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はてなキーワード: 捕獲とは

2021-10-07

anond:20211006211009

論破王こと、ひろゆきは好かんが「どう考えて後悔する」クソガキをぶちのめすのは先に生きた者の義務だ。全力で否定する。

共産主義って本当に駄目なのか?

だめです。

●きみたちは騙されている

ほう...

共産主義流行ったら困るのは誰だ?

日本共産党員です。日本共産党支持基盤金持ちブルーカラー全労連』っていうことは、ある程度のイイ会社の工員がバックであるということです。彼らは平均化されると、年収が下がります。よって、困るのは平均以上に資産を持っている資本家ではありません。

資本主義国家資本家によって植え付けられた虚像なんだ。

それは同意する。共産主義もっと虚像だがな。

●純度100パーの資本主義国家はうまく行かない

バーカ。資本主義っていうのが、共産主義者によって想像された言葉だ。

国家経済に介入しないと不況時にエグいことになるし、

マクロ経済学知らんの?

国家が再分配を行わないと少数の資本家がその他大勢労働者労働者奴隷のようにこき使う地獄なっちゃうよね。これは陰謀論でもなんでもなく教科書に書いてあるレベル事実だよね。

いいえ、違います。今の紙幣に「一対一対応」する価値はありません。その結果、超強力にインフレーションを起こして「金持ち」は毀損され続けてきました。証拠は、こちら。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG29H15_Z21C15A2CR8000/

日本だって「最も成功した社会主義国」とか言われているじゃん。

共産主義社会主義は明確に異なります社会主義資本主義と両立する概念です。

わざわざ俺が指摘するまでもない話だけど、資本主義国家ですら共産主義要素無しでは立ち行かないわけだよね。

いいえ。逆は成立しますが。

「行き過ぎた共産主義」がまちがってるだけだよね。

行き過ぎた共産主義は誰が判定するのですか?マルクス?死にましたよ?つまり、誰もできませんよね?共産主義は間違っているので、「行き過ぎた共産主義」なんてないです。

東側陣営はほぼ独裁国家だった

山川世界史でも買って読めよ。キューバとかうまく行った部類だと思うけど、カストロだって晩年批判的だろ?それに、産油国すら資本主義がないと貧乏になるぞ。ベネゼエラとか知らんの?ベネゼエラは機材の更新が滞って崩壊したのよ。でもって、そんなトップを選んだのは自国民だよ。ヒトラーが選ばれたのとおんなじ理屈ですよ。

https://globe.asahi.com/article/11558836

共産主義が負けたのではなくソ連が負けた。

経済が負けたのじゃない。技術革新に失敗したから、ソ連崩壊したのだ。たとえば、日米の半導体の発展にソ連はついてこれなかった。経済崩壊は後付けだ。ソ連崩壊してからロシアから NginxKaspersky といった一流の技術いたことは証明できたが、当時は全然ついていけなくて『ベレン中尉亡命事件』でミグが捕獲されて判明したのさ。共産主義下では、有能な人は見つけられない。

アメリカは...というかアメリカ体制を支持する資本家は、自分の国で共産主義革命を起こされると困るから東側諸国共産主義思想弾圧しまくったよね。

日本も強力に西側の一員として闘いましたよ?アホみたいに金を出したじゃん。ADBやら、アジア危機では流動性の保持に日本が協力してやったじゃないか。それに日本赤軍を知らんのか?

その結果アメリカが勝った。

ええ。

アメリカ東側諸国喧嘩を売らなければソ連は上手く行っていた可能性があるよね。

プラハの春とか勉強しようぜ?

日本だってさ。製造業でイケイケだった時代があるわけじゃない。半導体バンバン売って、テレビ冷蔵庫バンバン売ってウハウハだった時代がある。でもアメリカ喧嘩を売られて、今じゃ日本製造業は完全にオワコンなっちゃったよね。これだって日本製造業が駄目だったわけじゃなくて、アメリカ喧嘩を売られてしまったのが駄目だっただけじゃん。

これだけは言える。中共おかしい、と。製造業については、アメリカオワコンだよ。

でも今は時代が違うわけ。当時は性能がイマイチで一部の技術しか使えなかったコンピュータを、いまでは誰もが携帯していて、しかもお店にはPOSシステムがあって、決済はクレジットカードキャッシュレスで、俺にはよくわからんけどAIかいうやつも流行ってる。

上でも書いたけど、ソ連コンピュータをつくれないし、そうじゃなくても日米から密輸してたぞ。

レジや決済サービスオンラインで繋がることによって、需要消費者ニーズリアルタイムで把握することができる。ソ連ときはこれができなかったけど、いまならできる。計画経済ダメなところはテクノロジーカバーできるわけよ。

センスあるな。俺が為政者なら、それを人民に使うがね。

民主主義システムだってそう。昔は民主主義システムが未熟だったから、選挙をしても結局ヒトラーみたいなやつが現れて民主主義破壊していった。

ここが最高に馬鹿だよ。ベネゼエラ(略

今ならどういうシステムがうまくいくのか研究が進んでいるし、市民だって昔よりは民主主義のことを理解しているし、なによりみんな民主主義を愛している。昔と違って独裁者が強権を振るうなんてゴメンだという人が多い。

違います共産主義民主主義は両立すると、共産主義者は主張してます

もっといい形の社会主義存在するはずだ。

それをマルクスも思ってたけどね。空想的社会主義とね。

俺は共産主義者ではないんだけど、でも自分の頭で考えた結果こういう結論に至ってしまった。

いいことだ。

から本当はお前らに、俺の頭の中にいる共産主義者を否定してほしいんだ。

パソコン資本主義の賜物じゃないか。それに、インターネットARPANET というとき共産主義国でも同じことできただろうけど、これが「エッチ画像をみるツール」に変身したのは、資本主義からなんじゃないかな?

