はてなキーワード: シフトとは
だから、弱者としてあるべきマインドを持たなければならないのだが、
残念なことに、私は今の自分にそこそこ満足している。
毎日適度なやりがいの仕事を進めて、スーパーで地元産食材を買って帰り、自分のための食事を作って、弁当の準備をし洗濯を干してポケスリ開いて眠る。
仕事も家事も、自分の段取り通りに進められた時の達成感が好き。
もちろん、それは子供や夫に邪魔される苦労を知らないから感じられるものなので、できるだけ表に出さないように気をつけている。
オタク様から無知だ、娯楽がない、と罵られなくていいから、アニメも見なくていいし、ゲームもしなくていい。
趣味が無いから、好きな音楽を聴きながらコーヒーミルを挽くような「今ここ」を大切に感じられる。
黙って育つ観葉植物は1mを超えた。
透明愛好家tomeiさんの動画が好きで、あんな風に暮らしたいと思って暮らしている。
数日前に「大人になると趣味を楽しめないからしにたい」って増田を見たとき、自分は間違ってるんだなと自覚したけど、内心では「それも多様性」ぐらいにしか感じていない。
年収350万という低収入枠だけど、最低賃金890円台の県なので、特に苦しむ事なく生活できている。
家計簿から余剰金を割り出して投資に回す程度の地味すぎる余裕はある。
資産形成の話に限らず、はてブは色々な角度からの意見が読めて返事しなくていいから、生活のいろんな面で割と役に立っている。
それでも将来は不安なので結婚はしたいと思っていて、中年向けマッチングアプリを始めてみたところ、
これが標準値なのかどうかわからないけど、とにかく400回も試行錯誤していいのならどっちみち時間のかかる作業だし、
しっかりしてそうな人ほど「子供が成人したので離婚しました」と50代で婚活を始めるケースが多いので、10年かける覚悟へとシフトしていった。
今はその中の数名にとっての「都合の良いキープ女」を続けているので、人に優しくしたりされたりする満足感も得られている。
だが、そんな私に待ち受けている難関が、
時代遅れな全社員強制参加によって、普段は仕事中に仕事の話しかしない自分の個人的な話を聞かれる事になり、うっかり正直に言おうものなら「おかしい」「理解できない」「寂しくないの?」と、是正事項を散々提示される事になる。
提示された以上は是正しないといけなくなるので、人様の評価に沿った返答が必要になってくる。
そこでお願いします。
個人の生活について聞かれたとき、どういうキャラでどのように対応すれば良いでしょうか。
教えてください。
今考えているのは
「結婚しないの?」→「しないんじゃなくてできないんです🥺やる気はあるけど選ばれないんです😭」
「休みの日は何してるの?」→「休みは休むだけで精一杯です💦」
「友達と遊んだりする?」→「友達みんな結婚してるので寂しいです😭」
など。
就活失敗してど田舎の実家に家業手伝いとかいう引きこもりになりながらギャンブル中毒で借金こしらえた俺くん。
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借金がばれダルク(薬中陽キャ+αが集まって生活保護受けながら蛸部屋で強制的なお遊戯会みたいな暮らしする愉快な生活)か精神科(キチガイ病院。なおギャンブル中毒に精神科的な治療法はない)に入院かえらべといわれる。
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どっちもいやだわ。とタイミー(日雇い労働者向けサービス)で働きだす
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しかし募集がびっくりするほどない。稼げる仕事は車で片道一時間とか2時間とかいうカス状態。なおほかのサービスではそもそもわが県で募集がないとかゴミみたいな派遣登録の多重募集とアンケートモニターしかない
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仕方ないのでタイミーで働くが、家業手伝い(別に俺じゃなくてもいいけど人を雇うと採算が合わない糞みたいな仕事)のシフトがあり自由に選べないストレス+1
そのくせ「そとで働け」「バイトしろ」「遠くにいく必要が」「家にいなくても」と働いたら働いたで嫌みをいわれる。ストレス+1
なお同じ口で「あしたいってくれ」「来週いけるか」と俺に拒否権がない命令が下される。ストレス+1
