はてなキーワード: 疾走とは
ゾンビ映画が好き。ゾンビってだけで本当にたくさんの種類があるけど、どれもそれぞれ個性があって好き。色々見たけど、コメディゾンビよりシリアスゾンビのほうが自分は好きだ。夏休みだし改めて自分の中でのゾンビベスト5を決定しようと思う。そしてそれぞれもう一度観てみよう。やはり有名な映画ばかりが上位に来たけど、有名な映画は有名になるだけありそれなりに傑作なので仕方ない。別にゾンビ映画マニアとかではない。マニアの人からしたらにわかだと思う。にわかが選ぶゾンビ映画ベスト5のつたない紹介!(多少のネタバレあり)
いままで観たゾンビ映画の中で一番怖かった。ある日主人公が病院で目覚めるとゾンビウイルス感染により世界が終っており、ゾンビに怯えたり生存者に出会ったり仲間になったりしながら軍の基地に向かっていくが、後半は人間vs人間の戦いになる。気難しいゾンビ好きも納得の正統派ゾンビ映画のストーリー展開である。この映画以前にはなかった全速力で走ってくるゾンビも怖い。しかしただ怖いだけではなく音楽がめちゃくちゃかっこよくて陶酔できる。怖さとかっこよさを両立させた英国おしゃれゾンビ映画。続編の28週後もとても良いしランキング2位に入れたいくらいだけどシリーズものなのでいったん除外する。しかし28日後がメインで28週後はおまけって映画ではない。28週後もそれはそれで独立した話になっていて28週後のほうが好きってい人もいるみたい。
ゾンビ映画好きじゃなくても観たことがある人が多い傑作(怖いけどグロ描写がないのでたまにテレビで放映するから)。駄作っていう人もいるけどさすがハリウッドだけあり映像が圧巻だしブラピがめっちゃかっこいい(男ならこれを観て将来ブラピになりたいと思うだろう)。これも28日後と同じく全力疾走系ゾンビ。おびただしい数のゾンビが数十メートルの高い壁を重なり合いながらけたたましく登っていったり一斉に全力でおいかけてきてきたり、圧倒的スケール。大勢のエキストラを使っているのでCG満載な感じもない。ストーリーは、国連職員のブラピが世界規模での人類ゾンビ化の原因は何なのか?どこでどのように始まったのか?解決策はないのか?などを探りながら国境を越え色々な場所に行く。ただ逃げたり助けを待つだけではなく科学的な原因を探ったり解決策を見つけ出そうとするのはゾンビ映画的には珍しい。テレビでやってると必ず見ちゃうので2位にした。
普通のゾンビ映画のように追いかけてくるゾンビから逃げるっていうストーリーではなくて、とある美人のレズビアンが謎のウイルスに感染、どんどん肉体が腐ってゾンビ化していく様子を描いた話。最初は性病っぽい症状から始まる。腐り方がすごく気持ち悪い。腐っていく過程でどんどん人が離れていき孤独になって、それまでは雑にあしらっていた自分に惚れているダサ男に腐った体ながらも色目を使ってさみしさを埋めようとする感じもゾクゾクした。ストーリーは冗長だが腐っていく過程の描写がすごく怖いしとにかくグロい。あまりない視点のゾンビ映画なので3位にした。続編はそんなに良くなかった。
タイトルの通り「人間の世界終わった感」がすごいので世紀末的世界観が好きな人におすすめ。どんでん返しがあるとか、これまでにない大傑作!とかではないけど、よくあるゾンビ映画とは一線を画すひねりのある設定なので、あまりあらすじとかは読まないで観たほうが純粋に楽しめそう。前半は「なんだろう?ここはどこだろう?ゾンビはいつ出てくるのだろう?」とか思いつつ普通に観ていると突然驚かされる。28日後と同じくイギリス映画で、やっぱり音楽がおしゃれ。怖いけど音楽のかっこよさが気持ちいいシーンも多かった。ラストはちょっと切ない。観終わった後も映画の世界観の余韻に浸れる。
ゾンビになる前の個人の性格がゾンビに反映されている、多少の自我を持っている系ゾンビ。どB級映画だけど主人公の女軍人が超絶きゃわいいのと、縦横無尽に壁とか天井とかまで這いつくばれるハイテンションゾンビに笑ってしまう。狙ってコメディにしようとしているわけではないのに面白くなってしまっている感じの映画。でも、ちゃんと怖いシーンもある。自我がちょっと残っている系のゾンビなので、ゾンビになってしまったとある青年が、感染前に思いを寄せていた女を守ろうとする姿が健気で切ない。普通に考えるとゾンビ映画ランキングのベスト5に入るようなクオリティではない気がするが自分としては何故か琴線に触れた映画でした。
振り返ってみるとあまり古い映画を観ていない(ドーンオブザデッドは観ました)。古いとゾンビメイクにリアリティがないので個人的にはあまり楽しめないかもしれない。ロメリストの方にはさみしいランキングになってしまいました。趣味が合いそうな人は是非おすすめのゾンビ映画(ホラー・スプラッター映画でもいいです)を教えてほしいです。
人生の助走期間と本番
https://anond.hatelabo.jp/20170725215558
少しだけカチンと来たので書かせて。うまく言葉にできんが。
なんともまぁ、典型的な社会的強者のモラトリアム的なナニカですなぁ。なんとも羨ましい、羨ましい。
日々を精一杯この人は送っているんだろうね。
そしてそんな自分を尻目に、日々を必死で生きて、それでも「普通の社会人」にすら届かない人々のことを、あなた達は無数のうごめく虫か何かだと思っているのでしょうねぇ。
常識に日々心身ともに殺されている広汎性発達障害やADHD、学習障害者
社会から明示・非明示に関わらず文化的な生活を阻害される身体障害者
まともな生育環境に育てず、まともな社会に受け入れられなかった反社会的勢力ルートを半強制的に選ばされたアウトロー達
