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2023-06-11

[]6月11日

ご飯

朝:カロリーメイト。昼:ばかうけ。夜:キムチ鍋雑炊。間食:ポッキーアイス

調子

むきゅーはややー。お仕事は、お休み

スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園

ダンガンロンパ1とゼロに続いてレインコード発売前に小高さんのゲームを復習しよう計画リプレイ

システム議論ゲームとして楽しいものにディフォルメしたノンストップ議論は健在、反論だけでなく同意システムでより議論を楽しめる。

他のミニゲームでは、ノンストップ議論が一点を狙い撃つシステムなのに対し、多くの言葉を切り捌いていくように遊ぶ、銃でなく剣で議論する反論ショーダウンも議論のディフォルメという意味でなかなか面白かった。

この二つはわかりやす議論のワクワク感やドキドキをゲームシステムに落とし込んでいて僕の好みだった。

ストーリー的にはガッツリ続き物だが、その続き方を一捻りふた捻りしてくるのが面白さ。

前作の最終局面および小説版ゼロで語られた希望絶望の対決が大きく取り扱われている。

この対決というメインテーマに大きく関与する3人の登場人物と、お風呂に入らない女の子が印象的だったので紹介したい。

まずは超高校級幸運、狛枝凪斗。

才能が幸運超高校級の才能の持ち主であるみんなが大好き、希望を信じている、声優さん緒方恵美と前作主人公苗木誠と共通点はいっぱいあるのに、全く異なる様相が展開される途轍もない面倒なキャラクタ

とにかく、コイツが喋りだすとしっちゃかめっちゃかでエゲツないことになっていく今作屈指のトリックスター的なポジションキャラ

前作の苗木の活躍を知っていれば知っているほどにコイツ無茶苦茶さと、ダンガンロンパシリーズとして描きたいことがわかるという、前作と今作を設定という意味ではなく、希望への向き合い方という態度や姿勢問題でそれを体現していく展開が面白かった。

前作をある意味包括したようなキャラが、設定的な繋がりではなく、こういう風に続編で活躍するのは、テーマ性を感じさせられる深い展開だった。

勿論、ただ前作を再演するのではなく、彼にしか出来ない突飛で歪んだ独自解釈で演じていくのが奇想味があった。

そんな狛枝とがっぷり四つに組み戦うことになるのが超高校級ゲーマー七海千秋

マイペースですぐ居眠りをしちゃう女の子なんだけど、ドヤ顔で筋の通った推理や推論を披露するときは格好いい、ギャップが素敵なキャラ

こちらは設定的な意味で前作との繋がりが深いのに、彼女エピソードは今作独自の考え方やテーマが展開していく。

希望絶望が実質生対死であって比較する意味がない気がすると僕が指摘した前作のしっくりこなかった点を、希望絶望は、未来過去であると言い換えてくれるような展開で良く、今作のテーマ性を表現していた。

そしてその未来とは何なのかというのを示唆した七海言葉を受けての、主人公日向創がまあ格好いいんだ。

超高校級の才能が不明なままストーリーが展開する彼だが、小説版ダンガンロンパゼロで語られたエピソードととても密接な設定と物語が展開していく。

絶望を端的に表現していた小説版の重苦しい展開をそのまま自身に当てはめるかのような悲しいお話だった。

勿論それだけで終わらず、彼を未来へ向けて後押しする、ダンガンロンパゼロを乗り越えるために必要だった大きなエピソード七海との交流にあるのが、今作とゼロを紐付ける感動的な名シーンだ。

以上のようにメイン三人がそれぞれ前作、今作、小説版テーマ性を端的に内包しつつ、前作と今作のテーマ性を戦わせながら、絶望で終わった小説版の救済をするという流れが実に見事なシリーズ展開だった。

単純に物語や設定が続いているだけでなく、希望絶望の対比というテーマ自体が続いているのが、シナリオライター作家性を強く意識したくなる作品だった。

そして忘れちゃいけないダンガンロンパ最大の魅力お風呂入らない女子は西園寺日寄子はなんと和装の口が悪いロリっ子。お風呂に入らない理由付けのためにこんな展開を用意するなんて、シナリオライターの素晴らしく高度な作家性が垣間見えるとても良い作品だった。

総じて、前作で高くなったハードルを見事に超えた上で、独自の魅力もある素晴らしい作品だった。

アクションゲームの番外編や、あのキャラ過去を描く小説版アニメオリジナルでの続編、そしてゲームの続編V3など多種多様メディアミックスがあり、僕が遊んだことがあるのはここまでの三作品だけなので、次から初見になるので楽しみだ。

