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はてなキーワード: 法益とは

2022-07-15

anond:20220715155922

法律はさ、衝突する権利の調整にも機能する

名誉棄損」は表現の自由規制するが憲法によって否定されるか?

されないだろ?

キチンと保護法益認定されてるから


んじゃ、統一教会はどんな損害を何に与えてるんだ?

それをどういう形で取り締まるんだ?

それ等を検討した結果「信教の自由」に引っかかる(そちらの規制に足る保護法益は無いと判断される)という事は

狙い撃ちできてないんだよ

2022-07-09

表現の自由戦士戯言

https://hokusyu.hatenablog.com/entry/2022/07/08/065753

オタクがこのような自己宣伝社会に対して行い、自らの文化に内在する性差別的なノリを公共空間に持ち込もうとするとき、そこで生じるコンフリクトは単なる消極的自由としての表現の自由問題を超えています

しかオタクは、公共空間の中で批判に晒されることを嫌がるのです。

この「性差別的なノリを公共空間に持ち込む」みたいな理屈が、つまり宇崎ちゃんや、戸定梨香や、たわわに当て嵌められてるわけさね。

それが、表現の自由問題を超えていると

すごいよね

ナチュラルにすげぇ怖いこと書いてるんだよね

普通は、表現の自由には責任が発生するとか、それは別の権利侵害しているとかいうのに

表現の自由問題を超えていると来た

普通は、そのコンフリクト解決には、法律が使われるんだよ

権利権利がぶつかるんだ

から名誉棄損は許されないし、侮辱も許されない、ヘイトも許さないことにしようって動きがあるね

これは、表現の自由否定するのではない、それとは別の保護法益定義して、それこそコンフリクトを調整するんだ

別に表現の自由問題を「超えた」わけではない

から、本当にそれが何かを侵害しているなら、基本的人権制限可能例外としての保護法益を設定すべきなんだ

でもそれはしない

だってそれ、うかつに論を展開すると、ガチ表現規制から


で、こう展開すると、決まって返ってくるのが「法規制されたくなかったら」みたいな有象無象言葉

法規制されてしまうぞ、そうなったら表現できないぞ、だから我々の言葉に従ってね、と

すごいよね

法規制を前提として、いやなら自粛しろと話してくるの

オレも表現の自由戦士と括られるけど、一般紙性器ボトルで隠したり「くぱぁ」を売りにして、ヤンヤと大騒ぎするのはアホかと思うよ

そんなチキンレースするなよと、【有害指定】もやむなしだと思うよ、成人誌にいけやと思う

けどさ、なんら異常性のない「たわわの全面広告」の話に、差別だ何だと踏み絵を仕掛けて

性搾取が行われてるだのと言う話に「法規制」が出てくるのおかしくね?

「古き良きキリスト教社会」でもあるまいし

で、ここで「もとより法規制の話ではない、これだから表自は」となるなら

たわわの全面広告の何が「表現の自由問題を超えてる」の?

それまで、一生懸命表現の自由を出すような問題ではない」とかやってたのにさ



最後

月曜日のたわわ」が性差別だというなら、そもそも表現されちゃいけないはずなのよね

UN Women は、広告アピールした漫画のものをつくった出版社や作者の姿勢を問いただしているのではありません

というの変なのよ

そこ問いたださなくていいのに、なんで全面広告はゆるされないの?

表に出るのはダメだけど、ゾーニング表現されていい性表現

ならわかるのよ、でもさ

表に出るのはダメだけど、ゾーニング表現されていい差別表現

ってなによ

意味わかんないじゃん




戦場を「公共」に移して、武器を「差別」に変えてから、なんか無茶苦茶だよ





2022-07-04

anond:20220704111655

キャンセルカルチャーとかをどう考えるのかの文脈でなら、わからんでもないがまあタイトルは雑だったな程度の感想だわ

この事件をどう考えていけばいいか取り上げるつもりでした。

結果は、この作品被害者感情社会的影響考慮すべきとして関係者協議して打ち切りになりました。規制された訳でもありません。

一方「作品に罪はない」、作者や演者等が犯罪を犯した場合、その人の作品取り扱いはどうあるべきかという議論も当時され様々な意見がありました(私は原作者性犯罪逮捕されるのは当然で出版者や作画者が判断作品打ち切りを行った結果も被害者保護観点から個人法益を重視し支持する考えです)

2020年8月当時、この事が話題になったは事実で、どうあるべきか参加者に皆で考えてもらう為に記載しました

2022-07-03

じゃあ大真面目に公共の福祉表現の自由の話をするよ

公共の福祉とは

公共の福祉とは、原則として権利利益同士が対立した時にそれを調整するためのものだ。

ここで問題になるのは『権利利益同士』であることだ。決して権利を超えた❝公共の福祉❞があるわけではない。それでは結局、『権利を超えたもの理由にすればいくらでも人権を制約できる』ということになり、「日本臣民法律範囲内ニ於テ」権利を有していた大日本帝国憲法と何ら変わらないことになってしまう。

具体例~公共の福祉表現の自由

表現出版の自由公共の福祉によって制約された例としては、『ジャニーズ追っかけマップ裁判』というのがある。

かつて出版社が『ジャニーズ追っかけマップ』という書籍を出しており、そこにはジャニーズメンバーに会える場所としてスタジオなどの場所の他に自宅の最寄り駅、自宅の住所、電話番号といった個人情報掲載されていた。

