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はてなキーワード: 疑問符とは

2022-11-30

虚無とまでいかない虚無舞台

ここ数年で市民権を得た「虚無舞台」という単語だけど、正直「虚無舞台」の線引きって曖昧だと思う。

明らかにストーリー破綻してる!とか、明らかに時世に合ってない!とかまでいくと

虚無とか通り越して感情が動くというか、もうなんかこれは炎上狙いなのかな?そういうパフォーマンスかな?と思うこともあるし。

観劇中頭の中にいくつか疑問符は浮かぶものの、「まあいっか…」と思考放棄してしま舞台が本当の虚無な気がしなくもない。

結果、虚無と話題にもならず、なんなら関係者はそれなりに褒めるし、キャストオタクはそれなりに通うし、キャストは再演したいとかいう、

ただいざ友人とカフェお茶してみると、「脚本おかしくない?」「この辺納得いってないんだよね」「再演するんなら大幅に変えてくれ」みたいな話が延々できてしま舞台

まあどこまでいっても趣味だし娯楽なので、自分お金を払ったものに対して(というか、クリエイターがそれなりに心血を注いで作ったであろう…本当に注いだんだよね???という物に対して)

「虚無」という判断を下すことって勇気がいるというか、そこまでオタク権限ってあるんだっけ…いや虚無ってほどではないんだよな…堂々巡り、みたいな。

オタクも人の子なのでダサいグッズはぜひお手に取ってくださいと言われてもとらないし、SNS舞台名を間違う公式キャストが多すぎると萎えるし、

主演じゃない子が主演の扱いを受けているとなんだか悲しいという、まあそんな舞台に先日行きました。

2022-11-28

タイ旅行

11月に一人で遊びに行ってきた。感じたことなど。

・昔ほど得体の知れない発展途上国感がなくなっている。駅前で足や腕のないオッサンが這いずり回って物乞いしてる、みたいなギョッとするような予見不可能性がだいぶ減った。

飲食店トイレものすごく汚いのでは、みたいな不安もほぼなく、社会が順当に成熟してきている感じがする

・一方で、夜の街のレベルは昔に比べて落ちた。これは国の経済発展によって夜職に来る子が減ったのか、単純にコロナの影響がまだ残っているのかは不明

昔はNana Plazaなんて足を踏み入れた瞬間から女の子に腕を掴まれて離してもらえなかったが、今は全くそんなことはなく、嬢の高齢化もみられる有様

・今回はAsoke駅・Sukhumvit駅の近くのPuPullman Bangkok Grandeに泊まりほとんど何の不満もなかったが、さらに突き詰めればGrande Centre Point Terminal 21が最強っぽい(次回検討

しかし、空港から電車でここら辺まで行こうとすると必ずMakkasankから(別の)Asokeへの乗り換えになると思うものの、毎回Makkasan駅の誰もいなさに焦る。Asokeへの乗換案内も出てないし

王宮とか行かないと4日間は結構暇。意外とやることがない。

次回はカオサン通り(意外と遠くて今回断念)、チャオプラヤ川クルーズ、あとは思い切ってパタヤまで行ってみるのもアリか

2022年医療用(医療用とは言っていない)目的大麻が解禁されて、そこら辺で普通に吸えるが、今後吸うことはないでしょうw

・今回の旅で唯一腹が立ったのがAirAsiaXとかいうクソLCC。機内で水の一杯すら出ないのはまだいいが、

時間帯にもよると思うけど、そもそも混んでるし欧米人がいい席占領してるしで、特にやることでもなければ別に到着ゲートで水飲んで待ってるのと大差ない。ライオティパス存在価値にかなり疑問符がついた。

など、相当ムカつきました。なんかアプリだけ登録しておけば、日本帰国時はめちゃスムーズ。多分着陸してから30分で電車乗れるんじゃないか

W杯日本-コスタリカ戦を現地で見た。周り日本人だらけだった。どこのバーサッカー中継をやっており、アジアでのサッカー人気を感じる

ショッピングセンターはいくつもあるが、全部行く必要は全くない。電脳街Fortune Townはショボかった。個人的にはMBKのほうが好き。

次行った時にはMBKでまたVivoスマホを探したい(今回はX70シリーズがあった)。昔、中にマッサージ屋あった気がしたんだけど、なくなったのかな。

フードコートはどこがいいとかあまり分からんが、ターミナル21のそれは量が少ないけど異常に安いということで激混みだった、日本円で一食150円くらい

日本円・外貨わず現金は少し持って行ったほうがいい。特に外貨最後微妙に金が足りなくなった時に、現金がないとクレカ手数料かけて1000バーツとか引き出すのがアホくさい

2022-11-14

anond:20221113193059

すずめの戸締り

主人公のすずめは東日本大震災震災孤児になった(当時4歳)

今は九州の叔母に引き取られ二人暮らし

登校時にすれ違ったイケメンの草太に一目ぼれ

なぜか衝動に突き動かされたすずめは草太を追いか

日常とは異なる世界に足を踏み入れる事となる


草太はこの世と常世あの世)を繋ぐ扉を閉じて回る「閉じ師」だった

扉(裏戸)が開けばあふれ出たミミズ災害地震)を起こしてしま

すずめは普通の人には見えぬ「扉」と常世認識出来たことで

様々な出来事に遭遇し成長していくが

日本を未曽有の危機から救うため自分ルーツである東北へ向かうのだった

みたいな話で

から溢れたみみずが暴れると現実では地震が起こりアラートがなる

このアラートスズメは全く反応しないし、地震が起こっても怖がらない

一つ一つのパーツ(塗りつぶされた日記)とかはクルものがあるんだが

すずめが終始超然としてるので、あんまり響かない

全米が泣いたみたいにならない)

震災描写があってもすずめは一切ひるむこともなく突き進んでいく

まり高校生のすずめはもう「過去を乗り越え切って」いる

で、最後4歳の自分高校生自分常世であっていたという描写が入るのだが

震災で親を失った4歳の子供に、超然とした今の自分メッセージを送るシーンを見ながら

それじゃ救えんだろう?という描写で終わってしまうのだ(個人の感想です


正直、リアル震災を絡める意味はあったのか?

