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2024-11-08

anond:20241108170745

それ見たわ

Why Economists And Citizens Have Different Inflation Realities

https://www.zerohedge.com/personal-finance/why-economists-and-citizens-have-different-inflation-realities

2024/06

消費者物価指数CPI)が2022年の最高値9%近くから3.3%に低下したことで、FRB経済学者勇気づけられている。

インフレ抑制におけるFRBの「大きな進歩」にもかかわらず、ほとんどの国民経済学者比較的楽観的なインフレ観測に憤慨し、困惑している。

ほとんどの国民インフレが依然として猛威を振るっていると考えている。

インフレ現在では抑えられているという点では、FRB経済学者意見は正しい。

同時に、物価高に不満を持つ国民には、不満の根拠となる確固たる根拠がある。

このような矛盾した信念が、なぜ両方とも事実である可能性があるのか​​をより深く理解しましょう。

インフレに関しては、消費者は成長率をあまり気にしておらず、絶対価格を重視しています

パンがかつては1斤4ドルだったのが、今は7ドルになったことを消費者は覚えています

下のグラフは、白パン価格2008年からパンデミックまで1ポンドあたり1.25ドルから1.50ドルの間で安定していたことを示しています

現在は1ポンドあたり2ドル近くになっています

これは著しいインフレです。

しかし、これですべてがわかるわけではありません。

賃金も同様に上昇したとしても、購買力は変化していません。

これは、両親や祖父母から映画館に行ってポップコーンソーダを 1 ドルで買ったという話を聞くのと似ています。当時、彼らにいくら稼いでいたかいたことがありますか?

2024-11-07

アメリカ総選挙

下院はまだわからないがトリプルレッドになりそう

この状況で民主党は今までの路線をどうするんだろう

これまでの通り金持ち1%支援するかか共和党みたいに金持ち平等支援するか

でも歴史的経緯からセレブから支援を拒絶は出来ないから無理だろうな

ずっと落ち潰れたままトランプの失政でまた4年後とか思ってるんだろうけど

次はトランプは後進に譲るから真っ向勝負だろうしどうなんだろ

なんかトランプが3期続けるとかばかみたいな話が出てるが

人間そんなに無理はできんから1期途中でセミリタイア路線現実

その後はトランプ党になった共和党で回していく形だろうな

インフレ抑制が出来たら確実に民主党は落ち潰れるからどうなるか楽しみである

大統領トランプになったことによる、日本車メーカーが待ち受ける懸念

トランプが再び大統領になったことで、日本車メーカーが抱える不安が増している。彼の公約にはインフレ抑制法(IRA)の撤廃が含まれており、これが実現すると、日系自動車メーカー米国市場で直面するリスクがいくつか出てきそうだ。

EV市場への影響

バイデン政権下ではEV購入者への税額控除提供され、クリーンテクノロジーへの投資も後押しされていたが、これが撤廃されるとEVの普及が鈍化する可能性がある。日本車メーカーはすでにEVへ多額の投資をしており、政策変更があれば戦略見直し必要だろう。

米大統領選「もしトラ」の先を踏まえた冷静な分析を

環境規制の緩和

トランプバイデン政権で強化された温室効果ガス規制の緩和を進める可能性が高い。これにより、EVシフトが遅れ、ハイブリッドガソリン車の需要が維持されるかもしれない。EVに力を入れている日本車メーカーにとっては不利な状況になる。

トランプ再選ならどうなる? 日本の自動車メーカーが抱える「もしトラ」リスクとは?? - 自動車情報誌「ベストカー」

通商政策の不確実性

前回のトランプ政権時に導入された保護主義的な関税措置が再び復活すれば、日本から自動車輸出に対する関税引き上げや輸入制限懸念される。米国市場での競争力を維持するには、柔軟な対応が求められることになるだろう。

トランプ再選ならば日本に何を要求するか~ その2 着々とトランプ対策を進めるEUは参考になるか~ - 一般財団法人国際貿易投資研究所(ITI)


これらのリスクを踏まえると、日本車メーカーは今後も米国市場での戦略を慎重に調整していく必要がある。

2024-10-27

評価しよう!岸田文雄は30年に一度の名宰相だったと思う

最初ビジョンがないだの、新しい資本主義曖昧だの言われていたが、数字で成果を出したよな。

GDP 株価 賃金 インフレ抑制(世界的に見たら大成功) どれも及第点どころか大成功円安を抑えられなかったことだけが悔やまれる。逆に円安解決できていたら憂なしだと言える。