理不尽なパワハラ、追い出し部屋配属により心身を殺された挙句放り出されたホームレス達
国際比較で圧倒的な有形無形の経済的資産を持っている日本の中だけでも、これらの人々はまだまだ挙げられるだろう。
つまり、元増田が「本番を全力疾走しようかどうか」とクヨクヨ悩んでいる間に、社会とその構成員からの扱いに、疲労と憎悪を積み重ねて、それでも必死にそれをごまかしながらなんとか日々息をしている人間達は。
良かったですね。
あなた達強者が自身の中にある、絶対に形になることのないであろう何となくあるもやもやモラトリアムちゃんを持て余している中
あなた達強者のすぐそばで、絶望的な未来を必死で見ないふりをして、なんとか日々を生き抜いて、
「ああ、今日もなんとか生き延びた」
そう言って、足りない睡眠の中、健康的とはいえない睡眠時間の中で、取れない疲労を少しでも削っている人々が、足元で、虫のようにうごめいておりますよ。
「虫だなんて思っていない!」と言うのであれば、そうですね。
「あなた達とは関係ない(と思いこんでいる)人たち」とでも言っておきましょうか。
そうですよね、あなたとその人達は違う人間なのだから、違う人生を歩いていくのは当然ですよね。
古代ギリシャに存在した各都市(ポリス)で言う、あなたは市民で、私達は奴隷で、それぞれ違うのだから、それを社会問題にしたってしょうがないですよね。そうですよね。
これだけは書いておくぞ。
その圧倒的な格差から、絶望と憎悪を増幅せざるを得ない境遇の者たちが、世界には星の数ほどいること。
そして、こちらの世界へ引きずり込もうと、時に手をこまねいて、時にいつでも引きずり込めるように闇夜に潜んで、常に待ち構えていること。
ゆめゆめ忘れることのないように……
知らないふりをして、忘れてもらったほうが、こちらとしては都合がいいですけどね。
あなたの腕や足が欠損したり、脊髄損傷で体が動かなくなったりしないかなぁ……
俺の住む町にはシロクロと呼ばれる人物がいる。
その名の通り白黒のツートンカラーを好み、あいつの着ている服はいつだってその二色のみで構成されている。
その上、言動は不可解。
控えめに言って変人というやつだ。
だが、そんなシロクロに対して、この町は暖かく包み込む。
およそ2年前、あいつはこの町に出没し始めた。
どこの誰かは知らないが、誰もがみんな知っていた。
割合としては悪目立ちの成分が多めだ。
とは言っても、ジョギングしている人がいれば全力疾走で追い抜いて唐突に勝利宣言をしたりとか、せいぜいその程度のことだ。
意味が分からないと思われるかもしれないが、そもそも意味自体あるのかどうかすら本人に聞いても要領を得ないのだから、他人が理解できないのも当然だ。
俺が把握している限りでは、シロクロのせいで誰かが何らかの実害を被った話は聞かない。
だが、奴の不可解な言動は周りには実害同然だったのかもしれない。
世間だとか他人だとか言ったものは、そういった人間に対して思いのほか冷たい。
シロクロの友人である弟たちは、世間の風当たりの強さをどうにか出来ないか考えていた。
過激派がシロクロをこの町から追い出そうと画策しているという話を耳にしたからだ。
それだけならまだしも、戦闘集団である自治体まで動き出すという噂まで出てきている。
今のところは大人しい自治体だが、もしも本格的に動き出したとなったら有無もいわさず排除されるだろう。
「俺、なんだか悲しいよ。確かにシロクロはちょっと変な奴だけど、こんな扱いをされるような悪人じゃないのに」
「しょうがないよ。僕たちはシロクロとそれなりに長いから理解を示せるけど、傍から見れば害虫が人間の形をしているようなものだから」
「ちょっと、その言い方は最低だわ。アレよ、アレ」
「非人道的……?」
「そうよ、非人道的。仮にシロクロが概念的公害だからって、こんな扱いは不当だわ」
「今のままだとシロクロが可哀想なのは同感だ。なんていうんだっけ、アレだよ、アレ」
「差別的……?」
「そうそう、差別的とかそこらへんに該当する可能性がなきにしもあらず」
「私もそう思うけど、シロクロを邪険に扱う人々にそんな言葉はもはや響かない所まで来ているのよ」
弟たちは揃って頭を抱えて、うんうんと唸る。
人道的な言葉で周りを諭すことが大して役に立たないことを弟たちは知っていた。
そんなことで解決するなら、弟たちがこうして心を痛めるような事態にまではなっていないからである。
シロクロに対して周りが今よりも寛容になれる、それが自然と受け入れられる方法でなければいけなかった。
「兄貴、何らかの案はない?」
話の輪に入ってもいないのに、いきなり話を振られて俺はギクリとする。
「んー……要はシロクロを常人目線で評価してしまうから、世間は変な目で見てしまうわけだろ。だったら、その目線を変えてやるよう促すことが必要なんじゃないか?」
「なるほど~、さすが兄貴。俺より早く生まれているのは伊達じゃないね」
だが妙に得心した弟たちの様子を見て、俺は少し不安になった。
いい加減にその自分に甘く都合のいい考え方が、
深夜の住宅街でバイクの爆音響かせて空ぶかしして疾走するのをカッケーと思ってる若造の頃からちっとも進化していない事を認識してくださいよ。
交通のマナーは生死に関わるからこそ、法で規定されている。そうやって人間を守る仕組みがあるし、仮に無法地帯だとしても命に関わるからこそ慎重になろうとするメカニズムが殆どの人には働く。
そのおかげで、横断歩道のない所を渡るとかその程度のちょっとした看過できる程度のマナー違反だけで済んでいるわけ。
一方で娯楽に関わる人間の振る舞いについては、人を守るための枠組みが発達していないし、自由を維持するためにはあまり干渉したくない側面もある。
