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2024-08-30

4人子持ち俺が自分語りしていいターンだな

長子が来年18歳だが「育て上げた」という感慨を抱くことはこの先もないだろう。

正直いうと育てているという感覚があまりない。

どのように育つか観察しながら世話をしているというところだ。

それなりに大変だったのは確かだけど辛かったという記憶がまったくない。

 

両親とは離れて田舎に家を建てて暮らしている。

自分はずっとフリーランス在宅ワーク。妻はひとりめを妊娠してから産休に入ってそのまま退職、その後ずっと専業主婦である

妻は働きたくないわけではないがフルタイムで働くのは疲れるから無理というタイプで、

自分家族を裕福に養えるほど稼ぐ自信はないが妻が家でのんびりしてるとやる気が出るというタイプなので自然とそうなった。

基本的には自分仕事、妻は家事育児をすることになっているが、仕事場が生活空間と一緒なので役割分担は曖昧である

妻は常に自分仕事してるところを見てるし、自分は妻が家事をしたりのんびりしたりしているところを見ながら仕事をしている。

学生時代付き合ってる頃からずっとそんな感じで、それが気楽に感じるような関係性ということだ。

妻は普段料理掃除子供の世話もそつなくこなしているがたまに

突然1日中パジャマゴロゴロしたりドラマを全話一気見したり趣味に熱中したりして何もしなくなる。

そうなると自分はにわかにやる気が湧いてきて、部屋を片付けたり料理したり子供を遊びに連れて行ったりする。これで大体うまく回っている。

両親とも家にずっといるというのは特殊なんだと思うが、二人家にいればこれで適当に回せるのである

役割分担やルールを決めすぎるのはウチには向いていない。利他的動機づけというもの自分と妻にはデフォインストールされているようだ。

 

一番大変だったのは、ひとりめが生まれて数年だった。夜泣きがすごく、寝てもすぐ起きる、寝かしつけも大変、毎日深夜におんぶして階段を何往復もした。でも若かったので二人なら体力と根性で乗り切れた。赤ちゃんを抱いている多幸感がすごくて辛いとは思わなかった。ただ同じことの繰り返しで面倒くさいとは思った。今日に至るまで、育児とはほとんどが同じことの繰り返しである

 

子供の頃、母親の友人が生まれたばかりの赤ちゃんを連れてきたことがあった。目の前に寝かされた赤ちゃんを見て胸の奥から湧いてくる切ないような愛しさを感じて、手を握って飽きずに1時間ぐらい赤ちゃんの表情を見ていた。赤ちゃんが帰った後、何度も自分に弟や子供が生まれる夢を見て、目覚めてから自分には赤ちゃんがいない現実が寂しくて泣いていた。

一人目の赤ちゃんが生まれた時、あの時と同じ切ない愛しさが胸に満ちて、涙が出るほど嬉しかった。あの多幸感を思い出すだけで大体のことは乗り切れそうだなと思う。自分には赤ちゃんと接する才能があったのかもしれないと思う。赤ちゃんの表情を見ているだけで、勝手感情移入してしまい、何をしたいのか、何をして欲しいのか読み取ってしまうのだ。こうして赤ちゃんは常に甘えたいのはママ、遊びたいのはパパ、という関係性で楽しくかつ面倒くさい関係を築いてこれた。

 

ふたりめが生まれた時、勝手に寝て一人で遊ぶ子で、一人目と比べて楽すぎて拍子抜けした。これなら人数増えてもいけそうだね、と新たな赤ちゃん見たさに3人目も作ってしまった。3人目でも赤ちゃんは可愛かった。自分は3人生まれた時にもうやめとこうと決意したが、やっぱりもう一人ぐらい赤ちゃんを見たいと妻が言ったとき、決意を翻して本当に良かった。

4人目の赤ちゃんが生まれた時が多幸感ピークだった。あまり幸せなお産すぎて「こんないいお産があるんですね」と助産師さんも感動していた。

そしていままさに毎日面倒くさい子育てに直面している。仕事が忙しいのに夏休みで4人もの子供たちが家にいるのである。何度今忙しいかダメと言っても幼児が膝に乗ってくるのである

膝に乗ってくるのもあと数年、シャットアウトするのは忍びないという思いが仕事を遅らせ、本当に困っている。

赤ちゃんの頃一番楽だった二人目は思春期で今一番苦労している。絵を描いたから見てくれ、本を読んでくれ、自転車に乗れるようになったから見てくれ、カードゲームを一緒にやってくれ、一緒に自転車スーパーに行こう、夏休み課題をやってない、朝起きれない、夜寝ない、テスト勉強だ、塾の送り迎えだ、受験だ、進路を決めなきゃいけない、本当に面倒くさい。他人と関わるのが苦手だった自分が、妻を含め、5人もの人間と濃密に関わる人生になるとは思っていなかった。

宮崎駿が言う通り、人生において大事なことは全て面倒くさいのである

育てているつもりはない。濃密に関わりながら、育っていく様子を観察しているだけである

 

なんの参考にもならない自分語りで申し訳ない。

2024-08-18

ゲームアニメ禁止勉強のみ!って家庭とゲームアニメ遊び放題、宿題テスト勉強もしなくていいよみたいな家庭

二極化してる感じ

2024-07-07

35歳で狂うってよりも、35歳になったとき人生設計が狂っている現実と向き合うことになるって感じなんだよね

25歳から35歳って割と人生において融通が効く時期じゃん?

