はてなキーワード: 血気とは
オッス!みんな!! 安倍首相、辞任を決意したな!!
すでに辞任会見が開かれたのは周知の通り。で、他のSNS利用者が安倍ちゃんの辞任にどんな反応をしているのか、ちょっと集めてきたぞ。いいね数順に並べたが、急いで書いたので見落としがあったらゴメンな!!
TikTokで若者たちがみんな安倍ちゃん支持だったことに、ちょっと前に小山晃弘が衝撃を受けていたことがあったね[1]。それを受けて白饅頭が記事を配信してたっけ[2]。そして、肝心の安倍ちゃん辞任にどう反応していたかと言うと、例えばこの動画。
https://www.tiktok.com/@ociocikun_pon4.29/video/6865947692191812865
安倍ちゃん辞任当日にアップロードされて、ちょっと前に確認した時点で370万回再生、40万いいね・24万のコメントがついている「安倍さんお疲れ様」動画の代表的なもの。それで、コメントの方を見ていると、みんな「安倍ちゃんお疲れ様」系ばっかりなんだ。コメントでいいねが多いものをいくつか取り出すと次の感じになる。コメントに対するいいね数はPCのブラウザでは確認できない(?)みたいだから、コメントの末尾につけていおいた。
8年も続けられたこと凄いと思うな。総理大臣って精神的にも体力的にも疲れる仕事なのに、ここまで頑張ってくれたことに感謝しかない。お疲れさまでした。(2万2千いいね)
他にも250万回再生されたものもあるし、数十万再生されているものもたくさんある(見たい人は「安倍さんお疲れ様」や「安倍さんありがとう」とかでTikTok内検索して)。いずれにしても安倍を労う調子のコメントが多数で、大量の「いいね」を獲得している。
首相官邸の投稿が「JKより上手い」「お役所感がない」とかいって話題になっていたInstagram[3]。首相官邸アカウント以外にも安倍晋三の個人アカウントがあって、そちらの投稿の方がコメントが盛り上がっているので、いいね数順に見ていこう。
僕は、中学生でクラスをまとめるだけでも大変なのに、安倍首相は、国という大規模なまとまりを、まとめてくれていたのは本当に凄いことだと思います。
安倍総理。本当に長年🇯🇵日本国のために尽くしてくれてありがとうございました。先ずはご自身のお身体をゆっくり休めて体調を整えていきましょうね。
潰瘍性大腸炎という病は腸をぎゅっとつかまれるような激痛、トイレの回数も1日で30~50回・昼夜問わずだからまともに眠れない…そんな状態の中で重大な国政を熟慮断行は本当に大変だったと思います。
この辛さを理解してない輩がいい加減な感じで『逃げだした』『中単なる腹痛だけだ』とか何て簡単に報道するのは許せないです。
潰瘍性大腸炎の治療として白血球除去療法は、人工透析のようにしばらく毎週通院しなければならないし総理のスケジュールをこなすことも難しいと判断されたのかもしれないですね😢
長きに渡り、日本のリーダーとして頑張って頂きまして、本当にありがとうございました。そして本当にお疲れ様でした。
色々と世論のご批判はあると思いますが、安倍総理が一番人間味があり、素晴らしい方だと私は思ってます。他の政治家よりも様々な問題に真面目に向き合っていると思ってます。だからこそ8年もリーダーでおられたのだと思います。これは誰もが否定できない真実、事実です。
これからは御自身のお身体としっかり向き合って、ご病気が少しでも回復することを心から願っております。
私はある駅前の街頭演説で総理に会いに行きました。そしてお話を聞いて、総理とハイタッチをしました。その思い出は私の本当に宝物です。
私は日本人ではありません。外国人です。でも私が日本に来た時から総理は安倍総理です。ずっと安倍総理を応援してきました。日本は本当に素晴らしい国です。
最後になりますが、本当にお疲れ様でした。本当にありがとうございました。(266いいね)
お疲れ様でした‼︎
他にもまあ、似たような感じのコメントで溢れていた。
2848コメント集めた安部の投稿。いいね数が多い順に並べる。
「総理大臣は誰がやっても同じ」と巷では言われていましたが、それが大きな大間違いであると実感したのが第二次安倍政権の誕生でした。
今は健康回復に注力して下さい。
会見で未だに所謂モリカケをネタに質問した間抜けな記者がいましたが、こういうマスコミの垂れ流す報道で多くの国民がミスリードされ、その為国政が停滞しました。我々国民も真実を見極める目を持たないとダメだと痛感しています。(428いいね)
長い間日本の為に自らの身を削って戦ってくださいました。
本当に御苦労様でした。
病を押しての激務、大変だったと思います。
安倍総理、長きに渡り本当に本当にありがとうございました。一国民として心から感謝いたします。まさに身を削って国民のために頑張って下さいました。
安倍首相。長い間、日本を守って頂き、ありがとうございました。首相は間違いなく後世評価される政治家の1人だと思ってます。しっかり養生されて、日本を見守って下さい。(150いいね)
「青山表参道はカフェにパンケーキとおしゃれな店が多いのに、秋葉原はラーメン屋にがっつり系ばかり、築地場外は海鮮丼屋ばかり」みたいなことを言われても。
こういうはてブが相対化される機会は大切だと思うで。しばらく選挙もなさそうだし。
せやね。勢いでタイトルつけちゃった。極左というより反アベだね。
今から考えると、このツッコミどころを足がかりにしてブコメしてくれる人たちが結構いるみたいだから、まあいいかって気分になっている。
安部の支持率・不支持率で言うのなら、「安倍支持の3-4割は洗脳状態」っていうブコメが100スターを獲得しているのが、はてブの世間ズレっていう意味ね。
