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はてなキーワード: マツダとは

2021-07-30

五輪スポンサー不買で暮らせるか考えてみた

結論から言うと「人里離れた山か無人島自給自足するしかない」という、よくある話になった。以下東日本基準検討してみた詳細。

1.電気とガス

東京ガスJOCオフィシャルパートナーにいるため、ガスが使えない。これは地味に痛く、ガスコンロ調理が出来ないだけでなく、タクシーが使えない、外食スーパー銭湯の利用がほぼ不可能などのオプションもついてくる。

一方、東京電力スポンサーにいないため電気は使える。

2.電話インターネット

NTTJOCゴールドパートナーにいるため固定電話NG携帯電話ドコモ以外なら問題ないと思われたが、KDDI東京五輪新規採用された「スポーツクライミング」の日本代表メインスポンサー(チーム名が「team au」)であるためNGソフトバンク野球日本代表ソフトバンク所属選手柳田など)がいるためNG。つまり携帯電話も全滅だ。

インターネットNTTKDDIソフトバンクNGなため回線選択肢ほとんどない。それ以前にCISCOスポンサーにいるためネットに繋ぐという行為自体NGである

ちなみにインテルスポンサーのためパソコンほぼ全滅、クラウドサービスほぼ全滅である

3.車と電車バス

車はまずトヨタNG五輪スポンサーからは降りてないからだ。また、日産ホンダNG日産子会社所属してる選手サッカー日本代表に居り(前田大然選手)、ホンダ陸上などで選手を輩出しているからだ。日産がアウトなので自動的三菱自動車もアウトになる。また、野球日本代表にもマツダ傘下(広島カープ)の選手がいるのでマツダもアウト。

電車オフィシャルスポンサーJR東京メトロ、傘下のスカイツリースポンサーになっている東武鉄道使用不可。また、選手スポンサー(傘下のホテル提供である京急東急京王もアウト。従って首都圏では流山鉄道とか銚子電鉄くらいしか使えない。

バス日野自動車スポンサーにいることと三菱系が先述の理由でアウトなため、大半のバスが使えない。

4.食事

まず醤油が使えないのが痛すぎる。醤油市場を寡占しているキッコーマンオフィシャルスポンサーに居るからだ。また明治スポンサーなので、菓子類選択肢はかなり狭まる。味の素も使えないので、日々の食事は肉や魚を電子レンジで暖めて塩をかけて食べるという形になるだろう。またガスが使えないため米は炊けないので要注意。

5.風呂トイレ

冒頭の通りガスがNGなので通常の風呂には入れない。スーパー銭湯も行けない。どうしても風呂に入りたいなら、自前で薪と風呂釜を調達するしかない。

トイレTOTOリクシルスポンサーにいるため、この二社を避けないといけない。自宅トイレは何とかなるだろうが、外出先ではトイレがほぼ使えない。外でもよおしたら立ちション野糞するしかないのである

6.会社勤め

不可能ほとんどの会社パソコンintel入ってるだろうし、ほぼ全ての会社LANCISCOを使っている。つまり会社勤めは無理。インターネットが使えないので在宅勤務も不可である

7.結論

電気は使えるがガス利用不可、電車バス移動不可、勤務不可など多々制約があるので意味はなく、結局山か無人島自給自足するしかない。

2021-07-23

いま世界中大量生産の車の中で最も美しい車を世に送り出しているのはマツダだな。

2021-07-08

三年目のデミオ

もうすぐ車検、なんでまだ3年目ではないけど感想。乗っているのはディーゼルの6MT、距離は36,000km。

【良い点】

燃費が良い

ディーゼル特有匂いが(まだ)ない

ハイブリッド車ほどではないだろうけど、満足できる燃費。乗り始めは22km/lだったけど、今は25km/lくらい。車載装置の表示値なので合っているのか怪しいかもしれないが、700km走って満タン給油が28リットルなので、だいたい合ってそう。なお一番良かったときは29km/l出た。

あとディーゼル車なんで、排ガスのニオイが気になるけど、今のところ気になったことは一度もない。いつかは臭くなるだろうけど、まだ予兆はない。

【悪い点】

タイヤサイズ

一度パンクしたことがあったけど、近くのタイヤショップにはことごとく在庫がなくて、離れたオートバックスまで車載車で持って行った。タイヤショップサイズを伝えると「マツダ車ですか、ごめんなさいないです」と断られまくって凹んだ。

ただ、そのこと以外では問題はない。むしろ期待せずに買った分、満足度が高い。マツダ車、言うほど悪くない。少しくらいの問題なら、両手をついて謝ってくれれば許してあげられる、そんな感じ。

2021-06-28

6/26-27に1万人以上の観客を集めて行われたイベント一覧

五輪の観客1万人とか2万人とかで騒いでる連中がいるが、既にこの週末だけでこんなに沢山の「1万人以上イベント」が行われている。(★:まん防などによる「5000人制限要請中の地域で開催)

プロ野球

6/26 ヤクルト vs. 巨人/★神宮球場/14,410人、 阪神 vs. DeNA/★甲子園/16,306人、 広島 vs. 中日/★マツダ/15,878人、 楽天 vs. ソフトバンク/宮城楽天生命パーク/12,428人、 オリックス vs. 西武/★京セラD大阪/10,758人

6/27 ヤクルト vs. 巨人/★神宮球場/13,688人、 阪神 vs. DeNA/★甲子園/17,032人、 広島 vs. 中日/★マツダ/16,231人、 オリックス vs. 西武/★京セラD大阪/10,631人

Jリーグ

6/26 J220新潟vs水戸/デンカビッグスワン/13,413人

考察

特にプロ野球はまん防による5000人制限を思いっきり突き破っているところが多い。「野球サッカーは観客のマナーが良いか五輪とは違う」とほざいてる奴が多いが、昨日の甲子園なんか罵声野次が飛びまくっていたし、1席空けるというルール無視して席詰めて座ってるグループ客ばっかりだし、とてもマナーが良いとは言えない。一見さんかつ観戦対象にそんなに思い入れがない客が殆ど五輪観客の方がよっぽどマナーは良いだろう。

