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はてなキーワード: ビジネスモデルとは

2022-06-08

anond:20220608185108

お前がつかれるなら関わらない方が・・・

ウケる

そういうビジネスモデルだって受け入れてやってるんだろ。もし嫌だったら、学生バイト使わない形にしたらいいのに。あの人たち絶妙意識高いから

疲れる。

Twitter個別指導塾教室長が良い学生バイトが見つからないって嘆いてるのウケる。そういうビジネスモデルだって受け入れてやってるんだろ。もし嫌だったら、学生バイト使わない形にしたらいいのに。あの人たち絶妙意識高いから疲れる。

2022-06-04

anond:20220604173035

短い労働時間で十分な利益を出せる付加価値の高いビジネスモデルを持っている会社従業員に求めるだけのハイレベル能力を身につけてどうぞ。

anond:20220604155623

定時で完了できる仕事量に応じた給与水準にするのが正しい。

凡人が定時まででできる仕事なら年収は400万くらいが適性だろうな。

よっぽど儲かるビジネスモデルができてるなら別だけど、そんな会社ほぼ無いしね。

2022-05-26

話題の「リスキリング」が、学歴社会終焉に向かわせると思える


 コロナ禍がビジネスに影響を与え続け、その期間が2年を超える中で、大きな変化といえるものデジタル化の加速という流れがあります。それまで耳なじみの薄かった「DX」という言葉経営常識となり、自社の製品サービスネット上で販売するECビジネスオンライン営業はもはやB2CB2Bを問わぬ重要戦術となっています従業員一人ひとりの身近な部分では、テレワークオンライン会議などコロナ前には想像もできなかった働き方が、あっという間に浸透しました。

 この流れは業務根本から見直すことにも直結しており、特に業界的な変革期と昨今のデジタル化の急流が交錯した業種において激しい動きが目立っています。その最たるもの金融業界でしょう。日本経済新聞調査によれば、銀行証券保険などの大手13社で3年以内にDXを活用した業務削減に伴う人員削減は4万人に達する見込みであり、うち明確に配置転換が見込まれ人員は7000人余りとのこと。それ以外の3万人超については、「未定」というあいまいな状況に置かれています。ただ、日本労働法規上、自然減以外の余剰人員解雇することは難しく、どのように再活用していくかは大きな課題となっている形です。

 余剰人員活用キーワードとして2021年辺りからよく耳にするようになったのが、「リスキリング」という言葉です。「リスキリング」とは英語にすると「reskilling」、すなわちスキルを身につけるという意味の「skilling」に「再度」を意味する「re」を付けたもので、「職業能力再開発、再教育」という意味で使われています。広義には時代に合わせたスキルの再取得を意味しますが、今の時代限定した狭義では「DX化に対応できるスキルの再取得」という意味で使われていることが多いのではないでしょうか。

画像イメージ出所ゲッティイメージズ

 先の金融業界の例で申し上げれば、りそなホールディングスでは行員1700人を3~6カ月の研修期間を経て事業承継分野やDX関連業務に配置替えすることを計画しているようです。第一生命保険では全社員デジタル人材として再教育し、社内のIT資格取得を義務付けるといいますSMBC日興証券でも、22年度中に社員の約1割にあたる900人をデジタル人材として再教育の上、再活用する考えを公表しています

 急速なデジタル化の流れで、金融機関におけるリアル店舗網の縮小は加速度的に進んでいます。同時にフィンテック活用をはじめ金融機関ビジネスモデルは根底から変革を求められており、今後を見通した変革の設計図面に対して人材面での対応が追い付いていないのが実情であると映ります

 このようにコロナ禍と業務見直しの過渡期が重なった金融機関ではかなり激しい動きが見て取れますが、他の業界でも時代の趨勢(すうせい)はいかんともしがたく、早晩ほぼ例外なく同じような流れにのまれるのは間違いのないでしょう。そうなると気になるのは、長年同じことの繰り返しに慣れてきた中高年社員はリスキリングに直面してどうなるのか、という問いかけです。

 パーソル総合研究所20年に発表した調査で既に、国内企業約800社の約36%が「シニア社員能力スキル不足が課題になっている」と回答しており、5年以内に課題になりそうだと回答した企業まで含めると、70%近くにまでのぼっています。中高年社員いかにして取り残さないかという「守りのリスキリング」は、見逃せない問題になってきているのです。「人生100年時代」といわれ定年延長や再雇用既定路線になりつつある中で、企業経営は新たな重たい課題を抱えることになったといえそうです。

出所:パーソル総合研究所企業シニア人材マネジメントに関する実態調査

 人事戦略の変革はリスキリングだけではなく、採用面にも大きな動きが出ていますスキルを持った人材積極的中途採用する動きです。

 やはりこの領域でもビジネスモデル転換を急ぐ金融機関が先行している感は強く、3メガバンクで22年度中の中途採用が前年比8割増という計画が打ち出されています。一方で新卒採用は3メガバンク合計で前年の5000人から1100人へ大幅な減少傾向にありますリアルの非効率業務デジタルに置き換わること、そして今後も進むDX化で実践的なスキルが重視されることなど、この傾向は他業種にも広がることが大いに考えられるでしょう。そうなると最終的には、世界的に見てガラパゴス終身雇用を前提とした日本企業採用は、近い将来いよいよ終焉を迎えることになるのではないかと思うのです。

 そもそも長期雇用を前提としたわが国では、チーム型優先での組織運営にふさわしいゼネラリスト養成を目指した「メンバーシップ雇用」を採用の基本としてきました。この「メンバーシップ雇用」は結果的に、基礎学力を一つの物差しとした学歴優先採用を醸成することとなり、特に大手企業は一人でも多くの有名大卒業生採用したいという方針で長年採用競争を繰り広げてきました。

 しかスキル重視の中途採用人材補充の有力手段となり新卒採用が減ることになれば、新卒採用についてもこの傾向にシフトしていくのは当然の流れです。すなわち、日本的「メンバーシップ雇用」が「ジョブ雇用」に取って代わられるのは時間問題であると思われるのです。