それとブコメで指摘して頂いた方がいましたが、日経とテレビ東京の緊急世論調査で安倍ちゃんの7年8ヶ月の実績について、実績を「評価する」と「どちらかといえば評価する」と答えた人は合計74%、「評価しない」と「どちらかといえば評価しない」の合計は24%でしたね。支持率は55%まで上昇して、不支持率は37%まで下落。同情的なものもあれば、失ってから価値を実感したみたいなものもあったんでしょうね。ところで、1329ユーザーがブクマした「壊すだけ壊して何も成し遂げなかった7年半だった」という記事のブコメでは、腐敗や空疎な7年8ヶ月だったそうですけど、緊急世論調査との乖離がヤバいね……。世間とほぼ正反対だわな。
わかる。世間との乖離はとても感じている。でも世間がほんとによくわからないのだけども、それは自分が極左?なのだからなのかなぁ。政策とかじゃなくて、法を守れ、ズルするな、説明しろ?って普通じゃないのか、
まあ、公文書改竄とかモリカケ桜やお友達優遇とか色々と腐敗政治に憤りがあるのはわかる。これは一般の人もそうだと思う。ただ、一般の人はそういった汚職や腐敗にいつまでも固執はしないとも感じる。バラモン左翼の興味は他の社会問題よりも汚職に向きがちということと、そしてバラモン左翼が一般大衆から支持を集めていないことを考えると、ちょっと興味深いところ。
朝日新聞とか毎日新聞、共同通信、時事通信とかには、はてブボタンがついているからね。5chの嫌儲板やなんJ辺りは、便所の落書きで自分たちが良識とは程遠いことをよく自覚しているからさ。
RRDくん。もう立派な中高年で透析も長いし、安倍ちゃんもひとまず退いたのだから血気盛んにケンカ売っていないで、とりあえずゆっくり休んどけよ。
ちょっと思ったんだが、はてな村は現実世界の沖縄県的な感じで、色々政権に不満はあるけど、それを変えるにあたって力は遠く及ばずって感じかな。野党が正面から安倍政権を倒すことは結局成し遂げられなかったしね。なら日本脱出をすればいいけど、能力的にそれも厳しいか。まあ、英語の勉強法をよくブクマしている人たちは出来たりするんだろうけど。とりあえず、コロナの間に準備でもして日本脱出頑張ってください。はてブでエコーチャンバーに浸かって、オナニーばかりしていても仕方ないだろうしさ……。
アプリ「みんなの囲碁」の9路盤15級と対局。棋譜を囲碁対局ゲームCOSUMIの「ただの碁盤」にうpしました。たぶん棋譜は当分消えないはず。
(なお、COSUMIとの対局ではない理由は、COSUMIの9路は初心者が対局する相手としては強すぎるからです。)
この対局を自分で解説していこうと思います。まあ囲碁クエストで数年間2級で居続けている奴の対局なので、残念なところも多々あると思いますが、とりあえずルールを覚えたけどどう打ったらいいか分からない初心者の参考になれば幸いです。
囲碁を始めてまもなく、9路盤でいざ実戦してみましょうとすると、まず三々に打つように教わるんじゃないかと思います。そして、次は向かい合った辺の三々……そして三連星を狙う感じです。が、ガチで実戦だとこうはいかないのです。初手三々は勝ちづらい。けど、今回は相手弱いし、あえて三々から打ちます。いきなり白近くまで来ちゃってるので、ヤバイかなあと思いつつも黒、予定通り二連星にしました。
まだまだ布石の段階と言いたいところですが、4手目にして白が攻撃して来ました。自分の石一つのすぐ側(縦横斜め全方向どこでも)に敵石が近付いて来た時は直接攻撃をしかけられています。よっぽど他に何かいい策がない限りは応戦しましょう。
応戦の仕方にはハネとノビがあります。この場合、攻撃された1子が自軍の石からちょっと離れているので、血気盛んにハネるよりも自軍と逆方向に穏やかにノビました。穏やかとはいえ自軍の方に逃げなかったので攻撃性はわりとある手だと思います。
石は繋げるほどに取りにくくなります。1子の石のヒットポイントは4ですが、2子のヒットポイントは6です(←呼吸点の数のこと)。とりあえずこの2子は、ヒットポイントもあるしそう簡単には取られないはずです。というように、石のヒットポイントを意識するといいです。
6手目、白ちょっと嫌なところに打って来ました。左の黒1子と右の黒2子の間を遮ってやるぞと脅しをかけてきています。
素直に対処するなら、この白の一間上に黒は打って守るところですが、右の黒2子はヒットポイントが6もあるし、どうせ15級だしなぁ、とCOMを舐めきった私は7手目、左上の1子から下辺に向かって2間開きました。「2間開きで所帯が持てる」って言います。いざ上辺を切られたら、右と左にそれぞれ地を作ってやろうと思ったわけです。
白はコスみました。えっ、切って来ないんだ? 15級だからか妙にユルい手を打って来たので、私のほうもぬるく9手目で上辺を繋げます。白が一手手をかけただけで右上の黒2子から白を攻めるのが難しくなったと思ったのもあります。
10手目で白は黒にツケて来ました。ツケはタイマンを誘って来ているということです。でも真面目にぶつかりあっては相手の思うツボにハマりますし、大人しく……といっても自分の地を拡張するように11手目、ノビを打ちました。このときの白ように、むやみにツケるというのは相手を利することになるということを、覚えておいてください。
12手目でとうとう白が上辺を繋ぐ黒にツケを打ち、連結を切ろうとして来ました。でもこんなの恐れることはないです。13手目でこっちからキリを打ってやります。ここで左へ退くようにノビてしまうと右上隅の黒2子が取られて地を大きく削られてしまい、負けそうです。
14手目で白はさっきとは反対側からツケてきて黒を挟み撃ちにしてきました。
