はてなキーワード: 生涯賃金とは
大卒は可能性を広げるんだと馬鹿が申してるようだが、違う。まず給与が違う。生涯賃金が違いすぎる。
・たまになれる人がいるが、99%なれない。凡人はまず無理。
・中小企業であっても、事業を広げる段階で高卒用の給与テーブルに追いやられる。
・中小に勤め、高卒でも給与を上げられると騙されて個人事業主をやらされる人が後をたたない。
・夢を求めて()海外で勉強して()←冷静に周りをよく見ろ。それは100人中1人ですか?
現代において最終学歴が高卒になってしまうのは、メンタルやフィジカルに何かしらの障害があるからです。
若い人はTVを見ないから、WEBでも知名度を上げられるPRを何か考えてくれ、というのは大手企業から、ほんっとーに頻繁に言われる。
大手メーカーやエンド向けサービス業って、20、30代のシェアがどんどん下がっていて企業側も、一応は危機感を感じてはいるんだよね。
で、炎上上等のWEB PRをやる輩が後を絶たない。ちょっと炎上したぐらいじゃつぶれないとタカをくくってるのもある。
若者の○○離れが、ほとんどすべてのものに当てはまるのが象徴的だが、
カネがないから相対的に高い「国産大手」の商品への志向が低下してるのが大きな理由だと思うんだけどねー
一方で彼らは、若年層の雇用環境を良くしようとは全然思ってない。
大手はどこも、年が若いほど生涯賃金や企業年金の受け取り試算も相対的に下がってるけど改善する気なし。
ほんとばかばかしいよなーと思う
「親が貧しい子」は勉強でどれだけ不利なのか | 国内経済 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
http://toyokeizai.net/articles/-/179582
このブコメで「だから大学無償化!」って言ってるのあったけど、全員が大学行ったら行ったで結局はトップ大学とFラン大学の格差になるだけ。
下層では大学行った4年分、生涯賃金が減るだけの人が多くなるだけでは。
アメリカみたいに黒人枠、アジア人枠という分かりやすい区別つけられるわけじゃないけど、親が高卒枠、親が中卒枠、生活保護家庭枠、施設出身者枠、地方出身者枠でも何でもいいけどな。
昔から高校の就職担当教師は、生徒を騙そうとする地元の中小企業との戦い。高校に来て、高卒でも部長になれると宣伝していく中小企業採用担当者に、教師が手を挙げて「大企業で平社員のままのほうが生涯賃金が数千万円多い」と必ずツッコミ入れる。大企業における高卒は課長以上に昇進できない不文律があるせよ、今も生涯賃金は中小より多いのは常識だ。大企業がダメになる裏で中小は真っ先に潰される、アパレル小売外食福祉運輸は正社員の賃金が低く今後改善しないなど、現実を教えなければならない。”天職”や”向いた仕事”などという上からの指導方法を生徒にそのまま伝えてワープアにしてはならないのだ。
可能なら東大に入って東大卒になりたい人の内、本当に東大卒になれるのが100人に1人だとする。
どんなに仕事を選ばなくて、汚れと言われるような仕事や、国家公務員のような毎日午前様の仕事を選んでも、4億程度。
100人に1人の美貌を持った女性が、AV女優なり風俗嬢なりになったとする。
その生涯賃金は、3億どころじゃない。
月に10日程度しか働かなくても、10年程度で余裕で3億超える。
100人に1人の美貌を持った男性が、AV男優なりホストなりになったとする。
その生涯賃金は3億どころじゃない。
月に30日働いても、30年経っても3億は稼げない。
男性は、ホモものすべてオッケーの売り専になったとしても3億は厳しい。
これが格差。
まじめな話、高卒の初任給が基本給14万3千円だったのを僕は一生忘れない。
ちなみに、2000年ごろの話で、社会は不景気。次の年はさらに下がって13万8千円でした。
そう考えると、大卒にかかった費用が生活費込みで1,000万円だとしても・・・
僕が18歳から22歳までの4年間で稼いだ基本給の総額が900-950万円くらい。
大学に4年間いて入社時、高卒と大卒の差にはそれくらいあるわけだけど、これがだいたい年間60万円程度ずつ解消されていくことになる。
と、いうことは15年から20年でチャラになって、あとは大卒と高卒の生涯賃金は離れていくばかり。