今後、採用においては、終身雇用を背景とした長期的展望ゼネラリストを育てるという人材方針が改められることで、入社後に想定されるジョブにハマるかハマらないかが、その合否を決定する最大のポイントになるでしょう。そうなれば新卒採用は、「人物重視」といったあいまい表現に“化粧”された学歴偏重に陥ることなく、応募者がその時点でスキルとして何を身につけているか、あるいは企業要求するスキルを持っているか否かが問われることになるはずです。とりわけ語学力プログラミングをはじめとしたITリテラシーなどが、新規採用の際の基本資質として問われることになるとみています

 われわれ世代就職活動をしていた40年ほど前は、銀行などの募集要件に当たり前のように「大卒文系男子」という狭い枠がハメられていました。しかもこの「大卒」の裏には、「できれば有名大学」という言葉が明らかに潜んでもいました。だからこそ、教育ママ教育パパはわが子を中学から有名校に入れて、有名大学に進学させることこそ親の務めと思ってきた節があります

画像イメージ出所ゲッティイメージズ

 しかし気が付けばダイバーシティージェンダー平等常識となった今、企業募集要項に「文系」「男子」などを付することが非常識時代となり、もはや「大卒」を掲げることすら常識に適わなくなる日は近いと感じさせられます。筆者の住む街の路上で夜な夜な繰り広げられる塾通い送り迎えの駐車車列渋滞を見るにつけ、教育ママ教育パパの教育目線もそろそろ変えないといけないのではないかと感じる次第です。

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2205/26/news042.html

2022-05-21

anond:20220521172006

今まで法律を変える面倒臭さを見れば、頭のいい人なら固執せず別のビジネスモデルを立てるだろうさ

そんな長期戦でハイリスクハイリターンな博打が打てるのはお上の息が掛かってこそさね

2022-05-14

西野亮廣による歴史改ざん

元テレ東京プロデューサー佐久間宣行の『佐久間宣行のNOBROCK TV』に西野亮廣が出演していた。

そこで西野は「クラウドファンディングオンラインサロン絵本無料公開などを無知人間が間違った批判をしていた」「無料公開が戦略的に正しいなんて今なら誰でも知ってるんだから謝ってほしい」と訴えている

佐久間が「知識のない科学宗教に見える」と言うので、西野知識のない連中に異端扱いされてたんだ地動説みたいだなとボンヤリ思った

なるほど西野がかわいそうだ、俺も「絵本無料公開」の時に西野批判的に見ていた記憶があるので申し訳なかったな。と思って動画を見終わったが、なにか違和感があった

無料公開なんて結構からあったのになんで「絵本無料公開」で叩かれたんだろうと思って当時の状況を調べてみたら西野に呆れてしまった、詳しい内容は下記のリンクを読んでくれ

西野批判派による記事 https://mistclast.hatenablog.com/entry/2017/01/22/110637

西野ファンによる記事 https://adenoi-today.hatenablog.com/entry/20170122/1485089143

絵本無料公開」が戦略的に正しいことを知らない無知が叩いていたどころか、西野は「『無料化』という『ビジネスモデル』が批判された」と問題すり替えるだろうと予言までされていた

そして実際に当時の状況を調べないと「時代の先を読んていた西野無知人間に叩かれていた」と改ざんされた歴史を信じてしまう状況になっている

こうなってくると「クラウドファンディング」や「オンラインサロン」に対する間違った批判も本当に間違っていたか信用できなくなるし、西野がよく言う「テレビのひな壇が消えていくのはスマホの登場時に解っていた」も怪しくなってくる。

2022-04-18

anond:20220418182829

本当に貧しい人のための最後通信手段郵便からだよ。

これはある種の慈善事業なんだ。

郵便は、金をとれるところからがっぽりとるビジネスモデルなので、

郵便は安いままにできる。

2022-04-14

書籍の新しいビジネスモデルを考えました

利益をあげよう!

利益をあげるということは、ようするに

1. 一冊あたりの書店出版社利益率をあげる設定をしよう 

 = 印刷コストに対して付加価値分をプラスして、その分を販売価格に上乗せしよう

2. 一人の読者あたりの回転率(購入サイクルの短さ)をあげよう 

= 文字数は少なく、すぐ読めて、お手頃価格で、なおかつコレクション制が高いものを作ろう

じゃあ、何を作るのって話だけど、僕が提案するのは「大人の絵本」です

ひと昔前に流行った子供向けっぽい泣ける絵本ではありません

大人が読むに足る絵が一ページに一枚のってて、その上のレイヤーか、下の空白部分にセリフと短い説明が書いてある

文字数は少なくして、一冊20分もかからず読める分量が良いです

メインは絵です

一ページ一枚絵なので、週刊少年漫画漫画家が一週分の漫画を描くよりも少ない枚数で済みます

彩色や背景は分業でもいいでしょう

イラスト集漫画ラノベ絵本のよいとこどりの新しいバランスだと思ってください

とにかく絵が上手い人をメインに据えて、一冊2000円から2500円くらいで売りましょう

もちろんハードカバーで、装丁デザインもこだわって「インテリアとして飾っておけるおしゃれ」な路線や「インスタなどに載せたくなる高級感」を目指しましょう

これなら「すぐ読める」「買う価値がある」「毎月買える」くらいの価格帯になります

リアル書店限定で全巻購入特典もつけましょう

これだと、継続的に、それなりの付加価値があるものを売ることができると思います

最初コンテンツは、人気漫画絵本版(話を抽象的に抜粋して、象徴的なシーンを作者や作者が指名したイラストレータリメイクして大ゴマにしてもらう)や映画ドラマでよいと思います

そのほうが話題性があり、フォーマットが定着させるまでの戦略として有効だと思います

2022-04-12

anond:20220412153650

どういうプロダクトだとこれだけ人に金が使えるの?

