はてなキーワード: 高値とは
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.itmedia.co.jp/business/articles/2206/17/news051.html
こちらのコメントをいくつか見て認識見解いろいろあるんだなーと思い、自分の考えをまとめたくなったので書き起こした。以下のタイトル(コメント)は意訳している。
現状株価 は 高 す ぎ る !
これはエニーカラーに関わらず新規大型IPOでは稀によくあることで、期待が大きく、特に大口保有者にロックアップがかかっている場合に上振れすることは往々にして発生する。現在のチャートは主に大口機関投資会社やデイトレーダーあるいは言葉悪くイナゴタワーとも呼ばれる小口により作られている状況だが、今後は上がったり下がったりしながら適正価格を探り、おそらく中期的には下落していく展開となる。なお、株の適正価格は今後の成長性も含めての結果とはなるが、利益に対する時価総額によって決まるのが基本で、現状の利益ベースであれば桁一つ下がりの時価総額〇百億円程度でも違和感はない。繰り返すが、現利益を度外視して成長性を見込むケースも多いので、これを信用して(あるいは逆張りして)株損失出しても責任は取らん。
株価適正云々については上記の通り。上場ゴールとは上場時に夢のあるビジョンを出しておいて高値をつけさせ、こっそり売り抜け糞決算(時に粉飾疑い・・)で下げるケースであって、今回は上場後の決算で超優良決算を出しているので、これには該当しないと思うぞ。まあロックアップ解除後に爆弾出してくる可能性もゼロではないが・・・後述の会社売上にもつながるがそんなに無理のあるビジョンには今のところ見えない(株価は上記の通り、会社意思とは別で勝手に無理しているが・・・)。
この意見には賛成反対で半々。
決算書を見てもyoutubeによる配信収入はおそらく微増、横ばいとなるため、この会社の成長トリガーはIPコンテンツ販売と他社製品のプロモ領域であるが、売る対象はVの壁があってどこまで行っても若年層、オタク層に限られており、青天井とは言いにくい。
一方でサロメ嬢が出て話題になったが、この時の増加要因は普段Vを見ない人が受け入れたことが大きい。このような一般化がどんどん進めば販売対象が拡大していく可能性もありうる。売り方もデジタルコンテンツであれば利益率もよく、絵をガチャするだけと揶揄されたガンホーのときと同じくいくらでもスケールするコンテンツだ。
あくまで個人の意見と前置きしますが、にじさんじ記事のコメントを見ても、Vは「顔を出せない卑怯者」、というレッテルがずっと残っているように感じており、そのキャズムを越えられていないように思うので成長は限定的、ただ、直近数年はコロナ脱却を機会にリアルイベント増加で販売機会増であるため、倍々成長はありそう、といった感じです。あ、レッテルの是非については議論するつもりはないです。
にじさんじENとして英語をネイティブとするライバーも登場しており、そこは成長領域の一つです。アメリカ等の視聴者からも金せしめてるよ。やったね。
あと、ニコ動使って有料イベント配信とかもやってるよ。いいね!
これはライバーの収入体系と今までの離脱状況を見るにさほど不安視はしなくてよいと思う。UUUMと一番異なるのは、動画配信による収入一本足打法ではないこと。
会社としてのエニーカラーの収入は、1.youtubeの広告収入・スーパーチャット・メンバー登録月額料、2.ボイス等のデジタルコンテンツ販売、グッズ等のIP商品販売、3.ライブイベント、4.他社からのプロモーション配信受入等があるが、すべてに対するライバーへの支払いがされていること、特に1,2は固定給ではなく売上ベースでライバーにマージンを引いての支払い(おそらく折半)されていることが明言されている。特に、2の売り上げは馬鹿にできないようで、樋口楓の配信では「BOOTH(ボイス等の販売マーケット)の販売が一番といっても過言ではない」と発言されている。事実、エニーカラーの売上の一番は「コマース」である。
以上より考察すると、人気が出て個人youtuberとして離脱、独立することで、1の収入を独占することも可能ではあるが、一方で2の売り上げは失われ、個人で同じことをIPの力なしにやることはなかなかに難しいだろう。また、1がエニーカラーと折半と仮定した場合、独立による収入増は残念ながら所得税の増額(収入増により傾斜がかかり、下手すると税率2割から3~4割くらい、つまりは税額2倍弱くらいに変わるのでは。)により単純に倍とはならない。当然ながら会社支給がなくなれば支出も増える。結果、たとえそのままファンを連れてくることに成功したとしても、手取りは実は減ると考えられる。また、いろいろな理由で一部配信が滞っているライバーもいるが、一方で公式よりボイス販売・再販が行われており、最低限の収入は保証されている状態かと思われる。ゆえに、配信ができない状態でも辞めないほうが得であるといえる。