いろいろ指摘をして俺を論破してほしい。頼んだぞ。

どうっすかね?まだ足りないか

2021-10-06

anond:20211006181948

「野生の男さん、無事保護される」

「野生の男、無事捕獲される」

似ているけど、全然違う。

2021-09-25

いもむしが手強い。

 子供が育てている鉢植えのコスモスに、黄緑色いもむしが一匹くっついていた。色がきれいでぷりぷりで小さくて可愛いが、いもむしはいもむし。小さくても大食漢だ。小さなコスモスの一本くらい、余裕で食い尽くすので、取り除かなければならない。子供は「はやく取って!」と半べそでわめいていた。

 正直私もいもむしは苦手なので、ゴワゴワのゴム手袋を両手にはめ、いもむし感触を手に味わわないようにして望んだ。

 いもむしは私達に注目されるなか危険を感じたようで、小さな身体をピンと立ち上げて、いっちょまえに枝のふりをしていた。だが、コスモスの枝葉は細いので、いもむしはどうみても立ち上がったいもむしだった。

 子供時代小学校の生き物として、嫌々お世話を任されていたモンシロチョウの幼虫のことを思いだし、捕まえるのは楽勝だと思った。奴らは目の前に指を差し出せば、何の疑いもなさそうによじよじとよじ登ってきたものだ。

 ところが、目の前のいもむしは手強かった。指で背中に触れると、いもむしってこんなに素早く動けるの!? と思わず驚嘆するほどのスピードで、コスモスの葉を伝い逃げ回った。こちらとしてはうっかり潰してお手手が大惨事になることは避けたい。そんな弱い心を見透かしたかのように、いもむしゴム手に覆われた指先をすり抜け、枝から枝へと器用に移動する。そっちの枝に逃げたかと思えばあっちの枝に飛び移る。こいつの前世は猿だったのではないか? というくらい素早くてトリッキームーブ

 しかもなんというか、こっちが悪いことをしているというのをまざまざと見せつけてくれるような、哀れを誘うような仕草で逃げるので、潰しちゃいけない気が増し増しでごめんと謝りながら攻撃を加えることになる。

 激しい攻防戦に、私の方が先に疲れて、手を止めた。途端にいもむしはぴたりと動きをとめると、おもむろにコスモスの葉っぱの先を齧った。

「シャクッ」

 あかん捕獲せねば。再挑戦。いもむしは逃げ回る。私は疲れて止まる。いもむしも止まった。なんかもう直接攻撃は無理じゃね? と思い、子供に、枝一本犠牲にしてもいい? と確認したら、嫌だとゴネられた。そこから腐ったらどうしてくれる? と。でもこのままでは枝一本やられるどころか幹の根本まで食い尽くされますけど? と説得。なんとか枝一本を犠牲にすることの許可を得る。

 頭上で人間達がもめているのをよそに、いもむしはもう安全とばかりに葉っぱの先を食んでいた。私はいもむしの載った枝の根本に狙いを定め、引きちぎろうとしたが引きちぎれなかった。

 コスモス案外丈夫! 8月に蒔いた種からまれ育った株だったのでイケるかと思ったが無理だった。枝を引っ張ったら全体が引っこ抜けそうになった。そうこうしている間にいもむしは私の指を避けて別の枝に乗り換えた。私が取ろうとした枝はぼろぼろになって最終的に付け根から取れたが、枝と一緒に幹の表皮が長々と剥けた。

 こうなったら最終手段だ。黄色い汁とか飛び散って大変なことになるかもだけどいい? 子供はおごそかにうなずいた。いざ。

 デコピン攻撃! デコピン攻撃! デコピン攻撃

「あ゛ーっ!!!!!」

 弾け飛び撃墜されるはずだったいもむしは何故か私の手の甲にいた。ノーダメージ。そして元気にゴム手の上を這い上がり、ゴム手の縁から手袋の中を覗いている。そっちはダメよ!! 手を振り回してもいもむしは落下せず、私は庭の雑草をちぎってわめきぐるぐるまわりながらいもむしの前に草を差しだした。いもむしはスッと草に乗り移った。私は草を遠くに投げようとしたが、草は私のあしもとにポロリと落ちた。

2021-09-24

俺流"部屋に出たヤバいヤツ"の倒し方

田舎引っ越しからというもの、「大人の男の手のひら大のクモ」「20センチはくだらないムカデ」「今まで見た大きさの1.5倍以上はあるG」と部屋の中で日々遭遇している。最初こそ声にならない声を出して怯えていたが、退治の方法確立しつつあるのでここに記す。

用意するもの

1.フローリングを全て覆いつくすカーペット

2.虫取りアミ

3.殺虫剤

下準備

できる限りフローリングにはカーペットを敷く。

アイツら、カーペットの上では歩行速度が2~3割は落ちる。

ノロノロうごめくならば、落ち着いて対処ができるようになる。

捕獲

見かけたら即殺虫剤をブッかけたいところだけど、やめておいたほうがいい。

あれは飛沫のようなものから、使ったら辺り一帯に霧散する。

本やらゲーム機やら、食器等にはなるべくかけたくない。

そこで虫取りアミの登場。こいつで捕まえる。柄の長いものであればヤツらと自分距離が保てるので安心殺虫剤を振りかける際の距離よりよほど安全間隔を確保できる。

成敗

虫取りアミ捕獲したら、そのまま殺虫剤を持って外に出る。

そして虫取りアミ殺虫剤を思いっきりブッかける。

息絶えたら、そのまま外にポイだ。あとは自然界が処理してくれる。

殺虫剤にまみれた虫取りアミは、ポリ袋にいれて次に備える。気になる人はポリ袋を二~三重にかさねてもいい。

以上が自分が実経験をもって身につけた、"できる限りヤツらに飛びかかられるリスク排除しながら、確実に退治する"メソッドだ。

日々ヤツらに脅かされている諸氏は、試してみる価値はあるかもしれない。

2021-09-09

anond:20210909170756

スタンガンじゃなくてスタングレネード(強烈な音と光で一時的視覚聴覚めちゃめちゃにする、手りゅう弾から殺傷力抜いた兵器)なら、解除して投げつける(相手に当たる必要はない)→事前対策した奴(投げた教師)以外はしばらく立てないレベルになる、音きいた隣接クラスから応援きてて無力化された犯人捕獲にならないかなーって。いやそううまくいくものでもないんやろうが、さすまた持って戦うよりは勝ち目あるかもしれない。とっさに耳ふさぐの難しいなら、眼だけつぶるか覆えばいいフラッシュバン(音無しで強烈な光のみ)とか。

anond:20210909170756

スタンガンじゃなくてスタングレネード(強烈な音と光で一時的視覚聴覚めちゃめちゃにする、手りゅう弾から殺傷力抜いた兵器)なら、解除して投げつける(相手に当たる必要はない)→事前対策した奴(投げた教師)以外はしばらく立てないレベルになる、音きいた隣接クラスから応援きてて無力化された犯人捕獲にならないかなーって。いやそううまくいくものでもないんやろうが、さすまた持って戦うよりは勝ち目あるかもしれない。とっさに耳ふさぐの難しいなら、眼だけつぶるか覆えばいいフラッシュバン(音無しで強烈な光のみ)とか。