死にたい」っていうか「この役を下りたい」んだよね

人生って絶対に観客席側に回れないじゃん。

俺は早く回りたいよ。

当たり判定0の完全なる幽霊になって世界の成り行きだけ200年ぐらい見下ろして人類地球を旅立つか最終戦争で滅ぶかした辺りで成仏したい。

でも実際にはそれは無理。

役割を演じ続けることを下りることは死ぬ以外では許されない。

俺は世界観測するために仕方なく生き続ける道を選んでるけど、自分登場人物の一人であることはいい加減キツくなってきた。

好きなアニメキャラ

(1)


(2)


こういう表と裏のギャップのあるキャラが良いのかもしれない。

アラサーの初失恋

恥ずかしながら、アラサーになってはじめてちゃんと人を好きになって、振られた。

まり失恋した。

オタクなので好きなアイドル漫画キャラクターはたくさんいるが、現実的に誰かを好きになることなんて中学生以来なかったから、どうすればいいかからず空回りしてしまった。

まあそんなことはいいんだけど、失恋ってこんな辛いのか、と思った。みんな知ってると思うけど。

好きなアイドル恋人ができたり、結婚したりしてそれなりに苦しかったり、思いが相手に届かなかったドラマ映画登場人物感情移入して辛くなったりしてきたけど、すべて想像上の話だった。

友達失恋話にそれは辛いよね…って共感したつもりで、その友達の悲しみを思う気持ちに嘘はなかったけど、今考えたらなんもわかってなかったかも。

失恋ソングきいてかなしいね…とおもうことはあったけど、ほんとうになにもわかってなかった。

経験した人のみがなにかその物語を生み出せるとは思わないんだけど(魔法が使えなくても魔法使いの話で人を感動させることができるように)、失恋した今なら名曲失恋ソング作詞してこの世の人々を共感の渦に巻き込める気がしてるわ。

わたしがいま女子高生ならインスタストーリー真っ黒背景にちいこ文字で振られた悲しみ綴ってるとこだわ。そういうのいまでもするのかな?しらんけど、アラサーなので…

でもまあこうして匿名ブログに書き込む時点で同じようなものだし…

こんな思いをするのなら花や草に生まれたかった、という有名な言葉があるが、今ならあの気持ちわかります。あれ以上に苦しい気持ち表す言葉知らん。歌詞とかでこれより共感するものあるのかな?ていうかおたくからそもそも失恋ソングなんてそんなしらん。きかん。最初失恋ソング共感したつもりで…みたいなはなししたけどべつにもとからたいしてきいてないわ。いまだに通勤中はカードキャプターさくらとかおジャ魔女どれみOPとかきいてるわ。

こんなに悩んでもどうにもならないから、さっさと別の人間を好きになって、失恋ソングTikTok若者に大バズりして今年の紅白でよ。

じゃあの

2023-06-10

自分学生の頃はダウンタウン松本言動の影響があまりに強かった

全然言わなくなったけど2000年前後松本人志トークとかの最中に鬼の形相で

死ねーーーーーーー!!!!!!!!!

と絶叫して爆笑を搔っ攫うことがよくあった(特にガキ使フリートークで)。

おかげで周りで「死ね」を使う奴が激増した。読者を笑わせる意図登場人物に「死ね」と言わせるギャグ漫画なんかもあった(木多康明の「泣くようぐいす」など)。

まり流行っちゃったのだ。

「『死ね!』だなんて冗談でも人に言うもんじゃない!」

みたいな感覚の持ち主は痛い人、変な人と見なされ同年代から軽く引かれてたものだ。

さて令和の世の中になって俺はあることを危惧している。

それは……

詐欺なんて人として一線踏み越えるようなとんでもないマネだ!

自分のジイちゃんやバアちゃん詐欺に遭ったら悲しいとかそういう想像力道徳観念もないのか!」

って道徳観が『痛い』と見なされるようになるのではという危惧だ。

給付金詐欺オレオレ詐欺受け子が衣食住足りた環境で育った現役大学生あいだで流行ってる現実を見て思うようになった(慶應体育会の、しか上級一族で育った学生すらやって捕まってた)。

オレオレ詐欺集団リーダー青年実業家としてもてはやされていたり、有名芸能人と強いコネクション持ってたり、レゲエミュージシャンとして界隈で名を馳せ普通にレーベル契約を結べちゃってるような昨今の現実を見て思うようになった。

オレオレ詐欺軍団リーダーをカッコいい主人公にする青年漫画イケメン芸能人主演連続ドラマが撮られたらもうヤバいと思う。

俺の危惧がどうか当たらない世の中であってほしい。

思いつかない

アニメドラマ映画ゲーム

その「1」が話題になる、売れるとするじゃないか

そうしたら続編が作られる

この、続、2、シーズン2、なんでもいいけど

続編ってかなり多くの割合でマシマシになるよね

ボリュームが増え、登場人物が増え、物語が複雑になる……

ふと

逆ってあるんかなと

逆はあるね

今いくつか思いついた

だけど逆でさらにヒットした例はないんじゃないかなと思ったんだ

思いつく?

