである。白人の覇権には地理的要因も多く絡んでおり、白人崇拝は偏狭な解釈であるというしかない。日本人でも右翼・左翼問わずこの論を受け入れている者が少なくなく、日本人は朝鮮人・中国人よりも白人の遺伝子を多く受け継いでいるという新たなトンデモ論を生んだ。
・日ユ同祖論
日本はユダヤ人の失われた支族であるというトンデモ論。明らかに嘘と分かるもので、フィクションとしては面白いのだが、まれに本気で信じている輩がいるので笑えない。
昭和天皇が自らの意志で積極的に日米開戦を推し進めたというトンデモ論。左翼の間で固く信じられている。確かに軍部の暴走を抑えられなかった天皇の罪は重い。しかし、僅かでも日本史の知識があるなら、天皇は日米開戦には反対であったとうことは分かるはずである。東條英機が首相に任命されたのもそのためである
大正時代が短いのは天皇が知的障害者であったからとするトンデモ論。大正天皇は病弱だったが、多くの漢詩を残す、朝鮮語の学習に努めるなど教養のある人物であり、決して知的障害者ではない。天皇をどうしても貶めたい左翼にねつ造された。
余談
最後にトンデモ本を見分ける方法を紹介したい。しかしながら、このやり方は完全ではないため、結局の所大切なのは、ものごとを多面的・批判的に判断し、すぐ「AはBである」と決めつけない慎重さである。またトンデモ論を信じ、発信してしまえばあなたも共犯者になってしまう。情報の受け入れだけでなく、発信の際にも慎重になろう。
・著者の経歴を確かめる
博士号はおろか、大学の歴史科学科すら卒業していない著者もいる。また、学術論文を雑誌に発表していない著者にも要注意である。更にプロの歴史学者にも専門外の分野に手を出すものがいるため気をつけるべきである
例外もあるが、”~のウソ”、”~の真実”、”~の陰謀”、”反日”などの扇情的な見出しには要注意。
・参考文献がない、もしくは一般書ばかり
・出版社を見る
講談社、岩波、中公は”比較的”信用できる”かもしれない”。百○尚○先生御用達の幻冬舎などの出版社には要注意。ただし、原○伊○の明治維新非難は講談社で出版されたものである。
日本を愛する一人の同志として英霊になられた記念に彼の保守派としての記録を増田に刻みまーーーーーーーーーす
ドラクエで育ったじじいどもは寄ってくんなよ
彼が多くの反日異分子を成敗して老若男女問わず攻撃してきた英霊だという事実に目を背けて
ちょっとネトウヨこじらせた偉大な人っていうイメージを抱いたまま幻想の中に生きてください
「この反日軍の人達が大震災を足掛かりにして、どさくさに紛れて日本国家を解体」
杉田水脈「生産性がない同性愛の人達に皆さんの税金を使って支援をする。どこにそういう大義名分があるんですか」
すぎやま「正論ですよ」
すぎやま「男性からは言いにくいことをガンガン言っていただくのはありがたいですね」
「『従軍慰安婦』についてはまったく納得できません。当時の政府と軍部は、慰安婦になることを強制してはならないという姿勢でした」
「(大東亜戦争は)決して間違っていなかった」
「あの大東亜戦争がなかったら、これほど次々とアジアの人々が独立を果たせなかったかもしれない」
件のVTuberにケチをつけたフェミ議連とやらがおかしいのは自明なんだけど、それに対するこのまとめもおかしいだろ。
萌えVTuberの交通安全PR動画がフェミ議連の抗議で削除。フェミ系議員が公権力を使って表現規制。 - Togetter
いや、ポリ公は表現規制「される側」じゃなくて「する側」だろうが。
警察は行政権力であって、民主的に選ばれた議員が行政権を隅々まで監視し、場合によっては文句をつけるのは当然だよ。
それは民主政下での当然の権力分立の仕組みであって、民選の議員が行政府にケチをつけることはいかなる意味でも「規制」じゃねえよ。行政は規制される側じゃなくて規制する側に決まってんだろ。
