はてなキーワード: 高値とは
あの件もその件も結局は。
言い方は悪いけど内容はちゃんとしてるなんてのは結局は言い訳でしかないでしょ。
何日も風呂入らずに全裸で取引先や面接会場に来ておいて「なんで?俺は来いって言われたから来ただけ。俺が来ることが重要であり身だしなみなんてものはどうでもいいでしょ」と言うような奴は相手にされない。
「このラーメン屋さん味が濃いから合わなかった。あと塩分多すぎてヤバイ」って意見があったとして
「こんな脂っこいラーメン作ろうとする時点で客をラード中毒の豚かなんかと勘違いしてるんだろうね。舌馬鹿の味覚弱者と弱者を食い物にしてジャンクフードを高値で売りつける業界の駄サイクルに辟易する」と言えば反感を招く。
「人間が一日に取って良いこの栄養素の量が◯gであり、ソレに対してこの料理は想定して◯gのソレが使われている。栄養バランスがよくない」ならそれは事実を淡々と述べているだけになるからイチイチ噛みつく側がバカを見る。
最近のインターネットは「内容が空っぽなのに言い方を工夫してさも中身があるように見せてる人ってヤバイよね」という考えを逆から辿って「ぶっちゃけ言い方とかどうでもいいっしょ」と変な考えを拗らせている人が多いように見える。
「その言い方、人を不快にさせているので辞めたほうが良いですよ。言ってる内容ではなくて言い方の方が問題なので、内容は正しいんだと言われましても論点がズレているんですよ」って話をいくら繰り返しても全く聞き入れようとしないタイプの人達が暴れまわりすぎている。
正直この状況はしんどい。
昔と較べてノイズの濃度が高まりすぎて自分の求めるインターネットからは遠ざかりつつある。
気ままな娯楽として楽しむには民度が下がりすぎているという感じだろうか。
荒野で積み木遊びをするような無法から、スリで溢れるスラム街のような無法へと変わってきている。
単に自分の水が合わなくなってきたというだけなのかも知れない。
「人生のゴールは10億円、なぜなら運用だけで年5000万円くらい入るから減らなくなる」みたいな論がよくあるが、たしかに10億円の資産を作るのは一つの基準だと思う。
そして、ベンチャーなどを起業して、10億円以上手に入れる若者なども増えてきている。しかし、さすがに10億円を手に入れたときの対処法というのはネットには全く情報がない。
増田は、富裕層向けのサービスを提供しており、比較的多くの富裕層と付き合いがあり、そこで得た知識があるので、ここで共有していきたい。
資産運用だが、10億円あるとどうするか・・・という点について。
これはもう人それぞれだが、多いパターンとしては
などが多い。正直、このあたりは「個別銘柄よりも分散してやっておけ」くらいしか勝ちパターンがないので、こうなりがち。
初心者は債権買っておいて、定期的に収入があるようにして、その収入の中で生活費を賄う、という形にしておくと、元の資産が減らないので安心感あるのでは、とアドバイスしている。
多くの人がやっている例としては、不動産を買うこと。もちろん、自分の資産は使わずに、銀行から借り入れてやる。これによって、レバレッジが効くし、インフレ対策にもなる。会社を立てて、3億円の物件を、1億円を自分で出して、2億円は借り入れでやる。そして、賃貸に出して、利回り3%〜4%くらいで回し、あらゆる経費とかはその不動産管理会社で落とす、みたいなことをやると、税金対策にもなっていい。
あとは、基本的には、10億円で、自分が金持ちだと錯覚すると、意外と早いスピードでなくなっていく、というのは多くの先人が言っていることなので、多くを運用に回し、運用益も貯めていき、お金が増える状態になってから、お金を減らさないように使う、というのがおすすめ。
お皿の上にコップにおき、一滴一滴水をいれていき、こぼれて皿に溜まったものがさらにこぼれてきたものを少しずつ飲むイメージ。
10億円がぽんと口座に入ってくると必ず銀行から電話がかかってくる。若い経営者で突然お金持ちになる人に多いが、地方の銀行とかをそのまま使っていると、びっくりして、その支店長とかから直接連絡が来たりするが・・・。
まあ、ほぼ無視していい。地方や田舎の銀行がうまく運用なんてしないので、銀行経由の商品とかは全無視でいいと思う。
