はてなキーワード: 描写とは
弊社はキッチン大手なので珍しいことではなくほぼ毎クールなにかしらに使われている
それほど愛社心は強くない方なので全ての作品を追っているわけではないが、ふと見てみた
そしたらさあ、なんか下品な内容なのよ
コメディタッチで男同士がポカポカ叩き合って、スリッパで殴ってるうちは可愛いもんだったがフライパンで殴り合うんよ
引くわー
そんで食事中に話しながらとんでもないことを言われて味噌汁を噴き出すという描写
汚いわー笑えないわ―
元警官のアカウントでこれか…性犯罪訴えに行ったらこれがでてきて「気持ちよかったですか?腰振りましたか?」とか聞いてくるのか、絶望的な国過ぎてびっくりするな日本。
https://twitter.com/Blo_g_hello2/status/1745772462187626640?t=veYKZh85qAd6ouNV9sUoaA&s=19
炎上覚悟で発言するけど、男性諸君はこれから性交渉をする場合は必ず「ハメ撮り」をしましょう。
今回の件で部外者の私はどちらが良い悪いの判断は出来ないので棚上げするにして、女さんの気分赴くままに訴えられて金を取られる可能性がある男性諸君は自分を守るための証拠として行為の記録を残すことを勧めます。
女の機嫌で人生を左右されてしまうなんて馬鹿馬鹿しいので、こちらも防御する必要がありますよね。
では、なぜ動画に残す必要があるかと言うと、性被害を警察に相談した場合に調書という形でいろいろ聞かれるんですよ。そこでは、その行為が本当に強姦であるかを立証するために、自分から求めていないか?例えば自ら腰を振ったとか、上に乗ったとか、誘惑する言動をしたとか、を書類にまとめます。あ、この調書は基本は同性の刑事さんが聞きます。
そこで、これは同意とは見做されないなと有罪的な状況が期待されるのであれば
なので、男性は同意がある性交渉を冤罪にでっち上げられないようにするため行為を動画に残して「あッ。キ、きっもちっい。あっん…。」的な描写を残しておけば安心です。そうすれば民事や刑事問わず「これ、あなたも気持ちよくなってますよね、その場の状況を楽しんでますよね?」となります。
なので、今の時代は動画に残しておくことが重要になる。言論証拠よりも動画等の見える証拠が優先されるのは当然ですから。
もちろん、盗撮はダメですよ。撮影も同意がなければいけません。販売したりしたら別の犯罪になるので注意を。
なので、女さんの言ったもん勝ちの状況に対応するためには「ハメ撮りさせてくれないならセッくすはしないよ〜」とのスタンスがアンパイです。
うーむ、そこはやっぱり相入れないのか。
悲壮さを伝えたい、加害者側の気分で興奮するためではない何らかの演出意図でそういうシーンを入れる可能性は、普通にあると思うのですよね。
物語って、別に加害者・被害者の視点だけで見るものではないので。
現状だと局部を映さなければ18禁にはならないので、ダイレクトエロでなければ(不快であっても)普通に流してOKとなってしまうと思いますが、それもやはり注意書きだけではダメというご意見なのでしょうか?
個人的には、(性被害ではないものの)いじめのシーンもけっこうクるんですが、いじめの悲壮さを伝えたい意図があるなら制作側は入れたくなるだろうと思う。
それと同様に性被害の描写を入れたい、と思う作り手がいてもなんらおかしくはない気がするんですよね。
あと全ての表現がすべて意図に基づいているわけでない可能性もあるかなと。
あとは表現意図でそこを分けることがそもそも可能なのか?そこで分けてもいいのか?という問題もある気がします。
アニメも映画であればPG,R指定がありますが、やはりR指定となると
・内容が反社会的
・犯罪を賛美するように描いている
・薬物関係は特に厳しい。注射器が映っただけで即アウトになる場合もある。
でもそういう基準を全部飛ばして、制作意図のあいまいな可能性を検討できずに一律で長く描写するなら18禁、というのであればそれはこうしてほしいという表明以上の、現状の規制を変える話になってくるように思います。
理解が足りなかった点がたくさんあり、大変申し訳ない。丁寧に説明してくれてありがとう。
「規制すべき」とは思わないけれど、こういう表現をやるなら限定された場所でやってほしいという意見表明とのこと。
個人的にそういう意見表明はドンドンしていいと思うので納得した。
自分もあのエピソードは変えてもいい(むしろ変えたほうが視聴者にとっての好感度が上がる)んじゃないかなと思ってた。
ただ、「加害描写をしなくても作品は作れる」は、すべての作品には言えないとも思ってる。
レイプシーンを長々描写しなくても作れるけど、長々描写しないと作れない作品も存在するし、
その中には、加害欲求がありそうな人の要求を満たすためでなくレイプシーンを長々と入れたい作品もあるんじゃないかとは思う。
