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2023-03-21

anond:20230321231037

別に作品を作りたいわけじゃなくて、AIのものがどこまで書ききることができるのか試したいだけなので…

なんとなく絶望的な文章自体は書けそうなのに、途中で別の制御が入ってなかったことにされてる感があるのが歯がゆい

2023-03-13

家族がずっと入院をしている。

病状が切迫しているにも関わらず、

コロナ禍で看病どころか、お見舞いも差し入れもできなく、苛立ち歯がゆい日々を過ごしている。

何度となく病院とのやりとりをしているけれど、面会さえなかなかできない。、

以前からドラマをみるのが好きで、ストレス解消にもなっている。

だけど、ここ数年のドラマ内で入院シーンで、病室に当たり前のようにお見舞いに行ったり、家族が看病していたりすると、とたんにどうしようもなくなる。

ドラマ内はコロナのない世界線とはいえ入院のお見舞いシーンはつらい。

2023-01-11

anond:20230111091508

歯がゆいね…

酷いことをする人間性別に関わらず悪いんだけど、属性によって問題が複雑になる。

どちらの側にも極端かつ「利用する」輩が話をややこしく暴力的にしていて腹が立つ。


性別役割レッテルを貼るような文化が早くなくなりますように…!まだまだ過渡期なんだろうなと思う…

みんな思いやりもって、個々の事実を見ていこう…

2022-10-25

anond:20221025101514

胡耀邦さんが民主的で偉大な人だったからな

その愛弟子である胡錦涛さんもそのマインドを受け継いだのだろう

オープンマインドだった 胡耀邦趙紫陽時代藤村 幸義)2011年4月

最近中国経済発展こそ著しいが、自由闊達雰囲気はあまり伝わってこない。それどころか政治民主化は遅れ、メディアへの規制は強まるばかり。経済面では国有企業勢力が再び増している。なにか時代に逆行している印象もある。

これまでの経済発展方式を転換すると言いながら、実際には大胆な改革に踏み切れずにいるのも歯がゆい改革・開放政策に着手してから30年余り。中国はいまいちど、この政策に着手したころ、胡耀邦趙紫陽リーダーシップをとっていたころのオープンで溌剌とした雰囲気を思い起こす必要があるのではないか

胡耀邦に初めて会ったのは、北京空港だった。筆者が特派員として北京に赴任してまもない1979年の半ばころだったと記憶している。すでに前年末の党中央委員会議で、中央政治局委員・党中央宣伝部長への就任が決まっていたが、我々外国人記者の前には姿を見せていなかった。

背が低くて頭は三分刈りくらい、なんとも貧相な男が、突然筆者の前に姿を現した。にこやかに笑っている。すぐに、これがあの胡耀邦だと分かった。つまり、筆者が復活後の胡耀邦の姿を見た最初外国人記者だったのだ。気がついた他の記者たちが寄ってきて、たちまちのうちに人垣を作ってしまった。

胡耀邦経済シンポ開催を

その後はとんとん拍子で出世していく。1981年6月に華国鋒のあとを継いで党主席就任した(1982年9月には党主席制の廃止に伴い、新しく導入された総書記就任)。

筆者がその自由闊達な人柄に直接触れたのは、1984年6月、日本経済新聞社人民日報との交流スタートさせ、北京取材代表団を送り込んだ時だった。人民大会堂で、胡耀邦と会見するチャンスを与えられた。初めて会った時の貧相な感じは消え、頭髪も長く伸ばし、威風堂々としていた。

中国首脳との会見では、相手側に一方的に喋りまくられ、こちから質問するきっかけを作りにくいのが通例だった。しかし我々は違った。儀礼的なあいさつは最小限にとどめ、日本経済新聞社の初代北京支局長だった鮫島敬治氏と筆者がタッグを組んで、次々と質問を繰り出した。

これに胡耀邦も応えてくれた。会見は予定時間を大幅に超え、1時間半にも及んだ。「今後10年間に外国から500億ドル外資を導入してもいい」と、手に持った鉛筆を振りかざしながら、対外開放に積極的姿勢アピールした。

このやりとりがよほど気に入ったらしい。最後胡耀邦は、同席した人民日報の秦川社長の方を向いて、「ことし秋に人民日報日本経済新聞が共催してシンポジウムを開くように」と指示したのだった。秦川社長も驚いた様子だったが、すぐに同意し、その場で日中経済シンポジウムの開催が決まってしまった。

かくて1984年11月に「中国の対外開放政策日中経済技術協力」をテーマにした日中経済シンポジウム北京で開催された。筆者は当時、国際部デスクだったが、数カ月ほどその仕事を離れ、シンポジウムの準備にかかりっきりになったのを覚えている。シンポジウムパネリストには、いま日本航空再建に采配を振るっておられる稲盛和夫京セラ社長(当時)にも加わってもらった。

シンポジウム終了後には、胡耀邦と再び会見できた。年に2回も会ったことになる。メディア単独で年に2回も中国首脳と会えたというのは、異例中の異例だった。

胡耀邦はこの時、韓国との直接貿易について「南北交流の進展を見ながら」との条件付きながら開始を示唆した。いまや中韓貿易は大きく発展しているが、当時としてはかなり大胆な発言だった。我々との2回目の会談胡耀邦も気を許したのかもしれない。

胡耀邦は1987年1月に総書記を解任されるが、日中経済シンポジウム継続され、1988年11月北京で第3回目が開催される。この時に会見したのが、胡耀邦の後任として総書記就任した趙紫陽だった。

●会見でビールを飲んだ趙紫陽

趙紫陽胡耀邦に負けず劣らず、あっけらかんとしていて、オープンマインドだった。ブルジョワ的との批判を恐れずに、いち早く背広を着こなし、ゴルフ場にも通った。

ある時、明の十三陵近くのゴルフ場趙紫陽とばったり顔を合わせたことがある。アウトの3番か4番だったろうか、ゴルフ場スタッフが駆け込んできて、「中国の偉い人がプレーするので、ちょっと待っていてほしい」と要請された。しばらくすると、趙紫陽がパターを手にしてやってきた。せっかちな仕草で、最後までボールを沈めずに、次のホールへと移動していってしまった。