15手目、黒はツいで1子を守ります。次で左右の連結が切られてしまうかもしれませんが、そうすれば右側の白1子にアタリをかけて取れば生きられるので大丈夫です。
白は黒を切断せずに左にノビて左辺の黒を攻撃しました。黒も下方と繋がるようにノビて応戦。仮に左右に地が分断されても生きられるので、左辺でより多くの地を稼げるようにこのノビを選択しました。
18手目で白が「入れてください」してきましたので、黒は「入れません」をします。受けた黒の上下に断点がありますが、上も下も黒は2子ずつになっていますので、切られても大ごとにならないはずです。
白がツイだので、黒も上辺の穴を継ぎました。白は一間跳びで下辺に地を稼ごうとしています。碁盤全体を見てみると、黒の方が地が多いようです。ここまで来ればよほどヘタに打たなければ負けないでしょう。なので素直に黒はノビで受けます。白は穴を継ぎました。
もう地の大枠が出来ています。あとは先手先手でヨセていくだけです。「先手を取る」というのは必ず相手が受けてくれそうな手を打つことです。
25手目の黒は1線(碁盤に引かれた線のうちの一番外側の線のこと)のヨセです。これはハネツギというやつですが、先にハネた方から先にツギ終わるので先手を取れます。1線のハネツギを見つけたら、先に打ちます。
ところが、白はハネツギに応じては来ずに上辺の辺りを守りました。15級だからでしょうか。無駄な守りは一回休みとおなじ。ましてや下ががら空きなので……、黒はハネから一間トンで白地に侵入します。こうして1線から侵入すると止めるのは大変です。
30手目、白は必死に黒を止めようとしています。黒はやろうと思えばもっと深く白地を抉ることもできますが、31手目から上辺を攻撃し、33手で上辺の右端を、蓋をするように守りました。もう勝負はついているので、「守り」をして後手に回っても平気です。下辺の白はより地を取られないよう防御するのに手一杯で、もう大きく地を増やすことはできないのです。
34手目で白が割り込んできました。これは取らないと黒の地が破られてしまうので取ります。36手でまた白が変なところを守ったので、黒が先手となり、以降先手を意識しつつ、下辺に侵入させた一団をうっかり取られないように、ギリギリまで粘ってからツギをあてて終局です。ダメはすっかり埋まっています。左辺の黒の断点は、白に切られてもびくともしないので大丈夫です。
たとえば、ゴーストバスターズ ガールズ版 はそれはそれは酷かった
地獄と言って良い
『ゴーストバスターズ』に出演しているレスリー・ジョーンズのウェブサイトがハッキング被害に遭い、ヌード写真などが流失した。8月24日、何者かにハッキングされたレスリーのオフィシャルサイトには、レスリーのヌード写真や運転免許証、パスポートなどの詳細のほか、今年5月にシンシナシティ動物園で射殺されたゴリラのハランベの追悼ビデオが投稿されたという。リアーナやキム・カーダシアン・ウェスト、カニエ・ウェスト、50セントらと撮った自撮り写真なども含めたハッカーによって投稿された写真は、レスリーの携帯電話やiCoundから盗まれた写真だとみられている
なんでこんなに血気盛んなんだろうね
先進国でこのレベルならそうじゃない国ならフェミサイドも起きますわ
2015年に一期が始まり、2017年に分割で放送された二期が完結した、まあ色々と賛否両論な作品で放送終了から3年経った今でも話題になる事が多いタイトルである
正直に言うと僕はこの作品の一期が好きではなかった。主人公の三日月・オーガスを始めとした主役組織鉄華団の面々が好きではなく、逆に悪役である治安維持組織ギャラルホルンの側に肩入れしていたのが原因だと思う。
三日月はそれまでのガンダムにも中々居ない割り切ったドライな性格で、敵兵士を無表情で射殺する、初対面の相手を絞殺しかける、戦う事への迷いや敵への容赦が殆ど無いガンダムには比較的珍しいタイプの主人公だった。
鉄血のオルフェンズの一期はその三日月くんの所属する民間軍事組織「鉄華団」が、地球の植民地である火星の貧困問題解決を求めるクーデリアお嬢様を貿易交渉のために地球に送り届けるための護衛を務める話だったのだが、
鉄華団は保有するMS三機と、彼らの後ろ盾である木星圏のマフィア「テイワズ」から派遣してもらったMS二機を合わせた計MS五機の戦力で、ギャラルホルンを統べる七大氏族の一人「イズナリオ・ファリド公」が動かせる私兵と、地球軌道上に接近した勢力から地球を防衛する艦隊「地球外縁軌道統制統合艦隊」から差し向けられたMSを撃退し、ついにクーデリアを火星を分割統治する地球の経済圏の一つ「アーブラウ」へ無事送り届ける事に成功する。
それは良い。00のように一度主役達が敗れてからまた再結成、という展開にでもならないと主役組織が物語半ばで体制に敗れて壊滅する展開なんて中々描けない。負けてたまるか、と鉄華団の少年達は大人達に勝利した。
気になるのは、鉄華団のような極小規模な武装組織が、あの世界における唯一の軍隊であるギャラルホルンに正面から戦いを仕掛け、勝利するにしてもそのために払った犠牲が戦いの規模に割にあまりにも少ない気がする事だった。
地球外縁軌道統制統合艦隊との戦いで鉄華団は組織の古株であり参謀を務めていたビスケット・グリフォンを失った。名もない多くの団員達も戦いの中で散った。だが、作中で鉄華団が勝利と引き換えに失った物はそれだけ。
最後まで戦い抜いた五機のMSのパイロットも、鉄華団に所属する名前のある団員も、ビスケット一人を除いて誰一人として失われなかった。最終回もグッドエンドのような流れだったし、一期は完全勝利だったと考えても良いと思う。
ギャラルホルンは鉄華団との戦いに投入された多くの兵士の命と、七大氏族の党首が一人、七大氏族の後継ぎが一人、そして300年間揺らぐ事が無かった治安維持組織としての面子を失った。