キラキラした仕事に挑戦してもいいし、公務員やってみてクソ溜めだから辞めますってしてもいいし、バイトで食いつないで夢追してもいいし、とにかく35までなら人生は色々と出来る。

逆に言えば、その時期までしか人生って軌道修正が効かないんだよね。

もっと言えば、そんな時期になにか出来なかった奴は何者にもなれない人生を歩むしかない。

学生時代の頃は「テスト勉強が忙しいから」と言い訳出来たし、社会人になりたての頃は「とりあえず生活仕事を安定させる」と言えた。

でも明らかに時間のある時期があったはずなんだよ。

ないなら作ろうとすることが出来た時期が。

28~33ぐらいの5年間程度だけかも知れないけど、結果を出してる人はそれぐらいの時期にちゃんと積み上げるものを積み上げて勝負してる。

学生時代からバリバリやってましたってタイプ天才から比較しても仕方ないにしても、社会人になってからも「眼の前の仕事が忙しいから」で言い訳し続けてるうちに秀才たちに追い抜かれていくのはちょっとどうしようもない。

35から先の人生って肉体的なトラブルが急増するのと、マネジメント的な立場仕事で求められやすくなる以外はあんまり30~35までの人生の焼き増しになりがちなんだよね。

30~35までの間にやってたことをあと5回ぐらい繰り返して定年を迎えて、そっからは体の自由が効かなすぎてもう老後モード人生しか送れない。

まりさ、30~35までの間にやってたことがほぼ0に等しいことは、そのあとの30年間においても結局0に等しいんだよ。

「俺はいつか作家になるんだぜ!カクヨム投稿したことさえないけどな!」みたいな奴はその後の30年かけてもカクヨムに1作も投稿せずに終わるだろう。

「俺はいつか凄いプログラマーになるんだぜ!今は仕事が忙しくて土日は家事やって寝るだけで勉強してないけど!」みたいな奴はその後の30年も土日は寝て過ごして後輩にドンドン追い抜かれる窓際コーダーになるだろう。

自分の頭の中だけにあったフワフワした人生設計と、実際に自分が歩んでいる人生の差、それに対して言い訳が出来なくなるのが35辺りなんだよ。

それこそ30ぐらいだったら「もうこなったら飛び込んでいくしかない!業界の中の最も熱気のある場所に入ってそこで日々火の車になることで自分を鍛える!」みたいなレールに乗り移るチャンスも0じゃない。

でも35になるとそういう道に進もうにも過去実績が少なすぎるともう無理になる。

学生時代のように「まあ俺もそのうちガチるし。なんか2組の増田は今からガチってるらしいけど、まずは受験勉強優先じゃね?」とやってない自分に対して言い訳をしてる時間なんてもうなくなっているという現実と立ち向かうことになるのが35歳。

35歳になったら狂うんじゃなくて、元々人生設計が狂っていたことが確定事項だって認めるしかなくなるのが35なんだよ。

トレーニングなんてもうずっとやってない元運動部が「暇な部署に移ったらめっちゃトレーニングやり直してそれからプロ試験受けてみるんだ」とかフワフワした人生設計してたことに対して「いやこの年ではもう無理でしょ?」ってのと向き合う年齢だ。

あとから入るのが簡単そうな業界だって、35まで本当に何もやってこなかった奴なんて調べてみれば全然いない。

表に出てくるのに時間がかかった人でも下積みを始めてきたのは20代の頃からだ。

そういった人達が結果を出すまでに積み上げた時間数字だけでも追いつこうとしても、35までロクに何もやってこなかった奴のペースでは100歳までかかっても追いつけないという現実にふと気づく年齢が35歳だ。

頭の中に漠然とあったスーパー自分が歩もうとしていたペースと、実際にリアル自分が歩んできたペースの違いがあまりにも大きすぎると気づくのが35歳。

突然に狂い出すんじゃなくて、最初から狂った予定を立てていたということを認めるしか無くなるのが35歳だ。

そして狂った予定を立てていた人間ってのは自分に対して「いつか人生めっちゃ上手くいくから頑張ろうぜ」という誓約をたてていたりする。

でもそんなのは大嘘で、目先の欲に流されたり日常に苦しんだりして必死にジタバタ生きるだけの毎日が今後も50年続くのが目に見えてくる。

自分自分に嘘をついていたことを認めるしかなくなり、自分に裏切られた自分が悲しみと怒りと情けなさとどうしようもなさでグチャグチャになっていく。

それを「35歳から狂いだす」と呼ぶ人がいるんだろうけど、そうじゃない。

「とっくに狂っていたこから逃げ切れなくなるのが35歳から」ってことだ。

始めから狂っていたくせにさも「何もしてないのにいきなり人生が壊れた」みたいに言い出すのは違うだろ。

周りを見てみれば分かるが、狂ってない人達最初から自分人生に大層なものなんて求めて来なかったんだぞ。

ただ生きて、チキンラーメン程度の美味さの物を食って、たまにハーゲンダッツぐらいのものを食って、毎日ちゃんとお湯張った風呂入れて、ニトリのベッドで寝て、Switchゲームでもやって、それで十分だと割り切ればいいだけだぞ。

お前の人生なんて最初からその程度だったんだ。

俺は凄いやつでいつか凄いことが出来て、学生時代に俺を見下した同級生を見返してやるし、一人だけ賞を取って別世界に行った友人にだって追いついてやるんだみたいなこと考えなくて良いんだぞ。

どうせ最初からお前の人生はこの程度だったと言うだけだ。

それを認められないとな、誇大妄想を拗らせて暇空みたいになっちゃうぞ?