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仕方ないのでタイミーで車で片道一時間かけて7000円とか6000円の労働をする。
ガソリン代考えると最低賃金とは???という状況だしそもそも親がだしてる車の維持費考えたら赤字とかいう狂気の沙汰でまともに考えたらストレス+1
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帰ったら帰ったでぎゃん中になる前から仲がよくないしギャン中になったら人を汚物か厄介者のようにみてくる親と顔合わせ、台所においてあるテレビで面白くない(趣味が全く合わない)ドラマをダラダラながしてみる両親の隣で親が義務のようにつくってだしてくるたいして旨くない(料理の好みが全く合わない)飯を黙ってくう地獄の空間でストレス+1
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そんな生活なのでもちろんたいして金はたまらないし、友達も趣味もない明るい未来もなければ話せる過去もない現状にストレス+1
↓
すでに支払えなくなった支払いの督促状や督促電話が毎日鳴り響く。そもそも払う宛がないからでても仕方ない。ストレス+1
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趣味も友達もない。遊べる場所もない。遊ぶ金もないゴミカスみたいな人間のストレス解消法はギャンブルしかなく、稼いだはした金を自制心なく帰りの車内で全部使うゴミみたいな生活。ストレス+1そしてまけてストレス+1
↓
ただギャンブルは楽しい。糞みたいな乞食と八百長糞野郎とキチガイしかいないし人の裏目裏目裏目裏目裏目しかでず死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねという罵声しかでないゴミみたいな公営競技でも俺の人生のなかでいちばん楽しい
ストレス-100
結果として日々の労働と家庭内のストレスを解消するために督促電話やメールが大量に届くなか稼いだ金をそのままギャンブルに流し込む以前よりどうしようもないゴミカスが生まれましたとさ。
とりあえず競輪は選手から関係者の当人だけじゃなくて一族全員焼け死んでくれねぇかな
そしたら辞められるのに
ヒステリックな人間を対処したエピソードを聞いて「こいつにヒステリックな奴任せておけば安心」と普通の人は思わないんじゃないかな?
むしろ窮地からどう挽回していったのか分かれば、話し方によっては普通に「苦労したんですね……」って泣かれる可能性もある話で。それが普通の職場の人事やマネージャーだ。
まあ、増田がそのエピを話すことでそう思われるのが嫌なら、どういう失敗をしてどう挽回したとか、そういう苦労話をウソでも作った方がいいだろう。
最初に書いてあったシフト調整云々の建前エピは極端に言えば雑魚。増田の敵は、キラキラした経歴と苦労エピ持ってくる他の候補者だから、すぐ蹴散らされるだけ。
前者はともかく後者は本音をもう少し改変すれば言っても問題なさそうだけど、就活頑張ってる人なの? それともただ本音と建前の例を開陳してるだけ?
バイトのシフト調整頑張りましたより、包丁を持ち出された後どう対応したのかとか、その後の後日談踏まえて苦労エピにした方がウケは良いと思うぞ
悪党になろう。
「これくらいやれないんならお前要らねえ」と雑事を押し付けるジジイに「要らねえなら帰るわボケが!」と吐き捨てて直帰するような悪党になろう。
シフトも契約も法律も無視して、しっぺ返しを貫く悪党になろう。
脳に血液が回らないとどうなるんだっけ、そんなことをぼんやり考えながら右手で鎖骨を撫で、ぐるりと一周してから自らの首に添えた。
ドクドクと波打つ頸動脈の音を遠くに聞きながら指で抑えていけば、苦しいような、切ないような感覚に包まれる。
人は酸素を取り込まなければ生きていけない。
臓器も全て腐り落ちるだろう。
ただ、その時を自分で決められるのは贅沢なことに思えた。
病院で亡くなった親族もいる、他人に面倒を見られながら息を引き取り看取られる人も少なくはない。
人によっては事故や病気で身体が麻痺したままの場合もあるだろう。
その全ての可能性を断ち切り、自らの首に手をかけることは贅沢な気がした。
好きな誰かを思いながら五指に力を込める。酸素が足りなくなって、それでもそうし続けなければいけない気がして長い間時間が経過した。