2021-09-06

原始人がネックレスをつけた理由 パート3

飢餓保険

ブルース・ウィンターハルダー(Bruce Winterhalder)は、動物間で食料が移動する方法理由モデル調査している。盗みの許容、生産/嗅ぎ回る/機会主義リスク考慮した生存副産物相互主義、遅延した互恵主義取引現物でない交換、その他の選択モデル血縁利他主義を含む)。ここでは、リスクセンシティブ生存、遅延型互恵主義貿易現物ではない交換)に注目する。我々は、食料を収集品と交換することを遅延型互恵主義に置き換えることで、食料の共有を増やすことができると主張する。これは、変動する食料供給リスクを軽減する一方で、バンド間の遅延型互恵関係が抱える克服できない問題回避することで可能となる。以下では、親族間の利他主義窃盗(許容されるか否か)をより広い文脈で扱う。

食べ物は、飢えている人にとっては、十分に食べられている人よりもはるか価値がある。飢えている人が自分の最も貴重な価値物を交換することで命を救えるなら、その価値物を交換するために必要な数ヶ月、あるいは数年分の労働力に値するかもしれない。彼は通常、家宝感傷的な価値よりも自分の命の価値を考えるであろう。脂肪と同じように、収集品も食糧不足に対する保険になる。地域的な食糧不足による飢餓は、少なくとも2種類の取引で食い止めることができた。

しかし、取引コストが高すぎて、バンドはお互いを信頼するどころか喧嘩をしてしまうことが多かった。自分食べ物を見つけられない空腹のバンドは、たいてい飢えていた。しかし、取引コストを下げることができれば、バンド間の信頼の必要性を下げることができ、あるバンドにとっては1日の労働に値する食べ物でも、飢えているバンドにとっては数ヶ月の労働に値するかもしれない。

局所的ではあるが非常に価値のある取引は、上位旧石器時代収集品が登場したことで、多くの文化可能になったと、このエッセイは主張する。収集品は、必要ではあるが存在しない長期的な信頼関係の代わりとなった。もし、部族間、あるいは異なる部族個人間で持続的な交流信頼関係があり、互いに無担保の信用を得ていたならば、時間差のある物々交換が刺激されただろう。しかし、そのような高度な信頼関係があったとはとても思えない。上述した互恵利他主義に関する理由に加え、ほとんどの狩猟採集民の部族関係がかなり敵対的であったことが観察されているという経験的な証拠から確認できる。狩猟採集民の集団は、通常、1年のほとんどの期間は小さな集団に分かれて生活し、1年のうち数週間だけ中世ヨーロッパの市のような「集合体」に集まって生活する。バンド間の信頼関係がなかったにもかかわらず、添付の図に示されているような主食重要取引が、ほぼ確実にヨーロッパで、そしておそらくアメリカアフリカの大物ハンターなど他の地域でも行われていた。

添付の図で示されているシナリオ仮定のものであるが、それが起こらなかったとしたら非常に驚くべきことである旧石器時代ヨーロッパ人の多くは、貝のネックレスを楽しんでいたが、もっと内陸部に住んでいた人は、獲物の歯でネックレスを作っていた。また、火打ち石や斧、毛皮などの収集品も交換手段として使われていた可能性が高い。

トナカイバイソンなどの人間の獲物は、一年のうちで移動する時期が異なる。ヨーロッパ旧石器時代の多くの遺跡から出土する遺物の90%以上、時には99%以上が単一の種によるものであるほど、部族ごとに異なる獲物に特化していた。これは、少なくとも季節的な専門性を示しており、おそらく1つの部族が1つの種に完全に特化していたことを示している。一つの部族メンバーは、専門化した分だけ、特定の獲物種にまつわる行動や移動習慣などのパターン精通し、それらを狩猟するための特殊な道具や技術を身につけていたことになる。最近観察された部族の中にも、特殊化した部族があることが知られている。北米インディアンの一部の部族は、バイソンカモシカ狩猟サケの漁にそれぞれ特化していた。ロシア北部フィンランドの一部では、現在でもラップ族をはじめとする多くの部族が、単一種のトナカイ牧畜に特化していた。

旧石器時代もっと大きな獲物(ウマ、オーロックス、ジャイアントエルク、バイソンジャイアントナマケモノマストドンマンモスシマウマ、ゾウ、カバキリンジャコウウシなど)が大きな群れをなして北米ヨーロッパアフリカを歩き回っていた頃は、このような特殊化がはるかに進んでいたと思われる。人間を恐れない大型の野生動物はもはや存在しない。旧石器時代絶滅させられたか、あるいは人間人間の発射物を恐れるようになったのであるしかし、サピエンスサピエンスが生きていた時代には、これらの動物の群れは豊富で、専門のハンターにとっては簡単に獲物を得ることができた。取引に基づく捕食の理論によれば、旧石器時代に大型の獲物が大規模な群れをなして北米ヨーロッパアフリカを歩き回っていた頃は、専門性はるかに高かった可能性が高い。部族間の狩猟における取引ベースの分業は、ヨーロッパ旧石器時代考古学証拠と一致する(確実に確認されたわけではないが)。

このように、群れを追って移動する部族は、頻繁に交流し、多くの交易の機会を得た。アメリカン・インディアンは、乾燥させたり、ペミカンを作ったりして食べ物を保存していたが、それは数ヶ月はもつものの、通常は1年はもたなかった。このような食料は、皮、武器収集品などと一緒によく取引された。多くの場合、これらの取引は年に一度の交易遠征の際に行われた。

