2022-09-29

国民民主党の玉木代表国葬法的根拠ツイートで気になったこ

この連ツイについて

https://twitter.com/tamakiyuichiro/status/1575075345631682561

同様の記事は確か産経にもあった気がするが、なんか内容にモヤモヤしたので書き殴る。

大前提として、内閣府設置法行政組織である行政法は行政機関と国民の法的関係規定する行政作用法と行政機関の所掌事務構造を定めた行政組織法に大別される。内閣府設置法はその名の通り内閣府を設置し、どういった事務を担うかを規定しているので後者に該当するわけだ。

さて、連ツイではそんな内閣府設置法の逐条に国の儀式の例示として吉田氏の国葬があったため、それを法的根拠と主張している。しかし、先述の通り内閣府設置法は一行政組織法に過ぎず、「国葬実施するなら内閣府所掌」という話であり、その前段階「国葬実施できるか否か」には踏み込んでいない。これをもって法的根拠と主張するには力不足だ。

所掌することを想定しているのならば、それから逆算的に考えて法的根拠があると言えるのではと考える人もいるだろう。しかし、逐条では国葬一般ではなくわざわざ吉田茂に限定した例示を行っている。先程はざっくり書いたが、より逐条を考えるならば「吉田氏の国葬を今の組織に当てはめるなら内閣府所掌」といったところで、やはり今後国葬ができるかどうかまでは汲み取れない。

国葬できるか否か

国葬できるなら内閣府が担う

の②の部分を規定しているのが内閣府設置法であり、①についてはノータッチなのである

つまるところ、法的根拠がある理由として内閣府設置法を挙げるのはその法律性質筋違いなのだ。玉木代表国会党首討論内閣府設置法法的根拠になり得ると政府説明を期待しているようだが、政府が応じないのはその理屈の粗を承知しているのも一因だろう。結局①については閣議決定理由にせざるを得ず、法的根拠と強いていうならばそのあたりの規定に求めざるを得ないだろう。その点では、閣議決定基準如何という玉木代表同意するところもあるが、それはそうとして、連ツイの全体としてはやはり疑問符がつくのだった。

ところで、なんかこの人ネット民野党良心扱いされて謎に持て囃されていて気味が悪い。この人与野党対立ガス抜き的に美味しいところどりして狡猾だし、主張も割かし雑よ。

  • 俺は石破さんが与党の良心扱いされてたのも正直気持ち悪かったな そもそも当時外から「次の総理!」とか持ち上げてた連中って、あの人の主義主張と食い合わせ悪すぎたと思うけど

  • 「吉田氏の国葬」なんてピンポイント指定だからってメチャクチャすぎる

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