2022-11-30

虚無とまでいかない虚無舞台

ここ数年で市民権を得た「虚無舞台」という単語だけど、正直「虚無舞台」の線引きって曖昧だと思う。

明らかにストーリー破綻してる!とか、明らかに時世に合ってない!とかまでいくと

虚無とか通り越して感情が動くというか、もうなんかこれは炎上狙いなのかな?そういうパフォーマンスかな?と思うこともあるし。

観劇中頭の中にいくつか疑問符は浮かぶものの、「まあいっか…」と思考放棄してしま舞台が本当の虚無な気がしなくもない。

結果、虚無と話題にもならず、なんなら関係者はそれなりに褒めるし、キャストオタクはそれなりに通うし、キャストは再演したいとかいう、

ただいざ友人とカフェお茶してみると、「脚本おかしくない?」「この辺納得いってないんだよね」「再演するんなら大幅に変えてくれ」みたいな話が延々できてしま舞台

まあどこまでいっても趣味だし娯楽なので、自分お金を払ったものに対して(というか、クリエイターがそれなりに心血を注いで作ったであろう…本当に注いだんだよね???という物に対して)

「虚無」という判断を下すことって勇気がいるというか、そこまでオタク権限ってあるんだっけ…いや虚無ってほどではないんだよな…堂々巡り、みたいな。

オタクも人の子なのでダサいグッズはぜひお手に取ってくださいと言われてもとらないし、SNS舞台名を間違う公式キャストが多すぎると萎えるし、

主演じゃない子が主演の扱いを受けているとなんだか悲しいという、まあそんな舞台に先日行きました。

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