多い悩みとして恋愛沙汰。10億円持っていると目の色変えてくる異性がいる。男女問わず。金持ちムーブしてモテようとする人もいるが、基本的にはあまりおすすめしない。男性向けとしては、港区女子と呼ばれる人たちと恋愛をすると、なんだかんだいって勝手がわかっているのでいいという話はよく聞く。10億円という資産の相場と、何ができるのか、というのをある程度想像できる相手でないと、出来もしない生活スタイルを求められたりして、とうてい10億円程度ではできない、というすれ違いが起きたりするので注意。
「西麻布などのラウンジにはいかないほうがいい」というのはいっておきたい。普通に半グレの方々がいるし、経営者とかだと写真とられたり、女の子とのやり取りを入手されてたりする。すぐには表にでてこないけど、最悪のタイミングで脅されたりする。多額のお金を要求されたりする可能性もあるので、近づかないのが無難。そういうので遊びたいなら、銀座とかの伝統的なところのほうが規律がある。
結婚をすでにしている人はパートナーと話すのがとにかく重要。生活レベルの何を上げるのか、という点については合意がないと、むやみにお金を使ってしまうので注意。
芸能人とか有名人との付き合いも出てくるかもしれない。そういうのが好きな人は楽しいんじゃないかな。ここでの注意も、やはり反社系。微妙にヤバい人とかが近くにいたりするんだよな。
男性の場合、女性アイドルとかを紹介されて「持ち帰っちゃっていいですよ」みたいに囁かれることとかもあると思うが、まあご注意を。
多くの人ががっかりするのが、思ったより住居のレベルはあげにくいこと。10万円の物件と15万円の物件はかなりの差があるが、50万円と100万円の差はかなり小さい。六本木ヒルズで2LDK、100平米を借りると100万円する。さほど広くないし、設備が新しいわけではない。ただセキュリティはしっかりしているし、受付のコンシェルジュは便利とも聞く。
でも新浦安なら、同じ広さの新築でも25万円程度で借りれるんだぜ。みんな新浦安に行こう。
都心で広い部屋は少ないし、異常に高額になるので、悩みどころだと思う。まあ、見ていると、結局3A、青山、麻布、赤坂あたりに住むお客様が多いかな、という印象。なぜか若くて資産を持った人は新宿や田町のラトゥールを選びがちだが、怪しげな人も住んでたりするから注意。
ここ10年くらいで「物件を買ったほうがいいか」という質問には常に「ほしいなら買ったほうがいい」と答えていたが、結果として、どこも値上がりしているので、買った人は勝ち組だった。今は円安、インフレへの危機感で、さらに富裕層が買う方向になっているので、いい物件があったら買うのもいいと思う。
10億円もあるし、別荘でも買うか、という人も多いと思うが、軽井沢も葉山も、今はとにかく建設するのが大変。「お金もっても、無理なことってあるんですね」とみんなが言うのがこのあたり。まあ、土地をかって、ウワモノを作るのに2年以上かかる、というのが今は普通だと思っておいたほうがいい。
これは「車なんていらない、タクシーでいいから」と最初いってた層もだいたい買うようになっている。やっぱりタクシーと車では体験が違う。特にお子様がいらっしゃるお客様はだいたい買っている。
買う車種として、テスラのモデルXはよく見る。好きならベンツでもBMWでもアウディでも。ゲレンデとかを手に入れようとすると、意外と待つのでほしいなら早めがいいんじゃないか。
「運転手を雇いたい!」というお客様もいるが、月に80万〜120万円くらい運転手にはかかるので、バカバカしくて、資産10億円台の人たちが使っているのはほとんど見ない。あれは50億円を超えてからか、会社が出して経費にするパターンだと思う。
時計に手を出す人も多いと思うが、今は本当に手に入らない。デイトナなどのROLEXの人気のモデルは探してと言われても、並行で買うしかなく500万円以上はする。ノーチラスやロイヤルオークはさらに高価になっている。というか中古でも数が減ってきている。
だいたいの人気の時計は、本店で定価で買う、みたいなことはしづらくなっていると思ったほうがいい。
ロシアとウクライナの戦争とかを見るに「すぐに持ち運べる資産」としての時計は今後も価値があがりそうなので、意外と金のかからない趣味ともいえる。
憧れのエルメスでも買うか、となる人もいるが、あれも全然手に入らないものだと思っておくといい。有名だが、バーキンなんて普通に店舗じゃ買えない。何百万円、何千万円も使う顧客がゴロゴロいて、そのお得意様に回ったりするので、店員とのつながりを作るのにそれなりの気合と時間とお金がかかるもの。数百万円程度のものなら欲しくないものもとりあえず買っておく、みたいな世界観なので。10億円くらいの資産の人だと正直、ついていきづらい感じだと思う。