そんな連中が17000人も集まっているのだから医学的にはクラスター起きまくるだろう。政治的にはクラスター認定されないだろうが。

から五輪の観客に2万人入れても今の野球よりひどくなることは絶対にない。ちなみに昨日の甲子園収容率を新国立適用したら、3万人までは入れられる計算になる。だから2万と言わず、3万人まで拡大しても問題ないはずだ。

2021-06-20

緊急事態宣言下でも既に今月頻繁に1万人以上のイベントが開催されている

https://www.news24.jp/sp/articles/2021/06/20/07892497.html

開会式に2万人という報道が出て一部の連中がヒステリー起こしてるが、既に今月に入ってから、何度も観客1万人超のイベントは開催されている。

以下、6月における緊急事態宣言地域の観客1万人超の実績だ。

6月1日 東京ドーム 11,625人 広島マツダ 14,124人

6月2日 東京ドーム 11,939人 広島マツダ 14,036人

6月3日 東京ドーム 12,184人

6月4日 東京ドーム 12,633人、広島マツダ 14,036人

6月5日 東京ドーム 16,402人、神宮球場 14,484人 広島マツダ 16,243人

6月6日 東京ドーム 16,278人、神宮球場 14,248人 広島マツダ 16,246人

まりプロ野球の実績だ。

1万人どころか16000人の実績すらある。さらに、広島はチームでクラスターが起きてたのに1週間程度で試合を再開しており、収容人数のほぼ50%にあたる観客を連日入れているが、スタジアムクラスターになった事例はない。

尾身会長が「野球Jリーグ五輪は違う」と言っていたが、それは頓珍漢と言わざるを得ない。タオルや傘回しは恒常的に行われており、スピーカーの音声に合わせて飛沫飛ばして声だししてる連中も多いし、客の5人に1人は顎マスクだし1試合で50回以上発生する歓声に合わせて飛沫が飛びまくっている

そんな状況で頻繁に16000人入れてもクラスターどころかスタジアム経由の感染者は記録上いないのだから開会式に2万人入れたところで同じく感染者は出てこない。わずか4000人しか違わないのだ。

あと、リンク先のニュース日テレなのは高度なギャグだと思う。巨人試合で16000人以上入れて、しれっと地上波試合中継してたよね君達。

2021-06-04

anond:20210604125009

去年はトヨタが1位だったが、2019年でトップ20社に中国企業が5社入ってる。EU先進国2030年からガソリン車の販売中止が決定しており、EVシフト成功したメーカー順位が変わるのは必然。TESLAやBYDなどEV専業は徐々にエンジンメーカーと入れ替わると思われます

1位 フォルクスワーゲンドイツ)1,097万台

2位 トヨタ自動車(日本)1,074万台

3位 ルノー日産三菱連合日本フランス)1,015万台

4位 ゼネラルモーターズアメリカ)771万台

5位 現代自動車グループ韓国)719万台

6位 上海汽車中国623万台

7位 フォード・モーターアメリカ)538万台

8位 本田技研工業日本)517万台

9位 FCAイタリア)441万台

10位 PSAフランス)347万台

11位 ダイムラードイツ334万台

12位 スズキ日本)300万台

13位 BMWドイツ)253万台

14位 長安汽車中国176万台

15位 マツダ日本)149万台

16位 吉利汽車中国)136万台

17位 長城汽車中国106万台

18位 SUBARU日本100万台

19位 BYD(中国)46万台

20位 テスラアメリカ)36万台

anond:20210604174305

twitter馬鹿は、韓国車・中国車は!とか言うけど、ワールドカーオブザイヤーに起亜のが来る位だからな。

トヨタ日産マツダがちょくちょく受賞してるのに、ホンダは落ちぶれすぎ。

anond:20210604125009

というか、友人の居る自動車メーカ落ち目なだけだろ。

友人の勤め先ホンダとかだろ。

何もできてないのに、エンジン止めてEVしますとか言ってる。

トヨタアライアンストヨタダイハツスバルマツダ)系はトヨタEVへの対応盤石だからなんとかなるし、

日産(と三菱)もなんだかんだで元祖量産価格EVだけあってもうすぐ新型SUV EV出す。三菱PHEVは得意だしな。

そう考えると、一人負けしそうなのってエンジン()ホンダwだけなんだよな。

スズキは軽だけだからトヨタに助けて貰うとかなんとかしてもらって、あと商用車系がどこまで電動化できるかは水素LPG次第かね。

2021-06-02

今日プロ野球観客動員数

東京ドーム 11,939人 ※緊急事態宣言による5000人制限要請あり

神宮 7,543人  ※緊急事態宣言による5000人制限要請あり

横浜 14,264人 ※まん防による5000人制限要請あり

バンテリンドーム名古屋) 6,251人 ※緊急事態宣言による5000人制限要請あり

甲子園 7,252人  ※緊急事態宣言による5000人制限要請あり

マツダ広島) 14,036人  ※緊急事態宣言による5000人制限要請あり

緊急事態宣言要請って強制力ないんだね。プロ野球各チームは普通に5月の時点で今日チケット販売をしていたので要請スルーしている格好。正直者がバカを見る典型例だね。

2021-05-20

マツダの汗と涙はいつ報われる?/セーレンが進出するハンガリー、「欧州タイ」になれるか - 日経ビジネス(5/20

24年経っても独身だし、さすがにもう諦めたけど

死ぬまで報われないよ

死んだら戒名が長くなるんじゃね?