2023-06-08

文化祭勝手に入れ込むタイプ人間がウザくてたまらん 『文化祭既読スルー感想

文化祭既読スルー - うぼっ /

https://comic-days.com/episode/4856001361249018766

この漫画感想

(*入れ込むってのは競馬用語でウマが畜生特有脈絡のない興奮で空回りして自滅へ向かっちゃう状態のこと)

   

  

1.登場人物全員が非論理的で低知能でうぜえ

まずこれは漫画への批評や苦情ではない。 

漫画はとても良かった。絵も構成も実力がある。

何より文化祭のあの感じをありありと表現できている。

 

その上で、俺この主人公の黒い女の子みたいなのがすげー納得いかんのな。

の子人格がってよりこの子みたいな現象が。

  

別にの子のこと嫌いじゃないんだけど

の子とそれを取り巻くすべての状況が不条理かつ低能過ぎて呆れちゃうというか。

ここまでで何言いたいかピンと来たって人が居たら教えて欲しい。あんたは俺の仲間だ。   

   

  

2.仮に失敗に終わって何の問題が? 

まずさあ、

黒い子の去年の挫折って誰かのせいか?NO。

大事件か?NO。

 

そもそも文化祭クラスの出し物なんて初期状態では誰もコミットしてないわけじゃん。

頑張りましょうねなんて誰も思ってないし責任もない。

ノルマもねえ。賞もねえ。コンセンサスもなんもねえ。

  

そこで実行委員に選ばれたからなんなの?

誰もそんなたまたま選ばれた人に期待してないし、と言うことはその人の責任もねーのよ。

やる気なく流したっていいし、凄いビジョンを持って取り組んだっていい。

 

で、別にの子無能さを責める気もないんだけど

LINEボケーっと何の足場も提示せずにアイデア募集しました、そりゃなんもこんわ。

そこに感情的な反応をする意味わからんのよ。

無能なのはいいけど感情的なのはやめて欲しい。意味わからんから

 

クラスの出し物が一定の成果を出せなければ全員死にます」なんていう

マガジンのクソ漫画みたいな状況にあるならまだわかるよキレるの。

みんな自分の命がかかってるのに人任せにするなよ!ってことだよね。

  

でもそうじゃないじゃん。

特に誰もコミットしないなら平和に流して終わりでもいいわけ

そのことで責めてくる奴もいない(もし責められたらLINE見せて「お前もなんもしてへんやろボケェ!」ってキレ返せばいい)。

 

 

3.どうしたいのか整理ついてんの?

マジで感情わからんのよ。

どういう感情で「実行委員という役割」や「文化祭というイベント」に臨んでるわけ?

   

「有能な自分がやる以上は何らかの成果を必ず出すのだ」っていう自負があるならそれはいいと思うよ。

そういう自負で取り組んだのに上手く行きませんでした、自分能力の低さに涙が出ました。

この感情ならまあ意味はわかる。

   

でもこの子ってなんか周りへの恨みみたいなものが見えるじゃん?

いやいやいや、別にクラスメートは文化祭クラスの出し物にコミットするなんて約束してねえじゃん。

そんな意思表示は一度もしてないわけじゃん。

   

から実行委員としてはやるもやらないも自分コントロール勝手にやってよって話じゃね?

みんなに合わせて適当に流すのはわかる。

我がこととして主体的に取り組んで成功させて感涙もわかる。

我がこととして主体的に取り組んで失敗して涙もわかる。

 

でもこの子は変な風に当事者意識は強いのにイベント行方についてはクラスメートに任せてるんだよね。

意味がわからねえんだよ。こいつの感情がわからねえ。

でもこういう奴マジでいたよな。

    

  

4.どちらかがどちらかを責めたり泣いたり詫びたりする必要ある?

の子が周りを無責任だとなじってるのが意味わからん

明らかに責任なんかねーだろ。

ありもしない責任捏造して他人糾弾したがる人間がウザくてたまらん。

 

実行委員にあるのは(人間にあるのは)自分がやると決めて主体的に取り組んだ時の成功や失敗だけだろ。

実行委員は流すことも出来るしすげー頑張ることも出来る。

それは自分意志責任と器量でやるんだよ。

結果は自分のものなんだよ。

  

からの子だけじゃなくて終盤の「いい子になった」描写らしいクラスメートも意味わからん

黒い子が仮にあんま参加してなかったとして、たぬきちゃんに詫びを入れなきゃいけない理由なんかあるか?