そのおかげでマナーに配慮するメカニズムが働きにくいのだが、だからといってマナーに甘くなって良い訳ではない。
むしろ逆で、人は法に守れられていない分野、つまり人の良心で秩序が保たれている分野だからこそ、崩壊分子に対して強い拒否反応を示すわけ。
コミケでの参戦マナーの乱れが界隈で騒がれるだとか、ローラーブレードが流行って問題になるだとか、そういうのと同じこと。
そういう崩壊分子をのさばらせていると、公共の福祉を害するレベルに達してしまうから、法の介入、法規制が発動する。
喫煙の場合ならマナーをわきまえた喫煙者までも法規制によってタバコを嗜む自由が思った以上に奪われることになるわけ。
実際そういう法案が動いているし、ひどい法が通ってしまったら、マナーの悪い喫煙者が良識的な愛煙家に刺されても仕方がないね。
HKT48にとにかく「りぼん」を愛読している深川舞子ってメンバーが居て、いつでも「りぼん」を読んでる。
HKT48のイベントでも「りぼん」について語るコーナーをやるぐらい。
ただ、人気は無くていつも選抜メンバーには余裕で選ばれないし、総選挙ももちろん圏外。
で、HKT48は今度10thシングルを出すんだけど、その選抜メンバーにも、深川舞子は当然のように選ばれることは無かった。
ただ、その選抜発表がネット配信されたんだけど、とにかくひどかった。
メンバーもファンも真剣に見守る中、とにかくグダグダで軽い雰囲気にファンのみならずメンバーも激怒。
そこでメンバーの一人・村重杏奈が、自分で勝手に選抜した選抜メンバーを配信で発表して見せた。
この模様が素晴らしくて評判になった。
と言っても単なるお遊びで、村重が好きなメンバーを勝手に選んだだけだ。
その「村重選抜」のセンターに選ばれたのが深川舞子だった。深川舞子はファンには人気が無いがメンバーにはその天然っぷりで人気があるのだ。
そして、じゃあ村重選抜ならどんな曲がいいかって話になって、これもメンバーの田中奈津美が勝手に歌詞を考えた。
さらにメンバーの坂本愛玲菜が曲を付けた。振り付けはメンバーの上野遥がやると言い出した。
ところが、秋元康にこれを伝えたファンがいて、じゃあこれを10thシングルのカップリングに入れようという話になった。
なんと、カップリング曲とは言え深川舞子がセンターになったのだ!これは初めてのことだ。
もちろん、田中奈津美の歌詞、坂本愛玲菜の曲がベースになるということだ。
本の中の君に恋をしていた
笑われたって
バカにされたって
そっとページ開き君に会いに行く
【Bメロ】
何も変わらず微笑む君は
来月まで同じ顔
発売日まで全力疾走
【サビ】
公演前でも
握手中でも
選抜落ちても
今日も開くわ
といっても大して面白味のある話じゃない。
まずおれは生来おなかが弱い。これまでも、もう少しのところを危うくトイレに駆け込んで事なきを得る、ということが年に数回はあった。
とはいえ、これまではなんだかんだと漏らさずに済んできたわけで、今回は何が違ったのか。
はっきりとしたことはおれにもわからない。きっと、要素の積み重ねなんだろう。
前の晩に日高屋でホルモン炒めを食い、ココイチで牛尽くしカレーを食い、しまいに家でよっちゃんイカを容器の半分も空けてしまった。
まずこの時点で屁が止まらなくなった。まったく愚かしいことだ。どうか笑ってくれ。
だというのに翌朝はよっちゃんイカの残りを空けた。それからアイスクリーム。そろそろ死ぬんじゃないのか?
そしてこの日の昼はおそとで焼肉。安い輸入肉の低質な脂とアルコールが俺の腸にダメージを加えた。
相変わらず屁は止まらない。腹の感覚もなにやらよろしくない。とはいえ便器に座っても大した物は出てこなかった。
経験的に言って腹を下すだろう、という予測はこの時点で立っていた。
でもまあなんとかなるだろう、とタカをくくっていたのだ……。
食事を終え、すこし煙臭い身を引きずって大都会でウィンドウショッピングを楽しんでいると、一回目の波。
さっくりと目の前の店のトイレを借りて済ませる。
これ自体は大したやつではなかった。ふつうの便意と言っていい。腹痛もあまり無い。出てきたのは消化不良気味のやつだったが、これは予想の範疇。
ここで何ら問題なく対処できたことが、油断に拍車を掛けたのは事実である。
(みなさんもご存知のことと思うが、下痢には波がある。
一度トイレで済ませても、10分~20分くらいの周期を置いて二度、三度と便意の波が押し寄せるのだ。
それは腹が空っぽになるまで続く。
もちろんこの時のおれにもその認識はあった。だがナメてかかっていたのだ。
腹痛があまり無かったこと、そして余裕を持ってトイレに駆け込めたことで。
無意識に、さっきのやつでおしまいだろう、と希望的観測を採用してしまっていた。)
さて、店のトイレを出てウィンドウショッピングに戻る。20分くらい移動したところで、第二波が来た。
それは慣れない街の、雑踏の真ん中でのことだった。
波ははじめ弱く。そして徐々に強く。
手近なコンビニで済ませようかと思ったが――――見当たらない。
気軽にトイレを使えそうな店がどうにも見当たらない。
冷や汗が滲み出した。
恥も外聞もなく、ここで目の前の居酒屋に駆け込んでおけばよかったのだろう。
だが尊大な羞恥心がそれを許さなかった。おれは腹に爆弾を抱えて、孤独に街を彷徨いはじめた。
人混みがうとましい。小走りにもなれない。
相変わらず店が無い。クソッタレが。
波は徐々に強くなる。焦燥感が加速していく。
どうにか交差点に辿り着く。
正面にはデパート。知らない店だが、経験的に言って2F以上か地下に男子トイレがあるはずだ。
