はてなキーワード: 泣くようぐいすとは
今全然言わなくなったけど2000年前後の松本人志はトークとかの最中に鬼の形相で
と絶叫して爆笑を搔っ攫うことがよくあった(特にガキ使のフリートークで)。
おかげで周りで「死ね」を使う奴が激増した。読者を笑わせる意図で登場人物に「死ね」と言わせるギャグ漫画なんかもあった(木多康明の「泣くようぐいす」など)。
みたいな感覚の持ち主は痛い人、変な人と見なされ同年代から軽く引かれてたものだ。
さて令和の世の中になって俺はあることを危惧している。
それは……
「詐欺なんて人として一線踏み越えるようなとんでもないマネだ!
自分のジイちゃんやバアちゃんが詐欺に遭ったら悲しいとかそういう想像力や道徳観念もないのか!」
って道徳観が『痛い』と見なされるようになるのではという危惧だ。
給付金詐欺やオレオレ詐欺の受け子が衣食住足りた環境で育った現役大学生のあいだで流行ってる現実を見て思うようになった(慶應体育会の、しかも上級一族で育った学生すらやって捕まってた)。
オレオレ詐欺集団のリーダーが青年実業家としてもてはやされていたり、有名芸能人と強いコネクション持ってたり、レゲエミュージシャンとして界隈で名を馳せ普通にレーベルと契約を結べちゃってるような昨今の現実を見て思うようになった。
オレオレ詐欺軍団のリーダーをカッコいい主人公にする青年漫画やイケメン芸能人主演連続ドラマが撮られたらもうヤバいと思う。
俺の危惧がどうか当たらない世の中であってほしい。
知らないうちに別の雑誌で連載してめちゃくちゃ上手くなってたり売れてたりするのいいよな。
『どがしかでん!』『パジャマな彼女。』の濱田浩輔→『はねバド!』
『ソワカ』『少年守護神』の東直輝→『不死身の特攻兵』『警視庁草紙』
『烈!!!伊達先パイ』『ジュウドウズ』の近藤信輔→『忍者と極道』
いや、ついさっき『九国のジュウシ』を知って、
「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ」の人じゃん!って驚いたんだよね。
『幕張』『泣くようぐいす』の木多康昭→『喧嘩商売』『喧嘩稼業』
みたいな、どうしようもない下品ギャグ漫画を描いてたアイツがこんな傑作を…ってパターンもあるよな。
『K.O.SEN』『DOIS SOL』の村瀬克俊→『カラダ探し』