寺にもいろいろ仲良くしていたけど

いまさらなえらそうに説教しやがって、しばらくたもとを分かったか

地獄かもな

2021-04-08

anond:20210408174058

マツダのRX7に乗ってんじゃないの

JDM好きそうだし

2021-02-09

最近の車で気に入らないところ

これは全部俺の好みの問題で、正解を導くことはしない。

運転が好きとか車にこだわりがあるとかではない。ただのオートマ乗りで通勤程度にしか使わないけど、車選びの際に気に入らないことが多々あった。

シフトレバー


オートマが当たり前な時代シフトレバーボタン)の役割は薄れている。けれど車の走行状態を左右する大事機械部分に関して、人類は工夫という無意味なことをしすぎている、と思う。ペダルワンペダルになろうとしているのはいいことだ。ならばシフトレバーちゃんとしよう。

シフトレバー年代によって操作体系が変わる代表だと思う。だけどここは運転操作に直結する。車種によってコロコロ変わって何がいいのか。しかも似たシフトでも微妙に違うことがよくある。

上級相手だろうと初心者だろうと、まず事故につながらないシフトづくりが先決かと思う。マニュアルが複雑なのはそれ専用の免許必要から意味がある。けれどオートという単一免許だけでいくつも操作体系があるのは納得いかない。多種多様操作を覚えるのに教習所は向かないんじゃないか

こういうとまず慣れろというが、レンタカーなどのあまり馴染みがない車を運転する場合には慣れる以前の問題だと思う。車を日頃から運転している自分だって自分の車や社用車以外はあまり乗りたくない。プリウスガードや先進安全装置以前に、事故が起こりやすシフトから改善しろって。


ムカつくシフト1位:プリウス

あのシフトはなんだ。卵みたいな形状でどこにシフトしているのか全然からない。さっきもいったけど、いま自分がどのシフトになっているのかを感覚にわからないのは事故につながる。シフトしている感覚がなかったり、今現在シフト理解できないかプリウスガードがなくならないし事故が減らない。安全装置の前にシフトをなんとかしろ年寄りあんなのに慣れると思わないほうがいい。納車したその日に事故ったら慣れるとかではないんだから

なのに最近EVはだいたいこれだ。日本で唯一の産業とも言える自動車業界は何考えているんだろう。車を運転しない人が車を作って、操作に不慣れな老人が運転する時代。それがいまだ。

ムカつくシフト2位:コラムシフト

最近絶滅危惧種ハンドルの左右から突き出たシフトパドルシフトとは違って全部それでパーキングから減速までできる。問題は、大げさなのに運転中は邪魔ということ。

ムカつくシフト3位:ストレート

個人的軽自動車かにあるストレート型は好みじゃない。理由は一番下にドライブがないから。うっかり下に持っていくと別のシフトに入ってしまう。さらドライブの下のには「B」や「S」や「L」などの謎のアルファベットがある。車種によってそれはまちまちで、初めて乗るとどれがエンジンブレーキなのか判別がつかない。一番下に持っていけばドライブになる構造のほうが誰にでも扱いやすいんじゃないかな。

足踏み式パーキングブレーキ

これは未だに存在するが悪だと思う。パーキングするという単一目的だけにフットブレーキの横につけるんじゃない。マニュアルと変わらないのに役割が全く違う。この時点で悪でしかない。使わなくても最悪なんとかなるけど、高速走行時に間違ってサイドブレーキをかけたら事故しかならない。事故を誘発する仕組みが存在するって、これを開発した人は何を考えているのか。

現在は電動パーキングが広まっていて、これは素直に嬉しい。まじでパーキングブレーキは手引か電動にして欲しい。

センターメータ

悪いわけではないけどこれのせいでカーナビが見づらくなる。カーナビメーターのどちらを取るかは人によるけど、上下にあるのは個人的に見づらいと思っている。確かにカーナビは低い位置にあると操作やすい。だけど運転手にとっては前方視界の中に地図がある方が運転はしやすい、と思う。従来のようにハンドルの中にこじんまりメーターがあるか、HUDかにしてカーナビ比較的上にして欲しいなって思う。

据え付けカーナビ

今の車の多くはカーナビと車が一体になっていて交換ができない。確かにそのほうがメリットはあるのだろうけどナビは選びたい。HondaEのようにコンセプトデザインならいいけど普通の車でそれはやめろください。大抵の純正で劣っていると思う一番の部分がカーナビじゃないかな。

ドラレコの配線がしづらい

もう車にはドラレコ前後につけるのが当たり前な時代。さっさと自動車会社ドラレコをつけること前提にできないのだろうか。いちいちパネルを開けて配線を隠すとか前時代的すぎる。

シガーソケット

すでに給電用にしかつかない部分。なのにやたら存在感がある。はっきりいって邪魔ドラレコの電源取りとして使うのにシガーソケットを使う場面は多いけど、むしろシガーソケットが前席の中央にあるために配線に制限がかかってしまう。だからヒューズボックスを使うのだけど、初心者がそれをしたがるのか。電源を取るならシガーソケットという考えがもう時代遅れなので、ドラレコメーカー協議してなんとかして欲しい。

===

特にシフトレバーは初めて乗る人には鬼門だと思う。望んで選んだならともかく、旅行先のレンタカー得体のしれないシフトが備わっていたら躊躇するし操作ミスを招く。マニュアル車はある程度操作が固定されているのに、オートマ車は車種だけ操作方法が異なる。これってなぜ問題にならないんだろうか。

全部個人的な話なので、実は使いやすいのかもしれない。

まあ、そんな君もマツダ車に乗り給え。

2021-02-07

バカ無知はてなーに教えてあげるよ

おバカはてなーのために分かりやす日本自動車産業について懇切丁寧に教えてやるから耳かっぽじってよく聞け。


まずお前らはテスラばかり持ち上げるが電動化で優れているのは日系メーカーだぞ。

ハイブリッド車を作ってきてトヨタ日産ホンダどのメーカーインバータバッテリー関連の技術を持っている。

電動化車両に関しては日産は今後は2030年代に全車両の電動化をすると宣言しているし、トヨタマツダスバルスズキダイハツを巻き込んで全固体電池を載せた車を2020年代後半に出してくるだろうね。