参考1:樋口楓ー【雑談】VTuberってどうやってお金稼いでるの?月収は?【新生活】 https://www.youtube.com/watch?v=IwK3Dq8PYAU
参考2:にじさんじ公式ー所属ライバー及び当社事業へ言及した動画について https://www.anycolor.co.jp/news/1116
過去の離脱状況からみると、問題を起こして/起こされて、辞める/辞めざるを得なくなったケースは多少はあるが、概ね別活動のため、というのが大半で、にじさんじへの不満をあげての引退でなく、ファンも含めて前向きに送り出されているようにみえる。引退者と引き続きつながっているライバーも多い。芸能活動なんてふとした瞬間に燃え尽きが起こりそうだし、このケースで辞めるのはいたしかたないと思う。まあこれはあくまで主観ではあるが。
これもよくある言い分でその側面があるのは否定はしないが、上記収入状況みて考えてもらえれば幸いだ。必ずしもファンからの直接投げ銭(個別トークを得るための見返り)だけで成り立っているわけではない。まあグッズ等含めて投げ銭だといえばそれまでかもしれないが、そこまで言っちゃうとアイドル業もさして変わらないよね。
内情はわからないけどライバー向けストックオプションはないのでは。給与を支払うような社員契約ではなく、売り上げも相当量ライバーのものとして渡している(かなり個人の裁量で優遇している)のだから、社員的な保証まで与えるのは過剰に思える。逆にストックオプション貰うなら社員同等の企業貢献してもらわないと割に合わないように思う(そう思うなら渡しているだろう)。
また、コメントで確かに、と思ったもので、自身の行動・発言如何で株価を上げ下げして儲けることができる構造になっているので、あえて株には触れさせない(禁止している)、というのはありそうだなーと。インサイダーでライバー逮捕とかシャレにならんし。
ライバーは配信以外の活動がかなり活発で、何らかの業務が非常に多いことは見て取れる。業態的に特にプロモやイベント関連は打ち合わせが多いだろうし、企画によっては年単位で動くものもありそう。先の話と逆になってしまうが、これがつらくてやめる人はいるのかもしれない。ただ、やはりこういう企画に指名されるのはトップにいる人が中心であり、その人たちのやりたいこと・自己実現に合致してると思うのでつらいとは思ってなさそう。まああくまで私見だが。
また、ライバーの長期休暇を許容している。単純な休暇のため、あるいは別活動の資格取得のため、といろいろであり、酷使とは言えなさそう。むしろ、配信者本人が長期で穴をあけることでの忘れられる、視聴者を失う恐怖感と戦っているように見える。
あと、逆にあまり矢面に立たない人に対しても公式番組、公式切り抜きなどを作成している。IP向上のプロモの側面が強そうだが、個人配信で収入が安定していないようなライバーに対して給与的に業務を与えてる可能性もありそう。まああくまで可能性だが。
それはそうだと思う。これは成長したベンチャー企業が絶対とおる道で、社員の入れ替わりを起こしてでも成長を進めるための第一歩。むしろエニーカラーでの経験をもとに別のvに限らない企画会社を設立する人も出てくるかもしれない。それは大いに歓迎すべきだろう。
一方で社員に株式を渡すのは、会社の成長を社員自らの資産増に直結させることでのやる気上昇にもなるので、独立指向・FIRE指向じゃない社員に対しては引き留めになりうる。
なにはとにかく、下積み頑張って一攫千金。夢があっていいじゃない。
前述の通り、売り上げ的にはyoutubeのみには頼っていない。また、配信としてはyoutube、ニコニコ動画、twitch、ツイキャス等いろいろ利用している。ただ、やはり日本ではyoutubeがメジャーであり、ここでの再生数、登録者増加がそのIPの価値の増強に直結している(ここで売れなきゃIPコンテンツもそもそも売れない)ので、同プラットフォームにかなりの面で依存しているのは否定できず、エニーカラーも課題意識は持っている。動画配信内外問わずでこの主体を壊すようなイノベーションがあればまた変わるかもしれないね。自分たちが配信基盤を持ってしまってもこれくらいならスケールする可能性もあるのかもしれない。今こそ「にじさんじ」アプリの出番か?
