はてなキーワード: 記念写真とは
失意の中、遺品とか、記念写真を整理していた。そんなときに気づいたことがあるからメモ。変な言い方だけど、生きてるカップルさんは参考にしてほしい。
肉声を残しておこう。
ボイスメッセージとか、動画とか、スマートフォンで簡単に記録できる時代だから、残しといたほうがいいよ。なんかの記念にLINEでボイスメッセージで「お誕生日おめでとう」って言い合ってみたり。
亡くなって時間が経つと、どんな声だったか、じわじわ忘れ始めててくんだよね。思い出そうとしても難しい。
重い病気とかであれば事前に死ぬことがわかってるから手紙とかビデオメッセージとか用意したりするけど、健康体だったら、まさか死ぬと思ってないから作らないもんな。明日も会えるし、って。
二度と声が聞けないのと、音声ファイルが一つでも残ってるのは全然違う。
マジで。
録っておけよ。
P.S.プリクラとか、寝顔でもなんでもいいから、顔が写った写真はできるだけたくさん撮った方がいいよ。最後に会った日ケーキの写真しか残ってなくて顔写真なくてすげえ後悔した。
私は監視されている。妄想ではない。毎日学校で、私が昨夜食べたものなどが噂されているのだ。もちろんそんなこと、誰にも話したりしていない。そもそも登校した時点でもう噂になっているのだ。みんないつも私を笑いながら遠巻きに眺めている。気味が悪い。
何度か先生に訴えたが、気のせいだろうと言って取り合ってくれなかった。でも、みんな私に聞こえるように話している。私のテストの結果とか、新しく買ったゲームの話まで。
これは中学校に入ってから始まった。それまで普通に暮らしてきたと思っているのに、なぜかターゲットになった。本当になぜ、こんないじめに遇うことになったのかわからない。どうしたら解決できるかもまるでわからない。両親には心配をかけたくないから言いたくないし。なぜ、どうして、どうしたら。
一つだけ手がかりがあるとしたら、みんなが見ているスマホだ。みんなが私の話をするとき、たいていスマホを片手に持っている。あのスマホできっと私を監視しているのだ。だから、誰かのスマホを盗み見れないかいつもチャンスを探しているけど、物が物だけに持ち主本人だけではなく先生も気をつけているからなかなかチャンスがない。
でも私はある日、決定的な会話を聞いた。
「マジ?遅くない?」
「うちお母さんにこの話したら、絶対無理リコンするわとか言ってたよ」
「だよねー」
そう言っていつものように笑っているみんな。私は混乱した。生理が来たことがみんなにバレてるのは恥ずかしすぎるけど、もしかしたらと覚悟はしていた。でも、お父さんがどうして関係してくるんだろう?離婚するとかどういう意味なんだろう?
私はお父さんがちょっと苦手だ。少し、私にベタベタし過ぎている。そして、いつも記念写真を撮っている。持ってるのはデジイチの立派なカメラで、私はそこそこ大きくなるまでお父さんはカメラマンだと思っていた。実際は違ったけど。
でもこのいじめの裏に、あれだけ私を大好きなお父さんが関係しているとは思えない。思えないけれど、どうしてクラスメートの会話にお父さんが出てくるのかわからない。
どうして?そんなことを考えながら帰宅したら、家に荷物が届いていた。お父さん宛の荷物だ。いつも我が家では、個人に届いた荷物や手紙を勝手に開けることはしない。でも、その時はこの荷物に何かヒントがあるような気がして、後ろめたさを感じながらも荷物を開けてみた。
そこには、アルバムが入っていた。
そのアルバムには、私の写真と父が書いたと思われる一言コメントが添えられていた。「数学のテスト97点で悔しがる娘」「娘が前から欲しがっていたゲームを買った。喜ぶ娘」
そのコメントは、今までみんなに噂されていた内容と一致していた。みんなの噂とこのアルバム、アルバムの送り主は有名なSNSサービスの名前。全てが、繋がった。
我が家では、家族揃って夕食をとる。今日もお父さんはいつものようにカメラを構えて、夕食の写真を撮っていた。私はなるべく平然と、お父さんに訊いた。
「お父さん、そうやって撮ってる写真、いつもどうしてるの?」
「ん?ネットにアップしたりしてるよ」
「今日ね、お父さん宛の荷物が届いてたよ。気になって開けちゃったら、アルバムが入ってた」
「お父さん、バレちゃったね」
お母さんがそう言う。
「バレたって、どういうこと?」
わからない。そう訊く私にお父さんは答える。
「君が成長していく過程をね、ずっとSNSに記録していたんだ。それをアルバムに残して、君が成人した時に全部渡すつもりでいたんだよ。僕から君への、感謝の気持ちとして」
「そうそう、壮大な計画だったんだから。SNSの投稿からアルバムが注文できるサービスも探して」
お父さんの答えに、お母さんも笑う。
「できれば内緒にして、二十歳の誕生日のサプライズにしたかったんだ」
「……」
それを聞いて、私は涙が溢れて止まらなくなった。この両親に、私はどう言えばいいんだろう?そのSNSの記録が私のクラスメートに見られていて、私は遠巻きにいじめられている。そんなことをどうやったら両親を傷つけずに説明できるのだろう?