ここで問題になってくるのはテスラなんかよりも中国メーカーだ。

"宏光MINI"という中国で60万前後で売られている軽自動車くらいの大きさの電気自動車だ。

航続距離は100km前後最高速度も100km/hくらいのやつだ。

なぜ安く作られているかといえば、はい正解、大量生産をしているからだ。

まずなぜ安いかといえば基本的構造部分はGM技術が流用されているはずだ。

ただ、長期的な視点でみらたら安い中国車は品質問題が出てくるが、これも大量生産時間の積み重ねによるノウハウ蓄積で解決するだろう。

バッテリーリチウムフェライトバッテリーという安いけど少し性能の悪いものを使っているのもデカイ。

じゃあ、高い中国車はどうなんだという意見も出てくるからそれについても触れよう。

NIOという中国テスラと呼ばれるメーカーがあるが、そこが2022年中に全固体電池を搭載したセダンを出すという話がある。

このメーカーVW系列技術がふんだんに入っていて、技術者もVWから移ってきた人が多いから、ボルボ技術を吸い上げた吉利汽車の出す中国車と並んで日欧米自動車メーカーにとっては脅威になるだろう。

話を戻すが、この車のバッテリーセル台湾の輝能科技(PLG)製という話だ。

まり全固体電池技術自体はNIOが持っているわけじゃない。

まり中国車の本質的な脅威はその技術じゃなく、大量生産によるコストダウンなわけだ。そして、トヨタ日産ホンダはどの会社中国について動向を探っているさ。

じゃあ、これにどう対応するかというと単純だ。

こっちも大量調達生産部品の値段から下げていけばいい。

からトヨタスバルマツダと手を組んだし、日産ルノー三菱メルセデスと組んでいる。ホンダGMだ。海外に目を向ければFCAPSAがくっついた。

目には目を歯には歯をの世界なわけだ。

90年代自動車産業は400万台クラブという言葉流行った。

まり、年間400万台作れない会社は淘汰されるという意味だ。

今は1000万台クラブ基準と言われている。

じゃあ、この基準に入っているメーカーはどこか。

結論から言えばVWトヨタルノー日産三菱アライアンスの3つだ。

マツダスバルトヨタの傘に入っているか問題ない。

問題なのは年間600万台に届かないホンダなわけだ。

ホンダ伝統的に自社でやっていくことを好んでいたが、電動化車両に関しては年間700万台売っているGMと手を組んだ。

こうすれば1000万台に届くわけだ。

大量調達生産回避できた、じゃあ問題はなにか。

業界ゲームチェンジを試みる中国政府EUのような存在だよ。

分かりやすい例を出そう。

トヨタプリウスPHVを出した、初代は26kmくらいEV走行ができて、現行のは50-60kmほどだ。

これをPHVとして認めてしまうと、自国メーカーがかなり不利になるということで、中国ヨーロッパゴールポストを動かしてPHV定義を大きく変えた。

大きく変えることでPHVに大量のバッテリーを積ませて、エンジンを載せることをデメリットにするためだ。

PHVCO2排出量は日常用途だとEVとほぼ変わらない事はわかっている。環境規制なんてもの所詮タテマエで、本音自国産業の待遇しかないんだぜ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9b95abc26671a7a2dc0fe186546ad0201d704b54?page=4

こういったプレーをしてくるのが政府こそが日系メーカーの真の脅威なわけだ。


じゃあ今度は自動運転だ。

ここで問題自動運転の基礎技術となる自動ブレーキシステムだけれどどこが優れた技術を持っているでしょうか?

はい、答えは日経メーカだ。

VWあたりの自動ブレーキテスト動画を見てみろ、猛突進して突っ込むからな。

じゃあテスラはどうなんだというお馬鹿さん、テスラ自動運転レベル2と言われる、"システムアクセルブレーキ操作またはハンドル操作の両方を部分的に行う"機能なわけだ。

これ、自動運転とは言えないレベルで、過大広告として各国で訴訟公取委調査が入っているんだぜ。

じゃあ日系メーカーはどうか。

ホンダレジェンド自動運転レベル3を出した、大まかにまとめると高速道路渋滞時にステアリングアクセルブレーキ操作をせずとも勝手に全部やってくれるわけだ。

テスラのは所詮車両方向の微調整と簡単アクセルブレーキ操作だけだから段違いなんだよ。

他の2社はどうかって?

トヨタToyota Safety Sense日産プロパイロットテスラと同じレベル2なんだよ。

そしてもちろん開発をやめるわけがいから今後数年でレベル3の車を出してくるよ。

じゃあレベル4はどうかというとそもそも運転責任のあり方が大きく変わるから国交省保険屋との制度のあり方を相談中なわけだ。

ちなみに保険屋もただ手をこまねいているだけじゃなくてちゃん活動をしている。

例えばニッセイは群馬大学自動運転研究チームと一緒になって保険のあり方を社会学方面も含めて研究をしている。

つぎ、シェアリングだ。

Uberの登場で自動車コモディティ化すると言われたが、現状どうだろうか。

Uber欧州カリフォルニア規制されてるから今後は発展が不可能だろうね。

シェアリングといいつつ実態はただの無責任白タク親玉しかないんだからそりゃそうだ。

じゃあ別の形態はどうだろうか。

ホンダは自社でマンスリーオーナーを、トヨタはKintoを、日産はe-シェアモビを展開している。

日産は詳細を発表していないが、ホンダ好調トヨタは今後黒字化の目処がたっている状態だ。

これのノウハウを積んで、海外展開も行うことができたら発展の余地はあるだろうね。

じゃあ次コネテッドだ。

コネテッドと言っても様々な形があるが、テスラのようにOTAアップデートのようなものからVICSのようなものもある。

後者日本メーカー国交省と共同でやってきているし、他にも災害時に通行可能道路を表示できる通れた道マップも各社関わってきている。

OTAアップデートのような仕組みは日系メーカーはまだ実装していないが、既存携帯通信網を利用した仕組みとして日産SOSコールトヨタLexus Total Careがある。