こういう表現が嫌だ、見たくない、時代に合わない、やりたいなら限定された場所でやってほしい、という意見を表明しているのであって、統一基準で網をかけて放送の可否を判断するべきだと言っているわけではない。
それこそ時代によって、社会の変容によって変わるものだろうし。
たとえば性被害を描いた映画で、被害者の裸や性行為そのものは画面に出さず、見る人を興奮させるような絵を作らずに作品を作っていた監督がいる。
レイプに関する話だからといって、レイプシーンを長々と描写せずとも作品は作れるのだ。
結局、何を描きたいか、の話になるのだろう。
下着を気楽に覗く話を作る人は、それを見て嫌な思いをする人がいても、それを描きたかったのだろう。
レイプシーンを長々と描写する人は、それを見て嫌な思いをする人がいても、それを描きたかったのだろう。
そんなシーンなくても話は作れるのに。
短絡的な質問に見えたなら申し訳ない。こちらの言葉足らずだった。
実はどこまで表現を規制すべきかについてずっと考えていて、家族や友人と話したこともあるのだが、自分の中でうまい説明が浮かばず。
なので、個人的には「殺人が出てくるアニメもドラマもたくさんあるじゃないか、なぜアニメで性加害を描くのが非難されるのか」ではなくて、「道徳的に好ましくないとされている事物の描写をどこで区切るべきなのか」について聞いてみたかった。
犯罪を容認するように描くことが問題なのか、犯罪を細かく描写して被害者の記憶を刺激することが問題なのか、この二者は厳密に分けて議論すべきだと考えてる。
また、加害欲求がある人を楽しませるために作られていると「どう」判断すればいいのか、自分にはまだ答えがない。
そのあたりの詳細な議論を経なければ、簡単には規制できないのではないかというポジションなんだけど、いまだにその答えは出ずにいる。
あとは、「こういう最低な人間性である」ということを描写するための演出としての胸くそシーンは加害者性を持っている人のために作り出されるシーンではないが、そういったものも一律で規制するのか?とか。
(そういうシーンがあると注意書きすることはアリなのかな、と思ってはいる)
すべてを分類できないのであれば、ゲームの暴力・薬物への規制シーン、または最近の津波放映のように事物があること自体で規制したほうが無難なのかな?と思っているが、そうすると殺人を含むミステリ文化には大打撃になるし、それを一概に規制しなければいけないのか?と言われると自分はちょっと答えがでない。
ミステリなどにおける殺人は、もう殺人というよりただの事件のトリックのための道具となっているので、こういう場合はいいのか?とか。
元の快斗は、アニメ化するときにエピソード置き換えてもよかったのでは?とは思ってる。
あと自分は痴漢被害者(複数回・性器接触あり)だが、フィクションにおける痴漢シーンすべてを規制してほしいとは思ってない。
痴漢は死んでくれとは思ってる。
女性漫画家の男性キャラの履いているズボンの股間周りのシワの描写が女性のそれになってるケースが多い。
男性キャラの股間あたりに水平なシワが左右の太股の付け根を股間の部分を通って横断している描写になっている人が結構いる。
男性諸氏はご存知かと思うが男性のズボンの股間部分のシワはこうはならない。
底にまとまった体積の物体がついていて布がその面積分盛り上がっているから、シワは太ももから股間に向かって斜め下に向かう形になる。
女性漫画家の描くズボンのシワはちんぽがないようにしか見えないシワになっている。
布がちんぽの体積で盛り上がっていることや、縫製がちんぽのぶん余裕をもたせた形になっている事を分かっていない作家って多いんじゃないか。
女性向けのズボンは平坦な股間にぴったりな縫製になっているがそこの違いに意識が向いていないように見える。
男性は物心ついたときから小便のたびに自分の性器を見るし、公衆浴場やプールの着替えで他人の物を見て大きさの違いなどを実感したりと股間に意識を向けることが多い。
だが女性は便器の腰掛けて尿の出る部分は見えないし、単に平坦な場所なので、せいぜい小学校高学年の修学旅行やプールの着替えで毛が生えたかどうかくらいでそれ以外は他人の股間に関心を持たないのだろう。
筆者は6年くらいクトゥルフ神話TRPGをやっているTRPGプレイヤーである。
6年といっても本格的に遊び始めたのはここ3年くらいの話で、クトゥルフ神話TRPGは死ぬほどやっているが、他のシステムは数えるほどしかやっていないというあたりで、有識者にはどのあたりの層なのかわかると思う。
こんな増田を読んでいる人はご存じだと思うが、昨今のCoCの市場では、ありえんくらい同人シナリオが増えている。
そんなの元から多かったといえばそれまでだが、数年前のそれとは毛色が違う。
なんか素材が豪華になってるとかそれによりシナリオごとの単価が高すぎるとかショッキングな地雷要素がうんぬんとか改変禁止がうんぬんとか様々な問題が浮上し、日夜学級会が行われる、それはまあ治安の悪い界隈になっている。