会見では終始、ハイテンションだった。すでにこの頃になると、批判勢力攻撃さらされ、趙紫陽政治立場はかなり苦しくなっていた。会見が始まって間もなく、趙紫陽付き人ビールを持ってくるように要求した。外国人との会見で、中国首脳がビールを飲むというのは、おそらく前例のないことだろう。約1時間の会見中にコップ2杯を飲みほした。ビールに力を借りなければ、思い切ったことも言えなかったのであろうか。この会見の半年後に、趙紫陽天安門事件からんで失脚してしまう。

改革に前向きだった両首脳

胡耀邦失脚の際に、日中経済シンポジウム開催を独断で決めてしまたことが失脚の一つの理由になった、との報道もあった。しかしその後もシンポジウムは隔年開催で続けられ、日中交流の促進に役割を果たした。

胡耀邦趙紫陽ともに、中国の古くから悪弊を取り除き、新しい枠組みを作り上げようと一生懸命だった。やや性急なところがあったにせよ、常に前向きの姿勢を失わなかった。

中国はいま、経済成長の維持、インフレ抑制投資から消費中心への構造転換、という3つの難題に直面している。ところがこの3つの中で、どうしても優先しがちなのは経済成長の維持である。国際金融危機に際しても4兆元という巨額の財政投入によって、成長率を維持しようとがむしゃらになった。

その結果、GDP日本を抜いて世界第2位となるなど、世界から大いに注目を浴びたのだが、半面でその後遺症ともいえるインフレに手を焼いている。ましてや、投資から消費中心への構造転換になると、対策が後手に回りがちで、ほとんど効果をあげていない。胡耀邦趙紫陽のあの改革へのチャレンジ精神いまいちど、思い返すべきだろう。

特に胡耀邦清廉潔白なことでも知られていた。昨年4月、人民日報温家宝首相執筆した、胡耀邦評価する論文掲載している。その中で温首相は、「70歳を過ぎた胡耀邦が、食事睡眠時間も惜しんで人々の暮らしぶりを知ろうと、対話などに努めた」と胡耀邦地方視察に同行した時の思い出を披露している。暖房が効かない宿舎に泊まって風邪をひき、高熱を出したが、それでも仕事を続けたという。胡耀邦がいま存命ならば、腐敗・汚職蔓延している最近中国政治に何と言うだろうか。

ふじむら・たかよし 1944年生まれ 67年日本経済新聞入社 北京特派員 論説委員などを経て2000年退社 現在 拓殖大学国際学部教授 著書に『老いはじめた中国』(アスキー新書)『中国の世紀 鍵にぎる三峡ダム西部大開発』(中央経済社)など

2022-10-13

anond:20221013202158

フィクションにマジに影響受けちゃう系の奴はいるにはいるけど

そういう奴らに限って基本ノーダメージ(発狂するけど反省はしないし)だしな

そういう奴らに堪忍袋の緒が切れたのか「三次元に持ち込むな」が「そのもの差別なので規制しろ」に変わるのはよくある

ただ結局それでダメージ喰らうのはフィクションの影響力を認めながらもしっかり三次元に持ち込もうとしない人ら

理想は影響受けちゃう奴と規制派の対消滅だけどそうはならないのが歯がゆいわ~

2022-10-11

anond:20221010235242

全くだね。

社会全体の利益を損なってでも敵討ち、成敗を優先させたいっていう執念を感じさせる。

もうこれ、犯罪者の思うツボすぎて歯がゆい

2022-09-27

小説などの描写イメージできない :追記あり

旧字で旧仮名使いの古い本を読むわけでもないのに、どうしても活字の本の中での描写が頭の中でイメージしきれない。

読めない本の種類としては圧倒的に小説が多い。

技術書解説書などは問題がない。

一番の問題は、風景などの視覚的な描写を頭の中でしっかり思い浮かべるのができてないことだと思う。

知識が足りてないという事もあるし、ひとつひとつのパーツは理解できてもそれを頭の中で映像化するのが難しいのだ。

例えば

私は墓地の手前にある苗畠の左側からはいって、両方に楓を植え付けた広い道を奥の方へ進んで行った。 するとその端れに見える茶店の中から先生らしい人がふいと出て来た。

夏目 漱石こころ」より

夏目漱石はかなり分かりやすい素直な文体作家だと思うけど、自分にはこういったちょっとした描写ですらイメージするのが難しく感じる。

墓地は思い描ける、苗畑は普通の畑とは違うのか?と不安になったのでググった画像で補完するがまあ大丈夫

楓、広い道、茶店、どれも単体では想像できるけど、問題はこの光景俯瞰で見えない、地図のように絵を描こうとしてもかけないのだ。

まず「左側」でつまづいて、苗畑と広い道の位置関係もわからない。

漫画ならこれらが全て背景絵として描かれてると思うので、なんの引っ掛かりも感じないだろうと思う。

小説だと光景を事細かに描写する必要もない場合もあるわけで、そういう時はある程度読者が好きにイメージすればよいんだけど、自分場合まり曖昧しかイメージできなくてその場面の全てがぼんやりしたものになってしまう。

小説自体は、場面ごとの描写がはっきりと頭の中で映像化できてなくても読み進めることはできる。

でも頭の中で映像化されていないとぼんやりした空間登場人物がそれぞれ現れるだけという味気ないものになる。

から頭の中で映像化できないことがとても歯がゆいのだ。

ミステリー小説なんかでトリックとして建物構造だとかが描写されてる時もだいたいよくわからない。

特に空間把握能力が著しく欠けているのかなとも思う、実際地図を読むのは下手だし方向音痴だし。

ただそれだけじゃなくてちょっとしたディテールとかも掴めない事が多いし、それが気になって中々先に進めなくなったりする。

小説の中で描かれる描写が、全部ちゃん自分の頭の中で思い浮かべることができたらどんなにいいだろうと思う。

でもどうしてもそれができなくて、結局集中しきれず最後まで読みきらないことが多い。

子供の頃からまり読書はしてこなかったし、漫画ばかり読んでいた。

今は漫画はたくさんあるから漫画でいいじゃんと開き直ってもいいんだけど、やっぱり小説もっと読み込めたら楽しいんだろうなと思う。

なにか特訓の方法などあるんだろうか?