学費については高卒なので知らないんだけど、生活費は就職していてもかかるし、なんなら付き合いもあってカツカツだろうとは思う。
*ブコメの人へ
『大卒の1000万円の借金』という表現について、高卒なもので詳しくは存じませんが、それが食費や被服費、遊興費など生活費全般にかかることであれば、就職している社会人にも発生しているので、考慮する必要はないと思います。いわゆる純粋な学費が1,000万円かかるのなら、あなたの言う通りです。
4月は着任4日目から授業って、どうやればいんじゃと悶絶。
4月も中旬になると慣れてきて、何が合っても「まあいいか」とおおらかな気持ちで仕事ができるようになったよ。
4月が下旬になると、サボりかたを覚えてきた。学生よ、ごめんねダメな教員で。
GWが終わって絶賛5月病を発症中です。もう明日は授業やりたくない、天気が良いから休講にしたいぞい。
「高専というものは大学でも高校でもない」と言われていたが、まあ確かにそのとおりだ。
しかし、高専ってのは高専と大学の線型結合だ。つまり、全く新しい何かではなく
(高専) = 0.7 × (高校) + 0.3 × (大学)
って感じだよ。
学生は一様に都会への憧れを抱いていて、これじゃあ地方の未来はないよなあとため息が出る。
卒研はニコ動の「やってみた」(技術部)が許される雰囲気なので、研究テーマ考えるのが苦手な自分にはハードルが低くて良い。
レベル高い研究室は、学会発表くらいまで持っていけそうな雰囲気。学会で高専生が発表すると微妙な雰囲気になる理由がわかった。
高専に来て、間接的に「大学のクソみたいな教育でも大学生を育てているのだなあ」と感心し
高専の1年生だって、卒業までには大きく成長してますよ。ただ、ゴールが違うだけです。
数学を捨てたエンジニアに未来はあるのか? と思うほど学力崩壊してる。
就職率は高く、なんだかんだで卒業までに職を見つけているから社会的には許されるのだろう。
しかし、コレまで当たり前のようにしていた会話
(後輩)「めんどくさいから、級数解法でやってみたら傾向がみれていいんじゃないスカ」
こんな感じの会話ができないのは辛い。
学生は「こまけえこたぁいいんだよ!」なんて言わないが、いつも何も考えず装置を使ってる。
こういう大胆さってときに大発見につながるからちょっと羨ましい。
飲酒を注意したり、遅刻学生に声かけてみたり、チャリの乗り方にイチャモンつけたり
月に一度の看守ごっこしてみたり、体育祭を盛り上げてみたり...
正直、この方面はあまり興味がないのでテキトーにやって楽しむぞと思っている。
博士課程への進学を投資として捉えれば、たぶん生涯賃金では回収できないだろうと思う。
だけれど、上司からプレッシャーをかけられたり、追い詰められたりしないので良い。
残業代がデないという噂は本当だった、残業の付け方さえ教えてもらえなかった。
チョットでも準備をしようと思うと、帰宅時間が20時を超えてしまうので、終末に向けて疲労が貯まる。
土日は寝てるだけ。これはつまらん人生だな。もうすこし早く退勤する方法を検討中。
てか、システムが基本高校だから朝は勤怠管理されるし勝手に休講出来ないのがつらい。
職場の外では先生として見ないでください。学問の手本くらいにはなれますが、人生の手本にはなれません。反面教師です。
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自分より優れたるものを自分の周りに置きし者ここに眠る。カーネギー
できる人ばかり辞めていく会社が研修費用を出すようになったら、さらに退職が加速したというお話「人事に聞かせたい」 - Togetterまとめ
「従業員にトレーニングをして、よそへ行ってしまったらどうするのか」という疑問に対するStanger氏の答えは、「従業員にトレーニングをしないで、彼らが会社にとどまってしまったらどうするのか」ということになる。
従業員の才能を爆発させるには「会社に人を長く留める」戦略を捨てる必要がある
ttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/gigazine.net/news/20171005-superboss/