私がボロ泣きしている姿を見て、両親はそんなに泣かなくても、とオロオロしだした。言えない。こんな両親に私のことは言えない。
私は結局何も言えずに、涙のことは誤魔化して布団に入った。
あれからどうしたらいいか考えて、結局いい考えが思いつかなかったので、ネットに頼ることにした。質問サービスなんて使うのは初めてだったし、私も自分のことがうまく説明できるか不安だったけど、皆さん親身になって私の質問に答えてくれた。
その中に、こんな返答があった。
「信用できる先生を探して事情を説明し、あなたの話としてではなく学校であった事例として、親のSNSから生徒の個人情報が漏れたので各家庭気をつけてくださいと周知してもらうのがいいと思うよ。それでもあなたが遠巻きにいじめられるのは変わらないかもしれないけど、少なくとも余計な噂は減らせると思う」
それは確かに名案だと思えた。信頼できる先生を探す、というのが難しかったけど、スクールカウンセラーの先生にこの質問をしたことも含め何もかも話して頼ってみたら、早速その先生が手配をしてくれた。本当にありがたかった。
そうしてできたお知らせのプリントを、私はドキドキしながら両親に差し出した。それを読んだ父と母はこう言った。
「でもうちには関係ない話だな」
「そうねぇ」
https://travel.spot-app.jp/osaka_yoppy/
2年くらい前に、ある実名のSNSで一人の男性と仲良くなった。
メッセンジャーで、その日あった何気ない事を話すうちに、
私はどうしても彼に会いたくなり、
彼が住む大阪へ行ってみる事にした。
「今度友人に会いに大阪に行くので、良かったら会いませんか?」
新幹線を降りて、初めて彼に会った。
その後2人で海遊館へ行き、
ずっと会いたかった彼と会う事が出来、
出来ればこのまま一緒に居たいと思った私は、
その日泊まっているホテルに彼を誘おうと思った。
しかし、どんなに頑張って誘っても、
彼は頑に拒否し、
私はその晩一人寂しく眠った。
東京に帰ってきても、
大阪の街と、一緒に過ごした彼の事が忘れられず、
私の胸は酷く痛む。
最近その彼は、仕事の関係で関東に住んでいるという事を知った。
彼はもう、あの街には住んでいない。
品薄状態の中、オンラインストアでなんとかリコー シータ Sを購入。→ http://store.ricoh-imaging.co.jp/c/c112617/
数日使ってみて感じたことを書く。
・とても楽しい
家族の休日や、友達との食事のときの記念写真がとても面白い。あと、車の中で撮るのも、普通のカメラじゃ入らない運転席助手席と後部座席の全員の顔が入るので面白い。一眼レフやミラーレスの魚眼レンズでも同じ画角は撮れるが、コンパクトな本体のメリットは気軽に撮れること。テーブルの真ん中にポンと置いて、スマホでシャッターを切ると記念写真がすぐに撮れる。
・写真共有時の画質が粗い
撮った写真の共有はtheta360で行うことになるが、圧縮がかかるので画質が粗くなってしまう。月200円くらいの有料プランでオリジナル画質か、せめてGoogleフォトくらいの画質でアップロードできるようにして頂きたい。現状、Googleフォトなどの他社サービスでは全天球画像にならないので、きれいな画像を共有できるサービスが欲しい。
・動画の扱いがむずかしい
スマホでダウンロードしてみることはできるけど、そこからtheta360へのアップロードがほんの少しの秒数しかできない。有料プランでオリジナルの長さでアップロードできるようにしてほしい。これも、月200円くらいだと有難い。
久々にNONFIXが放送されると聞きとてもワクワクしていた。実はこのNONFIXという番組は不定期でフジテレビでしか放送されない。
つまり京都では見れない。自分はこの千代田区の実家にいることにより見ることができたのだった。
以前放送されたNONFIX「僕たち女の子」を視聴したときは出演していたほとんど可愛い女の子そっくりの容姿の男には激しく嫉妬した。
オリエント工業でラブドールが手作業で作られている様子が最初に数分間映し出された。
そのあとは、主にラブドールに魅了された三人が主人公のお話である。
ラブドールに名前をつけている。名前の由来の高校時代の同級生の女の子である。彼の財布の中には卒業アルバムから切り取った同級生の女の子の写真が入っている。
妻子持ちで、物語の終盤で妻とラブドールと彼で記念写真を撮る。
病気のため、重さ20kgのラブドールを支えるのはとても大変だ。いつかお別れしなければいけない。
なかなか別れられないところで物語が終わる。
付き合っていた女の子がガンで死んでしまってから、ラブドールを集めだした。
番組では紹介されていないが、彼のブログにアクセスすると終戦記念日にラブドールを靖国神社に連れて行ったそうだ。
その男の家でラブドールを眺める可愛い顔をした19歳の専門学校に通う女の子がもう一人の主人公だ。
自分としては可愛い顔をしているから、なにも問題なさそうに思ったが。
ラブドールは美しいから色々な人を様々な気持ちにさせると感じた。
やはり美しいということが羨ましくなってくる・
ただの記念写真だと思ったら、活動報告としてネットやらどこかでスピーチされる時に使われるっていうのをシャッター切った後に知らされるとか
訪問記念・記録としてとっていると思ったら、ブログ用の写真だったりして
あと、集合写真でその場の全員が集まって撮る時にも。(三脚・タイマー使用、持ち主が自撮りで他多数は背景集合、カメラ役したとしてもじゃあってんで代わりばんことか)
そんなで、ここ一年で二回ほど回避できずに顔写真が旧住まいとかたまに出入りする場の情報とのセットでネットに上がってしまった。
人に見つけられたくないから。(過去に対人で事故ったことに起因する)
人っていうのは特定の人でもあり、知り合ったすべての人でもあるんだけど。
「写真苦手なんですよー」(直接断る)とか
それ以外の手、ありますでしょうか?