ああ、これで生殖の悩みからも解放される。楽になれると思ったが肺は酸素を求めて苦しみ始める。
指を緩め、一度に酸素を吸い込むと生にシフトした身体は喜びを感じ始めた。
途端に両目から涙が溢れ、まだ生きている、生きていると噛み締めてしまう。
いずれ終わりが来る自らの肉体に惨めにすがり付く。生きれば生きる程に苦しみや喪失は尽きないのに、まだ踠いて自身を認めようとする。
バブル景気を経験し、団塊世代は比較的順調な経済成長の中にいた。その結果その子供世代である団塊Jr.の世代は団塊世代と比較してもかなり高い率で大学に進学した。就職して3年が目安だった結婚適齢期は大幅に後ろにずれ込み、この世代は30歳で結婚しないことが珍しくなくなった。また高等教育を受け、海外の文化に触れたりすることにより、伝統的価値観に縛られない自由(リベラル)を大切にする価値観が主に高学歴の層に芽生えていた。
1990sはCDの全盛期でカラオケもブームであった。この頃すでに女性の社会進出は始まっており男女共働きが増えてきていたが、ここにきて平松愛理が「部屋とワイシャツと私」でコテコテの昭和の価値観の曲を歌い流行。その結果、団塊ジュニア女性の専業主婦志向が強まる。ちょうどこの頃、大黒摩季も「あなただけ見つめてる」で男に尽くす昭和的な女性像を、「ら・ら・ら」で結婚を前に一生を見つめて戸惑いつつ妥協交じりの結婚を考える女性を歌っており、当時においても昭和的な価値観の歌はヒットしていた。一方で、中島みゆきは「ファイト!」で辛い境遇の中でもがく女性を叱咤しつつ応援しており、この頃に適齢期の男女の中でも、女性は依存しながら男性を立てるといった昭和的な価値観から女性も自立して活躍する価値観にシフトしつつあった。しかしながら地方では依然として男が働き女が家を守るという考えが根強いところもあった。
小泉内閣のせいにされることが多いがこの頃から非正規は増えていた。バブル期に入社した世代は右肩上がりに給与を上げ、そのとばっちりを受ける形で新卒採用が減り労働力市場で供給過多となった。非正規が増えた影響が顕在化するのがITバブルの崩壊とリーマンショックだがその爆弾はすでにこの頃に日本に埋まっていた。
Windows95が発表され大学が主戦場だったインターネットは一気に広まった。パソコンは当たり前となりADSLやケーブルテレビでの高速通信が普及した結果、インターネットブームがさらに加速され動画コンテンツが増えるようになった。この頃、東風荘やYahooでゲームに興じるインドア派が増える。娯楽の充実は恋人と過ごすことに競合する余暇の過ごし方として今後も存在感を増していく。
DVDやCDではエロ動画が視聴できていたが、ブロードバンド+dmmでエロコンテンツへのハードルが下がる。男は金、女は体という暗黙の結婚の武器のうち、女性側の武器が弱体化され恋人の役割を右手が肩代わりすることになる。不景気も相まって女優のレベルが高く男の性欲を満たすには十分すぎるほどであった。さらにXVIDEOSやPornhubなどの無修正、高画質のVRとおかずの進化はとどまることを知らない。
さらにニコニコ動画のブームにより、市民権のなかったオタクに市民権が付与される。ブロードバンドは田舎にも浸透していたため、インターネット上の娯楽の充実は都会、田舎関係なく訪れた。その結果、恋人がいなくても夜の退屈さがなくなり、社会全体としてデートのニーズが相対的に弱まった。
永久就職とかつて呼ばれた結婚について、配偶者を探す活動を就活になぞらえて婚活と呼んで始まったが、相手があっての結婚ではなく目的化した結婚になった結果、その前段階である出会いにステータスが入り込み、逆に恋愛のハードルを上げてしまった。テレビ朝日ワイド!スクランブルに出演した玉の輿にのるために38万円の高額婚活会社を利用するR子さんの「年収400万円では化粧品も買えない」は当時派手にバズり、完全なATM扱いに適齢期男性がドン引き。この人が悪いわけではないが2005年の女性専用車両のネットミームも背景にこの頃から男女に分断が生まれ始めた。