「弱いつながり」理論でいうと、SNSでつながる友だちは、それこそFacebookの友だちが3,000人規模で、国内のスタートアップの経営者なら、たいていの人に直接または1hopでつながることができる。
ttps://s.nikkei.com/2vJsvYx
優れたマネージャーは自分より高い給与をもらう可能性のあるポテンシャルの高い部下を喜んで雇う
ttp://b.hatena.ne.jp/entry/www.masafumiotsuka.com/2015/11/the_peter_principle.html
人材は会社の資産として残らないが仕組みは会社の資産として永遠に残る
ttps://www.amazon.co.jp/dp/B010JM64M6/
ttps://employment.en-japan.com/engineerhub/entry/2019/11/07/103000
ttps://www.slideshare.net/yattom/ss-79372905
ttps://tinyurl.com/y8tkhuhz
ttps://bit.ly/2MylBjs
"競争優位につながるような戦略的なソフトを開発しようとするなら内製しかない。"
ttps://www.amazon.co.jp/dp/4822273784
ttps://medium.com/@kuranuki/aac6062adfb2
どの部分を汎用的につくり、どの部分をやっつけで作るか、そして、どの部分をパフォーマンス優先でつくり、どの部分を可読性優先でつくるか
(中略)
ソフトウェア開発とは、経営的意思決定の集積なのだから、経営的意思決定を外部の会社に委託するというのは、「経営を外部の会社にやってもらうようなもの」だからだ。
もっと言うなら、自分の会社の今後のビジネス的ポジションを、他社に決めてもらうようなものだからだ。
外注を出された会社は、そのソフトウェアが未来に実現するであろうビジネス的価値を犠牲にして、できるだけ少ないコストで作ろうとする。
ttp://fromdusktildawn.hatenadiary.jp/entry/20061003/1159869683
ttps://bit.ly/2JzCggZ
「ソフトウェア業界(特に受託開発業界)は、基本的に正直者が馬鹿を見る世界である。顧客が、保守性というソフトウェアの最も重要な品質を正しく評価できないという、情報の非対称性が存在するからだ」/分かるなぁ
「モダンな開発環境×技術顧問×内製化」Sansan×日経電子版 アプリ開発の最前線を語る夜
ボタンを1つ追加するだけで2週間。内製化によるスピードアップは必須だった。
「アプリ内にボタンを1つ追加するだけで、2週間の開発期間と、数十万円のコストが発生していました。それでは急な仕様変更に対応できないし、技術ノウハウも貯まらない。」
ネットサービスの肝は、開発にかける額の多寡というよりは、内製化するかどうかにあると思っています。
ローンチした後、そこからの追加・改善はものすごいスピードでやらなくちゃいけない。これは、内製体制でないと絶対に不可能です。
2017年1月、ネット証券大手のマネックス証券は証券基幹システムを刷新した。
お客様へ提供するサービスの開発スピード向上と、ノウハウの社内蓄積、開発コストの適正化を目的に、
(中略)
サービスの改善や新サービスの開発時に、ASPサービスの提供会社との会議に費やしていた時間を削減し開発のスピードアップを図ることで、競合他社への競争力を強化したいと考えました。
ttp://b.hatena.ne.jp/entry/s/quality-start.in/it-strategy/467
ttps://twitter.com/kanayang2009/status/129677947572465666
ttps://amzn.to/2ncDXrO
だから育てるんだ。
ABテスト デザイン OR ボタン OR 文言 - Twitter検索
外注でもA/Bテストでユーザの反応を計測してトライ・アンド・エラーでシステム開発ってできるもんなんだろうか。
できるとして、それって内製化した方がずっとクオリティ高くなるんじゃないの?