たとえ受付に身を乗り出してトイレの場所を尋ねても、店員は親切に場所を教えてくれることだろう。
おれは右を向いた。高級ブランドのブティックがあった。とりあえず横断歩道を渡る。
直感的に彼は貸してくれなさそうな気がした。
たぶんそんなことは無いんだろう。でもそのときはそう思ってしまった。
駆け足で通り過ぎると、隣にもビルがあった。
7階だと。
尻を庇って下肢のみを動かす、早歩きと駆け足の中間のような不自然なスタイル。
腹が数十秒周期でぐうぐうと鳴っているのがわかる。
超自我によって抑制された排便圧力が行き場を失い、ガスが腹の中で蠢いているのだ。
ひとたびぐう、と鳴るたび少しだけラクになる。そしてまただんだんと強まってくる。
途中からエスカレーターが互い違い式になっている。フロアをぐるりと迂回しなければ上階行きに乗れないクソ仕様。
万引き防止か? 誰がやるんだよ。
正直、5Fくらいでダメかな、という感じはあった。
でも希望的観測でひた走る。
7F。トイレ。太腿をぴったりと締めながら個室のドアを乱暴に施錠。
運良くビニール袋を持っていたので、ドロドロの汚物で汚れたパンツはそれに入れてトイレのゴミ箱に捨てさせてもらった。
ビル関係者のみなさんごめんなさい。でも、自宅まで汚物を持ち歩く方が公衆衛生上問題だと思ったんです。
ズボンにまでちょこっと染み出していた分はトイレットペーパーで申し訳程度に拭き取り、カバンでなんとなく隠して帰宅。
電車の中で特段イヤな顔をされたりすることはなかったので、たぶん臭いはしなかったんだと思う。そう信じたい。
途中、どうしても喉が乾いてしょうがなかったのでコンビニでピルクルを買って飲んだら第三波が来ました。
乳酸菌が長期的におなかによくても冷たい液体が短期的に悪いに決まっておろうが。
正直アホの極みだと思うが、それくらい判断力がボロボロだったんです。
家に帰ってズボンを手洗いし、あとは何度かトイレで水下痢を出して一件落着でした。どこがだよ。
~おしり~
コンテンツだけでなく、全てにおいてそうだ。
自助努力を煽り、危機感、焦燥感をかき立て、何となく「このままだとダメだ」と思わせる情報が、既に飽和状態だ。
何者かになれたネットの向こう側の人と、自分との現実の差が、容赦なく突きつけられる世の中。
本来はそこまで肩肘を張らなくても生きていける世の中だったはずなのに、それにかじりつくさまは全力疾走の後のように息を切らし、もう窒息寸前だ。
企業の求人の理想も高くなり、「コミニュケーション能力があり、好奇心を持って仕事に当たり、自立し、かつアウトプットの質が高い人間」などと、自社に限らず通用する人材を求人票にのたまう。
また、結婚しなくても居心地の良い世になった。不倫、セフレ、一晩限りの関係、マッチングアプリ、風俗の評判。
性がより簡単に手に入ることで、異性も同じように簡単に消費されていく。
お笑い芸人の一発屋、Instagram、twitterなど、
コンテンツも早く消費されるようになった。
ネタバレ、コントの動画は競うようにアップされ、誰かが面白いと言ったものは瞬く間に共有される。
比較的大きな買い物は、ネットの評判を確認し、実店舗で見て買い物をする。
結果、売れ線のものだけが残り、買い物の理想がコモディティ化してきた。
吐いて捨てるほどの情報を、自分の思うとおりに選び取っていく内に、すべての理想が高くなった。
商品の製造、性の魅力、コンテンツも、今後は減点がなく、プラスアルファのものが必要だ。
自分が能動的に選び取ったネットの情報は、本来砂粒の如きものにも関わらず、いつまでも続く砂浜のように感じられる。
新譜といってもセルフカバーベストみたいなやつで、しかも発売までロクに知らされてなかったけどコンセプトは「ライブ感」なんだそうでほぼ全曲一発録りだったとのこと。
自分は中村一義大好きで、このアルバムも総じて大好きで、でもこの一発録りであるが故の「雑さ」みたいなのがすごくもどかしくもあって。
それを誰かと共有したいんだけど残念ながらリアルの知人に中村一義のファンはおらず、また相手がファンならファンで「自分がクサしたとこ相手が気に入ってたらどうしよう」とか余計な事考えてたぶん本音のとこは言えないと思うんで増田って素晴らしい。
ライブでさんざん聞いてるバージョンなんでまあ今さらこれといった印象もなく、でもこれがいつでも聞けるのはやっぱり嬉しいし、原曲とはまた違った聞きやすさというか中村一義知らない人にも勧めやすい類のよさがあってやっぱりいいよねって思う。完成された名曲。
これも犬猫同様、安心して聞ける一曲。まあでもこっちは、原曲ののほほんのした声の方がむしろ精神的にクるものがあるかなあと。
アレンジというか、方向性自体はとっても好き。ただ一義自身が変に熱込めすぎて一部歌い方がアレな感じになってるとこがあって、それがすごく惜しい。
具体的に言っちゃうと「すっぷーうーくぬぁいんかんねー」とか。やりすぎなんす。
そんな一義の対極に走ることでバランスを取りに行ったかのような、あずままどかの甘〜いコーラスが大好き。こういう、原曲にまったくない要素でいいなあと思えるのはカバーの醍醐味よね。
これも好き。一歩間違うと名無しのおっさんがチャリティだか地下商店街の広場だかで歌ってそうな感じになりかねないんだけど、そこはそれ曲も本人もやっぱ名無しのおっさんとは格が違うので。
てか仮に中村一義が97年にデビューすることなく名無しのおっさんとして街の片隅でこれ歌ってたとしても、きっとなんか耳に残って気になるんじゃないかと思う。
好き。楽しい。「オイ! オイ!」て掛け声も、ほどよく品がないというかケンカ弱そうな感じがしてとってもよい。わーんつーすりー!