2024-06-02

貧乏な友人ともう一緒に遊べない

anond:20240602180335

大学時代の友人に会った。

大学時代はお互い貧乏で、たまり場と言えばドリンクバー付きのファミレスか、学内食堂だった。

お金がないお金がないと言いながら、ノートを広げてテスト勉強しているのが常だった。

卒業から5年たった。

私は正社員彼女派遣社員

給与はおよそ2倍差があった。ボーナスもなく、残業代生活費を稼ぐわけにもいかないらしい。

それはそれで彼女は満足そうに暮らしていたから、私は特に何も思っていなかった。

ただ、この前一緒に遊んで、思った。

もう彼女と昔と同じ感覚で遊ぶことはできない。

金銭感覚が違いすぎる。

彼女ランチドリンクをつけるかつけないかで5分以上悩み結局ドリンクをつけないし、歩き疲れているのにカフェの値段に文句を言う。

都内カフェなら安いお店の方が少ないというのに、ひたすらにドトール推しをする。

ドトールが悪いと言っているわけではない。ただ、ドトールは日ごろから行けるものだ。

1年ぶりに会う友人と談笑するために行くお店にしては、非日常感がないし、たばこのにおいは感じるし、いささか心がときめく場所ではない。

少し値段の張ったカフェを紹介すると露骨に嫌な顔をされた。

彼女都内に出てくるまでの交通費時間も惜しむのだ。コーヒー一杯、10単位でも、妥協したくないのだ。

それが1年ぶりに会う友人との時間であったとしても。

ファッションビルで少し値段の張った服を見たいと思った。でも言えなかった。

結局ユニクロに行った。

ユニクロが悪いわけじゃない。私もユニクロを着る。

ただ「ユニクロしか選択肢がない」遊びのなさに、私は失望した。

たまの休み、非日常的な空間でおいしいものを食べて、心がときめくような服や雑貨を見ることはそんなに悪いことだろうか。

そんなに贅沢なのだろうか。

「高くてコンビニなんて絶対行けない」と言い張り、たまの友達との時間ですら、「お金がないお金がない」と言い続けている。

この人とはもう「遊ぶ」ことはできないな、と思った。

住む世界が変わったのだ。

生活に遊びがないと生きていけない、キリギリスのような私と、貧しさを受け入れて地道に生きているアリのような彼女

この二人で価値観をすり合わせて「遊ぶ」ことは、学生時代はともかく、今ではもうできないのだ。

「また遊ぼう」というLINEに「遊ぼう」と返信して、「じゃあ何で遊ぶの?」と疑問がこみ上げた。

私がカフェ提案しても、ショッピング提案しても、カラオケ映画ディズニー提案しても「お金がない」で終わる。

もう一緒に遊ぶことはないだろうと思った。

2024-05-16

anond:20240516224941

弱者男性でもいいけど家庭回すなら 報告・連絡・相談 できることが大前提

恋愛では加えて 関心・尊重・歩み寄り が必要

語呂が悪いとかどうでも良くて

連携取れる相棒として必要能力を求めてる ただそれだけ

なのにバカが沢山いて 初見デートで隠すんだよね

早めに能力開示するんじゃなく 女性にバレないように粉飾する

いい格好しようとする

それじゃパートナーとして的確か分かんねーつーの

きっと学生時代テスト勉強とかしてるタイプだろうな

勉強で向上させた学力を点数で測るためのテストなのに

テストの点数だけ上げるために勉強するとかい本末転倒

そういうハックで不利益を被るのは自分なのにねえ

初デートサイゼはないわ

とか、いやいや、ありでしょ? とか、むしろそれで値踏みしてるんだぜとか、試してやってんだよとか、価値観の違いがわかっていいじゃん・・・とかなんとかSNSで喧々諤々の議論が行われた結果、男女交際経験値の少ない学生さん若い人に不毛な苦しみを与えては可哀想だと思っている。

だって初デートサイゼがありかなしかなんてケースバイケースに決まってる。なんの場合分けもなしに「あり」も「なし」も言えるわけがない。

そんな当たり前の前提など知らない若い人にとってサイゼ問題害悪しかない。男は「デートめんどくせー」「カネつらー」となり、女は女で「このレストランは有りなヤツ?無しなヤツ?」とか「別に普通でいいんだけど」とか「いやでもサイゼだったら友達に憐れまれるし」とか余計な雑念に振り回され、背伸びして行った店には「なんかイタいカップルが来たな」と思われいいことがない。

そこで参考になるかどうかはわからないが、「ごく簡単で外しにくいお店選び」を提示してみたいと思う。ここでお前誰やねんというツッコミがくることが想定されるが、それには答えない。性別年代デート経験値も伏せる。中身だけ読んで参考になるならしてほしいし、ゴミだと思えば無視してくれ。ネットのは男→女パターンが前提ぽいが、ここに書いたのは逆でも使えると思う。

中高生編】

まあこの話で誰も中高生デートなんてさすがに想定してないと思うが、中高生の目にも留まる以上本人たちは気にしてしまうかもしれない・・ということで。大丈夫安心してサイゼ行け。うーん当たり前すぎるな。それで笑われたりSNSで晒されたりするのだとしたら、そいつが悪い。イオンフードコートでもマックでもいいじゃないか。奢る必要もない。収入もないのに人に奢るな。テスト勉強教えてもらったお礼にジュースとかスタバとかマックとか焼きそばパンとか映画ポップコーン奢る程度にしとけ。

大学生編】

大学生になったらフードコートはやめとけくらいで、別にサイゼでもチェーン店でもいいと思う。金がないのに変わりはない。少しカッコつけたいんならそのへんのデパートレストラン街に入ってるようなチェーンのサイト見て最寄りの店に行くとかしとけば大きくは事故らない。高すぎず安すぎずで初デートとしてはちょうどいい。バイト代も入ってるだろうし。そして後輩なら奢れ。同級生や先輩にはお礼の気持ちがあるならその旨伝えて「今日は」奢らせてくださいお願いしますと言え。勝手に奢ろうとするな。店選びに困ったら相手に聞け。困らなくても聞いていい。しか手ぶらで聞くな。3つくらい候補用意してから聞け。別系統のを3つ提案しろ。あらかじめ好みを知ってるなら2つ混ぜろ。しか自分の案に固執するな。会話して店選びを楽しめ。チョイスした3つを笑われたら一緒に笑って「クソが。じゃあお前の考え聞かせろや」と言い、なんか言ってきたら「そっかー。そっちのがいいな!」と返せ。

新社会人・若手社員編】

新社会人や若手社員フードコートに加えサイゼ鳥貴族もやめろ。別に同期の女の友達会社帰りに「ちょっと飯食いに行く」程度ならファミレスでも安居酒屋チェーンでもいいが、互いに「まあ、これはデートだよね」と認識するようなシチュエーションならやめろ。休日わざわざ待ち合わせて行くデートならデパート云々のくだりで書いた程度の店か、あとは勝手に調べろ。高すぎるとこは行くな。安い店だから滑稽なのではない。分不相応から滑稽なのだ。どうせあれだろ?「初デートサイゼ」を笑ってた女もよくよく聞けば「お前な、年上でしかもこっちに下心ありありのくせにサイゼかよ」とかそんなとこだろ?しらんけど。単なる男友達デートでもなんでもなく行くサイゼ文句言ってたわけじゃないだろ?学生彼氏に怒ってたわけでもないだろ?