ttps://twitter.com/fromdusktildawn/status/874796380522336256
「外部委託すると細かい継続的な機能の改善が遅くなるので、自社採用でかなり優秀な人材をケチらずに採るべきだね。なかなか見つからなくても妥協せずに」ホリエモン
ttps://bit.ly/2QWMsoJ
外注はPDCAを回せないという致命的な欠点がある。ITスタートアップの感覚だと外注と内製には天と地ほどの差がある
ttps://bit.ly/2J5UCWQ
銀の弾丸ではないがリーンな開発は競争力の源泉。そのためにはPMFをコントロールできる開発チームが必須でそれは内製でしか達成困難。
ttps://bit.ly/2vkDd8E
正解に当たるまで回し続ける!3ヶ月で200回のA/Bテストから得た「意外な結果」とは
弊社のイベント一覧のページなのですが、単なるテキストの羅列のパターンと、リッチなレイアウトのものでテストすると、いつも必ずテキストの方が勝ちます。
海外テック情報局:eBayではダサいデザインのほうがコンバージョン率が高かった|gihyo.jp … 技術評論社
デザイナと口論したいのではなく,見たいのは数字とお客さんの利用例。
そして何がうまくいっているのか突き止めたい。
選択の科学 24種類のジャムを売り場に並べたときと、6種類のジャムを売り場に並べたときでは、前者は、後者の売り上げの10分の1しかなかったのです。
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エンジニアでないファウンダーは最大一人まででお願いします | On Off and Beyond
理由1:変更につぐ変更を重ねられるようにする
最近 lean startup なる考え方がはやってますが、これはどういうことかというと、
東大合格者ランキングは正しいのか?――常に分母は何かを考えよ
何事にも閾値はある。そこに至らなければ、意味がないという数字だ。
「頭のいい人が成功しない理由」という本に、閾値の話があった。
だれもが中途半端にやめてしまう。それでは足りない。閾値を越えない。
ttps://ameblo.jp/chimu841/entry-10036171360.html
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①内製
②外注
フラクタルなレモン市場問題|建築不動産クラスタ交流会の件その1
ttp://realtor-readyabooks.hatenablog.com/entry/20100515/1273919457
ttp://ledsun.hatenablog.com/entry/2016/02/28/014851
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/情報の非対称性
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/逆選抜
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/取引コスト
「探索コスト」
時給制(時間を売る)が生産効率低いのって自明だよなぁ・・相当ボランティア精神ないと時給制で効率よくやろうって気持ちにならないよね
でも拘束時間で金額を決めてしまっては効率化を目指さなくなるんじゃないか
ttp://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/194800390/comment/redhornet96
ttp://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/etomiho/status/872820182883762176
ttp://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/etomiho/status/872822997106565120
ttp://getlife.hateblo.jp/entry/2013/09/10/015011
見積もりが人日で工数を計算していると、実際にはそれよりも短期間で実装できても見積もり日数になるまで納品を待ったりすることはある。
納期よりもかなり早い段階で実際には完成しているにも関わらず、
エージェントが利益相反行動をしていないかどうか監視するためのコスト。
自身の行動がプリンシバルの利益追求にかなっていることを証明するために