小説挿絵を描く人ってどんな風にして描いてるんだろうか?


追記

コメント色々ありがたい。

一番驚いたのは「そこまでイメージする必要はないのでは」という意見が多いことだった。

みんな小説など読んでる時は頭の中である程度具体的にイメージしながら読んでるものだと思いこんでいた。

ただ、言われてみれば登場人物の顔はおぼろげなまま読んでるのにそこは気になってないとか、自分の中に矛盾もあることに気づいた。

ファンタジアではないかという意見もあり、初めて知った言葉だけどこれも興味深かった。

自分がアファンタジアかどうかは分からないが、記憶イメージとして思い出すことはできるので、そういうのとはちょっと違うのかもしれない。

2022-09-16

ポリコレ」より「ポリコレ嫌い」が苦手

私は「ポリコレ嫌い」が苦手だ。

私と似た観測範囲を持つ人はこの一文で過不足なく伝わるであろうが、もう少しだけこの背景を共有したい。

ポリティカル・コレクトネスという考え方は、社会構成するあらゆる属性の人々が、その属性によって不愉快に感じたり不利益を被らないようにしようという理念である

なるべく多様な人を包摂するような視野表現しようということだ。

どういうわけかこの「ポリコレはいわゆる「オタク」と呼ばれる人たちにおよそ蛇蝎のごとく嫌われている。

何のオタクか?と問われると明瞭な回答を与えることができないのが歯がゆいが、おそらくアニメゲーム映画等に関心を持っていて、積極的ソーシャルメディアで語り合う人たちと言ってもいいかもしれない。

そして、私はこの「オタク」による「ポリコレ」の嫌いかたが苦手なのだ

その嫌いようといったらまるで「ポリコレは倒すべき外敵、屈してはいけない」というような具合なのである

西洋的な風貌アートスタイルは「ポリコレに屈している」。

マイノリティ属性を持つキャラクターが登場すると「出たよポリコレ」。

ポリティカル・コレクトネス無謬理念であるとは言わないし、理念実装にあたってプラクティカル問題が起こり得ないとも言わない。

極端な話ではあるが、例えば「日本田舎中学校」を描く作品アフリカ日本人と中国系日本人とヨーロッパ日本人とアイヌ民族琉球民族大和民族の全てを出演させなければポリティカルインコレクトであるとするような言説は、私の感覚では受け入れがたい(し、皆さんもそう感じるのではないかと思う)。

けれども、私の目に映る「ポリコレ嫌い」の批判はそういうことではないようなのだ

私には「マイノリティ描写されること自体からポリコレ連想して、それに敵愾心を燃やしている」ように見えてならない。

先ほど挙げた「マイノリティを描かなければならない」という理念とは対象的に、「マイノリティを描いてはならない」という理念にすら映る。

おそらく私は、「ポリコレ」という「倒すべき外敵」に抱かれる敵愾心と、それに対する無自覚が苦手なのだと思う。

無邪気に使われる「ポリコレに屈した」という表現にも「負けてはいけない外敵に負け折れてしまった」という含意があり、屈折した被害者意識を感じてしまう。

ポリティカル・コレクトネスと向き合うことを避け、漠然とした怒りの感情を「ポリコレ」に仮託していると感じてしまう。

とにかく、鬱屈としているのだ。

改めて明言したいが、ポリティカル・コレクトネスというのは上でも述べた通り無謬理念ではないと思う。

しかし、誰もがその属性によって必要以上に傷付けられない表現を目指すという素朴な理念自体は間違ったものではないだろう。

実装にあたって様々な問題が起こってしま理念自体陶冶していくためにも、我々はポリティカル・コレクトネスから顔を背けず向き合うべきなのではないだろうか。

安易冷笑するな。社会構成員として一緒に考えていこう。

2022-09-09

anond:20210419034900

他人任せの同人女ジャンルを潰す」の増田を書いた者です。

一年以上も前に書いたものが今更プチバズるとは思っていませんでした。

増田に反応いただいているコメントを見て、考えさせられることが多く、補足の意味も込めて、ふたたび増田を書いてみました。

しかなりすましとか言われそうで怖い)

◎「他人任せの同人女」について

何もしないけど企画してもらって感謝してますって言ってる人が「他人任せの同人女」=自分と考えている人が散見してました。

私としては企画に対して「口だけだして手は出さな人間」=「ジャンルを衰退させかねない他人任せの同人女」というつもりで書いてました。

参加してくださる人、お礼を言ってくれるはそれだけでもう嬉しかったです。

トゲのある書き方になってしまたこと、今になって後悔しています

しかった言葉より、辛かった言葉のほうが思い出に残ってしまったのは自分の受け止め方も悪かったなと思います

専業主婦のくだり

ここも読み返すと失礼な書き方だったと反省しています

A×Bのプチオンリー主催時、学生時代専業主婦の母が同じように家族特に家事をまったくしない父親祖父)の態度に怒って家出したときの思い出を思い出していたので書いたくだりでした。

あのときは何かをしてくれる人に甘えていたらいきなりいなくなることもあるんだとショックを受けました。

◎「他人任せの同人女」が出没するジャンル

実は今そこそこな規模のジャンルにて活動しております

A×B一強だったあのときとは違って、登場キャラが非常に多い作品なのでカップリングがたくさんあるジャンルです。

もうなにか企画主催する気はないのですが、お友達主催WEBオンリーのお手伝いを裏でしたりしています

反応の中に「特定カップリングが強いジャンルだと「お客様」が多いのでは」というものがあったのですが、普通に友達のところにも多かれ少なかれ「ご意見」が来ているので、ジャンルの規模やカップリング関係ないのかなと思いました。