OTAアップデートに関してはよりセキュリティが堅固になれば各社実装してくるのは間違い無いだろうね。

あと、マツダなんかはエンジントランスミッション制御システムアップデートを実際に行って、エンジン型式再度取り直しして出力特性を変えてきた。

海外メーカー国交省がここらへんに関して非常に甘く、日系メーカーには厳しかったが、大きく流れは変わってきたって事だ。

もうちょい突っ込んで最近流行りの技術について書いていく。

日系メーカー機械学習やその他のIT技術に疎いと思ってるならお前は馬鹿だ。

機械学習自動運転関連で使われているのはもちろんの事、自動車の空力設計事故時の衝突安全性設計エンジンの噴射周りなんかに活用されている。

自動車産業ってのは車を1車種作るのにかなりの回数解析回して、基礎が完成したあとも何台もぶっ壊して安全性確認してデータをとっている世界だぜ。

機械学習に食わせるデータなんてものは腐るほど持っている連中なんだよ。

それを活かさないわけがないだろ。

最後

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210205123417

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nikkei.com/article/DGXZQODZ045P20U1A200C2000000/

コメにツッコんでいくぜ。

経営状態よろしくないんでプライドで蹴りそうにないのとEV技術があるってことで日本の中では日産かな

日産アライアンス以外で下請けになって車を作ることの意味を知らないとでも思っているのか?JDIやその他企業搾取のされ方を日産が見ていないわけがないだろ。

アップルが既にやってる事を見ると、ゴリゴリ搾取されそう。かと言って、イノベーションを起こせない限りは話に乗らないと潰されそう
品質から日本は優れている、なんて15年前のIT家電業界で散々言われてきたことだよ。自動車から特殊ではないのよ。例え慢心してなくても破壊イノベーション抗うのは困難なのよ。

お前らイノベーションって言葉好きだけど、iPhone以外に具体例を挙げて説明することって絶対にしないよな。所詮お前らのイノベーションへの認識ってその程度でしかないのに、それで他業種を笑うのは他業種をバカにしすぎだろ。まず語るならきちんと現状を知れよ。

でもこのままじゃ負けるよな

どう負けるか、根拠も含めて提示しろよ。

日本自動車メーカー航空機みたいにTier1として生きていくしかないでしょ もはやソフトウェア含めたパッケージング能力は無いよ
ソフトがまともに開発出来ないので今後他の分野も全部こうなると思った方がいい。

日本メーカーソフトウェアがだめだって?w 自動運転世界トップを走っていて、各種制御ソフトも持っている日系メーカーが?

よりユーザーが触れる部分に(例えばナビ)関しても欧米メーカーより作りは上手いし、テスラのようにeMMC使って数年後に文鎮化するようなことはないが?

自動車メーカー現在進行形サプライヤーからがっつり搾取しているので、正直痛い目見てくれという気持ちが強い。

ガッツリ搾取はするがアップルのように搾取してポイ捨てじゃないんだよ。日系メーカーサプライチェーンまで含めてCASE対応に取り組んでいる。興味のない外部からは分からないだろうけれどね。

トヨタが一番恐れているのは自動車CASEによりコモディティ化して、個人で所有する意味がなくなる事でしょ。自家用車稼働率は5%未満、つまりシェアサービスが進めば車は今の1/20しか売れなくなるのよ

ITに強いと自負していると勝手推定した上でいうけれど、自負しているののUberの現状を知らないん???

ITエンジニア絶対ITエンジニアと名乗らない件も含めて、お前ら他人へのリスペクトが足りなさすぎるんだよ。

メルカリのような転売屋を集めるクソこしらえるとこ褒め称えたり、中抜き多重下請け構造しかモノ作れない奴らになにか言われる筋合いはねよバーカ。

2021-01-30

プペル西野お金配りおじさんを合体させためっちゃ面白いオンラインサロンnoteにて爆誕

少なくともこれnoteでやっちゃアカンやつだと思うんだけど、noteガバナンスってどうなってんのまじで!?

オンラインサロン in the Concept 開設|俺と僕のジュニアブログ【ビーンブラザーズのじゅんや】|note

要約すると。

俺はお金配りおじさんと同じことをやる。

ただし俺は金がないからお前らから金を集めてそれを夢のある人に配る。

夢のある人を応援したい人は俺のオンラインサロンに入って俺に金を貢げ。

というコンセプト。ここまではまぁわからんでもない。あえて名もない若者を介してやる理由が全く思いつかないがまあいいでしょ。

10000円プランの人(上級メンバー

・夢チケットが当たる確率が二倍になる

コミュニティに大きな貢献をしている証として、C(oncept)または概(念)の文字名前に入れられます。(マツダ・C/概・ジュンヤのような。)

事業貢献人として、名前を載せることがあれば載せます。(ポートフォリオなどにどうぞ、noteに書くことが多いと思います

・村に住む時、街に住む時、優先権が与えられます。(もちろん在籍期間が古い人から

アウトオオオオオオ!!!

なにこれクッソわらうんだけどw

応援する人は、ランダムで夢チケットが当たった人なん?

ないわー、まじでないわー

これ自分ではめっちゃ賢いと思ってるんだろうけど、なんで今まで同じことやった人がいないと思ってんの。

noteくんさあ。有料メルマガはいいとして、有料メルマガ機能を使ってこういう射幸心をあおるタイプオンラインサロンをやるのは規約的にいいのか?

あとこの人、やってることが割と典型的詐欺手法で使われるポンジスキームに近いのだが。出資してくれたら高配当還元するからって言ってるのと同じだよね。noteってこういうことやっていいんですか?