と、疑問符を付けざるを得ない出来

叔母との確執も、震災に纏わるアレコレも、東北への旅も、徹頭徹尾、「ための演出舞台装置しか感じられない

思春期少女が惚れた腫れたをしながら自分探しの冒険活劇とした方が全然よかった

親は交通事故かなんかで死んでればいいのだし


あれでPTSDとか繊細過ぎって感じだし

あれを傑作だの被災者へのメッセージだの言うのも

( ゚Д゚)ハァ? って感じ

2022-11-02

anond:20221102184001

分かるような分からないような話

たとえば、元増田の言う「公共空間時計が無くなる」ことのメリットの一つとして挙げてる「時間を忘れることができる」だけど、公共空間時計が無くなったことで時間を忘れた機会を得たその人は、その後も時間を忘れようと積極的現状維持を選ぶだろうか?

俺は、ほとんど全ての人が「時間を忘れる機会が今後訪れないように行動する」ことを選択するような気がする

すなわち、個別具体的にいつでも時間確認できるように、あるいはタイマーアラームリマインダなんかをフル活用して、極力時間を忘れない、あるいは「意識的に・定期的に思い出させる」ようにすると思う

それくらいに、ほとんどの人にとって時間を忘れることはリスクが大きい

時間の扱い方に関する多様性みたいなのは少し同意できるんだけど、「公共空間時計が無くなる」ことのメリットとして結びつけるのはちょっと疑問符が浮かぶ

2022-10-23

Meta Quest Pro は Meta外注版 HoloLens 2.5 だった

エンタープライズ向けであることも、価格も、MSMRチームのレイオフの噂もそれを示している。

HoloLens の後継機をMSが完全にあきらたかどうかは分からない。

しかしながら、従来のHoloLens の方式レンダリング視野角を広げることが困難であることは明白だ。

技術革新がそれを実現する可能性は無いとは言えないが、おそらく直近で実現することは難しいとMS判断したのだろう。

からコンテンツ供給継続性に疑問符が付き始めたMetaプラットフォーム延命策という意味

HoloLens が後継機を出すまでのツナギ意味も込めて、Meta Quest Proが生まれたのだろう。

そういう意味であの製品を見れば、非常に合理的製品だといえる。

HoloLens が抱えていた視野角の問題フロントカメラパススルー解決した。

ぶっちゃけHoloLens 方式なんて諦めてもいいんじゃないかと思える。

フロントカメラパススルーのごくわずかなラグが致命傷になるような危険作業用途でもない限りHoloLens 方式不要だろう。

HoloLens 方式が死んだとしてもMSMRプラットフォームは死なないだろう。

外注ハード生産リスクを他社に押し付けられたのだからビジネスが見込めるMRプラットフォームは今後より一層注力されるだろう。

しろHoloLens 方式視野角のせいで拾えなかったビジネスチャンスをどんどん拾える可能性すらある。

そうなればMetaとしても、うだつの上がらないコンシューマ向けVR市場延命のための資金獲得手段として活用できる。

双方にとって苦境を乗り越える希望となる製品だ。

コンシューマ向けVRの夢を見ている人たちにとっては不満がたくさんある製品だろうが、

その夢を支える現実のための製品となるはずのものなので、愛情をもってガン無視してあげてほしい。

2022-10-21

菊花賞予想、ではなくアスクビクターモアのこと

こんにちは

お久しぶりです、ビクター増田です

ダービーの好勝負が懐かしいですね

東京優駿(日本ダービー)予想、、、ではなくアスクビクターモアのこと

anond:20220526191125



いよいよ菊花賞が近づいてきましたね

ついにアスクビクターモアの真価が問われるレースがきました

簡単に現状を書いておこうと思います

菊花賞三冠レースの最終戦

今回、G1馬は参戦していないため、実績だけで言えば皐月賞ダービーともに掲示板に乗り、G2弥生賞を勝ったアスクビクターモアが最上位となります

しかし、ご存じの通り、前哨戦セントライト記念で新星ガイアフォースに敗れ2着になったため、下馬評ではビクターが2番人気、ガイアフォースが1番人気となるかと思います

セントライト記念レースのものガイアフォースが非常に強く、いくら贔屓目を発動させても、このレースに関してはビクターよりガイアフォースの力が上だろう、ということになります

では、その力関係菊花賞でもそのまま変わらないのか?が最大の問題点となります

結論からいうと、みんなが初めて3000mを走るレースなので、確たることは言えません

からない、としか言えないのです

距離適正もわかりません

全馬、適性はあると思うしかないし、逆に現代では全馬に適性はないとも言えるかもしれません

ただ、コントレイルのように適性はなくとも、2200-2400m前後で強い競馬ができる能力の高い子を、3000m持たせるようにして勝たせるのが現代の長距離レースなので、2400で弱いのに3000mだけ強い、のような馬は、よほどの長距離の申し子みたいな馬を見落としてない限り、ほぼいないと思っていいです

なので、これまでのレース結果は、十分参考になるはずです

で、その持っている絶対的な力で言えばガイアフォースアスクビクターモアの2頭が抜けてます

よほど長距離が嫌いで途中でやる気無くしたり、調整過程で疲れやダメージが出てない限りはこの2頭はまず馬券内に来ることでしょう

そして有力馬の状況については話は出てきています

現状の様子を見ていると、伝え聞くところによるとどうやらガイアフォースセントライト記念反動が出ている様子です

よくてセントライト記念状態を維持していて、悪ければそれよりパフォーマンスが落ちます

が、それでも持っている絶対的能力が高いので、馬がやる気を失いさえしなければ、掲示板は外さないのではないかと思っています

それに対してビクターのほうは、ダービーのころ並みに絶好調か?と言われると疑問符が付くようです

しかし、休み明けで調子も上げていない中、セントライト記念では3着を突き放してのガイアフォース頭差2着でしたし、やはり調子に関わらず能力が突出していることは疑いようもありません

そして狙い通り、セントライ記念から調子を上げており、ちゃんステップアップして菊花賞に迎える様子です

持っている力は出せることでしょう

しかし、それを踏まえても、確実にビクターガイアを上回れる、とは言い切れないです

ガイアフォースは、少なくともセントライト記念では田村先生田辺騎手の想定を大きく上回るだけ強かったのは間違いないです

今回、前回並みの強さをガイアフォースが発揮した場合、それを上回るための作戦は当然ビクター陣営は用意してくることと思いますが、距離も変わるしそれでも足りないという可能性もあります