しろ当時よりも過激な「ご意見」が来てたり、その「ご意見」がきっかけで炎上しかけたりしていて、今も昔も変わらないなと思っています

しかしたら匿名ツールを置いてると、そしてそれに律儀に反応してると「ご意見」が来やすいのかもしれないと思いました。

でも非匿名でも「ご意見」はきますし、無視したら無視したで粘着されたりもするのでなかなか難しいですね。

過去経験もあるので、なるべく主催をしているお友達のお手伝いや話を聞いたりしてますが、それくらいしかできなくて歯がゆいです。

主催負担を知らないことによる「ご意見

プチ主催後に親友愚痴っていたときに、企画の大変さや工程やかかった費用を知れば「ご意見」を出さないのではって言われたんです。

簡単に書くと、プチオンリー開催の仕事って、

イベントの内容検討、協力者への打診

イベント用のイラスト準備

フライヤー準備、配布

イベントアンソロを出すなら参加者への打診

アンソロ編集

・赤豚さんへの各種申請

参加者さんへの連絡、問い合わせ回答

SNSでの告知、サイト整備と更新

・当日の取り仕切り

なんかがあるんですが、これらの費用自己負担です。

アンソロなどで経費回収する場合もありますが。

でもこの工程を「私こんなことするんですよ!」って言ってまわるのも難しいですよね。

最悪の場合、大変ぶってるってなりかねないし、他の火種を生みかねないなと。

なので、何かを主催企画する人は色んなことをこなしてくれているんだって想像してもらえるといいのではないかと思います

◎世の中にいる「他人任せ」で口を出す人たち

反応で、コスプレの併せ主催や、ほかイベント主催をされた方からも、わかる、みたいものがあったのですが、ですよね!?と。

会社で毎年社内イベントがあるのですが(具体的なイベントを出すと身バレするので伏せます)、毎年幹事をやらされてます

そして集金とか手伝ってくれる同僚さんはともかく、何も手伝ってくれない社員さんやパートさんが一番文句が多いんですよね。

どこの界隈でもこんな感じでつらいです。

幹事任されやすい人っていうのはいる気がします。

◎なんでT○KI○と、麦?

年齢を推測されてしまいそうですが、実は飛べ!イ○ミの頃から推してるからです。

ラーメン作るの?どこから?麦でしょ!ネタ定番ネタだと思っていたので受けてびっくりしました。

色々ありましたが、T○KI○のことを皆さんもっと応援してあげてください。

よろしくお願いします。

最後に。

プチオンリーですが、主催として至らないところもあっただろうし、増田で当時の恨みつらみを書いてるのもかっこ悪いとは思ってます

ただ最近WEBオンリーなども増えてきているので、主催はやりたくてやってるんだからいいじゃんっていう風潮が減るといいなと思います

もちろん同人イベントだけではなく、飲み会会社イベント、そういうもの幹事をする方にも敬意を払えるようになりたいなと思いながら〆ます

ありがとうございました。

2022-08-21

anond:20220821131432

オタク他人趣味理解示すスキル低めってのは正しい。

あくまでも自分他人を切り分けるスキルがあるかどうかもそうだろう。全部相手に合わせてりゃそりゃうまくいくだろう。

けどさ?全部相手に合わせて歯がゆい感じの生活なんて楽しくないわ。そして合わせないとならないのは、好きなものが遠いほどでかい

まあどうせ一人捕まえたらいいのだから別の女探すだけ。

2022-07-02

anond:20220701232737

やっぱ漫画漫画家ってすごいなと思った。

一人で思いついて、考えてぬいて、助言はもらいつつ、いやでも自分はこうしたいからって作画キャラデザ原画作監までトータルで行い責任をもって世に出す。

それがヒットしたからこそ、テレビ局の金儲け題材に選ばれて、最初安全策として原作そのままアニメに起こす。

それがヒットしたから、今度はキャラだけ借りて、これでなんかいいかんじにやってくださいが始まる。

でも脚本かくのは、あくま仕事として割に合う範囲の働きで、「テレビ局(◎委員会)の偉い人」の及第点を提出できる人間

コンテをきるのは、脚本みてコンテだけやればいいやつ

原画かくのは、コンテみて原画だけやればいいやつ…

って

脳がバラバラなんだもん、そら原作ベースと同じものなんて絶対ムリだよ。

どうしても成功させるなら、全員同時に原作を読み込んで、微妙解釈のズレまで合わせて、原作者に問い合わせて解像度あげて、深い理解をするしかないんだけど

給料でそれをやるには多分時間が足りないんだろうな。

お前のほうが精通はしてると思う。

ただ映画作りって「言われたことを期日どうりにこなす人」が何千人と揃わないとできないんだよね、歯がゆいね。

2022-06-12

YouTuberが上手そうにビール飲んだ後、「このお酒はこういうところがいい」という話を聞くたびに歯がゆい

私はお酒が全く飲めないのでお酒は全部不味い。

アルコール度数が低いほどマシ、という判定しかできない。

2022-06-06

anond:20220601214919

>男の仕事を楽に容易に軽くする

やーこれほんと大事

男女平等のためには「女性への不当な扱いの撤廃」と同じくらい「男性マッチョイズムの解消」を同時に攻めなきゃだめだと思う

まり腕力無意味世界づくり」になるのかな増田意見では

そうすれば今はフェミを叩くのが唯一の趣味って男性も、楽になると思うんだよね…

男、モテなくても稼げなくても腕力なくてもイケメンじゃなくてもいいんだよ

泣いたって愚痴いったってピンクきたってアニメ女の子しか可愛いと思えなくていいんだよ

それらを恥とする文化もなくしていきたい

ただ、女性差別は割と雇用(金を稼ぐための手段)に絡む問題が多いから(なんで女は出世させないのか、医大入試で減点されるのか、採用の見返りに抱かせてを言われてしまうのか、通勤中に痴漢されるのか、それらの問題が常に男→女で大量発生するのか、女→女や女→男、男→男では、圧倒的に同頻度で発生しないことを認めて一緒に怒ってくれないのか)

経済的格差って、精神面のケアより急務とされがちでね…歯がゆいと思うんだけど

ほんとうの意味フェミニストは「誰であろうと軽視しない」を軸に置いてるはずだからカッカせずに協力してほしいです

男性同士の同調圧力について女ができることは正直少ないか

ソッチの中でやれるだけやってみてくれないか、という気持ちがある

2022-05-01

せどりコンビニと同じと言われた

せどり転売だよ、良くないよと言ったら「コンビニと同じだよ」と返された。

けがからない。

曰く、転売は買い占めてやるもので、せどりはそうではない仕入れを行っている。

からコンビニ普通の店と同じなんだと。

もしかしてそういう教えを説いてる動画でもあるの?