日本エンジニアが安い論はエンジニア軽視というより結局それだけ人に金を出せるビジネスモデルプロダクトを作れてないというところに帰結しそうな気がしてるから、どんなプロダクトならこの給料出せるのか知りたい

2022-04-10

技術者(理系)不幸話って結局のところ文系差別の裏返しだと思う

ネットでは文系がよく馬鹿にされる。作者の気持ち考えてろよってやつだ。

同じくらいネットでは技術者不幸話が大量にぶちまけられている

「俺たち技術者が不幸なのは文系営業経営者が悪いんだ」とを言いたいらしい

からすると「だったら起業すれば?」で終わるような不幸話だ。

そんなに無能経営してる会社なんか、君のような素晴らしい技術()をもってたら余裕でぶち抜けるでしょう。

どうぞ遠慮せずにやってくださいなっていつも思う

でも実際は、かわいそうな僕を誰かを拾ってくださいって待ってるだけのやつらばかり。

経営者文句はいっちょ前だけど、自分経営はしない。いかにも日本理系って感じだよな。


理系というより、オタク系というべきかもな

美少女が空から降ってこないかなって待ってるやつらばかりだから

漫画業界でも漫画至上主義で、ドラゴンボール編集やってた鳥嶋さんみたいに、普段表に出ない職種の人が表に出ると、裏方がでしゃばるなってオタクが切れる。

日本人は編集者よりも漫画家を評価する。編集者をしらないんだよね。長野規ですらオタクは知らないし。仕組みを作る奴を全く評価しない。

アニメ業界岡田斗司夫みたいな口がうまくて企業からカネを引っ張ってきた敏腕Pみたいなのはよく叩かれる

オタクイズデッド岡田斗司夫が言ってた事だけど、今のオタクは仕組み作る奴がいないんだよね

知識が詳しい、ただ絵に詳しい、絵がうまいプログラムうまい

一人で完結することは得意だけど、チームまとめるのはだれかやってくれないかなぁチラッチラッ

そのくせまとめ役を口だけ野郎と叩く

このオタク的なやつらが、プロデューサー立場評価せず批判ばかりして、俺たちは不幸だと嘆く。

それが理系vs文系になるんだろうな


技術技術連呼して精神勝利して、ビジネスモデルを軽視するので金儲けができず、結果的技術者給料を払えないスパイラルが起こっている。

技術者の癖に構造から物事を考えられないw

難しいことしてるから給料は高くて当然だとかい技術至上主義な連中はあほだなって思う。

アニメでも写実的キャラがよく動く攻殻機動隊のほうが、その辺の動かない萌えアニメより偉いみたいな理屈をさんざん見て来た。

技術と金儲けの関係は、あるといえばあるけど、無いといえば無い。その程度の薄い関係

どこか原価厨みたいなところあるよなぁ、このてのクズは。


技術馬鹿が大好きな言葉が「いいもの作ったらいつかお客さんはわかってくれる」なんていうマーケティング軽視だから

ブルースクリーン連発したwindows95がなぜ売れたのかわかっていない

文章作成技術では、ワードより一太郎の方が優れていたのに、みんなが使ってるからという理由ワードが売れた。

ビジネスモデルが金を生むんだという事実から目をそらして、結果安い給料馬鹿みたいに働いている


今でこそMSは一流の技術者抱えているか技術力がすごいけど、金があるからいい技術者を雇えるようになったからだ。

技術が金を生むし、金が技術を生む。だから技術ばかりでビジネスモデルマーケティングを軽視した技術者の嘆きはかなり危険なんだよな

そしていまだに技術力だの技術者だのの切り口で嘆きながら文系馬鹿にするネット見てると、そりゃ給料やすくてもしょうがないんじゃないか?って思うw

2022-04-06

anond:20220406184656

商品売って金取るビジネスなんて昭和で飽和したぞ

サービス提供して金取る、タダで楽しませて広告費で稼ぐ、こんなの当たり前ビジネスやん

配信業は新しいように見えて割と古いビジネスモデル

自称30期連続黒字実態

いや、クソ零細企業弊社の話なんですけどね。

社長はそうやって連続黒字にしてることが自慢みたいですけど、実態はひどいもんですよ。

まずそもそも本業赤字なのね。不動産収入でやっと黒字になってるだけ。

本業だって不動産収入黒字にできる程度の赤字で済んでるのは、弊社が自社ビル持ってるからってのが大きい。

その自社ビルを建てたのは先代社長現社長は使い潰しただけ。

うそ自社ビルも倒壊寸前だから建て替える必要あるんだけど、そんなお金口座のどこを見ても無いよね。

貸してる不動産だってもう築50年以上経ってるよね。もちろん建て替える金ないよね。どうすんのかね。

投資教育も極限まで絞って金をケチってきたけど、それでもずっと赤字だったよね。

設備の古さはまじで危険レベルだよ。

連続黒字理由自分給料は盛大に上げてるんだけど、もっと会社に金を残してほしかった。

バカ息子に会社継がせるみたいだけど、大借金生活からスタートになるだろうね。

ビジネスモデルも死んでるんですけど、新規事業は金がかかるからやらないそうです。

俺が定年退職するまではもってくれ!!

anond:20220406142459

理系優遇しまくって文系馬鹿にしたからだろ?

理系で負けたんじゃないんだよ、文系で負けたの

ビジネスモデルという経営学と、UIUXのデザイン

これで負けたんだぞ

2022-04-04

そもそもアイドルからその程度の認識で当たり前

そもそもアイドルというヘテロセクシャル文脈キモオッサンに媚びて金を巻き上げる高尚さとは程遠いビジネスモデルの駒なんだから、他のオスを連想させるようなことは徹底的に避けて少数者を踏みつけにして金づるが喜ぶ百合営業をするというのは非常に理に適っている

だけど擁護してるオッサンたちもオスの匂いさえさせなければいくらでも金を払う金のなる木としか見られていない事実を受け入れられるのかな?

多くの人間の支持を集められる人間恋人がいないわけないし

日本研究結果って、なんで産業利用されない?