聞く力」に関しても安倍菅で繰り返された「増税して給付金バラマキ」を非難する世論に合わせて「住民税定額減税」という即効性のある方法をすぐやったフットワークの軽さ。

これに対し令和や共産消費税減税論の支持者は、仮に消費税が半額になったとして実質便乗値上げが行われることは想像していないのか。ジュース自販機で120円、牛丼が280円で食べられた時代は二度と来ないし、消費税が赤玉出ないのは明白。消費税減税万能論は短絡的すぎるのを見抜き控除で対応した岸田文雄現実主義者として極めて有能であると言える。

統一教会問題の早期解決ウクライナ侵攻や台湾危機に伴う防衛費改革と今までのタブーに真っ向から挑み、インフレに対して即座に公務員待遇改善を行い上から賃上げの流れを作った度量の大きさ。

裏金統一国葬円安逆境翻弄されてきた中、ゆらりくらりと舵をとり決して逃げなかった人間としての素晴らしさ。

ここ30年、岸田元総理を超える政治家はいただろうか。

安倍小泉所詮宣伝が得意なタレント」で「成果を出せなかった」。父の方の小泉安倍B層だのこんな人たちだの選民思考が見え隠れする独裁者気質があったが、岸田文雄にはそれがない。

岸田は魅せることこそ下手だが、「数字で結果を出した」。

ステークホルダー目線からはどちらが正しいかは一目瞭然。

やはり、数字こそ政治において正義なのである

リメンバー岸田文雄フォーエバ岸田文雄誹謗中傷に負けず官邸カムバックして欲しい漢である

2024-10-21

MMTってインフレ起きたら終わりじゃない?

カルトじみた「積極財政派」についていくの、もう厳しい

MMT現代貨幣理論)は、政府自国通貨を発行できる限り、財政赤字を恐れずに積極的政府支出を行うべきだと主張しています。ただし、MMT理論では、インフレが起きた場合特定対応必要であることも強調されています


インフレリスクに対するMMTの考え方

MMTでは、インフレが最大のリスクとされていますが、そのリスクが実現しない限りは政府支出を増やしても問題ないとしていますインフレの主な原因は、供給能力を超えた需要の増加です。政府積極的支出を行うことで経済がフル稼働し、供給能力限界に達すると、過剰な需要物価を押し上げてインフレを引き起こす可能性があります


MMTインフレ対策

MMT理論は、インフレが発生したらそれをコントロールするための手段があると考えています。具体的には次のような方法が挙げられます

  1. 増税インフレが発生した場合政府税金を引き上げることで需要を抑え、物価の上昇を食い止めるとしています増税によって人々の消費や投資の余力が減少し、インフレ抑制されることを期待しています
  2. 政府支出の削減:インフレの際は政府支出を削減して、経済に注ぎ込まれお金の量を減らすことも手段の一つです。


インフレリスク高まると?

MMTに対する批判の一つは、インフレが発生した時に効果的に対応できるのかという点です。理論上は、増税支出削減でインフレ抑制できるとしていますが、実際には以下のような問題点が指摘されます


まとめ

MMTインフレが発生した場合でも、適切な政策インフレコントロールできると主張していますが、実際の運用にはリスクがあります特に政治的タイミング問題や、増税支出削減を迅速かつ効果的に行えるかどうかが課題となりますインフレが急速に進行する場合、その対策が遅れたり失敗すれば、MMTに基づく政策機能しなくなる可能性があります。したがって、インフレが起きた場合MMT政策を維持することは非常に難しくなるかもしれません。


2024-09-30

anond:20240930183309

超低金利政策でしらべてくれ、すごい長い説明でてくるけどまあインフレ抑制になるからよくねえなって話ではあるよね 

今日本は構造円安金利上がり始めてるぞ

2024-09-15

[] 無限次元確率動的一般均衡モデル

1. 確率基底と関数空間

完備確率空間 (Ω, ℱ, ℙ) 上で、右連続増大フィルレーション {ℱₜ}ₜ≥₀ を考える。

状態空間として、実可分ヒルベルト空間 ℋ を導入し、その上のトレース作用素なす空間を 𝓛₁(ℋ) とする。

2. 無限次元確率微分方程式

システムダイナミクスを以下の無限次元確率微分方程式記述する:

dXₜ = [AXₜ + F(Xₜ, uₜ)]dt + G(Xₜ)dW

ここで、Xₜ ∈ ℋ は状態変数、A は無限次元線形作用素、F, G は非線形作用素、uₜ は制御変数、Wₜ は Q-Wiener プロセスである

3. 一般化された経済主体問題

経済主体最適化問題を、以下の抽象的な確率最適制御問題として定式化する:

max𝔼[∫₀^∞ e⁻ᵖᵗ L(Xₜ, uₜ) dt]