とにかく数年前とは比べ様々な変化が起こっているわけだが、今回はその中でも「セッションの目的が「卓それぞれの物語体験を得ること」から「同シナリオを回った人たちとの体験共有」にシフトしている気がする」という面に着目したい。似たような考察をしている人を何度も見かけたことがある。(もちろん今でも前者を求めている人はいるだろうし、単に筆者の周辺が後者の人々に偏っているという事実は多分ある)
こうなるとシナリオの内容はどうなるかというと、「プレイヤーに規定ルートを通ってもらう」必要がある。つまりは自由度が減る。規定ルートを通らないと大事な見せ場のシーンに辿り着けないから。
そもそもTPRGは対話ゲーだ。「空気読み」だというのも当然の話ではあるのだが、そういう、「他のプレイヤーやGMとケンカせずみんな納得できる形で遊べるようにしようね」というのとはちょっと話が違う。
「プレイヤーに規定ルートを通ってもらう」ことを前提としたシナリオを遊ぶ場合、プレイヤー側としても空気を読みながら規定ルートを探しつつ慎重に行動を取らないといけなくなる。つまり顔色を窺う相手は同卓者ではなくシナリオとその作者である。
長々と書いたが、この増田は、要は「これが最近きついよ~」という愚痴だ。いやもう、界隈全体のパラダイム・シフトが既に起こってしまったことである以上、解決策は「適応する」以外にないとは思うのだが。
「これをやりたいと言ったらKPは困るだろうか」「これをこう解釈するのはシナリオ上規定なのか?」というのをうだうだと考えてしまい、なんかきつい。自分もKPをするのでプレイヤーがシナリオにないことを言い出した時の焦りはよくわかる。その分KPにめちゃくちゃ忖度してしまう。
聞いたらシナリオに書いてあるかどうかはっきり言ってくれるKPもいるが、「やんわりと止めてくる」とか「聞いたこととちょっとずれたことを答えてお茶を濁す」タイプの煮え切らないKPもいる。無理なら無理と言って欲しいし誤った解釈をしているのならそう言って欲しい。
「自分はどうしたいか?」よりも「シナリオの『欲しい行動』はなんだ?」をずっと考えている気がする。これちゃんとゲームか?自分何やってんだろうと時々思う。
こういうプレイ上の戦略の空気読みはまだ良くて、先日、エモシというか、感情を揺さぶってくるタイプのシナリオに行った時がきつかった。
ネタバレのためにシナリオ名は伏せるが、黒幕との戦闘後、「味方NPCが瀕死になっている状況で黒幕が逃げそうになっている」というシチュエーションが発生した。
シナリオ的にはこれは負けイベである。だが黒幕は神格でも神話生物でもなく人間であり、野放しにしてはまた悪いことをすることは火を見るよりも明らか。
ならフリでもPCは追わないといけないのでは?と思い、後を追うという宣言をしようとした瞬間だった。
味方NPCがなんか喋り始めた。
筆者はこの瞬間なんとなく「こいつ『良い事』を言うな」と思った。この場合の「良い事」とは、戦略上助かる手がかりではなく、PCの心に深く残るエモいセリフを指す。(実際、激励の言葉だけで次につながる情報は何一つなかった)
でも正直筆者はこのNPCのことがそこまで好きではなかったため、「はっやっく 追わせろよ~~~!!!」とレインがなかなか剣を振らなかったときのアリスみたいになってしまったのだ。
なんとなく黒幕を捕まえるのが今じゃないことは察するけどフリで良いから追わせろよ!!!声聞こえたもん見失うまで追わせろよ!!!!
いや言えるわけねえ~~~。
みんなNPCの「良い事」に耳を傾けて「いい人だ……」ってなってるし、「すいません、俺だけでも追って良いですか?」なんて言い出せる空気ではなかった。
なんかこれがずっと納得いっておらず、多分「追う」が規定ルートじゃなかったんだろうな~~。いや、それくらいそのときからわかってたが……。とずっと悶々としている。
しかもこれは要するに「PCを引き留めたNPCは無能ではないか?」という告発(NPCディス)になるため、同卓に言えずにここに書いている。シナリオ名を出してふせったーを書いてやりたいとも思ったが、炎上しそうで怖い。
でも「優秀な警察官」という設定のこのNPCがPCを引き留めたことはやっぱりおかしかったんじゃない?せめて関係の深いPC一人置いて残りは追わせてもよかったんじゃないかなあ………。ううん。そこまでして規定ルートの遺言必要だった……?なんならこのNPCが「有能かつ人格者」として扱われている現状に納得いってないだけの可能性もある。
正直、このモヤモヤを発散するために文を書いた。前半部分は要らなかったかもしれない。
まあ空気を読みすぎて鬱々しているのは界隈が悪いとかではなく自分の性格要因がかなり大きいと思うので、恐れず自分の考えを提案できるように成長できたら良いのだが。
※もし「あのシナリオかな?」と思ってもシナリオ名は出さないでほしい。そういうネタバレを含むシナリオ告発をしたくて書いたわけじゃないから。