 

文化祭クラスの出し物が成功したらクラスメート全員の口座に100万円ふりこまれます」みたいな

マガジンゴミ漫画みたいな変な状況にあるならわかるよ。

クラス全員、お前も利益を受け取るからにはちゃんと労力分担しろやって感情はわかる。

でもクラスの出し物なんてそうじゃないわけじゃん。

  

やった人間がまあなんか達成感とか良かったねっていう思い出とかの報酬を受け取るだけ。

やらない人間別にそういうものも受け取ってはいない。

どっちも自由であって、どっちかがどっかに怒るとか恨むとか詫びるとかマジで意味わからん。 

 

 

5.圧倒的にピントがずれてない?

黒い子が反省すべき点があるとしたら

LINEで「アイデア募集ー!」ってのは到底コミットが集まるようなアプローチではねーよなとか

やりたそうなやつに目を付けて直で話しに行って折衝すべきだったなとか

全員無理矢理追い込むなら教師を動かして説教させてコミット圧を高める手もあったなとか

そういうことじゃねーの? 

  

そういう意味のある反省最後までなくて

クラスメートも負けじと馬鹿なこと言ってて

ジメジメした感情のことがカタルシスの場面になってるのが、

もうめっちゃ文化祭描写として秀逸だよね! 

   

  

俺は学校の出し物のたびに思ってたわ。

ここには感情的にならんといけない要素なんかどこにもねーじゃんと。

楽しく自分裁量でやったりやらなかったり成功したり挫折したりすりゃいいだけじゃんと。

例えば「私はここで結果出すと内申点よくなると睨んでて私の将来のために協力してほしいの!」ってキレるならそれはよくわかるわけ。

おもしれ―女だなってちょっと協力したくもなる。

 

でも実際はそんなおもしれ―女もいいなくて、ただぼんやりした他人任せの進捗と挫折があるだけで

なんでそこでいちいち感情を持ち込むの?

あの手の出し物で感情的になる女子を見てた時、或いは俺が直で吠えられた時、

「この低能生物には何をどうしてあげたらいいのかなあ・・・」という感慨しか湧かなかった。

  

6.文化祭キモい

はいい奴だから現実的アイデア出して付き添ったりしたことがある

最初大喜利」とか言ってたからこいつらスゲーなどんなバカだよと。

世間キャラを知られたプロの人気芸人ネタを仕込んで台本組んでようやく面白くなるものをお前等がやってどんな勝算が?

しかももちろんネタも出ないしろくに練習する予定もないうえにネタ候補ってのが内輪ネタばっかなの。

それを誰に見せる気なんですかウギャーと。お前等のことなんか何も知らない人達がくるんですよと。

なのに上手く行きそうにないことや狭い友達外積極的でないことに感情的なの。

  

んでえーそれは難しいよーつって何で暴発するかわからん感情を刺激しないよーにやめさせて

から高校生レベルじゃない芸を持ってるやつがいたのでそいつを頼ることにしてそいつ中心の指導地獄大喜利改めお遊戯発表会くらいにはなって

高校生がみんなで努力した跡は見れるから結構評判が良くてみんな達成感出ましたねーみたいになった。

 

でも最後まで俺の気持ちは伝わらなかった。

軌道に乗って以降のクラスには最後までこの漫画みたいな低能丸出しの感情横溢してた。

いい人とか悪い人とかじゃなくてその低能さと混乱しきった感情を何とかしてくれってずっと思ってた。 

   

最終的にその女子そいつ友達から増田くん有難う!」とか言われちゃったんだけど

この低能生物達とは最後まで疎通が出来なかったなという挫折が俺の手にしたものだった。

 

俺にとっては自分ミッションとして頑張った結果の挫折っていう満足のいく成果だったからいいんだけど、

あいつらは本当に意味がわからない。

自分が一体何に対して感情的になってるのか、一度でいいからきちんと整理してみて欲しいんだけど

一生そういうこともせずにああいう感じに生きていくんだろうな。

 

俺がああい低能辟易とした気持ちになってしまうのは

俺の中にも黒い子のような他人への愚かな期待があるってことなんだろうか。

そういう気持ちまで呼び起こされたので本当によく描けているいい漫画だった。

男性向け夢小説ってなんでないの?