大規模な群れをなす動物は、1年に2回だけ領土を移動するが、その期間は1〜2ヶ月であることがほとんどである自分たちの獲物となる動物以外のタンパク源がなければ、これらの専門部族は飢えてしまうであろう。考古学的な記録で示されている非常に高度な専門化は、交易があったからこそ実現したのである

このように、時間的にずれた肉の交換が唯一の交易であったとしても、それだけで収集品の利用価値は十分にあると考えられる。ネックレスや火打ち石など、お金として使われるものは、取引される肉の価値がほぼ同じである限り、閉じたループの中で、ほぼ同じ量を行き来する。ここで注意してほしいのは、本稿で述べた収集品の理論が正しいとするには、単一有益取引可能であるだけでは不十分だということだ。相互有益取引の閉ループ特定しなければならない。閉鎖的なループでは、収集品は循環し続け、そのコスト償却する。

前述したように、考古学的な遺跡から、多くの部族が1つの大きな獲物種に特化していたことがわかっている。この専門化は少なくとも季節的なものであり、広範な取引が行われていた場合フルタイムで行われていた可能性がある。習性や移動パターン、最適な捕獲方法専門家になることで、部族は莫大な生産利益を得ることができた。しかし、このような利益は、単一の種に特化することは、1年の大半を食料なしで過ごすことになるため、通常は得られないものであった。部族間の分業が功を奏し、それを可能にしたのが交易だった。補完関係にある2つの部族間の交易だけで、食料の供給量はほぼ2倍になる。しかし、セレンゲティヨーロッパ草原のような地域では、ほとんどの狩猟地域を移動する獲物は2種類ではなく、10種類にも及ぶことがあった。そのため、種に特化した部族が入手できる肉の量は、近隣の一握りの部族との間で交易を行うことで2倍以上になると考えられる。その上、余分な肉は最も必要とされる時に得られる。つまり、その部族の同種の獲物から得られる肉はすでに食べ尽くされており、食料がなければハンターは飢えてしまうのである

このように、2つの獲物種と、同時ではないが相殺される2つの取引という単純な取引サイクルから、少なくとも4つの利益、つまり余剰の源が得られたのである。これらの利益は異なるものであるが、必ずしも独立したものではない:

1. 餓死しそうな時期に肉が手に入ること。

2. 肉の総供給量の増加:すぐに食べられる量や保存できる量を超えた余剰分を取引し、取引しなかった分は無駄になっていた。

3. さまざまな種類の肉を食べることで、肉から得られる栄養の種類が増えたこと。

4. 単一の獲物種に特化することによる生産性の向上。

食料と交換するために収集品を作ったり、保存したりすることは、悪い時期に備えての唯一の手段ではなかった。特に大きな獲物が得られない場合には、縄張り意識採集権の取引が行われていたようである。これは、現在残っている狩猟採集文化の一部にも見られる。

アフリカ南部クン・サン族は、他の現代狩猟採集文化の残存者と同様に、限界のある土地に住んでいる。彼らには専門家になる機会はなく、わずかに残っているものを利用するしかない。ホモ・サピエンスは、最初ネアンデルタール人から最も豊かな土地と最高の狩猟ルートを奪い取り、ずっと後になってからネアンデルタール人限界土地から追い出した。しかし、生態学的に厳しいハンディキャップを負っているにもかかわらず、クン族は収集品を交易品として使用している。

他の狩猟採集民と同様に、クン族は1年の大半を分散した小さな集団で過ごし、1年のうち数週間は他の集団との集合体で過ごす。集会は、取引が行われ、同盟が結ばれ、パートナーシップが強化され、結婚が行われるという特徴を持ったフェアのようなものである。アグリゲーションの準備は、一部は実用的だが、ほとんどはコレクション的な性質を持つ取引可能アイテム製造することで満たされる。クン族が「hxaro」と呼ぶ交換システムでは、4万年前にアフリカ発見されたものとよく似たダチョウの殻のペンダントなど、ビーズアクセサリーが多く取引されている。

クン族が収集品と一緒に売買する主なものは、他のバンド領地に入り、そこで狩猟採集を行う抽象的な権利である。これらの権利の売買は、隣人の領域採集することで緩和できるような地域的な不足の際に、特に活発に行われる。先に述べたバンド間の食料取引と同様に、収集品を使って採集権を購入することは、スタンリーアンブローズの言葉を借りれば、「飢餓に対する保険」となる。

解剖学上の現生人類は、意識的思考言語、そして計画を立てる能力を持っていたはずであるが、取引を行うためには、意識的思考言語、そして計画を立てることはほとんど必要なかったであろう。部族メンバー単一取引以外の利益を推論する必要はなかった。このような制度を作るためには、人々が本能に従って以下のような特徴を持った収集品を作るだけで十分だっただろう。(このような制度を作るためには、人々が本能に従って、以下のような特徴を持つ収集品を手に入れることができれば十分であった。) これは、我々が研究する他の制度についても、様々な点で同様であり、意識的設計されたというよりは、むしろ進化したものである制度儀式に参加している誰もが、その機能を究極の進化機能観点から説明することはなかっただろう。むしろ、究極の目的起源を示す理論というよりも、行動の近親的動機付けとして機能する多種多様神話観点から説明していた。

食物の交易に関する直接的な証拠は失われて久しい。将来的には、ある部族狩猟跡と別の部族の消費パターン比較することで、今回の記事よりも直接的な証拠が見つかるかもしれないが、この作業で最も難しいのは、異なる部族親族集団境界特定することである。我々の理論によれば、このような部族間の肉の移動は、大規模かつ特殊な大型狩猟が行われていた旧石器時代世界各地で一般的に行われていたと考えられる。

今のところ、収集自体の移動による間接的な取引証拠が多く残っている。幸いなことに、収集品に求められる耐久性と、今日考古学者が発見した遺物が生き残った条件との間には、良い相関関係がある。徒歩で移動していた旧石器時代の初期には、穴の開いた貝殻が500kmも離れた場所から発見された例がある。また、火打石も同様に長距離を移動していた。