理研雇い止め話題になっている。

国が金を出せという主張はある意味では正しいが、無い袖は振れないというのがあるのも正しいだろう。

金が研究費に流れないってのは、産業利用につながらないというのがある。

単一要因ではなく、複数理由が絡み合っているのだと推測する。


仮説の1つとして、メディア日本に住む人の関心がないことが挙げられるのではないだろうか。

Webに移行してきたが、アクセス数が稼げない記事価値が少ないのが1つ。

難しい話をしても誰も読まないというのもあるだろう。

わざわざ国内取材をし内容をどう伝えるかを考えるよりも、

毎日世界のどこかで起こっているセンセーショナル出来事提携している海外メディアSNSから探してくる方が楽なのだ

日常的に伝えられないので、それをウォッチし、活用する方法がないか考える人がいない。

(例えばGAFAからどう守るか、利用するかばかりだ。どうやったらなれるかについてはビジネスモデルが違うのでなれない)

資金を持っている人も興味がないので国内の人にも投資しない。

そもそも国内に詳しいというのはステータスにならない。海外製品をどれだけ持っているかステータスだ。


もう一つの仮説は、海外に出ていった人を呼び戻し活用するということがない。

海外へ出ていった人に対してお金を出し活躍してもらうという話がなく、頭脳流出ばかり気にしている。

2022-03-28

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2203/28/news082.html

アプリプリインストール禁止

メッセージングサービスの基本機能相互運用性の確保

買収と合併についての欧州委員会への通知

製品サービス内での自社優先の禁止

サービス収集した個人データの別サービスでの再利用禁止

ビジネスユーザーへの不公平な条件確立禁止

アプリストア登録開発者に支払いシステムなどの特定サービス使用強制禁止

これ発行されたら今のビジネスモデル完全に終わるな

まだ可決してないっていうけど、状況からして可決しないわけがないだろ

2022-03-16

ツタヤにあるDVDCDは全部オレのものメルカリ商品は全部メルカリの所有物

ツタヤ店舗が減っているというニュースを見た。

10から20代の初め頃、ツタヤにはお世話になったので、少し寂しい。

最近若い人はツタヤ契約したことある人は少ないだろう。

みんなNetflixとかSpotifyとか、サブスク契約だろう?

なので、かつてツタヤ契約して大いに利用したオレが、

その偉大なサービスを紹介してみたいと思う。

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多くの人は、ツタヤレンタル業だと思っているが、実は違う。

そもそもツタヤ店舗店舗ではない。

あそこに陳列されているDVDCD商品じゃない。

アニメ海外ドラマお笑い、そして音楽

あれは、全部オレのものだ。

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オレはツタヤ阪急伊丹駅前店というところと契約していたので、

ツタヤ阪急伊丹駅前店にあるDVDCDは全部オレのものである

ツタヤは、コンテンツ特化型資産管理業をやっていて、オレのDVDCDをぜーんぶ管理してくれていた。(書籍や一部ゲームソフトは除く)

今考えてもすごいビジネスモデルだと思う。

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音楽好きとか映画好きな輩が自宅の棚に膨大なCDDVDコレクションを並べて悦に浸る、みたいな趣味あるけど、

オレからしたら、そんなの比じゃないねコレクションボリュームそもそも違う。

あれだけの量のコンテンツ普通に購入したら数千万円はかかるんじゃない?

にもかかわらず、ツタヤサービス契約すれば、初期費用は、入会金の200円だけ。

それを払うだけで、あの広大なフロアに並ぶ大量のDVD/CDたちがオレのものになった。

しかも地味にすごいのが、このコレクションは徐々に増えていく。

新作が発売されれば、自動的コレクションに追加される。特にこちからオーダーする必要もない。

このサービス契約するだけで、オレは常に歴史的名作から皆が注目する最新作まで、いつでも手中に収めている状態になるわけ。

サブスクだったらそんなの当たり前やん、ってなるけど、DVD/CDという物理メディアが全部自分のものになるっていうのは、

ある一定から上の世代にとっては、すごい夢というか憧れが現実になった感があるんよね。

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うそう、ツタヤ店舗店舗ではないと言ったが、実は、あれはオレの貸し倉庫だ。

それなのに、オレは貸し倉庫オーナー家賃を払っているわけではない。

ツタヤのすごいところは、ツタヤがそれを立て替えてくれているという点。

しかし、ツタヤはオレに毎月その立て替えた家賃請求することはない。

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じゃあツタヤキャッシュポイントって何? ってなるんだけど、実はツタヤ手数料ビジネスをやっている。

貸し倉庫に保管されているオレの膨大なコレクションの中から今日はこれ観たいor聞きたいな」っていうタイトルピックアップし、

枚数に応じて、払い出し手数料を払う。タイトルリリース時期によって手数料金額は変わるが、

最新作でもなければ、1枚1回300円だ。

初期費用200円、払い出し手数料を300円/枚/回払うだけで、あの膨大なコレクションが全部オレのものになったと思うと、

このビジネスやってるツタヤ慈善事業かな? って思うちゃうぐらい。

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それにだ、ツタヤは、なんと貸し倉庫にオレ専用のスタッフを配置してくれている。

払い出しの手続きはもちろん、膨大なコレクションジャンル別に陳列してくれたり、

盤面が汚れたディスククリーニングしたりしてくれている。

どこに欲しいタイトルが置いてあるかわからない時は、

スタッフに聞けば丁寧に場所を教えてくれたり、一緒に探してくれたりもする。

オレが、いつ貸し倉庫に行ってもいいように、シフトを組んで複数人体制対応してくれる。

正直、この手厚いサービス、こんな安い手数料でここまでやっていいの? って思ってしまう。

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あと、大きな問題ではないのだが、ツタヤ契約し、サービス提供を受ける上で注意しておくべきポイントもいくつかある。