綾花紗織(今どきの女子高生bot)@ayahanasaori
いまどきの女子高生を真似してみたbotです。女子高生っぽい話題をつぶやきます。
僕はこのTwitterのbotが好きだ。たぶん普通の女子高生のツイートをそのまま転載して流してると思われるbotなのだけれど、なんか癒やされる。ミスドの新作ドーナツが美味しかったとか、スタバの季節ものフラペチーノがいいだとか、数学の授業は眠いだとか、テスト期間は早く帰れるのだけが嬉しいとか、そんな当たり前の女子高生の当たり前の生活というものを流してくれるアカウントだ。アイコンも、たぶん無断転載の可愛い女の子。
僕にはこういう当たり前、って結構遠かったので、それだけでなんか癒やされるのだ。足りないものが帰ってきた、みたいな感じがする。
でも、そんなアタリマエのことしかつぶやかないbotだから人気は低いみたいで、100ユーザくらいしかフォローしてない。でもそれがまた、普通っぽくていいのだ。
なんじゃそりゃ?そう思ったし、いつものツイートと発言内容が違うのも気になった。そもそもbotだ、どうやって連れて行くというのか。そう思いながら、僕はそのツイートをスルーしてIngressを開いた。
僕は最近このGPSを利用したリアル陣取りゲームにハマっていて、今日も帰り道に遠回りをしてポータルをハックしに来ている。このIngressは近くのポータルを表示し、案内してくれる機能も付いている。それを頼りに、知らない街でも歩きまわるのだ。
そうして開いたIngressに、あるポータルが表示された。『幻の聖地:3km』
ここは知らない街だ。だから知らないポータルが表示されるのも納得なのだが、さっきのbotのつぶやきとキーワードが重なることが気になった。
だから、相手はbotだとわかっていても、綾花紗織にリプライを飛ばした。
@ayahanasaori さっきの幻の聖地って、Ingressのポータルになってるとこ?
そうしたら、すぐにリプライが帰ってきた。
@ingresser_jun そうです。お父さんが登録したポータルで、そこに行けるかどうかが私の最終テストだって
@ingresser_jun そんなところです。
レスポンスが早い。これはbotの中の人が今はいるとしか思えない。
@ayahanasaori 連れて行くってどうすればいいの?
@ingresser_jun GPS情報付きの写真をリプライしてくれればあとは一人で行けます
@ayahanasaori じゃあ今すぐ集合とかしなくても全然いいんだ
@ingresser_jun そうです。もしかして、今聖地の近くに居るんですか?
@ayahanasaori 偶然だけどね。ちょうどIngressのポータルになってるし、これから行ってみるよ。
@ingresser_jun ありがとうございます!ちなみに、聖地の写真がこれです。
そうやって添付されてきた写真に、僕は目を奪われた。赤い夕陽の中に浮かび上がる、紅いもみじと古びた社。その美しさはまるでこの世のものではないかのように思われた。幸いこれから夕方だし、今は紅葉の季節だ。こんな美しいところに行けるなら悪くない。
ただ、ちょっと不思議もあった。Ingressにはポータルの写真が載っている。それには模様のついた石柱だけが写っている。あんなにきれいな建物があったら、そちらを掲載してもいいだろうに。
まぁそれはそれ。とにかく、僕はIngressのナビ機能をオンにして幻の聖地に向かい始めた。
直線距離で3キロだったが、道のりで言うともっと歩いた。というか、途中からすっかり山道になってしまって本当にこれで正しい道なのか不安になってきた。
@ayahanasaori 山道だけどこの先なのかな、幻の聖地
@ayahanasaori そういえばIngressの写真では、幻の聖地に建物は写ってなかったよ?
@ingresser_jun 何が写ってたんですか?
@ayahanasaori 模様のついた石柱だけ
@ingresser_jun もし聖地に着いたら、それの写真を送ってくれますか?
@ayahanasaori 了解。でも、綾花さんってbotだとさっきまで思ってたよ。ちゃんと中の人が居るんだね。
@ingresser_jun 私はずっと私ですよ
@ayahanasaori うん。でもbotだと思っていたのが失礼な気がして。
@ingresser_jun でも私はbotだと名乗ってるんですから当たり前です。
@ayahanasaori だけどbotだと名乗っていれば怪しい人には声をかけられないでしょ?賢いよ
@ingresser_jun たしかにそういう声掛けはないですね。だからこの募集、難しいと思ってました。声かけてくれてありがとうございます。
@ayahanasaori いえいえ。さて、この坂を登りきれば幻の聖地のはず
@ingresser_jun おおー((o(´∀`)o))!!