そういえばもうひとつの大手VTuberプロダクションのホロライブもゲーム内で展開されるホロライブ・オルタナティブみたいなこと考えてて、もしかしたらこれもyoutubeからの脱却のひとつの検討なのかもね。
以下が参考になると思います。Vを知らない一般の人が、どういうところに意外性を持つかの観点がまとめられていてとても参考になりました。
にじさんじの VTuber を見続けて3ヶ月が過ぎた|柞刈湯葉 Yuba Isukari|note https://note.com/yubais/n/ncee5a855bd53
・女性の肉体の価値は男性のそれと比べて圧倒的に高いので、同じ層の男女を横に並べても全く釣り合わない
・かつての男は肉体の価値の差を生涯賃金の差で埋め合わせることで女と釣り合ってようやく結婚ができた
・賃金の男女格差が狭まった今、男は差し出せる生涯賃金差額が殆ど無くなってしまった
・購買層が急激に(相対的に)貧乏になった結果、女体の価値はそのままなのにも関わらず大幅にディスカウントしないと交換が成立しなくなってしまった
・今まで通りの価格で買い取る業者を探す女は買い手が見つからず、「自分を(一昔前の)普通の値段で買う男がいない」とぼやく
・高値で売れた時代を忘れられない女は詐欺師の「ウチなら今まで通りの価格で買いまっせ!」の言葉に釣られ騙される
そりゃ資産価値として値がつり上がった方が都合のいい人達がそれなりにいるからでしょ。だからみんなで競り合ってつり上げる。で、この市場価格は人気投票みたいなものだから、ピカソやゴッホみたいな盤石の評価と人気が固まっている作品が値が下がりにくくて資産価値が安定している。
そもそも美術品の価値なんて実用品・コモディティなどと違って適正価格帯などというものは存在しないから、いくらでも上がり得る。高価な作品なら僅かのスペースで多額の資産を保管できる。不動産と違って高額のものでも資産課税(固定資産税のような)が無いし、移動も比較的しやすい。(不動産と比べれば) もちろん減価償却なんて無い。
なお、芸術性を評価して高額になるという視点の人もいるみたいだけれど、ピカソやゴッホと比べてずっと安い絵画の芸術的価値が、その価格差に対応する程低いというわけではないでしょ。芸術的には素晴らしいんだけれどもそこまで高値がつかない作品もいくらでもある。少なくとも価格差が芸術的価値そのものの反映というわけではない。
90歳代のおじいちゃん、おばあちゃん、CEA一桁台とかでよく紹介されてくるけれど(正常範囲は~5で、喫煙や加齢でも軽度上昇する)
手術は体力的に厳しくて、つらい抗癌剤を頑張って、それで体力を落として、元気もなくなって
元々あと数年の寿命が、いったいどれだけ延びるというのだろうね。
それに、見つかっても治療しないかもしれないなら、見つけない選択肢だってあると思うんだ。
紹介元の病院で、ちゃんとそのことを患者さんやご家族と話した上で、血液検査でわざわざ腫瘍マーカーを測ってるとは、とても思えないんだよね。
若い人でもオプションのCA19-9を測定したら軽度高値でしたとかってよく全身CTに回ってくるけど
それで膵癌とか見つかることなんてほぼほぼ無くて、「腫瘍マーカーが高い」っていう漠然とした不安だけが残ったりして。
最近CMやってる尿一滴でがんが分かるなんて、糞みたいな話だなと思うけれど、ノセられて検査するひと、きっといっぱいいるんだろうなぁ。
しかし頭ごなしにメルカリを規制しろだの潰せだの言う短絡的な意見には疑問を感じる。
理由は毎日のようにメルカリを利用しているメルカリヘビーユーザーゲーマーの自分からしたらメルカリは大局的な視野で見ればゲーマーに多大なメリットを与えていると思うからだ。
理由は店舗ではなかなか見つけられないレトロゲームをネットの相場より安く手に入れることが出来るからである。
件のSwitchやPS5に余り興味が無くスーパーファミコンとPS2がメインハードの自分からするとAmazonや専門店の高い相場より格段に安く高確率でピンポイントでレトロゲームを入手でき更に値段交渉やバラ売り依頼も出来るので値段の融通も利くメルカリは非常にありがたい。
レトロなゲーム雑誌等の他では手に入りにくい関連商品も手に入ってしまう。
ファミコン通信時代のファミ通が手に入る場所はメルカリを除けば非常に少ない。
レイアウトも非常に見やすくメルカリ経由でパッケージがたまたま目にとまり購入したゲームがいくつもある。
売る側からしてもレトロゲームを価値を理解していない近場の店に持ち込むより高値で売れるのだからwinwinである。
何より価値を理解されず廃棄されるかもしれなかったゲームをメルカリを通して再利用して廃棄を減らせると言うのは非常に大きい。
この間セガサターン関連の雑誌を購入したのだが今週売れなければ捨てる予定でしたと言われ冷や汗をかいたことがある。
このようにメルカリはゲーマーに非常に有益な存在であると自分は思う。
何事も頭ごなしに叩く前に悪い点だけでは無くいい点も見るようにして欲しい。
個性空間はいろいろな軸で個性を示す。何次元か知らないが図にしやすいので2次元をイメージしながらメモしてる。
例えば「コミュ力 - だらしなさ」とか?全然独立してなさそうだけど。
人々がここにプロットされる。点間の距離が大きければ個性の違いが大きい。
個性空間で距離の近い人は「友達」と言えそう。「同族嫌悪」という言葉もあるから、そうでもないかもしれんが。
近い個性同士でクラスタを作ったりするだろう。1番大きいクラスタ、あるいは1番高密度なクラスタをして「社会」とか「世間」とか言うかもしれない。
クラスタが少なすぎると多様性が低いと言えそう。多様性を「みんなが個性豊か」くらいに捉えてる。
クラスタの密度が高すぎると、それは多様性のないクラスタと言える。けど、これが小規模でたくさんあれば、全体としては多様性があって、気の合う奴らで集まってるともいる。
各点が均等な間隔(各点間の距離の総和が最大になる間隔)に広がってる。
クラスタが無い(解釈によっては要素数1のクラスタが最大個ある)、つまりみんなバラバラなこと考えてる。
意外な点は「みんなに等しい数の友達がいて、同じ仲の良さ」「定義からして、平均の仲の良さは最悪値っぽい」
1点に集まってる。
「みんなに等しい数の友達がいて、同じ仲の良さ」は多様性最高世界と同じ。正確には全員最高の友達。
多様性最高世界の各点をクラスタに置き換えたような感じをイメージしてる。性質は相似すると思う。
クラスタ内の密度が適切ならパフォーマンス出そう。仲いいチームでありながら、チーム間の距離がいい感じなので。
「コミュ力」「だらしない」の軸で4クラスタに分かれたとする。
おそらく「高コミュ力、だらしなくない」が社会と呼ばれるクラスタ。「低コミュ力、だらしない」は落ちこぼれ。
同調圧力を考えると
社会の方が密度高そう=クラスタ内の多様性低い=渋谷を歩く行く人は皆同じ俯き顔
なので密度は低く、各々が産まれたときに持っていた個性がはっきされている
ほんとに???