ああこれもいいなあ。まあ原曲から印象があんま変わってない気もするけど。「特に変に手を加えずに、2017年の今ロザリオをやるとこうなりました」って感じ。
あらら…また。ちょいやりすぎですよ一義さん。奥歯のないおじいちゃんですか。曲自体はいい曲なんだけどねー。
ラジオでもちょこちょこ流れてて「あ、なつかし!」ってなった人もいるっぽいけど。やあ、名曲ですわあ。
そしてこれに関しては、「ライブ感」てコンセプトがドハマりして大成功の一曲だと思ってる。
てか、久しぶりに原曲聞くとすごいテンポがもっさりしてて驚く。いや、もったりしてんのは初期中村一義の最大の魅力のひとつなんだけど。
なにせ元々からして曲後半の疾走感が素晴らしい曲なので、そこにライブのアレンジとウルフの雄叫びパワーが上乗せされるともうバッファローマンも砕け散る1200万パワー砲ウルフマン。
力押しかも知んないけど、だからなによっていう。いや、ウルフすげえ。
これまた、方向性はとってもいい。てか大好き。大好き、なんだけど、もうちょっとだけコーラスを綺麗に揃えてほしかった。そこら辺のファンを4、5人かき集めて歌わせたかのような揃わなさというか、きたなさ。
あとまた一義さん。「ちぇちょちぇ〜を合わ〜すちゃみぇ〜にぃ」てもう中村一義がシャクレた顔で歌ってるとこしか頭に浮かばない。ノッポさんのチューリップハット被ってシャクレて歌う一義さん。
でもそれでも、聞いててすごい幸せな気分になるんだよなあ。
もう一回録ってよ。
原曲がまず名曲中の名曲。それのアレンジとして、こういうのもいいよねっていう。てかこれもライブでいっぱい聞いたし。
こういう可愛らしい曲、なぜか中村一義はよく似合うんよねえ。声が活きるっていうか。
これもなかなかいい。原曲も大好きだけど、これはどっちもありだな。一切捻りなしの、ファンに向けたド直球。
最初にシングルで聞いた時はなんか歌い方がホモっぽくていまいちだったけど、20周年記念のこのアルバムのラストに持ってこられるとやっぱりちょっと心に染みるもんがある。
思い入れの強いファンの中には「俺の青春のアレをアレばっかりをまた作って」って不惑までそれ引きずってどーすんのみたいな声もずっとあるみたいだけど、俺はこの先も変わってく中村一義を楽しみにしてるよ。
横だけど、朝、目が覚めたら、いきなり全力疾走できるくらいにすぐ動ける人も居るんですよ…
ドラゴンボール42巻と聞いてピンとくる方はきっと30歳以上のお兄さんお姉さんでしょう。
何故か悟空が元気玉を集めるシーンの夢を見たんです。大まかな流れはこんな感じ。
力があるけど求心力がない、そういう人はたくさんいますが、それだけではことは進まないということを明示しています。
私には、こんなふうに見えたんです。ただ、それだけなんですけど。
力はなくても求心力がある。「この人が言ったことなら間違いない」と思える。安心できる。
そう思える人間が一人でもいれば、今の日本はもう少し変わっていただろうと考えてしまいます。
いま、ミスターサタンになり得る人、だれでしょうね。
その1からの続き
http://anond.hatelabo.jp/20170401234837
最期になりますが、ファーストドロップ、つまり最初に落ちていく瞬間は、個人的にもコースターで最も好きな部分であり、魅力が凝縮された瞬間です。実は、当初は本当に苦手でした。でも、一度慣れてしまうと、こんなに気持ちの良い瞬間はありません。バンジージャンプやフリーフォールも体験したことはありますが、ジェットコースターのドロップとはやはり異なります。何が違うかというと、前に向かって全身で突き抜けていく感とでも言うのでしょうか。この爽快感が違うのです。
ただ落ちるだけと言っても、落下角度や緩急、風景など、一つとして同じものはありません。
そして、コースター好きには有名な話ですが、ライドの乗る位置によって感覚が全く変わるのです。コースターはご存知の通り連結されているものが多い。すると、前方車両は、後方車両が登りきるまで落ちていかないんです。一方で、後方車両は前方車両に引っ張られて一気に加速する。なので、一般的には後部座席の方が怖いとされています。まるで、引きずり込まれるように加速して落ちていく感覚が味わえます。
ただし、山なりのコース(キャメルバック)においては、前方の方がエアタイムを強く感じることもありますし、視覚的にはスピード感のある前方の席は捨てがたい。
そんなわけで、お気に入りのコースターは可能であれば前方や後方を乗り比べてみると、より楽しめます。(余談ですが、アメリカでは乗りたい席を自分で選べるのがスタンダード。強制的に前から詰めさせられる日本の遊園地は融通きかないなぁと思います。オペレーションの問題等あるんでしょうけど。)
さて、そんな最初に落ちていく緊張の一瞬「ファーストドロップ」が優秀なコースターはこちら。まずは東京ドームシティアトラクションズ・LaQuaのサンダードルフィン。これは絶品です。公称80°という、体感的にはほぼ直角で、落ちていく凄まじさ、ぜひ一度体験してもらいたい。周囲がビル街というのも乙なもので、まるでビルから飛び降りているような感覚が味わえます。巻き上げ最上部に平坦は部分が無いため、最前席と最後部座席での対比も分かりやすく、最後部座席の迫力は凄いです。一方で最前席だと高さ80mの空中にしばし宙吊りにされる感覚も楽しめ、一挙両得?です。スイスが誇る遊具機器メーカーIntamin社製の超スムーズで快適なコースに加え、開放感あふれたライドの作りも最高です。