例えば、払い出し期間だ。新作なら2泊3日、旧作は7泊8日というように、貸し倉庫へ戻す期限が設定されている。

これは、所有者であるオレがDVD/CDを借りすぎて、自宅に溜め込んで汚部屋にならないように、という配慮だと思う。

せっかく貸し倉庫があるんだから、自宅に溜め込まず、ちゃんと元の場所に戻しましょうね、ってことなんだろう。

コンテンツ特化型資産管理サービスならではの配慮と言えるな。

しかも戻し忘れないよう、期限をすぎた場合は追加料金が発生する料金形態になっている。

人間誰しも損はしたくない。これはヒトの心理を突いた、うまい仕組みだな、と思った。

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次に、たまに払い出そうとしても払い出せない時がある。

世間ではこれを「レンタル中だったから借りれなかった」と言ったりするそうだが、

オレにはよくわからない。だって、オレの所有物である手数料を払うのに、払い出せない訳が無い。

これはオレの想像だが、ツタヤスタッフディスクメンテナンスをしてくれているのだと思う。

馴染みのスタッフが定期的に、汚れたディスクは読み取りエラーになるので、定期的にクリーニングしている、と言っていた。

から、そういうことなんだろう。

こういう時は、数日待てば払い出し可能になるので、特に問題はない。

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たまに、めちゃくちゃコアでマニアック知名度の低いタイトルを払い出したくなることがある。

流石にツタヤ管理してくれているオレのコレクションにもない場合がある。

そういう時は、素直に一般店舗から購入するしかない。

オレのコレクションに追加してくれるようオーダーを頼むことができるのだろうか?

オレはやったことがないからわからない。

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あとはそうだな、せいぜい対応時間が限られるところ。24時間やっている(やっていた)ところもあるらしいが、

多くの場合、深夜早朝はオープンしていない。まあ、これは普通の人にとっては特に困る問題でもないだろう。

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それぐらいである。

それぐらいのことを気をつけてさえいれば、初期費用200円、都度課金の払い出し手数料300円で、

膨大なDVD/CDコレクションが手に入ったのだ。

今のサブスクサービスとは違う。視聴しようがしまいが、月々数千円取られるのとは違う。

もし、その月に払い出ししなければ、かかる費用は0円だ。

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正直、ツタヤはどこで儲けているのか謎だ。

いくつか客側に制約があるとはいえ、それがキャッシュを産むような制約とは思えない。

コンテンツの購入費用、貸し倉庫家賃光熱費スタッフ人件費

オレの払い出し手数料で賄えていたのだろうか?

そのビジネスからくりはオレにはわからないが、

店舗という名の貸し倉庫が減ってきているというのだから

その謎のからくりも、時代の趨勢とは合わなくなってきたのかもしれない。

寂しい限りだ。

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ところで、ツタヤレンタル業を装いながらレンタル業ではないというのがここまでの話だが、

実はメルカリもCtoCサービスとか言っておきながら、

あれが実は本当のレンタル業というのも、あまり知られていない事実だろう。

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結論から言うが、メルカリアプリに並んでいる商品。各商品には販売者とされるユーザー名が付されているが、

あれはその商品担当スタッフであって、あのユーザーの所有物ではない。

では、所有者は誰か? 株式会社メルカリのものである

.

例えば、初めてメルカリでモノを売るユーザーを想定してみよう。

最初の段階では、そのモノ、なんでもいい、機種変更して余ったSIMフリーiPhoneでも売ることにしよう。

そのiPhone正真正銘、その売ろうとするユーザー、ここではAとしよう。Aその人のものである

しかし、これに買い手がつき、Bというユーザー販売が成立すると、所有権メルカリに移る。

Bが買い、Bのモノになったのではないのか?

そうではない。Bは、デポジットメルカリに支払い、そのiPhoneを無期限でレンタルするのだ。

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次に、そのiPhoneを買ったBが、そのiPhoneに満足しなかった場合や、必要がなくなった場合はどうすればいいか

簡単であるメルカリに出品すればいいのである。そうすると、また別のユーザー、例えばCとしよう。

今度はCが購入希望という名のレンタル希望を出してくる。

ここで、最初に支払ったデポジットより安く売れた場合、その差額が、BのiPhoneレンタル使用料ということになる。

例えばBがAから50,000円で買ったiPhone。これをCに40,000円で売ったとしたら、BのiPhoneレンタル使用料10,000円だったいうことだ。

.

この仕組みのすごいところは、レンタル料が無期限という点にある。

通常、レンタル品は期限が決められている。1泊2日◯円、といった具合だ。

しかし、メルカリ場合はこの期限がない。

にも関わらず、最初に払ったデポジット

次のレンタル希望者との間でディールした金額との価格差レンタル使用料なのである

レンタル期間によって変動はしない。

とてつもなく利用者側に立った料金形態と言える。

この姿勢が、ユーザーメルカリ参入をここまで促したのではないだろうか。

しかも、メルカリ面白いところはここからだ。

.

不思議なことに、メルカリレンタル品の返却を義務付けていない。

ユーザーが壊したり、捨てたりしても、弁償する必要はないのだ。

ただし、その場合は、先程の例で言えば、BのiPhoneレンタル使用料は50,000円ということになる。

このレンタル使用料を低く抑えるためには、メルカリに返却(出品)することが最短の近道なのである

.

さらに、先程のケースではレンタル使用料をBが払う形になっていた。

だが、時としてレンタル費用ゼロか、あるいはマイナスになることもある。

マイナスマイナス。つまりプラス利益ということである

Bが50,000円で買ったiPhoneを、Cが60,000円で買うこともあり得るということだ。

この場合、BはiPhoneメルカリからレンタルしておきながら、メルカリから10,000円をもらうことになる。

この費用名目は定かではないが、逆にメルカリiPhoneの保管管理費用として支払うのか、

あるいは管理CへiPhoneを発送する配送手間賃として払っているのか。

いずれにしても、こういうワンチャンもあるため、メルカリに参入するユーザーは多いのだろう。

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メルカリサイドからすると、ものすごく旨味のあるビジネスである