ちなみに鞍上田辺騎手不安、という声もよく聞かれます

が、田辺騎手は長距離うまいほうだと思います

2500m以上の成績(2600-2900のデータが見れなくて、2500、3000、3200-3600の成績ですが)は、

田辺騎手が7-9-14-112なのに対して、松山騎手1-2-3-30です

ほとんど変わらないか、なんなら田辺騎手が優勢かもしれません

さらに、田辺騎手は長距離重賞は2500mと3600mで1勝ずつしています

松山騎手は、重賞勝利の最長距離は2400mで、2勝していますが、2500m以上の重賞勝利はありません

G1での実績は?関西での成績は?と言われると松山騎手が優勢ですが、少なくとも長距離田辺騎手はそんなに悪いわけではない、というのは知っておいてください

過去G1の1番人気で結果が出なかったことが何度かあるので、「田辺不安」のように言う人がいるのはわかります

が、今回は田村先生がみっちりと作戦を考えて、「細かいんで…」と田辺騎手が会見で苦笑いするほど綿密な打ち合わせがあるはずなので、「無策でやらかす」可能性は今回ほぼないと思います

田辺騎手別に阪神で勝ってないわけではないので、そこはまあ、信じましょう

ビクター君の今までの戦いを見ていくと、「負けた相手には必ずやり返す」という、リベンジ力の高さがあるかと思います

これはダービーの時のストーリーにも書いたよね

新馬で負けたジオグリフにはダービーで、アサヒには次の未勝利で先着しています

アイビーステークスで負けたドウデュースには弥生賞で勝っています

皐月賞で叩きあって負けたダノンベルーガにはダービーでも同じく叩きあって雪辱しました

ビクターに一度も先着されてない馬は、アイビーステークスで2着だったグランエロと、皐月賞ダービーで負けたイクイノックスだけです

今回も、セントライト記念で叩きあって競り負けたガイアフォースには、今回で必ずリベンジすると信じています

というか、菊花賞を仮に勝てなかったとしても、ガイアフォースにだけは先着してこいと思っています

菊花賞編を盛り上げるために新ライバルガイアフォースの登場は歓迎です

枠は、京都阪神では違うし、阪神大賞典と比べてもフルゲートにならないから、何とも言えないのだけど、今回は最初の直線が長いし、14番過去20年の菊花賞でも2勝しています

枠が不利ということはないでしょう

ちなみにオルフェーヴル菊花賞では14番でした

ガイアフォースも1枠の怖さはなくはないですが、有利と不利を比べればそれは有利です

輸送に関してはわかりません

当日パドックを見ましょう

中継見れる人は細江さんがなんていうか聞いておいてください


しかしですよ

菊花賞は2人で走るわけではないので、伏兵に持っていかれる可能性もあります

前哨戦でよかったジャスティパレス、ヤマニンゼストをはじめ、プラダリアやセレシオンも不気味

距離特化型のディナースタも絡んで来るかもしれません

そして何といっても、ボルグフーシュの評価が非常に高いみたいです

強敵は多いです

ビクターくんは新たな強敵に勝てるのか?

それは誰にもわからないけど、ビクターくんがG1馬になるところを見たいので、はるばる阪神競馬場まで行くことにしました

指定席とってます

勝てば、グッズもたくさん発売されて、来年菊花賞ポスターにもなるので、絶対に勝ってほしいところですね

また気が向いたら書き足しま

2022-10-19

anond:20221019122004

陸自施設科隊員。

俺も観測範囲、かつ記憶を辿りながらの話になるので事実確認各自でお願い。

なおセクハラ関連の話はしない。

かに災害派遣とか平和維持活動はその職種特性施設科が行くことが多いんだけど、だからといって一概に体力的精神的にタフかというと個人的疑問符がつく。

災害派遣鳥インフルとか各種天災とかコロナとか緊急性が平和維持活動比較すると高くて志望なんて言ってられる状況じゃないし、都道府県知事から要請(隊員は自衛隊法にそういう条項があることを座学で学ぶ)で近隣の部隊が動いたりするので、経験してる隊員・元隊員は士階級でも全国まんべんなくそれなりの人数いるはず。

平和維持活動の方は、少なくとも俺がいた頃は方面隊単位で指示が回ってきていたので、他の方面隊の隊員が志望したとしても幹部や実績のある曹でないと派遣される可能性は低かった。

ともあれ、そういった環境下・経験で何を思うか・何をするか・何を得るかは、結局隊員個人感性とか、考える力とかの問題だと思う。

自分体験とか他の隊員から聞いた体験談を具体例として列挙することもできるけど、読む人に俺の意図しない偏見を植え付けそうなので、あえて挙げない。

施設科の隊員数は軽く調べても出てこなかったのでざっくりした印象の話になってしまうけど、普通科と並んで、あるいはそれより多いくらいの隊員を抱える職種ではないだろうか。

何万人という人を、良くも悪くも十把一絡げに語れるとは俺は全く思わない。

自衛隊に限らない話だけど、元増田も言っているように木を見て森を見たつもりにならず、木はあくまで木として個別に捉えることが重要だと思う。

追記

ちょっと補足。

当時俺がいた中隊には士〜3曹女性隊員が数名いた。

彼女らは、当然WACとして住む寮は分けられていたけれども、男性隊員と何ら任務区別されることなく各種訓練に勤しんでいた。

さすがに平和維持活動経験した女性隊員となると観測範囲はいなかったけど(というか俺がいた方面隊は当時その対象ではなかった)、いれば広報ネタになりそうなのでWeb上に実例があるかもしれない。

2022-09-29

国民民主党の玉木代表国葬法的根拠ツイートで気になったこ

この連ツイについて

https://twitter.com/tamakiyuichiro/status/1575075345631682561

同様の記事は確か産経にもあった気がするが、なんか内容にモヤモヤしたので書き殴る。

大前提として、内閣府設置法行政組織である行政法は行政機関と国民の法的関係規定する行政作用法と行政機関の所掌事務構造を定めた行政組織法に大別される。内閣府設置法はその名の通り内閣府を設置し、どういった事務を担うかを規定しているので後者に該当するわけだ。

さて、連ツイではそんな内閣府設置法の逐条に国の儀式の例示として吉田氏の国葬があったため、それを法的根拠と主張している。しかし、先述の通り内閣府設置法は一行政組織法に過ぎず、「国葬実施するなら内閣府所掌」という話であり、その前段階「国葬実施できるか否か」には踏み込んでいない。これをもって法的根拠と主張するには力不足だ。

所掌することを想定しているのならば、それから逆算的に考えて法的根拠があると言えるのではと考える人もいるだろう。しかし、逐条では国葬一般ではなくわざわざ吉田茂に限定した例示を行っている。先程はざっくり書いたが、より逐条を考えるならば「吉田氏の国葬を今の組織に当てはめるなら内閣府所掌」といったところで、やはり今後国葬ができるかどうかまでは汲み取れない。