ttps://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1212240292
ttps://twitter.com/search?q=rails%E3%80%80%E9%A1%A7%E5%95%8F
「顧問プログラマ」再考 - Rails 雑感 - Ruby on Rails with OIAX
ttps://www.oiax.jp/rails/zakkan/rethinking_of_adviser_programmer.html
ITエンジニア採用に欠かせない原則とは (1/5):IT人材ラボ
ttp://b.hatena.ne.jp/entry/s/itjinzai-lab.jp/article/detail/856
ttps://www.slideshare.net/fukumura1/fukuokarubykaigi-medpeer-ver1
【256人がリモートワークで回る仕組みを考える】後編
ttps://www.remotework-labo.jp/2015/10/interview_10/
美少女がいい大学に行った場合、将来有望な、生涯賃金の高そうな男と出会うことができる。体育会系の爽やか系のコミュ強者で英語喋れる男がいい。そこでさっさと股を開いて男をゲットしておく。有望そうなのを複数キープしておくことも大事。そして男がいい会社に入ったらさっさと中出しさせて結婚させる。自分はさっさと寿退社して専業主婦というイージーモードに突入。もしいい大学に行かない場合、生涯賃金の高そうな男と出会うことがそもそもできない。人生イージーモードにしたいならいい大学に入っていい男に股を開くべきだ。
また、大学で知り合うことがなかった場合でも、いい大学に入っておけばいい会社に入りやすい。というか美少女かついい大学なのだからいい会社に入れる。男性社員の結婚相手要員として。入ったら将来出世しそうな男を探し出してさっさと股を開く。そして妊娠して結婚させる。寿退社。これで人生イージーモードに突入できる。
とにかくいい大学に行けば金を稼ぎそうな男に出会える確率が上がるし、いい会社に入れば生涯賃金の高い男に出会える。そいつらをゲットしたら人生イージーモードに突入して、あとは家事や育児をしながら暇つぶしに小遣い稼ぎでパートでもすればいいだけ。子供が大人になって自立したらあとは死ぬだけ。人生イージーモードでうらやましい。毎日奥様たちと2000円のランチしながら夫の愚痴を言ってればいい。
ちょいブサなら需要はあるが、ドブスに需要はない。したがって自分で稼いで生きていかなければならない。寿退社という奥義は使えないのだ。
ドブスが一生働いていこうと思うならいい大学に入っておかねばならない。もちろん高卒でもパートは見つかるが、それで一生一人暮らしはかなり生活がきつい。ドブスは一生孤独なのを若い段階で悟って、努力していい大学に行くべきだ。そしてまあまあの会社に入って出世もせずに淡々と働いていく。
親が死んで一人になったらペットでも飼うといい。ペットを飼うにはお金が必要だ。そのお金を稼ぐためにはまあまあの会社で働いている必要がある。高卒パート独身ではペットは飼えない。ドブスが勉強していい大学に入るのは当然のことだ。
お前らは勝手にしろ。どうせ適当に生きて適当に死ぬんだから。イージーモードに入りはしないが、かといってベリーハードにもならないだろう。適当にくだらない男見つけて適当に結婚して適当にブサイクな子供産んで適当に死ぬ。そういう人生だ。お疲れさん。
大卒の人が大卒は正しいと喚く記事を読んで、学歴コンプレックスっていうコメントを見たわけだけど、これって学歴コンプレックスとは違う何かじゃないかなあ。
抽象的なはなしだけど、多分その記事の筆者は(そして多くの人は)「幸せが確定するチケット」を求めていて、この20年位、それは大卒の肩書だと思われていたし、購入者もそう信じていたのではないかな。
彼が記事の中で肯定しようとしたのは「大学卒業資格は人生を幸福にする」ということそのものではなくて、「過去自分が行ったチケット購入判断は間違っていない」ということなのだとおもう。
彼が守ろうとしたのはは「大学卒業資格は人生を幸福にする」という事実ではない。もちろん「幸福」ってのは主観的なものなので、統計で一刀両断にはできないんだけど、経済的な側面で言えば、大卒資格者のほうが高卒資格者よりも、生涯賃金が大きくなるというデータが有るのでそれですむ。示す必要すらなくて、彼自身がその統計を見て「そうだな」と思えばそれで済むので、そもそも記事を書く動機にはなりえない。