まず、在庫を抱える必要がない。最初商品ユーザーから買い取った時点で、

最初の客(レンタル希望者)が決まっているのである

在庫を抱える必要がないか倉庫費用もかからない。

いつレンタルされるかわからない商品仕入れて、いつ倉庫から捌けるかヤキモキする必要がない。

これは物販やレンタル業の経験がある人間からすれば、とてつもなくストレスフリーな状況だと言える。

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次に、商品管理スタッフ不要なのも特筆すべきである

メルカリシステムアプリのものを開発したり保守管理するエンジニア必要だが、

商品登録したり、商品写真を撮ったり、商品解説文を用意する商品管理スタッフ。この人件費スパッと要らなくなるのだ。

2021年12月の時点で、累計流通商品が25億品を突破したという。

累計なので、ある時点でのアクティブ在庫数は不明だが、それにしても、それだけ大量の商品を出品するには、

通常であればかなりの人数のスタッフを用意しないといけない。

それをユーザー負担とすることで、バッサリコストカット成功したわけだ。お見事である

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さらに、商品メンテナンスコスト不要である点。

在庫していれば、経年劣化するし、劣化しないように倉庫温度湿度管理などがシビア商品もある。

先述の通り、在庫しない、倉庫不要なので、メンテナンスコスト必要ないわけだ。

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最後に、手数料。先程のユーザーA・B・Cの例では、わかりやすくするために手数料を省いた。

実際のところは、次のレンタルが成立する時点で、成約した金額10%をメルカリ側が手数料として徴収する。

これは、いわゆる天引きという形になるので、取りっぱぐれがない。

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世の中の形ある製品

それはメーカーが開発し、製造し、販売することで商品となり、最初顧客の元へ届く。

ここまでは、一般的なことだ。

しかし、最初ユーザーメルカリへ出品した途端、それはメルカリの所有物となる。

倉庫必要ない。強いていえば、ユーザーの自宅である

あとは、メルカリプラットフォーム内で、ぐるぐるとレンタルが続けられるだけである

たまにレンタルが成立せず、ユーザーが廃棄することもあるかもしれない。

それはユーザーデポジットレンタル料として確定するだけのことだ。

メルカリを覗けば、こんなものまで売ってるの? と思わせられるほど、多種多様な、

それこそ、世の中のモノは(規約で禁制されているもの以外)大概揃ってしまうのではないだろうか。

そう、世の中のものは、少しずつ、少しずつ、すべてメルカリの所有物となっていくのである

2022-03-12

従業員を長時間残業させなくてはならずなおかつ残業代を支払っていたらやってられないっていうのはビジネスモデルおかしいからそんな会社は潰れるべき

2022-03-09

anond:20220308220142

結局男性による「労働時間ダンピング」が原因だよ

初任給公開情報に近いので男女差はつかない(つけられない)

でも育休などを取らないことによる「労働時間ダンピング」は企業にとってはとても魅力的なので

女性社員より男性社員に残ってもらいたいのが本音

働きに応じて給料を払うようにしたら、全体の給与水準ガッツリ低下するだけだぞ。大体の人間給料に見合った仕事なんてしてないからな。儲からない終わってるビジネスモデルをどうにかするという責任を負わず生活重視で給料さえ貰えればその出所はどうでもいいと思ってる奴らがいる限りそれは変わらない。

2022-03-08

情シス情報システム部)はもういらない?

https://www.sofia-inc.com/blog/7233.html

情シス情報システム部)はもういらない?これから情シスに求められる、あるべき姿とは?

皆さんは情シス情報システム部)が果たす役割機能を何だと考えますか? 全社のIT戦略策定システム企画、社内インフラアプリ保守運用ユーザーサポートトラブル対応といったことを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

しかし昨今、情シスにそのような役割が求められていない、もしくは情シス業務自体がなくなりつつあることをご存知でしょうか?

今回の記事では、これから時代情シスに求められる役割、あるべき姿について説明します。

情シス情報システム部)の仕事に変化が訪れている

近年Microsoft AzureAmazon Web Serviceといったクラウドサービスの台頭により、オンプレミスからクラウドへの流れが起きています。社内に物理サーバーを置いて保守運用するといった必要がなくなり、ソフトウェアPaaSSaaSといったクラウド上で提供されるサービス代替されるようになってきています。それに伴い、膨大な設備投資費や社内SEシステムエンジニア)の人件費を削減できるようになりました。今後すべてのITリソース保守必要なくなるという可能性もあります

デジタルトランスフォーメーション(DX)が多くの企業重要課題となっている現代において、企業IT活用で目指すべきことは、単純にITインフラツールを変革させるということではありません。業務変革・組織変革を伴うような、より大きな次元での変革です。経済産業省も、ITを変えるだけがDXではないと説明しています

経産省によるDXの定義

企業ビジネス環境の激しい変化に対応し、データデジタル技術活用して、顧客社会ニーズを基に、製品サービスビジネスモデルを変革するとともに、業務のものや、組織プロセス企業文化風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」

このデジタルトランスフォーメーションの実現を企業が目指すにあたって、情シス仕事も大きく転換しようとしているのです。次章では、まず従来の情シス役割について整理・紹介していきます

DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する上で押さえておきたい3つのステップ

昨今ビジネスの場において、DX(デジタルトランスフォーメーション)という概念が頻繁に取り上げられるようになりま…

従来の情シス情報システム部)の役割

これまでの情シスに求められていた役割は主に以下の4つでした。

IT戦略システム企画

会社経営戦略事業戦略に基づき、システム企画立案要件定義をする役割です。社外ベンダー見積もり検討・選定、およびその後のプロジェクトマネジメント遂行し、ユーザー部門に対して新しいシステムを開発・提供します。

基幹システム構築・運用保守

社内ユーザー部門からリクエスト業務プロセスの変更に応え、既存システムカスタマイズなどを実施します。運用保守によってシステムを安定稼働させ、会社事業活動を下支えする役割を担います

社内インフラ構築・運用保守

自社サーバーネットワークの構築・運用保守を行いつつ、セキュリティ対策データ保全実施することで、万が一の事態に備えます。また新技術製品の導入検討評価を行って、常に社内環境サービス向上に努める役割です。