ここで、𝓤 は許容制御の集合、L: ℋ × 𝓤 → ℝ は汎関数である

4. 無限次元HJB方程式

価値汎関数 V: ℋ → ℝ に対する無限次元Hamilton-Jacobi-Bellman方程式

ρV(x) = sup{L(x, u) + ⟨AX + F(x, u), DV(x)⟩ℋ + ½Tr[G(x)QG*(x)D²V(x)]}

ここで、DV と D²V はそれぞれFréchet微分と2次Fréchet微分を表す。

5. 無限次元Fokker-Planck方程式

システム確率分布時間発展を記述する無限次元Fokker-Planck方程式

∂p/∂t = -divℋ[(Ax + F(x, u))p] + ½Tr[G(x)QG*(x)D²p]

ここで、p: ℋ × [0, ∞) → ℝ は確率密度汎関数、divℋ はヒルベルト空間上の発散作用素である

6. 無限次元随伴方程式

最適制御問題随伴方程式

dλₜ = -[A*λₜ + DₓF*(Xₜ, uₜ)λₜ + DₓL(Xₜ, uₜ)]dt + νₜ dW

ここで、λₜ は無限次元随伴過程、A* は A の共役作用素である

7. 無限次元マルチンゲール問題

価格過程一般的な表現を、以下の無限次元マルチンゲール問題として定式化する:

Mₜ = 𝔼[M_T | ℱₜ] = M₀ + ∫₀ᵗ Φₛ dW

ここで、Mₜ は ℋ 値マルチンゲール、Φₜ は予測可能な 𝓛₂(ℋ) 値過程である

8. 関数空間上の測度変換

Girsanovの定理無限次元拡張を用いて、以下の測度変換を考える:

dℚ/dℙ|ℱₜ = exp(∫₀ᵗ ⟨θₛ, dWₛ⟩ℋ - ½∫₀ᵗ ‖θₛ‖²ℋ ds)

ここで、θₜ は ℋ 値適合過程である

9. 無限次元確率偏微分方程式

インフレーション動学を、以下の無限次元確率偏微分方程式記述する:

dπₜ = [Δπₜ + f(πₜ, iₜ, Yₜ)]dt + σ(πₜ)dW

ここで、Δ はラプラシアン、f と σ は非線形作用素、iₜ は金利、Yₜ は総産出である

10. 関数空間上の漸近展開

さなパラメータ ε に関して、解を以下のように関数空間上で展開する:

Xₜ = X₀ + εX₁ + ε²X₂ + O(ε³)

ここで、各 Xᵢ は ℋ 値確率過程である

11. 実質賃金への影響分析

実質賃金過程無限次元確率微分方程式として定式化する:

dwₜ = [Bwₜ + H(wₜ, πₜ, iₜ, Yₜ)]dt + K(wₜ)dW

ここで、B は線形作用素、H と K は非線形作用素である

金利上昇の実質賃金への影響は、以下の汎関数微分評価できる:

δ𝔼[wₜ]/δiₜ = lim(ε→0) (𝔼[wₜ(iₜ + εh) - wₜ(iₜ)]/ε)

ここで、h は ℋ の任意の要素である

12. 抽象考察

1. 非可換確率論:

量子確率論の枠組みを導入し、不確実性のより一般的な記述を行う。

2. 圏論アプローチ

経済モデルを圏として捉え、関手自然変換を用いて分析する。

3. ホモトピー型理論

経済均衡の位相構造分析し、均衡の安定性を高次ホモトピー群で特徴付ける。

4. 超準解析:

無限小解析を用いて、極限的な経済現象を厳密に扱う。

結論

無限次元確率動的一般均衡モデルは、金利インフレーション実質賃金相互作用一般的な形で記述している。

モデルの複雑性により、具体的な解を得ることは不可能に近いが、この理論的枠組みは経済現象本質的構造を捉えることを目指している。

このアプローチは、金利上昇がインフレ抑制を通じて実質賃金に与える影響を、無限次元確率過程観点から分析することを可能にする。

しかし、モデル抽象性と現実経済の複雑性を考慮すると、具体的な政策提言への直接的な適用不適切である

このモデルは、経済学の理論的基礎を数学的に提供するものであり、実際の経済分析政策決定には、この抽象的枠組みから導かれる洞察を、より具体的なモデル実証研究と慎重に組み合わせて解釈する必要がある。