とはいえ、ブランドと仲良くなるとお食事や特別なイベントに招待されたりなども多くあるので、そういうのが好きな人にはいいんじゃないかな。エルメスのバーキンなんて、高値で売れるんだし。
アート収集も最近人気よね。画廊とかにいくのもいいが、若い資産家の場合は、国内で会えるアーティストを応援するためにやったほうがい楽しいと思う。あれは一種のコミュニティでもあるから。
SBIのオークションなどから入って、好きな絵を数十万円くらいから買うといいのではないか。
日本だとアート収集は成金趣味だと思われがちだが、下品なお金の回り方をそんなにしていないので、個人的にはおすすめしたいもの。
10億円あるというと、つい「子供をインターにいれて早いうちに留学に行かせたい」と思いがちだが、東京の有名なインター、西町やASIJ、聖泉やセントメリーズなどは、かなり入学が厳しくなっている印象。少し前はもう少し入れた印象だが、人気があがっているのか、純日本人だと入りづらくなっている。コネや入り方の工夫が必要になると思っておいたほうがいいかも。
ならばと小学生のうちからスイスのボーディングスクールに行かせよう、と思うと、年に2000万円以上はかかる。10歳から18歳までいって、1.6億円。これを払えるかどうかはよく考えたほうがいい。さらに、スイスのボーディングスクールの金持ちレベルは桁外れで、ルームメイトが王族だったり、とんでもない資産家だったりすることが多いので、10億円くらいだと「学内で一番貧乏」というポジションになることも考えられるので注意。あと、勉強がんばらない子も多いかな。
アメリカ、イギリスに行かせよう、もしくは一緒にいこう、というケースは早いほうがよさそう。小学生のうちなら、英語ができなくてもなんとか滑り込めたりはする。学年あがっていくと、いい学校ほど敷居があがるので、入りづらいので注意。
今は、日本人はかなり減ってきていて中国人、韓国人、インド人などが多いが、彼らは異常に勉強するので刺激にはなるのではないか。逆にイギリス人やアメリカ人は自由や個性を重視している感じ。
日本の学校でいいや、だと多いのは小学生から慶應、青山学院、早稲田あたりが人気。小学校入学前に、月に10〜30万円くらい払って、ガッツリと試験対策をすれば、それなりに受かるお子様は多い。ほぼ、塾への課金ゲームになっているし、ノウハウも溜まっているので、経験者を捕まえて聞くのがいいと思う。
笄小学校とか、青山小学校とか、公立にいかせる親も多いから、行きたい公立学校を決めて引っ越すのも一つの考えとしてあり。
最近のお客様の興味が強いのは寄付や慈善活動。結論からいうと、好きなものを選んで月額で払えばいいと思う。
財団作りたい、というには10億円はちょっと心もとないし、何か慈善活動をはじめるのには時間がかかりすぎる。興味を強くもっても、時間的な制約でやれない人が多い。寄付をして社会活動をしている、という実感を得たい、という欲はさほど満たせないが、好きなところに寄付をする、くらいで終わってしまうパターンが多いので、そんなもんだと思っておくといいんじゃないか
10億を手に入れたときに、どうするかを迷う人のために書いた。あとはまあ、旅行とか、食事とか、ワインとか、いろいろあるんだろうけど、そのあたりの消費系はそんなに迷わず楽しめるんじゃないか。
たくさんブクマ、ありがとう。いくつか言及していなかったことについて書く。
だいたいこの額の資産ができる時は、ほぼ株式の売却が多いから、税金は考えなくてもいいケースが多い。というか、分離課税で20%とられるだけだし、そこは節約のしようがない、という感じ。
また、資産運用するときは、だいたい株か債権か不動産になると思うけど、株と債権も分離課税なので、いくら入っても20%ちょいしかかからないし、節税しづらいし、あまり考える必要ないケースが多い。不動産のほうは、だいたい資産管理会社とかを立ててやるケースが多いと思うから、そこはタクシー代から書籍代、あらゆるものを経費にしちゃうケースが多いかな。
ここ数年はBTCやETHを持っておくお客さんも多いけど、これは売買したときの税率を考えると、長期でもって、分離課税待ち、というのになりやすい。NFTとかにしているケースもあるけど、これも同様。De-Fiを使ってステーキングして・・・とかやりはじめると、税金計算が面倒というのもある。
