留年。
卒論は書けない。全て俺の怠惰が悪い。その分ゼミのプロジェクトはこれから一週間本気で取り組もう。もちろん他の授業のレポートやテストも全力でやる。けれど卒論が4単位であることを考えると、どう足掻いても、どれだけ運がよくても2単位足りない。その2単位に俺の大学生活の全てが示されているような気がする。
今日ひとつ面接があるけど、もし通っても辞退するべきだと思う。今のままでは社会に出られない。人に迷惑をかけるだけだ。というかそもそも留年では入社できない可能性は高いけどね。よほど人格が評価されれば学生入社で土曜日に学校に通いつつ働くことができるかもしれないけれど、現実的ではないだろう。
結局、死ぬ以外の選択肢は、留年してバイトで学費と生活費を稼ぎつつ真っ当な人間に戻れるよう努力すること。それが俺に残された唯一の道なんだと思う。
学費は前借りという形になるだろう。父さん母さんは許してくれるだろうか。留年を告げたらどんな反応をされるだろうか。
ごめんなさい。ただ謝ることしかできない。死ぬことは逃げだ。恩返しがしたい。その思いは今、確かに持っている。
ごめんなさい。あなたたちは何も悪くない。こんな息子でごめんなさい。
ここまで、昨日の日記のコピペです。若者に反面教師にしてもらいたくて、誰でもいいから俺のささやかな意思表示を見てもらいたくて、ここに書き残すことにしました。
友達をたくさん作ってください。何か夢中になれるものを見つけてください。就活が上手くいかなくても、決して一人で抱え込まないでください。俺にできなかった「普通のこと」を、できる人になってください。お目汚し失礼しました。
なぜ留年程度でそんなに思い詰める
学部の単位がちょこっと足りないとか、ゼミ教授に相談したら何とかなったりするぞ。
<<友達をたくさん作ってください。何か夢中になれるものを見つけてください。>> 結局これに尽きるんだよね 俺は出来なかった、友達を見つける事も、仕事をしたい事を見つけ...