登場人物名前自分名前に変換して漫画キャラ恋愛したり、作品内で自分活躍したりする内容の小説、いわゆる「夢小説」って女性けが圧倒的に多い。自分観測範囲だけだけど、名前変換対象キャラ男性でお相手女性夢小説は数えられるほどしかたことがない。

アイマスでいうところのプロデューサーとか、ブルアカ先生みたいな自分分身が出る同人誌メジャーから夢小説も普及してるかと思ってた。

なんで男性向けの夢小説ってないんだろう。

共感ってなんだ?を掘り下げてみた

アニメ漫画を見て共感することは醍醐味だ。

でもどの作品でも共感できるわけじゃなく、共感できる、もしくはそれに憧れる、というところからその作品が好きになる。

僕はどの作品を見ても共感できるなあと感じる。もちろんすべての作品はいわないけど、ほかの人よりも比較共感しているほうだと自分では思っている。なんとなくそう感じているだけで、実際のところはわからないけどね。

 

まず共感ってなんだろう。

頑張っているシーンや感動するシーンを見たとき、心の奥底からふつふつと湧いてくる。目の前で焚き火をしたとき顔や首や胸元に感じる熱風みたいにじーんとくる。自分だったらしないことでも、登場人物がなにを見てどう考えるのかを知っていくと、その登場人物理解できることがあって(理解したっていうのは言い過ぎかな?なんとなくわかる、みたいな)、そいういときはその行動に納得できる。僕の中の共感は、こんな感じで捉えてる。

じゃあ共感できないときは?

泣かせにきていると作者の意図を感じたとき、そんなことあるわけないじゃんとチグハグとき自分はそうは思わないしなんでそう思ったのか理解できないと感じたとき、こういうことを感じたとき共感できないと思う。

ざっくりまとめると、共感しているときはスーッと作品を受け入れられるときで、共感できないときはその流れを止まってしまったときなんだろう。ほかに理由全然あると思うけど、僕のなかでは共感できるできないの判断に大きく関わっている部分なので、まあこんな感じでまとめることにした。

 

ここでちょっと自分の話をするんだけど、僕は人の話を聞いたときに、いい話でも悪い話でも「へえ、そうなんだ」という感想もつことが多い。別に興味がないというわけじゃなくて、言葉意味どおりそうなんだって思っているんだ。そう考えるんだな、そう思ったんだねなるほどと、その言動感情に興味を持っているんだと思う。

人が変なことをしたとき、それがやばいかったときは「引く、、」っていう言うよね。引いたと思う感情は僕もわかる。けどそれと同時にへえ〜っても思う。だから僕の中では最終的にそれは引いたじゃなくてへえという印象になる。

あとは、表の顔とか裏の顔とか、これも言いたいことはわかるけど、だからなんだ?という感想を抱いてる。だって人って多面的だもん。上司か部下かでも違うし、家族か、恋人か、ネット上の友達なのかとかでも変わる。人によって持っている価値観が違うから、同じ人でも、その人を捉える人によってもその人の印象は変わるし。そもそも相手がどんな人かわかるわけなくない?

 

んでこの僕の性質?をふまえると、今まで自分が思っていた”共感できる”には2種類あることに気づいた。体の奥底から感情が湧いてくるような共感と、そのシーンをそのまま受け入れられるという共感、この2つがあるということだ。

共感してるつもりになっていた訳なんだけど、そのシーンをそのまま受け入れられるというのは「共感」というのか?もしかして理解」って言葉のほうが正しいのかな。

こういうこと言っていると、共感しなくてもいいんだよ、と言ってくれる人がいるんじゃないかと思ったんだけどそれは大丈夫。単純に自分のなかの共感ってなんだろうというのを掘り下げてみてるだけで、共感できないのはダメだとか、そういうことはべつに思ってないよ。

 

ここまで書いていて感じたことがでてきた。書いてみる。

捉える人によって見え方は違ってくる。いまこの文章を書いている僕は僕一人だけだ。でもこれはほんとにそうかな?と。ちょっと前に登場人物理解するって話をした。その登場人物がなにを見てどう感じたのか、それらを追っていくことでその人を理解できる(ときがある)という話だ。

このとき、僕にその登場人物が憑依しているということになる。すると捉える人は、いま文章を書いている僕じゃなくて、登場人物が憑依した僕、なのではないだろうか。

まりどちらも僕で、僕の中に2人いるという感じ。ということは、2人の人格を持っている”僕”の視点だと「共感」になる。”いま文章を書いている僕”の視点だと「理解」ってことになるね。

上の方で「自分が思っていた”共感できる”には2種類あることに気づいた」と言った。このとき共感していると思っているけど、その中には、共感じゃなくて「理解」も含まてれているんじゃないかって。けどそこから掘り下げてみたところ、その「理解」も視点によって「共感」とも「理解」とも言えるんだろうなってことがわかった。

 

ってことでこれで終わりです。ここまで読んでくれてありがとう

2023-06-07

anond:20230522082021

当該まとめ

「私、真剣に読んだ矢沢あい作品は一つもないのだが矢沢あい作品は男から只管性的に扱われる女を美化する何かがある?」「登場人物とにかくひたすらだるくて愚かでださい行動ばかりとる漫画https://togetter.com/li/2152370