このことについてジャニーズメンバーが『プライバシー権利侵害』として訴えたことに対し、出版社は『表現出版の自由』を主張した。

そして最終的に『ジャニーズメンバーのような社会的影響力のある芸能人プライバシー権利は著しく制約されるが、それでも自宅で静穏に過ごす権利は認められるから自宅の住所と電話番号は削除するべき。それ以外については出版社表現出版権利を認め、出版自体は認められる』という判決が出た。

公共の福祉刑法175条

[刑法 第百七十五条]

わいせつ文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、二年以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。

電気通信送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とする。

わいせつ文書、図画を作ったり売ったりすると罪になるということは大抵の人が知っている。だが、この法律が何を目的にしているのかは案外と知られていない。

刑法のこの条文が保護しているのは、性的な物を見たくない人の権利……ではない。

では何を保護しているか、というと。判例上は”最低限の性道徳である。(この解釈については流石に時代錯誤を指摘する声は複数あるし、増田おかしいと思うが前提として現時点ではそうなっている)

わいせつ図画の判例では比較的有名な(高校公民教科書にも載っているかもしれない)チャタレー事件で「社会の平均ではなく、あくまで最低限」という解釈が出され、、四畳半襖の下張事件で「その時代に合わせた性道徳」を基準にすることになった。

フェミニズムに基づく創作物規制正当化されるか

当然ながら、『私はこの創作物を見て不快になりました』を主張する権利は当然にある。

あるいは、「萌え絵性犯罪と地続き」と主張するのは自由だ。現在法律上、誰かの権利侵害しているという扱いにはならない。

同様に、「日本画は戦争と地続き」だろうが「彫刻殺人と地続き」だろうが「洋画差別と地続き」だろうが”萌え絵日本画、彫刻洋画”といった抽象的なジャンルならば誰かの権利侵害しているという扱いにはならない。

ただし当然ながら、『その主張はおかしい』と批判する自由もある。

一方で、業務(※なお、刑法における”業務”とは「社会生活上、何度も繰り返して行われる事項」のことをいう。だから自動車で人を轢き殺してしまった場合プライベート運転していた場合でも業務上過失致死罪になっていた。そういえば変わったんだった)

制作している特定作品について「この絵は性犯罪と地続き」や「このvtuber性犯罪を誘発する」のような発言ならば、その明確な根拠が示されない限りは偽計業務妨害罪が成立し得る。(実際に起訴されて有罪判決が出るかは分からない)

さて、フェミニストが主張するような創作物規制広告規制を行うとするならば、それは当然に『表現の自由』に対抗できるだけの権利利益が無いといけない。

なのでひとまず増田が思いつくものを挙げてみよう。

1.公共の場所で不快になる広告を見たくない権利

似たような『市営地下鉄不快になる広告放送を聞きたくない権利』を主張したとらわれの聴衆裁判で、『聞きたくない音によって心の静穏を害されることは、プライバシー利益と考えられるが、本来プライバシー公共の場所においてはその保護希薄とならざるをえず、受忍すべき範囲が広くなることを免れない。一般公共の場所にあっては、本件のような放送プライバシー侵害問題を生ずるものとは考えられない』という裁判官の補足意見がついている。

見たくない権利も同様だ。公共の場所ではむしろ受忍すべき範囲が広くなる。

2.女性尊厳

女性』には人権はない。これは何も「女性は二等市民からフルスペック人権は認められない」という意味ではない。人権があるのは個々の人物であって、『女性』という抽象的な存在の集団的人権は認められないという話だ。同様に「日本人は殺人狂だ」だろうが「在日朝鮮人人間のクズだ」だろうが「同性愛者は生産性がない」だろうが、現在のところ法律には触れない。

3.そもそも不快にされない幸福追求権

そもそも表現に限らず自由権の本質は『他者不快にして我慢させる権利』なのであり、「近所にユダヤ人が住んでいて不快です幸福追求権の侵害ですbyネオナチ」や「聞きたくもない韓国音楽を聞かされて不快ですby在特会員」や「『女と寝るように男と寝る者は殺されるべき』と書いてある旧約聖書不快ですby同性愛者」は配慮されないし、配慮されるべきではない。

将来、脳波脳内物質から人の現在感情を読み取る技術さらに発達し、「黒人を見ると気分が著しく落ち込み半日動けなくなるのですbyKKKメンバー」を同意の上で検査した結果、脳波脳内物質うつと同様のパターンになっていて主張が事実であることが判明したとしても同様に配慮されないし、配慮されるべきではない。増田はそれを自明のことである確信する。

4.『男性中心社会』を脱却するための平等権

萌え絵やそれを含めた女性アイキャッチャーにする広告公共の場所にあることで現在男性中心社会を拡大再生産する」というモデルのもの小宮友根氏や牟田和恵氏によっていくつか提唱されている。だが、それだけだ。

現実には男性中心社会を拡大再生産するもの候補萌え絵広告以外にも『周囲の保守的な親戚・教員・友人などから意見』『私企業採用活動実態』『女性向け創作物刷り込み』など無数にある。

その中から広告効果無視できないほど大きい」こと、および「それを打ち消す手段が他に存在せず、禁止以外の手段がない」ことが証明されない限りは規制されるべきではない。

なぜならば経済的自由権金銭補償可能であるが、表現や内心といった精神的自由権規制しようという動き自体が萎縮効果を生むため、より慎重になるべきだからだ。

以上のように、今フェミニストが主張しているような創作物規制は『公共の福祉』の観点からは成立しないと考える。

2022/07/04/10:10追記

ブコメなどへのレス

全然納得できないんだけど。"最低限の性道徳"が保護法益になるなら何だって保護法益にできそうだし175は良いけどフェミニズムに基づく立法ダメ理由ってあるの?