【追記】
実は増田に投稿したのが初めてだったので「ちゃんとコメントつくんや……」とちょっとびっくりしている。
本当にたまたまなのだが、この増田を書いた直後に件の卓のKPとサシで会話する機会があり、思い切って話してみた。
真相としては「KPPL間の描写意図が伝わっていなかった」である。
まず、上記の「声聞こえたもん見失うまで追わせろよ!!!!」についてだが、これは「黒幕の声が遠くから聞こえる」という描写があったためである。そしてこの描写はKPが追加したものだったことが判明。(まだシナリオを読めていないので筆者は知らなかった)
シナリオでは黒幕がこの場に残ったままNPCの遺言が残されることになっており(多分作者も気づいてなかったんだと思うけど)「そんな状況だったら遺言どころじゃないし、まず捕まえにかかるだろう」と考えたKPが描写を追加。
この「遠くから声が聞こえる」をKPは「もう遠くにいるので追えない」というつもりで書き、筆者は「声が聞こえる距離ならそう遠くないはずだし逃げた方角もわかる」と解釈したのが不一致の原因である。
とりあえずKPとは互いに「ごめんね」とした。
あの場で空気が壊れるとか気にせず一言「KY発言かもしれないけど追った方がよくね……?」と言っておけばこんなにモヤモヤしなかったかもしれないなあと天井を見ている。
いずれにせよ筆者は「規定ルート」の風潮に過剰に吞まれていると思うので、空気を読まないことを恐れ過ぎないように意識していきたいと思った。
【コメントについて】
・NPCの語りが終わった後に、自分のPCは黒幕を追って見失い戻ってきたという既成事実を作ればよかったのでは
→それだ。言えなかったら言えなかったでそれが一番正解な気がする。今後の参考にさせて頂こうと思う。ありがとう。
当初こそ面白いけどキッツ…な面があったが段々ちゃんと面白くなっていった意外な枠。
関係者の人が同窓会か文化祭みたいな作品と言っていたが正にそんな感じ。
終盤の超展開も00年代エロゲによくあったトンデモ展開のオマージュと考えればむしろ余程マトモに見えるという。後で見返すと例の手紙が途中でしっかり出てきてたりしてああこれはトゥルーエンドルートだけをアニメ化したんだねえっていう。
あとはメイドさんロックンロールを鼻歌とはいえ令和に聞くとは思わなかったというかよく歌わせたなとか。
エロゲパケを実名のまま出すとか久々っぽい気がするけど実物の画像取り込みにするとそこだけ文字通りの解像度が高くなり、画面全体として違和感が出るというよくある絵になるのはどうしたものか。これを違和感なくやろうとすると新海作品みたく背景まで超精細に書くしかないのだろうけど。
ひたすら暗くて重いやつ。
…だったようなという前シーズンの記憶で視聴。したらやっぱりめっちゃ暗いし重いし良いそうな奴から死んでいくやつだった。
円盤を売りたい勢や金出してる勢は美少女動物園に絶対したがるだろうに全部撥ね除け、ゲームの販促になるかも怪しいぐらいの暗い重い展開で完走。いくらドシリアス寄りの作風でもギャグ回とかお風呂回とか温泉回とかみたいな息抜きイベント皆無で貫き通すのはある意味凄い。
何処かの監督インタビュー記事で「息抜きシーンは入れてみました(^^」みたいなのを読んだ記憶があるがそんな明るいシーンあったっけ…。
自動車メーカーとのコラボとかスポンサーとか欲しいけど法律無視して公道レースする走り屋コンテンツなんてコンプラ的にアウト過ぎる→でも公道レースは譲れない→せや、色々あって公道がサーキットになった世界にすれば解決!!という理屈付けかは知らんがそういう感じの都合の良い設定によるレースもの(と理解した)。
レースものなので登場人物も多くてシーンが小間切れになってしまうので頭文字Dのと比べると迫力的にちょっと惜しい感じ。
「すげぇあのハチロク!完璧なブレーキングドリフト!啓介が突っ込みで負けてる!」
というのを見たいのだよな。
モータースポーツなのにヘルメットはしないんかとか超人気であるはずなのに全世界視聴者数3,000万人って0の数足りてないやろとかはさておき、女性キャラに対する描写が一番キツい。湯気だとか肌色だとかそういうのではなく、女性キャラに向ける視線がひたすらおっさん臭いというか昭和とか平成初期過ぎて気持ちわるっってなったので新しい発見ではあった。同じエロとかお色気描写としても爽やかさ?みたいなのが無いというか、ねちょぉ…っとした粘着さを感じるんよな。
派手さは全く無いものの、ライバル側含めて良い感じに綺麗に纏まった感。
青が好きですが紫も好きです(結論)。
二股してる時点でクズなんだけど三股以上のドクズにはならないこの絶妙なラインで面白い。
取り敢えず原作全巻買ってみた。
突っ込んだら負けなのでこういうのでいいんだよこういうので。
転生ループもの。
ただのはめフラでは?と思ったけど周りの人間が勝手に良い感じに勘違いして良い感じに進んでいくというところが面白いポイントか。