国葬できるか否か

国葬できるなら内閣府が担う

の②の部分を規定しているのが内閣府設置法であり、①についてはノータッチなのである

つまるところ、法的根拠がある理由として内閣府設置法を挙げるのはその法律性質筋違いなのだ。玉木代表国会党首討論内閣府設置法法的根拠になり得ると政府説明を期待しているようだが、政府が応じないのはその理屈の粗を承知しているのも一因だろう。結局①については閣議決定理由にせざるを得ず、法的根拠と強いていうならばそのあたりの規定に求めざるを得ないだろう。その点では、閣議決定基準如何という玉木代表同意するところもあるが、それはそうとして、連ツイの全体としてはやはり疑問符がつくのだった。

ところで、なんかこの人ネット民野党良心扱いされて謎に持て囃されていて気味が悪い。この人与野党対立ガス抜き的に美味しいところどりして狡猾だし、主張も割かし雑よ。

2022-09-12

anond:20220912152705

性犯罪暗数ハラスメント件数はずば抜けてる

疑問符つくのは「ずば抜けている」の部分だと思うぞ

どことどう比較してずば抜けていると言いたいのかとか、

比較対象には暗数がないのかとか、そういうとこ

2022-08-26

https://anond.hatelabo.jp/20220825153736

正規図書館関連の仕事してるという設定のやつが句点疑問符を重ねて書くわ、すべからく誤用はするわ

内容も図書館員でなくても言えるようなふわっふわした一般論

これ書いてるの図書館関係ない業界で働いてる単なる逆張り野郎だろ 野郎ではないかもしれんが

2022-08-21

政府ワクチン接種が始まった当初、「国民の7~8割が2回打てば、コロナは終息する」と説明していたが、それから1年半以上経ち、国民の8割以上が2回以上のワクチン接種を受けたにもかかわらず、コロナが終息する兆しは一向に見えない。それどころか第7波が到来して、これまで以上の感染拡大が続いている。

ワクチン有効性に疑問符が付いただけでなく、安全性にも懸念がある。ワクチン接種後の死亡、重篤、重度の副反応に苦しめられている人は少なくない。

しかも、ワクチン接種が始まってから日本国内の死者数は増えている。

これはもう「このワクチンを含むコロナ対策は失敗だった」と総括せざるを得ない。

一方、コロナはどんどん弱毒性になり、今ではインフルエンザより軽いほどである。にも拘わらず、医者学者の多くは、病気リスクを大きく言い立てて不安煽り、臨床実験で都合のいいデータが出るような操作をし、ワクチン効果過大評価し、リスク過小評価し、安全性有効性に疑問を呈する医師マスコミを「反ワクチン」と攻撃し、健康被害を訴える人が出ても簡単に認めず、まともに救済しようとしない。

コロナ騒動を終わらせたくない人々がいるのである。一度研究を始めたら、終わってしまうと困るので、この騒動を続けたい。そうすると煽るしかないのである

2022-08-10

anond:20220810092349

被雇用者数が増えて、総賃金が増えたのって安倍政権になってからだよ?

雇用者数は平成を通じて、それこそリーマンショックのような局面をのぞけば基本的右肩上がり

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=61202?pno=3&site=nli

賃金は何を指してるのか不明。総雇用者所得のことであれば、だから何?って感じ。

https://www.fnn.jp/articles/-/8499

それまでの有効求人倍率回復は、単に就職を諦めた人が多かったから。

https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/000711228.pdf

この増田の主張も疑問符付きまくりなのだが。厚労省pdfの7,8枚目のシートに、その時期の求人倍率の変動要因の分解が載ってる。これ読む限り、増田の主張には同意し兼ねる。

そして安倍政権で平均賃金が下がったのも、就職した人が多かったから。

被雇用者数は非正規だけじゃなくて正規も延びてる。ただ、就職したてなので賃金が低い。逆に民主党政権の頃は新規就職者が少なかったから平均賃金は高止まりする。連合支持母体にする民主党らしいといえばその通り。)

これに関しては、年齢層別の推移で見ても平均賃金は大して変わってない。ただ、日本が足踏みしている間に賃金が上昇してる国もあるから、そういう国と比較ちゃうとね…

https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20210415-00230997

増田計量経済学だの言う割に論拠に数字が無くて、印象でしか語ってない。「総賃金」なんて術語も謎だし。エセでしょ?

2022-07-17

anond:20220717180304

氷河期世代への支援が後れたことに関して、治部れんげ氏は「メディア共犯」と批判するが――まあ、そういう批判しょっちゅうする人なのは知っていたが、

そんなことをいったら、

治部先生だってこれまで書いてきた記事について、批判されるべき「共犯関係」だったことはかなりある

鬼畜アダルトビデオ企業礼賛はその一つにすぎない。

やっぱり、声高に批判する資格があるかどうかは疑問符がつくと言わざるを得ない。

自分のことを棚に上げて、他者批判ばかりする「他責的」傾向が高い人だと思う。

https://anond.hatelabo.jp/20220717180304

2022-07-10

 雑感です。

 ふだん政治には興味を持たないスタンスで、理由は「本当のところはわからない」から選挙権を得たときからずっとスタンスは同じで、ゆえに投票は「自分にとって都合いいこと言ってるかどうか」だけで決めている。俺は政治に興味がない一般大衆なので、それ以上のことは考えないと決めている。ゆえに政党がどうとかいうことにも興味はない。

 事件被害者に関しては特になんの感情もない。知り合いじゃないので。

 ただ、今回の事件はさすがにでかすぎる。ふだん政治に興味を持たないと決めている俺でも、関連のニュースはかなり追ったし、ブコメも読んだりした。

 まず事件第一報を聞いて感じたのは「勘弁してくれ」という感情だ。この「勘弁してくれ」の中身には多少説明がいる。

 まず、事件象徴的すぎる。でかい。元国家元首暗殺された。それも毀誉褒貶いろいろあるタイプの人がだ。そして大きな事件が起きたときには、かならず世のなかのなにかが変化する。特に今回の事件被害者ネットにおける論争の争点になりやすい人だ。

 俺は、人が大きく動くことがとても怖い。無数の人の感情が一体化して大きな拳になったときに、たいてい殴られる側に属してきた。今回も、きっとなにかの変化がある。どう変化するのかはわからない。俺の「勘弁してくれ」はこの不安と恐怖に由来している。