アイン・ダルトンという一人の兵士が居た。彼は恩人と慕っていた上司を三日月に殺害され、その怨恨から鉄華団との戦いに志願し、戦いの中で半身を失った。その後非人道的な処置を受け、MSと完全に融合した異形の姿で蘇る。
そして最後の敵として三日月の前に立ち塞がるのだが…彼の活躍は思ったよりしょっぱい。瞬く間に鉄華団のMSを三機倒し衝撃的な登場を果たした…かと思いきや、その撃墜したMSのパイロットは怪我を負っただけで無事だった。
アインは主人公三日月を上回る圧倒的な反応速度で主役機ガンダム・バルバトスを苦戦させるのだが、彼がバルバトスに与えた損傷は片方のアンテナを折った事くらいだった。バルバトスが追加装甲を付けていたとはいえ、辛い。
逆に彼は機体の性能でもパイロットの反応速度でも勝っていた筈の三日月が親友オルガ・イツカの激励により本領を発揮した途端に圧倒され、辞世の言葉を言い切る間もなくコクピットを潰されて今度こそ本当に死んでしまった。
鉄華団は主役だから勝つにしても、これではあまりに双方の戦果と被害に差がありすぎじゃないか?と僕は思った。勿論これを言うと、鉄華団の勝利を喜んでいたファンからは作品のアンチ扱いされた。水を差してるから仕方ないけど。
こういう事があって僕は正直鉄血のオルフェンズに良い印象を持っていなかったし、嫌いになってもいたけど、そういう気持ちを吐き出せる場所もなかった。僕のこの作品の評価が変わったのは半年後の二期が始まってからだった。
鉄血のオルフェンズ二期の舞台は一期から2年後。鉄華団という小規模な武装勢力がMSという戦力を有効に扱い、ギャラルホルンという巨大な組織に土をつけた事で社会情勢に様々な変化が訪れた世界だった
鉄華団の活躍により少年兵とMSの有用性が広まり人身売買は益々横行し、MSを所有する犯罪組織も増えた。一応秩序の番人であった治安維持組織の権威が地に落ちた結果、各地で犯罪行為や暴動も増える事になった。
火星は経済的に一期より少し豊かになり、鉄華団はテイワズに正式な直系組織として認められ急速に組織の規模を拡大。アーブラウの代表と強い繋がりを持つ事で地球に支部も設立し、順風満帆に会社経営は進んでいた。
組織が大きくなった弊害として同じ組織の先輩に睨まれたり、政争を繰り広げる偉い人達に目を付けられて敵視されたり利用されたり、組織が請け負える以上の規模の仕事を受けてしまって会社の経営が傾いてしまうんだけど
僕は二期のこういう展開が「ああ、本当にありそう…」と思えて大好きである。一期が若者達の夢のある栄光の物語だとすると、二期は現実は辛い所を見せられる転落の物語なんだろうか?栄光と転落は大体セットだけど。
結局鉄華団はギャラルホルン内の権力闘争に巻き込まれて地球支部の経営に失敗し、テイワズのNo.2に睨まれた結果組織を追い出され後ろ盾を失い、失脚したイズナリオ公に変わりファリド家を継いだ「マクギリス・ファリド准将」に肩入れし、ギャラルホルンでも最大最強の戦力を誇る大規模艦隊「月外縁軌道統合艦隊アリアンロッド」と矛を交えた結果大敗し、組織のNo.1とNo.2であったオルガと三日月が死亡した事で壊滅してしまった。
この二期を通してじわじわ、じわじわと一期で鉄華団が積み重ねた成功が崩れていく様は本当に凄いと思う。成功物語ならよくあるけど、その成功からの破滅を描いたアニメはあんまり見ない…無い事も無いんだろうけど、多分少ない。
主人公が敗北し、死亡する所まで描いた長編ガンダムも閃光のハサウェイ以来じゃないだろうか。パラレルが有りならファーストとゼータも小説版では…だけど、映像作品のTVシリーズでは間違いなくこれが初めてだと思う。
僕はこの二期の顛末にとても興奮した。完全勝利すぎて好きじゃないな…と思っていた一期の結末が、二期のこの完全敗北な結末に至るまでの逆算から描かれた物だったのだ、と勝手に思った。成功した人間はいつか破滅する。
ところが、一期の結末を大絶賛していた人達はこの結末を「雑すぎる」などと批判する。二期の結末が好きな僕が一期の結末が気に入らなかったように、一期の結末が好きだった人達は二期の結末が気に入らないようだった。
「鉄血は一期は良かったが、二期は…」という人もよく見かけるけど、じゃあ何故貴方達は一期でシノやラフタやアジーさんが不自然に生き残った事には文句を言わなかったんですか?と言いたくなる。言ったら喧嘩になるけど。
僕は鉄血のオルフェンズの一期に色々と不満があり嫌いだったけど二期で好きになった。逆に二期に色々と不満があって嫌いになったけど今でも一期は好きな人もきっと居る。どちらもこの作品が好きだった事に変わりはないと思う。
完結してから3年経って好きな気持ちも嫌いな気持ちももう大分薄れていた気がしたけど、結構作品について書いてしまった。悪く言われている所を嫌な気持ちになるし、きっと僕は今でもこの作品の事を好きなんだろうな。
鉄血のオルフェンズの次回作であるビルドダイバーズとその続編リライズは今のところ特に内容で荒れる事は無く、平和に語られている。逆にこの作品は今でも最新作であるかのように叩かれているし、話題に挙がるとよく荒れる。
この作品の話題が荒れる事で人が集まって新作の話題で荒れる事が少なくなるのなら、それはそれで良い事なのかもしれないな、と思った。今でも叩かれてるのを見るとつらいけど、きっといつかは落ち着いて語れる日が来ると良いな。
【追記】
僕は鉄華団の面々が好きでなくギャラルホルンに肩入れしていたので一期は好きではなかった、と言ったけれど鉄華団に好きなキャラクターが居なかった訳では無い。パイロットなら天才肌のミカより努力家の明弘の方が好きだったかな?