この人に悪意があるかないか問題ではなく

やろうと思ったら簡単詐欺的な行為を働くことができてしまうということにnoteの闇を感じてしまう。

noteはこういうスキームでやってる人が、ちゃん不正をしないかどうか監視する仕組みあるの

しっかしまぁほんと言ってることが全部西野受け売りそのまんまやな。

https://note.com/rebellion23/n/n49171ecc95c8

で、この人が書いたプペルの感想

https://note.com/rebellion23/n/n659879e3f004

みてこの薄っぺら感想!何一つ自分言葉がない。

そして、西野のすばらしさを語るところから急に饒舌

自分商売のためにプペルを最大限ほめたいというインセンティブを持つ人間人ですらこんな言葉しか出てこないというのが

逆説的にプペルの支持者層がどういう人かということと、プペルはほめようとしてもこんな感じにしかならないということをはっきり示してるな?

プペルそこまでダメなのか。たまげたなあ



俺はついさっきまではプペルたたきとか西野叩きって醜い嫉妬なんじゃねえかと思ってたんだけど。

こういう西野劣化クローンが、西野を見て俺も同じことやろうとか言い出してるのを見ると

やっぱり西野有害なんじゃねえかって思えてきたわ。

2021-01-22

脚注

脚注

[1-1]『自工会 豊田会長が全面EV移行に懸念 小泉環境大臣「脱炭素への考えは同じ」(2020年12月18日)』(テレ東NEWS)

動画4:04〜からトヨタ社長発言より

[1-2]『火力発電効率の国際比較』(TEPCO)

[1-3]『【解説動画自動車エンジン効率競争!』( Xmoa_channel)

動画1:30〜より

[1-4]『自動車エンジン効率45%超えへ、各社の激しい競争動画解説バーチャル記者黒須もあ(β)』(日経クロステック編集部)

「熱効率向上争いにマツダ日産が参戦!」の項目より

[1-5]『乗用車エンジンの熱効率50%超を達成』(国立研究開発法人 科学技術振興機構)

[1-6]『送配電ロス率』(TEPCO

グラフによると、2019年の送電ロス率は4.3%である

[2-1]『マンションでも電気自動車に乗れる!「EVPHEV充電サポートサービス提供開始』(中央電力)

[2-2]『自工会 豊田会長が全面EV移行に懸念 小泉環境大臣「脱炭素への考えは同じ」(2020年12月18日)』(テレ東NEWS)

動画4:48〜からトヨタ社長発言より

[3-1]『乗用車ブランド通称名順位』(一般社団法人 日本自動車販売協会連合会)

[5-1]『シリーズ - EV(電気自動車)を巡る自動車業界の動向- EV自動車部品サプライヤーに与える影響」ぶぎん地域経済研究所調査事業部 次長主任研究員藤坂 浩司- 全体版 -』(藤坂 浩司)

[6-1]『リチウムを巡る各国の戦略が、電気自動車未来を左右する』(Amit Katwara著 Mitsuko Saeki訳)

五行目より

[6-1]『電気自動車販売が急増しても、このままではバッテリーの原料不足がやってくる』(Nicole Kobie著 Mitsuko Saeki訳)

コバルトの産地は1箇所に集中」の項目より

[7-1]『日本エネルギーの使われ方を調べよう』(東京ガス)

2020-12-19

EV問題について整理してみる

昨今、まことしやかに騒がれてる「EVシフトであるが、その実現のためには様々な問題があると思う。EVにまつわる問題点にまつわる意見を、備忘録がてらまとめてみたいと思う。

「こんな問題もあるよ!」っといった意見や、文中のどこそこは間違っている、おかしいなどの指摘があれば、教えてください。

1.電力需要の増大にまつわる問題

EVを広く普及させていくにあたり、電力需要の増大が予想される。では、具体的にどれくらい需要が増えるのか。

乗用車400万台をすべてEV化すると、電力使用量がピークとなる夏の時期に、発電量を10%から15%増やさなければならないという試算が出ている。これは、原子力発電所プラス10基分、火力発電所プラス20基分に相当する規模である[1-1]。もし、原子力発電所新規建設、稼働することで補おうとすると、放射性廃棄物問題や、災害時のリスクテロの標的となる等のリスクが発生し、火力発電所場合では、CO2排出量の増加を招きかねない。

これは2018年度末のデータであるが、東京電力火力発電所の熱効率は、石炭石油、ガスの発電を平均して49.7%[1-2]となっている。それに対し、2020年現在ガソリンエンジン車の熱効率一般的に40%前後となっており、トヨタ カムリ搭載の2.5Lエンジンが41%[1-3]、マツダSKYACTIV-Xは公式の発表はないものの、43%前後[1-4]と言われている。これを考慮すると、火力発電所が主力といえども、EVの方がCO2排出量が少ないと考えられる。

しかし、研究室ではエンジン単体で熱効率50%を超えるエンジンの開発に成功している[1-5]ことから、将来的に熱効率50〜60%を超えるエンジン一般的になる可能性も十分にある。そして、電力の送配電に4%ほど送電ロスがある[1-6]点において火力発電所は不利になることを考慮すると、EVを普及させて火力発電所を動かすよりも、内燃機関を搭載した車の方がCO2排出量が少なくなる可能性もある。

2.給電設備問題

EVの普及にあたって、充電ステーションの普及は必要不可欠となる。といってもEV場合基本的には自宅で充電するため、既存ガソリンスタンドをまるまる充電施設に改修する必要は薄いと考えられる。充電ステーションを設置しなければならないのは、EVオーナーの自宅駐車場、そしてパーキングエリア観光地などといった場所である

自宅が一軒家の場合比較簡単に、安価に設置できる。しかし、マンションなどの集合住宅駐車場場合設備費用工事費用、維持費が高額になるばかりでなく、管理者との合意形成必要もあるため、充電設備の設置はあまり進んでいないのが現状である中央電力株式会社経済産業省データを元に作成した資料によると、新築マンションに住むEVオーナーのうち、自宅に充電設備があるオーナーは1%未満である[2-1]。