 たいていの大きな事件の後って、変化はそのときすぐにわかるようなものではなく、たとえば20年後になって事件を振り返ったときに「あれ? あのときからじゃね? 変わったのって」というかたちで気づくようなものだと思う。今回、ふつうの人程度だとはいえ、ある程度は事件を追いかけているのは、その変化が自分にとって都合の悪いものではない、という確信を得たいからだと思う。もちろん原理的にそんなもんは得られないわけだが。

 次に、速度感が速すぎる、と思った。

 インターネットあるのであたりまえである。が、それにしたって速すぎる、ということをあらためて痛感した。

 事件が起きたときもっとも怖かったことのひとつ模倣犯がある。なので、ふだんはやらないツイッター検索で「模倣犯」で検索をかけてみた。そうすると、さまざまな意見がある。要するに、みんななんか言いたい。だから言ってる。それはそういうものだろう。システムとして「言える」もの存在してるんだから

 ただ、それでもなお速すぎる。

 死んだ人がそういう立場にあった人だから、といってしまえばそれまでだけど、その死は、すぐに意味づけられなければならないものなのだろうか。毀誉褒貶があるということは、評価が定まっていないということだ。定まっていないものを定まったもののように語ることは、これこそが政治性であり、俺がもっとも「政治」に関連して苦手とするものだ。もちろん知ればいい。知る努力をすればいい。しかし俺は政治というものに関してそこまでのコストを支払いたくない。ゆえに知らない。

 ならば、その人の死について意味づけをしようとする人たちはなにを知っているのだろう。そこが疑問だ。知らない人たちの言葉が大量に舞っている。それらの言葉を発した人たちの背景を俺は知らない。言葉のものから情報を得るしかない。けれど、だれもが自分の背景を詳しく説明できるほど文章を書くことに特化しているわけでもないし、そもそもこれだけ大量の人間発言の背景すべてを知ることは物理的に不可能だ。そういう言葉が大量に流通していることそのものが怖い。

 もちろん、そういうものだと納得はしている。可視化されているのが前提の時代だ。俺とてもその言葉を娯楽として消費していることは多々ある。けれど、怖い。多くの人が、自分生活に密接に関係するわけではないことについて、大量の「判断」を下している状況そのものが怖い。

 あと、暴力否定や人の死に関する扱いについて、ちょっと疑問があった。

 暴力はよくない。あたりまえである。殺されてもしかたない。そんなことはもちろんありえない。なぜなら、この世界はそうしたもの否定したうえに成立しているからだ。なので、暴力否定はあたりまえである。俺も殴られるのいやだし、殺されるのもいやだし。

 でもまあ実際のところ、今回の事件を通じて多くの人が感じたのは暴力有効性のほうだと思う。だからこそまず、事件に触れる人はその有効性を否定しなきゃだめなんだろう。ただ、有効性を全否定となると話はちょっと違ってくる。「なるほど、有効である。ならそれを有効でなくするにはどうするか」という話だと思うんだが、まあこれは触れるには時期が早すぎるということなのかもしれない。

 それともうひとつ感じたのが「供述の力」みたいなものである犯人宗教云々という発言したことで、焦点がごっそりとそっちに向いている。これ、たとえば「政策が気に入らなかった」とかだと世論はまったく違う方向を向いていたに違いないし、今後も違う方向に進むだろう。犯人供述、ドチャクソ強い。象徴性のある人物を殺したことによって得た発言権、めちゃくちゃ強い。過去に起きた自分が知ってる限りのいくつかの大事件でも、やっぱりなんらかの象徴性はあったと思うんだけど、犯人単独、殺した相手有名人で、しか国家元首象徴性のでかさ半端ない供述の声、めっちゃでかくなる。メディアが大宣伝してくれる。

 で、それはどうなの?と思う。ここのところはちょっとうまく言語化できない感じなんだけど、素朴に、殺人やった人になんでそんな影響力あんの、という疑問。かといって、なにもあきらかにされないのではよりよくないだろう、ということくらいはわかる。正解が見つからないんだけど、ヤケにさえなれればやったもん勝ちじゃん、みたいな感じがする。それは違う気がする。

 で、いろいろ見てきて、今回の事件、もちろん歴史的大事件には違いないし、年表にも確実に載るだろうなと思うけど、その後のニュースの動きを見ている限り、そこまで根こそぎの変化が起こるものじゃないような気もしてる。

 ちょっと前、どれくらい前からかはよくわかんないけど、なんとなくはてなを眺めてて「ああ、政治の季節ってこういうふうに始まるのかな」みたいな感想を持ってた。よく知らないけど安保闘争とか? 政治に興味を持たないこと、政治思想性がないこと、そういうのがダサいとか無責任とか思われるような時代。まあ来るなら来るんだろう。俺には関係ないけど。

 だれでもネット上でなんらかの発言はできる時代になったけど、かといってみんながみんななにかを言おうとしているわけでもない。特に声を上げることをしない人たちを駆り出して、ひとつの方向に動かすようなタイプ事件かな、というと、あんがい人は明日明後日ふつう生活してるんじゃないかなと思う。過去のいくつかの大事件と違って、すぐに自分に影響が及ぶようなものじゃないから。

 ただし、俺はテレビを見れる環境を持ってない。こういうときテレビがその死をどう扱うかは、世論バカかい影響を与えそう。

 今日、知り合いのじーさんからこの事件話題を振られて、こんな地雷原みたいな話題に触れるのいやだったから「いやあ、テレビ持ってないんですよね」と答えたら「え? 持ってないの?」ってすごく驚かれた。「パソコンでたいてい間に合っちゃうんで」と答えたら「パソコンテレビ見れるの?」って言われた。

 考えてみれば、テレビが家にないということが相当に「おかしい」ことだった時代って過去に確かにあった。よほどの変人か、世捨て人か、まあそんなようなイメージ。それがいつのころだったかはよく覚えてないけど、この世にはまだテレビがすべての情報源の王様だと思ってる人が、わりとたくさんいる。その影響力は大きい。

 別に結論はない。まとまってもいない。いま感じたことをとりあえず書いておかないと不安からそうした。増田あってよかった。

 俺はただ、明日明後日も、人々が地に足をつけて日々の生活をし、半径何メートルかの人々を愛し生きていることだけを願う。だからこそ政治重要なのだと言われれば、それもそうだろう。だれも政治には無関係はいられないはずだ。けれど、ふつう生活している人たちが党派性に乗っかって大騒ぎする必要があるのかと問われれば、疑問符をつける。言葉は、独り歩きする。それはよくも悪くもだ。言葉の上で言葉が乱舞し、雪だるまみたいに膨らんでいく。どこに立てばいい? だれが俺の安寧を保証してくれる?