このレベル抽象化は、現代経済研究最前線はるかに超えており、純粋理論的な探求としての意義を持つものであることを付記する。

2024-08-31

[] 賃金物価悪循環の仕組み

賃金物価関係を数理的に示すために、簡略化したモデルを使って説明する。

基本的仮定

1. 賃金上昇率: w

2. 物価上昇率: p

3. 実質金利: r

4. 名目金利: i

5. 自然利子率: r*

モデル方程式

1. フィッシャー方程式: i = r + p

2. テイラールール(簡略版): i = r* + p + α(p - p*)

ここで、p*は目標インフレ率、αは中央銀行の反応係数である

3. 賃金物価相互作用: w = βp と p = γw

ここで、βとγは正の定数である

悪循環メカニズム

1. 初期状態物価上昇率pが上昇すると、賃金上昇率wも上昇する。

w = βp

2. 賃金上昇は更なる物価上昇を引き起こす。

p = γw = γβp

3. もし γβ > 1 の場合物価上昇率は加速度的に上昇する。

4. 中央銀行が適切に対応しない場合(つまり名目金利iを十分に引き上げない場合)、実質金利rは低下する。

r = i - p

5. 実質金利の低下はインフレ期待を高め、さらなる物価上昇圧力を強める。

金利引き上げによるインフレ抑制必要性

中央銀行が適切に金利を引き上げることで、この悪循環を断ち切ることができる。

1. 名目金利iを十分に引き上げることで、実質金利rを自然利子率r*以上に維持する。

r > r*

2. これにより、インフレ期待を抑制し、物価上昇率pの加速を防ぐ。

3. テイラールールに従って金利を設定することで、インフレ率を目標水準に近づけることができる。

i = r* + p + α(p - p*)

4. 金利引き上げは、企業家計の借入コストを上昇させ、投資や消費の抑制を通じてインフレ圧力を緩和する。

5. また、金利引き上げは通貨価値の上昇をもたらし、輸入物価の上昇を抑制する効果もある。

このモデルは簡略化されているが、金利を適切に上げないと賃金物価の上昇が悪循環に陥る可能性を数理的に示している。

実際の経済ではより複雑な要因が絡むが、基本的メカニズムはこのモデル説明できる。

金利政策を通じたインフレ抑制は、経済の安定性を維持するための重要手段である

2024-08-27

[] 金利上昇のメリット

金利上昇のメリット説明するには、いくつかの側面から考察する必要がある。

預金者のメリット

預金者にとって、金利上昇は直接的な利益をもたらす。

単利計算場合

単利計算では、利息は元本にのみ付く。年利率をr、預金額をP、年数をnとすると、n年後の金額Aは以下の式で表される:

A = P(1 + rn)

金利rが上昇すると、同じ預金額Pと期間nでも、最終的な金額Aが増加する。

複利計算場合

複利計算では、利息が元本に加算されて再投資される。この場合、n年後の金額Aは:

A = P(1 + r)ⁿ

金利rの上昇は、指数関数的に最終的な金額Aを増加させる。

投資家のメリット

債券投資

新規発行の債券の利回りが上昇する。債券価格Pと利回りyの関係は以下の式で近似できる:

P ≈ C/y + F/(1 + y)ⁿ

ここで、Cはクーポン支払い、Fは額面、nは満期までの期間である金利上昇によりyが上がると、新規債券価格Pは下がるが、投資家にとっては高い利回りで投資できるメリットがある。

株式投資

理論的には、株式適正価格Pは将来の配当Dを現在金利rで割り引いた現在価値の総和で表される:

P = Σ(t=1→∞) Dₜ/(1 + r)ᵗ

金利rの上昇は、短期的には株価を下げる要因となるが、長期的には企業収益力向上を通じて配当Dの増加につながる可能性がある。

経済全体へのメリット

インフレ抑制

金利上昇はマネーサプライMの増加を抑制し、物価水準Pの上昇を抑える。貨幣数量説によれば:

MV = PY

ここで、Vは貨幣流通速度、Yは実質GDPである金利上昇によりMの増加が抑制されれば、Pの上昇も抑制される。

為替レートの安定化

金利平価説によれば、2国間の金利差は為替レートの変化率に反映される:

(1 + rᵈ) = (1 + rᶠ) × F/S

ここで、rᵈは自国金利、rᶠは外国金利、Sは直物為替レート、Fは先物為替レートである自国金利rᵈが上昇すれば、為替レートの安定化に寄与する。

2024-08-18

anond:20240818001406

反論投稿しかないようなので、一応支持を表明しておく。

個人的にはこれが割としっくりくる話だなって思った。

地方公共団体には通貨発行権がないから、税金運営費徴収しているという概念であってると思う。

ファンクラブという解説はその意味ではあってるかな。

そこで行われる政策ファンだと住人として住み着き、そしてその運営費税金という形で支払う。

地方公共団体財政家計メタファーでも問題ない。

地方公共団体は下手したら夕張市みたいに破綻する。

収入税金寄付金施設利用料、罰金配当・利息などだろうけれど、大抵は税金が一番大きいだろうと思う。

ただ、これが国になると話は違う。

国には通貨発行権があるからやろうと思えばいくらでも通貨を発行できる。

単に徴税しなければお金は市中にどんどん増えていくだろうし、インフレ誘導できる。

その意味で言えば税金インフレ抑制策という概念妥当だと思う。

まあ、その解釈をすると所得税とか相続税とかの累進課税は働きすぎるな、子に美田は残すないたいな意味になるんだろうけれどね。

消費税ももの買うなって意味になると思うんだ。

というわけで、今の税制はみんなに投資による不労所得お勧めしている気がするんだけれど、その理解Ok?

2024-08-12

[] 金利上昇と円高の影響の分析

金利の上昇と円高インフレ抑制する影響を分析する。

DSGEモデル(動学的確率一般均衡モデル

DSGEモデルは、経済全体の動学的な挙動分析するために用いられるモデルで、金利為替レート、インフレ相互作用を捉えることができる。

モデル構成

1. 家計最適化問題:

  • 家計は消費と労働供給最適化する。効用 U(Cₜ, Lₜ) を最大化するために、予算制約 Cₜ + Bₜ₊₁/(1+rₜ) = WₜLₜ + Bₜ + Πₜ を考慮する。
  • ラグランジュアンを用いて、𝓛 = Eₜ ∑ₜ₌₀^∞ βᵗ [U(Cₜ, Lₜ) + λₜ(WₜLₜ + Bₜ + Πₜ - Cₜ - Bₜ₊₁/(1+rₜ))] を最大化する。

2. 企業最適化問題:

  • 企業生産関数 Yₜ = Aₜ Kₜᵅ Lₜ¹⁻ᵅ を用いて利潤を最大化する。
  • コスト最小化の条件から、Wₜ = (1-α)Aₜ Kₜᵅ Lₜ⁻ᵅ と rₜ = α Aₜ Kₜᵅ⁻¹ Lₜ¹⁻ᵅ が得られる。

3. 中央銀行政策ルール:

4. 為替レートの動学:

モデルの解法

DSGEモデルは通常、線形化して解く。ここでは、状態空間表現を用いて、リカッチ方程式を解くことで均衡を求める。

1. 線形化:

2. 状態空間表現:

  • Xₜ₊₁ = A Xₜ + B εₜ
  • Yₜ = C Xₜ

3. リカッチ方程式:

結果の解釈

2024-08-04

[] 金利上昇が経済に与える影響

1. インフレ抑制効果

金利上昇によるインフレ抑制効果は、フィリップス曲線を用いて説明できる。フィリップス曲線は、インフレ率 (π) と失業率 (u) の間の関係を示す。

π = πᵉ - α(u - u*)

ここで、πᵉ は期待インフレ率、α は係数、u* は自然失業率である金利上昇により、失業率が上昇し (u ↑)、インフレ率が低下する (π ↓)。

2. 貯蓄促進

金利 (r) の上昇が貯蓄額 (S) に与える影響は、以下のように表現できる。

S = S₀ × (1 + r)ⁿ

ここで、S₀ は元本、n は期間である金利が上昇することで、貯蓄額が増加する。

3. 企業設備投資への影響

金利上昇が企業資金調達コストに与える影響は、以下の式で表現できる。

C = L × r

ここで、C は資金調達コスト、L は借入額である金利が上昇すると、資金調達コストが増加し、企業投資 (I) が減少する。

I = I₀ - βr

ここで、I₀ は初期投資額、β は感応度である

4. 株価への影響

株価 (P) は、将来のキャッシュフロー (CF) を割引率 (r) で割った値として表現される。

P = Σ (CFₜ / (1 + r)ᵗ), t=1 から T まで

金利が上昇すると、割引率が上昇し、株価が下落する。

5. 為替への影響

金利差 (Δr) が為替レート (E) に与える影響は、購買力平価説金利平価説を用いて説明できる。

E = E₀ × (1 + (Δr / (1 + r_f)))

ここで、E₀ は初期為替レート、r_f は外国金利である金利上昇により、自国通貨が高くなる。

6. 住宅ローン金利の上昇

住宅ローンの月々の返済額 (M) は以下の式で表現される。

M = L × (r × (1 + r)ⁿ) / ((1 + r)ⁿ - 1)