また、お盆GWの時期には観光地高速道路パーキングエリアが大混雑するが、このような状況下でも、EVの充電ステーションが不足しないように整備しなければならない。特にパーキングエリアキャパ不足は長距離トラックにとってさらに深刻で、慢性的に駐車マス不足が続いているパーキングエリアも珍しくない。キャパ不足気味のパーキングエリアで給電設備を充実させるためには、パーキングエリアの簡易的な改修だけでは済まされず、抜本的な改修が必要である

そして、充電設備の充実のためには、充電時間の短縮も重要になる。短時間で充電できるような充電器の開発や、それに対応するバッテリーの開発も必要となる。

乗用車400万台をEV化した場合、充電設備投資コストは14〜37兆円掛かると見積もられている[2-2]。そのコストのうち、民間がどれだけ負担できるか分からないが、設備投資を促すために国から出資や、法整備などが求められることは間違いないだろう。

3.市場競争力にまつわる問題

EVが普及するためには、市場において消費者に受け入れられなければならない。既存ガソリン車と比べ、EVは十分な市場競争力を持ち合わせているのだろうか。

少なくとも2020年現在日本国内においては、EV市場で受け入れられているとは言い難い。2020年1月〜6月の新車登録車数は、日産リーフが6,283台なのに対し、同セグメントの日産ノートは41,707台[3-1]と、EVガソリン車に対して大きく水を開けられている。主な原因は価格で、日産ノートは122.8万円から販売に対し、日産リーフは332.6万円からEVであることに魅力を見いだせない限り、消費者EVを買うことは非常にハードルが高い。しかし、新しいバッテリーの開発や、減税や補助金などによって、価格競争力を獲得していく可能性もあるだろう。

そして、次に消費者EVを受け入れるにあたって重要となるのが、充電して使うという特徴と航続距離の短さを消費者がどう捉えるかである

普段使いとして通勤や買い物に使う分には、EVガソリン車と比べて優位であるといえる。というのも、家に帰ってプラグを挿せば充電されるため、わざわざガソリンスタンドで給油をする必要がなくなるからである電気代も、ガソリン軽油と比べて安いことも大きなメリットとなる。さらに、停電時に車から住宅に給電できることも、大きな特徴である

しかし、自宅で充電できることと、住宅に給電できるという特徴は、プラグインハイブリッド車と共通したものである。したがって、プラグインハイブリッドには無いようなEVメリット消費者に示せなければ、EVは選ばれにくくなる。

さらに、長距離ドライブでは航続距離の短さがネックとなる。テスラなどのEVは、残量が減ると自動で最寄りの充電施設に案内してくれる機能が備わっているし、似たようなサービスを行うスマホアプリなども登場しているが、それらが「電池切れを起こしたらどうしよう」という消費者心理をどれくらい払拭してくれるだろうか。もちろん、パーキングエリア観光地で充電設備などのインフラ整備が進めば不安はある程度減るだろうが、「お盆帰省ラッシュ時に、パーキングが大混雑してて充電スタンドが使えなかったらどうしよう」などと言った不安は、考え出せばキリがない。また、今年12月、関越道大雪のために立ち往生が起こったニュースを見て、EV敬遠した人も少なくないはずだ。失敗したくない大きな買い物で、未知なる商品消費者は手を出せるだろうか。

EV消費者に選ばれるためには、プラグインハイブリッド車にはないEVならではのメリットを持ち、充電インフラと航続距離デメリットをある程度解消しなければならない。そのためには、低価格で大容量のバッテリーや、短時間で充電可能設備の整備などが必要である

4.災害時の問題

災害時のEVメリットとして、EVから住宅に給電できるというものがあり、これは停電時においてガソリン車にはないメリットである災害時において、電力の復旧は真っ先に行われるため、災害の規模によってはガソリン車よりもEVの方が有利になることも多い。また、災害時にはガソリン需要が急速に高まり品薄になることもあるが、電力さえ生きていれば、EVではそのような心配をする必要もなくなる。

しかし、燃料の補給が困難であることは、災害時にEVリスクとなる。内燃機関場合、よそから燃料をもってくれば動かすことができるものの、EV場合それが困難であるからだ。前述の関越道の立ち往生のようなシチュエーションであったり、東日本大震災のように、電力インフラが壊滅的に破壊されてしまった場合には、EVは非常に不利になるだろう。

5.産業の衰退にまつわる問題

日本自動産業は沢山の中小企業を支える巨大産業である。もし、EVが主流化することで部品簡素化が進み、中小企業利益減少、それに伴う倒産が相次げば、日本経済に影響を及ぼす可能性がある。EV化で不要となる自動部品の出荷額は、2014年の実績によると、5,368億円にのぼるという試算があり、これは自動車関連部品の出荷額のうち、25%に相当する[5-1]。

6.バッテリー製造にまつわる希少金属(レアメタル)の問題

2020年現在EVバッテリー製造にあたって、リチウムコバルト等のレアメタルが使われている。しかし、このようなレアメタルは埋蔵量が少ないほか、生産国が限られているため、地政学的なリスクがともなう。たとえば、 全世界リチウムの産出量のうち、その半分以上をアルゼンチンボリビアチリが担っている[6-1]。 さらに、コバルトに至っては、その産地がコンゴ共和国1国だけに集中している[6-2]。

インフラを担う資源特定地域に集中していることは、地政学的なリスクが伴う。かつてオイルショックによって経済混乱が引き起こされたが、EVの主流化は、それと似たような混乱をまねくおそれがある。

このような問題を受け、レアメタル使用しないバッテリーの開発が各国の自動メーカー研究機関によって行われているが、完成・量産化のめどは立っていない。

7.石油燃料が余る可能性について

原油は燃料(ガソリン軽油)や化学原料の製造など、様々な形で利用されているが、これらは原油精錬することで作られている。

石油消費量のうち、自動車用燃料の割合は40%ほどであり[7-1]、仮に自動車がすべてEVになったとしても、原油需要ゼロになるわけではない。つまりEV自動車の主流になった場合原油精錬する過程で生じる軽油や、ガソリンの原料となる重質ナフサが余る可能性がある。