残念なことに、ほとんどの時代場所で、取引コストが高いために貿易は大きく制限されていた。一番の障壁部族間の対立であった。部族間の主な関係は、良い日には不信感を抱き、悪い日には明らかな暴力を振るうというものであった。部族間の信頼関係を築くことができたのは、婚姻親族の絆だけであったが、それは時折であり、範囲も限られていた。財産保護する能力が低いため、たとえ身につけたり隠し場所に埋めたりした収集品であっても、収集品は数回の取引コスト償却しなければならなかった。

このように、取引コストが高いために、現在我々が当たり前のように使っている市場企業、その他の経済制度の発展が妨げられていた長い人類先史時代において、富の移転取引だけではなく、おそらく最も重要ものでもなかった。しかし、取引コストが高く、市場企業などの経済制度が発達しなかった先史時代には、おそらく最も重要ものではなかったであろう。我々の偉大な経済制度の下には、富の移転を伴うはるかに古い制度がある。これらの制度はすべて、ホモ・サピエンスサピエンスとそれ以前の動物とを区別するものである。ここでは、我々人間には当たり前で、他の動物にはない、最も基本的な富の移転の種類の一つである次世代への富の移転について説明する。

2021-09-05

anond:20210905110012 の本文を見ずに漢字だけに置換して読んだ後、元の文を読んでみた。

先週、入日。洗終、洗物籠前洗。水道水出途端、蛾飛出。店内客様、私思「!」叫。帽子鳩出唐突

蛾飛出瞬間、蛇口出当水没。私過溺死寸前蛾頭上更強力誤射。瞬間溶蛾羽。慌慌強水流。蛇口動方向間違。最近蛇口着誰掃除、水流、手当痛。蛾羽打破。!!

水止、排水口、蛾見上。目大、蛾正面見、鳥類知性心見……心痛……飛出、蛾方……。、普通洗物中、間蛾入込。

甲虫素手掴、蛾類私苦手、素手状態再起不能、蛾掴救出。虫前垂、普通掴、蛾。溺藁掴。

、……言蛾釣上、客様会計、私慌脇上蛾投捨振返。蛾「」言顔見気。何事顔商品、客様、蛾様子見、最中気。状況見、蛾釣上店員

対応間、蛾上。雨空気、羽乾、店内置羽乾途端飛立困、生乾外出。店外、出入口少離所蛾置、蛾店内明惹窓、羽割。飛、暗闇向飛去、蛾運命

店内戻水道手洗、受蛾一匹沈。。小水受溺死

話、次日A話、A、蛾月曜日A捕獲損言。蛾A追跡菓子棚奥逃込。

中盤以降は蛾の位置がよく分からなかったし、もう一匹の蛾の存在やどこからたかなどは分からなかったけど、

前半は思った通りの内容ぴったりで笑った。

漢字だけでもある程度内容想像つくんだな。

(追記:「バイト日記」というタイトルだけは目に入ってしまって、バイトの話という前提知識はできてしまっていた。それがなかったら前半も難しかたかもしれない)

バイト日記

 先週、オーナーシフトに入った日のこと。カフェマシンのパーツを洗い終えて、洗い物籠をしまう前に洗おうとした。水道から水を出した途端、シンクからちょうでっかい蛾が飛び出した。店内にお客様がいるにもかかわらず、私は思わず「ぎゃあ!」と叫んだ。帽子から鳩が出てきたレベル唐突さだったのでびっくりした。

 蛾は飛び出した瞬間、蛇口から出たシャワーに当たって水没。私はびっくりし過ぎて溺死寸前の蛾の頭上に更に強力なシャワーを誤射してしまった。瞬く間に溶けてボロボロになる蛾の羽。慌てれば慌てるほど強くなる水流。蛇口のコックを動かす方向間違えてる。最近蛇口に着いたシャワーノズルを誰かが掃除してくれたらしく、水流はフルマックスで、手に当たるだけでも痛いくらい。それが蛾の羽をビシビシ打ち破っていってる。たいへんたいへん!!

 やっとのことで水を止めたら、排水口のところからボロボロになった蛾がこっちを見上げていた。目が大きいせいだろうか、蛾って正面から見ると、鳥類よりも知性と心がありそうに見える……心が痛む……いきなり飛び出てきたのは、蛾の方だけど……。しかし、さっきまで普通に洗い物をしていたシンクの中に、いつの間にこんなでかい蛾が入り込んだのだろうか。

 甲虫なら素手で掴むけど、蛾の類いは私は苦手だし、もしも素手で掴んだせいでただでさえガッチャマン状態になってしまった羽を再起不能にしてしまったらあれなので、ペーパータオルに蛾を掴まらせて救出した。虫の前にペーパータオルを垂らしても、普通はなかなか掴まってこないものだけど、蛾はすぐにしがみついてきた。まさに溺れるものは藁をも掴む。

 ひぃ、こわい……と言いながら蛾を釣り上げていたら、お客様レジにお会計にきたので、私は慌ててシンクの脇のテーブルの上に蛾を投げ捨てて振り返った。蛾が「ひどい」って言いたげな顔をしているように見えた気がした。何事もなかったかのような顔をして商品スキャンしたけど、お客様のところから、蛾の様子がめちゃめちゃよく見えることに、スキャンしてる最中に気づいた。ホールの状況を見ず、びびりながらペーパータオルで蛾を釣り上げる店員て。

 レジ対応をしていた間、蛾はおとなしくペーパータオルの上にいた。雨がちで空気がじめじめしているせいで、羽は乾かなかったが、店内に置いておいて羽が乾いた途端に飛び立たれても困るので、生乾きのまま外に出した。店外の、出入口から少し離れた所に蛾を置いたら、蛾は店内の明かりに惹かれて窓にぶつかっていき、羽が割れた。それでもガラスにぶつかりつつジタバタ飛んで、しまいには暗闇に向けて飛び去っていったが、蛾の運命いかに。