取り敢えずコミック全巻買ってみた。
1話だけ見るとやべー枠だと思ってしまったけど毎回見てると癖になって面白くなってくるギャグ枠。
毎回こういう枠はあって欲しい。
何故これを見続けてしまったんだ枠その1。
ちょっと死にすぎだろっていうハードモードの始まりのくせに、アイドルライブシーンを入れたりするギャグとの落差で風邪を引きそうな枠。
一応原作は全巻買ってみた。
ラップバトルとは…?な前シーズンと同じく、ターン制の違法マイクバトル。
新キャラが一気に登場してきたけどツッコミながら見る分には面白い。
どうして現実世界みたいな会社の嫌な話をアニメで見させられてるんだ…となる枠。
何故これを見続けてしまったんだ枠その2。abemaでコメ蘭を見ながらでないとなかなかキッツい。
主人公的には自由気ままなゆるふわスローライフが目標?みたいだけどやること成すこと全てが諍い事を振りまいてるし、わざとらしくやってる癖に「なんでぇ?」となるのが露悪的な性格の悪さも相まって見ててふぇぇ…ってなってしまう。
比較されがちな、ろうきん(老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます)は一応ちゃんと?してたんだなあ…。
一期丸ごと使ってプロローグみたいな内容なので二期で本番か。で、プラムは女の子じゃないんですか。
あーまたよくあるハーレムラブコメものかーって感じで見てたが、そんなチャチなものじゃなかった。
ギャグ寄りの作風だとは思ったが終盤の展開は流石に予想外過ぎたしあのEDは反則過ぎる。というかこれやるためにCDも円盤も発売日を遅くしたのでは。無駄に本気すぎる。
あとアップの作画が大変に良く、やはりキャラデザ総作監:矢野茜は強すぎるのだなと。
やはり原作全巻買ってみた。
タイトルロゴ、OP/ED、出てくる文字まできちんとローカライズされてるのは凄い。
主人公の喋り方とか雰囲気に物凄い既視感があったけど百合ものとして好き。原作も勢いで購入済み。
EDのバージョン違いが多数(各ソロと2番?)あったのも良き。
絵は可愛いけど重いよー。
だったけど最後には良い感じになったので良かった。
これ正体隠す意味あったんか?と終始思ってた。
史上初?のeスポーツアニメ。ゲーム画面がPS2とかPS3っぽい。
病んだ妹でダークホースと目されたが、なんか無理矢理良い感じにまとめてしまった。
ゲーム画面はずっと3DCGだったのにあのシーンでアニメになるのは有りなの…?
似非中国もの。名前は全部漢字があるのだろうけど、音だけ聞くと想像しにくいので名前が全く覚えられん…。
やや癖のあるキャラと悠木碧の演技の上手さで普通に楽しんで見てたのに、「猫猫は女性版キリトさん」という言説を見て以来「猫猫かなーやっぱりww自分は思わないんだけど周りに猫猫に似てるってよく言われるwww」という幻聴が聞こえるようになったのでインターネットは罪深い。
一応コミカライズは全巻買ってみたけど2種あるってどういうこと。
あ、こういうのめっちゃ好きなんでもっと早く教えて欲しかったんですけど?と言いたくなる作品。
原作は多分表紙ぐらいは見たことあるはずだけど、フリーレンが少年に見えたのか何なのかピンと来なかったっぽい。
正直初回の拡大枠とか優遇されてるのを見ると、あーへーふーんと逆に警戒してしまうのだけど優遇されるだけのことはあるのだなと。
当然原作全巻買ってみた。
俺たちの戦いはこれからだ!なところで終わってしまった…。
決して悪くはないのだけど前シーズンが物凄く良かっただけに難しい。
キャラが多い…。
アイドルっぽいアイドルアニメではなく、少年漫画っぽいのを作ろうとした感じはする。
一応全話見たのだけピックアップしたので途中までのは端折っちゃった。というか端折っても23秋は十分多いよ… 基本リアルタイム派なので一度見逃したり枠が被ってると積み録画行きなりがち。
4話ぐらいまで。シリアスギャグな感じで面白いけど一度見逃してしまったので配信で見ようと思ってそれっきりに。舞台が神戸とかマジなんか…
3話ぐらいまで。なんか1話が話題だったので急遽。返信すると若返るんかーいというところを確認して満足してしまった。
ジャンプ大好きそうな癖に講談社なんかよと突っ込んだ記憶。謎の外国人忍者の正体は…なあたりの記憶はあるのでこれも3話ぐらいまでか。面白かったけど見逃してしまった。
そういえばこれもあった。特に可もなく不可もなく…だけど見続けるほどの吸引力は足りず。3話ぐらい?まで。時間帯的に、ポーションやおっさんみたいに他のついでに見るという感じでもなかったのでお流れに。
豚レバーは最果てと被ってしまってたので積み録。陰実は1期見逃し、盾は1期面白かったけど2期で見逃し、SPY×FAMILYも1期途中で見逃しでこれらまとめて積み録。シーズン丸ごと見逃すと消化が追いつかない…。
婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込むは1話見たはずだけど、上手く言えないけど自分向きじゃなかったっぽい感じでお流れ。
シャンフロは評判良かったっぽいので後で見ておきたいところ。
女神聖女叡智聡明!なハッピーエンドプリンセスは名曲だけど、すみぺ曲枠としては今日のエンディングは私が買い取ったから好きにしていいわよねで上書きされてしまったので…申し訳ない。
MFゴースト見てる人多いのが意外というか揃っておっさん臭いと思われるぐらいにはやっぱりアレなんか、小綺麗な現代的CGとのギャップで余計に悪目立ちしてる気がする。
そして逆に僕雨見てる人はやっぱりいないか、まあ少ないよね。abemaのコメ蘭では「遅れて来た今期ダークホース!」「お兄ちゃんどいて!そいつ○せない!」と(局地的に妹が)大好評だったのだが。やはりeスポーツものなのにeスポーツ要素が無い時が一番面白いというのが課題だった。
100カノは十分すぎるほど楽しんでしまったというか「幾ら美少女動物園ものでもそれは無いやろ」と無意識に可能性を否定していた自分の浅さに気付かせてくれた(ラスボスは本当に予想外で完敗)良い作品だったので冬コミで設定資料集セット(10,000円)買いました。
なお完全な余談として、冬コミで見かけたアークナイツのアーミヤとドクターのコスプレが完成度高くて良かった。アーミヤのウサギ耳可愛い。あんなに可愛いのにどうしてアニメはドシリアスなの…。そしてドクターはアニメに寄せると完全に不審者の出で立ちだった。
アニメ終わって面白かった続き気になるな?ってなっても次のシーズンのアニメ見始めると忘れてしまう(おっさんの記憶はFIFO)ことが多いことに気付いたので、好み的に面白いかなと思ったら忘れる前に買うようにした。まとめ買いは基本Bookwalkerの50%還元とか全巻セット20%オフとかのタイミングで買ってるので、1シーズンに数作程度ならそう多くはならないし。
今日見てきたけど戦国映画という名の仁業DVバイオレンス愛憎BL映画じゃないか。
衆道といえばそれまでだけど、戦国武将の心理的愛憎をみるとは思わなかった。しかも男性同士でキスだけじゃなく事後からの胸元ペタペタ、バックでのしのししていて、俳優さんすげー。
多分今のBLからみたらもう古いタイプのBLだから、腐女子界隈じゃ話題にならなかったんだろう。お互いの尊敬大事で1人の人間として相手を思いやるっていうのじゃないし。
いや、マリオの映画はそういう描写を押し付けがましくなく自然に出来ていたからアンチポリコレ派から好評なんでしょ
アンチポリコレもどうかと思うけれど、理解力がない事にかけてはアンチアンチポリコレも負けてねーな
https://twitter.com/6wQC4HBl1f19712/status/1744276266831016251
@6wQC4HBl1f19712
マリオの映画、オタクから「アンチポリコレバンザイ!」みたいな持ち上げられ方してたからそういう映画なのかと思ったけど、見てみたらブルックリンに住むイタリア系アメリカ人ブルーカラー一家とかいうバチバチのマイノリティ描写があって、普通にポリコレしてたしピーチ姫が強え。
今朝、突然妻から「〇〇がろくに前戯もしないし早すぎるせいで私はただ〇〇が気持ち良くなるだけの道具みたい。私はこの先一生満足しないまま人生終わるんだ」と言われてシクシク泣かれた。
妻が泣いたのは付き合って結婚して現在に至るまで一度も見たことが無いのでこれは相当にやばいと思う。
その後に落ち着いた妻に謝罪したところ、妻も「私も今まで何も言わなかったから」と謝罪してきた。
前戯に関してはこれからは遠慮せずにしてほしいことや要望をお互い伝えるということになったが、早漏に関しては自信がない。
ちなみに自分でも自覚はしていたが、妻含め付き合ってきた子から指摘されたことが一度もなかったため考えないふりをしていた。AVやエロ漫画や猥談を読むと「腰を振る」という記述や描写があるが、俺はそれを「現実にはないポルノ」だと思っていた。腰を振ればすぐに出そうになるため、俺は出る瞬間の数秒間を除くと行為中に腰を動かしたことがない。というか挿れた時点でもう射精感がある。どんな時でも挿れたまま動かず我慢しながら密着してイチャイチャして数分すると出そうになるのでその瞬間に腰を振って終わるという感じ。
妻が薬の服用に不安を抱いており、まずは薬を使わずTENGAやカウンセリングで対処してくれるクリニックを探してくれたので今度受診してみる予定。
・20代前半くらいだと一晩で3発とか本当にいけるし、ある程度精液の量もある
・「キスだけで勃つ」「愛撫だけでイキそうになる」も都市伝説じゃなかった
・エロ漫画みたいに精子は勢いよく遠くに一定の量を射出できる、「出しすぎ♡」みたいなのは「ある」
・溜めると本当に濃くてねっとりする
・精液はなんか舌触り含めて漠然と不味い、飲み込めない