横道それたが「困ったら相談」も上に書いたのと同じだ。おごりおごられ問題についても同じ。収入立場も同じ相手勝手に奢るな。

【それ以上編】

上に新社会人・若手社員編を書いたが、それ以上の年齢、立場収入でもまあ同じだ。デパートのまあまあのお店を基準にケースバイケースで調整しろ婚活お見合いなどもう少しフォーマルな感じなら都内シティホテルの店を基準しろ。「最初は軽くお茶ランチでも」というノリでもスタバファミレスいいわけがない。よくわからないならシティホテルしろ

二回目以降は初回の様子で相談しろ。気が合いそうならその場で次の約束しろ。初回相談時に3つ候補用意してたなら「じゃあ次ここ行ってみよっか」とつながりやすい。お前らの好きな「自然に」仲良くなる感じを自然演出できる。「この店行ってみたい」「この映画見たい」「このイベント行きたい」。まあ理由なんてなんでもいい。そこまでの会話に出てきたトピックに絡められればベターだ。デート約束デート中が一番とりつけやすい。気に入られていればだがな。返事はいつでもいいと言え。「わかった。じゃああとで返事するね」と言われたら半分諦めろ。固執するな。2回以上返事督促するな。諦めきれないなら半年後もう一度かるく誘え。状況が変わっている可能性がある。ただし軽くだぞ。繰り返すが固執するな。その半年でお前もよその女(男)に寄り道するくらいでちょうどいい。

この年代になると年齢、収入立場に明確に差がついてる場合も多い。お前が上ならノータイムで奢れ。さも当然のように奢れ。そこで押し問答が始まりそうなら「じゃあ次は奢らせてください」と言って次に繋げろ。相手は奢られた負い目を感じることなく、次が嫌なら断れるという逃げ道を用意してやれ。お前が下の立場でも同じくらいの立場でも誘ったなら奢れ。しか相手立場もあるのでお願いベースで奢れ。無理はするな。

店選び以外に奢り奢られまでいろいろ書いてしまったが、まあこっちも地続きの問題からな。店選びについては「ケースバイケース」と「分不相応な店はやめろ」以外のことは言ってないことに注意してくれ。TPO、それがすべてだ。「初デートサイゼはありかなしか」に唯一の答えなどない。がんばろう!

2024-05-12

anond:20240512200706

ニンテンドースイッチゲームまた50本遊んで感想書いたのでまとめ(その三)


普通

アオイシロ

和風伝奇ジャンル女の子同士の恋愛表現する、アカイイトと同じ世界観ノベルゲーム

今作では主人公小山内梢子が剣道の有段者ということもあり、バトルよりのエピソードが多めになっている。

衒学趣向の文章がかなり多く、ラスボスと戦っている最中ですら、語源歴史解釈小ネタが挟まるので徹底した味合いだった。

対して恋愛パートの文量はあっさりめなので、前作との比較で好みが分かれてしま作品だった。


嘘からはじまる

嘘と恋愛テーマにした短編連作ノベルゲームで、複数エピソード連作っぽいミステリーズなストーリーになっている。(ミステリーズなストーリーとは、いっとき東京創元社から刊行される短編連作小説がみんな揃ってやってたアレを揶揄している)

中学高校大学とそれぞれの学校舞台にした短編で、どれも嘘のテーマを上手に処理して、恋愛の起伏を描いており、やりたいことは理解できた。

特に成人年齢になる大学生編では、テキストだけの表現とはいえエッチ過激な内容も多くあり、なるほどと感謝できるシーンが多くて好き。

信頼できない語り手にまつわるミステリ議論は、まあ本作の本題ではないし、多様な好みを許容したい。


人形の傷跡

行方不明大学生の姉を探しに上京した上条明日美が、サイコホラー事件に巻き込まれノベルゲームで、90年代後半の同人ゲームリメイクしたもの

姉を思う主人公気持ち以外一切信用が置けないストーリーが展開されるため、出てくる登場人物全員が怪しく見えてくる怖いゲームだ。

ストーリー的に意味がない読者を驚かせるためだけの仕掛けがあるのは、時代性を感じた。

少し駆け足な展開が多く、せっかく田舎から上京したのだからなにかアクティティを楽しみ、キャラたちを立てるパートがあっても良かったかもしれない。


いづみ事件ファイルVol.2黄昏編

携帯電話専用ゲーム移植版で、物語としてのミステリー、というよりは推理クイズ体裁シリーズ第二弾。

事件概要構成要素こそ前作とは異なるが、大きな流れとしてはほとんど変わっておらず、話の筋が非常に薄い。

シリーズを通してのキャラクタや、前作とのちょっとした繋がりなど、ひっかかるところもあるにはあり、特に主人公のいづみの傍若無人ぶりは相変わらず面白い

とはいえ、謎を解く過程議論こそがミステリの本懐であり、ただ謎を提示され、その謎に対する答えを選ぶ現代文試験を、ミステリ呼称するのは個人的な好みとは外れていた。


千羽鶴

恋人のお見舞いに病院に行くことから始まるホラーノベルゲームで、携帯電話専用ゲーム移植版で千羽鶴シリーズ第一弾、シリーズではあるが、作品間の繋がりは薄く、今作独自世界観キャラクタが楽しめる。