 店内に戻って水道で手を洗おうとしたら、シンクゴミ受けに蛾がもう一匹沈んでいた。おおう。こっちは小さかったので水をまともに受けて溺死していた。

 という話を、次のバイト日にAさんに話したら、Aさんは、あのちょうでっかい蛾は月曜日にAさんが捕獲し損ねたやつだろうと言った。蛾はAさんに追跡されてお菓子の棚の奥に逃げ込んでしまったとか。

Twitterオタクステラーカイギュウなのかもしれない

ステラーカイギュウをご存知だろうか。ステラーカイギュウ(以下ステ牛)は、絶滅動物一種だ。

一説によると、「優しすぎて絶滅した」と言われている。ステ牛には傷ついた仲間を助けにいく習性があり、人間に捕まって傷ついた仲間がいると、近くに敵がいようとも助けに行ってしまう。そのため、1匹ボコしておけばまさに入れ食い状態捕獲でき、絶滅してしまったというわけだ。

Twitterオタクは、ステ牛に似ている。

最近女子高生拉致殺人事件があった。非常に痛ましい事件である

被害者様のご冥福を深く祈念すると共に,ご家族並びに関係者様におかれましてはどうか御自愛いただけますように。)

その事件において、Twitterでは加害者が「オタクであることを印象付ける記事が出回った。「バ美肉」(=バーチャル美少女受肉インターネット上で美少女2D3Dイメージに声をあて活動すること。美少女美女美青年などイラストによって「美」に当てはまる言葉は変わる。)や「アニメ好き」というワードが並ぶ記事タイトルを見て、数年前の「オタク迫害」の雰囲気を思い出した人もいたのではないだろうか。

Twitterにおいて度々話題になる「オタク迫害」は確かに存在した、と私は考えている。オタク犯罪者予備軍のように扱われてきた。そのイメージ払拭したのは先人オタク達の努力結晶であり、先人一般人たちの歩み寄りの結果である。その歴史を繰り返さないために、現代オタクたちは日々「オタク」という言葉に過敏に反応し、マイナスイメージがつくことを防ぐ努力をしている。良い話だ。

ステ牛も、それ単体で見れば“良い話“なのである自分の身を挺して傷ついた仲間を助けに行く……アニメだったらクライマックスだ。間違いなく涙腺が溶ける。しかし、現実は非常だ。傷ついた仲間のステ牛を助けに行った先には、武器を持ってニヤニヤ立っている人間がいるし、「オタク」という言葉イメージを守らねば!と思い記事を見に行った先には、記事の閲覧数をニヤニヤ眺める執筆者がいるのだ。誠にクソッタレで、よくできた仕組みである

強く、筋が通った気持ち美徳だ。何かを守らねばとする姿勢尊重されるべきであるしかし、世の中にはその気持ちを食い物にする仕組みも存在する。その仕組みがある場所には「オタク犯罪者だ」と書かれているとは限らない。「オタク礼儀正しい」と書かれていることもある。誰だって褒められるのは嬉しい。だからこそ、つい期待して足を運んでしまう。だが、そこで待っているのはニヤニヤ眺める“釣り人“である。その釣り人は言うかもしれない、『ようこそ、バーボンハウスへ。』と。

仲間を助けに行ったステ牛はボコられて死んだ。では、私たちは?

インターネットでは、全てを疑うべきだ。全てのニュース記事には書き手意思があり、全てのニュース番組にも作り手の意思がある。伝えたいもの無意識のうちに誘導されているのだ。一旦感情落ち着けて、見たものを疑い背景を想像することこそが、身を守る堅実な手段だと言える。

そして、この増田を書いている私にも意思がある。ひょっとすると私は、「インターネットは信じてはいけないものだ」と読者の無意識刷り込みたいマスコミ関係の者かもしれない。はたまた、夏休みで暇している大学生かもしれないし、明日が久々の休みという社会人20年目かもしれない。ステラーカイギュウかもしれない。

2021-08-29

anond:20210827221536

いかもだけど、高校生物だと区画法という検査方法があるのよ。

個体群のうち、複数個体捕獲して標識をつけたもの個体群に戻す。そして機関をおいて再度、捕獲した複数個体から個体群の全個数を推定する方法区画法という。

http://www1.iwate-ed.jp/tantou/joho/material/smache/biology/sec01/test601.html

れっきとした、検査方法だよ。ただし、交差免疫は除く。

2021-08-28

孤島で野良猫実験

例えば、猫島として知られる北九州の馬島に棲む猫を全て捕獲して、近くの藍島など別の場所に移動させて、

野良猫が一匹もいない島にする。そして島の野生動物野鳥の数や生態がどう変わるかを観察する。

もし野良猫がいないほうがより良い環境になるという実験結果が出たら、

日本野良猫禁止して、国内の全ての野良猫保護なり駆除なりして絶滅させるというのはどうか。

2021-08-24

ぶっちゃけると俺はお盆休み中に旅行をした

コロナ禍でどう感染対策しながら家族サービスをしたら良いのか?を考えた結果、妻が突飛な発想をした。

無人島を借りてキャンプしたら良んじゃない?」

青天の霹靂、予想だにしない極めて有用意見である
なぜなら私は漁師の子であり、東京海洋大学卒であり、海技士免状取得者だからだ。

しかも私は学生時代に学友たちと無人島を借りてキャンプをした経験がある。
いやエントリタイトルが「ぶっちゃけ」なので無人島を借りてキャンプした理由も正確にお伝えしなければならないだろう。

無人島キャンプの最大の理由ナンパだ。
我々のような海へ親しい技能者は若い時分にクルーザーなどを借りて海水浴場の近くへ係留・錨泊し「クルーザー乗ってみない?」と女の子ナンパするのが定番ナンパなのだ
このナンパ術、その成功率は9割を超えると言って良い。
このナンパ術の失敗理由は声をかけた女の子家族もしくは彼氏海水浴場へ遊びに来ていることに起因する。それ以外の理由女の子から言われたことがない。
なんなら「今日ダメだったけれど」とコッソリ電話番号をくれる子まで居た。
もし血気盛んな若者がこのエントリを読んでいるのであれば夏場のナンパクルーザーが強いと覚えておこう。

そしてこのクルーザーナンパの延長線上に無人島キャンプがある。
貸し出している無人島にはたいていプライベートビーチがあるので自分たちけが専有できる特別海水浴場となるためコレも女の子ウケが非常に良いのだ。

お前はパリピかとそう思うだろう。バブル世代成金かとそう思うだろう。それは全く違うと全力否定させてもらう。
学内野郎を5人程度集めて割り勘でクルーザー借りたり無人島借りたりするのだ。
1泊2日ならクルーザーレンタルキャンプ道具費用を合わせても50万円あればお釣りが来る。意外とリーズナブルではないかな?