・少なくとも腟内ではカリの高さは感じ取れる、意外と先端までハリがある
・「勃ちすぎて痛い」という状態もあるらしい
・1度くらいは前立腺マッサージに興味を持っている男性は「いる」
私は描写を盛っていなかった、本当なんや!男ってエロいな!と感動したが
私はもうエロ本を書けない
どっかに書いておきたかったんだけど、住所バレが怖いので、匿名ダイアリーに書いておく
別段変わった描写があるわけじゃないので、特におもしろくはないと始めに予防線を張っておく
こういうどうでもいいレベルの日常は多分誰も書かないだろう。でももしかしたらどっかにちょっとは需要があるかもしれない。
実は阪神大震災の被災者でもある年寄り(当時は大阪府豊中市在住)
修繕すれば問題ないレベルのひびだけど、いろいろおちつくまではしばらく放置したほうがいいかな
物流はしばらく混乱してもしかたがないかなと思ってスーパーへ買い出しに行ったら、まったく普通に商品がそろっていて驚いた
水だけは「1家族3箱まで」と制限があったけど、それ以外は本当に普通
阪神大震災のときは近所のスーパーマーケットの商品がごっそりなくなっていたのに
当時とはいろいろ事情が変わってるのは理解していたが、あっというまにいつもどおりが戻ってきてびっくりしてしまった
ありがたいことです
去年までは大騒ぎしてたようなレベルの微震でも動じなくなってしまった
自分が住んでいる場所はもともとよくヘリコプターが飛ぶところだった
ドクターヘリが着陸する病院やら自衛隊やらからそんなに遠くない場所にいるから
1日以降はひっきりなしにヘリが飛ぶ音が聞こえる
間断なくといっていいレベル
おつかれさまですと心のなかでだけつぶやいている
普段は30分だったかな? 30分ごとに接続しなおす方式だったけど、非常時に備えてか、今はその制限がなくなってる。
繋ぎたい放題。でも嬉しくはない。今は安穏にかまえてられないんだと無理矢理にでも知らされる。
○ご飯
朝:なし。昼:なし。夜:マクド。間食:チョコ。ハッピーターン
○調子
むきゅーはややー。13連休9日目。
・前提
僕はタイプムーン作品やインタビューなどを網羅的、横断的に追うことはしておらず、本作品以外の情報は仕入れていないので何か過不足があった場合それは悪意ではなく無知なので、ご指摘していただければと思います。
・はじめに
奈須きのこの未発表小説として度々インタビューなどで言及されていた作品を元にしたノベルゲーム。
1980年代後半、町の発展が進む三咲町を舞台に、そこを魔術的な意味で管理する蒼崎青子と久遠寺有珠が、山から降りてきた純朴な静希草十郎と出会うことから始まる、公称ジャンルはジュブナイルストーリー。
ノベルゲームながら静ではなく動を意識したルックがめちゃくちゃすごかった。
ストーリーも伝奇物のバトルシーンの痛快さに、衒学趣味たっぷりの小難しいパートと言ったエンタメらしい部分と、山から降りてきた少年目線で見た都会の息苦しさとそこに住む市井の人々の魅力を情緒たっぷりに読めて非常に面白かった。
群衆劇めいた部分が強くあるわけでもないのに、町そのものが主人公のように思えるのも印象深い。
そして、タイプムーン作品として横断的な言及が必要となる第五魔法を巡るエピソードも、この作品を点だけ見ても面白いと、どこを切っても面白いしかないすごく大好きな作品だ。
・凝られたルック
まず目を引くのが真正面以外の立ち絵と背景を利用した多角的なビジュアル。
ビジュアルノベルという立ち絵と背景で構成されたゲームながら、様々な表現でそのときそのときのシーンに応じた絵作りをしている。
大量のスチル絵を用意しているのではなく、背景と立ち絵の組み合わせでカットごとの構成を魅せる作りは圧巻。
細かい動きがあるシーンも多く、常に動き続けるアニメよりもむしろメリハリが効いて効果的とまで思える。
ヒロイン達がおでんを食べる何気ないシーンですら、たっぷり工数がかかっている手の凝り様で、終始飽きずに楽しめた。
・伝奇物らしいバトルシーンの魅力
そんな絵作りが特に生きるのが、伝奇物をベースにした魔術バトル。
魔力を打ち出す蒼崎青子、童話の怪物を具現化する久遠寺有珠などの、特徴的な戦闘描写がスチル絵一枚だけでなく、それぞれのパーツが効果的に動きの演出で魅せてくれるのが楽しい。
特に久遠寺の童話の怪物にまつわるエピソードは非常に魔法使いの夜らしい映像映えするシーンの連続で、バトル面での活躍では大好きなキャラクタになった。
ビジュアル面だけでなく、作中の魔術が一定のルールを持ったものであり、それを打ち崩すために知恵も使う展開があるのもとても良い。
最初の山場である久遠寺率いるフラットスナークの居場所にまつわる幾つかのシーケンスは、ビジュアルノベルらしさが光るシーンで、ここで一気に伝奇バトルパートも好きになれた。
そのように魔術バトルはルックだけでなく、テキストでもたっぷり楽しめるのだけど、伝奇物らしく衒学趣味らしい解説パートも沢山楽しめる。