ここで、L は借入額、r は金利、n は返済期間(月数)である金利が上昇すると、月々の返済額が増加する。

7. 実質経済への影響

インフレ抑制されると、実質経済に以下のような影響が期待できる。

7.1. 実質購買力の向上

実質購買力 (RP) は名目購買力 (NP) と物価水準 (P) の関数として表現できる。

RP = NP / P

インフレ抑制され、物価水準 (P) が安定すると、実質購買力 (RP) が向上する。

7.2. 実質賃金の安定

実質賃金 (RW) は名目賃金 (NW) と物価水準 (P) の関数として表現できる。

RW = NW / P

インフレ抑制され、物価水準 (P) が安定すると、名目賃金 (NW) の上昇が実質賃金 (RW) の上昇につながりやすくなる。

まとめ

金利上昇の影響は多岐にわたり、単純に経済成長が鈍化するとは限らない。金融セクターや貯蓄行動、為替レートなどにプラスの影響を与える一方で、企業投資にはマイナスの影響を与える可能性がある。これらの影響を総合的に評価するためには、各セクター経済主体に対する個別の影響を数理モデルを用いて分析することが重要である

2024-04-20

anond:20240420202314

”第2に、最近米国経済を見ていると、利上げがインフレ抑制に本当に効くのかという疑問をぬぐうことができない。米国インフレがひところより収まってきたのは、供給制約が正常化してきたからであって、「利上げによる経済の減速」というルートはあまり働いていないように見える。”

米国場合、2022年からの利上げで利払いが最も増えたのは政府であり、企業は手元資金運用利回りが上昇し、利上げでむしろ増益というケースも多い。そうだとすると、政府主体的財政引き締めに動かない限り、中央銀行の利上げだけで総需要を抑えるのは難しい。”

日銀が本格的に利上げに取りかかってみたら、そこで初めて利上げは効かないという現実が明らかになるかもしれない。効きが悪い分さらに利上げを続けざるをえなくなり、ターミナルレートは驚くほど高くなる可能性がある。”

2024-04-19

anond:20240419215210

物価下げたりゃ消費税無くせばいいだけなんですがね。

というか現在のようなコストプッシュインフレってサプライサイド側が原因によるインフレなのに利上げして需要下げてもインフレ抑制効果があるとは思えんのやが。

2024-04-14

anond:20240414170109

需要供給という暗黙の前提があるのかもしれんが、

物が売れなきゃどれだけ生産性上げようが企業賃上げ出来んが需要さえあるなら生産性は同じでも商品価格を上げて収益上げられるんで生産性が上昇したら賃上げ出来る、というのは違うのではないかと思う。

生産性上昇はむしろ需要を満たすことによるインフレ抑制効果の方にあるだろう。

2024-01-03

魔法にも力学でいうモーメントがあると思うんだわ。

じゃないとめっちゃ遠いところに簡単作用できちゃう。いや魔法からいいのか?

魔法にモーメントあった場合は、魔法による怪奇現象を手前の方で、対象に向けて起こすのがメインになりそう。100m先を燃やすんじゃなくて、手に火を起こして松明的なもんを燃やして100mぶん投げるみたいな。

なんていうかめっちゃ遠くをファンタジーな感じにすんのって、世界全部をファンタジー記述しなきゃだからおっかなくて、手前の方だけ物理学の成績悪くする感じ。

追記

モーメントは「長い棒の先についてるオモリ持ち上げるのって、ふつーに手元で持ち上げるより辛いよね」のイメージで使った言葉

距離減衰とは若干違うイメージしてる。空間魔法抵抗になるものがなければ距離減衰は起こらないし。

あ、モーメントじゃなくて「モーメントにより算出される、遠くの物を動かすのに必要なチカラ(トルク?)」が正しいのかもしれん

スレイヤーズ魔法精神世界で炸裂した余剰出力が現実世界破壊として漏出する設定

あーーこれも言いたかたことの一部にすごく近い。やっぱスレイヤーズはすげーやー

あと妖精さんがでてくるあのラノベ原作のアレのf値みたいな概念好き。空間ファンタジー濃度みたいなのがあるの。魔法が万能過ぎるインフレ抑制になるし、ご都合主義に一応後ろ盾が付く

2023-11-02

anond:20231102061100

それなら日本金利上げないの?金利上げたらインフレ抑制になるんでしょ?