民選の議員には、「規制する側」である行政府のやることなすことすべてにケチをつける資格があるし、もっと言えば行政府の監視こそが彼女ら彼らの主要な仕事だよ。
このフェミ議連がおかしいのは、VTuberという文化に対する敬意がない(むしろ蔑視している)ことや、「この程度」の絵柄を針小棒大に騒いでいることや、女性のためという大義名分を掲げながら女性の活躍の場を奪っていたりすることであって、それは存分に批判すればいいと思うんだけど、「表現規制」と呼ぶのは違うだろ。
そこは「私たちの/俺らの文化を馬鹿にするな」とか「ピューリタンしぐさやめろ」とか「女性の敵はお前らの方だろ」とか主張すべき局面であって、「表現規制反対」って叫ぶのは、相手方に「権力分立について何もわかってないバカが騒いでるだけ」という格好の口実を与えるだけだ。もっとはっきり言ってしまえば利敵行為だ。
なんでもかんでも表現規制反対って言えばいいってもんじゃないんだよ。『宇崎ちゃんは遊びたい!』とのコラボで赤十字が叩かれたとか、『ラブライブ!サンシャイン』とのコラボで農協が叩かれたとかならそう呼ぶのもわかるけど、流石に行政府が責められてる案件で「規制反対」って言うのは違うだろ。仮に非実在青少年の条例が通ってたらポリ公は俺らを弾圧する側だったんだぞ。
表現の自由を訴える自由主義者として、ポリ公が叩かれてるのを「規制」と呼ぶような倒錯は見過ごせない。フェミを叩きたい気持ちはよくわかるが、正しく叩くべきだ。
今日、仕事でミスをした。そのことでお客さんからクレームがついた。もちろん、ミスに関しては私が悪い。けれどもそこでぶつけられた暴言に対して、整理がつかなくてこの文章を書いている。
ミスに関しては私が悪い。それはそうだ。けれども、「ばーか!」と大声で言ったり、「どんなぼんくらでもそれぐらいできるだろ」とけなしたり、「頭悪いんか?」と言い放つのは、ちょっと違うんじゃなかろうか。
こちらがミスしたとはいえ人格否定のようなことを1時間も言い続けられては傷つくし、しんどくなる。電話を切った瞬間、こらえきれなくて涙が出てきた。
あなたにだって家族がいるだろう。大切な人がいるだろう。その人がそんな仕打ちにあっても「ミスしたのが悪い」って言えるのか。
対応してるのは人間なんだよ。ロボットじゃないんだよ。奴隷でもないわ。何もかもが思い通りにいかないからといって、ぎゃあと叫んで感情でコントールしようとするのが許されるのは赤ちゃんまでやぞ。あなたの感情のお守りまで、私に押し付けないでもらいたい。
ていうか、ほんま、何なん?何なん?何様なん?もうほんまなんなんやろう。なんでそんなに自分が偉いって思いこめるのかな。お客さんと店員である前に、我々人間やん。対等やん。一人の価値は同じって学校で教わらんかったんか。
ちゃうねん、ミスしたことに関しては責めてもらってかまわんねん。ただ、人格否定すなて。それだけやねん。
店員やなくて、人扱いしてくれんか。人間やから。そんなん言われたら傷つくし、疲れるし、心折れんねん。頼むでホンマ。
「正義の為なら人はどこまでも残酷になれる」って言葉、つくづく真理やなと思った。
普通に言ったら暴言だと感じてセーブしている言葉も、「相手がミスをした(ことで自分を不愉快にさせた)」という大義名分を得た瞬間、罪悪感というセーフティが外れて口から出てしまう。
そうなったら言ってる側には何のマイナスもないから、いつまでも暴言を吐き続けられるんだと思った。
正義に憑りつかれた人を一歩離れたところから見たら、無尽蔵の体力で周りに災厄を撒き散らすモンスターのようでぞっとした。
そうしてインターネットで色々調べているうちに、クレーマーは心に穴が開いている人だという記事を見つけた。