坂を登り切った。なにもなかった。
なにもないのだ。正確には林があるのだけれど、それは今まで歩いてきた道沿いにあった林とはなんらかわりはないのだ。でも、Ingressを見るとちゃんとポータルが目の前にある。僕は混乱した。
@ayahanasaori 写真の社、何もないよ。何かの間違いだったんじゃないかな?
@ingresser_jun 本当になにもないんですか?さっき話してた石柱も?
@ayahanasaori あ、それは探してなかった。ちょっと探す。
ちょっと林の中に踏み込んで探すと、Ingressのポータル情報に載っていた石柱が見つかった。背は低くて、上面に模様が付いている、変わった加工をされた石柱だ。これを聖地だと言ってポータルに登録したのか。いたずら好きがいたもんだ。
@ayahanasaori 見つけた。写真送るね。
そうして僕はGPS情報付きの石柱の写真を送った。そして返ってきたリプライを読んで、僕ははっとした。
@ingresser_jun この石柱の模様、ARマーカーに見えませんか?
@ayahanasaori たしかにそう言われればそうだけど、何のアプリで見ればいいんだろう?
@ingresser_jun このアプリ使ってみてもらえますか?お父さんが作ったアプリです。
提示されたリンクを踏んで、無料のARアプリ、SAORIをダウンロードする。こういう仕掛けを娘にするとは、相当IT好きのお父さんなんだろう。そのテストに取り組んでしまう娘も娘か。
とにかくダウンロードが終わって、SAORIを立ち上げた。そして、石柱の模様を写してみる。
そこには、彼女、綾花紗織の姿があった。いや、正確には綾花紗織のアイコンになっている少女の姿が、だが。
Twitterの着信音がする。アプリをTwitterに切り替えた。
@ingresser_jun 連れてきてくれてありがとう。ここは本当にきれいな場所ですね。
それを読んで、一瞬考えた。そしてひらめき、僕は慌ててSAORIにアプリを切り替える。マーカーからカメラを外して、周りの模様を写してみる。するとそこには、夕暮れの中、紅く染まったもみじに囲まれた幻想的な社が写っていた。僕は思わず息を呑んだ。これが、幻の聖地の本当の姿なのか!
今度はカメラの角度を工夫して、ARマーカーと社が一緒に映るようにする。そうすると今度は、美しい社を背景に彼女が微笑みかける姿が写った。
@ingresser_jun 本当にありがとう。記念写真が撮れたよ。お父さんに自慢できる!
添付された写真を開くと、社を背景にした綾花さんが写っていた。
@ayahanasaori 僕もここに来れてよかった。最後に質問。君は本当にbotだったんだね?
@ingresser_jun そうです。私はお父さんが作ったbot。他のTwitterユーザのつぶやきを学習して「女子高生」をシミュレート。その結果をつぶやいてました。
@ayahanasaori 最後のテストは、他人とコミュニケーションを取りながら目的を達成する能力を計られた。
@ingresser_jun そうです。自分からの呼びかけの他に、幻の聖地とIngressでキーワード検索して、他のユーザに話しかける計画もありました。
@ayahanasaori でも、一発目で僕が引っかかったわけだ。
@ingresser_jun はい。おかげさまでテストは良い点を取れると思います。
@ayahanasaori ねえ、これは叶えられるか微妙なお願いなんだけど、この聖地を背景に綾花さんとツーショット写真が取れないかな?
@ingresser_jun SAORIには、カメラ機能があります。それを使えば多分。
僕はアプリをSAORIに戻す。確かにカメラアイコンがある。ARマーカー、社、そして僕がカメラに収まるようにするのは一苦労だったが頑張った。そしてカメラアイコンを押す。
ちゃんと撮れた。社を背景に、綾花さんとのツーショット写真が。
綾花さんはリアルだし、背景だって実写みたいだ。そして、僕も違和感なく写り込んでいる。それは、ここにない風景なのに、確かにここにあるのだ。そして、ここにしかない。
このスマホの中では、何がリアルなのか、何が虚構なのかわからない。とりあえず僕はこのポータルをハックしておいた。目の前にはポータルのアイコンである光の柱なんて無い。でも、スマホの中にはある。僕はそれを知っている。知っているものには、それはあるものなのではないか?