ネットビジネス()流行ってるの知ってるけど、知識不足でうまく論破出来なくて歯がゆいや。

転売ヤー滅びろ。

2022-04-20

ウマ娘美少女コンテンツなんだけど元ネタリスペクトというか、元ネタ競走馬である以上そのシリアスさや熱気を可能な限り再現しよう・引用しようと頑張ってる気概はよく感じていて、

そういう文脈で受けて大成功しているのも非常に理解できるのだが、理解できるからこそ「それでも美少女コンテンツの前提がないと駄目か…」とモヤモヤしてしまう部分がある。

分かりやすい例としてシンデレラグレイがあって、あれは「見た目美少女だけど中身実質熱血スポ根マキバオーに近い」との評を見た覚えがあって、実際その通りだなと自分も思うのだが、

「見た目美少女か否か」はやはり作品の印象を左右する物凄い大きな要素だろうとも考えてしまう。前提としてマキバオーはむさ苦しい馬が走る漫画であって、美少女が走る漫画ではないからだ。

(まあマキバオーもごく一部除いて出てくる馬はわりと綺麗目のイケメンが多いので引き合いに出すものでもないかもしれないが)


美少女要素があるからこそオタク向けコンテンツ化する価値も生まれるのであって、美少女要素がいらないなら元ネタだけ見ていろというのは本当にその通りである

美少女コンテンツであったからこそ広くオタクに注目され、「中身」が評価される。また、そもそもウマ娘が単なる美少女ものだったならここまでヒットするどころか速攻で炎上しただろうし、真摯に中身を作っているが故というのもよく分かっている。

分かっているからこそ、1オタクとして「美少女化」の威力の強さに打ちのめされてしまうということもある。史実通りといいながら、オタク向け商売である以上擬人化しても性別美少女に揃えないとならないのか…。


……要は全員美少女だとウオッカ牝馬ダービーインパクトがどうしても埋もれてしまうのでそこを何とか上手いこと表現していただけないだろうかという愚痴です。

元ネタ牝馬なのに男まさりな言葉遣いとかバイク趣味とかキャラ設定で特徴出そうと頑張っているのはよく伝わるんだけど、どうしても割り喰ってしまうというか。

仮に今後どんなにウオッカダービー走った競走馬ウマ娘になったとしても結局全員女の子なので、「だから何だ」という話に着地してしまうのがあまりにも歯がゆい元ネタリスペクト頑張ってますって姿勢が伝わるから尚更……。


2022-03-22

anond:20220322224340

台湾人から日本人への大いなる片思い。応えてあげられずにいつも歯がゆい

台湾有事自衛隊単独で出撃ってのは無いだろうね。

2022-02-25

anond:20220225075625

Spotify を頼れ。ヤツに任せろ。

自分Spotify PREMIUM に加入してるが、リコメンドエンジンが「もうおなか一杯です」ってほど素敵な曲を次から次に勧めてくる。加入前と後ではリスニングスタイルがすっかり変わってしまったほどだ。

アルバム一枚一枚シングル一曲一曲を丁寧に繰り返し噛みしめるのではなく、Spotify から押し寄せてくる音の奔流にただ流されるような聴き方になってしまった。出会いの興奮はめちゃめちゃ増えたけど、それらをひとつひとつ振り返って味わうヒマがないのが逆に歯がゆいくらいだ。わんこそばのように次の出会いが来る。

 

で、たぶんヤツがこんなに(俺にとって)いい仕事をしてくれるのは、俺がいそいそとライブラリを充実させていっているからだと思う。曲やアーチストアルバムお気に入り登録すればするほどおすすめの精度が向上していくことを実感している。俺の好みはすっかり把握されてるなーと感じる。

Spotify には Discover Weekly という毎週月曜日更新されるパーソナライズされた30曲のプレイリストがある。世の中の流行りとかとは関係なく俺の傾向からコメンドエンジンが選び出してきたプレイリストだ。この30曲がいつもかなりいい線を突いてくる。聴いていて気持ちのいい曲が大半で、まったく好みじゃない曲は2~3曲、とりわけ気に入って繰り返し聴きたい曲も1~2曲という精度。週に1~2曲のペースで「すごいイイなこれ!」って曲に出会える状況はマジで天国かと思う。そういう曲はお気に入りして今後の選曲の参考にさせる。フィードバックループだ。

 

逆に考えると、いい選曲をしてもらうためにはヤツに与える情報がそれなりに必要とも言える。自分場合は加入した時点ですでにかなり膨大な「好み」の蓄積があり、それを洗いざらい教えてやっただけだ。この情報は潤沢であればあるほど好ましいと思う。

でもそれがない人は、一からヤツを「育てて」あげる必要があるのかな。好きな曲にお気に入りマークをつけるのを少しずつから始める。向こうが勝手おすすめしてくるものも、気に入るものがあったらお気に入りマークをつける。これを日課のように繰り返すうちに、だんだんヤツがお前さんの好み(自分でも気づいていないかもしれない)を飲み込んでくる。最初トンチンカンもの差し出してくるけど、どこかの段階から加速度的にいい曲を探し出してくるようになると思う。ここまで来たらこっちのもの、というか後はなすがままだ。