団塊ジュニアが続々結婚し始めた頃、Facebookの流行で学歴や経歴をオープンにする機会が増え、ステータスが可視化された。その結果夫の収入でマウントを取る女性が続出し女性側のカーストにもつながった。配偶者のステータスでマウントをとること自体は昭和の時代からあった女性にありがちな行動だが、SNSによってそれが町内という小さなコミュニティから同級生や会社単位に拡大され、妥協して結婚するよりも高めを狙う傾向が顕著に。さらに、この頃すでに子供がいる世帯ではキャラ弁の写真をアップする主婦が現れる。賛否両論あり否が優勢のまま終息したが、時間のかけられる専業主婦が共働き主婦の普通の弁当にマウントを取る形で「共働き=負け組」を印象付けた。この世代は家庭科の必修が小学校のみなので女性が働いていても女性に家事が押し付けられることが多かった。ちょうどこの頃、負け組としてコンプレックスを抱いていた男により、秋葉原で大量の通り魔事件が発生する。
サブプライム住宅ローンに端を発した金融危機はリーマン・ブラザーズHDの破綻を招きそこから連鎖的に世界金融危機が発生した。これにより多くの非正規の雇止めが発生し、特に女性において非正規社員と結婚しようというインセンティブが大幅に下がった。
食洗機、ロボット掃除機、ドラム式洗濯乾燥機といった時短家電(いわゆる新三種の神器)が普及した。これにより、独身でも仕事をしながら掃除、洗濯、食事に概ね困らなくなり、家事の分担需要が相対的に低下した。
団塊Jr.世代(1970~1980生)は高学歴化によって結婚の年齢が4年~6年程度その親の世代よりも遅くなり、30歳で結婚していないのは珍しくなくなっていた。ちょうどその世代の適齢期となる00年代は娯楽が充実、進化をして男女ペアにならなくても楽しめるエンターテインメントが爆増したこと、価値観のアップデートができないまま専業主婦として高収入を望む女性と、その視界に入らない男性、娯楽の充実で配偶者を必要としなくなった男女といった形のニーズのミスマッチが発生。金さえ配ればなんとかなる的な政治家の思いとは裏腹に決定的な解決策が見つからないままタイムアップを迎えた。
しがない中小企業の社長してんだけどさ、ひょんなことから地元の三企業合同で新しい事業立ち上げようって話になったのね。飲食店やるとしたら
A社(俺)は素材調達
B社は料理
C社は宣伝
みたいな感じでお互いに企業の持つ得意な部分を利用し合って新しい事業を合同ではじめたのよ。
それでかれこれ5年ぐらいやってんだけど、まあまあ上手くいってて下手したらそれぞれの企業の売上こえるんじゃないの?ぐらいになった。
それでうちらの特徴として、この合同飲食店で働きたい新入社員さんは持ち回りで1ヶ月ぐらいずつ各社の内容を勉強して現場に出るっていうスタンスをとってるのよ。
それでB社に入った新入社員さんを俺が教育することになったんだけどこの人、数が数えられない。
その飲食店は1ヶ月に20日稼働するんだけど、シフト表組ませても17日とか19日とかでまず出してくる。教える時に
2.シフトは山田さんは月曜日と金曜日、鈴木さんは水曜日、大橋さんはそれ以外の曜日で埋める。
3. 3人ともは他に仕事を持ってるので、作ったスケジュールを確認してもらい調整する
4.山田さんと鈴木さんと大橋さんの稼働日数の合計が20日になればよい
と教え、メモもとったところを確認したのに関わらず送られてくる勤務表は山田さんの金曜日が抜けてたり、日数が20日に満たなかったりとにかくパーフェクトで送られてくることが一度もない。「来月の12日(金)は山田さんこれないんだね」と聞くと「あ、入れ忘れてました」と返事が来る。
そしてかれこれそれを6ヶ月続けられている。「いつか独立して起業します。やりたいことがたくさんあるんです」と言ってるが正直、しんどい。どうすればいいんだ
思い出を語ってみる。俺はしがない社会人だけど、できるだけ面白くなるよう心掛ける。
あれは確か、2021年秋だった思う。当時も今も、うちの家の近所に老舗のスーパーマーケットがあってさ、朝早くに行ったら居酒屋だと刺し盛り2,000円だろ!! ってレベルの新鮮な刺身パックが売ってた。
それが楽しみで、週に二度通ってた。たまに、生マグロとかウナギの解体ショーもやってたけど、コロナ禍のせいで中止になってしまった。今でも再開されてない。
さて、ある秋の日の午前だった。いつものように刺身パックを買って、あと昼酌のためにビールも買って、そのスーパーマーケットのレジに並んだ。そしたら、いつもいる小柄な大学生ほどの女の子がレジを打ってたんだが……。
「あっ!!」
ここまできたら、恥ずかしいけど言うしかない。当時はそう思ったはずだ。
「〇△さん、髪切りました!?」
そんなことを言った。善意でも悪意でもなかった。思ったことを口にしただけだ。
するとさ、その女の子がさ、
「はい…切りました…」
って、悄らしい感じで答えるのだ。まごまごしてた。