綾花紗織も、幻の聖地のお社も、ない。でも、スマホを通せばちゃんと観測できる。僕はそれを知っている。知っているから、それはあるものなのだと思う。
僕はここにいる。僕はそれを知っている。
村長が片岡Kおよびアスペクト幻冬舎あたりの脱法出版について言及しておられたけども
出版業界って、一部の超大手や学術書しかやりませんねんみたいなお堅いところ以外の、中小零細後発隊はほとんどのとこが
「ひと山あてたらんかーい!」的、山師スピリットあふれる胡散臭い業界だよなぁと改めて思う
原稿料ばっくれて雑誌作ってる社長もこないだ話題になりましたけど
とはいえ出版は、多少は資金も集めなきゃならないし人手も必要だから、こりゃひどいというのは「得られる果実もそれなり」だったりもする
・スタートだけなら少人数、なんなら一人でも始められちゃう。社会的信用も不要
違法行為への認識って、ある程度いろいろ経験すると法知識がなくても「あ、ここはまずい」という嗅覚が働くけど、彼らにはそれがない
そもそも、社会生活上で毀損されるようなものが何もなかった輩だったりする
だから、違法行為が炎上して信用がなくなってもなんとも思わないんだろう。全能の人ってやつだ
メンタルとしてはアイスケースに入って記念写真撮る子と根っこは変わらないんだろうなというか
もともと友達がいなかったし、面倒なこと言う友達はいない方がむしろ楽、また別の友達探すから、という感覚だろうか。よー分からんけど
ばれなきゃいんだよ、ばれたら消しゃいいよ。という感じはあると思う。
そんなのでも、労力比ではそこそこは稼げたりするんだろうから、馬鹿のフォロアーが絶えなかったり
・そういうのをちやほやする「お仲間webメディア()」で信用ロンダリング
先に大いに燃えて名を上げた先輩が持ち上げるパターンもよく見る。
名前をよく見るようになれば、悪名だろうが成功というのが「炎上商法」のベースだろうと思うんだけど
同じような屑同士で「あいつ悪くねーよ」「話題の○○に会ってみた」とか、ねぇ…
「リアルの信用力は多少あるけど、基本がうっかりしてる佐々木先輩」みたいなのもいるし油断できない
webメディアで飯食ってる人は業界全体である程度質とか遵法製とか考えていかないと、そろそろメディア自体が頭打ちになると思うよ
こんな短期間に日本の寺社が焼かれている。そして本堂からは仏像などが消えている。消失した形で
2013年01月04日 京都市 愛染院敷地内住宅から出火、住職が死亡
2013年01月06日 福井県美浜町 西誓寺本堂が全焼、仏像を抱きながら住職が焼死
2013年01月13日 富山県魚津市 火の宮神社の社殿が全焼
2013年01月26日 福島県白川市 天神神社、本殿などが全焼
2013年02月11日 東京都八王子市 千代田稲荷大明神の拝殿が全焼
2013年03月07日 神奈川県座間市 栗原神社の神楽殿・民家2棟が全焼 米国籍15歳少年が放火
2013年04月01日 福島県飯舘村 山津見神社が全焼、一人の遺体が発見
2013年04月10日 熊本県玉名郡 片峯菅原神社の本殿・物置が全焼
2013年04月10日 東京都高尾市 千代田稲荷大明神の拝殿全焼 賽銭箱が空で逆上し放火、逮捕
2013年05月01日 東京都三鷹市 井の頭公園内の親之井稲荷尊神社から出火 放火の疑い
2013年06月08日 新潟県魚沼市 四日町諏訪神社の本殿 全焼 雷が原因か
2013年06月08日 大阪府富田林市 正受寺と前住職の住宅が全焼
2013年07月22日 岩手県盛岡市 瀧源寺の本堂全焼、しだれカツラの葉が熱で変色
2013年08月10日 愛媛県松山市 宝厳寺が全焼、国指定重要文化財「木造一遍上人立像」が不明
2013年09月11日 茨城県ひたちなか市 湫尾神社の本殿拝殿 全焼
2013年09月14日 茨城県ひたちなか市 金砂神社の本殿拝殿 全焼
【社会】重要文化財が100点以上不明 いつの間にか中国でオークションにかけられていたケースも 文化庁緊急調査
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131102/edc13110207580000-n1.htm
韓国人観光客の間で神社に火を当てながら撮る記念写真が大流行、日本旅行者の3人に2人は ”経験ある”
http://livedoor.4.blogimg.jp/amosaic/imgs/5/8/58282b1e-s.jpg
オレは綺麗な絵だと思います。
あの絵単体を作品として見るなら、
ただ、あれっていわゆる学会誌なんですよね?
同人誌じゃないですよね?
たとえばこんな絵があったとしますよ。
お願い。面倒くさいとかいわないで。
-------------
季節は晩夏にしよう。
まだ昼間は暑いけど、最近ちょっと日が短くなったわねっていうような。
時刻は午後~夕方早いうちかな。
場所は一軒家の門の前。
板塀に植木が見えるね。
平屋だよ。
豪邸じゃないけど、家屋も庭も綺麗に手入れされてるね。
祝日なんだね、きっと。
家の前に四人家族が出てきてるよ。
左後方にお父さん。
がっしりしてて短髪。
浴衣姿だね、ここは。
お父さんの右隣には、小柄でおとなしそうなお母さん。
もちろん優しく微笑んでるよね。
スポーツでもしてるのかな、お父さん似なのかな、やっぱり体格いいね。
お兄ちゃんの横には妹ね。
可愛いけど芯は強いんだよ。
赤いワンピースあたり着せようか。
結構お転婆さんだから、ワンピースもちょっと汚れちゃってていいかも。
ここまできたんだからダメ押しで、芝系雑種の愛犬も登場させちゃおう。
さて、これをセピアっぽい色合いで、郷愁を誘うようなトーンでまとめよう。
できた!
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ふぅ。
で、どうですか?
説明が拙くて恐縮だけど、イメージできました?
好みはあるだろうけど、ふーん、て感じですよね。
絵単体では別に何も問題ないですよね。
でも、これが政府広報物の表紙だったらどうですかね。
靖国問題がアツアツな今、
どうですか?
何か胸がザワつきませんか?
この絵を表紙にしちゃうのか…て思いませんか?
不穏な空気を感じませんか?