中学生の時NANA的なロックファッションがすっごい好きで超まぶいぜと思ってNANA 読んで、え???なんでこんなにかっこいい女がこんなに具にもつかないつまんねえ恋愛で消耗してるんだろ…とめっちゃ萎えた思い出ある。 https://togetter.com/li/2133786

anond:20230523125629

2023-06-06

[][] アムリタ饗宴アラーニェの虫籠[リファイン版]

2023-06-04

『真面目』な創作作品を読めなくなってしまった

登場人物が皆真摯で、真面目で、現実社会への目配りもあって、みたいなやつ。

「(創作作品内の)現実は辛いし、一筋縄はいかないトラブルは起こるし、社会問題ごとは多いけれど(特に主人公陣営の)登場人物は前向きだし、真面目だし、諦めません。出来得る限りの最善を尽くして頑張ります!』ってノリの話がどうしても読めなくなってしまった。

以前はそういう「真面目」で「真摯」な話にこそ励まされていたような気がするのに。

なんか「作品内の登場人物は凄いな、努力して偉いな、それに比べて画面の前で物語を消費しているだけの自分は……」とどうしてもクサクサしてしまう。

結局自分がクサクサしているだけで何も行動せず、物語登場人物たちのように真摯に生きれていないのが根本原因なのは分かりきっている。結局自分メンタル問題なだけなのだが。

どうしようもない人たちが肩を寄せ合ってどうしようもないなりに生きる、みたいな物語を読んだ方がいいんだろうな。単にそういう時期なんだろう。

「同じ場所半年以上いることができない」と話す女性に会った

昔の話だ。もうその人とは一切連絡を取れないしどこにいるのかも分からない。でも忘れられない体験だったため、ふとここに書いてみようと思った。

芸能人にいそうなくらい美人で、しかも頭がよく難易度の高い国際資格も持っていた。あと英語中国語ができるため、仕事には困ってなさそうだった。その頃は「人間関係リセット癖」という言葉話題になっていたため、その類かと思って聞き流していた。でもどうやら事情もっと深刻らしい。

彼女職場も住む場所半年経つ度に変えていた。最初ネタかと思ったが、履歴書を見せてもらうと確かに半年経つ前に転職していて、そのタイミングで住所も変えている。さすがに短期間で転職を繰り返せば面接で突っ込まれるのではないかと聞いてみたが、一つの国ではなくいろんな国に住んでいるようで、「世界を飛び回っている」という印象を植え付ければ必ずしもマイナスイメージにはならないらしい。また、終身雇用が前提とされている企業でもなければ似たような経歴の人はたくさんいると。実際食いっぱぐれのないスキル資格を持っていたため、仕事には困ってなさそうだった。

仕事だけでなく、趣味も同じように変えていると言っていた。アニメ漫画が好きで、好きな作品ができるとTwitter公式サイトアカウントを作るらしい。詳しくは聞いてないが、たぶん二次創作とか腐女子的な活動をして、その界隈の人とも交流し仲良くなる。でもその活動半年限界で、時期がくればいわゆる「ジャンル移動」したりアカウントごと削除してしまう。

そして離れる時は、連絡先も全て変えてしまい、SNSアカウント削除とブロック機能を使って関係を絶つのだという。別れが辛くなるのでどんな相手でも必要以上に仲良くならない。結婚どころか恋愛すらしないと話していたのが印象的だった。唯一彼女が辛そうに話していたのがこの「人との別れ」の部分だった。

何故そんなことをするのか、理由は聞けなかった。そこまで踏み込んでいいのか分からなかった。しかし、今思えば聞いておけば良かったと思う。強迫性なんとか症とかの精神病なのかとも思ったが、仕事してる態度を見ると普通常識的な人だった。話す限りでは、宗教オカルト的なものを盲信するタイプにも見えない。

彼女は今も半年ごとに身を置く場所を変えて生きているんだろうか。もしこれを見ていたら、人生半年ごとに変わる登場人物の中で、一瞬人生が交わっただけの人々の中で、それでも幸せを願っている奴がここにいることを知ってほしい。

長々と書いたが、同じような人に会ったことある奴いる?

漫画だ」

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/shonenjumpplus.com/episode/4856001361289959475

冒頭でページを割いて「この女は異常者です」ということを本人にすごい勢いで自己紹介させてる上にそもそもタイトルに「クソ」インベーダーズとはっきり親切に書いてあるのに、

その異常者の言動おかしものとして描いてない、作者がこれを現実で許されるものとして登場人物に言わせてると思うのさすがにあまりにも漫画読めてなさすぎじゃない?って思っちゃった

どう考えても信用するに値しない人物の信用するべきでない言として描かれてるよね?

おかしいクソな人を描いてるおかしナンセンス漫画であってむしろ令和の価値観あるからこそこの漫画おかしいところがさらおかしいこととして強烈に描かれてない?