生理的嫌悪感を煽るようなホラーが中心で、とにかく徹頭徹尾おどろおどろしい嫌な雰囲気が漂っている。

特に不快臭いに関する描写は妙に文量が細かく、ねっとり描写されるので、否が応でも話に引き込まれしまった。

ルートごとに異なる世界観分岐するため、根幹の設定が違う妙が楽しめるのだが、割とどれも似たような話が多く、エピソードの幅が小さいのは惜しい。


幽限御界堂探偵社 1章

妖怪実在する世界でそれを退治する役目を持った御界堂守丸が主人公コマンド選択肢アドベンチャーゲームシリーズ第一弾。

現場捜査容疑者への聞き込み、知識図書館で調べるなど、妖怪という突飛な設定ではあるが、地に足がついた丁寧なゲームを遊べる。

最終的に妖怪対峙するパートになるが、ここは要するにミステリ系のゲームにおける容疑者証拠を叩きつけるパートになっていて、本作独自翻案がうまくできていた。

シリーズものなので、縦筋となる父親の謎、ヒロインとの関係値、敵の親玉など気になる設定も出てくるが、次作の第二章でシリーズ展開が止まっている。


幽限御界堂探偵社 2章

妖怪実在する世界でそれを退治する役目を持った御界堂守丸が主人公コマンド選択肢アドベンチャーゲームシリーズ第二弾。

今作はAIロボット殺人を犯すという魅力的な謎が提示され、妖怪だけでなくSFもやるのかとワクワクしたが、そういう話ではなかった。

妖怪ロボットといった要素だけなく、殺人事件すらも本題ではなく、ゲストキャラたちの関係値のエピソードが主になっており、二作目ながら番外編っぽい立ち位置作品

シリーズは今作で止まっており、縦筋となる布石が回収される見込みがないのも残念なところ。


ANGEL WHISPER

ノストラダモスの大予言間近の1998年に、フリーゲームプランナー由島博昭が開発業務を通じて世界真実に気づくノベルゲーム

1999年に発表されたゲームのフルリメイクで、当時の時代感が色濃く出ており、非常にらしさがあった。

陰謀論に傾倒するヤバい人と一蹴するのではなく、自分ごとのように読めるような具体的なエピソードと設定の開示の工夫の丁寧さが面白かった。

リメイク時に追加されたエピソードも、ノストラダモスの大予言世界が滅んでいないという前提にたったメタ視点面白く、短いプレイ時間の中に壮大な世界があって良かった。


Night of the Crabz ~カニの頭に気をつけろ~

ライターの兼城と保村の二人が、炎上事件に苦悩している旅館取材に行く、インターネットミームてんこ盛りのコメディアドベンチャーゲーム

終始不真面目なテキストが一貫しているちょけた作品ながら、しっかりとフリとオチが決まっていて、作品としては真面目に作られている。

なお、大浴場でお風呂に入るサービスシーンで、ヒロインの保村がお風呂には入るが、変えの下着を忘れていたため同じものを履き回すシーンは、お風呂に入らない系女子に大きな感情を向けがちな僕としては、気が効いている良いストーリーだと感謝した。

アドベンチャーゲームではあるが、RPGアセットテンプレートを流用しているからか、ステータス画面や謎の戦闘シーンがあるのは、開発会社の続編への布石らしいので、そちらにも期待したい。


刑事J.B.ハロルドの事件簿 マーダー・クラブ

パソコンゲーム黎明期から続く犯罪事件操作するコマンド選択アドベンチャーゲーム第一弾。

聞き込み、探索、聞き込み、探索と、刑事は足で稼ぐの格言の通り延々とコマンド選択して証拠を集めていくタイプゲーム

ストーリーは非常に薄く、容疑者たちが語る人間関係から、その間柄を想像で補完しながら遊ぶことになる。

昔のゲームは、今と面白さの尺度が違うものも多いが、テキスト主体のアドベンチャゲームは、概ね今も昔も変わらず一貫した良さがあるなあと再確認できた。


刑事J.B.ハロルドの事件簿 マンハッタン・レクイエム

パソコンゲーム黎明期から続く犯罪事件操作するコマンド選択アドベンチャーゲームの第二弾。

ひたすらに延々と聞き込みを繰り返す昔ながらのスタイルで、謎らしい謎はあるものの、基本的には犯人たちが自ずと語ってくれる。

UIテンポがいいので、コマンド選択することで主人公刑事と一体感が楽しめるのは、アドベンチャーゲームの根源的な楽しみだった。

なお、同名の被害者が三人いるという非常に魅力的な謎は、途中で明らかにゲーム容量やUI画面の大きさの都合であることが伝わってくるのも、パソコンゲーム歴史を感じさせられた。


刑事J.B.ハロルドの事件簿 キス・オブ・マーダー

パソコンゲーム黎明期から続く犯罪事件操作するコマンド選択アドベンチャーゲームの第三弾、というか第二弾のマイナーチェンジ版。

いや、アドベンチャーゲームマイナーチェンジ版ってどういう意味なのかよくわからないと思うけど、要するにキャラ絵と背景絵を使いまわした番外編。

前作の事件構成要素は同じだが異なる事件が展開するので、はっきり言って続けて遊ぶと混乱した。

流石に当時の開発事情をとやかく言うのは野暮なのだろうが、全くそういった知識を入れずに遊んだので、なんらかのトリック時間移動による世界線改変とか、作中作による叙述トリックとか)を疑った身としては拍子抜けした。


Looking Up I See Only A Ceiling 上に天井がある。

イタリアインディーゲームで、学生少女テスト勉強の合間に色々と苦悩するアドベンチャーゲーム

翻訳がかなり丁寧にされており、独白中心のこじんまりとした世界観がよく伝わってくる。

特に朝食を用意するパートで、頑なに自分が決めた順序でしか動こうとしない主人公の生きづらさは必見。

読者に解釈を委ねるような物語賛否あるだろうが、短い時間で遊べる短編としてはこういうのも有りだと思った。


秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花

ファミコン風のレトロドット絵サスペンスドラマのようなストーリーが楽しめるコマンド選択ADVミステリー案内シリーズ第二弾。

事件解決目的に来たはずの刑事旅情を楽しむパートが多いのはシリーズ恒例の展開だ。

前作と比較すると3倍ちかくボリュームが増えており、警察サイドのサブキャラ複数人登場、容疑者も多数おり、謎も二転三転していき、事件も数多く起こる。

しかし、謎の振りと落ちが整理されていない箇所が多く、ボリュームは多いのに消化不良感が残るしっくりこない結末は残念だった。


BUSTAFELLOWS

時を巻き戻す能力をもったフリーライタの女性テウタが、法律に縛られない自分たちの正義を実行するフィクサー集団出会うことから始まる乙女ゲーム

キャッチコピーの「あざやかな悪に染まれ」の通り、悪徳弁護士殺し屋クラッカーなどの犯罪を厭わない男性キャラとの恋愛が楽しめる。

いわゆるクライムサスペンスじみた展開もあるにはあるが、本題はあくま女性主人公目線での男性キャラとの恋愛パートにあり、悪を成す部分の段取りの薄さは気になった。

アメリカ舞台なので、出てくる飯がピザテイクアウト中華が多くなかなかお腹がすく展開が多いのは好き。

○好きじゃない

該当作品なし

2024-04-19

anond:20240418110000

テスト勉強大学合格に特典つけるしかないんじゃないの。新しい機材とか。ならなかった時の保険のために大学ぐらい通えって。つかもう今から始めてないと需要より供給デカすぎてマトモに先人に追いつかない分野だし乗り遅れてるんじゃないの?ビジョンが甘いって説教しろよ。