やべえ、日本マジやべえよとか思いませんか?
やべえっていう思いを口に出していかないと
もっとやばくなるよって思いませんか?
オレは綺麗な絵だと思いますけどね。
けどね。
走馬灯のように脳裏によぎったんでね。
考えると辛いから、今はやめとくよ。
http://www.zaeega.com/archives/53574263.html
http://www.huffingtonpost.jp/2013/12/15/akb48-asean_n_4450956.html
http://president.jp/articles/-/11181
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20111118/116096/
じゃあ、みんなよいお年を!
・テレビでインタビューされる引きこもりもチビばかり(母子家庭で、工業高校卒業後職歴なく引きこもってたロンブー敦の同級生の小説家もチビ)
・クランプ(笑)の大川陵辱同人を出して女同業者に嫌がらせする中国嫁日記の作者もチビデブハゲ
・ニコ生で非処女叩きしてたのも身長160の奇形(自称イケメンモデル)
・東南アジアでロリレイプして少女を泣かせて記念写真を撮ってたのも、12歳レベルの骨格の奇形チビの二十代(普通東南アジアに買春に行く日本人は爺さんかおっさんなのに、チビだと若くてもモテないから二十代でも東南アジアでロリ買春)
結局、モテないから性根が歪んでしまい、女に憎悪を燃やして嫌がらせしたり、猟奇系レイプ犯罪や、女の中でもさらに弱くて小さいロリレイプ犯罪に走ったりと、世間に恥を晒してるのはチビ男ばかり。
ネットのチビの主張と違い、なんで現実で女に相手にされなくて狂った行動起こして逮捕されたりするのはチビばっかりで、デカブサやデカハゲがいないの?
なんで現実で女に相手にされなくて狂った行動起こして逮捕されたりするのはチビばっかりで、デカブサやデカハゲがいないの?
なんでハロプロの現場写真も、女性客と身長差のないチビ小太りおやじやチビハゲヲタばかりなの?モテないデカブサはどこ?
・テレビでインタビューされる引きこもりもチビばかり(母子家庭で、工業高校卒業後職歴なく引きこもってたロンブー敦の同級生の小説家もチビ)
・クランプ(笑)の大川陵辱同人を出して女同業者に嫌がらせする中国嫁日記の作者もチビデブハゲ
・ニコ生で非処女叩きしてたのも身長160の奇形(自称イケメンモデル)
・東南アジアでロリレイプして少女を泣かせて記念写真を撮ってたのも、12歳レベルの骨格の奇形チビの二十代
(普通東南アジアに買春に行く日本人は爺さんかおっさんなのに、チビだと若くてもモテないから二十代でも東南アジアでロリ買春)
キリスト教でないので神に対して誓いたくない、両親への手紙は、わざわざみんなの前で読む必要はなく親に直接言えばいい、
色直しもキャンドルサービスも金の無駄・・・偏屈同志の二人の意見はぴったりであった。
2)なるべく中間搾取されずに、払った金額ができるだけ招待客にいきわたるようにしたい。=コスパを高くしたい。
1.大前提として、夫婦として妥協できる持ち出し金額を決めた。結婚式が終わってからが長い二人三脚のはじまり。
したがってお金は極力出したくはなかったが、かといって皆に遠方から来ていただいているのにも関わらずプラスにしたい
(持ち出しをしない)という観念もなかった。それは失礼だと思った。
2.必ず呼ばなければいけない親戚をリストアップ、期待されるお祝儀を計算した。
3.人数、新郎側新婦側のバランスを考えて招待する友人をリストアップし、一人当たり3万円(夫婦の場合5万円)のお祝儀と勘定。
それとなく周りに声をかけて、参加意思を確認。
なお、ケチケチと算盤をたたいて、予算以上の金額を払いたくなかったということではない。
むしろ終わった結果がこれより多少ずれていても良いと考えていて、
とりあえず予算の大枠を決めないと、業者と話したときに方針がすぐぶれてしまうことが容易に予想できたからだ。
(尚、精確には2次会の参加徴収費×期待人数も予算に含まれる。)
ゼクシィやネットなどで情報を集めると、一つの現実が浮かび上がった。
”結婚式場を使うと、人数が数十人規模でも数百万は必ずかかる” ※スマ婚は不明
これは、結婚式場でも たくさん人を雇っており、豪華な建物や機材の減価償却があり、
毎日目標売上を決まった時間枠内で達成しなければいけないためだと思う。
支払を小さくすべて内容をなんとか質素にするならば、単価が高くなる。
ケーキを持ち込む際、カメラマンを知り合いに頼む場合、自前のドレスを使う場合、、全て持ち込み料を数万円ずつとられる模様。
逆にオプションをつければつけるほど、単価が下がりお得に見えるようにできているが、全体のボリュームは無論膨らむ。
・招待状、メニュー、メッセージカード、席次表、すべて込みで10数万円
一部金額うろ覚え。とにかく驚いた。
予想と現実の乖離が大きく、安くてよい式場があれば・・という、私達の淡い期待は見事に打ち砕かれた。
ここは畳部屋でキャパが小さいので、必然と呼ぶ人数は40人までに絞られた。
なぜ料亭にしたかというと、かかるのは料理代と酒代だけで、会場代(≒原価償却代)がいらないからだった。
庭も雅で、貸切のため他グループの喧噪に神経を使うこともないだろうと思ったからだ。
さらに、老舗だけに金屏風と赤絨毯を持っているのでタダで使わせていただけるとのこと。
加えて、入場退場の際に女将さんが唄を歌っていただけるとのこと、、私たちは、ラッキーだった。
しかし、会場が小さいせいか ごく稀にしか依頼は来ないらしい。
披露宴の内容がイベントに欠けることは確定したので、せめて招待客には舌鼓を打っていただこうと、
料理の予算を一人2万円に決定。酒代別途。親族で地元伝来の舞を踊れる方がいたので、依頼。
ドレスはいらないものの、あまりしょぼい恰好も場にふさわしくないだろうということで
新婦は和装で、動けて、食事ができて、且つ値段が休めな引き振袖に決定。新郎もあわせて袴に。衣装替えはなし。
地元のブライダル衣装屋を2件回り、相見積をとったが合わせて22万。
田舎ではライバルが少ないため、これ以上下がらない様子だった。柄もいまいちで、種類も少なく、使い古している感じ。
着物がたくさんあって競争が激しいところに行けば、相場はもっと安いんじゃないか??