からこれについては多数の異論が出ているし俺も問題だと思っている。

ただ、これの合憲論を採用しても、創作物規制は「ジェンダー平等を実現するための最低限」しか認められないだろう。

"「在日朝鮮人人間のクズだ」だろうが「同性愛者は生産性がない」だろうが、現在のところ法律には触れない"。こいつ意図的に「ヘイトスピーチ規制法」スルーしてるよな。

ヘイトスピーチ規制法など存在しないのでスルーのしようがないですね。

ブコメが言いたいのは通称ヘイトスピーチ対策法」でしょうけれど、これはあくまで国や地方公共団体努力義務を課しているだけです。

フェミニストが主張するような創作物規制広告規制” 既にコメントがあるとおり私も法規制求めないしろ法規制させないために「違法じゃないから何してもOK」を控えてほしい 職場水着ポスター問題のように

会社従業員パフォーマンスを低下させ利益に反する行為排除できますが、公共の場所は他者危害でない行為排除できないし、排除するべきではない。そういう話です。

そもそも不快にされない幸福追求権」そんなものはない。ではなく、その権利を求めてるんだよ。だってその方がいいじゃん。そのための対話必要

そもそも不快にされない幸福追求権」を認めた社会では

同性愛者を見ると気分が著しく落ち込み半日動けなくなるのですbyムスリム」「『女と寝るように男と寝る者は殺されるべき』と書いてある旧約聖書聖典とする宗教信者を見ると気分が著しく落ち込み半日動けなくなるのですby同性愛者」が両方存在したり、

2つ以上の宗教が「我々の宗教は全ての人が我々の宗教信者になるべきと考えているため、異教徒不快です」を言い出した場合には

戦争しかならないと思いますがその点はどう考えますか?

2022/07/04/21:40頃追記

20220704214552のレス増田によるものです。

anond:20220702142927

2022-07-02

anond:20220702054142

なお、私は実は「アニメマンガ」の中の特定作品群のみを対象とした偏頗な政治運動自体けしからんというつもりはない※5。しかし、「表現の自由」という看板は下ろしてもらいたい。

まあ、個人の願望に文句を言っても仕方ないけど、特定業界ロビー活動する時に憲法法益を掲げるのは、極めて健全民主的な仕組みに依ったものだと思いますけどね。

そもそも表現の自由」という法益を、国家権力から自由ありさえすれば良いと考えるのも、だいぶ粗雑な捉え方だと思うんですよね。

何らかの手段で「差別」の二語のレッテルを貼られた表現は、そのレッテルが正当かどうかがまだ一方で議論余地を残していたとしても、流通は容易でなくなる。

それはやはり「表現の自由」が侵害されている状況と考えるしかない。

SNSによる誹謗中傷問題であるのとよく似ていて、根拠の乏しい「差別批判が大きくなれば、誹謗中傷になり得る。

そういった不利益は、まさに「表現の自由」という文言によって守られるべきだと思うんですよ。

2022-06-29

anond:20220628163621

表現の自由が基本で、他人権利侵害したり、社会的法益国家法益に反する場合制限がかかると考えた方が分かりやすい。

他人人権著作権侵害する場合わいせつ判断されるもの頒布する場合などに制限される。

行き過ぎた自由というのは、同じ範囲自由があるとしても、見え方が異なりそう。

2022-05-25

anond:20220525155302

ワイは信じてるで!

被害者を産まないためという保護法益で本番のあるAV撮影禁止という法ができるなら、性被害者そもそも実在すらしない他メディア合法だと大手を振って言えるから

2022-05-10

anond:20220510003340

たわわのときも思ったけど

ゲッターでまとめられなければ知る機会がなかった話を

大手を振って認められてる、もうカテゴリごと帰省しなければとなる頭の悪さはどうやって培われたんだ?

おまえの文章からわかることは、お前が情報源ネットのごく一部に偏っていて、しかもその一部から得た情報源ネットどころか社会全体だと考える視野の狭い人間だということだけダゾ。

長い文章かける割にマジで世界が狭い。お前の理屈なら「発掘するやつさえ出てくればゾーニング無意味」になるから規制するしかないってことなんだろうが、悪いのは発掘して騒ぎ立てるやつの方だろうに。

保護法益がなにかも示さず規制すべきとか喚き立てる短絡さといいどういう教育を受けてきたんだ。まず自分議論をするための最低限の知識すらないという現実を受け入れてから出直してこい

2022-05-03

中絶禁止の流れへの反論の何がおかしいのか

アメリカテキサス州で、実質、人工中絶不可能になる州法が成立したらしい。

まず、これに関するリアクションのうち、それは間違っているよ、と言う諸々を指摘する。まず、この州法違憲、あるいは脱法的であると言う見解について。

そもそも合衆国憲法で、中絶権の規定は無い。今日妊娠中絶合法化連邦議会レヴェルでの立法措置も経ておらず、1972年のロー判決根拠としている。レンクイストホワイトは、ロー判決に関しては、「司法による立法措置であることを理由として、ロー判決に反対している。