テイワズから鉄華団に監査役として派遣された「メリビット・ステープルトン」という医術の心得のあるキャラクターが僕は好きだった。少しオルガと良い雰囲気になっていた?ような気もするけど、二期を見る分にはどうも勘繰りだったみたい。
彼女は団員が負傷した際に応急医療が出来る医療要員が鉄華団に居ない事について団長であるオルガを諫める事が出来たし、ビスケットが戦死した際血気に逸りギャラルホルンを皆殺しにしてやると猛る団員達を前に「こんな事は間違っている、ビスケット君はこんな事を望んでいない」と涙ながらに訴えた事もあった。大人の目線から危なっかしい子供達を見守る、ビスケット亡き後の鉄華団のブレーキ役を務める存在だったような気がしている。
結局一期はメリビットさんが諫めるまでもなく鉄華団は勝利したので彼女の心配は杞憂に終わったのだけど、二期の末路を見ると…戦いから抜け出せない鉄華団は戦いの果てに滅びる事が決まっていたのかもしれないな、と思った。
サッカー部を選んだ理由は小学校の頃の友人の多くがサッカーをやっていたから。
幼い頃からサッカーをやっていた連中とは天と地ほど実力に差があり、一軍の試合に出る事は一度もなかった。キャプテンがミスに対して異常に不快感を示すタイプでとても怖かったので試合に出たいと思う事はなかった。
当時は無限に体力があったこともあり、朝から晩までサッカー&サッカーの毎日を送っていた。ほとんど遊びの延長だったのだけれど。
そんなんだから学生時代で記憶に残った試合とか一切ない。あれだけ時間を注いだのに一切成果が出てないのは自分らしいなとも思う。
さて、時は流れて20くらいの事だ。
手軽に取り組めるフットサルにハマっていた俺たちは鎌倉で開かれた大会に出場した。大会にはレギュレーションが設定されているのが一般的で初心者向けだったり女性を交えて楽しくやろうなんて大会も少なくない。
しかし、血気盛んな俺たちはオープンクラスの大会を選んだ。オープンというのは何でもOK、つまり上級者向けなのだ。
案の定、対戦相手はめちゃくちゃ上手い。ピチピチのタイツにニット帽とか被ってるタイプのやつもいた。
今思えば、中学校時代に一軍だったやつらと肩を並べて強敵と戦う初めての時間だった。
35歳になった今でもその大会での試合はよく覚えている。なんならフェイントをかけて相手を抜いた感触まで覚えている。
コーナーキックのチャンス。
キッカーは友人。
俺は額を指差し頷いた。
なんてことを仕事中にふと思い出したよ。チームメイトも散り散りになったしあのメンバーでサッカーをすることはもうないと思うけど良い思い出だよ。
ねぎま・・・超保守派。他人の言うことは「それもあるよね」と言いつつ、自分が絶対正義。
つくね・・・革新派。軟骨から卵黄まで大体OK。結果が良ければ過程は何でもいいだろうと言う考え方。
正肉・・・原理主義。肉さえあればネギなど要らぬ。正しくは胸肉だけど、もも肉も首肉も全部同類と思ってる。
砂肝・・・ちょい変わり者。少し周りと比べると浮いてる。でも頭抜けた個性ってほどではない。
せせり・・・恋愛体質。惚れっぽい。惚れればタレでも塩でもすぐ合わせてしまう。
ボンチリ・・・エネルギッシュ。悪く言うとオイリー。でもカラッとしてるのであまり嫌われない。
ヤゲン・・・個性派。変人。骨があると言うより骨。肉が付いて才能開花することもある。
いかだ(手羽)・・・金持ち。大体が経営者でガツガツしてる。存在感アピールが邪魔くさい。
ソレリス・・・高嶺の花。普通に生活していると滅多に見ない。美人で色っぽいらしい。
ささみ・・・冷静沈着。何が来ても動じない。あんまり内面まで熱くなることはない。
レバー・・・オタク。基本的にあまり好かれないけど、すごい奴は尊敬される。質が悪いと臭い。
ハツ・・・体育会。血気盛ん。熱血で暑苦しい。意外とレバーと話が合うつもり。
チョウチン・・・サディスト。有精卵の卵が好物なんて、サディストしかいねえよ。
かわ・・・パシリ。下っ端根性抜けない。しっかり焼いて気合いいれよう。
豚バラ・・・空気読めない。鳥から選ぶということさえできない空気の読めなさ。
なんか世の中に振り落とされないぞ!しっかり技術をキャッチアップして生き残っていくぞ〜って人見かけた。そうやって肩肘張って血気盛んに吠えてるときほど視野狭窄に陥ってるのかなって思います。
なんでIT技術が安定して伸びていくと思ってんだろう。まあおれも十中八九大丈夫だろうとは思うけど、伸びしろが限定的になるとみている。
中途プレーヤーならこのまま業界に居座っててもポジションあるからなんとかなるけど。
皆さんはYoutuberとか見てないかもしれんけど、10年前のニコニコがチンカスに思えるほど、大量のyoutuberが大量の視聴者を獲得しています。
なんでこのビッグウェーブについて触れている人が少ないのかちょっとわかりません。みんなブログとかニュースサイトしか見ていないってわけでもないだろうし。
そんな水や電気みたいにみなさんの生活に溶け込んでいるものこそもっとも重視したほうが良いとお思います。
なんで人格が重要視されるかって言うと、要はいままでTVが独占していたタレント市場が(Youtube一強とはいえ)オープンに開かれたわけです。