そもそもお前らがイメージしているパリピが新1級小型船舶操縦士とか海技士免状とか持ってるのかと。むしろ金色ネックレスしてそうなバブル世代オッサンとかのほうが持ってそうだろ。
しかし私はバブル崩壊後生まれであり1万円振ってタクシーを停めた経験とかそういうのはネットで読んだみたいな世代だ。

話はそれるが先日話題になった暴走運転する水上バイク水上バイク免許(特殊小型船舶操縦士)ではクルーザー運転できないので、こいつらともまた我々はカテゴリが違う。
いや確かに水上バイクもまたナンパに使えるが、クルーザーほどの威力はない。いやだってクルーザーだぞ?男女関係なくホイホイついてくるやつ一杯居るだろ?w

そしてそのホイホイついてきたのが私の妻である
まりからすると若い頃に私と楽しんだ思い出のレジャーなのだ。妻は突飛な発想だと思ってなかったかもしれない。

思い立ったら吉日、船と無人島の予約だ。
無人島瀬戸内三重が良い。内海なので船が揺れにくく船酔い耐性が低い人でも酔いにくい。

しかし、当日になると折りが悪く停滞前線の影響が強く残る天候で、気象の変動が読みにくい停滞前線では正直現地へ行ってみないと船を出せるかどうかわからない。
こっちも海に関してはプロなので無謀な航海計画を立てることはない。これは学生だった頃からそうだ。遊びで死にたくはないし可愛くセクシー女の子(妻)の心証を損ねてしまう。
子供たちは釣りや海棲生物捕獲を楽しみにしている様子だったが「ごめん、もしかしたら無理かも?天候だけは父ちゃんどうしようもない」と伝えると絶望した表情を浮かべていた。

現地へ行ってみないとどうにもわからなかったのでクルーザーと島の貸主へ電話連絡を取り「天候理由ならキャンセル料頂きませんよ」と快く言って頂けたので「無理なら帰る」ことを子供たちへ伝えて車を走らせた。
車の走行中、天候を確認しながら運転していたが「あれ?意外と悪くないかも?」なんて思ったが子供たちへ伝えると期待感を膨らませてしまうだけなので黙っていた。

そしてマリーナへ到着。めっちゃ凪。すごい凪。
流石にミラーウォーターと呼ばれる鏡面のような凪ではなかったが風も等級ゼロと言って良いほど無風。
しか無人島へ移動してから荒れたら嫌なのでマリーナ周辺を散策しながら注意深く海を観察し、漁港近くを歩いていた風格あるご老人が居たので訪ねてみると「このまま晴れると思うよ。むしろ暑くなりそう」と太鼓判を頂いたので出港決定。
子供たちへ「行くぞ!」と伝えたら手を付けられないほど歓喜していた。

出発前の不安は何だったのか、YAMAHAの船外機も調子よくマリーナ整備士へ心の中で称賛を送り、フルアヘッドで無人島へ向かう。私のチキンハートのせいで時間が多少押してたので暗くなる前にキャンプ拠点をしっかり作り込みたい。
この時点で妻も子供たちもスゴイ良い笑顔だ。船が滑走し水しぶきを浴びてキャッキャと喜んでいる。どうやらお父ちゃん何とか格好付けられてるようだ。

無人島へ到着する。どうだこの究極のソーシャルディスタンスは!
当然、我が家族以外誰も居ない、時折近くを通る漁船も水平距離にして300mは離れてるだろう。まぁ自然以外何も無いけどな!電気もガスも水道も通ってない!
ただ内海を選ぶことのメリット携帯電話通信圏内であることがあったりする。LINEInstagram写真をアップするとかそういうことは可能なのだYoutubeだって観れる。
しかし数万mAhの容量があるキャンプポータブルバッテリはあったほうが良い。それに合わせてトーチやランプも充電式にしておくと何かと便利で、火種も基本は充電式電子ライターかにしておくと不便がない(無人島へ行く場合火種の着火方式複数用意しておこう。オイルライターなどを予備として必ず持っていくこと)。

キャンプなのに文明の利器使うのかよと思うかも知れないが子供相手せにゃならんのでキャンプっぽいことをすることが大事であってガチ石器時代やる余裕なんてないののである
石器時代やって大人キャパティ超えちゃう子供危険晒すことになるのでこういうシチュエーション石器時代はあまりメリットない。
石器時代やるなら第3者のヘルプが使えるとこで私はやりたい。

無人島では真水が大事なので浄水器、鍋、ビニール袋(ゴミ袋で良い)なども必須特にビニール袋は帰れなくなった際に着込むことで保温効果も期待できるので忘れることが許されない。火種があればビニール袋を繋げて真水も作れるぞ。
あとは医療品だな。私は医療品をイチから用意するの面倒だったので自然災害用避難グッズ。全部揃っていて迷う必要がない。
ほかはまぁだいたいのキャンプで使うようなもの持っていけば良いんじゃないか

最後に、実は私は家族の中で唯一2回目のワクチン接種が終わってないんだよなぁ。
しろ無人島キャンプしたときは私だけワクチン接種してなかった。したかったんだけど職域接種の混乱に巻き込まれしまって遅れたのだ。
1回目は幸い副反応もまったくなく腫れも幼少期ハチに刺されたのと比べれば腫れてないって言って良いレベル。蚊かなにかに刺され掻いてしまい腫れあがったときみたい?って感じ。

多くのご家庭が自分家族のためにどうにかして夏の思い出を作ろうと試行錯誤していると思う。
中には子供を遊ばせるとは何事か!とか心なく言うような人も居るけど、だからこそ私は私なりの試行錯誤をここに記すことにした。

我々大人子供時代に多くの夏の思い出を大人たちの協力によって積み上げた。これは事実であり否定しようがないものだ。
ならば次は私の番である。私が大人になったのならば今の子供たちへ報いる番なのだ
子供よりも経験豊富で知恵のある大人として育てて頂けたからこそ私は子供たちのために試行錯誤をしなければならないのだ。

の子供たちに将来「夏の思い出を大人に奪われた」と言わせないために!
の子供たちに将来「次は自分の番だ」と言ってもらえるように!