そういう経済面に限れば、大学卒業資格というものが、100%確定ではないにせよ確率論的にはある程度効果のあるチケットだったっていうのは有る。しかしそれは同時に、「確率論的」「ある程度効果のある」にすぎないわけでもある。「それを購入すれば購入者は確定した幸福を保証される」わけではない。効果の程は購入者によって程度の差がある。
(そもそも大学というのは研究/教育機関なわけで、そこに「幸せ」なんて主観的な、しかもチケット一枚で生涯を保証するようなものを求められても、大学側は「知らんがな、困るがな」でしかない。この件で大学が悪いわけではない)
筆者が守りたかったのは、「俺は大学を出て幸福だ」という以上の、もっと広範な「大卒チケットを購入した人間は幸福になれる」という「世界観」だったのではないか。それはすなわち「過去自分が行ったチケット購入判断は間違っていない」という保障でも有る。もうちょっと踏み込むと、「攻略法Xを実践すれば人間は幸福になれる」みたいな思想なんだとおもう。そして、これは、すごくわかる。
人間は日々を生きる上で脳みそ空っぽで生きるのは難しい。どうすればうまくいくか考えちゃうし、試行錯誤しちゃうし、うまく行けば嬉しいし、失敗すればなにが悪かったか考えてしまう。「セカイには攻略法が有るはずだ」って思想は人類進歩において巨大なアドバンテージだった。それは、自然科学分野においてはおおむね正しい。背景には物理法則があって、同じ入力には、同じ出力が返ってくる。技術研鑽や職人的な人生においても、概ね正しい。そういう態度で経験を扱えば、一定の知見が得られる。
だから「攻略法Xを実践すれば人間は幸福になれる」みたいな思想はすごくわかるし、自分を点検しても、この類型は形を変えていくつも発見できる。
でも実際問題、本当にこれが正しいかって言うと、ぜんぜんそんなことはない。人生という関数は入力が同じでもその個人ごとに出力がぜんぜん違うようだ。そもそも「同じ入力をする」ということ自体が人知では制御できないほど難しい。双子なのにぜんぜん違う人格になったり将来を迎えたりするわけで。人生という巨大関数はすくなくともワンチケットでフリーパスになるほどちょろいものではない。信用できるデバッガもない。
でも、その事実はかなり痛みを伴う。「人生に攻略法がない」というのは(もちろん確率論的にだが)「どんなに頑張っても不幸にしかなれない人間が存在する」ということを意味するからだ。
(※もちろんこれは一部宇宙の事実と異なります。瞑想とジョギングと野菜はすべての人生を攻略します。Yes、ぶくまますたー!)
そんなわけで、件の記事はなんだか悲鳴のようにも聞こえた。「この世界に攻略法は有るよ、ぼくらが幸せになれるチケットは実在するよ! ボクの過去の努力コスト支払いは間違ってなんかない! なぜならボクはいまそのチケットで暮らしているからだ!」――あの記事で筆者が説得したかったのは、誰より筆者自身だったのではないかと思う。
同様の光景はあちこちで見ることが出来て、それが先鋭化すると、論理が逆流を始め「(大卒資格が幸福チケットであるという)世界観を守るために、高卒以下の人間は不幸でないとならない」な方向に拗れてしまう(連中は全員DQNみたいな発言)。そうなると地獄の二次生産だ。だがどちらにせよ、それは学歴コンプレックスと言われているものとは、隣接しているけれど、もっと何か違うものなのじゃないかと思う。
28歳。東京で働いているOL。まともな会社の正社員でそれなりの待遇。
恋人とそろそろ結婚しそう。恋人もまともな会社の正社員でそれなりの待遇。
いい歳なので子供は5年以内に産みたい。でも、めちゃくちゃ怖い。ビビってる。
いまの仕事は気に入っていて、もっと精進したい。会社にも世の中にも貢献したい。
新しいことにもチャレンジしたいし、仕事を通して世の中の変化に寄り添っていきたい。
産休に入ったら、復帰できたとしても同じポジションは無理だろう。
それどころか、東京にいる限り保育園が見つからなくて、会社を辞めないといけないかもしれない。
恋人も同じように楽しみながら仕事に打ち込んでいるし、在宅で出来る仕事じゃない。
私もそう。実家はお互い東京から遠く、両親に頼るのは難しそう。
地方に転職するとしても、どちらもそう世の中に沢山ある職種じゃない。
真面目に生涯賃金の計算をすると、私が恋人より稼いで一家を支えるのは難しそう。
計画を立てようと考えるたびに目の前が真っ暗になってくる。
私が仕事に執着をなくし、家のことを全部やる専業主婦になれば解決しそうに思えるから。
私はこれまで頑張ってきたこと、築いてきたつもりのものを捨てて、
「◯◯ちゃんのお母さん」という名もなき存在にならないといけないんだろうか。
じゃあ就活頑張らなきゃよかった?仕事を頑張る必要もなかった?