 本当のことなんてわからない。だから俺は、自分生活だけを考える。

 明日、いやもう今日か。この先の一里塚がどこに設置されるかわかるんだろう。

2022-07-01

日本の女の議員が少ないのはまんさんにやる気がないか

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/2017441.html

この表を見るに、1946年では日本の女議員割合世界でも有数だった。

それから時が流れて2022年日本の女議員割合ほとんど変わりがない。

これだけ男女平等ジェンダーギャップ!と言われて、女の議員を作るべきという圧力があるにもかかわらず変化がない

これはつまり日本には最初から女は議員になるなという抑圧なんて存在しなくて、これが日本の女の能力限界値ということである

日本が有数の女性差別大国であるのなら、昔日本が女議員大国だったことの説明がつかないよね?

https://togetter.com/li/1905869

これをみるに、日本のまんさんはリーダーになろうとかそういう気概はないから、昔から今まで差別なんて別になかったけれど単にまんさんが議員にならなかっただけというお話

国会議員に関してはの話ね。会社役員とかは知らん。だが、ジェンダーギャップ指数かいうのって国会議員の男女比を重視してるわけで

日本の政治に男女差別存在しないってことが立証された今そもそもジェンダーギャップ指数かいランキングを重視する意味はないよね?

はいクソフェミ論破

そもそもからいた女議員たちは女社会形成して同じ女議員を重用したりしなかったん?結党したりさ。女議員大国だったのに?1946年からだいぶ時間たってるけどそういうコネとかホモソーシャルみたいなの形成しなかったん?

そのあたりもフェミの言うホモソーシャル理論疑問符が付く結果になりましたと

はいお疲れ

2022-06-12

腹痛で救急車呼んだ

朝起きて「今日も腹が痛いな〜生理終わったのにな〜」と思っていたら突然激痛が襲ってきて汗がダラダラ出て立ち上がれなくなった。怖すぎ。トイレにいっても吐くばかりでどうにもならないし、通っても様子見としか言わないクリニックに行くよりも救急行く方がちゃんと診てもらえるかもという期待で救急車にお世話になった。先に#7119にも電話したけど、思ったより痛みで口が回らず救急につなげてもらった。持っててよかったスマートフォン

運良く近くに大きい病院がある地域ゆえ搬送先はすぐに見つかって、レントゲンだのCTだのとってもらったけど結局は婦人科での検査チョコレート嚢胞の破裂が原因っぽいことが発覚。「破裂」の言葉インパクトが強くてちょっと泣いた。結局痛み止めだけもらって帰ったけど、こんなにしんどくて検査たくさんしてもらっても対処療法しかないんだな〜。つまり放置できる痛みじゃなかったけど放置するしかないってことなの?つらいが?

 

しかし、自分救急にかかってみて、自分感覚言語化できるスキル記憶力がないとまともに診断出ないのかもしれないと思った。しかたらい回しから誰も総括してくれない。いや、まああらゆる可能性があるから断言できないのもわかるんだけど。最後に診てくれた産婦人科医の「うーんここ(エコー写真)の黒くなってるところ、チョコレート嚢胞が破裂したあとっぽいねーでも血液もそんなに流出してないみたいだから痛みが大丈夫そうなら今日は帰ってもらって」を聞くために休日1日を費やして救急車で運ばれてきたのか私は。破裂したらどうなるのか、これから何に気をつけたらいいのか、別の治療必要なのか、聞きたかったけどその場では頭が回らず疑問符だらけのまま…。ウイルス検査をしてくれるそうなので結果待ちではあるけど、治療しないなら家で耐えてるのと同じだな、と結局思ってしまった。

anond:20220609222329

2022-06-04

anond:20220604165433

個人的に『とっとこハム太郎』は構成力と演出力に優れ、キャラクター心理描写に優れた傑作であると断言できる。

というわけで、批評させていただこう。

とっとこハム太郎』はどこが素晴らしいのかを。

1 書きたい内容(テーマキャラクター)が絞られている

 これがまず難しい。

 キャラクターテーマというのは暴れ馬である

 テーマキャラクター合致していない作品というのは枚挙にいとまがない。

 その中で、テーマキャラクター合致している。必要不可分の関係である

 そして、テーマキャラクター不要な要素をすべて排除している。

 これは、なかなかできることではない

 創作すると、ついつい不要キャラクターを出してしまうし、不要キャラクターを出した後、キャラクター視点が一貫せずにぼろぼろになってしまうケースはたくさんある。

 ハム太郎とこうしくんに焦点を絞り、ハム太郎視点でほぼすべてを描ききっている。これは難易度が相当高い。

 「キャラクターをいっぱい出してしまう」とか「視点が定まらないでドリフトする」という新人の弱点が一切見られない。

 描きたいものをきちんと絞り、きちんと描ききっている。これはもう、見事である

 最後のシーンでの印象を計算し、最後のシーンにすべての物語が集約している。

 構成力の勝利である


2 ストーリーと設定描写無駄がない

 これも大勢創作者の欠点である

 作品は主に4つの要素でできている。

 キャラクターストーリーテーマ世界観(設定)である

 が、この作品世界観比重をそこまでおいていない。短編では世界観を描きすぎると、キャラクターが圧迫されてしまうことを知っているからだ。

 必要最低限の設定以外は、ほぼ全てカットして掘り下げず、その分、キャラクター心理描写キャラクターを立てる演出使用している。

 ストーリーストイックに「キャラクター最後ハムハム」に不要なシーンは全てカットしている。

 そのぶん、派手さを控えた巧みな演出により、キャラクターに対して存分に読者の意識を掴むことに成功している。

 このハンドリング力は並大抵のことではない。

3 キャラクターの心の変化を矛盾なく緻密に描いている。

 これが、この作品の最大の魅力であろうと思っている。

 まず、キャラクターの行動と感情の動きに、整合性のない部分が一切ない。

 すべて「疑問符がつかない」と言うことだ。これは相当上手い。

 キャラクターが、困惑し、驚き、ドキドキし、照れて、決意し、恋をして、目的を持ち、走って、泣いて、絶望し、再度歩き出し、長い時間を掛けて、最後の抱擁のシーンまでたどり着く。