富士急ハイランドのええじゃないかも、凄いファーストドロップが楽しめます。これは特殊なコースターで、コースレイアウトも凄いのですが、さらに座席がぐるぐる回転する。乗っていると、もうわけが分からなくなるというコースターで、マニアの間では4次元コースターと呼ばれています。で、このファーストドロップ。巻き上げは後ろ向きに登っていくのですが、頂上で突然座席がグルリと回転。地面に向かって真正面に落ちていき、その最中で更に回転、というとんでもない動きをします。文章では全く伝わらないと思うので、ぜひ一度乗ってください。
そして、個人的No.1ファーストドロップだと思うのは、那須ハイランドパークのビッグバーンコースター。全長600mちょい、落ちた後はキャメルバックをひとつ越えて宙返りしたら終わり、というなんともシンプルでつまらないコースレイアウトの小規模なコースターですが、後部座席に乗ったときのファーストドロップだけは本当に凄まじい。まさに奈落の底に引きずり込まれるという体験ができる、日本唯一、いや世界でもレアなコースターです。
そんなこんなで語ってきたコースターですが、最近は世界中でVRゴーグルと組み合わせたVRコースターが流行りです。日本では、USJやラグナシアにありますね。ただ残念ながら、少子化やエンターテイメントの多様化、老朽化などで、一部を除き昔ながらの遊園地はどんどん閉鎖されてコースターの数も減っていく傾向にあります。
日本では、遊園地やコースターは子どもが楽しむもの、という意識があります。ちなみにアメリカでは子どもから大人、さらには高齢者まで様々な人が楽しんでいます。広大な土地が広がるアメリカの田舎では、遊園地はエンターテイメントであり、常設のお祭り会場であり、社交場でもあるのです。知らない大人同士で隣り合わせに座り、一緒に笑い転げ、終わった後ハイタッチをする、そんなことが普通にある。少しでも多くの人にそんな楽しさを知ってもらえたらなーと思ったりしています。
ちなみに海外には、これらを上回る、想像を絶するようなコースターがたくさんあります。
最後に自分が愛してやまない究極と思う世界のコースター2つ(どちらもアメリカ)はこちら。
■Millenium Force (サンダードルフィンの兄貴分。最強のファーストドロップ、爽快感、スピード感)
■Voyage (最強の木製コースター、飽きさせないコースレイアウト、延々続く興奮)
死ぬまでにもういちど、乗りたい。
たくさんのブックマーク、ありがとうございます。せっかくなので、コメントできなかったコースターについてもちょっとだけ追記してみます。
長島スパーランドが誇る巨大木製コースターです。延々続く水平ループとガタゴトする振動に身を任せていると、腹の底から笑いがこみ上げてきます。大きなドロップも爽快ですね。あと、複雑な木組みのトンネルをすり抜けるスピード感。もうちょっとエアタイムや左右の振り回しなどの変化があると、最高の木製コースターになったんじゃないかなと思います。でも好きなコースターのひとつです。
久しぶりに調べてみたら、長島スパーランドにはフライングコースターに加え新型の4次元コースターもオープンするんですね。がんばってるなー。
大好きなコースターのひとつ。たぶん世界初のカタパルト式急加速のコースターです。ピッ、ピッ、ポーンでスタートする急加速と、バックで坂を登ったときの最後尾エアタイムは、アンティークレベルのとっても古いコースターにもかかわらず今でも特筆もののスリルですね。としまえんや横浜ドリームランドなど昔は色々な遊園地にあったけど、今は国内では長島だけかな。子どもの頃近くの小山ゆうえんちにあって、怖くて乗れず、ずっと眺めていた思い出があります。
恥ずかしながらまだ乗ったことありません。でも、同型のフライングコースターはアメリカで幾つか乗ったので、想像で。ピレネーなどに似たループ中心のコースレイアウトで、座席がうつ伏せ状態になるものです。これは、地面ギリギリまで降下したときのスレスレ感とスピード感がいい感じです。あと多分、USJのジュラシックパークエリアってことで風景やパーク内を滑空する非日常感が良さそうですね。
凄まじい最初の加速!これに尽きるコースターです。「ドドンパァ!!」のアナウンスと同時に発射される圧縮空気によるカタパルトの加速度は、未だに世界一だと思います。外の光に向かってのトンネル内での急加速は、まるで空間がぐにゃっと歪んだみたい。垂直のタワーを越えるときは、股間をバーに強打しないよう要注意。
これができたときは、ついにあの世界最高のコースターが日本上陸!と期待されたそうです。コースターマニアの聖地と呼ばれるアメリカの遊園地で大人気だったコースターの兄弟機ということで。ただ、実際はちょっとコースレイアウトが異なっており、残念ながら本家ほどのスリルはありませんでした。といっても、十分大きく迫力あるドロップが楽しめる優秀な大型コースターです。閉園は残念ですね・・・。
スペースワールドのシンボルともいうべきスペースシャトルを取り囲むループコースター。これは、とにかくコースレイアウトが秀逸です。緩やかなファーストドロップに最初は安心するものの、巨大な垂直ループや後半の地面すれすれ水平ループなど、強烈なGがかかるコースが続き、息つく暇もありません。
息を呑む強烈な急加速と垂直上昇、垂直落下が特徴のコースター。ドドンパに似ているけど、上昇と落下の爽快感はこちらの方が上ですね。このタイプは、アメリカなどにさらにスケールアップさせたものが幾つかあり、いずれも大人気です。最初は怖いけど、慣れると爽快感抜群!