お母さんになる貯金のために働いてきたんだろうか。
出家でもするみたい。
ひとりの社会人のつもりで、世の中の一員のつもりで働いてきたけど、
そんなのちゃんちゃらおかしくて、女は子供を産むのが本当の仕事だったのだろうか。
じゃあ最初から私に人権があるかのように教育して欲しくなかった。
二人ともバリバリ働いて、出世して、世帯収入は1000万を余裕で超えている。
でもやっぱり私は子供が欲しい。でも恐ろしい。
この国は死んでいくんだろうか。その中に突っ込んでいく勇気がない。
満を持して、現在進行形で都内某区で保育行政に関わっている私参上。身バレが怖いから自己紹介はこれだけで。
流石にこんな記事が「保育園攻略wiki」的に流通してしまうのは関係者として困るので、現場から言わせてもらう。
元記事での増田の「保活」はあまりに突っ込みどころ満載なので個別に言及はしません。
ただ、この記事を真に受けて何度も来られても仕事の邪魔になるだけですのでやめてほしいのです。
はっきり言いますが「迷惑だから何度も来るな」ということです。
私らの仕事を暇だと思っているんですかね?忙しいんですよ。それなりに。
それにね、区によってバラつきはありますが、毎年500人とか1000人とかいるんですよ?1つの区で毎年新しく入所を希望する子どもは。
その親が全員「ごあいさつ」なんかに来てみてください。それも何度も。自分の本来の仕事、その都度中断しなきゃなんですよ?
はっきり言いますが「用も無いのに何度も来るなクソが!」くらいに思いますよ。ホントに。
むしろ「書類だけ出して(しかもきれいな字で、添付書類も完璧で、こちらの仕事を余計に増やさない人、最高!)その後一切来ない」人の方が好印象なくらいですしおすし。
もちろん私らも仕事ですから、何度も来て仕事の邪魔をしてくれるクソみたいな親御さんでも、入園審査の際は「公平に点数のみであくまで公平に」割り振りますがね。
それからこれも声を大にして言いたいのですが、出産直後の子どもと母親を連れて区役所に来るなんて論外です。
子どもや母親の体も心配ですし、仕事の最中に呼び出されて「産まれました!」とかやられても「はぁ」としか。
というか、はっきり言って心象としては「最悪」の部類です。気を付けてください。産まれて間もない赤ちゃんを連れまわす。これ、親として駄目です。
私らは保育行政の人間として「子供への虐待が疑われる家庭には特に注意する」習性がありますので、下手するとそっちのリストに入ります。入園前から。
保育園の入園にあたって必要なのはあくまで書類であって、赤子の現物確認とかしませんし必要ありませんので。
ただ、「賄賂はあまり利かないのでやめておけ」という増田の意見だけはありがたいので皆さんで共有してください。
私らも目先の小銭(しかもバレたらボッシュート!)だけで今後の生涯賃金と積み重ねてきた退職金を失うのは勿体ないので。
まぁ実際に何があったかは増田の区の入園手続きをした関係者だけが知っていることなので断定はできませんが、それでも現場感覚としては
「増田の子どもが第一希望の園に入れたことと、増田の努力には何の関係もない」
です。
て言うかですね、皆さん、少し冷静になったところでもう一度増田の記事を読み返してみて下さいよ。
あの記事に書かれた増田の「保活」、本当に意味があるものがあると思えます?
「男女平等は実現されているか」は何について平等なのかを指定していないわけで、テーマとしては粗すぎる。
ので、何が平等なのかについて補った上で、もう少し分解して考えてみることを勧める。
はたまた男女の「参政権・社会的な発言権」の平等・不平等というのもあり、それぞれで論点や現状の課題が異なってくる。
ちなみに「法の下の男女平等」という場合は、最後の参政権や基本的人権についてのテーマを指すことが多い。
ただし基本的人権というものがからんできた場合もう少しテーマは細分化されて、各論で考えなくちゃならない。まあそれをやればやるほど発表なりレポートなりの分量は増すだろう。
だが、全部いっしょくたにすると、漠然とした、ステレオタイプに基づいた答えしか出てこないのだけは確かだ。
戦前の日本社会での、男女平等(この場合、女性の職業選択や家庭への帰属を決める自由の担保)の促進要因というか抑制要因というのかが、新聞の身の上相談の読者の声にどのようにあらわれているのかについては、このサイトが参考になるかも → http://www.satani.org/sur/sur090.html