こんなこと聞くと、もう何年も昔から動画サイトなんて掃いて捨てるほど合ったじゃーんって言うかもしれんけど、アホ。その「どうがさいと」に乗ってたのって結局は海賊版TV番組だろが!youtubeにはTVにない一般人が投稿している人気コンテンツが上がってるんだよ。
なんでTVよりYoutubeが面白いのかってのは、youtubeが技術的に優れている!とかっていうことだけじゃなく、既存の芸能業界が死にかけているというか、youtubeという新たな怪物がその市場を本格的に食い始めているわけで、TVとYoutubeに対する社会一般の人々の捉え方とか見方、偏見とかが変わり始めることで実現しているっていう背景があります。あるよな。私はあると見ている。
なので今まで捉えていたいわゆる「動画サイト」からすでに変容しつつある。
雑に例えると、ニフティサーブとLINEくらいの違いで、使われ方や求められる性質が全然違っています。結局文字情報でやり取りしてるだけだから同じだろー。とはならない。
ぶっちゃけ自分もヒカキンとかいう顔芸激寒野郎が人気出てきた段階で、もうyoutube終わったな。ニコニコクソとはいえyoutubeの文化も耐えられん糞だしそのうちユーザー投稿動画サイトは死ぬ。って確信したんだけど、ご覧の有様だね。
私は考えを改めたよ。これからは動画の時代だよ。それも超高速の5Gによる低遅延のインタラクティブなやつな。
今もライブ配信できるけど、視聴者も雑に発話コメントしたら音声認識でチャットされたりとか、変声アプリとかで殴り合う世界がすぐ目の前に迫っています。
iPhoneやAndroid。GAFAが無くなっても、個人の人格に紐付いたブランディングはずっと残るんだよ。
私とほぼ同時期に勤め始めた生き急ぎ高校生バイト君が辞めてライバル店に移った。
そのせいでオーナーのテンションがおかしな方向性にアゲアゲになってしまい、迸る生き急ぎ高校生の愚痴を聴かされまくるシフトだった。しかもオーナー、疲れたからって次の人が出勤してくる20分前に帰るし。
生き急ぎ高校生バイト君が生き急ぎ高校生と呼ばれる所以は何かといえば、悪質クレーマーに血気盛んに言い返すからだ。私もその現場に遭遇したことがあるけど、怒鳴る客の倍怒鳴り返していた。そこまで客とガチバトルできる気概はちょっと羨ましかった。オーナーはいつ流血沙汰になるかとヒヤヒヤしていたというけど。でも子供とはいえ身長180cmほどある男がガチギレすると、流石に頭の特殊なお客様がたも殴ろうとはしないようだ。
オーナーが、生き急ぎ高校生君はプライドが高くてこっちが出来るだけ優しく言っても全然言うことを聞いてくれない、などと愚痴っていたけど、オーナーは口調は優しくても言うことが一々何でそこまで嫌みなのか謎な感じの嫌味さかげんので、まぁ、言うこと聞いて貰えないのは仕方ないかな。
私とか無駄なまでに人当たりの良さげで実際人当たりのいい人間の前では、素直な高校生であった。
生き急ぎ高校生君の接客態度がちんたらしていて悪いのがてんで治らない、というのもオーナーにとっては悩みの種だったらしいけど、私に言わせれば、コンビニの夕勤で態度いい人間はレアキャラなので仕方ないではないか。実際、当店の夕勤で態度いいの私だけなのである。オーナーだって夕方は疲れたからって不機嫌全面に出して接客してるんだもの、そりゃ説得力皆無。
生き急ぎ高校生にしてみれば、皆ひどいのに俺だけ何で怒られなきゃならないんだっていう理不尽だったろう。
生き急ぎ高校生に必要だったのは、歳の近い同性の尊敬出来る先輩だろう。
私と組むと私につられてちょっとは丁寧になるようであったけど、やっぱり年齢性別が違うので、増田さんは増田さん、俺は俺、みたいな線引きがされちゃうんだろうなと思った。
別ツリーを参照してもらうといいんだけど、意外と庶民レベルでは一夫一婦だったんじゃね? と思ってる。古典作品とかね。江戸時代とかにフリーセックスだったのは、それこそ「血気盛んな(結婚して落ち着く前の)若者」や「後家」などであって、思うにそういう連中に対してはそれこそ「共同体の安定のため」にフリーにするのが得策だったのだと思うがどうだろう。
俺が言いたいのは、共同体は「共同体の安定」のために自らに適した制度をその都度事後的・後追い的に承認していくのであって、人間や社会の本性に関わる部分は特に「理論的にこうあるべき」的に作った制度(たとえば元の増田が考える『新しいパートナーシップ制度』的なやつ)ではうまくいかないんじゃねーの? って話。それよりは、現実に広がりつつある同性婚を、(それがどんなに「近代的結婚観をなぞった欺瞞的なもの」であるとしても)後追い的に承認するのが自然じゃね? みんなそんなに一足飛びに「新しい制度」に乗っかる「新しい人間」にゃなれんからね、ってことなんだよ。
ツイフェミ、ラディフェミにという観点からは虐げられた腐女子さんについて考慮してないけど。
レッテル貼って思考停止しても仕方がないと思うから。それこそ無駄な闘争への煽りに過ぎない。
別に腐女子への個人的な恨みないし。まあ、00年代半ばのウェブサービス利用者に若者が多くて血気盛んだったねくらいしか。
===
でも実録腐女子の歴史(70年代からさかのぼり何故ツイフェミに接続したのか、とか分野における様々な違い)はみたいわね。
腐女子というか、オタク女か。ツイフェミの腐女子って大体30〜40代くらいかな?