2024-04-18

anond:20240418113101

若い頃の豊かな感性を、不要情報を詰め込む灰色マシーンになってドブに捨てるより、感情をフルに使えて心から楽しいと思える遊びを全力でして、恋愛もして、青春謳歌した方が、ずっといいさ。

いや、確かにテスト勉強は、理解度検査の意義をブチ壊すチートだけどさ、受験勉強日本だけじゃなく韓国でもされてるし、本来あるべき姿じゃないにしても、回避できないし仕方ないんじゃない??

2024-03-16

anond:20240316170815

テスト勉強とか無理しないよねー

っていうようなもんじゃないの

ダメだった時の保険かけつつ実際は勉強してる

まの抜けた増田のようなやつだけがそれを本気にするのだ

2024-01-26

ちゃんと授業聞いてればテスト勉強とか不要じゃね?

少なくとも90点は取れるじゃん

2024-01-24

きな子と一緒にテスト勉強してて顔近づけて同じプリント見てたんだけど

そのタイミングでなぜかポロッとでかめ耳くそが耳穴から転がり落ちてプリントの上に鎮座するのやめろ。俺が何したっていうんだよ。

2023-10-30

anond:20231029203433

地方田舎住みだけど、宿題なくしてる小学校の話聞いたことある

やる気に満ちあふれた新任校長宿題なくしたらしいんだけど、

何年か経ったらその小学校卒業生中学校での定期テストがボロカスだったらしい。

家で勉強をする習慣が完全になくなったので、テスト勉強を家でコツコツやることができなかったんだって

そして次に着任した校長宿題を復活させようとしたんだけど、父兄から大反対があったらしい。

全部伝聞なので信じなくてもいいけど、一理あるな〜とは思った。

2023-10-20

中学受験したい人生だった

田舎公立中の1年のときに塾にも通わず定期テストの前日にテレビ見ながら

ちょっとテスト勉強するだけで学年末の実力テストで学年一位だった。

結局進学した大学マーチ文系だったけど、

小学生の頃からSAPIXとかでちゃんと鍛えてれば東大とか余裕だったはず。

2023-08-15

[]8月15日

ご飯

朝:松屋ソーセージエッグ定食。昼:カラムーチョたけのこの里。夜:ベーコンにんじんエノキ玉ねぎコンソメスープ。だし納豆豆腐目玉焼きバナナヨーグルト。間食:アイス

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

○ FatalTwelve

・はじめに

突然のテロに巻き込まれて死んでしまった女子高生獅子舞凛火は、同日同時刻に死んだ12名の内たった一人だけが死の運命を覆すことができる「女神の選定」に巻き込まれる。

そのルールは、週に一回日曜日に氏名、死因、未練の三つ指名することができ、指名されそれが当たっていると脱落し一時的に覆されていた死の運命が遡ってしまう、そしてたった一人になるまで12週繰り返すというもの

勝者が一人だけのデスゲームものという味わいもあるにはあるものの、主題は不意の死に巻き込まれしまった主人公獅子舞凛火がどうそれと向き合うのか、そして同じく「女神の選定」に巻き込まれた友人の未島海晴との関係値はどう変化していくのかにあると感じた。

・続く日常描写

毎週日曜日に他のプレイヤーから氏名、死因、未練を当てられたら死んでしまう極限状態ながら、主人公獅子舞凛火の通学、祖母経営する喫茶店の手伝い、友人達との遊び、テスト勉強などの日常描写たっぷりある。

先手必勝で他のプレイヤー情報を調べた方が絶対有利なんだけど、かなりまったりしている。

もちろん物語が進行していくにつれそうも言ってられなくなる展開もあるにはあるものの、学校に通うことは最後までやめない。

特定の人数を明記した登場人物に、明示されるゲームじみたルールながら死を強制する恐怖と、デスゲームっぽい導入ではあるものの、知略を張り巡らす緊張感のある展開はかなり控えめ。

勿論それが良い悪いではなく、この作品の目指すところはそのような極限状態であっても、日常を過ごすことの尊さを書こうとしているのは明白だったので、これはこれで楽しめた。

特に喫茶店描写コーヒーを飲んだり軽食を食べるシーンが多くあるのも好み。

この辺のスチル絵に差分が多めなのもやろうとしている趣旨がそこにあることの証左だろうか。

獅子舞凛火、未島海晴、日辻直未の関係

日常描写だけで話を引っ張っている訳ではなく、そこに花を添えるのが獅子舞凛火、未島海晴、日辻直未の女性だけで構成された三角関係だ。

主人公獅子舞凛火はぶっきらぼうながら根は優しく、一つ年下の後輩でドジっ子メガネの日辻直未が失敗するとフォローしてくれる。

そんな二人の微笑ましい関係を不機嫌そうに眺めるのが、長髪ロングで清楚系ながら僕っ子の未島海晴。

海晴は明らかに凛火のことが好きなのに、鈍感な凛火は気付いておらず、海晴より直未を優先する姿に、関係が拗れていく。

この三角関係描写にはかなり文量がさかれており、主に海晴と凛火の二人の視点から恋愛模様が楽しめる。

特に女神の選定」に巻き込まれながらも、最初から覚悟がガン決まりの海晴のストーリー面白かった。

はっきりと恋愛の話であると断言されているのも好印象で、かつそれに対して強い否定的意見を言う人がいないのもノンストレスで楽しめて良かった。

名脇役小熊真央

そんな三角関係を陰ながら支えている小熊真央が風格ある良い役で、僕は彼女が一番好きなキャラだ。

鈍感な凛火に気づきを与え、海晴のメンタルフォローし、直未の真意を探ると縦横無尽の大活躍

女神の選定」とは一才関係ないにも関わらず登場頻度とその重要度合いが高く、優れた人間性を魅せる場面が多々あった。

特に海晴のメンタル限界なことを察知しつつも、ベッタリと距離感を詰めるのではなく、あえて距離を置きつつも、いつでも電話に出られるように臨戦体制を取り続ける様は今作屈指の名場面だった。