2023-08-29

クルーグマンスペイン

ともかく1年前、私たち楽観主義者は、現実に比べてデータが悪い数値を示している口実を探していました。いまはその逆です。悲観主義者たちが、データは誤った印象を与えていると主張しようとしています。ですが、その主張を通すのはどんどん難しくなっています

 

——EBCの中期インフレ目標は2%で、2025年インフレ率は2.2%と予測されています中央銀行幹部たちはどこまで本気でこの0.2%にこだわると思われますか。

 

先のことについては、不確実なことが多いように思います。こうした予測は一貫して間違ってきました。インフレについては楽観しすぎで、雇用については悲観しすぎる傾向にあります。2.2%の予測を真に受けるべきかどうかというと、私はそうは思いません。自然利子率については明らかに不透明な部分が多いものです。

 

米国場合労働市場データ実体経済の状況を考えると、インフレ率が下がったことにそれほど驚きません。私が驚くのは、現在金利で、いま以上の景気減速に至っていないことです。

 

インフレ率2%にこだわるべきか

 

——経済はこれまでのところ、うまく持ちこたえています。でも、この流れが行き過ぎるのを懸念されませんか。

 

インフレ率を2%に戻すには、いまより高い失業率必要かもしれません。でも2%に戻すことは、そんなに重要でしょうか。セントラルバンカーたちは、「2%に戻せなければ自分たちの信頼に傷がつく」と思っています。たぶんそれは正しいでしょう。そして彼らはこうも信じています。「自分たち信頼性はとても重要だ」と。でもたぶんそれは正しくありません。

 

——彼らは市場に対して権威を持っている必要があるのでは?

 

重要なのは、「実体経済」であって「市場」ではありません。インフレとの闘いの上で「中央銀行信頼性」が重要な要素だというセントラルバンカーたちの考えを立証するデータは実際、存在しません。

 

もちろん彼らの行動は経済に大きな影響を及ぼします。けれども「市場の彼らに対する信頼性が鍵を握る」とする信念は、彼らが思う以上に正当化できないものです。もし、あなた中央銀行総裁なら、あなたの一語一句に注目する金融関係者と一日中、話すことになるでしょう。けれども価格賃金を決めるのはウォールストリートでも、ロンドンのシティでもフランクフルトでもありません。その意味でも、中央銀行信頼性がどれほど重要かは、私には確信が持てません。

 

——彼らが、何百万件もの住宅ローンに影響が及ぶ金利を設定しても?

 

変動金利住宅ローン問題は、欧州では一種歴史的アクシデントなのではないかと思います米国住宅ローンの大半が15年か20年の固定金利である事実は、(金利の変化の)間接的な影響を防ぐのに役立っています

 

  

インフレ抑制策は必要

 

——日欧米中央銀行総裁たちはポルトガルのシトラで開催されたフォーラムで、賃金上昇について警告しました。企業利益をめぐって何が起きているのでしょう。

 

企業利益」のほうが「賃金」より伸びています。このため「賃金上昇」がインフレを直接牽引しているわけではありません。「企業利益」と「賃金」の伸び率の差のすべてではないにしろ、その一部は、市場支配力による搾取を反映しています。この状況を生み出した要因の1つは「強欲」でしょう。でも主な要因ではないと思います

 

また賃金があまりに急速に上昇している場合インフレ抑制することはできません。このような場合欧州中央銀行ECB)のラガル総裁賃金に注目するのは正しいと思います賃金は、経済過熱具合を監視する1つの指標からです。そして賃金の急上昇は、ユーロ圏経済が依然として過熱していることを示しています

 

——国際的機関は各国政府インセンティブ廃止を呼びかけています財政面ではどうすべきなのでしょう。

 

欧州の状況についてはわかりませんが、米国では、インセンティブ事実上すべて廃止されました。別の時代の、別の政治状況下であれば、いまこそ一時的増税需要抑制するときでしょう。でもそのようなことは、起きません。

 

——増税ですか?

 

はい米国では1967年1968年にそのような増税実施されました。リンドン・ジョンソン大統領が、インフレを抑える目的一時的所得税を上げました。いまでは考えられないことです。

 

——スペインでは7月総選挙の際に、右派が減税を訴えていました。

 

そうですね、低税率は長期的には経済成長を刺激するという偉大なる“ゾンビ思考”が存在します。欧州のすべての国は、米国よりずっと手厚い社会的セーフティーネットを備えています。これは概して良いことです。そうしたセーフティーネットが働く意欲を削いでいるようなことはありません。就労率は現在、高いですからね。

 

では現実的に見て、財政縮小はどうすれば実現するのかというと、支出はたいてい良いことのために使われています増税政治的にほとんど不可能です。ですから当面の間、すべては金融政策にかかっています