サポートヘルプデスク

社内ユーザーからの問い合わせ対応トラブルシューティングを行いますツールシステムの導入サポートの他、新卒転職者へ社内システム教育実施することで、社員1人1人の円滑な業務遂行支援します。

以上が従来情シスに求められてきた役割ですが、現在クラウド時代において運用保守業務はその必要性を失っています。また業務システムについても、SaaSなどのクラウド上で提供されるアプリケーションを利用できるようになっており、企業独自システムを構築するということは少なくなっているのです。

このような中で、今後情シスには一体どんな役割が求められてくるのでしょうか。次章で詳しく解説していきます

これから情シス情報システム部)に求められる役割

クラウド提供される業務システムは、往々にして業務生産性に関する考え方が先進的であり、しかも随時バージョンアップしていきます。従って「自分の行動にシステムを合わせる」のではなく「システム自分の行動を合わせる」というのが日常的に求められるのです。

しか事業部門をはじめとする多くの社内ユーザーは、旧来の業務のやり方に慣れ親しんでいるために、「システム自分の行動を合わせる」ということに自力で順応するのが容易ではありません。システムを使いこなせないばかりか、新しいテクノロジーに対して抵抗感を覚えてしまうケースもあります

そこで必要となるのが、自社の業界事業業務においてITツールをどうやって活用するかを考え、そのための情報関係各所へ提供する存在です。これから情シスには、システム機能技術面だけでなく現場業務プロセスにまで入り込み、具体的なユースケース提案サポートすることで、全社的なIT活用を推進する役割が求められています

また、会社としてDXを推進するうえでは、単にITツール組織的に活用することだけでなく、同時にチェンジマネジメント(組織変革)を進めていくことが必要です。新しいワークスタイルを実現するためには、職場文化風土も変革していかなければなりません。次章ではDXを促進する立場としての情シス役割について紹介します。

これからIT部門は何をするのか?

クラウドサービスの台頭でIT部門仕事がなくなる 企業IT部門仕事、と聞いて何を思い浮かべるだろうか。自社の…

DXを促進する情シス情報システム部)の役割専門家との協働

デジタルトランスフォーメーションにおいて最も上手くいかないことの1つとして、先進的なITツールに対して個人個人理解度・受容度が追い付いていけず会社として変化を受け容れられないことが挙げられますツール機能業務プロセスへの適用法が分からないことで現場が混乱し、これまでの業務のやり方やワークスタイルから脱却できないといったことがそれにあたります

これを解決するために必要となる活動会社カルチャーチェンジ社員一人一人のマインドチェンジです。単にITツール活用法をナビゲートするのみならず、業務プロセス職場文化風土というところまで踏み込んで、ユーザー部門に対して新しいワークスタイルの実現に向けた啓蒙活動を展開していったり、全社的な意識改革に向けたコミュニケーションを展開していったりといった役割がDX推進には不可欠なのです。

しかしこの役割は、専任のDX部門が担おうとしても失敗するケースがあるほど難しいものであり、そもそも経営層が事業戦略におけるIT重要性を十分に認識していなければ到底実現できるものではありません。では、情シスがDXを推進する役割を担っていくためにはどのようなアプローチをしたら良いのでしょうか。

それは情シスが持つIT知識や社内システムへの知見を最大限利用し、経営層を巻き込んで企業を変革する旗振りをしていくことです。ただし限られたリソースの中で上層部会社全体に働きかけるというのは非常に負担が大きく、失敗に終わる可能性も大いにありえます。そこで1つの解決策となるのが、そういった業務改革組織改革支援を行うITベンダー協働することです。高い技術力と豊富支援実績を持ったITベンダー上層部への答申からITツールの全社展開まで幅広く支援してくれます。そして、組織風土変革や社内へのコミュケーションは、自社の人事部門広報部門が実務として実施していきます現場部門との協働はもちろんですが、変革を企画する部門協働することで、より全社的なムーブメントをつながります

まとめ

以上のように、近年情シス情報システム部)に求められる役割は大きく転換してきています。従来担ってきたITインフラシステムの構築・保守運用業務不要となり、今後はデジタルトランスフォーメーション(DX)実現へ向けた社内ユーザーへの情報提供啓蒙活動を行っていくことがその使命となっていきます