異常な生死をかけたゲームだけじゃなく、彼女日常を送りながらギリギリラインで友人達関係値のバランスを取るのに一生懸命なシーンがあるのも、このゲーム主題がどこにあるのかを示唆する一端だった。

・「女神の選定」ガチ勢の面々

インキャラ達以外にも「女神の選定」の参加者はおり、彼ら彼女らも視点人物になりそれなりの出番がある。

とはいえ女神の選定」と関係ない恋の鞘当てに一生懸命女子高生達をさっさと片付けられない時点で、ガチ勢と呼んでいいのかは怪しいかもしれない。

そんな面々の中でも僕が気に入ったのは以下の2名。

まずはイタリアの元マフィアながら、ヘタレで序盤からけが続くも男を魅せるシーンもあるフェデリーコ。

コナをかけていた海晴が女性同性愛であることを知ると、それならそれの遊び方が提案できたのにと遊び人らしい最後の言葉を残すシーンは、ヘタレ女好きキャラとしての一貫性があって、良くない行いをし続けてきた彼らしさがあった。

もう一人は、ジャーナリスト正義のためにしか行動しないと誓っているスケールさん。

まあこういう生死がかかったゲームをやってる中で正義とか言い出す奴がどんなやつかは想像やすいんだけど、ちゃんとその想像通りのキャラ

良く言うと人間らしく、悪く言うとみっともないキャラ

大言壮語が過ぎる上に自身の死が迫ると表れる人間らしさが、物語を彩ってくれた。

・「女神の選定」エンジョイ勢の面々

このゲームのらしいところは、生死がかかったルールを設定しておきながら、もう生死について腹を括っているキャラが何人もいることだろう。

覆された死の運命をただの幸運ロスタイムと捉えて、他人を蹴落とすことよりも人生エンジョイする時間に使う面々も何人かいた。

家族のいない孤独な老人牛塚さんと持病による死が延期になっただけで直近の死は変えられないソーニャについては、その意識が強かった。

からといって面白くないわけではなく、彼らの生き様が他の面々に影響を与えたり、日常を過ごすことの尊さを再認識させてくれたりと、物語としての役割ちゃんとあるのが面白かった。

・おわりに

生死がかかったルールのあるゲームに巻き込まれた極限状態と、女性三人による恋の駆け引きとが同列、あるいは後者の方が重要に扱われている構成の妙が面白かった。

この極限状態からこそ恋愛様相が変わってくると、それぞれのエピソードリンクはしっかりしているので、通して遊ぶと違和感は薄い。

デスゲームに巻き込まれていないにも関わらず、めちゃくちゃ頑張った小熊真央さんにはキャラクタ全員感謝を示すべき。

小熊真央さん本人の幸せについては一切触れられていないので、是非とも彼女恋人を見つけるなり、何か趣味で良いことが起きるなりの、ハッピー後日談を見たい。

偏見を持たない彼女姿勢が僕は大好きでした。

2023-07-18

anond:20230717173823

貧乏な友人ともう一緒に遊べない

大学時代の友人に会った。

大学時代はお互い貧乏で、たまり場と言えばドリンクバー付きのファミレスか、学内食堂だった。

お金がないお金がないと言いながら、ノートを広げてテスト勉強しているのが常だった。

卒業から5年たった。

私は正社員彼女派遣社員

給与はおよそ2倍差があった。ボーナスもなく、残業代生活費を稼ぐわけにもいかないらしい。

それはそれで彼女は満足そうに暮らしていたから、私は特に何も思っていなかった。

ただ、この前一緒に遊んで、思った。

もう彼女と昔と同じ感覚で遊ぶことはできない。

金銭感覚が違いすぎる。

彼女ランチドリンクをつけるかつけないかで5分以上悩み結局ドリンクをつけないし、歩き疲れているのにカフェの値段に文句を言う。

都内カフェなら安いお店の方が少ないというのに、ひたすらにドトール推しをする。

ドトールが悪いと言っているわけではない。ただ、ドトールは日ごろから行けるものだ。

1年ぶりに会う友人と談笑するために行くお店にしては、非日常感がないし、たばこのにおいは感じるし、いささか心がときめく場所ではない。

少し値段の張ったカフェを紹介すると露骨に嫌な顔をされた。

彼女都内に出てくるまでの交通費時間も惜しむのだ。コーヒー一杯、10単位でも、妥協したくないのだ。

それが1年ぶりに会う友人との時間であったとしても。

ファッションビルで少し値段の張った服を見たいと思った。でも言えなかった。

結局ユニクロに行った。

ユニクロが悪いわけじゃない。私もユニクロを着る。

ただ「ユニクロしか選択肢がない」遊びのなさに、私は失望した。

たまの休み、非日常的な空間でおいしいものを食べて、心がときめくような服や雑貨を見ることはそんなに悪いことだろうか。

そんなに贅沢なのだろうか。

「高くてコンビニなんて絶対行けない」と言い張り、たまの友達との時間ですら、「お金がないお金がない」と言い続けている。

この人とはもう「遊ぶ」ことはできないな、と思った。

住む世界が変わったのだ。

生活に遊びがないと生きていけない、キリギリスのような私と、貧しさを受け入れて地道に生きているアリのような彼女

この二人で価値観をすり合わせて「遊ぶ」ことは、学生時代はともかく、今ではもうできないのだ。

「また遊ぼう」というLINEに「遊ぼう」と返信して、「じゃあ何で遊ぶの?」と疑問がこみ上げた。

私がカフェ提案しても、ショッピング提案しても、カラオケ映画ディズニー提案しても「お金がない」で終わる。

もう一緒に遊ぶことはないだろうと思った。

2023-07-08

地頭が悪い子供のほうが可能性がある

小中の勉強余裕のよっちゃんで全く勉強せずにパスできたが、高校に入るとテスト勉強をしなければならなかったり、受験勉強をしなければならないのにどうしてもやる気が出ない