そのうえで不快だなとか面白くないとか合わなかったなーとかネタとして普通におもんないとか今こういうのやるのスベってるよねって意見はわかるんだけど現実のこととして誤読するのはなんかな

岡田索雲の漫画ブコメの時にも思ったけど、現実漫画に持ちこみすぎというよりかは漫画現実に持ち込みすぎではないか?

漫画だ」ってブコメがあるけどこれがすべてだと思うんよね

もちろん私もこのクソ女の考え方と行動は現実であるならクソだと思う人間です だからタイトルに書いてあるんじゃないのか

2023-06-03

日本男児向け実写コンテンツ主人公はなんで大人中心なんだろう

実質特撮ヒーローニアリーイコールなんですけど。

女児向けの実写コンテンツ、あるいは男児向けのアニメとかは子供主人公なことが多いです。

あと海外産の実写コンテンツ子供主体が多い感じがします。MXで今やっている韓国産恐竜ロボドラマ主人公子供ですし。

なんで男児向け実写コンテンツだけ子供向けなのに主人公大人なんだろう?と感じます

自分はその手のコンテンツには全く詳しくないので、もしかしたら子供主役のものもあるかもしれませんが。

 

【おまけ】自分が知っている範囲で「大人かこどもか」を書く

anond:20230603172325

ブームを起こすには敷居が低くないといけないので

登場人物が多いのは敬遠されると考えた。

群像劇ならキャラクターが多いほど楽しめるシミュレーションゲームが一番いいかもしれんね。

だーくえるふ

別になにか意図があって(著作権者の許諾を得た上で)登場人物などにアレンジを加えるのは表現として基本有りであるのは前提として

ただ、指輪物語トールキンが色々な民族とその民話を見聞きし、考察して取り入れ作り上げた架空民族神話であり

それを、例えば「水木しげる指輪物語とは無関係海外民話自分で見て、結果独自エルフ表現されている」みたいな、その構築過程自分自身の解釈が入っているのならまだしも

肌の色を変えた事に関して「平等にするべきだから」という民族性の何も感じられない動機に基づき改変を加えた挙げ句、その(建前上の)理由に「トールキンエルフの肌を「基本明るい色」とは言っているが白とは記載していないから」なんて事を初手で言ってる辺りに、トールキンへのリスペクトが何も感じられない

それどころか、「トールキン作品なんてなろう作品と変わらない」みたいな解釈をしているとしか思えない、なんていうかアレな作品しか見えてこない

anond:20230603132147

国語の授業の、作者の意図とか登場人物の心情を考えさせる問題ネットではバカにされるけど、物語を読んで常識的解釈する教育は大切だよな。

2023-06-02

anond:20230530151516

1990年代後半の日本は、バブル崩壊の影響で日本経済が低迷し、社会全体に暗い影を落とした時期でした。この時期には、失業率の上昇や貧困の増加など、さまざまな社会問題が起こりました。また、地下鉄サリン事件オウム真理教事件などのテロ事件も発生し、人々の不安感を高めました。

このような社会情勢の中で、アニメゲームなどのエンターテインメントにも、暗い雰囲気作品が多く登場しました。たとえば、1995年放送されたアニメ新世紀エヴァンゲリオン」は、人類使徒との戦いを描いた作品で、その暗い世界観が多くの若者共感を呼びました。また、1997年に発売されたゲームファイナルファンタジーVII」は、環境破壊戦争などの社会問題テーマにした作品で、当時の社会情勢を反映した作品として高い評価を得ました。

1990年代後半の「暗さ」は、バブル崩壊の影響によるものですが、それだけではありません。冷戦終結阪神・淡路大震災などの大きな出来事も、この時期の社会情勢に影響を与えました。これらの出来事によって、人々は将来への希望を見失い、社会全体に暗い影を落としたのです。

ここでは、1990年代後半の日本社会の暗さを象徴する作品をいくつか挙げてみたいと思います

アニメ新世紀エヴァンゲリオン

ゲームファイナルファンタジーVII

映画鉄道員ぽっぽや)」

小説ノルウェイの森

漫画ベルセルク

これらの作品は、いずれもバブル崩壊後の社会の暗さを反映した作品です。登場人物たちは、失業貧困孤独などの問題に直面し、苦悩していますしかし、これらの作品は、ただ暗いだけではありません。登場人物たちは、困難に立ち向かいながら、希望を見出そうとしています

1990年代後半の日本社会は、暗い時代でした。しかし、この時代は、人々が希望を見出そうと努力した時代でもありました。これらの作品は、その時代を生きる人々の姿を映し出しています

2023-06-01

anond:20230601135211

以下は、「手コキ医者」の落語脚本です。

登場人物

手コキ医者(てこきいしゃ)