役員運転手、平日8時間、とかになると60万円くらいでいけるんだけど、アルファードにして、土日も家族で使って、平日の夜も飲み会のあととかに来てほしい、とかになるとやっぱり100万円のとかをすすめられるんだよね。日本交通とかに見積もり出してみるといいと思う。
20-30代くらいだと、多くが「会社を作って売る」、「VCを作ってリターンを出す」とか。仮想通貨周りとかは、最近はいるのかもね。
食いっぱぐれる不安はないけど、10億円は、好きに生きるほどはない、というのは多くの人がいうところ。使うと減るからね。いくら持っているか、よりも今持っているお金が減る、というところのほうに人は不安を感じるっぽい。
これやる人いるんだけど、だいたいその若い弟子が飽きちゃう。そういう人に弟子としてつきたい人は、自分でも一発当てたい人だから、起業とかしちゃうんだよね。そして、そういう人を探す、信頼できる人を見つける、というのが面倒なので、時間と手間から見るとコスパが悪い
これは「欲しい」というか、「お金をお金のままに持っていおくのがリスクだから、いろいろなものに替えないといけない」というのはあるんだ。あと、高いものは価値が落ちづらいから、消費とは感覚が違う。
100円ショップで買ったものを100円で売るのは難しいが、時計や車は、ほぼ同じ価格や、もっと高くして売ることもできるので、実はほぼお金が減らない、というのもあったり。
日本円で200万円持ってても昨今の円安だと、ドルベースで価値が下がるし、インフレが10%すすむと、価値が10%落ちる、などを考えると、一部をものにしておいたほうがいい。価値が落ちづらい時計とかにしておく、という形になる。
別荘はまた別の観点で、災害リスクに備えるため、という面はある。富士山噴火や南海トラフなどへのリスクヘッジで、軽井沢に別荘を買っておいたり、戦争などのためにハワイに別荘を買ったり、など。
これ、三大欲求だから、と思いがちだけど「お金だけでできるものがそんくらい」というのもあるんじゃないか?他のブコメであった「子供食堂やりたい」とかは素晴らしいと思うが、お金だけではどうにもならず、時間をかけないといけない。そして、時間は有限なので、できることは本当に限られる。となると、お金だけで解決できるこのあたりにいくのかもしれない。
その結果が港区女子だのゲレンデだのエルメスだの情けないと思わんもんかね。とんだ俗物のところに来ちゃったと金も泣いてるよ。
まあ、多くの人が寄付をしたり、若者の才能へ投資をしたり、事業を新しく起こしたり、とするよ。社会貢献系が80%くらいを超えるイメージ。自分の快楽とかは残り20%にも満たない話じゃないかな。なぜなら快楽はすぐに飽きるから、もっと大きい満足のための社会貢献にいく。
ほとんどインデックスとreitに回して、税金はまぁ、払っちゃえばいいいか。家は三鷹〜高円寺辺りの1LDKで生活水準は変えず、でもたまにはボーナスがでたからって友達の女の子を誘って高いレストランなんかに行きたいな
これなぜかわからないけど、最初は結構多くの人が「自分はあまり家とか贅沢に興味ないんで、今のままの家でいいっす」っていうんだけど結局引っ越すんだよな。ご飯とかは意外と富士そばだろうとコンビニだろうとマックだろうと食べるんだけど、家は替えがち。
バリバリにやっても時間食うだけだし、あまりメリットないと考える人が多いみたい。ちゃんとやりたい人は人を雇って丸投げ、そうでもない人はざっくりインデックスファンドと債権、くらいの感じが多い。興味もって、シンガポールの某保険を使ったやつとか、相続税対策をがんばる人とかはいるけど、まあ。
例の増田に対して、プレミアが付くかもしれないからと慰めてる人をちょいちょい見るけど、たぶん付かないと思うぞ、あれ。
当たり前だけど、買い手がいないとプレミアが付くわけない。
そしてプレミアが付くのって、ようは定価を超える値段を出してもいいと思わせてくれるものなんだから、どうしても買えない限定版とか、最初から大人気で完売したものとかになるのよ。だから、今普通にネットで買えるあの指輪にプレミアが付くかと言われれば……。