 「なんでこのキャラこんなことしてんの?」という違和感を持たせず、その流れの感情の変化に無駄ものがなく、全て矛盾なく一直線である

 とんでもない離れ業をやってのけている。

 本当に一切の矛盾がない。

 ストレスなく、キャラクター感情と変化が描かれていて、キャラクターが立った状態で読める。

 無理やり顔を崩して大声で叫ばせたり、派手な集中線は使ってない控えめな演出であるが、この演出の巧みさは非凡である

 細かな感情の変化も、連続したコマ、同じ角度から僅かな驚きを挿入したりする演出カメラワークの角度も無駄がなく、手の動き、目の大きさ、背景効果でミーリの感情を描ききっている。全てにおいて矛盾がない。

 時間の経過による心の変化すらも、描ききっているのだ。

 しかも嫌味ではなく、読む時間すら支配して、読者に負荷をかけず、違和感なくサラリと読める。

 目立たずに高難易度なことをやっている。しかも、嫌味ではない。

 見事としか言いようがない。

4 総評 

 自分個人的感想を言うのならば、

 上手い。

 巧すぎて悔しい。

 旨すぎて、腹が立つ。

 これは間違いなくネーム大賞にふさわしいと思う。

 最も難しいと言われるマンガ短編において、キャラクター心理描写の変化を描ききっている。

 紛れもなくプロ仕事計画的犯行である

 というか、この続きが読みたいとも思うし。

 この話はこれで完結しているから何もいらないとも思う。

 技術的な面だけを書いたが、キャラクター孤独に焦点を当てた「読者にどう思ってもらいたいか」を計算しただけの作品ではないことは、読めばわかると思う。

個人的に『勇者ミーリは58歳』は構成力と演出力に優れ、キャラクター心理描写に優れた傑作であると断言できる。

というわけで、批評させていただこう。

勇者ミリー58歳』はどこが素晴らしいのかを。

1 書きたい内容(テーマキャラクター)が絞られている

 これがまず難しい。

 キャラクターテーマというのは暴れ馬である

 テーマキャラクター合致していない作品というのは枚挙にいとまがない。

 その中で、テーマキャラクター合致している。必要不可分の関係である

 そして、テーマキャラクター不要な要素をすべて排除している。

 これは、なかなかできることではない

 創作すると、ついつい不要キャラクターを出してしまうし、不要キャラクターを出した後、キャラクター視点が一貫せずにぼろぼろになってしまうケースはたくさんある。

 勇者ミーリと魔王二人に焦点を絞り、勇者ミーリの視点でほぼすべてを描ききっている。これは難易度が相当高い。

 「キャラクターをいっぱい出してしまう」とか「視点が定まらないでドリフトする」という新人の弱点が一切見られない。

 描きたいものをきちんと絞り、きちんと描ききっている。これはもう、見事である

 最後のシーンでの印象を計算し、最後のシーンにすべての物語が集約している。

 構成力の勝利である





2 ストーリーと設定描写無駄がない

 これも大勢創作者の欠点である

 作品は主に4つの要素でできている。

 キャラクターストーリーテーマ世界観(設定)である

 が、この作品世界観比重をそこまでおいていない。短編では世界観を描きすぎると、キャラクターが圧迫されてしまうことを知っているからだ。

 必要最低限の設定以外は、ほぼ全てカットして掘り下げず、その分、キャラクター心理描写キャラクターを立てる演出使用している。

 ストーリーストイックに「キャラクター最後の抱擁」に不要なシーンは全てカットしている。

 そのぶん、派手さを控えた巧みな演出により、キャラクターに対して存分に読者の意識を掴むことに成功している。

 このハンドリング力は並大抵のことではない。



3 キャラクターの心の変化を矛盾なく緻密に描いている。

 これが、この作品の最大の魅力であろうと思っている。

 まず、キャラクターの行動と感情の動きに、整合性のない部分が一切ない。

 すべて「疑問符がつかない」と言うことだ。これは相当上手い。

 キャラクターが、困惑し、驚き、ドキドキし、照れて、決意し、恋をして、目的を持ち、走って、泣いて、絶望し、再度歩き出し、長い時間を掛けて、最後の抱擁のシーンまでたどり着く。

 「なんでこのキャラこんなことしてんの?」という違和感を持たせず、その流れの感情の変化に無駄ものがなく、全て矛盾なく一直線である

 とんでもない離れ業をやってのけている。

 本当に一切の矛盾がない。

 ストレスなく、キャラクター感情と変化が描かれていて、キャラクターが立った状態で読める。

 無理やり顔を崩して大声で叫ばせたり、派手な集中線は使ってない控えめな演出であるが、この演出の巧みさは非凡である

 細かな感情の変化も、連続したコマ、同じ角度から僅かな驚きを挿入したりする演出カメラワークの角度も無駄がなく、手の動き、目の大きさ、背景効果でミーリの感情を描ききっている。全てにおいて矛盾がない。

 時間の経過による心の変化すらも、描ききっているのだ。

 しかも嫌味ではなく、読む時間すら支配して、読者に負荷をかけず、違和感なくサラリと読める。

 目立たずに高難易度なことをやっている。しかも、嫌味ではない。

 見事としか言いようがない。




4 総評 

 自分個人的感想を言うのならば、

 上手い。

 巧すぎて悔しい。

 旨すぎて、腹が立つ。

 これは間違いなくネーム大賞にふさわしいと思う。

 最も難しいと言われるマンガ短編において、キャラクター心理描写の変化を描ききっている。

 紛れもなくプロ仕事計画的犯行である

 というか、この続きが読みたいとも思うし。

 この話はこれで完結しているから何もいらないとも思う。

 技術的な面だけを書いたが、キャラクター孤独に焦点を当てた「読者にどう思ってもらいたいか」を計算しただけの作品ではないことは、読めばわかると思う。

 

 