男性(だんせい)

舞台セット】

江戸時代下町医者の診察室。

脚本

カーテンが開き、舞台に手コキ医者男性が登場する)

手コキ医者:(颯爽と登場)ほら、ほら、次の方、どうぞどうぞ

男性:(緊張しながら)あ、あの、手コキ医者さん、よろしくお願いします。

手コキ医者:おお、初めての方かい安心してください、私があなたの悩みを解決してみせますよ。

(手コキ医者男性の悩みを診察し始める)

男性:(恥ずかしそうに)実は、最近性的トラブルに悩んでいまして…

手コキ医者:おお、それは大変ですね。しかし、私の治療法ならきっとお力になれるでしょう。

男性:本当ですか?どんな治療法なんでしょうか?

手コキ医者:それは秘密ですよ、お楽しみに。さあ、今から治療を始めます

(手コキ医者男性の悩みを手コキによって解決していく様子を演じる)

男性:(驚きながら)な、なんてことだ…!これは奇跡的な効果です!

手コキ医者:ふふ、そう言っていただけるとうれしいですね。手コキ医者として、あなたの悩みを取り除くことが私の喜びです。

男性:手コキ医者さん、あなた技術は本当にすごいです。友人たちにも教えてあげたいです!

手コキ医者:そうですか、それは光栄です。私の名前を広めていただけるとありがたいですね。

男性絶対に広めます江戸中に手コキ医者の名を轟かせましょう!

男性たちが次々と手コキ医者の診察を受けに来る場面を演じる)

手コキ医者:(感謝気持ちを込めて)ありがとうございます、皆さんのお力になれることを願っています

(手コキ医者男性たちを次々と手コキによる治療で助ける様子を演じる)

男性:(感激しながら)手コキ医者さん、本当にあなたは素晴らしいです!私たち救世主です!

手コキ医者:(謙虚に)いえいえ、私はただの医者にすぎません。ただ、皆さんが笑顔になれるように、私の技術を最大限に活かしたいと思っています

男性:手コキ医者さん、私たちの間で伝説となってください!手コキ医者治療法は、江戸の男たちにとって希望の光です!

手コキ医者:(微笑みながら)あなた言葉感謝します。私の治療法が多くの人々にとって希望の光となれることを願っています

カーテンが閉まり物語は幕を閉じる)

【終わり】

作:グプティ亭笑魚

創作物人間

創作作品登場人物から感じる、人間らしさが好きです。

例えば巨悪や天災に抗い続ける人がどこかでぽきっと折れてしまったり、悪役が尊厳も何もなく命乞いをする姿とか。主人公にも誰かを傷付けた経験があるのに、時が経ったらもうそんなこと忘れてしまうみたいなこと。車に轢かれた動物を見て見ぬふりしたとか、歩いて潰した虫に気付かないみたいなことも。

宗教みたいに美しい人格者ももちろん好きですが、上記のような悪辣さというのか、裏の部分?とでも言うんでしょうか。悪気は無く、ただ無意識のうちに聖人君子ではないと証明できてしまう部分。ここに心惹かれます

利己的でみじめで愚かでかわいい、というか愛おしいなと思います

このような気持ちはなんて言うのか分からないんですが、雰囲気は伝わるんでしょうか。

登場人物海外ルーツキャラクターを描いて「配慮し過ぎ」と言われた作品実在しない(少なくとも件の漫画家さんは実際にそう言われたとは言っていない)

作中で恋愛リアリティショーに纏わる問題提起をしたら「配慮すべき」と言われた作品実在する

どっちの声がうるさいかなんて簡単に分かりそうなものだけど

2023-05-31

「『配慮し過ぎ』と言われるであろう」ねえ…

登場人物に非白人外国ルーツキャラクターを出しただけで「配慮し過ぎ」と言われるなんて本当にある?被害妄想じゃない?

https://togetter.com/li/2156504

例えばブラックジャックたかしとか、

BLEACHチャドとかテニプリジャッカルとかハイキューアランとかプリキュアえれなとか、

配慮し過ぎ」なんて言われていたっけか?少なくとも私は記憶にない

ていうか、仮に本当に「配慮し過ぎ」と言われたとしても

そんなの気にせずに描けばいいじゃん。描く権利はあるよ。

もしも読者から否定的感想への懸念理由にして外国ルーツキャラクターを描く事を止められているならば

この人が戦うべき相手編集者であって

仮想敵にしている読者ではないと思うんだけど。

表現者だったらどんどん新しい表現開拓していって、それで流れを変えていけばいいじゃん

みんなそうやって戦ってきたんでしょ

戦いもせずにネットでイキッているだけの人に、面白い漫画が描けるとは思わない

普通呪い』なんてものがあるとしたら、それをかけているのはこの人自身だと思う

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