その子に刺身パックとアサヒの缶ビールを手渡して、当時は有料化されたばかりのレジ袋も渡して、お会計で千数百円を出した。
すると、その子が小銭をレジに入れる前に、チャリーンと落とした。すぐに拾い上げた。慌てていたんだろうか、お釣りは受け皿に置いたけど、割り箸もレシートもくれなかった。
袋詰めコーナーで刺身をレジ袋に入れて、レシートをゴミ箱に捨てた後で○△さんの方を見ると、片手を後ろに組みながら、左足?のつま先で床を掘り返すような仕草をしてた。この場面は記憶に残ってる。
正直、気持ちが悪かったと思う。相手にとっても。俺にとっても。俺、そんなに若くもないのに……当時は31だったけど、やはり若くはないと感じる。でも、その時から俺はなんか、変わった気がした。
それから、チャンスがある時はその女性店員S子さんと雑談をした。俺のほかにおじさんやおばさんがレジ店員と会話してるのを聞いて、天気の話とか、メイクが変わったこととか、相手をちょっと褒めるのとかした。
S子さんが喜んでくれるのが嬉しかった。うざそうにしてたらすぐにやめたけど。
ひとつは、その年の冬だった。レジコーナーに行くと、レジ打ちの人の中に、背が高い20代前半ほどの女性と、もう一人レジ係がいた(2人組)。俺がレジに入ろうとすると、背が高い方のT子さんが、両手で無言でブロックサインを作った。
前を見ると、そのレジは止まってた。客と店員の話を聞くに、カード割引の電子決済トラブルがあったようだ。T子さんじゃない方の子がマイクスペースに行って店内コールをするんだけど、これは……「聞こえてないな」と思った。
チラッとT子さんを見た。不安そうな顔で立ってたよ。それで、俺は彼女に声をかけたのだ。「今の聞こえてないよ。あなたが社員さん呼んできたら」と言った。すると、T子さんは走り出して精肉コーナーの方に向かった。
社員さんがT子さんと一緒にやって来て、レジを操作して事なきを得た。夕方~夜だったはずだ。3割引の刺身を買っていた気がする。
次の来店時から、T子さんのレジに並ぶと会話が弾むようになった。ピアスとか、イヤリングとか、シルバーリングとか、いろいろ付けてる子だった。アクセサリーの話もしたし、進路のことも話したかな。
ある日の夜だった。半額ハンターとしての役目を終えてレジコーナーに向かうと、そのT子さんのレジの隣に、先ほどの背が低い子(S子さん)がいた。俺は何も考えずにT子さんのレジに並んだ。
そしたらさ、それを見たS子さんがどっかに走って行くんだよ。サービスカウンターっていうのか、お歳暮や地元の土産物が置いてあるコーナーだった。
S子さんに悪いことをした。罪悪感が込み上げてきた。確かに、S子さんとはたまにしゃべってた。会計の時、「こんばんは」「雨が多いですね」とか一言二言くらい。
でも、当時の俺にはそういうのが非常識だとわからなかった。今思えば恥ずかしい。穴があったら入りたいよ。
T子さんとは、それから偶然スーパーの駐輪場で一緒になって、そしたら話が弾んで、電話番号を交換して、一緒にご飯に行った。それから何度も、いろんな場所に連れて行ってあげた。いい子だった。
付き合ったのは半年だったけど、いい思い出だった。先日、バッタリと会う機会があった。おいしい物を奢ってあげた。
残りひとつはコンビニだ。あの当時、近所のコンビニでも女性店員と話をしていた。どっかの遊戯王のキャラクターの台詞じゃないけど、「お前、キモイだろ!!」みたいな感じだった。
当時はまだ、T子さんとの付き合いに発展する気配はなかった。というか恋愛に興味がなかった。でも、コンビニの店員に声をかけてみたいと思っていた。愚かだった。
そのコンビニには、姉妹同士と思しき店員が働いてた。一緒にシフトに入っていることが多かった。そのコンビニは、時間が経った店内調理品を値下げするタイプだった。俺がさ、仕事帰りに唐揚げとかカレーパンをまじまじと見てると、姉の方は目の前で割引シールを貼ってくれた。控えめに見て神だった。妹さんは接客がしっかりしてて、とても高校生には見えなかった。
その姉妹とか、ほかの店員さんとも会計の時に話をしてた。十秒以内だけど。天気の話とか、好きなホットスナックとか、見た目が変わったこととか、他愛のない話ばかりだ。
師走の頃だったか。いつものようにコンビニに入ってヤングジャンプを読んでたら、なんとお廻りさんに呼び止められた。「ちょっと来てください」と言われて、パトカーに乗せられた。コンビニの駐車場に1台だけパトカーが停まってるのって、なかなかシュールだったよ。
・ほんとに変なことしてないよね?