まりそこにあるのは、司法解釈であって、法律や明確な憲法規定ではないわけだ。だからそもそも違憲」になりようがないし、脱法的にもなりようがない。そして司法解釈に過ぎないから、司法解釈で変更され得る。現在最高裁に今回のテキサス州法の案件が回れば、ほぼ確実にロー判決司法解釈棄却される。

違憲だ」「違法だ」と言うけど、保守派法廷闘争を待ち望んでいるのだ。法廷闘争になれば、負けるのはリベラル派であり、そうなれば「違憲だ」「違法だ」と指をさされるようになるのはリベラル派の人たちであり、人工中絶した女性はめでたく犯罪者だ。

ここ40年、おおむね最高裁保守派優位で推移してきたけども、ロー判決を廃棄できる機会が何度かありながら、それが出来なかったのは、レーガン指名されたオコナーケネディ、スーターの3判事が、最高裁陪席判事になってからスタンス保守派からリベラル派に変えてしまったせいだ。そもそも合衆国憲法自体リベラルなので、ごりごりの保守派とみなされていたスカリアでさえ、憲法原理主義的な解釈をする人なので、判決としてはリベラルになることもあった。

それの前例も踏まえて、今の保守派判事たちは、かなり強固な保守派が選ばれているので、最高裁長官職務にあるロバーツが職責上、敢えて中立的スタンスをとることもあるのを除けば、リベラル寄りの判決を出すことはまずあり得ない。今は最高裁は6対3で保守派が優勢なのだ

保守派にしてみれば、法廷闘争ばっちこい、と言う感じであるとはいえ、その6対3の保守派優勢の最高裁が、トランプ要求したオバマケア違法化にはNOを突き付けたように、100%党派的な思考をとるわけではないが、中絶は、命の問題から、そうそ簡単妥協する余地も無いのだ。

 中絶に関する議論で、男女平等と言う観点からもっと言えば「男も逮捕しろよ!」的な意見から立論する人もいるが、根本的にその人たちの論理が間違っているのは、これが公共の福祉の調整案件だと言うことを認識していない点にある。胎児人権女性の間での公共福祉の調整案件が発生しているのであって、そこには男性権利と調整しなければならない必然性は全く無いのである

 これは言うなれば過去徴兵制における男女不平等が、「機能的な軍隊必要とする政府必要」と「徴兵されることによって著しい負荷がかかる男性の諸権利」との間に発生したものであって、それは男女不平等ではなく、「女性関係がない」案件であったのと同じことであるロジカルにはそうでもあるし、歴史的に言えば、徴兵制のように女性には他人の命を犠牲にして、法益享受してきたと言う「実績」もある。

 言ってみれば中絶禁止は、「女にとっての徴兵制」であって、徴兵制の名のもとに、徴兵された男性たちの「戦死」を見守って来た女性たちには、「女にとっての徴兵制自体批判するロジカル資格は無いのである

 そして、中絶に関して言えば、どこからがヒトとみなすかと言う難しい問題はあるにしても、1月1日13:00に新生児誕生するとして、13:01に新生児を殺せば殺人で、12:59に”胎児”を殺せば器物破損に過ぎないと言うのは、機能的にも倫理的にもかなり無理がある。自然着床した受精卵にヒトと同等の、あるいはそれに準じる人権を想定するのは、最も無理が無い解釈だろう。放っておけばいずれヒトに至るのだから

 そして胎児受精卵はDNAが違うので、女性の一部ではないし、女性付属物でもない。他人の命を女性に無条件に与えていいのかと言う問題でもある。

 胎児人権生存権)と女性身体自由権比較した場合、どちらが重篤な損害を被るのかと言えばそれはもう生存権であるのは間違いないので、人権を重視すれば重視するほど、中絶違法化する以外には考えられない。この袋小路女性が逃れ得るとすれば、「胎児はヒトではない」とするか、より根源的な人権思想ではなく、単なる女権思想を至上としてその上に立脚して「女性に損害をもたらすから中絶禁止こそが違法である」とするしかないのである

 どちらもナチス的なファシズムに陥っている。つまり機能的には既に自立しているような胎児に対しても、ヒトではないと規定し得ると言うことは、障碍者、LGBTQ、ユダヤ人などをヒトではない、少なくとも生存が許され得るヒトではないと規定出来る権能を、政府社会に与えると言うことである人権思想の上に女権思想を置くことは、ナチズムのものである

 宗教保守から中絶禁止の動きが一方的に起きているわけではなく、リベラルの内部においても、人権思想観点から中絶には批判がなされていることには留意すべきである

 とはいえ強姦の結果としての妊娠出産まで強制するのはプロライフ派の大多数にとっても本意ではない。それは、性的被害記憶と結果が多大な負担と共に長期化し、心身ともに女性生存レベル危険に追い込むことに他ならないかである。この場合は「緊急避難」が想定されるだろう。誰も他人の命を救うために、死や死に等しい損失を甘受する義務はないのだ(徴兵制はこの意味でも、最も過酷で最も非人間的な強制であった。そして女性はそれを放置していた)。しか現実中絶案件ほとんど、かなり緩く見積もっても95%以上は、強姦案件ではない。性行為をしなければ防げるものであるし、避妊器具を用いれば防げるものであるし、ピルを飲んでいれば防げるものであるし、アフターピルを用いれば防げるものである。数多くのルート回避方法があるにも関わらず、それらの回避をしなかった結果の妊娠中絶である。当然、胎児生存権を上回る法益性がそこにあるとは考えにくい。