玉ねぎも約2倍の値段に… スーパー「アキダイ」社長が教える買い物テク
ABEMAヒルズ
25日、明治安田生命は「家計」に関するアンケート調査を発表した。「最も高騰を感じるのは」の問いに対し、一番回答が多かったのは「食費」だった。
その中で急激に値上がりしているのは、ウクライナが主要供給元であるトウモロコシだ。シカゴ商品取引所では、トウモロコシの価格が今年1月と比べて約50%も上昇。10年ぶりの高値となり、インフレーションならぬ「コーンフレーション」が起きているという。
スーパーマーケットといった小売業もその影響を強く受けている。ニュース番組『ABEMAヒルズ』に出演した、スーパー『アキダイ』代表取締役の秋葉弘道氏は「原油高の影響で包装パックが値上げしている」と話す。
玉ねぎも約2倍の値段に… スーパー「アキダイ」社長が教える買い物テク
「石油由来の“包装パック”(食品トレー)が4月から値上がりしている。これはウクライナ情勢に関係なく、値上がりが決まっていた。なので、今後もウクライナ情勢の影響でさらに値上がりする話が出ている」
さらに、農林水産省が公表した「野菜の価格動向」によると、キャベツは前週比107%、トマトやにんじんは102%。そして、玉ねぎは平年比191%と値上がりしている。今後、円安の影響も出てくるのだろうか。
「色々な商品に影響が出ている。そもそも日本の食卓は海外の食料がなければ賄えない。その中でも、玉ねぎとかは国産で不作だった。そこにきて、中国産が入らないということで価格が高騰した。市場に出回っている野菜は3〜4倍の価格になっているのが現状で、仕入れ価格も高く、店としても明日売る在庫もないほど少ない状態」
そうなると、何を買うのがおすすめなのか。
「これからの時期は露地野菜が多くなるが、気候に左右されやすい。場合によっては高値になってしまうこともあるが、裏を返せば非常に安くなることもある。これからは、旬の露地野菜を中心にお買い物するといい。その時は、献立を決めずに来店して、旬のものや安いものを中心とした食卓にするといいと思う。お客様もこれまでは、メモをしていた人が多かったが、最近は特売や旬で安いものを選ぶようになっている」
続き~
一番大事なポイントだ。仮想通貨(特にビットコイン)投資は、そう長い間できるものではない。今のビットコイン価格は、仕手筋が長年に渡って吊り上げたものだ。十年以内には価格崩壊が始まる。
仮想通貨市場は仕手筋が支配している。基本は株式市場と同じくファンダメンタルズ(最近だとウクライナ侵攻)によって市場が左右されるが、彼らの意思によっても市場は動く。
仕手筋といっても、仕手株みたいに特定の絶対強者が市場を支配しているわけではない。クジラと呼ばれるビットコインを大量保有している強者がネット空間に集まってやり取りを行い、みんなで一斉に買い(売り)注文を出しているイメージだ。
例えば、こんな具合に。
A「想定していた底値になりました。一気に買いを入れて、売り方のポジションを吹き飛ばしつつ上昇を目指します。初動は○万$分とし、その後は状況に応じて買いの指示をします。皆さんよければ、○月○日の○○時に、一斉に注文を行います。よろしいですか?」
B「参加する」
C「同じく参加する」
D「今回は見送る」
E「参加はするが、○△時の方が個人投資家やアルゴリズムが活発なのでは?」
A「一定数の参加が見込めるので実施とし、日時は再提案します」
それで、約束の日時が来たら、彼らは一気に買い(売り)を入れる。すると、機関投資家や、取引業者が作ったロボット(取引所の板画面で価格がピコピコ動いているのは大体これだ)も追随し、さらに大きな値動きとなる。やがて売り方のポジションが一気にロスカットされ、いわゆる火柱が上がる(あるいは急激な値下がり。通称ナイアガラ)。
ビットコインは将来一千万、一億! などと、自己の利益のために根拠薄弱の宣伝を行う者は無数にいる。仮にビットコインが一千万になったとしたら、その時すでに仕手筋は一旦引き上げていて、「いつ売ろうかな…」と皮算用をしていることだろう。
その後は、一千万の前後を上下に動き続けることになる。なかなか動きは確定しない。その上下動を使って仕手筋は儲ける。その後は、さらなる上昇が見込めると判断したらまた一気に買いを入れ、そうでなければ悪いニュースに乗じて一気に空売りを入れる。そしてまた、一千万のステージへと人々に夢を見せる。