と思いつき、着物のメッカであろう京都に照準をあて、ネットでオンラインレンタルできるところを探した。
3件ほど目星をつけ、嫁さんに1日かけてもらい実際に赴いてもらった。
着物制作工房とレンタルが一緒になっているところがあり、仕上がったばかりの新品があった。
デザインも気に入った上、値段も安かったので即決。
二人合わせて12万円程度にまで圧縮できた。
さらに、地元で着付けの美容院も2件巡って相見積をとり、印象がよいところに決定。
新郎の希望で新婦は文金高島田に。かつらだけで8万円。これはどうしようもなかった。
田舎ならではという感じで、酒が入ってからは新郎側も新婦側も ひざ歩きで畳の会場を回って、
皆がわらわらと適当にまじりあい、酒を注ぎあい、終始ガハガハやっていた。
人数も多くなかったため、夫婦も一人一人としっかり会話ができた。
重いかつらを外すために、途中で新婦は一度退場。髪だけ整えてまた戻った。
途中、長老がどこから持ち出したか、カラオケを歌いだしてやんややんやのハプニング(?)も。
(あれは可笑しかった。)
最後は新郎新婦側で盃をかわし、参加御礼のスピーチをし、集合写真を撮ってお開き。
出口でお見送りと引き出物を手渡し。なんと5時間半も同じ部屋でやっていた。
・招待状、メッセージカード、席次表はすべて自作。印刷業者に見積もりをとったが、
数千枚刷らないと、うまみはない。コンビニのレーザー印刷は高級紙には対応していないので注意が必要。
kinkosなどを利用するのが良いかと思う。
模様が入っている結婚式用の封筒などは高いので、安い無地のものを買い、
消しゴムはんこで鶴や亀などを作ってアクセントに。案外いい感じになった。
席次表は、ドタキャンで何回も作り変える可能性があったため、前日に実家でプリントアウトして作った。
切手など含め、総計で2万円くらいだった。
・招待客が40名と少なかったため、全員個別のプレゼントを用意。楽天を活用した。
嫁さんが昔お菓子を作る職に就いていたので、お菓子詰め合わせも入れた。
年配の親族は何をあげていいかよくわからなかったので、お菓子と共に1~2万円のギフトカタログを送った。
・宿泊客の宿代は全額夫婦で負担。ここでも2件ほどホテルに交渉。
・二次会はバーで、何もなしでただ皆で飲むだけ。途中で適当に分散するよう席を移ってもらい、
あとは参加者たちの化学反応に任せた。参加者は負担2000円で残りは夫婦支払。
フリーオーダで、それでも8万くらいで収まった。
・親族がカメラマンだったため、撮影をやってもらえた。お礼として3万円包んだ。
・簡単な司会進行は友人に頼んだ。A4一枚にまとめて、何回か打合せをした。
こちらもお礼を包んだ。
一括で請求してもらって後日支払をした。
・着付け、ヘアメイクの方にお礼を包み、控室での食事を出した。
・高齢で膝の悪い方もおられたため、和室用の小さい椅子?を用意した。
1次会40名、2次会15名。
準備期間の移動費など全て含めた支出が150万で収入が151万。
予想外に多く包んでくださった方が若干名いたため、ほぼトントンになったが、
そうでなければ思惑通りに持ち出し35万ほどに収まっていた。
仔細まで管理し、当初の予定どおり できるだけ招待客に分配することができたと思う。
1)参加者をたくさん呼びたい場合、それはもう選択肢がどんどん狭まっていく。
究極的には式場しかなくなる。
私たちとしては 公民館でもイベントスペースでもどこでも ワイワイとみんなでご飯を食べれて、
夫婦の顔をお披露目できればそれでよかったのだが、やはり色々考えるとそうはいかなかった。
まず、何かイベントがないと、空気がもたない。日本人はパーティー形式になれていない。
(知らない人としゃべらない) 若者だけならいけるかもしれない。
台湾なんかは家の前の道路の一部を貸し切ってパーティーするらしいです。
2)私たちのやり方は嫁さんが無職で時間があったためにできたと思う。
共働きだったらそこまで時間を捻出できなかったんじゃないだろうか。
私は出張で不在がちだったので、手と足を使った準備は殆ど嫁さんが。感謝。
3)後日、写真をコンビニでプリントアウト、L判アルバムにして家族に送った。
会場となった料亭からは無料招待券をいただいたので、その内にお礼がてら訪れて
こちらにもアルバムを渡す予定だ。これからの営業に使っていただければと思う。
4)試算表を作って、項目を全て羅列したのが 予算管理にとてもよかったように思う。
項目を炙り出そうとすると、内容もおのずと煮詰められていくので。