 私は、強姦案件での中絶合法、それ以外は違法、とするのが妥当だと思うが、その妥当な落としどころが「女性身体権の絶対性」主張派とは築くことが出来なかったがために、より人権原理的な立法措置が、アメリカヨーロッパでも徐々に取られつつあるのが現状である、と言う認識である

2022-04-27

[]そもそも代官様節全開の自民党様におかれましても最初から表現規制しようとしちゃいない件について

ただ単にジャップの遅れた人権意識(とイカれたコンテンツ倫理観)を国際基準に合わせるだけでは?感

AmazonAppleクレカ会社カード決済代行サービス基準無視できないでおすします

 

未開人から文明人にまた一歩近づけて良かったなぁと言いたいところだが、

ソシャゲマネー萌えマネーはそれなり規模感である

それらの利権に絡んでいる自民党様をはじめとした上級国民の方々の懐に入る金を無くしたくないので

建前だけ国際基準合わせるとか言いつつものらりくらり現状維持では?

 

というか、App Store中国どころか英語圏基準で余裕でキックされるようなゲーム

平然と『レーティング無し』で置かれてるし

まあ直球でアニプレックスパブリッシャーゲームの話ですけどね

本気で規制するつもりならまずSONYに「おいこら」するでしょうし

自民党様の身内が名を連ねている国内大手動画サイトに対しても何らかのリアクションを取るでしょう

ジャップランドにおいては倫理よりも金が強いのです

 

そして元増田曰く、規制派に回ったという"共産党公式サイト"からコピペです

どう読んでも規制しようとはしてませんね

政策
2021年10月18日
共産党表現規制容認に舵を切ったのですか」とのご質問に答えて

 

Q 共産党創作物に対する表現規制容認(賛成)に舵を切ったのですか? 「女性ジェンダー」と「文化政策矛盾していませんか?

 

A 「7、女性ジェンダー」での記述にあるように、日本共産党は、児童ポルノは「性の商品化」の中でも最悪のものであり、児童に対する最悪の性虐待性的搾取であって、社会からなくしていかなければならないと考えています

 

同時に、「60、文化」の項にあるように、「児童ポルノ規制」を名目にしたマンガアニメなどへの法的規制の動きには反対です。

 

今回、「女性ジェンダー」の政策の中に、児童ポルノ定義を「児童虐待性的搾取描写物」と変えるとあることをもって、これまでの方針を転換し、マンガアニメなどの表現物・創作物を法的規制対象にしようとしているとの理解が広がっていますが、そうではありません。

 

児童ポルノ」という言葉については、日本共産党は従来から被害実態をより適切に表す「児童虐待描写物」などに改めることを提起してきました(2014年6月17日参院法務委員会議事録参照)。「児童ポルノ禁止法(1999年成立、2004年2014年改正)」の保護法益は、実在する児童自由人格であり、その規定も、わいせつ性や主観的要素を構成要件とするのではなく、児童への被害の重大性を評価する必要がある、という観点からの提起です。

 

今回の「女性ジェンダー」の政策は、一足飛びに表現物・創作物に対する法的規制を提起したものではありません。日本の現状への国際的な指摘があることを踏まえ、幅広い関係者で大いに議論し、子どもを性虐待性的搾取対象とすることを許さないための社会的な合意をつくっていくことを呼びかけたものです。

 

そうした議論を起こしていくことは、マンガアニメゲーム等の創作者や愛好者の皆さんが、「児童ポルノ規制」を名目にした法的規制の動きに抗して「表現自由」を守り抜くためにも、大切であると考えています

https://www.jcp.or.jp/jcp_with_you/2021/10/post-49.html

 

自民党様が表現規制から言論統制とか

共産党中国のように表現弾圧しようとしているとか

ただの陰謀論ですよ

トランパーが信じている与太話と変わりはしませんし

ガチヲタ非実在青少年の頃から『やいのやいの』やってる自称オタクたちをずっと冷ややかな目で見てます

少しは学習した方がいい

 

anond:20220427191840

2022-04-22

確信犯」と「故意犯

確信犯とは、本来は「自分行為が正しいという信念に基づき遂行される犯罪行為」を指す法学用語である。昨今では、世間的には、「悪いことだと理解していながら敢えて行われる悪事、および、そのように敢えて悪事を働く者」という意味合い言葉解釈されている。

https://www.weblio.jp/content/%E7%A2%BA%E4%BF%A1%E7%8A%AF

故意要件とする犯罪殺人罪窃盗罪など

故意(こい)とは、一般的にはある行為意図的ものであることを指し、法律上他人権利法益侵害する結果を発生させることを認識しながら、それを容認して行為することをいう。

https://www.weblio.jp/content/%E6%95%85%E6%84%8F%E7%8A%AF

ブコメでよく誤用されるから「それ確信犯じゃなくて故意犯ですよね?」っていいたくなる。

でも犯罪を犯した人が良かれと思ってやってるか、他人権利法益侵害するなと認識してるかどうかなんてわかりようがない。

から私は指摘しない。

確信犯」の現代的な用法

通俗的用法における「確信犯」は、「悪行である認識しつつ行われる行為」を指す意味で用いられている。多くの場合違法行為というわけではないが他人迷惑を被るような、倫理的道義的非難されるべき、慎むべき事柄について、それを私利私欲のために行う、といった状況を指す。