バイト日記

 店の床をゲンゴロウが這っていたので取っ捕まえてAさんに見せたら、今時激レアだと驚いていた。

 Aさんがいうには、この辺には田んぼが沢山あるけど、水棲昆虫の類いはほとんど見られないのだそう。

 というのも、ここ二十年ばかりで田んぼが激減したことに加えて、残った田んぼにも虫除け剤が撒かれているからだという。ホウネンエビカブトエビ田んぼに住み着くのを防ぐための薬剤だ。結果、田んぼに棲む生き物の生態系上位にいたゲンゴロウタガメミズカマキリはエサを失って生きられなくなった、という訳だ。

 私なんかは田んぼに棲む生物知識小学校時代で止まっていて更新されていなかったから、そんなことになっているとは知らなかった。

 Aさんは店内に変わった虫が飛び込んで来ると捕獲して家に持って帰るのだけど、ゲンゴロウはさすがにレア過ぎて一匹でも捕るのは惜しいといって、近くの田んぼゲンゴロウを逃がしに行った。

2021-08-23

anond:20210823081219

学歴大手厨は露骨負け組馬鹿にしてくるから嫌いなんだよなぁ…。街コンご飯食べ食べした男がそれで面倒臭かったゾ…。お前プライドが高いんだよぉ!

学歴大手厨は†悔い改めて†

増田性格が良さそうだから、嫌で無ければ結婚は幾らでも出来るだろ。

若くて可愛い大学生のうち、1人くらい先生大好き〜♥言う奴が絶対いるだろ?

それを悶絶JD専属調教師としてキープしつつ、卒業後にでも捕獲して、どうぞ。トロフィーワイフ、ゲットだぜ!

2021-08-22

カルロス・ゴーン奪還作戦とか電撃的にやらんもんかね?

いや奪還という言葉おかしいか拉致作戦?いやなんでもいいんだけどゴーンを捕獲する極秘作戦電撃的にやってくれんかね。やって欲しい理由面白いから、というだけだけど。極秘裏に作戦練ってくれてねえかな。

2021-08-16

anond:20210816143943

戦わないなんて別に普通じゃん

ソ連軍侵入が始まった後、慌てて関東軍は逃げた。

逃げたというか、朝鮮の方に司令部を移すということで全員逃げるんですけど、

当時満州には満蒙開拓団の人が20万人くらいいたんですが、彼らには一切情報を出さなかった。

どうしてかっていうと、情報を出したら、関東軍ソ連軍侵入に気づいたことがわかっちゃうから

ソ連軍に知られるとまずいので民間日本人に教えなかった。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/44681?page=4

命が惜しいから戦わないなんていたって普通

不審船が来たとき空てい団もレンジャーも出なかっただろ

接近戦して捕獲すれば工作員尋問することだってできたけど命が惜しい

国益より軍人の命

2021-08-07

ゾンビロボット部隊の戦い・ロボットの中身は捕獲したゾンビ電気で刺激して動かしている・ゾンビ甲冑を着せている・臭いロボットコックピット防臭性能が必要そもそも隊員は酸素マスクをつけている・そのうな状況からゾンビ脱臭化が望まれる→ゾンビ脱臭化に成功→その脱臭技術ゾンビロボット技術を応用して高性能オナホが開発される→じつはゾンビの肉体そのものゾンビウィルス存在しているので直接ゾンビ肉と接触したチンポからゾンビ化が始まる。

2021-07-29

モンスターボールの中が快適空間ってご都合主義だよな

家族や仲間といるポケモン捕獲して自由を奪い洗脳して戦わせて苦痛を強いることの暗さが漂白された優しい世界だ。

当然ポケ虐はやめようといってポケモンに関わるものを一切利用しないという運動ポケモン世界にはない。

2021-07-23

野良猫の糞が臭すぎるんだがどうすりゃええの?

捕獲ゲージ設置して捕獲すれば保健所で引き取ってもらえるか?

害獣だろもうこれ。餌やりしてるカスもついでに引き取ってもらいてぇ。

2021-07-12

素手オケラ捕獲した。

 仕事場の床になんか細長い気持ち悪い虫がいた。よく見たらオケラだった。オケラとわかったとたん可愛さ爆上がりする不思議。お尻から生えてるトゲっぽいものはかなり気持ち悪いのになあ。

 数十秒格闘した末に捕ったー! 『となりのトトロ』のメイがまっくろくろすけを捕った時みたいに両手で挟んだ。オケラは私の手の中ですごく元気だった。手の中から全力で逃げ出そうとする生き物って何でこんなに可愛いんだろうなあ。

 と、思ったら指の付け根辺りをあの頑丈な前足で掘られて「いででででででっ!」って汚い声出た。そんな時に限って客が来て「はぁ?」って顔されたので、なに食わぬ顔でオケラを薄手のビニール袋に放り込んで「すみません、少々お待ちください」って言ったら、より一層「はぁ?」って顔された。

 仕事中だというのに、オケラが可愛くて気もそぞろになった。ビニール袋の中でオケラは全力ダッシュしていたが、その姿は車輪を回すハムスターみたいだった。

 自宅に持って帰っても飼えないので、オケラ職場の虫好きな人にあげた。

2021-06-29

外国住宅街にワニが紛れたとかでなんとか大人達が捕獲して国立公園に放してやったみたいなニュースを見た

こういうのってもし捕獲過程で携わった人間が大けがしたりあるいは死んだりしたらやっぱりやめたって感じで殺すんだろうか

それとも一度捕獲するという選択をした以上は犠牲が出ても信念を変えないという感じだろうか

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