●ガオー - 三井グリーンランド
三井グリーンランドの顔となる大型コースター。アップダウンは緩やかだけど、気持ちいい速度で広々とした園内を疾走します。子どもから大人まで、みんな笑顔になれる楽しいコースターです。
現存する日本最古のコースターとして有名なコースター。レトロなコースレイアウトながら、建物ギリギリをかすめたり、突然のドロップもあり、飽きさせません。確かに現代の安全バーがっしりのコースターよりスリルあるかも。実はこれ、FUJIYAMAと同じメーカー(日本製)の先輩コースターなんですね。
●スペースマウンテン - 東京ディズニーランド
みんなご存知のスペースマウンテン。宇宙空間を模したドームの中を疾走します。水平ループ中心で、ところどころにドロップが隠れているコースレイアウトはGが後に行くほど激しくなり、子供向けと思いきや実は結構ハードなコースターです。乗り終わったあと、フラフラします。これも今となっては古いコースターですが、その効率性を追求したシステムは本当に凄い。台数は忘れましたが、たくさんの車両が同時にコース上に存在でき、かつ緊急時はその全てが安全に停止できるようになっています。そういえば、このメモの最初に「富士急で初めてのコースターを体験」と書きましたが、こちらの方が先でした。
みんなだいすきビッグサンダーマウンテン。気持ちのいい疾走感と、軽いキャメルバックが楽しいコースターです。コースターとしてみると、とにかく高さが低いのに乗車時間と距離がある。それは巻き上げポイントを複数設けているから。そのおかげで何台もの車両が同時に走ることができ、回転効率が良い。そして、巻き上げの最中もディズニーならではの演出が豊富で、飽きさせない。ジェットコースターは嫌いでも、これだけは好き、という人も多いハズ。それも納得のアトラクションです。
火と水の演出に優れたループコースター。このコースレイアウトは、実はかなり昔からある古典的な中規模ループコースターのレイアウトそのまま使っています。なぜ、ディズニーの新しいコースターなのにあえてコレなのか、ちょっと不思議に思っています。適度なドロップとキャメルバック、そしてクライマックスのループ、という構成は、ハズレが無いって感じではありますが。夜乗ると、炎と景色がほんとにキレイですね。
昔ジェットコースターマニアとしてTVに数回出たことがあります。昨夜茶飲みつつ話してて記憶が蘇ってきたので、メモ。
ことの発端は、大学の卒業旅行で富士急ハイランドに行き、生まれて始めてジェットコースターに乗って衝撃を受けたこと。その後日本中では飽き足らず、海外にも遠征するようになり、乗ったコースターは200台弱。ホームページを作ったところアクセスが集まり、TV局からも取材依頼が来たりしてました。
まず思いつくのはコレですね。世界は常に最大、最速のジェットコースターを追求してきました。一時期は日本がこれらの記録を塗り替えていた時期もあり、東京にあるよみうりランドのバンデット、富士急ハイランドのFUJIYAMA、そして三重県にある長島スパーランドのスチールドラゴン2000など、当時世界記録を誇りました(全長世界一は未だにスチールドラゴン2000)。現在では、世界を見渡せば時速240km/hも出るジェットコースターや、高さ130mを越えるジェットコースターも存在します。また、宙返りの多いコースターがもてはやされた時代もありました。
●スチールドラゴン2000
もちろんこれらの数値が大きいと、満足度や爽快感は高まります。ギネス記録とか言うと、宣伝効果も抜群ですし。ただ、これらは究極のジェットコースターを語る上で必ずしも必須では無いというのが、個人的な思いです。(最近は世界的にも、コースターの大型化は一段落しているという事情もあります)
では何が重要なのか。
エアタイムとは、無重力状態の瞬間のこと。ジェットコースターは、最初の落下(ファーストドロップ)や、山なり(キャメルバック)を越える際に「ふわっ」とする瞬間があります。これをエアタイムと呼びます。ジェットコースターの何が苦手かというと、コレを思い出す人は多いのでは無いでしょうか。
・・・・しかし、声を大にして言いたい。一度慣れると、これがこの上ない気持ちよさに変わるのです!そしてこれが、ジェットコースターの醍醐味のひとつなんです!
考えても見てください。人は常に重力に縛られています。そして、人類の歴史上、この重力から解き放たれるのは多くの人達が夢見てきたことでした。しかし実現するには宇宙にでも行くしかありません。しかし、宇宙は遠い。でもジェットコースターならば、この世界中でも限られた人しか体験できない感覚を、手軽に味わうことができるのです。
最近のジェットコースターは、コンピュータによる設計で、過去に図面を手で描きつつ設計されたコースターとは比べ物にならない精度でコースレイアウトが組まれるようになっています。それに合わせて、このエアタイムも極めて上質で長時間に渡る心地いいものが体験できるようになりました。コースターによっては、トータル10秒以上ものエアタイムを体験できるものもあります。
そして、このエアタイムを十分に味わうための秘訣。それは、ハンズアップ。
コースターが怖いから、といって安全バーにしがみつく人がいますが、それは場合によっては逆効果になります。むしろ身をマシンにゆだねて力を抜き、大きくバンザイしてみる。そうすると、エアタイムで重力から開放され、この上ない心地よさを感じることができるはずです。エアタイムが怖いというのは、先入観によるものです。決して怖くありません。
ただし、安全のため公式にはしっかり安全バーにつかまることを要求しています。また、コースターによっては横揺れや衝撃などがある場合もありますので、くれぐれも自己責任で。
エアタイムを体感したいなら、比較的新しいスイス製などのコースターに乗ることが望ましいです。不快な振動や揺れはまったく無く、高級車のような乗り心地であなたを無重力空間に誘ってくれます。USJのハリウッド・ドリーム・ザ・ライド、先に上げた長島スパーランドのスチールドラゴン2000がオススメ。これらは世界でも優秀なエアタイムマシンです。延々と続く山なり(キャメルバック)の連続が、とても心地よいです。関東なら、小ぶりではありますが、東武動物公園のカワセミも優秀です。