もちろん普通に売ってるものでも、当時は買えなかったけど、金がある今なら欲しいという需要があるなら、プレミアが付く。昔の玩具が高いのはほぼこのパターンになる。ただ、このパターンは何年寝かせれば良いのかわからんし、「当時は買えなかった」という部分の条件を満たすには、やはりそれなりの有名な商品である必要がある。単に珍しいだけ、ではちょっと厳しい。
最後にコレクター需要によるプレミア化だけど、これはまあ読めんな。誰かコレクターが高値で取引すれば、一気に値段はつり上がるだろうけど、大抵の場合は珍しいだけで安いってパターンが多い。レトロゲームでプレミアが付く、付かないの基準は一体何かというと、誰かが高値で取り引きした実績があるかどうかってところだし。
ただ今回の話題であの指輪が良くも悪くも話題になったし、存在を知った人が将来的に欲しがる可能性は出てきてるから、今回話題になったことによりプレミアが付く可能性は少し上がったかもしれん。
個人的はマスターボールの指輪入れは、指輪を買ったときにしか貰えないのなら、あの入れ物はまあまあ値段が付くと思う。数万程度ならポンと出せる人はいるだろうし。
2014-01-27
中国上海のスーパーで売られる大きなボトルの食用油。これらは地溝油ではない。上海で生活していても地溝油を地溝油として実際に見かけることはない中国上海のスーパーで売られる大きなボトルの食用油。これらは地溝油ではない。上海で生活していても地溝油を地溝油として実際に見かけることはない
中国の屋台や安い食堂では「地溝油」と呼ばれる食用油が使われているとよく耳にする。地溝油とは、日本語に直訳すると“どぶ油”。「地溝油は人目のつかない夜にしか取引されないんだよ」と中国人の友人は私にこっそり教えてくれた。
地溝油とはいったいどんなものなのか。古くて恐縮だが、2011年11月17日付ベイジン・レビューにはこう書かれている。「原料は、生ごみや残飯、低品質の食肉、揚げ物などに使われた廃食油など。これらを再精製し、一般の食用油より安く売られている」
地溝油の最大の問題は、安全性が担保されていないことだ。摂取を続けることで消化器へ悪い影響を与えたり、がんの発生を助長する可能性がある、と栄養士も指摘している。中国当局は、地溝油の売買への取り締まりを強化しており、2011年9月には地溝油の生産・販売にかかわる32人を逮捕した。回収された地溝油は100トンにものぼり、彼らのネットワークは浙江、山東、河南など14の省に及んでいた。
多くの中華料理には油がふんだんに使われる。スーパーの店頭では、食用油は5リットルの大型サイズで並ぶ。ちなみに中国では食用油の使用量は増えていて、1年の消費量は2250万トン。これは日本(230万トン、2006年)の10倍近い量だ。
地溝油が中国でまん延する背景には、その存在が飲食店にとって格好のコストダウンの手段になりうるという事情がある。大量に使う食用油のコストを下げられれば必然的に利益はアップする。店主はいわば、この誘惑と闘わなくてはならない。
「この料理には地溝油を使っています!」などと申告する店主はいないので、地溝油は実際のところどこまで使われているのかは見当もつかない。だがもし1皿5~10元(85~170円)の炒飯を出すような安い食堂でも使っているとしたら、私は相当な量の地溝油を体に入れていることになる。もちろん中国の人たちは私以上に摂取しているはずだ。
ここでひとつ疑問がわく。廃食油はなぜ、食品以外に利用しないのだろうか。中国でももちろん、政府の許可のもとに廃食油を原料として引き取り、ゴム、石けん、燃料などを生産する取り組みはある。しかし、こうした工場の多くは事業の継続が難しい状況に立たされているという。
山東省のある工場は、廃食油から燃料を製造すべきところを、より大きな利益を得ようと食用油(地溝油)を製造し、飲食店に販売していた。この偽装問題をメディアが大々的に報じ、大騒ぎになったこともある。同じ油でも、燃料としてよりも、食用で売ったほうが高値で買ってもらえるという現実がある。
燃料化の障害になっているのは廃食油の価格高騰だ。1トンにつき1600元(約2万7200円)で買い取ることができれば、燃料にリサイクルしても利益を確保できるとのこと。ところが1トン5500~6000元(9万3500~10万2000円)に跳ね上がってしまったため、燃料だと元をとれなくなった。
こうした状況から推察すると、地溝油はいまだに多く作られていると考えるのが妥当だ。油脂工業の専門家らも、政府はこの問題にもっと注意を払うべき、と声を上げる。