いずれにしても、なかなか次のステージには行かない。あなたが仕手筋(市場に影響を与えられる参加者)だったとしてもこうするだろう。ビットコインの価格が上がれば上がるほど市場操作の難易度は上がるわけだから、できるだけ一定の価格帯で上下動させながらも、将来はより高い価格になるはず!! という期待を一般参加者に植え付ける。
仕手筋集団は、こんなことをずっと繰り返している。株式市場で類似の行為をした場合は、即逮捕だ。許される行為ではない。株式市場における仕手筋が事実上許されているのは、証券取引所に権力者や実力者を通じて予め話を通しているからだ。仕手筋は事実上の届け出制になっている。そうでない者による仕手行為が判明した場合はアウトだ。
仮想通貨市場は少し違う。彼らは単純に自由に振る舞っているが、各国の規制当局が力を発揮することはない。事実上放置されている。とはいえ、フェイクニュースで一般参加者を騙して価格操作で稼いだり、取引所からビットコインを盗むなど、一線を超えていれば当然動くことになるが。
先進国家は仮想通貨にはできるだけ関わりたくないと考えている。仮想通貨は法的に保護されるべき資産ではなく、あくまでギャンブルの一種と認識されている。ギャンブラーがどれだけ損を被ろうと、国家としては知らぬ存ぜぬ。
日本政府は暗号資産と呼んでいるが、政府が仮想通貨を資産と認識しているかは判然としない。まともな資産としては考えていないだろう。所得税制の適用を仮想通貨に不利益に設定している(雑所得扱いなど)のは、やはり不信感からきていると言える。
ビットコインを初めとする仮想通貨が反社関係の資金源になっているのは公然の事実だ。北朝鮮やロシアなどの場合は国家ぐるみで仮想通貨を盗もうともする。だが、多くの国は、ビットコイン価格が不当に釣り上がっているのを知って受け入れている。
理由は、『技術』にある。仮想通貨はブロックチェーンを始めとする将来優位性のある技術が関わっている。反社の資金源は追い出したいが、世界レベルで活躍できる若い技術者や先進的企業に多く来てもらい、関連する技術を研究・開発してもらえれば自国の利益になる。
どこの国も、ブロックチェーンその他の最先端技術を使って、いつかは自国通貨をデジタル化したいと考えているはずだ。いま仮想通貨を締め出すと、そういった恩恵が十分に得られない。
とはいえ、そういう目先の銭勘定だけではない気もする。例えば、アメリカ合衆国は、多様性が文化のひとつだ。良い物も悪い物も受け入れることが、長期的な意味での国家の発展に繋がるという思想的な確信を持っている。その一環としてビットコインを規制しないのではないか。私はそっち方面の理由が強いのでは、と感じる。
将来のアメリカが仮想通貨に関連する十分な知識や技術を手に入れ、自国通貨の完全デジタル化が達成可能であると判断したら、どうするだろうか。
その時アメリカは、中国のようにビットコインの取引を禁止するかもしれない。いわゆるマフィアやテロ組織、反民主主義国家の資金源は当然絶ちたいだろうから。その他の仮想通貨についても、反社の利益になっているものと行政機関が認定すれば取引を禁ずる措置を取る。
その気配を仕手筋集団が察した段階で・・・・・・おそらく爆発的な価格上昇が起きる。日本円だと2000万円を超えるかもしれない。その後は、じわりじわりとした下げと散発的な上昇を繰り返し、ある時点で投げ売られて、それをきっかけにほかのクジラや大量保有企業も追随し・・・・・・最後には、ビットコインを記念に持っておきたい人が購入するのみとなる。今よりも著しく低い価格になるのは間違いない。
YUTAの米国株投資ブログ(ビットコインの価格が1000万円を超える仕組み)
https://www.yutainvest.com/bitcoin-is-going-to-surge-by-2024/
こちらの人のように、4年に一度の半減期での価格上昇をはじめとする過去の諸現象から、真剣に将来のビットコイン価格を予想している人もいるが、まず基本的な事実を認識できていない。
ビットコインは、金やプラチナのように本質的な価値を有していない。仕手筋や反社がチャンスを狙って吊り上げてきただけだ。仮想通貨が本質的な価値を有するとしたら、ビットコインに継続して進化を遂げた新時代の仮想通貨だ。それはビットコインではない。