それで、パトカーの中で詰問が続いた。俺が犯罪をやってるみたいな決めつけだった。正直ムカついた。だが、相手はお上だ。忍耐しか勝たん。唯一の道だ。
お巡りさん(ポリツァイ・若)に、「あ…そうだ。身分証見せて」と言われた。俺は免許証と一緒に、名刺入れの中から地元町内会(子ども会の役員)の名刺を出した。
「会社の名刺はある?」とお巡りさん(ポリツァイ・老)に聞かれたけど、「土木作業員なんで持ってないです。この見た目でわかるでしょう」と答えた。本当は地元区役所勤め(※時々作業着を着用する事務吏員)だったから名刺を持ってたけど、見せたくなかった。
だって、こいつらは俺のことを犯罪者扱いしてる。それこそ小学生の頃から地元一筋で生きてきたのに。横浜の田舎だけど此処が本当に好きで、ずっと地道に活動してきた。子どもながらに地元のイベントの手伝いを何度もした。大したレベルじゃないけど地元に貢献してきた。
だから、高三の時に区役所の試験を受ける時だって、祖父や実父が顔を利かせてくれたし、学校の先生や、剣道部の監督やコーチだって、学校単位で推薦状を書いてくれた。「できることはやった。試験がんばれ」って応援してくれた。
(以下追記)
※誤解があったらよくないので弁明する。地元のために活動してる人が公務員試験で有利になるのはありうる。ルールに書いてないだけで。実際、俺以外の採用者を見る限り、地元枠というのが明らかにある。ルールに定めはないけど、故郷を想う人を優先するのが地方公務員試験のあるべき姿だと思う。国の機関だったら、外務省は非公式ながら縁故採用してるじゃん。国にとって大事な家柄や血筋の人を採用してる。それくらい、社会では『つながり』というのが重要視される。
まあ、警察官に疑われたのはいいよ。実際、俺は悪かった。だけども……お巡りさんは通報を受けたので仕方ないにしても、問題はあのコンビニの店長だ。一応、顔は知ってるけどさ。
同じ組内(くみうち)なのに、あの人は町内の溝上げにすら参加しない。お前がひい爺さんの代から経営してる商店(コンビニ)の前の水路、俺らがさらってるんやぞ?? と、急に怒りが込み上げてきた。
子ども会の行事での弁当発注とか、イベントが終わった後の飲み会で地元店を順繰りに利用してるのを思い出すと、さらに腹が立ってきた。
そんなこんなで、職務質問は15分ほどで終わった。あの時、子ども会の名刺を見せた途端、警察官二名の対応が一気に緩くなったのだ。以降は和やかムードになった。
その一人(ポリツァイ・老)は、俺の祖父を知ってるみたいだった。「あー、連合会長さんのお孫さんなんですね」って感じだった。「今は故人です。お世話になりました」と言っておいた。
漸くパトカーから解放されて、警察官に連れられてコンビニの中に入ると店長さんがいた。それで、出入り禁止を告げられた。
「……そういうことなので。今後のご利用はなしでお願いします」
「わかりました。そうします。すいませんでした。ただね、店長さん。そう思ってたんなら、話をしてもらいたかった。いきなり行政ではなくてね、同じ町内なんだから。店員さんに話しかけるのが迷惑なら、まずは言ってほしかった」
「はい……では、すいませんが。今後はご利用はなしということで。お願いしますね」
「わかりました。もう利用しません」