ここはタイプムーン作品として色々な作品と繋がりがある部分らしく、新参者としては全てを理解できなかったのが惜しい。
しかし、そんな小難しいパートは、主人公の静希草十郎は田舎から出来てきた魔術を何も知らない青年であるため、彼の目線でわからないものはわからないとしてストーリーを楽しめたのも良く、入門にはピッタリだったかもしれない。
作中で何度もわかるところだけわかればいいと繰り返されているので、ある程度はそういうものとしてフワッとした理解のまま読み進めれた。
とはいえ、要してしまうと、その様な設定の妙を直接的に理解することよりも、それらの設定が魔法使いの夜の視点人物の一人静希草十郎の理解を進めるための要素になっているのが面白さの重要な点だった。
電話すら知らないという導入だが、本当に何一つ知らないらしく、貨幣の概念に関心するぐらい常識から外れた人間。
彼の目線で物語は進むのだけど、この点は情緒たっぷりで読んでいてひたすらに面白くて、一番好きな部分だ。
街に馴染めず田舎を恋しく思うのだけど、それでも街を理解しようと試行錯誤色々と模索していく様が面白い。
アルバイトを頑張ったり学生生活を頑張ったりといった日常的なパートと、魔術を使った伝奇バトルなパートが、同価値の未知さで描かれている彼の特異さあってこそなのが面白い。
ここがとても楽しくのめり込める。
作中の世界では魔術は秘匿するもので、魔術師と呼ばれる特異な人たち以外はその存在を知らない。
また魔術師達は独自の価値観で生きており、一般人とは生死の考え方からして大きく異なっている。
そのため、蒼崎青子はまだ日が浅いながら自身を魔術師として律して一般人とは異なる価値観であることを強く主張する。
しかし、山育ちの草十郎にとってみれば、町に住む大勢の人間とそもそも価値観が合わないのだから、当然魔術師とも合わない。
これが皮肉の効いた良い情緒的な描写になっていて、たまらなく面白かった。
自身を特別視するキャラにそうでないよと悟らせるような読み方もできるのだけど、そうではなく、近代化していく町と同じように人の思想や価値観も移り変わって行き、変化することは当たり前で、青子が魔術師になるような大きな変化は確かに希少だけれど、大なり小なりあるものだと思わせられる丁寧な描写が続く。
この丁寧さは本当にしっかりしていて大好き。
発展して近代化する町を、何も知らない山から降りてきた純朴な少年の目で描写する。
そこに伝奇物としても作者独自の設定を、同じように未知のものとして紛れさせる。
そうすることで、ヒロインの特異な価値観すらも並列に扱え、二人のジュブナイルが瑞々しい読感になるのが素敵だった。
そんな価値観を相互理解しようと、様々なエピソードが尽くされており、コメディありバトルあり衒学趣味あり情緒的なただの日常ありと、一貫してこの点に着目した文量が費やされているのも好きだ。
・魅力的なキャラクタ
主人公以外にもメーンヒロイン二人蒼崎青子と久遠寺有珠を筆頭に沢山の魅力的なキャラが登場する。
個人的に気に入ったのは、青子の姉であえう蒼崎橙子とその姉弟子の周瀬律架の二人。
絡みのあるシーンはワンシーケンスのみだが、印象深くもっとこの二人の絡みが読みたかった。
なお周瀬律架が本格ミステリを好んでいる設定も面白く、番外編での推理をしたがりゴネるパートの可愛さは一押し。
・三咲町
キャラクタにばかり着目したが、本作の真の主人公は町そのものだった。
群衆劇ではありがちな感想になるが、本作は主な視点人物は二人の三人称視点なので、色々な登場人物がいるから街が主役だと感じるのではない。
相互理解が必要な多様な価値観が生まれるには、生きていくだけでない余暇が生まれる町があってこそだからだ。
田舎の自給自足でも物々交換でもない、町の資本主義の貨幣経済が発展することで、はじめて彼らが自身の独自の価値観を持つことが出来、伝奇物らしい魔術師という独自の価値観さえもその一種にすぎない。
だから、草十郎と青子の二人が相互理解を深め、それでもまだ理解し合えない魔法使いの夜の主役は町なんだと思った。
・謎を残す蒼崎の魔法
彼女が使う蒼崎の魔法は全容が明らかにならないまま終わっている。
消化不良なわけではなく、草十郎よろしくわからないものはわからないまま理解をしたので、作品として不満があるわけではない。
ただ、作品を通うじて、価値観の相違と理解、それが生まれる土台には住む町の文明化が進むことが不可欠である主張などから、人の関係値をエネルギーに変換するみたいなことかなあと思いました。
・おわりに
ビジュアルノベルとしてルックもテキストの両面が優れており、ジャンルを代表するような世間一般の評価も納得だった。
ストーリーも発展が進み近代化していく町で、それについていこう理解していこうと草十郎が試行錯誤するパートがよかった。
彼にとって、伝奇パートにおける魔術も、日常パートにおける電化製品も乗り物も同じぐらい未知の物なのが、よくできた設定で面白く読めた。