次の半減期(2024年)までは大丈夫だ。デジタル法定通貨はまだ流通しない。ここまでにビットコイン価格は一千万を超えるだろう。その頃には、こういう宣伝文句が飛び交う。
「今のうちに1ビットコインを買っておけば将来は1憶円」
「住宅ローンを前倒しで完済!」
「2050年までには10億円を突破。老後はゆとりのある暮らしを」
といったところだろうか。無責任パラダイスな発言が各界から飛び出すのだろう笑。
ビットコインの隆盛も、2028年以降は怪しい。アメリカのデジタル$は当然として、どこかの先進国、例えば中国がデジタル人民元を流通させている可能性がある。2032年だと、先進国のほぼすべてでデジタル法定通貨が流通しているだろう。
もしこの時、日本円もデジタル取引ができるようになっていて、コンビニでも駅でも飲食店でもスマホをかざせば即決済、ゲーム内空間でもクリック1回で取引完了、国際送金が生じた場合も手数料ほぼゼロで1秒以内に処理・・・・・・みたいな時代がきていたらどうなるだろうか。
「(他国の例に倣い)ビットコインの取引を禁止する。ほかの仮想通貨についても、反社会的団体が関与するおそれのある場合は同様の措置を取る」
といった事態にならないだろうか。日本がビットコインを禁ずるまでもなく、アメリカやその他先進国が禁止すれば、ほとんど資産価値はなくなっているだろうが。
参考までに、ビットコインの8割以上は上位のアドレス1割が所持している。彼らは、なぜビットコインを売らないのだろうか? 売りたくても売れないのだ。まともに全部売ったら市場が暴落に見舞われる。売るのであれば、高値更新の際に少しずつ売っていきたい。その一方で、さらに高値を更新するのでは? という期待もあるので悩ましいところだ。
そして、数年以内に価値がなくなるとか、価格が十分過ぎるほどに上昇した後で「ここらが潮時か」と判断すれば、クジラは一気に売りにくる。
記事の最初の方で、ガチではなくてゲーム感覚で楽しめば仮想通貨で勝てる可能性がある、といったことを話した。
具体的に、私が仮想通貨取引というゲームをプレイしている方法は3つある。長期投資と、レバレッジ取引(裁定取引と自動売買の2つ)だ。以下、簡単に紹介して結びとする。
以前、増田の初心者だった時に、会社員が株式投資と向き合っていくためにというエントリを書いたことがある。
もしかしてご覧になった方がおられるかもしれない。先日見直したら、ひどい描写が多数見つかったため加筆修正している。お勧めの書籍のところなど。
その記事で述べたのだが、一般的な会社員にとって一番効率がいいのは、やはり長期投資だと感じる。仮想通貨の場合、2020年までに積み立てやまとめ買いを始めた人は全員儲かっている。イーサリアムなどは、2020年の最安値が1万円少々だったので、今では約30倍に価値が膨れ上がっている。
少なくともビットコインについては、いずれは暴落して今よりもずっと安い値段になる可能性濃厚だが、まだかなり時間に余裕がある。お金に余裕があるなら買っておいてもいい。
これまでの傾向だと、ビットコインは2ヵ月に一度は暴落して15%程度は値下がりし、そこからさらに5%〜10%は下がるので、それくらいのタイミングを狙ってまとめ買いしよう。イーサリアムも同様だ。個人的には、イーサリアムはまだまだ上昇余地があると感じる。
実際、私はビットコインを買っていない。イーサリアムと、草コインに毛が生えたようなやつに積立投資している。
リップルはやめておけ。発行主体がビジネスパートナーにリップルを配りまくっているうえ、自分達も生み出したリップルを市場で売っている。絶えず売り圧力に晒されているのだ。
1年前みたいに、仕手筋がリップルを上げてくれるのを待つのもいいが、そういうやり方はよくない。年中価格を気にしている必要が出てくるからだ。もしどうしても持ちたいのなら、70円以下まで下がってくるのをひたすら待つ。指値注文を仕掛けておこう。
運よく価格が上がっても、「千円~1万円になるかも」などとありえない未来は考えず、謙虚な気持ちで売るのがいい。上値メドは150円〜200円くらいか。
上で述べたルールで取引している。頻度は月に1〜2回。これでも儲かる。しかし、私など比較にならぬほどのギャンブラーは、バイナンスなどの海外取引所で大いに腕を振るっている(儲かっているとは言わない)。
そこでは『ゼロカット』なる仕組みがある。レバレッジ100倍であっても、FXみたいに一瞬で価格が下落して強制ロスカットも追いつかずに借金を抱える・・・・・・みたいな可能性を文字通りゼロにできる。