オタク男は露悪的に紹介されたり青春的に描かれてるのしょっちゅうだから、こっちも調査に基づいた不毛な闘いの歴史を編纂したものが見たい。
「何でこんなことをしたんだ! 盗みが犯罪だなんて分かっているはずだ。それともバレなきゃいいとでも思っていたのか?」
この事件で危うく犯人にされかけたこともあって、表情からは怒りが滲み出ていた。
しかし従業員の怒りは収まらず、余計に火に油を注いだようにみえる。
従業員はかなり感情的になっており、今にも掴みかかりそうな勢いだ。
「しかもこんなにたくさん盗んで、持って帰る気マンマンじゃないか」
「えーと、家族にも食べさせようと……」
「盗んだパンを家族に食べさせるって? そんなので腹を満たせて家族は喜ぶか?」
従業員の詰問は高圧的であったが、言っていること自体は正論だったので間に入りにくい。
おかげでコッペパンを食べ損ねたのだから、文句の一つくらい言ってやりたくもなる。
ただ、怒りに割くエネルギーすら惜しい状態だったので静観していた。
「ごめんなさい、許してください!」
「ちょっと待ちな!」
従業員の怒りがいよいよピークに達そうとしたとき、それを静止する言葉が食堂内に轟く。
その声の主はオバチャンだった。
「事情はよーく分かった。今回は勘弁してやろう」
「ええ!? どんな事情があれ、盗みは盗みだろ。それを許すってのか?」
「そうするしかない理由があったんだから、大目に見てやろうじゃないか。『盗みは盗み』だからと冷たくあしらう、“罪即罰”なんて世の中は寂しいだろう」
犯人探しを血気盛んに始めた張本人にも関わらず、この場においてオバチャンは慈愛の心に溢れていた。
「ちっ……分かったよ」
「ありがとうございます、ありがとうございます……」
なんだか酷い茶番を見せられている気がするが、とりあえずこれで一件落着ってところか。
この場にいる人間が許すというのなら、水を差すようなことを言うつもりはなかった。
その様子を静観していた俺に、カジマが話しかけてくる。
「ほら、マスダ。待望のコッペパンっすよ」
そう言って犯人のバッグに入っていたパンを手渡してくるが、もはやそれは俺の望むものではない。
無造作に詰められていたものだから拉げていて、ジャムのせいで全体的にベトベトしている。
とてもじゃないが俺のコッペパン欲を満たせるものではなく、すぐに突き返した。
「いや……いらない。ジャムでグチャグチャになってるし、食う気しねえよ」
「ジャム……?」
そんな俺たちの何気ないやり取りを聞き、オバチャンが妙な反応を示す。
「まさか、アンタ……このコッペパンにジャムをつけたのかい?」
さっきまでの態度が嘘のようなドスのきいた声色で犯人に尋ねた。
「え……は、はい」
そして犯人の返答を聞いた瞬間、オバチャンの仏のような表情がみるみる内に鬼のように変貌していく。
「どうやら、アンタを許すべきじゃないようだね」
「ええ?」
オバチャンの心境の変化に、俺たちまで戸惑った。
一体、何が逆鱗に触れたんだ。
「え、さっきパンを盗んだの許してくれるって……」
「アタシが許せないのはね、“パンを盗んだこと”じゃないんだよ。その“盗んだパンにジャムをつけた”ことだ!」
そう言ってオバチャンは犯人の首根っこを引っ捕まえ、食堂の奥へ消えていってしまった。
取り残された俺たちは、その場に呆然と立ち尽くす。
「ね、ねえマスダ。オバチャンはパンを盗んだことは許したのに、何でジャムをつけた途端に怒り出したの?」
そんなの、こっちが聞きたい。
「多分だけど……“盗んだパンにジャムをつける”のは、“味を楽しむ程度の余裕がある”ってことになるから……じゃないか?」
なるほど、そういうことか。
飢えて心身共に余裕がないとか、或いは誰かのためにやったとかならオバチャンは許すつもりだった。
だけどジャムをつけるという、余計な欲やエゴを認めるほど寛容ではなかったようだ。
「はえ~、ジャムをつけただけで、そこまで話がややこしくなるなんて変な話っすねえ……そうだ、これを『パンジャム理論』って呼ぶのはどうっすか?」
「何言ってんだ、お前」
この出来事が俺の期末レポートにどのような影響を及ぼしたかというと、結論からいえば何も関係ない。
腹を満たしたわけでも、代わりに何かを得たわけでもなく、結局はBのマイナスだったので全くもって無駄な時間を過ごした。
だがカジマは学び取れるものがあったらしく、『パンジャム理論』を考案。
レポートにまとめて提出し、見事D評価を貰って補習が決定したらしい。
どうやら心も風邪をひいてしまったようで、テレビやネットを見るのが辛くなっていることに気づきました。
なんでかな??と思ったら、
その返済のため、父は年に数回帰宅するだけで、
母も平日はフルタイムで働いていました。
親せき宅をたらい回しにされたりしていました。
虐待を受けていたのはその頃です。
====
怒鳴られたり、はたかれたり、ぶたれたり・・
仕方なく引き受けたものの、
どう扱ってよいものか困ったのでしょうね。
いうことも聞かないし‥
それで小さい子供に"言うことを聞かせるため"に必要なのは「力」だと思ってしまったのだと思います。
でも力をふるう方って得てして、相手との「差」をあまり意識していません。
それまで、従兄弟のことはどちらかといえば、いいお兄ちゃんと思っていたのですが、
叔母のことは好きだったので、
叔母宅に行くのはむしろ楽しみですらあったのですが、
それ以来、今日は叔母の家に預けられる日だ思うと憂鬱になりました。
苦しくって、つらくなって、
母にももちろん言いました。
「虐待」なんて言葉は知らなかったから、そのときの自分なりの伝え方で・・
でもね、一切信じてくれないんです。
なぜかっていうと、
あげくこちらは「〇〇お兄ちゃんの言うことをちゃんと聞きなさい!!」とさらに叱られます。
「余計な事しやがって」と、虐待はさらにエスカレートしていきました。
いじめでいう「チクった」あとと一緒です。
モノを投げつけられたり、刃物を振り回されたりと恐怖レベルが上がりました。
で、そのトラウマってずっと残ってるんです。
====
これ、実はもう40年前の話です。
悲しいかな
「殺される!!」と思った恐怖感
繰り返される怒鳴り声
時間が経ったから、セピア色になる・・・なんてことはありません。
その後も母にS.O.Sを出し続けたのですが、
同じバターンの繰り返しでした。
そのうち大好きだった母のことさえも、
自分がこんなに言っても信じてくれない、
まったく頼りにならないという不信感を持つようになりました。
そんな中で、唯一、私のS.O.Sを受け止めてくれたのが母方の祖父でした。
====
気が付けば、叔母の家を飛び出して、
電車に乗っていました。
叔母の家から祖父の家までは電車で1時間くらい離れていました。
年に何回か行く程度でしたし、
我ながらよく迷子になることもなくたどり着けたものだと思います。
一人で泣きながらやってきたことに驚いて飛び起き、話を聞いてくれたのです。
その上で母や叔母に電話をかけて、一斉招集をかけてくれました。
叔母に連れられて、従兄弟もやってきました。
いきなり呼びだされて、殴られたことで、
「このじじい」みたいな感じで殴り返していました。
「力」には「力」で教えないとわからないんだ!!