2022-02-23

anond:20220223040611

似たようなことは私も思っている

しか現実には私くらいしか先陣を切れる者がいないので否応なしに私のようなしがないものリーダーシップをとるしかない

私に着いてきてくれる者たちはみな志にあふれているがいかんせん私が能力不足で歯がゆい

最悪潰されてもムーブメントの萌芽はあったという証拠さえ残せればというモチベーションでやっている

逆風は強い

2022-02-18

VTuber切り抜きにおけるモチベーション維持の難しさ

VTuber切り抜き師をやっている

幅広くいろんなVTuber配信を切り抜いているが、そうすると切り抜かれるVTuberによる大きな差が見えてくる

メジャーVTuber、大きな事務所の切り抜きはPVも伸び、コメントツイッターでの拡散などをしてもらいやす

単純な大きさじゃなくて「そういう土壌があるVTuber」が有利とも感じる

たとえば.LIVEはこの点で本当に強い

登録者数だけじゃ見えてこない強みである

いっぽう、マイナーVTuber、小さな事務所の切り抜きは数字的に低迷しがちだ

好きで切り抜いているとは言っても、モチベーションを維持するのが難しい

いろいろ手を出している状態では反応のいい切り抜きに流れてしまいそうになる

そうしてメジャーVTuberを切り抜きするようになれば、さらに差は拡大していく

(本人か事務所が)メジャー→切り抜かれる→人気増える→メジャーになる→切り抜かれる→人気増えるの好循環だ

マイナーVTuberはこの循環になかなか乗れない

主観的には誰も同じくらいにおもしろいと思って切り抜いている自分には歯がゆいものがある

このモチベーションギャップを埋める方法ひとつは切り抜き師としてメジャーになって

誰を切り抜いても見てもらえるようになること

特にYouTubeではまず動画を見つけてもらうのが簡単じゃない

ニコニコ動画タグの力で来てくれるので売れない切り抜き師でもある程度は見てもらえる

YouTubeもいちおうメタタグはあるが……

もうひとつVTuber本人の反応でモチベーションを上げてもらえること

投稿告知のツイートに「いいね」をもらえるとだいぶ気持ちが助かる

だけど、リスクもあって判断が難しい面もあるんだろうな

(実際にはそれなりに貰えているけど/ちなみに単純にVTuberの反応がほしいだけならTwitterタグつけて呟くのが一番簡単

偏向報道切り抜き師もいるし(自分にそのつもりがなくても、そう解釈されたことはある・・・

切り抜き師がツイッター政治的スタンスを表明していると巻き込まれかねない

戦略を考えれば、VTuber関連専門のアカウントを作って育てるべきなのだ

個人的にはごった煮が好きなんだよなぁ・・・・・・

自分を曲げたくないでござる!

願わくば自分数字に流されず面白いと思った切り抜きを続けられますように

そして、応援しているVTuberみんなの助けになれればベスト

貼れと言われそうなので先に貼っておく、つくった切り抜きは下です。再生数に100倍の差が出ることが分かるでしょう

https://www.nicovideo.jp/user/10822220/video

2022-01-05

anond:20220104112022

既に出版社などの「それ自体商品」なところは、少々のフェミ意見無視するようになっている。だからフェミ攻撃しなくなった。

フェミが狙うのは、立場上「配慮」を必要とする公共、もしくは公的な扱いのもの限定されてきた。

しかしむしろ公的立場のところが、ホイホイと萌えを起用することの方に疑問を感じる。

ビキニのねーちゃん写真常識的に考えて出さないだろう、というライン萌えはホイホイと乗り越えてしまう。

起用する側が、わかっててビキニのねーちゃんと違って実物じゃないからと代用品としてやっているのか、そもそも萌え成分に含まれるそういうエッセンスに気が付かないのか?

起用する側の認識確認する機会がないのが、今のネット議論をみていて歯がゆいね。

2021-11-29

書類送付の知恵について

この4月から総務系の職場に異動になり、数多くの書類を様々な企業に送付する業務に携わるようになった

ある時期、顧客個人情報取引メーカーに大量に送る業務があり、1ヵ月余り数十件の資料を郵送したところ、1ヵ月以上経ってから

『この会社と、この会社関係者個人情報が未着なので調べて下さい』

との連絡が取引メーカーよりあった。

すぐさま自分で保管している書類送付状(Excelで作って全件保管している)を確認し、 「●月●日にレターパックプラスにて担当の▲▲さん宛に送付しております」 と返したところ、しばらくしてから

当方のチェックミスでした、書類はしっかり届いておりました』

と平謝りの電話が。。。 正直、しっかりと送付状を残しておいた事で 当方には送付した事実がある」 と主張出来たものの、相手側が 『確かに受け取りました』 という事実レターパック配達記録しか無い為、中身の書類に送付物が確かに入っていたか否かという事までは証明出来ないのが歯がゆい

もし 送付状を作っていなかったり、控えを保管していなければ 「確かに送った」 と主張出来ず、有りもしない未送付と言われた書類を延々と探す羽目になっていたと思うと、背中がゾっとしました

こういった業務を担う皆さんなら、こういう 「送った・届いてない」事故 に対してどんな対応をされていますか?