この「確信犯」の通俗的用法が、本来は俗用であり誤用である、と理解している者は少なくない。とはいえ確信犯」の俗用はすでに若者を中心に半ば定着しており、「いわゆる確信犯」の表現に使える手頃な代替表現も今ひとつ見出しがたく、さら本来の「確信犯用法は「テロ」等の表現代替されている、といった事情もあり、今後も誤用・俗用はさらに定着が進むかもしれないが、旧来の用法に訂正される見込みは薄いだろうと推測される。

ってことらしいから今後も指摘しません。

2022-01-23

国民宗教的感情保護法益」なのがおかしいって言ってる人達って

尊属殺人罪みたいに死体遺棄損壊罪そのもの廃止したいんだろうか?

まあ、死んでしまえばただの物と変わらないと言われればその通りだから廃止しても別にいいと思うけれど

そうなると老親の死体放置する家庭は今以上に増えるだろうし

寺や葬祭業者とかも商売あがったりになるから社会は混乱するだろうな

2022-01-12

anond:20220112005343

ああ違憲判決はなかったな。

風営法絡みの訴訟は多いが、表現の自由案件というより経済活動自由案件だな。

風営法にしても、幸福追求権から導かれる環境権なんかにしても、先にも書いたように「その場その場の不快感」なんかを法益ベースにしたものじゃない。

看板などの屋外広告物ならまた話は別だろうが、たびたび表自関係話題になるような、公共空間ポスターなんて一顧だにされないだろう。

その場を離れやがれ、で終了。

でお前はそれでも、公共の福祉は否定するの?

2022-01-06

anond:20220104153858

HanPanna

現行法立法目的保護法益は、「青少年健全」だの「善良な風俗」だの「一般的宗教感情」だので、特に科学的根拠なく規制しているから、「科学的根拠がないと規制できない」というロジックは通らないんだよね

ほら、「だからお前らまとめて表現規制派ね」で何も間違ってないだろ?

2022-01-05

anond:20220105042537

法律婚事実婚同棲

こういうのを意識して話す人少ないよね


法律婚戸籍法に基づく行政手続き夫婦になる行為

  配偶者控除あり

  夫婦間に代理権(法的に保証

  子供共同親権者(法的に保証

  死亡時にお互いの相続人(法的に保証


事実婚行政手続きはしないが結婚と同等の合意の下に関係を結ぶ

  税金優遇は受けられない

  住民票上、(未届)として夫婦記載可能

  国民年金の第3号被保険者健康保険の被扶養者になることができる

  親権者母親のみ

  法的な保証がないため、なんらかの契約として公正証書でも残さないと権利が弱い


同棲 :ただの同居

  何の権利もなし



このうち問題になるのは、法律婚の話

民法750条は婚姻に際し夫婦が同姓となることを規定

それを受けて戸籍法74条1号は婚姻届にその夫婦の姓を届け出ることを規定

規定の結果、夫婦が称する姓を定めない限り婚姻届が受理されない



同姓で居たい人は勝手に同姓にすりゃいいじゃんとか

誰にも迷惑かけてないじゃんとかじゃ法律は変えられない


参議院での請願は以下の構成

https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/seigan/201/yousi/yo2010851.htm

女性社会進出家族形態ライフスタイル多様化し、人々の意識も変化している。

我が国では夫婦別姓での婚姻届が認められていないため、法律婚の九六%が夫の姓になっており、結婚による改姓の不利益不都合が生じている。

通称使用を認める方策が取られるようになっても、法律夫婦同姓を強制することは両性の平等に反し、不利益を強いていることに変わりはない。

二〇一五年、最高裁は同姓規定合憲としたが、議論国会に委ねている。法改正に向けた議論を求める。

民法七百三十三条は、離婚後に生まれる子の父子関係規定するために、女性にだけ再婚禁止する期間を定めている。

二〇一六六月改正後に六か月が百日に短縮されたが、実態に合わず、無戸籍となる場合があるなど子の利益に反する結果となっており、規定廃止を求める。二〇一三年十二月には違憲判決の結果、婚外子相続差別が解消され、嫡出子、嫡出でない子を区別して記載する意味必要もなくなったにもかかわらず、戸籍法改正は見送られ、依然差別表記が続いている。