虐待されることもなくなりました。
今までのように叔母の家に送られて、迎えに来るまで待つ必要もなくなり、
母を含めて、身近な何人かの大人に必死でS.O.Sを出していたのに、
いまもどこかにあの日の私みたいに「助けて」を言っている子はいるのでしょう。
それを聞いてあげられるかどうか、気づいてあげられるかどうか
ネオリベは「成長可能性(andムダ排除)」に信仰心を投資し、
リベラルは「同情可能性(andクズ排除)」に感情を投資する。
投資するからには、当然、見返りを求めるし、見返りがありそうな物件にしか投資しないだろう。
昭和の昔、自分がガキだった頃に、通っていた下町の公立小学校に
障害児教育に携わっていた血気盛んな30代の男性教師が新たに赴任してきて
自分のクラスの担任になった。その教師は興奮しやすい熱血派で、女子生徒にも
容赦なく体罰(ビンタ)を行った。ある時は、クラスの女子生徒全員を教室前の廊下に
並ばせ、男子生徒へと同じ激しい強さのビンタを順番にしていった。その直後、
その教師の勘違いで女子生徒たちに非は一切無かったと判ると、すぐに反省と謝罪の
言葉を表明し、女子生徒全員から自分へ一人ずつビンタをしてもらい許しを請う、
というような感情の起伏の大きな人物だった。クラス全員の本心は計り知れないが、
自分が知っているかぎりでは、この教師を悪く評する生徒はおらず、むしろ強く慕っていた。
この教師は通常の学校に勤務するのが初めてで、『障害児たちは必死に生活しているのに、
健康で何一つ障害も無い児童たちが不真面目なことに腹が立ってしょうがなかった』と、
後になってから、なぜあれほど最初の頃は体罰が多かったのかの理由を正直に述べた。
今まで男は、男とだけ競争していれば良かったが。
これからは、筋力以外の面で女子と対決していかなくてはならない。
腕力に物を言わせて男どおしという、人類の半分のうちの成人男性だけを相手すれば良かった。
最近は、将棋やスポーツで10代のうちから、頭角を現す世界レベルの人物もいる。
育成が発達してきているからだ。
老害を駆逐していくためには、若手が結束して老人を倒していかねば。
アメリカのIT起業家は、血気盛んな奴らばっかりだったわけだが。
日本は出る杭が打たれる感があった。
これが、吉なのか凶なのかは分からないが。
弱い男が生きていくことがますます難しくなりそうな修羅の時代に突入したわけだな。。
「今、日本の旗のことを侮辱していたのか。」私はおもむろに席をたち、まったく知らないその男の大きな肩をポンとたたいて静かに訊いた。
経緯はこうである。大きなお腹の妻を連れてカフェで一服していると、6人の様々な国籍の男連中が入ってきた。うち一人が、携帯に日章旗を表示して連れに見せ、何か冗談めいたことを言い(聞き間違いでなければ「...日本の旗はこういう格好をしているんだ。」という言葉で終わった)、皆が下品に笑った。その後、旭日旗を見せてまたげらげら。詳しい会話の内容は分からなかったが、あの雰囲気だけで十分に礼を失する態度だと思った。
男は私の問いに、「No, no, no...」というばかりで言い訳の言葉もでない様子だった。私はもういいだろうと考え、不機嫌そうに相手を一瞬睨んで席に戻った。
意外だったのは、あの会話を耳にした瞬間、体中の血が沸騰するような怒りの感覚に陥ったことだ。日本を去って18年。最終学歴もキャリアもアメリカの中で収まり、今のビジネスも殆どのお客さんは日本以外の会社だ。妻を含めほとんどの友人も日本人でない。日本のニュースも正直他人事になってきて、これは本当に国民意識のない根無し草かなと自分を軽く笑うものだが、こういう事に直面した時、人間というのは自分を含めて分からないものだ。
それから私が幼い頃、父親が曲がったことを目にするたび放っておけず、物を言いに行くシーンを思い出した。私よりも遥かに血気盛んな壮年だったので、相手がヤクザにでも絡まれたようにぎょっとしていたのを今でも思い出す。気をつけて入るが血は争えないものだ。
わたしは仲良しグループに介入してきては人間関係をかき乱すような人を「人間関係ブレーカー」と呼ぶことにした。
わたしは女なので男性にそういう文化があるのかはわからないがママ友、JKグループ、女子会グループ、どの界隈においても「あの子、あなたの悪口言ってたよ」「Aさんったら課長と不倫してるらしいわよ」と周りの人間に吹聴して回る輩は一定数湧く。その標的にされたらたまったもんではない。築きあげてきた交友関係、職場を失いかねないのだ。
わたしは根暗だが血気盛んなイノシシを心に飼っているのでその事実を知るとしばらくは落ち込むが次第にふつふつと血が煮えたぎり今こうして日記を書きなぐっている。日記で発散というあたりがわたしの根暗たる所以といったところである。
今日はそんな人間関係ブレーカーにぶち当たったらどうするべきなのか、書きなぐって行きたい。
生憎わたしはキラキラ女子の皮を被った根暗OLなので、すがれるような男はいない。しかし無関係の場所で別に友人がたんまりいるのは武器である。人を蹴落としてまで己の場所探しに必死なお前とは違ってわたしにはまだまだ居場所があんだよガハハ。そして名探偵コナンゼロの執行人(以下ゼロシコ)の前売り券を1枚消費し公安警察にも味方になってもらう事にしよう。
②夢中になれる事はあるか
幸い仕事は好きで毎日仕事に励んでいる間は残念ながら奴のことを考える暇もなくなる。そしてへとへとで帰宅した後も映画に小説漫画、ゲームとひとしきり熱中。それでもしんどくなったらもう一枚ゼロシコ前売り券を消費して映画館に出向くのだ。あれ、わたしめちゃくちゃお気楽だな全然気にしてないじゃんわろた。
③結局解決するには
書いてるうちに思ったけど結局のところ名探偵コナンを見れば良いんじゃないかな。というかゼロの執行人を観に行くのが1番手取り早い。小さい頃からテレビでやってたら見てきたからデフォルト知識はあったけど名探偵コナンめちゃめちゃ面白いじゃん、気づいたらhuluにも入会しちゃった。現在400話、折り返し。今は人間関係を修復するよりもテレビシリーズがあと400話で追いついてしまう事実がなによりもしんどいつれぇ‥