2021-11-01

anond:20211101214637

それは知ってます

あなたの誤解です。しかしそういう誤解をされてしま懸念はあったので、わかりやすく書けなかったわたしのせいです。すみません

たとえば北関東ブロック自民党が得る比例議席が7、立憲民主党が5なのは変わらないにしても、そのうち1つずつを栃木が獲得して群馬が両党0なのは群馬にとって損な結果だし、その気になれば栃木(や茨城埼玉)から奪うこともできたはずだということです。たとえば、圧勝してしまった自民候補者の得票をちょうどいい感じに減らすことによって。それによって2位の候補比例当選するのは自民支持者にとっては歯がゆいことかもしれませんが、郷土愛我田引水を重視するなら群馬国会議員が増えることはうれしいでしょう。

2021-10-20

イカゲーム世界成功から日本実写化映画業界反省しろ

イカゲーム世界的に成功しているらしい。内容はカイジやライヤーゲームのようなものらしい。「~らしい」というのはそもそもイカゲーム自体を私は良く知らないし、人から聞いただけの話だからだ。だから私が書いていることが全くの的外れという可能性もあるってのを前提として書く。

もしカイジやライヤーゲームのような、過去日本アニメ漫画が描いてきた内容の映画世界的にヒットしているとしたら、なぜ日本漫画アニメ実写化はこれほどまでに成功できなかったのだろうか。例外はあるが、大抵の日本アニメ漫画実写映画化はずっと失敗してきた。脚本がまったく原作に乗っ取ってなかったり、設定やキャラものすごく改変されたり、クソみたいなジャニーズとかの素人演技の役者をつかったキャスティングだったり。おそらく、アニメ漫画表現映画に至るまでに設定や原作コンテンツの改変が免れないところコンテンツ映画化時の理由があるかもしれないし、タレント役者で単純にファンを寄せ付けるみたいな商業理由、あとはそもそも予算製作期間が短すぎる問題があるかもしれない。

でもそのような理由があるにせよ、日本コンテンツとして世界的に輸出できるかもしれない可能性をつぶしていったのは映画業界だ。もし、映画業界がこのような状況を改善し、日本アニメ漫画原作コンテンツが、映画化にして素晴らしいコンテンツができる流れがもし確立できていたらどれほど、状況は良かっただろうか。映画化によりより普段アニメ漫画を見ない人が映画化によって見るようになって、より多くの人がそのようなコンテンツに触れ、実写化アニメ漫画シナジーが発生するような状況ができていたら...と思うのである

普段からこのようなことを考えていた分、イカゲーム世界的な成功は、本来であれば、うまくいけばその成功日本にあったと思うと、ものすごく歯がゆい日本映画業界はとりあえず反省してほしい。そして、ほんとに名作アニメ漫画実写化することで、名作映画大量生産できる体制を作るべきだと常日頃感じている。

2021-08-22

リンピックの影響の論点整理

オリンピックパラリンピックが、コロナ禍に与えた影響について。

複数論点があるという大前提が忘れられていたり、網羅されていない議論が見受けられるので、ここで整理しておこうと思う。できるだけ中立的、または両方の視点から書くように努めたつもりではある。この記事自身にも抜け洩れがあるかもしれないので、ご指摘は歓迎である



空港検疫体制の余力

インドなどからの入国者 待機期間10日間に延長へ 水際対策強化 によれば、入国後の隔離期間を長くできないのは「宿泊施設が不足しているうえ、対応できる検疫所の職員の確保も難しくなっていること」が原因。それが、五輪終了とともに 入国者上限1日3500人に緩和へ 五輪終了で「検疫態勢に余裕」 として(隔離期間ではなく人数ではあるが)緩和されているので、オリンピックパラリンピックが検疫体制に影響を及ぼしているのは間違いない。オリパラを中止・延期して万全の検疫体制を敷いていれば、デルタ株の蔓延を遅らせることができた可能性は十分に考えられる。ワクチンとのスピード競争のことを思えば、影響はきわめて甚大である



海外から感染者の持ち込み

当初はいちばんわかりやす論点だった。原理的には入国前後検査やその後の隔離で防げるが、五輪に限らず日本の水際対策は万全ではない。

しかし、オリンピック間中東京都民感染者もそれなりの規模になっていたために、結果的に「日本感染者を増やした」とは言えないか、または増やしたとしても比率としてはほとんど無視できるレベルだったと言える。逆に、日本ニュージーランドのような「もともとの感染者数がほとんどゼロ」のような状態だったら、たとえ同じだけの感染者を海外から持ち込んだとしても、または隔離体制から1人でも漏れようものなら、大きな問題となっていただろう。



新たな変異株の持ち込みや発生

これまで日本に例のなかったラムダ株が、五輪関係者によって持ち込まれたことは大きなニュースになった。(anond:20210811105235)

ただし、ラムダ株が本当にデルタ並、またはデルタ以上に危険かどうかは「わからない」というのが誠実な見解で、危険である可能性は「低い」とさえ言える。ただし、デルタだって今年4月の時点では同じように軽視されていたので、決して甘く見てもよいという意味ではない。

ラムダ株の感染者はその後ちゃん隔離されているはずであるしかラムダ株感染者と濃厚接触の可能性がある人、共有漏れ という報道もあり、市中に広まっている可能性もないとは言えない。ただしその場合、市中感染が判明するのは、日本の貧弱なゲノム解析体制では1ヶ月以上先のことになると思われる。

また、いわゆる「五輪株」のような新たな変異株の発生は、確率論なので「ゼロではない」とも言えるが、否定的に「可能性はきわめて低い」というのが誠実な表現だろう。むしろ五輪後の感染爆発によって日本人の中で新たな変異株が生まれ可能性のほうが、よっぽど高い。(昨秋アルファ株が生まれたのは、イギリスで1日あたりの感染者数が1万人規模の時)



選手関係者日本での感染と市中蔓延

彼らが日本からウイルスをもらって感染するだけなら、日本視点で見れば直接的なマイナスではないが、感染仲介する役目は果たしうる。また、たとえば全国から集められた警察関係者感染など、日本人同士の感染拡大の影響もあった。

あくまで程度問題だが、感染が拡大している今のような局面では、1人の種火がその後の10人、100人の感染者を生むことにもなるので、累計500人超とされる五輪関係感染者が、無視できるほどの数字だとは言えない。

いっぽうで、開催を決めた時点でこうした感染者がゼロにならないのは当然の前提であったはずなので、大会価値と天秤にかけるべき当然の許容リスクとしては十分に低い数字だとも言える。



選手大会棄権試合の不成立

公平なスポーツ大会と言えたのかどうかという話である

実際に、いくつかの悲しい棄権事例はあった。当事者にとっても競争相手にとっても、やるせない思いだろう。しかしこれよりも最悪な事態はいくらでも考えられた中では、五輪全体としてはよく成立させたほうだと言えるのではないか