2022-05-30

anond:20220530152054

うんうん🤗

■「IT人材不足」って言える会社はまだいい

うちはそもそもIT人材って必要?」ってレベル議論がまだ終わってないような会社

幹部とか偉い人は「IT人材必要だ!」って言うけどレイヤが一つ降りるたびに疑問符が1つずつ増えていく

IT人材必要性を理解しているだけマシだと思うわ

IT人材不足」って言える会社はまだいい

うちはそもそもIT人材って必要?」ってレベル議論がまだ終わってないような会社

幹部とか偉い人は「IT人材必要だ!」って言うけどレイヤが一つ降りるたびに疑問符が1つずつ増えていく

IT人材必要性を理解しているだけマシだと思うわ

2022-05-23

anond:20220523231556

ゼレンスキー氏は戦争を招いたという意味政治家としてはその能力疑問符がつくが、武将としては超一流である

請願拒否は、出ていく者を止めたいというよりも、国のために戦ってくれている者に対してのメッセージが含まれていると思われる

彼が逃げていいと許可したのならば、それは国に残り戦うと決めた者の戦意を挫くものになったであろう

もちろん国外に逃れたいという人間自由制限する行為世界人権宣言に背く行為であるため人権侵害に当たるだろうが、それを守ることはゼレンスキー氏の中にある優先順位の上位にはないことなので、泣いて馬謖を斬ったのであろう

2022-05-11

anond:20220511164307

乗り換えで本体1円の格安スマホコスパ最強ってのと同じ理屈だよね

PSというプラットフォームに抱え込まれることを見越して本来の性能対価格をだいぶ下回るプライス提供してるだけ、ゲーム機ってのはずっとそう

でもリッチな作りの基本無料ゲームの増加等の要因でPSの囲い込み力に疑問符が付き始めたか需要殺到して市場価格は性能対価格釣り合うくらいまで高騰しているわけよ

そういうのを分かった上で価格帯性能ってことを言うんなら、そりゃPS5が定価の5万台で買えたら原神を高設定で楽しめる環境構築ではダントツ1位のアフォダブルプライスなんだわ、次点でPOCO F3あたりの4万台でSD870積んだバジェットハイエンドスマホタブレット、9万台ならiPad ProかAliExpressで売ってるGTX 1650と第9世代i9積んだminiPCあたりが並ぶだろう

2022-05-03

吉野家親子丼美味しかった。

発売直後に食べて、これが10年掛けた味?と疑問符たらたらで感想かい増田だけど、

どうも作り方を間違えていたらしい。

タレと鶏肉いまいちマッチしてなかったから、すごく違和感があって、

リピートは無いなぁとか思いつつ、念のため、昨日食べに行ったら、まったく別物だった…(笑)

大切り玉ねぎはいってなかったし、オペミスで別の料理になっていた気がする。

2022-05-01

天皇賞春予想

競馬増田だよ

最近競馬は、予想が外れてるわけでもないけど、馬券が当たらないので、最後最後判断ミスをしている感があるよ

今日は当たるといいな

時間がないから簡潔にいくよ

距離専門職な感じがあるので、経験者がやはり有利だよ

そのうえで競走馬としての総合的な能力も高くなければ勝てないので、重賞である程度力を示している馬がいいよ

距離適正というのは、必要以上に考える必要はないよ

2500mしっかり走れる馬は3200mで急激に悪くなることは普通はないです

さらに、3200走ろうとする馬はマイルや2000なんかと比べて層が薄いため、強い馬と弱い馬で力の差はそれなりにあって、すでに済んだ格付けが覆りにくい

前走成績はかなりあてになるよ


その観点から言えば、結局は前哨戦G2でしっかり成績を残している子が結局強いよ

というわけで有力馬は、阪神大賞典から勝馬ディープボンド、2着アイアンバローズ、3着シルヴァソニック、4着マカオドール

日経賞から勝馬タイトルホルダー、3着馬ヒートオンビートが有力

それ以外の別路線からは、かつてしっかり前哨戦を戦ってきて十分勝てる実績を残しながら怪我天皇賞春に出れなかったタガノディアマンテがついに出てくるのが気になる

あとは、いわゆる上がり馬と言えるような、急激に力をつけたテーオーロイヤル

テーオーロイヤルは阪神2400でマカオドールに勝ってるし、ダイヤモンドステークスでも勝ってる重賞馬なので、これまでのレースレベルや力を疑う必要はないと思う

ここまで8頭あげたけど、よほどなことがない限り、この中で3着以内が決まると思っている

阪神大賞典で1人だけ57キロ背負って勝ったディープボンド、日経賞で1人だけ57キロ背負って勝ったタイトルホルダーは別格

マカオドールは他が56キロ背負う中55キロで4着だったので、差をつけるなら少し見劣り

テーオーロイヤルはダイヤモンドステークス54キロの軽斤量だったので、やはり少しだけ疑問符がつくかな

でもまあ、問題ないとも思う

タガノディアマンテも期待してるけど、ほんまにやってくれるんかはわからない

ディープボンドとタイトルホルダーの優劣だけど、これはやはり有馬記念を見るとディープボンドが上と言わざるを得ない

過去の実績を見るとタイトルホルダーの菊花賞1着、日経賞1着なんてド本命やろ、みたいな気もするけど有馬記念トラブルもあったみたいだし、調教評価調子に少しだけ疑問符がついている

そしてなんと言ってもボンドは昨年2着なので、リピーターの多い天皇賞春としては、やっぱり信頼度ボンドでしょう


気になるのはやはり枠

阪神大賞典京都での成績しかないけど、過去データほとんど14頭くらいまでしかいない中での8枠の成績と、今回みたいに18頭フルでの8枠は全然意味が違う

12頭か、せいぜい14頭までと、それより外ではやっぱり有利不利ははっきりあって、厳しいのは厳しい

最初のコーナーまでの距離がそこそこあるから、そこまで影響ない、という声もあるけど、それを言うなら阪神1600でも影響はないだろうけど、現実はそんなことな

本当に見るべきは阪神1600での枠の有利不利なのかな、みたいに思ったりもした

そういう意味ではやはりボンド、タイトルホルダー、シルヴァソニックは少し割引が入るよね

本当に力がある馬は馬券内にまとめてくるという意味ではディープボンドを疑う必要はないと思っているし、実際馬券内に来ない要素がない

もはや展開にも左右されないだろうし、雨の影響も受けないし

しかし、1着信じられるかというと難しい

やはり3着まで広げるべき、という意味3連複になる


波乱はそこまでないと信じて、ボンド固定で、残りの7頭のうち内枠と力がある馬を重視

ボンド固定

アイアンバローズ、テーオーロイヤル、ヒートオンビートタイトルホルダー重視

マカオドール、タガノディアマンテシルヴァソニックが紐

あとはガミらないように金額調整してください

増田は3500円か倍にして7000円買うつもり

健闘を祈る

2022-04-20

変な疑問符

好きな食べ物は、いちごの?ケーキです。

そこに疑問符いる?最近変なの多い

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