子供に対する不当な差別である国連人権機関は、民法及び戸籍法における差別規定廃止日本政府に繰り返し勧告している。


 ついては、次の事項について実現を図られたい。


一、選択夫婦別姓制度を導入すること。

二、女性にだけある再婚禁止期間を廃止すること。

三、戸籍法における婚外子差別撤廃すること。

法律定義する両性の不平等不利益撤廃あたりが法益だね



私の個人的意見としては、ここまで踏み込むなら、子供勝手に姓を名乗れていいんじゃねぇの?という物

まり「家」「氏」「姓」の解体

夫:佐藤

妻:田中

息子:鈴木

娘:西園寺

こんな同棲生活がある事も認めてしまえばいい

結婚解体解体、ただのパートナーで良い

友人だろうが、知人だろうが、全く見ず知らずの他人だろうが、相互扶助契約を結べ税金優遇対象

子供が出来たら認知かに関係なく、種元の男に子供扶養義務

法律婚事実婚同棲

誰かを養う人間関係なら法律で「等価に」扱おう、結婚特別視を止めよう

みたいな

anond:20220105044822

法益の話なんてできるわけないじゃん

否定されちゃうものww

多分、勘違いしてんだよ

https://anond.hatelabo.jp/20220105044605

https://anond.hatelabo.jp/20220105035452

https://anond.hatelabo.jp/20220105044726


法改正するほどの法益はなんだ?って話をしなくちゃいけないのに

「ぼくちんはかってにべっせいでやらせてもらうよ」で通ると思ってる

2022-01-04

anond:20220104063540

ちなみに結構多くの人が誤解しているのだけど、不快からという理由規制しても良い(合憲)のよ。

刑法174条しか動物愛護法しか景観条例しかり、そういう規制の例は多い。

規制が一切無制限というわけではなくてやれLRAだの二重の基準だのいろいろ言われるわけだけど、「不快感」はある程度、法益として保護されている。

2021-12-28

死刑制度について思うこと

日本刑法刑罰として死刑が課されているのは以下だ(刑法以外での死刑も少しあるが割愛)。

罪名刑法保護法益
内乱77条国家対内的存立
外患誘致81条国家対外的存立
外患援助82条国家対外的存立
現住建造物放火(致死の結果を生じた場合108条不特定又は多数の者の生命身体及び財産
激発物破裂(致死の結果を生じた場合117条公共安全、人の生命
現住建造物等浸害(致死の結果を生じた場合119条公共安全、人の生命
汽車転覆等致死126条交通安全、人の生命
水道毒物等混入致死146条公共安全、人の生命
殺人199条人の生命
強盗致死・強盗殺人故意殺の場合240条人の生命身体
強盗強制性行等及び同致死241条人の生命身体


人の生命は、刑法における個人的保護法益のうち最重要法益で、国家法益国家の存立)と同じぐらい重視されている。しかし、死刑はその「人の生命」を奪う刑罰である。「人を殺したら、その犯人を殺す」という報復原理(同害復讐原理)は一見わかりやすいが、そもそも刑法が「人の生命」を至上の保護法益としていることとは矛盾した関係にある。死刑は、すでに有罪判決を受け、拘置所収監され、これ以上他者生命危険さら懸念がなくなっている人間から刑法自体が最大限に尊重保護しようとしているはずの人の生命を奪う刑だからだ。

これは憲法36条(公務員による拷問や残虐刑禁止)に反しており違憲であるという観点から1948年死刑制度合憲判決事件において最高裁法廷違憲審査がなされたこともある。当時の判決文は次の通りだ。

生命は尊貴である。一人の生命は、全地球より重い。…憲法十三条においては、すべて国民個人として尊重せられ、生命に対する国民権利については、立法その他の国政の上で最大の尊重必要とする旨を規定している。しかし、同時に…もし、公共の福祉という基本的原則に反する場合には、生命に対する国民権利といえども、立法制限ないし剥奪されることを当然予想しているといわねばならぬ。そしてさら憲法第三十一条によれば、国民個人生命の尊貴といえども、法律の定める適理の手続によって、これを奪う刑罰を科せられることが、明らかに定められている。すなわち憲法は、現代多数の文化国家におけると同様に、刑罰として死刑の存置を想定し、これを是認したものと解すべきである社会公共の福祉のために死刑制度の存続の必要性は承認されている。



「全地球より重い価値がある、尊貴なもの」を奪う刑罰が、「社会公共の福祉のために」正当化される。こういうインチキくさいレトリックは、この後も死刑肯定論の随所に顔を覗かせる。こういうインチキで辻褄を合わせざるを得なくなってしまうのは、結局は「人の生命」が個人的法益として最大限に尊重保護されるべき尊い権利なのか、国家従属する劣位の法益なのかが、刑法条文の自己矛盾によって曖昧になってしまっているからだ。

(いっそ死刑を存続する国家は「国家には生殺与奪権がある。国家の円滑な運営社会秩序の維持のために、国家施政権の及ぶ範囲に住む国民住民生命を恣(ほしいまま)にしてよい」と明言したほうがいいと思う。そのほうがずっとわかりやすいし、現実に即してると思う)

死刑制度を存置する国家では、「個人他者生命を奪うこと」と「国家他者生命を奪うこと」の倫理的な違いはぼんやりしたものになり、逆に両者の権力執行力の違いが決定的な差として立ち上がってくる。国家というシステムは、国民住民に対して法的な権力執行力を持っているから、人を殺すことができる。個々の国民住民は、国家権力執行力に従属しているから、人を殺して捕まったら国家に殺される(こともある)。このような制度は、「人を殺すこと」の意味と是非を、価値ではなく制度問題倫理ではなく力の問題還元する。

死刑制度を存置する国家では、「なぜ人を殺してはいけないのか」という問いにきちんと答えることができない。「国が『人を殺すな、殺したらお前を殺すぞ』と決めているからだよ」「人を殺して捕まったら自分死ぬから損だよ」という風に権力関係因果関係を説くことはできても、それは「人を殺してはいけない」というモラル根拠にはならないし、むしろ一定の条件では人を殺すことが許される」ことを追認してしまうからだ。

死刑制度廃止(または執行停止)しない国家に住み、その現状を受け入れている自分は、「なぜ人を殺してはいけないのか」という子どもの問いかけに「人を殺すと殺されるから」という損得勘定以外の答を返すことができない。それが嫌なこともあって、自分死刑廃止すべきだと思ってる。

2021-12-20

anond:20211220212310

増田は進んで自分人権国家差し出して何の疑問も持たないタイプで、それは勝手だけど、憲法上の最大の法益である自由権行使したい人々についてはどう思うの?