●カワセミ
エアタイムもそうですが、コースターの魅力のひとつは非日常性だと思います。生身で高いところから落下し、猛スピードで疾走する。そのまま宙返りまでしちゃう。こんな体験は日常では味わえません。
優れたコースターは、これらに加えて強烈な最初の落下(ファーストドロップ)や、ループやコークスクリューなど、たった数分間の中に様々な体験がつまっています。
今では、リニアモーターやカタパルトなどによる急加速や、ひねりと宙返りを組み合わせたあわせ技コースなどバリエーションに富んだレイアウトが用意されています。これらを、「エレメント」と呼びます。
ただ、本当に楽しいコースターは、目で見て分かる以上に繊細なコースレイアウトで実現されているというのが実感です。これは説明するのが難いので、乗って感じてみるしかありません。緩急つけたコース、予想を超えた振り回しなど、不快に感じることなく、かつ高密度で用意されているコースターは飽きることなく興奮が続き、乗り終わった後に笑いが止まらなくなるでしょう。これには本当に設計者の魂を感じます。
この点で優秀なのは、まず富士急ハイランドのFUJIYAMAです。ギネス記録コースターとして有名ですが、実は練りに練ったコースレイアウトの妙が最大の魅力だと思うのです。特にゴール間近の左右蛇行&アップダウンが連続する部分、通称「サーフィンコース」。ここで大爆笑できたら、ジェットコースターマニアの素質アリです。
他に、FUJIYAMAと同じメーカーで兄貴分に当たる、よみうりランドのバンデットや、八景島シーパラダイスのサーフコースターも優秀です。特にバンデットは、長いコースにもかかわらず飽きさせない展開が続き、コース中盤で谷に落ちていく巨大なドロップがあるなど、時代を感じさせない本当に素晴らしいコースターです。コースの周囲は桜の木で埋め尽くされており、春はお花見コースターとしても楽しめます。
そして、日本にはあまり無いのですが、木製のコースター。これは、コースレイアウトが本当に優秀なものが世界的に多いのです。独特のガタガタする振動と強烈なエアタイム、振り回しで、スペックを超えた感動を得られます。今は亡き奈良ドリームランドのASKAは、その絶妙なアップダウンや振り回しで世界的にも素晴らしい木製コースターでした。関東では、東武動物公園のレジーナもなかなかのものです。
宙返りなどのエレメントにこだわったコースターとしては、やはり志摩スペイン村のピレネーでしょうか。インバーテッドタイプ、いわゆる宙吊りで足がブラブラするタイプとしては世界最大級のコースターで、上下がわからなくなる程の宙返りと、それだけでは無いボリューム感や疾走感も味わえる優れたコースターです。コースの意外性で言うと、富士急の高飛車も驚きの連続でした。
■バンデット
■ASKA
■ピレネー
その2に続きます
愛知県警岡崎署は14日、動画投稿サイト「ユーチューブ」に1500メートルを
全力疾走した直後に牛丼を食べる動画を投稿した男性宅に押し掛けたとして、
ストーカー規制法違反の疑いで、千葉県市川市、自称派遣社員の田畑華子容疑者を逮捕した。
田畑容疑者は「動画を見て恋愛感情を持った」と容疑を認めているという。共同通信が報じた。
歩行者がふらつくなどしてそのまま進行するとぶつかる危険があるのに無理に追い越しをしようとするのが危険である。ここまではいい。しかし、かといってその場面でベルを鳴らして安全を確保しようとするというのは、「歩行者の通行を妨げる走行」であるからアウト。これを認識していない人が多すぎる。
ベルを鳴らすのがアウトというのが形式的なルールとして広まっているけれど、その本質は「歩行者の通行を妨げる走行は違反行為となる」であるということを意識しないといけない。
すみませーんと声をかけるのもベルを鳴らすのと変わらないというのは全くその通りで、どっちもアウト。ブレーキ音を立てて退かすというのもダメ。鈴をつけて音で自転車の接近がわかるようにするのは安全走行のためには価値があると思うが、その音によって歩行者を退けて歩道を疾走するというような走行をするならば好ましくない。なんにせよ基本原則は「歩行者の通行を妨げてはいけない」ということ。自転車は、とくに歩道を走るのならばなおさら、歩行者に合わせて通行しなければならないのであって、道を譲れというのを示すような走行は不可。歩行者が後ろに気づかず、安全に追い越しができない状態が続くなら、後ろを歩行者の速度でついていくのが正しい。歩行者側もベルを鳴らされたりすみませーんと声をかけられても道を譲る必要はほんとうはない。まあ、実際には歩行者側も譲り合いの精神を持ったほうがその場では交通が円滑に進むし、身の危険という意味でも譲る方がよい場面のほうが多いのだが、自転車側が図々しい走行をしていることにはかわりない。自転車に乗っているのだからスピードを落としたくないというのは自転車側の事情でしかないのだから、これにより歩行者の通行を妨げれば、それはまさしく自分勝手な走行としか言えない。
もし前にいる歩行者のスピードが遅くて自転車走行の維持が難しいほどであるならば、自転車を降りて歩けばよい。一旦降りて自転車を押していけばその間は歩行者の扱いになるので、安全なときに早足で抜き去ってからまた自転車に乗ればいい。もちろんそのまま歩行者の後ろを自転車を押しながら歩き続けてもよいのだし。億劫でどうしても自転車を降りずに走行して抜きたいなら安全を確認してから車道に降りるルートが正しい。歩道を走りたければそのあとにまた歩道に戻って走行したらいい。これらの手間ですら面倒がっていたら安全な走行はできない。
以上の話は、自動車で走行中に前を通行する歩行者が邪魔になっていたとしてもむやみにクラクションを鳴らすのは違反であるというのと一緒。クラクションを鳴らしてから無理にどかして抜くというのは危険運転。これが自転車にも適用されているというシンプルな話。