言うまでもないが、子ども会関係の発注リストからあのコンビニを無くした。町内会の寄り合いでも情報を共有した。利用客とトラブル解決の話し合いをせずに警察に通報する店があったことを。俺はあの時、嫌な気分になったし、地元民同士で腹を割って話し合えないような者と付き合いたくない。
子どもの頃を思い出した。昔、俺の爺さんの世代なんかは、何かあるごとに皆で公会堂に集まって、午前中に話し合いが始まって、昼になろうと、日が暮れようと、夜になろうと、ずっとやってた。話すことがなくなった人から家に帰っていくスタイルだ。夜を跨いだ場合、太陽が昇った直後だと討論組と雑魚寝組に分かれていた。
あの人達は、とにかくずっと腹を割って議論し続けていた。そういう農民のDNAが身体に刻まれていた。それが、この組内(くみうち)のしきたりだ。百姓の世界の決まりを押し付けるみたいで悪いが、腹を割って話し合いができない奴とは仲良くしたくない。
でも、俺が悪いのは間違いないと思う。だって、俺があの姉妹店員に話しかけなければ、こんなことになってない。悪いことをした。申し訳ない。もし祖父が生きてたとしたら、俺はすごく怒られていただろう。「他人に迷惑をかけたらいかん」って、絶対に怒られてる。俺が悪かった。反省してる。
今はこんなことはしてない。大人しく買い物してる。あのスーパーは、今でも週に何度か利用する。買う物はずっと一緒だ。新鮮な刺身と、アサヒビールor焼酎を少々。あとは半額総菜。黒烏龍茶のインスタントパック。冷凍食品。そんくらいしか買う物がない。実家暮らしだからな。
結局、子ども会関係のコンビニへの発注分は、こっちのスーパーに移ることになった。大資本がやってるスーパーマーケットではあるが、地元に税金を払ってるならいい。
いつまで経っても同じ生活を繰り返すのだと思う。今週もいつもどおり、あのスーパーマーケットで何度か買い物をする。それで、日曜日には水路の清掃とか、子ども会の伝統行事とか、ほかの地区と合同で〇△フェスティバルをやったりする(小中学校の校庭でやるお祭りetc...)。
あとは、そうだ。いつか必ず、子ども会の行事として劇団四季のミュージカルツアーを企画してみたい。今思ってるのはそれくらいかな。
こんなことをして一生が過ぎていくんだろうな。そして地元で死ぬのだ。できれば祖父みたいに、実家で死にたいな。朝起きたら死んでいるのがいい。
話は散らかったが、懺悔を聞いてくれてありがとう。すっきりした。増田の皆さんがよい週末を過ごせるように祈ってる。
追伸
ソシャゲ・ネトゲに飽きてるってことを自覚できてない、もしくは飽きてるけど「一生ゲーム好きでいる」って縛りが否定させてるからじゃないか?
ゲーム自体が楽しくないのに、システムに刷り込まれた「プレイしなきゃいけない」義務感でゲーム触ってるからしんどくなってあたり前
ゲームって数か月で飽きるのが普通なんだけど、ソシャゲやネトゲはゲーム以外の部分からモチベーションを付与する作りになってる
で、今の増田は飽きてるから「楽しさ」とかの内発的な動機ではなく、気力タンクからモチベを無理やり引っ張って来てる状態だと思う
本心ではつまんねーと思ってるのに心に鞭打ってるのと、睡眠不足で病みかけてて「ゲームができない俺はもうだめだ」ってなってんじゃないか?