大会後の日本からの持ち帰り

各国の検疫や隔離体制責任を丸投げできる話ではあるが、やはり「オリンピックから帰ってきた選手我が国ウイルスを持ち帰ってきた」とみなされるのは、日本としても気まずいことだろう。

しかし、実際に持ち帰った事例があったのかどうか、どのくらいあったのかは、不明であるそもそも、誰か調査しているのだろうか。「検疫体制医療体制も貧弱な小さな国に、いままでいなかったデルタ株が持ち込まれた」のような悲劇は、起きてほしくないところだが。



国民の人流増と心理的影響

これがいちばん議論を呼んでいる問題だろう。

緊急事態でも修学旅行実施 大阪市長「五輪やっている」 といった事例を筆頭に、市井インタビューなどでも盛んに取り上げられる声ではある。よって、心理的な影響がゼロだと言うことはないだろう。しかオリンピック反対派にとって、そうした声だけを拾い集めるのは容易なことでもある。これを公正に検証するのは容易ではない。

しかひとつ確かなのは、「オリンピックもやっている」という声、さらには「国民自粛を求めながら五輪を開催するのは矛盾ではないか」といった意見報道することそのものが、そういう緩んだ空気を醸成しているという逆説的効果である。つまり、「本来心理的影響なんて小さいはずなのに、メディアがそうやって騒ぐから、人々が五輪お祭りムード免罪符にして緩んでしまうのだ」というわけである。むしろオリンピック擁護派はメディアのそうした報道こそ批判してもいいように思うが、心理的影響の存在のもの否定したいがために、そうした批判がしにくいのではないかと感じている。

また、擁護派の「他のスポーツ大会は開催されているではないか、観客を入れているではないか」という意見に対して、反対派が大会の規模や象徴性で線引きして五輪だけは特別に悪だと主張するのは、いっけん論理的なようにも見えるが、それこそ、「オリンピックもやっている」という証明しにくい心理的影響を主張するのであれば、「他のスポーツ大会はやっている」という表裏一体の心理的影響も、真摯に認めるべきだろうと思う。結局、心理的影響については両者が「それなりの影響」を認め合って痛み分けするしかないというのが、お互い残念で歯がゆいながらも、仕方のない妥結点ではないだろうか。

現実的な話ではないが、たとえば相当早い段階で無観客を決めて聖火リレーや開会・閉会式も中止にして、「大変なコロナ禍の中ではあるけれど、あくま主催国としての責任を果たすために、お祭りではなく競技会を実施する」という態度で世の中が進行し、メディア報道お祭り色を極力出さないような内容であったなら、だいぶ盛り上がりに欠けたかもしれないが、コロナ禍における心理的な悪影響はいくらか抑えられたのではないかと思う。

また、「オリンピックもやっている」という緩みではなく、大会後半などは特に感染拡大と医療の逼迫」を伝える報道の量や視聴が、大会間中に減ってしまったという影響も、国民の緊張を高めきれなかったという点で影響はあったと思われる。



国民の直接的な感染

屋外競技における路上観戦やブルーインパルスの観覧など、による感染のことである

当然ゼロではないし実数もそれなりの数になるとは思うが、いっぽうでオリンピックテレビ放送されているからこそステイホームで観戦したという都民もいるわけで、差し引きすればステイホームによる人流減のほうが効果は大きいのではないかと思う。ステイホームのほうは視聴率が具体的な数字として得られるものの、オリンピックがなければその日にステイホームしなかったのかと言えばそうとも限らないので、検証はきわめて難しい。



検査医療リソース

開催前は、これがここまで切迫した問題になることはあまり想像できなかった。

リンピック関係者検査数まとめ(anond:20210809163832)にもある通り、都民と違って土日も変わらずに、毎日大量の検査がなされている。これは安全安心大会のためには確かに必要ことなのだが、同時期に都民検査数が限界を迎えてしまい、「発熱や濃厚接触があっても検査されない都民」と「何もなくても全員が毎日検査される関係者」という矛盾が生まれしまった。国際社会に向けて約束した検査を履行することは非常に大切なことだという主張も十分わかるが、逆に開催反対派こそ、土下座してでも「バブル方式の完全性をあきらめてもいいし、オリパラによる感染拡大の検証あきらめてもいいから、とにかく目の前の都民の命と健康を守るべく、まずは検査を、そして余力があれば保健師業務逼迫の緩和を」とお願いするべきではないか。その上で、都知事総理はそれに答えて 五輪より国民の命 菅首相 という約束を履行するべく、国際社会土下座してでも国民の命と健康を守ってほしい。

また、検査だけでなく医療体制については、安全安心オリンピックパラリンピックのために大切に確保されている人的・設備資源がどれだけあって、仮に中止や延期になっていればどれだけ都民のために割くことができたのか・できるのか、検証するほうも調査に応じるほうもつらい作業かもしれないが、ぜひとも確認していただきたいし、心理面などの難しい検証に比べれば、確実な数字が出せるものとも思う。



カネ

3兆円とも言われるオリパラの経費。オリパラがなければ、国や東京都予算に今よりも余裕があったことは間違いない。

ただし、オリパラがなければ3兆円がまるまる浮いたのかと言えば、そうではない。また、招致した以上は、中止でも延期でも同額かそれ以上かかっていただろう。そもそも招致した時点ではコロナ禍のことを予想できるはずもない。招致の是非や責任コロナとは無関係で、あくま財政的な話であるが、厳然とした巨大な金額でもある。

東京都の貯金、21年度末21億円に コロナ対策で激減





各大規模スポーツイベントコロナ感染状況

https://anond.hatelabo.jp/20210822112417

に触発されて書きました。

2021-06-18

尾身会長含む分科会有志のオリンピック提言

からも左からも叩かれてるから科学見地から妥当提言なんだろう

議論対象性質上、定量的数字が示せないのが歯がゆいところだけど

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