私の場合、レバレッジ100倍ではどんなスタイルがいいかを考え、以下のやり方でトレードしてみたことがある。今はもう引退している。
・1万円分(なので100万円)のポジションを10ケほど持つ。
・圧倒的底値か、長期移動平均線オーバーでの指値(逆指値)でエントリーする。
・約定した場合、ほとんどのポジションは当日中にゼロカットになるが、生き残ったポジションをひたすら持ち続ける。目安1~2週間程度。
普通にやると、0.5%の下落でもゼロカットされるため、別に数万円以上を証拠金として持っておく必要がある。このやり方で何度か、1万円分のポジションを10倍以上にした経験がある。
しかし、私には合わなかった。恐怖に勝てなかったのだ。働いている日でも、休みの日でも、ポジションが気になって仕事も趣味も手につかない。大半の人間は、心理的な意味で短期投資に向いていないのだ。それでも挑戦したとして、市場があなたのお金を毟っていくだけだ。
多くの人にとっての結論になるが、種銭は1~10万円とかにして、自分のやり方で好きに売り買いするのが一番面白い。それで、相場が大荒れの時に5ちゃんねるの仮想通貨板を覗いて大いに盛り上がるのだ。この掲示板では、いろんな人――激しい相場に阿鼻叫喚している人や、値動きの行方を楽しんでいる人や、不幸な人間を見て自分の世界ランクが上がるのを楽しむ人などがいる。自分のトレード画面をアップする人が稀にいるのだが、種銭1~10万円の人たちが仮想通貨を一番楽しめているように思える。
これは余談だ。今後の価格を予想するにあたっては、ファンダメンタルズ>テクニカルが基本である。今の世界の状況が主で、チャートは従だ。今だったら、ロシアがとんでもないことをしでかす可能性があるうえに、アメリカでは断続的な利上げが想定されている。
「今買いで入るべきではない」、この方針を上のファンダ分析の観点から導き出す。そして、高値圏に入ったらショートで、極端な安値へと暴落したところをロングで入るという戦略を講ずる際、目安にするのが価格チャートだ。チャートに慣れると、ここが高値圏とか、安値圏とか。その程度であればわかるようになる。暴落想定点などを導くのはちょっと難しいが、頑張れば何とかなる。
とにかく、チャートよりも世界情勢を眺める方が優先ということを忘れずに。チャート分析時点では正解だったとしても、世界の状況が変われば不正解になってしまう。チャートが刻まれる根本原因は現実の私達にあるのだから。
QUOREA(クオレア) というサービスがある。APIにより、利用者が作った自動売買のロボットを使ってトレードすることができる。これがまた、ゲーム感覚で楽しめる。私は5万円で自動売買を始めたのだが、最初はなかなか勝てなかった。詐欺みたいなロボットに引っかかり、一月で資産の3割が消滅したこともある笑。
しかし、段々とロボット達に愛着が湧いてきて、「どんな時でも自分でトレードしない方がいい」とか、「未経験のロボットは取引量設定を1.0%から始める」とか、いろいろと学びを進めるうちに勝てるようになった。
もし興味があるのなら、ひとまずググってみるといい。仮想通貨取引所は、GMOとリキッドの2択となるが、リキッド一択だ。GMOは不都合や不具合が多い。絶対に選ばないように。
リキッドだと最低取引量が低いので、1~2万円からでも自動売買をスタートできるのが大きい。
投資そのものは、すべての人が一度は挑戦してみるべきだと思う。もちろん無くなってもいいお金で。
最悪、ボコボコにされて資金をすべて失ってもいい。将来、ボーナスや退職金を突っ込んで大敗する可能性をほぼゼロにできるのだから安いものだ。
さて、王者のやり方はインデックス投資一択(※冗談抜きでこれが最強)なわけだが、あなただって一攫千金には興味があるだろう。バフェットのような世界最高レベルの投資家でも、若い頃は有望株に一点集中で投資し、資産を何十倍にした経験をしたことで大量の種銭を手に入れた。それを元手にして今がある。
会社員だって、夢を見てもいいと思う。私はそれで仮想通貨を始めてみた。残念ながら税金がバカみたいに高いので、何千万も稼ごうという気は起きないのだが。
それは進行方向がズレる前に石に当たらないよう勘で調整するわけじゃなくて、
実際に石に当たった後にズレた進行方向を人の手で調整してるんじゃないの?