地溝油に限らずとも、食の安全は中国が抱える大きな問題のひとつになっている。人間は健康に生活するために食事をとるわけで、人体へ有害なものを食品に極力含まないように管理するのは、本来は食品事業者にとっては当たり前のこと。にもかかわらず、逆になっているという皮肉な実情がある。
ただこれは見方を変えれば、消費者は食品などさまざまな商品を購入する際の意識を高めるべき、ということを示唆しているのかもしれない。スーパーで売られる生鮮食品の見切り品は、「安さ」の理由として商品が傷みかけていることがすぐにわかる。同じように、地溝油をはじめ安い商品の裏には何か理由があるということを意識した行動を心がけていきたい。(上海=真下智史)
https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&q=%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB
いやー、わかりやすい値動き。高くなってるのは、ロシア通貨当局の介入だろうし、安くなってるのはルーブルが下がると思ってる世界中の投資家もいるし、欧米日の通貨当局の介入もあるだろう。
指値でセットしてくだけでも儲けられそう。おそらく中国元との交換だけしかないから、どこの証券会社ならできるかをまず調べないと。ただ、日本の証券会社は扱ってないし、中国の証券会社じゃないと無理かな。
で、これだけわかりやすい値動きをするのならば、当然ロシア通貨当局が売りそうな値段に売りをセットして、どこまで下がるかで買うというルーチンでこの相場にかけるな。
とすると、絶対ルーブルは下がると、こぞって考えてる世界中の投資家のルーブル売り分を、ロシア通貨当局は買いきって高値にしないとならない。
最も、だれかがかなりのルーブル売をしないとならないけど、ルーブルが下がるのが見えてるから、みんなこぞって売ろうとしているし、信用で買えるだろう。仮にルーブル上がった場合についても、それこそ欧米日の通貨当局なら損は償却できる。
まあ、ルーブル上がるのはプーチンの失脚か、プーチンがウクライナから完全に出ていくことしかないけどな。
あと、ルーブルの通貨を買うには、何らかの外貨を売らないとならない。ロシア中央銀行の金なんか、物理的にどうやって売り手に届けるんだと、なかなか売れないだろう。とすると、事実上売れるのは中国元か、石油、天然ガス収入。
最も中国元、中国国債を売りまくってたら、そのうち中国はブチ切れるだろう。じじつ、中国国債の金利は上昇し始めている。石油、天然ガス収入もロシア外での生産が軌道に乗ってくれば、これらの収入も途絶えてくる。
どこまでルーブルが落ちるか見せてもらいましょうか。
私は高値転売は擁護しないし、そういうところからは買わないという立場です。
そのうえでですが、これは逆張りとかでなくて例のストアの件は義憤に駆られてアレコレ叩くのやめたほうがいいと思いますよ。
どう動くかわかりませんけど、多分「世間の心情」とだいぶズレたところの決着も想像されるので。
まず外からは「あいつらは法外に高く売ってる」という見え方は一緒なんですが、小売店と転売業者ではそこでだいぶ意味合いが変わってきます。
「小売店は自分が仕入れた商品(※もちろん正規ルートで仕入れた商品)を好きな値付けで売っていい」んですよ。
それをメーカー希望小売価格より高く売るのも安く売るのも小売店の自由です。
小売店で売られているものを買い占めて、別の場所で高値で売るのだったらそれはいわゆる「転売」だと思います。
ですが小売店が「仕入れた商品をメーカー希望小売価格よりも高値で売る」のは「通常の商行為」の範疇であり、転売ではないんです。
心情の面では許せない行為であっても残念ながらこれを「転売」と呼んでしまうと、「事実に反することを喧伝された」と逆に反撃を受けると思います。
別名義で沢山出品しているように見えていることを、ペーパーカンパニーを使った手段だという主張もありますが、
「商品の仕入れはAという会社が行い、販売はAのチェーン店のB、C、Dがそれぞれで行うことにしている」と言われる可能性があります。
「高額転売している業者B、C、Dと所在などが一緒じゃないか」という声に対しては、
「あれはウチのチェーン店で小売店ですが何か?」と言われてしまうことが想定されるのです。