俺も少しソシャゲやってるけど6タイトル+ネトゲは常軌を逸してる
SNSでAI絵師と反AIの議論(?)を見るのが日課なんだが、以前と比べて最近はもう口争いみたいな投稿が増えてきてちょっと悲しい
眺めていると数人の方は建設的な意見など言っているように見えるが、大多数は攻撃性が高くて見ていて不快。先日は煽られて喧嘩買うぞかかってこいよとか言ってるのもいたし…
AI絵師はモラルがないとか、人の迷惑考えろとか、揚げ足取るなとか、以前はイラスト生成AI規制派の言ってることに賛同できたんだけど、
最近は絵柄割れ厨が!とか、AI推進者はカス!とか、わざわざAI絵みつけてAIやめろ!って攻撃的なリプしたり、揚げ足もとってる投稿が散見される。どっちがモラルがないのかな…逆転している印象。
掃き溜めみたいなSNSに期待しても意味は無いんだけど、どうも底レベルな争いのフェーズに移ってきてしまったなーという印象。
どこまでOKでどこからNGという線引きを早く国や文化庁などが明確な指標を出ない限りこれには終わりは見えないだろうな…
私個人としては少子化・働き手が減っている日本の未来に向けてはAI導入は必須だと思っている。単純作業の効率化・人間は上流工程へのシフト化を行い人手不足を解消しなければならない。
が、しかし、その中でイラスト関連については、ちょっと目に余る使い方をしている人も散見される。AIイラストを公開したりは良いと思うが、他人の絵柄を完全コピーしたり、他人の絵のi2iの利用するのは賛同できない。
音楽も翻訳も文章もその他いろいろな生成AIが出てきて効率化されているのに大きな問題にはなっていないのはそういうところなのかもしれない。最近よく言うデータセット云々はどの分野でも同じようなレベルだと思うし、仕事が奪われる!ってのもどの分野も同じように考えられる。
上でも言った通り、もともと生成AIの一部規制に賛同していたし、今でもモラルやクリエイターの立場は守られるべきだと思っている。ただ最近はちょっとな…という感じ。
夫のストレス診断の結果が来てたので内容確認したところ、かろうじて平均で前年よりはメンタルヘルス状況が大きく悪化してることが見てとれた
各項目の内訳を見たところ、原因は主に仕事のコントロールのできなさといったところだった
コロナ禍から開けて仕事が増えたことは良いが、基本的に人員不足で、急な病気や弔事などでやむを得ず休む職員が出るといる人間でカバーせざるを得ない
もともと拘束時間が長い仕事だったが、最近は以前に比べてシフトがおかしいと感じることもちらほら
24時に自宅に帰って5時起床で出社みたいなことも珍しくない
なにかできることはないだろうか、心配だ
何がヤバいって、シフト勤務を謳ってるPICU医局員がろくに病院に来てない。多分規定に引っかかるくらい。そのくせ医局派遣の外勤に行く、明けに高額バイトに行くとかやりたい放題。
当然それ以外の医局員の反感を買ってるけど医局長と教授はどこ吹く風。俺達のやり方に文句言うんじゃねえ状態。
女医は全体的にやる気がなくて早く妊娠して当直抜けるレースに入ってる。当直免除かつお腹張るんですぅーって言いつつ新婚旅行と称して妊娠中に海外行ったり。旦那も止めろよ。
怪事件が起きたら陰キャ医局員がやったんだ!あれもこれもそうに違いない!って噂流して喜ぶクズ多数。そいつを追い出して退職予定だった問題児を引き留めて短期留学に行かせるとかやりたい放題。意味わからん。それで僕は惜しまれながら開業するけど教授の厚意で外来来ます!とか狂ってる。開業中に大学で勤務してていいわけ?
医局終わったわ。
10年弱前、まだ大学生でファストフード店でバイトしてた時、よくシフト一緒になってたパートさんのことをふと思い出した。
30代前半だったか20代後半だったかで、1桁歳の子供が2人いた上に更に妊娠で長期休暇に入った彼女。
お金がないと時折愚痴をこぼしていて、夏場のクーラーやインフルエンザワクチンもケチっていた彼女。
ファストフード店の社員と結婚していて、ただその旦那も生活費に手を出してパチンコだかに使っていたと愚痴っていた彼女。旦那の稼ぎが少なくて「離婚してシングルマザーで補助もらったほうがまだマシ」とため息をついていた。
「子供が好きなの」と言っていたけど、でもその子供どんどんデカくなって金もかかりますよと学生の分際では言えなかったなぁ。
言っちゃ悪いが子供2人でヒーヒーの経済状況で更に子供を作れるの心底意味がわからんかった。子供が好きなんだったら保育士とかやればよかったのに。
もうそろそろ一番上の子は中学入るくらいかなぁ。元気にしてると良いんだけど。
ということを思い出すようになったのは、己が結婚やら子供やらをぼちぼち意識する年齢になったからかな。
こういう考え無しの人がいるから少子化で騒がれる中でもギリ成り立ってんだろうか。
何か悲しいものがあるわ。