 

——1970年代世界的なインフレ危機のあと、米国では調整がおこなわれました。今回も同様の流れとなるのでしょうか。

 

米国インフレ率は約9%から3%まで下がったものの、失業率はまったく上昇していません。ですから70年代インフレときとはぜんぜん違います。このため、このまま何もせずに乗り切れるのではないかと私は結構、楽観しています。この度のインフレ70年代のそれと重ねるのは無理があります

 

——インフレ格差を拡大させたでしょうか。

 

いいえ、実際には米国ではその逆のことが起きました。インフレは貧しい人たちにより深刻な打撃を与えると誰もが考えるものです。でも実際には米国では、高所得者層より低所得者層賃金の伸び率のほうが大幅に大きい状況が見られました。このため米国ではコロナ禍で格差がかなり縮小しました。1980年代以降、広がった賃金格差の4分の1くらいを回復できました。これは相当です。インフレ率を超える収入の伸びを経験したのは実際、賃金が最も低い労働者たちでした。

 

——でもスーパー物価の上昇を一番、実感するのは低所得者では?

 

かに、そうです。けれども、それはインフレが、食品価格エネルギー価格に大きく反映される間のことです。食品エネルギー家計に占める割合が大きな品目ですからね。このため食品価格エネルギー価格の上昇によるインフレが起きている場合格差は拡大します。けれどもエネルギー価格現在、ぐんと下がっています。また食品価格米国では下がっています

 

スペイン経済よりも心配な国

 

 

 

 

——スペイン経済の動向は追っていますか。

 

宿題“はまったくやっていません……。

 

——人々は常に「問題経済だよ」と言ってきました。でもスペインでは経済活動は活発化しており、雇用も増加していて、インフレ率も2%未満です。にもかかわらず、5月末の統一地方選挙有権者与党評価しませんでした。私たちはいま、経済が最大の関心ごとではない、別の方向に向かっているのでしょうか。

 

そうかもしれません。米国では、昨年11月中間選挙がありました。経済が極めて悪い状態にあったため、共和党地滑り的な勝利を収めるだろうと誰もが思っていました。でもそうはなりませんでした。

 

スペイン世論調査がどのような傾向を示しているかは知りませんが、米国では妙なことが起きています。人に経済的にどんな調子かと尋ねると「結構いい感じだよ」と答えます。けれども国の経済はどうかと尋ねると、「ひどいね」と答えるのです。ですから本当に不思議なことが起きています。人々の実感は、経済的な現実とかなり乖離しているようなのです。

 

——スピーチのなかでソーシャルネットワークメディアの影響力に言及されました。

 

米国には、さまざまな事柄についてポジティブあるいはネガティブ報道に触れたかを尋ねる調査があって、たとえば「雇用」に関してだと、こんな具合です——雇用ブームのなか、労働市場への新規参入者が月20万人から30万人いたにもかかわらず、多くの人が、見聞きしたニュースの大半は「悪いものだった」と答えたのです。その一因は情報操作です。米国には「フォックス・ニュース」があり、党派的なメディアもありますからね。

 

——その一方で「気候変動は存在しない」と主張するメディアがある。でもあなたがいらっしゃるスペイン北部はこの猛暑で……。

 

ええ。マドリードもっと暑いんですよね。妻はテキサス出身なのですが、そこでは郵便配達員が倒れて、なかには亡くなった人もいます。とんでもない世の中です。

 

——スペインはどんな課題を抱えていると思われますか。

 

長期にわたる個人的な付き合いがあるポルトガルについてのほうが詳しいのですが……。でもスペイン比較的、良い状態にある国の1つだと思います2010年代はじめの債務危機いかに深刻だったかを思えば、経済は持ち直しました。なかにはかなり状況が悪化している国もありますドイツは、実際には人々が思っている以上に深刻な状態にあると思いますスペインはそれほどではありません。

2023-06-22

「英中銀は金利を0.5ポイント上げて金利5%としたが、年末までに6%になり、来年5月まで続くと市場予測インフレ抑制効果は予想より遅い」

カルト金融大元イギリス発祥だったんだろうな

当たり前のように政策影響を計算する

2023-05-20

anond:20230520154307

コロナショック後のアメリカを中心とした金融緩和相場で上昇して、アメリカ金融緩和インフレ抑制のための利上げに転じることが確実視されたタイミングで下落。

サイバーエージェントに限らず、これは日米の市場全体の傾向。

その後については、下落がひと段落して持ち直してきている銘柄もあるし、下落や横ばいを続けている銘柄もある。サイバーエージェントはじりじり下げ続けている。

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