それなら、情報を取得するセンサさえきちっと整備すれば機械の方がよっぽど正確に対処できると思うけどな。
天候を見ながら田植えを行う時期を判断する、とかそういうのは機械が人を超えるの難しいかもしれないけど
機械自身の精密レベルを超えない範囲の実作業は機械の方が上手くやれると思う。
既に苗を一つずつ田んぼに植える部分の作業は機械任せなところがほとんどなんだしさ。
もちろん機械で出来ないこともまだたくさんあるから、せっかく考える頭と勘やノウハウがある人間が
そういう機械に任せられない部分に集中すれば、それこそ全体を通してもっとエンドユーザーに対して
心を込めた対応が出来るようになるのに、と思う。
手作業で作ったモノをかかったコストなりに高値で売ってるならまだしも、そこまでして手間暇かけて作ったモノを
関税かかった輸入品と競って投げ売りしてんのも、なんだかなぁと思っちゃう。
ファイザーのワクチン開発元、BNTXを2020年の4月に45ドルで買ってたんだけど
ワクチン出来た!効果もバッチリあるぞってところ(2020年11月)の93ドルで手仕舞いしてしまったこと
そこから400ドルまであがった。今も140ぐらい。一応利益確定なんだけど、ものすごい損をした気分。
日本株だとレーザーテック。2017年に700円600株で買って、翌年倍になった1500円で利確。
以後見てるだけだったんだけど、その後、高値35,000円とかになっててファーwwってなった。
https://finance.yahoo.co.jp/quote/6920.T/chart?styl=cndl&frm=mnthly&scl=stndrd&trm=10y
https://www.otaru-uc.ac.jp/~egashira/diary/Cambridge/fukakai.htm
1907年『煩悶記』也奈義書房出版、岩本無縫篇。内容は藤村操が実は生き延びて書いたとする偽書。出版直後に発売禁止処分になる。
藤村は自殺未遂後、下山し、海賊船で世界を巡り、パリで悟りを開く。それを原稿にまとめて知人に託したものをまとめたものとする。「予は迷ひ初めたり。予は疑ひ初めたり。予は泣きたり、煩悶したり」と始まる。内容は社会主義や無政府主義の強い影響を受けており、発禁処分もそのためとも言われる。現在、3冊しか存在が確認されていない希少本であり、神田古本まつりに出展された際には、147万円の高値がついたことがある。そのうちの一冊は、野間光辰が所有していたことが判明し、また別の一冊を谷沢永一が所有しており、その全文が『遊星群 時代を語る好書録 明治篇』[31]に掲載されている[32][注釈 2]。また、城市郎の所蔵していたものが、明治大学に「城市郎文庫」として寄贈されている。[34]
”日本は山林資源がたくさんあるからそれを使えよ!”という声を耳にしますが、
一朝一夕には使えないんです。
前提として、民有林(=林野庁が直轄する国有林以外の山林)は財産です。財産であるがゆえに、固定資産税が発生します。
戦後、スギやヒノキが高値で売れていた時代は、固定資産税を気にせず林業家と呼ばれる資産家が自分の山を手弁当で管理していました。
しかし、木材価格の低下による林業家の衰退、遺産相続による土地の分割などで山林や小分けされた結果、林業経営としては成り立たないような土地(1ha程度)の山林しか残りませんでした。
残された土地でも管理義務や税金は発生します。そうした義務や税金を軽減するために、日本では”保安林”という制度があります。
簡単に言うと、”固定資産税は免除するよ!管理にも補助金(=税金)を投入するよ!”というものです。
ということは、勝手に伐採できません。何をするにも予算が必要となり、行政との調整が必要になります。
つまり、ウッドショックだからバンバン木を伐りだそう!なんてできないんですよね。予算ないから。
普通林=税金が投入されていない=手弁当で経営している山林です。
①すでに採算性が確保されている。
②どうやっても赤字になる。
②について少しお話しすると、木を伐りだすための条件は以外にハードです。ミチと呼ばれる作業道の敷設、それが難しければ架線伐採の準備、重機の搬入、運送トラックの手配など。
また、②のような山では手入れすらされていないことがほとんどで、ミチを敷いて重機を入れたとしても、建材として成立しない木材が多い可能性もあります。
なお、戦後日本で国産材が多く使われたのは、安い労働者が山小屋を立て、住みこみで木を伐採していたからです。電気も水道もガスもない場所でね。
林業ジャーナリストさんの中にはこういう人もいます。でも現実問題として補助金がなかったら林業なんて大赤字産業です。しかも林業は木材としてだけではなく、水資源を担っています。
日本は南北に長い国なので、都道府県によって諸条件は異なります。でもね、北海道みたいな大平原と四国みたいな山深い土地、温暖な九州と雪深い北陸は条件が全然違いますから。
先にも言いましたが、中には補助金なしでやっている林業事業体もありますよ。ほんの一握りですけどね。
はっきり言って、諸外国と比べてとても劣っています。でもこれは仕方のないことです。近年、外材(特に北米産のプレカット材やロシア産の合板)が多く輸入されるにつれ、国産材の使用率は極めて低くなっていました。
行政や林業家も指をくわえて見ていたわけではなく、”国産材を利用しよう!”というキャンペーンを発信してきました。
とはいえ、消費者は価格の安いものを選びますよね。その結果、日本の製材業はやせ細り、新規投資をする力もなく、その能力を落とさざるを得なくなっています。だからね、百歩譲って山から材木がたくさん出てきても処理しきれないんです。ここにもボトルネックがあるわけで。
まとまりのない文章でごめんなさい。けど、日本の林業関係者はものすごく頑張っています。事故率は高い、賃金は安い、都会から離れた娯楽の少ない、携帯の電波すら届かない場所で。先祖から受け継いだ山を守ることで、台風災害や土砂崩れを防ぎ、潤沢な水資源を確保するという使命があるのです。スギやヒノキの花粉症に悩むかたの気持ちも理解します。けど、”スギとヒノキなんて全部伐ってしまえ”、”なんで広葉樹にしないんだ”と言われるととても悲しいです。