確かにそうなのだろう。自分に自信があったり満たされている人は、不適当な対応をされたからといって1時間も暴言を吐き続けたり、相手の人格を否定する発言をしたりはしない。
自分自身の中に溜まっている自尊心の量が少ないから、不適当な対応をされると自分の人格存続に大きなダメージを与えられたように感じて、それを防ぐためになんとか相手を下げようとするのだろう。
彼らがいつも「(なにをしたら誠意を見せたと思ってもらえるのか不明瞭な)誠意ある謝罪」を求めるのは、相手を下に置いて言うことを聞かせるということが、彼らの自尊心をいっときながらも満たすからなのだろう。なるほどなあ。
通り一遍の記事を読んで、ぎゃあと叫んでくる人の心理的な構造に関しては理解した。
実を言うと私の父も同種の人間で、少し気に食わない態度を取られただけで「なめてんのか!」と叫んで自分より力の弱い家族をぶん殴っていたので、まあそういう人たちの心の構造に関しては普通の人よりかは造詣が深いという自信がある(そんな自信持ちたくもないが)。父もまた尊大な態度の裏に矮小な自尊心を持つ人だった。なんだかんだといって、その人たちの問題は自分自身の自尊心の欠損を、自分自身でどうにかできないところに尽きるのだろう。
かといって今日のお客さんがわたしに吐いてきた暴言が消えるわけでもないし、事実しんどさは残る。構造の理解と寛容さはまた別のものだ。
結局「執着はうんこだから、両手に持ってないで早く捨てた方がいい」という記事の言葉が一番救いになったので、こうして増田に書いて水に流すことにした。アデュー。
https://anond.hatelabo.jp/20210902172149
いわゆる二次元サブカルチャー文脈だったらSpank!の方がむしろ正当っていうのには完全に同意するんだけど、いかんせんSpank!側のやり方が下手だったと思いますって話。
問題提起に子供とエロを持ち出して、Twitterで拡散を募ったら、そりゃこうなるよ。
「エロは規制すべき」「女子供をエロコンテンツから守るべき」系の大義名分をTwitterで掲げたら、よっぽどうまくやらないとまず燃える。男女差とエロ規制の話題は悪者を叩く遊びがしたいだけの人たちがアホほど集まりやすくって、それはもう実際にどっちが悪いとかどっちも悪くないけど利益がかち合っちゃうとか、そういうのはほとんど関係ない。叩く側も擁護側も相手をぶっ倒して気持ちよくなりたくてやってるだけだから。
今回初動はわりとうまくやってたけど、規制賛成派がタグを作ってまんだらけを攻撃する運動を始めちゃったあたりで終わったなって感じ。Twitterでトレンド工作のためになにかを攻撃するタグを作る行為は嫌われる傾向があるので(個人の感想です)。
本当に子供の感受性やSpank!という店と文脈、逆にサブカルチャーとしてのエロを守りたくてやってる人も当然いるわけだけど、じゃあその人たちからの注目や支持、批判を受けて、そこからどうするつもりだったのかもよく分からない。あのまんだらけで持ち直したような場所でまんだらけにケンカ売ってどうするんだ?移転したいのでクラファンします! みたいなご案内だったら拡散希望も分かるんだけど、1週間経ってもそういう動きがある気配もない。
まんだらけタウンと化したブロードウェイの4階、ホビー/アングラ/その他みたいなエリアをそうだと認識した上で出店しているのに、目の前にヤバい店が来るリスクを考えてなかったっていうのも考えづらい。
海外から叩かれまくったらまんだらけが反省してテナント移してくれると思ったのかな……あのまんだらけが? 無理では? 単にテナント撤退→完全オンライン販売に移行するための話題作りが燃え広がりすぎた、みたいな邪推の方がよっぽどしっくりくる。