余った石油燃料やその原料は、火力発電などで消化できればよいが、それができない場合は何らかの利用法を考えなければならない。

ざっくりまとめると、EVが普及するためには、新しいバッテリーの開発と、電力需要の増大に対する対応が求められる。新型バッテリーは、市場競争力の獲得、地政学的なリスク回避のために必要であるが、その実現の見通しは立っていない(バッテリーの開発は半導体研究と異なり、運頼みのような要素が強いためである)。しかし、優れたバッテリーが開発されてしまえば、EVシフトは一気に現実味を増してくるだろう。

しかし、それ以上に困難な問題が、電力需要を何らかの方法で賄わなければならないことである自然エネルギーを利用する場合ランニングコスト供給不安定になりがちなこと、場合によっては自然破壊につながることを考慮しなければならない。原子力発電所を主力とする場合、再稼働するだけではなく、新たに発電所を設けなければならないうえ、放射性廃棄物問題災害時のリスク解決されていない。また、火力発電所を主力とする場合こちらも発電所建設する必要があるほか、ガソリン車の方がCO2排出量が少なくなる可能性も否定できない。そして、EV化を進めるにあたって様々な領域において設備投資必要であり、莫大なコストが掛かるほか、その過程でもCO2排出されることを考慮しなくてはならない。

個人的な考えとしては、無理してEVシフトさせていく理由はないと思う。バッテリーの開発の見通しが全く立っていないのに対し、内燃機関の開発はある程度見通しが効いていることをふまえると、ハイブリッドカーによってCO2削減を目指すほうが建設的なのではないか。もちろん、「EVなんていらん!」と言いたいわけじゃないけど、「内燃機関消滅するんだ!」っていうのはあまりにも行き過ぎなんじゃないかなと。また、世界各国が将来的にガソリン車の販売禁止を行うとしているが、どの国もEVにまつわる問題解決道筋を明確に示せていない以上、事実上は達成目標にすぎないのではないかと思う。

市場競争力などを考えると、EVセカンドカーとしてある程度は普及すると思うけど、主流になるのは高熱効率エンジンを積んだプラグインハイブリッドカーなんじゃないかな。

追記2021年1月21日

はてなブックマークにてこのような内容の批判いただきました。

これが世界の潮流であり、北米欧州中国という日本よりはるかに大きな市場EVに舵を切っている。というのが抜けてますよ/日本だけで細々と売ってくならいいけど、世界に車を売たきゃ潮流に乗らないと。

どんな国内事情があろうとも、EU中国ガソリン車全廃と言っているんだから、限られた時間の中解決していくしかないでしょ。解決出来なければ、日本自動産業は淘汰されるだけ。

これらの批判に対するコメントを書いていこうと思います

このようなはてなブックマーク批判に加え、「EV化は環境問題解決のためというよりも、自動産業における次世代覇権をかけた競争となっているため、否応がナシにEV化は進む」

という論を度々見かけますしかし、このような論調は「欧米各国や中国では、EV化と内燃機関全廃が必ず 実現される」という前提の上に成り立っており、欧米各国や中国における、EV化の実現可能性にまつわる議論が欠けているものだと思います政治的圧力をかければ、何でもかんでも上手くという論はあまりにも乱暴です。

たとえば電力にまつわる問題中国場合貿易戦争によって石炭の輸入量が低下し、2020年から大規模な電力不足が発生しています。また、ドイツでは自然エネルギーの大規模な利用に成功していると言われていますが、実際は自然エネルギー安定的供給できておらず、不足した際はフランスから原発由来の電力を輸入している状況です。電力不足自然エネルギーの利用にまつわる問題は、日本のみならずありとあらゆる国でも課題となっています

他にも、本文において書いたようなバッテリーにまつわる問題市場競争力にまつわる問題は、あらゆる国において共通するような問題であるといえるでしょう。そして、このような問題解決にあたり、まだ形にさえなっていないような新しい技術必要とされています

世界各国ではEV化を進めるための具体的な 算段や道筋がついており、非常に高い可能性で実現できそうである。このままでは日本出遅れるだろう。」という話であれば、私もEV化と内燃機関の淘汰に異論はありません。しかし、実際はどうでしょうか。どの国も具体的な道筋を示せておらず、問題は山積み。そのような状況で、政治的に舵をとりさえすれば実現するようなものだと言えるでしょうか。欧米各国や中国が、EV化に失敗することはないと断言できるでしょうか。

私は、将来的にEV化することを完全に否定するわけではありません。本文に書いたとおり、現在と比べてEVシェアは大きく伸びると思いますし、想像もつかないような技術が開発されることによって、本当に内燃機関が淘汰されるかもしれません。しかし、本文に上げたような問題現在あることを考えると、「内燃機関は必ず淘汰されることになる」とは言い切れないこともまた事実であり、現実だと思うのです。

そして、EV化と内燃機関車の廃止を実現できるかどうか不明瞭で、失敗する可能性も多いにあるのにもかかわらず、「世界中がそういう潮流になっているから、これに乗り遅れるな!」というのはあまりにも安易な考えであると言わざるを得ません。そのような場当たり的な判断では、今まで積み重ねてきた日系メーカー技術的なリードを失い、国際競争力を失うことになるでしょう。

EV化やエネルギー問題は、潮流に流されず、事実や実現可能性をしっかりと見極めて方針を決めていくべきだと思います。少なくとも、「他国がこう言っているから」という安易理由で舵取りしていくべき問題ではありません。

2020-12-11

マツダ車はちょっと

トヨタ車に迫る品質感じゃねぇのかよww

まあしょーもないところで調子悪くなるところだったり、買うときは高いのに売るとき捨て値なのはマツダ車も輸入車も似ているな

マツダ車「もはや輸入車に迫る品質感」

2020-12-10

anond:20201210164541

ちょっとレベルが落ちるけど広島府中町がそんな感じだわ

広島市との市町村合併を拒んでずっと安芸郡府中町のまま

マツダ本社があるせいで税収豊富教育環境も整ってる

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