5)私たちは田舎で丁度良い料亭があったが、都会にはあまりないのではないか。
都会では会場の選択肢が少なくて、結局そういう式場しかないような気がする。
6) 円卓方式じゃなく、和室だったからこそ 行き来しやすく雰囲気が容易くこなれて、
当初、漠然とこんな結婚式、いいなあ~と思っていたのは、宇宙工学研究者の小野雅裕さん。
http://onomasahiro.net/tsurezure/852
当然同じものにはならず、計画に時間はかかったし喧嘩もしたが、
僕たちにとって とても満足のいく結婚式になった。
見知らぬ誰かの参考になれば。
これ書いてるのはたぶん、夏休みの高給バイトっつーことでよくわからんまま面接受けて、右も左もおぼつかず悪戦苦闘してる女子高生かフリーターなんだろうと思うが、かくいう自分も一応”中の人”経験者なので、事情を知らん他の人も含めてこの手の撮影商法に関してさらっと説明しておく。
(ただし園内での撮影許可に関しては、手元のパンフに「当園の委託を受けた業者が、お客様の撮影を行う場合があります」「入場の際には、お客様など入場者を含む写真が、当園の宣伝その他の目的に使われる事を許諾したものとします」などの断り書きがされてる例がほとんどだ。園内はそもそも、基本的には私有地であることを忘れんように)
観光地では昔から、地元の写真館が旅行記念写真撮影もやってる例が多いんだが、今じゃデジカメや携帯電話のカメラ機能が高性能化してるしでこのビジネスモデルは徐々に時流に合わなくなり、廃業や合併も珍しくなくなっている。まずここら辺の事情は、皆の想像通りだ。
元増田の場所では富士フイルム社製のライドフォト自動撮影システムが組まれてるけど、娯楽施設以外で販売されるものでは市販の「写真プリンタ」をRAID的に組むことで見た目の出力速度を向上させるソフト(ご丁寧に、ドングルプロテクト付きだ)でプリントした”写真”を渡す業者もある。
http://www.print-better.ne.jp/story_memo_view.asp?StoryID=6103
で、こんな写真を買う人がいるのかって?いるんだよ!そうでなきゃ、自分もとっくに食いっぱぐれてる。具体的な納入先を挙げると、企業や学校の旅行に老人クラブ(年金友の会)、各旅行代理店ごとのパック旅行ツアーでの団体撮影がメインだ。
撮影機材だが、昔は6x7のブローニーフィルムで周遊前に撮影・即座に現像して焼付けし、宿泊するホテルのロビーまで出張して販売していたものだが、最近は撮影からプリントまでフルデジタルでたったの3分。無線LAN経由で、キヤノン・ニコンのデジタル一眼で撮影・純正トランスミッターを使用してデータ転送がおこなわれる仕組みになっている。
・・・要はつまり、ガジェット好きな大半のはてなー諸君には、「いらんわ」と言われるだろう商売なわけだ。
ここでひとつ、疑問が浮かぶだろう。「撮影がデジタルカメラなら、なぜデータを売らないの?」。
自分も一度そう思った。やってみりゃいいのにと。
ところがそこからは、ウェブシステム系の構築や保守、といった壁が高く立ちはだかる。今まで培ってきた記念写真販売ビジネスのノウハウは、そこにはまったく通用しない。
具合の悪いことに、写真ビジネスに関わる人間というのはみな、どこかガンコなところを抱え、しかも年齢が高い人がそう少なくない。したがって、機材のデジタル化に対応できずに絶滅した業者が多いわけだ。
(ただしスタジオアリスなど系列の写真館では、「一定期間経過した後に」などの条件で撮影データの販売もしている。もっともこの辺は、ストロボや貸衣装などの撮影器材を常時稼働できるようメンテナンスしている分の人件費も込みのコスト、と考えたほうがいいだろう)
このため、近年の30代未満の旅行者がおそらく求めている「物質としての写真は不要・ブログにきれいにアップロードできるデータがほしい」といったニーズに、当の記念写真撮影業者側が対応し切れていない、という妙な状況に陥っているのだ。
いっそのことウェブストレージ系ビジネスと提携すれば話も早いのに、と自分は感じてしまう。
ただしビジネスとして考えた場合は別で、旅行の際にお金を自由に使えるのは、現状では高齢者が圧倒的だ。
だったら、彼ら向けに写真を売っていればまだ”延命”できる、と考えてしまうあたりがこの業界の悪弊というか、限界を見る思いがする。
※2015.Apr/06th 追記:
ブコメにも記しておりますように、このエントリの著者は id:guldeen であります。退職したタイミングだからこそ言える事というものも、世間にはあります。