マジの天才であれば高校勉強だってノー勉でいけるだろうし、地頭は悪いが努力できるやつはちゃんと伸びる

そして努力しても伸びないor地頭が悪いのに努力しないやつは「頭が悪い奴」として期待されずに済む

そう、地頭が良いやつが一番損をしているのだ

勉強するという行為人一倍苦痛に感じるし、ある時点までは成績も良かったので周りからの期待も高いので板挟みになる。

しか学力は(相対的にかもだが)落ちていくのでますます自信が無くなる。

だったら最初から地頭が悪くて、でも小学生の頃からコツコツとテスト勉強が出来る人間のほうが200倍マシだと思う

し、そういう奴の方が地頭が良いやつよりよっぽど良い大学に行き良い企業就職すると思う

地頭が良い」子供を持っている親御さんは是非、ハイレベル小学生受験中学校受験経験させ「勉強」を経験させてあげてほしい(勿論、教育虐待なのは良くないと思うが)

それかもう大学附属に入れてエスカレータ式に大学に入れさせてほしい

きっと、勉強以外に好きなことがあるだろうから、それに熱中させてあげてほしい

俺みたいなやつをもう生み出さないでほしいので、どうかお願いしま

2023-06-27

涙出てきた

なんで俺は頑張って頑張って入った大学単位を落としそうになってるんだ??周りは課題テスト勉強も軽々こなして資格勉強サークル活動時間を使っている。一方で俺は課題で精一杯で資格勉強なんて無理。今日も起き上がることさえできずに中間勉強をやらなきゃいけないと思いながらもう4時間が経った。こんなんじゃ不登校だった頃とおんなじだ。やることは無限にあって、さっさとやらなくちゃ差がもっとでかくなる。でももう嫌だ、何なんだこの人生

2023-06-13

結婚出来る気がしないとか、したとしてと挙式は恥ずかしくて出来ないとか言ってた友人が結婚してるけど、この先挙式したら嫌いになりそうでそんな自分が嫌だな

テスト勉強して無い、自信ない赤点かもとか言ってたのにしれっと80点以上取るやつみたいな、そんな感じ

あーあ

2023-04-23

お前が何もしていないのにお前の状況が変わるわけないだろ

給料上がらないー

会社ブラックだー

まともな政党がないー

消去法で選ぶしか無いー

こういう事言ってる連中が全員デモストライキ転職や労基への報告、立候補政党作りなどの権利として認められている活動ちゃんとやれば社会は良くなるんだがな

テスト勉強してない癖に「テストで良い点取れないー」と言っているのと全く同じである事に気付いてないんだろうか

いつまでも甘えてんじゃないよ全く

2023-04-20

追記有】就職して学生時代の友人関係崩壊した

真面目で頭の良いAと、

勉強は出来ないが要領の良いBと、

私で、

学生時代は3人で仲良く過ごしていたつもりだった。

自然と仲良くなって、テスト勉強したり、旅行に行ったり平凡な学生時代の友人だった。

大学卒業後の進路は、Aは推薦で大企業へ、Bは就活が嫌になり大学院へ、私は休学して海外へ行くこととなった。

みんな、それぞれの進路を進んでいると思った。

AはBを就活から逃げたと笑っていた。

Aは大企業に決まって嬉しそうだったのを覚えている。就活の時はAにエントリーシート添削を頼もうと、みんなで言っていたのを覚えている。

それから2年経って、

私は復学して大学院に進み、Bは外資系大企業就職した。Aは、事業改変で所属する会社子会社に変わっていた。

露骨に仲が悪くなったのはここから

TwitterでAが会社不安を呟く。そこにBが転職したら?と言ったのがそもそもの始まりだったそう。

Aは「無責任に口出ししてほしくない」「Bの言い方が偉そう、私は今の会社に不満はない」と言い、Bは「そんなつもりで行ったのではなく1つの案だ」と言い合っていた。

そのまま会わなくなって、気づいたらAとBはSNSの双方フォローを外していた。私は板挟みになった。

Bから少し話を聞くと、

社会人になってもAが学生時代テスト赤点ネタにしてくること

・いつまでたっても、馬鹿レッテルを貼り続け、自分意見を聞いてくれないこと

が不満だったと愚痴を言っていた。

私は、就職して立場が変わって、仲間のパワーバランスが壊れたのだろうと思った。

不安を抱える会社の子会社で働くA

外資系大企業就職したB

立場が変わったのに

大手就職が決まり、成績の良いA

大学の成績は最悪だが要領の良いB

価値観のままだと仲良くできないのかな。

Aはいつでも成績優秀で大企業バリバリ働いて欲しかったし、Bは愛嬌で乗り越えて、そんな2人を私はまだ見たいのかもしれない。

Bは、Aはいつも自分を見下して意見を聞いてくれないと言っていた。

私は、テスト前にAがBにいつも勉強を教えていたことを覚えている。



もう3人で会うことはないだろうな、と思う。

大学で共に過ごした四年間、私達は本当に仲が良かったんだろうか。

沢山作った思い出は何だったんだろうか

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追記 4/21 08:33

反応が色々あって驚きました。

こんな書き殴ったような文章でごめんなさい。

書いた後に、タイプミスや本題と関係無いなと思ったこと、書き過ぎたことは削除しました。

それに伴い性別も消したのですが、混乱させてごめんなさい。ちなみに全員女です。

関係が壊れた原因ですが、私が観測した範囲出来事なので、個々の間で何か別の問題があるのかもしれません。

そして、私がこの日記を書いた理由ですが

私が

学生時代に全く勉強ができず、遊び呆けていたBを、

今は大企業入社して威張っていたが、子会社で働くことになったAを

見下しているのでは、

と気付き、自己嫌悪に陥り、悩んだからです。

友人関係の変化を、パワーバランスが変わったからなんて、考察する自分が何よりも1番醜いです。

2023-03-25

anond:20230325213615

テスト勉強みたいなノリで勉強してんだろどうせ

学校教育資格認定みたいなのは言語学習じゃなくてただの試験対策から英語でもなんでもない

オンラインゲームやってりゃ適当に喋れるようになってるのが外語

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