もしあなた情シスメンバーであり、従来の役割を脱却できずにいるのであれば、業務改革組織改革支援を行うITベンダー活用検討してみてはいかがでしょうか。

2022-03-02

テレビ局Web制作業界Web動画業界に身を移してきた者です

anond:20220301105643

↑これ、結構自分に重なるところがあったので書きます

重なると言っても、元増田が言っていることは本当に稚拙というか、そこそこ良い年齢? だと思うんだけど、悔しがり方が子供みたいで、全く擁護する気にはなれません。

じゃあこの元増田の何が問題か。その幼稚性は置いておいて、私なりに考察します。

テレビWeb動画の違いが分かっていない

実は、今も私はテレビ関係Web動画に関与しているので、多少テレビ局の人間とも触れ合う機会があります

そこで思うのは、テレビ業界人間は、相当世間一般常識からズレているところがある、ということです。

私はテレビ局の後にWeb制作業界サイト制作簡単Webアプリ構築案件に携わりましたが、基本的にこれらはクライアントワークです。

そのクリエイティブシステムが欲しくて、お客様企業お金を払って成果物を手に入れます。つまるところ、単純な客商売です。

しかし、テレビ番組制作というのは非常に大きな枠組みで作られています。関わる人数も、番組全国放送だったり帯番組だったりすると、100人を超えることもあります

そうなると、自分仕事パート前後部分ぐらいしか見えてなくて、他のパートで起きたところとか、自分の関わってない人が言ってたりやってたことは全部伝聞になります

するとどうなるか。それ以外の仕事が全くできなくなるんです。ディレクションするならディレクションするだけ、撮影するなら撮影するだけ、編集するなら編集するだけ…

普通の客商売であれば、お客様意向第一です。予算の中で、その意向ややりたいことをどれだけ実現できるか、それが腕の見せ所だと思います

テレビ番組を作っていると、誰に向かって仕事しているのかが曖昧です。

当たり前ですが、視聴者から直接顔を合わせて注文を聞いて番組を作るわけではないです。

建前上ではありますが、編集権は制作側にあるので、スポンサーの顔色はみつつも、スポンサー要望を丸々聞くことわけでもありません。

まして、スポンサーと直接顔を合わせる局側の人間なんて一握りです。

で、元増田入社した会社や、私が今やっている業務取引しているのは一般企業な訳です。

テレビ業界では当たり前の視聴者でもスポンサーでもありません。

例えるなら、テレビ番組ってのは、大手住宅メーカー建売住宅みたいなもん。広い土地にたくさん建物立てて、お客さんが気に入ってくれたら買ってもらえる、みたいなね。

対して、一般企業が金だしてWeb動画を作るのは、自分好みの建物立ててる建築士工務店お金払って、ぼくがかんがえたさいきょうのおうち、を注文する注文住宅

家を買う、ってことは一緒なんだけど、そこへ至るプロセスも、仕上がった家も全然違うよね、この両者。

ここのところを元増田は、根本的に理解していないんだな〜と思いました。

テレビ業界一般企業の立ち回り方、あるいは大企業中小企業の立ち回り方の理解ができておらず、完全なる履き違え

元増田テレビ局の人間だったという言い方をしているので、良いように理解すれば、放送局社員ということになります。そうじゃなかったとすれば、放送局下請けをやっている制作会社社員でしょう。

まず、テレビ業界建設業界で全然違うってことを想像できてないのが痛いですね。次に、会社規模も違うんじゃないか想像します。ある程度役員との距離感が近いようなので、中小企業じゃないですか?

テレビと全く異なるビジネスモデルなので、業界カラーとか、その会社業界における立ち位置とか、そういうのも理解してないといけないと思うんだけど、多分そういうのはすっ飛ばしているでしょうね。

社風にもよるだろうけど、中小企業役員社長ってのはオーナーだったり資本的なところで関与があったりで、良くも悪くも王様女王様なわけですよ。

からすれば、役員だったり社長だったりのOKさえあれば、あとはなんだっていいと思うんだけど、最初にそこを握れてなかったのが、元増田の致命的なミスだと思うのよね。

門外漢言葉鵜呑みにしすぎ

入社面接で「面白い動画いっぱい作ってね」って言われたそうだけど「面白い動画」の定義について、コンセンサスは取れていましたか

面白い」って言葉を掘り下げると、英語で言えばfunnyなの? interestingなの? だし、誰がみて面白いか、ってのもあるし。

また、その役員の言う「面白い動画って、実際どの動画ですか? YouTubeURLを教えてください」とでも言えばいい。

それで上がってきた動画が、どう考えても「面白いけど、この企業に合ってないな」と思えば、その面接の場で言わなきゃいけないよ。そして辞退しなきゃ。

与えられたチャンスに気付かなさすぎ

まあ、ミスマッチなコンテンツばかり作らされてきたのは大変で悔しいかもしれないけど、じゃあこの会社に求められてる動画ってなになのかな? 何を作れば、役員は満足して、業界にもインパクト与えて、会社価値向上に貢献できるかな? っていう視点が欠落してる。多分、役員的にはここから動画の内容をピボットしてがんばれ、ってハッパかけたいんじゃないかな。そういう上司親心に気づかず、会社PC増田書くって、どんだけレベル低いんだよ(ITガバナンス的にも)って話。

成功体験デカすぎて、些細なつまづきに対応できていない

私も全国放送テレビ番組に携わっていた時には、一定の達成感がありました。華やかな芸能人が画面に写っている映像が、全国のお茶の間に流れているんだ〜と思うと、やっぱり大きなやりがいや鼻が高いみたいな実感はあったものです。

ただ、そのワークフローの一部しか知らないのに、成功体験デカいと、こんな些細なことや、ある種の複雑な人間関係の調整をしないといけない、ってところでポキっと行くのかもしれないな〜 とも思ったり。

それだったら、ずーっとテレビ仕事してたらいいのにな、と思いますよ。多分、安定して笑いと数字のとれるバラエティ番組が作れるディレクターとして、重宝され続けるんじゃないかな?(まあ、それも先行きが不安から見切りつけたんだろうけど、だとしたらこの程度の試練で挫けるの早すぎ)

toBtoCで違いすぎ

もう、言うまでもないけど、バラエティ番組ってことは、一般消費者が視聴ターゲット建築業界はtoB。もちろん、テレビ番組にもtoB意識した番組はあるけど、そこでミスマッチじゃないかと気づかないのかな?

面接チヤホヤされていい気になったかもしれないけど、役員さんたちは、そこまで深く考えてなくて、テレビ作れるんやったらYouTubeも作れるやろ、ぐらいの軽いノリだったんでしょう。

そこを元増田は早めに察知して、例えば「私がやってたのは『今夜比べてみました』です。『ガイアの夜明け』みたいな経済番組じゃないんです。御社バラエティYouTubeやると、最悪企業イメージを毀損するかもしれません。それでもいいんでしょうか?」ぐらい言って、リスクヘッジするべきだったんだよね。まあ、できてたら今こんなことで悩んでないか

結論

とりあえず、元増田世間知らなすぎ。テレビ業界の連中って、ほんと、雰囲気仕事してる。テレビ番組制作フローって、もう立派に確立されたもんだから、ある種徒弟制度的に教え込まれて、それさえやっておけば大ジョーブ! みたいなところあるのは事実。もちろん大きなヘマさえなければ、視聴率悪かったとしても、次がんばろうね〜ぐらいでテコ入れしたり番組看板が変わるだけだから根本的には何も変わらない。

そういうぬる〜い凝り固まったワークフローの中だけで仕事してたら、そりゃ応用力のない1つのことしかできない人間が出来上がってしまうわな〜、と思う。

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