■いま日本人が求めているのはミスターサタンなのかもしれない

ドラゴンボール42巻と聞いてピンとくる方はきっと30歳以上のお兄さんお姉さんでしょう。

何故か悟空が元気玉を集めるシーンの夢を見たんです。大まかな流れはこんな感じ。

• 魔人ブウのとどめを刺すためにベジータが元気玉を使うように提案する
• 「何度もドラゴンボールで地球を救ってきたんだから責任を地球人にも取らせる必要がある」という考えからの提案
• 界王神のテレパシー能力で、悟空とベジータが地球人に力（気）を分けてもらうようにお願いする
• 元気玉に気を与えた場合、元力疾走後の状態レベルの疲労状態となる
• それを見た人は「悪魔だ、魔人ブウの仕業だ」と恐れ、気を分けるのを躊躇してしまう
• なかなか気が集まらず、悟空が地球人に対して「バカヤロー」発言。それもテレパシーで伝わってしまう
• 「人にものを頼む態度ではない」「魔人ブウ自体存在しないのではないか」と炎上
• それを見ていたミスターサタンが「さっさと協力しろ」「サタン様の言うことも聞けないのか」と発言
• 「ミスターサタンが魔人ブウと戦っている」という認識が広がり気が集まり始める
• 元気玉に気が集まり魔人ブウを倒せました。めでたし

これ、今の日本の政財界を見ているような気持ちになりました。

• いままで政治と金の力で日本のために尽くしてきた政治家
• 国民も痛みを伴う改革を行えば政治不信
• 言葉尻を捉えて発言の中身を吟味しない

力があるけど求心力がない、そういう人はたくさんいますが、それだけではことは進まないということを明示しています。

私には、こんなふうに見えたんです。ただ、それだけなんですけど。

ドラゴンボールにはミスターサタンがいた。

力はなくても求心力がある。「この人が言ったことなら間違いない」と思える。安心できる。

そう思える人間が一人でもいれば、今の日本はもう少し変わっていただろうと考えてしまいます。

いま、ミスターサタンになり得る人、だれでしょうね。

そもそも、ミスターサタンのような人がいないと安心できない時点で、

声だけでかい人は頭すら使ってないってことなんでしょうけど。

Permalink | 記事への反応(3) | 07:13

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