そんなのは認めるべきではないと?

2021-12-17

そもそも代官様節全開の自民党様におかれましても最初から表現規制しようとしちゃいない件について

ただ単にジャップの遅れた人権意識(とイカれたコンテンツ倫理観)を国際基準に合わせるだけでは?感

未開人から文明人にまた一歩近づけて良かったなぁと言いたいところだが、

ソシャゲマネー萌えマネーはそれなり規模感である

それらの利権に絡んでいる自民党様をはじめとした上級国民の方々の懐に入る金を無くしたくないので

建前だけ国際基準合わせると言いつつものらりくらり現状維持では?

 

というか、App Store中国どころか英語圏基準で余裕でキックされるようなゲーム

平然と『レーティング無し』で置かれてるし

まあ直球でアニプレックスパブリッシャーゲームの話ですけどね

本気で規制するつもりならまずSONYに「おいこら」するでしょうし

自民党様の身内が名を連ねている国内大手動画サイトに対しても何らかのリアクションを取るでしょう

ジャップランドにおいては倫理よりも金が強いのです

 

そして元増田曰く、規制派に回ったという"共産党公式サイト"からコピペです

どう読んでも規制しようとはしてませんね

政策
2021年10月18日
共産党表現規制容認に舵を切ったのですか」とのご質問に答えて

 

Q 共産党創作物に対する表現規制容認(賛成)に舵を切ったのですか? 「女性ジェンダー」と「文化政策矛盾していませんか?

 

A 「7、女性ジェンダー」での記述にあるように、日本共産党は、児童ポルノは「性の商品化」の中でも最悪のものであり、児童に対する最悪の性虐待性的搾取であって、社会からなくしていかなければならないと考えています

 

同時に、「60、文化」の項にあるように、「児童ポルノ規制」を名目にしたマンガアニメなどへの法的規制の動きには反対です。

 

今回、「女性ジェンダー」の政策の中に、児童ポルノ定義を「児童虐待性的搾取描写物」と変えるとあることをもって、これまでの方針を転換し、マンガアニメなどの表現物・創作物を法的規制対象にしようとしているとの理解が広がっていますが、そうではありません。

 

児童ポルノ」という言葉については、日本共産党は従来から被害実態をより適切に表す「児童虐待描写物」などに改めることを提起してきました(2014年6月17日参院法務委員会議事録参照)。「児童ポルノ禁止法(1999年成立、2004年2014年改正)」の保護法益は、実在する児童自由人格であり、その規定も、わいせつ性や主観的要素を構成要件とするのではなく、児童への被害の重大性を評価する必要がある、という観点からの提起です。

 

今回の「女性ジェンダー」の政策は、一足飛びに表現物・創作物に対する法的規制を提起したものではありません。日本の現状への国際的な指摘があることを踏まえ、幅広い関係者で大いに議論し、子どもを性虐待性的搾取対象とすることを許さないための社会的な合意をつくっていくことを呼びかけたものです。

 

そうした議論を起こしていくことは、マンガアニメゲーム等の創作者や愛好者の皆さんが、「児童ポルノ規制」を名目にした法的規制の動きに抗して「表現自由」を守り抜くためにも、大切であると考えています

https://www.jcp.or.jp/jcp_with_you/2021/10/post-49.html

 

自民党様が表現規制から言論統制とか

共産党中国のように表現弾圧しようとしているとか

ただの陰謀論ですよ

トランパーが信じている与太話と変わりはしませんし

ガチヲタ非実在青少年の頃から『やいのやいの』やってる自称オタクたちをずっと冷ややかな目で見てます

少しは学習した方がいい

 

anond:20211217082930 anond:20211217221447

2021-11-26

お気持ち保護する法律ってあるんだなと気付いた

法律道徳は別と思い込んでいたが、道徳をもとに規定された法律もあるんだなあ

遺体遺棄・損壊罪って死者への敬虔感情保護する法律なんだよな

「死者への敬虔感情」が保護法益である……これを知った時正直少し驚いた

例えば鳥葬敬虔と思う人もいるし、遺体を食べることこそが敬虔と思う人だっているだろう

実際問題として、技能実習生の方が死産した子の遺体放置したとして罪に問われたというニュースを以前見た

「誰の」死者への敬虔感情保護する法律なんだろうか

こういうのが道徳的なお気持ちで法を運用したときに起きるバグなのかもしれないな

人によって道徳基準は違う

ひょっとして世間一般の人々を仮定して、その普通道徳感情をもとに判断してたりしないのだろうか

もしそうなら世論扇動したら倫理感や道徳も変わって、道徳ベース法律ハッキングできるかもな

2021-11-19

anond:20211118233826

まあこれ、

オタク特有エロ表現が害であることを単なる不快感である以上には立証できていない、という文章への反論としての、侮辱罪の本質が単なる不快感である以上の立証はない、みたいな話だから

公理法益と害を観念した論理的立証の観測の話じゃないんやすまんな

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