なので「普通の商行為をしている」と主張する相手の行為に対して「転売」と指摘し発言・拡散すること自体が「名誉毀損」になったり、また「ここで買わないで」と発言することが「業務妨害」になり得る可能性があるんです。
今回争点になりそうなところはここだと思います。
以上のことから考えると、これ仮に司法の場に出たとしたらものすごく分が悪いと思います。
たまに庶民の心情に沿わない裁判の判決が出たりすることがありますが、自分が感覚的に「正しい」と考えていることが、ああいう場に出た場合にまったく逆の結果になってしまうことがありますよね。
【ニューヨーク=小林泰明】「動画配信の雄」として知られる米ネットフリックスの会員数の伸びが鈍化の兆しを見せ始め、波紋が広がっている。コロナ禍以降、自宅で動画配信を楽しむ「巣ごもり需要」で会員数を急速に拡大してきたが、今年1~3月期はその勢いが失速する見通しだ。多くの企業が動画配信に乗り出した結果、大量の番組が投入され、市場が飽和状態に達しているとの見方も出ている。
会員増加数、大幅失速の予測
「会員獲得数がコロナ前の水準まで回復しない。競争による影響があるのかもしれないが、(原因は)具体的には分からない」。ネットフリックスのスペンサー・ニューマン最高財務責任者は20日の決算会見で、今後の見通しについてこう語った。
同日に発表した2021年10~12月期決算は、売上高が約77億ドルで過去最高となるなど好調だった。韓国ドラマ「イカゲーム」の大ヒットもあって、世界の有料会員数は約830万人増え、約2・2億人に達した。日本でも会員が大幅に増えたという。
しかし、今年1~3月期の会員増加が250万人にとどまるとの同社の予測は、アナリストの予想(580万人増)を大幅に下回り、市場に衝撃を与えた。21年1~3月期の約400万人増と比べても見劣りする。市場から今後は高い成長が見込めないとみられ、翌21日に同社の株価は20%超も値下がりした。
動画配信市場には、IT大手アマゾン・ドット・コム、アップルといった強力なライバルがひしめく。競争が激化しており、他社にも成長鈍化の兆候が出ている。
娯楽大手ウォルト・ディズニーは動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」で1億人超の会員を抱えるが、昨年7~9月期の会員の伸びは約200万人増にとどまった。4~6月期は約1200万人増だっただけに、減速ぶりが目立った。
米調査会社フォレスター・リサーチのアナリスト、マイク・プルー氏は「コロナ禍以降、各社とも独自番組の制作に力を入れ、市場が飽和状態になっている。消費者の選択肢が増えた結果、選別が進んでいる」と話す。
米国のテレビ視聴時間でNetflixのシェアは10%未満であり、いまだに従来型のテレビ(ケーブルなど)が半分以上を占めています。時代の流れはストリーミングに移りつつある中、Netflixはテレビのシェアを奪う存在として、大きな成長余地が期待されています。
しかし10-12月期には有料会員数の伸びが期待を下回ったことで、株価は11月の高値から約半分にまで暴落するという恐ろしい結果になりました。
ただ、これはNetflixだけの問題ではなく、株式市場が調整局面にあることも影響しているとは思います。今後も魅力的なコンテンツ作りを続けていくという基本方針は変わっていません。
参考になった3227
猿渡由紀 認証済み | 3日前 L.A.在住映画ジャーナリスト 報告
ここに来て「配信は本当に儲かるのか」との疑問がメディアアナリストからも聞かれるようになってきました。配信モデルでは常に話題の新作を出し続けることで会員を惹きつけておく必要があり、終わりがないからです。Netflixは昨年、コンテンツ制作または獲得のために170億ドルを費やし、キャッシュフローは赤字となりました。今年は190億ドルを費やすようです。ライバルも負けておらず、ディズニーは今年度Disney+、Hulu、ESPN+のコンテンツに330億ドルを費やすとのこと。2020年5月の立ち上げ時には苦戦したワーナーメディアのHBO Maxのアプリは、昨年娯楽関係で最も多くダウンロードされ、後発のParamount+、NBCユニバーサルのPeacockもオリジナル制作に必死です。しかし消費者の予算には限界があり、このゲームが永遠に続く中で全員がどう勝者になれるのか、見えないでいます。